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茶況(12月21日)中電の新入社員 茶草場農法体験 掛川・東山

 中部電力パワーグリッドの新入社員38人がこのほど、掛川市東山の茶園で茶草場農法の体験ボランティア活動をした。地元への関心を高めるとともに社会人としての視野を広げることが目的で、例年行っている。

茶草場農法の体験ボランティアを行う新入社員=掛川市東山
茶草場農法の体験ボランティアを行う新入社員=掛川市東山

 社員は事前研修で市内の茶業の状況や茶草場農法を学んでから体験に臨んだ。12の茶園に分かれて農家から指導を受けた。ススキやササを乾燥させた茶草を束ね、茶園の畝間に敷いた。
 世界農業遺産に認定されている茶草場農法は、高齢化や重労働により維持が課題になっている。ボランティアは企業とともに農家らの負担を軽減する目的で行っている。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

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