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規格外農産物を活用 11月1日から料理提供 ホテルアソシア静岡

 静岡市葵区のホテルアソシア静岡は1日、本来廃棄される規格外の県産農産物を活用した料理の提供を、同ホテル内の飲食店で始める。地域貢献などをテーマにした同ホテル開業40周年企画の一環。
 材料は、出荷規格に満たない50グラム以下のサツマイモ(掛川市産)と、果実を間引く際に出る摘果ミカン(島田市産)。サツマイモはスープやスイーツなどに、摘果ミカンは肉料理やケーキなどにそれぞれ用いる。
 規格外品はいずれも収穫量全体の1~2割という。ホテル側はサツマイモ約160キロ、摘果ミカン約40キロを仕入れ、食品ロス削減を目指す。
 提供期間はメニューごとに異なるが、最長で来年2月末まで。
 同ホテル担当者は「規格外でも味の良い食材の魅力をPRし、少しでも地元の役に立ちたい」と話す。

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