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2度目の髪寄付「つかってね」 掛川第一小・宮本さん 意義聞き自発的に協力

 掛川市旭ケ丘の宮本葉月さん(6)=第一小1年=が21日、医療用ウィッグ(かつら)に髪を提供する「ヘアドネーション」に臨んだ。葉月さんは4歳の時に生まれて初めて髪を切った際にも協力していて、今回が2回目。

長く伸びた髪をはさみで切る葉月さん=掛川市下俣
長く伸びた髪をはさみで切る葉月さん=掛川市下俣

 2年前は母いずみさんの勧めでヘアドネーションを行った。今回はいずみさんから仕組みの説明を受けた上で、葉月さんが自発的に協力を決めたという。
 葉月さんは七五三が終わったタイミングの同日、同市下俣の美容室「MayFair(メイフェアー)」を訪れた。伸ばした髪にはさみを入れ、約40センチを切った。寄付する髪に添えるカードには「つかってね」と書き込んだ。髪は美容室を通じヘアドネーションに取り組むNPOに送る。
 葉月さんは「切ってよかった。すっきりした」と笑顔を見せた。いずみさんは「成長を感じる。小学生でも世の中の役に立つことを分かってもらえたらうれしい」と話した。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

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