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茶況(2月29日)静岡県茶業研究センター 5人が成果を報告 掛川で発表会

 静岡県茶業研究センターは、本年度の研究成果発表会を掛川市で開いた。5人の研究員が、茶業の温室効果ガス削減や未利用茶葉の活用、有機栽培に適した品種などについて、各自の研究内容を報告した。

研究成果を披露した発表会=掛川市
研究成果を披露した発表会=掛川市

 J-クレジットの方法論に登録されている石灰窒素を用いた施肥の研究では、環境負荷低減に加え、10アール当たり約9千円の肥料代の削減効果があるとの試算が示された。担当者は「収入面だけでなく、取り組み自体の付加価値も考慮し、ぜひ積極的に挑戦してほしい」と語った。
 このほか害虫の効果的な防除や同研究所内の新商品開発支援施設「ChaOIファクトリー」の活用法も紹介された。
 (経済部・垣内健吾)

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