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「掛川ほんわか俳句」に2364作品 市内2図書館で順次展示

 掛川市の読書推進グループ「掛川ほんわかブッククラブ」と高久書店が主催する掛川ほんわか俳句大賞(静岡新聞社・静岡放送後援)の受賞作品展が18日、同市西大渕の大須賀図書館で始まった。一般の部で最高賞の市長賞に輝いたのは同市本郷の大平康代さん(51)。作品は26日まで展示し、29日からは中央図書館(同市掛川)に会場を移す。

掛川ほんわか俳句大賞の受賞作品が並ぶ展示会=掛川市西大渕の大須賀図書館
掛川ほんわか俳句大賞の受賞作品が並ぶ展示会=掛川市西大渕の大須賀図書館

 郷土写真家の土屋由美子さんの作品から着想を得た句を募る企画。大平さんは、2人の子供と手をつないで駅に降り立った母親の写真を題材に選び「ただいまと繫(つな)いだ両手冬ぬくし」と詠んだ。作句は初挑戦で、宮城県に嫁いだ次女と孫の帰省を重ねて表現したという。
 4回目の今回は市内外から2364作品の投句があり、入賞101作品を選んだ。中央図書館での展示最終日の12月3日、同市掛川の大日本報徳社で授賞式を行う。
 一般の部以外の市長賞は次の通り。
 小学生 伊藤瑚夏(掛川佐束)▽中学生 鈴木初佳(掛川西)▽高校生 小城美心(横須賀)

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