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初日の出は鳥居越し 迎春準備、海岸に設置 掛川観光協大東支部

 掛川観光協会大東支部は18日、掛川市の国安海岸に鳥居を設置した。遠州灘の水平線から昇る初日の出を鳥居越しに拝むことができる。設置は来年1月8日まで。

砂浜に鳥居を設置する職人ら=掛川市の国安海岸
砂浜に鳥居を設置する職人ら=掛川市の国安海岸
設置が完了した鳥居=掛川市の国安海岸
設置が完了した鳥居=掛川市の国安海岸
砂浜に鳥居を設置する職人ら=掛川市の国安海岸
設置が完了した鳥居=掛川市の国安海岸

 強い風が吹く中、地元宮大工の飛鳥工務店の職人らがスギの丸太を砂浜に運び込み、高さ3.5メートル、幅3.4メートルの鳥居を組み上げた。調整や固定を入念に行い、しめ縄を飾り付けて仕上げた。設置後の神事には観光関係者らが参列し、穏やかな年越しを祈った。
 2000年の初日の出から続く恒例行事で25回目。同支部によると、国安海岸の鳥居は写真映えするスポットとして人気が定着し、元日には例年、2000人以上が集まる。同支部の牧野勝彦会長(72)は「大勢の人に美しい遠州灘を楽しんでもらいたい。来年は地引き網などさまざまなイベントを本格化させていく」と話した。
 (掛川支局・高林和徳)

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