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掛川市 待機児童ゼロ 4年連続 ソフト対策が奏功

 掛川市がまとめた2024年度当初の就園状況分析によると、国定義の待機児童数は4年連続でゼロだった。市独自の人件費補助制度の拡充や一部幼稚園が取り入れた早朝・延長保育など、市はソフト面の対策が奏功したとみている。

掛川市の保育所定員と待機児童数の推移
掛川市の保育所定員と待機児童数の推移

 4月1日時点の取りまとめで、認可保育園などへの入園申し込みは前年比22人増の2829人。定員は25人増の3241人だった。国の定義では計上されない潜在的な待機児童数は24人増の94人で、このうち特定園希望などを理由にした在宅保育は46人だった。
 市によると、保護者の働き方の多様化などを背景に、年度途中からの保育利用希望者は増加傾向。年間を通した対策の重要性が増しているという。
 (掛川支局・高林和徳)

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