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藤井聡太王将「一手一手考えて指せた」 掛川で3連覇祝賀会

 将棋の第73期王将戦7番勝負で3連覇を果たした藤井聡太王将(21)の祝賀会が8日、掛川市内で行われた。藤井王将は「長い持ち時間を生かして、一手一手を考えて指せた」と振り返り、集まった200人のファンから拍手を浴びた。

あいさつをする藤井聡太王将=8日午後、掛川市内
あいさつをする藤井聡太王将=8日午後、掛川市内
阿久津主税八段(左)、脇田菜々子女流初段(右)と登壇してトークタイムを楽しむ藤井聡太王将=8日午後、掛川市内
阿久津主税八段(左)、脇田菜々子女流初段(右)と登壇してトークタイムを楽しむ藤井聡太王将=8日午後、掛川市内
あいさつをする藤井聡太王将=8日午後、掛川市内
阿久津主税八段(左)、脇田菜々子女流初段(右)と登壇してトークタイムを楽しむ藤井聡太王将=8日午後、掛川市内

 藤井王将は挑戦者の菅井竜也八段を4勝0敗で退け防衛、3月9、10日に同市内で予定されていた第6局はなくなった。掛川を訪れた印象を「去年、おととしと大変な緊張感の中で過ごした。対局がないことで掛川のいろいろな面を感じられている」と語った。
 祝賀会に先立って訪れた掛川城では天守閣から市街を眺め、「掛川城主になった気分だった」と語って笑いを誘った。久保田崇市長は「市での王将戦は15年連続。永世開催地を目指したい」と話した。
 阿久津主税八段と脇田菜々子女流初段とのトークタイムも設けられ、印象に残る特産品や今後の抱負などを語った。会場では「勝負メシ」として提供される予定だった掛川牛のステーキや掛川栗のデザートなどの展示も行われた。
 9日には、藤井王将らが地元小中学生への指導対局や大盤解説に参加する。

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