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入賞21人と富塚中を表彰 徳川家康公顕彰コンクール

 徳川記念財団は25日、小中学生対象の徳川家康公顕彰作文コンクール(徳川みらい学会共催、静岡新聞社・静岡放送など後援)の表彰式を静岡市葵区の静岡商工会議所で開いた。最高賞の徳川賞に選ばれた掛川市立西中2年の中脇光翔さんら入賞者21人と、学校賞の浜松市立富塚中に表彰状を贈った。

表彰を受ける中脇さん(左)=静岡市葵区の静岡商工会議所
表彰を受ける中脇さん(左)=静岡市葵区の静岡商工会議所

 中脇さんの作品タイトルは「家康公が残したタイムカプセル」。現在の掛川市などに残る史跡「高天神六砦(とりで)」を通じて築造した家康の性格や思考を学べるとの内容で、同史跡を「家康公が残した一種のタイムカプセルのような存在」と表現。「『宝物』として大切にしていかなければならない」と結んだ。
 同財団の徳川家広理事長や同学会の小和田哲男会長らが受賞者に表彰状を手渡した。審査員長を務めた静岡市歴史博物館の中村羊一郎館長は「地域の問題と結びつけ、家康のことを深く考えられていた」と講評した。中脇さんら上位入賞者による作品朗読も行った。
 コンクールは9回目で、県内68校から287点の応募があった。

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