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民間から4人を登用 建造物活用など4分野 掛川市

 掛川市は24日、民間人材4人をアドバイザーとして登用した。歴史的建造物の活用と有機農作物の消費拡大、ふるさと納税戦略、行政資料のひな型デザインの4分野で助言を求める。同日、リモートで就任式を行い、それぞれが「住民と行政の架け橋になる」などと意気込みを語った。

登用した民間人材4人に期待を込める石川副市長=掛川市役所
登用した民間人材4人に期待を込める石川副市長=掛川市役所

 就任したのは、いずれも県外在住で28~50歳の会社員や経営者。2024年5月23日までの6カ月間、主にリモートで週1回程度、活動する。就任式で石川紀子副市長は、自身も民間から登用された経歴を紹介した上で「掛川の魅力を引き出し、発信してほしい。伴走する。もしうまくいかない時は気軽に連絡してほしい」とエールを送った。
 4人の登用は、民間の専門知識を生かして行政課題の解決につなげる実証実験として実施する。歴史的建造物活用では、市指定文化財「松ケ岡(旧山崎家住宅)」などに焦点を当てる。有機農作物の消費拡大は、電子商取引(EC)による販路多様化を重視する。

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