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おたふくワクチン 接種費用を助成へ 掛川市

 掛川市は29日、おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)のワクチン接種費用を助成する方針を示した。早ければ2024年度に開始する。同日の市議会11月定例会代表質問で、原田陽一健康福祉部長が「子どもたちが安心して成長できるよう検討する」と述べた。藤原正光氏(創世会)への答弁。
 おたふくかぜは髄膜炎や難聴などの合併症を伴う可能性があり、幼児期のワクチン接種が発症と重症化の予防に有効とされる。市健康医療課によると、リスク低減に加えて保護者の経済的負担の軽減が目的。県内では焼津市など4市町がワクチン接種の助成を行っていて、先行市町の状況を踏まえて制度設計を進める。
 代表質問は、藤沢恭子(新しい風)、勝川志保子(日本共産党議員団)、鈴木久裕(共に創る掛川)、山本行男(市民派・公明倶楽部)の各氏も登壇し、市政運営方針や災害対策などをただした。

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