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「開運」初しぼり 完成告げる杉玉交換 掛川・土井酒造場

 掛川市小貫の土井酒造場は18日、新酒の初しぼりを行った。蔵人が軒先の「杉玉」を交換し、新酒の完成を知らせた。2024年4月末まで、一升瓶換算で約20万本を生産する。

新酒の完成を告げる杉玉=掛川市小貫の土井酒造場
新酒の完成を告げる杉玉=掛川市小貫の土井酒造場
初しぼりの酒を確かめる土井社長=掛川市小貫の土井酒造場
初しぼりの酒を確かめる土井社長=掛川市小貫の土井酒造場
初しぼりの酒を確かめる土井社長=掛川市小貫の土井酒造場
初しぼりの酒を確かめる土井社長=掛川市小貫の土井酒造場
新酒の完成を告げる杉玉=掛川市小貫の土井酒造場
初しぼりの酒を確かめる土井社長=掛川市小貫の土井酒造場
初しぼりの酒を確かめる土井社長=掛川市小貫の土井酒造場

 「開運」の銘柄で知られる土井酒造場は創業151年目。5代目蔵元の土井弥市社長(50)は、もろみから酒かすを分離して抽出された酒の味と香りを確認し「すっきりしていて飲みやすい。味の膨らみがしっかりした酒ができた」と話した。20日から瓶詰めを開始して順次、出荷する。
 日本酒の海外需要は増加傾向。土井社長によると、円安ドル高で輸出環境に追い風が吹いている半面、原発処理水問題とウクライナ侵攻を背景に、主要輸出先の中国とロシアで需要が読みにくいという。
 「開運」は11月上旬に結果が公表された名古屋国税局酒類鑑評会で、純米吟醸酒とかん酒の2部門で優等賞を獲得した。土井酒造場の受賞は36年連続。

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