テーマ : 掛川市

自慢の横須賀凧 空高く舞う 掛川、磐田の愛好家が揚げ初め

 掛川市の凧(たこ)揚げ愛好家グループ「遠州横須賀凧一二三会」は3日、同市山崎の水田で凧の揚げ初めを行った。掛川、磐田市から計3団体が参加し、横須賀凧など自慢の凧で空を彩った。

横須賀凧を手にするメンバー=掛川市山崎
横須賀凧を手にするメンバー=掛川市山崎

 横須賀凧は色鮮やかで多様な形があることが特徴とされ、徳川家康が武田方の高天神城を攻略する様子を表現した「巴(ともえ)」や赤色を背景に鶴や松を描いた「とんがり」などがある。この日は風が弱かったものの、参加者は糸を巧みに操り空高く凧を揚げた。1987年から続く年始恒例の行事で37回目。内藤剛代表(62)は「平和の願いを込めて、和気あいあいと凧を揚げた。希望の持てる1年にしたい」と話した。

いい茶0

掛川市の記事一覧

他の追っかけを読む
地域再生大賞