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デジタル活用法 高校生が提案 掛川で5市町9校 ゲームアプリも

 島田掛川信用金庫は3日、高校生によるデジタル活用の研究発表会を掛川市御所原の市生涯学習センターで開いた。掛川と島田、牧之原、菊川、川根本の5市町9校の生徒が登壇し、農業振興や関係人口拡大などに関するアイデアを披露した。

開発したゲームアプリを紹介する島田商高の生徒=掛川市御所原の市生涯学習センター
開発したゲームアプリを紹介する島田商高の生徒=掛川市御所原の市生涯学習センター

 島田商高のチームは、山梨県の就農者増加を目的に開発したゲームアプリ「ぶどう王国」を紹介した。特産のブドウを育てて収穫し、品種ごとの糖度や大きさ、色、収穫時期などが分かる図鑑を完成させるゲーム。メンバーは開発の動機や工夫した点を説明し「自分たちが学習してきたことを地域のために役立てたい」と話した。
 発表会は高校生の郷土愛醸成や地域資源の再認識などが目的。合併前の旧島田信金が2016年度に開始した。

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