静岡県内金融機関の記事一覧

-
強盗犯想定し緊急対応訓練 静清信金用宗支店
静岡市駿河区の静清信用金庫用宗支店と静岡南署はこのほど、強盗対処訓練を同支店で実施した。支店に押し入った強盗犯が拳銃で職員を脅しながら現金を要求するとの想定で、同支店の職員らが緊急時の対応の流れを確認した。 窓口で犯人役の署員から「金を入れろ。早くしないと撃つぞ」と脅される中、職員は犯人に悟られないように非常通報装置を押した。その上で、事前に決めていた役割分担に基づき、各職員が現金を奪って逃げた犯人を追って逃走方向を確認したり、人相や着衣を覚えたりした。警察への通報時には職員全員が電話口に集まり、それぞれが記憶した犯人の特徴を伝えた。 村山明支店長は「強盗が入りにくい店舗づくりも大事。来店し
-
沼津の活性化 6金融機関連携 「フェンシングのまち」PR 対抗戦初開催 地元貢献加速へ
沼津市に拠点を置く六つの金融機関が連携し、地域活性化へ始動した。市や民間有志が普及を進めるスマートフェンシングでこのほど、社員同士が初対戦。今後、イベントの恒例化と参加企業の拡大へ調整する。交流を図るとともに「フェンシングのまち沼津」を掲げる地元への貢献も加速させる。 市内のフェンシング拠点施設「F3BASE」でこのほど、「第1回Welcomeカップ」を開いた。参加は、市内に支店や支社を構える野村証券と三菱UFJ銀行、日本生命、住友生命、沼津信用金庫と三島信用金庫沼津支店の約70人。各チームの対抗戦で、剣の代わりにスポンジ状の棒を使うスマートフェンシングで競い、仲間の勝利だけでなく、相手選手
-
しずおか焼津信金 定期金利引き上げ
しずおか焼津信用金庫は1日、定期預金金利を引き上げると発表した。期間10年は0・2%、店舗契約の5年は0・07%とし、4日から適用する。いずれも現在は0・002%。 自動車ローンは1日から融資期間を最長10年から15年に延長した。住宅ローンの契約者に家具や自動車の購入費用、引っ越し費用などを融資する新商品の取り扱いも同日始めた。 4日に始めるアプリバンキングサービスは、スマートフォンで残高・入出金明細照会、インターネットバンキング申し込みなどができる。アプリのダウンロードは同日午前10時から。
-
5年定期預金 金利年0.07%に 清水銀行、引き上げ
清水銀行は1日までに、年0・002%としていた期間5年の定期預金金利を、年0・07%に引き上げると発表した。日銀による金融緩和策の修正に伴う長期金利の上昇傾向を受けた措置。11月27日から適用している。また、12月8日から来年1月31日までの間は「2023しみず冬CAN!」と題し、10万円以上の預け入れをした客を対象に、期間1年は0・05%、期間3年と5年は0・1%金利を上乗せするキャンペーンを行う。
-
定期金利引き上げ 静清信金
静清信用金庫は30日までに、期間5年の定期預金金利を0・002%から0・07%に引き上げた。日銀による金融緩和策の修正に伴う長期金利の上昇傾向を受けた措置。 自動車ローンは1日、性能の向上で自動車の買い替え周期が長期化しているとして、融資期間を10年から最長15年に延ばす。ウェブ完結型契約の固定金利は年1・90%を適用する。 このほか、住宅ローンの契約者を対象に家具や自動車購入、引っ越しなどの費用を合わせて融資する新商品も1日から取り扱う。最長40年の長期借り入れが可能で、月々の返済額を押さえて負担を軽減する。
-
ITの最新情報紹介 生成AIノーコード 焼津でフォーラム
ITの最新情報や活用法を紹介する「IT経営フォーラム2023」(焼津商工会議所、しずおか焼津信用金庫主催、静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、焼津市三ケ名の焼津文化会館で開かれた。生成AI(チャットGPT)やプログラミングの知識がなくてもアプリ開発ができる「ノーコード」について講演した。 ソフトバンクAIプロジェクト推進部の中川栄治部長は生成AIの活用について、利用者の約7割がお試し段階でとどまっている実態を指摘。アイデア出しや事務的な作業といったビジネス上での事例を紹介し、積極的な活用を勧めた。 地元企業の幹部が参加し、ノーコードの取り組み事例を紹介するパネル討論も行われた。
-
浜松いわた信金に詐欺防止で感謝状 浜松中央署
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、浜松中央署は28日、浜松市中区の浜松いわた信用金庫蜆塚支店(加藤弘和支店長)と窓口係の遠藤あゆ子さん(35)に署長感謝状を贈った。 同署によると、10月23日に来店した70代男性が200万円を振り込もうとした際、対応した遠藤さんらが男性の話から詐欺と見抜いた。男性はSNS上で外国為替証拠金取引(FX)の投資に関する架空請求を受けていたという。 同署で贈呈式があり、高橋直人署長が加藤支店長と遠藤さんに感謝状を手渡した。
-
ビジネス創出へ 経営者ら糸口探る 沼津でセミナー
静岡中央銀行(沼津市)はこのほど、取引先が加盟する「しずちゅうビジネスクラブ」のセミナーを同市で開いた。同市では5年ぶり。参加した約160人が交流を深め、ビジネス創出の糸口を探った。 清野真司社長は独自の管理手法により顧客訪問が習慣化し、「目的を持った訪問のレベルアップを進めている」と強調。「ニーズをお話して当行を活用してほしい」と呼びかけた。モスフードサービス元会長の桜田厚さんが講演した。 セミナーは12月に横浜市と掛川市でも開く。
-
スルガ銀行と元役員1人和解 不正融資損賠訴訟
シェアハウス向けの不正融資問題を巡り、スルガ銀行は29日、旧経営陣の責任を追及して損害賠償を求めた訴訟で、麻生治雄元専務執行役員と静岡地裁で和解が成立したと発表した。麻生氏が責任を認め、1千万円を支払う。 同銀行は岡野光喜元会長や営業担当だった麻生氏ら9人(相続人を含む)に、総額35億円の損害賠償を求めて提訴した。和解成立は9人の中で初めてという。 不正融資に関わったとして懲戒解雇された麻生氏は、同銀行に地位確認と未払い給与など計約2400万円の支払いを求めて東京高裁で係争中だが、今回の和解を受けて訴訟を取り下げるという。一審の東京地裁判決は「解雇は合理的な理由を欠き無効」と判断し、解雇
-
サンフロント21懇話会 東部地区分科会 中心街再開発 将来を探る
静岡県東部地域の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は29日、沼津市内で東部地区分科会を開いた。中心市街地再開発の可能性や将来像について、同市の頼重秀一市長と都市計画が専門の東京大大学院の中島直人准教授、沼津あげつち商店街振興組合の小松浩二理事長(REFS代表取締役)が持論を披露した。 3氏は「未来を拓く―沼津・東部地区 これからのまちづくり」をテーマにパネル討論を展開した。頼重市長は鉄道高架化に伴う沼津駅周辺のあり方を挙げ、「車ではなく人が中心のまちづくりを進める」とし、中島准教授は「中心市街地の問題と言えば商業活性化だ
-
事故防止啓発品 県安協に寄贈 ダイレクトワン
スルガ銀行グループのダイレクトワン(沼津市、安斎善毅社長)はこのほど、交通安全を啓発するポケットティッシュ10万5千個を県交通安全協会に寄贈した。 静岡市葵区で行われた贈呈式で、安斎社長が同協会の夏目敏孝専務理事に目録を手渡した。安斎社長は「特に子どもたちに交通安全の大切さを理解してもらいたい」と強調。夏目専務理事は「交通マナー違反や悲惨な事故が1件でも減るように啓発品を活用して呼びかけていく」と話した。 ポケットティッシュには自発光式反射材の着用を促進する県警の「ピカッと作戦!」の情報や、小学生交通事故防止ポスターの優秀賞に輝いた7作品をデザインした。同協会は交通安全教室や街頭活動などで配
-
ウェブ完結契約 カーローン下げ 遠州信金、負担軽減へ
遠州信用金庫(浜松市中区)は12月1日から、ウェブ完結契約マイカーローンの固定金利(10年以内)を現行の年1・64%から1・48%に0・16ポイント引き下げる。返済期間も10年から最長15年に伸ばす。 来店契約(10年以内、リピートプラン)の金利も1・74%から1・68%に引き下げる。新たに10年超のプランも設けた。融資限度額はいずれも1千万円。 同信金によると、原材料高などで幅広い車種の価格が値上げ傾向にあるほか、性能向上で買い替えサイクルも長期化しているという。ニーズに応じた設定で借りやすくし、ディーラーや他の金融機関からの借り換えも促す。 同信金生活サポート部の担当者は「物価上昇で家計
-
CO2排出量取引 東証「市場」に参加 静岡銀行、静銀リース
静岡銀行と静銀リースは年内にも、二酸化炭素(CO2)排出量を取引する東京証券取引所の「カーボン・クレジット市場」に参加する。市場で売買されるCO2排出削減量に応じたクレジットを金融商品や車のリースに付帯させるなど、取引先と連携した脱炭素の取り組みを加速させる。 静岡銀は10月からCO2量を算定するクラウドサービスの取り扱いを始め、各企業が排出するCO2の「見える化」を進めている。静銀リースは営業車両のCO2排出量に応じたクレジットを購入し、相殺して排出を実質ゼロにする「カーボンオフセット」に取り組む。両社は市場への参加でCO2排出削減に関する情報収集に努めるほか、クレジットを組み合わせた商品
-
商工会、金融、行政の連携本格化 浜松・天竜区 事業者の経営革新を後押し
浜松市天竜区で本年度、金融機関や商工会、行政が金融懇談会を核として連携する取り組みが始動した。人口減に伴い商圏縮小や廃業件数の増加といった課題が深刻化する中、それぞれの知見やノウハウを持ち寄り経営相談や事業承継支援を展開することで、地域経済の活性化を目指す。 同区の天竜商工会本所で今月下旬開かれた会合には、静岡財務事務所や県信用保証協会、JA遠州中央、銀行、信用金庫の担当者が顔をそろえ、現状や課題について意見交換した。金融機関からは「人材紹介や空き物件活用、マーケティングなど事業者を総合的に支援していきたい」(静岡銀行)などの意見が出た。 金融懇談会は6月に発足した。各機関同士が協力し
-
AI活用システム構築へ 遠州信用金庫(浜松市)/鈴木靖理事長【キーパーソン・最前線】
システム部門を中心に歩み、6月に理事長に就任した。コロナ禍で停滞した地域経済の回復に取り組むとともに、積極的なデジタル化推進方針を継続し、人工知能(AI)を活用した新たな営業形態も検討する。 ―地域経済の現状は。 「コロナ禍前までの回復には届かず、飲食業界や商店を取り巻く環境は厳しい。放映中の大河ドラマ、2024年の浜名湖花博20周年事業を生かして地域の消費を喚起したい。EV(電気自動車)シフトなどによるビジネスモデル転換が求められる中、県西部の中小製造業がこれをチャンスにできるかが経済発展のポイントの一つ。設備関係や将来を見据えた業種転換への提案にも積極的に取り組む」 ―経営で重視す
-
浜松いわた信金 新本部棟完成 12月11日から業務開始
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は11月27日、同区元城町に整備を進めてきた新本部棟が完成し、12月11日から順次業務を開始すると発表した。 新本部棟は鉄骨鉄筋コンクリート造りの地上10階建てで、延べ床面積1万1685平方メートル。5~9階が役職員の業務室で、「フリーアドレス」など内容や働き方に合わせて働く場所を自由に選択できる仕組みを導入。昨年10月に先行して業務を始めた隣接の新本店棟と、3階および4階部分が空中の通路でつながる。 「安全安心」「サステナビリティ」などが基本コンセプト。浜松城の向かい側という立地を踏まえ、低層階は石垣を連想させるタイル壁、高層階は直射日光を遮るテラコッタ
-
未活用特許使い学生が商品提案 最優秀に静岡文化芸術大
大学生が県内企業の未活用特許を使った新たな商品やビジネスモデルを提案する「知財活用アイデアプレゼン大会」(県産業振興財団主催、静清信用金庫、浜松いわた信用金庫、県発明協会共催)がこのほど、静岡市内で開かれた。県内4大学から10チームが出場し、静岡文化芸術大「プランターズ」が最優秀賞に輝いた。 プランターズは筒状の容器にLEDを巻き付ける特許技術を用いて、好きなグッズなどを飾るアクリル製展示ケース「推し入れ」を提案した。ストラップ付きで可搬性を高め、スマートフォンでの光の色や明るさを調整可能に。好きなアイドルやキャラクターを応援する「推し活ブーム」に着目し、若者を中心に需要を見込むなど市場性
-
浜松いわた信金 9月中間決算は増収増益
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)が27日発表した2023年9月中間決算(単体)は事業承継や相続支援などの手数料収入の増加や貸倒引当金の戻し入れ益などが寄与し、2年連続の増収増益だった。 売上高に当たる経常収益は前年同期比22・9%増の200億1千万円、経常利益が39・5%増の50億5200万円、当期純利益が54・0%増の39億8600万円。 貸出金利回り低下などで資金運用収益は減少したが、事業承継やビジネスマッチング、投資信託の支援といった手数料収入などが堅調で役務取引等収益が15・0%伸びた。 投資信託解約損が発生した一方、株式等売却益や、伴走支援強化による経営改善に伴い貸倒引当金の
-
優良従業員103人表彰 三島商工会議所
三島商工会議所はこのほど、優良従業員表彰式を三島市のホテルで開いた。石渡浩二会頭が27事業所103人に表彰状を手渡した。 勤務30年以上の従業員に贈られる日本商工会議所会頭表彰を受けたのは次の通り。 青木陽子(伊豆箱根企業)長沢靖二(伊豆箱根鉄道)菅原由紀子、石井みどり、大高和枝(以上伊豆フェルメンテ)須藤豊、甲斐健二(以上MYコミュニケーションズ)小口俊彦、稲本哲也(以上小野建設)杉崎三津夫、辛川寿雄、遠藤峰夫(以上協和ブレード製作所)黒川博史、藤井君彦(以上静岡コンサルタント)鈴木吉武(第一段ボール)平賀春一、飯塚雅貴(以上ダイナナ)栗原さつき、向笠早苗(以上東日クッキング)山口英二(東
-
ダイヤモンド和に「小さな親切」実行章 富士宮、着物文化をPR
「小さな親切」運動県本部はこのほど、外国人に着物文化を伝えている富士宮市の市民グループ「ダイヤモンド和」に実行章を贈った。 同グループは茶道教室の生徒で結成し、現在は4人で活動する。同市の村山浅間神社で7月に行われる富士山のお山開きに着物姿で出席し、訪れた外国人を出迎えている。外国人留学生の着付け教室も開く。 贈呈式が同市西小泉町の静岡銀行富士宮東支店で開かれ、同本部富士宮東地区支部の高塚厚芳支部長がメンバーに実行章を手渡した。活動の中心的な役割を担う篠原和子さん(79)は「日本の伝統文化をこれからも広めたい」と話した。
-
遺伝と発症の関係は がんセンター、三島で講座 個別化治療も紹介
静岡県立静岡がんセンター公開講座「ここまで進んだ!最先端のがん医療」(静岡新聞社・静岡放送主催、スルガ銀行特別協賛)の第3回講座が25日、三島市民文化会館で開かれた。浄住佳美・遺伝カウンセラーは「がんと遺伝の関係」、山崎健太郎消化器内科部長は大腸がんの薬物治療をテーマにそれぞれ講演した。 浄住カウンセラーは、生まれつき持つ遺伝子変異が発症に強く関わる「遺伝性がん」はがん全体の5~10%とされ、「一般のがんより発症が早い傾向にある。遺伝子変異があっても必ず発症するわけではない」と紹介した。遺伝情報の特性として不変性や不確実性を挙げ、遺伝子検査を受けるか判断する際には「自身と家族にとってのメリ
-
8位入賞、目標に挑む 沼津市チームが結団式【市町対抗駅伝】
12月2日の県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に向け、沼津市チームは25日、同市の第五地区センターで結団式を開いた。8位入賞を目標に大会に挑む。 選手を代表して沢田小6年の竹内海希君(12)が頼重秀一市長らからの激励を受けた後、「苦しい練習を乗り越えてきた。チーム一丸となってゴールを目指す」と決意を述べた。選手兼監督の平田裕也さん(44)は「結果を残して市制100周年に花を添えたい」と意気込んだ。 その他の登録選手は次の通り。 山田瑛佑(第四小6)西村勲士(大平小4)飯田芽依(大岡小6)権莉佳(第二小5)大沼光琉(市立高中等部3)落合王遵(浮島中1)島田実采(
-
定期金利引き上げへ 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は24日、27日から預け入れ期間5~10年の定期預金の金利を引き上げると発表した。10年は現行の0・004%から50倍となる0・2%に上がる。 同信金によると、スーパー定期、1千万円以上の大口定期が対象で、日銀の金融政策修正に伴う長期金利上昇に対応する。5年、7年は現行の0・004%から、それぞれ0・07%、0・1%に引き上げる。
-
小さな親切運動 学校や個人表彰 静岡で県本部
「小さな親切」運動県本部(八木稔代表)は21日、あいさつ運動に協力する小中学校への感謝状贈呈式と、第11回「小さな親切」作文コンクール(静岡新聞社・静岡放送後援)表彰式を静岡市清水区の静岡銀行本部研修センターで行った。 県内のあいさつ運動協力校11校に感謝状を贈り、協力校による活動報告も行われた。 作文コンクールは「小さな親切」と「私の心のワクチン」をテーマに県内の小中学校132校から2583編が寄せられた。最高賞の知事賞には小学生の部は浜松市立可美小4年の荒川美和さん、中学生の部は同市立引佐南部中3年の溝尻圭さんが輝き、2人を含む入賞者18人が表彰された。 今年から作品の応募割合が高
-
静岡中央銀「富士山フォトコンテスト」 星陵高に特別奨励賞 富士宮市
静岡中央銀行は22日、同行が主催する「富士山フォトコンテスト」(静岡新聞社・静岡放送協力)で、特別奨励賞に選出された富士宮市の星陵高写真部への表彰式を同校で開いた。 同部の22人が計32点をコンテストに応募した。同行営業企画部の沢田武嗣部長が、写真部の岸野航河部長らに賞状と記念品を手渡した。 会場では静岡新聞社東部総局編集部のカメラマンが、星陵中・高の写真部員に向けた「写真の撮り方教室」も実施した。
-
静岡商高生 呈茶でもてなし 静清信用金庫3店舗
静岡市葵区の静岡商高の3年生有志がこのほど、静清信用金庫の3支店で呈茶の体験学習を行った。生徒が自ら入れた静岡茶を来店者に振る舞った。 生徒はグループごとに同区の片羽、駒形、研屋町の各支店を訪ねた。研屋町支店では女子生徒3人が静岡茶業青年団員の指南を受けながら、急須を使って丁寧に茶を入れた。呈茶された来店者は「急須で入れた濃いお茶はやっぱりおいしいね」などと笑顔で応じていた。 松永莉音さん(17)は「自分で入れたお茶をおいしいと言ってもらえることがうれしかった。自宅でも入れてみようと思った」と話した。
-
「駄目」と言わないコーチング 元プロ野球内田氏、三島で講演会
三島信用金庫本店の取引事業所の経営者らでつくる「さんしん本店同友会」はこのほど、50周年記念講演会を三島市のホテルで開いた。長年プロ野球コーチを務めた三島市出身の内田順三さん(東海大一高・現東海大静岡翔洋高卒)が「作り・育てる・活(い)かす―名選手を育てたコーチング」と題して講演した。 多くの一流選手を育ててきた経験から「熱意を持ち、心を込めて付き合えば人は育つ」と持論を語った。指導する際は「駄目」と言わないコーチングを心がけてきたといい「2軍での駄目はクビと一緒。辛抱して時間をつくり、選手を生かすことを考えないといけない」と話した。 内田さんは1970年にヤクルトへ入団。その後、選手、
-
中小「人手不足」6割 「定年制廃止」4分の1 しずおか焼津信金調査
しずおか焼津信用金庫が県中部を中心に中小企業337社を対象に実施した人手不足の現状と動向に関するアンケートによると、「非常に不足している」「やや不足している」との回答が計59・8%に上った。多くの企業が労働条件の改善などに努めるものの、半数近くが「新規の人材獲得が困難」としている。4分の1が定年制度を廃止するなど、雇用年齢を引き上げる動きも目立つ。 業種別では、「非常に不足」との回答が建設業で18・9%と、全業種平均(9・4%)の約2倍。「やや不足」との合計も建設業が79・3%と最多で、サービス業68・9%、卸売業60・5%、製造業57・9%が続いた。人材確保の取り組みは賃金や福利厚生など
-
富士見高 動画で最優秀 地域発信コンテスト 起業コースは静高、稲取高
静岡銀行はこのほど、県内の中高生が地域課題の解決や魅力発信に取り組むプログラム「アオハルし放題」の最終コンテストを静岡市内で実施した。地元の良さを紹介する「動画コース」は富士見高が、新たな特産品を開発する「起業コース」は静岡高と稲取高がそれぞれ最優秀賞に選ばれた。 富士見高は、生徒が自転車で富士市内を巡る動画を数分間に仕上げた。田子の浦など各地の風景に加え、特産のしらすや地元でおなじみのサイダーかん、つけナポリタンなどのグルメも紹介。音楽や食レポも盛り込み、高校生らしい躍動感ある作品が評価された。 起業コースでは高校生が県内企業の伴走支援を受けて商品開発に挑んだ。静岡高は静鉄ストアと規格外野
-
富士宮・えんの会 道路清掃で実行章 「小さな親切」運動
「小さな親切」運動県本部はこのほど、富士宮市内で道路清掃に取り組む市民団体「えんの会」に実行章を贈った。 えんの会は1944年生まれの市内在住者有志で2008年に結成した。県道414号を同市小泉から北上して山梨県境まで約30キロの道のりで年に11回、軽トラックの荷台がいっぱいになるほどの量のごみを拾っている。活動には延べ約1700人が参加したという。 贈呈式が同市宮町の静岡銀行富士宮支店で開かれ、同本部富士宮地区支部の田中正男支部長が山田武司会長に実行章を手渡した。山田会長は「地道に続けてきた活動が認められてありがたい」と笑顔を見せた。
-
金融 金利上昇 顧客基盤見直し【回復持続いかに 点検中間決算㊦】
「今後は金利がつく。貸し出しのボリュームが金融機関の収益力の差になる」 静岡銀行を傘下に置くしずおかフィナンシャルグループの柴田久社長は11日、2023年9月中間決算の発表会見で、金利の上昇局面を見据えた経営戦略に言及した。前日には期間10年の定期預金金利を従来の100倍となる0・2%に引き上げると発表。金融取引の原点である預金の重要性を強調し、「銀行内で認識を徹底させていく」と言葉に力を込めた。 超低金利政策を進める日銀が10月末に大規模な金融緩和策の再修正を決め、長く抑制してきた長期金利の上限1%を一定程度超えることを容認した。これを受け、メガバンクなど大手が定期預金金利の引き上げを
-
あの頃の静岡 写真で振り返る 駿河区、小池さん親子の50点
静岡市駿河区の会社員で写真愛好家の小池正規さん(57)による写真展「あの頃の静岡」が30日まで、静清信用金庫西脇支店(同区)で開かれている。 小池さんと3年前に他界した父豊さんが、昭和30年代以降の各時代に静岡市内で撮影した風景写真や人物スナップ写真など約50点が並ぶ。昭和40年代の大浜公園プール(同区)で水遊びを楽しむ家族連れや、日本平山頂の見晴らし台に止まるボンネット型バスなど、今では見ることのできない懐かしい光景を収めた作品が来場者の目を引いている。 小池さんは「生前、父が『撮っておいて良かった』と話していた何げない日常の1コマ。私たち親子が後世に残したいと思って切り取った風景をぜひ楽
-
5年定期金利上げ 静岡中央銀
静岡中央銀行は17日、20日から期間5年の定期預金の金利を0・07%に引き上げると発表した。現在の0・002%から35倍となる。長期金利の上昇と他行の動向を踏まえて判断したという。 スーパー定期預金や大口定期預金などが対象。5年未満の定期預金の金利に変更はない。
-
医師専用ローン スルガ銀取り扱い
スルガ銀行はこのほど、医師専用の「ドクターズローン」の取り扱いを始めた。年利1・7~3・7%の優遇金利、無担保で融資する。 利用限度額は10万~5000万円。返済期間は最長20年。奨学金の借り換えや物品購入、他社のローンの借り換えなど利用目的が決まっている「目的ローン」として、医師の資金需要に役立ててもらう。
-
奥浜名湖誘客へスタンプラリー 11月18日から遠州信金
遠州信用金庫は18日から、紅葉シーズンに合わせて奥浜名湖地域への誘客を図る「湖北五山めぐり~奥浜名湖周遊スタンプラリー」を始める。五山と周辺の飲食店6店の計11カ所のうち、5カ所でスタンプを入手した来場者に抽選で地元の銘菓を贈る。12月17日まで。 湖北五山と呼ばれる大本山方広寺や大福寺など国指定重要文化財を有する寺院をめぐり、紅葉で彩られた庭園などを鑑賞してもらう。ウナギや洋食店などの飲食店も専用マップ上で紹介した。デジタル化推進の一環で、アプリ「toypo(トイポ)」をダウンロードしてスタンプをためる。達成者から10人にせんべいやもなかなど奥浜名湖地域の銘菓セットが当たる。 問い合わ
-
浜松いわた信金 事業承継ファンド設立 企業価値高め 橋渡し
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は16日、中小企業の事業承継支援に特化した総額10億円の投資ファンドを設立した。後継者がいないなど事業承継に課題を抱える取引先の株を取得し、経営改善で企業価値を高めた上で、新たな後継者へ橋渡しする。 名称は「浜松いわた事業承継1号ファンド」。事業承継が主目的のファンドは県内信金で初めてという。 1社当たりの投資規模は1億~2億円を想定する。原則全株式取得を目指す。投資業務や関連支援に豊富な実績を持つケップルキャピタル(東京、神先孝裕代表取締役CEO)が運営管理する。 財務改善や営業管理、人材育成といった多角的な支援で経営力を高め、出口としては10年後まで
-
好循環へ投資呼び込む 静岡県産業成長戦略骨子案 人材確保や新興企業支援
静岡県は16日、県産業成長戦略会議を県庁で開き、2024年度産業成長戦略の骨子案を公表した。「危機対応から成長への好循環」を基本方針に、産業人材の確保・育成とスタートアップ(新興企業)支援を打ち出した。産業構造の転換も不可欠とし、大胆な企業誘致の推進を掲げた。 医療や光技術、海洋資源、植物由来の新素材(CNF)などで本県が取り組む先端プロジェクトと国内外のスタートアップを結びつけ、投資を呼び込みながら各産業の拡大を図る。県のイノベーション拠点「SHIP」が企業間の橋渡しや情報発信を担う。 多様な人材の確保を課題とし、保護者へのアプローチ強化や人材マッチングの実施で若者と海外高度人材を取り
-
人事=SFG不動産投資顧問(16日)
代表取締役社長兼企画部長(静岡銀行ストラクチャードファイナンス部ストラクチャードファイナンスグループ課長)渡辺敬博▽取締役管理部長(同行監査部監査企画グループ主任検査役)中茎憲一▽投資助言審査部長(同行ストラクチャードファイナンス部ストラクチャードファイナンスグループ課長)小宮敬▽営業部長(同)清水利幸
-
「SFG不動産投資顧問」設立 収益性分析、事業戦略に助言
しずおかフィナンシャルグループ(SFG)は16日、駅前再開発や大型商業施設の誘致など不動産に関する投資ニーズに応じた私募ファンドを立ち上げ、資金調達を含めた事業戦略の助言を行う新会社「SFG不動産投資顧問」を設立した。主に県内の不動産開発や地元企業による県外での事業拡大などを想定し、地域に資金と人が循環するエコシステム実現を目指す。 私募ファンドは土地の所有者やゼネコンなどの投資家、静岡銀行を含む金融機関で事業ごとに組成し、不動産の信託受益権を購入して事業を進める。新会社は将来の収益性などを分析して私募ファンドへの情報提供を行うほか、遊休不動産の活用方法や建設される施設への導入機能などについ
-
チャットGPT活用へ勉強会 島田市としずおか焼津信金 合同
島田市としずおか焼津信用金庫はこのほど、生成AI(チャットGPT)の合同勉強会を市役所で開いた。それぞれの職員計約60人が参加し、自治体や金融機関での活用に向けて理解を深めた。 市と同金庫の「地方創生の推進に向けた連携に関する協定」の締結に基づき、企画した。ラーニングカレッジ(静岡市)代表で、勉強会などを主催する中村俊也さんが講師を務め、チャットGPTの使い方を始めとした基礎知識、活用事例やリスクなどを解説した。 中村さんは人工知能(AI)と向き合う心構えとして①目的を明確にする②上手な指示文を入力する③ひたすら触りまくる④意外と遊び心が大切―の4点を挙げ、「固い組織ほど遊び心が大事。まずは
-
2金融機関と職員に詐欺防止で感謝状 三島署
三島署は15日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして函南町の函南郵便局(片山幾雄局長)、同町の三島信用金庫函南支店(宮本浩和支店長)と、それぞれの職員に署長感謝状を贈った。 同郵便局は9月29日、占いサイトの使用料として50万円を振り込もうと来店した同町の70代女性の被害を防ぎ、柿戸広史課長と職員の冨田篤子さんが表彰された。同支店は10月4日、来店した同町の60代男性が「警察官を名乗る男に『口座が犯罪に使われている』と言われたので、凍結される前に口座を解約しにきた」と申し出たことから詐欺を疑い、対応した職員の川端富貴子さんが感謝状を受けた。 同署管内では今年、14日までに29件計2千万円以上の特
-
静清信金西脇支店 リニューアル開店 脱炭素に配慮
静清信用金庫はこのほど、静岡市駿河区の西脇支店を改装オープンした。太陽光発電や業務用の電気自動車(EV)などを導入し、脱炭素を進めながら快適な空間を提供する。 預金や融資、経営相談などに応じるフルバンク店舗。太陽光発電で年間使用電力の3分の1を賄い、再生可能エネルギー由来の電気も取り入れる。業務用車両にEVや電動バイクを採用するなど、ゼロカーボン実現への環境を整えた。 鉄骨2階建て。店内に県産木材をあしらい、非可聴音を含む自然音源「ハイレゾ環境音楽」を流して心地よい空間を演出する。
-
免疫薬物療法 解説 がんセンター 三島で講座 「家族の理解必須」
静岡県立静岡がんセンター公開講座2023「ここまで進んだ!最先端のがん医療」(静岡新聞社・静岡放送主催、スルガ銀行特別協賛)の第2回講座が11日、三島市民文化会館で開かれた。同センターの医師2人が免疫薬物療法と膵(すい)がん治療の最前線について解説した。 村上晴泰化学療法センター長は、免疫の働きを利用してがんを治療する免疫薬物療法を紹介した。最も臨床開発が進んでいるのが、免疫細胞の働きを抑制する分子「免疫チェックポイント」を阻害することで、がん細胞に対する免疫を活性化させる「免疫チェックポイント阻害薬」。既存の抗がん薬と比べ、効果が高く副作用が軽い、投与が簡便などの利点があるという。一方、免
-
スルガ銀行とセゾンが事業計画 新規ローン目標 5年で3500億円以上
スルガ銀行は10日、資本業務提携を結んだクレジットカード大手クレディセゾンとの事業計画を明らかにした。競争力のある商品を共同開発し、新規顧客を開拓。2027年までの5年間で3500億円以上の新規ローン実行を目指す。 スルガ銀は10月、セゾンの保証付住宅ローンの取り扱いを開始した。11月中には不動産ファイナンスの共同展開として、コラボレーションローンの提供を始める。今後も新しい市場向けの商品開発と協業を進め、新規ローン実行額を増やすという。 スルガ銀は24年春に中小企業経営者や個人事業主らを対象にセゾンカードの提供を始め、同夏にはセゾン会員向けのインターネット支店を設立する予定。 両社は
-
清水銀行、増収減益 債権引き当て響く 23年9月中間
清水銀行が10日発表した2023年9月中間連結決算は、経常収益が前年同期比10・0%増の157億2400万円だった。経常利益は93・4%減の1億3500万円、純利益は88・0%減の1億7800万円と増収減益だった。 単体で本業の収益力を示すコア業務純益は53・1%減の8億4千万円。 10月下旬に民事再生法適用申請した浜松市西区のMPP KOMATSU(エムピーピー・コマツ)に対する債権について新たに引き当て処理するなど、不良債権処理額が13億1300万円と想定以上に膨らんだ。外貨調達コストの増加も利益を押し下げた。不良債権残高は7・7%増の159億8400万円で総与信に占める比率は0・0
-
静岡中央銀は増収増益 23年9月中間
静岡中央銀行が10日発表した2023年9月中間連結決算は、経常利益が前年同期比1・5%増の19億1800万円、純利益は3・6%増の13億8500万円だった。本業が堅調に推移し、株式等売却益も増加。貸倒引当金などの与信費用が増えたものの、3年連続の増益を確保した。経常収益は16・6%増の77億6700万円で2年ぶりの増収となった。 単体の業務粗利益は6・3%増の51億1300万円、本業の収益力を示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は14・1%増の15億8200万円。少額投資非課税制度(NISA)拡充を見据え強化する投資信託販売などに伴う役務取引等収益が増え、貸出金利息も増加した。 コ
-
しずおかFG経常増益 9月中間 役務取引が堅調
しずおかフィナンシャルグループ(SFG)は10日、2023年9月中間連結決算を発表した。経常収益は傘下の静岡銀行の増収などが寄与し、持ち株会社移行前(静岡銀行連結決算)の前年同期比28・8%増の1795億800万円、経常利益は42・4%増の554億2900万円となった。純利益は、特別損失に今後数年間の減価償却費を前倒しで計上した影響で、12・2%減の247億5400万円。 静岡銀単体の業務粗利益は資金利益や役務取引等利益などが増加し、5・0%増の774億3100万円。本業の収益力を示すコア業務純益は18・5%減の301億6700万円となった。 期中平均の貸出金残高は4・1%増の10兆1286
-
天浜線沿線「花のリレー」活用 4団体タッグ 観光商品企画 浜松、研究会が発足
浜松市内の産学官金4団体がタッグを組み、地域が連携した天竜浜名湖鉄道沿線の花の植栽活動「花のリレー・プロジェクト」を誘客に生かす「観光プロジェクト研究会」が10日、発足した。2024年春に開幕する浜名湖花博20周年記念事業に合わせ、沿線を乗り降りして植栽地周辺を散策するなどの観光商品をつくり出す。 メンバーは、天竜浜名湖鉄道、浜松学院大、浜松・浜名湖ツーリズムビューロー、浜松いわた信用金庫。各団体の関係者が知見やノウハウを持ち寄り、地域の見どころを盛り込んだ新たな観光モデル商品を検討する。 浜松市内で行った発足式には、天竜浜名湖鉄道の松井宜正社長、浜松学院大を運営する興誠学園の俵山初雄理事長
-
静銀、スルガ銀 10年定期0.2%に
静岡銀行、スルガ銀行は9日、それぞれ現在年0・002%としている期間10年の定期預金金利を、13日から100倍の0・2%に引き上げると発表した。 日本銀行による金融緩和策の再修正で長期金利が上昇傾向となり、メガバンクなどで定期預金の金利を引き上げる動きが広がっていた。両行とも期間5年は0・07%に、7年は0・1%に上げる。いずれも現在は0・002%。 普通預金は短期金利と合わせるため、現在の0・001%を当面維持する。
-
スルガ銀 減収減益 貸倒引当金戻入益 減少 9月中間
スルガ銀行が9日発表した2023年9月中間連結決算は、2年連続の減収減益になった。貸出金利息と有価証券利息配当金が減るとともに、シェアハウス債権一括譲渡という前年同期の特殊要因がなくなり、貸倒引当金戻入益も大幅に減少した。 売上高に当たる経常収益は前年同期比16・5%減の439億9400万円、経常利益が29・6%減の128億5500万円、純利益41・4%減の95億8900万円だった。前年同期は貸倒引当金の減算で課税所得が欠損金計上になったが、今期は法人税等も増えて最終減益要因になった。 単体の業務粗利益は3・4%増の295億4900万円。銀行本業の収益力を示すコア業務純益が11・4%減の11
-
公募地方債 200億円発行 静岡市
静岡市は8日、総額200億円の全国型市場公募地方債(10年債)の募集を始めた。表面利率は0・977%で、1万円単位で購入できる。利払いは5月24日と11月24日の年2回。 静岡銀行や清水銀行など5金融機関で、11月16日まで取り扱う。
-
自慢の写真20点 愛好家が作品展 30日まで、湖西
湖西市や浜松市の写真愛好家4人による作品展「写友展」が30日まで、湖西市新居町の遠州信用金庫新居支店で開かれている。写真歴の長い70代の4人が、この1年間に撮影した風景や動物、祭りなどの写真20点が並ぶ。 出品者は同市新居町の白井槙雄さん、浜松市西区の戸毛光男さん、同市中区の福嶋豊美さんと佐藤規夫さん。いずれも浜松写真連絡協議会のメンバーで、普段は富士山や各地の祭り、動物園の生き物など、各自が得意のテーマで撮影をしている。SNSが盛んな時代にプリント写真の良さを感じてもらおうと、自慢の作品をB2サイズやA1サイズに印刷して展示した。
-
詐欺被害を防止 3店舗に感謝状 浜松中央署
特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして浜松中央署はこのほど、浜松市中区のローソン浜松南浅田店(野田幹夫オーナー)、静岡銀行葵町支店(有田正巳支店長)、同行浜松高丘支店(藤田順子支店長)の3店舗に署長感謝状を贈った。 3店舗では9月、来店した高齢者が高額の電子プリペイドカード購入や口座振り込みをしようとした際、対応した職員らがその様子から詐欺と見抜き、被害を防いだ。3人の高齢者はパソコンのウイルス感染の修理費や、遺産相続の手数料名目などで架空請求を受けていたとされる。 同署で贈呈式があり、野田オーナー、有田支店長、藤田支店長の3人が高橋直人署長から感謝状を受け取った。
-
⚽富士通沼津が優勝 1部、2位は浜松シティ 静岡県社会人サッカーリーグ
静岡県社会人サッカーリーグがこのほど、富士通沼津グラウンドなどで行われ、1部は富士通沼津の優勝が決まった。2位は浜松シティ。 2チームは東海リーグ昇格を懸け東海社会人トーナメント大会(12月9、10日・愛知県)に出場する。 ▽1部 富士通沼津(30) 2―1 オーラン袋井(27) 静岡市役所清水(20) 3―2 芙蓉ク(12) ▽2部 静岡銀行(3) 3―2 マイルドイレブン(4) 中部電力(15) 3―3 SJファナン(14) 静大ク(10) 3―0 ウィスタリア藤枝(12) (棄権) ▽3部 ラソス(7) 4―2 浜松SVN(19) カメリア(6) 4―0 ベアーズ(1
-
元巨人コーチ・内田さん講演 11月17日に三島市で
三島信用金庫本店の取引事業所の経営者らでつくる「さんしん本店同友会」は17日午後4時半から、長年プロ野球コーチを務めた三島市出身の内田順三さんを招いた講演会を同市のみしまプラザホテルで開く。 同友会の50周年記念行事。広島や巨人で打撃コーチなどを務め、名選手を育ててきた内田さんが「作り・育てる・活(い)かす―名選手を育てたコーチング」と題して講演する。 入場無料。先着150人。希望者は14日までに、同友会事務局<電055(975)4840>へ申し込む。
-
CO2排出量を見える化 静岡銀行がクラウドサービス 企業の現状把握、削減計画支援
静岡銀行は、企業の二酸化炭素(CO2)排出量を算定するクラウドサービス「しずおかGXサポート」の取り扱いを始めた。企業規模が大きく、CO2排出量も多い2千社などにサービスを無償提供し、各社が現状を把握した上で削減の計画や目標の設定を促す。静岡県内の商工会議所や行政、他の金融機関とも連携しながら地域全体で脱炭素実現を目指す。 金属のスクラップを加工、切断して製鋼原料を製造する山内商店(静岡市葵区)は、工場の電力使用量が設定値を超えるとモーター稼働数が自動的に落ちる装置を設置するなど、脱炭素の取り組みを続ける。2年後には菊川市内の2工場を統合し、省エネ設備や太陽光発電を取り入れてCO2の大幅
-
「毎日富士山が見える幸せ」 静清信金、ポスター配布へ
静清信用金庫は、大河ドラマ「どうする家康」にちなんで徳川家康とゆかりが深い静岡の魅力を募集し、寄せられたメッセージを掲載したポスターを10日に同金庫全店でお披露目する。飲食店や観光施設などで張り出しを希望する店舗に無料で提供する。 「毎日富士山が見える幸せ」「おいしいお茶と緑の絶景」―。2907件に上る“静岡愛”のメッセージを抜粋し、約7500文字を山盛りに詰め込んだ杯を武士が献上するデザインに仕上げた。同金庫ホームページでは専用コーナーも設け、「気候」「海の幸・山の幸」などジャンルごとに静岡の魅力と詳しいメッセージを紹介している。 ポスターは営業エリア(静岡市、
-
スルガ銀、9月中間 通期予想上方修正
スルガ銀行は6日、2023年9月中間連結業績見通しを上方修正した。経常利益を期初予想比約2・8倍の128億円、純利益も約3・8倍の95億円、売上高に当たる経常収益は12・6%増の439億円に引き上げた。 貸出金利息などの資金利益が増えるとともに、ローンや融資の返済が想定以上に進み、予防的に積み上げていた実質与信費用が大きく減る見通しになった。単体の実質与信費用は、期初予想より57億円の改善を見込む。 24年3月期の連結業績予想も経常収益を期初予想比4・5%増の810億円、経常利益は20・8%増の145億円、純利益17・6%増の100億円に上方修正した。
-
空き家の流通促進へ連携協定 藤枝市と島田掛川信用金庫
藤枝市と島田掛川信用金庫(千葉靖史理事長)は10月26日、「空き家等の流通促進に関する連携協定」を締結した。管理不良な空き家が地域の安全を妨げるのを防ぎ、空き家と敷地が移住希望者の受け皿として活発に取引されるようにすることが狙い。市によると、自治体と金融機関との空き家に関する協定は県内初。 協定には、空き家対策に関する施策の実施と事業について市民への周知、金融商品の開発と発信、金融機関ならではの相談対応の実施などを盛り込んだ。同信金は市内の空き家限定で解体にかかる費用を借り入れる場合、金利を通常3・155%から1・25%(無担保)に引き下げる。空き家購入希望者には、住宅ローンを通常2・47
-
詐欺被害未然防止 銀行、行員に感謝状 下田署
下田署はこのほど、特殊詐欺被害の防止に貢献したとして、静岡中央銀行松崎支店(松崎町松崎)と、行員の入江宝美さん(54)=西伊豆町田子=に署長感謝状を贈った。同署の田中俊行生活安全課長が藤井幸子支店長(49)と入江さんに感謝状を手渡した。 入江さんは、9月14日に来店した70代の男性が投資目的で高額な振り込みをしようと申し出たことを不審に感じた。LINE(ライン)のやりとりを見せてもらい、100万円を個人名義の口座に送ろうとしているなどの点から詐欺を疑い、説得したという。 入江さんは「素直に説明に応じてくれて良かった。支店内での連携もうまくとれた」と振り返った。藤井支店長は「今後もこまめに来店
-
経営者に新たな気づき提供 富士宮信金セミナー 3月まで全6回
富士宮信用金庫はこのほど、「地域事業者支援セミナー」を同市光町の同信金北支店で始めた。来年3月23日までに全6回、デジタルトランスフォーメーション(DX)やプロ人材の活用戦略など、経営者らに新たな気づきを提供する。 セミナーは、同信金、市、富士宮商工会議所、芝川商工会の4者でつくる中小企業の総合支援窓口事業「ビジネスコネクトふじのみや」の一環。経営者や経理担当者、起業検討者らを対象に各回先着20人で専門家の講座を受ける。テーマに関心を持った参加者には信金担当者が講師との間を仲介するなど、個別相談に応じる。 初回講座は、県よろず支援拠点のコーディネーター早野智博氏が節税や電子帳簿の基本を解説し
-
「ZEH住宅」推進 建設業にSLL融資 浜松いわた信金
浜松市東区に店舗を置くアイダ設計(埼玉県)は2日までに、浜松いわた信用金庫(浜松市中区)の「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」で1億円を調達した。運転資金に充てる。 戸建て分譲や注文住宅事業を手がけ、断熱や省エネ、創エネ水準を高めた「ZEH(ゼッチ)」対応住宅の建設を推進する。全体販売数に対するZEH住宅の割合を半数以上と掲げた。 SLLはSDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境、社会、企業統治)に関連する目標達成で金利を引き下げるローン。同信金の実行は4例目。
-
スルガ銀定期預金 特別金利を適用 浜松、中伊豆支店
スルガ銀行は12月29日まで、周年記念定期預金キャンペーンを県内2支店で実施している。 開店120周年を迎える中伊豆支店(伊豆市)と、70周年の浜松支店(浜松市中区)が対象。各店頭窓口で定期預金を作成すると、店頭表示金利に0・11~2・20%を上乗せする。
-
チャットGPT 島田市が業務に導入 12月から全課で
島田市は12月1日から、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を業務に本格導入する。染谷絹代市長が1日の定例記者会見で明らかにした。 職員専用の総合行政ネットワーク上で動作するシステムを全庁で導入する。あいさつ文や会議資料作成、要約、校正、アイデア出しなど全課で活用する想定。 4月からDX推進課で実証実験を開始し、市のシステムやセキュリティー、ネットワークとの親和性などを確認した。市独自の職員向けガイドラインも作成したほか、8月下旬から9月上旬にかけて全庁での実証実験も実施した。 正規職員約800人を対象にしたアンケートでは、回答者の約4割がある程度利用していると答え、8割以上が仕
-
三保でソーラー発電開始 静岡銀行と中部電力が設置 CO2年1300トン削減
静岡銀行と中部電力グループが協定に基づき静岡市清水区に設置した太陽光発電所「しずぎんソーラーパーク」の運転開始式が31日、開かれた。年間発電量は一般家庭930世帯分に相当する2900メガワット時で、全量を静岡銀などが傘下に入るしずおかフィナンシャルグループ(SFG)本部で使用する。二酸化炭素(CO2)排出削減量は年間1300トンを見込む。 中電が所有する同区三保の2・2万平方メートルに約4千枚のパネルを設置し、中電が施設を管理、運営する。静岡銀は発電された全量を中電から購入する。中電によると、企業の敷地外にある専用の太陽光発電施設から電力を供給する「オフサイトコーポレートPPA」の協定締結
-
MPPコマツ債権 清水銀行が引き当て
清水銀行は30日、静岡地裁浜松支部に民事再生法の適用を申請した浜松市西区のMPP KOMATSU(エムピーピー・コマツ)に対する債権について、取り立て不能または遅延の恐れが生じた、と発表した。同行は「業績予想への影響については精査中であり修正の必要が生じた場合は速やかに公表する」としている。貸出金とリース債権の合計は17億9700万円。そのうちこれまでに引き当てなどが行われていない8億2200万円について新たに引き当て処理する。
-
河津町代表メンバー選出 主将に村串さん【市町対抗駅伝】
12月2日に静岡市で開かれる静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の河津町チームは30日までに、代表メンバーを選出した。 40歳以上区間の村串弘親さんが主将を務める。選手団は次の通り。 監督 大坪宏(卓設計工房)▽コーチ 片山径介(河津小教諭)▽小学生男子 金指竣大(河津5)土屋聡躍(同6)田畑脩蔵(同5)▽小学生女子 酒井聖夜(同6)堤優芽果(同5)▽中学生男子 島田隼弥(河津3)加納春輝(同)▽中学生女子 酒井鈴奈(同)西村渚(同1)▽高校生男子 稲葉昊希(稲取1)田畑煌静(同)▽高校生女子 酒井涼帆(下田3)西村雫(稲取3)金指星来(下田1)▽一般男子 片
-
三遠南信8信金 地域の魅力紹介 取引先が41ブース 浜松市中区でサミット
三遠南信地域の8信用金庫は28日、三遠南信しんきんサミット(静岡新聞社・静岡放送後援)を浜松市中区のホテルで開いた。静岡、愛知、長野の県境を越えて連携する催しで、物産展や講演会を通じて各地域の魅力を発信した。 物産展は各信金の取引先が41ブースを設けた。遠州地域は、廃棄される三ケ日みかんを活用したアロマオイルやミニハーモニカ、南信州はシャインマスカットや新そば、東三河は花卉(かき)やウズラの卵などを出展した。新商品開発の取り組みとして、8信金が各地元のハチミツやイチゴなどの食材を提案し、東海調理製菓専門学校(浜松市中区)の学生らが考案した洋菓子の試食会を行った。 小西美術工藝社(東京都)
-
森づくり大賞 2団体を表彰 静岡県庁で式典
静岡県はこのほど、森林整備や木材産業の振興に貢献した個人・団体をたたえる2023年度の「静岡森づくり大賞」の表彰式を県庁で開いた。2団体が知事褒賞を受賞し、「森を育むひと部門」は計測機器製造・販売のマイクロメジャー(島田市)、「森を愛するひと部門」は森林竹林整備ボランティア団体のホリデーフォレスターズ活動隊(浜松市)が輝いた。 マイクロメジャーは、木材の品質証明に欠かせない含水率計や木材の強度を計測して仕分けするグレーティングマシンなどの製造、販売を手がけ、木材利用の促進にも貢献している。杉山晃広社長は「県全体の木材業界を代表して授かった賞だと思っている。今後も品質の担保に貢献していきたい
-
円安 コロナ5類 影響焦点 10月26日から上場企業 9月中間決算発表
静岡県内に本社や主要拠点を置く上場企業の2023年9月中間決算が27日始まる。輸出型企業は円安の追い風が続く中、好業績の持続力が期待される。内需型企業は新型コロナウイルス5類移行を受けた消費の持ち直しが収益にどう影響したかが焦点。世界的な金融引き締めによる海外景気の悪化懸念などを踏まえ、24年3月期通期の業績予想を見直す動きも注目される。 中間決算の発表は27日のフジオーゼックス、ハマキョウレックス、スクロールを皮切りに11月14日まで続く見込み。ヤマハは1日、スズキは7日に開示する。金融機関はスルガ銀行が9日、静岡銀行が10日を予定する。ピークは8社が集中する10日とみられる。 23年
-
災害支援協定、検証の動き 静岡県内企業や団体 実効性確保が課題
熱海土石流や台風15号など県内で近年相次いだ災害を受け、静岡県内の企業や団体が大規模災害を見据えて締結した支援協定の内容を見直す動きを見せている。締結以来初めて災害に直面し、課題が浮き彫りになったことが背景。協定に基づく支援や受援が迅速、確実にできるか検討している。一方、見直しができていない組織もある。県や市町、民間事業者はさまざまな協定を結んでいて、実効性が確保できるか、点検する必要がありそうだ。 県や県社会福祉協議会などと2015年3月に結んだ協定の精査に取り組んでいる静岡銀行。「やいばを突きつけられたようだった」。その理由を、防災士で総務グループの八鍬晴康グループ長は切迫感のある言
-
SDGs実践例、熱心に聴講 清水桜が丘高 地元企業招き授業
静岡市清水区の清水桜が丘高で23日、静清信用金庫の職員を招いて地元企業の持続可能な開発目標(SDGs)のための取り組みを学ぶ授業が行われた。1年生約240人がメモを取りながら熱心に講師の話に耳を傾けた。 同校1、2年生が行う総合学習の一環。SDGsのための取り組みを企業価値の評価指標の一つとして捉え直す考え方を学ぶため、身近な地元企業の実践例や展望を知ろうと実施した。 生徒はSDGsの目標達成状況や活動の重要性について学んだ後、同金庫が行う打ち水大作戦などの環境負荷削減の取り組みについて理解を深めた。望月友梨香さん(15)は「未来を守るために自分にできる一つ一つを実践しなければと改めて思
-
菊川市への遺贈、円滑にサポート 島田掛川信用金庫が協定
菊川市と島田掛川信用金庫はこのほど、故人が遺言で預貯金を自治体などに寄付する「遺贈」に関する協定を締結した。同金庫が希望者の相談に応じて、円滑な寄付をサポートする。市は市民から遺贈の相談を受けた場合に同金庫を紹介する。 長谷川寛彦市長と同金庫の千葉靖史理事長が市役所で協定書に署名した。長谷川市長は「最期を迎える時、財産をどのようにしたいかという意思を残すには専門的な知見が必要」と述べた。千葉理事長は「相続に関する需要は高まっている。連携して、どういうやり方があるのか発信していく」と話した。
-
厚労省制度「健康な食事・食環境」 静岡市飲食5店舗が認証 静清信金、県立大が連携支援
静清信用金庫が静岡県立大食品栄養科学部と連携し、静岡市内の飲食5店舗に栄養バランスの取れたメニューや健康的な店作りについて助言する支援プロジェクトを初めて実施したところ、全店舗が厚生労働省の基準に準拠した「健康な食事・食環境」の認証を受けた。 同プロジェクトは、新型コロナウイルスの影響を受けた飲食店の付加価値を高めようと昨年11月にスタート。県立大の管理栄養士や学生らが各店のメニューについてアドバイスし、厚労省の基準も踏まえてカロリーや塩分、野菜の使用量などを調整した。メニューについて客に説明できるスタッフの体制づくり、店内の環境整備にも取り組んだ。 ピラフにサラダと鳥の唐揚げを乗せた「
-
特殊詐欺防止へ ラグビー「アザレア・セブン」選手が街頭広報 袋井署と協働
袋井署はこのほど、袋井市を拠点とする女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」との協働の広報活動を同市の浅羽ショッピングタウンパディで実施した。 久保光里選手(25)と平野恵里子選手(31)が参加した。署員や防犯指導員とともに、エコバッグやチラシ、ティッシュなどの啓発品を配布し、特殊詐欺被害へ注意喚起した。 静岡銀行袋井支店に勤める久保さんは「普段からお客さまに特殊詐欺被害防止を呼びかけている。今回は袋井のチームとして地域を守る活動に取り組めるうれしい機会だった。今後も継続できたら」と話した。 同署によると、2023年度、管内では1件、130万円の被害が発生した(18日現在)。
-
静清信用金庫、ふじのくに未来財団に100万円寄付
静清信用金庫はこのほど、ふじのくに未来財団に100万円を寄付した。静岡市葵区の同金庫本店で開いた贈呈式で、佐藤徳則理事長が同財団の土屋優行代表理事に目録を手渡した。 浄財は同金庫が6月から3カ月間販売した定期預金「家康公からの贈り物―天下泰平の巻」の販売総額の一部を充てた。同財団への寄付は今回が16回目で総額1361万円に上る。佐藤理事長は「今後も財団と連携し、地域社会の繁栄に貢献する活動を展開していく」と述べた。 土屋代表理事は「地域が元気になるように今後も頑張っていきたい」と感謝した。財団は寄付金を静岡、焼津、藤枝の3市で活動するNPOなどに助成する。
-
静岡で珠算県中部大会 団体、個人競う
全日本通信珠算競技大会の県中部地区大会がこのほど、静岡市駿河区の城南静岡高で開かれた。幼児から大人まで89人が種目別競技で順位を競い合った。 各部門で優勝した団体、個人は次の通り。 【団体】小学4年以下 静岡服織▽小学 静岡西奈▽中学 藤枝大洲 【個人総合】小学3年以下 牟田澪(静岡宮竹)▽同4年 坪井菜々子(清水三保第二)▽同5年 大庭佑心(静岡安東)▽同6年 山本創亮(藤枝高洲南)▽中学 平岩真白(藤枝大洲)▽高校 橋村結愛(清流館)▽一般 松本有理(静岡銀行) 【個人種目別】読上暗算小学4年以下 伊藤煌太郎(静岡番町)▽同小学 山本創亮(藤枝高洲南)▽同中学 水野俊之介(静岡竜
-
富士市代表決まる 監督「昨年以上の成績を」【市町対抗駅伝】
静岡市で12月2日に開かれる静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に出場する富士市チームの代表選手が決定した。20日夜、同市のロゼシアターで開かれた市スポーツ祭開会式で紹介された。 選手の名前が読み上げられ、福良勝己監督が「今年は若い選手にいきおいがある。昨年以上の成績を残したい」と抱負を語った。森田正郁副市長がチームに代表旗を渡した。 選手団は次の通り。 小学生男子 新開涼太(神戸6)石原理羽(元吉原6)中村聖規(富士一6)▽小学生女子 那須梨花(岩松北6)浜村心美(大淵一6)▽中学生男子 芝野祐輔(須津3)小山和楽(鷹岡2)▽中学生女子 遠藤蒼依(日大三島
-
大鉄の駅舎清掃 小さな親切実行章 全線復旧を支援する会
「小さな親切」運動県本部は18日、「大井川鉄道全線復旧を支援する会」に実行章を贈った。島田市の静岡銀行島田支店で贈呈式を行い、県本部島田地区支部長の岡山匡伸支店長が同会の山口捷彦会長に実行章を手渡した。 同会は昨年の台風15号の影響で運休している大井川鉄道の一部区間の駅舎周辺で窓ガラスを磨いたり、雑草を取り除いたりして、清掃活動を行ってきた。山口代表は「復旧した際に、町民や子どもたちが快適に利用できるよう今後も続けていきたい」と話した。
-
詐欺被害未然防止の信金職員に感謝状 焼津署
焼津署はこのほど、詐欺被害を未然に防いだとして、しずおか焼津信用金庫焼津西支店(焼津市西小川)と応対した職員に署長感謝状を贈った。 同署によると、8月1日に来店した女性が「SNSで知り合った外国の医師に送金したい」などと申し立てた。応対した職員らが詐欺被害を疑い、振り込み手続きを保留させた上で、警察に通報し、被害を未然に防いだ。 贈呈式では、窓口で応対した職員八木ひかるさんら関係者が酒井孝一署長から感謝状を受け取った。
-
静岡、山梨の特産品 SA、PAで販売を 静岡銀行などが商談会
静岡銀行と山梨中央銀行、中日本高速道路は17日、静岡、山梨両県の特産品を各地のサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)に出品する個別商談会を静岡市葵区で開いた。 両行が結ぶ包括業務提携の一環で毎年開催し、5回目。出品を希望する両県の食品製造業のほか、静岡銀とアライアンスを締結する名古屋銀行の取引先も含めて21事業者が参加した。商品展示も初めて行われ、本県からは果汁100%のオレンジジュースやゆずポン酢などが並び、山梨県から寄せられた桃やブドウなどのドライフルーツも注目を集めた。 各地のSA・PAで出店しているバイヤー9社がブースを構え、各地の特産品について説明を受けた。山梨中央銀
-
企業目標達成で高校生の夢応援 「生徒との約束守る」 山一金属(長泉) 寄贈型PIF
アルミのリサイクルを手がける山一金属(長泉町)は、環境や社会、経済の各分野における地域貢献を後押しする静岡銀行の「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」を通じ、高校生の自主性を養う教育支援に乗り出す。二酸化炭素(CO2)削減などPIFで定める目標達成状況に応じ、高校生の主体的なイベントに出資する。自ら課した条件を生徒との「約束」とし、自社の課題解決力に磨きをかける。 同社は運転資金として3億円の融資を受けるPIFの契約で、CO2排出量の2019年比28%減、25年までにリサイクルの新技術を開発―など7項目の重要業績評価指標(KPI)を設定。同行が毎年実施する審査で4項目以上を達成
-
NISA申し込み 最大8500円を進呈 スルガ銀キャンペーン
来年1月から少額投資非課税制度(NISA)が大幅に拡充されるのを前に、スルガ銀行は10月から「NISAキャンペーン」を始めた。 3月29日までの期間中、新たにNISA口座や積み立て投信を申し込んだり、投資信託を30万円以上一括購入したりすると、最大8500円を進呈する。インターネット支店を含む投資信託の全取扱店で展開する。 同じ期間中、NISA口座の新規開設申込者を紹介すると、千円を贈るキャンペーンも行う。店頭での開設が対象。
-
アジアパラ「いい試合を」 ボッチャ伊藤さん(中区)抱負 浜松
浜松市中区の伊藤彩水さん(27)が22日に中国で開幕するアジアパラ競技大会ボッチャ競技に日本代表として出場する。今年の日本選手権大会で優勝し、ボッチャでは静岡県内唯一となる代表の座をつかんだ。このほど市役所を訪れ、中野祐介市長に抱負を語った。 ボッチャの日本代表は9人で、伊藤さんは上肢である程度車いすの操作が可能な「BC2クラス」で選抜された。これまでアジアユースパラ大会で4位に入った経験があるが、アジアパラ大会は自身初出場。「取り組んできたことを出し切って、いい試合ができるよう頑張る」と意気込んだ。 西部特別支援学校中等部の在学中に競技に出合い、現在は遠州信用金庫に勤務しながら静岡ボッ
-
浜松いわた信用金庫とインドネシア銀行提携 現地の伴走支援強化へ
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は16日、インドネシア銀行のバンク・ネガラ・インドネシア(BNI)と業務提携に関する覚書を締結した。現地に進出する四輪や二輪関係の取引先72社の支援充実を図る。同信金本部で開いた締結式で高柳裕久理事長は「インドネシア経済の継続的な発展が期待される中、深みのある伴走支援へ協力関係を強化したい」と述べた。 1946年設立の国営銀行で総資産規模は9兆8400億円(今年6月現在)と上位。現地銀行で唯一、日本国内に支店(東京)を有する強みを生かし、現地ジャパンデスクとの連携を通じて、融資や現地金融情報・サービスの提供など円滑で効果的な支援につなげる。 式に出席したB
-
にっぽん丸 家族に見送られ出港 富士信金が70年記念クルーズ
富士信用金庫がチャーターした客船「にっぽん丸」が14日、富士市の田子の浦港を出港した。同信金設立70年を記念した同港発着のクルーズに参加する乗客約320人が、家族や地元住民に見送られながら旅立った。 午後1時ごろ、客船が着岸し、参加者が続々と船に乗り込んだ。見送り行事では、地元の太鼓団体や消防団のラッパ隊が演奏を披露した。家族らが「いってらっしゃい」「楽しんできて」などと手を振ると、船上の乗客は色とりどりの紙テープを放った。 にっぽん丸は3泊4日で伊勢神宮や金毘羅宮、瀬戸内海などを巡る。
-
罹患の悩み共有を 三島で静岡がんセンター講座
静岡県立静岡がんセンター公開講座2023「ここまで進んだ!最先端のがん医療」(静岡新聞社・静岡放送主催、スルガ銀行特別協賛)の初回講座が14日、三島市民文化会館で開かれ、医師2人が講演した。上坂克彦総長は、がんに罹患(りかん)したら不安や悩みを1人で抱え込まず、家族や友人らに話すよう勧めた。「気持ちを共有してもらうだけでとても楽になる」と話した。 落ち着いて科学的に正しい情報を収集し、困りごとがあれば病院や支援機関に相談することも呼びかけた。同センター開院からの20年間でがん医療は大きく進歩し、年齢構成比の変化を加味した死亡率は着実に低下していると説明。能動喫煙、ウイルスや菌の感染、飲酒が
-
啓発品配布 詐欺被害防止呼びかけ 島田署
島田署は年金支給日の13日、島田市の島田掛川信用金庫金谷支店で詐欺被害防止を訴える啓発活動を実施した。 同署の署員ら6人が店の出入り口で、詐欺被害防止対策などが書かれたチラシとキッチンペーパー200セットを配った。同署生活安全課の山田健太郎係長は「詐欺被害の8割以上は固定電話から始まっている。防犯機能やナンバーディスプレイなど対策をしてほしい」と呼びかけた。
-
年金支給日合わせ詐欺被害注意喚起 清水署など
清水署は年金支給日の13日、同署管内の金融機関など11カ所で特殊詐欺被害防止を呼びかける広報活動を行った。 静岡市清水区入江に新築し、10日開設した清水銀行入江・江尻・追分支店での活動には同署員や地域安全推進員ら約10人が参加。利用者らに、詐欺への注意を呼びかける文言が入ったキッチンペーパーなどの啓発品を配り、被害防止を訴えた。自転車や徒歩で訪れる利用客には交通安全のため夜間の反射材着用の重要性も併せて伝えた。 同署管内では今年、32件、約3400万円(12日時点の速報値)の詐欺被害が発生し、県内ワーストとなっている。同署の鈴木武生活安全課長は「詐欺電話は誰の家にもかかってくる。相手が親
-
特殊詐欺防止呼びかけ 菊川署 久保ひとみさんが一日署長
菊川署は13日、タレント久保ひとみさんを一日署長に任命し、地域防犯の推進を呼びかけるイベントキャンペーンを管内の菊川、御前崎両市で開いた。11日から始まった全国地域安全運動の一環。県内で頻発する特殊詐欺事件をはじめ、乗り物盗や車上狙いなどの被害防止を訴えた。 同署で竹下貢署長から、たすきを受け取った久保さんはさっそく制服姿で両市役所を訪れ、巡回パトロールを実施。御前崎市の静岡銀行御前崎中央支店では、来店者に特殊詐欺の犯行手口を紹介するチラシを配布して市民に直接、防犯対策の実践を求めた。 主会場の菊川文化会館アエルでは、久保さんが来場者に向けて「子どもたちを守るためにも住民同士が声をかけ合
-
マレーシア金融大手と提携 静岡銀行、企業支援など強化
静岡銀行は12日、マレーシア第2位の大手金融グループCIMBバンクと業務提携契約を結んだ。同国に進出する県内企業へのサポート拡充に加え、同国からのインバウンド(訪日客)や働き手の受け入れ強化につなげる。 CIMBはマレーシア国内に217店舗を構え、タイ、ベトナム、ロンドンなどの海外支店も展開している。静岡銀によると、進出している県内企業は約30社。同国は東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の中でも高度なインフラや語学力、地理的優位性などがあり、企業にとって有望な投資先になっているという。提携に基づき、同国に進出済みか進出を予定する取引先に法人預金口座の開設や現地通貨建て融資など、CIMBを
-
空き店舗活用 商店街活性 島田掛川信金と掛川のNPO 協定締結
島田掛川信用金庫と掛川市のNPO法人かけがわランド・バンクはこのほど、商店街の空き店舗活用を目的にした協定を締結した。両者と協定を締結済みの市を加えた3者で連携して、中心市街地の活性化に向けたプロジェクトを推進する。 同法人が空き店舗オーナーから格安で物件を借り受けて、改装を施す仕組み。改装後の物件は希望者に賃貸して、改装費用を家賃収入として回収する。オーナーにとって、改装に投資することなく店舗を活用できるメリットがある。同信金と市は情報提供や相談業務などで協力する。 協定締結式で、同法人の丸山勲理事長は「活動の中心が、不良物件除去から活性化に向けた利活用に変わった。歩みを確実に進めていく」
-
浜松修学舎中・高 吹奏楽部が出演 静銀浜松営業部で演奏会
浜松市中区の静岡銀行浜松営業部でこのほど、「ライトアップコンサート『威風堂々』」が開かれた。浜松修学舎中・高(同区)吹奏楽部が出演し、迫力の演奏を会場に響かせて聴衆を魅了した。 ロックやジャズのアレンジを加えた「威風堂々」「聖者の行進」といった定番の曲をはじめ、ポップス、童謡など多彩なジャンルの10曲を披露した。生徒らは息の合った演奏に加え、ダンスや歌でも盛り上げ、来場者は手拍子するなどして楽しんでいた。 コンサートは同市中心街で開催された「やらまいかミュージックフェスティバル」の関連イベント。会場の同行浜松営業部は3月から1年間、特別なライトアップを実施している。
-
スルガ銀行、スマ口座2周年 口座振替で特典
スルガ銀行は10月から、スマ口座の取り扱い開始2周年を記念したキャンペーンを始めた。 12月31日までの期間中にスマ口座で口座振替契約を結び、3千円以上を引き落とすと、1件につき500円、合計で最大5千円を進呈する。引き落としは来年1月31日までの取引を対象にする。 スマ口座はキャッシュレス決済へのチャージや、口座振替の引き落としで現金特典が受けられる普通預金口座。2021年10月に取り扱いを始めた。
-
沼津駅北口の再生へ始動 官民組織が初会合
JR沼津駅付近の鉄道高架化を視野に、駅周辺の中心市街地のあり方を話し合う官民の組織「街なか活力創造特別委員会」が11日、初会合を沼津市の沼津商工会議所で開き、議論を始めた。参加した24人の委員からは複数の再開発計画が具体化している駅南口に加え、北口の再生へ取り組みを進めるべきとの意見があり、来月から隔月で勉強会を重ねることを決めた。 委員長に就いた沼津商議所の後藤行宏副会頭は「南北の商店街の連携したまちづくりが地元に活気をもたらす」とし、南北の関係者が一体となって臨む方針を示した。北口のリコー通り商店街に店を持つ大田紀人委員(大田呉服店代表取締役)は「イシバシプラザ跡地の利活用が最大の課
-
清水銀行の新支店がオープン 3カ所を集約 静岡市清水区
清水銀行(岩山靖宏頭取)は10日、周辺3支店を集約し、ブランチ・イン・ブランチ形式で静岡市清水区入江に新築した「入江・江尻・追分支店」のオープニングセレモニーを同所で開いた。テープカットに臨んだ岩山頭取は「(集約した)3店舗は当行の中でも特に歴史を積み重ねた店舗。新しい歴史をこの瞬間から刻んでいこう」などと述べた。子供たちによる歌披露や、来店客への粗品の贈呈などもあった。 同区旧市街地の巴川近くに新築した新支店は、旧入江支店があった場所に建つ。法人向けの融資業務も行うフルバンキング店舗で、同行が同区清地に持つ山林の木材を内装などに使用した。ブランチ・イン・ブランチ形式の支店は4カ所目となる
-
東部DI 1年ぶりプラス 7~9月期 非製造業が大幅改善
スルガ銀行系シンクタンクの企業経営研究所(長泉町)が10日までにまとめた県東部にある企業の7~9月期業況判断指数(DI)は7・2で、1年ぶりにプラス水準になった。製造業、非製造業とも改善し、前期(4~6月期)より18・6ポイント上昇した。 業況DIは3四半期連続で悪化していたが、1年ぶりに改善した。行動制限のない夏の観光シーズンを迎え、人流が回復。観光業や小売り・サービス業を中心に、非製造業の業況DIが前期のマイナス17・6からプラス10・9と大幅に上向いた。製造業の業況DIもマイナス2・4からプラス2・1に好転した。ただ、部品や原材料不足が解消に向かう一方で、輸入型のメーカーでは長期化する
-
特殊詐欺未然防止 信金職員に感謝状 三島署
三島署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだとして三島信用金庫函南支店(宮本浩和支店長)と同支店職員の遠藤友美さんに署長感謝状を贈った。遠藤さんは9月11日、伊豆の国市の70代男性が「1億5千万円が当選したとメールが来た。当選金を受け取るため3千円を振り込みたい」などと来店したため、メールを確認するなどして詐欺を疑い、同署に通報した。
-
育てたミカン 中高生収穫 沼津の農園で職場体験会
沼津信用金庫は7日、児童養護施設伊豆長岡学園(伊豆の国市)の生徒を招いた職場体験会を沼津市西浦のくぼた農園工房のミカン畑で開いた。 6月から8月まで月1回、同農園で摘果作業や農場整備の体験をしてきた中高生5人が、ミカンを収穫した。 生徒たちは食べ頃を迎えたミカンをはさみで手際よく切り取った。一部のミカンは味わい、「甘い」「おいしい」などと感想を語り合った。 仲宗根さくらさん(14)は「自分で育てたミカンの収穫はとても楽しく良い経験になった」と充実した表情を見せた。
-
「ブルターニュ光と風」展関連 立体錦絵立版古制作に挑戦 静岡市美術館
静岡市美術館で開催中の企画展「カンペール美術館所蔵 ブルターニュの光と風 フランス 神秘と伝統の地へ」(静岡市、静岡新聞社・静岡放送など主催、清水銀行特別協賛)に合わせ、子どもアート体験講座「しずびチビッこプログラム」が7日、静岡市葵区の同美術館で行われた。未就学児が展示作品を参考に、江戸時代後期に流行した「立版古(たてばんこ)」を制作した。 立版古は1枚の絵から複数のパーツを切り抜き、立体的に組み立てジオラマのように楽しむ錦絵作品。講座は2回に分けて行われ、前半の部には2~5歳児11人が参加した。スタッフの手ほどきを受けながら、同展の目玉作品「コンカルノーの鰯加工場で働く娘たち」を5層に
-
2社にPIF実施 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫はこのほど、企業活動が環境・社会・経済にもたらす影響を包括的に評価し、その活動を支援する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」による融資を県西部2社に実施したと発表した。 運転資金として、産業廃棄物処理業のリサイクルクリーン(浜松市天竜区)に1億円、人材派遣業のリツアンSTC(掛川市)に1億5千万円の融資を実行した。 リサイクルクリーンはRPF加工などのリサイクルの高度化や資源循環促進の取り組みを評価した。リツアンSTCは高度人材の派遣を通じて企業や地域における労働力流動化への貢献を見込んだ。評価書はしんきん経済研究所(浜松市)が作成した。 同信金は本年度、SD
-
静岡、山梨、長野 業務連携で覚書 清水銀と公庫
清水銀行と日本政策金融公庫はこのほど、静岡、山梨、長野の3県における広域ビジネスマッチングを進めるための「業務連携・協力に関する覚書」を締結したと発表した。本県を中心に展開する同行各支店と山梨・長野両県にある同公庫の支店が、広域ビジネスマッチングのニーズを抱える顧客情報などを融通し合う。 静岡―山梨間の中部横断自動車道の開通により、商圏の拡大が進むことを踏まえたもの。同行と同公庫は既に静岡市の水産会社と長野県内のスーパー運営会社との間で、海産物の配送について数件のビジネスマッチングをまとめた実績があることから、今回の覚書締結に至ったという。
-
特殊詐欺未然防止 金融機関に感謝状 焼津署
焼津署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、焼津市内の2金融機関とそれぞれの応対した職員に署長感謝状を贈った。 表彰されたのは静清信用金庫石津支店と応対した長田知之さん、静岡中央銀行焼津支店と応対した蓬田春美さん。 同署などによると、発生したのは2件とも先月5日。同信金石津支店に来店した高齢夫婦が「息子がかばんをなくしてお金が必要」などと言って、250万円を口座から引き出したいとの申し出があった。来店した夫婦と面識があった長田さんは息子の勤務先を聞き出した。職員が勤務先に連絡したところ、息子がトラブルなく仕事をしていることを確認。警察にも通報し、被害を防いだ。 同銀行焼津支店に来店し
-
静岡県内外国人の研究、交流活動を助成 11月末まで 企業経営研究所
スルガ銀行系シンクタンクの企業経営研究所(長泉町)は11月30日まで、静岡県内の外国人を対象にした助成事業の対象者を募集している。 小中高校に勤務する指導者(講師)、県や市町の職員らが対象。研修・研究活動、地域でのボランティア活動、住民との交流活動などに1件最大50万円を助成する。研究所の公式サイトからダウンロードできる所定用紙に必要資料を添え、郵送で提出する。選考結果は12月下旬ごろに通知するという。 問い合わせは同研究所<電055(988)5020>へ。
-
詐欺被害防いだ3店舗を表彰 浜松中央署
特殊詐欺被害を未然に防いだとして浜松中央署はこのほど、いずれも浜松市中区の遠州信用金庫高丘支店、スルガ銀行浜松支店、セブン-イレブン佐鳴台グリーンストリート店の3店舗と、対応に当たった職員らに署長感謝状を贈った。 3店舗ではいずれも8月、来店した高齢者の慌てている様子などから詐欺と見抜き、声かけや警察への通報をして被害を防いだ。同署によると、息子や携帯電話会社の関係者らを名乗る手口で、40万~200万円の架空請求を受けていたという。 同署に遠信高丘支店の川井博貴支店長、佐藤礼士さん、内山景子さん、スルガ銀行浜松支店の鈴木宏誌支店長と平野真帆さんの計5人が訪れ、高橋直人署長から感謝状を受け取っ
-
鹿児島国体 7日開幕 本県選手団を発表
静岡県スポーツ協会はこのほど、鹿児島県で開催される国民体育大会「燃ゆるかごしま国体」(7~17日)に出場する本県選手団を発表した。大会は7日に総合開会式を行い、入場行進の旗手は、2016年に正式種目になって以来初出場となるラグビー成年女子の主将山本みなみ(鈴与)が務める。 ◇…本部役員…◇ 団長 川勝平太(県スポーツ協会会長)▽副団長 中谷多加二、庄司政史、佐々木禎、鈴木啓久、松井和子、丹生敬人、長沢滋文(以上県スポーツ協会副会長)鈴木学(県スポーツ・文化観光部理事兼スポーツ局長)▽総監督 石川惠一朗(県スポーツ協会専務理事)▽総務 大村文孝(県スポーツ振
-
地方創生に向け連携協定を締結 島田市としずおか焼津信金
島田市はこのほど、しずおか焼津信用金庫と地方創生の推進に向けた連携に関する協定を締結した。 地域産業の振興をはじめ、中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)化支援やSDGsの推進など持続可能な社会の実現に向け、両者の資源を有効活用する。生成AIに関する合同勉強会の実施、低学年児童向けのSDGs啓発などにも取り組む。 同市役所で締結式が開かれ、染谷絹代市長と同信金の田形和幸理事長が協定書に署名した。染谷市長は「持続可能な地域づくりに向け、実効性の高い協定にしていきたい」と話し、田形理事長は「地方創生と地域の未来に貢献できるよう目に見える活動をしていく」と述べた。 同信金は今年3月、同
-
人事=しずおか焼津信用金庫(10月1日、地名のみは支店長)
融資部副部長(業務統括部調査役)沼野年高▽事務部調査役(興津)大石秀恒▽業務統括部調査役(融資部副部長)山本誠司▽融資部調査役(事務部調査役)大石敦司▽興津(融資部調査役)塩川智史
-
浜松いわた信用金庫 インドネシア銀行と業務提携覚書 10月16日締結へ
浜松いわた信用金庫は2日、インドネシア国営銀行「バンク・ネガラ・インドネシア(BNI)」と業務提携に関する覚書を16日に締結すると発表した。現地に進出する75社の取引先支援の強化が狙いで、BNIとの提携は県内信金で初。 提携を通じ、融資や送金などの金融サービスや現地情報の提供、投資セミナー開催などの充実を図る。 インドネシアの銀行との提携は、浜松信金時代の2014年に結んだ「メイバンク・インドネシア」に続き2行目。取引先の支援の選択肢を広げるほか、BNIはインドネシアの銀行の中で唯一、日本に支店を置き、円滑な情報交換が期待できるという。
-
医療法人に協調融資 清水銀など、51億円
清水銀行とSBI新生銀行など計4行は2日、岐阜県の医療法人知真会グループの事業統括会社パートナー(横浜市)と51億円のシンジケートローン(協調融資)契約を結び9月下旬に実行した、と発表した。清水銀は本年度スタートした中期経営計画でソリューション営業の高度化に向け、協調融資のアレンジ業務強化に取り組んでいて、その一環。同行とSBI新生銀が幹事行を担う。 パートナーは知真会グループ各社の株式や住宅型有料老人ホームなど不動産の取得費用に充てる。同グループは経営の安定化などを見据えグループの再編を実施している。
-
沿岸部の活性化と自転車振興へ協定 袋井市とスルガ銀行
袋井市とスルガ銀行はこのほど、沿岸部のにぎわい創出と自転車振興に関するパートナーシップ協定を締結し、市役所で締結式を行った。 同市が同笠海岸エリアなどの発展、魅力発信のために取り組む「海のにぎわい創出プロジェクト」と、同社が地域の観光資源を活用したサイクルツーリズム推進のために実施する「サイクリングプロジェクト」に官民連携で着手するため締結した。今後、同笠海岸を発着点としたサイクリングイベントなどを開催し、地域活性化や観光振興に努めるという。 締結式には大場規之市長、同社執行役員の大石裕之静岡コミュニティバンク長らが出席。大場市長は「海を地域の宝として新たな価値を創出し、保全していきたい
-
静岡銀行やTOKAIで内定式 信頼される社会人に 期待胸に 新たな一歩
2024年入社予定の高校生、大学生などを対象にした県内企業の内定式が2日、各地で行われた。対面のパーティー形式で実施する企業もあり、コロナ禍前と同様に内定者を迎える動きが目立った。 静岡市で開かれた静岡銀行の内定通知書交付式は、222人の内定者が出席した。4年ぶりとなるパーティー形式で、ソフトドリンクで乾杯して内定を祝った。八木稔頭取は「地域に必要とされ、なくてはならない存在になれるよう、一緒に歩んでいこう」と呼びかけた。名古屋大4年の浅野真知さん(22)=岐阜県出身=は「お客さまに寄り添い、信頼を得られる行員になりたい」と話した。 TOKAIホールディングスの内定者は97人で、前年比
-
対面式復活、各社で内定式 浜松いわた信金 本店棟初実施
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は2日、2024年春入社予定の学生の内定式を同区の同信金本店棟で開いた。県西部出身者を中心に大卒の49人が出席し、働く意欲を高めた。 高柳裕久理事長は「企業はエネルギーや資源価格の上昇、脱炭素への対応など多様な課題を抱えている」と地域経済の現状に触れた上で、「地域の未来をつくることが皆さんの仕事。主体的に挑戦する職員になってほしい」と呼びかけた。 代表して高柳理事長から内定通知書を受け取った小野田陸人さん(近畿大4年、同市西区出身)は「産業の発展を支える中小企業や(同金庫が運営する起業家支援拠点)FUSEを利用するスタートアップの力になりたい」と意気込んだ
-
富士山フォトコンテスト 入賞者表彰 静岡中央銀行
静岡中央銀行(沼津市)は30日、主催する富士山フォトコンテスト(静岡新聞社・静岡放送協力)の表彰式を同市のサンフロントで開いた。応募654点の中から最優秀賞に選ばれた宮崎泰一さん(47)=富士市=ら入賞者を表彰した。 芦川哲也常務は「素晴らしい作品ばかりで審査に苦労した。自信を持って世界の宝、富士山を紹介できる作品を選んだ」とあいさつし、入賞者に賞状を手渡した。 雲海に浮かぶ霊峰と満開の桜を撮影した作品「幻想桜富士」で2度目の最優秀賞に輝いた宮崎さんは「桜が咲く時期に雲海が出るのを初めて見た。幸運だった」と顔をほころばせた。同行の2024年カレンダーに採用される。 静岡、神奈川両県で撮
-
創業支援に特化 協調融資制度運用 浜松いわた信金など
浜松いわた信用金庫、県信用保証協会、日本政策金融公庫浜松支店は29日、創業支援に特化した協調融資制度を構築し、10月から運用を開始すると発表した。3機関の連携で融資や相談など厚みのある支援を提供し、創業前後のサポートを強化する。 制度は「チャレンジ」の名称で、県西部の創業予定者か創業5年以内の法人または個人事業主が対象。創業前に策定する事業計画のさらなる充実、資金供給、創業後の販路開拓といった事業運営を支え、成長を後押しする。 融資対象者は、浜松いわた信金が運営する起業家支援拠点「FUSE」(浜松市中区)のトライアル利用、日本公庫の創業者交流会の参加、保証協会の専門家派遣などのフォローア
-
清水銀行、来春から初任給引き上げ 副業解禁も
清水銀行は29日、2024年度から新入社員の初任給を一律1万5千円引き上げると発表した。初任給引き上げを含む本格的な人事制度改革は10年ぶり。やりがいや帰属意識の向上のためで、大卒社員の場合は現行の20万5千円が22万円になる。併せて若年層の月給も引き上げる。 23年10月1日からは中小企業診断士や社会保険労務士などの資格を新たに取得した社員に報奨金を出したり、副業や兼業を解禁したりする。
-
横浜の不動産業とPIF契約締結 静岡銀行、協調融資
静岡銀行は28日、横浜市の不動産業リストプロパティーズと持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた企業の取り組みを支援する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」による融資契約を結んだと発表した。同社は神奈川県内に計画するマンションなど複合施設の建設資金として、85億円を静岡銀など8行による協調融資で調達する。 同社は省エネや廃棄物削減、環境配慮型住宅の促進などに取り組み、静岡銀と静岡経済研究所が策定した基準からSDGsに貢献していると評価された。
-
人事=島田掛川信用金庫(10月1日)
地方創生部主任調査役(システム管理部副部長)成瀬晃伸
-
スルガ銀行、新住宅ローン 融資期間最長50年
スルガ銀行は10月2日、資本業務提携を結んだクレディセゾンが保証する住宅ローンの取り扱いを開始する。 融資期間は1~50年。借入期間を柔軟に設定でき、毎月の返済額を抑えることも可能。離島など一部地域を除く全国で対応する。金利(変動)は年0・575~1・095%。 スルガ銀とセゾンは5月に提携を結んだ。締結前の2月にはつなぎ融資での住宅ローン保証の提携を始めていて、商品を拡充して住宅ローン事業での連携を強化する。
-
静銀ティーエム証券 名古屋銀本店に拠点
静銀ティーエム証券は28日、グループ会社の静岡銀行がアライアンスを結ぶ名古屋銀行の本店ビル(名古屋市)に初となる拠点を設けると発表した。名古屋銀と連携し、同行の顧客に対して金融商品やサービスを提供する。10月30日に新設する静銀ティーエム証券名古屋本店は15人体制で、そのうち5人は名古屋銀が派遣する。名古屋銀は顧客の同意を得た上で、静銀ティーエム証券の金融商品を紹介するという。静岡銀からも1人が名古屋銀に出向し、連携強化を図る。
-
富士山フォトコンテスト 富士・宮崎さん最優秀 静岡中央銀行主催
静岡中央銀行(沼津市)は28日までに、主催する富士山フォトコンテスト(静岡新聞社・静岡放送協力)の入賞作品11点を発表した。富士市のはたご池から満開の桜と霊峰を写した宮崎泰一さん(同市)の「幻想桜富士」が最優秀賞に選ばれた。同行の2024年カレンダーに使われる。 受賞作品は10月2日以降に同行ホームページで紹介する。13回目となるコンテストには県内外209人から654点の応募があった。 他の入賞者は次の通り。 優秀賞 落合正和(静岡市清水区)峰岸昭子(埼玉県)小栗進(浜松市北区)▽静岡新聞社賞 竹内桂子(沼津市)▽静岡放送賞 植松宥二郎(富士宮市)▽佳作 山本武正(同)上野祐司(神奈川
-
地域課題解決へ協定 沼津信金と静岡大
沼津信用金庫(沼津市)と静岡大はこのほど、持続可能な地域社会構築に関する連携協定を結んだ。両者が持つ資源を活用して県東部の地域課題解決や人材育成を図る。静岡大が地域づくりを主眼にした協定を金融機関と結ぶのは珍しいという。 企業など地域のパートナーとともに課題解決を目指すためのプラットフォームを構築する。その担い手となる若者を育成する。医療、福祉、介護態勢を充実させて住民の心身の健康増進につなげる。具体的な手法や形は今後詰める。 伊豆市の同大東部サテライトで調印式を開いた。日詰一幸学長は「沼津信用金庫が有する地域情報と人的資源、本学が持つ知の資産を融合させ、一層活力があり次の世代に引き継がれる
-
詐欺未然防止優良店に認定 静岡中銀下田支店
静岡中央銀行下田支店(山田朋大支店長)は一定期間に詐欺被害を複数回防いだとして、下田署から「特殊詐欺未然防止優良店舗」の認定を受けた。このほど同署で認定証交付式が開かれた。同支店は2021年7月と23年3月、同年7月の3回にわたり、携帯電話で通話しながらATMを操作する高齢者に対し、積極的に声をかけるなどして被害を食い止めた。同署によると、県警はおおむね2年以内に3回以上の詐欺被害を未然防止した事業所を優良店として認定している。同署管内6市町での認定は初という。 田代圭吾署長は「地域の模範として、一層積極的に被害防止に努めてほしい」と期待を寄せた。
-
課題解決力 成長の鍵 設立1年 一定の手応え 柴田久 しずおかFG社長【聞きたい】
静岡銀行などを傘下とする持ち株会社「しずおかフィナンシャルグループ」(SFG)設立から1年となる10月3日を前に、柴田久社長(59)が27日、静岡新聞社の取材に応じた。傘下の銀行や事業会社それぞれが独自性を発揮し始めるなど一定の手応えを感じつつ、地域課題の解決に向けて行政や民間企業、地域とさらに連携する必要性を強調。提案力を幅広く強化し、ソリューション企業としての成長を見据える。 ―1年を振り返り、成果と課題は。 「事業会社は銀行依存ではなく自ら事業を開拓して深く、大きく広げるスタンスを目指している。ベンチャー支援や脱炭素などで新たな挑戦が動き始めた。ファンドでも管理報酬で収益を上げる
-
静岡新聞社 第37回読者と報道委員会
静岡新聞社の「読者と報道委員会」は11日、第37回会合を静岡市駿河区で開いた。議題は、牧之原市で昨年9月に発生した園バス置き去り事件をテーマにしたキャンペーン報道「届かぬ声」と、多角的な視点で茶産業の未来を展望した「令和の静岡茶」。富士川まちづくり株式会社代表取締役社長の伊藤高義委員、NPO法人クロスメディアしまだ事務局長の児玉絵美委員、静岡理工科大学長・静岡大電子工学研究所長の木村雅和委員の3氏が本紙側と意見交換した。 キャンペーン報道 届かぬ声 木村委員 本質に迫る 綿密な展開/伊藤委員 保育の課題 検証続けて/児玉委員 築いた信頼 示した「質」 編集局 2023年3月から6月まで
-
静岡県内のメインバンク 静岡銀行首位 取引社数調査、信金の増加目立つ
東京商工リサーチが実施した企業のメインバンク調査によると、静岡県内のメイン取引社数は静岡銀行がトップの1万7052社で、シェアは39・28%と高水準を維持した。昨年4位のしずおか焼津信用金庫は僅差で清水銀行を上回り、3位に浮上。島田掛川信金(151社増)や三島信金(52社増)など、信金の増加が目立った。 静岡銀のシェアは中部地区2位(8・82%)、全国11位(1・17%)。地銀などの統合が各地で進み、銀行持ち株会社も含めた順位は静岡銀を傘下とするしずおかフィナンシャルグループが14位だった。 県内2位は浜松いわた信金(取引社数4505社、シェア10・38%)で、しずおか焼津信金(3031
-
地域循環共生圏へ連携 御殿場市とSFGが協定
御殿場市としずおかフィナンシャルグループ(SFG)は25日、「富士山東麓エコガーデンシティ地域循環共生圏の推進に関する連携協定」を結んだ。同市が目指す脱炭素と経済の好循環モデルの推進や地域のブランディング戦略の立案などで協力し、持続可能な地域の発展につなげる。 同市は森林経営による温室効果ガス削減の環境的価値を国の「J―クレジット」で利益に換算し、デジタル地域通貨の財源にする循環モデルを示している。SFGは専門的な知見を基に市のクレジット創出を支援し、売買など市場展開に関する助言、地域のシティープロモーションやブランディングの提案なども行う。 SFGの静岡銀行が協定を結んでいる東京ガール
-
人事=清水銀行(10月10日、地名のみは支店長または支店)
入江兼江尻兼追分(堂林兼入江兼江尻兼有東坂兼追分)築地利明▽堂林兼有東坂(経営企画部企画担当部長)土屋昭▽大井川(支店営業部推進役)中野剛志▽篠ケ瀬(江尻副)川村剛史▽経営企画部企画担当部長(篠ケ瀬)上杉勝也▽総務管理部付専任主席統括役(審査部専任主席審査役)武田秀樹▽支店営業部上席推進役(審査部上席統括役)青木大輔▽審査部上席審査役(大井川)大多和利幸▽経営企画部統括役(三保副)見城俊如▽審査部審査役(総務管理部統括役)大石浩介▽入江渉外部長兼渉外長(堂林渉外部長)小梢努▽三保副(追分副)遠藤祥久
-
静清信用金庫人事(10月1日、地名のみは支店長または支店)
経営企画部主任調査役DX担当(営業推進部営業推進課長)海野昌樹▽人事部副部長(東新田)松本智之▽人事部付主任調査役(融資部主任審査役)富田基▽東新田(池田兼小鹿次長)田代雄教
-
沼津信用金庫人事(10月2日、地名のみは支店長)
総務部(営業サポート部)副部長榎本孝宏▽長泉町(経営サポート担当課長)常盤康夫▽経営サポート担当課長(審査担当課長)勝又将彦▽審査担当主任調査役(長泉町)鈴木春海
-
「印象主義」の連弾披露 浜松出身・上野姉妹 静岡市美術館絵画展に合わせ
静岡市美術館(同市葵区)で開催中の展覧会「カンペール美術館所蔵 ブルターニュの光と風 フランス 神秘と伝統の地へ」(静岡市、静岡新聞社・静岡放送など主催、清水銀行特別協賛)に関連したコンサート「ピアノ連弾で楽しむフランス音楽」が24日、同美術館内で開かれた。市民ら約60人が来場し、フランス音楽の魅力を堪能した。 浜松市出身の姉妹ピアニスト上野史織さんと由理さんが、同展覧会と同時期の20世紀初頭にフランスで興った「印象主義音楽」を中心に計6曲の連弾曲などを披露した。観客はドビュッシーやラヴェルの美しい旋律に目をつむりながらうっとりと聞き入り、大きな拍手を送った。 コンサートは同美術館と静岡
-
稲生沢川河口 花を植え替え 下田の土屋建設
下田市の土屋建設は22日、同市の稲生沢川河口付近の通り沿い約500メートルで美化活動に取り組んだ。社員ら約10人がプランターの花を植え替えた。 市から提供を受けたニチニチソウとペンタスの苗を約120個のプランターに植えた。同日までに老朽化したプランターは日本観光振興協会から提供された新品と取り換え、県提供の木製のイスも設置した。 土屋紀雄社長は20年以上にわたり美化活動の中心を担っているといい、「大勢の観光客に楽しんでもらいたい一心だ」と話した。活動には小さな親切運動の一環で静岡銀行の行員も参加した。
-
高架化や再開発 沼津市長が解説 さんしん同友会勉強会
三島信用金庫の取引事業所の経営者らでつくる「さんしん同友会」の沼津支部と幸町支部はこのほど、沼津市のまちづくりに関する勉強会を同市内で開いた。頼重秀一市長を招き、JR沼津駅付近の鉄道高架化や再開発について理解を深めた。 頼重市長は鉄道高架化の進行状況を紹介。新貨物ターミナルの造成が完了したことや、新車両基地周辺道路の整備状況を説明した。市中心部の沼津仲見世商店街やアーケード名店街周辺で進む再開発事業は「市制100周年のタイミングで、さまざまな事業が動き出している」と強調した。 駅周辺で道路の車線規制などを実施する社会実験「オープンヌマヅ」にも言及し、「にぎわいづくりのアイデアが本当に沼津にマ
-
伊豆市、民間の力生かす 三島信金と人事交流協定
民間活力を導入し市政活性化や効率的行政運営を図ろうと、伊豆市はこのほど、三島信用金庫と人事交流協定を結んだ。協定に基づく1人目の実務研修員として、10月1日から同金庫人事課付の職員深沢香織さん(37)=沼津市=が伊豆市企画財政課へ派遣される。同金庫が市町の行政機関へ職員を派遣するのは初めて。 同市役所で開かれた調印式で、菊地豊市長と高嶋正芳理事長が協定書に署名した。協定では期待する効果として、民間企業側は「自治体の立場を踏まえた調整提案能力を高めることができる」、市側は「民間企業のノウハウや人材を取り入れ、市民サービス向上を図る」などを明記している。 高嶋理事長は「地域のベストパートナー
-
シリコンバレーで事業計画プレゼン 浜松の中小・新興が報告会
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)はこのほど、米国シリコンバレー(SV)に今夏派遣した中小・スタートアップ企業の成果報告会を起業家支援拠点「FUSE」(同区)で行った。新事業展開を構想するITや製造業など8社の経営者や幹部が参加し、SVに根付くイノベーション精神に触れた学びや今後のビジネス展開への抱負を語った。 訪問期間は8月13日から同19日まで。参加者はスタンフォード大教授や投資家、ベンチャーキャピタル(VC)関係者を前に事業案のプレゼンテーションを複数回行い、フィードバックを受けて内容を磨いた。 展示用ネイルチップを再利用したドネーション事業を計画するビューティースマイル(南区)の高
-
人事=しずおかフィナンシャルグループ(10月2日、地名のみは支店長または支店)
【静岡銀行】営業戦略部理事部長(営業戦略部長)松下英人▽東部カンパニー営業推進担当部長(山下)山本圭一▽清水中央兼興津兼清水北(東部カンパニー営業推進担当部長)小池孝洋▽函南(清水中央兼興津兼清水北)木暮雅一▽山下(函南)田口力也▽浜松営業部副部長兼名残出張所(国際営業部国際営業統括グループ長兼海外事業支援室長)高橋敦▽呉服町副兼伝馬町(豊田)藤下隆義▽国際営業部国際営業統括グループ長兼海外事業支援室長(国際営業部国際営業統括グループ=グループ長待遇)増田秀明▽掛川東(掛川エリア課長)大場奈津子▽豊田(沼津駅北副兼沼津金岡)高林宏治▽蜆塚兼佐鳴台(掛川東)芹沢沙希子▽港北ニュータウン(企業経
-
個人客専用支店 沼津に初導入 スルガ銀行
スルガ銀行は19日、沼津原町支店(沼津市)の業務内容を一部変更し、個人客専用店に改めた。法人と個人事業主について、すでに取引のある顧客の業務は続けるが、口座開設や借り入れなどの新規申し込みは受け付けず、近くの沼津セントラル支店を紹介する。 個人客専用店の導入は初めて。地域の実情などに合わせ、行員が受け持つ業務の選択と集中を進める。生活様式が多様化する中、沼津原町支店は資産運用をはじめとする個人客の相談と支援業務を強化する。 同銀行は店舗網再編を進めながら、顧客との対話を重視する次世代型店舗や、現金を取り扱わないキャッシュレス店舗など新しい運営方式を取り入れている。個人客専用店も同支店の利
-
詐欺被害未然防止 信金職員に感謝状 静岡南署
静岡南署はこのほど、特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、静岡市駿河区のしずおか焼津信用金庫石田支店と、職員の山本晴加さん(28)に署長感謝状を贈った。同署で開いた贈呈式で、山本さんと平野俊彦支店長が大村彦彰署長から感謝状を受け取った。 同支店には8月9日、高齢女性が130万円を出金しようと来店した。女性が「息子の会社の決算でお金が必要」などと出金理由を話したことから、窓口で対応した山本さんは不審に思い、詐欺被害を疑って上司に報告。警察に引き継ぐなどして詐欺被害を未然に防いだ。山本さんは「高額出金にかかわらず、生活費よりも多いと思う場合には出金理由を確認し、少しでも不自然に思ったら報告して
-
流麗なオペラ披露 森さん、錦織さん共演 静銀80周年 静岡市
ともに日本を代表するオペラ歌手の森麻季さん(ソプラノ)、錦織健さん(テノール)が21日、静岡市葵区の市民文化会館でデュオリサイタルを開き、有名なオペラのアリアや日本の古謡などをちりばめたプログラムで流麗な歌声を響かせた。静岡銀行の創立80周年を記念した「第76回しずぎんユーフォニア・コンサート」。 「アメイジング・ソングス~愛と煌めきを歌にのせて~」と題し、ピアニストの山岸茂人さんが伴奏を務めた。森さんはドラマ「坂の上の雲」のメインテーマ「Stand Alone」や童謡「からたちの花」、錦織さんは古謡「さくらさくら」、戦前の歌謡曲「蘇州夜曲」などをそれぞれ独唱した。 デュオとしては「椿姫
-
温泉・食文化で伊豆再生 サンフロント21懇話会 伊豆の国で地区分科会
静岡県東部地域の活性策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は20日、伊豆の国市のアクシスかつらぎで伊豆地区分科会を開いた。伊豆地域の再生について議論し、旅館経営者らが温泉など地元の資源を生かして継続性を持って臨むべきと強調した。 基調講演とパネル討論を行った。「温泉ガストロノミーで街を変え、観光の形態を変える」をテーマに造園家の涌井史郎氏が講演。伊豆をはじめ県内の豊富な温泉と源泉地を引き合いに、本県の可能性の高さを示した。さらに、温泉だけでなく地域の魅力を総合的に示すべきと訴えた。土地の風土から生まれた食材や歴史、伝統などで育ま
-
旧天竜林高事件 代理人弁護士が元市長の情報開示要請 スルガ銀行に
浜松市天竜区の旧天竜林高を舞台にした調査書改ざん・贈収賄事件で、中谷良作元天竜市長(91)=贈賄罪で罰金刑確定、再審請求中=のアリバイの可能性を示す「スルガ銀行天竜支店 12時26分事務処理(中谷退店)」の記述について、中谷元市長の代理人の杉尾健太郎弁護士は20日、この記述などを含む中谷元市長の個人情報開示を同行に要請した。依頼文書を同行宛てに郵送した。 同事件の確定判決などによると、中谷元市長は2007年12月10日、同支店で保険契約手続きなどをした後、午前11時ごろに同校を訪れ、北川好伸元校長(75)=加重収賄罪などで有罪確定=に現金10万円を渡したとされる。一方、検察が開示した中谷元
-
特産品販売や観光で連携 静岡、山梨、長野3県 7信金が協定
しずおか焼津信用金庫など静岡、山梨、長野3県の4信金が中部横断自動車道の開通を機に2021年に締結した連携協定は19日、新たに長野県の3信金が加わりネットワークを広げた。特産品販売や観光などで幅広く連携し、地域活性化につなげる。 長野、松本、上田の3信金が加わり、これまでのしずおか焼津、甲府、山梨、諏訪と合わせて7信金となった。「業務」「観光」「その他」を連携項目とし、顧客や商品の紹介、観光振興に関する情報共有、自然災害における相互協力や復旧支援などを盛り込んだ。精密機械製造などが盛んな長野、山梨両県と本県の製造業をマッチングさせるなど、県境を越えた企業支援に取り組む。 長野県岡谷市で1
-
商工中金と静岡銀行 吉田の菊地工業に災害対応型融資枠
商工中金静岡支店と静岡銀行吉田支店はこのほど、吉田町の産業用ベルト製造「菊地工業」に、大規模災害時でも貸付が可能な総額10億円の災害対応型協調融資枠を設定した。 商工中金と県内金融機関による同様の協調融資枠設定は初めて。一般的に大規模災害時は金融機関の貸付不能事由とされているが、今回の協調融資は震度6弱以上の地震や、災害救助法が適用される水害などが県内で発生した場合でも迅速な資金調達が可能となる。 同社は1950年設立。2011年にタイで発生した水害の際、現地子会社が大きな被害を受けた。今回の締結は事業継続計画(BCP)の一環となる。
-
環境配慮型店舗を相模原にオープン 静岡中央銀行
静岡中央銀行は19日、新築した番田支店(相模原市)をオープンした。同銀行で初めて「環境配慮型店舗」と位置付け、太陽光発電設備を備えた。 屋上に太陽光パネル30枚を設置し、店舗の使用電力の6割相当を賄う。断熱性や耐久性に優れた建材を使い、二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげる。2050年度までのCO2実質排出ゼロ実現を掲げたサステナビリティ方針に基づく取り組みの一環。 鉄骨造り2階建て。延べ床面積は旧店舗比約1・4倍の306平方メートル。落ち着いた環境で相談してもらえるようロビーと応接室の広さを2倍にした。
-
旧天竜林高事件 再審請求 「12時26分の謎」解明を【西部 記者コラム 風紋】
旧天竜林高を舞台にした大学推薦入試を巡る調査書改ざん・贈収賄事件で、加重収賄罪などで有罪が確定した北川好伸元校長(75)が10月6日、第2次再審請求を静岡地裁浜松支部に申し立てる。弁護団は、北川元校長に現金を渡したとされる中谷良作元天竜市長(91)=贈賄罪で罰金刑が確定、再審請求中=のアリバイに関する主張を新証拠の柱にする方針で、裁判所の判断に注目したい。 焦点になっているのは、中谷元市長に対する警察の取り調べメモに記されていた「スルガ銀行天竜支店 12時26分事務処理(中谷退店)」との記述。中谷元市長が2回目に現金を渡したとされる2007年12月10日の行動履歴を示していて、22年になっ
-
磐田の東部台支店 グランドオープン 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は19日、磐田市西貝塚に新築した東部台支店をグランドオープンした。 老朽化のため旧店舗の敷地内に建て替えた新施設は、鉄骨造り平屋建て、延べ床面積273平方メートル。重厚感ある黒色の外壁は耐久性が高いALCパネルを採用。ATMは2台を配備した。7月18日のプレオープン後、旧店舗の解体と駐車場整備を行った。 セレモニーには御室健一郎会長や高柳裕久理事長らが出席し、テープカットを行った。御室会長は「今まで以上に提案やサービスの提供を強化し、地域に貢献したい」とあいさつした。 磐田本店営業部のパートナー店に位置づけ、渉外担当を同部に移して機能をすみ分ける。支店は
-
全日本フェンシング 沼津信金の脇田選手4強 同僚応援、勝利後押し
沼津市の香陵アリーナ(市総合体育館)で開かれている全日本フェンシング選手権個人戦は16日、2日目を迎え、地元沼津信用金庫所属の脇田樹魅選手が女子サーブル予選に出場。同僚の応援を受け、4強進出を決めた。 脇田選手は日本女子体育大卒業後の2022年4月に同信金入り。人事課に籍を置き、市内のフェンシング施設「F3BASE」を拠点に練習を積んでいる。会場には鈴木俊一理事長、紅野正裕会長ら幹部や同僚ら約20人が詰めかけた。板橋香菜子選手との準々決勝では、ポイントを取る度に拍手を送り勝利を後押しした。 試合後、脇田選手は観客席に足を運び、応援に感謝の言葉を述べた。紅野会長は「プレッシャーのある中、よ
-
がん機器メーカーに出資 沼津信金などのファンド
沼津信用金庫と信金キャピタル(東京)が設立したファンド「ぬましん未来応援ファンド」が、乳がん検査機器開発のアイグリット(仙台市)に出資したことが15日までに分かった。初めての投資。出資額は非公表。同社は主要技術の開発を既に終え、2025年内の製品販売を目指している。 撮影した超音波画像を合成して立体データをつくり病変などの有無を調べるスマートフォンサイズの機器を実用化する。同社によると、一度に広範囲が検査できる上にデータの保存が可能で、従来の検査方法に比べて見落としのリスクが減る。検査費用は安くなり、体の負担も軽減されるという。 同社は20年に設立。近藤真一社長が医療機器ベンチャーで従事した
-
戦略的なメニュー構成を 沼津信金など 飲食店向けセミナー
沼津信用金庫などはこのほど、材料費高騰に直面する飲食店経営者向けのセミナーを沼津市で開いた。全国で飲食店支援を手がけるフードアカウンティング協会サービス相談員の遠山景子さんが講師を務め、「本当によい商品を提供する店が残る」と商品力強化を訴えた。戦略的なメニュー構成にするよう呼びかけた。 遠山さんは店側が情報発信する従来の集客から、客側がSNSで発信する「SNS集客」が主流になるとして、「(発信の)動機をつくる商品が最も重要で集客の近道」と指摘。原価率が高くても客を引き込む「集客・看板メニュー」▽注文されやすく原価率の低い「定番メニュー」▽飽きさせない「季節・イベントメニュー」をそろえるよう強
-
企業へ小まめな訪問奏功 金融機関や商工団体、相談窓口に【事業承継 未来へのバトン④完】
事業承継を円滑に進めるためには地域を巻き込んだ取り組みが欠かせない。細かな情報収集と承継後も見据えた伴走を行えるよう、金融機関や各地域の商工団体が“かかりつけ医”のように身近な相談窓口として役割を果たしていくことが求められている。 「事業承継の成否は地域金融機関にとって極めて重要」-。島田掛川信用金庫地域サポート部(島田市)の森崎恭広副部長(45)の声は切実だ。同信金は事業承継も含め取引先の困り事を解決するため、2013年に専門部署を立ち上げた。当時、事業承継促進に向けて企画したセミナーは、実務的な補助金セミナーの盛況ぶりとは対照的に毎回、閑古鳥が鳴く寂しい状態。森
-
志村さん(大里東小4)に小さな親切実行章 静岡市駿河区で表彰式
「小さな親切」運動県本部は11日、病気などで髪を失った子どものかつら用に髪を寄付するヘアドネーション活動に協力した大里東小(静岡市駿河区)4年の志村望々さん(9)に「小さな親切」実行章を贈った。 志村さんは大好きな小学校の先生が抗がん剤治療で髪が抜けてしまったことがきっかけで「自分にもできることをしたい」と思い、腰まで伸ばした髪を約30センチ切ってヘアドネーション活動に協力した。髪は静岡芙蓉ライオンズクラブ(LC)を通じ、同活動を展開する大阪のNPO法人に送られたという。 駿河区の静岡銀行下島支店で開いた贈呈式に家族と一緒に出席した志村さんは、同運動県本部下島地区支部長を務める久保田良一
-
セブン銀行、ATM新サービス発表 静岡銀行が提供へ
セブン銀行(東京都)は12日、新型ATM(現金自動預払機)を活用し、金融機関向けの「ATMお知らせ」「ATM窓口」の二つの新サービスを26日に開始すると発表した。静岡県内金融機関では静岡銀行が「ATMお知らせ」の提供を同日から始め、「ATM窓口」は2024年5月を予定する。 「ATMお知らせ」は、利用者がセブン銀ATMで出金する際、サービス提供企業から画面上で各種情報を通知したり、その通知への回答を受けたりできる。住所など届け出情報の変更有無の確認に役立つ。 「ATM窓口」は、セブン銀のATMで口座開設や届け出情報の変更などが行える。窓口、郵送、ウェブで必要だった手続きが、セブン銀のAT
-
地方創生にTGCブランド力 静岡銀行、W TOKYOと連携協定
静岡銀行は12日、東京ガールズコレクション(TGC)の企画・制作会社「W TOKYO」(東京都)と、地方創生・新規事業創出に向けた連携協定を締結した。都内で静岡銀の八木稔頭取らが記者会見した。 静岡県でも過去3回開催されるなど、若年層を中心に高い知名度を誇るTGCのブランド力を活用。静岡銀の経営資源と掛け合わせて新たな地方創生プロジェクトを展開する。ブランディングを通じて地方企業の企業価値向上を目指すほか、W TOKYOが主軸となって地方創生に貢献する投資戦略も検討していく。 八木頭取は「TGCブランドを駆使した独自のノウハウやプロデュース力を地域づくりに生かすことで、われわれが目指す地
-
石原良純さん「異常気象に危機感」 静清信用金庫が文化講演会 静岡市葵区
静清信用金庫は12日、俳優で気象予報士の石原良純さんを講師に招いた第48回せいしん文化講演会を静岡市葵区のホテルで開いた。 同金庫の利用者など約1100人が聴講した。演題は「どうなってるの?近年の異常気象! 集中豪雨・竜巻・大雪」。石原さんは「天気予報で『あしたの最高気温は40度です』という日が近い将来、来るかもしれない」と危機感を示し、「大量生産、大量消費を考え直し、物を大事に使おうという意識を大切にするべき」と指摘した。 1日1回は空を見上げる習慣を勧め、「日本の空は世界一きれい。空は誰にとっても身近な自然で、青空を見ると安心感が得られてストレス解消につながる」と述べた。 講演前に
-
簡潔な資金調達支援 スルガ銀行、紹介業務
スルガ銀行はこのほど、オルタ(東京)が提供するクラウドファクタリングサービスの紹介業務を始めた。簡単な手続きで、申し込みから24時間以内に売掛債権(請求書)を資金化できる。 書類提出や審査などの手続きはウェブ上で完結し、保証人や担保は不要。保有する売掛債権をオルタに売却することで早期の資金調達が可能になる。資金調達ニーズが多様化する中、スルガ銀は法人や個人事業主に同サービスを紹介して資金繰りを支援する。
-
信金中金に褒章伝達 掛川市役所
掛川市の市街地活性化事業に1千万円を寄付し、国から紺綬褒章を受けた信金中央金庫に対する褒章伝達式がこのほど、市役所で開かれた。 同金庫は2021年2月、企業版ふるさと納税として市に寄付した。島田掛川信用金庫が協力し、実現した。伝達式には信金中金の高木恵証静岡支店長が訪れ、久保田崇市長から褒章を受け取った。 久保田市長は、同市城下の移住促進拠点「JOKA BASE(ジョウカベース)」のオープンに活用したことを説明。高木支店長は「(地元信金と)連携して引き続き、地域の課題解決に取り組んでいく」と話した。
-
富士信金 蒲原地区自治連合会にテント寄贈 静岡
富士信用金庫はこのほど、テント6張りを富士宮市に寄贈した。市立公民館に一張りずつ配置し地元行事などで活用する。 寄贈は同信金の創立70周年記念事業の一環で、富士市に26張り、静岡市清水区の蒲原地区自治連合会に1張りを贈った。
-
テント6張り 富士宮市に寄贈 富士信金
富士信用金庫はこのほど、テント6張りを富士宮市に寄贈した。市立公民館に一張りずつ配置し地元行事などで活用する。 寄贈は同信金の創立70周年記念事業の一環で、富士市に26張り、静岡市清水区の蒲原地区自治連合会に1張りを贈った。富士市では市内26カ所あるまちづくりセンターに配布される。 富士宮市役所で行われた贈呈式で、浅見祐司理事長が須藤秀忠市長に目録を手渡し、同市から感謝状を受けた。浅見理事長は、新型コロナウイルス下の行動制限が解除され地域行事が再開したことを受けてテントを選んだといい、「(信金は)地域社会に支えられている。還元していきたい」と話した。
-
全国34信金の取引先出展 静岡でビジネスマッチング
しずおか焼津信用金庫が主催するしんきんビジネスマッチング静岡2023(東海地区しんきん経営者協議会共催)が8日、静岡市駿河区のツインメッセ静岡で開かれた。全国34信金が取引する271社がブースを構え、自社製品を売り込みながら来場者との商談に臨んだ。 金属機械、電気電子、食品の製造業やサービス、小売業など幅広い業種の中小企業が出展した。保管場所が少なくて済む発泡スチロールの組み立て式保冷箱や金属加工技術を生かした銘板といったユニークなアイデアや製品が注目された。事前予約制の商談に加え、来場者がその場で出展者に声をかける場面も多く、活発な交流が行われた。 今年で20回目の催し。新型コロナウイ
-
伊豆半島一周 自転車で走ろう 11月、参加者募集
東急ホテルズ&リゾーツ(東京)とスルガ銀行、県は11月18~19日、伊豆半島を一周するサイクリングイベントを開く。 三島市の富士山三島東急ホテルを発着点に、風光明媚(めいび)な伊豆半島の海岸線約250キロを2日間かけて走破する。宿泊施設は下田市の下田東急ホテル。参加者の荷物は車両で運搬するため、身軽にサイクリングを楽しめる。定員は18歳以上の先着20人。宿泊費と飲食代は自己負担。 同銀行サイクリングプロジェクトのネット投稿サイトnote(ノート)で申し込みを受け付けている。
-
詐欺被害未然防止 感謝状 浜松いわた信金 職員木下さん
特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、浜松市東区の浜松いわた信用金庫笠井支店と職員の木下康嗣さん(41)にこのほど、浜松東署から署長感謝状が贈られた。 同署によると、8月3日に来店した70代男性から「SNSで知り合った女性に荷物を送りたい」「配送にかかる費用を指定された口座に振り込みたい」などと相談され、不審に思った木下さんが警察に連絡して被害を防いだ。 同署で行われた贈呈式には木下さんと夏目亮支店長(51)が出席し、松本一勝署長から感謝状を受け取った。木下さんは「すぐに怪しいと思った。男性がつらい思いをしなくて良かった」と語った。
-
新興企業支援、静岡県本腰 9月補正、マッチング事業化へ
静岡県は、首都圏などのスタートアップ(新興企業)と県内企業をつなぐマッチング事業に本腰を入れる。専門スタッフが常時相談に応じる窓口を開設し、マッチングから実際の事業展開までの流れを伴走型で支援する。有望で独創的なビジネスプランのコンテスト実施も検討している。関連費用を2023年度9月補正予算案に計上する。6日までに、関係者への取材で分かった。 スタートアップを巡っては政府が成長戦略の柱の一つに掲げ、重点投資する方針を打ち出している。社会課題を解決する役割も期待され、都道府県によっては支援を強化する動きがみられる。県はこうした状況を踏まえ、24年度の当初予算編成を待たずに事業化すべきと判断し
-
祖父母に感謝 園児が似顔絵 静清信用金庫で展示
静清信用金庫は4日、地元園児による「祖父母のにがお絵展」を静岡、焼津、藤枝の3市内全37店舗で始めた。敬老の日(18日)に合わせて園児が日頃の感謝を込めて描いた祖父母の似顔絵が来場者の心を和ませている。9月下旬まで。 3市内44の幼稚園や保育園、こども園から計約3千点が集まった。静岡市葵区の本店ロビーには、静岡精華幼稚園(同区)の園児172人の個性あふれる作品が並ぶ。クレヨンを使って画面いっぱいに描いた「大好きなおじいちゃん・おばあちゃん」の笑顔の周りにカラフルなハートや星のマークをちりばめた作品など園児らの個性あふれる力作が目を引く。 同信金は園児から祖父母に特殊詐欺被害の防止を呼びか
-
原発処理水風評被害の相談窓口開設 しずおか焼津信用金庫
しずおか焼津信用金庫は、東京電力福島第1原発の処理水放出に伴う風評被害を受けている中小企業の資金繰りなどの相談に応じる窓口を開設した。 燃料費の高騰などで厳しい水産業者などの経営環境が一段と悪化する事態も想定し、新規融資の金額、金利などを個別に検討するほか、既存の借り入れも返済条件見直しを含めて柔軟に対応する。販路確保に関する相談にも応じる。 各営業店などで受け付ける。時間は平日午前9時~午後5時。
-
藤枝の店舗新装 しずおか焼津信金いかるみ支店開店
藤枝市五十海のしずおか焼津信用金庫いかるみ支店(辻尚樹支店長)が4日、リニューアルオープンした。 同支店は店舗の老朽化に伴い、昨年4月から新築工事を始めた。預金特化型店舗として営業し、融資の受け付けができる近隣の藤枝水守支店を母店とする。鉄骨造り2階建てで敷地面積は608平方メートル。駐車場9台、ATM3台、両替機1台を備え、旧店舗よりも設備機能が充実した。 環境への配慮として、太陽光発電や全館LED証明などを設備。多目的トイレや点字ブロックも設置した。災害時には2階を近隣住民の避難所として開放する。 店舗周辺は住宅やスーパーなどが並び、今後は店舗内に来店客の休憩スペースも設ける方針。
-
静岡市内企業で留学生インターン開始
静岡県国際交流協会は5日、県内で就職を目指す外国人留学生を対象としたインターンシップを静岡市内の企業で始めた。県内の大学に通う留学生3人が7日まで市内3社でそれぞれ業務を体験し、8日に同市葵区のしずおか焼津信用金庫本店で報告会を行う。 同区のソフトウエア開発会社エイ・アイ・エス静岡営業所には静岡大人文社会科学部3年の中国人留学生郭奕君[カクエキクン]さん(22)=写真左=が参加。同社が開発した海運業向けの会計管理システムについて説明を聞いて熱心にメモを取るなど、真剣な表情で職業体験に臨んだ。プログラマーとの懇談では、システムを扱うのに必要な資格について質問するなど同社や業界への理解を深めた
-
建設業者が経営診断ツール体験 島田掛川信用金庫 御前崎でセミナー
島田掛川信用金庫は5日、中小事業者のデジタル化推進を支援するセミナーを御前崎市の研修センターで開いた。地域の建設業者約20社が参加し、中小企業庁が提供するデジタル化に関する経営診断ツール「みらデジ」を体験した。 みらデジは、オンライン上で経営課題やIT機器の導入状況などを入力すると、課題解決に向けたツールや設備を提案するサービス。参加者は外部講師の説明を受けながら利用方法を学び、個人のスマートフォンを使ってサービスを試した。近年は業務のデジタル化が進むが、「何から手を付ければ良いか分からない」と戸惑う事業者もいるという。同信金は今後、中小事業者を対象にデジタル化に関する相談などの支援体制を
-
親世帯の資産管理などでセミナー 遠州信用金庫、浜松で9月16日
遠州信用金庫(浜松市中区)は9月16日午前10時から11時まで、親世帯の資産管理や認知症対策、遺産継承をテーマにしたセミナーを東区有玉北町の同信金ライフサポートプラザで開く。オンラインでの聴講も可能。14日まで参加者を募集している。 名波司法書士事務所(南区)の名波直紀所長が講師を務め、家族をサポートする具体的知識や生前贈与、死後事務委任の活用方法などを解説する。セミナー後に個別相談の時間も設ける。 参加無料。定員は会場10人、オンライン100人。問い合わせは、ライフサポートプラザ<電053(435)8150>へ。
-
企業のニーズ 一冊に 沼津信用金庫がマッチング本
沼津信用金庫はこのほど、営業エリアの企業情報をまとめた「ビジネスマッチングガイドブック2023」を発行した。職員が聞き取った各社のニーズ(要望)を掲載するのが特徴で、人手不足を背景に人材を求める内容が増えているという。 2008年から毎年発行し、第16号となる23年度版は663社を掲載した。事業内容と強み、主要設備を伝える。 ニーズを紹介する欄には受発注したい業務に加え、「溶接技能を持つ方」(製造業)や「ウェブ系開発経験者募集」(IT)など即戦力を求める記述が目立つ。同信金によると、ガイドブックをきっかけに閉業した企業の従業員を同業他社が引き継いだケースがあるという。 3500部発行し
-
旧天竜林高事件 データ開示へ署名呼びかけ 支援団体が街頭活動
旧天竜林高の調査書改ざん・贈収賄事件で、有罪判決が確定した2人の支援団体は3日、弁護側が「アリバイになり得る」との見方を示す警察の取り調べメモの基となるデータの開示を要請する嘆願書の街頭署名活動を浜松市天竜区の西鹿島駅周辺で行った。 事件を巡っては、中谷良作元天竜市長(91)=贈賄罪で罰金刑確定、再審請求中=が2007年12月10日、スルガ銀行天竜支店で保険契約などの手続きをした後、同校を訪れて北川好伸元校長(75)=加重収賄罪などで有罪確定=に現金を渡したとされる。 確定判決では同日午前11時ごろに同校で現金の受け渡しがあったとされる。警察の取り調べメモの記述は「スルガ銀行天竜支店 1
-
特殊詐欺被害を未然防止 静清信用金庫2支店に感謝状 静岡中央署
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、静岡中央署はこのほど、静岡市葵区の静清信用金庫沓谷、城北の両支店に署長感謝状を贈った。 沓谷支店は7月4日に来店して65万円の出金を申し出た高齢夫婦に、城北支店は8月8日に店舗を訪れて150万円の出金を希望した高齢女性に対し、それぞれ職員が理由などを聞き取り、オレオレ詐欺を疑って警察に通報した。 同署で及川博行署長から感謝状を受け取った店舗担当者は「高額出金を希望する客には声かけを徹底し、不審点があればすぐに警察に連絡するようにしている」「日頃から預手プランの活用推進を指導している」などと対策を語った。及川署長は「未然防止の功労に感謝する。今後も協力して
-
コンビニと銀行支店 特殊詐欺を未然防止 浜松中央署が感謝状
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、浜松中央署はこのほど、いずれも浜松市中区のファミリーマート浜松常盤町店、セブン-イレブン浜松イーストタウン店、静岡銀行蜆塚支店の3店と、それぞれの店員や職員に署長感謝状を贈った。 コンビニ2店ではそれぞれ7月、来店した高齢者が高額の電子プリペイドカードを購入しようとした。蜆塚支店には同月、還付金名目のサギ電話を受けた女性が来店した。いずれの店舗も対応した担当者が来店者の様子から詐欺と見抜き、声かけをしたり説得をしたりした。 同署で贈呈式があり、常盤町店オーナーの松原真継さん(48)、店員の篠ケ瀬真来主さん(23)、酒井亜唯さん(22)、イーストタウン店店長の
-
焼津の福祉事業者、静岡の企業に譲渡 「池ちゃん家」 拠点エリア拡大へ
焼津、藤枝両市で介護、障害者福祉事業を展開する「池ちゃん家・ドリームケア」(焼津市)が、静岡市内で介護事業を行う「フォーユー」(静岡市葵区)に株式譲渡するM&A(企業の合併・買い取り)が31日までに成約した。フォーユーは池ちゃん家社の看護師資格を有する専門スタッフを引き継ぐとともに、拠点を志太地域に拡大することで、サービスの幅を広げる。 池ちゃん家社は池谷千尋代表が2000年に創業し、04年に法人を設立した。介護、障害児支援、保育事業を焼津、藤枝両市の10施設で展開している。看護師資格を持っている職員もいることから、医療サービスが提供できる。池谷代表は後継者不在である点や実質一人でマネジメ
-
スノボ世界一・三木つばき 浜松いわた信用金庫と所属契約 26年ミラノ五輪へ「精進」
2月のスノーボード世界選手権(ジョージア)パラレル大回転で金メダルを獲得し、日本人で初めてアルペン種目の世界一に輝いた三木つばき(20)=掛川市=が30日、浜松いわた信用金庫(浜松市中区)と所属契約を結び、同区で調印書に署名した。今後、国内外の大会で同信金のロゴが入ったボードで雪上を滑る。 2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪で金メダルを狙う三木。地元の支援に「スポーツの爽やかな風というものを、追い風として地域のみなさんに感じてもらえるように精進したい」と意気込みを語り、地域貢献活動に力を入れる方針も明かした。 18歳で臨んだ22年北京冬季五輪は決勝トーナメント進出も、1回戦
-
「伴走型支援」の経済波及 前年度比4割増 浜松いわた信金が分析
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は28日、2022年度の取引先中小企業への伴走型支援活動に伴う経済波及効果は前年度比4割増の328億2300万円だったとする分析結果を発表した。売上高増の直接効果と関連産業への影響といった間接効果などの合計。コロナ禍からの経済活動回復も相まって、輸送機器部品など製造業を中心に売上高が増加するケースが目立った、としている。 新型コロナに関連した融資取引先(6542社)を対象にアンケートを実施し、このうち同信金の専任担当者「ビジネスパートナー」が支援した1596社の傾向などをしんきん経済研究所(同市中区)が分析した。伴走以外を含めた全体の波及効果は744億920
-
詐欺被害の未然防止に貢献 静岡中央銀下田支店 今年2回目の表彰
市民の特殊詐欺被害を未然防止したとして下田市の静岡中央銀行下田支店はこのほど、下田署から感謝状を受けた。同署で贈呈式が開かれた。 7月26日に50代女性が支店へ来店。行員の中田梓さん(38)は携帯電話を確認しながら書類を記入する様子などを不審に感じ女性を説得、警察への通報につなげた。同署によると、女性はSNSで知り合った韓国の男性に言われるがまま、指定の講座に44万円を振り込もうとしていたという。 同支店が詐欺被害防止で表彰を受けるのは今年2回目。中田さんは「これからもお客さんを見ておかしいと思うことがあれば、きちんと行動したい」と振り返った。田代圭吾署長は「日頃から防犯意識を高めている結果
-
浜松いわた信金 静岡県内3社にSLL融資 持続可能社会を支援
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は29日、SDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境、社会、企業統治)に関連して設定した目標の達成状況で金利を引き下げる「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」の融資を28日に静岡県内3社に実行したと発表した。単独で策定したスキームによる融資は県内信金で初めてという。 融資は、不動産取引業のホームポジション(静岡市清水区)に1億円、中央不動産(浜松市浜北区)に5千万円、電子部品製造業ワールド電子(同市西区)に5千万円。それぞれの企業は従業員のモチベーション向上や女性活躍などのキャリアアップ、不動産の買い取り再販件数の増加、温室効果ガスの削減などのSD
-
世界の通貨で学ぶ、お金の価値や違い 静岡市駿河区で親子向け講座
小学生と保護者を対象にした講座、みなくるキッズラボ2023「せかいのお金」がこのほど、静岡市駿河区の地域福祉共生センターで開かれた。親子連れ11組がお金の価値や物の値段について理解を深めた。 静岡市と静岡県立大、静清信用金庫による産官学の連携事業。キャッシュレス化により触れる機会がさらに減る可能性がある世界の紙幣や硬貨を実際に手に取り、日本と各国の通貨やお金の価値の違いについて学ぶ機会として企画した。同信金で資産運用を担当する山崎真里さんが講師を務め、参加者は親子で相談しながら笑顔でクイズに取り組んだ。 兄弟で参加した静岡市立長田東小5年の荻須裕大君(10)と3年の祐弥君(8)は「どの国
-
クイズノックなど資産運用こつ伝授 静岡、中高生ら参加
野村アセットマネジメントとテレビ番組などで活躍する東大発知識集団「クイズノック」の運営会社バトンが主催する「お金を育てるキャラバン」全国出張授業in静岡県(静岡銀行、静銀ティーエム証券共催)がこのほど、静岡市内で開かれた。県内外の中高生や大学生がクイズやゲームを通じ、資産運用の仕組みとこつを学んだ。 クイズノックのメンバー山本祥彰さん、東言さんも参加し、野村アセットマネジメント資産運用研究所の稲岡夏紀所長と投資について考えた。低金利、物価高の状況で「預金をしてもお金の価値が下がってしまう」とし、株や債権などの金融商品で企業の利益が社会に循環する投資の仕組みを説明。値動きが異なる複数の金融商品
-
高校生金融甲子園 静岡大会参加募る 12月開催、静岡銀行
静岡銀行は、12月10日に静岡市清水区の同行研修センターで開催する全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」静岡大会の参加者を募集している。11月26日まで。 高校生2人一組で参加し、筆記と早押し形式の金融経済クイズに挑戦する。静岡大会の優勝チームは来年2月に東京で開催される全国大会に進出し、優勝すると米ニューヨークへの研修旅行がプレゼントされる。 県内の高校に通う生徒を対象に30チームを募る。参加費無料。希望者はエコノミクス甲子園公式ホームページから申し込む。 問い合わせは同行経営企画グループ<電054(345)9161>へ。
-
自動車産業支援へ地銀連携 静岡銀行など全国7行 情報共有
静岡銀行など、国内大手自動車メーカーが本社や生産拠点を構えるエリアの地銀7行が28日、関連産業支援の高度化に向けたネットワークを立ち上げた。脱炭素化や電気自動車(EV)対応など産業全体が変革期を迎える中、各行が取り組みや情報を共有し、サプライチェーン(供給網)が抱える課題解決と持続的な成長を後押しする。 同日、覚書を締結したのは静岡銀のほか、名古屋銀行(愛知県)、横浜銀行(神奈川県)、広島銀行(広島県)、群馬銀行(群馬県)、足利銀行(栃木県)、山形銀行(山形県)。本県はスズキ、愛知県はトヨタ、神奈川県は日産など、各行が本店を置く地域には、自動車大手の本社や主要工場、下請けの部品メーカーが集
-
⚾NTN磐田製作所3回戦へ 軟式野球 静岡県下都市対抗大会
第69回県下都市対抗軟式野球大会(静岡県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)第2日は27日、磐田市の豊岡野球場などで2回戦16試合を行った。NTN磐田製作所(磐田)は高井大地が2本の本塁打を放ち、中部電力浜松営業所(浜松)に逆転勝ち。昨年覇者の大場機工(富士宮)は島田市役所(島田)にコールドで快勝した。ホンダ浜松(浜松)はファンキース(藤枝)との打撃戦を制した。大会第3日は9月2日、浜松球場などで3回戦と準々決勝を行う。 ▽2回戦 大場機工(富士宮) 12―0 島田市役所(島田) (5回コールド) 良工舎山本鋼業(清水町) 8―0 清水トータス(清水) NTN磐田製作所(磐田) 6―3
-
「釜石の奇跡」に防災学ぶ 静岡銀行、9月にセミナー
静岡銀行は9月7日午前9時半から、静岡市清水区草薙北の同行本部研修センターで、東日本大震災での津波からの迅速な避難行動が「釜石の奇跡」とたたえられた当事者を招いた防災セミナーを開催する。7月に内閣府から採択された「災害への備え」コラボレーション事業の第1弾で、今後、地域の防災力を高める活動を展開する。聴講無料。 防災の日に合わせた催し。岩手県釜石市で被災体験の伝承活動をする菊池のどかさんを講師に招く。釜石東中3年だった菊池さんら生徒たちは、率先した避難行動を取り全員無事だった。日本弁護士連合会災害復興支援委員会副委員長の永野海弁護士(静岡市清水区)との対談も予定する。オンラインでの参加もで
-
スルガ銀行 加藤広亮社長 再成長へ失敗恐れず【トップ登場】
6カ年の中期経営計画の後半となる第2フェーズが始まったタイミングで、重責を引き継いだ。「経営再建の色合いが強かった第1フェーズを経て、第2フェーズは再成長軌道を本格始動させる」と口元を引き締める。 人口減少や地域経済の縮小、先行き不透明な金融市場など地方銀行を取り巻く環境は厳しさを増す。営業本部制を改め、「静岡・神奈川県のコミュニティーバンク」「ダイレクトバンク」「首都圏・広域バンク」「市場ファイナンス」の自律型プロフィットセンターに組織を再編した。 特定の事業がけん引する「富士山型」ではなく、各事業領域が独自性を発揮して全体を底上げする「八ケ岳型」の成長戦略を推進。6年ぶりの増収となっ
-
富士山写真審査、入選作11点選ぶ 静岡中央銀行
静岡中央銀行(沼津市)はこのほど、主催する富士山フォトコンテストの審査会を同市のサンフロントで開き、入賞作品11点を選んだ。9月下旬に発表する。 清野真司社長や写真家らが審査に当たった。机に並べた応募作品を見比べ、気に入った構図や目新しさを感じる写真に投票した。 2022年以降に静岡、神奈川両県で撮影された写真が対象で、昨年より46点多い654点が寄せられた。インスタグラムで告知した効果で30~40代からの応募が増えたという。 最優秀作品は同行が発行する2024年のカレンダーに採用する。
-
女性経営者が焼津で交流会 従業員との関係作り、プライベートとの切り替え…仕事の悩み共有
しずおか焼津信用金庫、焼津市、藤枝市は22日、女性事業者交流会を焼津PORTERS(焼津市中港)で開いた。製造業やサービス業などを営む女性経営者らが、人気スイーツ店の立ち上げに携わった女性社員の講演を聴いた後、グループごとに分かれて、従業員との関係作りやプライベートと仕事の切り替え方といった仕事上の悩みについて共有を深めた。 参加者は7グループに分かれて、自己紹介した後に、「心と体の健康管理」「従業員との関係作り」「プライベートと仕事の向き合い方」「仕事を通じた経験談」とそれぞれ与えられたテーマに沿って意見交換した。 チーズスイーツ専門店「チーズピゲ」の立ち上げに関わったグリーンアース(
-
4年ぶり映画会 親子ら600人観賞 遠州信金開催
遠州信用金庫(浜松市中区)はこのほど、「えんしんファミリー映画会」を浜北区の市浜北文化センターで開いた。コロナ禍を挟んで4年ぶりの開催で、無料招待した親子ら約600人が観賞を楽しんだ。 上映作品は人気アニメ「ミニオンズフィーバー」。来場者には同信金特製うちわを配布し、子供には菓子やおもちゃを贈った。上映前には鈴木靖理事長が登壇し、7月に稼働した相談機能重視のライフサポートプラザ(東区)など、同信金が展開する事業をPRした。 ステージ上では地元のダンサーが講師を務めたイベントも開かれた。
-
中小企業にマーケティング解説 富士信用金庫
富士信用金庫は22日、中小企業の経営者を対象にしたウェブマーケティングに関するセミナーを富士市の同信金で開いた。売り上げ増の要点を参加者に紹介した。 コンサルタント事業などを展開するアドレクス(東京)の内田修介取締役が講師を務めた。地方企業の成功事例を取り上げながら、媒体別の広告効果やSNSの運用方法を解説した。 中小企業の相談窓口「静岡県よろず支援拠点」の山堀圭太郎さんは、商品購入時の顧客の心理状況などを説明した。
-
ファクタリングサービス開始 静清信金
静清信用金庫は23日までに、入金待ちの売掛債権を売却して現金を受け取れるファクタリングサービスの取り扱いを始めた。オンライン型のファクタリング事業を展開するOLTA(オルタ)と連携し、取引先の伴走型支援を強化する。 料金の後払いなどで後日受け取る現金の請求権を売却し、運転資金を早期に調達できる。手数料は売掛債権の2~9%で、人工知能(AI)による24時間以内の自動審査で迅速に現金を企業へ振り込む。取引先に知られず手続きを進められ、売掛金の範囲内で調達額を自由に設定できる。
-
海洋産業振興へ協定 MaOI機構と沼津信金 技術開発、人材育成、販路開拓で連携
マリンオープンイノベーション(MaOI)機構は23日、海洋資源を活用して産業創出を目指す県の「MaOIプロジェクト」推進に向けた協定を沼津信用金庫と締結した。地域の経済活動に精通する金融機関と情報交換を密にし、技術開発や人材育成、販路開拓で連携する。 同プロジェクトは漁業や食品、化粧品、創薬など幅広い分野において海洋水産の最新知見を生かしながら産業振興を図る。新たな事業に取り組んだり、経営課題を抱えたりする地域企業の情報を両者で共有し、技術指導や企業間のマッチングなどを行う。 県の立ち会いの下、協定締結式を県庁で開いた。MaOI機構の松永是代表理事は「海からの恵みに知見を重ね、未来につなぐブ
-
「フェンシングのまち」沼津 徐々に浸透 一般市民の理解が鍵に
「フェンシングのまち」を掲げ、交流人口拡大による地域活性化と、将来のオリンピック選手育成を進める沼津市。行政主導で始まった取り組みは地元企業など民間レベルにも徐々に浸透している。9月には同市で全日本選手権が初開催され、全国へ発信する好機。一方で課題は一般市民への浸透度で、将来の世界大会誘致に向け成果を拡充させる必要がある。 「ゲーム感覚でできそう」「これなら子供やお年寄りも楽しめる」。19日、同市大手町のフェンシングの拠点施設「F3BASE」。スポンジ状の棒を剣に見立てて戦うスマートフェンシングの講習会が開かれた。市とフェンシングのまち沼津推進協議会と、気軽にできるスマートフェンシングの
-
スルガ銀、拠点施設再編 本部機能一部 県東部に回帰
スルガ銀行は2025年度までに、拠点施設を再編する。東京の本部機能の一部を沼津市と長泉町に移して地元回帰を図るとともに、店舗網を再構築する。業務のデジタル化や効率化も推進。年間経費を現在の中期経営計画が始まる前の18年度実績に比べて約3割減らし、コスト構造改革を完遂して収益力を高める。 オンライン技術進展に伴い、東京の立地の必要性を改めて検証。市場金融部門やコンプライアンス部門を県東部に移転し、東京本部のオフィスを縮小する。同時にウェブ完結手続きの拡充やインターネットバンキングの普及など顧客の利便性を考慮しながら、支店の統廃合と、複数店舗を同じ建物で営業する店舗内店舗化を進める。 店舗数は2
-
収集時計 園児に披露 実行章 浜松市浜北区「小さな親切」運動県本部
「小さな親切」運動県本部はこのほど、地域の子どもに自ら収集した時計を披露する取り組みを続ける浜松市浜北区小松の「かみや時計店」に実行章を贈った。 同本部小松地区支部長の鈴木孝明・静岡銀行小松支店長が同時計店を訪れ、店主の神谷政晴さん(77)と妻のすみ子さん(74)に賞状を渡した。 神谷さんは1977年からほぼ毎年、6月10日の「時の記念日」に合わせて地域の園児たちを店に招待。アニメキャラクターをあしらった時計や、ぜんまい仕掛けの珍しい品などを披露し、子どもたちを喜ばせている。 神谷さんは「時間の大切さを学ぶとともに、時計が持つ魅力を知ってもらいたいと考えて続けてきた」と笑顔を見せた。
-
静岡県東部DI、マイナス11.4 非製造大きく悪化 4~6月期
スルガ銀行系シンクタンクの企業経営研究所(長泉町)がこのほどまとめた静岡県東部にある企業の4~6月期業況判断指数(DI)はマイナス11・4で、前期(1~3月期)より3・5ポイント悪化した。悪化は3四半期連続。製造業の業況DIは大幅に改善したが、非製造業が大きく下落した。 非製造業は基幹産業の観光系が全国旅行支援の規模縮小の影響を受け、建設業は工事案件が減った。業況DIは前期のマイナス2・4から同17・6になった。 製造業の業況DIは逆に、前期のマイナス15・4から同2・4に上昇した。食料品や一般機械、製紙関連など幅広い業種で生産が回復するとともに、原材料や部品不足も緩和されてきたという。
-
脱炭素化促進へ連携協定 島田掛川信金と県環境資源協会
島田掛川信用金庫はこのほど、県環境資源協会と環境に優しい地域社会の実現に向けた協定を結んだ。地域の脱炭素化を促進していく。 同協会の平井一之会長が掛川市亀の甲の同信金掛川本部を訪れ、千葉靖史理事長と協定を交わした。同金庫で取り扱う「SDGs定期預金」の募集総額の0・01%を同協会に寄付することや、環境活動を通した地域社会の活性化、環境の保全などを協定に盛り込んだ。 千葉理事長は「相互連携を密にして、その効果を最大限発揮したい」と話した。また両者は事業者向け脱炭素セミナー開催を予定している。
-
がん検診呼びかけ 三島信金で相談会 伊豆市
伊豆市はこのほど、がん検診の受診を呼びかける健康相談会を同市の三島信用金庫修善寺支店で実施した。 市の担当者らが受診済みかをチェックするチラシやポケットティッシュを来店者に配り、早期発見・治療につながる検診の周知を図った。希望者には血圧測定なども実施。指先から野菜の摂取状況を測定する装置「ベジメータ」も設置し、結果を基に一人一人に合った食生活の指導をした。 市と同金庫は協働でがん検診の普及に取り組む協定を2013年に締結し、活動を進めている。9月以降も市内の同金庫支店で同様のイベントを開く。
-
島田掛川信金に詐欺防止で感謝状 菊川署
特殊詐欺被害を未然防止したとして御前崎市の島田掛川信用金庫御前崎支店の店舗と職員河原崎美香さんがこのほど、菊川署から署長感謝状を受け取った。 河原崎さんは7月20日午後2時ごろ、来店した高齢女性ら3人がノートを見ながらATMを操作しているのを発見した。不審に思い上司に相談し、別の職員が振り込み理由などを尋ねたところ「携帯電話アプリの未納金約20万円が発生し、今すぐ支払わなければ裁判になる」と回答があったため、詐欺を疑い同署に通報した。駆け付けた警察官の調べで、高齢女性は詐欺事件に巻き込まれていたことが判明したという。 河原崎さんは「お客様の大切な財産を守ることができた。これからも地域に密着し
-
静岡県内主要企業 静岡新聞社調査 価格転嫁50%未満4割 原料高に追い付かず
静岡新聞社が18日までにまとめた静岡県内主要企業トップへの景況アンケートで、原材料やエネルギーの価格上昇分を自社の製品・サービスの価格にどの程度転嫁できているか聞いたところ、「50%未満」が1年前の調査と同水準の約4割を占めた。多くの企業が価格転嫁に取り組むものの、急激なコスト上昇のスピードに追い付かない状況などが背景に浮かんだ。 原材料・エネルギー価格の高騰が事業に与える打撃は「深刻な影響が出ている」(31・1%)、「やや影響が出ている」(64・4%)の合計が95・5%に達した。対応策(複数回答)は「価格転嫁」(84・4%)が最も多く、転嫁度合いは「全て」「75%以上」「50~75%程度
-
御前崎の信金支店 詐欺防止で感謝状 菊川署が贈呈
特殊詐欺被害を未然防止したとして御前崎市の島田掛川信用金庫御前崎支店の店舗と職員河原崎美香さんがこのほど、菊川署から署長感謝状を受け取った。 河原崎さんは7月20日午後2時ごろ、来店した高齢女性ら3人がノートを見ながらATMを操作しているのを発見した。不審に思い上司に相談し、別の職員が振り込み理由などを尋ねたところ「携帯電話アプリの未納金約20万円が発生し、今すぐ支払わなければ裁判になる」と回答があったため、詐欺を疑い同署に通報した。駆け付けた警察官の調べで、高齢女性は詐欺事件に巻き込まれていたことが判明したという。 河原崎さんは「お客様の大切な財産を守ることができた。これからも地域に密着し
-
地域花壇の整備に実行章 「小さな親切」 三島・佐藤さんら5人
「小さな親切」運動県本部はこのほど、三島市の伊豆縦貫道脇にある地域花壇を整備する佐藤勝子さん(82)=同市=ら5人に実行章を贈った。 十数年前の花壇は、街路樹が1本のみで雑草が生えてごみが散乱していた。見かねた佐藤さんが2011年ごろから草を刈り、花を植え始めた。最初は自宅から水を運んでいたが、近所の人が水道を貸してくれたり、整備に協力してくれたりするようになった。 贈呈式が長泉町の静岡銀行長泉支店で開かれ、同本部長泉地区支部長の杉山正則支店長が佐藤さんと協力者の渡辺洋子さん(74)=三島市=に実行章を手渡した。佐藤さんは「花壇を見て『きれいだね』と喜んでくれることが何よりうれしい」と整
-
不要ランドセル“後輩”に贈ろう 磐田ライオンズクラブ 浜松いわた信金も協力
磐田ライオンズクラブ(LC)は本年度、不要になったランドセルを集め、地元の子どもたちに贈るプロジェクトに乗り出した。小学校を卒業して使い終わったランドセルを“後輩”の児童に託すことで有効活用する取り組み。浜松いわた信用金庫も協力し、10日には職員有志が集めたランドセル34個を寄せた。 元々は、同市前野の龍の子幼稚園が2020年から、卒園児や市民から使わなくなったランドセルを集める活動に取り組んでいた。22年度まではランドセルを託された愛知県のNPO法人が日本に住む外国人児童に贈っていたが、同園の座光寺明理事長が同LC会長に就任したのを機に「地元で活動を定着させたい」
-
親子向け駿府城歴史教室 ペーパークラフト組み立て 静岡市歴史博物館
静清信用金庫は10日、静岡市葵区の市歴史博物館で「せいしん夏休み親子教室」を開いた。徳川家康が居城とした駿府城の歴史について親子連れ計40組が楽しみながら学んだ。 同金庫が毎年続けてきた取り組みで今回が53回目。今年は同館が開業したことや大河ドラマの放送に合わせ「駿府城の秘密にせまる」をテーマにした。参加者は同館の学芸員から家康や築城当時の駿府城などについて学んだ後、ペーパークラフトの駿府城作製に挑戦。親子で協力しながら熱心に組み立てた。 清水区から参加した静岡サレジオ小5年の名倉悠斗君(10)は「静岡に今はもうない幻のお城があったと知ってびっくりした」と話した。
-
スルガ銀行 6年ぶり増収 4~6月期 償却債権取立益が増
スルガ銀行が10日発表した2023年4~6月期連結決算は、売上高に当たる経常収益が前年同期比1・3%増の209億6300万円だった。貸出金利息の減少で資金運用収益は減ったが、貸倒処理していた債権を回収する償却債権取立益が増え、6年ぶりの増収になった。 経常利益は一般貸倒引当金繰入額が減り、11・1%増の47億8千万円。3年連続の経常増益になった。純利益は35億1千万円で13・5%減少した。最終減益は3年ぶり。組織的な不正融資が発覚したシェアハウス問題の債権一括譲渡に伴う特殊要因がなくなり、法人税が増えた。同問題は前期でほぼ解決した。 単体の業務粗利益は0・8%減の149億7800万円。本
-
信金中央金庫に紺綬褒章を伝達 沼津市
企業版ふるさと納税の制度を活用して沼津市に1千万円を寄付し、国から紺綬褒章を受けた信金中央金庫への褒状伝達式がこのほど、市役所で開かれた。頼重秀一市長が静岡支店の高木恵証支店長に手渡した。 同金庫は創立70周年に合わせて、2020年度、市の「リノベーションまちづくり事業」に寄付した。市が再開発に力を入れていることから沼津信用金庫が寄付先として同事業を推薦したという。頼重市長は「中心市街地の再開発に向けて、事業はこれからが重要になる。大変ありがたい」と感謝した。高木支店長は「空き家問題などの地域課題により一層取り組む」と話した。
-
CMグランプリ入賞16作品表彰 静岡県広告協会
静岡県広告協会(会長=大須賀紳晃静岡新聞社・静岡放送社長)は9日、静岡県CMグランプリの表彰式を静岡市駿河区で行った。テレビ、ラジオの両部門で入賞した16作品の広告主や広告会社、制作会社をたたえた。 テレビ部門の最優秀賞は、静岡銀行の企業CM「相続 とりわけ」編。食事を取り分ける様子を相続に見立て、コミカルに仕上げた。同行の小杉伊知郎ライフプランサポート部長は「CMを通じて顧客に話題を提供し、相続の悩み解決につなげたい」と述べた。 ラジオ部門の最優秀賞は三幸コーポレーションの企業CM「アジェンダ」編と「ピアノ」編。同社の斎藤哲一社長は「選出され喜んでいる。受賞を今後の糧にしたい」と語った
-
焼津市「さかな文化」観光地化 観光庁採択 16事業者、施設改修活用
焼津市観光協会は9日、策定した地域計画が観光庁の「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業」に採択されたことを明らかにした。市内16事業者が補助金を活用し、遊休施設や既存の施設を活用して、焼津ならではの「さかな文化」を体験できる観光地化を目指す。 地域計画は市観光協会が焼津市、しずおか焼津信用金庫などと連携して策定した。対象の施設はホテル、水産加工会社などが所有する焼津港エリアを中心に立地する17カ所。例えば、水産加工会社は使用していない状態の店舗を解体し、体験型施設に転換する。港に立地する別の水産加工会社は施設を改修して、観光客向けの食材販売コーナーを設置。市内のホテルで
-
伊東・東海館みがき隊に実行章 小さな親切運動 静岡県本部
「小さな親切」運動県本部は7日、伊東温泉のシンボルとして親しまれている伊東市東松原町の観光・文化施設「東海館」の美化活動を続ける東海館みがき隊(西島彰隊長)に実行章を贈呈した。 みがき隊は2001年10月から毎月、有志が旧旅館の市指定文化財の同施設で清掃活動に取り組んでいる。郷土の宝を市民の手で磨き輝かせようと、これまでに延べ3400人以上が参加した。 7日の258回目の活動日に東海館で開いた贈呈式で、同本部伊東地区支部長の静岡銀行伊東支店の堀友成支店長が西島隊長に実行章を手渡した。西島隊長は「地域の宝物を磨いていこうという気持ちを皆が持ち続けている。これからも気張ることなく活動を進めて
-
地元食材を水彩画で 駿河区の鈴木さん個展 静岡市葵区
静岡市駿河区のイラストレーター鈴木千晶さんによる個展「ウオーターカラー・デイズ」が31日まで、同市葵区のしずおか焼津信用金庫本店のギャラリー「ゆめ空間」で開かれている。 同金庫が制作した今年のカレンダーの絵を鈴木さんが担当したことをきっかけに開催した。徳川家康が好んで食べたとされるワサビや折戸ナスといった地元の食材の原画など、カレンダーの掲載作を含む水彩画35点を展示。優しい色使いのやわらかな雰囲気の作品が来場者の目を引く。窓から見た夕暮れや雪景色を描いた作品も飾られている。 鈴木さんは「家康が好んだ素朴な食材や水彩画の世界に気軽に触れてもらいたい」と呼びかけた。
-
自己資本比率18・78% しずおかFG、6月末
しずおかフィナンシャルグループは7日、2023年6月末(24年3月期第1四半期末)の連結総自己資本比率(国際統一基準)を18・78%と発表した。子会社の静岡銀行の連結総自己資本比率は17・21%で、23年3月末から0・47ポイント上昇した。
-
「最賃下回り 賃上げ」26% 静清信金 企業調査 昨年の倍、対応必要
静清信用金庫が7日までに県中部の中小企業406社を対象に実施した最低賃金(最賃)引き上げの影響に関する調査で、40円引き上げられた場合に「最賃を下回るため賃上げが必要」と答えた企業は26・4%だった。31円上昇した昨年調査(13・5%)の約2倍に達し、過去最大の最賃引き上げで多くの企業が対応に迫られるとみられる。 最賃を「現状維持すべき」は64・9%、「引き下げるべき」は0・9%。理由は「現状以上の価格転嫁は困難」が36・7%、「給与支払い能力が厳しい」が30・7%だった。一方「引き上げるべき」は34・2%で、このうち74・4%が急激に進む物価上昇を踏まえて「やむを得ない」と答えた。適当な引
-
多様な人材、生かす環境に しずおかFG【しずおか企業探訪~経営とD&I~①】
男女の平等度を示した2023年の「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」で、静岡県は経済分野の指数が全国最低だった。本県企業が成長を続けていくためには多様な人材の活用が欠かせない。県立大経営情報学部の国保祥子准教授(経営学)が県内企業を訪ね、経営戦略として取り組むダイバーシティ・アンド・インクルージョン(D&I)の事例を紹介する。 人間には血液が必要不可欠ですが、同じく社会にはお金が必要です。お金を介して必要な栄養が社会の隅々まで届けられます。血液が循環しなくなると人間の身体が壊死[えし]するのと同じように、お金が循環しなければ地域は衰退します。血液の循環が滞らないよう目配りし、強い身体作り
-
静岡人インタビュー「この人」 スルガ銀行の「営業本部温泉部長」寺田聡さん(横浜市)
スルガ銀行公式サイトで静岡、神奈川県と伊豆諸島の温泉やグルメ、観光名所を紹介する「井伊部長の温泉グルメ探訪」。井伊湯種(いいゆだね)のペンネームで連載リポートを担当する。コロナ禍で休止していたが、今年5月、2年半ぶりに連載を再開した。普段は横浜市内の支店に勤務する。59歳。 -連載を始めたきっかけは。 「スルガ銀行の主要営業エリアには伊豆、箱根、湯河原などの温泉地がある。行内で地域活性化につながる貢献事業を考えていた時、後輩が各地の素晴らしい温泉や食べ物を多くの人に伝えたい、と発案した。温泉マニアだった自分が担当に決まり、2013年にスタートした」 -いつから温泉好きに。 「沼津市の
-
詐欺被害 未然に防止 藤枝署 2金融機関に感謝状
藤枝署は2日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、しずおか焼津信用金庫藤枝支店(前田浩行支店長)と島田掛川信用金庫藤枝支店(松浦亨支店長)に署長感謝状を贈った。 しずおか焼津信金藤枝支店は6月27日、来店した高齢女性が「リフォーム代で100万円を下ろしたい」などと話し、高額現金を出金しようとした。職員が不審に感じて事実確認などの対応を行い、オレオレ詐欺被害の防止につながった。 島田掛川信金藤枝支店では7月3日、高齢女性が「支払いをしなければならない料金があるが、今支払えば大半の料金が戻ると言われた」などと申し立て、支店内のATMで現金を振り込もうとした。電話しながら慌てていた様子を職員が不審に
-
城内中生 一服の涼お届け 静清信金で冷茶振る舞う 静岡市
静岡市葵区の城内中の生徒有志が2日、同区の静清信用金庫本店で呈茶を行った。生徒が自ら入れた水出し煎茶を来店者に振る舞い、夏の茶の楽しみ方を提案した。 総合学習の一環として、事前に茶の入れ方などを学んだ3年生7人が参加。同金庫と静岡茶業青年団が、ビジネスマナーや静岡茶の文化に関するレクチャー、茶葉の提供などで協力した。 生徒は急須を使って丁寧に茶を入れ、メッセージを書いた紙コップで提供。使用した本山茶は徳川家康が好んだとされることから、「家康が愛したお茶です」などと声をかけながら来店者に冷茶を手渡した。 神谷真由子さん(14)は「急須で入れる冷たいお茶もおいしいと思っていただき、静岡茶が
-
人事 静岡銀行(8月2日)
大和支店長(静銀リース出向)池谷英明▽静銀リース出向(大和支店長)北澄朋久
-
静岡の小中高校 企業と協働 人材育成の鍵は ビジョン検討会
静岡県内の小中高校と企業が協働して地方創生や人材育成を目指す「シヅクリプロジェクト」(事務局・一般社団法人シヅクリ)は2日、プロジェクトの成功に向けたビジョン検討会を静岡市駿河区のグランシップで開いた。参加企業の代表者や難波喬司静岡市長、赤堀文宣市教育長が出席し、プロジェクトを教育にどのように活用、発展させていくのか意見を交わした。 鈴与(静岡市清水区)の高橋明彦副社長は「参加企業の拡大が重要」と話し、建設システム(富士市)の重森渉社長は「参加企業も積極的な提言をすべき」と強調した。静岡銀行の中村智浩地方創生部長はプロジェクトを通じ、企業と地域全体で人材育成をする必要性を指摘した。難波市長
-
静岡県出身汐谷さん 非現金決済をPR 静岡銀行
静岡銀行のキャッシュレス決済導入支援「しずぎん加盟店サービス」のイメージキャラクターを務める本県出身のタレント汐谷友希さん(18)が7月31日、静岡市清水区の同行本部タワーを訪れ、八木稔頭取とキャッシュレスのさらなる普及促進に向けてPRした。 提供するキャッシュレス端末はクレジット、デビット、プリペイドの各カードに加え、電子マネーやコード決済にも幅広く対応している。同行のサービスにより決済の締め日を「毎日」から月に「1~3回」まで手数料なしで選択でき、最短3営業日以内の入金が可能。 4月のサービス開始から7月までに、端末の提供台数は千台を超えた。汐谷さんは「1台でスマートに決済ができる。
-
事業変革促し価値創造 FG中核企業の成長策 静岡銀行頭取・八木稔氏【聞きたい】
昨年10月に発足した持ち株会社しずおかフィナンシャルグループ(FG)は、静岡銀行を含めたグループ連携策を成長の柱に据える。原料高、ものづくり高度化、事業承継などコロナ禍後も県内企業の課題が山積する中、静岡銀行はグループ中核企業として本業の収益力向上に努めつつ、取引先の事業変革を促して地域経済活性化、脱炭素推進に注力する。 ―中期経営計画の中で重視することは。 「課題解決と地域活性化、収益機会拡大を併せた『地域共創戦略』が重要。根幹は持続可能な社会、地域をどうしたら維持できるのか。DX、イノベーション、環境、生産性向上など多様な手法で解決策を考えることで、収益拡大につなげる。地域と金融機
-
清水銀行 増収増益 4~6月期、役務取引は堅調
清水銀行が31日発表した2023年4~6月期連結決算は、経常収益が前年同期比23・5%増の88億2100万円、経常利益が14・8%増の13億1900万円、純利益が42・7%増の11億1700万円と5年ぶりの増収増益だった。株式等関係損益が17億2100万円のプラスとなったことが主な要因。 単体の業務粗利益は10・3%減の41億9500万円。本業の収益力を示すコア業務純益は38・8%減の7億5700万円。貸出金利息や企業の合併・買収(M&A)など役務取引等利益は堅調に推移したものの、資金調達費用が増加したことなどが響いた。 6月末の預金残高は0・4%増の1兆5564億円。貸出金残高は0・8
-
清水桜が丘高にバックパネル寄贈 丸長鍍金と清水銀行
静岡市清水区の丸長鍍金と清水銀行はこのほど、清水桜が丘高にバックパネル2組を贈った。同校卒業生が丸長鍍金に入社した実績があり寄贈を決めた。部活動紹介や記念撮影などで活用したいとの申し出が同校側からあり、持ち運びにも便利な折り畳み式とした。 同社の担当者は「清水桜が丘高の活躍の場に有効活用してもらえるとありがたい」と述べた。学校側は「学校説明会やインターハイなどがあり、早速活用したい」とお礼した。
-
静岡中央銀行 3年連続増益、本業堅調 4~6月期連結決算
静岡中央銀行が28日発表した2023年4~6月期連結決算は、経常利益が前年同期比35・0%増の15億8700万円、純利益は37・2%増の11億5800万円だった。貸出金利息が増えるなど本業が堅調に推移した上、株式等売却益の増加も寄与し3年連続の増益。経常収益は31・2%増の45億9千万円で、2年ぶりに増収となった。 コロナ禍の影響を受ける取引先の支援を継続し、貸出金残高(期中平均)は3・3%増の5966億600万円。期末残高は2・7%増の6034億3800万円で、初めて6千億円台に到達した。好調な市況を背景に、投資信託や保険商品の販売手数料などの役務取引等収益も伸びた。 本業の収益力を示
-
4年連続最終増益 しずおかFG 貸出金残高10兆円超 4~6月期
しずおかフィナンシャルグループ(FG)は28日、2023年4~6月期連結決算を発表した。22年10月のFG移行後初の第1四半期決算。資金利益の増加や国債等債券関係損益の改善が寄与し、経常利益は移行前(静岡銀行連結決算)の前年同期比22・2%増の232億9300万円、純利益は14・0%増の164億7千万円と伸長した。 経常収益は14・8%増の823億9千万円で2年連続の増収増益となった。最終増益は4年連続。 静岡銀単体の業務粗利益は17・2%増の414億3500万円、本業の収益力を示すコア業務純益は21・0%減の162億4500万円。国際業務部門で資金調達費用が増加したものの、貸出金利息が国内
-
人事=静岡銀行(8月1日)
安西支店長を兼ねる 本店営業部副部長鈴木一生▽安西支店長兼務を解く 本店営業部副部長永野一彦▽事務企画グループマネージャー兼務 静銀ビジネスクリエイト出向鈴木純
-
静岡銀行が「メタバース支店」 実証実験、情報提供や研修に活用
静岡銀行は、インターネット上の仮想空間「メタバース」に同行インターネット支店を出店する実証実験を始めた。当面は金融サービスは行わず、顧客への既存商品の情報提供や行内向け研修に活用し、メタバース環境でのサービス展開策を探る。 熱海市のIT企業「ハコスコ」の提供するメタバース空間に、「メタテラス」と名付けた店舗を出した。画面上に表示された同店舗内のポスターやATMをクリックすると、商品内容を確認できたり、手数料を調べたりできる。 今後は同空間内で、接客トレーニングなどの社内研修を開催予定。国内の金融機関でメタバース上のサービス導入事例はまだ少なく、担当者は「実証実験でノウハウを蓄積し、顧客向
-
遠州信金 人事制度を刷新 ジョブ型要素導入
遠州信用金庫は26日、年功的な年齢給を廃止し、職務や能力に応じた給与体系を導入するなど人事制度を刷新したと発表した。人材獲得競争が激しくなる中、成果を評価する「ジョブ型」の要素を取り入れ、モチベーションの向上や人材の定着を目指す。2024年度に制度の本格始動を見込む。 総合職と一般職の正職員約300人が対象。旧来の年齢給と職能給などを職務給に一本化し、さらに新たに取り入れる「スキル制度」による昇給が軸になる。 総合職と一般職の職員に段階ごとに求められるスキルを明確化し、認定されれば相応分を給与に反映する。スキルの認定は年度単位の総合的な考課で決まる。 これとは別に、不動産紹介の成約など
-
ESG優良取組事業者に認定 清水リース&カード
清水銀行は26日、グループ会社の清水リース&カードが本年度、環境省から昨年度に続きESGリース促進事業の指定リース事業者に選ばれるとともに、環境相から優良取組認定事業者に選ばれた、と発表した。本年度から始まった優良取組認定制度で選ばれた県内のリース事業者は同社が初めてという。 ESGリース促進事業は、企業が二酸化炭素(CO2)排出量の少ない機器をリースする際、リース料の1~4%を国がリース事業者に対して補助する制度。優良取組認定事業者に認定されると、1%の補助の上乗せが得られる。 清水銀行によると、本年度はESGリース促進事業の指定リース事業者に全国118事業者が選ばれ、11事業者が優良
-
海外研修助成金 6教員に認定書 企業経営研究所
企業経営研究所(理事長・磯辺剛彦慶応大名誉教授)はこのほど、本年度の海外研修・研究等助成金交付対象者に選んだ6教員への認定書授与式を、長泉町のスルガ銀行IRCで開いた。 対象者は三島北高の山梨睦さん、焼津水産高の栗山朝充さん、静岡高の鳥光高弘さん、静岡市立西奈南小の深山勝弘さん、遠江総合高の古橋篤子さん、静岡市立清水袖師小の松田光央さん。テーマはグローバル人材育成やインクルーシブ教育など。 磯辺理事長は「皆さんの研究、研修は地域の子どもたちが世界への扉を開く大きな力になる」と呼びかけ、認定書を手渡した。 1996年度から続ける国際交流支援事業の一環。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの募集と
-
遺贈実現へ 協定を締結 御殿場市と沼津信金
御殿場市と沼津信用金庫は26日、遺言を活用した遺贈に関する協定を締結した。市に対する遺贈希望者に対し、同信金が専門的な知見から助言し、円滑な寄付を実現する。 市や同信金によると、近年の家族形態の変化や社会課題への意識の高まりにより、遺贈に関心を持つ人が増えている。一方で専門的な知識が求められることから、実際の遺贈につながりにくい状況があるという。 市は遺贈希望者がいた場合に同信金を紹介する。同信金は希望者の相談に無料で応じ、要望があれば一般社団法人「しんきん成年後見サポート沼津」と連携しながら具体的な手続きを進める。 市役所で開いた締結式で勝又正美市長と鈴木俊一理事長が協定書を交わした。勝又
-
静清信金「打ち水大作戦」開始 静岡・本店営業部前 「涼」演出
静清信用金庫は24日、地球温暖化防止に向けた活動「打ち水大作戦」を静岡市葵区の本店営業部前で始めた。2007年から続く恒例行事で、9月29日まで平日夕に実施する。 「出陣式」で法被や浴衣を身につけた役員や職員が、ひしゃくを使って同店裏のタンクにためた雨水をまいた。佐藤徳則理事長は「日本の伝統文化である打ち水で厳しい夏を乗り切りましょう」と呼びかけた。 県地球温暖化防止活動推進センター(同区)のスタッフが、打ち水前後に路上で計測したところ、開始10分後に気温は0.5度、表面温度は12度下がったことが確認された。
-
ライフサポートへ相談施設 遠州信金が開設 平日夜間や土曜も対応
遠州信用金庫(浜松市中区)は24日、個人の生活関連の個別相談や情報提供に特化した施設「えんしんライフサポートプラザ」を同市東区の旧積志支店跡地にオープンした。通常の営業店で対応していない平日夜間の時間帯や土曜も稼働し、共働き世帯などの相談ニーズを取り込む。 プラザは鉄骨平屋建て、延べ床面積299平方メートル。相談フロアと多目的室で構成し、ATM1台を配置した。積志支店を同じ東区の半田支店内に店舗内店舗として移転後、新築した。 完全予約制。地域のファイナンシャルプランナーや税理士、弁護士ら専門家と連携し、物価高による家計の見直しや資産形成、相続などを総合的にサポートする。事業所の新規事業や
-
浜松いわた信金も個人向けサービス 資産運用や管理助言
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)はこのほど、人生設計を継続的に支援する個人向けの有料相談サービスを始めた。同金庫が扱う金融商品に限らず、中立的な立場から、最適なサービスを提案するとしている。 新サービスは「Kitto Zutto(キットズット)アドバイザリーサービス」。子どもの教育方針や退職後の生活など、10年単位の目標を立てて小冊子を作成し、資産の運用や管理を専属のアドバイザーが助言する。進捗(しんちょく)状況や環境の変化を随時確認して相談に応じる。 手数料は、初年度が総資産の0・5%、次年度以降0・2%で1年更新。相続や遺産整理などの追加サービスも用意した。 担当者は「地域に根付いた信金
-
商都の往時しのぶ 郷土資料を展示 清水銀沼津支店
清水銀行沼津支店は8月4日まで、沼津市大手町の同支店で市制100周年を記念した郷土資料展を開いている。戦前期の市中心部を描いたイラストマップや地図、県内銀行の定期預金証書など、貴重な資料が並んでいる。 展示品は取引先の市民が提供した。マップには当時の店の名前が記され、商都として繁栄した沼津の往時をしのばせる。精肉店など市中心部の店の江戸時代から昭和初期までの領収書も展示している。同行の前身の一つ、岩渕銀行が配った鉄瓶など地元金融機関にまつわる品々も並んでいる。 久保田倫生支店長は「沼津のにぎやかな時代を知るきっかけにしてほしい」と話した。
-
富士宮の藤田さん 手縫い雑巾5000枚寄贈 「小さな親切」運動実行章
「小さな親切」運動県本部はこのほど、手縫いの雑巾を保育園や高齢者施設に寄贈している富士宮市の藤田志め子さん(76)に実行章を贈った。 藤田さんは認知症予防の一環として針を手に取った。保育施設などに雑巾を贈ることを目標に据え、家事の合間に縫い進めた。2019年から市を通じて届けた雑巾の数は5千枚に迫る。 贈呈式が同市の静岡銀行富士宮北支店で開かれ、同本部富士宮北地区支部長の前嶋博美支店長が藤田さんに実行章を手渡した。藤田さんは「雑巾を使ってくれる人がいるから頑張れる」と話し、体力が続く限り縫い続ける決意を新たにした。
-
地域住民が集合、盛大に夏祭り 浜松・北区「三ケ日ほこてん」
浜松市北区三ケ日町の中心市街地で23日、恒例行事「三ケ日ほこてん祭」が4年ぶりに開かれた。歩行者天国になった同町の四辻交差点周辺に浴衣姿の小中学生ら多くの地域住民が集い、飲食やステージイベントを楽しんだ。 焼きそば、かき氷などの定番メニューや、三ケ日みかん、三ケ日牛などを使用した飲食物、おもちゃなど約30店舗が並んだ。子ども向けの出店も多く、親子連れらでにぎわった。 静岡銀行三ケ日支店の駐車場ではオープニングセレモニーが開かれ、関係者がテープカットで4年ぶりのイベント復活を祝った。太鼓やダンスなどのステージも行われた。
-
事業者課題解決へ 沼津信金が相談会
沼津信用金庫はこのほど、事業者対象の新たな個別相談会を沼津市の沼津トラストビルで始めた。講師と対話しながら相談者自身が課題を明確化し解決策を探る「パーソナルコーチング」を取り入れた。 大手IT企業でマーケティングや事業立ち上げを経験し、都内から同市に移住してパーソナルコーチング事業を展開する岩崎あゆみさん(40)が講師を務めた。中小企業の経営者らが相談に訪れ、約1時間にわたって対話を重ねた。同信金の担当職員が同席した。 同信金はコンサルタントによる相談会を定期的に開いている。経営課題が明確でなかったり、方向性に迷いがあったりする事業者に適した手法としてパーソナルコーチングに着目した。岩崎さん
-
島田掛川信金と焼津市が連携協定 地方創生取り組み
焼津市と島田掛川信用金庫は20日、地方創生推進に関する包括連携協定を結んだ。若者や女性の就業支援や移住定住の促進といった地方創生関連に取り組む。 取り組み事項としては、企業誘致や観光プロモーション、産業振興や事業承継、DX化といった内容が盛り込まれた。市が包括連携協定を結んだのは今回で14団体目。 式では同信金の千葉靖史理事長ら幹部、中野弘道市長が出席し、協定書に署名した。千葉理事長は「焼津市の未来に貢献できるよう尽力していきたい」と抱負を述べると、中野市長は「地方創生のさらなる強化のための新しい協力関係の一歩」と答えた。
-
起業家支援拠点FUSE3周年 浜松いわた信金が催し
浜松いわた信用金庫は19日夜、浜松市中区の起業家支援拠点「FUSE(フューズ)」の開設3周年を記念したイベントを同施設で開いた。会員企業や一般ら約100人が参加し、FUSEの起点や目指す方向性を共有した=写真=。 三輪久夫専務理事は「3年で大きく成長し、地域の起業家やコミュニティーに支援やつながりを提供できた。今後もイノベーション推進を通じて、地域活性化や経済発展に貢献したい」とあいさつした。同金庫が2017年に初めて米シリコンバレーに派遣した駐在職員でFUSE開設を発案した渡辺迅人さん(ソリューション支援部新産業創造室調査役)と、浜松市出身で立ち上げを後押しした米スタンフォード大主任研究員
-
静岡県産鮮魚、長野に 清水銀行がマッチング
清水銀行は18日、中部横断自動車道を利用し、県内産の新鮮な海産物を長野県に届けるため、同県と静岡市の業者の「越境ビジネスマッチング」を行ったと発表した。今回が第2弾。同行は1月以降、同様の取り組みを加速させている。 取り組みが進んだのは、前回同県佐久市でスーパーを経営している企業とマッチングを行った実績のある丸松水産(静岡市)と、同県川上村などでスーパーを経営する「ナナーズ」。丸松水産が静岡市中央卸売市場で仕入れた海産物を、中部横断道を利用してその日のうちに届ける。7月上旬には、ナナーズが展開するスーパー店頭でマグロの解体ショーや鮮魚販売を行い、好評だった。
-
「会社も経営者も不断の変革必要」 静岡で平井ソニー元社長
元ソニー社長の平井一夫ソニーグループシニアアドバイザーが19日、静岡市駿河区で講演し、中小企業の経営者約200人に「世界規模で技術革新が急速に進む中、会社も経営者も不断の変革が必要」と説いた。 静清信用金庫の経営者組織「せいしんビジネスクラブ」の記念講演会で登壇した。平井氏は家庭用ゲーム機や半導体などの事業を率いた経験を踏まえ、「経営者には社員のモチベーションを上げるリーダーシップが必要」と指摘した。 「会社のミッションやビジョンの達成には、個々の事業部の単位で社員が理解、納得することが大切」とも述べた。聴講した経営者に「現場を細かく回ってビジョンを語り、自分と異なる意見にも耳を傾けて」
-
静岡銀のマネロン防止システム参画 十六銀行
静岡銀行は18日、同行が構築したマネーロンダリング(資金洗浄)防止顧客管理システムに、十六銀行(岐阜県)が参画したと発表した。 組織犯罪などによる口座不正利用の防止策で、県外地銀の参画は百五銀(三重県)、中京銀(愛知県)に続いて3行目。県内では6金融機関が加入済み。 各行の預金口座を持つ個人顧客に対し、定期的に住所や職業変更の有無、口座の利用目的を回答してもらう。共通書式の用紙やインターネット専用フォームを使う。運用時に各行の顧客情報は共有しない。
-
シリコンバレーに起業家ら派遣へ 浜松いわた信金が研修
浜松いわた信用金庫はこのほど、新事業展開を構想する中小企業・スタートアップ支援のため、今夏米国シリコンバレーに派遣する8社の事前研修を浜松市中区の起業家支援拠点「FUSE」で行った=写真=。ITや製造業などの経営者や幹部が8月13~19日の日程で現地を訪問する。先端産業に関わる企業が集積する現地でグローバルな経営視点を養う。 事業変革に向けた新たな視点やアイデア創出の方法を導き出すデザイン思考を学ぶほか、多くの起業家を輩出するスタンフォード大の教授やベンチャーキャピタル(VC)関係者の前で事業を端的にアピールする「ピッチ」に臨み、フィードバックを受けて事業構想を磨く。同金庫職員6人も帯同し、
-
「富士まつり」法被でPR 富士信金本店職員
富士市で23日に開かれる富士まつり(実行委員会主催)に向けて、地元の富士信用金庫が4年ぶりの本格開催をPRしている。本店では職員が法被を着て業務に当たり、来店客に話題を振りまいている。 本店内には祭りのポスターを貼り、ちょうちんや大うちわでカウンターまわりを飾った。来店客からは「今年はできるのかい」「いよいよだね」などと声がかかるという。 同信金職員は、本店、本部、各営業店の約180人が市民総おどりへの参加を決め、今月から講師を招いて練習会を開いている。本店の大沢博之店長は「新型コロナ禍でこれまで参加できなかった若手職員も踊りを猛特訓している。(同信金の)創立70周年とも重なる今年は地域の人
-
災害ボランティア連絡会に30万円 富士・ふじしん経済研究会
富士市の富士信用金庫の取引先企業などでつくる「ふじしん経済研究会」(半沢敏夫会長)はこのほど、同市の災害ボランティア連絡会に30万円を寄付した。 同信金で行われた寄贈式で半沢会長は「自分の周りにも大雨災害の時にボランティアに助けられた人がいる」と話し、目録を手渡した。同連絡会の清水俊雄会長は「県内で水害が増えている。寄付金を送風機などの機材購入に充て備えたい」と感謝した。
-
SDGS定期預金 18日から取り扱い 島田掛川信金
島田掛川信用金庫は18日、SDGs定期預金の取り扱いを始める。1年定期0・050%、3年定期0・100%の特別金利を適用する。2024年2月29日まで。 総額50億円を募集する。預入金額は1口当たり20万円以上1千万円未満。契約総額の0・01%相当額(上限50万円)を県環境資源協会に寄付する。
-
人事=しずおかフィナンシャルグループ(14日)
【静岡銀行】小田原支店長(静銀ティーエム証券執行役員)見野賢一▽本部詰マネージャー(小田原支店長)望月明 【静銀ティーエム証券】コンプライアンス・リスク統括部長(コンプライアンス・リスク統括部付部長)河村達哉
-
遺贈の手続きサポート島田掛川信金と御前崎市協定
御前崎市と島田掛川信用金庫は12日、遺言を残して財産寄付する「遺贈」に関する協定を結んだ。同市へ遺贈を希望する市民らに対し、同信金が専門的な助言をして円滑な手続きをサポートする。 同信金が遺言信託業務などの専門知識を生かし、同市民の遺贈希望者を支援する。1回限り無料相談にも応じる。近年は亡くなった後を見据え、大切な預貯金を生まれ育った自治体に寄付する人が増えている。 市は寄付者の意思に応じて、寄付金を子育て支援や医療福祉、教育環境の充実に向けた政策に活用する。 市役所で締結式が行われ、同信金の千葉靖史理事長と柳沢重夫市長が協定書に署名した。千葉理事長は「市民が抱える課題を解決し、地域発展に貢
-
三島商議所の施設名「さんしんみゆうくんホール」に 三島信金と命名権契約
三島市の三島商工会議所と三島信用金庫は14日、同会議所1階のTMOホールのネーミングライツ(施設命名権)契約を結んだ。新名称は同信金の公式キャラクターを冠した「さんしんみゆうくんホール」に決定。同日お披露目式が行われ、関係者が門出を祝った。 県内商工会議所の施設としては初めての施設命名権契約という。愛称を付けることで地域住民らのホールへの愛着を高め、中心市街地のより一層のにぎわい創出につなげようと、同会議所の会員に募集した。契約は2026年3月まで。 同会議所の石渡浩二会頭は「地域住民により一層親しみを持ち、楽しく過ごしてほしい」とあいさつ。同信金の高嶋正芳理事長は「みんなの夢をかなえるパワ
-
遺贈の手続きサポート 御前崎市と島田掛川信金協定
御前崎市と島田掛川信用金庫は12日、遺言を残して財産寄付する「遺贈」に関する協定を結んだ。同市へ遺贈を希望する市民らに対し、同信金が専門的な助言をして円滑な手続きをサポートする。 同信金が遺言信託業務などの専門知識を生かし、同市民の遺贈希望者を支援する。1回限り無料相談にも応じる。近年は亡くなった後を見据え、大切な預貯金を生まれ育った自治体に寄付する人が増えている。 市は寄付者の意思に応じて、寄付金を子育て支援や医療福祉、教育環境の充実に向けた政策に活用する。 市役所で締結式が行われ、同信金の千葉靖史理事長と柳沢重夫市長が協定書に署名した。千葉理事長は「市民が抱える課題を解決し、地域発展に貢
-
しずおかFGと浜松市協定 官民でカーボンニュートラル実現へ
2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル(CN)の実現に向け、浜松市としずおかフィナンシャルグループ(FG)は13日、包括連携協定を締結した。資金や人材面で脱炭素化に二の足を踏んでいる市内中小企業の支援、市が調査を進める市内森林資源を生かした「J―クレジット」の地域展開などに関して連携し、サステナブル(持続可能)な地域の発展につなげる。中野祐介市長と柴田久社長が市役所で協定書を交わした。 同FGの静岡銀行が中小企業などに原則無料提供する予定の温室効果ガス排出量算定ツール(開発中)の市内データを「見える化」して共有し、中小企業の脱炭素経営を支援する市の政策立案
-
掛川のねむの木学園 三島で絵画展 宮城まり子さんによる人物評も
掛川市のねむの木学園の学園生が描いた絵画展「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」が8月18日まで、三島信用金庫本店(三島市芝本町)のさんしんギャラリー善で開かれている。 学園生約15人が描いた新作をはじめ、収蔵庫に保管されていた未発表作など50点以上を展示する。一人一人の作品をあえて点在させて、幅広い作品を鑑賞できるように配置。学園創設者で2020年に亡くなった宮城まり子さんが学園生に充てた人物評もあり、作者の世界観にも触れることができる。カラフルで温かみある作品が並び、来場者の目を楽しませている。 宮城さんは生前に「絵を描き続けてね」と学園生に伝えていたといい、ねむの木こども美術館の本
-
お金の知識こつこつ貯金 保育園児が銀行体験 浜松いわた信金支店
浜松市中区のしんえい保育園の年中・年長児約20人が12日、銀行見学体験を同園近くの浜松いわた信用金庫泉町支店で行い、お金の大切さや金融機関の役割を学んだ。 同支店の職員がおもちゃの紙幣や硬貨を使ってお金の価値を説明し、「買い物をする時にお父さんお母さんがどんなお金を使っているか見てみよう」と話した。 園児が「お小遣い通帳」を使って、銀行でお金を下ろし、買い物する模擬体験も行った。緊張しながらも銀行でお金を受け取り、食べ物や車など欲しいものを交換すると園児は笑顔を見せた。よく菓子を買いに行くというオオウチ・ニコラスちゃん(5)とアベ・アヤカちゃん(5)は「買い物できて楽しかった」と話した。
-
チャットボット スルガ銀が導入 問い合わせに回答
スルガ銀行は10日、顧客からの問い合わせに人工知能(AI)を活用した自動対話システム「チャットボット」で回答するサービスを導入した。 銀行のホームページとスマホアプリで利用可能。商品やサービス、事務手続きなどに関する問い合わせに質問事項を書き込むチャット形式で即時回答する。
-
浜松いわた信金 マッチングフェア 19、20日
浜松いわた信用金庫は19、20の両日、県西部を中心とした企業展示会「ビジネスマッチングフェアin浜松」(静岡新聞社・静岡放送後援)を浜松市中区のアクトシティ浜松で開く。スタートアップなど新規約20社を含め、県内外の195社・団体が出展する。EV(電気自動車)シフトやデジタル化の加速など、産業構造の変化に対応する新技術や製品・サービスをPRする。 テーマは「チェンジ・ザ・フューチャー 未来を変える新しい風をおこそう」。出展者数はコロナ禍で制限した前年の1・5倍に増え、「ものづくり」「建設・建材」「ICT・IoT・DX」「商社・物流・サービス」「創業関連」に、新たに「飲食料品・農業」を加えた6ゾ
-
「人的資本経営」テーマに座談会 静岡銀頭取など参加
しずおかフィナンシャルグループは9日、経営戦略の中心に据える「人的資本経営」をテーマにした座談会を静岡市内で開いた。静岡銀行の八木稔頭取と伊藤邦雄一橋大CFO教育研究センター長、プロノイア・グループ(東京都)のピョートル・フェリクス・グジバチCEOの3者が意見交換した。 八木氏は同グループが地域の課題解決を図り、価値を提供していくために「役職員個人の夢と経営戦略を一致させていくことが重要」と強調し、目標管理の手法「OKR」の取り組みなどを紹介した。伊藤氏は各個人に適切な環境を与え成長を促すには「マネジメント層と社員の対話が不可欠」と指摘した。グジバチ氏は「社員が自己開示をするためには、心理
-
価格転嫁「半数」収益減 賃上げは慎重 静岡県中部の中小企業
静清信用金庫が10日までに県中部の中小企業1610社に実施したアンケートで、約半数が価格転嫁を既に行ったと回答した一方、約4割が新型コロナウイルス禍前より収益が減少したと答え、原材料・エネルギーなどのコスト高が経営を圧迫している状況が示された。賃上げ実施率は予定を含め5%にとどまり、今後の中小の収益確保に向け、価格転嫁の実効性向上などの課題も浮かんだ。 全体の52・1%(838社)が「価格転嫁を実施した」と答えた。業種別では飲食業(66・3%)や製造業(58・7%)、小売業(56・4%)が高く、医療・福祉業(26・7%)、建設業(47・7%)などが低調だった。価格転嫁の程度は調査していない
-
フェンシング東京五輪金 宇山さんと市民対決 沼津市制100年
前夜祭から3日間にわたって沼津市のキラメッセぬまづで開かれた市制100周年イベント(市主催)が9日、閉幕した。最終日は東京五輪フェンシング男子エペ団体金メダリストの宇山賢さんが来場し、市民とフェンシングで対決した。市のPR大使「燦々(さんさん)ぬまづ大使」に任命された同市出身の俳優磯村勇斗さんらへの認証式も開かれた。 市民とトップスポーツ選手が対決する「プロバトNUMAZU」には、宇山さんと鈴木穂波選手(ネッツトヨタ静岡)、脇田樹魅選手(沼津信用金庫)が参加し、スポンジ製の剣を使うスマートフェンシングで来場者と戦った。鈴木選手、脇田選手とそれぞれ対戦した大岡中1年の大島真澄さん(13)と
-
新築完了、18日プレオープン 浜松いわた信金 磐田・東部台支店
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)はこのほど、老朽化のため敷地内で新築工事を行っていた磐田市西貝塚の東部台支店が完成し、18日にプレオープンすると発表した。旧施設解体と駐車場整備を進めて9月19日にグランドオープンする予定。 同支店は1981年の開設。現在地に建てた新施設は鉄骨平屋建てで延べ床面積273平方メートル。ATMは2台を備える。磐田本店営業部のパートナー店となり、少人数でコンパクトながら機能性が高い支店運営を進める。 外壁の黒色パネルは耐久性が高い素材を採用し、建物の長寿命化を図る。照明は発光ダイオード(LED)機器を配置して環境に配慮した。 移転作業に伴い、同支店ATMは7月14日
-
有担保ローンにウェブ申し込み スルガ銀が開始
スルガ銀行はこのほど、有担保ローンの新しいウェブ申し込みシステムの利用を開始した。審査申し込みや書類提出、担当者への問い合わせなどがオンラインで可能になった。 住宅やセカンドハウス、投資用不動産などの有担保ローンが対象。従来の紙による手続きがオンライン上で完結するクレジットエンジン(東京)のサービスを導入した。利用者の利便性が向上するとともに、銀行側はペーパーレス化や事務作業の効率化につなげる。
-
ファミリー映画会 浜松市浜北区で8月19日 遠州信金
遠州信用金庫(浜松市中区)は8月19日午後1時から、「えんしんファミリー映画会」を浜北区の浜北文化センターで4年ぶりに開く。7月10日から、無料招待する1200人(先着順)を募集する。 上映映画は「ミニオンズフィーバー」(日本語吹き替え版)。遠州信金の24カ所の本店・支店窓口で配布する専用用紙に必要事項を記入し、申し込む。 問い合わせは、同信金地域サポート部<電053(472)2127>へ。
-
スルガ銀行 定期金利100倍に 沼津市制100周年を記念
スルガ銀行は本店のある沼津市の市制100周年を記念して、定期預金金利100倍キャンペーンを開始した。同市内の店舗で対象の「スーパー定期」を作成すると、店頭表示金利に100倍を上乗せした特別金利を適用する。 預入金額は10万~1000万円、期間1年。個人客が対象。6月28日時点の店頭表示金利0・002%で試算した場合、適用は0・202%になる。 キャンペーン期間は12月29日まで。総額100億円に達した時点で終了する。
-
立て直しへ営業力強化 中期経営計画前倒し策定 千葉靖史/島田掛川信用金庫理事長【聞きたい】
6月16日付でトップに就き、新たな3カ年の中期経営計画をスタートさせた。合併に合わせた前計画(計画期間2019~23年度)を1年前倒しで更新した背景には、スピード感を増す社会情勢の変化への対応に加えて、最終赤字を計上した23年3月期決算を踏まえた立て直しがある。原点回帰を意識して営業力や人材投資を強化する。 ―有価証券の損切りで最終赤字を計上した。どのような判断があったか。 「欧米を中心に各国の政策金利が急激に上がって外国証券や投資信託が大きな影響を受けた。利上げが続く状況下で、含み損を抱え続けるのは経営的に問題。整理すべきと考えた。比較的預貸率が低い地域柄で、貸出金利息と有価証券の運用
-
大学生4人に奨学生認定書 静清信用金庫
静清信用金庫は6日、奨学生認定授与式を静岡市葵区の同金庫本店で行い、静岡県立大と静岡大の計4人に認定書を渡した。 奨学生は県立大の紅林知里さん(国際関係学部4年)と戸塚和杜さん(食品栄養科学部4年)、静岡大の篠宮桃菜さん(教育学部4年)、大石凛里花さん(地域創造学環2年)。1年間、1人につき月額5万円を支給する。「徳川家康公に関連するまちおこし企画案」をテーマに論文で選考した。 佐藤徳則理事長は「地域社会に貢献する人材に成長してほしい」と期待した。
-
SDGs応援定期 販売額の一部寄贈 三島信金、静岡県内2団体へ
三島信用金庫は5日、SDGs(持続可能な開発目標)応援定期預金「笑顔2022」の販売額の一部を寄付する贈呈式を静岡市内の2カ所で開いた。同信金の川井章義常務理事が、ふじのくに未来財団(同市駿河区)と県地球温暖化防止活動推進センター(同市葵区)の代表者にそれぞれ目録を手渡した。 同定期預金は、2022年12月から23年3月末までに販売され、購入者自身が子育て▽福祉▽地球環境保全-の中から支援目的を選択できる。 59万5420円の寄付を受けた同財団の土屋優行代表理事は「伊豆・東部地区のNPO団体から出てくる要望などに活用したい」と話した。27万9128円を寄贈された同センターの佐藤博明センタ
-
「江原素六翁かるた」製作 沼津西高生が絵札描く 市制100周年で観光協
沼津観光協会(沼津市)はこのほど、市制100周年記念事業の一環として、県東部の産業や教育振興に尽力した実業家江原素六(1842~1922年)を顕彰する「江原素六翁かるた」を製作した。素六が創立に携わった沼津西高の生徒が、絵札やパッケージをデザイン。製作には沼津信用金庫やJAふじ伊豆など地域の企業も参画し、地域住民に功績を広めようと、一般販売している。 「学問と技術備えた沼津兵学校」「脈々と生産盛んな沼津の茶」―。日本初の近代的小学校とされる沼津兵学校の付属小学校の設立や、愛鷹地区での茶栽培に関わった素六の業績を紹介する48枚で構成する。製作した3千セットのうち、千セットは沼津信金と同信金の
-
宿泊業再生へ ファンド設立 三島信金など参画
コンサルティング業のリアルクオリティ(RQ、東京)と中小企業基盤整備機構、三島信用金庫などはこのほど、宿泊業に特化した再生ファンドを設立した。新型コロナウイルスの影響を受けた旅館やホテルの再生を総合的に支援する。 投資先の経営に深く関与するハンズオンでマーケティング支援や財務改善、DX化などを進め、必要に応じて後継者育成や事業承継を後押しする。RQがファンド運営と再生事業を主体的に担う無限責任組合員となり、三島信金は出資者の有限責任組合員として参画。三島信金の営業エリアである伊豆地域などで宿泊業の再生に取り組む。 設立時の出資総額は20億円。このうち、7割に当たる14億円を中小機構が出資した
-
6団体1個人に裾野市長感謝状
裾野市はこのほど、市長感謝状の贈呈式を市役所で開いた。2022年度下半期に一定額以上の現金や物品を市に寄付した6団体と1個人に感謝状を贈った。 村田悠市長は「貴重な浄財を裾野市のさらなる発展のために使わせていただきます」とお礼を述べた。 感謝状を受けた団体と個人は次の通り。 裾野ロータリークラブ、不二家富士裾野工場、沼津信用金庫、裾野市東富士農事組合深良支部管理運営委員会、ファンケルクラシック基金、スタンレー電気、佐藤剛史(県芸術祭演劇創作実行委員会)
-
中小製造業の受注創出へ 静岡、山梨両県地銀が商談会
静岡県産業振興財団、静岡銀行、山梨中央銀行などは4日、静岡、山梨両県の中小製造業の受注創出に向けた合同商談会を静岡市駿河区のグランシップで開いた。 発注側として関東、中京圏を含めた工作機械、自動車、医療機器などのメーカー約80社が参加し、両県の中小企業約120社と対面で個別に商談を重ねた。機器製作や部品加工などで双方がニーズと対応技術を提示した。 山梨県の中小製造業の担当者は「これまでの仕事先は東京が中心。中部横断自動車道の全線開通で静岡県が近くなったので、静岡での営業を強化したい」と意気込んだ。 合同商談会は、昨夏の山梨県での開催に続き2回目。やまなし産業支援機構も連携した。包括業務提携を
-
静清信金2支店に詐欺防止で感謝状 静岡中央署
特殊詐欺被害を未然防止したとして、静岡中央署は4日、ともに静岡市葵区の静清信用金庫片羽、番町の両支店に署長感謝状を贈った。 両支店とも5月23日、来店した顧客の被害を防いだ。片羽支店では高齢女性が貸金庫の暗証番号を何度も間違えて慌てている様子を見て、吉田真奈美支店長代理が声をかけた。女性が「息子から会社の補塡(ほてん)に充てるために100万円を用意してほしいと電話があった」と話したため、警察に通報した。 番町支店では高齢夫婦が窓口で海野智香子内務係長に「会社の書類を間違えて送ってしまったので200万円を立て替えてほしいと孫から言われた」と伝えた。高額請求で、夫婦も不審に思っていたこともあ
-
スルガ銀行 クレディセゾン株を取得
スルガ銀行は3日、資本業務提携に基づき、クレディセゾンが実施した第三者割当により同社の普通株式822万4700株を取得したと発表した。取得額は154億9500万円。 セゾンは同日、同様にスルガ銀の普通株式3508万9千株を取得した。取得額は171億2300万円。セゾンはスルガ銀の筆頭株主になった。
-
富士宮信用金庫人事(1日・地名は支店)
総務部人事課長(神田店長)高野正年▽同課長代理(同課係長)徳田香保子▽企画部企画課主任推進役(鷹岡店長)望月章裕▽同部総合戦略課長兼資金運用課長(同部総合戦略課長)後藤淳▽業務部業務推進課長(上井出店長)石川悠介▽同部営業企画課長代理(富士見店長代理)松下知美▽融資部審査課長(富士根店長代理)岩見亮介▽同課副推進役(芝川店長代理)杉浦健史▽同部顧客支援課主任推進役(淀川店長)木村直樹▽同部管理課長(駅南店長)清裕一▽事務部長(本店長兼東町店長)岩崎勲▽同部電算課長代理(同課係長)稲葉智弘▽お客さま相談部シニアアドバイザー課長代理(同課係長)城内ユミ▽本店長兼東町店長(業務部業務推進課長)加藤
-
魚河岸シャツで涼しく クールビズ 快適さPR 焼津市役所と市内48事業所
焼津市役所と市内48事業所で、職員や社員がご当地シャツ「焼津魚河岸シャツ」と「大井川の恵シャツ」を着用して勤務する「魚河岸クールビズ」が始まった。8月末まで。併せて魚河岸シャツをPRするキャンペーンも実施する。 魚河岸クールビズは18年目の取り組み。市役所、しずおか焼津信用金庫の市内支店、大井川商工会などで社員、職員、従業員が着用する。市役所では市経済部の職員が青や赤、緑といった色とりどりのシャツ姿で勤務し、港町らしい雰囲気に包まれた。 市内17店舗が加盟する焼津魚河岸シャツ組合と連携したキャンペーンも行われる。市の公式LINE(ライン)から抽選で、魚河岸シャツの割引クーポンを300人に贈呈
-
沼津市制100周年で記念式典 発展に尽力 個人・団体表彰
沼津市は1日、同市のプラサヴェルデで開かれた市制100周年記念式典で、各分野の発展に尽力した延べ102の個人・団体を表彰した。特別表彰として6団体の功績もたたえた。 表彰者は次の通り。 【特別表彰】市自治会連合会、沼津医師会、市歯科医師会、沼津薬剤師会、市スポーツ協会、市芸術祭開催委員会 【自治功労】原信也、渡辺博夫、梶泰久、深田昇、加藤明子、岩崎豊、福田和男、鈴木泰次、稲村正美、三沢章夫、土屋豊、佐藤正夫、土屋博昭、石渡慎一、鈴木広司、稲葉孝弘、山本喜代明 【教育功労】土屋葉子、羽切真澄、小林俊雄、旭暢照、佐藤有、町田太郎、白壁浩之、猪浦玲子、井口英敏、渡辺幸子、竹本あゆみ、杉本直史 【文
-
廃プラ固形燃料「RPF」増産へ 来春新工場、脱炭素に寄与 環境のミカタ(焼津)
リサイクル業「環境のミカタ」(焼津市)は、廃プラスチック類を再利用した固形燃料「RPF」の生産を増強する。同市内で2024年3月に新工場を稼働し、生産能力を約2・5倍に引き上げる。石炭と比べて安価で二酸化炭素(CO2)排出量を33%削減できることから、代替燃料として製紙業界などへ供給を増やし、国内の脱炭素に寄与する。6月初旬に新たにパソコン・OA機器のリサイクル業にも参入し、RPFの生産増強と併せて県外に業容拡大を図る。 同社は08年から同市を拠点にRPF製造を続ける。今回、大井川港近くの「アースプロテクションセンター第3工場」を拡張する。直径35ミリなどの大型燃料と比べて燃料効率が良く、顧
-
スルガ銀行、株主提案否決 不正融資巡り取締役解任案
スルガ銀行は29日、定時株主総会を沼津市内で開いた。会社側が提案した取締役選任2議案を可決し、一部の株主が求めた会社(銀行)の解散や加藤広亮副社長の取締役解任など20議案は全て否決した。総会後の取締役会を経て、同日付で嵯峨行介社長が会長に就き、後任に加藤副社長が昇格した。 株主提案したのはスルガ銀による不正融資問題の被害者ら。解任理由には問題を早期解決せず株価低迷を招いたことを挙げ、女性の取締役比率を30%以上とする定款の一部変更なども求めた。採決で株主提案が次々に否決されると、経営陣の名前を挙げながら「真摯(しんし)に対応しろ」「問題から逃げるな」などのシュプレヒコールがわき起こり、荒れ
-
スルガ銀行 不正融資で被害者弁護団 株主代表訴訟を検討
スルガ銀行によるアパートやマンションなど投資用不動産の不正融資問題を受け、被害者弁護団は29日、スルガ銀行の株主総会後に沼津市で記者会見した。問題の対応を巡り、銀行経営陣に損害賠償を求める株主代表訴訟を検討していると明らかにした。 河合弘之団長は株主総会で会社側が解決の期限を示さなかったことに不快感を示し、「(会社側が)解決しようとしていないと見極めたら訴訟を起こす」と述べた。スルガ銀と続けている交渉への影響や加藤広亮新社長の姿勢も考慮して判断するという。 スルガ銀行は問題の早期解決に向け、一定の条件に該当する債務者を早期解決案件として絞り込むことや、物件の任意売却を提案することを掲げて
-
人事 静岡中央銀行(29日、地名のみは支店長)
融資部長(融資部副部長兼融資経営相談室長)監物誠一▽綾瀬(中山)阿部浩一▽融資部融資経営相談室長(融資部審査役)広瀬貴基▽融資部審査役(綾瀬)久保田大介▽中山(清水)鈴木亘▽清水(富士支店融資グループ副業務役)杉田英敏
-
特別支援学校にプールなど寄贈 静岡銀行80周年で
静岡銀行は創立80周年記念事業として、特別支援学校への寄付活動を始めた。本年度は県内9校を対象とし、29日に県立静岡北特別支援学校(静岡市葵区)と同校南の丘分校(同市駿河区)に組み立て式プール1基とタブレット端末6台を贈った。 同市葵区での寄贈式で、梅原弘充取締役が原田満紀校長に目録を手渡した。プールは縦5・5メートル、横2・7メートル。代表の生徒は「使うのが楽しみ。宝物にします」と謝辞を述べた。 全ての人を尊重する「包摂的な社会」の実現に向けた事業の一環で、来年度以降も継続する。静岡銀行を傘下に持つしずおかフィナンシャルグループはパラアスリート支援など、社会包摂の対応活動を進めている。
-
浜松いわた信金 浜松西高 生徒海外研修支援へ協定 24年度100周年記念事業
浜松市中区の浜松いわた信用金庫と浜松西高は29日、2024年度の同校創立100周年記念で計画する生徒の海外研修事業の協力協定を締結した。期間は10年間。海外フィールドスタディー事業と称して、東南アジア諸国連合(ASEAN)などに県西部から進出する企業への訪問を同信金がサポートする。 初回は24年7月にタイを訪問国に実施する予定。希望する高校2年生15~20人を募り、現地法人の訪問や同世代との交流を通じて、現地の熱気や文化を体感してもらう。タイ・バンコクに駐在員事務所を置く同信金が日頃の取引先ネットワークを生かし、訪問する生徒や保護者への情報提供、受け入れ先企業の募集、現地コーディネートなどを
-
再エネ由来電力に全社切り替えへ しずおかFG
しずおかフィナンシャルグループ(FG)はこのほど、グループ全社で使用する電力を再生可能エネルギー由来に順次切り替えると発表した。1年後のグループ全体での温室効果ガス排出量は2013年度比で約7割削減される見込み。 21年9月に本部棟の電力を切り替え済みで、今回は静岡銀行の国内本支店、グループ各社の拠点施設などに対象を広げる。太陽光など再エネで発電した電力を導入するほか、化石燃料由来でないことを示す「非化石証書」付きの電力を利用する。
-
島田掛川信用金庫人事(7月1日、地名のみは支店長または支店)
経営企画部長(島田本店営業部長兼島田西)望月秀美▽島田本店営業部長兼島田西(初倉)鈴木健司▽初倉(藤枝次長)渡辺哲
-
島田掛川信用金庫人事(7月1日、地名のみは支店長または支店)
経営企画部長(島田本店営業部長兼島田西)望月秀美▽島田本店営業部長兼島田西(初倉)鈴木健司▽初倉(藤枝次長)渡辺哲
-
静岡県学童軟式野球 静岡レッドソックスが優勝
第11回しずちゅう旗静岡県学童軟式野球大会(静岡県野球連盟主催、静岡中央銀行特別協賛、静岡新聞社・静岡放送後援)の決勝戦がこのほど、焼津市総合グラウンド野球場で行われた。静岡レッドソックススポーツ少年団(静岡)が服織野球スポーツ少年団(同)を10-4で下し、優勝した。 閉会式で県野球連盟の田口悦夫副会長や静岡中央銀行の芦川哲也常務らから優勝旗と賞状、トロフィー、メダルが贈られた。3位は浜名ヤンキース(浜北)と富士根南エコーズ(富士宮)。 大会には県内260チームのうち各地の予選を勝ち抜いた40チームが出場し、トーナメント方式で競った。
-
上場基準適合へ 清水銀、計画書を作成
清水銀行は26日、現在所属する東京証券取引所プライム市場の上場維持基準を一部満たしていないため、適合に向けた計画書を作成し、発表した。流通株式時価総額が今年3月末時点で96億円と、上場維持基準100億円に満たなかった。株主数や流通株式数などその他の基準はクリアしているという。計画書では「4月にスタートした第28次中期経営計画に掲げる施策に取り組むことで、企業価値向上を図る」としている。
-
人口減予測した施策必要 東伊豆で東部の経営者学ぶ
静岡県東部の若手経営者や後継者らで組織する「さんしんチャレンジクラブ」はこのほど、企業・団体見学で東伊豆町を訪問した。町役場で岩井茂樹町長から地方自治やまちづくり策を学んだ。同町の2月現在の人口は約1万1千人。今後も減少が予想されている。岩井町長は「小規模自治体だからこそできること、やるべきことがある」とし、人口減を予測した上で施策を立案する必要性を強調。都市機能の集約やデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の重要性が増していると40歳前後が中心の参加者約20人に訴えた。 その上で主幹産業の観光業のピーク時以外に宿泊施設の従業員が他業種に取り組んでもらい、多いとされる定年前後の移住者に
-
遺贈希望者支援 金融機関と連携 吉田町、協定結ぶ
吉田町はこのほど、死後に残った財産を遺言によって寄付する「遺贈」を希望する町民を支援するための協定を静岡銀行、島田掛川信用金庫とそれぞれ締結した。 協定は意向に沿って円滑な寄付を実現させることが狙い。町は住民から遺贈の希望を受けた際に両金融機関を紹介し、金融機関は各種サービスの利用を促す。
-
清水町商工会など事業者支援へ連携 複合的な相談体制に
清水町と町商工会、地元金融機関は、アフターコロナや物価高騰の影響を受ける地元事業者を連携支援する。このほど協定を締結し、情報を共有して切れ目ない支援を目指す。 締結したのは町と商工会のほか、静岡銀行清水町支店、スルガ銀行清水町支店、沼津信用金庫清水町支店・徳倉支店、三島信用金庫清水町支店、日本政策金融公庫沼津支店、県信用保証会沼津支店の計9団体。新規事業や創業支援▽販路開拓▽経営改善▽金融支援などで連携する。 コロナ禍以降、行政と経済団体、金融機関の分野をまたいだ複合的な相談が増加したことを受け、強みを生かした相談体制を組もうと実現した。関義弘町長は「行政だけでは手の届かない小回りのきく支援
-
スルガ銀行 金融庁の認可取得 主要株主にセゾン
スルガ銀行は23日、クレディセゾンが主要株主になることについて、銀行法に基づく金融庁の認可を取得したと発表した。両社は5月18日に資本業務提携を締結。セゾンはスルガ銀の株式を議決権ベースで15%超取得して持ち分法適用会社とし、スルガ銀もセゾン株の5%を所有する方針を明らかにした。
-
中小脱炭素へ新組織 浜松市など 地域ぐるみ支援 環境省事業採択
2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル実現に向け、浜松市は今夏、浜松商工会議所や地域の金融機関などと連携し、中小企業の脱炭素化を支援する組織「(仮称)浜松地域脱炭素経営・GX支援コンソーシアム」を発足させる。資金や人材面で脱炭素化に二の足を踏んでいる中小企業を地域ぐるみで支える体制を整える。地域独自の支援体制を構築するこの取り組みが23日、環境省のモデル事業に採択された。 市と浜松商議所のほか、静岡銀行、浜松いわた信用金庫、遠州信用金庫、産業支援機関の浜松地域イノベーション推進機構、再生エネルギーの地元活用を進める浜松新電力が参加する。 中小企業の支援体制を
-
大卒総合職 初任給上げ 遠州信金
遠州信用金庫(浜松市中区)は22日、2024年度から、大卒総合職の新入職員の初任給を約2万4千円引き上げて22万5千円にすると発表した。優秀な人材確保につなげる。物価高対策として職員の基本給を引き上げるベースアップ(ベア)の実施も併せて公表した。 新卒の大卒総合職の引き上げは5年ぶりで、現行から12・1%増える。24年春の採用は5、6人を計画している。 7月から導入予定のベアの幅は平均約1万円で対象は総合職と一般職の約260人。同金庫は「物価高による職員の生活を守るため」としている。
-
人事=清水銀行(22日)
取締役経営企画部長(理事経営企画部長)八木真樹
-
富士宮信用金庫人事(22日)
常勤理事 土井康志、木本謙正、松戸豊▽非常勤理事 山本英志▽同(非常勤監事)小林公一▽常勤監事 望月剛毅▽非常勤監事 佐々木城夛▽退任 常務理事佐野禎威、同篠原勇、常勤理事西川充芳、非常勤理事立石健二、同牧野利一、常勤監事後藤和史
-
人事=しずおかフィナンシャルグループ
【静銀リース】取締役 常務執行役員桜井宏敏▽東部支社長(富士営業所長)望月健次▽富士営業所長(西部支社副支社長)榊原照政▽藤枝営業所長(東部支社副支社長)武下大輔 【静銀ティーエム証券】取締役常務執行役員(執行役員)千葉訓也▽理事 沼津支店長宇井美香子▽営業企画部長(営業企画部部付部長)田中達浩=以上22日 【静銀ITソリューション】取締役常務執行役員(執行役員)松林一弥▽運営統括部長(運営統括部担当部長)川口浩▽勘定系システム開発部長(勘定系システム開発部担当部長)鈴木淳吾▽ソリューション開発部長(ITサポート部長)本多貴彦 【静銀信用保証】取締役常務執行役員(執行役員)原正志▽新業
-
信用金庫決算(3月期)富士宮 資金運用収益が伸長
①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率 【富士宮】①44億2200万円(3・4%増)②10億500万円(約2・1倍)③5億700万円(44・4%増)④11億4500万円(12・6%増)⑤19・95% ※貸出金利息の増加が作用して資金運用収益が伸び、経費削減の効果もあって増収増益となった。期中平均の預金、貸出金残高は共に過去最高を更新した。
-
富士宮信金、コア業純11.4%増 3月期決算
富士宮信用金庫が22日に発表した2023年3月期決算は、貸出金利息の増加で資金運用収益が伸び、経常収益は前期比3・4%増の44億2200万円だった。 経常利益は約2・1倍の10億500万円、純利益は44・4%増の5億700万円で増収増益。本業の収益力を示すコア業務純益は11・4%増の13億1300万円となった。 預金残高(期中平均)は3・1%増の3890億4300万円、貸出金残高(同)は4・0%増の1693億2200万円と堅調に推移し、共に過去最高を記録した。自己資本比率は0・22㌽低下の19・95%。
-
スマホ活用術 高齢者に紹介 天竜区で浜松いわた信金
浜松市天竜区佐久間町の浜松いわた信用金庫佐久間支店はこのほど、年金支給日に合わせてスマートフォンの使い方に関する個別相談会を開いた。高齢者らが訪れ、スマホやタブレットの機能を生かした便利な使い方を学んだ。 相談会では、同区水窪町を拠点にスマホの普及事業などを展開している笹本純一さんが対応した。マップの経路案内で通行止めの道に案内された場合、「迂回(うかい)路に入ると経路を再検索してくれる機能がある」と説明した。目的地を決めたときに、有料道路を回避して一般道のみの経路を選ぶ設定にできることも紹介した。 マップの使い方を相談した同区水窪町の主婦高根けい子さん(74)は「使いこなすには時間がかかる
-
堀正工業手形不渡り 清水銀行が引き当て
清水銀行は20日、手形不渡りが発生した堀正工業(東京都)に対する債権について取り立て不能または遅延の恐れが生じた、と発表した。同行は「業績予想の修正が必要な場合速やかに公表する」としている。貸出金は8億6200万円。そのうちこれまでに引き当てなどが行われていない5億8200万円について新たに引き当て処理する。
-
静岡県法人会連合会新会長に八木静銀頭取 静岡で総会
静岡県法人会連合会は20日、静岡市駿河区で定時総会と理事会を開き、新会長に八木稔静岡銀行頭取を選出した。2023年度事業計画を承認し、各法人会の功労役職員を表彰した。 八木氏は理事会後の就任あいさつで「皆さんと地域課題をしっかり共有しながら、よりよい法人会活動の実現を目指して全力を尽くしたい」と抱負を述べた。新役員の任期は2年。 23年度は納税意識向上に向けた啓発活動や税制への積極的提言、地域社会貢献活動などに取り組む。 総会では特別功労役職員への会長表彰のほか、全国法人会総連合会長表彰を受けた功労者への伝達も行った。09年度から14年間、県連会長を務めた中西勝則しずおかフィナンシャル
-
沼津信用金庫人事(19日)
新任非常勤監事 中山美砂▽退任 常勤理事杉山宏、非常勤監事伊東哲夫
-
新会長に鈴木さん(沼津信金理事長) 沼津法人会総会
沼津法人会はこのほど、定時総会を沼津市内で開いた。租税教育や文化向上などの事業を新型コロナ禍以前のように活発化し、地域振興を目指すと確認した。役員改選も行い、沼津信用金庫理事長の鈴木俊一氏を新会長に選任した。 本年度の事業計画に、青年部会のチャリティーコンサートや女性部会による夏休み親子税金教室開催などを盛り込んだ。鈴木会長は「信用金庫業務では地域の発展と企業の事業継続を意識してきた。法人会の目的もこれに合致する」と意欲を示した。 TBS「報道特集」のキャスターとして知られるジャーナリストの金平茂紀さんが「テレビ報道と政治の関係を考える」と題して記念講演した。
-
信用金庫決算(3月期)浜松いわた 純利益62%増
①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率 【浜松いわた】①317億700万円(3・4%増)②62億4200万円(92・3%増)③33億800万円(62・3%増)④34億2500万円(43・4%減)⑤13・68% ※2年ぶりの最終増益。法人のビジネスマッチング支援や個人の相続支援などの強化が奏功して手数料収入が増加したほか、システム関連投資や人件費などの経費減も寄与した。
-
信用金庫決算(3月期)沼津 中計の目標上回る
①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率 【沼津】①91億1600万円(4・1%減)②18億4600万円(16・9%減)③13億6900万円(6・1%減)④17億4900万円(20・1%減)⑤15・77% ※有価証券利息配当金の減少などで減収減益となったが、中期経営計画で目標とした純利益10億円は上回った。
-
信用金庫決算(3月期)富士 預貸金残高、最高
①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率 【富士】①50億2100万円(2・0%減)②8億600万円(14・2%減)③5億4900万円(26・4%減)④8億1400万円(7・2%減)⑤12・47% ※経営改善支援の強化で期中平均の預金、貸出金の残高は共に過去最高を更新。期末預金残高は3年連続で4千億円を超えた。
-
学童野球写真コン 落合さん最優秀賞 静岡中央銀
静岡中央銀行(沼津市)は19日までに、第11回しずちゅう旗県学童軟式野球大会の予選会を対象にした写真コンテストの入選者を発表した。最優秀賞には藤枝市の落合陽子さんを選んだ。 「はつらつプレーフォトコンテスト」と題して作品を募り、県内から過去最多の374点が寄せられた。いずれも子どもたちのはつらつとした姿が収められている。落合さんの作品はハイタッチして喜び合う晴れやかな表情を捉えた。 入選作品をまとめたポスターを9月末まで本支店で展示している。 他の入選者は次の通り。 優秀賞 下山望美(伊豆市)青木麻美(沼津市)仁科恵子(焼津市)▽ブロック賞 山本翔太(松崎町)浜野祐子(三島市)西本陽
-
2年ぶり純利益増 浜松いわた信金3月期
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)が19日発表した2023年3月期決算の当期純利益は前期比62・3%増の33億800万円で2年ぶりの増益となった。ビジネスマッチングや事業承継支援などの手数料収入を含む役務取引等収益の増加、システム関連や人件費などの経費減が寄与した。貸倒引当金の戻し入れ益も押し上げた。 売上高に当たる経常収益は3・4%増の317億700万円。投資信託解約損があった一方、貸倒引当金の戻し入れ益や株式等売却益などが生じた。本業の収益力を示すコア業務純益は前期比18・0%減の35億4千万円。 経常利益は92・3%増の62億4200万円。一方、新本部棟整備に合わせた本部機能集約と再編に
-
富士信金 コア業純20%増 3月期
富士信用金庫が19日に発表した2023年3月期決算は、債券の売却損などによって経常収益は前年比2・0%減の50億2100万円になった。経常損益は14・2%減の8億600万円、純損益は26・4%減の5億4900万円で減収減益だった。 本業の収益力を示すコア業務純益は、貸出金利息と有価証券利息配当金などの資金運用収益が増加して20・5%増の10億5900万円だった。業務純益は7・2%減の8億1400万円。不良債権残高(金融再生法ベース)は4・3%減の122億2100万円に、貸出金に占める不良債権比率は6・37%と0・48ポイント改善した。 経営改善支援の強化によって融資が伸び、期中平均の預金
-
富士信用金庫人事(19日)
理事融資部担当(融資部長)川島宏之▽監事(監査部長)涌田周成▽事務部長(事務部次長)事務部事務管理課長三枝真由美▽監査部長(事務部長)倉田優 退任 加藤晴久(理事事務部担当)山崎豊(監事)
-
沼津信金 純利益13億円超 3月期
沼津信用金庫が19日発表した2023年3月期決算は、前期の各利益を押し上げた有価証券利息配当金の減少などで、売上高に当たる経常収益は4・1%減の91億1600万円、経常利益が16・9%減の18億4600万円、純利益は6・1%減の13億6900万円だった。 預金残高や貸出金残高は引き続き堅調に推移し、23年3月期が最終年度の中期経営計画で目標とした純利益10億円は上回った。本業の収益力を示すコア業務純益は19・2%減の13億4900万円。資金運用収益減少の影響が大きく、役務取引等収益も微減だった。 期中平均の預金残高は1・0%増の5617億300万円と過去最高を更新。貸出金残高は期中平均こそ0
-
強盗対処 手順を確認 静銀支店で藤枝署が訓練
藤枝署はこのほど、強盗対処訓練を藤枝市の静岡銀行藤枝支店で行い、署員と職員約25人が通報や対応の手順を確認した。 署員が演じる強盗犯役1人が銀行に押し入り、窓口の職員に刃物を突き付けて「金を出せ」と要求。窓口対応の職員は防犯ブザーを押し、犯人が現金を奪って逃走した後に身体や服装、気付いた点などをメモした。追跡対応の職員はカラーボールを持って犯人が逃走した手段や方向を確認した。 訓練後は犯人の特徴について署員と答え合わせをした。同署生活安全課の担当者は「犯人を待たせないのが鉄則。まずはお客さんと職員の安全確保を考え、できるだけ速やかに対処してほしい」と呼びかけた。
-
島田掛川信金、最終赤字 合併後初 3月期、有価証券売却で損失
島田掛川信用金庫が16日発表した2023年3月期決算は、売上高に当たる経常収益は前期比2・8%増の156億9400万円だったが、回復見込みの少ない有価証券の売却損を要因に経常損益は328億600万円の赤字(前期は39億1900万円の黒字)、純損益は339億200万円の赤字(同27億400万円の黒字)になった。最終赤字は2019年の合併後初めて。 欧米の政策金利の急速な引き上げに伴って投資信託と外国証券の評価損が膨らみ、22年10、11月に積極処理した影響で国債等債券売却損が大幅に増加した。本業の利益を示すコア業務純益は前期比54・8%減の21億8300万円だった。 預金残高(期中平均)は
-
経常利益0.4%減 しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫が16日発表した2023年3月期決算は、債券利回り低下に伴う有価証券利息配当金の減少などで、売上高に当たる経常収益が0・4%減の176億9700万円、経常利益は0・4%減の32億4400万円、純利益は4・7%減の22億6500万円だった。 本業の利益を示すコア業務純益は6・2%減の31億9600万円。役務取引等収益は伸ばしたが、資金運用収益は減少した。貸出金利息はほぼ横ばいだった。経常費用は店舗統廃合の効果で物件費を抑えたが、国債等債券償還損は増加した。 不良債権残高は2・7%減の323億2100万円、不良債権比率は3・57%で0・29ポイント改善した。 期中平均の預金残
-
しずおか焼津信用金庫人事(16日)
常務理事(常勤理事)岩瀬洋一郎▽同(同)岩崎浩季▽常勤理事(業務統括部長)佐藤克彦▽常勤理事(事務集中部長)宮城島孝▽非常勤理事 平井敏晃▽退任 常務理事阿井誠、同山本達訓、常勤理事高田淳、常勤監事南條正徳 ※阿井氏は静岡信用保証社長、山本氏は静岡焼津リース社長、高田氏は静岡焼津マネジメント社長、南條氏は静岡焼津ビジネス常務にそれぞれ20日付で就任予定。
-
人事=しずおかフィナンシャルグループ
経営企画部長(経営管理部長)藤島秀幸▽経営管理部長=静岡銀行兼務(経営管理部担当部長=静岡銀行兼務)炭山直哉▽経営企画部事業戦略室関連事業マネージャー(静岡銀行マネージャー)辻岡義尚=以上16日▽事業開発部長(経営企画部事業戦略室関連事業マネージャー)安本敬介▽事業開発部課長=SFGマーケティング兼務(事業開発部課長)杉山宏行=以上7月3日
-
新理事長に千葉氏 島田掛川信金 市川、伊藤氏は退任
島田掛川信用金庫は16日、掛川市内で通常総代会と理事会を開き、千葉靖史専務理事(66)が同日付で新理事長に昇格する人事を決めた。市川公会長(72)と伊藤勝英理事長(69)は退任し、それぞれ代表権を持たない相談役と顧問に就く。 市川氏は合併前の島田信金で、伊藤氏は掛川信金でそれぞれ理事長を務めて合併協議を主導した。2019年の合併以来、旧2信金トップが二人三脚で庫内融和や組織体制の整備、地元自治体との地方創生連携の強化などを進めてきたが、2023年度3月期決算で最終損失を計上した責任を明確にするため退任を決めた。 代表権を持つ理事は千葉氏1人になる。千葉氏は取材に「合併は途上の段階で、さら
-
静岡県CMグランプリ TV部門最優秀に静銀 ラジオは三幸コーポレーション
静岡県広告協会(会長=大須賀紳晃静岡新聞社・静岡放送社長)は16日、県CMグランプリの最終審査結果を発表した。最優秀賞はテレビ部門が静岡銀行の企業CM「相続 中華料理屋 兄弟」編、ラジオ部門は三幸コーポレーションの企業CM「アジェンダ」編と「ピアノ」編が選ばれた。 テレビ部門に52点、ラジオ部門に30点の作品が寄せられた。審査員長の能登健裕氏(東急エージェンシー)は、静岡市葵区で開かれた記者会見で「テレビやラジオのCMが、顧客との接点作りに欠かせない武器として再認識される中、メディアの価値を高め、広告文化に大きく貢献する作品が多い」と講評した。 このほかの入賞作品は次の通り。 【テレビ
-
三島信金 純利益68%増 3月期
三島信用金庫が16日発表した2023年3月期決算は、経常利益が前期比50・5%増の20億3100万円、純利益は67・9%増の14億4300万円だった。増益は2期ぶり。コロナ禍からの回復と積極的な資金繰り支援で与信関連費用が減り、経費削減にも努めた。 売上高に当たる経常収益は0・5%減の125億4900万円。低金利の長期化で有価証券の運用利回りが低下した。本業の収益力を示すコア業務純益は23億2500万円で、13・6%増加した。 期中平均の預金残高は4・3%増の9982億2600万円。SDGs応援定期預金などが好評で過去最高を更新した。同じく期中平均の貸出金残高はほぼ横ばいとなる0・3%減の4
-
御殿場に店舗開設 24年6月めど 三島信用金庫
三島信用金庫は16日、2024年度まで2カ年の店舗再編計画を発表した。24年6月をめどに、御殿場市に初の店舗を開設する。同市にはオフィスを設けて営業活動を展開していた。大型商業施設を中心ににぎわい、道路交通網の整備でさらなる観光交流客数の増加も予想され、店舗を整備して預金や貸出金業務の取り扱いを始める。 一方、キャッシュレス決済やインターネットバンキングの普及を受け、6店舗を近隣支店と同じ建物で営業する店舗内店舗に再編。熱海市の網代出張所は24年7月ごろに廃止する。
-
「テックビート」3日間に延長 7月19~21日 スタートアップ103社 静岡県内企業と商談へ
静岡県と静岡銀行などは7月19~21日、県内企業と首都圏などのスタートアップ企業をつなぐビジネスマッチング行事「テックビートシズオカ2023」を静岡市駿河区のグランシップで開く。人工知能(AI)やロボット関連など最新技術を活用した協業の機会を提供し、県内発の新産業創出を目指す。 例年2日間だった会期を3日間に延長。製造や物流、農業、医療など10分野で過去最多の計103社の新興企業が出展し、県内企業と商談を展開する。 建設業のデジタル活用をテーマにしたトークセッション(19日)や、宇宙ベンチャーのデジタルブラスト(東京)、アイスペース(同)の代表者らが参加するパネル討議(21日)を行う。
-
スルガ銀株式取得 差し止め求め提訴 セゾン株主
クレジットカード大手のクレディセゾンの男性株主が15日、水野克己社長ら代表取締役3人に資本業務提携に基づいてスルガ銀行の株式を取得しないよう差し止めを求める訴訟を東京地裁に起こした。セゾン側の取得額が適正ではないとして、損害の生じる恐れがあると主張している。 スルガ銀株の同日終値は507円。訴状などによると、セゾンは1株当たり488円で取得する方針だが、スルガ銀の不正融資問題や金融庁による行政処分の影響を差し引くと、300円程度が適正評価としている。 原告の男性(39)=東京都=はスルガ銀による不正融資問題の被害者という。同被害者弁護団は「不正融資問題は未解決で、セゾン側の価額設定の判断
-
新理事長に鈴木氏 遠州信金 守田氏は新会長
遠州信用金庫は15日、通常総代会と理事会を開き、同日付で代表権のある会長に守田泰男理事長(70)が就き、新理事長に鈴木靖専務理事(68)が昇格する人事を決定した。 理事長に就いた鈴木氏は1977年に入庫し、デジタル推進部門を専門に担ってきた。守田氏が進める効率化や合理化など収益力向上の改革に取り組んだ経験を踏まえ、「これまでの仕組みを継続するとともに、中小企業のDX推進に向けた技術支援に注力したい」と抱負を述べた。 2013年から10年間にわたって理事長を務めた守田会長は、リーマン・ショック後の業績回復や地域振興の取り組みに尽力した。新体制では営業本部長を兼任し、「AI(人工知能)を活用
-
信用金庫決算(3月期)遠州 業務効率化で増益
①経常収益(前年比)②経常損益(同)③当期純損益(同)④業務純益(同)⑤自己資本比率 【遠州】①60億1400万円(13・2%減)②7億4500万円(2・3%増)③5億9500万円(約2・7倍)④11億3300万円(35・5%減)⑤12・05% ※前期に貸倒引当金を積み増した際に発生した有価証券売却益の反動減で減収。一方、有価証券運用益の増加や業務効率化によるコスト減が寄与し、最終増益。
-
有価証券運用益が増加 遠州信金 3月期
遠州信用金庫(浜松市中区)が15日発表した2023年3月期決算は、有価証券運用に伴う収益確保や業務効率化によるコスト減などで当期純利益が前期比約2・7倍の5億9500万円だった。 コロナ禍など将来に備えた貸倒引当金を積み増す際の前期の有価証券売却益の反動減で、売上高に当たる経常収益は13・2%減の60億1400万円、本業の収益力を示すコア業務純益は36・7%減の13億200万円。 一方、同売却益分を除いた比較は増収増益で、募集枠100億円のSDGs定期預金発売なども有価証券運用益の増加に貢献した。経常利益は2・3%増の7億4500万円。 預金残高(期中平均)は1・2%増の4759億1700万
-
遠州信用金庫人事
会長兼営業本部長(理事長)守田泰男▽理事長(専務理事)鈴木靖▽常務理事(常勤理事)池谷正人▽常勤理事(経営サポート部長)井上勝▽常勤理事(信用リスク管理部長)大石浩希▽常勤監事(監査部長)河合正雄▽地域サポート部長委嘱(総務部付部長待遇)業務執行役員秋元俊彦▽えんしん信用保証出向(えんしんリース出向)総務部付部長待遇木下英也▽えんしんリース出向(えんしん信用保証出向)総務部付副部長待遇森幸二▽総務部長(総務部スタッフ)高柳文生▽デジタル推進部長(デジタル推進部スタッフ)藤田剛▽監査部長(総務部長)後藤真由美 退任 今村勝弘、県正義、広野亘 ※今村氏はえんしんリース代表取締役に就任。
-
静清信金 3月期決算 コア業純 3年連続増
静清信用金庫が14日発表した2023年3月期決算は、国債等債券売却益の減少などで、売上高に当たる経常収益が前期比0・3%減の115億7600万円、経常利益が11・5%減の26億300万円、純利益が12・8%減の18億6300万円だった。 貸出金利息は減ったが、有価証券利息配当金を伸ばし、資金運用収益は増加した。一方、市場の環境変化を受けた債券の組み替えで経常費用も増えた。 本業の利益を示すコア業務純益は24・6%増の32億800万円で、3年連続で増加した。 不良債権残高は2・8%減の133億1300万円、不良債権比率は3・21%で0・19ポイント改善した。 期中平均の預金残高は5・3%増の9
-
静清信用金庫人事
退任 常勤監事丸尾宗徳=14日▽常勤監事 渡部陽一=21日
-
中小経営者クラブ 企業視察や勉強会“リアル”で再開 静岡県内信金活発化
静岡県内各信用金庫がコロナ後の経営支援策として、中小企業経営者クラブの活動を活発化させている。複数が県内外での企業視察や対面の勉強会を再開。コロナ禍でオンライン中心だった経営者らに業種を越えた対面の場を積極的に提供し、原材料高騰や人手不足など中小に共通する経営課題の解決につなげる。 静清信金は5月下旬、経営者組織「せいしんビジネスクラブ」の県外視察を3年半ぶりに実施した。県中部17社の経営者が、新潟県の航空機部品メーカーや酒造業者など6社を訪ね、各社トップから直接、独自の技術開発や生産性向上策の説明を受けた。刃物メーカー「藤次郎」(同県燕市)では、ものづくりで観光客を誘致する「オープンフ
-
掛川市 金融、相談機関と遺贈寄付で協定へ
掛川市は12日、遺言で故人の財産を自治体などの団体や機関に寄付する「遺贈寄付」の普及に向けて、県内金融機関、遺贈を支援する日本承継寄付協会(東京都)と協定を結ぶと発表した。対象の金融機関は市内に拠点がある静岡銀行とスルガ銀行、島田掛川信用金庫。市によると、支援機関を交えた包括的な協定締結は県内市町で初めてという。 連携して制度の周知と相談対応に当たり、金融機関は遺言信託などの商品提供、同協会はセミナー開催なども行う。29日に同市役所で締結式を開く。スルガ銀行との締結は後日。締結後、相談窓口の設置などに関する協議を進める。 遺贈寄付は遺産の一部を充てることが可能で、人生最後の社会貢献と位置
-
台風2号義援金の受け付け開始 静岡県、共同募金会、日赤
静岡県は9日、静岡県内に記録的な大雨をもたらした台風2号の災害義援金の受け付けを始めた。県共同募金会と日本赤十字社県支部も受け付けている。被害状況に応じて配分し、県内市町を通じて被災者に届ける。募集はいずれも9月8日まで。 義援金は税制上の優遇措置の対象となる。救援物資や物品は受け付けない。 振込先は以下の通り。 【静岡県】静岡銀行本店営業部 普通口座1819741「令和5年台風第2号災害静岡県義援金」 【静岡県共同募金会】ゆうちょ銀行 口座番号00170―6―588738「静岡県共同募金会台風第2号災害義援金」 【日本赤十字社県支部】静岡銀行本店営業部 普通口座0138027「日
-
新経済圏構築へ「南北縦軸」広域連携探る 中部未来懇シンポ
静岡県中部地区の発展に向けた将来構想を提言する中部未来懇話会(会長・中西勝則静岡銀行会長)は9日、本年度総会と春季シンポジウム(静岡新聞社・静岡放送共催)を静岡市葵区で開いた。「静岡起点の『南北縦軸経済圏』構築に向けて」をテーマにパネル討論を行い、中部横断自動車道の静岡―山梨間全線開通を契機とした産業面などでの新たな広域連携策を探った。=関連記事9面へ 県内の行政、企業や山梨県の研究機関の代表者が、沿線での企業誘致や首都圏からの物流シフトなど、静岡、山梨両県から見た中部横断自動車道の開通効果を示した。 日本海と太平洋を結ぶ新たな経済圏の確立に向け、長野、新潟各県も含めた一層の域内交流促進
-
スルガ銀元取締役 退職金求め提訴 静岡地裁
スルガ銀行のシェアハウスなど投資用不動産への不正融資問題で引責辞任した米山明広元社長ら元取締役4人が、同行に退職金計約9660万円の支払いを求める訴えを静岡地裁に起こしたことが9日分かった。 提訴は4月28日付。4人は2018年9月7日に取締役を退任している。同行は不正融資問題を巡って、4人を含めた旧経営陣に損害賠償を求める訴えを起こし、静岡地裁で係争中。 訴状で原告側は、退職金に関して同行側が、責任追及訴訟で訴えが認められた場合に賠償請求額から退職金相当額を控除することを条件として掲げ、退職金の請求権を放棄するよう求めてきた、としている。その上で、同行側の要求について「(責任追及訴訟で
-
被災者支援へ義援金募る 浜松市、10日から 台風2号に伴う豪雨災害
浜松市は10日から9月8日まで、台風2号に伴う豪雨災害で家屋倒壊、浸水など被害を受けた市民を支援する義援金を募る。税制上の寄付金控除の対象になる。 義援金は罹災(りさい)証明を受けた被災者に直接配分する。振り込みは、災害協定を結んでいる静岡銀行で受け付ける。口座番号などは市のホームページに掲載する。持参する場合、12日からの平日午前8時半から午後5時15分まで、市役所内と各区役所にあるそれぞれの区社会福祉課で受け付ける。 問い合わせは市次世代育成課<電053(457)2795>へ。
-
全員営業、変わらぬ姿勢 岩山靖宏/清水銀行頭取【聞きたい】
人事制度改革などに取り組む新たな中期経営計画を今春スタートさせた。新型コロナウイルス感染拡大が一服した一方、事業承継や脱炭素など中小企業が抱える課題は依然として多い。顧客に対して一層「踏み込んでいく」ことが、地元地銀としての存在感アップにつながると考えている。 -前の中期経営計画は2020年4月の就任と同時にスタートした。 「頭取という立場になりコロナ禍の中、県内の企業500社を自分の目で見て回った。社会的混乱の中、ビジネスモデルの転換、事業承継、設備投資など顧客のニーズの多様化が顕在化し、ソリューション営業の必要性を痛感した。『融資は必要ありません』という取引先も含め、お客さまの課題に
-
記録的大雨受け 金融機関が相談窓口
梅雨前線と台風2号に伴う記録的大雨を受け、政府系含む県内金融機関は6日までに、平日、休日の相談窓口開設などの対応方針を相次いで発表した。 特に休日について、静岡銀行は土曜日にライフデザインステーション3カ所で、清水銀行は土、日曜にローンセンター7カ所でそれぞれ対応する。静清信用金庫は土曜日に相談センターで応じる。 日本政策金融公庫、商工中金は平日に県内3支店で対応する。 スルガ銀行、静岡中央銀行は被災顧客を対象に、条件変更手数料を免除する。 東海財務局静岡財務事務所と日銀静岡支店は5日、県内金融機関に対して金融上の措置に関する要請を行った。県内被災者が通帳や証書、印鑑などを紛失した場
-
地銀・信金40店舗に金融円滑化で感謝状 静岡県信用保証協会
静岡県信用保証協会は5日、県内中小企業の金融円滑化や経営支援に貢献した金融機関に感謝状を贈った。 総合、創業支援、経営改善などの分野で40店舗を選出した。静岡市葵区で4年ぶりに開いた贈呈式で、吉林章仁会長は「SDGs支援保証は皆さんの協力もあり、多くの企業に利用いただいている。ゼロゼロ融資(実質無利子・無担保融資)の返済への対応も含め、今後も共に地域企業を支えていきたい」と謝辞を述べた。 感謝状を受けた部署、支店は次の通り。 【総合部門】地銀・その他 静岡銀行本店営業部、同行浜松営業部、同行富士中央支店▽信用金庫 島田掛川信金初倉支店、遠州信金和田支店、三島信金修善寺支店 【創業支援
-
静岡銀、アゴラ大船開設 鎌倉に商業系ビル、地域活性と支店機能
静岡銀行は26日、神奈川県鎌倉市で同行大船支店を建て替えた新施設「アゴラ大船」を開業する。商業系テナントが入居する同行初の支店ビル。県外エリアの地域経済活性化と、富裕層顧客が多い同支店の機能増強を併せて図る。2日に完成記念式典を開いた。 地上5階建て、延べ床面積約2800平方メートル。カフェや学習塾、クリニックなどが入居する予定。JR東海道線大船駅前の商店街に立地するため、支店を2階に設け、1階にビル両端の通りに抜けられる連絡通路を設けるなど、にぎわい向上に寄与する。支店フロアにエレベーターが止まるのは営業時間に限定し、セキュリティー面も高めた。再生可能エネルギー由来の電力を使用し、ジェン
-
子ども基金に寄付 しずおか焼津信金とフコクしんらい生保
しずおか焼津信用金庫とフコクしんらい生命保険(東京)はこのほど、県の子どもの居場所応援基金に17万8千円を寄付した。県内で子ども食堂や学習支援施設などを運営する団体への助成金として活用する。 同信金の窓口で販売した定期保険の販売実績に応じ、それぞれ同額を拠出した。同信金の木村寿倫常務理事と同生命保険の森下俊彦取締役常務執行役員が県庁を訪れ、青山秀徳健康福祉部部長代理に目録を手渡した。 寄付は昨年に続き2回目。木村常務理事は「子どもたちの支援につながれば」と話した。
-
デジタル導入支援へ 職員育成プログラム 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は1日、職員を対象にした「デジタル人財育成プログラム」を開始した。認定制度を設けるなどしてキャリア形成を促進させ、取引先のデジタルトランスフォーメーション(DX)やIT導入への支援を強化する。 動画や庫内研修を受講するプログラムは、三つのコースを設けた。全職員が対象で、基本的な知識を身につける「デジタルベーシック」は3年間でITパスポート試験合格者400人を見込む。実践力を養成する「デジタルビジネス」は本年度約30人が参加。3年間で70人を養成して全店1人の配置を目指す。本部の各部実務担当者を対象とした「デジタルエキスパート」は本年度約20人が参加。3年間で6
-
天浜沿線、除草活動 ブレス浜松選手も 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)はこのほど、浜北区の天竜浜名湖鉄道岩水寺-宮口間で除草作業を行った。天浜線沿線を花で彩る「花のリレー・プロジェクト」の一環。同信金が2月にパートナー契約を締結したバレーボールVリーグ女子2部「ブレス浜松」の選手が初めて加わった。 地域貢献活動として、ブレス浜松からは選手、チームスタッフの計15人が訪れた。刈られた草を軍手でトラックに乗せるなど約1時間の作業に汗を流した。信金職員や浜北伎倍ロータリークラブの会員、工作機械・自動車部品製造エンシュウの社員ら総勢約70人が参加し、交流も深めた。
-
スルガ銀行、社外取から取締役に セゾン提携で
スルガ銀行は31日、クレディセゾンとの資本業務提携で相互に派遣する取締役が社外取締役に限らないことで合意したと発表した。スルガ銀の加藤広亮副社長が6月21日付で、セゾンの社外取締役ではなく、取締役に就く。 加藤副社長は同29日の株主総会と取締役会を経て、スルガ銀の社長に就任する予定。セゾンの取締役は非常勤で、業務執行にも関与しないという。
-
遠州信用金庫人事(6月1日、地名のみは支店長または支店)
和田(入野)鈴木政良▽入野(高丘次長)山口央門
-
静岡市歴史博物館に案内用デスク 静清信用金庫が寄贈
静清信用金庫(佐藤徳則理事長)は30日、静岡市葵区の市歴史博物館に、開館記念備品として来館者案内用のコンシェルジュデスク1台を寄贈した。コンシェルジュデスクは幅約3メートル、奥行き約1・2メートルで同館の1階中央に設置。土日祝日に常駐する観光コンシェルジュが館内を案内する際や、市内観光の情報を提供する際に活用する。 同館で行った贈呈式で佐藤理事長は「静岡の魅力発信拠点として、官民一体となって地域振興に貢献したい」と話した。中村羊一郎館長は「来館者との話題作りのため、プラモデルなど静岡の地場産品などを置きたい」と感謝した。 同信用金庫は昨年11月から1月まで期間限定の定期預金を販売。販売額
-
スルガ銀解散など 一部株主が提案へ 総会で審議
スルガ銀行が6月29日に沼津市で開く株主総会で、一部株主が銀行(会社)の解散や次期社長に就任予定の加藤広亮副社長の取締役解任など20議案を提案することが29日、分かった。スルガ銀の取締役会は全ての議案に反対を表明している。 株主提案したのは2グループで、行員の着服事件を防げなかった監査等委員の解任、女性の取締役比率を30%以上とする定款の一部変更、不正融資問題に関連したデモ対策室の設置なども求めている。一方、スルガ銀は取締役の選任2議案を提案。総会での可決を経て、その後の取締役会で嵯峨行介社長が会長に就き、後任に加藤副社長が昇格する方針を明らかにしている。 スルガ銀の株主総会を巡っては昨
-
東部伊豆地域の持続的発展へ「医療田園都市」構想柱に支援 サンフロント懇話会
静岡県東部・伊豆地域の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は29日、本年度総会を三島市内のホテルで開き、活動方針を決定した。地元の豊富な農林水産物や、ファルマバレープロジェクトによる「医療田園都市」構想を柱に持続的発展へ支援することを盛り込んだ。=関連記事15面へ 農業先端技術研究拠点「AOI―PARC」(沼津市)といった関係機関と連携し、多彩な業容の生産・販売を擁する県東部・伊豆地域の第1次産業の成長を後押しする。また、医療田園都市構想の具現化を進めて超高齢化社会の理想郷の実現に寄与するとした。高強度で軽量な新素材「セル
-
新代表に静岡銀行の八木氏 「小さな親切」静岡県本部
「小さな親切」運動静岡県本部はこのほど、2023年度総会を静岡市葵区で開き、静岡銀行の八木稔頭取が新たな代表に就任した。 柴田久しずおかフィナンシャルグループ社長から代表を引き継いだ八木頭取は「『小さな親切』運動の精神を引き継ぎ、明るく住みよい郷土と人間性あふれる地域社会の実現に向けて一層の努力を重ねていく」と語った。 総会は理事、役員、会員ら約100人が出席し、23年度の事業計画などを承認した。活動の柱となる「小さな親切」実行章贈呈事業を子どもたち向けに増やすほか、交流サイト(SNS)を活用した情報発信の工夫と認知度向上などを重点に挙げた。22年度の実行章贈呈事業は137件だった。
-
自転車で東海道ツアー 富士発着、御宿場印ゲット
自転車で東海道の宿場を巡るツアーがこのほど、富士市を発着地に開かれた。自転車愛好家ら約30人が参加し、静岡市清水区を中心に街道の名所を訪ねた。 県信用金庫協会が作った各宿場の「御宿場印」を集める趣向で、東海道の往来を楽しんでもらう狙い。沼津、三島、富士、富士宮信用金庫が主催した。 参加者は地域の風情を感じながら、往復約60キロのルートを西へ出発。清水区の清見寺で折り返すと、興津宿の伏見たい焼き店、由比宿の東海道広重美術館、蒲原宿の旧和泉屋などで御宿場印を受け取った。 沼津市の会社員氏原渚さんは「坂や難所もあるコースだったが、歴史が感じられる建物や街並みを楽しめた。次は丸子や藤枝などにも
-
交流スペース1周年祝う 中区で常盤工業と浜松いわた信金
浜松市中区新津町の総合建設業常盤工業と浜松いわた信用金庫はこのほど、交流スペースの「ときはまスクエア」開業1周年を記念したイベントを現地で開いた。 軽食や雑貨など約30店が並ぶマルシェや、学生による音楽のステージライブを行い、家族連れでにぎわった。浜松学院中・高・大の吹奏楽部による演奏は「学園天国」「風になりたい」などを披露し、会場は大きな拍手に包まれた。 企画担当の常盤工業の高橋脩夫さん(41)は「皆さんと一緒に地域を盛り上げたい。この場所から空間としての価値を生み出せれば」と抱負を語った。同施設の敷地内には同社の社屋と同信金の支店がある。昨年6月のオープン以降、セミナーや学習会など地域の
-
16年ぶりベア実施へ 静岡中央銀
静岡中央銀行は7月1日、基本給を底上げするベースアップ(ベア)を16年ぶりに実施する。支店長などの上級管理職を除く行員が対象で、平均約5・4%引き上げる。24日までに発表した。 「行員ロイヤルティーの向上や優秀な人材の確保が目的」としている。初任給も1万5千円増額する。大卒は22万円、高卒は16万5千円になる。
-
新会長に柴田しずおかFG社長 静岡県経営者協会 新役員決定
静岡県経営者協会は23日、2023年度の定時総会と理事会を静岡市駿河区で開き、新会長に柴田久しずおかフィナンシャルグループ(FG)社長が就く新役員体制を正式決定した。 17年から4期6年務めた中西勝則会長(同FG会長)は「特にコロナ禍の3年は厳しかったが、皆さんの支援で乗り越えられた」と謝辞を述べた。「コロナ後の10年を見据えて課題を捉えながら、会員間や他団体との交流を深め、協会を発展させてほしい」と呼び掛けた。 23年度事業として、県内経済回復と地域活性化を目指し、経営改革シンポジウムや県知事との産業懇話会などを開催する計画を承認した。山梨・長野両県経営者協会との情報交換会や先進企業視
-
人事=静岡銀行(6月8日)
立川ローンセンター長(立川ローンセンター開設準備委員長)山田慎一
-
静岡県経営者協会 中西会長が退任へ 後任に柴田氏予定
静岡県経営者協会の中西勝則会長(69)=しずおかフィナンシャルグループ(FG)会長=が任期途中で退任する意向を固めたことが、22日までに分かった。関係者が明らかにした。後任には柴田久・同FG社長(59)が就任する予定。23日の2023年度定時総会を経て正式決定する。 17年に就任して4期目の中西氏は、約3年に及んだ新型コロナウイルス禍から静岡県内経済が新たな局面に移行したことや、自身の70歳の節目に合わせ、任期を1年残して退任を決めた。 中西氏はコロナ禍の中で官民での県内経済振興策を先導したほか、同協会を628社が加盟する経済団体に成長させた。 後任として就任予定の柴田氏は17年から静
-
カウンターはありません 来店客との“壁”取り払い接客 静岡県東部の金融機関
静岡県東部の金融機関でカウンター越しの接客をやめる動きが広がっている。来店客との“壁”を取り払い、これまで以上に寄り添って話を聞く環境づくりが目的だ。きめ細かなやりとりを重ねて最適なサービス提供につなげる。 沼津信用金庫は22日に移転オープンした北支店(沼津市)を初めて、カウンターのない店舗にした。フルバンク機能を持つ店舗としては全国的にも珍しいという。店内には対面ブースやベンチソファ、個室があり、要件に応じて各スペースを使う。 職員は固定席がなく、支店長を含め全員が接客を担う。原則として受け付けした職員が手続きまで案内する。経営企画部の野木徹雄部長は「客の安心に
-
人事=しずおかフィナンシャルグループ
【静銀ITソリューション】取締役常務執行役員(執行役員)松林一弥▽退任 取締役常務執行役員山口俊一 【静銀モーゲージサービス】取締役常務執行役員(静銀ティーエム証券取締役常務執行役員)杉本充謙▽退任 取締役執行役員後藤崇行=以上6月21日 【静銀リース】取締役 常務執行役員桜井宏敏 【静銀ティーエム証券】取締役常務執行役員(執行役員)千葉訓也▽退任 取締役常務執行役員南卓也、同徳田潔 【静銀信用保証】専務執行役員(常務執行役員)取締役片田純▽取締役常務執行役員(執行役員)原正志=以上6月22日
-
詐欺被害防止で細江署が感謝状 静銀三方が原支店
細江署はこのほど、特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、浜松市北区初生町の静岡銀行三方が原支店の行員大須賀重陽さん、横山裕子さんに署長感謝状を贈った。 同署によると、4月25日午前、70代男性が「息子の車の購入代金215万円を立て替えるため、現金を下ろしたい」と来店したという。接客した横山さんが不審に思い、上司の大須賀さんに相談して2人で男性に話を聞き、詐欺を疑って警察に通報した。 同署で開いた贈呈式で、山本氏仁署長が2人に感謝状を手渡した。大須賀さんは「普段から高齢者の場合は、詐欺かもしれないという目線で対応している」と話した。
-
元気な中小企業見学 若手経営者が静岡県東部訪問
三島信用金庫が運営し、静岡県東部の若手経営者らでつくる「さんしんチャレンジクラブ」はこのほど、交流会を兼ねた企業見学を始めた。「三島・沼津」「田方」「熱海・伊東」「下田」の4地域に分け、6月22日まで開催。新たな設備投資や新規事業に参入した元気な中小企業を訪れ、今後の経営の参考にする。 コロナ禍で一時活動を自粛していたが、昨年度に3年ぶりの交流会を開き、本年度は約4年ぶりとなる企業見学を再開した。初日は「三島・沼津エリア」で28人が参加。コンベヤーベルト製造販売の日本ベルト工業(沼津市)と、印刷・製本・デザインの三島印刷(三島市)を訪問した。 日本ベルト工業では2020年に移転拡張した本
-
沼津市への遺贈円滑に 沼津信用金庫と協定
沼津市と沼津信用金庫はこのほど、遺言を活用した遺贈に関する協定を結んだ。市への遺贈希望者に対し、同信金が専門的知見から助言を行い、円滑な寄付を実現する。 遺贈希望者がいた場合、市はパンフレットを配布して同信金を紹介する。希望者の相談に無料で応じる。要望があれば一般社団法人「しんきん成年後見サポート沼津」で具体的な手続きを行う。 市役所で開いた締結式で、頼重秀一市長と鈴木俊一理事長が協定書を交わした。頼重市長は「スペシャリストにアドバイスいただくと、ご遺志がスムーズに反映される」と語った。 市はスルガ銀行とも同様の協定を結んでいる。
-
地銀3行コア業純減 静岡県内3月期 原料高影響警戒
静岡県内地銀4行(静岡、スルガ、清水、静岡中央)の2023年3月期決算が出そろった。本業の収益力を示すコア業務純益は静岡が前期比で増加したが、スルガ、清水、静岡中央の3行は前年を下回った。新型コロナウイルス禍からの経済活動回復を背景に静岡以外も清水、静岡中央は貸出金利息などの本業が堅調に推移。スルガはシェアハウス不正融資問題からの立て直しを急ぐ。 長引く原材料高、実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済本格化などで地域企業の経営環境が依然厳しい中、各行は取引先に成長に向けた収益力強化の提案に力を入れた。 単体の純利益は清水以外が増益を確保。静岡は役務取引等利益や株式売却益が伸長した。
-
金融 事業承継、効率化で中小支援【コロナ後へ挑む 検証3月期決算㊦】
「原材料高、インフレが下押し圧力になるのは間違いない。取引先に丁寧に対応していく」。しずおかフィナンシャルグループの柴田久社長は11日の2023年3月期決算会見で、実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)の返済本格化を迎える県内中小企業への対応を重要方針に掲げた。 23年3月期は円安効果で輸出型製造業の多くが好業績を挙げたが、中小企業は価格転嫁が思うように進まず、長引く原材料・エネルギー高に苦しむ。中小企業の倒産件数は23年に入って増加基調にあり、「予断を許さない状況」(日銀静岡支店)。県内各金融機関は政府の借り換え保証などの活用を提案しつつ、資金繰り支援を強化する。 静岡銀では今期、これ
-
スルガ銀行、セゾンと資本業務提携 リテール分野で協業、収益力向上へ
スルガ銀行とクレジットカード大手のクレディセゾンは18日、資本業務提携に関する契約を結んだ。双方が出資して株式を持ち合い、互いに副社長を社外取締役として派遣する。銀行とノンバンクの枠を超えて連携を深め、共通の強みとするリテール分野を中心に新しいビジネスモデルを構築。不正融資問題を起こして経営再建中のスルガ銀の収益力向上を目指す。 セゾンは約3500万のカード会員、スルガ銀は約160万の口座契約者を有する。スルガ銀がセゾン会員向けのネット専用支店を設立し、共同開発した独自の商品とサービスを提供。セゾンはスルガ銀の富裕層や法人の顧客にクレジットカードを発行し、住宅ローンや不動産ファイナンス事業
-
スルガ銀行 キャッシュレス店舗導入 沼津駅支店をモデル店に
スルガ銀行は22日、沼津市大手町の沼津駅支店を窓口で現金を扱わない「キャッシュレス店舗」に移行する。同行では初めて。業務改革による新しい形態のモデル店として運用する。 預金取引や振込、税金や各種料金の納付、両替などの窓口業務で現金は原則利用できなくなる。窓口での現金取り扱いを希望する人には、近隣本支店の利用を呼びかける。沼津駅支店の入る複合施設「イーラde」内のATMは引き続き、現金の取り扱いが可能。 キャッシュレス決済やATMの普及、アプリなど来店不要の金融サービス拡大に伴い、銀行窓口での現金取引は減少。行員の事務的な負担を減らし、資産運用相談などにより多くの人員を充てるため、キャッシ
-
人事 静岡中央銀行(16日)
東京支店副支店長(融資部融資企画グループシニアマネージャー)萩原大介▽熱海支店副支店長兼融資グループシニアマネージャー(東京支店副支店長)玉木新吾
-
スルガ銀 増収増益 23年3月期、与信費用が減少
スルガ銀行が12日発表した2023年3月期連結決算は与信費用が減り、経常利益が前期比25・1%増の132億6600万円、純利益は32・8%増の105億7600万円だった。経常増益、最終増益ともに3年ぶり。売上高に当たる経常収益も0・3%増の924億300万円で、5年ぶりの増収になった。 単体の与信費用は19億500万円で前期の約10分の1に減少した。シェアハウス関連融資の債権一括譲渡などで、予防的に積み上げていた実質与信費用が大きく減った。一方、アパートやマンションなど投資用不動産の融資を受けた一部債務者との交渉は現在も継続中で、オンラインで記者会見した嵯峨行介社長は「早期解決に向け、真
-
人事=静岡中央銀行(6月29日予定)
常務取締役 小森博史▽常務取締役(取締役融資部長)守分宏一▽取締役(経営管理部長)平山浩二▽退任 常務取締役福本道幸
-
人事=清水銀行(6月22日予定)
社外取締役(社外取締役監査等委員)河野誠▽取締役(理事経営企画部長)八木真樹▽社外取締役監査等委員 伊藤嘉奈子▽退任 社外取締役伊藤洋一郎、取締役若林陽介
-
静岡中央銀行 2年連続増益 本業堅調、与信減少
静岡中央銀行が12日発表した2023年3月期連結決算は、経常利益が前期比21・3%増の32億5700万円、純利益は22・2%増の22億9500万円で2年連続の増益となった。貸出金利息などの本業が堅調に推移し、与信費用の減少も寄与した。 売上高に当たる経常収益は5・9%減の125億3300万円と3年ぶりの減収。株式売却益と投資信託解約損益の減少が響いた。 本業の収益力を示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は7・2%増の29億9400万円。コロナ禍の影響を受けた顧客の支援を継続し、貸出金残高(期中平均)は1・9%増の5825億4900万円になった。投信や保険商品の販売手数料などの役務収
-
清水銀行 増収減益 貸出金利息など好調
清水銀行が12日発表の2023年3月期連結決算は経常収益が前期比3・6%増の284億300万円だった。経常利益は59・9%減の15億9600万円、純利益は42・8%減の14億7400万円だった。 単体で本業の収益力を示すコア業務純益は39・5%減の24億8900万円。貸出金利息や、ビジネスマッチングやM&A(企業の合併・買収)など役務取引等収益は増加した一方、海外金利の上昇に伴う資金調達コストの増加が響いた。不良債権残高(リスク管理ベース)は151億4千万円で、総与信に占める比率は0・06ポイント低下し1・18%となった。 預金残高(期中平均)は1・6%増の1兆5381億円、貸出金残高(
-
情報漏えいのリスク学ぶ 富士宮信金が研修
富士宮信用金庫は10日、情報管理研修を同信金本部で開き、役員と管理職約30人が業務に潜む情報漏えいのリスクについて理解を深めた=写真=。 講師を務めたオペレーショナルデザイナーの佐々木城夛さんは、金融機関や企業で実際に起こった情報漏えい事件を解説した。元職員が現職員に依頼して顧客情報を聞き出したり、職場に侵入して資料を持ち出したりと、内部体制を知る人物に対する注意を求めた。 佐々木さんは顧客情報以外にも自社の営業ノウハウなども狙われやすいと指摘し「上司が法律などを正しく理解して、現場で働く部下に徹底させて」と呼びかけた。
-
人間関係の構築 実技交え指導 浜松いわた信金 新入社員研修
浜松いわた信用金庫はこのほど、新入社員研修の一環で、円滑な人間関係の構築方法を学ぶ「ピア・サポート研修」を磐田市の磐田本部で開いた。48人が受講し、第一学院高顧問で公認心理師の山口権治さん(浜松市)が実技を交えて指導した。 当事者同士が支え合い、前向きに課題を解決する手法で、山口さんら日本ピア・サポート学会で学んだ指導者が浜松市内の小中学校で普及に努めている。生徒間のいじめ防止や仲間意識の醸成に成果を上げ、企業や自治体でも研修に取り入れる動きが広がっている。 山口さんは相手との心理的距離を縮める話し方、感情を理解する観察方法などを説明し、職場でできるトレーニングを紹介した。その上で、「顧
-
30万円とタオル 静岡県社協に寄贈 静銀従業員組合
静岡銀行従業員組合(静岡市清水区)は12日、地域貢献の一環で県社会福祉協議会に現金30万円と未使用のタオル400枚を寄贈した。 同市葵区の県総合社会福祉会館で開かれた贈呈式で、同組合の杉村裕二中央執行委員長が県社協の高橋邦典常務理事に目録を手渡し「従業員一人一人が社会に貢献したいと思っている。来年以降も継続したい」と話した。寄付金は地域福祉事業に充て、タオルは県乳児院協議会を通じて県内の施設に届ける。 寄付金は1980年、タオルは1992年から継続して寄贈している。
-
中西勝則氏、静銀会長退任 しずおかFG会長に専念へ
しずおかフィナンシャルグループ(FG)は11日、6月の株主総会後に静岡銀行の中西勝則取締役会長(69)が退任する人事を内定した。中西氏はしずおかFGの代表取締役会長職に専念する。低金利下で地域金融機関の競争が激化する中、グループ経営強化と、銀行を含む傘下事業会社の意思決定の迅速化を同時に進め、顧客対応力のさらなる向上を目指す。 静岡銀頭取、会長を歴任した中西氏は、22年10月の同FG発足時からFGと静岡銀の会長を兼務する。退任後は特別顧問に就く予定。静岡銀の取締役は八木稔頭取ら5人体制になる方針。 静岡銀取締役も兼ねるしずおかFGの柴田久社長は同日の会見で、「持ち株会社体制移行後に進めて
-
しずおかFG 2年ぶり増益 23年3月期、役務取引が好調
しずおかフィナンシャルグループ(FG)は11日、2023年3月期連結決算を発表した。22年10月のFG移行後初の通期決算。役務取引等利益や株式売却益の増加などで経常利益は移行前(静岡銀行連結決算)の前期比36・4%増の739億6400万円、純利益は25・8%増の523億9700万円といずれも2年ぶりの増益となった。 経常収益は18・9%増の2873億8600万円と3年連続の増収だった。 静岡銀単体の業務粗利益は7・1%増の1443億2100万円、本業の収益力を示すコア業務純益は18・3%増の631億200万円。国際業務部門での資金調達費用増で資金利益は減少したものの、ストラクチャードファ
-
人事=しずおかフィナンシャルグループ
【静岡銀行】専務執行役員(常務執行役員)伊藤徳直▽取締役 常務執行役員梅原弘充▽非常勤監査役 清川公一▽常務執行役員(執行役員)那須田博久、有海隆之▽執行役員(理事)吉村重幸、藤島秀幸▽退任 取締役会長中西勝則、専務執行役員杉田光秀、常勤監査役斉藤宏樹、執行役員山本規政=以上6月16日予定 【静銀ITソリューション】会長兼ティージェイエス社長 山本規政▽退任 会長飯尾秀人=以上6月21日予定 【静銀リース】社長(副社長)若林紀伸▽退任 社長大橋弘=以上6月22日予定 【静岡保険総合サービス】社長(副社長)鈴木浩靖▽退任 社長常峯啓史=6月30日予定
-
模型の町 静岡楽しんで プラモニュメント巡るスタンプラリー ホビーショー期間13、14日
静岡市の中心市街地活性化を目指す「I Loveしずおか協議会」は13、14日、市内6カ所に計7基設置された「プラモニュメント」を巡るスタンプラリーを開催する。両日に駿河区のツインメッセ静岡で開かれる静岡ホビーショーの一般公開に合わせた企画で、来場者の街中周遊を促す。 イベントは昨年に続き2回目。モニュメントはJR静岡駅北口と南口、市役所静岡庁舎、ツインメッセ静岡に加え、今年新たに静清信用金庫本店(葵区)と駿府ホリノテラス(同区)にも設置された。ラリーではスタンプ台が併設され、モニュメントと同じデザインの判を押すことができる。全7種のスタンプを集め、葵区の札の辻ビルに持参したラリー参加者には
-
遺贈寄付で連携 川根本町が協定 島田掛川信金と
川根本町と島田掛川信用金庫は9日、遺贈に関する連携協定を結んだ。同町への遺贈希望者に、同金庫が助言を行うことで円滑な寄付を実現させる。 町は希望者に対して、同金庫が相談に応じることができるなどの情報を提供する。同金庫は相談に応じて預貯金寄付の実現を図る。 町役場で開かれた締結式で、薗田靖邦町長と同金庫の伊藤勝英理事長が協定書に署名した。伊藤理事長は「町のために遺贈を希望する方々の思いにしっかり応えていきたい」と話した。連携協定は島田、藤枝、牧之原市に続き4例目。
-
地域活性化へ連携 富士信金と県中小同友会
富士信用金庫と県中小企業家同友会はこのほど、包括連携協定を締結し、富士市の同金庫で調印式を行った。 中小企業が抱える経営上の課題を解決し、各社の発展と地域経済の活性化を後押しする。中小企業への情報提供をはじめ、互いの研修への参加や講師の派遣、企業からの相談への対応などで協力する。同金庫の浅見祐司理事長と同会の簑威頼代表理事が調印書を交わした。 同会は三島、富士宮、沼津などの各信金と同様の協定を結んでいて、今回が県内6例目。
-
春テーマ 写真愛好家が作品展 遠州信金新居支店、31日まで
湖西市の写真愛好家でつくる「八ちゃん会」が、春をテーマにした写真展を同市新居町新居の遠州信用金庫新居支店で開いている。31日まで。 市内に住む60~80代の会員7人が今年の春に撮影したものを中心に、21枚を展示した。桜やチューリップ、菜の花など、身近な春の光景を切り取った写真を選んだ。4月3日にはままつフラワーパーク(浜松市西区)で実施した撮影会の写真も並ぶ。 同会の白井槙雄会長は「コロナ禍がようやく収まってきた今年の春を感じてもらいたい」と話した。
-
遠州信金が昼休業導入 8日から5支店
遠州信用金庫(浜松市中区)は8日から、5支店で昼休業を導入する。すでに採用している6支店を含め、全25支店のうち11支店が実施することになった。 今回昼休業を導入するのは高丘(中区)、笠井(東区)、舞阪(西区)、赤佐(浜北区)、湖西(湖西市)の各支店。休業時間はそれぞれ午前11時半から午後0時半。ATMの利用の変更はない(午前7時半~午後8時)。 同信金では葵西支店(中区)が2019年4月に初めて昼休業を導入した。
-
スルガ銀と静大 遺贈寄付で連携
スルガ銀行(沼津市)と静岡大(静岡市駿河区)はこのほど、「遺言を活用した遺贈に関する協定」を結んだ。「遺産を静岡大に寄付したい」という希望者が現れた場合、同銀行の担当者が遺言作成や寄付の手続きに関する個別相談に応じ、遺言信託などのサービスを提供する。 同大で締結式を開き、日詰一幸学長は「学生の教育や研究には資金が必要で、多くを寄付でまかなっている。遺贈寄付のノウハウがない中、地元で実績のある金融機関の力を借りたい」とあいさつした。同銀行の戸谷友樹取締役は「2007年から銀行本体で遺言信託業務を取り扱っている。遺贈の知識と経験を役立てたい」と述べた。 同銀行が遺贈に関する協定を結んだのは三
-
高瀬、金丸 1600リレーで“レジェンド”対決 陸上・静岡国際
陸上の日本グランプリシリーズ第6戦、第38回静岡国際陸上競技大会(静岡陸上競技協会主催、静岡新聞社など共催)は3日、エコパスタジアムで男女12種目を行った。男子オープン種目の1600メートルリレーで、日本選手権400メートル11連覇の金丸祐三ら1987年生まれの元トップ選手をそろえた「金丸世代」(大阪)が3分17秒93でマスターズM35(35~39歳)日本新記録をマークした。 大会ムード盛り上げ 男子短距離で五輪2大会を経験し、2021年に引退した高瀬慧=富士通、静岡西高出=が、1600メートルリレー(オープン種目)に1988年世代の「静岡チーム」で出場。400メートル日本選手権11連覇の
-
飯塚 男子200メートル3連覇ならず 陸上・静岡国際
陸上の日本グランプリシリーズ第6戦、第38回静岡国際陸上競技大会(静岡陸上競技協会主催、静岡新聞社など共催)は3日、エコパスタジアムで男女12種目を行い、男子200メートルで3連覇を狙った飯塚翔太(ミズノ、藤枝明誠高出)は20秒45(追い風参考)で5位だった。 「失敗」でも若手から刺激 地元3連覇はならなかった。男子200メートルの飯塚は若手に先着を許して5位。それでも「今日はみんな速かった。モチベーションが上がった」と結果を前向きに捉えた。 優勝を狙った決勝は前半80メートルまでに、脚の回転や地面を踏み込む強度を上げすぎたという。混戦ながら上位でコーナーを抜けたが、余力はなかった。後半
-
顧客情報記載文書 1万3267件廃棄・紛失 島田掛川信金の5店舗
島田掛川信用金庫は3日までに、5店舗で顧客情報が記載された文書1万3267件を誤廃棄・紛失したとホームページで発表した。 全店舗で保存文書の総点検を実施して判明した。小笠、掛川東、菊川南、大東北の4支店で、税金・諸料金等納付依頼書や渉外活動日誌、郵便物等発信簿、渉外支援送信対象一覧表などを誤って廃棄した。島田本店営業部では届出事項変更届や入金帳等発行依頼書などを紛失した。誤廃棄・紛失した書類には顧客の住所や氏名、生年月日、電話番号などが記載されていた。 同信金は「合併後の保存期間変更の周知が徹底されず、間違った保存期間で廃棄した可能性が高い。顧客情報が外部に流出した可能性は低い」としてい
-
静岡中央銀行 サステナブル関連 投融資目標500億円
静岡中央銀行は1日までに、持続可能な社会の実現に向けた「サステナビリティ方針」を策定した。気候変動や環境問題の取り組みを支援するサステナブル関連投融資を2023年度から30年度までに500億円にする目標を掲げた。 4月に設置したサステナビリティ委員会で今後の具体的な取り組みを協議する。中小企業に広がる脱炭素の動きを積極的に支援する。 政府目標に合わせ、二酸化炭素(CO2)排出量を30年度までに13年度比46%削減し、50年度までに排出量実質ゼロを目指す。店舗照明のLED化やクールビズによるエアコン使用の抑制を継続する。
-
島田掛川信金 3支店 J2藤枝ホーム戦前日 ユニホームで窓口業務
サッカーJ2の藤枝MYFCを応援して地域経済の発展につなげようと、島田掛川信用金庫の藤枝市内3支店の窓口で5月から、職員がMYFCのユニホームを着て業務を行う。 ユニホームを着用するのはホームゲーム前日の営業日で11月10日まで。同金庫はMYFCのオフィシャルパートナーで、クールビズも兼ねて取り組みを実施する。 プレ着用した職員からは「色鮮やかで、一緒に地域を盛り上げて行こうという気持ちになる」と好評。同金庫地域サポート部の松下涼介さんは「J2初年度から好成績で旋風を起こしているので、地域を元気にするためにもさらに上を目指してほしい」と期待した。
-
清水銀 3月期予想修正
清水銀行は28日、2023年3月期連結業績予想を修正した。経常利益は当初予想より55・9%減の15億円、純利益は36・4%減の14億円を見通す。 海外金利上昇に伴う調達コストの増加や、民事再生法適用申請したユニゾホールディングスに対する与信費用の発生を考慮した。経常収益は2・2%増の284億円を見込む。
-
まるまげ祭り(富山)で交流 島田掛川信金2職員
良縁を願い、着物に丸まげ姿の女性が街を練り歩く富山県氷見市伝統の「まるまげ祭り」に島田掛川信用金庫の職員2人が参加した。同信金が地元の氷見伏木信用金庫と地方創生に関する包括連携協定を結んでいる縁で実現した。 氷見市中心部で17日に4年ぶりに開催され、約30人が練り歩いた。島田掛川信用金庫から参加したのは金谷支店の鈴木あんりさん(24)と浜岡支店の山崎菜々さん(24)。華やかな青の着物をまとい、丸まげ姿で商店街などを歩いた。2人の様子は現地の新聞にも掲載された。 同信金地方創生部の担当者は「コロナ禍で交流が進んでいなかったが、参加をきっかけに情報交換などに取り組みたい。氷見市は人手不足や空き家
-
富山のまるまげ祭りで交流 島田掛川信金の2職員
良縁を願い、着物に丸まげ姿の女性が街を練り歩く富山県氷見市伝統の「まるまげ祭り」に島田掛川信用金庫の職員2人が参加した。同信金が地元の氷見伏木信用金庫と地方創生に関する包括連携協定を結んでいる縁で実現した。 氷見市中心部で17日に4年ぶりに開催され、約30人が練り歩いた。島田掛川信用金庫から参加したのは金谷支店の鈴木あんりさん(24)と浜岡支店の山崎菜々さん(24)。華やかな青の着物をまとい、丸まげ姿で商店街などを歩いた。2人の様子は現地の新聞にも掲載された。 同信金地方創生部の担当者は「コロナ禍で交流が進んでいなかったが、参加をきっかけに情報交換などに取り組みたい。氷見市は人手不足や空き家
-
富士山写真 力作応募を 静岡中央銀がコンテスト
静岡中央銀行(沼津市)は5月1日から、富士山フォトコンテスト(静岡新聞社・静岡放送協力)の作品を募集する。静岡、神奈川両県内で撮影された写真が対象。最優秀作品は同行が発行する2024年のカレンダーに採用する。 静岡県の宝である富士山の魅力を発信し、地域活性化につなげようと11年から続けるコンテスト。応募できるのは22年1月以降に撮影した横位置のカラー写真。1人5点まで。 四つ切り、ワイド四つ切り、A4サイズのいずれかでプリントし、裏面に所定の応募票を貼り、〒410-0892 沼津市魚町1サンフロント5階、静岡新聞社東部総局東部ビジネスセンター内の富士山フォトコンテスト事務局に送る。7月3
-
ユニゾ倒産で引き当て処理 清水銀行
清水銀行は27日、東京地裁に民事再生法の適用を申請したユニゾホールディングス(HD、東京)に対する債権について、取り立て不能または遅延の遅れが生じた、と発表した。同行は「業績予想の修正が必要な場合速やかに公表する」としている。貸出金は10億円。そのうちこれまでに引き当てが行われていない5億円について新たに引き当て処理する。
-
職場環境、遺贈で藤枝市と連携協定 島田掛川信金
藤枝市と島田掛川信用金庫はこのほど、働きやすい職場環境づくりの推進と、遺贈に関する連携協定を締結した。行政と金融機関が協力し、市民と企業が安心して活躍できるまちづくりを目指す。 職場環境づくりの推進は、市の新たな「働きやすい職場環境認定事業所制度」の認定企業の従業員を対象に、自動車、教育、住宅関連、福祉の各種でローン金利を優遇するといった福利厚生の充実化を支援する。同信金の窓口では同制度や市独自の施策を紹介し、活用促進とニーズの把握を図る。 遺贈の協定は、同市へ遺贈を希望する市民らに対し、同信金が助言することで円滑な寄付を実現させるのが狙い。同信金が遺言信託業務など専門的な助言を担い、市は寄
-
スルガ銀行清水支店 次世代店舗で開店 8月までに4店舗統合
スルガ銀行は24日、静岡市清水区相生町の同行清水支店を、従来の店舗内カウンターを廃した中部初の「次世代型店舗」として移転新築し、リニューアルオープンした。同日付で清水支店に同区真砂町の清水駅支店を統合し、6月19日に清水高橋支店、8月21日に興津支店も移転して区内4店舗が統合される予定。 同行の次世代型店舗のオープンは厚木支店(神奈川県厚木市)、富士吉原支店(富士市南町)に次ぎ3店舗目で、中部では初めて。次世代型店舗では窓口カウンターを極力廃し、案内役が顧客を出迎えて案件を聞き取り、内容に応じて対応する行員へと連絡する。 オープンに合わせて実施したテープカットの会場には、嵯峨行介社長のほ
-
地域課題の解決へ 藤枝市と協定締結 しずおか焼津信金
藤枝市としずおか焼津信用金庫はこのほど、地方創生の推進に関する連携協定を締結した。行政と金融機関が協力して、市の魅力発信や移住定住、住まい、にぎわい創出に関する支援に取り組む。 JR藤枝駅南の同信金旧藤枝支店の建物内に、移住希望者の相談窓口や市内を案内する拠点「ふじえだ情報ステーション」を開設する。市地域おこし協力隊の活動拠点としても活用し、隊員が常駐する予定。同信金は公式LINE(ライン)やインスタグラムで市政の情報を発信するほか、住宅や自動車のローンなど金融サービスの情報を提供する。 合同移住セミナーの開催や人材を募集する地元企業とのマッチング支援、藤枝のイベントの時期に合わせた装飾の施
-
清水銀行員 静岡大で講義 地方創生テーマに全15回
清水銀行員が地方創生をテーマに講義する静岡大の連続講義がこのほど、静岡市駿河区の同大静岡キャンパスで始まった。約180人が受講し、全15回の講義を通じて、地域活性化に対する取り組みなどを学ぶ。 2017年にスタートした講義は今回7年目。23年度は企業が抱える課題や悩み解消についての実際の取り組み事例紹介や、金融経済教室などを開催する。初回の講義では、金融機関の役割や同行が新たに制定したパーパス「地域を愛し、お客さまの未来をともに考え、共創します」に向けた取り組みを紹介した。 卒業生の同行幹部は「地域社会の創造に関心を持つきっかけになってほしい」と壇上から呼びかけた。
-
「新事業」粗利益2・2倍 スルガ銀行中期経営計画
スルガ銀行は21日、2023~25年度の中期経営計画を発表した。シェアハウス関連融資の不正問題などに伴う金融庁からの業務改善命令を受け、経営再建に向けて策定した6カ年計画の第2フェーズ(後期)。6カ年が始まった20年度以降に契約した商品やサービスによる収益(新事業の粗利益)は22年度見通しの73億円から最終25年度に約2・2倍の160億円以上に引き上げる目標を掲げた。 粗利益増加分の内訳は、ソリューションや投資用不動産ローンなどの「リテール・ソリューション事業」が43億円、ストラクチャードファイナンスや有価証券運用などの「市場ファイナンス事業」は44億円とした。一方で、19年度より前に契約
-
幹部社員に株式報酬制度 スルガ銀行、8月導入へ
スルガ銀行は21日の取締役会で、幹部社員に対する株式報酬制度を8月に導入する方針を決めた。幹部社員が株主と利害を共有し、中長期的に企業価値を高めるための施策に積極的に取り組む。 インセンティブ(報奨金)として、退職時に自社株式か株式換価処分金に相当する現金報酬を支給する。役員には2020年に株式報酬制度を導入している。
-
子どもの食支援 SDGs定期 24日から遠州信金
遠州信用金庫(浜松市中区)は24日、子どもたちの食の支援につながる「えんちゃん応援 SDGs定期預金」の取り扱いを始める。来年3月22日まで、総額100億円を募集する。昨年度に続き2年目。 預け入れ総額の0.01%相当額(上限100万円)を管内の浜松、湖西、磐田の各市社会福祉協議会に寄付する仕組み。子ども食堂の運営や、経済事情で支援が必要な家庭の食材提供などに活用してもらう。継続的な寄付活動を目指し、適用利率は普通預金と同じ年0.001%とする。同信金の24支店にフードドライブを設置し、家庭で眠る缶詰、麺類などの食品を集める取り組みも同時に行う。 昨年度は6月から3月下旬まで同定期を取り扱い
-
静岡銀行 社員食堂に湖西の食材 自治体連携
静岡銀行は20日、行員に県内自治体の特色ある農水産物を使った特別メニューを紹介する「フードサポートデー」を浜松営業部(浜松市中区)と本部(静岡市清水区)の2カ所の社員食堂で行った。5回目の今回は湖西市がテーマ。養豚業が盛んな同市の市制施行50周年を機にブランド化を進める「湖西ポーク」などをランチメニューで提供した。 同営業部では、湖西ポークのしょうが焼き、糖度が高く全国シェア約5割を誇る砂糖エンドウのボイル、栄養豊富なウズラ卵の燻製(くんせい)の3品を定食として約150食を用意し、行員らが料理に親しんだ。影山剛士湖西市長ら関係者も訪れ、メニューを味わいながらPRした。 影山市長は「地域の
-
中小DI5.2ポイント悪化 1~3月期、原料高影響続く 静岡県信金協調査
静岡県信用金庫協会が20日までにまとめた合同景況調査によると、1~3月期の県内中小企業の業況判断指数(DI)はマイナス17・3と、前回(2022年10~12月期)から5・2ポイント悪化した。悪化は4四半期ぶり。原材料高騰の影響や価格転嫁の遅れが依然改善せず、中小の経営を圧迫し続けている状況を示した。 業種別は、サービス業が14・1ポイント下降のマイナス20・9、製造業が11・0ポイント下降のマイナス21・9、卸売業が4・2ポイント下降のマイナス21・1と低調ぶりが目立った。建設業は工事受注回復などで9・3ポイント上昇のプラス1・9に改善。不動産業は0・9ポイント上昇のマイナス2・8だった
-
サイクリング拠点 沼津に開設 スルガ銀行
スルガ銀行(沼津市)はこのほど、同市沼北町にサイクルステーション「SAWADA BASE(サワダ・ベース)」を開設した。自転車関連イベントの発着点やサイクリストの休憩などに利用する拠点施設として運用する。 太平洋岸自転車道や狩野川サイクリングロードを走行するのに最適な立地で、JR沼津駅北側約1・4キロにある同銀行のフットサル場クラブハウスを改修した。延べ165平方メートルに修理・点検用のピット、談話室、ロッカールーム、トイレ、シャワーを完備し、駐車場を確保した。 同銀行は自治体や企業と協力しながら、自転車を通じた地域振興と交流人口の拡大を進めている。サイクルステーションは4カ所目で、沼津
-
商工会、観光協に各10万円を寄付 遠州信金
遠州信用金庫(浜松市中区)はこのほど、コロナ禍における地元産業発展のため、管内の商工会と観光協会の計11団体に各10万円を寄付した。同区の同信金本部で贈呈式を開き、代表で出席した奥浜名湖商工会(浜松市北区)、新居町商工会(湖西市)、湖西・新居観光協会(同)の3団体の関係者に守田泰男理事長が目録を手渡した=写真=。 守田理事長は「来年には浜名湖花博20周年事業もあり、周遊の動きが出てくる。地域金融機関として少しでも経済活性化に貢献したい」と呼びかけた。奥浜名湖商工会の永田博一会長は「コロナ禍で大変な状況下、感謝している。会員のために役立てる」と述べた。 このほか、はままつフラワーパーク(浜松市
-
浜松いわた信金 東新町支店を移転 7月18日
浜松いわた信用金庫は17日、7月18日に東新町支店(磐田市鎌田)を磐田本店営業部・今之浦支店(同市中泉)内に移転すると発表した。東新町支店の窓口営業は7月14日まで(ATMは同日午後3時まで)。 顧客の利便性やサービスの向上を踏まえた店舗再編計画の一環。東新町支店は2000年に開設した。移転後は「店舗内店舗」の形態で、営業を継続する。
-
スルガ銀 与信費減少 通期予想を上方修正
スルガ銀行は14日、2023年3月期連結業績予想を上方修正した。2月の前回予想に比べ、経常利益を9・1%増の120億円、純利益は11・1%増の100億円に引き上げた。 保有有価証券の売却などに伴う損失140億円の計上を見込む一方、投資用不動産ローンの返済が想定以上に進み、予防的に積み上げていた実質与信費用が減少した。売上高に当たる経常収益も同5・8%増の910億円に上方修正した。
-
24年春、一律2万円 初任給引き上げ 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は13日、2024年度の新卒入庫職員の初任給を一律2万円引き上げると発表した。業界の引き上げの動きや物価高を踏まえ、引き上げ額を決定した。地元で活躍する優秀な人材の確保につなげる。 引き上げは10年度以来14年ぶり。24年4月から初任給は大卒が22万2千円、短大・専門卒が19万8千円、高卒は17万6千円となる。大卒の引き上げ幅は9・9%。 同信金の24年春の新卒採用計画は今春(大卒と高卒計48人)と同程度を予定している。
-
新茶シーズン入れたてどうぞ “茶娘職員”振る舞う 静岡の2信金
13日朝に静岡茶市場(静岡市葵区)で行われた新茶初取引に合わせ、市場近隣の金融機関がそれぞれ新茶サービスを実施した。リーフ茶の消費拡大を図る狙いで、豊かな香りと深い味わいを来店者が堪能した。 しずおか焼津信用金庫安西支店では、茶娘姿に扮(ふん)した職員の太田葉月さん(19)らが入れたての茶を振る舞った。来店者は「渋くて少し甘みがある」「爽やかな香り」などと新茶シーズンの到来を楽しんだ。先着者には本山茶のパックも配布した。伊東和麿支店長は「地元のお茶のすばらしさを再認識してもらえたら」と話した。 静清信用金庫は、同区の片羽、研屋町支店と本店営業部で新茶と茶菓子を配った。新型コロナウイルス拡
-
静銀浜松営業部本館 幻想的に 創立80年 紫や虹色にライトアップ
浜松市中区の静岡銀行浜松営業部はこのほど、静銀創立80周年記念の一環で、同営業部本館のライトアップを始めた。1928(昭和3)年に完成し、市指定有形文化財の歴史ある西洋風建築物を、紫や虹色の優美なLED(発光ダイオード)の光が幻想的に彩っている。 コロナ禍で人出が停滞する中心市街地の活性化が狙い。しずぎん起業家大賞優秀賞(2014年)を受賞した光学機器メーカー「パイフォトニクス」(東区)と連携して実施した。大河ドラマ「どうする家康」主演の松本潤さんが所属するグループ「嵐」のメンバーカラー紫を主体に、多様性などをイメージする虹色をアーチ型の窓枠や上部のひさしにそれぞれ投影した。 同営業部の担当
-
初任給来春引き上げ しずおかFG、競争力強化
しずおかフィナンシャルグループ(FG)は12日、2024年度から新入社員の初任給を引き上げると発表した。多くの都銀や地銀が今春、相次いで引き上げ方針を打ち出していて、同FGも採用競争力強化で多様な人材確保を目指す。 初任給アップは20年度以来4年ぶり。静岡銀行などグループ5社は一律2万5千円、静銀ビジネスクリエイトなど3社は9千円引き上げる。静岡銀の転居を伴う大卒社員の場合、現行の23万5千円が26万円に、それ以外の静岡銀とグループ4社は21万5千円が24万円になる。同FGによると業界トップ水準という。 本年度の新入社員にも、7月分の給与から同様の引き上げを適用する。
-
脱炭素取り組み 事業社と提携 沼津信用金庫
沼津信用金庫は11日までに、二酸化炭素(CO2)排出量可視化のクラウドサービスを手がけるe-dash(イーダッシュ、東京都)と業務提携を結んだ。取引先企業にサービスを紹介し、脱炭素の取り組みを支援する。 イーダッシュのサービスは電気料金やガス料金の請求書をアップロードするだけでCO2の排出量を算出できる。人手が限られる小規模零細企業でも取り入れやすく、同信金が指定金融機関になっている国の省エネルギー・再生可能エネルギー設備投資の利子補給事業の申請にも役立つ。 担当者は「省エネや再エネの設備投資は金額が大きい。利子補給を積極活用し、脱炭素の動きが広がれば」と期待する。
-
藤の里観光大使が抱負 藤枝市役所を訪問
藤枝市の魅力発信を担う10代目藤の里観光大使に採用された5人が11日、市役所で北村正平市長に就任のあいさつと活動への抱負を述べた。 観光大使に決まったのは、いずれも藤枝市在住で、しずおか焼津信用金庫の関玲音さん(26)、静岡大4年の松本侑さん(21)、ヒューマンアカデミー静岡校2年の園田夏萌さん(19)、島田掛川信用金庫の滝珠々奈さん(20)、JA大井川の池谷妃梨さん(19)=焼津市出身=。藤枝市観光協会のコンテストで選ばれた。 同協会の江崎晴城会長らと共に市役所を訪れた5人は「市民や市外の人と積極的に交流したい」「藤枝の観光を盛り上げたい」などと意気込みを語った。北村市長は「藤枝のPRのた
-
東部DIマイナス7.9 1~3月期 製造業売り上げ減少
スルガ銀行系シンクタンクの企業経営研究所(長泉町)がこのほど発表した県東部にある企業の1~3月期業況判断指数(DI)はマイナス7・9で、前期(2022年10~12月期)より5・1ポイント下落した。悪化は2四半期連続。半導体不足や原材料高の影響を受けながら、好調な受注を維持していた製造業の売り上げが減少した。 製造業の業況DIは食料品やパルプ・紙・紙加工品、金属製品などすべての業種で下落。4四半期ぶりに悪化し、前期の0・0からマイナス15・4になった。減収の明確な理由は不明だが、研究所の担当者は「物価高に伴う消費低迷の影響が一つの要因として考えられる」としている。 一方、非製造業の業況DI
-
熱海の繁栄、福祉に貢献 功労賞26人表彰 多額寄付者に善行賞も
熱海市は市制記念日の10日、市表彰式を市役所で行った。まちの繁栄や市民福祉の向上に貢献した26人に功労賞を、伊豆山の復旧復興支援などで多額の寄付をした17の団体、個人に善行賞を贈った。斉藤栄市長が一人一人に表彰状を手渡し、それぞれの功績に感謝した。受賞者は各分野での一層の活躍を誓った。 受賞者は次の通り。 【功労賞】橋本一実、谷口成伸、塩谷昇二、石崎恵子、今城浩子、荒井道子、小林恵子、中島富子、青木義美、新藤茂貴、田島芳和、佐藤洋次、片上輝清、萩原敏之、松田英孝、相原正、押田貴史、田中和広、長谷川孝、田中正、川口善弘、岩本暁、岡部隆一、納屋久、相磯浩、田中勉 【善行賞】永宝、世界救世教主之光
-
障害ある作家の作品 巡回展示 浜松いわた信金 来年3月まで12カ所
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)はこのほど、同市と菊川市の障害がある作家4人の絵画作品の巡回展示を本店棟1階(同区)など計4カ所で始めた。作品を企業などに貸し出し、障害への理解促進や芸術振興を図る県の事業「まちじゅうアート」の一環。来年3月まで計12カ所で披露する。 本店棟1階ロビーには同区の清水優旭さん(35)の作品(複製)を展示した。浜松養護学校(現在の浜松特別支援学校)在学時に色鉛筆で描いたという。「伝説の鬼」と題し、約100色を使った斬新な配色が目を引く=写真=。 生まれつき腎臓などに病気を持ち、身体と知的に障害がある清水さんは「イメージしたのは正義の鬼。つらく悲しいことに直面するこ
-
世界広がる消しゴムはんこ展 三島で16日まで
熱海市の消しゴムはんこ作家津久井智子さん(42)の作品展が16日まで、三島信用金庫本店(三島市芝本町)のさんしんギャラリー善で開かれている。新作をはじめ、消しゴムはんこの受注制作を始めて20年の歩みも紹介している。 消しゴムはんこでバラの庭園やウミネコの群れを描いた大作12点のほか、手紙サイズの花や動物の版画も展示した。これまでに彫った消しゴムはんこも約20キロ置いてあり、来場者が興味深そうに見入っている。会場の壁には縦1・4メートル、横4メートルのキャンバスが掛けられ、津久井さんがはんこを押しながら作品を仕上げていく様子を実演している。 商品デザインやホテルの内装なども手がけてきた津久
-
「どう避難」支店ごとに 静岡県内金融機関が災害対策 立地に応じ対応整理
大規模地震や風水害に備え、県内金融機関で支店ごとの災害リスクを踏まえた避難マニュアルを作成する動きが広がりつつある。初動対応をまとめた既存のマニュアルとは別に、立地ごとに避難場所や避難方法、必要な備蓄などを具体的に整理。最大の災害リスクを認識することで、災害を「自分ごと」として捉えてもらい、従業員の防災意識向上や安全な避難につなげる。 「1次避難先は支店の屋上か、徒歩5分の指定避難所か」。2月上旬、静岡市清水区の静岡銀行蒲原支店で長坂典秋支店長と同支店マネジャーの計4人が集まり、ハザードマップを広げながら津波避難について話し合った。高さや到達時間に加え、避難を開始するタイミング、安全な退避
-
教員の海外研修助成 5月まで対象者募る 長泉の企業経営研究所
スルガ銀行系シンクタンクの企業経営研究所(長泉町)は5月31日まで、教職員が外国の文化や歴史、教育などを学ぶ研修と研究に対する助成事業の交付対象者を募集している。 県内の小中学校、高校、特別支援学校に常勤する教職員に1人当たり上限50万円を支給する。渡航を伴う現地での活動に加え、新型コロナウイルスの影響を考慮して、新たに国内で海外の技術・技能や知識を習得する活動も対象にした。同研究所の公式サイトで申請書を公開している。 助成事業は4年ぶりに再開した。2019年度は4人に支給したという。問い合わせは同研究所<電055(988)5020>へ。
-
「SDGs定期」寄付 浜松市社協に35万円 遠州信金
遠州信用金庫(浜松市中区)はこのほど、同区の市社会福祉協議会に「えんちゃん応援SDGs定期預金」で募った寄付金35万円を贈った。管内の湖西、磐田の両市社協にも近く届ける。 同定期は2022年度、経済的に困難な子供らの食の支援へ取り扱いを開始した。預け入れ総額の0・01%相当額を3市社協に寄付する仕組みで、初年度分は3回に分けて実施した。 同信金の鈴木一広本店営業部長と太田克巳生活サポート部長が浜松市社協を訪れ、「子供たちの支援に充ててほしい」と山下文彦常務理事に目録を手渡した。23年度も継続していく予定という。市社協側は、子ども食堂新設に対する助成金事業などに寄付金を活用する。
-
ARTHが最優秀賞 静岡銀行起業家大賞 表彰式 西伊豆地区で脱炭素事業
静岡銀行は7日、ビジネスプランコンテスト「第9回しずぎん起業家大賞」の表彰式を静岡市清水区で開き、最優秀賞に西伊豆の活性化に取り組むベンチャー企業のARTH(東京都)を選出した。 伊豆市土肥地区で観光事業を展開する同社は、太陽光と雨水、電気自動車(EV)などを活用したエネルギー自給システムを開発。審査員から「地域の脱炭素化、防災力向上など幅広い価値の提供が期待される」と評価を受けた。 八木稔頭取から表彰された高野由之社長は「今後も企業、行政と連携し、西伊豆エリアの振興に注力したい」と語った。 コンテストは地域社会の課題解決をテーマに実施し、応募80件の中から5件が入賞した。 最優秀賞
-
人事=静岡中央銀行(4月6日、地名のみは支店長)
渋沢(寒川)原崇▽本店営業部副部長(営業推進部営業支援グループシニアマネージャー)奥谷潔▽寒川(沼津東)加藤一平▽沼津東(本店営業部副部長)阿部透
-
新入職員 マナー講座で「茶」教室 静清信金
静清信用金庫(静岡市葵区)は6日、新入職員向けの茶の入れ方教室を同市清水区で開いた。静岡市内の若手茶商でつくる静岡茶業青年団の和田夏樹さん(和田長治商店)を講師に招き、茶文化や茶葉の個性を生かした入れ方を学んだ。 新入職員らは、浅蒸し茶や玉露など20種類の茶葉の特徴を知り、それらの個性を引き立てるためのブレンドにも挑戦した。 同信金では、地場産業である茶の魅力や、ビジネスマナーとしての入れ方を学ぶ研修を毎年行っている。城北支店(同市葵区)に配属された小沢日向子さん(22)は「急須で入れて飲むお茶のおいしさを再認識した。これからの仕事に役立てたい」と話した。
-
周年記念4支店で定期預金企画実施 スルガ銀
スルガ銀行は6月30日まで、開店10~100年の周年記念を迎える静岡県内4支店で定期預金キャンペーンを実施している。沼津岡宮(沼津市)、静岡(静岡市葵区)、藤枝(藤枝市)、清水町の各支店窓口で「スーパー定期」の口座を開設すると、店頭表示金利に税引前年利0・11~2・20%を上乗せする。預入期間は3カ月か1年。
-
中小事業者を支援 資金調達に新制度 静岡県信用保証協
静岡県信用保証協会は4月から、「まちづくり支援保証制度」の取り扱いを始めた。伊豆半島の観光振興を目指す三島信用金庫の提案を受け、観光地や商業地のにぎわい創出を支援する。 対象は観光庁と中小企業庁の事業採択を受けた地域計画に参画する中小事業者。金融機関から運転資金や設備資金を借り入れる場合、事業者の債務を保証して融資を受けやすくする。保証期間は最長15年以内として長期の資金繰りに配慮し、保証料率を通常より0・1%引き下げる。 同信金は伊豆の観光地を広域的に支援し、施設の改修や街並みの景観整備を通して地域活性化を進めている。資金供給の支援を強化するため、同協会に新制度を提案したという。
-
浜松まつり 凧や法被展示し盛り上げ 浜松いわた信金上新屋支店
浜松市中区茄子町と東区上新屋町の凧(たこ)揚げ会が4日夜、浜松まつりの凧や法被を浜松市東区の浜松いわた信用金庫上新屋支店に展示した。来店客に祭りの雰囲気を感じてもらおうとの趣旨の恒例企画で、5月上旬まで飾る予定。 窓口付近の展示スペースに、「茄」「上」と書かれた半帖(80センチ×80センチ)の大きさの飾り凧や手ぬぐい、ちょうちんが並ぶ。以前は茄子町の「茄組」が旧磐田信金浜松北支店で凧を展示していたが、信金の合併などを経て昨年から、上新屋町「上組」とともに上新屋支店で実施している。
-
入社式 難局打破へ「突破力」期待 静岡県内各社経営トップ、新時代見据え
静岡県内各地で3日開かれた入社式では、新型コロナウイルス下で3年続いたオンライン方式から対面開催に切り替えるなどした企業が多く、社会経済活動の変化を印象付けた。原材料・エネルギー高騰や為替変動で先行き不透明感が高まる中、各社の経営トップは新時代を見据え、新入社員の突破力に期待を寄せた。 静岡鉄道は鉄道企業に就職した自覚などを促すため、電車内で入社式を初めて行った。川井敏行社長は学生時代の大半で自粛生活を余儀なくされた新入社員10人に「コロナ禍で失ったものではなく、得られた経験に光を当ててほしい。今後の人生を開く支えになる」と激励した。 スズキは浜松市中区でグループの入社式を行い、本社と
-
⚽36チーム健闘誓う 静岡県社会人リーグ開会式
2023年度静岡県社会人サッカーリーグの開会式がこのほど、静岡市駿河区の県男女共同参画センターあざれあで行われた。リーグ戦は1部が16日、2部が9日、3部が30日にそれぞれ開幕する。総当たりで成績を競い、上位2チームと下位2チームが自動で入れ替わる。各リーグ12チームの計36チームが参加する。 23年度編成は次の通り。 【1部】ブラックキティ、浜松シティ、富士通沼津、焼津、芙蓉ク、静岡市役所清水、常葉大キトルス、シミズ・ウォンテッド、パイシャオン、チャッキリーズ、オーラン袋井、フォンテ静岡 【2部】静岡産大セカンド、ユナイテッド、SJファナン、静大ク、中部電力、ウィスタリア藤枝、静岡ガ
-
富士宮信用金庫人事(1日・地名のみは支店長または支店)
融資部副部長兼顧客支援課長(融資部副部長)松戸豊▽融資部与信管理課主任推進役(総務部付)広瀬隆幸▽監査部長兼監査課長(監査部副部長兼監査課長)土井康志▽監査部監査課代理(芝川)佐野要二▽芝川(芝川代理)望月義文▽芝川代理(淀川代理)杉浦健史▽淀川代理(お客さま相談部シニアアドバイザー課代理)市川良太
-
学習ノート2000冊 新入生へ寄贈 富士信金
富士信用金庫はこのほど、富士市教育委員会に学習ノート2千冊を寄贈した。新入生用に市内の小学校へ贈られる。 ノートは、表紙に同金庫のマスコットキャラクター「ふじ丸くん」のイラストを添え、表紙の裏には日本のお金に関するクイズを記した。 同金庫の浅見祐司理事長が「読み書きの学習に活用してほしい」と話し、小長井義正市長にノートを手渡した。
-
浜松いわた信金 新入職員入庫式 挑戦、地域とともに
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は3日、新入職員の入庫式を磐田市中泉の同信金磐田本部で開き、大卒と高卒の48人が式に臨んだ。 式はマスク着用で行った。入庫者の名前を読み上げた後、高柳裕久理事長が代表職員に採用辞令を交付した。高柳理事長は「従来の延長線上では推しはかることができない時代になった。『やらまいか』の精神を持ち、深化と探索への挑戦と取り組みを地域の皆さんとともに進めてほしい」と呼びかけた。 浜松市出身の大石有紗さん(22)が代表であいさつし、デジタル化などの変化に対応しながら「地域に住む人々のため日々精進したい」と抱負を述べた。
-
駿河湾の海水から水素を 沼津の企業、東海大、清水銀が生成プロジェクト始動 脱炭素へ国産化促進目指す
冷却装置製造のエイディーディー(ADD、沼津市)、東海大工学部、清水銀行は本年度、駿河湾の海水を電気分解して水素を生成するプロジェクトをスタートさせる。水素の国産化促進と温室効果ガス削減の両立を目指す。化石燃料を使わない究極の次世代エネルギーとして、水素商用化の開発競争が世界的に進む中、同湾を舞台に水素循環システム構築に取り組む。 ADDの下田一喜社長は、三者連携で今後3年間の技術研究を進め、2030年代に長時間稼働できるプラント試験機の実用化を目指すとしている。 真水の電気分解で水素を商業生産する企業は一定数あるが、海水からの水素生成は技術的に難しく、国内外で実用化に向けた技術研究が続
-
業務のデジタル化 企業向けサービス 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は、事業者向けポータルサービス「ケイエール」の取り扱いを3日開始する。資金繰りの見える化や経理・財務のデジタル化などで業務を効率的に管理する。 ケイエールは中小企業の業務をデジタル化するサービスで、信金中金などが開発した。同信金のケイエールは県西部の事業者のDX(デジタルトランスフォーメーション)実現を支援することを目的に、2024年3月までの1年間、利用料金を優遇するキャンペーンを行う。 国際的な金融原則の枠組みに沿った融資スキーム「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」と「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」の取り扱いも3日開始する。事業者の持続可能な
-
3千万円着服、20代男性職員を懲戒解雇 富士宮信用金庫
富士宮信用金庫は1日までに、淀川支店に勤務していた入職して間もない営業係の20代男性職員が顧客複数人の現金計約3千万円を着服していたと発表した。信金は男性を3月30日付で懲戒解雇処分とし、業務上横領に当たるとみて富士宮署に相談している。 元職員は自身が担当するエリアの顧客複数人に定期預金作成など虚偽の説明をして現金を受け取った。現金はギャンブルや遊興費に充てていたもよう。発覚を防ぐため、別の顧客の現金を穴埋めに流用していたとみられる。信金によると、流用額は約5千万円に上る。関係者によると、元職員が担当していた顧客から預金に関する相談が2月下旬に信金に寄せられ、内部の監査部門による調査で着服
-
災害時に預金払い戻し 静岡、名古屋 山梨中央 3銀行が相互支援協定
静岡銀行と名古屋銀行、山梨中央銀行は31日、大規模災害発生時の預金払い戻しに関する相互支援協定を締結した。南海トラフ巨大地震や富士山噴火などの発災時、預金者が口座を保有していない銀行でも臨時で預金を払い戻しできるようにする。 店舗窓口で本人であることを確認できる書類を提示すれば、通帳や印鑑がなくても1口座当たり1日10万円まで払い戻しに応じる。最大震度6弱以上の大規模地震や津波、噴火、法定感染症などで銀行業務に大きな支障が生じ、預金者が被災したり他県に避難したりした場合を想定する。 静岡銀は名古屋銀、山梨中央銀双方と包括業務提携を結んでいることから、災害時の連携強化につなげた。 同日の
-
地域力創生ファンド1年間延長 静岡中央銀行
静岡中央銀行は31日、「地域力創生ファンド」の取扱期間を1年間延長し、2024年3月までにすると発表した。これに伴い、融資総額を従来の800億円から850億円に増額した。 同ファンドは「保育・育児」「起業」「観光」などの9分野で地域活性化につながる事業を支援する。10年10月に取り扱いを始め、22年末までに累計897件、774億円を融資した。
-
伊豆と沼津の女性経営者 意気投合 廃棄物収集業で株式譲渡
廃棄物収集運搬業の林泉(伊豆市、岡田香織社長)が同業のダストワーク(沼津市、元杉智子社長)に株式譲渡するM&A(企業の合併・買収)が31日、成立した。女性経営者同士で意気投合した。支援した三島信用金庫の本店営業部で同日、株式譲渡契約調印式が開かれた。 元杉社長は「岡田社長の思いを受け継ぎ、地域に愛される会社を目指す」と力を込めた。岡田社長は「今後は一番のサポーターとして大きな声援を送りたい」と話した。株式譲渡額は非公表。伊豆市の事業承継支援補助金を活用した。 岡田社長は夫で創業者の克之さんが大病を患ったため経営を引き継いだ。親族や従業員に事業承継候補者がなく、2021年12月から譲渡先を探し
-
脱炭素経営支援 スルガ銀行が開始 三井物産子会社と
スルガ銀行は30日、三井物産完全子会社のイー・ダッシュ(東京)と業務提携して、企業や個人事業主の脱炭素経営を支援する取り組みを始めた。 同社が提供する二酸化炭素(CO2)排出量の可視化や削減計画の策定、省エネ設備導入支援などのサービスを同銀行が取引先に紹介する。イー・ダッシュのサービスは中小企業を中心に全国2500社以上が導入。三井物産のネットワークも活用しながら、カーボンニュートラル実現などに向けた対策の推進を支援している。
-
しずおか焼津信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
人事部副部長(経営企画部副部長)小野寺唯夫▽お客様サポート部副部長(お客様サポート部調査役)稲森智志▽安西(本部付調査役)伊東和磨▽駅南(興津)加瀬沢寿▽長谷(藤枝中央副)諏訪紘務▽興津(押切副)大石秀恒▽丸子(押切)三浦泰伸▽八千代(新富副)山崎晃照▽押切(富士)谷雅仁▽富士(高洲)西原智幸▽焼津(榛原)増田泰久▽御門台(長谷)山本晃弘▽道原(人事部調査役)大井淳二▽石津(藤枝中央)青野直人▽藤枝中央(静岡南)佐藤弘卓▽藤枝上(駅南)良知章司▽岡部(八千代)酒井利夫▽静岡南(大井川)杉崎直弘▽焼津西(岡部)萩原潔▽焼津北(融資部調査役)池村直▽大井川(道原)一言和久▽さかなセンター(御門台
-
有価証券売却損 25億円追加計上 スルガ銀行
スルガ銀行は29日、2023年3月期連結決算で保有有価証券の売却などに伴う損失25億円を追加で計上すると発表した。既に公表している113億円と合わせ、損失は約140億円になる見通し。 追加計上するのは先進国の国債など複数資産に分散投資するマルチアセットファンドの償還損9億円と、債券の売却損16億円。公表済みの113億円分は通期業績予想を下方修正しているが、追加計上の影響は現在精査しているという。
-
新年度計画や人事案を承認 掛川商議所総会
掛川商工会議所は29日、議員総会を掛川市内で開いた。2023年度の事業計画案や専務理事に赤堀一幸氏(60)=島田掛川信用金庫本店営業部長=を選任する人事案を承認した。任期は4月から25年10月まで。 新規事業は創立70周年記念イベントや複数の飲食店を巡るバルホッピングなど。藤田哲男会頭は「70周年の節目を契機に新たな時代に向けて変革と挑戦を掲げ、役職員が一丸となって地域経済の発展のために全力で取り組む」とあいさつした。 永年勤続従業員や働く人フォトコンテストの表彰も行った。優良店舗表彰は桂花園が大賞を受賞した。
-
静清信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
DX担当を兼ねる 経営企画部副部長海野浩明▽総務部副部長兼総務課長(融資部副部長)熊切香樹▽総務部主任調査役コンプライアンス統括担当(高洲)牧野浩司▽営業推進部副部長兼営業店サポート課長(池田兼小鹿)荒木健太郎▽融資部副部長(片羽静岡北ブロック母店長)中村和晃▽融資部主任審査役(伝馬町新田兼安倍口)漆畑浩成▽同(清水兼折戸清水ブロック母店長)斎藤史明▽同(沓谷)富田基▽事務部主任調査役(総務部主任調査役コンプライアンス統括担当)杉山百司▽清水兼折戸清水ブロック母店長(焼津兼西小川志太ブロック母店長)青嶋秀人▽八幡静岡南ブロック母店長(渋川)杉山義人▽片羽静岡北ブロック母店長(八幡静岡南ブロッ
-
人事=富士信用金庫(4月10日、地名は支店)
蒲原店長代理(八幡町店長代理)河原正幸▽八幡町店長代理(富士宮店長代理)田中数将▽須津店長代理(蒲原店長代理)佐藤勝彦
-
清水銀行が中期経営計画 持続可能な地域を共創 コア業純「40億円以上」
清水銀行は27日、2023年4月から3年間の第28次中期経営計画「SHINKA(シンカ)~絆をつむぐ」を発表した。初めて同行の存在意義と志を明文化した「パーパス」を設定。「地域を愛し、お客さまの未来をともに考え、共創します」とした。社会全体がカーボンニュートラルを目指す中、地域と共存共栄を図り持続可能性(サステナビリティー)を追求する。 最終年度の数値目標にはコア業務純益40億円以上、県内中小企業など向け貸出金残高1兆円以上を掲げた。基本方針は、ソリューション営業の高度化▽人的資本の充実▽サステナビリティー経営の実践―の3本柱。人的資本への投資強化などで組織の力を高め、ソリューション営業の
-
静岡中央銀行 融資条件変更の手数料免除延長
静岡中央銀行はこのほど、新型コロナウイルスの影響を受ける顧客の融資条件変更手数料の免除期間を9月29日申し込み分まで延長すると発表した。 法人や個人事業主対象の事業性貸出は税込み3万3千円、個人の住宅ローンや消費者ローンは同6600円を初回の条件変更に限って免除する。 3月31日申し込み分までとしていたが、コロナ禍の長期化を踏まえて延長を決めた。
-
人事=清水銀行(4月3日、地名のみは支店長または支店)
総務管理部担当兼市場営業部担当(総務管理部担当兼市場営業部統括)専務取締役薮崎文敏▽特命事項担当(市場営業部担当)取締役若林陽介▽審査部統括の兼務を解く 取締役事務部担当田村直之▽常務執行役員(執行役員)審査部長野々村洋史▽中部清水地区駐在(中部静岡地区駐在)執行役員杉本康延▽東部地区駐在(西部地区駐在)執行役員大畑賀康▽中部静岡地区駐在(総合統括部長)執行役員大木康正▽執行役員西部地区駐在(理事富士兼松岡)岡田好史▽執行役員総合統括部長(理事支店営業部長)前田邦彦▽経営企画部長(本店営業部長)理事八木真樹▽理事富士兼松岡(総務管理部長)勝又洋▽理事本店営業部長(経営企画部長)清水康弘▽理事
-
ふじのくに財団に静清信金50万寄付
静清信用金庫は27日、ふじのくに未来財団に50万円を寄付した。 昨年11月から3カ月間販売した定期預金「せいしん 家康公からの贈り物」の販売実績に応じた金額を充てた。同財団は寄付金を静岡、焼津、藤枝の3市で活動するNPOなどに助成する。 静岡市葵区の同信金本店で開いた贈呈式で、佐藤徳則理事長が同財団の土屋優行代表理事に目録を手渡した。佐藤理事長は「有効活用して暮らしやすい社会を実現してほしい」と期待した。
-
困窮家庭に食料品 富士宮信金が寄贈 市社協へ
富士宮信用金庫はこのほど、役職員から寄せられた食料品約140キロ分を富士宮市社会福祉協議会に寄贈した。食料品は困窮家庭や子育て世帯に配られる。 県東部4信金が取り組むフードドライブの一環で、保存の利く缶詰やインスタント麺、調味料などが集まった。 同信金の西川充芳お客様相談部長らが同市総合福祉会館を訪れ、社協の太田清一会長らに食料品を届けた。西川部長は「新型コロナ禍で生活に影響があった家庭に届けてほしい」と述べた。
-
スルガ銀行と東急ホテルズ 自転車振興で協定 11月に伊豆半島ツアー
スルガ銀行(沼津市)と東急ホテルズ(東京)はこのほど、自転車を活用した観光振興をはかるパートナーシップ協定を結び、三島市の富士山三島東急ホテルで締結式を開いた。 協定は東部・伊豆地域と神奈川県を中心に、観光振興やサイクリスト向けのPR事業などを推進するとの内容。第1弾として11月に、国が指定したナショナルサイクルルートの太平洋岸自転車道に近い同ホテル、伊豆今井浜東急ホテル(河津町)、下田東急ホテル(下田市)をつなぐ1泊2日の伊豆半島1周ツアーを開く。多摩川サイクリングロードに隣接する川崎市の系列ホテルでも協定事業を展開する予定。 締結式に臨んだ東急ホテルズの村井淳社長は、「サイクリストに
-
三島信金、市社協へ食料品222キロを寄贈
三島信用金庫はこのほど、役職員から集まった米や缶詰などの食料品222・7キロを三島市社会福祉協議会に寄贈した。 県東部4信金が共同事業で取り組むフードドライブの一環。食料品は新型コロナウイルス感染症や資源価格高騰の影響で苦しむ市民に配られる予定で、同信金の川井章義常務理事から受け取った同社協の萩野勉事務局長は「物価高の影響による生活困窮世帯が多く、大変助かる」と感謝した。
-
人事=しずおかフィナンシャルグループ(FG、4月3日、地名のみは支店または支店長)
【しずおかFG】経営管理部担当部長=静岡銀行兼務(静銀モーゲージサービス社長)炭山直哉▽経営企画部経営企画室IR担当マネージャー(経営企画部DX戦略推進室課長=静岡銀行兼務)納本幸誠【静岡銀行】資産形成サポート部所管(国際営業部所管)代表取締役専務執行役員営業本部長委嘱地区カンパニー、営業戦略部、コーポレートサポート部、ライフプランサポート部、デジタルチャネル営業部所管福島豊▽市場営業・国際営業担当、国際営業部、ストラクチャードファイナンス部所管を兼ねる 常務執行役員東京営業部担当営業副本部長兼東京営業部長委嘱市場営業部所管滝和彦▽信用サポート・企業経営サポート担当営業副本部長委嘱信用サポー
-
富士宮の児童に交通安全啓発品 5団体が寄贈
富士、富士宮両市内の5団体が24日までに、富士宮市内全小学校の新入学児童に交通安全啓発品や文房具を寄贈した。各団体の代表者がそれぞれ市役所を訪ね、須藤秀忠市長や池谷真徳教育長に寄贈品と目録を手渡した。 明るい社会づくり運動県連合会富士宮地区協議会は通学用の黄色い帽子と防犯ブザーを贈った。秋鹿博会長は「楽しい学校生活のために自分の命を守ってほしい」と述べ、会員が新1年生の真新しいランドセルにブザーを取り付けた。 4月から大富士小に通う前島玲杏奈さんは「友達をいっぱいつくりたい」と目を輝かせた。 県トラック協会富士支部と県交通安全協会富士宮支部は反射材付きキーホルダーなどを寄託し、保険会社など4
-
静岡人インタビュー「この人」 観光絵本「こめた」シリーズを手がける作家 ふくだのぞみさん(神奈川県)
保育士として働きながら、絵本作家やイラストレーターの仕事に打ち込む。旅行読売出版社発行の観光絵本「こめた」シリーズで作・絵を担当。これまで青森県や鳥取県、静岡県版などを手がけた。昨年秋には富士宮信用金庫の企画で職員らと連携し、特別編として自身の出身地富士宮版を制作した。36歳。 ―絵本作家になった経緯は。 「幼少期から絵本や本、物語が好きで、幼稚園児のころから絵本をつくっていた。幼稚園や保育園で働くうちに、絵本に触れる機会が増えて、子どもたちが喜ぶ本を自分でつくりたいなと、絵本作家を再び目指した」 ―「こめた」シリーズで共通して大切にしていることは。 「地域に暮らす人たち、その地域を
-
サステナ推進委 スルガ銀 設置へ
スルガ銀行は4月1日、サステナビリティー推進委員会を設置する。取締役会の下部機構として、グループのサステナビリティー(持続可能性)推進活動の計画立案、進捗(しんちょく)状況確認などを担う。委員長は嵯峨行介社長が務める。
-
遺贈希望者支援へ 島田掛川信金 牧之原市と協定
島田掛川信用金庫と牧之原市は22日、自分の死後に残った財産を遺言によって寄付する「遺贈」を希望する市民を支援するための協定を結んだ。 協定は市民の意向に沿って円滑な寄付を実現させることが狙い。同信金では顧客ニーズに応じて、遺贈先の候補として市を紹介。市は市民から遺贈の申し出があった場合、同信金の遺言信託などのサービス利用を促す。 市役所榛原庁舎で開かれた締結式には同信金の市川公会長、伊藤勝英理事長、杉本基久雄市長が出席した。杉本市長は「遺贈の制度が浸透しない中、多くの市民に知ってもらうという意味でも協定は非常に有意義なもの」と話した。
-
浜松いわた信金が浜響に50万円寄付
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は23日、浜松交響楽団(同区)に50万円を寄付した。同信金の御室健一郎会長が「地域の文化活動振興を通じ、豊かな心に貢献したい」と述べ、楽団の岡部比呂男理事長に目録を手渡した。 寄付は1984年から続け、今年で40回目。寄付額は累計3250万円になった。同区の信金本部を訪れた岡部理事長は「地域のバックアップは大変ありがたい。コロナ禍で演奏活動は大きな影響を受けたが、ようやく通常の形式で開催できる」と今後の活動への意欲を語った。 同信金と楽団などの主催で、7月23日に「夢に追いかぜコンサートin浜松」を同区のアクトシティ浜松で開く。
-
遺贈希望者支援へ協定 島田掛川信金と牧之原市
島田掛川信用金庫と牧之原市は22日、自分の死後に残った財産を遺言によって寄付する「遺贈」を希望する市民を支援するための協定を結んだ。 協定は市民の意向に沿って円滑な寄付を実現させることが狙い。同信金では顧客ニーズに応じて、遺贈先の候補として市を紹介。市は市民から遺贈の申し出があった場合、同信金の遺言信託などのサービス利用を促す。 市役所榛原庁舎で開かれた締結式には同信金の市川公会長、伊藤勝英理事長、杉本基久雄市長が出席した。杉本市長は「遺贈の制度が浸透しない中、多くの市民に知ってもらうという意味でも協定は非常に有意義なもの」と話した。
-
富士信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
経営企画部長(経理部長)加藤繁之▽業務部長(総合企画部長)齋藤由紀夫▽経営企画部次長(富士)久保田隆靖▽事務部次長兼事務部システム課長(事務部システム課長)吉村和也▽融資部次長兼融資部審査課長(業務部次長)赤池勝博▽経営企画部経営企画課長(総合企画部企画課長代理)山本亮太▽経営企画部経理課長(経理部経理課長)山田直生▽経営企画部資金運用課長(経理部資金運用課長)秋山哲郎▽経営企画部外国課長(事務部事務集中課長)石田俊輔▽リスク統括部リスク管理課長(総合企画部企画課兼リスク統括課長)内海秀昇▽リスク統括部コンプライアンス課長(総合企画部コンプライアンス統括課長)金子謙一郎▽リスク統括部マネロン
-
人事=スルガ銀行(6月29日予定)
取締役専務執行役員審査本部長兼CCO(常務)堤智亮▽常務執行役員コミュニティーバンク長に就く 取締役戸谷友樹▽常務執行役員IT・オペレーション本部長に就く 取締役宮島健▽新任社外取締役 山本幸央▽取締役監査等委員(上席執行役員総合企画本部長)秋田達也▽退任 取締役監査等委員板倉一真
-
沼津信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
営業統括部・営業サポート部担当(リテール営業部・営業統括部・法人営業部担当兼リテール営業部長委嘱)常勤理事小野貢▽営業統括部長(法人営業部長)執行役員武田守晃▽事務部長(執行役員営業統括部長)大木勲▽融資管理支援部長を解く 融資部長野呂隆宏▽営業サポート部長(リテール営業部副部長)紫垣智善▽融資管理支援部長(融資管理支援部副部長)芹沢正広▽営業サポート部副部長(営業統括部副部長)榎本孝宏▽監査部副部長(法人営業部副部長)山本裕二▽営業統括部副部長(裾野・長泉町ブロック長兼裾野中央)川口恭正▽裾野・長泉町ブロック長兼裾野中央(営業統括企画担当兼営業サポート課長)蒔田和宏▽営業統括企画担当課長(リ
-
目配り、気配り、心配り 重要 三島信金が自主勉強会 長泉
三島信用金庫はこのほど、自主勉強会「さんしん未来塾」を同金庫本部(長泉町下土狩)で開き、取引先から信金マンに望む心構えなどを学んだ。 取引がある若手経営者らによる「さんしんチャレンジクラブ」の会員4人が講師を務めた。仕事上取引先と良好な関係を築くために、効率だけでなく相手との歩調を合わせる意識を持つようにしていると紹介。職員に対し、目配り、気配り、心配りの重要性を伝えた。 さんしん未来塾は職員のリスキリング(学び直し)の機会を設けようと、昨年12月から月2~3回開催している。普段は社員が講師を務めるが、経営者の考え方を学ぶ機会をつくろうと初めて外部から講師を招いた。
-
遺贈寄付支援へ 島田市が協定 島田掛川信金と
島田市と島田掛川信用金庫はこのほど、遺贈に関する協定を結んだ。同市へ遺贈を希望する市民らに対し、同信金が助言することで円滑な寄付を実現させることが目的。 同信金によると、生まれ育った自治体や思い入れのある市町への預貯金寄付の相談は増加傾向にあるという。同信金が遺言信託業務など専門的な助言を担い、市は寄付者の意思を尊重しつつ、寄付金を子育て支援や医療設備の充実、環境施策の推進など市政運営に活用する。 市役所で締結式が行われ、同信金の市川公会長、伊藤勝英理事長、染谷絹代市長が出席した。伊藤理事長は「高齢化が進む中、寄付の相談などニーズは高まっている。顧客の課題解決や支援につながるはず」と述べた。
-
SDGS推進へ協定 島田市など5者連携
島田市と島田掛川信用金庫、島田商工会議所、市商工会、東京海上日動火災保険は15日、SDGs(持続可能な開発目標)推進に関する包括連携協定を締結した。企業の脱炭素の実現など持続可能なまちづくりに向けた取り組みを加速させる。 東京海上日動が啓発セミナーの講師派遣や職員研修、サービスの提供などに取り組み、商議所や商工会が市内中小企業の実態調査などを担う。同信金は事業者支援に向けた企画提案などを行い、市は市民への周知や啓発などに力を入れる。 市役所で行われた締結式で5者の代表が協定書に署名した。染谷絹代市長は「ゼロカーボンシティーの実現に向け、市民や事業者の意識の醸成を図っていきたい」と述べた。東京
-
スルガ銀社長に加藤氏 6月就任 嵯峨氏は会長
スルガ銀行は17日、嵯峨行介社長(58)が代表権のある会長に就き、後任に加藤広亮副社長(57)を充てる人事を発表した。6月29日開催予定の株主総会と取締役会を経て正式決定し、就任する。 同銀行はシェアハウス関連融資の不正問題などに伴う金融庁からの業務改善命令を受け、2019年12月に6カ年の中期経営計画を策定した。前半の第1フェーズが終了し、後半の第2フェーズが23年度から始まるタイミングで経営体制を新しくする。 社長交代は3年ぶり。2代続けて外部から人材登用する。同銀行は交代理由を「今後公表する第2フェーズの着実な遂行により、リテール・ソリューション事業の進化と持続可能な収益構造の構築
-
外部知見で難局打破へ スルガ銀社長交代 ブランド立て直し
スルガ銀行は17日、社長交代を決めた。外部招請した嵯峨行介社長(58)の後任も、保険会社出身の加藤広亮副社長(57)が務める。同じく保険業界出身の社外取締役を新たに迎え、「外部の知見をより多く経営に取り入れる」と強調。地方銀行の経営環境が厳しさを増す中、引き続き不正融資問題で地に落ちたブランドの立て直しを図る。 陣頭指揮をとった中期経営計画の第1フェーズについて、嵯峨氏は「まずまずの成果だった」と振り返る。新型コロナウイルスという想定外の事態はあったものの、シェアハウス問題をほぼ解決し、リテールバンキングの再構築や経営資源配分の最適化を進めた。一方で、家電量販店大手のノジマとの資本・業務提
-
人事=スルガ銀行(4月1日、地名のみは支店長)
審査本部長(審査本部、融資管理本部、コンプライアンス統括部管掌)常務取締役CCO堤智亮▽コミュニティバンク長(営業本部管掌)取締役戸谷友樹▽IT・オペレーション本部長(経営管理本部、業務管理本部、システム部管掌)取締役宮島健▽IT・オペレーション本部副本部長(業務管理本部長)執行役員増田裕二▽総合企画本部長(総合企画本部副本部長)執行役員佐藤富士夫▽経営管理本部長(コンプライアンス統括部長)執行役員弓削哲哉▽IT・オペレーション本部システム部長(システム部長)執行役員服部勝一▽首都圏・広域バンク副本部長(首都圏融資部所管)執行役員事業開発部長山口誠▽市場ファイナンス本部長を兼ねる 執行役員ス
-
藤枝市の駅周辺活性化 静岡県内初第4期へ 計画認定、59事業
藤枝市は17日、国に申請していた中心市街地活性化基本計画の第4期計画(2023~27年度)に関して、国から認定を受けたと発表した。JR藤枝駅周辺の約160ヘクタールを対象とした計画で、認定は同日付。市によると、第4期の認定は静岡県内で初となる。 計画では「イノベーションを生み出す、魅力あふれる生活・創造空間の創出」と「人と人、人と街がつながり、多くの人々でにぎわう交流空間の創出」の二つの基本方針を掲げた。目標指標として、第3期に続き、居住人口や昼間の歩行者の通行量、イベント来場者数の増加、空き店舗数の減少の四つを設定し、計59の関連事業を盛り込んだ。 藤枝駅前一丁目6街区と9街区の再開発
-
三島信金 事業者の脱炭素、省エネ支援 3社と業務提携
三島信用金庫は17日までに、静岡ガス、鈴与商事(静岡市清水区)、ソーラーフロンティア(東京)の3社と業務提携を結んだ。県東部の中小事業者の脱炭素や省エネに向けた取り組みを支援する。 三島信金を通して3社が提供する再生可能エネルギーや太陽光発電などに関する設備とシステム、サービスを紹介する。環境意識の高まりとともに、原材料価格や燃料費の高騰で中小事業者の省エネ活動は広がっているという。
-
島田掛川信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
資金証券担当(資金証券部長)常勤理事佐藤哲哉▽藤枝=部長待遇=(事務集中部長)松浦亨▽本部付部長待遇(人事部長)吉村孝仁▽本部付部長待遇(静岡)本杉明男▽資金証券部長(同副部長)新谷康範▽人事部長(同副部長)堀内宗宜▽本店営業部長・駅南(藤枝)紅林宏昌▽事務集中部長(同副部長)平井真知子▽リスク統括部主任調査役(地方創生部主任調査役)山本久儀▽本部付主任調査役(島田北)武田英樹▽資金証券部副部長(経営企画部副部長)松永敬志▽総務部副部長(浅羽)岩堀穂高▽地域サポート部主任調査役(桜木)増田悦久▽システム管理部主任調査役(同副部長)藤原成男▽静岡(藤枝東)富田昌明▽総務部主任調査役(同副部長)
-
清水銀行 18、25日に休み相談窓口 富士、清水、浜松
清水銀行は18、25の両日、富士、清水、浜松の各ローンセンターに休日相談窓口を設置する。新型コロナウイルス感染症の感染拡大や世界的な物価高の影響を受けた中小企業・個人事業主の資金繰りなどの相談に応じる。設置時間は各日午前9時~午後5時。事前申し込みは不要。希望者は当日、直接窓口へ。
-
廃プラ再生事業強化 中部日本プラスチック
プラスチック原料販売の中部日本プラスチック(浜松市東区、雪下真希子社長)は廃プラスチックリサイクル事業強化に乗り出した。1億3800万円を設備投資し、3月末までに再生プラスチック原料の生産量を約1割増加させる。 持続可能な開発目標(SDGs)対応のため増えている再生プラスチック原料の需要に応え、業容拡大を図る。リサイクルマシンを3台増設するなどして生産能力を約2千トン増加させる。清水銀行と日本政策金融公庫(日本公庫)から設備資金の協調融資を受けた。 中部日本プラスチックは1971年創業。循環型の環境モデルづくりを目指し、廃自動車から出るプラスチック部品の再資源化事業に取り組んでいる。
-
三島信金18、25日 年度末の特別相談
三島信用金庫は18、25の両日、年度末の休日相談会を三島市新谷の三島南支店2階サポートセンター夢で開く。 資金需要や融資返済、原材料価格高騰、新型コロナウイルスの影響などに関する経営相談に無料で応じる。両日とも午前9時から午後3時まで。相談日前日までの事前予約制。 申し込み、問い合わせは同信金元気創造部地域未来創造課<電055(973)5730>へ。
-
沼信高島町支店と職員2人に感謝状 詐欺防止で沼津署
特殊詐欺被害を未然に防いだとして沼津署はこのほど、沼津信用金庫高島町支店(沼津市)と同店の杉山匠副支店長(47)、職員の勝又奈美さん(53)に署長感謝状を贈った。 2人は2月17日、80代男性が「息子から『税金を払わないと捕まる。お金を用意して』と電話があった」などと話し、現金80万円を引き出そうとしたため、詐欺を疑い通報した。 杉山副支店長は「これからも防ぎたい」と話し、勝又さんは「高額な現金を一度に下ろす時は、使い道を細かく聞くことが大切と感じた」と振り返った。
-
スルガ銀行、第二新卒優遇へ 最終選考通過も他社で就職
スルガ銀行は13日までに、新卒採用試験の最終選考を通過しながら別の企業や団体に就職した人がその後、同銀行への中途採用を希望した場合、選考を優遇する方針を決めた。地方での生活を望んだり、家庭の事情で出身地での再就職を希望したりする第二新卒者を積極的に採用する。 現在、選考を進めている2024年春の新卒採用者から適用する。同銀行からの内定を受諾せず、大学や短大の卒業後にいったん別の仕事に就いたが、地銀への転職を希望する社会人生活3年以内の若者が対象。通常の中途採用試験の課程を簡略化して、最終面接と適性検査などのみで選考する。 在籍3年以上、退職後10年未満の元行員の再雇用も拡充。子育てや介護
-
脱マスク、従業員の着用は継続 静岡県内スーパーなど 客への「お願い」取りやめ
政府が新型コロナウイルス感染対策のマスク着用を緩和して個人の判断に委ねた13日、静岡県内のスーパーや百貨店は買い物客への「着用のお願い」を取りやめた一方、従業員のマスク着用を継続する店が多く見られた。接客業以外でも会議や屋内での作業、面談など人との接触時には着用を推奨し、当面は社会の動向を様子見する企業も目立った。 静岡市駿河区のスーパー田子重西中原店では、新たな政府方針を受けて買い物客にマスク着用を求める張り紙と店内アナウンスをやめた。ただ、初日の店内はこれまでと同様、マスクを着用した客がほとんど。レジには感染防止のフィルムが張られ、店員も従来通りマスクを着けて接客に当たった。 増田克
-
地方創生を推進 静岡県内3信金表彰 浜松いわた、遠州、三島
内閣官房は13日、地方創生につながる特徴的な事業を進めた金融機関として、浜松いわた信用金庫(浜松市中区)、遠州信用金庫(同)、三島信用金庫(三島市)の県内3信金を含む全国28団体を表彰した。 浜松いわた信金は、ブラジル国籍など外国人の子どもや保護者向け金融教育教室の展開が評価された。高柳裕久理事長は「多文化共生社会を目指し、住民の豊かな暮らしに向けた取り組みを継続したい」と意欲を述べた。 遠州信金は、LLP(有限責任事業組合)を活用し、留学生など外国人材の地域への就労と定着支援を推進した。守田泰男理事長は「人材不足対策として、今後も企業と高度外国人材をつなぐ役割を果たす」と語った。 三
-
天浜沿線に花植栽 参加団体が交流会 中区「リレー」広がり期待
浜松いわた信用金庫などは13日、天竜浜名湖鉄道の沿線に季節の花を植栽して地域活性化を図る「天浜線 人と時代をつなぐ花のリレー・プロジェクト」で、参加団体を集めた初の交流会を浜松市中区のホテルで開いた。沿線6市町の約85団体130人が出席し、2018年のプロジェクト始動後の活動を振り返って親睦を深めた。 プロジェクトは、浜松いわた信金(当時浜松信金)と天竜浜名湖鉄道、市花みどり振興財団の呼びかけでスタートした。花の植栽や除草など一定区間の美化活動を担う「アダプト・メンバーズ」を募り、現在は企業、学校、市民団体など131団体が参加する。 交流会で、浜松いわた信金の御室健一郎会長は活動への賛同
-
研究者3人、産学連携賞 静岡大と浜松いわた信金表彰式
静岡大イノベーション社会連携推進機構と浜松いわた信用金庫は10日、産学連携賞の表彰式を浜松市中区の同大浜松キャンパスで行った。企業と連携して研究成果の事業化に取り組む同大の研究者3人を顕彰した。 静大の産学連携奨励賞は、コーヒーの抽出技術や個人に合わせた人工透析の研究などを進める工学部の佐野吉彦准教授と、次世代電池として注目される全固体電池の材料開発を手がける理学部の守谷誠准教授が受けた。 同信金の産学連携大賞には、型を押し付けて金属を加工する「塑性加工」研究に、県内の輸送機器関連企業と取り組む工学部の早川邦夫教授が選ばれた。 3人はそれぞれの研究を紹介した。佐野准教授は「研究成果の社
-
年度末の融資相談 スルガ銀行が31日まで
スルガ銀行は10日、資金需要が増す年度末の融資相談を始めた。全店舗で31日まで受け付ける。 中小企業や個人事業主の融資と返済、物価高対応、新型コロナウイルスの影響などに関する相談に無料で応じる。窓口と電話での相談が可能。平日の午前9時から午後5時まで。午後3時以降は事前予約が必要。
-
原材料費・光熱費・輸送費 「三重苦」将来に不安21% しずおか焼津信金、水産加工業調査 新サービス開発に活路も
しずおか焼津信用金庫はこのほど、営業エリア内の水産加工業者を対象にした業況実態調査の結果をまとめた。原材料費、光熱費、輸送費がいずれも上昇する「三重苦」の厳しい経営状況から、将来に不安を抱える企業の割合が21%に上った。一方で、新商品や新サービスの開発に力を入れる企業が前年よりも増加。新型コロナウイルス禍後の消費者ニーズを捉え、現状を打開しようとする動きが広がっている。 調査は昨年11~12月、焼津市や静岡市を中心とした100社に実施し、95社が回答した。 仕入れ価格の変動について、「大幅に上昇」が68・6%、「やや上昇」が17%だった。魚種別に見ても、カツオ、マグロ、サバ、すり身のいず
-
有価証券売却損 113億円を計上へ スルガ銀
スルガ銀行は8日、2023年3月期連結決算で保有有価証券の売却などに伴う損失113億円を計上すると発表した。 先進国の国債など複数資産に分散投資するマルチアセットファンドの償還損。22年4~12月期決算を発表した2月時点で、通期業績予想を下方修正している。
-
三島信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
本店営業部長兼西兼二日町(本店営業部副部長)佐野千尋▽総務部長(総務部副部長)大塚智明▽事務部長(営業店支援部長兼東南ブロック長)山田豊和▽元気創造部長(元気創造部副部長)久保坂謙一▽ライフサポート部長(元気創造部長)吉川匡則▽マーケティング戦略部長(ライフサポート部長)大村貴之▽事務部審議役(事務部長)鈴木かず江▽元気創造部審議役(元気創造部主任調査役)坂本剛宏▽土肥兼戸田(沼津副支店長)田中信也▽原町(東伊豆)小田嶋重徳▽裾野兼裾野東(長岡中央)斎藤範行▽三島南(リスク統括部資産査定課長)若林貴之▽三島北(営業店支援部商品開発課長)小沢敏昭▽三島谷田(修善寺副支店長)岩崎圭之輔▽大場と函
-
「妊活」と仕事両立 三島信金を国認定 休業制度や相談窓口
三島信用金庫はこのほど、厚生労働省が不妊治療と仕事を両立しやすい職場環境を整備した企業を認定する「プラチナくるみんプラス」に選ばれた。 不妊治療のための休業制度や専用相談窓口を設け、テレワークとサテライトオフィス勤務を利用できる環境を整えている。同省の「くるみん制度」は仕事と子育ての両立支援に積極的な企業を認定する。三島信金は2016年に最上位の「プラチナくるみん」を取得し、新たに拡充されたプラスにも認定された。
-
アンヴァール(浜松)最優秀 浜松いわた信金 ビジネス審査
浜松いわた信用金庫はこのほど、新規事業や既存事業の発展を伴走支援する「FUSE-ON(フュージョン)チャレンジ」のビジネスプラン最終審査会を浜松市中区の「FUSE」で開いた。1、2次審査を通過した8企業・個人のうち、最優秀賞は、海水から採取したマグネシウムを活用し、脱炭素社会に資する技術開発を目指すアンヴァール(同市中区)に決まった。 同社は、マグネシウムを選択的に抽出し、将来EVなどの自動車部品への活用、二酸化炭素(CO2)固定化など複合的な取り組みを構想する。「日本を資源大国に」を掲げる桜井重利社長は「これからの事業に高い評価をいただいた。大手企業との連携や国のプロジェクトにも参加した
-
サンフロント21懇話会 合同会議 新産業創出を支援
静岡県東部・伊豆地域の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は7日、幹事・運営委員と地元選出の県議、市町長らによる合同会議を沼津市のサンフロントで開いた。地域の持続的発展へ新産業創出の支援など四つの基本方針を掲げた活動方針を了承した。今後の総会で正式決定する。 新産業創出はファルマバレープロジェクトと新素材「セルロースナノファイバー」(CNF)、第1次産業を柱にした。超高齢社会の“理想郷”具現化、CNFの実用化、沼津市の先端研究拠点のイノベーション支援を進めるとした。 このほかの基本方針は、動物と人
-
電動自転車でお花見へ 春の富士宮 9日からSNSでスポット発信
富士宮市とスルガ銀行は7日、電動アシスト付き自転車で富士宮市内を散策するシティプロモーション企画「宮ぽた」の撮影会を開いた。サクラの開花を前に、お花見スポットを中心に春の富士宮の楽しみ方を9日からSNSで発信する。 出演者2人が富士山本宮浅間大社や潤井川河川敷などを訪れ、サクラの木の下で自転車と一緒に写真に納まった。道中では団子やクレープなどを購入した。満開の花を見ながらスイーツを食べる過ごし方も閲覧者に提案する。 同企画はこれまで市職員が出演してきたが、今回は初めて市内事業者の2人を起用した。11月に移住してきた今野郁花さん(27)は「自転車は小回りが利いていろんな場所に立ち寄れた。魅
-
中部未来懇話会が臨時総会 「南北・縦軸経済圏」探る 新年度方針
静岡県中部地区の発展に向けた将来構想を提言する中部未来懇話会(会長・中西勝則静岡銀行会長)は7日、臨時総会を静岡市駿河区で開いた。「静岡起点の『南北・縦軸経済圏』構築に向けて」をテーマに据えた調査研究など、2023年度の事業計画を決めた。 21年の中部横断自動車道の全面開通を受け、太平洋と日本海を南北に結ぶ新たな経済圏確立の可能性を探る。6月と10月にシンポジウムを開き、清水港、静岡空港を軸にした物流網の再構築や観光振興など、地域経済活性化策を県民に情報発信する。 総会あいさつで中西会長は「ウクライナ情勢など国内外で難しい状況が続くが、地域活性化に向けてセミナーや政策提言など積極的に活動
-
静銀管理職有志 県社協に浄財寄付
静岡銀行の管理職有志でつくる「静岡銀行ふれあい基金協力会」は6日、県社会福祉協議会に現金13万8600円を寄付した。 静岡市葵区の県総合社会福祉会館で開かれた贈呈式で同行県庁支店の永野一彦支店長が同協議会の高橋邦典常務理事に目録を手渡した。 寄付は今年で41回目。累計額は1143万7353円になった。寄付金はボランティアや地域福祉活動を展開する民間団体への助成に活用する。
-
水引細工や手まり 浜松市西区で地元作品展 9日まで
浜松市西区の遠州信用金庫入野支店で3日、地元芸術作品展が始まった。15団体の合同展で、9日まで。 水引細工や絵画、手まりなど約100点が並ぶ。コロナ禍で外出の機会が減っていたが、「春を迎え、地域の皆さんに元気になってほしい」と実行委員会が企画した。 髪飾りや祝儀袋、ブローチなどを水引細工で制作した川口清美さん(56)は「和の儀式を意識し、現代風に仕上げた」と話した。 会場を訪れた中区の片岡登喜江さん(73)はかわいらしいブローチに注目し、「手作りならではの魅力を感じる」とほほ笑んだ。
-
子ども未来財団新設 静岡県労働金庫 創立70周年で方針
静岡県労働金庫は3日、創立70周年記念式典を静岡市葵区で開いた。4月に記念事業として、子どもの教育、生活支援に取り組む財団を新設する方針を公表した。 財団名は「一般財団法人静岡ろうきん子ども未来財団」。子どもの貧困が社会問題となる中、生活困窮世帯に学用品購入など必要な資金を給付する。 式典で増田泰孝理事長は「創立時の理念を忘れることなく、働く仲間の生活の安定と福祉の向上に努め、未来へ歩みを進みたい」と抱負を語った。財団については「子どもたちが安心して生活できる社会づくりに寄与したい」と述べた。 同金庫は1953年3月創立。県内27店舗体制で、団体会員数は労働組合など約2300会員。20
-
静岡中央銀行 投資信託に3新商品
静岡中央銀行はこのほど、投資信託に3商品を追加した。投資信託の取り扱いは50商品になった。 新たに販売を始めたのは「米国株式インデックス」「ハリス世界株ファンド」「サイバーセキュリティー株式オープン予想分配金提示型」。全営業店で取り扱う。
-
静清信用金庫人事(1日)
融資部主任審査役(経営相談部主任調査役)久保田克哉
-
経営指標に人口、環境 しずおかFG新中期計画 地域課題に注力、経常利益目標900億超
しずおかフィナンシャルグループ(FG)は1日、2023年度から5年間の新中期経営計画を発表した。人口増減率や温室効果ガス削減率といった地域の将来目標を、同FGの「サステナビリティ指標」として初めて経営目標に据えた。環境・社会課題への対応を強化し、企業価値と地域の持続可能性を共に高める。同様の指標設定は全国の地銀グループでも先駆的という。 県の総合計画などに基づき、27年度に県内人口の社会増減率を「継続的に増加」、温室効果ガス排出削減率を「30年度に13年度比46%減」と設定。27年度の連結経常利益目標は22年度末見込みの760億円に対し、900億円以上を目指すとした。 脱炭素関連融資やベ
-
長泉町、SDGs宣言制度開始 2社と協定 特別融資など提供
長泉町は1日、町内におけるSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの誘発と加速化を図る「長泉町SDGs宣言制度」をスタートした。制度開始を前に2月末、町は三島信用金庫、三井住友海上火災保険と包括連携協定を締結した。 制度は町内の個人事業主や法人、団体が対象で、SDGsの達成に向けて取り組んでいることと、今後取り組むことを募る。申請者には宣言証が交付され、町のウェブサイトに掲載するなどして取り組みを可視化する。▽町独自の宣言ロゴマークを利用できる▽同信金による特別金利の融資を受けられる▽三井住友海上火災保険のSDGsセミナーを無償で受講できる、などの利点があるという。 町役場で開いた締結式
-
奨学金返済へ手当支給 静清信金 新制度
静清信用金庫は1日、若手職員向けに奨学金の返済支援制度を新設する。1人当たり月額7千円を上限に、手当を最長10年間支給し、返済負担軽減につなげる。 日本学生支援機構などに返済予定の奨学金について、同金庫が無利息融資の形で借り換えを行い、全額肩代わりする。職員は同金庫から受けた手当を活用し、毎月分を返済していく。 最大支給額は計84万円。同様の支援枠組みは信金業界では珍しいという。 担当者は「奨学金の返済で苦しむ社会人は増加傾向にある。安心して働ける職場環境を整備したい」と話す。
-
焼津の食「漁師との信頼重要」 料理人ら語る 水産高生と座談会も
焼津市城之腰のゲストハウス「庭の宿『帆や』」で28日、焼津の食をテーマにしたトークイベント(静岡新食文化共創機構主催)が開かれた。市内で活躍する3人の料理人や職人が、愛知県や山梨県、大阪府などからの観光客に食文化の魅力について語った。 パネリストは、サスエ前田魚店(同市西小川)の5代目前田尚毅さん、フレンチレストラン「馳走 西健一」(同市西小川)のシェフ西健一さん、「茶懐石 温石」(同市本町)の店主杉山乃互さん。 前田さんは良い食材を確保するために漁師との信頼関係の重要性を強調した。コロナ禍でレストランといった買い手が減っていく中、「魚を買いたたかないようにした」ことが関係構築の分岐点
-
スマ口座新規開設 最大1500円を贈呈 スルガ銀
スルガ銀行は5月31日まで、「スマ口座」の新規開設者に最大1500円をプレゼントする「春の新生活応援フェア」を展開している。 期間中、インターネットを利用したDバンク支店で口座を開設すると、特典として千円を贈呈。6月30日までに給与や公的年金の振り込み、キャッシュレス決済などの取引に利用した場合、さらに500円を贈る。 スマ口座は、ひも付けしたキャッシュレス決済にチャージするたびに現金特典が受けられる普通預金口座。スマートフォンから申し込みが可能で、2021年10月に取り扱いを始めた。
-
島田掛川信用金庫人事(3月1日、地名のみは支店長または支店)
総務部主任調査役(七丁目)赤堀秀治▽本部付主任調査役(地方創生部主任調査役)沢賢二▽七丁目(榛原・榛原東次長)横山和弘
-
浜松の小中学校にエアコンなど寄贈 リンクと清水銀行
浜松市東区の総合建設業リンクと清水銀行はこのほど、浜松市立豊岡小にアルミ製の折りたたみ式椅子とサッカーボール、同市立三方原中にエアコンを贈呈した。 両校で寄贈式が行われ、リンクの倉田学常務は「未来を担う子供たちに少しでも役立てれば」と述べた。豊岡小では、鈴木右二校長が「アルミの折りたたみ式椅子は生徒の持ち運びも容易で負担軽減になる。体育館の床の傷防止にもなる」などと感謝した。三方原中では、池沼光徳校長が「エアコンを設置した部屋は応接室として利用している。良い環境で外部の方を迎えられることがうれしい」などと返礼した。 寄贈は同行の地方創生私募債を活用した教育支援の一環。
-
クラウドで営業効率化 しずおかFG システム導入
しずおかフィナンシャルグループ(FG)は、クラウドを活用した新たな営業支援システムを導入した。これまで法人と個人の顧客別、静岡銀行とグループ各社の会社別で運用していた管理システムを一元化し、グループ全体での業務効率化と提案力強化につなげる。クラウドシステムをグループで導入した事例は国内地銀で初という。 銀行の支店と本部、グループ会社間で顧客の基本情報や社員のスケジュールを共有し、顧客対応力を高める。これまで特に銀行の支店は紙での報告や決裁が中心だったため、日報の音声入力機能などを取り入れてデジタル化を推進する。 共有できる情報は顧客から同意を得た情報のみとする。金融商品取り扱い時には顧客
-
経営難のヴァンジ美術館 クレマチスの丘と一体運営を サンフロント21懇話会、官民連携で支援提言
静岡県東部の活性化を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は21日、コロナ禍の経営難で県への無償譲渡が検討されている長泉町のヴァンジ彫刻庭園美術館の利活用について、官民が連携して周辺にある「クレマチスの丘」と一体的に運営を図るべきと、川勝平太知事に提言した。 提言では、ヴァンジ美術館が文化芸術に触れる貴重な場で、県外からも多くの訪問者がいる文化・観光スポットであるとした上で、県東部の文化力向上の戦略的な取り組みとして公的文化拠点の必要性を訴えた。 県の支援でヴァンジ美術館を公共施設として存続させた上で、ベルナール・ビュフェ美術館、井
-
静岡銀行と県信用保証協会 SDGs支援保証 環境大臣賞金賞
静岡銀行と県信用保証協会は20日、ESG(環境・社会・企業統治)関連で優れた実績を上げた金融機関や企業に贈る「第4回ESGファイナンス・アワード・ジャパン」(環境省主催)の間接金融部門で、最高賞の環境大臣賞金賞を共同受賞した。昨年4月に創設した「SDGs支援保証制度」の取り組みが評価された。 制度はSDGs推進に向けた設備・運転資金を金融機関から借り入れる際、行動宣言書を提出すると、保証料の0・1~0・2%引きや保証期間延長の優遇措置を受けられる。全国に先駆けて静岡銀と同協会が開発し、現在の取扱金融機関は県内全ての地銀・信用金庫と愛知銀行の計5地銀・9信金に拡大した。同協会によると、同制度
-
浜松いわた信金 新築の浜北支店 3月13日プレ開業
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は20日、老朽化のため新築した浜北支店(浜北区貴布祢)を3月13日に同敷地内にプレオープンすると発表した。5月22日のグランドオープン時に、近隣の美薗支店(浜北区西美薗)を新浜北支店内に移転し、「店舗内店舗」の形態で営業を継続することも併せて公表した。 地域特性や利用者の声を踏まえた再編の一環。新浜北支店は鉄骨2階建て。天竜杉を使い、LED機器の全館採用など省エネ性にも配慮した。ATMは4台備える。開設から約40年が経過した現店舗は、新施設のプレオープン後に解体し、駐車場を整備する。 移転予定の美薗支店については5月19日まで、現在地で窓口営業を行う。
-
三島信金西支店 預金取り扱い特化 4月から昼休業導入
三島信用金庫は4月3日から、西支店(三島市西本町)の業務を預金取り扱いに特化するとともに、窓口業務に昼休業を導入する。 事業者向けの融資や支援サービス、個人ローンなどの業務は約600メートル離れた本店営業部(同市芝本町)で受け付ける。窓口の昼休業は正午から午後1時まで。業務効率化と店舗網の維持が目的で、昼休み導入は19店舗目。
-
静岡の小学校にボール 清水銀行とJ2清水 寄贈式典
清水銀行とサッカーJリーグ2部(J2)の清水エスパルスは18日、静岡市の小学校に提供するサッカーボールの寄贈式を行った。両者によるSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環。 清水銀行が金融商品「清水エスパルス応援定期預金」の預け入れ総額の0・01%に当たる30万円をエスパルスに寄付。エスパルスも同額を加え、購入費に充てた。 静岡市清水区のIAIスタジアム日本平で行われた試合前に式典を実施。清水銀行の岩山靖宏頭取とエスパルスの山室晋也社長が、静岡市の田辺信宏市長と赤堀文宣教育長にボールを手渡した。 ボールは学校活動で使用してもらうことを想定し、寄贈先は今後選定する。
-
三島信金支店に大仁署が感謝状 特殊詐欺防止
特殊詐欺被害を未然防止したとして、大仁署はこのほど、伊豆の国市の三島信用金庫田京支店と大瀧健人店舗長に署長感謝状を贈った。 同署によると、1月30日正午ごろ、来店した60代女性がATMの操作に迷っていたため、大瀧店舗長が声をかけた。話を聞いたところ、還付金名目の詐欺であることが疑われた上、女性の携帯電話に犯人から電話がきたため、大瀧店舗長が電話に出て女性にATMの操作をやめさせ、警察に通報した。 同支店で高橋文典署長から感謝状を受け取った大瀧店舗長は「女性は信じ込んでいて詐欺の恐ろしさを知った。何げない声かけから防げてよかった」と振り返った。高橋署長は「手口はいろいろと変わるので、今後も
-
2月の景気判断12カ月据え置き 個人消費が堅調に推移 日銀静岡支店
日銀静岡支店が16日発表した2月の県内金融経済動向は、景気全体の判断を「新型コロナウイルス感染症や供給制約の影響を受けつつも、基調としては持ち直している」と12カ月連続で据え置いた。個人消費は冬物商品の販売が堅調に推移し、生産は業種によって好不調が分かれた。 1月以降の気温低下で、百貨店や量販店で冬物衣料や暖房器具の需要が高まった。政府の支援策効果もあり、宿泊、飲食関連も回復傾向にある。 食料品は外出者の増加に伴う生産増などで、「弱めの動き」から「幾分持ち直している」へ27カ月ぶりに上方修正した。一方、紙・パルプは原料高のあおりで生産が減り、39カ月ぶりに「弱めの動き」に下方修正した。
-
人事=清水銀行(13日)
総務管理部付主席統括役(支店営業部主席推進役)塩崎真達