静岡県内金融機関の記事一覧
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企業のCO2算定、排出削減後押し 金融など静岡県内9機関の連携会議発足 行政とも協力
企業の二酸化炭素(CO2)排出量を算定し、脱炭素に向けた取り組みを推進する静岡県内の7金融機関と2公共機関による連携会議が22日、静岡市で発足した。静岡銀行が他行や信用金庫と展開するクラウド算定サービス「しずおかGXサポート」の普及を図り、取引先各社の現状把握と排出削減を後押しする。成功事例などを情報共有し、行政とも連携しながら地域で脱炭素社会の実現を目指す。 参加機関は静岡、スルガ、清水の3銀行と静清、浜松いわた、三島、島田掛川の4信金、県産業振興財団企業脱炭素化支援センター、県信用保証協会。電力などのエネルギー使用量を表計算ソフトに入力、可視化するGXサポートの活用を取引先企業に促し
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静清信金藤枝支店 特殊詐欺被害防ぐ 藤枝署が感謝状
藤枝署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、静清信用金庫藤枝支店(高田剛弘支店長)に署長感謝状を贈った。 同署によると、3月8日、来店した藤枝市内の高齢夫婦が土地購入の頭金として現金300万円を出金しようとした。職員が不動産会社名や連絡先を聞き、返答に困っていた夫婦を不審に思い同署に通報するなどして被害を防いだ。 同署で贈呈式が行われ、高田支店長は坂田幸隆署長から感謝状を受け取った。
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資産活用テーマにセミナー 沼津でスルガ銀とクレディセゾン
スルガ銀行とクレディセゾンは20日、資産活用をテーマにした金融セミナー「セゾンマネースクール」を沼津市のららぽーと沼津で開いた。昨年5月に結んだ資本業務提携の一環で、共催は初。 ファイナンシャルプランナーなどの資格を持つ同銀行の陸奥田高明さんが講師を務め、参加者17人に生活に役立つ資産活用のポイントなどを解説した。 陸奥田さんは、インフレが進むと同じ金額で買える物が減るため、実質的にお金の価値が下がると説明。夫婦2人が趣味や旅行を楽しみつつ、ゆとりある老後を過ごすためには9000万円以上が必要とされていることを紹介し、資産運用の重要性を強調した。新NISA制度の特徴なども解説した。
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飯塚が男子200に参戦、高レベル 5月3日に静岡国際陸上
5月3日にエコパスタジアムで行われる陸上の日本グランプリシリーズ第5戦、第39回静岡国際陸上競技大会(静岡陸上競技協会主催、静岡新聞社など共催)のエントリー選手が18日までに発表された。男子200メートルは4大会連続となるパリ五輪出場を目指す飯塚翔太(ミズノ、藤枝明誠高出)をはじめ、大会2連覇を狙う日本選手権覇者の鵜沢飛羽(筑波大)らハイレベルな陣容になった。 男女の200メートル、400メートル、800メートル、400メートル障害、走り高跳び、ハンマー投げと男子砲丸投げの13種目を実施する。男子800メートルは昨年、5年ぶりに日本選手権を制した川元奨(スズキAC)が参戦。男子400メート
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海洋産業振興で関係強化 MaOI機構、清水銀と協定
マリンオープンイノベーション(MaOI)機構は18日、海洋資源を活用して産業創出を目指す「MaOIプロジェクト」推進に向けた協定を清水銀行と締結した。地域の経済活動に精通する金融機関と情報交換を密に技術開発や人材育成を図る。協定締結は2例目。 静岡県庁で締結式を開き、同機構の松永是代表理事は「同じ清水を拠点に(2019年の)機構設立当初から築いた交流をさらに強化したい」と期待。清水銀の岩山靖宏頭取は「海から得られる持続可能な恵みによる経済効果は非常に大きいはず。環境を保全しながらのブルーエコノミーの実現に産官学金で取り組みたい」と話した。 MaOI機構は県が100%出資する一般財団法人。
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ゼロカーボンシティ実現へ協定 島田掛川信金と袋井市
袋井市と島田掛川信用金庫は18日、「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた連携協定を締結した。 袋井市は2021年度に、50年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言し、23年度は「市地球温暖化対策実行計画」を策定した。協定には、同信金の取引先事業者の温室効果ガス排出量可視化や脱炭素経営のノウハウの提供、促進などについて盛り込まれた。同信金が自治体とゼロカーボンシティに関する協定を結ぶのは初めて。 大場規之市長と同信金の千葉靖史理事長が市役所で協定書に署名した。千葉理事長は「脱炭素化は地域の重要課題。持続可能なまちづくりに貢献していきたい」と話した。
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脱炭素化実現へ連携協定 袋井市と島田掛川信金
袋井市と島田掛川信用金庫は18日、「ゼロカーボンシティ」の実現に向けた連携協定を締結した。 袋井市は2021年度に、50年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言し、23年度は「市地球温暖化対策実行計画」を策定した。協定には、同信金の取引先事業者の温室効果ガス排出量可視化や脱炭素経営のノウハウの提供、促進などについて盛り込まれた。同信金が自治体とゼロカーボンシティに関する協定を結ぶのは初めて。 大場規之市長と同信金の千葉靖史理事長が市役所で協定書に署名した。千葉理事長は「脱炭素化は地域の重要課題。持続可能なまちづくりに貢献していきたい」と話した。
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御殿場に初支店 三島信金
三島信用金庫(高嶋正芳理事長)は17日、御殿場市川島田に同市初の支店「御殿場支店」を開業し、オープンセレモニーを開いた。 同金庫によると、2021年10月に開設した「御殿場法人オフィス」の店舗形態を支店に昇格させた。新規出店は約10年ぶりで、県内50店舗目という。 2階建てで、延べ床面積は388平方メートル。同所にあった建物をリノベーションした。1階は窓口カウンターをなくして開放感と明るさを確保し、2階はセミナーなどを開催できる広い空間を設けた。 セレモニーで高嶋理事長は「小さな縁を大切に、地域の輪に入れていただき、御殿場らしい人づくりやまちづくりに貢献させていただきたい」と述べた。
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富士山の写真、5月から募集 最優秀賞はカレンダーに 静岡中央銀行
静岡中央銀行(沼津市)は5月1日から、富士山フォトコンテストの作品を募集する。静岡、神奈川両県で2023年1月以降に撮影した横位置のカラー写真が対象。最優秀賞に選んだ作品を同行の25年カレンダーに使用する。入賞作品は同行店舗で展示予定。入賞者に賞状などを贈る。 応募は1人5点まで。A4サイズにプリントし、裏面に応募票を貼り付け、〒410-0892 沼津市魚町1、サンフロント5階、静岡新聞社東部総局東部ビジネスセンター内「富士山フォトコンテスト」事務局に郵送する。 コンテストは2011年から続ける。問い合わせは同事務局<電055(962)0381>へ。
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藤枝の「白ふじ蛍の会」に実行章 小さな親切運動静岡県本部 ホタル楽しむ環境保全
「小さな親切」運動静岡県本部は15日、長年ホタルを楽しめる地域の環境保全活動に取り組む藤枝市の市民団体「白ふじ蛍の会」に実行章を贈った。 同団体は同市葉梨西北地区の住民有志でつくる。地元の葉梨西北小の児童にホタルの飼育方法を指導しながら、豊かな自然を守る大切さを伝えている。会員は児童と共に、ふ化した幼虫の生育状況の確認や放流などの作業に励む。 静岡銀行藤枝支店で行われた贈呈式には、海野一博会長(69)と津島治房副会長(73)が出席した。同本部藤枝地区支部長の増田秀明支店長から実行章を受け取った海野会長は「章を励みに、これからも活動を頑張りたい」と述べた。
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「特殊サギ被害ゼロの日」 静岡中央署と警備業協会が街頭広報 「手口学んで積極啓発」
本年度最初の「特殊サギ被害発生ゼロの日」に合わせた街頭広報キャンペーン活動が15日、静岡県中部の各地で展開された。年金支給日に金融機関などを訪れる高齢者らに警察や関係機関が詐欺被害防止対策を訴えた。 静岡中央署では県警備業協会と連携し、静岡市葵区の静岡銀行呉服町支店で広報活動を実施した。 署員や地域安全推進員と同協会の立川勝彦会長や青年部会メンバー、警備員ら約30人が江川町通りに並び、来店客に固定電話機の対策などを呼びかける啓発チラシを配った。警備業界のマスコットキャラ「ガードくん」と「ガドワンくん」も県内で初めて登場した。 立川会長は「警備業界も一段視野を広げ、地域全体、県全体の治
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清水署「特殊詐欺警戒を」 静岡の銀行支店で広報 電話機対策の導入呼びかけ
清水署は静岡市清水区の静岡銀行清水中央支店で広報活動を実施し、利用客の特殊詐欺への警戒意識高揚を図った。 署員とボランティア約20人が店舗周辺で啓発品を配布。毎年静岡県内ワーストを争っている同区内の特殊詐欺発生状況を伝え、電話機対策の導入を呼びかけた。 同区内における今年の特殊詐欺被害は15日時点の速報値で6件、計約529万円となっている。
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静岡銀行 共通KPI作成 持続的社会への活動指標 温室ガス削減や雇用多様性 取引先企業に提案へ
静岡銀行は、環境や社会経済に好影響をもたらす企業活動の方向性を示した共通KPI(重要業務指標)を作成した。行政や国際社会が設定する目標とも結びつけ、気候やエネルギーなど項目別に想定される成果も記した。活動の内容や度合いを評価・分析して融資するポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)の指標として、取引先企業に提案する。 これまで同行がPIFを実行した取引先企業の活動を整理し、業種横断的な取り組みや成果、業種別の傾向などを分析。共通項目を抽出し、全業種向けと製造、医療・福祉、建設など各業種の共通KPIを設定した。 「気候」分類では温室効果ガス(GHG)排出量の可視化、目標設定によりG
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ビジネスマナー 若手社員が実践練習 島田掛川信金が講座
島田掛川信用金庫は11日、地元企業の若手社員を対象にしたビジネスマナーの基礎研修講座を島田市の同信金島田本部で開いた。 同信金や取引先の企業17社から若手社員32人が受講した。フリーアナウンサーの牧野光子さんが講師を務め、社会人に求められる身だしなみや、名刺交換の方法などを解説した。電話対応では、2人一組で実践的な練習も行い、言葉遣いや発声を確認した。牧野さんはハキハキとゆっくり話すことなど具体的なアドバイスを送った。 産業用ロボットシステムのヤナギハラメカックス(吉田町)の望月彩矢さん(18)は「初めてのマナー研修だったので良い経験になった」と話した。
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初取引合わせ「新茶どうぞ」 茶娘姿の職員提供 静岡市の金融機関
静岡茶市場(静岡市葵区)で12日朝に行われた新茶初取引に合わせ、市場近くの金融機関では茶娘の衣装に身を包んだ職員が来店者に新茶を振る舞った。 静清信用金庫では、同区の本店営業部など3店舗で本山茶と茶菓子を提供。本店営業部では営業推進部の鈴木ことみさん(22)が茶葉の良さを引き立てるため湯の温度を丁寧に調節して呈茶し、「香りが高い」「色もきれい」と来店者から好評を得ていた。 同区の茶問屋街にあるしずおか焼津信用金庫安西支店では、来店者がロビーでゆったりと風味豊かな新茶を楽しんだ。伊東和磨支店長(50)は「安西は歴史あるお茶の街。新茶の魅力をアピールして地域貢献につなげたい」と話した。 (
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⚽36チーム熱戦火ぶた 静岡県社会人リーグ開会式
2024年度県社会人サッカーリーグの開会式が、このほど行われた。リーグ戦は1、3部が14日、2部が21日にそれぞれ開幕する。各リーグ12チームの計36チームが参加。総当たりで成績を競う。 24年度編成は次の通り。 【1部】FNプリマヴェーラ、浜松シティ、オーラン袋井、静岡市役所清水、ブラックキティ、焼津、フォンテ静岡、芙蓉ク、常葉大UNIV、チャッキリーズ、静岡産大セカンド、静岡ガス 【2部】シミズ・ウォンテッド、パイシャオン、ニノ・マルバド、SJファナン、ユナイテッド、静大ク、中部電力、ウィスタリア藤枝、ファラーゴ、YJSS-OB、ラソス、ヤマハ発動機 【3部】マイルドイレブン、静
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三島信金が「紅こうじ」巡り緊急融資 影響を受けた事業者支援
小林製薬の「紅こうじ」原料を巡る健康被害問題を受け、三島信用金庫は10日までに、緊急支援融資の取り扱いを始めた。同信金によると、事業者への影響拡大が懸念されるため、迅速な支援資金の供給を目的に他の金融機関に先駆けて開始したという。 同社の紅こうじを使用した商品を取り扱っていた法人や個人事業主に加え、風評被害による類似商品の販売減など間接的な影響を受ける事業者も対象にする。運転、設備資金として1千万円以内を融資する。 融資期間は5年以内、年1・3%の固定金利。12月30日まで取り扱う。
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スタートアップと静岡県内企業が交流 浜松いわた信金など
三菱UFJ銀行と浜松いわた信用金庫はこのほど、県内で事業展開する企業が東京都や福岡市など全国のスタートアップ(新興企業)と交流するイベント「オープンイノベーションサウナ」を浜松市中央区の起業家支援拠点FUSEで開いた。 三菱UFJ銀が地方で取り組むビジネスマッチングで、同信金との開催は初めて。県内関連はソミックマネージメントホールディングス(浜松市)、サーラコーポレーション(愛知県豊橋市)などが参加した。サーラの担当者は人口減に伴うエネルギー事業の縮小を見据えて「住まい」「暮らし」関連の事業開発に力を入れていると解説した。 スタートアップは電力の市場価格を踏まえてEV(電気自動車)への充
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北大路欣也さんら 春の園遊会に招待 宮内庁発表
宮内庁は、天皇、皇后両陛下が主催し、23日に東京・元赤坂の赤坂御苑で催される春の園遊会の招待者を発表した。9日付。昨年、文化勲章を受章した元日本サッカー協会会長の川淵三郎さんや文化功労者に選ばれた俳優の北大路欣也さんら計約1770人が招かれた。 招待者は、中央省庁が分野ごとに推薦した功労者のほか、国会議員や官僚、自治体関係者らとその配偶者。新型コロナウイルス禍で昨年の春と秋は通常の半数程度に絞っていたが、今回は功労者の招待が増えた。食事の提供を再開し、サンドイッチなどの軽食が振る舞われる。アルコール類は引き続き控える。 ほかに、能登半島地震で被災した石川県の善田善彦県議会議長や現代美術家
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スキル生かしシニア社員「複業」 人材難の地元中小と連携 「経営者の伴走役に」 県東部に事業所 東芝テック
複数の仕事を兼ねる「複業人材」の積極活用に向け、国の実証事業が静岡県東部で本格化している。知識と経験を有する大企業のシニア社員と、人材難に悩む地元の中小企業が連携。バブル期に大量入社したシニア社員のキャリア形成を含め、双方の課題解決への枠組み構築を目指している。 「自分の強みを棚卸しできた」。三島と伊豆の国両市に事業所を構える東芝テック(東京)の社員遠山浩二さん(63)は、全5回のリスキリング(学び直し)スクールに臨み、自身を見つめ直す契機になったと明かす。 経済産業省関東経済産業局の実証事業「地域の人事部」事務局の三島信用金庫などが昨年12月からスクールを三島市などで開講。県東部に住む
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預金金利引き上げ 遠州信金
遠州信用金庫は8日、預金金利を引き上げた。普通預金は0・001%から0・02%に、定期預金は1年が0・002%から0・025%などになる。7月31日まで実施している浜名湖花博記念定期も金利を引き上げた。
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フラワーパークに30万円を寄付 遠州信金 浜松市
遠州信用金庫(浜松市中央区)はこのほど、健康増進事業に活用してもらおうと、はままつフラワーパーク(同区)に30万円を寄付した。 同園で贈呈式を行い、塚本こなみ園長に守田泰男会長が目録を手渡した。同園は昨年、ダンスなどの健康増進イベントを開催するなど健康増進活動を展開している。守田会長は「観光と健康の両輪で、世界のフラワーパークになってもらえれば」と期待を寄せた。
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店舗を彩る障害者絵画 浜松いわた信金 巡回展
浜松いわた信用金庫は3日、障害のある県西部の作家4人の絵画作品巡回展を浜松市中央区元城町の本部棟など4カ所で始めた。来年3月まで同信金の11カ所を巡回して披露する。障害者支援や芸術文化振興を図る県の事業「まちじゅうアート」の一環。 展示しているのは、マッコウクジラやタコ、運河がある街並みや天竜浜名湖鉄道を題材に、水性ペンや水彩絵の具などで色鮮やかに仕上げた4作品。3期に分けて巡回し、1期目(4~7月)は本部棟のほか本郷、西町、天竜川各支店(いずれも同区)で並ぶ。 4月末まで本部棟に展示する「マッコウクジラ」の作者kazuyukiさん(53)=菊川市=は「クジラの優しさや雄大さを表現した。心の
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浜松いわた信金、新中計発表 「経済波及」を重視、資金供給と提案強化
浜松いわた信用金庫は5日、2024~26年度の新中期経営計画(新中計)を発表した。10年後の地域の未来を見据え、新設のファイナンス支援部を軸に資金供給を強化するコアビジネスと、課題解決提案のソリューションの2戦略を柱に持続的成長を促進する。成果指標に取引先1万7千社の売上高と域内関連産業への波及による売上高を合計した経済波及効果を設け、22年の6兆1256億円から継続的な増加を目指す。 同日、浜松市中央区の本部で会見した高柳裕久理事長は、変革期の地域産業や金融環境変化の中で「覚悟を持って未来に挑戦する」と述べた。新中計は、浜松信金と磐田信金の合併後の19年度から5年間の第1次に次ぐ。設定
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島田掛川信金が支店再編
島田掛川信用金庫は5日、1支店を統廃合し、2支店を複数店舗が同じ建物内で営業する店舗内店舗として移転させる再編計画を発表した。人材を課題解決支援やコンサルティングなどの部門に集中させることでサービスの向上を図る。 統廃合は、藤枝市の駅南地区にある大洲支店を藤枝南支店に統合する内容で、10月15日を予定している。移転関連は、11月5日に掛川市の駅南支店が本店営業部の店舗内店舗になる。同18日には島田市の島田西支店が島田本店営業部の建物内に移転する。 統廃合に伴い、同信金の店舗は48店舗になる。
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支店再編を発表 島田掛川信金
島田掛川信用金庫は5日、1支店を統廃合し、2支店を複数店舗が同じ建物内で営業する店舗内店舗として移転させる再編計画を発表した。人材を課題解決支援やコンサルティングなどの部門に集中させることでサービスの向上を図る。 統廃合は、藤枝市の駅南地区にある大洲支店を藤枝南支店に統合する内容で、10月15日を予定している。移転関連は、11月5日に掛川市の駅南支店が本店営業部の店舗内店舗になる。同18日には島田市の島田西支店が島田本店営業部の建物内に移転する。 統廃合に伴い、同信金の店舗は48店舗になる。
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健康経営 無理なく効率的に デジタル活用、産業医連携 各社、意識高揚図る
従業員の健康増進を企業の生産性向上につなげる「健康経営」の取り組みが県内で広がっている。産業医との連携やデジタル技術の活用によって社員が自身の健康状態に目を向け、運動や食事管理につなげるなど多様な仕組みづくりが各社で進む。勤務中の隙間時間も使いながら、無理なく効率的な健康意識の高揚を図る。 静清信用金庫は1月、就業時間中のオンライン診療を開始した。受診対象の症状はアレルギー、便秘、睡眠時無呼吸症候群(SAS)。花粉症に悩む職員の大石彩子さんは3月中旬、職場でタブレット端末の画面越しに数分間の問診を受けた。処方薬は指定の薬局で受け取れ、「待ち時間がなくて便利。仕事を休む必要もない」と満足げ
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自己株式取得へ スルガ銀行
スルガ銀行は4日の取締役会で、発行済み株式総数の3・11%に当たる600万株、総額70億円を上限に自己株式を取得する方針を決めた。 取得期間は5月13日から9月末まで。同15・08%に相当する自己株式3500万株を4月30日に消却する方針も決議した。2024年3月期の期末配当は、当初予想の1株当たり7円から14円に増配する。
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しずおかFG「健康経営銘柄」に 「優良法人」静岡県内12社・団体
経済産業省はこのほど、東京証券取引所と共同で選定した全国27業種・53社の「健康経営銘柄」にしずおかフィナンシャルグループを選んだ。「健康経営優良法人2024」も発表し、大規模法人部門上位500社の「ホワイト500」に静岡県内の12社・団体を認定した。 県内のホワイト500認定企業・団体は次の通り。 しずおかフィナンシャルグループ、しずおか焼津信用金庫、鈴与商事、静清信用金庫、TOKAIホールディングス、浜松ホトニクス、ヤマハ、ヤマハコーポレートサービス、ジヤトコ、ジヤトコエンジニアリング、ヤマハ発動機、ヤマハモーターエンジニアリング
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経常利益30.7%増に スルガ銀行 中期経営計画 目標を上方修正
スルガ銀行は4日、2023~25年度の中期経営計画後期でKPI(重要業務評価指標)の達成目標を修正した。最終25年度の見通しとして、経常利益を23年4月に公表した当初目標の130億円から30・7%増の170億円、新事業の粗利益は160億円以上から190億円以上に引き上げた。 全6カ年の中期経営計画のうちの後期3カ年計画。公表後の23年5月にクレディセゾンと資本業務提携を結んだ。計画策定時に織り込んでいなかった不動産ファイナンスなどセゾンとの共同事業が順調に推移し、ローン新規実行額が伸びていることから上方修正した。連結ベースの純利益目標も、当初の110億円から22・7%増の135億円に引き上
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ハローワーク掛川 10月21日庁舎移転 駅前の複合ビルに
掛川と菊川、御前崎の3市を管轄する掛川市金城の掛川公共職業安定所(ハローワーク掛川)は10月21日、掛川駅前の複合ビル「SKしんきんプラザ」(同市駅前)の2階に移転する。10月18日まで、現庁舎での業務を継続する。 静岡労働局によると、現庁舎の老朽化が主な理由。現庁舎は掛川駅から約1・5キロ離れているため、駅前への移転で利用者の利便性向上も図る。移転の前後で電話番号に変更はない。 複合ビルは島田掛川信用金庫が建設し、4月8日に開業する。鉄骨造の5階建てで、ハローワークのほか、同信金掛川駅前支店や中部電力グループなどがオフィスを構える。
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“健幸都市”実現へ 優良事業を表彰 浜松市がフォーラム
浜松市はこのほど、“予防・健幸都市”実現を官民連携で目指す「浜松ウエルネスフォーラム」を中央区で開き、優れた取り組みをたたえる「浜松ウエルネスアワード」の本年度受賞者を中野祐介市長が表彰した。 市民健幸部門は14件の応募があり、野村不動産ライフ&スポーツ・メガロス浜松市野・イオンモール・イオンモール浜松市野の4社共同の健康運動教室が大賞に選ばれた。商業施設で日常的に無理のない運動を普及させる事業で、幅広い年代の参加者が継続利用している。優秀賞は市花みどり振興財団・遠州信用金庫とジャングルジム・ヘルスファーストの2件。 健康経営部門は応募6件のうちスズキが大賞に輝いた。社長の発信、従業員の意見
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定期金利引き上げ 富士宮信金
富士宮信用金庫は3日、定期預金の金利を8日から引き上げると発表した。1年は0・002%から0・025%になる。
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地場産業発展へ思い新た 焼津で慰霊祭 水産翁3氏の功績しのぶ
焼津市の水産業の礎を築いた先人3氏の業績をしのぶ「水産翁慰霊祭」(水産翁顕彰会主催)が3日、同市の焼津神社で開かれた。漁業、行政関係者や遺族ら約50人が参列し、地場産業の発展へ思いを新たにした。 水産翁は山口平右衛門、片山七兵衛、服部安次郎の3氏。明治時代、漁港建設の基盤となった防潮堤設置や、遠洋漁業の推進、生産組合の組織化などに尽力した。 神事を執り行い、橋ケ谷長生焼津漁協組合長、杉本昭赤阪鉄工所会長、横山敦史しずおか焼津信用金庫理事がそろって神棚に玉串をささげた。橋ケ谷組合長は「『政・官・漁・水』が一体となって郷土の発展に寄与する」と誓った。 (焼津支局・市川淳一朗)
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役所の仕事「よその目」で検証 企業人材 受け入れ加速 沼津市 過去最多5人活躍
沼津市は地元企業の人材受け入れを加速させている。「役所の仕事は本当に正しいのか。外からの指摘を取り入れたい」と頼重秀一市長。4月からは過去最多の5人が地域再生へ臨む。お役所仕事の“検証”にも期待が寄せられる。 「沼津の活性化に貢献できれば」。1日、沼津信用金庫の鈴木俊一理事長が市役所に頼重市長を訪ね、2022年度から始めた交流人事について意見を交わした。3年目となる本年度は、同信金の式本真有さんが市産業政策課に、市の及川尚亮さんが同信金地域創生部にそれぞれ派遣され、2人は抱負を披露した。 市の民間人材登用は、同信金との地方創生強化へ連携を確認したことがきっかけ。今では、企業版ふるさと納税を活
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新興企業の資金調達支援 静岡県信用保証協と浜松いわた信金
静岡県信用保証協会は浜松いわた信用金庫(浜松市中央区)と組み、スタートアップの円滑な資金調達や成長を促進するための支援体制を構築した。同協会本部に専任担当者を置き、融資保証の申し込み前から審査、その後のフォローアップまで一貫して支援する。1日に運用開始した。 同信金が市内に構える起業家支援拠点「FUSE」の会員や相談に訪れた企業などが対象。企業の保証受付の窓口や審査は、通常同協会の支店が担うが、今回の連携体制では本部職員が直接関与する。 スタートアップ支援のノウハウを持つ浜松いわた信金側と綿密に情報交換し、企業の資金調達の課題などを解決しながら踏み込んだ支援を行う。 方策の一つとして、
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外国人材と企業 マッチング 東南アジア 機関と連携、融資 人手不足解消、「選ばれる県に」 しずおかFG 就労支援サービス
しずおかフィナンシャルグループ(SFG)は、外国人の就労支援サービスに乗り出した。特定技能の在留資格を受ける東南アジアの人材を日本に呼び込み、人手不足に悩む取引先企業とマッチングを図る。フィリピンの技能実習生には、来日にかかる資金の融資を安全に受けられる環境整備を現地金融機関と進める。 同サービスを手がけるのは、同社傘下のSFGマーケティング。人口増が続くフィリピン、インドネシアなどで現地の関係機関と協業し、日本での就労希望者を取引先企業に紹介する。高い日本語能力と職業専門性を持つ特定技能労働者は、人手不足が深刻な介護業界などで求人意欲が強く、対象業種への追加が見込まれる運送業など4分野でも
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定期金利引き上げ 富士信金
富士信用金庫は2日、定期預金の金利を8日から利上げすると発表した。1年は0・025%、5年は0・2%などにする。
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スルガ銀行、不正融資問題の教訓紹介 企業や自治体にセミナー 組織風土改善、意識改革呼びかけ
2018年に発覚した不正融資問題を受け、信頼回復に向けて強化した再発防止策と教訓を広く紹介しようと、スルガ銀行(沼津市)がハラスメント防止とコンプライアンス(法令順守)に関するセミナーを取引先企業や自治体、議会を対象に展開している。第三者委員会にコンプライアンス意識の欠如などを厳しく指弾された「苦い経験」を踏まえ、組織風土改善や働く人一人一人の意識改革の重要性を呼びかける。 「根深い不正体質」「統治働かずパワハラも横行」―。同銀行が無償で提供するセミナーは、組織的関与が明らかになった不正融資問題の背景と、根本的な原因を振り返る体験談から始まる。 講師を務めるのは不祥事後に拡充強化したコン
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「社会課題をビジネスに」 静清信金 経済講演会 弁護士・野村氏 解説
静清信用金庫が主催する経済講演会がこのほど、静岡市内で開かれ、弁護士の野村修也氏が「日本社会の課題と地方経済再生の鍵」と題して講演した。教育や高齢者福祉など山積する社会課題の解決がビジネスにつながる新しい資本主義について解説した。 人口減少が続く日本の国際社会における発言力低下、借金が膨らむ国内財政の現状について説明した。子供の教育格差につながる相対的貧困や空き家の増加にも触れ、これらの課題解決を「ビジネスチャンスに変えるのが新しい資本主義」と指摘。飲酒運転の抑止につながるノンアルコール飲料の普及や地球環境に優しい電気自動車(EV)の開発など公益性と企業利益を両立する共通価値の創造(CSV
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人事=静岡中央銀行(1日)
システム部付部長 棗田秀年▽シニアマネージャー(マネージャー)経営管理部経営企画グループ土屋英俊▽シニアマネージャー(マネージャー)融資部融資企画グループ望月一成▽シニアマネージャー(マネージャー)人事部労務・採用グループ青山一行▽シニアマネージャー(業務役)本店営業部店頭営業グループ森智恵美
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ベテラン活躍後押し スルガ銀行 新人事制度 職種認定や報酬改善
スルガ銀行は1日、ベテラン社員を対象にした新しい人事制度を導入した。長年の経験を生かし、定年後もこれまでと同じように活躍できる職種を設けるとともに、報酬待遇を改善した。一部職種は公募を行う。 スローガンは「70歳まで活躍、貢献を期待するスルガ」。人口減で人手不足感が強まる中、「貴重な戦力」として期待されるシニア世代の活躍を後押しして組織活性化につなげる。 新たに職種認定するのは部長や支店長といった管理職、営業職のシニア・コンサルタント、社員の模範となるマイスター、専門性を有するCS業務リーダー。定年後の再雇用でも引き続き、現場の第一線で会社と社会に貢献できる環境を整備した。認定社員には通
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イノベーション促進へ組織改定 しずおかFG
しずおかフィナンシャルグループ(FG)は1日、社内の組織改定を実施した。新事業やイノベーションの促進を担うグループ事業開発部を設置し、最高イノベーション責任者(CINO)に大塚毅純執行役員を充てた。 傘下の静岡銀行は国際戦略の推進に向け、有望な投融資で収益拡大を図る国際金融部を新設。アジア地域の社会・市場動向を捉え、成長事業を加速させるプロジェクトチームも拡充した。従来の国際営業部は国際取引や外為取引、海外進出支援などの専門性を強化した。
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遺贈の円滑化へ協定 島田掛川信金と袋井市
袋井市と島田掛川信用金庫はこのほど、故人が遺言で預貯金を自治体などに寄付する「遺贈」に関する協定を締結した。 協定は、遺贈の手続きの円滑化や希望に沿った寄付につなげることを目的とした。同信金が希望者の相談に応じて専門的な助言でサポートし、市は市民から遺贈の相談を受けた場合に同信金を紹介する。 大場規之市長と同信金の千葉靖史理事長が市役所で協定書に署名した。千葉理事長は「社会貢献への意識が高まり、遺贈の需要は高まっている。自治体に貢献したいという方の役に立てられれば」と話した。 同信金は同市を含む7市2町と同様の協定を結んでいる。
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遺贈の円滑化へ協定 袋井市と島田掛川信金
袋井市と島田掛川信用金庫はこのほど、故人が遺言で預貯金を自治体などに寄付する「遺贈」に関する協定を締結した。 協定は、遺贈の手続きの円滑化や希望に沿った寄付につなげることを目的とした。同信金が希望者の相談に応じて専門的な助言でサポートし、市は市民から遺贈の相談を受けた場合に同信金を紹介する。 大場規之市長と同信金の千葉靖史理事長が市役所で協定書に署名した。千葉理事長は「社会貢献への意識が高まり、遺贈の需要は高まっている。自治体に貢献したいという方の役に立てられれば」と話した。 同信金は同市を含む7市2町と同様の協定を結んでいる。
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浜松いわた信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
ファイナンス支援部理事・部長(審査部理事・部長)高橋伸治▽総務部長(人事部副部長)鈴木広志▽事務統括部長(業務サポート部副部長)吉村訓成▽営業統括部長(資金証券部副部長)島通孝▽営業統括部営業店支援室部長=ブロック長(営業統括部営業店支援室副部長=ブロック長)藤田克彦▽ソリューション支援部付部長(ソリューション支援部副部長)栗田紀幸▽本店営業部・板屋町・伝馬町部長(磐田本店営業部・今之浦・東新町・国府台・東部台部長=副部長待遇)塚中丈久▽監査部副部長(西ケ崎・小松)西川幸則▽総務部副部長(総務部管財課長)北嶋章弘▽人事部副部長(原島・天王)鈴木義幸▽事務統括部副部長=業務管理一課長兼務(事務
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【迫る 御前崎市長選 市議選㊦】産業振興 誘致と起業が発展の鍵 4月7日告示、14日投開票
3月下旬、中部電力浜岡原発(御前崎市佐倉)にほど近い池新田工業団地。その一角に広がる約2ヘクタールの区画に雑草が茂っていた。市は2010年、工業団地を拡張し分譲地整備に乗り出したが、翌年に東日本大震災が発生。工場建設を予定していた企業から計画撤回が伝えられ、今も手つかずの状態が続いている。 市内の企業や家庭は国の原発立地給付金制度に基づき、電気料金の補助が受けられる。他にも優遇措置が用意されていて、製造業など大型設備を抱える事業者には立地メリットが大きい。しかし、震災に続いて発生した福島第1原発事故が空気を一変させた。 震災後の13年間で市内に新規立地した用地面積1千平方メートル以上の事
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清水銀行4期ぶり赤字へ 外貨調達コスト改善図る 3月期
清水銀行は29日、2024年3月期の連結業績予想を修正した。昨年11月の前回予想より、経常損益を53億円減の42億円の赤字、純損益を42億円減の34億円の赤字とした。調達コスト解消を目的に、保有している外国債を一掃したため。経常収益は株式売却益などが増加したことで3億円増の298億円を見込む。同行の最終赤字は2020年3月期以来4期ぶり。 業績予想下方修正は今期2回目。海外の金利が高止まりし、同行の保有する米国債などは外貨調達コストと受取利息が逆ざや状態となった。同行では経営を圧迫するこうした外国債を徐々に売却してきた。24年3月期は通期で630億円(うち下期で590億円)を売却した。自己
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預金金利引き上げ 静岡県内複数信金が発表
静岡県内の複数の信用金庫が29日、4月1日から預金金利を引き上げると発表した。利率はいずれも普通預金が0・001%から0・02%、定期預金(1年)は0・002%から0・025%になる。 29日までに両預金の改定を公表したのは三島、沼津、静清、しずおか焼津、島田掛川、浜松いわた信金。富士宮信金は普通預金の引き上げを発表し、定期預金は今後改定予定とした。
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「地方創生テーマ」 島田掛川信金、茶業者に講演 80人参加
島田掛川信用金庫は27日、島田、掛川両市など営業エリアの茶業者を対象にした講演会「協創力が稼ぐ時代と地方創生ビジネス」を掛川市内で開いた。約80人が参加し、千葉商科大の笹谷秀光教授の講演に耳を傾けた。 笹谷教授は、持続可能な開発目標(SDGs)を解説した上で「事業活動が孫の世代につながるかどうかという視点が大事になる」と述べた。瀬戸内海周辺で栽培されるレモンや奈良県の平城宮跡歴史公園整備事業を紹介し「日本には良いものがたくさんあり、発信の背景には必ず企業のコラボがある。協働で新たな価値をつくる力が必要になっている」と強調した。 笹谷教授は農水省出身。2008年の退官後、伊藤園に入社し、常
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新聞販売、空調清掃の次は水産加工業 ウエストハママツHD 事業承継で多角化、地域産業振興
浜松市中央区舞阪町の老舗水産物加工販売「マルマ中塩商店」が、新聞販売店を傘下に持つ同区の「ウエストハママツHD(ホールディングス)」に事業を譲渡し、新たなスタートを切った。同商店の前社長中塩弘之さん(80)は「後継者がいない中、同じ市内で安心して任せられる企業が見つかった。会社を発展させてほしい」と期待を寄せる。 中塩さんが会社の名称と雇用の維持などを条件に後継を探し、静岡銀行の仲介で1月下旬に引き継ぎが実現した。同商店はカキの卸売りや通販向けに浜名湖産ウナギの加工を手がけ、2015年にはカキ小屋「舞阪マルマ幸福丸」をオープンして飲食業にも挑戦。休日は県外から多くの観光客らが列をつくる人気店
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浜松いわた信金アプリ利用者10万人 逸品当たるキャンペーン 1日から
浜松いわた信用金庫(浜松市中央区)は、残高照会や新規口座開設などの手続きができる同信金のアプリ「夢おいプラス」の利用者が10万人に到達したことを記念し、4月1日から地元事業者の逸品が当たるキャンペーンを始める。 キャンペーンの応募先は、「カフェ&レストラン レンリ」(浜名区)の特別ランチコースペアチケット(抽選で10組20人)、洋菓子店「ミモザショコラトリー」(中央区)の人気商品詰め合わせ(抽選で20人)、チーズ工房HAKU(同区)のチーズセット(同20人)から選べる。アプリに口座登録を完了している人が対象で、新規登録者も応募できる。締め切りは5月末。 アプリは2017年にサービスを始め
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浜松交響楽団に寄付 浜松いわた信用金庫
浜松いわた信用金庫(浜松市中央区)は29日、浜松交響楽団(同区、美和雅樹理事長)に50万円を寄付した。同楽団は活動費に充てる。 同信金本部で贈呈式を行い、御室健一郎会長が美和理事長に目録を手渡した。美和理事長は「音楽を通じた地域振興に向けて活用したい」と謝辞を述べた。 寄付は41回目。累計で3300万円になった。
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富士信用金庫人事(4月1日)
業務部長(業務部次長)久保田隆靖▽監査部長(監査部次長)深沢貴宣▽業務部次長兼業務推進課長(業務推進課長)依田英明
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富士宮信用金庫人事(4月1日・地名のみは支店長または支店)
事務部事務集中課推進役(業務部営業企画課代理)松下知美▽監査部監査課長(松岡)川口達也▽松岡(監査部監査課代理)佐野要二▽松岡代理(上井出代理)佐野俊輔▽国久保代理(松岡代理)服部洸▽駅南代理(本店代理)金森朱美▽上井出代理(国久保代理)佐野好弘
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名古屋の企業に1億円 静岡銀行、名銀共同基金で初の投資
包括連携協定(アライアンス)を結ぶ静岡銀行と名古屋銀行は28日、自動車産業の課題解決に向けて立ち上げたアライアンスファンドによる初の投資を、自動車部品製造のメイク(名古屋市)に実行したと発表した。投資額は1億円で、同社が新たに発行する社債を引き受ける。 部品の軽量化、大型化が求められる電気自動車(EV)生産のニーズを見据え、同社の大型部品の製造に向けた新工場建設と大型射出成形機の導入にかかる資金を提供する。名銀が単独で運営するファンドからも2億2千万円を出資した。 両行は昨年6月、EVシフトをはじめ自動車業界の変革を後押しする5億円のファンドを設立した。県境をまたぐ支援でEVシフトに向け
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しずおか焼津信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
本店営業部長(追手町兼駒形)花村宣昭▽まるせい営業部長(石津)青野直人▽業務統括部長(本店営業部長)舟津直也▽人事部長(経営企画部調査役)法月律▽業務統括部審議役(融資部長)丸山直樹▽お客様サポート部審議役(まるせい営業部長)増田敏和▽本店営業部副部長(まるせい営業部副部長)阿部光晴▽事務部副部長(同部調査役)渡辺郁夫▽融資部副部長(瀬名)鈴木慎二▽追手町兼駒形(小鹿)小野田瑞丈▽新富(古庄)杓谷直紀▽清水(新富)森崇応▽石田(焼津兼小川)増田泰久▽小鹿(長田南)新村倫弘▽松富を兼ねる 籠上杉山喜彦▽吉原(人事部調査役)佐藤忍▽瀬名(吉原)小池和幸▽高松(小黒)杉本弘典▽小黒(押切副)大野裕
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遠州信用金庫人事(4月1日)
営業本部長を解く 会長守田泰男▽営業本部長生活サポート部長地域サポート部長 常勤理事松下和広▽経営サポート部長を解く 常勤理事井上勝▽経営サポート部長(生活サポート部長)太田克巳
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静岡県内4銀行が定期金利上げ
静岡銀行、スルガ銀行、清水銀行、静岡中央銀行は28日までに、定期預金の金利を引き上げると発表した。期間1年は0・025%、5年は0・2%などにする。スルガ銀行は既に引き上げ、他の3行は4月1日から。
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有価証券売却損 13%減少見通し スルガ銀、株価上昇
スルガ銀行は28日、2024年3月期連結決算で保有有価証券売却などに伴う損失51億8800万円を計上する見通しと発表した。株価上昇もあり、損失額は前回発表(24年2月)の60億円から13・5%減少した。 第4四半期(24年1~3月)の損失見込み額は前回発表の37億4700万円から21・6%減り、29億3400万円になった。マルチアセットファンド償還損が約55億円に上る一方で、株式売却益約21億円を計上する見通し。
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静岡中央銀行 「真のメイン先」増 次期中期計画公表
静岡中央銀行は28日、2024年度から2カ年の第15次中期経営計画を公表した。一定の融資・預金残高を持った上で決済機能や給与振り込みなどの付随取引を利用する「真のメイン先」の増加を柱に据えた。 23年度までの中期経営計画「深化1」の第2ステージと位置付け「進化2」を名称にした。法人を定期的に訪問し本業を支援する「訪問頻度管理」や個人向けの「店頭・店周営業」のチーム対応力を強化する。事業性融資残高1千万円以上の事業性コア融資先数を2年間で200先、預金残高500万円以上のコア預金先は1千先の純増を目指す。 他の重点項目としてサステナビリティの取り組みや多様な人材の登用と活躍機会の拡大などを
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島田掛川信金 50万円を寄付 静岡県環境資源協会に
島田掛川信用金庫は27日、県環境資源協会に50万円を寄付した。島田市の同信金島田本部で開いた贈呈式で千葉靖史理事長が平井一之会長に目録を手渡した。 浄財は同信金が昨年7月から2月末まで販売したSDGs定期預金の契約総額の0・01%(上限50万円)を充てた。寄付金は同信金が拠出した。当初の募集総額50億円を大きく上回る77億円が集まった。 千葉理事長は「多くの方に理念に共感していただいた。思いのこもった寄付を役立ててほしい」と述べ、平井会長は「環境人材教育などに充てたい」と謝意を示した。
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未来の都市景観発信 サンフロント21懇話会新年度方針 沼津で合同会議
静岡県東部・伊豆地域の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は28日、幹事・運営委員と地元県議、市町長らによる合同会議を沼津市のサンフロントで開き、新年度の活動方針を了承した。沼津、富士、三島3市で進む再開発事業を念頭に、未来の都市景観を「見える化」して住民に発信することなど四つの基本テーマを掲げた。今後の総会で正式決定する。 基本テーマはこのほか、県東部の産業の持続的発展と新産業創出、観光創造と文化力向上、動物と人との近接化をそれぞれ支援するとした。新年度から本格始動する3市の駅周辺の再開発事業は次世代交通システムの導入や
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島田掛川信金 50万円寄付 県環境資源協会に
島田掛川信用金庫は27日、県環境資源協会に50万円を寄付した。島田市の同信金島田本部で開いた贈呈式で千葉靖史理事長が平井一之会長に目録を手渡した。 浄財は同信金が昨年7月から2月末まで販売したSDGs定期預金の契約総額の0・01%(上限50万円)を充てた。寄付金は同信金が拠出した。当初の募集総額50億円を大きく上回る77億円が集まった。 千葉理事長は「多くの方に理念に共感していただいた。思いのこもった寄付を役立ててほしい」と述べ、平井会長は「環境人材教育などに充てたい」と謝意を示した。
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新入学児童にグッズを寄贈 富士、富士宮の5団体
富士、富士宮両市内の5団体が28日までに、富士宮市内の新入学児童用に交通安全啓発品や文房具を市に寄贈した。各団体の代表者がそれぞれ市役所を訪ね、須藤秀忠市長や池谷真徳教育長に寄贈品と目録を手渡した。 保険会社3社は黄色いワッペンを贈った。贈呈式で新入学児童の左肩にワッペンを付け、明治安田生命の森脇允樹富士宮支社長は「交通ルールを守って元気に登校して」と呼びかけた。4月から富丘小に通う佐野心花さん(6)は「算数の勉強を頑張りたい」と意気込んだ。 県トラック協会富士支部と県交通安全協会富士宮支部は反射材付きキーホルダーなどを寄託し、明るい社会づくり運動県連合会富士宮地区協議会は通学用の黄色い
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三島信金職員 沼津市に派遣 企業版ふるさと納税活用「地域発展につなげたい」
三島信用金庫(高嶋正芳理事長)は4月1日から、企業版ふるさと納税を活用し、沼津市に職員の芦川志帆さん(28)を2年間派遣する。高嶋理事長が27日市役所を訪れ、頼重秀一市長と人事交流協定を結んだ。 芦川さんはふるさと納税推進室に配属される。協定の締結式で芦川さんは「信金での営業職の経験を生かし、地域企業や市の発展につなげたい」と抱負を述べた。頼重市長は「民間の発想力を発揮してほしい」と激励した。 市は2023年度から同制度を活用し、明電舎と第一生命保険から各1人社員を受け入れている。明電舎は新年度、1人追加する。
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島田掛川信金 預金金利上げ
島田掛川信用金庫は27日、日銀のマイナス金利政策の解除を受けて4月1日に普通預金の金利を現行の年0・001%から0・02%に引き上げると発表した。
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遠州信金、環浜名湖4商工会に寄付 花博など地域活性応援
遠州信用金庫(浜松市中央区)は27日、今月開幕した浜名湖花博の会場が立地する環浜名湖地域の4商工会に対し、地域活性化支援のため各10万円ずつを寄付した。 寄付金を贈ったのは、浜松、湖西両市内の新居町、奥浜名湖、湖西市、浜名の4商工会。同区の遠州信金本部で贈呈式を開き、守田泰男会長が各商工会長に目録を手渡して「人口減少で地域の疲弊が予想される中、一緒に地域振興に取り組みたい」と呼びかけた。永田博一奥浜名湖商工会長は「コロナ禍で苦労した事業者が多く、厳しい経済状況の中で寄付は大変ありがたい。地域発展のため活用したい」と述べた。 4商工会は花博開催記念として4月6日から7月末まで、遠州信金がア
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北駿3市町と金融機関連携、脱炭素モデルを発表 産業、家庭で排出量削減 御殿場で協力宣言
2050年までに二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言している御殿場市、裾野市、小山町と、県内6金融機関が連携した脱炭素の実効的な取り組み「2市1町地域循環共生圏モデル」が26日、発表された。3市町と金融機関代表が御殿場市役所で、産業、家庭両面での脱炭素の加速に向けた協力を宣言した。 静岡銀行、スルガ銀行、静岡中央銀行、沼津信用金庫、JAふじ伊豆、県労働金庫が参加し、関連融資商品の提供や補助金の啓発などを進める。金融機関の算定ツールで排出量の可視化を促進し、行政は排出量データの提供を受けることで効果的な環境施策の検討、実施につなげていく。 ゼロカーボンシティ
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人事=しずおかフィナンシャルグループ(FG、地名のみは支店または支店長)/しずおかフィナンシャルグループ(FG、地名のみは支店または支店長)
【しずおかFG】最高イノベーション責任者(静岡銀行呉服町)執行役員大塚毅純▽リスク統括部長=静岡銀行兼務(静岡銀行市場営業部長)岩崎三郎▽グループ事業開発部長(事業開発部長)安本敬介▽経営企画部事業戦略室長=事業開発室兼務(同部事業戦略室関連事業マネージャー)辻岡義尚▽リスク統括部信用リスク管理室長=静岡銀行兼務(同部信用リスク管理室課長=静岡銀行兼務)原田健太郎▽監査部拠点監査室長=静岡銀行兼務(静岡銀行三方が原)笹本泰宏▽グループ事業開発部事業開発室長(事業開発部課長=静岡銀行グループ長待遇)白石紘康▽グループ事業開発部イノベーション推進室長(静岡銀行経営企画部イノベーション推進グループ
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人事=静岡県労働金庫(4月1日)
沼津・伊豆地域統括長(融資グループ課長)梅本彰規▽静岡中央支店長を解く 静岡地域統括長鈴木茂昭▽静岡中央支店長兼本店営業課長(業務支援グループ課長)鈴木貴浩▽沼津支店長(裾野支店長)和田智之▽浜北支店長(人事教育グループ課長)長坂修司▽島田支店長(地域共生推進グループ課長)池田和也▽裾野支店長(沼津支店副支店長兼ローンセンター長)大嶋孝治▽地域共生推進グループ課長(島田支店長)川村元彦▽お客様サービスグループ課長(浜北支店長)松下圭介▽業務統括グループ課長(同課長補佐)宮田真吾▽業務支援グループ課長(同課長補佐)鈴木亘▽預かり資産管理グループ課長(本店営業課長)奥平裕晃▽人事教育グループ課長
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普通預金の金利引き上げ 浜松いわた、富士信金
浜松いわた信用金庫と富士信用金庫は26日、日銀のマイナス金利解除を受けて4月1日に普通預金金利を現行の年0・001%から0・02%に引き上げると発表した。
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三島信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店もしくは支店長)
リスク統括部長を解く 専務理事永松歳雄▽監査部長(業務サポート部長)常勤理事秋山仁▽営業店サポート部長を解く 常勤理事今泉清司▽監査部長を解く 常勤理事山下貢▽証券国際部長(経営企画部主計課長)松井秀樹▽元気創造部長(本店営業部長)佐野千尋▽融資部長(元気創造部長)久保坂謙一▽リスク統括部長(証券国際部長)石川也寸志▽業務サポート部長(マーケティング戦略部長)大村貴之▽マーケティング戦略部長(融資部長)金野貴光▽リスク統括部副部長兼コンプライアンス課長(事務部事務集中課長)小崎祝子▽三島中央エリア長本店営業部長兼西兼二日町(下土狩)南洞祥明▽沼津南エリア長沼津兼幸町(修善寺)酒井正樹▽伊豆エ
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コラム窓辺 持続可能な未来へ(水野裕央/日本銀行静岡支店長)
諸行無常という言葉がありますが、全てのものが移り変わっていくことは、さまざまな歴史に加え、四季や異常気象などの自然も教えてくれます。 現実の経済では、人の欲は無限かつ多様で変化もします。社会課題も次々と発生します。このため、企業は得た利益を研究開発、設備、従業員へ投資し活用することで、需要の変化へ対応し、事業を継続、発展させていきます。企業の諸行無常への挑戦が持続可能な未来への扉を開けると言っても過言ではありません。 また、持続可能な未来の扉を開け続けるためには、中央集権的組織が多い既存企業との対比で分散型自律組織の議論があるように、変化に対してスピード感を持って的確に対応可能な起業や第
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東南アジアで企業のマッチング強化 静岡県内金融機関 進出需要一巡、課題解決後押し
新型コロナウイルス禍に途絶えていた海外との交流が徐々に再開される中、静岡県内の金融機関が東南アジアでのマッチング強化に力を入れている。現地では輸送機器関連を中心にサプライチェーン(供給網)の整備が進み、周辺国との物流も活発化。一方で、資材価格の高騰や人手不足などの影響も出始め、各金融機関は企業同士を結びながら課題解決を後押しする。 静岡銀行は2月下旬、インドネシアとタイを4年ぶりに視察。両国の現地法人によるネットワーク「静友会」のメンバーが集い、人的資源や人事・組織戦略をテーマにしたセミナーを通じて研さん、交流を図った。滝和彦常務執行役員はインドネシアについて「国の成長を含めて重要性をあら
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島田の“力”を結集 SDGsトイレ紙 推進連携協定で官民5者作製
持続可能な開発目標(SDGs)の推進に関する包括連携協定を締結した島田市など官民5者はこのほど、活動報告会を同市役所で開いた。SDGs推進に向け、地元事業所などの協力で作製したトイレットペーパーをお披露目した。 トイレットペーパーは昨年3月の協定締結後、5者の担当者による会議を通じて製作が決まった。リサイクルを題材に、受け取り側に喜ばれる製品として啓発に生かす。ラベルには蒸気機関車(SL)や島田大祭・帯まつり、蓬莱橋などが描かれ、リサイクルやゴミ減量などを推進する文言も付けた。ロールの製造は特種東海エコロジーが担った。デザインは就労継続支援B型事業所こむぎが担当し、就労継続支援B型事業所う
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静清信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
総務部副部長兼総務課長(総務部主任調査役コンプライアンス統括担当)牧野浩司▽総務部主任調査役コンプライアンス統括担当(融資部主任審査役)赤堀直▽経営相談部副部長兼地域創生SDGs推進課長(経営相談部主任調査役兼地域創生SDGs推進課長)中野真吾▽経営相談部主任調査役(研屋町)望月賢彦▽経営相談部主任調査役兼経営相談課長(経営相談部調査役)保科智也▽経営相談部主任調査役(経営相談部調査役)塩沢太朗▽融資部主任審査役(駒形)中山明倫▽融資部主任審査役(羽鳥)花村祐介▽片羽静岡北ブロック母店長(総務部副部長兼総務課長)熊切香樹▽駒形(登呂兼中田)吉田雄一▽研屋町(高松次長兼支店長代理融資担当)宗野
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子どもの食支援へ 3市社協に寄付金 遠州信金
遠州信用金庫(浜松市中央区)は25日までに、浜松、磐田、湖西の3市の社会福祉協議会に、経済的に困窮する世帯の子どもたちの食の支援を目指す「えんちゃん応援SDGs定期預金」で募った寄付金と、物価高騰対策分の寄付金を合わせて贈った。 2022年度に始めたSDGs定期預金は、預け入れ総額の0.01%相当額(上限100万円)を案分し、3市社協に年2回寄付する仕組み。浜松には定期分の35万円と物価上昇分の30万円の計65万円、磐田には定期分5万円を含む計15万円、湖西には定期分10万円を含む計20万円をそれぞれ贈った。 浜松市中央区の市社協では25日、守田泰男会長が寺田賢次市社協会長に目録を手渡した。
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大仁・田京支店 新築移転開業 伊豆の国に三島信金
三島信用金庫大仁支店・田京支店が25日、伊豆の国市三福の国道136号沿いに新築移転オープンした。交通の便の良い場所で同一店舗として営業する。 新店舗は鉄骨2階建て。総床面積は約490平方メートル。窓口を三つ、ATMを2台備え、敷地内をユニバーサルデザイン化した。内装の壁を木目調に、仕切りを障子風に仕上げた。 元の大仁支店は築64年、田京支店は築41年が経過し、特に大仁支店は老朽化が進んでいた。 開店前のセレモニーで関係者がテープカットを行った。高嶋正芳理事長は「人と人、地域と地域をつなぐことをテーマに、交流の場となるような店舗にしたい」と述べた。
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スルガ銀行職員 悪徳商法被害防ぐ 三島署が感謝状
三島署はこのほど、悪質な訪問販売による被害を防いだとしてスルガ銀行三島支店(岩崎健司支店長)と職員の福室久仁子さんに署長感謝状を贈った。 同署によると、福室さんは2月22日、来店した三島市の80代女性から布団の代金66万円を支払うために預金を引き出したいと依頼され、悪徳商法を疑って同署に通報した。駆け付けた署員が駐車場で待機していた販売員と接触し、女性はクーリングオフ制度を適用して契約を解除したという。
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SDGs川柳 児童生徒ら表彰 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は23日、「SDGs川柳コンテスト」の表彰式を浜松市中央区元城町の同金庫本店で行った。 小学生、中学生・高校生、成人の3部門に県西部、愛知県豊橋市などから1364句が寄せられた。同金庫SDGs推進部の担当者らがそれぞれ10句ずつを入賞作品に選出した。 小学生の部で入賞した浜松市中央区の可美小5年中村莉望さん(11)は「温暖化 止められるのは 私達」との作品を出した。総合的な学習の授業で気候変動について学び「近くの場所までは歩けば二酸化炭素の排出を減らせる。私にも環境のためにできることはいっぱいある」と話した。
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島田掛川信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
融資部担当(融資部長)常勤理事大石久志▽本店営業部長・駅南(総務部長)常勤理事林伸哉▽本部付部長待遇(リスク統括部長)戸塚祥正▽総務部長(地方創生部長)鈴木康司▽リスク統括部長(資金証券部長)新谷康範▽地域サポート部長(本店営業部長・駅南)紅林宏昌▽融資部長(吉田)滝井一也▽本部付部長(榛原・榛原東)松本浩一▽監査部長(融資部副部長)萩原和良▽資金証券部長(資金証券部副部長)松永敬志▽経営企画部長(経営企画部副部長)前田守▽本部付主任調査役(リスク統括部主任調査役)山本久儀▽リスク統括部主任調査役(磐田)竹沢栄一▽経営企画部副部長(浜岡)川島泰則▽リスク統括部主任調査役(地域サポート部主任調
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人事=清水銀行(4月1日付)
菊川支店長(支店営業部東部ローンセンター長)池田信義▽支店営業部東部ローンセンター長(監査部上席検査役)後藤貴彦▽経営企画部統括役(経営企画部バンコク駐在員事務所長)高柳和真▽経営企画部バンコク駐在員事務所長(経営企画部統括役)見城俊如
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島田掛川信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
融資部担当(融資部長)常勤理事大石久志▽本店営業部長・駅南(総務部長)常勤理事林伸哉▽本部付部長待遇(リスク統括部長)戸塚祥正▽総務部長(地方創生部長)鈴木康司▽リスク統括部長(資金証券部長)新谷康範▽地域サポート部長(本店営業部長・駅南)紅林宏昌▽融資部長(吉田)滝井一也▽本部付部長(榛原・榛原東)松本浩一▽監査部長(融資部副部長)萩原和良▽資金証券部長(資金証券部副部長)松永敬志▽経営企画部長(経営企画部副部長)前田守▽本部付主任調査役(リスク統括部主任調査役)山本久儀▽リスク統括部主任調査役(磐田)竹沢栄一▽経営企画部副部長(浜岡)川島泰則▽リスク統括部主任調査役(地域サポート部主任調
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静岡銀行、普通預金の金利引き上げ 他行、信金も検討進む
日銀のマイナス金利解除を受け、静岡銀行は21日、普通預金の金利を現在の0・001%から0・02%に引き上げると発表した。適用開始は4月1日。定期預金の金利についても「引き上げを予定している」とし、改定する商品、利率などを今後決めるとした。 他の静岡県内地銀も、日銀の政策変更に伴い対応を協議する。スルガ銀行は「引き上げる方向で検討中」、静岡中央銀行は「日銀の政策変更を受けて検討している段階」。清水銀行は「今のところ利上げは検討していない」とし、他行の情報収集を進める。 静岡県内の信金は「普通、定期など引き上げの対象やタイミングを含めて検討する」(浜松いわた信金)、「周りの金融機関の動向を注
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診療所の医業承継 強化 金融機関と医師会協定 マッチング支援拡大へ
静岡県医師会と県医師信用組合、静岡銀行は21日、勤務医の高齢化が進む県内診療所の医業承継に向けた包括連携協定を締結した。診療所の運営や後継者不足などで相談を受ける医師会、金融機関が情報を共有し、地域事情や多様な経営環境が絡む医療現場のマッチング支援を強化。診療所閉鎖に伴う医療空白地域の発生を食い止め、地域社会の持続性を確保する。 厚生労働省の統計によると、2020年の県内診療所に勤務する医師の高齢化率は37・8%。12年の28・4%から約10ポイント上昇し、診療所の廃止も18年の85件から20年の224件に増加。近年は開設、廃止ともに年間200件前後で推移し、診療所の数は横ばいとなっている
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沼津信用金庫人事(4月1日、地名のみは支店長または支店)
地域創生部長(営業統括部長)執行役員武田守晃▽経営企画部長(リスク統括部長)執行役員鈴木大介▽融資部長(経営企画部長)執行役員野木徹雄▽リスク統括部長(事務部長)大木勲▽事務部長(営業サポート部長)紫垣智善▽総務部長(総務部副部長)榎本孝宏▽営業統括部長(御殿場営業部ブロック長)高木茂▽御殿場営業部ブロック長(融資部長)野呂隆宏▽人事部長(人事部副部長)岡正浩▽資金運用部長(資金運用部副部長)大島真樹▽融資管理支援部副部長(小山)広瀬貴也▽地域創生部副部長(ソリューション営業推進担当課長)渡辺靖典▽マネロン対策特命担当課長(リスク統括課長)起塚智美▽下香貫(御殿場西)関口洋▽清水町(香貫)佐
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中間目標まで6年 「排出46%減」施策立案にデータ提供 北駿3市町と6金融機関 脱炭素へスクラム
御殿場市、裾野市、小山町が来年度から、圏域を営業エリアに含む6金融機関と連携し、脱炭素の実効的な取り組みに本格着手する。金融機関による企業向け温室効果ガス排出量算定ツールを通じて集約したデータを行政の環境施策に生かすなどして、排出量が特に多い産業・業務部門を中心に脱炭素化を促す。 3市町は2050年までに二酸化炭素(CO2)排出実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を宣言している。「30年度に排出量を13年度比46%削減」が中間目標だが、現状の削減ペースでは達成が難しい。特に排出量の6割を占める産業・業務部門と2割弱の家庭部門への働きかけが課題。御殿場市が静岡銀行、スルガ銀行、静岡中央銀
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デジタル技術導入8割 小規模事業者で遅れも 静清信金企業調査
静清信用金庫が県中部の中小企業を対象に実施したデジタル化に関するアンケートによると、約8割が何らかのデジタル技術を導入して業務効率化に取り組んでいると回答した。従業員数が比較的多い中小で組織的なデジタルトランスフォーメーション(DX)が広がる一方、10人以下の事業所は未着手が4割に上るなど温度差も見られた。 デジタル技術で個別業務・製造プロセスの改善に取り組む企業が34・6%、組織全体のDX化でビジネス変革を進めているのが18・0%。50人以上の事業所では合計値が64・2%と、10人未満の34・3%を上回った。紙媒体やアナログデータのデジタル化にとどまる企業が27・1%、何もしていない企業
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産学連携で貢献 研究者3人表彰 静大と浜松いわた信金
静岡大イノベーション社会連携推進機構と浜松いわた信用金庫はこのほど、本年度の産学連携賞の表彰式を浜松市中央区の同大浜松キャンパスで行った。同大農学部の一家崇志准教授(43)ら産学連携で研究を進める教員3人を表彰した。 静大産学連携奨励賞は、カテキン類の含有量を茶葉の遺伝子情報から予測する技術の確立で、効率的な新品種開発に寄与した農学部の一家准教授と、金属疲労破壊を原因とした事故防止へ、表面を改質して長寿命で強い金属の創製に取り組む工学部の菊池将一准教授(42)が受けた。 同信金産学連携大賞は、二酸化炭素(CO2)を化学変換して資源化する研究を進め、学内にカーボンリサイクル技術研究所を設立
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地球温暖化防止へ、教育活動資金贈る 浜松いわた信用金庫
浜松いわた信用金庫(浜松市中央区)はこのほど、県地球温暖化防止活動推進センター(静岡市葵区)に環境教育活動資金として60万円を寄付した。 贈呈式を中央区の同信金本部で開き、高柳裕久理事長が佐藤博明センター長に目録を手渡した。市内の小学校を対象にした地球温暖化防止の体験プログラム「アース・キッズチャレンジ」などの活動に充てる。 同信金は2010年から同プログラムを支援し、寄付は14回目。
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森林のCO2吸収量 売買 J―クレジット 官民推進 普及着々 藤枝で新モデル始動
適切に管理した森林の二酸化炭素(CO2)吸収量を売買する「J―クレジット制度」の活用が静岡県内で広がり始めた。藤枝市では制度の認証登録で事業者にかかる費用を市が一部補助し、地域でのクレジット流通を地元企業が後押しする新たな仕組みが動き出した。静岡、浜松市でも企業が保有林でクレジット創出に乗り出すなど、環境価値の創出で生み出す資金を循環させて脱炭素社会の実現を推し進めている。 藤枝市で山林を所有する渡辺林業とTMホームが12日、国が認証するJ―クレジット制度の登録を受けた。対象の森林は2社合計で約200ヘクタール、年間のCO2吸収量は700トンを見込む。登録手続きを支援したしずおかフィナン
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人事=スルガ銀行(4月1日、地名のみは支店もしくは支店長)
総合企画本部統合リスク管理室長(総合企画本部統合リスク管理部副部長)岩本武泰▽総合企画本部秘書室長(総合企画本部企画部兼秘書室審議役)家城明子▽沼津セントラル兼沼津岡宮兼沼津青野兼沼津原町(富士吉原副支店長)持田貴子▽伊東(沼津セントラル兼沼津岡宮兼沼津青野兼沼津原町)鳥沢博▽横浜兼横浜東口兼横浜日吉兼横浜磯子兼横浜神奈川県庁出張所長(審査本部本部長付部長)野末寿健▽茅ケ崎兼茅ケ崎鶴が台兼浜見平(名古屋)渡辺良▽平塚兼秦野(東京副支店長)堀内智正▽小田原東兼大井松田(小田原東副支店長)田村裕二▽コミュニティーバンク法人営業推進室長(ソリューション推進本部法人コンサルティング室長)仲田勝彦▽東
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花のリレー 発展へ心一つ 天浜線沿線プロジェクト 64団体交流深める 浜松市
静岡県西部しんきん地域振興財団(浜松市中央区)は14日、天竜浜名湖鉄道の沿線に季節の花を植え、観光資源として地域振興を図る「天浜線 人と時代をつなぐ花のリレー・プロジェクト」の参加団体交流会を同区で開いた。県西部の64団体約110人が出席し、活動紹介を通じて交流を深めた。 プロジェクトは、浜松いわた信用金庫(当時浜松信金)と天竜浜名湖鉄道、市花みどり振興財団の呼びかけで2018年にスタートし、現在135団体が企業や学校などと植栽した花木の維持管理を行っている。取り組みは本年度の全国花のまちづくりコンクール大賞を受賞した。 交流会は2回目。御室健一郎浜松いわた信金会長は「プロジェクト発展へ
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新興企業関係者ら交流 静岡銀行、都内でイベント
静岡銀行は13日、スタートアップ(新興企業)やベンチャーキャピタル(VC、投資会社)関係者らが交流するイベント「しずぎん スタートアップフェス」を都内で開いた。約280人が講演会や懇親会を通じて新興市場に関する情報を得たり、人脈構築に努めたりした。 日米に拠点を置くVC「カーバイドベンチャーズ」の設立者芳川裕誠氏が講演した。革新を起こして成長した大企業が、自己否定して二度目の革新を起こすのは難しいとして「既存の常識を疑い、新産業を創出できるのはスタートアップだ」と強調した。かつては国内市場を押さえてから世界に進出するケースが目立ったが、内需が縮小している現状では「通用しない」と指摘し「早い
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静岡県教委の人材育成基金に100万円寄付 県信用金庫協会
静岡県信用金庫協会は12日、県教委の「ふじのくにグローバル人材育成基金」に100万円を寄付した。 しずおか焼津信用金庫理事長を務める同協会の田形和幸会長が県庁を訪れ、池上重弘教育長に目録を手渡した。田形会長は新型コロナウイルスの影響が緩和され、海外渡航が増加している状況に触れて「若いうちに海外を見る機会を与えてあげたい」と寄付金の活用を期待した。2016年の基金創設以降、同協会からの寄付金は計500万円になった。 同基金は個人や団体からの寄付金で運営し、高校生や教員の海外留学や海外研修に充てる。23年度は約80人が活用する予定。
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人事=遠州信用金庫(13日、地名のみは支店長)
総務部付出向副部長えんしんリース代表取締役(浜北)鈴木昭彦▽生活サポート部スタッフ=副部長待遇(都田)松山友亮▽浜北(豊田)古橋和也▽中島(豊田支店)無州亮輔▽都田(高丘支店)佐藤礼士▽豊田(高丘支店)高坂聡之
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詐欺被害防止ポスター審査 最高賞に田辺さん(静岡南中2)
静岡市内の中学生が特殊詐欺被害の防止を訴える「せいしんポスターコンクール」の表彰式が12日、同市葵区の静清信用金庫本店で開かれた。最高賞の同信金理事長賞に市立南中2年の田辺実夢さん(14)が輝いた。 同信金と市教育委員会が進める部活動支援事業の一環。12中学校の美術部員から145点が寄せられた。表彰式では、同信金の佐藤徳則理事長や市内の3警察署長らが入賞者に賞状を贈った。 田辺さんの作品は家族をかたる詐欺電話がかかってきた場面を描き、「その声 本当にあなたの知る声?」という標語を添えて詐欺被害防止を呼びかけた。田辺さんは「怪しい電話がかかってきたとき、詐欺を疑ったり家族に相談したりするき
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社会で必要な知識を学ぶ 工科短期大学校沼津 就職前セミナー
静岡県立工科短期大学校沼津キャンパス(沼津市大岡)は11日、就職前セミナーを行った。各分野の専門家を招き、13日に卒業を控える2年生55人が就職後に必要な知識や心構えを学んだ。 金融のセミナーは沼津信用金庫営業サポート部の滝口怜奈さんと山本茉利さんが講師を務めた。1人暮らし世帯の生活費やライフイベントにかかる費用を示し、これからの時代を生き抜くには▽収入と貯蓄を増やす▽長く働く▽お金の管理・運用をうまく行う―ことが重要と強調した。物価上昇にも触れ、使う予定のないお金は「投資で増やすことを検討してもよいのでは」と話した。 労働に関する法律、コミュニケーションスキル、消費者教育、年金に関する
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静清信金安東支店、改装オープン 横内を同一建物に
静清信用金庫はこのほど、安東支店(静岡市葵区)を改装オープンした。同区の横内支店を同じ建物内で営業する店舗内店舗に再編した。 駿府城公園に近い安東支店は入り口に徳川家康の薬園跡を示す石碑が建てられるなど地域の歴史と関わりが深く、新店舗は門壁と回廊を設けて城下町の風情を演出した。金融機関では珍しい木造で、県産材のぬくもり感が広がる。窓口には来店客が自ら金額を確認して入出金を行うセミセルフ型現金機器を設置したほか、太陽光発電や電気自動車(EV)、電動バイクなど環境に配慮した設備も導入した。 両支店ともに口座番号の変更は不要。
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外国為替業務の取り扱い終了へ スルガ銀行
スルガ銀行は3月下旬から、外国為替業務の取り扱いを順次終了する。対象は海外への送金、海外からの送金受け取り、輸出入取引、外貨建て手形貸し付け、円建て外国小切手取り立て、外貨預金の6業務。 2025年10月末にかけて、取引受付を段階的に終了する。国際取引で手数料の安いフィンテックなどの新しいサービスが普及していることもあり、経営資源の配分見直しを進める。
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教員自ら職場実習 浜松視覚特支 進路指導に生かす
浜松視覚特別支援学校(浜松市)はこのほど、全盲教員による社会体験研修を同市の静岡銀行アゴラ浜松で行い、行員にマッサージを施すヘルスキーパーの実習に取り組んだ。今春から障害者の法定雇用率が段階的に引き上げられる中、教員自ら職場に出向いて仕事を体験し、生徒への進路指導に生かそうと実施した。 研修に訪れたのは、いずれも教員歴10年の鈴木秀俊さん(49)と五十嵐正吾さん(43)。仕事の合間に立ち寄る行員らの要望を聞きながら、肩や背中、腰などをマッサージしてこりをほぐした。鈴木さんは「デスクワークの多い職場なので治療院でのマッサージとはニーズが違う。学校で体験を生徒に伝えたい」と話した。 同校によ
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女性目線 社会構造考える 管理職養成へ講座 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫はこのほど、女性管理職養成講座を浜松市中央区で開いた。社内公募で集まった本部と営業店の係長以上の女性職員約20人がジェンダー意識や日本の社会構造などの理解を深めた。 県立大経営情報学部の国保祥子准教授が「女性のための経営学」をテーマに講演した。女性管理職の少なさや男性の方が高い所得格差のデータを示した上で、女性の働く環境がより良くなるような行動の重要性を指摘。「『女性活躍』と言われているが、まずは女性が仕事を続ける社会そのものに意味がある」と強調した。女性職員たちは「リーダーシップのあり方を自分なりに見つけていきたい」などと意見を述べた。 (浜松総局・小林千菜美)
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賃上げの春、中小奮闘 大手大幅ベアの一方…止まらぬコスト高 静岡県内、実施企業も人材流出に危機感
賃上げ機運がさらに高まる中でヤマ場を迎えた今春闘は、県内でも一部大手企業が大幅なベースアップ(ベア)や一時金の上乗せ方針を打ち出している。一方で、原材料・エネルギー高が収益を圧迫する中小企業の経営環境は依然厳しく、労務費の増加は大きな負担としてのしかかる。利益をいかに確保し、社員の待遇改善につなげるか。経営者の奮闘は続く。 輸送機器部品の外装ケースを試作する浅沼技研(浜松市中央区)は4年前、発注元から渡される設計の図面と試作品の誤差を測る高精度3次元測定機を導入した。投資費用は2億1500万円。誤差の測定能力は世界最高峰の0・3ミクロン(1万分の3ミリ)と、一般的な測定機と比較して10倍
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静岡銀行のシステム導入やIT企画、AIが最高責任者 4月から実験
静岡銀行は8日、行内で進める新たなシステム導入などの事業起案に対し、適切な助言や判断を行う最高情報責任者(CIO)に生成AI(人工知能)を活用すると発表した。同行が目指す方向性や戦略、金融業界の動向など幅広い情報をAIに記憶させ、専門知識や経験が求められるIT企画業務の高度化、効率化に役立てる。 事業変革などの企業支援を手がけるKPMGコンサルティング(東京)と連携し、生成AIで擬人化した「デジタルCIO」を対話パートナーとして位置づける。静岡銀の企業戦略や業界全体の情報などに加え、インターネット上で得られる幅広いデータを学ばせ、行員から寄せられるシステム化の問い合わせや相談、企画書の作成
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富士宮信金が食料品を寄贈 市社協、困窮家庭へ
富士宮信用金庫は7日、役職員から寄せられた食料品約170キロ分を富士宮市社会福祉協議会に寄贈した。食料品は困窮家庭や子育て世帯に配られる。 2022年度まで、県東部4信金合同で食糧支援を実施してきた。23年度からは、同信金単独で市社協に食料品を提供する。 小池孝治理事長らが市総合福祉会館を訪ね、レトルト食品や飲料水などを届けた。
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最優秀賞はイーゾフ ビジネスプラン審査 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は6日、新規事業創出や既存事業発展を伴走支援する「FUSE―ON(フュージョン)チャレンジ」のビジネスプラン最終審査会を浜松市中央区の起業家支援拠点FUSEで開いた。最優秀賞には、光触媒機能付きステンレスメッシュを開発する静岡大発ベンチャー「eZov(イーゾフ)インターナショナル」(同市)が選出された。 約40社が応募し、1、2次審査を通過したファイナリスト8社がプランを説明した。 eZovインターナショナルの発表は、独自の光触媒付着技術を用いて浄化機能を高め、輸送機器工場や医療機関、畜産業者などの脱臭やウイルス除去対策などに役立てる内容。同信金などの運営ファンドから将
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島田掛川信金 複合ビル完成 JR掛川駅前
島田掛川信用金庫がJR掛川駅前で建設を進めてきた複合ビル「SKしんきんプラザ」が6日、完成した。オープンは4月8日。同信金掛川駅前支店が移転するほか、多目的ホールや屋上テラスなどを備える。 プラザ棟は5階建てで延べ床面積は約4300平方メートル。1階に支店、4階に多目的ホールと子育て支援施設を配置する。2、3階と5階は事務所で、インフラ関係などの企業がオフィスを構える。隣接の4階建て駐車場棟は、プラザの開業に先立つ3月18日に運用を開始する。 現地で6日に行われた竣工(しゅんこう)式で、千葉靖史理事長は「中心市街地活性化に資する施設にすべく協議を重ねて建設を進めた。既存施設との相乗効果も見込
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脱炭素経営支援で静岡銀行が最高金賞 ESGアワード、連覇
静岡銀行はこのほど、ESG(環境・社会・企業統治)関連で優れた実績を上げた金融機関、企業を表彰するファイナンス・アワード・ジャパン(環境省主催)の間接金融部門で最高位の金賞に輝いた。金賞受賞は2年連続。 同行は昨年から企業の二酸化炭素(CO2)排出量を算定するクラウドサービス「しずおかGXサポート」を開始した。各社一つまでIDを無料提供し、排出するCO2量の可視化と削減目標の設定などで脱炭素経営を支援している。企業の環境負荷低減に向けた取り組みの成果を分析し、地域社会への貢献を後押しするポジティブ・インパクト・ファイナンスの取り組みも評価を受けた。 八木稔頭取は「地域の未来に責任を持ち、
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市社協に食料寄付 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は6日、浜松市天竜区の二俣、春野支店のフードドライブで集まった缶詰やインスタント食品などの食料段ボール1箱分を、浜松市社会福祉協議会に寄付した。同金庫二俣・春野支店の森下弘邦次長が天竜保健福祉センター(同区二俣町)を訪れ、同協議会の太田泰司郎天竜地区センター長に手渡した。 食料は市内の生活困窮者に届けられる。森下次長は「職員らが寄せた食料が地域の役に立てば」と話した。
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掛川駅前に複合ビル完成 島田掛川信金 4月8日オープン
島田掛川信用金庫がJR掛川駅前で建設を進めてきた複合ビル「SKしんきんプラザ」が6日、完成した。オープンは4月8日。同信金掛川駅前支店が移転するほか、多目的ホールや屋上テラスなどを備える。 プラザ棟は5階建てで延べ床面積は約4300平方メートル。1階に支店、4階に多目的ホールと子育て支援施設を配置する。2、3階と5階は事務所で、インフラ関係などの企業がオフィスを構える。隣接の4階建て駐車場棟は、プラザの開業に先立つ3月18日に運用を開始する。 現地で6日に行われた竣工(しゅんこう)式で、千葉靖史理事長は「中心市街地活性化に資する施設にすべく協議を重ねて建設を進めた。既存施設との相乗効果も
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「ベルナール・ビュフェ 偉才の行方」 ベルナール・ビュフェ美術館(長泉) ㊦時代からの解放 進化目指した孤独な格闘
ベルナール・ビュフェ美術館(長泉町)で開催中の開館50周年記念展「ベルナール・ビュフェ 偉才の行方」の出品作を2回の特集で紹介し、ビュフェへの評価の変化と時代背景、再評価の機運が高まる今を読み解く。2月27日公開の「上」に続く「下」のテーマは「時代から解放されたビュフェ」。時代性に左右された作品発表時の扱いから離れ、後世の今ビュフェを見る意味とは。静岡県立美術館学芸部長や静岡文化芸術大学教授を歴任し、西洋美術史を研究してきたベルナール・ビュフェ美術館の小針由紀隆館長が解説した。 →2月27日公開記事「㊤時代と共に」はこちら。 「ニューヨーク:マンハッタン」1958年 1
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コラム窓辺 卒業シーズン(水野裕央/日本銀行静岡支店長)
カーラジオから卒業ソングが流れてくる季節になった。雪化粧の富士山が日本人の心のよりどころだからか、駿河湾の水平線の向こうに未来を感じるからか、卒業ソングは静岡のドライブに良く似合う。 卒業ソングは、生きてきた時代により異なるだろう。先輩方は、荒井由実さんの「卒業写真」や海援隊さんの「贈る言葉」だろうか。後輩方は、レミオロメンさんの「3月9日」、アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓 十五の君へ~」、川嶋あいさんの「旅立ちの日に…」だろうか。 私は、卒業生にすてきな歌詞のような心に響く言葉は贈れないが、自分が共感したことは伝えられる。米アップルの共同創業者のスティーブ・ジョブズ氏
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地球温暖化防止へ 静清信金が寄付 静岡県推進センターに50万円
静清信用金庫はこのほど、社会貢献活動の一環として県地球温暖化防止活動推進センターに50万円を寄付した。 同金庫は、環境省が協力を呼びかける脱炭素化運動「デコ活」の普及促進を目的とした定期預金「デコ活プロジェクト」を昨年11月から今年1月末まで販売。その売り上げに応じた寄付金額を拠出した。寄付金は、同センターが事務局を務める「ふじのくにCOOLチャレンジ実行委員会」の地球温暖化対策アプリ「クルポ」の事業費などに活用される予定。 静岡市葵区の同金庫本店で開かれた贈呈式で、同金庫の鈴木義行常務理事(64)が佐藤博明センター長(88)に目録を手渡した。佐藤センター長は「継続的な支援のおかげで私た
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産業支援センター JR菊川駅前に15日開所 起業や新事業相談を
菊川市は4日、JR菊川駅前の島田掛川信用金庫菊川駅前支店の跡地に15日にオープンする「市産業支援センターEnGAWA(エンガワ)」(同市堀之内)の内覧会を実施した。作業スペースや相談室を設け、事業者同士のマッチングを促進する。 作業スペース40席をはじめ、会議室や誰でも立ち寄れるカフェスペースを設けた。電源やWi-Fi(ワイファイ)が使えるほか、プロジェクターの貸し出しも行う。料金は2時間500円。1カ月単位の契約も可能。内装に暖色の照明や木材を使用し、入りやすい雰囲気を演出した。信金の金庫を書庫として再利用する予定。 市や同信金職員のほか、起業やビジネスに関する悩みを相談できるコミュニ
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ふるさと納税で新事業 伊豆市若手職員 活用案議論
伊豆市職員の若手有志でつくる「デザインラボ」はこのほど、企業版ふるさと納税の活用法に関するワークショップを市役所で開いた。16人が集まり、企業版ふるさと納税を活用した魅力的な事業を提案した。 三島信用金庫から実務研修員として派遣された市企画財政課の深沢香織さんが講師を務め、制度の仕組みや市の事業、他の自治体の実績を説明。「自治体が抱える課題と企業が解決したい課題の一致が重要」と呼びかけた。 メンバーは3班に分かれ、市の2024年度当初予算案の主要事業を基にアイデアを出した。どのような企業にいくら寄付してもらうかという想定や、企業にとっての付加価値と市が期待できる効果を考えた。 出会い・
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知事と静岡県議会・働き方を巡る報道テーマ 静岡新聞社 読者と報道委員会
静岡新聞社の「読者と報道委員会」は2月13日、第38回会合を静岡市駿河区で開いた。議題は「知事と県議会」と「働き方を巡る報道」。NPO法人クロスメディアしまだ事務局長の児玉絵美委員、静岡理工科大学長・静岡大電子工学研究所長の木村雅和委員、富士川まちづくり株式会社代表取締役社長の伊藤高義委員の3氏が本社側と意見交換した。 (進行は石川善太郎編集局長) 知事と県議会 木村委員 「政策」視点 啓発に力を 児玉委員 政治と若者つなぐ鍵に 伊藤委員 県政への強い主張期待 川勝平太知事と県議会を巡っては、県政の課題解決に向けた政策論議よりも、自民会派などとの対立による政局が紙面をにぎわせ
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観光振興と子育てに重点 森町予算案 一般会計最大97億円
森町は28日、2024年度当初予算案を発表した。一般会計は97億1300万円と前年度当初比6・3%増で、3年連続で過去最大の予算規模を更新した。観光・交流の促進や子育て支援、移住定住の推進などを主要事業に位置づけた。 23年2月に策定した「遠州の小京都リノベーション推進計画」に基づく観光振興事業に継続して取り組む。旧児童館と旧静岡銀行森町支店跡地の整備基本計画策定に2千万円を計上。旧周智高跡地の公園設計(1100万円)、遠州の小京都ロゴマーク作成(330万円)も実施する。 第2子以降の保育料を無償化する「保育料無償化拡充事業」(2100万円)と、新入学児童・生徒へ小中学生は3万円、高校生
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名古屋銀とATM 相互利用を無料化 静岡銀行
静岡銀行は26日、包括連携協定(アライアンス)を結ぶ名古屋銀行とATMの相互利用を無料化すると発表した。現金の引き出し、振り込みにかかる手数料を同一行での利用と同額にする。 両行のキャッシュカードを使い、両行が設置するATMから現金を引き出す場合の手数料は平日無料、土日祝日は110円。振り込みは平日が所定手数料のみで利用でき、土日祝日は110円の上乗せとなる。 4月1日から適用する。静岡銀のATM相互利用無料化は、同様にアライアンスを結ぶ山梨中央銀行とも行っている。
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人的資本経営で「終身成長を」 静銀経営塾フォーラム
静岡銀行は27日、若手経営者や後継者が集う次世代経営塾「シズギンシップ」の全体フォーラムを静岡市葵区で開いた。一橋大CFO教育研究センターの伊藤邦雄センター長が「企業価値を創造する人的資本経営」と題して講演し、社員個々が能動的に成長する人材戦略の重要性を説いた。 終身雇用を前提とする従来型雇用では社員が人事や待遇を受動的に捉える傾向が強い一方、最近の若者は「自分のキャリアを自分で作る意識が強い。難しければ3年程度で会社を辞めてしまう」と指摘。経営者は人材を効率的に使う資源ではなく、価値や能力を高める資本として考える必要性を強調した。共感や貢献、称賛など人的価値の創造に向けたキーワードを挙げ
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「ベルナール・ビュフェ 偉才の行方」 ベルナール・ビュフェ美術館(長泉) ㊤時代と共に
「ピカソに比肩しうる画家」とまで評されたフランス人画家ベルナール・ビュフェ(1928~99年)は、大衆的な人気とは逆に、パリ美術界では2016年まで回顧展が開かれないなど、長く排除の対象とされてきた。ベルナール・ビュフェ美術館(長泉町)で開催中の開館50周年記念展「ベルナール・ビュフェ 偉才の行方」の出品作を上下2回の特集で紹介し、ビュフェへの評価の変動と時代背景、再評価の機運が高まる今を読み解く。「上」のテーマは「時代と共にあったビュフェ」。 戦後パリ 共感呼んだ喪失感 フランスの首都パリは1940年6月、ドイツ軍に占領された。パリを行進するドイツ軍部隊 ビュフェが美術界に激賞ととも
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旧天竜林高事件 銀行「振込控え渡した」 補充意見書で弁護団提出へ アリバイ新証拠
浜松市天竜区の旧天竜林高を舞台にした調査書改ざん・贈収賄事件の再審請求を巡り、元天竜市長(91)=贈賄罪で罰金刑確定=が、元校長(76)=加重収賄罪などで有罪確定=に現金を渡したとされた日時に、保険契約手続きで銀行に滞在していたためアリバイが成立するとの弁護側の主張に関して、銀行側が弁護側の照会に応じて「手続き後、(元市長に)保険会社所定の振込用紙の一片を控えとして渡しているはず」と回答していたことが、26日までの関係者への取材で分かった。 2人の弁護人はアリバイ成立の公算がさらに高まる新証拠として補充意見書に盛り込み、3月中に裁判所に提出する方針。 事件の確定判決などでは元市長は200
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企業の手形・小切手 電子化向け対応変更 スルガ銀
企業が取引の決済に使う手形と小切手の全面的な電子化に向け、スルガ銀行は2024年度に各種対応を変更する。 4月1日から、当座預金の新規口座開設受付と、27年4月以降を期日とする手形などの代金取り立て受付を停止する。10月1日付で各種用紙の発行手数料も改定。1冊当たりの税込み手数料を小切手帳が2200円から1万1千円、パーソナルチェックと手形用紙(約束手形・為替手形)はともに1100円から5500円に引き上げる。 手形や小切手について、全国銀行協会などは事務負担軽減や利便性向上につなげるため、26年度末までに全面電子化する計画を定めている。
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私募債 スマート・リソース
①社名(所在地、代表者名、業種)②金額③発行日④財務代理人・引受人⑤期限⑥資金使途 ①スマート・リソース(東京都千代田区、渡辺博、熱源デベロッパー事業など)②1億円③26日④清水銀行⑤7年⑥運転資金 ※地方創生私募債
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静岡、山梨、長野の産品集う 藤枝でマルシェ
しずおか焼津信用金庫は23日、「第9回SHIDAマルシェ」を藤枝市の蓮華寺池公園で開き、静岡、焼津、藤枝各市と山梨、長野両県の計45事業所が出店した。 飲食店や製造業、水産加工業、農園などがブースを設け、自社商品や特産品を並べた。あいにくの雨だったが、公園の来訪者は焼津のカツオなまり節や近海カツオのわら焼き、和洋菓子、農産物といった商品を買い求めた。 公園内の野外音楽堂ではダンスや音楽ステージも行われ、マルシェを盛り上げた。
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知的財産の活用事例紹介 弁理士が講演 沼津信金などセミナー
沼津信用金庫と日本弁理士会東海会はこのほど、中小企業向けの知的財産セミナーを沼津市で開いた。特許やデザインといった知的財産の活用事例を示した。 同会所属の弁理士佐藤大輔さんが講演し、球形タンクの切断解体方法で特許権を取得した解体事業者や特許の使用許諾を受けて商品開発したメーカーを紹介した。「特許権で保護されている技術ということが安心につながり、販売代理店の応募が多くなる。資金調達にもプラス」とメリットを語った。 弁理士と信金職員を交えた座談会では、知的財産の活用法や権利取得の可否を話し合った。同信金によると、知的財産に関する経営相談は増えている。昨年12月には職員向け勉強会を実施した。
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人事=静岡銀行(3月1日)
リスク統括部オペレーショナルリスクグループ長兼しずおかフィナンシャルグループオペレーショナルリスク管理室長(リスク統括部オペレーショナルリスクグループ長待遇兼しずおかフィナンシャルグループ)戸塚一秀
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しずおか焼津信金 タイ現地法人視察 経済状況、理解深める
しずおか焼津信用金庫はこのほど、取引先の事業者ら21人とタイ・バンコクを視察し、現地法人が抱える課題や同国の経済状況について理解を深めた。 静岡市を拠点とする企業の子会社など4社を訪れ、製造現場を見学しながらタイに事業所を置く際の経験談に耳を傾けた。最も苦労した点として多くの企業が仕入れや雇用にかかる資金調達を挙げたほか、言葉の壁で従業員教育が思うように進まない実情も明かされた。在タイ日本大使館では同国へ進出する中小企業への支援策などについて説明を受けた。 人口増が続くタイは在住邦人も多く、東南アジアのハブ拠点として人的、物的交流が活発化している。2024年には中国の大手電気自動車(EV
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アプリ新規登録で最大1000円を進呈 スルガ銀行
スルガ銀行は2月、「春の新生活応援フェア」を始めた。同銀行のスマホアプリ「コネクト」を新規登録するなどした利用者に、最大千円を贈る。 普通預金口座の開設者が初めてコネクトを登録すると、500円を進呈。さらにアプリで振り込み、カードローン口座登録、目的別ローン口座登録のどれかの手続きを行うと、500円をプレゼントする。 期間は5月末までだが、アプリ新規登録者が3千人に達した時点で終了する。
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しずおかFG社員 新ビジネス案発表 脱炭素や自治会支援など
しずおかフィナンシャルグループ(SFG)はこのほど、新事業への挑戦に向けた社内ベンチャー制度に基づき、社員が持ち寄るアイデアを審査するピッチコンテストを静岡市清水区の静岡銀行研修センターで開いた。脱炭素や自治会活動の支援、高齢者のスキルを生かした働き方の提供など、地域の課題解決や経済の活性化に向けたビジネス構想が披露された。 二酸化炭素(CO2)の排出削減により創出されるカーボンクレジットをテーマにしたグループは、クレジットの地産地消で付加価値を高めるアイデアを提案した。個々の企業が生み出すクレジットは小さいものの、地元で幅広く買い集めて量を確保することで事業性を高める。他県の地銀とも連携し
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静岡と神奈川両県の会社 取引拡大へ 製造、食品 沼津で「広域商談会」
静岡県産業振興財団と神奈川産業振興センターは20日、両県の事業者の取引拡大を支援する「しずおか・かながわ広域商談会」を沼津市のプラサヴェルデで開いた。両県の237社が受注企業として参加し、約800の商談を行った。 昨年に続き2回目。製造業に加え、新たに食品の商談の場を設けた。食品製造業の担当者が卸売業や小売業のバイヤーに対し、実物を示しながら製品の特徴をPRした。沼津市のマルコーフーズは昨年機能性表示食品になったアジの干物を売り込んだ。 製造業の参加企業は昨年を大きく上回った。金属加工業などの取引意欲が旺盛という。 発注企業は東京都や愛知県からも参加した。一部の商談はオンラインで実施。
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詐欺被害未然防止に貢献 浜松いわた信金に感謝状 浜松中央署
特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、浜松市中央区の浜松いわた信用金庫森田支店・東伊場支店に21日、浜松中央署から感謝状が贈られた。鈴木恒安支店長(50)が同署で高橋直人署長から受け取った。 同署などによると、1月9日に50代男性の顧客から「アメリカに約120万円を振り込みたい」などと電話があり、職員の内野毎美さんが対応した。内野さんは詐欺を疑い、支店長らに相談。来店した男性の話を聞き、警察に連絡した。男性は詐欺に気づいておらず、後日男性からお礼の言葉をもらったという。 鈴木支店長は「今後も違和感があったらすぐに店舗内で情報共有することを意識したい」と話した。
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「動物との共生」 まちづくり提言 富士サンフロント21懇話会分科会
静岡県東部地域の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は20日、富士山地区分科会を富士市のホテルグランド富士で開いた。懇話会の活動方針の一つで、県が同市に動物愛護の拠点整備を進めていることもあり、「動物との共生によるまちづくり」をテーマに展開。識者らが講演とパネル討論で、共生と愛護の意識の醸成を強調した。 国際セラピードッグ協会の創設者で音楽家の大木トオル氏が「人と動物との共生 幸せの絆」を演題に基調講演。国内外での啓発活動や、殺処分が待っている捨て犬などの救助をはじめ長年続けている取り組みを伝えた。殺処分を免れ、セラピード
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静清信金50万円寄付 県グリーンバンクに
静清信用金庫は20日、県グリーンバンクに50万円を寄付した。静岡市葵区の同金庫本店で行った贈呈式で、同金庫の佐藤徳則理事長が同団体の鈴木一雄理事長に目録を手渡した。 今年1月まで扱った定期預金「せいしんデコ活プロジェクト」の販売実績に応じた寄付金額を拠出した。佐藤理事長は「今回の寄付を通じ、緑化推進を共に進めていくことは意義深い」と述べた。 寄付金は、脱炭素社会の実現に向けた緑化推進活動に利用される。
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能登復興応援定期 19日から取り扱い 島田掛川信用金庫
島田掛川信用金庫は19日、能登半島地震の被災地を支援する「復興応援定期預金」の取り扱いを始める。 預入総額の0・01%に相当する額(最大100万円)を日本赤十字社に寄付する。同信金が義援金として拠出し、預金者の負担はない。対象は個人、法人を問わない。1年定期で適用金利は0・05%。預入額は10万円以上1千万円未満。取り扱いは9月30日までで、募集総額は100億円。 同信金は「地域の金融機関として継続的な被災地支援につなげていきたい」としている。
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選手生活安定へ 投資で資産形成 藤枝MYFCで金融教育
静岡銀行は14日、サッカーJ2の藤枝MYFCの若手選手を対象とした金融経済教育を藤枝市の同クラブで行った。コモンズ投信(東京)の伊井哲朗社長が「アスリートの資産形成」と題して講演し、生活を安定させるために時間を有効に使って地道に積み立てする大切さを強調した。 伊井社長は貯蓄と投資の違いや、20年間の米国、英国、日本の金融資産の推移を紹介。「米国は自分の生活を安定させて仕事に集中するために投資している」と説明した。新しい少額投資非課税制度(NISA)や個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」などを利用して仕組みを作り、毎月の収入から積立金額を決めた上で継続する重要性を呼びかけた。 積み立てに
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顧客ニーズに合った商品を 清水銀行・岩山頭取、静岡県立大で講義
清水銀行の岩山靖宏頭取はこのほど、静岡県立大の3、4年生約70人を対象に静岡市駿河区の同大で講義した。「時代が目まぐるしく変化する中で、顧客のニーズに合った商品・サービスを提供していくことが最も重要」と述べ、将来の銀行像などを伝えた。 経営層とZ世代の行員との座談会「Meet Up」を昨年10~12月に開催したことに触れ、価値観の異なる世代であっても共通の価値観を見いだすことが重要とし、そのためにパーパス(経営目標)を策定したと熱心に語った。「支店長には部下への接し方について、結果よりもプロセスを重視し、『見てやること』『聞いてやること』で行員のやりがいや満足度の向上につながると伝えている
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スルガ銀行 減収減益 4~12月期 貸出金利息減少
スルガ銀行が9日発表した2023年4~12月期連結決算は、貸出金利息減少や有価証券売却に伴う損失などの影響で減収減益になった。売上高に当たる経常収益は前年同期比7・7%減の674億1600万円、経常利益が23・3%減の177億3300万円、純利益が35・3%減の134億9700万円だった。 単体の業務粗利益は2・3%減の420億5900万円。銀行本業の収益力を示すコア業務純益は173億800万円で、3・9%減少した。 期中平均の貸出金残高は2・1%減って2兆500億円、期中平均の預金残高が1・3%減の3兆2951億円だった。 一方、当初見込みに比べると、ローンや融資実行額は順調でコア業
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自己資本比率18・52%と発表 しずおかFG
しずおかフィナンシャルグループは9日、2023年12月末(24年3月期第3四半期末)の連結総自己資本比率(国際統一基準)を18・52%と発表した。子会社の静岡銀行の連結総自己資本比率は16・66%で、23年9月末から0・58ポイント上昇した。
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花博定期 13日発売 遠州信用金庫
遠州信用金庫(浜松市中央区)は13日、3月に市内で開幕する「浜名湖花博2024」の開催を記念した定期預金を発売する。取り扱いは7月31日までで募集総額は総額50億円。 定期預金は、預入額30万から1千万円未満の個人顧客が対象。3年の場合の利率は年0・12%、1年の場合は年0・02%と店頭表示金利より上乗せする。 同信金は「花博のPRと地域活性化につなげたい」としている。
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事業成功のこつ学ぶ 御前崎で女性向けセミナー
御前崎市は7日、女性創業支援セミナーを市観光物産会館なぶら館で開いた。講師は菓子メーカー「たこ満」の平松季哲会長が務め、約30人が事業成功のこつなどを学んだ。 同社は県内を中心に21店舗を展開する。平松会長は「全国の店を巡り、商品開発や店づくりの好事例を積極的に取り入れてきた」と説明し、苦しい時期は「おいしいお菓子を提供したいと思い続けてきた」と創業理念の重要性を解説した。 長年にわたる経営経験から「従業員の幸せはお客さまの満足につながる」と社員に感謝し続ける大切さも説いた。人気商品「大砂丘」の開発秘話も明かし、事業の楽しさを伝えた。 そのほか、島田掛川信用金庫浜岡支店の職員松田竜三さんが市
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ひとり親世帯を支援 グローバルデザインと清水銀、10万円寄付
グローバルデザイン(静岡市葵区)と清水銀行はこのほど、ひとり親世帯への支援を続けている同区の団体「シングルペアレント101」に10万円を寄付した。清水銀の「地方創生私募債」を活用した地域貢献の一環。 同団体の事務所で行われた贈呈式で同社の白旗保則代表取締役は「活動方針に賛同し、寄付を決断した。引き続き応援したい」と話した。シングルペアレント101の田中志保代表は「ひとり親世帯が安心して暮らせる社会を目指していきたい」と述べた。
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「己書」披露 絵の具で自由に 3道場作品展 ひな祭りやサンタ題材 浜松市中央区
浜松市を中心に活動する「己書(おのれしょ)」の3道場による作品展が28日まで、中央区の遠州信用金庫入野支店で開かれている。3人の師範と、それぞれの生徒の作品が300点以上並ぶ。 己書は書き方や書き順にとらわれず自由に表現する書。キャンバスやはがき、色紙など表現方法はさまざまで、師範が描いた絵の題材を筆ペンで模写し、絵の具などで色づけした。ひな祭りやサンタクロースなどを題材にしたかわいらしい作品が会場を彩っている。 昨年から習い始めた中野友輝さん(45)=吉田町=は「制作中は無我夢中になり、自分と向き合える時間が楽しい」と魅力を語る。 己書心縁道場の内藤宗子師範(57)は「同じ題材でも手
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桜が丘高にベンチプレスなど 三鋼仮設と清水銀 静岡市
三鋼仮設(静岡市清水区)と清水銀行はこのほど、清水桜が丘高校にベンチプレスやダンベルを、同区のNPO法人ワークホーム結に作業台をそれぞれ寄贈した。清水銀の「地方創生私募債」を活用した地域貢献の一環。 三鋼仮設は普段からスポーツを通じた地域貢献を行っているため、同校の生徒に「心身ともに強くなり、新しいことに積極的にチャレンジしてほしい」として決めた。同NPO法人への寄贈は由比地区で営む障害者就労支援事業に賛同し、設備の老朽化に対応した。
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男性の長期育休 不安解消 三島信金で講座 仕事への利点学ぶ
三島信用金庫は6日、仕事と家庭の両立や男性育休をテーマにした講座を三島市芝本町の本店営業部で開いた。県東部で活動する子育て支援団体「ママとね」が企画、男性行員8人が長期間の育休取得による子育てや仕事への利点を学んだ。 1年間の育休取得を経験した大手クレジットカード会社の社員と県職員がゲストとして登壇し、体験談を披露した。「短時間で成果を挙げる時短勤務の社員より、遅くまで頑張る後輩の評価を高くしていた考え方が変わった」「子どもの病気で急に休む場合を想定し、同僚に仕事を任せられる準備をするようになった」「ストレス耐性が上がり、仕事が楽しめるようになった」などと育児体験を通じた変化を紹介した。 同
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中小企業の課題 大手OB解決策 沼津信金交流会
沼津信用金庫はこのほど、中小企業の課題解決に大手企業退職者らの経験と知識を活用する「新現役交流会」を沼津市で開いた。 県東部や関東の50~80代の大手企業OBら「新現役」26人が、沼津信金の取引先事業所11社の幹部らとウェブや対面で面談した。中小企業の関係者が各社の事業概要を説明し、販売マーケティングや経営戦略、海外展開などを相談。大手企業OBらは長年培った経験を踏まえ、改善策を提案した。 人手不足が社会問題になる中、シニア世代のセカンドキャリア活用が期待されている。交流会の参加者は2次面接などを経て、互いの支援内容が合えば顧問契約などを結ぶ。
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温暖化対策アプリ「クルポ」 新装で利用急拡大、商品券など提供の企業も増加中
静岡県や市町、企業などが参画するふじのくにCOOLチャレンジ実行委員会の地球温暖化対策アプリ「クルポ」の利用が拡大している。2023年2月の大幅リニューアル以降、登録者の「脱炭素アクション」の累計が月間約13万回と従来の約7倍に伸びた。クルポと連動したサービスを提供する企業も増え、脱炭素化の機運向上に一役買っているようだ。 クルポは、環境に配慮したアクション(行動)に対してポイントを付与し、抽選で商品券などが当たるアプリ。食事を食べきる、公共交通を利用する、レジ袋を断る―といった行動とともに、協力店や公共施設などに貼ってあるQRコードを読み込むとポイントが得られる。 ただ、従来は外出しな
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若手行員集い両県魅力探る 静銀、山梨中央銀 連携3年 静岡で対話型交流会
静岡銀行と山梨中央銀行の包括連携協定(アライアンス)締結から3年を記念し、両行の若手行員らによる交流会がこのほど、静岡市清水区の静岡銀研修センターで開かれた。静岡銀などしずおかフィナンシャルグループ34人、山梨中央銀グループ33人が互いの営業地域に抱く印象や長所を話し合い、交流人口の増加に向けた方策を考えた。 5、6人でテーブルを囲み、メンバーを交代しながら気軽に議論するワールドカフェ方式のグループ討論で、両行員が静岡、山梨両県の魅力を模造紙に書き込んだ。「富士山がある」「食べ物やお酒がおいしい」「サッカーが盛ん」など共通の魅力も多く、「意外と方言が似ている」との声も。両地域に人を集める方法
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支店リニューアル 地域の魅力も発信 しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫は5日、さかなセンター支店(焼津市八楠)をリニューアルオープンした。店舗2階にセンターを一望できるスペースを設けたほか、屋上の大型デジタルサイネージで市内の景色や名所を案内するなど、地域の魅力発信基地としての機能も備えた。 店舗は鉄骨造り2階建てで床面積823平方メートル。1990年に開設したが、老朽化に伴い旧店舗の西隣に建物を移した。2階の展望スペースは午前9時から午後3時までの営業時間中に一般開放する。 同支店で同日行われた式典には、地元関係者ら約30人が出席した。木村寿倫常務理事は「地域とともに、が支店の特徴」とする田形和幸理事長のメッセージを読み上げた。
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国際交流団体表彰 教育研究へ助成も 長泉の企業経営研究所
スルガ銀行系シンクタンクの企業経営研究所(長泉町)はこのほど、外国人の教育研究に関する助成金授与と国際交流功労賞の表彰式を同町で開いた。 本年度は富士市教育委員会の外国語指導助手(ALT)で、スポーツを通じた外国人の地域社会参画について研究するダビド・モンテロ・ゴンザレスさん(45)に助成金を交付した。 表彰は外国人のための無料健康相談と検診会実行委員会(静岡市)、外国人向けの交流イベントを開催する「にほん語かいわ会」(伊豆の国市)、日系ブラジル人の母親グループ「プロジェクトセメンチニャ」(浜松市)、日本人と外国人の小学生が参加するキャンプを運営する「県立大公認クラブリトルワールドキャンプ実
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デジタル活用法 高校生が提案 掛川で5市町9校 ゲームアプリも
島田掛川信用金庫は3日、高校生によるデジタル活用の研究発表会を掛川市御所原の市生涯学習センターで開いた。掛川と島田、牧之原、菊川、川根本の5市町9校の生徒が登壇し、農業振興や関係人口拡大などに関するアイデアを披露した。 島田商高のチームは、山梨県の就農者増加を目的に開発したゲームアプリ「ぶどう王国」を紹介した。特産のブドウを育てて収穫し、品種ごとの糖度や大きさ、色、収穫時期などが分かる図鑑を完成させるゲーム。メンバーは開発の動機や工夫した点を説明し「自分たちが学習してきたことを地域のために役立てたい」と話した。 発表会は高校生の郷土愛醸成や地域資源の再認識などが目的。合併前の旧島田信金が20
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御殿場アウトレットより快適に 高校生向けセミナーで運営会社が取り組み紹介
沼津信用金庫はこのほど、県内最大級の商業施設「御殿場プレミアム・アウトレット」(御殿場市)をテーマにした高校生向けセミナーを同市のまちづくり拠点施設「ぬましんCOMPASS(コンパス)御殿場」で開いた。運営会社の社員が国内外からの買い物客に快適に過ごしてもらうための取り組みを説明した。 御殿場アウトレットの営業や広報を担当する常田佳穂さんが、宗教に配慮した礼拝用スペースなどを紹介。「海外の方も安心してお買い物を楽しんでいただくことができる」と指摘した。コンセプトについて「プレミアムな体験ができるようにしている」とも言及した上で、「愛される施設を目指して進化し、御殿場を盛り上げる」と話した。
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しずおか焼津信用金庫人事(3月11日、地名のみは支店長)
西脇を兼ねる 静岡南杉崎直弘▽リスク統括部調査役(西脇)西野剛
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しずおかFG 増益 静銀、資金利益伸長 4~12月期
しずおかフィナンシャルグループ(FG)が1日発表した2023年4~12月期連結決算は、資金利益や役務取引等利益を増やした静岡銀行を中心に好調を維持し、経常収益が前年同期比21・9%増の2570億9400万円、経常利益が35・9%増の758億4100万円となった。特別損失に将来の減価償却費を前倒し計上しているが、純利益は1・0%増の400億7千万円と増益に転じた。 静岡銀単体の業務粗利益は7・5%増の1154億円。貸出金利息の増加で資金利益が4・2%増の958億円、役務取引等利益は20・7%増の191億円。本業の収益力を示すコア業務純益は前年に51億円の外為売買益を計上した反動で3・2%減の4
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詐欺被害未然防止 銀行などに感謝状 浜松中央署
特殊詐欺被害を防いだとして、浜松中央署は31日、いずれも同市中央区のセブン-イレブン浜松鴨江3丁目店、浜松葵西郵便局、スルガ銀行浜松追分支店に署長感謝状を贈った。それぞれ山口拓巳店長、田丸亮一局長、平野美穂子支店統括が同署で行った贈呈式に出席し、高橋直人署長から感謝状を受け取った。 同署によると、いずれも2023年12月、来店客が電子プリペイドカード購入や振り込み手続きをしようとした際、言動から詐欺の可能性を感じ取り、声かけや警察へ通報した。それぞれ投資などに関する架空請求を受けていたという。 70代男性が10万円を振り込もうとしたスルガ銀行浜松追分支店では、窓口で対応した女性行員が積極的な
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教育、子育て支援 10市町に1000万円 沼津信金寄付
沼津信用金庫(鈴木俊一理事長)は2~3月、教育や子育て活動を支援するため、県東部10市町に総額1千万円を寄付する。1日には鈴木理事長が沼津市に150万円を贈った。 市役所で開いた贈呈式で、鈴木理事長が奥村篤教育長に目録を手渡した。鈴木理事長は「少子高齢化が現代の一番の課題と考える。子どもが元気に育つ環境を整えれば、地域に活力が生まれるはず」と話した。 同信金が2021年から始めた預金やローンを提案する「地域応援キャンペーン」の一環。昨年までは市町の新型コロナウイルス対策を支援した。本年度は目標金額の1千万円に昨年12月末で到達したという。
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浜通り活性へ「空き家」紹介 焼津でツアー 出店検討者参加 リノベ先進例や周辺店舗案内も
焼津の水産業発祥の地「浜通り」で31日、活用可能とされる空き物件を紹介するツアー(焼津市観光協会主催)が行われた。出店などに関心を持つ県内の10人ほどが参加し、リノベーションの先進事例や周辺店舗の視察を通じて地区の魅力を学んだ。 協会としずおか焼津信用金庫が実施した空き家・空き地調査事業の一環で行った。調査は昨年9月から、浜通りの城之腰一帯に立地する空き家や空き地計21物件の所有者らを対象に、活用の可否について聞いた。うち3件の対象者から活用に前向きな回答が得られたという。 ツアーでは「焼津水産翁」の一人、服部安次郎の生家を改修して生まれ変わったゲストハウス「庭の宿『帆や』」の内部を見学。や
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和田会計の看板 大賞 富士で市広告景観賞表彰式
富士市は31日、自然や街並みと調和した景観創出に寄与する優れた屋外広告物をたたえる「第3回市広告景観賞」の表彰式を市消防防災庁舎で行った。主にデザインを評価する景観形成部門の大賞には、同市宮島の税理士事務所「和田会計」の看板が選ばれた。 看板は黒を基調として、ロゴマークと法人名のみを表示するシンプルなデザイン。カフェをイメージした事務所の外装に合わせて、看板もカジュアルな雰囲気の演出を意識した。同事務所の和田雄佑代表(44)は「税理士事務所の堅いイメージを払拭したかった」と語る。表彰式では、和田代表とデザイナーの望月悟さん(47)=富士宮市光町=に賞状が手渡された。 19件の応募があった。こ
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三島署、信金支店 コンビニに感謝状 特殊詐欺被害防ぐ
三島署は30日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして三島信用金庫三島谷田支店(岩崎圭之輔支店長)と当時支店長代理だった小宮山葵さん、ファミリーマート三島加茂川店と下田浩史店長に署長感謝状を贈った=写真=。 小宮山さんは昨年12月25日、資産運用の経費として現金200万円を下ろそうと来店した三島市の70代男性の受け答えを不審に思い、被害を防いだ。下田店長は、来店した70代女性が10万円分のギフトカードを購入しようとしたため用途を確認し、アプリ登録料の架空請求詐欺を疑い同署に通報した。
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CN取り組む事業者 顕彰 浜松市 達成11社に認定証
浜松市は31日、カーボンニュートラル(CN)の取り組みを進めている事業者を顕彰するため本年度創設した「カーボンニュートラル達成事業者認定制度」の第1期認定証授与式を市役所で開いた。中野祐介市長が認定11社の代表者に認定証を手渡し、地域のトップランナーとして引き続きの取り組み推進を求めた。 同制度の対象は市内に事業所を立地する法人。電力消費に伴う二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロを達成した事業者に「一つ星」、電力に加え、熱・燃料エネルギー消費によるCO2排出量実質ゼロを達成した事業者に「二つ星」を与える。初認定の今回は二つ星が5社、一つ星が6社で、市内に計72事業所を構える。年間CO2排出削減
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スルガ銀支店に詐欺防止で感謝状 伊豆中央署
伊豆中央署は29日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、伊豆市のスルガ銀行中伊豆支店と行員の山口敬子支店統括、松根真由美さんに署長感謝状を贈った。 同署などによると、昨年12月22日昼ごろ、来店した60代男性が他人の口座に高額の金銭を入金しようとした。松根さんが入金理由を確認したところ、曖昧な返答だった。山口支店統括と連携し入金を思いとどまらせ、通報した。 2人と和智美香支店長が高橋文典署長から感謝状を受け取った。山口支店統括は「詐欺の手段はいろいろあり、今後もお客さまに寄り添って対応したい」と話した。松根さんは「対話が重要で、警察への相談もためらわないことが大事だと感じた」と述べた。 同署管
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中小苦境、賃上げ支援を 静岡県経営者協会/鈴木良則専務理事【キーパーソン・最前線】
昨年の静岡地方最低賃金(最賃)審議会に使用者側の立場で出席した。12月に発効した製造業3種の特定最賃は997~1028円。全労働者に適用される県内の最賃は984円で、過去最大の40円が引き上げられた。賃上げの必要性を理解しつつコスト高騰にあえぐ中小企業の窮状を訴える。 ―昨年の最賃引き上げをどう見るか。 「賃上げによって経済が循環する仕組みは理解しているが、急すぎる上げ幅には企業経営がついていけない。今回の議論も『物価ありき』で話が進んでいったが、最賃は本来、生活費の水準と賃金レベル、企業の支払い能力を総合的に判断しなくてはならない。企業の9割を占め、労働者の7割を抱える中小企業にとって
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静岡県労金が16万寄付 障害者就労支援のNPOへ
静岡県労働金庫(増田泰孝理事長)は29日、認定NPO法人オールしずおかベストコミュニティに16万1900円を寄付した。 2022年度に会員が利用した無担保ローンの契約数に応じて同金庫が浄財を拠出した。6回目。 静岡市葵区の県勤労者総合会館で行われた贈呈式で、増田理事長が同NPO法人の小出隆司副理事長に目録を手渡し「障害者の就労支援や共生社会の実現のためにこれからも貢献していきたい。障害のある人が笑顔で働けるために活用してもらえれば」と話した。 寄付金は、授産品販売の支援などに充てられる。
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中小賃上げ「実施」8% 静清信金 企業調査 物価高で見通し厳しく
静清信用金庫が県中部の中小企業1417社に実施したアンケートで、半年以内に賃上げを「実施予定(済み)」との回答は8・0%にとどまり、「実施しない」「できない」が計48・8%と約半数を占めた。大企業を中心に全国的な賃上げ機運が高まる一方、原材料・エネルギー高騰で収益を圧迫される中小の苦境ぶりが浮き彫りになった。 「検討中」は43・2%、「実施しない」は41・4%、「実施したくてもできない」は7・4%。「実施予定(済み)」のうち、業績改善を背景にした賃上げは4・2%で、「改善していないが実施する」が3・8%だった。 業種別は製造業の10・8%、建設業の6・2%、飲食業の9・4%がいずれも賃上
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アバター共生社会解説 せいしんビジネスク 静岡で新春講演会
静清信用金庫の取引先の若手経営者や後継者で組織するせいしんビジネスクラブの新春講演会がこのほど、静岡市内で開かれ、大阪大基礎工学研究科の石黒浩教授が「人間とロボットが共生する未来社会」と題して講演した。人がロボットやCGを通じて自らのアバター(分身)を活用し、労働や医療、教育など多分野の制約を解消する新たな社会の可能性を解説した。 物事の認識に膨大なデータが必要になる人工知能(AI)に対し、少ない情報で認識可能な人間の脳は「繊細、複雑にできている」と説明。自ら経験し、考えて行動するAIやロボットの研究開発を日本の取り組むべき課題とし、自律行動に必要な意図や欲求、良心をロボットに組み込む重要
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清水銀行増収減益 4~12月期 与信費用増
清水銀行が29日発表した2023年4~12月期連結決算は、経常収益が前年同期比7・5%増の231億8100万円と第3四半期としては3年連続の増収となった。経常利益は60・3%減の10億4100万円、純利益は57・5%減の8億8千万円と減益だった。 単体で本業の収益力を示すコア業務純益は59・1%減の10億3800万円。貸出金利息が伸長したほか、国内株式の売却などにより増収を確保したが、すでに引き当て処理した大口取引先2社に対する与信関係費用が膨らんだことから、減益となった。 12月末の預金残高は0・5%増の1兆5707億円、貸出金残高は0・6%増の1兆2629億円と堅調に推移した。不良債
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通信障害を想定 移動基地局開設 SFGが防災訓練
しずおかフィナンシャルグループ(SFG)はこのほど、大規模地震に伴う火災発生を想定した防災訓練を静岡市清水区の同社本部で実施した。災害時の連携協定を結ぶNTTドコモの移動基地局を敷地内に開設し、能登半島地震の被災地でも課題となった通信復旧対策の重要性を確認した。 ドコモの移動基地局は半径2キロ程度の範囲に通信用の電波を提供でき、能登半島の被災地では現在67カ所の避難所に設置している。被災地に赴いた同社員によると、災害時の通信障害は安否確認などの妨げになるという。訓練ではスマートフォンを充電するマルチチャージャーの使い方も説明し、通信環境の早期復旧に向けた対応を実践した。 災害時に住民サービス
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最高賞に刑部さん(中央区) 浜松市中央卸売市場 地場野菜の品質競う
地場野菜の品質を競う「浜松市中央卸売市場野菜品評会」(実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、同市中央区の市中央卸売市場で開かれた。最高賞の浜松市長賞は刑部忠之さん=同区=の黄タマネギが選ばれた。 同市や近隣の生産農家約40軒が、大根やキャベツなど計81点を出品。市場関係者、市職員らが審査員を務め、形状や色、鮮度などを確認した。表彰式は2月20日に同市場で行われる。 その他の金賞受賞者は次の通り。 浜松青果社長賞 酒井一(大根、同市中央区)▽浜中社長賞 森健次(春キャベツ、湖西市)▽青果仲卸協同組合賞 名切博紀(ほうれん草、浜松市中央区)▽浜松青果物商業協同組合賞 加藤伊久雄(
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外見ケア 意義強調 がんセンター 三島で講座 最先端治療も紹介
静岡県立静岡がんセンター公開講座「ここまで進んだ!最先端のがん医療」(静岡新聞社・静岡放送主催、スルガ銀行特別協賛)の最終回が27日、三島市民文化会館で開かれた。がんや治療によって起こる外見の変化に伴う苦痛を緩和する「アピアランスケア」と、最先端の胃がん診断と治療をテーマに医師や看護師が講演した。 アピアランスケアに取り組む中島和子・患者家族支援センター長は、脱毛や皮膚障害といった症状の対処法を示した。「症状の経過に合わせてケアをする。患者さんの心の持ちようを変え、心理的、社会的な苦痛を乗り越える力を備える支援をしている」と強調した。 皮膚科医の清原祥夫・支持療法センター長は、新薬の登場によ
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原材料高騰の影響焦点 29日から静岡県内上場企業 4~12月期決算発表
静岡県内に本社や主要生産拠点を置く上場企業の2023年4~12月期決算発表が29日から始まる。昨年は社会経済活動の正常化に伴い製造業を中心に業況が改善した。原材料・エネルギー価格高騰などの下振れ要因が各社の業績にどう影響したかが焦点。 金融機関と国際会計基準採用企業を除く上場32社の23年9月中間決算は、半導体不足の緩和も追い風に自動車関連を中心に業績を伸ばし、全体の4割に当たる13社が増収増益だった。価格転嫁の遅れが生じた非製造業には苦戦する企業も見られた。 為替相場は23年夏以降、おおむね140円台後半で推移した。一時150円を突破し、輸出型企業にとってプラス要因に。一方、長引く物価
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3年連続増益 4~12月期、本業堅調 静岡中央銀
静岡中央銀行が26日発表した2023年4~12月期連結決算は、3年連続の増益となった。投資信託販売や業務提携仲介に伴う役務取引等収益、貸出金利息が増えるなど本業が堅調に推移した。株式等売却益の増加も寄与した。 経常利益は前年同期比4・6%増の29億3千万円、純利益が5・2%増の20億9800万円。売上高に当たる経常収益は13・1%増の110億2700万円で2年ぶりに増収だった。 単体の業務粗利益は3・8%増の77億4600万円、本業の収益力を示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は4・5%増の24億5400万円。 新型コロナ禍の影響を受けた取引先の支援を継続した結果、貸出金残高(期中平均
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人事=富士信用金庫(2月1日)
地名のみは支店 リスク統括部長(本店長=部長待遇)大沢博之▽業務部次長(経営企画部次長)久保田隆靖▽業務部次長兼地域サポート課長(地域サポート課長)山田祐輔▽監査部次長(富士=部次長待遇)深沢貴宣▽リスク管理課長(リスク管理課長代理)佐藤英樹▽コンプライアンス課長(リスク管理課長)内海秀昇▽ライフサポート課長(岩松)佐野任▽事務管理課長(厚原)渡辺武浩▽審査課長(田子浦)久保田真人▽本店長=部次長待遇(吉原=部次長待遇)小長谷祐介▽吉原(富士宮)高梨未希央▽富士(広見町)宮城純一郎▽鷹岡(駅南)渡辺岳伸▽岩松(吉原駅南)大村圭子▽駅南(鷹岡)吉村和也▽富士岡(須津)渡辺壮人▽蒲原(富士宮東)
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しずおか焼津信金が講演会「日本の株価、最高値へ助走」
しずおか焼津信用金庫はこのほど、新春経済講演会を静岡市内で開いた。野村アセットマネジメントの石黒英之シニアストラテジストが2024年の金融市場を解説し、年初から上昇基調が続く日本の株価について「史上最高値(3万8915円87銭)にトライする助走に入っている」と見通した。 小泉改革やアベノミクスなど政治主導による過去の短期的な株価上昇に対し、企業の積極的な自己改革が株価を押し上げる現状を「賞味期限がない相場」と述べ、持続的な株高に期待感を示した。24年に予想される米国の利下げで日米の金利差が緩やかに縮小するとの見方が強く、「円安一辺倒の傾向は終わる」と指摘。為替の転換により「米国株のパフォー
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ダム際で定例会 心身リフレッシュ 川根本町創業支援
川根本町創業支援ネットワークは24日、ダム周辺で仕事をすることでリフレッシュする新しい働き方「ダム際ワーキング」を取り入れ、1月の定例会を同町の長島ダムふれあい館で開いた。 ダム際ワーキングはワークスタイル・組織開発専門家の沢渡あまねさんが提唱した働き方で、参加者同士の相互理解が深まり新しい発想が生まれるという。 同ネットワークの定例会は通常、町商工会で開催しており町職員や商工会、島田掛川信用金庫などが参加している。ダム周辺で会議することについて、参加者からは「顔を上げると自然が広がっていてすがすがしい」「議論が活発になった」といった声が上がった。
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被災地やお客さまに寄り添い支援 しずおかフィナンシャルグループ 梅原弘充執行役員【ティータイム】
静岡県内各地の事情に応じた防災対策を講じているしずおかフィナンシャルグループ。梅原弘充執行役員(CFO)は元日に発生した能登半島地震を受け、「サプライチェーン(供給網)も含め、さまざまな影響が取引先企業に広がる可能性もある」と語る。役員有志からの義援金約350万円を静岡新聞・静岡放送文化福祉事業団に、静岡銀行の500万円を全国地方銀行協会にそれぞれ寄託した。「金融機関として被災地やお客さまに寄り添い支援したい」
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学び直しローン スルガ銀が開始 18~64歳対象
スルガ銀行は22日、働きながら知識や技術を身に付けるリスキリング(学び直し)に利用できる無担保目的ローンの取り扱いを始めた。同銀行によると、リスキリングに特化したローンは全国的に珍しいという。 雇用環境の変化で社会的に注目度が高まっているリスキリング需要に対応。費用面の負担を支援する。18~64歳が対象で、大学や大学院、専門学校の学費、教材費、資格取得費などに利用できる。利用額は10万~800万円、年利(固定金利)2・5~7・5%を適用する。 申し込みはホームページで受け付け、手続きはウェブ上で完結する。
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善意に小さな親切実行章 安全登山の啓発や山道の整備続ける 島田、千頭山の会と会員
「小さな親切」運動県本部は23日、安全登山の啓発と、地域の登山道整備に取り組む「千頭山の会」とその会員榎田善行さん(68)に実行章を贈った。 同会は1955年の結成以来、登山者が道に迷わないように、木や岩に印をつけたり、倒木を除去したりしてきた。また、観光客の案内役や登山に関する本の編集などを行ってきた。榎田さんは現在の会員で最も長い約40年間、熱心に活動を続けてきた。 島田市の静岡銀行島田支店で贈呈式が開かれ、同本部島田地区支部長の岡山匡伸支店長が同会の山内誠会長(70)と榎田さんに実行章を手渡した。榎田さんは「登山道の多くは有志の活動で成り立っている。光が当たってうれしい」と喜んだ。
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遠州信金支店に詐欺防止で感謝状 浜松西署
特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、浜松市中央区の遠州信用金庫雄踏支店に23日、浜松西署から感謝状が贈られた。 同署によると、5日、同支店の窓口に訪れた80代の高齢男性から「至急現金が必要と息子から連絡があったので約200万円を出金したい」と相談があった。対応した職員の高部桜子さん(21)は金額の大きさから詐欺を疑い、男性に使い道などを確認。職員間で連携して家族と連絡を取り、詐欺と判明した。同支店は詐欺の具体的な手口など被害情報を共有するなどして、防犯の意識高揚を図っていたという。 同署で行った贈呈式で、大久保真吾署長から感謝状を受け取った高氏勝典支店長は「高齢者の高額出金は使い道を確認
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GXとDXで付加価値高める 沼津で伊藤元重氏講演 静銀など新春講演会
静岡銀行と静岡経済研究所はこのほど、新春講演会を沼津市で開いた。東京大名誉教授の伊藤元重氏(静岡新聞客員論説委員)が「動き出した日本経済」と題して、GX(グリーントランスフォーメーション)とDX(デジタルトランスフォーメーション)の視点で付加価値を高める企業経営を呼びかけた。 伊藤氏は海外の影響を受けた輸入インフレから、賃金と物価の上昇が連動する国内型インフレにシフトしつつあるとして「20年間続いた停滞と安定から少し好ましい方向に動き出した。日本全体が活性化する大きなチャンス」と経済状況を評した。 物価や賃金の変化を加味した実質実効為替レートで、円の価値はピークの1995年から6割程度下
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「じっくり、こつこつ」 新NISA制度解説 静岡で「キャラバン」
野村アセットマネジメントと東大発知識集団「クイズノック」の運営会社baton(バトン)が主催する「お金を育てるキャラバン」(静岡銀行、静銀ティーエム証券共催)が20日、静岡市内で開かれた。テレビ番組などで活躍する伊沢拓司さんが1月からスタートした新NISA制度について解説し、クイズやゲームを交えて資産運用の仕組みとこつを紹介した。 新NISAは資産の非課税保有期間が無期限で、年間投資枠が積み立て120万円、成長投資240万円に拡大された。伊沢さんと野村アセットマネジメントの筧みづきさんは、日本人の長寿命化や物価上昇などにより資産を増やす必要性を強調。23歳から65歳まで月2万円の投資で積み
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働きやすい職場環境へ 経営者が取り組み紹介 藤枝
地方創生の推進に関する連携協定を締結している藤枝市としずおか焼津信用金庫はこのほど、企業向けの「働きやすい職場環境づくりセミナー」を市産学官連携推進センターで開いた。市内外の企業の代表者や人事担当者ら約45人が出席し、人材確保や育成、会社の成長につなげる職場環境づくりに関して理解を深めた。 イワサキ経営(沼津市)の吉川正明社長は、自社で取り組むフリーアドレス導入や情報の共有化など働きやすさの追求について講演した。藤枝MYFCの徳田航介社長と冷凍冷蔵庫業の焼津冷凍(藤枝市)の松村勲社長を含めた3人によるパネルディスカッションでは、それぞれの取り組みを披露した。 徳田社長は選手の獲得について
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沼津信金野球部に挑戦 長井崎小中一貫校・第四中合同チーム
2月に開幕するしんきんカップ第54回静岡県中学選抜野球大会(県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)を前に、信用金庫野球部と出場チームの交流会が20日、沼津市の長井崎小中一貫校で開かれた。沼津地区代表として大会に出場する同校・第四中合同チームの生徒が、沼津信用金庫の野球部員と試合を行い、胸を借りた。 生徒は雨の降る難しいコンディションの中で試合に臨み、打撃では社会人の速球に食らいついた。守備では必死に守り、0点に抑える回もあった。最終回はトップバッターからの好打順でヒットをつないだ。 試合後には同金庫野球部員から、バッテリー、内野、外野に分かれてアドバイスを受けた。長井崎小中一貫校8年の渡
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お金の大切さ学ぶ 浜松市天竜区・清竜中 静銀行員が講座
浜松市天竜区二俣町鹿島の清竜中で19日、静岡銀行の行員が金融リテラシーを解説する出前講座があった。2年生約70人が今後の人生設計に向け、稼いだお金を上手に使いながらためる重要性を学んだ。 講座では一般的な新卒初任給や生涯賃金、生活費などを示し、計画的な貯蓄の大切さを伝えた。自動車購入時など代金を一括で払えない場合に、ローンを組み分割払いで返済する仕組みも説明した。 札束の模型で2000万円分の大きさや厚みを体験する機会も設け、生徒たちからは「重い」「何が買えるんだろう」などの声が上がった。住宅購入や結婚など人生の節目に必要となる金額の目安を基に、意見交換する姿も見られた。 講座には同行
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未投函はがきなど 途上国支援へ募る 小さな親切静岡県本部
「小さな親切」運動県本部は未使用や書き損じによる未投函(とうかん)のはがきや使用済み切手、ベルマークの寄付を募っている。発展途上国の教育支援や森づくりに活用される。担当者は「家に眠っている古い年賀はがきも送ってほしい」と呼びかける。 同本部によると、2023年は未投函のはがき2301枚(6万6843円)、使用済み切手約189キロ(約28万3500円)が県内各地から寄せられた。使用済み切手は収集家に買い取ってもらうことで活動資金になるという。 ベルマークは昨年1年間で154個人・団体から寄付があった。寄付は年間を通じ、静岡銀行の本支店窓口で受け付けている。
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スルガ銀行社長/加藤広亮氏 成長期へ法人部門強化【変革力 新年トップインタビュー⑧】
―現在の景況感と2024年の景気見通しは。 「足元の全体感としては上向いている。スルガ銀行系シンクタンクの企業経営研究所が発表する業況判断指数(DI)を見ても、大幅ではないにしろ、企業の売り上げ、利益動向とも好調に推移している。ただ、価格転嫁や賃金改善が進んでいる業種と、あまり進んでいない業種があり、県東部の観光地では地域によって回復のスピードに差が出ている。業種や地域で温度差、時間差は生じているが、全体としては24年も好調な経済情勢が緩やかに続くのではないか」 ―地銀として今後、注力する事業は。 「24年は順調な成長機会になる。現況で景気回復を実感している経営者の方々も、借り入れ
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少子化対策「本末転倒」 経済アナリスト森永さん講演 島田
島田商工会議所と島田掛川信用金庫の取引先でつくる島田本店島信会などは16日、経済アナリストの森永康平さんを招いた新春講演会を島田市の同信金島田本店で開いた。地域の経営者らが熱心に耳を傾けた。 テーマは「データから見る日本経済の現状と課題」。森永さんは実質賃金の推移をはじめ、正規雇用と非正規雇用の比率、男性の年収別の有配偶率などを示しながら、停滞を続ける日本経済について解説した。その上で「収入が横ばいの非正規雇用を増やせば、少子高齢化が進むのは当然。若年層は結婚や出産をためらうほど経済力が落ちている」と強調した。 岸田文雄政権が進める異次元の少子化対策については「政策は歓迎するが、社会保険
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講演とセットで子ども食堂 仏料理店「ボンマスダ」(清水区)に実行章 静岡市
「小さな親切」運動県本部は15日、7年前の開店以来無料の子ども食堂を店内で開いているフランス料理店「ボンマスダ」=静岡市清水区江尻東=に実行章を送った。 同店は「子どもたちが進む未来を、大人が明るく照らしてあげるべき」との思いから、食育の一環として1カ月に1回程度、サッカー選手やアナウンサー、茶農家などのゲストによる講演とセットで子どもたちにフランス料理などを無料で提供している。一昨年の台風15号による断水では、水の配布などのボランティア活動も実施した。 店主の増田慎一さん(46)は「子ども食堂で学んだ子どもが大人になったときに、社会貢献活動に関心のある人になってほしい」と話した。 贈
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強盗対応 手順を確認 浜松市天竜区・静銀支店
浜松市天竜区二俣町の静岡銀行天竜支店で17日、天竜署との連携による強盗対処の訓練が行われた。行員らが対応手順や注意点を確認した。 訓練では強盗犯を装った署員がライターと液体を見せて「ガソリンに火をつける。金を出せ」と店頭で脅し、現金を要求した。行員は犯人に悟られないように非常通報装置を押して警察に通報。犯人逃走後、電話で服装や身体の特徴などを県警本部に伝えた。 同署刑事生活安全課の担当者は訓練後の講評で、駐車場の見回りや不審者への声かけといった発生防止に向けた取り組みの重要性を伝えた。同支店の横山直史支店長は「日頃から有事に備え、対策を意識していきたい」と話した。
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中小企業のインボイス対応、取引先の登録「重視」「考慮」9割 静清信金調査
静清信用金庫が取引先の中小企業に実施したインボイス(請求書)制度の対応状況に関する調査で、新たな取引先を選定する際に、原材料などの供給元が適格請求書発行事業者かどうかを「重視する」「ある程度考慮する」と答えた企業が87・6%に上った。消費税の仕入れ税額控除を受けられない免税事業者との取引を敬遠する傾向が浮き彫りになった。 インボイス制度は、仕入れる原材料と販売した商品の双方にかかる消費税の重複分を控除する仕組み。仕入れ先が売上高1千万円未満の免税事業者の場合は控除の対象外となり、原材料を購入した事業者の負担が大きくなる。調査対象107社のうち105社が課税を示す適格請求書発行事業者で、この
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架空請求詐欺防止 信金支店に感謝状 静岡中央署
架空料金請求の詐欺被害を未然防止したとして、静岡中央署は11日、静岡市葵区のしずおか焼津信用金庫瀬名支店に署長感謝状を贈った。 同署などによると、昨年11月30日に来店した高齢女性が「電話で漫画アプリの未納料金があり、コンビニでギフトカード30万円分を購入するように言われた」「ギフトカードが分からないと答えると、ATMで振り込むように言われた」と窓口職員の大森杏樹さん(30)に伝えた。大森さんは女性が通話しながら窓口に来たことに加え、女性が話す内容が典型的な特殊詐欺の手口だったため、上司に相談して警察に通報した。 同署で及川博行署長が増田知史副支店長(50)と大森さんに感謝状を手渡した。大森
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浜松市公募地方債 10年債100億円発行
浜松市は11日、2023年度の全国型市場公募地方債の販売を開始したと発表した。10年債で発行額は100億円。 市場動向などを踏まえ、表面利率は前年度の年0・800%から0・714%に引き下げた。調達した資金は主に道路や施設建設などの公共事業に充てる。 発行日は25日。利払いは毎年7月25日と1月25日の年2回。34年1月に満期一括償還する。購入は1万円単位で可能。購入者に制限はない。静岡銀行や、浜松いわた、遠州の両信用金庫など計18金融機関で1月18日まで取り扱う。
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経済アナリスト 島田で16日講演
島田商工会議所と島田掛川信用金庫の取引先でつくる島田本店島信会などは16日午後3時半から、経済アナリストの森永康平さんを招いた新春講演会を島田市の同金庫島田本店で開く。 テーマは「データから見る日本経済の現状と課題」。定員120人。参加無料。同金庫のホームページから申し込む。締め切りは15日。問い合わせは同金庫島田本店営業部<電0547(35)6511>へ。
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顧客寄り添い 課題解決/しずおかフィナンシャルグループ社長 柴田久氏【変革力 新年トップインタビュー②】
―金融業界の見通しは。 「時期はともかく、金利が上がることは間違いない。現役行員の多くが経験してこなかった世界に入っていく。金利のない世界はいわば値段が何もない、タダみたいな状態。それが今後は預金や貸出金の絶対的なボリューム、地域シェアが収益の差になる。地域のお客さまに対し、どれほど正面を向いてサポートに取り組んできたのか、金融機関として真価が問われる年になる」 ―金利の上昇局面では何が重要になるか。 「地域、企業が抱えている課題の解決力だ。ニーズを的確に捉えることから始めなくてはならない。デジタル化や脱炭素という社会に共通した方向性はもちろん、企業ごとで異なる細かな課題も多い。持続的
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脱炭素に協調融資 スルガ銀行など
スルガ銀行は10日までに、芙蓉総合リースに対する「サステナビリティ・リンク・ローン」への参加を決めた。国内10銀行が協調して総額398億円を融資する。 企業活動に伴う二酸化炭素削減などが貸し出し条件。スルガ銀行が重視する「環境保全への貢献」に適し、県内の金融機関で唯一参加する。
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能登地震受け緊急支援融資 三島信金
三島信用金庫は10日までに、能登半島地震に伴う緊急支援融資の取り扱いを始めた。 生産拠点や営業所が被災したり、取引先が被災して商品や部品の納入に影響が出たりした法人と個人事業主が対象。運転資金として年1・00%の固定金利で最大1千万円を融資する。取扱期間は6月28日まで。
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福招く絵手紙展 湖西・山本さん 教室生ら
湖西市の日本絵手紙協会公認講師山本真理さん(65)が市内で開講する絵手紙教室の新春作品展が30日まで、同市新居町の遠州信用金庫新居支店で開かれている。山本さんと50~70代の教室生26人が正月に合わせて制作した。 教室生は、市民文化講座として南部構造改善センターで開く「木漏れ日」と、同市古見と駅南の2カ所で開く教室「日だまり」に参加している。「福」の字を100種類の字体で表現して福を呼び込む「百福図」を題材にした作品は、教室生が1人ずつ異なる字体を選び、文字の形からイメージを膨らませて新年への願いをつづった。羽子板型のはがきに干支(えと)やだるまを描いた年賀状のほか、「身近な幸せ」をテーマ
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能登地震支援 相談受け付け 静岡中央銀行
静岡中央銀行は9日までに、能登半島地震の影響を受けた個人や事業者の支援に乗り出した。事業者の資金調達や借り入れ条件の変更、個人の住宅ローン返済の条件変更に関する相談に応じる。 通帳やキャッシュカード、印鑑を紛失した場合の払い戻しにも柔軟に対応する。取引店舗か最寄りの店舗で相談を受け付けている。
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人事=静岡中央銀行(9日)
経営管理部総務グループシニアマネージャー(融資部融資企画グループシニアマネージャー)松浦英史▽事務部事務指導グループシニアマネージャー(香川支店店頭営業グループマネージャー)佐々木るみ子
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清水銀行が能登地震被災者相談の窓口
清水銀行は6日までに、能登半島地震の被災者を支援する専用相談窓口を設置した。通帳などを紛失した場合の預金払い戻しについて柔軟に対応するほか、定期預金の期限前の払い戻しについても相談に応じる。 窓口は全店に設置し、営業日の午前9時から午後5時まで受け付ける。
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静岡県東部DI 5年ぶりの2期連続プラス 10~12月期
スルガ銀行系シンクタンクの企業経営研究所(長泉町)が5日発表した県東部にある企業の2023年10~12月期業況判断指数(DI)は4・4で、前期(7~9月期)の7・2に続いてプラス水準だった。2四半期連続でプラスになったのは、コロナ前の18年10~12月期以来5年ぶり。 生産や人流が回復するとともに、原材料・燃料費高騰分の価格転嫁が徐々に浸透。夏の観光シーズンを迎えた前期と比べると、2・8ポイント下落したが、同研究所は「引き続き堅調な状態にある」と分析する。24年1~3月期も4・4と、プラス水準を維持する予想になっている。 10~12月期の製造業の業況DIは10・7で、前期より8・6ポイン
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能登地震被災者 支援対応 静岡銀行
静岡銀行は5日、能登半島地震の被災者を支援する専用窓口を開設した。キャッシュカードや印鑑などを紛失した場合の預金払い戻しや通帳の再発行、被災事業者との取引で影響を受ける企業の事業継続に必要な融資などの相談を受け付ける。 土曜日の休日窓口も6日から静岡、浜松、沼津各市のライフデザインステーションに設置する。開設時間は午前9時~正午、午後1~5時。
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能登地震被災者 支援対応 スルガ銀行
スルガ銀行は5日、能登半島地震を受けた緊急対応策を発表した。預金やローン、融資などの取り扱いに柔軟に対応する。 通帳やキャッシュカードを紛失した場合、運転免許証などで本人確認した上で預金を払い戻す。届け出印紛失、紙幣交換、定期預金の中途解約、ローン返済など各種相談にも対応。応急資金申し込みには迅速に応じ、被災状況によって融資返済の猶予を検討する。 詳細は公式サイトで公表している。
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能登地震被災者 支援対応 静清信金
静清信用金庫は5日までに、能登半島地震による直接、間接的な被害を受けた法人や個人事業者向けに緊急支援融資の取り扱いを開始した。原則無担保で、運転資金5千万円以内を融資する。期間は5年以内。利率は個別に設定する。
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企業トップ年頭所感 変革重ねる強い決意
静岡県内で多くの企業が4日、2024年の仕事始めを迎えた。社会経済活動の正常化が幅広い業種で追い風になる一方、長引く物価高による消費抑制や人手不足による供給制約など新たな課題が浮上する。主要各社トップの年頭所感からは、激変する事業環境に対峙(たいじ)しながら持続的成長に資する変革を重ねる強い決意がにじんだ。 急激な変化も柔軟に/鈴木俊宏スズキ社長 社会における役割をしっかり定めて遂行し、変化に一丸で挑戦し歩み続ける。普遍的な社是の精神「お客様の立場になって」を守り続け、急激な経営環境の変化や生成AIなどの新技術との協働が前提となる社会システムの変化には、スピードと柔軟性を持って対応する。
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生物多様性保護を率先 しずおかFG TNFD提言採用 地銀初
しずおかフィナンシャルグループ(SFG)は4日までに、世界の機関投資家らでつくる自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)がまとめた提言に賛同し、採用者として登録したと発表した。企業活動が生物多様性に及ぼす影響について的確な把握と情報発信を行い、地域や取引先と連携した環境資源保護につなげる。 SFGによると、大手金融機関や大企業はTNFDの提言採用者に名を連ねるが、地銀は初とみられる。環境破壊などによる生物多様性の損失が国際的脅威となる中、傘下の静岡銀行を中心に幅広い業界と接点を持つSFGが地域の環境保全の取り組みを率先する。融資先の企業活動が及ぼす自然への影響なども踏まえ、生態系の破壊
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能登半島地震受け企業向け相談窓口 しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫は4日、能登半島地震の被災事業所と販売や仕入れなどの取引があり、事業への影響が懸念される企業向けの融資相談窓口を開設した。各営業店と静岡、焼津、藤枝の各相談プラザで資金繰りなどの相談に応じる。 このほか、車両の認証不正が発覚したダイハツ工業の全車種出荷停止で影響を受ける事業者の相談窓口も開いている。
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物価高騰の影響顕著 経営環境業績下振れ、対応苦悩【静岡県内100社景気アンケート詳報】
静岡新聞社が県内主要企業100社を対象に実施したアンケートで、2024年の景気を拡大傾向とみる企業は4割台にとどまった。23年は社会経済活動の正常化が業績回復の追い風となったのもつかの間、トップたちは個人消費の停滞や物価高を懸念している。深刻化する人手不足、賃上げ対応も喫緊の課題で、各社は持続的な成長に向けて戦略を練る。 今期の経常利益を期初予想と比べ「下振れ」と見込んだ企業は製造業14社、非製造業11社の計25社に上った。「あらゆる経費が高騰しすぎ」(機械)「物価高で個人消費が減退する」(小売)-。原材料価格の上昇などに伴うコスト高に、業種を問わず経営者は頭を悩ます。 ある建設系トッ
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水道工事事業を承継 しずおか焼津信金が支援 静岡の2社調印
静岡市葵区の水道工事「アクア・クリーンサービス」が総合リフォーム「ACTrust」(静岡市清水区)に株式譲渡するM&A(企業の合併・買い取り)がこのほど、成約した。AC社は、アクア社が担う事業を継承することで、サービスの幅を広げる。 アクア社は1991年に法人設立。井口弘次代表と妻のひと美取締役ら従業員4人で同市内を中心に水回りの業務を担っていたが、2015年ごろに井口代表が体調を崩したことを機に、現場作業から退いたことで、2年前からしずおか焼津信用金庫とともに事業承継を模索していた。アクア社の事業内容や社名、従業員はそのまま引き継ぎ、AC社の田野上豪代表が会長に就く。 AC社は従業員が20
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景気回復へ力強さ欠く 2023年の静岡県内経済
2023年の県内経済は、新型コロナウイルス禍から正常化へと向かい、輸出型企業を中心に経営環境が上向いた。製造業の多くは円安進行や半導体など部品不足の緩和が業績回復に寄与した。個人消費は持ち直し傾向が続いたが、物価高に賃上げが追い付かない状況が影を落とした。人手不足や海外経済の減速など下振れ材料も多く、景気回復の足取りは力強さを欠いた。 株価 円安追い風 製造業堅調 日経平均株価は新型コロナが5類に移行した5月を境に上昇傾向が強まり、7月3日に23年最高値の3万3753円を付けた。日米金利差を背景に進む円安の基調は変わらず、輸出型企業を中心に業績が伸び、23年後半は常に3万円台を維持する
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市役所芝生広場にモニュメント時計 焼津
焼津市役所本庁舎北側の芝生広場に、しずおか焼津信用金庫が贈ったモニュメント時計が設置された。27日に同所で記念式典が行われた。 時計は高さ3メートル90センチ、幅1メートル、奥行き30センチ。魚をかたどって制作し、新庁舎完成記念として寄贈した。式典で、中野弘道市長は「本庁舎の新たなシンボルとして親しまれ、利用者の利便性向上につながる」と語った。同金庫の田形和幸理事長は「より地域に貢献できるよう活動していく」と述べた。
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しずおかFG 静岡県社協に寄付
静岡銀行などが傘下のしずおかフィナンシャルグループ(FG)は27日、17万5千円を静岡県社会福祉協議会のふれあい基金に寄付した。 グループの役職員有志が歳末募金運動として浄財を寄せた。同銀行広報室の松原彩香さん(26)が静岡市葵区の県総合社会福祉会館で県社協の高橋邦典常務理事に目録を手渡し、「地域の皆さんのために役立ててもらえれば」と願った。 寄付は同銀行グループが1992年から継続していて、今回で総額680万7293円になった。
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身近な生き物の油彩画 佐々木さん(掛川)が個展 静岡市葵区
掛川市在住の画家佐々木芳子さん(70)の個展「佐々木芳子展―いきもの日記」が来年1月12日まで、静岡市葵区相生町のしずおか焼津信用金庫本店のギャラリー「ゆめ空間」で開かれている。ウサギや鳥、ヤギなど身近な生き物を描いた油彩画を中心に約20点が並ぶ。 佐々木さんが過去に飼っていた動物のほか、自宅近くの畑や山に現れたり、夜に鳴き声が聞こえてきたりする身近な生き物に思いをはせて作品を描いた。赤茶色の毛をしたウサギがたたずむ作品「秋に思う赤うさぎ」は、幼いころに飼っていたウサギに抱いていた気持ちやイメージを、対象物を変形させて描く「デフォルメ」という技法で表現している。 佐々木さんは「同じ地球に
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平松建築にPIF融資 浜松いわた信金
平松建築(磐田市)は27日までに、浜松いわた信用金庫(浜松市中区)がSDGs(持続可能な開発目標)実現に取り組む取引先に融資する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」で5千万円を調達した。期間は10年で、運転資金に充てる。 住居内の湿度を適切に管理する通期断熱工法や電磁波、水質対策など、環境や健康に配慮した住宅の提供を進める。2030年度までに高い断熱や省エネ性能を持つ「ZEH」住宅の累計建築240件、二酸化炭素(CO2)や廃棄物発生の削減、従業員のワークライフバランス改善といった目標の達成を掲げた。 同信金のPIFの融資実施は3社目。
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ダイハツ出荷停止 融資と相談窓口開設 島田掛川信金
島田掛川信用金庫は27日までに、車両の認証不正が発覚したダイハツ工業の全車種出荷停止を受け、資金繰り相談窓口を設置し、緊急支援融資の取り扱いを開始した。 出荷停止により影響を受ける車両販売店や自動車部品製造業など中小企業が対象。個人向け取引に特化したサテライト店舗を除く全営業店で相談を受け付ける。 融資は原則無担保で5千万円以内。使途は運転資金で、期間は5年以内。利率は個別に設定する。
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掛川・佐々木さん 身近な生き物描く 静岡で個展
掛川市在住の画家佐々木芳子さん(70)の個展「佐々木芳子展―いきもの日記」が来年1月12日まで、静岡市葵区相生町のしずおか焼津信用金庫本店のギャラリー「ゆめ空間」で開かれている=写真=。ウサギや鳥、ヤギなど身近な生き物を描いた油彩画を中心に約20点が並ぶ。 佐々木さんが過去に飼っていた動物のほか、自宅近くの畑や山に現れたり、夜に鳴き声が聞こえてきたりする身近な生き物に思いをはせ描いた。
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新NISA開始で商品分かりやすく スルガ銀行
新NISA(少額投資非課税制度)の開始に合わせ、スルガ銀行は1月4日から、投資信託商品の構成と店頭取扱商品を変更する。 投資対象資産を「資産複合」「国内株式」「海外株式」「国内債券」「海外債券」「国内不動産」「海外不動産」「その他」の8カテゴリーに分類。分かりやすい投資信託を提案する。 運用実績などを基に、新たに20ファンドを「注目ファンド」として追加。最適な商品提案の実現に向け、店頭取り扱いは厳選した8ファンドに絞る。注目ファンドは定期的に入れ替えて見直す方針。 インターネットバンキングでは店頭での取り扱いを終了する商品を含め、すべてのファンドを販売する。
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ダイハツ出荷停止 企業向け緊急融資 静清信金が開始
静清信用金庫は26日までに、車両の認証不正が発覚したダイハツ工業の全車種出荷停止を受け、法人、個人事業者向けの緊急支援融資の取り扱いを始めた。 同社との取引有無は問わず、出荷停止による直接的、間接的な影響を受ける企業が対象。原則無担保で5千万円以内を融資する。期間は5年以内。利率は個別に設定する。
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海外展開支援へ 日本公庫と連携 静岡県西部3信金
浜松いわた、遠州、島田掛川の3信金と日本公庫浜松支店はこのほど、海外展開に取り組む中小、小規模企業の支援に向けて、日本公庫などが構築した支援スキーム「海外ビジネス支援パッケージ」に基づく連携を開始した。 同スキームは昨年12月、日本公庫と中小機構、NEXI(日本貿易保険)の3者で構築し、中小、小規模企業の海外への製品販売や事業連携に関する課題やニーズの把握から、海外ビジネスのマッチング、事業計画策定、金融支援まで一貫した支援態勢を整えた。今回は3者と、地域企業に幅広い取引先企業を持つ県西部の3信金がそれぞれ組み、ニーズ掘り起こしや具体的支援につなげる。 具体的には、日本公庫浜松支店が窓口
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日常「節約」余暇「充実」 消費にメリハリ傾向 静岡経済研調査
静岡経済研究所が28日までにまとめた県内世帯の消費動向アンケートによると、今後1年間の家計支出を「引き締める」との回答が前年調査比5・0ポイント下降の47・7%だった。物価高で節約志向が強まる一方、旅行や趣味、娯楽などを「充実させる」も上昇した。新型コロナウイルス禍の制約が解消し、消費にメリハリをつけて余暇を楽しむ意識が強まっている。 家計引き締めの理由は「商品・サービス価格の値上がり」が最多の68・6%。前年比2・8ポイント上昇し、年代別で79・6%に達した30代以下を中心に物価高が重い負担となっている。「手取り収入の減少」は34・9%と前年からほぼ横ばいだが、いずれも30代以下と40代
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投資用不動産問題「道険し」 スルガ銀 アパート・マンション融資 被害弁護団と見解相違
アパートやマンションなど投資用不動産を巡るスルガ銀行(沼津市)の不正融資問題で、被害弁護団と同銀行の交渉が難航している。東京地裁で調停を進めるが、「類型による集団的な解決」を求める弁護団と、「個別事情が異なるため一律解決は難しい」とする銀行側の主張は平行線をたどったままだ。金融庁が同銀行に業務改善命令を出してから5年。シェアハウス向け不正融資問題が解決した一方で、投資用不動産を巡る「アパマン問題」は長期化の様相を呈している。 「引き続き、1日でも早い解決を目指したい」。11月9日、オンラインで決算発表会見に臨んだ加藤広亮社長はアパマン問題への対応を問われ、現況を説明した。加藤社長の発言を踏
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浜松の中ノ町小に打楽器寄贈 トランスポート・セイブと清水銀行
物流企業のトランスポート・セイブ(浜松市)と清水銀行はこのほど、トランスポート・セイブ代表の母校である浜松市東区の中ノ町小にトライアングル、カスタネット、タンブリンなどの小物打楽器セットを寄贈した。清水銀の「地方創生私募債」を活用した地域貢献の一環。 寄贈式ではトランスポート・セイブ幹部が「自他共栄の精神から、地元の小学校のために何か支援したいと思い、打楽器を寄贈した」と述べた。同小の河合享子校長は「楽器を有効に使って、音楽の楽しさを伝えていきたい」とお礼を述べた。
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沼津に企業向け 急速充電器 市と脱炭素で連携 共同利用でEV促進
沼津市と地元企業が地域の脱炭素普及へ連携する。複数の事業者が共同利用する急速充電器を同市寿町の沼津郵便局敷地内に配置し、このほど、運用を始めた。今後、利用事業者を増やし、啓発につなげる。 市と東京電力パワーグリッド、東京電力ホールディングスが脱炭素と地域防災強化を図るため、電気自動車(EV)導入などを促進してきた。カーボンフリーの急速充電器を整えることで、中小企業の取り組み支援を目指す。 共同利用型充電サービスとして敷地北側をステーション化した。20分ほどで70~80%の充電が可能という。当面、市の2050年を目標とした事業「ゼロカーボンシティNUMAZU」に参画する沼津信用金庫と沼津
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人事=しずおか焼津信用金庫
(地名のみは支店長)駒形を兼ねる 追手町花村宣昭▽人事部調査役(駒形)佐藤忍=以上1月15日▽小川を兼ねる 焼津増田泰久▽お客様サポート部調査役(小川)石塚嘉=以上1月22日
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地域事業者のDX推進へ業務提携 三島信金と東芝テック
三島信用金庫と東芝テックはこのほど、地域事業者のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に向けた業務提携を結んだ。 三島信金が取引する企業や個人事業者に、東芝テックがDXソリューションを提案する。 コロナ禍を経て、経済活動が回復に向かう中、人手不足が共通の経営課題になっている。 県東部を主要営業エリアとする三島信金と、三島市と伊豆の国市に事業所を構える東芝テックが連携。製造や物流、サービス、事務所、店舗など幅広い現場でデジタル技術の利活用を促し、生産性向上や業務効率化につなげる。
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清掃活動続ける「住みます芸人」 富士彦さんに実行章 「小さな親切」運動県本部表彰
「小さな親切」運動県本部は20日、2014年に沼津市に移住し、自発的に清掃活動を続けている吉本興業の「静岡県住みます芸人」富士彦さんに実行章を贈った。 富士彦さんは公演の前に月に1~2回、JR沼津駅南口付近でのごみ拾いを9年間続けている。富士彦さんは「地元の人からたくさんの応援をもらい、恩返しをしたいと思い続けてきた。子どもたちと一緒に楽しくごみ拾いをするイベントも考えたい」と話した。 贈呈式は同市の沼津ラクーンよしもと劇場で開き、同本部沼津地区支部長を務める静岡銀行沼津支店の鈴木淳史執行役員支店長が実行章を手渡した。
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慈善ゴルフ浄財 3市社協に寄付 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫は19日、浜松、磐田、湖西3市の社会福祉協議会に計28万5744円を寄付した。11月に湖西市で開いた店別対抗チャリティーゴルフ大会の参加者が寄せた浄財を充てた。 磐田市国府台の市社協事務所には、同信金SDGs推進部の米沢浩祐副部長ら2人が訪れ、沖山均常務理事に寄付金6万円を手渡した。米沢副部長は「地域福祉の充実に役立ててほしい」と話した。 ゴルフ大会には24店舗の取引先関係者ら194人が参加した。同信金が会場で募金を呼びかけた。
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人事 しずおかフィナンシャルグループ
【静岡銀行】国際営業部ブラッセル駐在員事務所長を兼ねる 欧州静岡銀行取締役社長茂田信之=1月1日▽リスク統括部オペレーショナルリスクグループ兼しずおかフィナンシャルグループ=グループ長待遇(静銀ITソリューション出向執行役員)戸塚一秀=1月4日 【静銀リース】コンプライアンス・リスク統括部長(経営統括部副部長)児玉辰彦=1月4日 【静銀ティーエム証券】富士(掛川)吉原雅明▽掛川(営業推進部担当部長)佐伯大輔▽熱海(島田営業課長)箕輪満=以上1月4日 【静銀ITソリューション】企画管理部執行役員部長(企画管理部長)北條真弓▽データマネジメント部長(データマネジメント部担当部長)鍋田直也=
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詐欺被害防止で三島署長感謝状 コンビニと金融機関
三島署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだコンビニや金融機関4店舗と従業員に署長感謝状を贈った。複数回にわたって被害防止に貢献した功労者や店舗に対して特殊詐欺被害防止マイスターや優良店の認定も行った。 感謝状を受けたのは、ファミリーマート函南平井店(大沼信人店長)と店員の川口真侑さん、セブン-イレブン三島三好町店と店長の七ツ谷昭次さん、JAふじ伊豆三島支店と支店長の斎藤一樹さんと職員の山村明日香さん、三島信用金庫三島北支店(小沢敏昭支店長)と職員の永田雅美さんと芦川志帆さん。七ツ谷さんと斎藤さんはマイスターに、三島信用金庫三島北支店は優良店の認定を受けた。 いずれのコンビニも数十万円分の電
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富士宮信金職員 倫理観磨く 着服不祥事受け研修
富士宮信用金庫は18日、コンプライアンス研修を同信金本部で実施した。役員と課長級以上の管理職計48人が金融機関に求められる倫理を学んだ。 同信金は3月、顧客複数人の現金計約3千万円を着服したとして、入職して間もない職員を懲戒解雇した。講師に招かれた大東京信用組合参与で元九州財務局長の川瀬透氏は、信金のような協同組織金融機関は顧客との距離の近さに落とし穴があると指摘した。親近感ゆえに業務に甘えが生じないか常に自戒する必要性を伝えた。 川瀬氏は不祥事後の対応について、組織の信頼低下を防ぐため、顧客への対応と世間に対する説明を同時に素早く行う態勢の強化を求めた。
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欧州静岡銀を年度内清算 ベルギー 情報収集拠点を新設
静岡銀行は19日、同行初のヨーロッパを拠点とする海外現地法人として1991年から営業を続けてきたベルギー・ブリュッセルの欧州静岡銀行を本年度中に清算すると発表した。来年1月1日に「ブラッセル駐在員事務所」を現地に新設し、金融規制や環境対応などに関する情報を集めて取引先に提供する。 欧州静岡銀行は欧州大陸では国内の地銀で唯一営業する金融機関で、従業員は日本人と現地採用による行員の計10人。30年以上にわたり本県から欧州に進出する企業への融資や事業支援などを続けてきたものの、資金繰りに関するリスク管理やガバナンス強化など現地の金融規制が厳格化する中で機能と役割の見直しを決めた。 ブラッセル駐在員
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フードバンクに食料品1025キロ寄贈 静清信金
静清信用金庫(佐藤徳則理事長)はこのほど、フードドライブで集まった缶詰やインスタント食品などの食料1025キロをNPO法人フードバンクふじのくに(理事長・日詰一幸静岡大学長)に寄贈した。 5回目となる今回は11月に実施し、同金庫の本支店全38店舗に加え、市内の小中学校、高校8校も参加した。各家庭から食料品などを集めたほか、各校の生徒らが地元の商店街や同信金支店で協力を呼びかけた。寄贈式で代表生徒は「食品ロスやフードドライブが家庭でも話題となり、広く関心が高まる機会になった」と活動を振り返った。 佐藤理事長から目録を受け取った日詰理事長は、「(同NPOでも)年2回のフードドライブを行ってい
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地域密着企業、今が好機 サンフロント21懇話会三島で全体会
静岡県東部の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)の第29回全体会が19日、三島市のみしまプラザホテルで開かれた。地域の多様な困り事に応じるなど新聞販売店の経営を生かし、シニア向け生活サポート事業を手がける青木慶哉さん(MIKAWAYA21社長、東京)が講演。少子高齢化社会の加速化に対応するには民間の力が不可欠として、最先端のテクノロジーを利用した上で地域に密着した企業が地域貢献できる好機と強調した。 新聞店連携シニアサポート事業 青木社長講演 青木さんは全国の新聞販売店と連携し、シニア層の買い物代行や掃除といったお手伝
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磐田の文化振興へ 演奏会浄財を寄付 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫はこのほど、磐田市文化振興基金に7万2604円を寄付した。10日に同信金磐田本部で開いた「夢に追いかぜチャリティーコンサート」で来場者に入場料代わりの募金を呼びかけ、集まった浄財を充てた。 高柳裕久理事長らが市役所に草地博昭市長を訪ね、目録を手渡した。高柳理事長は「地元出身の音楽家に地元での演奏機会を提供することなどを目的に、アットホームなコンサートを開いている。市の音楽文化振興のために役立ててほしい」と語った。 同信金の寄付は旧磐田信金時代も含め31回目。寄付総額は336万7304円となった。
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外国人材、定着する職場の鍵は 静岡でセミナー 雇用の留意点解説
人手不足の解決策として海外の労働力確保を検討する企業などを対象にした「外国人材受け入れセミナー」(静岡銀行主催)が18日、静岡市で始まった。日本語に不慣れな労働者への接し方や使用者側の意識など、外国人が長く働き続けられる職場環境の整備について説明した。20日までに県内3カ所で開催する。 日本企業と外国人労働者をつなぐ登録支援機関「グリーンワークス」(千葉県)の手塚泰行社長が、外国人雇用時の留意点を解説した。日本語の指示を外国人労働者が理解できず、日本人従業員との双方がストレスを感じるケースが多いとし、明解な意思疎通の方法や職場ルールを設定する重要性を強調。使用者の意識として「使ってやるとい
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折りたたみベッド 沼津信金が寄贈 香陵アリーナへ
沼津信用金庫(沼津市)はこのほど、香陵アリーナ(市総合体育館)の設備拡充を目的に、体調不良の利用者らが休むための折りたたみ式ベッド1台を寄贈した。 ベッドは横86センチ、縦2メートル11センチ。半分に折りたたんで収納できる。同アリーナでの寄贈式で、鈴木俊一理事長は「スポーツ振興のため、有効活用してほしい」と話した。頼重秀一市長は「寄贈だけでなく、フェンシング振興への協力にも感謝したい」とお礼を述べた。
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セカンドキャリアどう生かす? 地域課題解決へ沼津信金講座 受講生が具体案提示
沼津信用金庫(沼津市)は16日、シニアや現役世代を対象に、地域課題を解決するキャリアプランを作る連続講座「セカンドキャリアアクション」の成果発表会を同市のぬましんCOMPASSで開いた。 県東部で起業や市民活動、NPOの立ち上げを目指す40~60代の9人が10月から、全5回の講座で地域の課題について学んだ。高齢者向けのシェアハウス運営や、空き家を活用した職人を支援する居住拠点の創出、商店街の活性化など、自身のキャリアと結びつけた具体案を発表した。 起業支援を手がける「関内イノベーションイニシアティブ」(横浜市)の治田友香社長と、同信金の鈴木俊一理事長が、採算や県東部エリアでの実現可能性などに
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地域脱炭素化へ取り組み紹介 事業者向けにセミナー 島田掛川信金
島田掛川信用金庫は14日、事業者向けに地域脱炭素化に向けた課題や対策、取り組み例などを紹介するセミナーを島田市本通3丁目の同金庫島田本店で開催した。市内外から約30人が参加し、地域脱炭素化に向け理解を深めた。 県環境資源協会の平井一之会長とエコアクション21審査員で、エネルギー使用合理化専門員の川瀬幸嗣さんが講師を務めた。平井会長は地球温暖化やごみ問題など環境問題の現状を解説し、エネルギー政策の転換や循環型社会の実現を訴えた。中小企業の戦略としては、環境省が企業の環境保全活動を評価する制度「エコアクション21」に取り組むことを提案した。川瀬さんは具体的な企業の取り組み例として、冷暖房費の削減
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年の瀬の地域に目光らせ 交通安全県民運動 特別警戒 特殊詐欺などの発生状況を説明 清水署で出陣式
年末特別警戒と年末の交通安全県民運動初日の15日、清水署は地域の関係団体などが出席する出陣式を同署で開き、関係者が士気を高めた。式に先立ち、年金支給日に合わせて特殊詐欺被害や交通事故防止を呼びかける広報活動も実施した。 出陣式では同署の鈴木正勝署長が清水区内の特殊詐欺や人身交通事故の発生状況などを説明。署員と関係団体のボランティアらに向け「パトカーの赤と青色パトロール車の青の光で区民に安心感を与えてもらえればと思う」とあいさつした。 年金支給日に合わせた広報活動は同日午前9時から同区の静清信用金庫矢倉支店で実施した。次々に訪れる利用客にチラシと啓発品を配りながら、特殊詐欺への警戒や電話機対策
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交通安全と防犯、年末「心がけて」 静岡県西部各地で県民運動
交通安全県民運動と年末特別警戒の初日の15日、県西部各地で警察や行政、防犯団体が広報活動を展開した。 「家康くん」も参加 浜松市東区 浜松市東区役所では、市職員、浜松東署員ら約50人がパトロール出発式に臨んだ。署員らが「特別警戒実施中」ののぼり旗を掲げ、交通事故や詐欺被害防止に向けて気を引き締めた。市のマスコットキャラクター「出世大名家康くん」も参加し、市民の安心安全な暮らしに向けて広報活動に協力した。 「出発」の号令後、パトカーや青色防犯パトロール車(青パト)など約10台が管内のパトロールに向かった。松本一勝署長は「管内では自転車盗や車上狙いが増加傾向にある。防犯活動にご尽力いただきた
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渡辺さん鈴木さんペア(浜松学芸高)V 「エコノミクス甲子園」静岡大会
全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」の静岡大会(静岡銀行主催)がこのほど、静岡市清水区で開催された。県内12校から20チーム40人が出場し、浜松学芸高2年の渡辺晴香さん(16)と同1年の鈴木唯芽さん(16)のペア「やまびこパンダ」が優勝した。2人は来年2月に東京都で開催される全国大会に県代表として出場する。 クイズは2人一組で挑戦し、筆記と早押しによる予選を突破した6チームが決勝に進出。10問のクイズが出題され、他チームとの駆け引きも交えて正解チームに付与される「積立金」の獲得金額を競った。 やまびこパンダは最終問題に正解し、逆転で1位に浮上した。浜松学芸高のクイズ研究会
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外国人の入居と口座開設を支援 スルガ銀とセゾン
スルガ銀行はこのほど、資本業務提携を結ぶクレディセゾンと連携した外国人専用サービスを始めた。外国人留学生や労働者らの賃貸住宅入居と銀行口座開設を支援する。 セゾンが初の外国人専用サービスとして提供を始めた賃貸住宅の「家賃保証・外国籍プラン」の利用者に、スルガ銀の「外国籍のお客さま専用銀行口座」を案内する。同口座は給与振り込みや公共料金の支払いに利用する普通預金口座で、永住権のない外国籍市民もスマートフォンで簡単に申し込みできる。
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SDGs取り組み浸透 東部市町で官民 富士は国から表彰
静岡県東部の市町で官民によるSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが加速している。富士市は地元金融機関などと各自の役割分担を示したプラットフォームを形成、沼津市と長泉町は推進企業・団体の活動の進捗(しんちょく)を発信する「見える化」を採用。富士市は先月、内閣府から県内で唯一表彰されるなど活動が評価されつつある。 同市は昨年、「SDGs共想・共創プラットフォーム」を発足。推進企業の登録、マッチングや金融支援など取り組み段階に応じたサポート体制と役割の明確化、富士信用金庫をはじめ金融や教育機関、商工団体など21社・団体による「応援団」構築といった独自の試みを進める。昨年度始動した「SNSによ
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経済や金融政策に理解 沼津高専で特別授業
沼津市の沼津高専はこのほど、金融経済教育の特別授業を行った。5年生と専攻科生約220人が経済や金融政策に関する知識を深めた。 県金融広報委員会の佐藤学事務局長(日本銀行静岡支店営業課長)が講師を務めた。「景気が悪い時は金利を下げて経済活動を活性化させ、景気が過熱気味の時は金利を上げて経済活動を抑制する」と金融政策の目的を説明した。 現在の金融政策や、物価上昇が続くものの日銀がデフレ脱却とは判断しない理由を解説した。生涯支出の試算を示し「生きるにはお金の知識が絶対必要」と強調した。 特別授業は本年度始まった起業を後押しする取り組みの一環で2回目。11月の授業では、沼津信用金庫職員が起業や
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課題解決のハブ担う 静岡銀行執行役員沼津支店長/鈴木淳史氏【サンフロント21懇話会~熱き地域人】
―静岡県東部の経済状況は。 「製紙、観光、製造など多様な産業が集積するのが特徴。コロナ禍を経て経済活動は活発化する一方、原材料や燃料価格の高騰、人手不足などが企業業績に影響すると懸念され、業界ごとの動向に丁寧に目配りする必要がある」 ―金融機関としての役割は。 「地域のあらゆる課題解決のために何をすべきかという視点から、地域、お客さま、グループ各社のハブとなって解決支援に取り組む。地域とともに歩むパートナーとしての役割を果たしたい」 ―県東部の活性化策は。 「伊豆地域では国内外からの旅行客の増加が期待される。沼津駅周辺総合整備事業のほか三島駅や新富士駅周辺でも市街地活性化事業を控
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「防災備え 点検を」 静岡銀など 焼津でセミナー
焼津市の防災をテーマにした「しずぎん地域防災セミナー」(静岡銀行焼津支店、橋本組、やいづキャンプ飯共催)が8日、焼津市本町の橋本組で開かれた。静岡大防災総合センターの岩田孝仁特任教授が、東日本大震災や西日本豪雨といった災害事例を紹介し、自分だけは大丈夫という正常化バイアスに陥る危険性を訴えるとともに、自ら家庭や地域で災害時の備えの点検を提案した。 岩田氏は、2018年の西日本豪雨で被災した住民がハザードマップの存在を知っていたにもかかわらず自身の住まいは浸水の危険性が低いと認識していた事例を出しながら、「本当に危険なことを無視してしまう」と指摘した。家庭と地域で防災の備えをチェックするポイン
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中学部活 活躍たたえる 浜松いわた信金、9校12部表彰
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)はこのほど、浜松・磐周地区の中学校の部活動を応援する「夢に追いかぜ賞」の贈呈式を中区のホテルで開き、県大会優勝などの好成績を収めたいずれも浜松市内の9校12部を表彰した。 県中学総体のバレーボールや卓球の男女で優勝した浜松修学舎や、吹奏楽の県大会などで優勝した浜松開成などに部活動奨励金として5万円を贈った。高柳裕久理事長は「部活動を通じて新たな夢への挑戦を続けてほしい」と述べた。 同信金所属のアルペンスノーボーダー三木つばき選手が寄せた動画を披露したほか、スポンサー契約を結ぶプロランナー神野大地さんが会場に登場。「進学などで選択を迫られた時、それぞれ自分の
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スルガ銀、来月から初任給を引き上げ
スルガ銀行は8日、2024年1月から初任給を引き上げると発表した。新卒採用社員は同4月から適用する。職務給バランスを調整するため、既存社員は若手を中心に基本給を一律に引き上げるベースアップを実施する。 優秀な人材の確保や社員の定着が目的。総合職の基本給は大卒が現行の20万5千円から24万円、短大・専門学校卒は16万3千円から19万8千円、高校卒14万8千円から19万3千円にそれぞれ引き上げる。
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地域の脱炭素化 取り組みを解説 14日 島田でセミナー
島田掛川信用金庫は14日午後1時半から、事業者向け地域脱炭素化セミナーを島田市本通3丁目の同金庫島田本店で開催する。 県環境資源協会の平井一之会長が講師を務め、地域の脱炭素化に向けた取り組みについて解説する。エコアクション21審査員で、エネルギー管理士の川瀬幸嗣さんが企業の省エネ事例も紹介する。活用できる補助金制度の説明もある。 定員50人。参加無料。問い合わせは同金庫地域サポート部<電0547(37)5189>へ。
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詐欺防止で感謝状 静銀支店に静岡中央署 「優良店」「マイスター」認定も
静岡中央署は5日、特殊詐欺被害を未然に防止したとして、静岡銀行瀬名支店と同支店営業グループ担当課長西岡出さん(55)、ビジネスチーフ本多位知子さん(52)に署長感謝状をそれぞれ贈った。同支店は2年間で4回、本多さんは1年間で2回被害防止に貢献したことから、同署は「優良店」と「マイスター」にそれぞれ認定した。西岡さんは過去にマイスター認定を受けていて、今回で4回目の被害防止となった。 西岡さんと本多さんは11月1日、来店した高齢女性から「還付金を受け取るためにATMを操作するよう言われた」と相談を持ちかけられ、不審に思い警察に連絡。同月2日にも同様の相談が来店者から寄せられ、被害を未然に防いだ
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用宗、丸子支店を移転 静岡銀行、来年6月に新店舗
静岡銀行は6日、用宗支店(静岡市駿河区)と丸子支店(同)を、JR安倍川駅近くに新築する同一の建物に移転すると発表した。新店舗の営業開始は来年6月24日の予定。 移転後も支店名や口座番号などの変更はない。通帳や証書、キャッシュカードもそのまま利用できる。
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スルガ銀行が休日融資相談 9、23日 沼津で
スルガ銀行は9、23の両日、年末の休日融資相談を沼津市通横町の本店営業部で受け付ける。 中小企業の経営者や個人事業主らが対象。窓口と電話で、資金需要や借入金返済などの相談に無料で応じる。両日とも午前9時から午後5時まで(正午から午後1時までを除く)。 問い合わせは本店営業部<電055(952)4884>へ。
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JAしみずのATM 詐欺防止音声で成果 振り込む直前 被害免れ
「おじいちゃん! おばあちゃん! だまされないで!」静岡県内有数の特殊詐欺被害件数を記録している静岡市清水区で、地元金融機関がATM周辺で流す音声による被害防止の呼びかけが成果を上げている。昨夏の導入以降、実施店舗での被害はゼロ。今秋には還付金詐欺被害に遭う寸前で同区の60代女性が音声を聞き、踏みとどまった。 清水署と連携して音声を導入しているのは、同区に本店のあるJAしみずの有度、飯田、庵原の3店舗。同署管内の特殊詐欺被害件数は2021年は県内ワースト、22年もワースト2位と深刻な状況が横たわる。 「ちょっと待ってください!」という警察官の緊迫感漂う声で始まり、3人の子どもが「お金が戻
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浜松いわた信金 新本部棟完成 部門間連携強化 作業効率向上へ
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は5日、同区元城町に完成した新本部棟と、隣接地で昨秋稼働した新本店棟の落成記念式典を現地で行った。経営の根幹に据えるSDGs(持続可能な開発目標)推進に向けて環境などに配慮した設計設備を導入したほか、組織内の融和や作業効率の向上を図るため、部署内で座席を固定しないグループアドレスを採用した。 地上10階建ての新本部棟のうち、業務の中心となる5~8階は壁の仕切りを設けず、役員や部門長が中央部に座るレイアウトを採用して迅速な意思決定や円滑な情報共有を目指す。食堂のある4階から吹き抜けの階段で8階までつながり、上下階のコミュニケーションを促す。 外観デザインは、
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赤い羽根募金に浄財41万円寄付 清水銀行
清水銀行は5日、赤い羽根共同募金で行員が寄せた約41万円を静岡市清水区共同募金委員会に寄付した。 同区のはーとぴあ清水で開かれた贈呈式で平岩将常務取締役が同委員会の田宮文雄会長に目録を手渡した。平岩常務は「生活が大変な人も多い中、ぜひ福祉のために使ってほしい」とあいさつした。 同行による寄付は今年が27回目で、累計額は1115万円。
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強盗対応や通報 手順確認 静銀支店で訓練 浜松市北区三ケ日
細江署はこのほど、浜松市北区三ケ日町の静岡銀行三ケ日支店で強盗対処訓練を行った。署員と職員ら計10人が、通報の手順や意識するポイントなどを確認した。 強盗犯に扮(ふん)した署員が刃物で職員を脅し、現金を奪って逃走する想定で実施した。犯人が「手を上げろ。早く金を出せ」と要求すると、職員は非常通報装置を押して警察に通報。犯人逃走後に服装や身体の特徴をメモした。 訓練後には、署員が「手口や犯人の動線、逃走方向は重要な情報なので、覚えることを心がけて」などと講評した。鈴木祥文支店長は「昨年の訓練より落ち着いてできた。いつ起こるか分からないので、心構えをしておきたい」と話した。
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浜松モデルで中小脱炭素化 市と地元金融機関、連携事業開始 温室ガスデータ共有、政策立案へ
2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現に向け、浜松市と地元金融機関が連携して市内中小企業の脱炭素経営を支援する動きを本格化している。1日からは金融機関側が集めた市内中小企業の温室効果ガス排出量データを市との間で共有し、支援の政策立案に役立てる連携事業をスタート。「浜松モデル」と銘打ったこの事業などを通じ、資金や知識不足、人材面で脱炭素化に二の足を踏んでいる中小企業を浜松地域全体で支える。 協力するのは静岡銀行と浜松いわた信用金庫。市や両金融機関など計7機関でつくる「浜松地域脱炭素経営支援コンソーシアム」の取り組みの一環で、両金融機関が中小企業に原則
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吉田支店を改装 しずおか焼津信金
しずおか焼津信用金庫は4日、吉田支店(吉田町住吉)をリニューアルオープンした。 店舗は鉄骨2階建てで預金や融資、経営相談などに応じるフルバンク型。施設の老朽化に伴い旧店舗から南へ350メートルの場所に新設した。環境への配慮として太陽光発電設備や全館LED照明を設置した。自家発電から電力供給が可能な外部コンセントや断水対策用の貯水設備を取り入れ、災害発生時には地域住民の一時的な避難場所として2階を開放する。同支店では6日まで、来店者に記念品を贈呈するイベントを開催している。
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詐欺被害未然防止 信金職員に感謝状 島田署
島田署はこのほど、特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、島田掛川信用金庫島田本店営業部(島田市本通3丁目)と同営業部の前田のどかさん(24)に感謝状を贈った。 同署などによると、10月下旬、窓口業務終了後にATMを利用していた20代男性から連絡用の受話器で「個人名義の口座にお金を振り込みたい。振り込むと報酬がもらえる」などと電話があった。応対した前田さんは上司や先輩らとともに直接話を聞き、SNSで指示を受けるなどの言動に違和感を覚え、特殊詐欺と判断して警察に通報した。 贈呈式で森昭夫署長が前田さんと鈴木健司営業部長に感謝状を手渡した。前田さんは「お客さまの財産を守ることは大切な仕事。コミュ
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強盗犯想定し緊急対応訓練 静清信金用宗支店
静岡市駿河区の静清信用金庫用宗支店と静岡南署はこのほど、強盗対処訓練を同支店で実施した。支店に押し入った強盗犯が拳銃で職員を脅しながら現金を要求するとの想定で、同支店の職員らが緊急時の対応の流れを確認した。 窓口で犯人役の署員から「金を入れろ。早くしないと撃つぞ」と脅される中、職員は犯人に悟られないように非常通報装置を押した。その上で、事前に決めていた役割分担に基づき、各職員が現金を奪って逃げた犯人を追って逃走方向を確認したり、人相や着衣を覚えたりした。警察への通報時には職員全員が電話口に集まり、それぞれが記憶した犯人の特徴を伝えた。 村山明支店長は「強盗が入りにくい店舗づくりも大事。来店し
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沼津の活性化 6金融機関連携 「フェンシングのまち」PR 対抗戦初開催 地元貢献加速へ
沼津市に拠点を置く六つの金融機関が連携し、地域活性化へ始動した。市や民間有志が普及を進めるスマートフェンシングでこのほど、社員同士が初対戦。今後、イベントの恒例化と参加企業の拡大へ調整する。交流を図るとともに「フェンシングのまち沼津」を掲げる地元への貢献も加速させる。 市内のフェンシング拠点施設「F3BASE」でこのほど、「第1回Welcomeカップ」を開いた。参加は、市内に支店や支社を構える野村証券と三菱UFJ銀行、日本生命、住友生命、沼津信用金庫と三島信用金庫沼津支店の約70人。各チームの対抗戦で、剣の代わりにスポンジ状の棒を使うスマートフェンシングで競い、仲間の勝利だけでなく、相手選手
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しずおか焼津信金 定期金利引き上げ
しずおか焼津信用金庫は1日、定期預金金利を引き上げると発表した。期間10年は0・2%、店舗契約の5年は0・07%とし、4日から適用する。いずれも現在は0・002%。 自動車ローンは1日から融資期間を最長10年から15年に延長した。住宅ローンの契約者に家具や自動車の購入費用、引っ越し費用などを融資する新商品の取り扱いも同日始めた。 4日に始めるアプリバンキングサービスは、スマートフォンで残高・入出金明細照会、インターネットバンキング申し込みなどができる。アプリのダウンロードは同日午前10時から。
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5年定期預金 金利年0.07%に 清水銀行、引き上げ
清水銀行は1日までに、年0・002%としていた期間5年の定期預金金利を、年0・07%に引き上げると発表した。日銀による金融緩和策の修正に伴う長期金利の上昇傾向を受けた措置。11月27日から適用している。また、12月8日から来年1月31日までの間は「2023しみず冬CAN!」と題し、10万円以上の預け入れをした客を対象に、期間1年は0・05%、期間3年と5年は0・1%金利を上乗せするキャンペーンを行う。
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定期金利引き上げ 静清信金
静清信用金庫は30日までに、期間5年の定期預金金利を0・002%から0・07%に引き上げた。日銀による金融緩和策の修正に伴う長期金利の上昇傾向を受けた措置。 自動車ローンは1日、性能の向上で自動車の買い替え周期が長期化しているとして、融資期間を10年から最長15年に延ばす。ウェブ完結型契約の固定金利は年1・90%を適用する。 このほか、住宅ローンの契約者を対象に家具や自動車購入、引っ越しなどの費用を合わせて融資する新商品も1日から取り扱う。最長40年の長期借り入れが可能で、月々の返済額を押さえて負担を軽減する。
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ITの最新情報紹介 生成AIノーコード 焼津でフォーラム
ITの最新情報や活用法を紹介する「IT経営フォーラム2023」(焼津商工会議所、しずおか焼津信用金庫主催、静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、焼津市三ケ名の焼津文化会館で開かれた。生成AI(チャットGPT)やプログラミングの知識がなくてもアプリ開発ができる「ノーコード」について講演した。 ソフトバンクAIプロジェクト推進部の中川栄治部長は生成AIの活用について、利用者の約7割がお試し段階でとどまっている実態を指摘。アイデア出しや事務的な作業といったビジネス上での事例を紹介し、積極的な活用を勧めた。 地元企業の幹部が参加し、ノーコードの取り組み事例を紹介するパネル討論も行われた。
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浜松いわた信金に詐欺防止で感謝状 浜松中央署
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、浜松中央署は28日、浜松市中区の浜松いわた信用金庫蜆塚支店(加藤弘和支店長)と窓口係の遠藤あゆ子さん(35)に署長感謝状を贈った。 同署によると、10月23日に来店した70代男性が200万円を振り込もうとした際、対応した遠藤さんらが男性の話から詐欺と見抜いた。男性はSNS上で外国為替証拠金取引(FX)の投資に関する架空請求を受けていたという。 同署で贈呈式があり、高橋直人署長が加藤支店長と遠藤さんに感謝状を手渡した。
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ビジネス創出へ 経営者ら糸口探る 沼津でセミナー
静岡中央銀行(沼津市)はこのほど、取引先が加盟する「しずちゅうビジネスクラブ」のセミナーを同市で開いた。同市では5年ぶり。参加した約160人が交流を深め、ビジネス創出の糸口を探った。 清野真司社長は独自の管理手法により顧客訪問が習慣化し、「目的を持った訪問のレベルアップを進めている」と強調。「ニーズをお話して当行を活用してほしい」と呼びかけた。モスフードサービス元会長の桜田厚さんが講演した。 セミナーは12月に横浜市と掛川市でも開く。
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スルガ銀行と元役員1人和解 不正融資損賠訴訟
シェアハウス向けの不正融資問題を巡り、スルガ銀行は29日、旧経営陣の責任を追及して損害賠償を求めた訴訟で、麻生治雄元専務執行役員と静岡地裁で和解が成立したと発表した。麻生氏が責任を認め、1千万円を支払う。 同銀行は岡野光喜元会長や営業担当だった麻生氏ら9人(相続人を含む)に、総額35億円の損害賠償を求めて提訴した。和解成立は9人の中で初めてという。 不正融資に関わったとして懲戒解雇された麻生氏は、同銀行に地位確認と未払い給与など計約2400万円の支払いを求めて東京高裁で係争中だが、今回の和解を受けて訴訟を取り下げるという。一審の東京地裁判決は「解雇は合理的な理由を欠き無効」と判断し、解雇
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サンフロント21懇話会 東部地区分科会 中心街再開発 将来を探る
静岡県東部地域の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は29日、沼津市内で東部地区分科会を開いた。中心市街地再開発の可能性や将来像について、同市の頼重秀一市長と都市計画が専門の東京大大学院の中島直人准教授、沼津あげつち商店街振興組合の小松浩二理事長(REFS代表取締役)が持論を披露した。 3氏は「未来を拓く―沼津・東部地区 これからのまちづくり」をテーマにパネル討論を展開した。頼重市長は鉄道高架化に伴う沼津駅周辺のあり方を挙げ、「車ではなく人が中心のまちづくりを進める」とし、中島准教授は「中心市街地の問題と言えば商業活性化だ
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事故防止啓発品 県安協に寄贈 ダイレクトワン
スルガ銀行グループのダイレクトワン(沼津市、安斎善毅社長)はこのほど、交通安全を啓発するポケットティッシュ10万5千個を県交通安全協会に寄贈した。 静岡市葵区で行われた贈呈式で、安斎社長が同協会の夏目敏孝専務理事に目録を手渡した。安斎社長は「特に子どもたちに交通安全の大切さを理解してもらいたい」と強調。夏目専務理事は「交通マナー違反や悲惨な事故が1件でも減るように啓発品を活用して呼びかけていく」と話した。 ポケットティッシュには自発光式反射材の着用を促進する県警の「ピカッと作戦!」の情報や、小学生交通事故防止ポスターの優秀賞に輝いた7作品をデザインした。同協会は交通安全教室や街頭活動などで配
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ウェブ完結契約 カーローン下げ 遠州信金、負担軽減へ
遠州信用金庫(浜松市中区)は12月1日から、ウェブ完結契約マイカーローンの固定金利(10年以内)を現行の年1・64%から1・48%に0・16ポイント引き下げる。返済期間も10年から最長15年に伸ばす。 来店契約(10年以内、リピートプラン)の金利も1・74%から1・68%に引き下げる。新たに10年超のプランも設けた。融資限度額はいずれも1千万円。 同信金によると、原材料高などで幅広い車種の価格が値上げ傾向にあるほか、性能向上で買い替えサイクルも長期化しているという。ニーズに応じた設定で借りやすくし、ディーラーや他の金融機関からの借り換えも促す。 同信金生活サポート部の担当者は「物価上昇で家計
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CO2排出量取引 東証「市場」に参加 静岡銀行、静銀リース
静岡銀行と静銀リースは年内にも、二酸化炭素(CO2)排出量を取引する東京証券取引所の「カーボン・クレジット市場」に参加する。市場で売買されるCO2排出削減量に応じたクレジットを金融商品や車のリースに付帯させるなど、取引先と連携した脱炭素の取り組みを加速させる。 静岡銀は10月からCO2量を算定するクラウドサービスの取り扱いを始め、各企業が排出するCO2の「見える化」を進めている。静銀リースは営業車両のCO2排出量に応じたクレジットを購入し、相殺して排出を実質ゼロにする「カーボンオフセット」に取り組む。両社は市場への参加でCO2排出削減に関する情報収集に努めるほか、クレジットを組み合わせた商品
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商工会、金融、行政の連携本格化 浜松・天竜区 事業者の経営革新を後押し
浜松市天竜区で本年度、金融機関や商工会、行政が金融懇談会を核として連携する取り組みが始動した。人口減に伴い商圏縮小や廃業件数の増加といった課題が深刻化する中、それぞれの知見やノウハウを持ち寄り経営相談や事業承継支援を展開することで、地域経済の活性化を目指す。 同区の天竜商工会本所で今月下旬開かれた会合には、静岡財務事務所や県信用保証協会、JA遠州中央、銀行、信用金庫の担当者が顔をそろえ、現状や課題について意見交換した。金融機関からは「人材紹介や空き物件活用、マーケティングなど事業者を総合的に支援していきたい」(静岡銀行)などの意見が出た。 金融懇談会は6月に発足した。各機関同士が協力し
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AI活用システム構築へ 遠州信用金庫(浜松市)/鈴木靖理事長【キーパーソン・最前線】
システム部門を中心に歩み、6月に理事長に就任した。コロナ禍で停滞した地域経済の回復に取り組むとともに、積極的なデジタル化推進方針を継続し、人工知能(AI)を活用した新たな営業形態も検討する。 ―地域経済の現状は。 「コロナ禍前までの回復には届かず、飲食業界や商店を取り巻く環境は厳しい。放映中の大河ドラマ、2024年の浜名湖花博20周年事業を生かして地域の消費を喚起したい。EV(電気自動車)シフトなどによるビジネスモデル転換が求められる中、県西部の中小製造業がこれをチャンスにできるかが経済発展のポイントの一つ。設備関係や将来を見据えた業種転換への提案にも積極的に取り組む」 ―経営で重視す
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浜松いわた信金 新本部棟完成 12月11日から業務開始
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は11月27日、同区元城町に整備を進めてきた新本部棟が完成し、12月11日から順次業務を開始すると発表した。 新本部棟は鉄骨鉄筋コンクリート造りの地上10階建てで、延べ床面積1万1685平方メートル。5~9階が役職員の業務室で、「フリーアドレス」など内容や働き方に合わせて働く場所を自由に選択できる仕組みを導入。昨年10月に先行して業務を始めた隣接の新本店棟と、3階および4階部分が空中の通路でつながる。 「安全安心」「サステナビリティ」などが基本コンセプト。浜松城の向かい側という立地を踏まえ、低層階は石垣を連想させるタイル壁、高層階は直射日光を遮るテラコッタ
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未活用特許使い学生が商品提案 最優秀に静岡文化芸術大
大学生が県内企業の未活用特許を使った新たな商品やビジネスモデルを提案する「知財活用アイデアプレゼン大会」(県産業振興財団主催、静清信用金庫、浜松いわた信用金庫、県発明協会共催)がこのほど、静岡市内で開かれた。県内4大学から10チームが出場し、静岡文化芸術大「プランターズ」が最優秀賞に輝いた。 プランターズは筒状の容器にLEDを巻き付ける特許技術を用いて、好きなグッズなどを飾るアクリル製展示ケース「推し入れ」を提案した。ストラップ付きで可搬性を高め、スマートフォンでの光の色や明るさを調整可能に。好きなアイドルやキャラクターを応援する「推し活ブーム」に着目し、若者を中心に需要を見込むなど市場性
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浜松いわた信金 9月中間決算は増収増益
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)が27日発表した2023年9月中間決算(単体)は事業承継や相続支援などの手数料収入の増加や貸倒引当金の戻し入れ益などが寄与し、2年連続の増収増益だった。 売上高に当たる経常収益は前年同期比22・9%増の200億1千万円、経常利益が39・5%増の50億5200万円、当期純利益が54・0%増の39億8600万円。 貸出金利回り低下などで資金運用収益は減少したが、事業承継やビジネスマッチング、投資信託の支援といった手数料収入などが堅調で役務取引等収益が15・0%伸びた。 投資信託解約損が発生した一方、株式等売却益や、伴走支援強化による経営改善に伴い貸倒引当金の
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優良従業員103人表彰 三島商工会議所
三島商工会議所はこのほど、優良従業員表彰式を三島市のホテルで開いた。石渡浩二会頭が27事業所103人に表彰状を手渡した。 勤務30年以上の従業員に贈られる日本商工会議所会頭表彰を受けたのは次の通り。 青木陽子(伊豆箱根企業)長沢靖二(伊豆箱根鉄道)菅原由紀子、石井みどり、大高和枝(以上伊豆フェルメンテ)須藤豊、甲斐健二(以上MYコミュニケーションズ)小口俊彦、稲本哲也(以上小野建設)杉崎三津夫、辛川寿雄、遠藤峰夫(以上協和ブレード製作所)黒川博史、藤井君彦(以上静岡コンサルタント)鈴木吉武(第一段ボール)平賀春一、飯塚雅貴(以上ダイナナ)栗原さつき、向笠早苗(以上東日クッキング)山口英二(東
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ダイヤモンド和に「小さな親切」実行章 富士宮、着物文化をPR
「小さな親切」運動県本部はこのほど、外国人に着物文化を伝えている富士宮市の市民グループ「ダイヤモンド和」に実行章を贈った。 同グループは茶道教室の生徒で結成し、現在は4人で活動する。同市の村山浅間神社で7月に行われる富士山のお山開きに着物姿で出席し、訪れた外国人を出迎えている。外国人留学生の着付け教室も開く。 贈呈式が同市西小泉町の静岡銀行富士宮東支店で開かれ、同本部富士宮東地区支部の高塚厚芳支部長がメンバーに実行章を手渡した。活動の中心的な役割を担う篠原和子さん(79)は「日本の伝統文化をこれからも広めたい」と話した。
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遺伝と発症の関係は がんセンター、三島で講座 個別化治療も紹介
静岡県立静岡がんセンター公開講座「ここまで進んだ!最先端のがん医療」(静岡新聞社・静岡放送主催、スルガ銀行特別協賛)の第3回講座が25日、三島市民文化会館で開かれた。浄住佳美・遺伝カウンセラーは「がんと遺伝の関係」、山崎健太郎消化器内科部長は大腸がんの薬物治療をテーマにそれぞれ講演した。 浄住カウンセラーは、生まれつき持つ遺伝子変異が発症に強く関わる「遺伝性がん」はがん全体の5~10%とされ、「一般のがんより発症が早い傾向にある。遺伝子変異があっても必ず発症するわけではない」と紹介した。遺伝情報の特性として不変性や不確実性を挙げ、遺伝子検査を受けるか判断する際には「自身と家族にとってのメリ
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8位入賞、目標に挑む 沼津市チームが結団式【市町対抗駅伝】
12月2日の県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に向け、沼津市チームは25日、同市の第五地区センターで結団式を開いた。8位入賞を目標に大会に挑む。 選手を代表して沢田小6年の竹内海希君(12)が頼重秀一市長らからの激励を受けた後、「苦しい練習を乗り越えてきた。チーム一丸となってゴールを目指す」と決意を述べた。選手兼監督の平田裕也さん(44)は「結果を残して市制100周年に花を添えたい」と意気込んだ。 その他の登録選手は次の通り。 山田瑛佑(第四小6)西村勲士(大平小4)飯田芽依(大岡小6)権莉佳(第二小5)大沼光琉(市立高中等部3)落合王遵(浮島中1)島田実采(
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定期金利引き上げへ 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は24日、27日から預け入れ期間5~10年の定期預金の金利を引き上げると発表した。10年は現行の0・004%から50倍となる0・2%に上がる。 同信金によると、スーパー定期、1千万円以上の大口定期が対象で、日銀の金融政策修正に伴う長期金利上昇に対応する。5年、7年は現行の0・004%から、それぞれ0・07%、0・1%に引き上げる。
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小さな親切運動 学校や個人表彰 静岡で県本部
「小さな親切」運動県本部(八木稔代表)は21日、あいさつ運動に協力する小中学校への感謝状贈呈式と、第11回「小さな親切」作文コンクール(静岡新聞社・静岡放送後援)表彰式を静岡市清水区の静岡銀行本部研修センターで行った。 県内のあいさつ運動協力校11校に感謝状を贈り、協力校による活動報告も行われた。 作文コンクールは「小さな親切」と「私の心のワクチン」をテーマに県内の小中学校132校から2583編が寄せられた。最高賞の知事賞には小学生の部は浜松市立可美小4年の荒川美和さん、中学生の部は同市立引佐南部中3年の溝尻圭さんが輝き、2人を含む入賞者18人が表彰された。 今年から作品の応募割合が高
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静岡中央銀「富士山フォトコンテスト」 星陵高に特別奨励賞 富士宮市
静岡中央銀行は22日、同行が主催する「富士山フォトコンテスト」(静岡新聞社・静岡放送協力)で、特別奨励賞に選出された富士宮市の星陵高写真部への表彰式を同校で開いた。 同部の22人が計32点をコンテストに応募した。同行営業企画部の沢田武嗣部長が、写真部の岸野航河部長らに賞状と記念品を手渡した。 会場では静岡新聞社東部総局編集部のカメラマンが、星陵中・高の写真部員に向けた「写真の撮り方教室」も実施した。
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静岡商高生 呈茶でもてなし 静清信用金庫3店舗
静岡市葵区の静岡商高の3年生有志がこのほど、静清信用金庫の3支店で呈茶の体験学習を行った。生徒が自ら入れた静岡茶を来店者に振る舞った。 生徒はグループごとに同区の片羽、駒形、研屋町の各支店を訪ねた。研屋町支店では女子生徒3人が静岡茶業青年団員の指南を受けながら、急須を使って丁寧に茶を入れた。呈茶された来店者は「急須で入れた濃いお茶はやっぱりおいしいね」などと笑顔で応じていた。 松永莉音さん(17)は「自分で入れたお茶をおいしいと言ってもらえることがうれしかった。自宅でも入れてみようと思った」と話した。
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「駄目」と言わないコーチング 元プロ野球内田氏、三島で講演会
三島信用金庫本店の取引事業所の経営者らでつくる「さんしん本店同友会」はこのほど、50周年記念講演会を三島市のホテルで開いた。長年プロ野球コーチを務めた三島市出身の内田順三さん(東海大一高・現東海大静岡翔洋高卒)が「作り・育てる・活(い)かす―名選手を育てたコーチング」と題して講演した。 多くの一流選手を育ててきた経験から「熱意を持ち、心を込めて付き合えば人は育つ」と持論を語った。指導する際は「駄目」と言わないコーチングを心がけてきたといい「2軍での駄目はクビと一緒。辛抱して時間をつくり、選手を生かすことを考えないといけない」と話した。 内田さんは1970年にヤクルトへ入団。その後、選手、
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中小「人手不足」6割 「定年制廃止」4分の1 しずおか焼津信金調査
しずおか焼津信用金庫が県中部を中心に中小企業337社を対象に実施した人手不足の現状と動向に関するアンケートによると、「非常に不足している」「やや不足している」との回答が計59・8%に上った。多くの企業が労働条件の改善などに努めるものの、半数近くが「新規の人材獲得が困難」としている。4分の1が定年制度を廃止するなど、雇用年齢を引き上げる動きも目立つ。 業種別では、「非常に不足」との回答が建設業で18・9%と、全業種平均(9・4%)の約2倍。「やや不足」との合計も建設業が79・3%と最多で、サービス業68・9%、卸売業60・5%、製造業57・9%が続いた。人材確保の取り組みは賃金や福利厚生など
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富士見高 動画で最優秀 地域発信コンテスト 起業コースは静高、稲取高
静岡銀行はこのほど、県内の中高生が地域課題の解決や魅力発信に取り組むプログラム「アオハルし放題」の最終コンテストを静岡市内で実施した。地元の良さを紹介する「動画コース」は富士見高が、新たな特産品を開発する「起業コース」は静岡高と稲取高がそれぞれ最優秀賞に選ばれた。 富士見高は、生徒が自転車で富士市内を巡る動画を数分間に仕上げた。田子の浦など各地の風景に加え、特産のしらすや地元でおなじみのサイダーかん、つけナポリタンなどのグルメも紹介。音楽や食レポも盛り込み、高校生らしい躍動感ある作品が評価された。 起業コースでは高校生が県内企業の伴走支援を受けて商品開発に挑んだ。静岡高は静鉄ストアと規格外野
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富士宮・えんの会 道路清掃で実行章 「小さな親切」運動
「小さな親切」運動県本部はこのほど、富士宮市内で道路清掃に取り組む市民団体「えんの会」に実行章を贈った。 えんの会は1944年生まれの市内在住者有志で2008年に結成した。県道414号を同市小泉から北上して山梨県境まで約30キロの道のりで年に11回、軽トラックの荷台がいっぱいになるほどの量のごみを拾っている。活動には延べ約1700人が参加したという。 贈呈式が同市宮町の静岡銀行富士宮支店で開かれ、同本部富士宮地区支部の田中正男支部長が山田武司会長に実行章を手渡した。山田会長は「地道に続けてきた活動が認められてありがたい」と笑顔を見せた。
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金融 金利上昇 顧客基盤見直し【回復持続いかに 点検中間決算㊦】
「今後は金利がつく。貸し出しのボリュームが金融機関の収益力の差になる」 静岡銀行を傘下に置くしずおかフィナンシャルグループの柴田久社長は11日、2023年9月中間決算の発表会見で、金利の上昇局面を見据えた経営戦略に言及した。前日には期間10年の定期預金金利を従来の100倍となる0・2%に引き上げると発表。金融取引の原点である預金の重要性を強調し、「銀行内で認識を徹底させていく」と言葉に力を込めた。 超低金利政策を進める日銀が10月末に大規模な金融緩和策の再修正を決め、長く抑制してきた長期金利の上限1%を一定程度超えることを容認した。これを受け、メガバンクなど大手が定期預金金利の引き上げを
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あの頃の静岡 写真で振り返る 駿河区、小池さん親子の50点
静岡市駿河区の会社員で写真愛好家の小池正規さん(57)による写真展「あの頃の静岡」が30日まで、静清信用金庫西脇支店(同区)で開かれている。 小池さんと3年前に他界した父豊さんが、昭和30年代以降の各時代に静岡市内で撮影した風景写真や人物スナップ写真など約50点が並ぶ。昭和40年代の大浜公園プール(同区)で水遊びを楽しむ家族連れや、日本平山頂の見晴らし台に止まるボンネット型バスなど、今では見ることのできない懐かしい光景を収めた作品が来場者の目を引いている。 小池さんは「生前、父が『撮っておいて良かった』と話していた何げない日常の1コマ。私たち親子が後世に残したいと思って切り取った風景をぜひ楽
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5年定期金利上げ 静岡中央銀
静岡中央銀行は17日、20日から期間5年の定期預金の金利を0・07%に引き上げると発表した。現在の0・002%から35倍となる。長期金利の上昇と他行の動向を踏まえて判断したという。 スーパー定期預金や大口定期預金などが対象。5年未満の定期預金の金利に変更はない。
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医師専用ローン スルガ銀取り扱い
スルガ銀行はこのほど、医師専用の「ドクターズローン」の取り扱いを始めた。年利1・7~3・7%の優遇金利、無担保で融資する。 利用限度額は10万~5000万円。返済期間は最長20年。奨学金の借り換えや物品購入、他社のローンの借り換えなど利用目的が決まっている「目的ローン」として、医師の資金需要に役立ててもらう。
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奥浜名湖誘客へスタンプラリー 11月18日から遠州信金
遠州信用金庫は18日から、紅葉シーズンに合わせて奥浜名湖地域への誘客を図る「湖北五山めぐり~奥浜名湖周遊スタンプラリー」を始める。五山と周辺の飲食店6店の計11カ所のうち、5カ所でスタンプを入手した来場者に抽選で地元の銘菓を贈る。12月17日まで。 湖北五山と呼ばれる大本山方広寺や大福寺など国指定重要文化財を有する寺院をめぐり、紅葉で彩られた庭園などを鑑賞してもらう。ウナギや洋食店などの飲食店も専用マップ上で紹介した。デジタル化推進の一環で、アプリ「toypo(トイポ)」をダウンロードしてスタンプをためる。達成者から10人にせんべいやもなかなど奥浜名湖地域の銘菓セットが当たる。 問い合わ
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浜松いわた信金 事業承継ファンド設立 企業価値高め 橋渡し
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は16日、中小企業の事業承継支援に特化した総額10億円の投資ファンドを設立した。後継者がいないなど事業承継に課題を抱える取引先の株を取得し、経営改善で企業価値を高めた上で、新たな後継者へ橋渡しする。 名称は「浜松いわた事業承継1号ファンド」。事業承継が主目的のファンドは県内信金で初めてという。 1社当たりの投資規模は1億~2億円を想定する。原則全株式取得を目指す。投資業務や関連支援に豊富な実績を持つケップルキャピタル(東京、神先孝裕代表取締役CEO)が運営管理する。 財務改善や営業管理、人材育成といった多角的な支援で経営力を高め、出口としては10年後まで
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好循環へ投資呼び込む 静岡県産業成長戦略骨子案 人材確保や新興企業支援
静岡県は16日、県産業成長戦略会議を県庁で開き、2024年度産業成長戦略の骨子案を公表した。「危機対応から成長への好循環」を基本方針に、産業人材の確保・育成とスタートアップ(新興企業)支援を打ち出した。産業構造の転換も不可欠とし、大胆な企業誘致の推進を掲げた。 医療や光技術、海洋資源、植物由来の新素材(CNF)などで本県が取り組む先端プロジェクトと国内外のスタートアップを結びつけ、投資を呼び込みながら各産業の拡大を図る。県のイノベーション拠点「SHIP」が企業間の橋渡しや情報発信を担う。 多様な人材の確保を課題とし、保護者へのアプローチ強化や人材マッチングの実施で若者と海外高度人材を取り
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人事=SFG不動産投資顧問(16日)
代表取締役社長兼企画部長(静岡銀行ストラクチャードファイナンス部ストラクチャードファイナンスグループ課長)渡辺敬博▽取締役管理部長(同行監査部監査企画グループ主任検査役)中茎憲一▽投資助言審査部長(同行ストラクチャードファイナンス部ストラクチャードファイナンスグループ課長)小宮敬▽営業部長(同)清水利幸
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「SFG不動産投資顧問」設立 収益性分析、事業戦略に助言
しずおかフィナンシャルグループ(SFG)は16日、駅前再開発や大型商業施設の誘致など不動産に関する投資ニーズに応じた私募ファンドを立ち上げ、資金調達を含めた事業戦略の助言を行う新会社「SFG不動産投資顧問」を設立した。主に県内の不動産開発や地元企業による県外での事業拡大などを想定し、地域に資金と人が循環するエコシステム実現を目指す。 私募ファンドは土地の所有者やゼネコンなどの投資家、静岡銀行を含む金融機関で事業ごとに組成し、不動産の信託受益権を購入して事業を進める。新会社は将来の収益性などを分析して私募ファンドへの情報提供を行うほか、遊休不動産の活用方法や建設される施設への導入機能などについ
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チャットGPT活用へ勉強会 島田市としずおか焼津信金 合同
島田市としずおか焼津信用金庫はこのほど、生成AI(チャットGPT)の合同勉強会を市役所で開いた。それぞれの職員計約60人が参加し、自治体や金融機関での活用に向けて理解を深めた。 市と同金庫の「地方創生の推進に向けた連携に関する協定」の締結に基づき、企画した。ラーニングカレッジ(静岡市)代表で、勉強会などを主催する中村俊也さんが講師を務め、チャットGPTの使い方を始めとした基礎知識、活用事例やリスクなどを解説した。 中村さんは人工知能(AI)と向き合う心構えとして①目的を明確にする②上手な指示文を入力する③ひたすら触りまくる④意外と遊び心が大切―の4点を挙げ、「固い組織ほど遊び心が大事。まずは
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2金融機関と職員に詐欺防止で感謝状 三島署
三島署は15日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして函南町の函南郵便局(片山幾雄局長)、同町の三島信用金庫函南支店(宮本浩和支店長)と、それぞれの職員に署長感謝状を贈った。 同郵便局は9月29日、占いサイトの使用料として50万円を振り込もうと来店した同町の70代女性の被害を防ぎ、柿戸広史課長と職員の冨田篤子さんが表彰された。同支店は10月4日、来店した同町の60代男性が「警察官を名乗る男に『口座が犯罪に使われている』と言われたので、凍結される前に口座を解約しにきた」と申し出たことから詐欺を疑い、対応した職員の川端富貴子さんが感謝状を受けた。 同署管内では今年、14日までに29件計2千万円以上の特
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静清信金西脇支店 リニューアル開店 脱炭素に配慮
静清信用金庫はこのほど、静岡市駿河区の西脇支店を改装オープンした。太陽光発電や業務用の電気自動車(EV)などを導入し、脱炭素を進めながら快適な空間を提供する。 預金や融資、経営相談などに応じるフルバンク店舗。太陽光発電で年間使用電力の3分の1を賄い、再生可能エネルギー由来の電気も取り入れる。業務用車両にEVや電動バイクを採用するなど、ゼロカーボン実現への環境を整えた。 鉄骨2階建て。店内に県産木材をあしらい、非可聴音を含む自然音源「ハイレゾ環境音楽」を流して心地よい空間を演出する。
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免疫薬物療法 解説 がんセンター 三島で講座 「家族の理解必須」
静岡県立静岡がんセンター公開講座2023「ここまで進んだ!最先端のがん医療」(静岡新聞社・静岡放送主催、スルガ銀行特別協賛)の第2回講座が11日、三島市民文化会館で開かれた。同センターの医師2人が免疫薬物療法と膵(すい)がん治療の最前線について解説した。 村上晴泰化学療法センター長は、免疫の働きを利用してがんを治療する免疫薬物療法を紹介した。最も臨床開発が進んでいるのが、免疫細胞の働きを抑制する分子「免疫チェックポイント」を阻害することで、がん細胞に対する免疫を活性化させる「免疫チェックポイント阻害薬」。既存の抗がん薬と比べ、効果が高く副作用が軽い、投与が簡便などの利点があるという。一方、免
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スルガ銀行とセゾンが事業計画 新規ローン目標 5年で3500億円以上
スルガ銀行は10日、資本業務提携を結んだクレジットカード大手クレディセゾンとの事業計画を明らかにした。競争力のある商品を共同開発し、新規顧客を開拓。2027年までの5年間で3500億円以上の新規ローン実行を目指す。 スルガ銀は10月、セゾンの保証付住宅ローンの取り扱いを開始した。11月中には不動産ファイナンスの共同展開として、コラボレーションローンの提供を始める。今後も新しい市場向けの商品開発と協業を進め、新規ローン実行額を増やすという。 スルガ銀は24年春に中小企業経営者や個人事業主らを対象にセゾンカードの提供を始め、同夏にはセゾン会員向けのインターネット支店を設立する予定。 両社は
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清水銀行、増収減益 債権引き当て響く 23年9月中間
清水銀行が10日発表した2023年9月中間連結決算は、経常収益が前年同期比10・0%増の157億2400万円だった。経常利益は93・4%減の1億3500万円、純利益は88・0%減の1億7800万円と増収減益だった。 単体で本業の収益力を示すコア業務純益は53・1%減の8億4千万円。 10月下旬に民事再生法適用申請した浜松市西区のMPP KOMATSU(エムピーピー・コマツ)に対する債権について新たに引き当て処理するなど、不良債権処理額が13億1300万円と想定以上に膨らんだ。外貨調達コストの増加も利益を押し下げた。不良債権残高は7・7%増の159億8400万円で総与信に占める比率は0・0
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静岡中央銀は増収増益 23年9月中間
静岡中央銀行が10日発表した2023年9月中間連結決算は、経常利益が前年同期比1・5%増の19億1800万円、純利益は3・6%増の13億8500万円だった。本業が堅調に推移し、株式等売却益も増加。貸倒引当金などの与信費用が増えたものの、3年連続の増益を確保した。経常収益は16・6%増の77億6700万円で2年ぶりの増収となった。 単体の業務粗利益は6・3%増の51億1300万円、本業の収益力を示すコア業務純益(投資信託解約損益を除く)は14・1%増の15億8200万円。少額投資非課税制度(NISA)拡充を見据え強化する投資信託販売などに伴う役務取引等収益が増え、貸出金利息も増加した。 コ
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しずおかFG経常増益 9月中間 役務取引が堅調
しずおかフィナンシャルグループ(SFG)は10日、2023年9月中間連結決算を発表した。経常収益は傘下の静岡銀行の増収などが寄与し、持ち株会社移行前(静岡銀行連結決算)の前年同期比28・8%増の1795億800万円、経常利益は42・4%増の554億2900万円となった。純利益は、特別損失に今後数年間の減価償却費を前倒しで計上した影響で、12・2%減の247億5400万円。 静岡銀単体の業務粗利益は資金利益や役務取引等利益などが増加し、5・0%増の774億3100万円。本業の収益力を示すコア業務純益は18・5%減の301億6700万円となった。 期中平均の貸出金残高は4・1%増の10兆1286
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天浜線沿線「花のリレー」活用 4団体タッグ 観光商品企画 浜松、研究会が発足
浜松市内の産学官金4団体がタッグを組み、地域が連携した天竜浜名湖鉄道沿線の花の植栽活動「花のリレー・プロジェクト」を誘客に生かす「観光プロジェクト研究会」が10日、発足した。2024年春に開幕する浜名湖花博20周年記念事業に合わせ、沿線を乗り降りして植栽地周辺を散策するなどの観光商品をつくり出す。 メンバーは、天竜浜名湖鉄道、浜松学院大、浜松・浜名湖ツーリズムビューロー、浜松いわた信用金庫。各団体の関係者が知見やノウハウを持ち寄り、地域の見どころを盛り込んだ新たな観光モデル商品を検討する。 浜松市内で行った発足式には、天竜浜名湖鉄道の松井宜正社長、浜松学院大を運営する興誠学園の俵山初雄理事長
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静銀、スルガ銀 10年定期0.2%に
静岡銀行、スルガ銀行は9日、それぞれ現在年0・002%としている期間10年の定期預金金利を、13日から100倍の0・2%に引き上げると発表した。 日本銀行による金融緩和策の再修正で長期金利が上昇傾向となり、メガバンクなどで定期預金の金利を引き上げる動きが広がっていた。両行とも期間5年は0・07%に、7年は0・1%に上げる。いずれも現在は0・002%。 普通預金は短期金利と合わせるため、現在の0・001%を当面維持する。
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スルガ銀 減収減益 貸倒引当金戻入益 減少 9月中間
スルガ銀行が9日発表した2023年9月中間連結決算は、2年連続の減収減益になった。貸出金利息と有価証券利息配当金が減るとともに、シェアハウス債権一括譲渡という前年同期の特殊要因がなくなり、貸倒引当金戻入益も大幅に減少した。 売上高に当たる経常収益は前年同期比16・5%減の439億9400万円、経常利益が29・6%減の128億5500万円、純利益41・4%減の95億8900万円だった。前年同期は貸倒引当金の減算で課税所得が欠損金計上になったが、今期は法人税等も増えて最終減益要因になった。 単体の業務粗利益は3・4%増の295億4900万円。銀行本業の収益力を示すコア業務純益が11・4%減の11
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公募地方債 200億円発行 静岡市
静岡市は8日、総額200億円の全国型市場公募地方債(10年債)の募集を始めた。表面利率は0・977%で、1万円単位で購入できる。利払いは5月24日と11月24日の年2回。 静岡銀行や清水銀行など5金融機関で、11月16日まで取り扱う。
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自慢の写真20点 愛好家が作品展 30日まで、湖西
湖西市や浜松市の写真愛好家4人による作品展「写友展」が30日まで、湖西市新居町の遠州信用金庫新居支店で開かれている。写真歴の長い70代の4人が、この1年間に撮影した風景や動物、祭りなどの写真20点が並ぶ。 出品者は同市新居町の白井槙雄さん、浜松市西区の戸毛光男さん、同市中区の福嶋豊美さんと佐藤規夫さん。いずれも浜松写真連絡協議会のメンバーで、普段は富士山や各地の祭り、動物園の生き物など、各自が得意のテーマで撮影をしている。SNSが盛んな時代にプリント写真の良さを感じてもらおうと、自慢の作品をB2サイズやA1サイズに印刷して展示した。
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詐欺被害を防止 3店舗に感謝状 浜松中央署
特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして浜松中央署はこのほど、浜松市中区のローソン浜松南浅田店(野田幹夫オーナー)、静岡銀行葵町支店(有田正巳支店長)、同行浜松高丘支店(藤田順子支店長)の3店舗に署長感謝状を贈った。 3店舗では9月、来店した高齢者が高額の電子プリペイドカード購入や口座振り込みをしようとした際、対応した職員らがその様子から詐欺と見抜き、被害を防いだ。3人の高齢者はパソコンのウイルス感染の修理費や、遺産相続の手数料名目などで架空請求を受けていたとされる。 同署で贈呈式があり、野田オーナー、有田支店長、藤田支店長の3人が高橋直人署長から感謝状を受け取った。
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⚽富士通沼津が優勝 1部、2位は浜松シティ 静岡県社会人サッカーリーグ
静岡県社会人サッカーリーグがこのほど、富士通沼津グラウンドなどで行われ、1部は富士通沼津の優勝が決まった。2位は浜松シティ。 2チームは東海リーグ昇格を懸け東海社会人トーナメント大会(12月9、10日・愛知県)に出場する。 ▽1部 富士通沼津(30) 2―1 オーラン袋井(27) 静岡市役所清水(20) 3―2 芙蓉ク(12) ▽2部 静岡銀行(3) 3―2 マイルドイレブン(4) 中部電力(15) 3―3 SJファナン(14) 静大ク(10) 3―0 ウィスタリア藤枝(12) (棄権) ▽3部 ラソス(7) 4―2 浜松SVN(19) カメリア(6) 4―0 ベアーズ(1
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元巨人コーチ・内田さん講演 11月17日に三島市で
三島信用金庫本店の取引事業所の経営者らでつくる「さんしん本店同友会」は17日午後4時半から、長年プロ野球コーチを務めた三島市出身の内田順三さんを招いた講演会を同市のみしまプラザホテルで開く。 同友会の50周年記念行事。広島や巨人で打撃コーチなどを務め、名選手を育ててきた内田さんが「作り・育てる・活(い)かす―名選手を育てたコーチング」と題して講演する。 入場無料。先着150人。希望者は14日までに、同友会事務局<電055(975)4840>へ申し込む。
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CO2排出量を見える化 静岡銀行がクラウドサービス 企業の現状把握、削減計画支援
静岡銀行は、企業の二酸化炭素(CO2)排出量を算定するクラウドサービス「しずおかGXサポート」の取り扱いを始めた。企業規模が大きく、CO2排出量も多い2千社などにサービスを無償提供し、各社が現状を把握した上で削減の計画や目標の設定を促す。静岡県内の商工会議所や行政、他の金融機関とも連携しながら地域全体で脱炭素実現を目指す。 金属のスクラップを加工、切断して製鋼原料を製造する山内商店(静岡市葵区)は、工場の電力使用量が設定値を超えるとモーター稼働数が自動的に落ちる装置を設置するなど、脱炭素の取り組みを続ける。2年後には菊川市内の2工場を統合し、省エネ設備や太陽光発電を取り入れてCO2の大幅
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「毎日富士山が見える幸せ」 静清信金、ポスター配布へ
静清信用金庫は、大河ドラマ「どうする家康」にちなんで徳川家康とゆかりが深い静岡の魅力を募集し、寄せられたメッセージを掲載したポスターを10日に同金庫全店でお披露目する。飲食店や観光施設などで張り出しを希望する店舗に無料で提供する。 「毎日富士山が見える幸せ」「おいしいお茶と緑の絶景」―。2907件に上る“静岡愛”のメッセージを抜粋し、約7500文字を山盛りに詰め込んだ杯を武士が献上するデザインに仕上げた。同金庫ホームページでは専用コーナーも設け、「気候」「海の幸・山の幸」などジャンルごとに静岡の魅力と詳しいメッセージを紹介している。 ポスターは営業エリア(静岡市、
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スルガ銀、9月中間 通期予想上方修正
スルガ銀行は6日、2023年9月中間連結業績見通しを上方修正した。経常利益を期初予想比約2・8倍の128億円、純利益も約3・8倍の95億円、売上高に当たる経常収益は12・6%増の439億円に引き上げた。 貸出金利息などの資金利益が増えるとともに、ローンや融資の返済が想定以上に進み、予防的に積み上げていた実質与信費用が大きく減る見通しになった。単体の実質与信費用は、期初予想より57億円の改善を見込む。 24年3月期の連結業績予想も経常収益を期初予想比4・5%増の810億円、経常利益は20・8%増の145億円、純利益17・6%増の100億円に上方修正した。
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空き家の流通促進へ連携協定 藤枝市と島田掛川信用金庫
藤枝市と島田掛川信用金庫(千葉靖史理事長)は10月26日、「空き家等の流通促進に関する連携協定」を締結した。管理不良な空き家が地域の安全を妨げるのを防ぎ、空き家と敷地が移住希望者の受け皿として活発に取引されるようにすることが狙い。市によると、自治体と金融機関との空き家に関する協定は県内初。 協定には、空き家対策に関する施策の実施と事業について市民への周知、金融商品の開発と発信、金融機関ならではの相談対応の実施などを盛り込んだ。同信金は市内の空き家限定で解体にかかる費用を借り入れる場合、金利を通常3・155%から1・25%(無担保)に引き下げる。空き家購入希望者には、住宅ローンを通常2・47
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詐欺被害未然防止 銀行、行員に感謝状 下田署
下田署はこのほど、特殊詐欺被害の防止に貢献したとして、静岡中央銀行松崎支店(松崎町松崎)と、行員の入江宝美さん(54)=西伊豆町田子=に署長感謝状を贈った。同署の田中俊行生活安全課長が藤井幸子支店長(49)と入江さんに感謝状を手渡した。 入江さんは、9月14日に来店した70代の男性が投資目的で高額な振り込みをしようと申し出たことを不審に感じた。LINE(ライン)のやりとりを見せてもらい、100万円を個人名義の口座に送ろうとしているなどの点から詐欺を疑い、説得したという。 入江さんは「素直に説明に応じてくれて良かった。支店内での連携もうまくとれた」と振り返った。藤井支店長は「今後もこまめに来店
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経営者に新たな気づき提供 富士宮信金セミナー 3月まで全6回
富士宮信用金庫はこのほど、「地域事業者支援セミナー」を同市光町の同信金北支店で始めた。来年3月23日までに全6回、デジタルトランスフォーメーション(DX)やプロ人材の活用戦略など、経営者らに新たな気づきを提供する。 セミナーは、同信金、市、富士宮商工会議所、芝川商工会の4者でつくる中小企業の総合支援窓口事業「ビジネスコネクトふじのみや」の一環。経営者や経理担当者、起業検討者らを対象に各回先着20人で専門家の講座を受ける。テーマに関心を持った参加者には信金担当者が講師との間を仲介するなど、個別相談に応じる。 初回講座は、県よろず支援拠点のコーディネーター早野智博氏が節税や電子帳簿の基本を解説し
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「ZEH住宅」推進 建設業にSLL融資 浜松いわた信金
浜松市東区に店舗を置くアイダ設計(埼玉県)は2日までに、浜松いわた信用金庫(浜松市中区)の「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」で1億円を調達した。運転資金に充てる。 戸建て分譲や注文住宅事業を手がけ、断熱や省エネ、創エネ水準を高めた「ZEH(ゼッチ)」対応住宅の建設を推進する。全体販売数に対するZEH住宅の割合を半数以上と掲げた。 SLLはSDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境、社会、企業統治)に関連する目標達成で金利を引き下げるローン。同信金の実行は4例目。
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スルガ銀定期預金 特別金利を適用 浜松、中伊豆支店
スルガ銀行は12月29日まで、周年記念定期預金キャンペーンを県内2支店で実施している。 開店120周年を迎える中伊豆支店(伊豆市)と、70周年の浜松支店(浜松市中区)が対象。各店頭窓口で定期預金を作成すると、店頭表示金利に0・11~2・20%を上乗せする。
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チャットGPT 島田市が業務に導入 12月から全課で
島田市は12月1日から、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を業務に本格導入する。染谷絹代市長が1日の定例記者会見で明らかにした。 職員専用の総合行政ネットワーク上で動作するシステムを全庁で導入する。あいさつ文や会議資料作成、要約、校正、アイデア出しなど全課で活用する想定。 4月からDX推進課で実証実験を開始し、市のシステムやセキュリティー、ネットワークとの親和性などを確認した。市独自の職員向けガイドラインも作成したほか、8月下旬から9月上旬にかけて全庁での実証実験も実施した。 正規職員約800人を対象にしたアンケートでは、回答者の約4割がある程度利用していると答え、8割以上が仕
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三保でソーラー発電開始 静岡銀行と中部電力が設置 CO2年1300トン削減
静岡銀行と中部電力グループが協定に基づき静岡市清水区に設置した太陽光発電所「しずぎんソーラーパーク」の運転開始式が31日、開かれた。年間発電量は一般家庭930世帯分に相当する2900メガワット時で、全量を静岡銀などが傘下に入るしずおかフィナンシャルグループ(SFG)本部で使用する。二酸化炭素(CO2)排出削減量は年間1300トンを見込む。 中電が所有する同区三保の2・2万平方メートルに約4千枚のパネルを設置し、中電が施設を管理、運営する。静岡銀は発電された全量を中電から購入する。中電によると、企業の敷地外にある専用の太陽光発電施設から電力を供給する「オフサイトコーポレートPPA」の協定締結
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MPPコマツ債権 清水銀行が引き当て
清水銀行は30日、静岡地裁浜松支部に民事再生法の適用を申請した浜松市西区のMPP KOMATSU(エムピーピー・コマツ)に対する債権について、取り立て不能または遅延の恐れが生じた、と発表した。同行は「業績予想への影響については精査中であり修正の必要が生じた場合は速やかに公表する」としている。貸出金とリース債権の合計は17億9700万円。そのうちこれまでに引き当てなどが行われていない8億2200万円について新たに引き当て処理する。
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河津町代表メンバー選出 主将に村串さん【市町対抗駅伝】
12月2日に静岡市で開かれる静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の河津町チームは30日までに、代表メンバーを選出した。 40歳以上区間の村串弘親さんが主将を務める。選手団は次の通り。 監督 大坪宏(卓設計工房)▽コーチ 片山径介(河津小教諭)▽小学生男子 金指竣大(河津5)土屋聡躍(同6)田畑脩蔵(同5)▽小学生女子 酒井聖夜(同6)堤優芽果(同5)▽中学生男子 島田隼弥(河津3)加納春輝(同)▽中学生女子 酒井鈴奈(同)西村渚(同1)▽高校生男子 稲葉昊希(稲取1)田畑煌静(同)▽高校生女子 酒井涼帆(下田3)西村雫(稲取3)金指星来(下田1)▽一般男子 片
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三遠南信8信金 地域の魅力紹介 取引先が41ブース 浜松市中区でサミット
三遠南信地域の8信用金庫は28日、三遠南信しんきんサミット(静岡新聞社・静岡放送後援)を浜松市中区のホテルで開いた。静岡、愛知、長野の県境を越えて連携する催しで、物産展や講演会を通じて各地域の魅力を発信した。 物産展は各信金の取引先が41ブースを設けた。遠州地域は、廃棄される三ケ日みかんを活用したアロマオイルやミニハーモニカ、南信州はシャインマスカットや新そば、東三河は花卉(かき)やウズラの卵などを出展した。新商品開発の取り組みとして、8信金が各地元のハチミツやイチゴなどの食材を提案し、東海調理製菓専門学校(浜松市中区)の学生らが考案した洋菓子の試食会を行った。 小西美術工藝社(東京都)
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森づくり大賞 2団体を表彰 静岡県庁で式典
静岡県はこのほど、森林整備や木材産業の振興に貢献した個人・団体をたたえる2023年度の「静岡森づくり大賞」の表彰式を県庁で開いた。2団体が知事褒賞を受賞し、「森を育むひと部門」は計測機器製造・販売のマイクロメジャー(島田市)、「森を愛するひと部門」は森林竹林整備ボランティア団体のホリデーフォレスターズ活動隊(浜松市)が輝いた。 マイクロメジャーは、木材の品質証明に欠かせない含水率計や木材の強度を計測して仕分けするグレーティングマシンなどの製造、販売を手がけ、木材利用の促進にも貢献している。杉山晃広社長は「県全体の木材業界を代表して授かった賞だと思っている。今後も品質の担保に貢献していきたい
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円安 コロナ5類 影響焦点 10月26日から上場企業 9月中間決算発表
静岡県内に本社や主要拠点を置く上場企業の2023年9月中間決算が27日始まる。輸出型企業は円安の追い風が続く中、好業績の持続力が期待される。内需型企業は新型コロナウイルス5類移行を受けた消費の持ち直しが収益にどう影響したかが焦点。世界的な金融引き締めによる海外景気の悪化懸念などを踏まえ、24年3月期通期の業績予想を見直す動きも注目される。 中間決算の発表は27日のフジオーゼックス、ハマキョウレックス、スクロールを皮切りに11月14日まで続く見込み。ヤマハは1日、スズキは7日に開示する。金融機関はスルガ銀行が9日、静岡銀行が10日を予定する。ピークは8社が集中する10日とみられる。 23年
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災害支援協定、検証の動き 静岡県内企業や団体 実効性確保が課題
熱海土石流や台風15号など県内で近年相次いだ災害を受け、静岡県内の企業や団体が大規模災害を見据えて締結した支援協定の内容を見直す動きを見せている。締結以来初めて災害に直面し、課題が浮き彫りになったことが背景。協定に基づく支援や受援が迅速、確実にできるか検討している。一方、見直しができていない組織もある。県や市町、民間事業者はさまざまな協定を結んでいて、実効性が確保できるか、点検する必要がありそうだ。 県や県社会福祉協議会などと2015年3月に結んだ協定の精査に取り組んでいる静岡銀行。「やいばを突きつけられたようだった」。その理由を、防災士で総務グループの八鍬晴康グループ長は切迫感のある言
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SDGs実践例、熱心に聴講 清水桜が丘高 地元企業招き授業
静岡市清水区の清水桜が丘高で23日、静清信用金庫の職員を招いて地元企業の持続可能な開発目標(SDGs)のための取り組みを学ぶ授業が行われた。1年生約240人がメモを取りながら熱心に講師の話に耳を傾けた。 同校1、2年生が行う総合学習の一環。SDGsのための取り組みを企業価値の評価指標の一つとして捉え直す考え方を学ぶため、身近な地元企業の実践例や展望を知ろうと実施した。 生徒はSDGsの目標達成状況や活動の重要性について学んだ後、同金庫が行う打ち水大作戦などの環境負荷削減の取り組みについて理解を深めた。望月友梨香さん(15)は「未来を守るために自分にできる一つ一つを実践しなければと改めて思
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菊川市への遺贈、円滑にサポート 島田掛川信用金庫が協定
菊川市と島田掛川信用金庫はこのほど、故人が遺言で預貯金を自治体などに寄付する「遺贈」に関する協定を締結した。同金庫が希望者の相談に応じて、円滑な寄付をサポートする。市は市民から遺贈の相談を受けた場合に同金庫を紹介する。 長谷川寛彦市長と同金庫の千葉靖史理事長が市役所で協定書に署名した。長谷川市長は「最期を迎える時、財産をどのようにしたいかという意思を残すには専門的な知見が必要」と述べた。千葉理事長は「相続に関する需要は高まっている。連携して、どういうやり方があるのか発信していく」と話した。
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厚労省制度「健康な食事・食環境」 静岡市飲食5店舗が認証 静清信金、県立大が連携支援
静清信用金庫が静岡県立大食品栄養科学部と連携し、静岡市内の飲食5店舗に栄養バランスの取れたメニューや健康的な店作りについて助言する支援プロジェクトを初めて実施したところ、全店舗が厚生労働省の基準に準拠した「健康な食事・食環境」の認証を受けた。 同プロジェクトは、新型コロナウイルスの影響を受けた飲食店の付加価値を高めようと昨年11月にスタート。県立大の管理栄養士や学生らが各店のメニューについてアドバイスし、厚労省の基準も踏まえてカロリーや塩分、野菜の使用量などを調整した。メニューについて客に説明できるスタッフの体制づくり、店内の環境整備にも取り組んだ。 ピラフにサラダと鳥の唐揚げを乗せた「
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特殊詐欺防止へ ラグビー「アザレア・セブン」選手が街頭広報 袋井署と協働
袋井署はこのほど、袋井市を拠点とする女子7人制ラグビーチーム「アザレア・セブン」との協働の広報活動を同市の浅羽ショッピングタウンパディで実施した。 久保光里選手(25)と平野恵里子選手(31)が参加した。署員や防犯指導員とともに、エコバッグやチラシ、ティッシュなどの啓発品を配布し、特殊詐欺被害へ注意喚起した。 静岡銀行袋井支店に勤める久保さんは「普段からお客さまに特殊詐欺被害防止を呼びかけている。今回は袋井のチームとして地域を守る活動に取り組めるうれしい機会だった。今後も継続できたら」と話した。 同署によると、2023年度、管内では1件、130万円の被害が発生した(18日現在)。
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静清信用金庫、ふじのくに未来財団に100万円寄付
静清信用金庫はこのほど、ふじのくに未来財団に100万円を寄付した。静岡市葵区の同金庫本店で開いた贈呈式で、佐藤徳則理事長が同財団の土屋優行代表理事に目録を手渡した。 浄財は同金庫が6月から3カ月間販売した定期預金「家康公からの贈り物―天下泰平の巻」の販売総額の一部を充てた。同財団への寄付は今回が16回目で総額1361万円に上る。佐藤理事長は「今後も財団と連携し、地域社会の繁栄に貢献する活動を展開していく」と述べた。 土屋代表理事は「地域が元気になるように今後も頑張っていきたい」と感謝した。財団は寄付金を静岡、焼津、藤枝の3市で活動するNPOなどに助成する。
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静岡で珠算県中部大会 団体、個人競う
全日本通信珠算競技大会の県中部地区大会がこのほど、静岡市駿河区の城南静岡高で開かれた。幼児から大人まで89人が種目別競技で順位を競い合った。 各部門で優勝した団体、個人は次の通り。 【団体】小学4年以下 静岡服織▽小学 静岡西奈▽中学 藤枝大洲 【個人総合】小学3年以下 牟田澪(静岡宮竹)▽同4年 坪井菜々子(清水三保第二)▽同5年 大庭佑心(静岡安東)▽同6年 山本創亮(藤枝高洲南)▽中学 平岩真白(藤枝大洲)▽高校 橋村結愛(清流館)▽一般 松本有理(静岡銀行) 【個人種目別】読上暗算小学4年以下 伊藤煌太郎(静岡番町)▽同小学 山本創亮(藤枝高洲南)▽同中学 水野俊之介(静岡竜
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富士市代表決まる 監督「昨年以上の成績を」【市町対抗駅伝】
静岡市で12月2日に開かれる静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に出場する富士市チームの代表選手が決定した。20日夜、同市のロゼシアターで開かれた市スポーツ祭開会式で紹介された。 選手の名前が読み上げられ、福良勝己監督が「今年は若い選手にいきおいがある。昨年以上の成績を残したい」と抱負を語った。森田正郁副市長がチームに代表旗を渡した。 選手団は次の通り。 小学生男子 新開涼太(神戸6)石原理羽(元吉原6)中村聖規(富士一6)▽小学生女子 那須梨花(岩松北6)浜村心美(大淵一6)▽中学生男子 芝野祐輔(須津3)小山和楽(鷹岡2)▽中学生女子 遠藤蒼依(日大三島
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大鉄の駅舎清掃 小さな親切実行章 全線復旧を支援する会
「小さな親切」運動県本部は18日、「大井川鉄道全線復旧を支援する会」に実行章を贈った。島田市の静岡銀行島田支店で贈呈式を行い、県本部島田地区支部長の岡山匡伸支店長が同会の山口捷彦会長に実行章を手渡した。 同会は昨年の台風15号の影響で運休している大井川鉄道の一部区間の駅舎周辺で窓ガラスを磨いたり、雑草を取り除いたりして、清掃活動を行ってきた。山口代表は「復旧した際に、町民や子どもたちが快適に利用できるよう今後も続けていきたい」と話した。
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詐欺被害未然防止の信金職員に感謝状 焼津署
焼津署はこのほど、詐欺被害を未然に防いだとして、しずおか焼津信用金庫焼津西支店(焼津市西小川)と応対した職員に署長感謝状を贈った。 同署によると、8月1日に来店した女性が「SNSで知り合った外国の医師に送金したい」などと申し立てた。応対した職員らが詐欺被害を疑い、振り込み手続きを保留させた上で、警察に通報し、被害を未然に防いだ。 贈呈式では、窓口で応対した職員八木ひかるさんら関係者が酒井孝一署長から感謝状を受け取った。
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静岡、山梨の特産品 SA、PAで販売を 静岡銀行などが商談会
静岡銀行と山梨中央銀行、中日本高速道路は17日、静岡、山梨両県の特産品を各地のサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)に出品する個別商談会を静岡市葵区で開いた。 両行が結ぶ包括業務提携の一環で毎年開催し、5回目。出品を希望する両県の食品製造業のほか、静岡銀とアライアンスを締結する名古屋銀行の取引先も含めて21事業者が参加した。商品展示も初めて行われ、本県からは果汁100%のオレンジジュースやゆずポン酢などが並び、山梨県から寄せられた桃やブドウなどのドライフルーツも注目を集めた。 各地のSA・PAで出店しているバイヤー9社がブースを構え、各地の特産品について説明を受けた。山梨中央銀
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企業目標達成で高校生の夢応援 「生徒との約束守る」 山一金属(長泉) 寄贈型PIF
アルミのリサイクルを手がける山一金属(長泉町)は、環境や社会、経済の各分野における地域貢献を後押しする静岡銀行の「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」を通じ、高校生の自主性を養う教育支援に乗り出す。二酸化炭素(CO2)削減などPIFで定める目標達成状況に応じ、高校生の主体的なイベントに出資する。自ら課した条件を生徒との「約束」とし、自社の課題解決力に磨きをかける。 同社は運転資金として3億円の融資を受けるPIFの契約で、CO2排出量の2019年比28%減、25年までにリサイクルの新技術を開発―など7項目の重要業績評価指標(KPI)を設定。同行が毎年実施する審査で4項目以上を達成
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NISA申し込み 最大8500円を進呈 スルガ銀キャンペーン
来年1月から少額投資非課税制度(NISA)が大幅に拡充されるのを前に、スルガ銀行は10月から「NISAキャンペーン」を始めた。 3月29日までの期間中、新たにNISA口座や積み立て投信を申し込んだり、投資信託を30万円以上一括購入したりすると、最大8500円を進呈する。インターネット支店を含む投資信託の全取扱店で展開する。 同じ期間中、NISA口座の新規開設申込者を紹介すると、千円を贈るキャンペーンも行う。店頭での開設が対象。
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アジアパラ「いい試合を」 ボッチャ伊藤さん(中区)抱負 浜松
浜松市中区の伊藤彩水さん(27)が22日に中国で開幕するアジアパラ競技大会ボッチャ競技に日本代表として出場する。今年の日本選手権大会で優勝し、ボッチャでは静岡県内唯一となる代表の座をつかんだ。このほど市役所を訪れ、中野祐介市長に抱負を語った。 ボッチャの日本代表は9人で、伊藤さんは上肢である程度車いすの操作が可能な「BC2クラス」で選抜された。これまでアジアユースパラ大会で4位に入った経験があるが、アジアパラ大会は自身初出場。「取り組んできたことを出し切って、いい試合ができるよう頑張る」と意気込んだ。 西部特別支援学校中等部の在学中に競技に出合い、現在は遠州信用金庫に勤務しながら静岡ボッ
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浜松いわた信用金庫とインドネシア銀行提携 現地の伴走支援強化へ
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は16日、インドネシア銀行のバンク・ネガラ・インドネシア(BNI)と業務提携に関する覚書を締結した。現地に進出する四輪や二輪関係の取引先72社の支援充実を図る。同信金本部で開いた締結式で高柳裕久理事長は「インドネシア経済の継続的な発展が期待される中、深みのある伴走支援へ協力関係を強化したい」と述べた。 1946年設立の国営銀行で総資産規模は9兆8400億円(今年6月現在)と上位。現地銀行で唯一、日本国内に支店(東京)を有する強みを生かし、現地ジャパンデスクとの連携を通じて、融資や現地金融情報・サービスの提供など円滑で効果的な支援につなげる。 式に出席したB
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にっぽん丸 家族に見送られ出港 富士信金が70年記念クルーズ
富士信用金庫がチャーターした客船「にっぽん丸」が14日、富士市の田子の浦港を出港した。同信金設立70年を記念した同港発着のクルーズに参加する乗客約320人が、家族や地元住民に見送られながら旅立った。 午後1時ごろ、客船が着岸し、参加者が続々と船に乗り込んだ。見送り行事では、地元の太鼓団体や消防団のラッパ隊が演奏を披露した。家族らが「いってらっしゃい」「楽しんできて」などと手を振ると、船上の乗客は色とりどりの紙テープを放った。 にっぽん丸は3泊4日で伊勢神宮や金毘羅宮、瀬戸内海などを巡る。
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罹患の悩み共有を 三島で静岡がんセンター講座
静岡県立静岡がんセンター公開講座2023「ここまで進んだ!最先端のがん医療」(静岡新聞社・静岡放送主催、スルガ銀行特別協賛)の初回講座が14日、三島市民文化会館で開かれ、医師2人が講演した。上坂克彦総長は、がんに罹患(りかん)したら不安や悩みを1人で抱え込まず、家族や友人らに話すよう勧めた。「気持ちを共有してもらうだけでとても楽になる」と話した。 落ち着いて科学的に正しい情報を収集し、困りごとがあれば病院や支援機関に相談することも呼びかけた。同センター開院からの20年間でがん医療は大きく進歩し、年齢構成比の変化を加味した死亡率は着実に低下していると説明。能動喫煙、ウイルスや菌の感染、飲酒が
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啓発品配布 詐欺被害防止呼びかけ 島田署
島田署は年金支給日の13日、島田市の島田掛川信用金庫金谷支店で詐欺被害防止を訴える啓発活動を実施した。 同署の署員ら6人が店の出入り口で、詐欺被害防止対策などが書かれたチラシとキッチンペーパー200セットを配った。同署生活安全課の山田健太郎係長は「詐欺被害の8割以上は固定電話から始まっている。防犯機能やナンバーディスプレイなど対策をしてほしい」と呼びかけた。
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年金支給日合わせ詐欺被害注意喚起 清水署など
清水署は年金支給日の13日、同署管内の金融機関など11カ所で特殊詐欺被害防止を呼びかける広報活動を行った。 静岡市清水区入江に新築し、10日開設した清水銀行入江・江尻・追分支店での活動には同署員や地域安全推進員ら約10人が参加。利用者らに、詐欺への注意を呼びかける文言が入ったキッチンペーパーなどの啓発品を配り、被害防止を訴えた。自転車や徒歩で訪れる利用客には交通安全のため夜間の反射材着用の重要性も併せて伝えた。 同署管内では今年、32件、約3400万円(12日時点の速報値)の詐欺被害が発生し、県内ワーストとなっている。同署の鈴木武生活安全課長は「詐欺電話は誰の家にもかかってくる。相手が親
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特殊詐欺防止呼びかけ 菊川署 久保ひとみさんが一日署長
菊川署は13日、タレント久保ひとみさんを一日署長に任命し、地域防犯の推進を呼びかけるイベントキャンペーンを管内の菊川、御前崎両市で開いた。11日から始まった全国地域安全運動の一環。県内で頻発する特殊詐欺事件をはじめ、乗り物盗や車上狙いなどの被害防止を訴えた。 同署で竹下貢署長から、たすきを受け取った久保さんはさっそく制服姿で両市役所を訪れ、巡回パトロールを実施。御前崎市の静岡銀行御前崎中央支店では、来店者に特殊詐欺の犯行手口を紹介するチラシを配布して市民に直接、防犯対策の実践を求めた。 主会場の菊川文化会館アエルでは、久保さんが来場者に向けて「子どもたちを守るためにも住民同士が声をかけ合
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マレーシア金融大手と提携 静岡銀行、企業支援など強化
静岡銀行は12日、マレーシア第2位の大手金融グループCIMBバンクと業務提携契約を結んだ。同国に進出する県内企業へのサポート拡充に加え、同国からのインバウンド(訪日客)や働き手の受け入れ強化につなげる。 CIMBはマレーシア国内に217店舗を構え、タイ、ベトナム、ロンドンなどの海外支店も展開している。静岡銀によると、進出している県内企業は約30社。同国は東南アジア諸国連合(ASEAN)各国の中でも高度なインフラや語学力、地理的優位性などがあり、企業にとって有望な投資先になっているという。提携に基づき、同国に進出済みか進出を予定する取引先に法人預金口座の開設や現地通貨建て融資など、CIMBを
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空き店舗活用 商店街活性 島田掛川信金と掛川のNPO 協定締結
島田掛川信用金庫と掛川市のNPO法人かけがわランド・バンクはこのほど、商店街の空き店舗活用を目的にした協定を締結した。両者と協定を締結済みの市を加えた3者で連携して、中心市街地の活性化に向けたプロジェクトを推進する。 同法人が空き店舗オーナーから格安で物件を借り受けて、改装を施す仕組み。改装後の物件は希望者に賃貸して、改装費用を家賃収入として回収する。オーナーにとって、改装に投資することなく店舗を活用できるメリットがある。同信金と市は情報提供や相談業務などで協力する。 協定締結式で、同法人の丸山勲理事長は「活動の中心が、不良物件除去から活性化に向けた利活用に変わった。歩みを確実に進めていく」
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浜松修学舎中・高 吹奏楽部が出演 静銀浜松営業部で演奏会
浜松市中区の静岡銀行浜松営業部でこのほど、「ライトアップコンサート『威風堂々』」が開かれた。浜松修学舎中・高(同区)吹奏楽部が出演し、迫力の演奏を会場に響かせて聴衆を魅了した。 ロックやジャズのアレンジを加えた「威風堂々」「聖者の行進」といった定番の曲をはじめ、ポップス、童謡など多彩なジャンルの10曲を披露した。生徒らは息の合った演奏に加え、ダンスや歌でも盛り上げ、来場者は手拍子するなどして楽しんでいた。 コンサートは同市中心街で開催された「やらまいかミュージックフェスティバル」の関連イベント。会場の同行浜松営業部は3月から1年間、特別なライトアップを実施している。
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スルガ銀行、スマ口座2周年 口座振替で特典
スルガ銀行は10月から、スマ口座の取り扱い開始2周年を記念したキャンペーンを始めた。 12月31日までの期間中にスマ口座で口座振替契約を結び、3千円以上を引き落とすと、1件につき500円、合計で最大5千円を進呈する。引き落としは来年1月31日までの取引を対象にする。 スマ口座はキャッシュレス決済へのチャージや、口座振替の引き落としで現金特典が受けられる普通預金口座。2021年10月に取り扱いを始めた。
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沼津駅北口の再生へ始動 官民組織が初会合
JR沼津駅付近の鉄道高架化を視野に、駅周辺の中心市街地のあり方を話し合う官民の組織「街なか活力創造特別委員会」が11日、初会合を沼津市の沼津商工会議所で開き、議論を始めた。参加した24人の委員からは複数の再開発計画が具体化している駅南口に加え、北口の再生へ取り組みを進めるべきとの意見があり、来月から隔月で勉強会を重ねることを決めた。 委員長に就いた沼津商議所の後藤行宏副会頭は「南北の商店街の連携したまちづくりが地元に活気をもたらす」とし、南北の関係者が一体となって臨む方針を示した。北口のリコー通り商店街に店を持つ大田紀人委員(大田呉服店代表取締役)は「イシバシプラザ跡地の利活用が最大の課
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清水銀行の新支店がオープン 3カ所を集約 静岡市清水区
清水銀行(岩山靖宏頭取)は10日、周辺3支店を集約し、ブランチ・イン・ブランチ形式で静岡市清水区入江に新築した「入江・江尻・追分支店」のオープニングセレモニーを同所で開いた。テープカットに臨んだ岩山頭取は「(集約した)3店舗は当行の中でも特に歴史を積み重ねた店舗。新しい歴史をこの瞬間から刻んでいこう」などと述べた。子供たちによる歌披露や、来店客への粗品の贈呈などもあった。 同区旧市街地の巴川近くに新築した新支店は、旧入江支店があった場所に建つ。法人向けの融資業務も行うフルバンキング店舗で、同行が同区清地に持つ山林の木材を内装などに使用した。ブランチ・イン・ブランチ形式の支店は4カ所目となる
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東部DI 1年ぶりプラス 7~9月期 非製造業が大幅改善
スルガ銀行系シンクタンクの企業経営研究所(長泉町)が10日までにまとめた県東部にある企業の7~9月期業況判断指数(DI)は7・2で、1年ぶりにプラス水準になった。製造業、非製造業とも改善し、前期(4~6月期)より18・6ポイント上昇した。 業況DIは3四半期連続で悪化していたが、1年ぶりに改善した。行動制限のない夏の観光シーズンを迎え、人流が回復。観光業や小売り・サービス業を中心に、非製造業の業況DIが前期のマイナス17・6からプラス10・9と大幅に上向いた。製造業の業況DIもマイナス2・4からプラス2・1に好転した。ただ、部品や原材料不足が解消に向かう一方で、輸入型のメーカーでは長期化する
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特殊詐欺未然防止 信金職員に感謝状 三島署
三島署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだとして三島信用金庫函南支店(宮本浩和支店長)と同支店職員の遠藤友美さんに署長感謝状を贈った。遠藤さんは9月11日、伊豆の国市の70代男性が「1億5千万円が当選したとメールが来た。当選金を受け取るため3千円を振り込みたい」などと来店したため、メールを確認するなどして詐欺を疑い、同署に通報した。
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育てたミカン 中高生収穫 沼津の農園で職場体験会
沼津信用金庫は7日、児童養護施設伊豆長岡学園(伊豆の国市)の生徒を招いた職場体験会を沼津市西浦のくぼた農園工房のミカン畑で開いた。 6月から8月まで月1回、同農園で摘果作業や農場整備の体験をしてきた中高生5人が、ミカンを収穫した。 生徒たちは食べ頃を迎えたミカンをはさみで手際よく切り取った。一部のミカンは味わい、「甘い」「おいしい」などと感想を語り合った。 仲宗根さくらさん(14)は「自分で育てたミカンの収穫はとても楽しく良い経験になった」と充実した表情を見せた。
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「ブルターニュ光と風」展関連 立体錦絵立版古制作に挑戦 静岡市美術館
静岡市美術館で開催中の企画展「カンペール美術館所蔵 ブルターニュの光と風 フランス 神秘と伝統の地へ」(静岡市、静岡新聞社・静岡放送など主催、清水銀行特別協賛)に合わせ、子どもアート体験講座「しずびチビッこプログラム」が7日、静岡市葵区の同美術館で行われた。未就学児が展示作品を参考に、江戸時代後期に流行した「立版古(たてばんこ)」を制作した。 立版古は1枚の絵から複数のパーツを切り抜き、立体的に組み立てジオラマのように楽しむ錦絵作品。講座は2回に分けて行われ、前半の部には2~5歳児11人が参加した。スタッフの手ほどきを受けながら、同展の目玉作品「コンカルノーの鰯加工場で働く娘たち」を5層に
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2社にPIF実施 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫はこのほど、企業活動が環境・社会・経済にもたらす影響を包括的に評価し、その活動を支援する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」による融資を県西部2社に実施したと発表した。 運転資金として、産業廃棄物処理業のリサイクルクリーン(浜松市天竜区)に1億円、人材派遣業のリツアンSTC(掛川市)に1億5千万円の融資を実行した。 リサイクルクリーンはRPF加工などのリサイクルの高度化や資源循環促進の取り組みを評価した。リツアンSTCは高度人材の派遣を通じて企業や地域における労働力流動化への貢献を見込んだ。評価書はしんきん経済研究所(浜松市)が作成した。 同信金は本年度、SD
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静岡、山梨、長野 業務連携で覚書 清水銀と公庫
清水銀行と日本政策金融公庫はこのほど、静岡、山梨、長野の3県における広域ビジネスマッチングを進めるための「業務連携・協力に関する覚書」を締結したと発表した。本県を中心に展開する同行各支店と山梨・長野両県にある同公庫の支店が、広域ビジネスマッチングのニーズを抱える顧客情報などを融通し合う。 静岡―山梨間の中部横断自動車道の開通により、商圏の拡大が進むことを踏まえたもの。同行と同公庫は既に静岡市の水産会社と長野県内のスーパー運営会社との間で、海産物の配送について数件のビジネスマッチングをまとめた実績があることから、今回の覚書締結に至ったという。
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特殊詐欺未然防止 金融機関に感謝状 焼津署
焼津署はこのほど、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、焼津市内の2金融機関とそれぞれの応対した職員に署長感謝状を贈った。 表彰されたのは静清信用金庫石津支店と応対した長田知之さん、静岡中央銀行焼津支店と応対した蓬田春美さん。 同署などによると、発生したのは2件とも先月5日。同信金石津支店に来店した高齢夫婦が「息子がかばんをなくしてお金が必要」などと言って、250万円を口座から引き出したいとの申し出があった。来店した夫婦と面識があった長田さんは息子の勤務先を聞き出した。職員が勤務先に連絡したところ、息子がトラブルなく仕事をしていることを確認。警察にも通報し、被害を防いだ。 同銀行焼津支店に来店し
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静岡県内外国人の研究、交流活動を助成 11月末まで 企業経営研究所
スルガ銀行系シンクタンクの企業経営研究所(長泉町)は11月30日まで、静岡県内の外国人を対象にした助成事業の対象者を募集している。 小中高校に勤務する指導者(講師)、県や市町の職員らが対象。研修・研究活動、地域でのボランティア活動、住民との交流活動などに1件最大50万円を助成する。研究所の公式サイトからダウンロードできる所定用紙に必要資料を添え、郵送で提出する。選考結果は12月下旬ごろに通知するという。 問い合わせは同研究所<電055(988)5020>へ。
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詐欺被害防いだ3店舗を表彰 浜松中央署
特殊詐欺被害を未然に防いだとして浜松中央署はこのほど、いずれも浜松市中区の遠州信用金庫高丘支店、スルガ銀行浜松支店、セブン-イレブン佐鳴台グリーンストリート店の3店舗と、対応に当たった職員らに署長感謝状を贈った。 3店舗ではいずれも8月、来店した高齢者の慌てている様子などから詐欺と見抜き、声かけや警察への通報をして被害を防いだ。同署によると、息子や携帯電話会社の関係者らを名乗る手口で、40万~200万円の架空請求を受けていたという。 同署に遠信高丘支店の川井博貴支店長、佐藤礼士さん、内山景子さん、スルガ銀行浜松支店の鈴木宏誌支店長と平野真帆さんの計5人が訪れ、高橋直人署長から感謝状を受け取っ
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鹿児島国体 7日開幕 本県選手団を発表
静岡県スポーツ協会はこのほど、鹿児島県で開催される国民体育大会「燃ゆるかごしま国体」(7~17日)に出場する本県選手団を発表した。大会は7日に総合開会式を行い、入場行進の旗手は、2016年に正式種目になって以来初出場となるラグビー成年女子の主将山本みなみ(鈴与)が務める。 ◇…本部役員…◇ 団長 川勝平太(県スポーツ協会会長)▽副団長 中谷多加二、庄司政史、佐々木禎、鈴木啓久、松井和子、丹生敬人、長沢滋文(以上県スポーツ協会副会長)鈴木学(県スポーツ・文化観光部理事兼スポーツ局長)▽総監督 石川惠一朗(県スポーツ協会専務理事)▽総務 大村文孝(県スポーツ振
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地方創生に向け連携協定を締結 島田市としずおか焼津信金
島田市はこのほど、しずおか焼津信用金庫と地方創生の推進に向けた連携に関する協定を締結した。 地域産業の振興をはじめ、中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)化支援やSDGsの推進など持続可能な社会の実現に向け、両者の資源を有効活用する。生成AIに関する合同勉強会の実施、低学年児童向けのSDGs啓発などにも取り組む。 同市役所で締結式が開かれ、染谷絹代市長と同信金の田形和幸理事長が協定書に署名した。染谷市長は「持続可能な地域づくりに向け、実効性の高い協定にしていきたい」と話し、田形理事長は「地方創生と地域の未来に貢献できるよう目に見える活動をしていく」と述べた。 同信金は今年3月、同
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人事=しずおか焼津信用金庫(10月1日、地名のみは支店長)
融資部副部長(業務統括部調査役)沼野年高▽事務部調査役(興津)大石秀恒▽業務統括部調査役(融資部副部長)山本誠司▽融資部調査役(事務部調査役)大石敦司▽興津(融資部調査役)塩川智史
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浜松いわた信用金庫 インドネシア銀行と業務提携覚書 10月16日締結へ
浜松いわた信用金庫は2日、インドネシア国営銀行「バンク・ネガラ・インドネシア(BNI)」と業務提携に関する覚書を16日に締結すると発表した。現地に進出する75社の取引先支援の強化が狙いで、BNIとの提携は県内信金で初。 提携を通じ、融資や送金などの金融サービスや現地情報の提供、投資セミナー開催などの充実を図る。 インドネシアの銀行との提携は、浜松信金時代の2014年に結んだ「メイバンク・インドネシア」に続き2行目。取引先の支援の選択肢を広げるほか、BNIはインドネシアの銀行の中で唯一、日本に支店を置き、円滑な情報交換が期待できるという。
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医療法人に協調融資 清水銀など、51億円
清水銀行とSBI新生銀行など計4行は2日、岐阜県の医療法人知真会グループの事業統括会社パートナー(横浜市)と51億円のシンジケートローン(協調融資)契約を結び9月下旬に実行した、と発表した。清水銀は本年度スタートした中期経営計画でソリューション営業の高度化に向け、協調融資のアレンジ業務強化に取り組んでいて、その一環。同行とSBI新生銀が幹事行を担う。 パートナーは知真会グループ各社の株式や住宅型有料老人ホームなど不動産の取得費用に充てる。同グループは経営の安定化などを見据えグループの再編を実施している。
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沿岸部の活性化と自転車振興へ協定 袋井市とスルガ銀行
袋井市とスルガ銀行はこのほど、沿岸部のにぎわい創出と自転車振興に関するパートナーシップ協定を締結し、市役所で締結式を行った。 同市が同笠海岸エリアなどの発展、魅力発信のために取り組む「海のにぎわい創出プロジェクト」と、同社が地域の観光資源を活用したサイクルツーリズム推進のために実施する「サイクリングプロジェクト」に官民連携で着手するため締結した。今後、同笠海岸を発着点としたサイクリングイベントなどを開催し、地域活性化や観光振興に努めるという。 締結式には大場規之市長、同社執行役員の大石裕之静岡コミュニティバンク長らが出席。大場市長は「海を地域の宝として新たな価値を創出し、保全していきたい
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静岡銀行やTOKAIで内定式 信頼される社会人に 期待胸に 新たな一歩
2024年入社予定の高校生、大学生などを対象にした県内企業の内定式が2日、各地で行われた。対面のパーティー形式で実施する企業もあり、コロナ禍前と同様に内定者を迎える動きが目立った。 静岡市で開かれた静岡銀行の内定通知書交付式は、222人の内定者が出席した。4年ぶりとなるパーティー形式で、ソフトドリンクで乾杯して内定を祝った。八木稔頭取は「地域に必要とされ、なくてはならない存在になれるよう、一緒に歩んでいこう」と呼びかけた。名古屋大4年の浅野真知さん(22)=岐阜県出身=は「お客さまに寄り添い、信頼を得られる行員になりたい」と話した。 TOKAIホールディングスの内定者は97人で、前年比
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対面式復活、各社で内定式 浜松いわた信金 本店棟初実施
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は2日、2024年春入社予定の学生の内定式を同区の同信金本店棟で開いた。県西部出身者を中心に大卒の49人が出席し、働く意欲を高めた。 高柳裕久理事長は「企業はエネルギーや資源価格の上昇、脱炭素への対応など多様な課題を抱えている」と地域経済の現状に触れた上で、「地域の未来をつくることが皆さんの仕事。主体的に挑戦する職員になってほしい」と呼びかけた。 代表して高柳理事長から内定通知書を受け取った小野田陸人さん(近畿大4年、同市西区出身)は「産業の発展を支える中小企業や(同金庫が運営する起業家支援拠点)FUSEを利用するスタートアップの力になりたい」と意気込んだ
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富士山フォトコンテスト 入賞者表彰 静岡中央銀行
静岡中央銀行(沼津市)は30日、主催する富士山フォトコンテスト(静岡新聞社・静岡放送協力)の表彰式を同市のサンフロントで開いた。応募654点の中から最優秀賞に選ばれた宮崎泰一さん(47)=富士市=ら入賞者を表彰した。 芦川哲也常務は「素晴らしい作品ばかりで審査に苦労した。自信を持って世界の宝、富士山を紹介できる作品を選んだ」とあいさつし、入賞者に賞状を手渡した。 雲海に浮かぶ霊峰と満開の桜を撮影した作品「幻想桜富士」で2度目の最優秀賞に輝いた宮崎さんは「桜が咲く時期に雲海が出るのを初めて見た。幸運だった」と顔をほころばせた。同行の2024年カレンダーに採用される。 静岡、神奈川両県で撮
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創業支援に特化 協調融資制度運用 浜松いわた信金など
浜松いわた信用金庫、県信用保証協会、日本政策金融公庫浜松支店は29日、創業支援に特化した協調融資制度を構築し、10月から運用を開始すると発表した。3機関の連携で融資や相談など厚みのある支援を提供し、創業前後のサポートを強化する。 制度は「チャレンジ」の名称で、県西部の創業予定者か創業5年以内の法人または個人事業主が対象。創業前に策定する事業計画のさらなる充実、資金供給、創業後の販路開拓といった事業運営を支え、成長を後押しする。 融資対象者は、浜松いわた信金が運営する起業家支援拠点「FUSE」(浜松市中区)のトライアル利用、日本公庫の創業者交流会の参加、保証協会の専門家派遣などのフォローア
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清水銀行、来春から初任給引き上げ 副業解禁も
清水銀行は29日、2024年度から新入社員の初任給を一律1万5千円引き上げると発表した。初任給引き上げを含む本格的な人事制度改革は10年ぶり。やりがいや帰属意識の向上のためで、大卒社員の場合は現行の20万5千円が22万円になる。併せて若年層の月給も引き上げる。 23年10月1日からは中小企業診断士や社会保険労務士などの資格を新たに取得した社員に報奨金を出したり、副業や兼業を解禁したりする。
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横浜の不動産業とPIF契約締結 静岡銀行、協調融資
静岡銀行は28日、横浜市の不動産業リストプロパティーズと持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた企業の取り組みを支援する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス(PIF)」による融資契約を結んだと発表した。同社は神奈川県内に計画するマンションなど複合施設の建設資金として、85億円を静岡銀など8行による協調融資で調達する。 同社は省エネや廃棄物削減、環境配慮型住宅の促進などに取り組み、静岡銀と静岡経済研究所が策定した基準からSDGsに貢献していると評価された。
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人事=島田掛川信用金庫(10月1日)
地方創生部主任調査役(システム管理部副部長)成瀬晃伸
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スルガ銀行、新住宅ローン 融資期間最長50年
スルガ銀行は10月2日、資本業務提携を結んだクレディセゾンが保証する住宅ローンの取り扱いを開始する。 融資期間は1~50年。借入期間を柔軟に設定でき、毎月の返済額を抑えることも可能。離島など一部地域を除く全国で対応する。金利(変動)は年0・575~1・095%。 スルガ銀とセゾンは5月に提携を結んだ。締結前の2月にはつなぎ融資での住宅ローン保証の提携を始めていて、商品を拡充して住宅ローン事業での連携を強化する。
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静銀ティーエム証券 名古屋銀本店に拠点
静銀ティーエム証券は28日、グループ会社の静岡銀行がアライアンスを結ぶ名古屋銀行の本店ビル(名古屋市)に初となる拠点を設けると発表した。名古屋銀と連携し、同行の顧客に対して金融商品やサービスを提供する。10月30日に新設する静銀ティーエム証券名古屋本店は15人体制で、そのうち5人は名古屋銀が派遣する。名古屋銀は顧客の同意を得た上で、静銀ティーエム証券の金融商品を紹介するという。静岡銀からも1人が名古屋銀に出向し、連携強化を図る。
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富士山フォトコンテスト 富士・宮崎さん最優秀 静岡中央銀行主催
静岡中央銀行(沼津市)は28日までに、主催する富士山フォトコンテスト(静岡新聞社・静岡放送協力)の入賞作品11点を発表した。富士市のはたご池から満開の桜と霊峰を写した宮崎泰一さん(同市)の「幻想桜富士」が最優秀賞に選ばれた。同行の2024年カレンダーに使われる。 受賞作品は10月2日以降に同行ホームページで紹介する。13回目となるコンテストには県内外209人から654点の応募があった。 他の入賞者は次の通り。 優秀賞 落合正和(静岡市清水区)峰岸昭子(埼玉県)小栗進(浜松市北区)▽静岡新聞社賞 竹内桂子(沼津市)▽静岡放送賞 植松宥二郎(富士宮市)▽佳作 山本武正(同)上野祐司(神奈川
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地域課題解決へ協定 沼津信金と静岡大
沼津信用金庫(沼津市)と静岡大はこのほど、持続可能な地域社会構築に関する連携協定を結んだ。両者が持つ資源を活用して県東部の地域課題解決や人材育成を図る。静岡大が地域づくりを主眼にした協定を金融機関と結ぶのは珍しいという。 企業など地域のパートナーとともに課題解決を目指すためのプラットフォームを構築する。その担い手となる若者を育成する。医療、福祉、介護態勢を充実させて住民の心身の健康増進につなげる。具体的な手法や形は今後詰める。 伊豆市の同大東部サテライトで調印式を開いた。日詰一幸学長は「沼津信用金庫が有する地域情報と人的資源、本学が持つ知の資産を融合させ、一層活力があり次の世代に引き継がれる
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詐欺未然防止優良店に認定 静岡中銀下田支店
静岡中央銀行下田支店(山田朋大支店長)は一定期間に詐欺被害を複数回防いだとして、下田署から「特殊詐欺未然防止優良店舗」の認定を受けた。このほど同署で認定証交付式が開かれた。同支店は2021年7月と23年3月、同年7月の3回にわたり、携帯電話で通話しながらATMを操作する高齢者に対し、積極的に声をかけるなどして被害を食い止めた。同署によると、県警はおおむね2年以内に3回以上の詐欺被害を未然防止した事業所を優良店として認定している。同署管内6市町での認定は初という。 田代圭吾署長は「地域の模範として、一層積極的に被害防止に努めてほしい」と期待を寄せた。
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課題解決力 成長の鍵 設立1年 一定の手応え 柴田久 しずおかFG社長【聞きたい】
静岡銀行などを傘下とする持ち株会社「しずおかフィナンシャルグループ」(SFG)設立から1年となる10月3日を前に、柴田久社長(59)が27日、静岡新聞社の取材に応じた。傘下の銀行や事業会社それぞれが独自性を発揮し始めるなど一定の手応えを感じつつ、地域課題の解決に向けて行政や民間企業、地域とさらに連携する必要性を強調。提案力を幅広く強化し、ソリューション企業としての成長を見据える。 ―1年を振り返り、成果と課題は。 「事業会社は銀行依存ではなく自ら事業を開拓して深く、大きく広げるスタンスを目指している。ベンチャー支援や脱炭素などで新たな挑戦が動き始めた。ファンドでも管理報酬で収益を上げる
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静岡新聞社 第37回読者と報道委員会
静岡新聞社の「読者と報道委員会」は11日、第37回会合を静岡市駿河区で開いた。議題は、牧之原市で昨年9月に発生した園バス置き去り事件をテーマにしたキャンペーン報道「届かぬ声」と、多角的な視点で茶産業の未来を展望した「令和の静岡茶」。富士川まちづくり株式会社代表取締役社長の伊藤高義委員、NPO法人クロスメディアしまだ事務局長の児玉絵美委員、静岡理工科大学長・静岡大電子工学研究所長の木村雅和委員の3氏が本紙側と意見交換した。 キャンペーン報道 届かぬ声 木村委員 本質に迫る 綿密な展開/伊藤委員 保育の課題 検証続けて/児玉委員 築いた信頼 示した「質」 編集局 2023年3月から6月まで
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静岡県内のメインバンク 静岡銀行首位 取引社数調査、信金の増加目立つ
東京商工リサーチが実施した企業のメインバンク調査によると、静岡県内のメイン取引社数は静岡銀行がトップの1万7052社で、シェアは39・28%と高水準を維持した。昨年4位のしずおか焼津信用金庫は僅差で清水銀行を上回り、3位に浮上。島田掛川信金(151社増)や三島信金(52社増)など、信金の増加が目立った。 静岡銀のシェアは中部地区2位(8・82%)、全国11位(1・17%)。地銀などの統合が各地で進み、銀行持ち株会社も含めた順位は静岡銀を傘下とするしずおかフィナンシャルグループが14位だった。 県内2位は浜松いわた信金(取引社数4505社、シェア10・38%)で、しずおか焼津信金(3031
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地域循環共生圏へ連携 御殿場市とSFGが協定
御殿場市としずおかフィナンシャルグループ(SFG)は25日、「富士山東麓エコガーデンシティ地域循環共生圏の推進に関する連携協定」を結んだ。同市が目指す脱炭素と経済の好循環モデルの推進や地域のブランディング戦略の立案などで協力し、持続可能な地域の発展につなげる。 同市は森林経営による温室効果ガス削減の環境的価値を国の「J―クレジット」で利益に換算し、デジタル地域通貨の財源にする循環モデルを示している。SFGは専門的な知見を基に市のクレジット創出を支援し、売買など市場展開に関する助言、地域のシティープロモーションやブランディングの提案なども行う。 SFGの静岡銀行が協定を結んでいる東京ガール
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人事=清水銀行(10月10日、地名のみは支店長または支店)
入江兼江尻兼追分(堂林兼入江兼江尻兼有東坂兼追分)築地利明▽堂林兼有東坂(経営企画部企画担当部長)土屋昭▽大井川(支店営業部推進役)中野剛志▽篠ケ瀬(江尻副)川村剛史▽経営企画部企画担当部長(篠ケ瀬)上杉勝也▽総務管理部付専任主席統括役(審査部専任主席審査役)武田秀樹▽支店営業部上席推進役(審査部上席統括役)青木大輔▽審査部上席審査役(大井川)大多和利幸▽経営企画部統括役(三保副)見城俊如▽審査部審査役(総務管理部統括役)大石浩介▽入江渉外部長兼渉外長(堂林渉外部長)小梢努▽三保副(追分副)遠藤祥久
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静清信用金庫人事(10月1日、地名のみは支店長または支店)
経営企画部主任調査役DX担当(営業推進部営業推進課長)海野昌樹▽人事部副部長(東新田)松本智之▽人事部付主任調査役(融資部主任審査役)富田基▽東新田(池田兼小鹿次長)田代雄教
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沼津信用金庫人事(10月2日、地名のみは支店長)
総務部(営業サポート部)副部長榎本孝宏▽長泉町(経営サポート担当課長)常盤康夫▽経営サポート担当課長(審査担当課長)勝又将彦▽審査担当主任調査役(長泉町)鈴木春海
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「印象主義」の連弾披露 浜松出身・上野姉妹 静岡市美術館絵画展に合わせ
静岡市美術館(同市葵区)で開催中の展覧会「カンペール美術館所蔵 ブルターニュの光と風 フランス 神秘と伝統の地へ」(静岡市、静岡新聞社・静岡放送など主催、清水銀行特別協賛)に関連したコンサート「ピアノ連弾で楽しむフランス音楽」が24日、同美術館内で開かれた。市民ら約60人が来場し、フランス音楽の魅力を堪能した。 浜松市出身の姉妹ピアニスト上野史織さんと由理さんが、同展覧会と同時期の20世紀初頭にフランスで興った「印象主義音楽」を中心に計6曲の連弾曲などを披露した。観客はドビュッシーやラヴェルの美しい旋律に目をつむりながらうっとりと聞き入り、大きな拍手を送った。 コンサートは同美術館と静岡
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稲生沢川河口 花を植え替え 下田の土屋建設
下田市の土屋建設は22日、同市の稲生沢川河口付近の通り沿い約500メートルで美化活動に取り組んだ。社員ら約10人がプランターの花を植え替えた。 市から提供を受けたニチニチソウとペンタスの苗を約120個のプランターに植えた。同日までに老朽化したプランターは日本観光振興協会から提供された新品と取り換え、県提供の木製のイスも設置した。 土屋紀雄社長は20年以上にわたり美化活動の中心を担っているといい、「大勢の観光客に楽しんでもらいたい一心だ」と話した。活動には小さな親切運動の一環で静岡銀行の行員も参加した。
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高架化や再開発 沼津市長が解説 さんしん同友会勉強会
三島信用金庫の取引事業所の経営者らでつくる「さんしん同友会」の沼津支部と幸町支部はこのほど、沼津市のまちづくりに関する勉強会を同市内で開いた。頼重秀一市長を招き、JR沼津駅付近の鉄道高架化や再開発について理解を深めた。 頼重市長は鉄道高架化の進行状況を紹介。新貨物ターミナルの造成が完了したことや、新車両基地周辺道路の整備状況を説明した。市中心部の沼津仲見世商店街やアーケード名店街周辺で進む再開発事業は「市制100周年のタイミングで、さまざまな事業が動き出している」と強調した。 駅周辺で道路の車線規制などを実施する社会実験「オープンヌマヅ」にも言及し、「にぎわいづくりのアイデアが本当に沼津にマ
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伊豆市、民間の力生かす 三島信金と人事交流協定
民間活力を導入し市政活性化や効率的行政運営を図ろうと、伊豆市はこのほど、三島信用金庫と人事交流協定を結んだ。協定に基づく1人目の実務研修員として、10月1日から同金庫人事課付の職員深沢香織さん(37)=沼津市=が伊豆市企画財政課へ派遣される。同金庫が市町の行政機関へ職員を派遣するのは初めて。 同市役所で開かれた調印式で、菊地豊市長と高嶋正芳理事長が協定書に署名した。協定では期待する効果として、民間企業側は「自治体の立場を踏まえた調整提案能力を高めることができる」、市側は「民間企業のノウハウや人材を取り入れ、市民サービス向上を図る」などを明記している。 高嶋理事長は「地域のベストパートナー
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シリコンバレーで事業計画プレゼン 浜松の中小・新興が報告会
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)はこのほど、米国シリコンバレー(SV)に今夏派遣した中小・スタートアップ企業の成果報告会を起業家支援拠点「FUSE」(同区)で行った。新事業展開を構想するITや製造業など8社の経営者や幹部が参加し、SVに根付くイノベーション精神に触れた学びや今後のビジネス展開への抱負を語った。 訪問期間は8月13日から同19日まで。参加者はスタンフォード大教授や投資家、ベンチャーキャピタル(VC)関係者を前に事業案のプレゼンテーションを複数回行い、フィードバックを受けて内容を磨いた。 展示用ネイルチップを再利用したドネーション事業を計画するビューティースマイル(南区)の高
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人事=しずおかフィナンシャルグループ(10月2日、地名のみは支店長または支店)
【静岡銀行】営業戦略部理事部長(営業戦略部長)松下英人▽東部カンパニー営業推進担当部長(山下)山本圭一▽清水中央兼興津兼清水北(東部カンパニー営業推進担当部長)小池孝洋▽函南(清水中央兼興津兼清水北)木暮雅一▽山下(函南)田口力也▽浜松営業部副部長兼名残出張所(国際営業部国際営業統括グループ長兼海外事業支援室長)高橋敦▽呉服町副兼伝馬町(豊田)藤下隆義▽国際営業部国際営業統括グループ長兼海外事業支援室長(国際営業部国際営業統括グループ=グループ長待遇)増田秀明▽掛川東(掛川エリア課長)大場奈津子▽豊田(沼津駅北副兼沼津金岡)高林宏治▽蜆塚兼佐鳴台(掛川東)芹沢沙希子▽港北ニュータウン(企業経
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個人客専用支店 沼津に初導入 スルガ銀行
スルガ銀行は19日、沼津原町支店(沼津市)の業務内容を一部変更し、個人客専用店に改めた。法人と個人事業主について、すでに取引のある顧客の業務は続けるが、口座開設や借り入れなどの新規申し込みは受け付けず、近くの沼津セントラル支店を紹介する。 個人客専用店の導入は初めて。地域の実情などに合わせ、行員が受け持つ業務の選択と集中を進める。生活様式が多様化する中、沼津原町支店は資産運用をはじめとする個人客の相談と支援業務を強化する。 同銀行は店舗網再編を進めながら、顧客との対話を重視する次世代型店舗や、現金を取り扱わないキャッシュレス店舗など新しい運営方式を取り入れている。個人客専用店も同支店の利
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詐欺被害未然防止 信金職員に感謝状 静岡南署
静岡南署はこのほど、特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、静岡市駿河区のしずおか焼津信用金庫石田支店と、職員の山本晴加さん(28)に署長感謝状を贈った。同署で開いた贈呈式で、山本さんと平野俊彦支店長が大村彦彰署長から感謝状を受け取った。 同支店には8月9日、高齢女性が130万円を出金しようと来店した。女性が「息子の会社の決算でお金が必要」などと出金理由を話したことから、窓口で対応した山本さんは不審に思い、詐欺被害を疑って上司に報告。警察に引き継ぐなどして詐欺被害を未然に防いだ。山本さんは「高額出金にかかわらず、生活費よりも多いと思う場合には出金理由を確認し、少しでも不自然に思ったら報告して
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流麗なオペラ披露 森さん、錦織さん共演 静銀80周年 静岡市
ともに日本を代表するオペラ歌手の森麻季さん(ソプラノ)、錦織健さん(テノール)が21日、静岡市葵区の市民文化会館でデュオリサイタルを開き、有名なオペラのアリアや日本の古謡などをちりばめたプログラムで流麗な歌声を響かせた。静岡銀行の創立80周年を記念した「第76回しずぎんユーフォニア・コンサート」。 「アメイジング・ソングス~愛と煌めきを歌にのせて~」と題し、ピアニストの山岸茂人さんが伴奏を務めた。森さんはドラマ「坂の上の雲」のメインテーマ「Stand Alone」や童謡「からたちの花」、錦織さんは古謡「さくらさくら」、戦前の歌謡曲「蘇州夜曲」などをそれぞれ独唱した。 デュオとしては「椿姫
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温泉・食文化で伊豆再生 サンフロント21懇話会 伊豆の国で地区分科会
静岡県東部地域の活性策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は20日、伊豆の国市のアクシスかつらぎで伊豆地区分科会を開いた。伊豆地域の再生について議論し、旅館経営者らが温泉など地元の資源を生かして継続性を持って臨むべきと強調した。 基調講演とパネル討論を行った。「温泉ガストロノミーで街を変え、観光の形態を変える」をテーマに造園家の涌井史郎氏が講演。伊豆をはじめ県内の豊富な温泉と源泉地を引き合いに、本県の可能性の高さを示した。さらに、温泉だけでなく地域の魅力を総合的に示すべきと訴えた。土地の風土から生まれた食材や歴史、伝統などで育ま
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旧天竜林高事件 代理人弁護士が元市長の情報開示要請 スルガ銀行に
浜松市天竜区の旧天竜林高を舞台にした調査書改ざん・贈収賄事件で、中谷良作元天竜市長(91)=贈賄罪で罰金刑確定、再審請求中=のアリバイの可能性を示す「スルガ銀行天竜支店 12時26分事務処理(中谷退店)」の記述について、中谷元市長の代理人の杉尾健太郎弁護士は20日、この記述などを含む中谷元市長の個人情報開示を同行に要請した。依頼文書を同行宛てに郵送した。 同事件の確定判決などによると、中谷元市長は2007年12月10日、同支店で保険契約手続きなどをした後、午前11時ごろに同校を訪れ、北川好伸元校長(75)=加重収賄罪などで有罪確定=に現金10万円を渡したとされる。一方、検察が開示した中谷元
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特産品販売や観光で連携 静岡、山梨、長野3県 7信金が協定
しずおか焼津信用金庫など静岡、山梨、長野3県の4信金が中部横断自動車道の開通を機に2021年に締結した連携協定は19日、新たに長野県の3信金が加わりネットワークを広げた。特産品販売や観光などで幅広く連携し、地域活性化につなげる。 長野、松本、上田の3信金が加わり、これまでのしずおか焼津、甲府、山梨、諏訪と合わせて7信金となった。「業務」「観光」「その他」を連携項目とし、顧客や商品の紹介、観光振興に関する情報共有、自然災害における相互協力や復旧支援などを盛り込んだ。精密機械製造などが盛んな長野、山梨両県と本県の製造業をマッチングさせるなど、県境を越えた企業支援に取り組む。 長野県岡谷市で1
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商工中金と静岡銀行 吉田の菊地工業に災害対応型融資枠
商工中金静岡支店と静岡銀行吉田支店はこのほど、吉田町の産業用ベルト製造「菊地工業」に、大規模災害時でも貸付が可能な総額10億円の災害対応型協調融資枠を設定した。 商工中金と県内金融機関による同様の協調融資枠設定は初めて。一般的に大規模災害時は金融機関の貸付不能事由とされているが、今回の協調融資は震度6弱以上の地震や、災害救助法が適用される水害などが県内で発生した場合でも迅速な資金調達が可能となる。 同社は1950年設立。2011年にタイで発生した水害の際、現地子会社が大きな被害を受けた。今回の締結は事業継続計画(BCP)の一環となる。
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環境配慮型店舗を相模原にオープン 静岡中央銀行
静岡中央銀行は19日、新築した番田支店(相模原市)をオープンした。同銀行で初めて「環境配慮型店舗」と位置付け、太陽光発電設備を備えた。 屋上に太陽光パネル30枚を設置し、店舗の使用電力の6割相当を賄う。断熱性や耐久性に優れた建材を使い、二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげる。2050年度までのCO2実質排出ゼロ実現を掲げたサステナビリティ方針に基づく取り組みの一環。 鉄骨造り2階建て。延べ床面積は旧店舗比約1・4倍の306平方メートル。落ち着いた環境で相談してもらえるようロビーと応接室の広さを2倍にした。
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旧天竜林高事件 再審請求 「12時26分の謎」解明を【西部 記者コラム 風紋】
旧天竜林高を舞台にした大学推薦入試を巡る調査書改ざん・贈収賄事件で、加重収賄罪などで有罪が確定した北川好伸元校長(75)が10月6日、第2次再審請求を静岡地裁浜松支部に申し立てる。弁護団は、北川元校長に現金を渡したとされる中谷良作元天竜市長(91)=贈賄罪で罰金刑が確定、再審請求中=のアリバイに関する主張を新証拠の柱にする方針で、裁判所の判断に注目したい。 焦点になっているのは、中谷元市長に対する警察の取り調べメモに記されていた「スルガ銀行天竜支店 12時26分事務処理(中谷退店)」との記述。中谷元市長が2回目に現金を渡したとされる2007年12月10日の行動履歴を示していて、22年になっ
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磐田の東部台支店 グランドオープン 浜松いわた信金
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は19日、磐田市西貝塚に新築した東部台支店をグランドオープンした。 老朽化のため旧店舗の敷地内に建て替えた新施設は、鉄骨造り平屋建て、延べ床面積273平方メートル。重厚感ある黒色の外壁は耐久性が高いALCパネルを採用。ATMは2台を配備した。7月18日のプレオープン後、旧店舗の解体と駐車場整備を行った。 セレモニーには御室健一郎会長や高柳裕久理事長らが出席し、テープカットを行った。御室会長は「今まで以上に提案やサービスの提供を強化し、地域に貢献したい」とあいさつした。 磐田本店営業部のパートナー店に位置づけ、渉外担当を同部に移して機能をすみ分ける。支店は
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全日本フェンシング 沼津信金の脇田選手4強 同僚応援、勝利後押し
沼津市の香陵アリーナ(市総合体育館)で開かれている全日本フェンシング選手権個人戦は16日、2日目を迎え、地元沼津信用金庫所属の脇田樹魅選手が女子サーブル予選に出場。同僚の応援を受け、4強進出を決めた。 脇田選手は日本女子体育大卒業後の2022年4月に同信金入り。人事課に籍を置き、市内のフェンシング施設「F3BASE」を拠点に練習を積んでいる。会場には鈴木俊一理事長、紅野正裕会長ら幹部や同僚ら約20人が詰めかけた。板橋香菜子選手との準々決勝では、ポイントを取る度に拍手を送り勝利を後押しした。 試合後、脇田選手は観客席に足を運び、応援に感謝の言葉を述べた。紅野会長は「プレッシャーのある中、よ
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がん機器メーカーに出資 沼津信金などのファンド
沼津信用金庫と信金キャピタル(東京)が設立したファンド「ぬましん未来応援ファンド」が、乳がん検査機器開発のアイグリット(仙台市)に出資したことが15日までに分かった。初めての投資。出資額は非公表。同社は主要技術の開発を既に終え、2025年内の製品販売を目指している。 撮影した超音波画像を合成して立体データをつくり病変などの有無を調べるスマートフォンサイズの機器を実用化する。同社によると、一度に広範囲が検査できる上にデータの保存が可能で、従来の検査方法に比べて見落としのリスクが減る。検査費用は安くなり、体の負担も軽減されるという。 同社は20年に設立。近藤真一社長が医療機器ベンチャーで従事した
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戦略的なメニュー構成を 沼津信金など 飲食店向けセミナー
沼津信用金庫などはこのほど、材料費高騰に直面する飲食店経営者向けのセミナーを沼津市で開いた。全国で飲食店支援を手がけるフードアカウンティング協会サービス相談員の遠山景子さんが講師を務め、「本当によい商品を提供する店が残る」と商品力強化を訴えた。戦略的なメニュー構成にするよう呼びかけた。 遠山さんは店側が情報発信する従来の集客から、客側がSNSで発信する「SNS集客」が主流になるとして、「(発信の)動機をつくる商品が最も重要で集客の近道」と指摘。原価率が高くても客を引き込む「集客・看板メニュー」▽注文されやすく原価率の低い「定番メニュー」▽飽きさせない「季節・イベントメニュー」をそろえるよう強
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企業へ小まめな訪問奏功 金融機関や商工団体、相談窓口に【事業承継 未来へのバトン④完】
事業承継を円滑に進めるためには地域を巻き込んだ取り組みが欠かせない。細かな情報収集と承継後も見据えた伴走を行えるよう、金融機関や各地域の商工団体が“かかりつけ医”のように身近な相談窓口として役割を果たしていくことが求められている。 「事業承継の成否は地域金融機関にとって極めて重要」-。島田掛川信用金庫地域サポート部(島田市)の森崎恭広副部長(45)の声は切実だ。同信金は事業承継も含め取引先の困り事を解決するため、2013年に専門部署を立ち上げた。当時、事業承継促進に向けて企画したセミナーは、実務的な補助金セミナーの盛況ぶりとは対照的に毎回、閑古鳥が鳴く寂しい状態。森
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志村さん(大里東小4)に小さな親切実行章 静岡市駿河区で表彰式
「小さな親切」運動県本部は11日、病気などで髪を失った子どものかつら用に髪を寄付するヘアドネーション活動に協力した大里東小(静岡市駿河区)4年の志村望々さん(9)に「小さな親切」実行章を贈った。 志村さんは大好きな小学校の先生が抗がん剤治療で髪が抜けてしまったことがきっかけで「自分にもできることをしたい」と思い、腰まで伸ばした髪を約30センチ切ってヘアドネーション活動に協力した。髪は静岡芙蓉ライオンズクラブ(LC)を通じ、同活動を展開する大阪のNPO法人に送られたという。 駿河区の静岡銀行下島支店で開いた贈呈式に家族と一緒に出席した志村さんは、同運動県本部下島地区支部長を務める久保田良一
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セブン銀行、ATM新サービス発表 静岡銀行が提供へ
セブン銀行(東京都)は12日、新型ATM(現金自動預払機)を活用し、金融機関向けの「ATMお知らせ」「ATM窓口」の二つの新サービスを26日に開始すると発表した。静岡県内金融機関では静岡銀行が「ATMお知らせ」の提供を同日から始め、「ATM窓口」は2024年5月を予定する。 「ATMお知らせ」は、利用者がセブン銀ATMで出金する際、サービス提供企業から画面上で各種情報を通知したり、その通知への回答を受けたりできる。住所など届け出情報の変更有無の確認に役立つ。 「ATM窓口」は、セブン銀のATMで口座開設や届け出情報の変更などが行える。窓口、郵送、ウェブで必要だった手続きが、セブン銀のAT
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地方創生にTGCブランド力 静岡銀行、W TOKYOと連携協定
静岡銀行は12日、東京ガールズコレクション(TGC)の企画・制作会社「W TOKYO」(東京都)と、地方創生・新規事業創出に向けた連携協定を締結した。都内で静岡銀の八木稔頭取らが記者会見した。 静岡県でも過去3回開催されるなど、若年層を中心に高い知名度を誇るTGCのブランド力を活用。静岡銀の経営資源と掛け合わせて新たな地方創生プロジェクトを展開する。ブランディングを通じて地方企業の企業価値向上を目指すほか、W TOKYOが主軸となって地方創生に貢献する投資戦略も検討していく。 八木頭取は「TGCブランドを駆使した独自のノウハウやプロデュース力を地域づくりに生かすことで、われわれが目指す地
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石原良純さん「異常気象に危機感」 静清信用金庫が文化講演会 静岡市葵区
静清信用金庫は12日、俳優で気象予報士の石原良純さんを講師に招いた第48回せいしん文化講演会を静岡市葵区のホテルで開いた。 同金庫の利用者など約1100人が聴講した。演題は「どうなってるの?近年の異常気象! 集中豪雨・竜巻・大雪」。石原さんは「天気予報で『あしたの最高気温は40度です』という日が近い将来、来るかもしれない」と危機感を示し、「大量生産、大量消費を考え直し、物を大事に使おうという意識を大切にするべき」と指摘した。 1日1回は空を見上げる習慣を勧め、「日本の空は世界一きれい。空は誰にとっても身近な自然で、青空を見ると安心感が得られてストレス解消につながる」と述べた。 講演前に
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簡潔な資金調達支援 スルガ銀行、紹介業務
スルガ銀行はこのほど、オルタ(東京)が提供するクラウドファクタリングサービスの紹介業務を始めた。簡単な手続きで、申し込みから24時間以内に売掛債権(請求書)を資金化できる。 書類提出や審査などの手続きはウェブ上で完結し、保証人や担保は不要。保有する売掛債権をオルタに売却することで早期の資金調達が可能になる。資金調達ニーズが多様化する中、スルガ銀は法人や個人事業主に同サービスを紹介して資金繰りを支援する。
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信金中金に褒章伝達 掛川市役所
掛川市の市街地活性化事業に1千万円を寄付し、国から紺綬褒章を受けた信金中央金庫に対する褒章伝達式がこのほど、市役所で開かれた。 同金庫は2021年2月、企業版ふるさと納税として市に寄付した。島田掛川信用金庫が協力し、実現した。伝達式には信金中金の高木恵証静岡支店長が訪れ、久保田崇市長から褒章を受け取った。 久保田市長は、同市城下の移住促進拠点「JOKA BASE(ジョウカベース)」のオープンに活用したことを説明。高木支店長は「(地元信金と)連携して引き続き、地域の課題解決に取り組んでいく」と話した。
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富士信金 蒲原地区自治連合会にテント寄贈 静岡
富士信用金庫はこのほど、テント6張りを富士宮市に寄贈した。市立公民館に一張りずつ配置し地元行事などで活用する。 寄贈は同信金の創立70周年記念事業の一環で、富士市に26張り、静岡市清水区の蒲原地区自治連合会に1張りを贈った。
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テント6張り 富士宮市に寄贈 富士信金
富士信用金庫はこのほど、テント6張りを富士宮市に寄贈した。市立公民館に一張りずつ配置し地元行事などで活用する。 寄贈は同信金の創立70周年記念事業の一環で、富士市に26張り、静岡市清水区の蒲原地区自治連合会に1張りを贈った。富士市では市内26カ所あるまちづくりセンターに配布される。 富士宮市役所で行われた贈呈式で、浅見祐司理事長が須藤秀忠市長に目録を手渡し、同市から感謝状を受けた。浅見理事長は、新型コロナウイルス下の行動制限が解除され地域行事が再開したことを受けてテントを選んだといい、「(信金は)地域社会に支えられている。還元していきたい」と話した。
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全国34信金の取引先出展 静岡でビジネスマッチング
しずおか焼津信用金庫が主催するしんきんビジネスマッチング静岡2023(東海地区しんきん経営者協議会共催)が8日、静岡市駿河区のツインメッセ静岡で開かれた。全国34信金が取引する271社がブースを構え、自社製品を売り込みながら来場者との商談に臨んだ。 金属機械、電気電子、食品の製造業やサービス、小売業など幅広い業種の中小企業が出展した。保管場所が少なくて済む発泡スチロールの組み立て式保冷箱や金属加工技術を生かした銘板といったユニークなアイデアや製品が注目された。事前予約制の商談に加え、来場者がその場で出展者に声をかける場面も多く、活発な交流が行われた。 今年で20回目の催し。新型コロナウイ
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伊豆半島一周 自転車で走ろう 11月、参加者募集
東急ホテルズ&リゾーツ(東京)とスルガ銀行、県は11月18~19日、伊豆半島を一周するサイクリングイベントを開く。 三島市の富士山三島東急ホテルを発着点に、風光明媚(めいび)な伊豆半島の海岸線約250キロを2日間かけて走破する。宿泊施設は下田市の下田東急ホテル。参加者の荷物は車両で運搬するため、身軽にサイクリングを楽しめる。定員は18歳以上の先着20人。宿泊費と飲食代は自己負担。 同銀行サイクリングプロジェクトのネット投稿サイトnote(ノート)で申し込みを受け付けている。
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詐欺被害未然防止 感謝状 浜松いわた信金 職員木下さん
特殊詐欺被害の未然防止に貢献したとして、浜松市東区の浜松いわた信用金庫笠井支店と職員の木下康嗣さん(41)にこのほど、浜松東署から署長感謝状が贈られた。 同署によると、8月3日に来店した70代男性から「SNSで知り合った女性に荷物を送りたい」「配送にかかる費用を指定された口座に振り込みたい」などと相談され、不審に思った木下さんが警察に連絡して被害を防いだ。 同署で行われた贈呈式には木下さんと夏目亮支店長(51)が出席し、松本一勝署長から感謝状を受け取った。木下さんは「すぐに怪しいと思った。男性がつらい思いをしなくて良かった」と語った。
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新興企業支援、静岡県本腰 9月補正、マッチング事業化へ
静岡県は、首都圏などのスタートアップ(新興企業)と県内企業をつなぐマッチング事業に本腰を入れる。専門スタッフが常時相談に応じる窓口を開設し、マッチングから実際の事業展開までの流れを伴走型で支援する。有望で独創的なビジネスプランのコンテスト実施も検討している。関連費用を2023年度9月補正予算案に計上する。6日までに、関係者への取材で分かった。 スタートアップを巡っては政府が成長戦略の柱の一つに掲げ、重点投資する方針を打ち出している。社会課題を解決する役割も期待され、都道府県によっては支援を強化する動きがみられる。県はこうした状況を踏まえ、24年度の当初予算編成を待たずに事業化すべきと判断し
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祖父母に感謝 園児が似顔絵 静清信用金庫で展示
静清信用金庫は4日、地元園児による「祖父母のにがお絵展」を静岡、焼津、藤枝の3市内全37店舗で始めた。敬老の日(18日)に合わせて園児が日頃の感謝を込めて描いた祖父母の似顔絵が来場者の心を和ませている。9月下旬まで。 3市内44の幼稚園や保育園、こども園から計約3千点が集まった。静岡市葵区の本店ロビーには、静岡精華幼稚園(同区)の園児172人の個性あふれる作品が並ぶ。クレヨンを使って画面いっぱいに描いた「大好きなおじいちゃん・おばあちゃん」の笑顔の周りにカラフルなハートや星のマークをちりばめた作品など園児らの個性あふれる力作が目を引く。 同信金は園児から祖父母に特殊詐欺被害の防止を呼びか
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原発処理水風評被害の相談窓口開設 しずおか焼津信用金庫
しずおか焼津信用金庫は、東京電力福島第1原発の処理水放出に伴う風評被害を受けている中小企業の資金繰りなどの相談に応じる窓口を開設した。 燃料費の高騰などで厳しい水産業者などの経営環境が一段と悪化する事態も想定し、新規融資の金額、金利などを個別に検討するほか、既存の借り入れも返済条件見直しを含めて柔軟に対応する。販路確保に関する相談にも応じる。 各営業店などで受け付ける。時間は平日午前9時~午後5時。
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藤枝の店舗新装 しずおか焼津信金いかるみ支店開店
藤枝市五十海のしずおか焼津信用金庫いかるみ支店(辻尚樹支店長)が4日、リニューアルオープンした。 同支店は店舗の老朽化に伴い、昨年4月から新築工事を始めた。預金特化型店舗として営業し、融資の受け付けができる近隣の藤枝水守支店を母店とする。鉄骨造り2階建てで敷地面積は608平方メートル。駐車場9台、ATM3台、両替機1台を備え、旧店舗よりも設備機能が充実した。 環境への配慮として、太陽光発電や全館LED証明などを設備。多目的トイレや点字ブロックも設置した。災害時には2階を近隣住民の避難所として開放する。 店舗周辺は住宅やスーパーなどが並び、今後は店舗内に来店客の休憩スペースも設ける方針。
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静岡市内企業で留学生インターン開始
静岡県国際交流協会は5日、県内で就職を目指す外国人留学生を対象としたインターンシップを静岡市内の企業で始めた。県内の大学に通う留学生3人が7日まで市内3社でそれぞれ業務を体験し、8日に同市葵区のしずおか焼津信用金庫本店で報告会を行う。 同区のソフトウエア開発会社エイ・アイ・エス静岡営業所には静岡大人文社会科学部3年の中国人留学生郭奕君[カクエキクン]さん(22)=写真左=が参加。同社が開発した海運業向けの会計管理システムについて説明を聞いて熱心にメモを取るなど、真剣な表情で職業体験に臨んだ。プログラマーとの懇談では、システムを扱うのに必要な資格について質問するなど同社や業界への理解を深めた
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建設業者が経営診断ツール体験 島田掛川信用金庫 御前崎でセミナー
島田掛川信用金庫は5日、中小事業者のデジタル化推進を支援するセミナーを御前崎市の研修センターで開いた。地域の建設業者約20社が参加し、中小企業庁が提供するデジタル化に関する経営診断ツール「みらデジ」を体験した。 みらデジは、オンライン上で経営課題やIT機器の導入状況などを入力すると、課題解決に向けたツールや設備を提案するサービス。参加者は外部講師の説明を受けながら利用方法を学び、個人のスマートフォンを使ってサービスを試した。近年は業務のデジタル化が進むが、「何から手を付ければ良いか分からない」と戸惑う事業者もいるという。同信金は今後、中小事業者を対象にデジタル化に関する相談などの支援体制を
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親世帯の資産管理などでセミナー 遠州信用金庫、浜松で9月16日
遠州信用金庫(浜松市中区)は9月16日午前10時から11時まで、親世帯の資産管理や認知症対策、遺産継承をテーマにしたセミナーを東区有玉北町の同信金ライフサポートプラザで開く。オンラインでの聴講も可能。14日まで参加者を募集している。 名波司法書士事務所(南区)の名波直紀所長が講師を務め、家族をサポートする具体的知識や生前贈与、死後事務委任の活用方法などを解説する。セミナー後に個別相談の時間も設ける。 参加無料。定員は会場10人、オンライン100人。問い合わせは、ライフサポートプラザ<電053(435)8150>へ。
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企業のニーズ 一冊に 沼津信用金庫がマッチング本
沼津信用金庫はこのほど、営業エリアの企業情報をまとめた「ビジネスマッチングガイドブック2023」を発行した。職員が聞き取った各社のニーズ(要望)を掲載するのが特徴で、人手不足を背景に人材を求める内容が増えているという。 2008年から毎年発行し、第16号となる23年度版は663社を掲載した。事業内容と強み、主要設備を伝える。 ニーズを紹介する欄には受発注したい業務に加え、「溶接技能を持つ方」(製造業)や「ウェブ系開発経験者募集」(IT)など即戦力を求める記述が目立つ。同信金によると、ガイドブックをきっかけに閉業した企業の従業員を同業他社が引き継いだケースがあるという。 3500部発行し
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旧天竜林高事件 データ開示へ署名呼びかけ 支援団体が街頭活動
旧天竜林高の調査書改ざん・贈収賄事件で、有罪判決が確定した2人の支援団体は3日、弁護側が「アリバイになり得る」との見方を示す警察の取り調べメモの基となるデータの開示を要請する嘆願書の街頭署名活動を浜松市天竜区の西鹿島駅周辺で行った。 事件を巡っては、中谷良作元天竜市長(91)=贈賄罪で罰金刑確定、再審請求中=が2007年12月10日、スルガ銀行天竜支店で保険契約などの手続きをした後、同校を訪れて北川好伸元校長(75)=加重収賄罪などで有罪確定=に現金を渡したとされる。 確定判決では同日午前11時ごろに同校で現金の受け渡しがあったとされる。警察の取り調べメモの記述は「スルガ銀行天竜支店 1
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特殊詐欺被害を未然防止 静清信用金庫2支店に感謝状 静岡中央署
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、静岡中央署はこのほど、静岡市葵区の静清信用金庫沓谷、城北の両支店に署長感謝状を贈った。 沓谷支店は7月4日に来店して65万円の出金を申し出た高齢夫婦に、城北支店は8月8日に店舗を訪れて150万円の出金を希望した高齢女性に対し、それぞれ職員が理由などを聞き取り、オレオレ詐欺を疑って警察に通報した。 同署で及川博行署長から感謝状を受け取った店舗担当者は「高額出金を希望する客には声かけを徹底し、不審点があればすぐに警察に連絡するようにしている」「日頃から預手プランの活用推進を指導している」などと対策を語った。及川署長は「未然防止の功労に感謝する。今後も協力して
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コンビニと銀行支店 特殊詐欺を未然防止 浜松中央署が感謝状
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、浜松中央署はこのほど、いずれも浜松市中区のファミリーマート浜松常盤町店、セブン-イレブン浜松イーストタウン店、静岡銀行蜆塚支店の3店と、それぞれの店員や職員に署長感謝状を贈った。 コンビニ2店ではそれぞれ7月、来店した高齢者が高額の電子プリペイドカードを購入しようとした。蜆塚支店には同月、還付金名目のサギ電話を受けた女性が来店した。いずれの店舗も対応した担当者が来店者の様子から詐欺と見抜き、声かけをしたり説得をしたりした。 同署で贈呈式があり、常盤町店オーナーの松原真継さん(48)、店員の篠ケ瀬真来主さん(23)、酒井亜唯さん(22)、イーストタウン店店長の
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焼津の福祉事業者、静岡の企業に譲渡 「池ちゃん家」 拠点エリア拡大へ
焼津、藤枝両市で介護、障害者福祉事業を展開する「池ちゃん家・ドリームケア」(焼津市)が、静岡市内で介護事業を行う「フォーユー」(静岡市葵区)に株式譲渡するM&A(企業の合併・買い取り)が31日までに成約した。フォーユーは池ちゃん家社の看護師資格を有する専門スタッフを引き継ぐとともに、拠点を志太地域に拡大することで、サービスの幅を広げる。 池ちゃん家社は池谷千尋代表が2000年に創業し、04年に法人を設立した。介護、障害児支援、保育事業を焼津、藤枝両市の10施設で展開している。看護師資格を持っている職員もいることから、医療サービスが提供できる。池谷代表は後継者不在である点や実質一人でマネジメ
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スノボ世界一・三木つばき 浜松いわた信用金庫と所属契約 26年ミラノ五輪へ「精進」
2月のスノーボード世界選手権(ジョージア)パラレル大回転で金メダルを獲得し、日本人で初めてアルペン種目の世界一に輝いた三木つばき(20)=掛川市=が30日、浜松いわた信用金庫(浜松市中区)と所属契約を結び、同区で調印書に署名した。今後、国内外の大会で同信金のロゴが入ったボードで雪上を滑る。 2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪で金メダルを狙う三木。地元の支援に「スポーツの爽やかな風というものを、追い風として地域のみなさんに感じてもらえるように精進したい」と意気込みを語り、地域貢献活動に力を入れる方針も明かした。 18歳で臨んだ22年北京冬季五輪は決勝トーナメント進出も、1回戦
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「伴走型支援」の経済波及 前年度比4割増 浜松いわた信金が分析
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は28日、2022年度の取引先中小企業への伴走型支援活動に伴う経済波及効果は前年度比4割増の328億2300万円だったとする分析結果を発表した。売上高増の直接効果と関連産業への影響といった間接効果などの合計。コロナ禍からの経済活動回復も相まって、輸送機器部品など製造業を中心に売上高が増加するケースが目立った、としている。 新型コロナに関連した融資取引先(6542社)を対象にアンケートを実施し、このうち同信金の専任担当者「ビジネスパートナー」が支援した1596社の傾向などをしんきん経済研究所(同市中区)が分析した。伴走以外を含めた全体の波及効果は744億920
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詐欺被害の未然防止に貢献 静岡中央銀下田支店 今年2回目の表彰
市民の特殊詐欺被害を未然防止したとして下田市の静岡中央銀行下田支店はこのほど、下田署から感謝状を受けた。同署で贈呈式が開かれた。 7月26日に50代女性が支店へ来店。行員の中田梓さん(38)は携帯電話を確認しながら書類を記入する様子などを不審に感じ女性を説得、警察への通報につなげた。同署によると、女性はSNSで知り合った韓国の男性に言われるがまま、指定の講座に44万円を振り込もうとしていたという。 同支店が詐欺被害防止で表彰を受けるのは今年2回目。中田さんは「これからもお客さんを見ておかしいと思うことがあれば、きちんと行動したい」と振り返った。田代圭吾署長は「日頃から防犯意識を高めている結果
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浜松いわた信金 静岡県内3社にSLL融資 持続可能社会を支援
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)は29日、SDGs(持続可能な開発目標)やESG(環境、社会、企業統治)に関連して設定した目標の達成状況で金利を引き下げる「サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)」の融資を28日に静岡県内3社に実行したと発表した。単独で策定したスキームによる融資は県内信金で初めてという。 融資は、不動産取引業のホームポジション(静岡市清水区)に1億円、中央不動産(浜松市浜北区)に5千万円、電子部品製造業ワールド電子(同市西区)に5千万円。それぞれの企業は従業員のモチベーション向上や女性活躍などのキャリアアップ、不動産の買い取り再販件数の増加、温室効果ガスの削減などのSD
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世界の通貨で学ぶ、お金の価値や違い 静岡市駿河区で親子向け講座
小学生と保護者を対象にした講座、みなくるキッズラボ2023「せかいのお金」がこのほど、静岡市駿河区の地域福祉共生センターで開かれた。親子連れ11組がお金の価値や物の値段について理解を深めた。 静岡市と静岡県立大、静清信用金庫による産官学の連携事業。キャッシュレス化により触れる機会がさらに減る可能性がある世界の紙幣や硬貨を実際に手に取り、日本と各国の通貨やお金の価値の違いについて学ぶ機会として企画した。同信金で資産運用を担当する山崎真里さんが講師を務め、参加者は親子で相談しながら笑顔でクイズに取り組んだ。 兄弟で参加した静岡市立長田東小5年の荻須裕大君(10)と3年の祐弥君(8)は「どの国
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クイズノックなど資産運用こつ伝授 静岡、中高生ら参加
野村アセットマネジメントとテレビ番組などで活躍する東大発知識集団「クイズノック」の運営会社バトンが主催する「お金を育てるキャラバン」全国出張授業in静岡県(静岡銀行、静銀ティーエム証券共催)がこのほど、静岡市内で開かれた。県内外の中高生や大学生がクイズやゲームを通じ、資産運用の仕組みとこつを学んだ。 クイズノックのメンバー山本祥彰さん、東言さんも参加し、野村アセットマネジメント資産運用研究所の稲岡夏紀所長と投資について考えた。低金利、物価高の状況で「預金をしてもお金の価値が下がってしまう」とし、株や債権などの金融商品で企業の利益が社会に循環する投資の仕組みを説明。値動きが異なる複数の金融商品
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高校生金融甲子園 静岡大会参加募る 12月開催、静岡銀行
静岡銀行は、12月10日に静岡市清水区の同行研修センターで開催する全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」静岡大会の参加者を募集している。11月26日まで。 高校生2人一組で参加し、筆記と早押し形式の金融経済クイズに挑戦する。静岡大会の優勝チームは来年2月に東京で開催される全国大会に進出し、優勝すると米ニューヨークへの研修旅行がプレゼントされる。 県内の高校に通う生徒を対象に30チームを募る。参加費無料。希望者はエコノミクス甲子園公式ホームページから申し込む。 問い合わせは同行経営企画グループ<電054(345)9161>へ。
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自動車産業支援へ地銀連携 静岡銀行など全国7行 情報共有
静岡銀行など、国内大手自動車メーカーが本社や生産拠点を構えるエリアの地銀7行が28日、関連産業支援の高度化に向けたネットワークを立ち上げた。脱炭素化や電気自動車(EV)対応など産業全体が変革期を迎える中、各行が取り組みや情報を共有し、サプライチェーン(供給網)が抱える課題解決と持続的な成長を後押しする。 同日、覚書を締結したのは静岡銀のほか、名古屋銀行(愛知県)、横浜銀行(神奈川県)、広島銀行(広島県)、群馬銀行(群馬県)、足利銀行(栃木県)、山形銀行(山形県)。本県はスズキ、愛知県はトヨタ、神奈川県は日産など、各行が本店を置く地域には、自動車大手の本社や主要工場、下請けの部品メーカーが集
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⚾NTN磐田製作所3回戦へ 軟式野球 静岡県下都市対抗大会
第69回県下都市対抗軟式野球大会(静岡県野球連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)第2日は27日、磐田市の豊岡野球場などで2回戦16試合を行った。NTN磐田製作所(磐田)は高井大地が2本の本塁打を放ち、中部電力浜松営業所(浜松)に逆転勝ち。昨年覇者の大場機工(富士宮)は島田市役所(島田)にコールドで快勝した。ホンダ浜松(浜松)はファンキース(藤枝)との打撃戦を制した。大会第3日は9月2日、浜松球場などで3回戦と準々決勝を行う。 ▽2回戦 大場機工(富士宮) 12―0 島田市役所(島田) (5回コールド) 良工舎山本鋼業(清水町) 8―0 清水トータス(清水) NTN磐田製作所(磐田) 6―3
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「釜石の奇跡」に防災学ぶ 静岡銀行、9月にセミナー
静岡銀行は9月7日午前9時半から、静岡市清水区草薙北の同行本部研修センターで、東日本大震災での津波からの迅速な避難行動が「釜石の奇跡」とたたえられた当事者を招いた防災セミナーを開催する。7月に内閣府から採択された「災害への備え」コラボレーション事業の第1弾で、今後、地域の防災力を高める活動を展開する。聴講無料。 防災の日に合わせた催し。岩手県釜石市で被災体験の伝承活動をする菊池のどかさんを講師に招く。釜石東中3年だった菊池さんら生徒たちは、率先した避難行動を取り全員無事だった。日本弁護士連合会災害復興支援委員会副委員長の永野海弁護士(静岡市清水区)との対談も予定する。オンラインでの参加もで
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スルガ銀行 加藤広亮社長 再成長へ失敗恐れず【トップ登場】
6カ年の中期経営計画の後半となる第2フェーズが始まったタイミングで、重責を引き継いだ。「経営再建の色合いが強かった第1フェーズを経て、第2フェーズは再成長軌道を本格始動させる」と口元を引き締める。 人口減少や地域経済の縮小、先行き不透明な金融市場など地方銀行を取り巻く環境は厳しさを増す。営業本部制を改め、「静岡・神奈川県のコミュニティーバンク」「ダイレクトバンク」「首都圏・広域バンク」「市場ファイナンス」の自律型プロフィットセンターに組織を再編した。 特定の事業がけん引する「富士山型」ではなく、各事業領域が独自性を発揮して全体を底上げする「八ケ岳型」の成長戦略を推進。6年ぶりの増収となっ
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富士山写真審査、入選作11点選ぶ 静岡中央銀行
静岡中央銀行(沼津市)はこのほど、主催する富士山フォトコンテストの審査会を同市のサンフロントで開き、入賞作品11点を選んだ。9月下旬に発表する。 清野真司社長や写真家らが審査に当たった。机に並べた応募作品を見比べ、気に入った構図や目新しさを感じる写真に投票した。 2022年以降に静岡、神奈川両県で撮影された写真が対象で、昨年より46点多い654点が寄せられた。インスタグラムで告知した効果で30~40代からの応募が増えたという。 最優秀作品は同行が発行する2024年のカレンダーに採用する。
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女性経営者が焼津で交流会 従業員との関係作り、プライベートとの切り替え…仕事の悩み共有
しずおか焼津信用金庫、焼津市、藤枝市は22日、女性事業者交流会を焼津PORTERS(焼津市中港)で開いた。製造業やサービス業などを営む女性経営者らが、人気スイーツ店の立ち上げに携わった女性社員の講演を聴いた後、グループごとに分かれて、従業員との関係作りやプライベートと仕事の切り替え方といった仕事上の悩みについて共有を深めた。 参加者は7グループに分かれて、自己紹介した後に、「心と体の健康管理」「従業員との関係作り」「プライベートと仕事の向き合い方」「仕事を通じた経験談」とそれぞれ与えられたテーマに沿って意見交換した。 チーズスイーツ専門店「チーズピゲ」の立ち上げに関わったグリーンアース(
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4年ぶり映画会 親子ら600人観賞 遠州信金開催
遠州信用金庫(浜松市中区)はこのほど、「えんしんファミリー映画会」を浜北区の市浜北文化センターで開いた。コロナ禍を挟んで4年ぶりの開催で、無料招待した親子ら約600人が観賞を楽しんだ。 上映作品は人気アニメ「ミニオンズフィーバー」。来場者には同信金特製うちわを配布し、子供には菓子やおもちゃを贈った。上映前には鈴木靖理事長が登壇し、7月に稼働した相談機能重視のライフサポートプラザ(東区)など、同信金が展開する事業をPRした。 ステージ上では地元のダンサーが講師を務めたイベントも開かれた。
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中小企業にマーケティング解説 富士信用金庫
富士信用金庫は22日、中小企業の経営者を対象にしたウェブマーケティングに関するセミナーを富士市の同信金で開いた。売り上げ増の要点を参加者に紹介した。 コンサルタント事業などを展開するアドレクス(東京)の内田修介取締役が講師を務めた。地方企業の成功事例を取り上げながら、媒体別の広告効果やSNSの運用方法を解説した。 中小企業の相談窓口「静岡県よろず支援拠点」の山堀圭太郎さんは、商品購入時の顧客の心理状況などを説明した。
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ファクタリングサービス開始 静清信金
静清信用金庫は23日までに、入金待ちの売掛債権を売却して現金を受け取れるファクタリングサービスの取り扱いを始めた。オンライン型のファクタリング事業を展開するOLTA(オルタ)と連携し、取引先の伴走型支援を強化する。 料金の後払いなどで後日受け取る現金の請求権を売却し、運転資金を早期に調達できる。手数料は売掛債権の2~9%で、人工知能(AI)による24時間以内の自動審査で迅速に現金を企業へ振り込む。取引先に知られず手続きを進められ、売掛金の範囲内で調達額を自由に設定できる。
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海洋産業振興へ協定 MaOI機構と沼津信金 技術開発、人材育成、販路開拓で連携
マリンオープンイノベーション(MaOI)機構は23日、海洋資源を活用して産業創出を目指す県の「MaOIプロジェクト」推進に向けた協定を沼津信用金庫と締結した。地域の経済活動に精通する金融機関と情報交換を密にし、技術開発や人材育成、販路開拓で連携する。 同プロジェクトは漁業や食品、化粧品、創薬など幅広い分野において海洋水産の最新知見を生かしながら産業振興を図る。新たな事業に取り組んだり、経営課題を抱えたりする地域企業の情報を両者で共有し、技術指導や企業間のマッチングなどを行う。 県の立ち会いの下、協定締結式を県庁で開いた。MaOI機構の松永是代表理事は「海からの恵みに知見を重ね、未来につなぐブ
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「フェンシングのまち」沼津 徐々に浸透 一般市民の理解が鍵に
「フェンシングのまち」を掲げ、交流人口拡大による地域活性化と、将来のオリンピック選手育成を進める沼津市。行政主導で始まった取り組みは地元企業など民間レベルにも徐々に浸透している。9月には同市で全日本選手権が初開催され、全国へ発信する好機。一方で課題は一般市民への浸透度で、将来の世界大会誘致に向け成果を拡充させる必要がある。 「ゲーム感覚でできそう」「これなら子供やお年寄りも楽しめる」。19日、同市大手町のフェンシングの拠点施設「F3BASE」。スポンジ状の棒を剣に見立てて戦うスマートフェンシングの講習会が開かれた。市とフェンシングのまち沼津推進協議会と、気軽にできるスマートフェンシングの
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スルガ銀、拠点施設再編 本部機能一部 県東部に回帰
スルガ銀行は2025年度までに、拠点施設を再編する。東京の本部機能の一部を沼津市と長泉町に移して地元回帰を図るとともに、店舗網を再構築する。業務のデジタル化や効率化も推進。年間経費を現在の中期経営計画が始まる前の18年度実績に比べて約3割減らし、コスト構造改革を完遂して収益力を高める。 オンライン技術進展に伴い、東京の立地の必要性を改めて検証。市場金融部門やコンプライアンス部門を県東部に移転し、東京本部のオフィスを縮小する。同時にウェブ完結手続きの拡充やインターネットバンキングの普及など顧客の利便性を考慮しながら、支店の統廃合と、複数店舗を同じ建物で営業する店舗内店舗化を進める。 店舗数は2
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収集時計 園児に披露 実行章 浜松市浜北区「小さな親切」運動県本部
「小さな親切」運動県本部はこのほど、地域の子どもに自ら収集した時計を披露する取り組みを続ける浜松市浜北区小松の「かみや時計店」に実行章を贈った。 同本部小松地区支部長の鈴木孝明・静岡銀行小松支店長が同時計店を訪れ、店主の神谷政晴さん(77)と妻のすみ子さん(74)に賞状を渡した。 神谷さんは1977年からほぼ毎年、6月10日の「時の記念日」に合わせて地域の園児たちを店に招待。アニメキャラクターをあしらった時計や、ぜんまい仕掛けの珍しい品などを披露し、子どもたちを喜ばせている。 神谷さんは「時間の大切さを学ぶとともに、時計が持つ魅力を知ってもらいたいと考えて続けてきた」と笑顔を見せた。
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静岡県東部DI、マイナス11.4 非製造大きく悪化 4~6月期
スルガ銀行系シンクタンクの企業経営研究所(長泉町)がこのほどまとめた静岡県東部にある企業の4~6月期業況判断指数(DI)はマイナス11・4で、前期(1~3月期)より3・5ポイント悪化した。悪化は3四半期連続。製造業の業況DIは大幅に改善したが、非製造業が大きく下落した。 非製造業は基幹産業の観光系が全国旅行支援の規模縮小の影響を受け、建設業は工事案件が減った。業況DIは前期のマイナス2・4から同17・6になった。 製造業の業況DIは逆に、前期のマイナス15・4から同2・4に上昇した。食料品や一般機械、製紙関連など幅広い業種で生産が回復するとともに、原材料や部品不足も緩和されてきたという。
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脱炭素化促進へ連携協定 島田掛川信金と県環境資源協会
島田掛川信用金庫はこのほど、県環境資源協会と環境に優しい地域社会の実現に向けた協定を結んだ。地域の脱炭素化を促進していく。 同協会の平井一之会長が掛川市亀の甲の同信金掛川本部を訪れ、千葉靖史理事長と協定を交わした。同金庫で取り扱う「SDGs定期預金」の募集総額の0・01%を同協会に寄付することや、環境活動を通した地域社会の活性化、環境の保全などを協定に盛り込んだ。 千葉理事長は「相互連携を密にして、その効果を最大限発揮したい」と話した。また両者は事業者向け脱炭素セミナー開催を予定している。
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がん検診呼びかけ 三島信金で相談会 伊豆市
伊豆市はこのほど、がん検診の受診を呼びかける健康相談会を同市の三島信用金庫修善寺支店で実施した。 市の担当者らが受診済みかをチェックするチラシやポケットティッシュを来店者に配り、早期発見・治療につながる検診の周知を図った。希望者には血圧測定なども実施。指先から野菜の摂取状況を測定する装置「ベジメータ」も設置し、結果を基に一人一人に合った食生活の指導をした。 市と同金庫は協働でがん検診の普及に取り組む協定を2013年に締結し、活動を進めている。9月以降も市内の同金庫支店で同様のイベントを開く。
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島田掛川信金に詐欺防止で感謝状 菊川署
特殊詐欺被害を未然防止したとして御前崎市の島田掛川信用金庫御前崎支店の店舗と職員河原崎美香さんがこのほど、菊川署から署長感謝状を受け取った。 河原崎さんは7月20日午後2時ごろ、来店した高齢女性ら3人がノートを見ながらATMを操作しているのを発見した。不審に思い上司に相談し、別の職員が振り込み理由などを尋ねたところ「携帯電話アプリの未納金約20万円が発生し、今すぐ支払わなければ裁判になる」と回答があったため、詐欺を疑い同署に通報した。駆け付けた警察官の調べで、高齢女性は詐欺事件に巻き込まれていたことが判明したという。 河原崎さんは「お客様の大切な財産を守ることができた。これからも地域に密着し
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静岡県内主要企業 静岡新聞社調査 価格転嫁50%未満4割 原料高に追い付かず
静岡新聞社が18日までにまとめた静岡県内主要企業トップへの景況アンケートで、原材料やエネルギーの価格上昇分を自社の製品・サービスの価格にどの程度転嫁できているか聞いたところ、「50%未満」が1年前の調査と同水準の約4割を占めた。多くの企業が価格転嫁に取り組むものの、急激なコスト上昇のスピードに追い付かない状況などが背景に浮かんだ。 原材料・エネルギー価格の高騰が事業に与える打撃は「深刻な影響が出ている」(31・1%)、「やや影響が出ている」(64・4%)の合計が95・5%に達した。対応策(複数回答)は「価格転嫁」(84・4%)が最も多く、転嫁度合いは「全て」「75%以上」「50~75%程度
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御前崎の信金支店 詐欺防止で感謝状 菊川署が贈呈
特殊詐欺被害を未然防止したとして御前崎市の島田掛川信用金庫御前崎支店の店舗と職員河原崎美香さんがこのほど、菊川署から署長感謝状を受け取った。 河原崎さんは7月20日午後2時ごろ、来店した高齢女性ら3人がノートを見ながらATMを操作しているのを発見した。不審に思い上司に相談し、別の職員が振り込み理由などを尋ねたところ「携帯電話アプリの未納金約20万円が発生し、今すぐ支払わなければ裁判になる」と回答があったため、詐欺を疑い同署に通報した。駆け付けた警察官の調べで、高齢女性は詐欺事件に巻き込まれていたことが判明したという。 河原崎さんは「お客様の大切な財産を守ることができた。これからも地域に密着し
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地域花壇の整備に実行章 「小さな親切」 三島・佐藤さんら5人
「小さな親切」運動県本部はこのほど、三島市の伊豆縦貫道脇にある地域花壇を整備する佐藤勝子さん(82)=同市=ら5人に実行章を贈った。 十数年前の花壇は、街路樹が1本のみで雑草が生えてごみが散乱していた。見かねた佐藤さんが2011年ごろから草を刈り、花を植え始めた。最初は自宅から水を運んでいたが、近所の人が水道を貸してくれたり、整備に協力してくれたりするようになった。 贈呈式が長泉町の静岡銀行長泉支店で開かれ、同本部長泉地区支部長の杉山正則支店長が佐藤さんと協力者の渡辺洋子さん(74)=三島市=に実行章を手渡した。佐藤さんは「花壇を見て『きれいだね』と喜んでくれることが何よりうれしい」と整
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不要ランドセル“後輩”に贈ろう 磐田ライオンズクラブ 浜松いわた信金も協力
磐田ライオンズクラブ(LC)は本年度、不要になったランドセルを集め、地元の子どもたちに贈るプロジェクトに乗り出した。小学校を卒業して使い終わったランドセルを“後輩”の児童に託すことで有効活用する取り組み。浜松いわた信用金庫も協力し、10日には職員有志が集めたランドセル34個を寄せた。 元々は、同市前野の龍の子幼稚園が2020年から、卒園児や市民から使わなくなったランドセルを集める活動に取り組んでいた。22年度まではランドセルを託された愛知県のNPO法人が日本に住む外国人児童に贈っていたが、同園の座光寺明理事長が同LC会長に就任したのを機に「地元で活動を定着させたい」
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親子向け駿府城歴史教室 ペーパークラフト組み立て 静岡市歴史博物館
静清信用金庫は10日、静岡市葵区の市歴史博物館で「せいしん夏休み親子教室」を開いた。徳川家康が居城とした駿府城の歴史について親子連れ計40組が楽しみながら学んだ。 同金庫が毎年続けてきた取り組みで今回が53回目。今年は同館が開業したことや大河ドラマの放送に合わせ「駿府城の秘密にせまる」をテーマにした。参加者は同館の学芸員から家康や築城当時の駿府城などについて学んだ後、ペーパークラフトの駿府城作製に挑戦。親子で協力しながら熱心に組み立てた。 清水区から参加した静岡サレジオ小5年の名倉悠斗君(10)は「静岡に今はもうない幻のお城があったと知ってびっくりした」と話した。
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スルガ銀行 6年ぶり増収 4~6月期 償却債権取立益が増
スルガ銀行が10日発表した2023年4~6月期連結決算は、売上高に当たる経常収益が前年同期比1・3%増の209億6300万円だった。貸出金利息の減少で資金運用収益は減ったが、貸倒処理していた債権を回収する償却債権取立益が増え、6年ぶりの増収になった。 経常利益は一般貸倒引当金繰入額が減り、11・1%増の47億8千万円。3年連続の経常増益になった。純利益は35億1千万円で13・5%減少した。最終減益は3年ぶり。組織的な不正融資が発覚したシェアハウス問題の債権一括譲渡に伴う特殊要因がなくなり、法人税が増えた。同問題は前期でほぼ解決した。 単体の業務粗利益は0・8%減の149億7800万円。本
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信金中央金庫に紺綬褒章を伝達 沼津市
企業版ふるさと納税の制度を活用して沼津市に1千万円を寄付し、国から紺綬褒章を受けた信金中央金庫への褒状伝達式がこのほど、市役所で開かれた。頼重秀一市長が静岡支店の高木恵証支店長に手渡した。 同金庫は創立70周年に合わせて、2020年度、市の「リノベーションまちづくり事業」に寄付した。市が再開発に力を入れていることから沼津信用金庫が寄付先として同事業を推薦したという。頼重市長は「中心市街地の再開発に向けて、事業はこれからが重要になる。大変ありがたい」と感謝した。高木支店長は「空き家問題などの地域課題により一層取り組む」と話した。
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CMグランプリ入賞16作品表彰 静岡県広告協会
静岡県広告協会(会長=大須賀紳晃静岡新聞社・静岡放送社長)は9日、静岡県CMグランプリの表彰式を静岡市駿河区で行った。テレビ、ラジオの両部門で入賞した16作品の広告主や広告会社、制作会社をたたえた。 テレビ部門の最優秀賞は、静岡銀行の企業CM「相続 とりわけ」編。食事を取り分ける様子を相続に見立て、コミカルに仕上げた。同行の小杉伊知郎ライフプランサポート部長は「CMを通じて顧客に話題を提供し、相続の悩み解決につなげたい」と述べた。 ラジオ部門の最優秀賞は三幸コーポレーションの企業CM「アジェンダ」編と「ピアノ」編。同社の斎藤哲一社長は「選出され喜んでいる。受賞を今後の糧にしたい」と語った
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焼津市「さかな文化」観光地化 観光庁採択 16事業者、施設改修活用
焼津市観光協会は9日、策定した地域計画が観光庁の「地域一体となった観光地・観光産業の再生・高付加価値化事業」に採択されたことを明らかにした。市内16事業者が補助金を活用し、遊休施設や既存の施設を活用して、焼津ならではの「さかな文化」を体験できる観光地化を目指す。 地域計画は市観光協会が焼津市、しずおか焼津信用金庫などと連携して策定した。対象の施設はホテル、水産加工会社などが所有する焼津港エリアを中心に立地する17カ所。例えば、水産加工会社は使用していない状態の店舗を解体し、体験型施設に転換する。港に立地する別の水産加工会社は施設を改修して、観光客向けの食材販売コーナーを設置。市内のホテルで
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伊東・東海館みがき隊に実行章 小さな親切運動 静岡県本部
「小さな親切」運動県本部は7日、伊東温泉のシンボルとして親しまれている伊東市東松原町の観光・文化施設「東海館」の美化活動を続ける東海館みがき隊(西島彰隊長)に実行章を贈呈した。 みがき隊は2001年10月から毎月、有志が旧旅館の市指定文化財の同施設で清掃活動に取り組んでいる。郷土の宝を市民の手で磨き輝かせようと、これまでに延べ3400人以上が参加した。 7日の258回目の活動日に東海館で開いた贈呈式で、同本部伊東地区支部長の静岡銀行伊東支店の堀友成支店長が西島隊長に実行章を手渡した。西島隊長は「地域の宝物を磨いていこうという気持ちを皆が持ち続けている。これからも気張ることなく活動を進めて
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地元食材を水彩画で 駿河区の鈴木さん個展 静岡市葵区
静岡市駿河区のイラストレーター鈴木千晶さんによる個展「ウオーターカラー・デイズ」が31日まで、同市葵区のしずおか焼津信用金庫本店のギャラリー「ゆめ空間」で開かれている。 同金庫が制作した今年のカレンダーの絵を鈴木さんが担当したことをきっかけに開催した。徳川家康が好んで食べたとされるワサビや折戸ナスといった地元の食材の原画など、カレンダーの掲載作を含む水彩画35点を展示。優しい色使いのやわらかな雰囲気の作品が来場者の目を引く。窓から見た夕暮れや雪景色を描いた作品も飾られている。 鈴木さんは「家康が好んだ素朴な食材や水彩画の世界に気軽に触れてもらいたい」と呼びかけた。
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自己資本比率18・78% しずおかFG、6月末
しずおかフィナンシャルグループは7日、2023年6月末(24年3月期第1四半期末)の連結総自己資本比率(国際統一基準)を18・78%と発表した。子会社の静岡銀行の連結総自己資本比率は17・21%で、23年3月末から0・47ポイント上昇した。
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「最賃下回り 賃上げ」26% 静清信金 企業調査 昨年の倍、対応必要
静清信用金庫が7日までに県中部の中小企業406社を対象に実施した最低賃金(最賃)引き上げの影響に関する調査で、40円引き上げられた場合に「最賃を下回るため賃上げが必要」と答えた企業は26・4%だった。31円上昇した昨年調査(13・5%)の約2倍に達し、過去最大の最賃引き上げで多くの企業が対応に迫られるとみられる。 最賃を「現状維持すべき」は64・9%、「引き下げるべき」は0・9%。理由は「現状以上の価格転嫁は困難」が36・7%、「給与支払い能力が厳しい」が30・7%だった。一方「引き上げるべき」は34・2%で、このうち74・4%が急激に進む物価上昇を踏まえて「やむを得ない」と答えた。適当な引
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多様な人材、生かす環境に しずおかFG【しずおか企業探訪~経営とD&I~①】
男女の平等度を示した2023年の「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」で、静岡県は経済分野の指数が全国最低だった。本県企業が成長を続けていくためには多様な人材の活用が欠かせない。県立大経営情報学部の国保祥子准教授(経営学)が県内企業を訪ね、経営戦略として取り組むダイバーシティ・アンド・インクルージョン(D&I)の事例を紹介する。 人間には血液が必要不可欠ですが、同じく社会にはお金が必要です。お金を介して必要な栄養が社会の隅々まで届けられます。血液が循環しなくなると人間の身体が壊死[えし]するのと同じように、お金が循環しなければ地域は衰退します。血液の循環が滞らないよう目配りし、強い身体作り
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静岡人インタビュー「この人」 スルガ銀行の「営業本部温泉部長」寺田聡さん(横浜市)
スルガ銀行公式サイトで静岡、神奈川県と伊豆諸島の温泉やグルメ、観光名所を紹介する「井伊部長の温泉グルメ探訪」。井伊湯種(いいゆだね)のペンネームで連載リポートを担当する。コロナ禍で休止していたが、今年5月、2年半ぶりに連載を再開した。普段は横浜市内の支店に勤務する。59歳。 -連載を始めたきっかけは。 「スルガ銀行の主要営業エリアには伊豆、箱根、湯河原などの温泉地がある。行内で地域活性化につながる貢献事業を考えていた時、後輩が各地の素晴らしい温泉や食べ物を多くの人に伝えたい、と発案した。温泉マニアだった自分が担当に決まり、2013年にスタートした」 -いつから温泉好きに。 「沼津市の
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詐欺被害 未然に防止 藤枝署 2金融機関に感謝状
藤枝署は2日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして、しずおか焼津信用金庫藤枝支店(前田浩行支店長)と島田掛川信用金庫藤枝支店(松浦亨支店長)に署長感謝状を贈った。 しずおか焼津信金藤枝支店は6月27日、来店した高齢女性が「リフォーム代で100万円を下ろしたい」などと話し、高額現金を出金しようとした。職員が不審に感じて事実確認などの対応を行い、オレオレ詐欺被害の防止につながった。 島田掛川信金藤枝支店では7月3日、高齢女性が「支払いをしなければならない料金があるが、今支払えば大半の料金が戻ると言われた」などと申し立て、支店内のATMで現金を振り込もうとした。電話しながら慌てていた様子を職員が不審に
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城内中生 一服の涼お届け 静清信金で冷茶振る舞う 静岡市
静岡市葵区の城内中の生徒有志が2日、同区の静清信用金庫本店で呈茶を行った。生徒が自ら入れた水出し煎茶を来店者に振る舞い、夏の茶の楽しみ方を提案した。 総合学習の一環として、事前に茶の入れ方などを学んだ3年生7人が参加。同金庫と静岡茶業青年団が、ビジネスマナーや静岡茶の文化に関するレクチャー、茶葉の提供などで協力した。 生徒は急須を使って丁寧に茶を入れ、メッセージを書いた紙コップで提供。使用した本山茶は徳川家康が好んだとされることから、「家康が愛したお茶です」などと声をかけながら来店者に冷茶を手渡した。 神谷真由子さん(14)は「急須で入れる冷たいお茶もおいしいと思っていただき、静岡茶が
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人事 静岡銀行(8月2日)
大和支店長(静銀リース出向)池谷英明▽静銀リース出向(大和支店長)北澄朋久
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静岡の小中高校 企業と協働 人材育成の鍵は ビジョン検討会
静岡県内の小中高校と企業が協働して地方創生や人材育成を目指す「シヅクリプロジェクト」(事務局・一般社団法人シヅクリ)は2日、プロジェクトの成功に向けたビジョン検討会を静岡市駿河区のグランシップで開いた。参加企業の代表者や難波喬司静岡市長、赤堀文宣市教育長が出席し、プロジェクトを教育にどのように活用、発展させていくのか意見を交わした。 鈴与(静岡市清水区)の高橋明彦副社長は「参加企業の拡大が重要」と話し、建設システム(富士市)の重森渉社長は「参加企業も積極的な提言をすべき」と強調した。静岡銀行の中村智浩地方創生部長はプロジェクトを通じ、企業と地域全体で人材育成をする必要性を指摘した。難波市長
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静岡県出身汐谷さん 非現金決済をPR 静岡銀行
静岡銀行のキャッシュレス決済導入支援「しずぎん加盟店サービス」のイメージキャラクターを務める本県出身のタレント汐谷友希さん(18)が7月31日、静岡市清水区の同行本部タワーを訪れ、八木稔頭取とキャッシュレスのさらなる普及促進に向けてPRした。 提供するキャッシュレス端末はクレジット、デビット、プリペイドの各カードに加え、電子マネーやコード決済にも幅広く対応している。同行のサービスにより決済の締め日を「毎日」から月に「1~3回」まで手数料なしで選択でき、最短3営業日以内の入金が可能。 4月のサービス開始から7月までに、端末の提供台数は千台を超えた。汐谷さんは「1台でスマートに決済ができる。
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事業変革促し価値創造 FG中核企業の成長策 静岡銀行頭取・八木稔氏【聞きたい】
昨年10月に発足した持ち株会社しずおかフィナンシャルグループ(FG)は、静岡銀行を含めたグループ連携策を成長の柱に据える。原料高、ものづくり高度化、事業承継などコロナ禍後も県内企業の課題が山積する中、静岡銀行はグループ中核企業として本業の収益力向上に努めつつ、取引先の事業変革を促して地域経済活性化、脱炭素推進に注力する。 ―中期経営計画の中で重視することは。 「課題解決と地域活性化、収益機会拡大を併せた『地域共創戦略』が重要。根幹は持続可能な社会、地域をどうしたら維持できるのか。DX、イノベーション、環境、生産性向上など多様な手法で解決策を考えることで、収益拡大につなげる。地域と金融機
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清水銀行 増収増益 4~6月期、役務取引は堅調
清水銀行が31日発表した2023年4~6月期連結決算は、経常収益が前年同期比23・5%増の88億2100万円、経常利益が14・8%増の13億1900万円、純利益が42・7%増の11億1700万円と5年ぶりの増収増益だった。株式等関係損益が17億2100万円のプラスとなったことが主な要因。 単体の業務粗利益は10・3%減の41億9500万円。本業の収益力を示すコア業務純益は38・8%減の7億5700万円。貸出金利息や企業の合併・買収(M&A)など役務取引等利益は堅調に推移したものの、資金調達費用が増加したことなどが響いた。 6月末の預金残高は0・4%増の1兆5564億円。貸出金残高は0・8
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清水桜が丘高にバックパネル寄贈 丸長鍍金と清水銀行
静岡市清水区の丸長鍍金と清水銀行はこのほど、清水桜が丘高にバックパネル2組を贈った。同校卒業生が丸長鍍金に入社した実績があり寄贈を決めた。部活動紹介や記念撮影などで活用したいとの申し出が同校側からあり、持ち運びにも便利な折り畳み式とした。 同社の担当者は「清水桜が丘高の活躍の場に有効活用してもらえるとありがたい」と述べた。学校側は「学校説明会やインターハイなどがあり、早速活用したい」とお礼した。
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静岡中央銀行 3年連続増益、本業堅調 4~6月期連結決算
静岡中央銀行が28日発表した2023年4~6月期連結決算は、経常利益が前年同期比35・0%増の15億8700万円、純利益は37・2%増の11億5800万円だった。貸出金利息が増えるなど本業が堅調に推移した上、株式等売却益の増加も寄与し3年連続の増益。経常収益は31・2%増の45億9千万円で、2年ぶりに増収となった。 コロナ禍の影響を受ける取引先の支援を継続し、貸出金残高(期中平均)は3・3%増の5966億600万円。期末残高は2・7%増の6034億3800万円で、初めて6千億円台に到達した。好調な市況を背景に、投資信託や保険商品の販売手数料などの役務取引等収益も伸びた。 本業の収益力を示
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4年連続最終増益 しずおかFG 貸出金残高10兆円超 4~6月期
しずおかフィナンシャルグループ(FG)は28日、2023年4~6月期連結決算を発表した。22年10月のFG移行後初の第1四半期決算。資金利益の増加や国債等債券関係損益の改善が寄与し、経常利益は移行前(静岡銀行連結決算)の前年同期比22・2%増の232億9300万円、純利益は14・0%増の164億7千万円と伸長した。 経常収益は14・8%増の823億9千万円で2年連続の増収増益となった。最終増益は4年連続。 静岡銀単体の業務粗利益は17・2%増の414億3500万円、本業の収益力を示すコア業務純益は21・0%減の162億4500万円。国際業務部門で資金調達費用が増加したものの、貸出金利息が国内
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人事=静岡銀行(8月1日)
安西支店長を兼ねる 本店営業部副部長鈴木一生▽安西支店長兼務を解く 本店営業部副部長永野一彦▽事務企画グループマネージャー兼務 静銀ビジネスクリエイト出向鈴木純
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静岡銀行が「メタバース支店」 実証実験、情報提供や研修に活用
静岡銀行は、インターネット上の仮想空間「メタバース」に同行インターネット支店を出店する実証実験を始めた。当面は金融サービスは行わず、顧客への既存商品の情報提供や行内向け研修に活用し、メタバース環境でのサービス展開策を探る。 熱海市のIT企業「ハコスコ」の提供するメタバース空間に、「メタテラス」と名付けた店舗を出した。画面上に表示された同店舗内のポスターやATMをクリックすると、商品内容を確認できたり、手数料を調べたりできる。 今後は同空間内で、接客トレーニングなどの社内研修を開催予定。国内の金融機関でメタバース上のサービス導入事例はまだ少なく、担当者は「実証実験でノウハウを蓄積し、顧客向
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遠州信金 人事制度を刷新 ジョブ型要素導入
遠州信用金庫は26日、年功的な年齢給を廃止し、職務や能力に応じた給与体系を導入するなど人事制度を刷新したと発表した。人材獲得競争が激しくなる中、成果を評価する「ジョブ型」の要素を取り入れ、モチベーションの向上や人材の定着を目指す。2024年度に制度の本格始動を見込む。 総合職と一般職の正職員約300人が対象。旧来の年齢給と職能給などを職務給に一本化し、さらに新たに取り入れる「スキル制度」による昇給が軸になる。 総合職と一般職の職員に段階ごとに求められるスキルを明確化し、認定されれば相応分を給与に反映する。スキルの認定は年度単位の総合的な考課で決まる。 これとは別に、不動産紹介の成約など
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ESG優良取組事業者に認定 清水リース&カード
清水銀行は26日、グループ会社の清水リース&カードが本年度、環境省から昨年度に続きESGリース促進事業の指定リース事業者に選ばれるとともに、環境相から優良取組認定事業者に選ばれた、と発表した。本年度から始まった優良取組認定制度で選ばれた県内のリース事業者は同社が初めてという。 ESGリース促進事業は、企業が二酸化炭素(CO2)排出量の少ない機器をリースする際、リース料の1~4%を国がリース事業者に対して補助する制度。優良取組認定事業者に認定されると、1%の補助の上乗せが得られる。 清水銀行によると、本年度はESGリース促進事業の指定リース事業者に全国118事業者が選ばれ、11事業者が優良
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海外研修助成金 6教員に認定書 企業経営研究所
企業経営研究所(理事長・磯辺剛彦慶応大名誉教授)はこのほど、本年度の海外研修・研究等助成金交付対象者に選んだ6教員への認定書授与式を、長泉町のスルガ銀行IRCで開いた。 対象者は三島北高の山梨睦さん、焼津水産高の栗山朝充さん、静岡高の鳥光高弘さん、静岡市立西奈南小の深山勝弘さん、遠江総合高の古橋篤子さん、静岡市立清水袖師小の松田光央さん。テーマはグローバル人材育成やインクルーシブ教育など。 磯辺理事長は「皆さんの研究、研修は地域の子どもたちが世界への扉を開く大きな力になる」と呼びかけ、認定書を手渡した。 1996年度から続ける国際交流支援事業の一環。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの募集と
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遺贈実現へ 協定を締結 御殿場市と沼津信金
御殿場市と沼津信用金庫は26日、遺言を活用した遺贈に関する協定を締結した。市に対する遺贈希望者に対し、同信金が専門的な知見から助言し、円滑な寄付を実現する。 市や同信金によると、近年の家族形態の変化や社会課題への意識の高まりにより、遺贈に関心を持つ人が増えている。一方で専門的な知識が求められることから、実際の遺贈につながりにくい状況があるという。 市は遺贈希望者がいた場合に同信金を紹介する。同信金は希望者の相談に無料で応じ、要望があれば一般社団法人「しんきん成年後見サポート沼津」と連携しながら具体的な手続きを進める。 市役所で開いた締結式で勝又正美市長と鈴木俊一理事長が協定書を交わした。勝又
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静清信金「打ち水大作戦」開始 静岡・本店営業部前 「涼」演出
静清信用金庫は24日、地球温暖化防止に向けた活動「打ち水大作戦」を静岡市葵区の本店営業部前で始めた。2007年から続く恒例行事で、9月29日まで平日夕に実施する。 「出陣式」で法被や浴衣を身につけた役員や職員が、ひしゃくを使って同店裏のタンクにためた雨水をまいた。佐藤徳則理事長は「日本の伝統文化である打ち水で厳しい夏を乗り切りましょう」と呼びかけた。 県地球温暖化防止活動推進センター(同区)のスタッフが、打ち水前後に路上で計測したところ、開始10分後に気温は0.5度、表面温度は12度下がったことが確認された。
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ライフサポートへ相談施設 遠州信金が開設 平日夜間や土曜も対応
遠州信用金庫(浜松市中区)は24日、個人の生活関連の個別相談や情報提供に特化した施設「えんしんライフサポートプラザ」を同市東区の旧積志支店跡地にオープンした。通常の営業店で対応していない平日夜間の時間帯や土曜も稼働し、共働き世帯などの相談ニーズを取り込む。 プラザは鉄骨平屋建て、延べ床面積299平方メートル。相談フロアと多目的室で構成し、ATM1台を配置した。積志支店を同じ東区の半田支店内に店舗内店舗として移転後、新築した。 完全予約制。地域のファイナンシャルプランナーや税理士、弁護士ら専門家と連携し、物価高による家計の見直しや資産形成、相続などを総合的にサポートする。事業所の新規事業や
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浜松いわた信金も個人向けサービス 資産運用や管理助言
浜松いわた信用金庫(浜松市中区)はこのほど、人生設計を継続的に支援する個人向けの有料相談サービスを始めた。同金庫が扱う金融商品に限らず、中立的な立場から、最適なサービスを提案するとしている。 新サービスは「Kitto Zutto(キットズット)アドバイザリーサービス」。子どもの教育方針や退職後の生活など、10年単位の目標を立てて小冊子を作成し、資産の運用や管理を専属のアドバイザーが助言する。進捗(しんちょく)状況や環境の変化を随時確認して相談に応じる。 手数料は、初年度が総資産の0・5%、次年度以降0・2%で1年更新。相続や遺産整理などの追加サービスも用意した。 担当者は「地域に根付いた信金
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商都の往時しのぶ 郷土資料を展示 清水銀沼津支店
清水銀行沼津支店は8月4日まで、沼津市大手町の同支店で市制100周年を記念した郷土資料展を開いている。戦前期の市中心部を描いたイラストマップや地図、県内銀行の定期預金証書など、貴重な資料が並んでいる。 展示品は取引先の市民が提供した。マップには当時の店の名前が記され、商都として繁栄した沼津の往時をしのばせる。精肉店など市中心部の店の江戸時代から昭和初期までの領収書も展示している。同行の前身の一つ、岩渕銀行が配った鉄瓶など地元金融機関にまつわる品々も並んでいる。 久保田倫生支店長は「沼津のにぎやかな時代を知るきっかけにしてほしい」と話した。
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富士宮の藤田さん 手縫い雑巾5000枚寄贈 「小さな親切」運動実行章
「小さな親切」運動県本部はこのほど、手縫いの雑巾を保育園や高齢者施設に寄贈している富士宮市の藤田志め子さん(76)に実行章を贈った。 藤田さんは認知症予防の一環として針を手に取った。保育施設などに雑巾を贈ることを目標に据え、家事の合間に縫い進めた。2019年から市を通じて届けた雑巾の数は5千枚に迫る。 贈呈式が同市の静岡銀行富士宮北支店で開かれ、同本部富士宮北地区支部長の前嶋博美支店長が藤田さんに実行章を手渡した。藤田さんは「雑巾を使ってくれる人がいるから頑張れる」と話し、体力が続く限り縫い続ける決意を新たにした。
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地域住民が集合、盛大に夏祭り 浜松・北区「三ケ日ほこてん」
浜松市北区三ケ日町の中心市街地で23日、恒例行事「三ケ日ほこてん祭」が4年ぶりに開かれた。歩行者天国になった同町の四辻交差点周辺に浴衣姿の小中学生ら多くの地域住民が集い、飲食やステージイベントを楽しんだ。 焼きそば、かき氷などの定番メニューや、三ケ日みかん、三ケ日牛などを使用した飲食物、おもちゃなど約30店舗が並んだ。子ども向けの出店も多く、親子連れらでにぎわった。 静岡銀行三ケ日支店の駐車場ではオープニングセレモニーが開かれ、関係者がテープカットで4年ぶりのイベント復活を祝った。太鼓やダンスなどのステージも行われた。
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事業者課題解決へ 沼津信金が相談会
沼津信用金庫はこのほど、事業者対象の新たな個別相談会を沼津市の沼津トラストビルで始めた。講師と対話しながら相談者自身が課題を明確化し解決策を探る「パーソナルコーチング」を取り入れた。 大手IT企業でマーケティングや事業立ち上げを経験し、都内から同市に移住してパーソナルコーチング事業を展開する岩崎あゆみさん(40)が講師を務めた。中小企業の経営者らが相談に訪れ、約1時間にわたって対話を重ねた。同信金の担当職員が同席した。 同信金はコンサルタントによる相談会を定期的に開いている。経営課題が明確でなかったり、方向性に迷いがあったりする事業者に適した手法としてパーソナルコーチングに着目した。岩崎さん
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島田掛川信金と焼津市が連携協定 地方創生取り組み
焼津市と島田掛川信用金庫は20日、地方創生推進に関する包括連携協定を結んだ。若者や女性の就業支援や移住定住の促進といった地方創生関連に取り組む。 取り組み事項としては、企業誘致や観光プロモーション、産業振興や事業承継、DX化といった内容が盛り込まれた。市が包括連携協定を結んだのは今回で14団体目。 式では同信金の千葉靖史理事長ら幹部、中野弘道市長が出席し、協定書に署名した。千葉理事長は「焼津市の未来に貢献できるよう尽力していきたい」と抱負を述べると、中野市長は「地方創生のさらなる強化のための新しい協力関係の一歩」と答えた。
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起業家支援拠点FUSE3周年 浜松いわた信金が催し
浜松いわた信用金庫は19日夜、浜松市中区の起業家支援拠点「FUSE(フューズ)」の開設3周年を記念したイベントを同施設で開いた。会員企業や一般ら約100人が参加し、FUSEの起点や目指す方向性を共有した=写真=。 三輪久夫専務理事は「3年で大きく成長し、地域の起業家やコミュニティーに支援やつながりを提供できた。今後もイノベーション推進を通じて、地域活性化や経済発展に貢献したい」とあいさつした。同金庫が2017年に初めて米シリコンバレーに派遣した駐在職員でFUSE開設を発案した渡辺迅人さん(ソリューション支援部新産業創造室調査役)と、浜松市出身で立ち上げを後押しした米スタンフォード大主任研究員
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静岡県産鮮魚、長野に 清水銀行がマッチング
清水銀行は18日、中部横断自動車道を利用し、県内産の新鮮な海産物を長野県に届けるため、同県と静岡市の業者の「越境ビジネスマッチング」を行ったと発表した。今回が第2弾。同行は1月以降、同様の取り組みを加速させている。 取り組みが進んだのは、前回同県佐久市でスーパーを経営している企業とマッチングを行った実績のある丸松水産(静岡市)と、同県川上村などでスーパーを経営する「ナナーズ」。丸松水産が静岡市中央卸売市場で仕入れた海産物を、中部横断道を利用してその日のうちに届ける。7月上旬には、ナナーズが展開するスーパー店頭でマグロの解体ショーや鮮魚販売を行い、好評だった。
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「会社も経営者も不断の変革必要」 静岡で平井ソニー元社長
元ソニー社長の平井一夫ソニーグループシニアアドバイザーが19日、静岡市駿河区で講演し、中小企業の経営者約200人に「世界規模で技術革新が急速に進む中、会社も経営者も不断の変革が必要」と説いた。 静清信用金庫の経営者組織「せいしんビジネスクラブ」の記念講演会で登壇した。平井氏は家庭用ゲーム機や半導体などの事業を率いた経験を踏まえ、「経営者には社員のモチベーションを上げるリーダーシップが必要」と指摘した。 「会社のミッションやビジョンの達成には、個々の事業部の単位で社員が理解、納得することが大切」とも述べた。聴講した経営者に「現場を細かく回ってビジョンを語り、自分と異なる意見にも耳を傾けて」
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静岡銀のマネロン防止システム参画 十六銀行
静岡銀行は18日、同行が構築したマネーロンダリング(資金洗浄)防止顧客管理システムに、十六銀行(岐阜県)が参画したと発表した。 組織犯罪などによる口座不正利用の防止策で、県外地銀の参画は百五銀(三重県)、中京銀(愛知県)に続いて3行目。県内では6金融機関が加入済み。 各行の預金口座を持つ個人顧客に対し、定期的に住所や職業変更の有無、口座の利用目的を回答してもらう。共通書式の用紙やインターネット専用フォームを使う。運用時に各行の顧客情報は共有しない。
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シリコンバレーに起業家ら派遣へ 浜松いわた信金が研修
浜松いわた信用金庫はこのほど、新事業展開を構想する中小企業・スタートアップ支援のため、今夏米国シリコンバレーに派遣する8社の事前研修を浜松市中区の起業家支援拠点「FUSE」で行った=写真=。ITや製造業などの経営者や幹部が8月13~19日の日程で現地を訪問する。先端産業に関わる企業が集積する現地でグローバルな経営視点を養う。 事業変革に向けた新たな視点やアイデア創出の方法を導き出すデザイン思考を学ぶほか、多くの起業家を輩出するスタンフォード大の教授やベンチャーキャピタル(VC)関係者の前で事業を端的にアピールする「ピッチ」に臨み、フィードバックを受けて事業構想を磨く。同金庫職員6人も帯同し、
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「富士まつり」法被でPR 富士信金本店職員
富士市で23日に開かれる富士まつり(実行委員会主催)に向けて、地元の富士信用金庫が4年ぶりの本格開催をPRしている。本店では職員が法被を着て業務に当たり、来店客に話題を振りまいている。 本店内には祭りのポスターを貼り、ちょうちんや大うちわでカウンターまわりを飾った。来店客からは「今年はできるのかい」「いよいよだね」などと声がかかるという。 同信金職員は、本店、本部、各営業店の約180人が市民総おどりへの参加を決め、今月から講師を招いて練習会を開いている。本店の大沢博之店長は「新型コロナ禍でこれまで参加できなかった若手職員も踊りを猛特訓している。(同信金の)創立70周年とも重なる今年は地域の人