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蔵人 斗瓶取りで酒造り 掛川・土井酒造場

 日本酒銘柄「開運」で知られる掛川市小貫の土井酒造場は27日、「斗瓶取り」と呼ばれる手法の酒造りを行った。もろみを木綿の袋に入れてタンクにつるし、自重で滴り落ちる酒を集める製造法。最高峰の大吟醸酒として県新酒鑑評会など各種コンテストに出品する。

斗瓶取りに取り組む蔵人=掛川市小貫の土井酒造場
斗瓶取りに取り組む蔵人=掛川市小貫の土井酒造場

 もろみを移し替えたり袋をタンク上の棒にくくりつけたりする全工程を蔵人5人が手作業で行った。5代目蔵元の土井弥市社長(50)は「年によって甘さが変わる。透明感のあるきれいな酒に仕上がった」と話した。
 斗瓶取りは29日まで行う。一般向けには「開運伝波瀬正吉斗瓶取り大吟醸」として販売する。

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