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藤井王将が揮毫「雲外蒼天(うんがいそうてん)」掛川市に 掛川城御殿三の間へ

 掛川市は15日、掛川城の木造天守復元30周年を記念して将棋の藤井聡太王将(21)が市に贈った揮毫(きごう)をお披露目した。「雲外蒼天(うんがいそうてん)」の四字熟語で、額装して30日午前11時に掛川城御殿の三の間に飾る。

藤井王将が揮毫した四字熟語「雲外蒼天」=掛川市役所
藤井王将が揮毫した四字熟語「雲外蒼天」=掛川市役所

 雲外蒼天は、雲を抜けた先には青空が広がっていることから、困難の先に明るい未来があるという意味。久保田崇市長は、徳川家康による今川氏攻めの際、掛川城の井戸から霧が噴き出して攻撃を阻んだとする伝説に触れ「掛川城の別名は『雲霧城』。ふさわしい文字を揮毫してもらった」と喜んだ。
 約7カ月間にわたる掛川城の30周年記念事業は29日に開幕する。29~31日に幕開けのイベント「掛川城満開まつり」を開き、城周辺で雑貨市やコンサートなどを展開する。
 (掛川支局・高林和徳)

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