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火災予防へ決意新た 掛川で出初め式 観閲行進や一斉放水

 掛川市消防本部と市消防団は4日、消防出初め式を同市の掛川城公園三の丸広場で行った。職員と団員473人が観閲行進と一斉放水を行い、火災予防への決意を新たにした。

一斉放水する消防団員ら=掛川市の掛川城公園三の丸広場付近
一斉放水する消防団員ら=掛川市の掛川城公園三の丸広場付近

 出席者はラッパの音に合わせて行進した。消防団車両も行進に続き、沿道から親子連れらが見守った。掛川城下を流れる逆川で消防団らが一斉放水した。鈴木智彦消防団長は能登半島地震に触れ、「ひとごとではなく、県内でも巨大地震が懸念されている。訓練を重ね、安心安全を守れる消防団を構築する」と話した。久保田崇市長は2023年12月30日に上西郷で発生した火災や能登半島地震への消防職員派遣に言及し、「年末年始もなく、心が休まる間もないと思う。日ごろの訓練や地域防災のための尽力に感謝したい」とねぎらった。

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