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心の内 キャンバスに描き表現 画家落合さん 掛川で作品展

 菊川市の画家落合くれこさん(33)の個展「宝玉展」が2日、掛川市杉谷南の山田ゆかアトリエギャラリーで始まった。自身の心の内を61のキャンバスとボタンや石などと一緒に展示し、表現している。4日まで。

自身の心の内を絵やボタンなどで表現した落合さん=掛川市杉谷南の山田ゆかアトリエギャラリー
自身の心の内を絵やボタンなどで表現した落合さん=掛川市杉谷南の山田ゆかアトリエギャラリー

 2児を育てながら制作活動をする落合さんが、生活の中で抱いたさまざまな感情を5~20センチ四方のキャンバスなどにアクリル絵の具やレジン、ネイル用のラメなど多様な素材を使って表した。宝石としてルビーやアメシストを描き、青の背景に黒の絵の具を置いて負の感情を表現した。
 自身は価値のないと感じた作品が周囲に価値を見いだされた経験が展示のきっかけになったという。落合さんは「心の中を表現することで、自分の軸が定まった気がする。見に来てくれた人にはありのままの自分を受け入れる大切さに気づいてほしい」と語った。

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