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消火栓、スプリンクラーの工事、点検 消防設備士へ理解深める 掛川工高生対象に講座

 掛川市葵町の掛川工高は1日、消防設備士の資格について学ぶ講座を同校で開き、環境設備科2年の26人が参加した。県消防設備協会の松坂直和副理事長が講師を務め、消防設備士が消火栓やスプリンクラーなどの工事、整備、点検を行うことができる国家資格であることなどを紹介した。

火災報知システムのデモ機について説明を受ける生徒=掛川市葵町の掛川工高
火災報知システムのデモ機について説明を受ける生徒=掛川市葵町の掛川工高

 消防設備の一つである火災報知システムの機能についてもデモ機を使用して説明した。デモ機には煙探知機や熱探知機のほかに緊急通報に使う発信機がついていて、生徒は実際に発信機のボタンを押すなどして消防設備への理解を深めた。
 生徒からは「大変なことは」「スプリンクラーの水はずっと出続けるのか」などの質問が出た。藤田亮太さん(17)は「消防整備士が安心安全な暮らしを守ってくれていることが分かった」と話した。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

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