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私も起業家!児童が開発商品販売 7月から計画・準備 出資元に“配当”も 掛川

 掛川市内の小学生が起業を体験する「ジュニアエコノミーカレッジ」(掛川商工会議所青年部主催)の販売実践会が3日、同市の連雀商店街で開かれた。7チームがブースを構え、アクセサリーや掛川茶を使った菓子などそれぞれが考えた商品を販売した。

販売実践に挑戦する児童=掛川市連雀
販売実践に挑戦する児童=掛川市連雀

 掛川商工まつりに合わせて実施され、5~6年生35人が参加した。7月から同商議所青年部が講師となり、商品開発や事業計画、銀行へのプレゼンなどの知識を学んできた。
 曽我小のチーム「煌星(きらぼし)」はハンドメードのキーホルダーやヘアゴム、抹茶のパンケーキなどを考案した。多くの客に商品が行き渡るよう、午前と午後で販売数をコントロールする工夫も凝らした。社長役の6年芝尾なつきさん(12)は「買ってくれる人がみんな笑顔でうれしい。一つの会社として接してくれた」と声を弾ませた。今後、売り上げを計算し、株主役として元本を出資した保護者への配当などを行うという。
 (掛川支局・山本萌絵佳)

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