テーマ : 防災対策

東日本大震災の経験を継承 取るべき行動考える 吉原北中で減災教育 富士

 東日本大震災の経験を踏まえた東北大の減災教育「結(ゆい)プロジェクト」が11日、富士市の吉原北中で開かれた。1年生約130人が地震発生時に取るべき行動について考えた。

地震発生時に取るべき行動を話し合う生徒=富士市の吉原北中
地震発生時に取るべき行動を話し合う生徒=富士市の吉原北中

 生徒は「避難所で周りの人と仲良く過ごすには」「離ればなれになった家族との連絡方法は」などの質問に五つの選択肢から選ぶワークに取り組んだ。「災害時の集合場所を家族で話し合いたい」「水や食べ物を備えておきたい」などの感想が出た。
 同大災害科学国際研究所講師の保田真理さん(67)から地震が起こるメカニズムや日本が地震多発地帯であることなども学んだ。
 同プロジェクトは震災の経験を継承しようと2014年から全国の学校で展開している。富士市内での講座は初。
 (富士支局・沢口翔斗)

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