2023年6月8日(木)

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富士市の記事一覧

  • 富士市 生成AI本格導入 「チャットGPT」などで資料作成

     対話型人工知能「チャットGPT」など、膨大なデータを学習し質問に対して回答するような文章を提供する生成AIについて、富士市は7日、静岡県内の自治体に先駆けて全職員を対象に本格導入を開始した。業務の効率化や施策のアイデア創出を図る。情報管理を徹底するためのガイドラインも策定した。  導入するのは、対話しながら文章を作成するテキスト生成AIの「チャットGPT」と「Bard(バード)」。あいさつ文や各申請書などの資料作成やアイデア発案への使用を認めるほか、議会答弁の作成も想定している。  いずれも無料版で、生成物が著作物に酷似する可能性がある画像生成AIや動画生成AIは対象外とした。全職員のパソコ

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  • 二科静岡支部展開幕 県立美術館 最高賞は伊沢さん(富士)

     第48回二科静岡支部展(静岡新聞社・静岡放送後援)の絵画展が7日、静岡市駿河区の県立美術館県民ギャラリーで始まった。11日まで。最高賞の県二科賞には伊沢智美さん(53)=富士市=の油彩画「リンク」が輝いた。  「リンク」は重なり合う龍の青色のうろこを表現した作品。コロナ禍で人と人のつながりが薄れる中、うろこが重なる部分を明るく描くことでつながりの大切さを訴えた。  会場には油彩画や水彩画など62点が並んでいる。  そのほかの主な受賞者は次の通り。  【同人の部】県文化協会賞 竹林紀久江(富士市)▽静岡新聞社賞 山下清生(浜松市)▽画荘清野賞 手塚享伸(静岡市)▽画創清水賞 山田公代(富士宮市

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  • 横領で元課長実刑 地裁富士支部判決

     富士市の食品用素材製造業「日本食品化工」で会社の資金を着服したとして、業務上横領の罪に問われた岡山県倉敷市、同社の元財務課長の男(52)の判決公判で静岡地裁富士支部(西沢諒裁判官)は7日、懲役5年(求刑懲役7年)を言い渡した。  西沢裁判官は判決理由で、長期間多数回にわたり金銭を着服していることを踏まえ「常習的かつ巧妙で、会社との委託信任関係を大きく害する悪質なもの」と指摘した。被害額の大きさや、ギャンブルの遊興費などを目的とした動機についても非難した。  判決によると、被告は2020年8月3日から21年12月29日までと、22年1月11日から同8月15日までの間、同社名義の口座から現金を引

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  • 金森 歓喜の初タイトル 27歳前田2位、3位に松井 ゴルフ県社会人選手権

     第5回県社会人ゴルフ選手権大会(県ゴルフ連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)決勝は7日、袋井市の葛城ゴルフ倶楽部山名コース(6960ヤード、パー72)で最終日を行い、首位で出た金森祐介(富士チサンCC)がイーブンで回り、通算145の1オーバーで初優勝を飾った。  初日首位タイの前田高志(朝霧ジャンボリー)は76と崩れ4打差2位。初日4位の松井桂佑(森町)が75と粘って通算150で3位に入った。  5位までが第6回大会の決勝シード権、15位までが第52回県アマチュアゴルフ選手権の決勝シード権を獲得した。  2日目の重圧 耐え抜いた  県内きっての実力者が待望の初戴冠だ。首位発進の金森が「何度も崩れ

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  • 新住職 行列でお披露目 富士の等覚寺、檀家ら練り歩く

     富士市中之郷の中郷山等覚寺でこのほど、住職が交代する継承式が行われ、檀家(だんか)や地域住民らが新住職の就任を祝った。 深沢恭徳(52)さんが、1989年から住職を務めた父の尊明さん(80)から引き継いだ。地域にお披露目する万灯行列では、檀家の有志らがまといを振り、かねや太鼓を鳴らしながら地域を練り歩いた。寺には県内外の檀家ら約300人が集まり、継承の法要を営んだ。 恭徳住職は「子どもから大人まで、誰もが身近に感じることのできるお寺にしていきたい」と話した。

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  • ⚽名門サッカー部と「幸せな時間だった」 藤枝東高生の宿舎・ホテルシルビアが今夏閉業 OBら名残惜しむ

     サッカー名門校の藤枝東高の部員が宿舎として利用する藤枝市稲川のホテルシルビア(菊川一夫社長)が今夏ごろをめどに、経営難を理由に閉業することを決断した。同校をはじめ、市内の高校サッカー部員らの生活を長年にわたって支えてきた施設が、惜しまれながら幕を閉じる。  菊川社長(80)と副社長の妻千枝子さん(79)が1985年、知人の依頼で吉田町から通う藤枝東高のサッカー部員を自宅で受け入れたのがきっかけ。試合を見に行き続けると、知識がなかったサッカーを好きになったという。預かってほしいと頼まれる部員の人数も徐々に増え、96年に部員たちの部屋をホテルに移した。  2006年からは女子サッカーの強豪、藤

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  • 示談金の返還名目で金銭要求 富士の組員に中止命令 下田署

     下田署と静岡県警捜査4課は6日、暴力団対策法に基づき、指定暴力団六代目山口組系、組員の男(61)=富士市中央町1丁目=に中止命令を出した。同署によると、男は3月28日、県東部の60代男性に対して暴力団の威力を示し、示談金の返還名目で金銭を要求したとされる。

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  • 富士の暴力団幹部らに中止命令 40代男性に加入強要

     富士署と静岡県警捜査4課は6日、暴力団対策法に基づき、指定暴力団山口組系、幹部の男(61)=富士市横割1丁目=と組員の男(61)=同市中央町1丁目=に中止命令を出した。同署によると、2人は4月21日、県東部在住の40代男性に暴力団への加入を強要したとされる。

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  • 沼津新貨物駅の造成完了 23年秋から本体工事、調整池築造急ぐ

     JR沼津駅付近鉄道高架事業に伴い、沼津市原地区に移転する新貨物ターミナルの造成工事が6日までに完了した。秋に開始予定の本体工事に向け、現在は調整池の築造作業を進めている。  線路とコンテナホームとなる部分の整備が終わり、敷地東側の1号調整池(原新田地区側)と西側の2号調整池(桃里地区側)の整備を行っている。  ターミナルの敷地面積は11・8ヘクタール。現場は同市西部の原新田と一本松、桃里の各地区で、JR東海道線原駅と東田子の浦駅(富士市)の間にコンテナホームや駅事務所などを構える。  市と静岡県は昨年6月から、ドローンで上空から現場を撮影し進み具合を定期的に発信。静岡新聞社は今月5日、市に報

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  • 金森、前田が首位発進 ゴルフ静岡県社会人選手権 1打差で宮下追う

     第5回県社会人ゴルフ選手権大会(県ゴルフ連盟、静岡新聞社・静岡放送主催)決勝は6日、袋井市の葛城ゴルフ倶楽部山名コース(6960ヤード、パー72)で開幕した。初日は金森祐介(富士チサンCC)と前田高志(朝霧ジャンボリー)が1オーバーの73で首位に並んだ。1打差の3位は宮下健(伊東CC)、2打差の4位には松井桂佑(森町)がつけた。シードと予選通過者合わせて123人が出場し、2日間36ホールのストロークプレーで県社会人チャンピオンの座を争う。  得意のウェッジさえる 金森 高い技術示す  得意のウェッジがさえ、高い技術力を持つ金森が3バーディーを奪って首位に並んだ。  「ピン位置が難しかった」

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  • 全員営業、変わらぬ姿勢 岩山靖宏/清水銀行頭取【聞きたい】   

     人事制度改革などに取り組む新たな中期経営計画を今春スタートさせた。新型コロナウイルス感染拡大が一服した一方、事業承継や脱炭素など中小企業が抱える課題は依然として多い。顧客に対して一層「踏み込んでいく」ことが、地元地銀としての存在感アップにつながると考えている。  -前の中期経営計画は2020年4月の就任と同時にスタートした。  「頭取という立場になりコロナ禍の中、県内の企業500社を自分の目で見て回った。社会的混乱の中、ビジネスモデルの転換、事業承継、設備投資など顧客のニーズの多様化が顕在化し、ソリューション営業の必要性を痛感した。『融資は必要ありません』という取引先も含め、お客さまの課題に

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  • 起立性調節障害の不登校 理解と居場所づくりを【記者コラム 黒潮】

     「起立性調節障害(OD)」は自律神経系の異常で脳に血流がうまく流れず、立ちくらみや頭痛を起こす疾患だ。発症は小学校高学年から高校生までが多く、不登校の子の3~4割とされる。朝起きられず、授業時間帯と生活サイクルが合致しないためだ。こうした子の居場所がない現状を課題として示したい。  静岡市内の女子中学生は数年前、ODで不登校になった。家族が無理に起こしたりしなければ午前11時ごろに目が覚め、布団の中で一定時間を過ごした後、起床する。両親は当初「一時的な症状」と受け止め、学校に相談して午後に登校させた。しかし、同級生の視線が気になったり、「ようやく来た」という言葉掛けを受けたりして、学校に行け

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  • ⚾富士市立【高校野球チーム紹介2023夏】

     攻撃では、出塁率の高さと打撃力を併せ持つ1番加藤朱がチャンスをつくり、4番佐藤壮が広角に打つ長打で得点を狙う。守りではチームナンバーワンの守備範囲を誇る中堅手中森を中心に着実にアウトを重ねて流れを引き込む。主戦小浜は切れのある直球と変化球とで緩急をつくり相手を翻弄(ほんろう)する。2年生主体のチームは、活気のある練習姿勢が長所。 部長 猪狩 清徳 監督 戸栗 和秀 ①小浜将太朗(2年、熱海多賀) ②田中 天惺(2年、富士須津) ③佐藤 壮琉(2年、神奈川下福田) ④伊藤 駿汰(2年、御殿場西) ⑤猪井 陽生(2年、静岡豊田) ⑥加藤 朱南(2年、沼津原) ⑦蓮井 諒也(2年、函南東) ⑧

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  • 2月個人破産122件 前年比18件減

     静岡商工データがまとめた2月の静岡県内個人破産(手続き開始決定)件数は、前年同月比18件減の122件だった。  地区別は東部が18件増の54件、中部が19件減の30件、西部が17件減の38件。市町別は浜松市21件、静岡市と富士市が各15件だった。  同社は「件数減の状況は一過性とみられ、今後も物価高の影響に注視が必要」と指摘する。

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  • 工事代金210万円着服 業務上横領の疑いで逮捕 富士署

     富士署は6日、業務上横領の疑いで静岡市葵区上土1丁目、リフォーム業の男(53)を逮捕した。逮捕容疑は2021年12月上旬と22年1月中旬の2回にわたり、富士市内の建設会社の従業員として焼津市内の顧客から集金した工事代金計約210万円を着服した疑い。

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  • 難病患者向け相談会 11日、富士

     富士市難病患者・家族連絡会は11日、難病患者や未診断者、家族などに向けた「難病患者総合相談会」を富士市交流プラザで開く。  県内の医師が病気の悩みや介護などの相談に応じる。医師は神経系、免疫系、消化器系、疼痛系が専門の6人。保健所の職員や社会保険労務士なども参加し、医療生活や就労についてアドバイスする。  受付時間は午後0時半~2時。問い合わせは同連絡会<電090(8737)7952>へ。

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  • 13日から6月定例会 富士市議会

     富士市議会議会運営委員会は6日、6月定例会の会期を13日から28日までの16日間とする日程案を了承した。 市は原油価格や物価高騰対策経費の追加などを盛り込んだ2023年度一般会計補正予算案など15議案を提出する。付託議案を審査する常任委員会は、16日に総務市民と産業教育、19日に福祉保健と建設消防の各委員会を開く。

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  • 移転先沼津で新築安全祈願 民営化の富士見学園

     民営化に伴い富士市から沼津市に移転、新築する障害者支援施設「富士見学園」の建設工事安全祈願祭がこのほど、同市宮本の社会福祉法人あしたか太陽の丘敷地内で開かれた。同法人や県の関係者らが出席し、新施設への期待を高めた。 県内唯一、重度知的障害者が地域移行を目指す生活訓練施設。民間活力による環境改善や支援充実を目的に県が事業者を公募し、2009年から指定管理者として運営に当たる同法人が選ばれた。 新施設は鉄骨造り2階建て、延べ床面積約3250平方メートル。24年3月に完成し、4月から使う。これまでは原則5年だった訓練期間を、利用者の状況に応じて柔軟に決定できる。居室は複数人の部屋から個室になる。 

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  • 富士の浸水68棟に 台風2号大雨

     台風2号による豪雨で、富士市は5日、住宅の浸水被害が68棟になったと発表した。小長井義正市長が定例記者会見で調査の状況を報告した。  床上浸水は須津地区(江尾)の12棟、床下浸水は同地区と浮島地区の計56棟。同日以降の調査でさらに増える見込みという。冠水による救助要請2件を含む消防の出動は6件だった。  市道16カ所が冠水や倒木によって通行止めになったほか、林道1カ所で土砂崩れの被害があった。避難者は3日までに39人いた。  市は災害ボランティアセンターを開設。パッカー車などで災害廃棄物を収集しているほか、消毒用の塩化ベンザルコニウムを配っている。

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  • 大雨被災者に車無料貸与 富士の日本カーシェア協静岡支部

     台風2号や前線の影響による大雨被害を受け、日本カーシェアリング協会静岡支部(富士市)は5日、被災者や支援団体に無料で車を貸し出す「災害サポートレンタカー」を開始した。  10月31日までの期間中、富士市岩淵の同協会事務所で軽乗用車や軽トラックなどの中古車を被災者らに無料貸与する。5日は、各災害ボランティアセンターを巡回するという県社会福祉協議会の職員2人に軽乗用車2台を貸し出した。同社協の漆畑友香さん(26)は「被害が県内の広範囲にわたっているため移動手段は不可欠。被災者のニーズの把握に役立てたい」と感謝した。  車の貸し出しには事前申し込みが必要。問い合わせは同協会〈電070(1140)5

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  • 富士宮盛り土事件 罰金100万円を求刑 地裁支部初公判

     富士宮市の山林に無許可で盛り土を造成したとされる事件で、県盛り土規制条例違反の罪に問われた富士市の残土処分会社「Kプランニング」の初公判が5日、静岡地裁富士支部(西沢諒裁判官)で開かれ、検察側は罰金100万円を求刑した。  検察側は冒頭陳述で、同社役員の男性=当時(55)=が2018年4月ごろから約1年間にわたって盛り土をし、市から中止命令を受けた富士宮市内の土地に、昨年6月ごろから同7月ごろまでの間、さらに土砂を搬入して約1877立方メートル造成したとし、県や市の行政指導を受けても盛り土を継続したと指摘した。昨年5月には、過去に搬入した土砂が市の管理する土地に流出したことから、近隣住民に与

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  • 静岡県産品の魅力PR 都内で「マルシェ」

     静岡県産品の魅力を首都圏で紹介する「静岡産直マルシェ」(実行委主催)が4日、東京都品川区のJR大井町駅前で開かれた。県内の15店舗がブースを連ねて新茶やわさび、かつお節、菓子など自慢の商品を販売した。  2019年度から定期的に続く取り組み。茶娘が買い物客に冷茶を振る舞って新茶シーズンをアピールしたほか、新茶やフレーバー入り緑茶など8種類の県内産茶を使った緑茶ハイを飲み比べするコーナーも設けた。富士市はヒノキを使ったベンチ2基を設置し、来場者が緑茶や軽食を味わいながら休憩した。  7~12日にはイトーヨーカ堂大井町店で県内の産品を集めた「静岡いいら市」を初開催する。午前10時から午後7時(最

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  • 「富士富士宮道路」建設促進へ要望継続 期成同盟会総会

     富士、富士宮の両市を結ぶ一般広域道路「富士富士宮道路」建設促進期成同盟会はこのほど、2023年度総会を富士宮市内で開き、道路の実現に向けて関係機関への強い要望活動を継続する方針を確認した。 富士富士宮道路は両市をまたぐ南北の経路になるとされ、同会は慢性的な渋滞の解消や東西をいく主要幹線道路への接続が容易になると期待を寄せる。 同会は本年度から新たに地元商工団体の代表者らを理事に指名し、両市選出県議会議員6人を顧問に委嘱した。出席者は国や県に対する要望や広報、宣伝活動を展開する計画を共有した。須藤秀忠富士宮市長は「人流、物流の発展のため一刻も早い実現を目指す」と述べ、小長井義正富士市長は「一丸

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  • 浸水被害の市民に片付けや清掃援助 富士市がセンター開設

     台風2号による豪雨を受けて富士市は3日、災害ボランティアセンターを同市のフィランセに開設した。  床上・床下浸水などの被害があった市民を対象に、敷地や住居に入った汚泥の除去をはじめ、家財の片付け、清掃などを援助する。生活上の相談も受けるほか、ボランティアの需要調査も進める。  ボランティアの依頼は同センター<電090(4188)4585>(午前8時半~午後5時15分)へ。

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  • 【写真特集】静岡県内各地で大雨 土砂崩れや浸水害

    田畑や道路が冠水した浜松市北区細江町気賀付近=3日午前11時23分(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)   敷地川の堤防が決壊した現場周辺=3日午前10時52分、磐田市敷地(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から)   土砂崩れにより建物が倒壊した現場=3日午前11時7分、浜松市北区引佐町渋川(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から) 田畑や道路が広範囲に冠水した中、水しぶきを上げて走る自動車=3日午前11時25分、浜松市北区細江町気賀(静岡新聞社ヘリ「ジェリコ1号」から) 静岡市駿河区久能山下のバス停付近では川が溢れた=3日午前   森町鍛治島の県道大河内森線が

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  • 記者コラム「清流」 リーフレットの志 

     統一地方選でせっせと集めた候補者のリーフレットが大量に手元に残った。当選に届かなかった候補のメッセージも、改めて開いてみると良いことが書いてあるなと思う。生っぽい言葉や特徴的なフレーズが使われているとなおさらだ。  富士市議選では10人の新人候補が涙をのんだ。過去の事例に照らし合わせてみれば当選は難しいだろうな、などと何人かには意地悪なことも考えた。それでも決意や覚悟を背負っていて、個人的にももっと考えを聞いてみたいと思った人も確かにいた。  選挙中にはSNSで活動が見えても、その後に途絶えてしまった人もいて寂しい。まちの課題を解決しようとする時、理想のイメージや志を掲げて参画する入り口は幾

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  • 発電機盗んだ疑い、2人逮捕 富士署

     富士署は2日、窃盗の疑いで富士市大淵、工員の男容疑者(20)と同市の自称建設作業員男性(20)=犯行当時(19)=を逮捕した。2人の逮捕容疑は、1月上旬、市内の道路工事会社の資材置き場から発電機4台(計60万円相当)を盗んだ疑い。

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  • CNF活用で脱炭素へ 富士でセミナー 静岡県、新フォーラム発足

     植物由来の新素材セルロースナノファイバー(CNF)の活用で脱炭素社会の実現を目指す「ふじのくにセルロース循環経済フォーラム」の発足セミナーが2日、富士市内で開かれ、専門家の講話を通じて企業の関係者らが理解を深めた。  静岡県は2015年に前身のフォーラムを開設。強度や軽量などの特性を持つ素材の研究が進む中、低炭素化社会に貢献するリサイクル性に重点を置いて組織を拡充した。研究やビジネスマッチングの支援強化で関連製品の開発を加速させ、社会実装を通じた循環経済につなげる。  官学に加えてスズキやヤマハ発動機など本県を代表するグローバル企業の担当者らが役員に就いた。自動車産業やリサイクル業をはじめと

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  • 行政相談に貢献 16人表彰、感謝状 静岡で委員全体会議

     総務省静岡行政監視行政相談センターはこのほど、行政相談委員全体会議を静岡市駿河区のグランシップで行った。長年の功労や業務への貢献をたたえ、行政相談委員4人に表彰状、12人に感謝状を贈呈した。  行政相談委員は市民の要望や相談、苦情を聞き取り、行政とのつなぎ役を担うボランティア。元教員ら民間有識者らで構成され、全国では約5千人、県内では128人が活動している。  表彰された委員は次の通り。  中部管区行政評価局長表彰 菊池文江(富士市)鈴木とみ子(静岡市葵区)▽静岡行政監視行政相談センター所長感謝状 中森つた子(熱海市)山田義正(同)遠藤勉(伊豆市)笠井英彦(静岡市駿河区)石切山泰三(同市清水

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  • 高校生平和大使「ビキニ事件語り継ぐ」 中野さん(静岡雙葉)抱負

     世界平和や核兵器の廃絶を国内外で訴える高校生平和大使の静岡派遣委員会は1日、県内選考結果を発表した。第26代の平和大使に静岡雙葉高1年の中野愛子さん(15)=焼津市=を、長崎派遣代表に不二聖心女子学院高2年の渡辺楓花さん(16)=富士市=と清水東高2年の東井上遥華さん(17)=静岡市駿河区=を選んだ。3人は県庁で記者会見し、平和に対する思いや抱負を語った。  中野さんは地元の「第五福竜丸」が巻き込まれたビキニ事件に触れ、「焼津市民としても未来を担う世代としてもこの事件を語り継ぎ、核兵器廃絶を世界に訴える使命を感じた」と平和大使を志した理由を語った。被爆者の思いを後世に受け継ぐためにSNSの活

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  • 問われる当事者に寄り添う姿勢/どうする少子化 国と地方ができることとは⑥キュレーター・読者の意見【賛否万論】

     「どうする少子化 国と地方ができることとは」は今回が最終回です。政府が“次元の異なる対策”について詰めの精査、調整を続ける中、期待される施策効果や財源負担の手法を巡りさまざまな議論が起きました。少子化と人口減は国のあり方に関わる極めて大きなテーマですが、問題の原点は「子どもを望む人の思いをかなえる社会づくり」と明確です。政治行政は改めて、当事者に寄り添う姿勢が問われています。  分断やめて「みんなの居場所」に キュレーター 松浦静治さん(島田市) 任意団体Study Like Playing代表。20年間の小中学校教員生活の後、早期退職して地域で子どもを育む活動を実

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  • 不祥事根絶へ臨時校長会 静岡市教委 法令順守の徹底指示

     相次ぐ教員の不祥事を受けて、静岡市教育委員会は1日、同市葵区与一の市教育センターで綱紀粛正のための臨時校長会を開いた。市立小中高の校長120人が出席。関係者によると校長会は通常毎年4回定例で開かれるが、臨時の校長会は極めて異例という。  会議の冒頭、赤堀文宣教育長は「静岡市の教育、学校がピンチに立たされている。市民からの信頼は著しく低下している」と訓示。市教委幹部が、最近立て続けに発生した教員の不祥事2件について説明した。  市教委では5月、清水区の小学校に勤務する女性教諭が授業中に離席した児童に対して、粘着テープを使って太ももを椅子に固定するなどの不適切な指導があったことが発覚。また、直後

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  • 空き家をリノベーション 富士に保育園 安全性や好奇心向上を意識

     学校法人川口学園は1日、富士市宮島に誠愛保育園を開園した。空き家をリノベーションした園舎で、安全性と子どもの好奇心を向上させる環境づくりに配慮した。  2階建ての中古住宅の1階部分の間取りを変え、保育室や給食室など5部屋を備えた。安全対策に力を入れ、段差の解消や園児が指を挟んでもけがをしないよう扉にゴムを付けるなど改修を施した。窓を大きくしたり、動物を紹介する壁紙に張り替えたりして子どもの興味を引くつくりを心がけた。  同日行われた入園式には、園児8人と保護者を迎えた。同法人の川口盈明理事長(75)は「安全を第一に考えながら、子どもたちを伸び伸びと育てたい」と述べた。  園舎は、同法人が運

    速報NEWS
  • ウクライナ支援へ 9日、富士で演奏会

     富士山吉原ロータリークラブは9日午後7時から、ウクライナとトルコを支援するチャリティーコンサートを富士市のロゼシアター小ホールで開く。  チェコ出身で富士市在住のコントラバス奏者ジリー・ローハンさんをはじめ、国際的に活躍するソプラノ歌手とバイオリン奏者が共演する。坂本龍一さんの楽曲などを演奏する。  全席自由。チケットは4千円。売上金をウクライナとトルコに寄付する。問い合わせはロゼシアター<電0545(60)2510>へ。

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  • 夏を駆ける16歳 世代トップのスプリンター 小針陽葉(富士市立高2年)【しずスポ】

     爆発的なスピードは同世代の追随を許さない。今季の陸上高校女子短距離が小針陽葉(富士市立)を中心に回ることに誰も異論はないだろう。進化の途上にありながら、昨季の100メートル11秒65、走り幅跳び6メートル19は現役高校生トップ。今季は200メートルで日本高校記録23秒45に肉薄する。だが、高校2年生が見据えるのはさらなる高み。「高校タイトルは今年で全て取る。来年はパリ五輪に挑みたい」  5月3日の静岡国際陸上。女子200メートル予選でエコパスタジアムがどよめいた。日本高校記録に100分の7秒に迫る歴代3位の23秒52。ルーキーイヤーが序章だったことを印象付けた。  入学時から特別な練習はして

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  • 露店不正出店で暴力団排除指導 静岡県警

     静岡県東部の祭りで露店の出店権を不正に取得したとして暴力団員とともに静岡県東部イベント商業協同組合の元理事長が逮捕された事件を受け、静岡県警は31日、同組合に暴力団排除を指導した。  富士市内で開かれた同組合の総会で、昨年12月に就任した渡辺烈史理事長は「市民が安心して祭りに来てもらえるよう露店営業の透明化を図りたい」と話した。県警組織犯罪対策課の今野太課長補佐は、2011年施行の県暴力団排除条例に沿って、暴力団との関わりの根絶や露店出店者の本人確認の徹底などを伝え「トラブルがあったらすぐに警察に相談して」と呼びかけた。  同組合の元理事長は暴力団員の露店営業を隠した虚偽文書を祭り主催者側に

    速報NEWS
  • 恐喝容疑で再逮捕 建設作業員の男 富士署

     富士署は31日、恐喝の疑いで富士市中島、建設作業員の男(20)=監禁致傷と恐喝未遂容疑で逮捕=を再逮捕した。再逮捕容疑は2022年11月8日、富士市内の公園で富士宮市の会社員男性(19)を脅迫して現金10万円とネックレス1個(時価10万円相当)を脅し取った疑い。同署によると2人は知人関係。容疑者は、富士市の土木作業員男性(16)に暴行、監禁してけがを負わせた上、脅迫して金銭を要求した疑いで、5月11日に同署に逮捕されていた。

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  • ウクライナへのCF支援金寄付 稲葉さん親子

     伊豆産のつばき油を活用した化粧品「伊豆椿スキンケアオイル」を販売する稲葉律子さん(松崎町)と次男の佳治さん(富士市)親子がこのほど、ウクライナ支援のクラウドファンディング(CF)で集まった支援金16万9千円を在日ウクライナ大使館(東京都)に寄付した。 CFは昨年に開始し、約10人から寄せられた。返礼品として新商品「伊豆椿スキンケアオイルEX」を開発し、協力者にお礼の手紙と合わせて送付。当初は資金の一部を開発費やCFサイト手数料に充てる予定だったが、稲葉さん親子で補って全額寄付した。

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  • 新理事長に浅見氏 富士山観光交流ビューロー

     富士市の富士山観光交流ビューローは31日、定期総会と理事会を富士商工会議所で開いた。牧田一郎理事長の退任に伴い、富士商工会議所の浅見祐司会頭を新たな理事長に選んだ。 浅見理事長は「新型コロナ禍による行動制限がなくなり、社会活動、経済活動が戻ってくる。追い風として事業を進めたい」と語った。 総会では2023年度の事業計画などを決めた。事業指針には、コロナ禍からの回復を目指し、持続可能な観光地域づくりに取り組むことなどを盛り込んだ。 団体旅行の実施を促すため、ツアー参加者に地域の産品を贈る企画を継続し、地場産品の消費拡大につなげる。県や富士山周辺の市町の観光団体と協働し、大都市圏で一体的なキャン

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  • 児童ら体験通し福祉を理解 富士でイベント

     体験を通して子どもに福祉への理解を高めてもらうイベント「広見福祉フェスティバル」(広見地区まちづくり協議会など主催)がこのほど、富士市の広見まちづくりセンターで開かれた。 高齢者の身体状況を伝えるブースでは、体に重りを付けヘッドホンやゴーグルを装着して歩く体験が行われた。児童からは「周りが見えづらくて怖い」「高齢者が困っていたら助けたいと思った」などの声が上がった。 視覚障害者向けに触覚を用いて区別できる商品を紹介するブースもあった。児童はシャンプーとコンディショナーの容器を触って違いを調べ、側面の凹凸の有無で識別できることを確認した。 キッチンカーの出店や地域の子どもたちによるダンスパフォ

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  • 静岡の小学校教諭 店舗で痴漢の疑い 富士署逮捕

     富士署は29日、静岡県迷惑防止条例違反の疑いで、静岡市清水区駒越中1丁目、同市の小学校教諭の男(35)を逮捕した。  逮捕容疑は同日午後3時ごろ、富士市内のリサイクルショップで、40代女性の太ももを触るなどの痴漢行為をした疑い。女性が店内を巡回していた警察官に被害を伝えた。静岡市教委によると、容疑者が勤務する学校はこの日、行事の振り替え休日だった。  同教委では今月、清水区の小学校教諭による不適切指導も発覚。不祥事の連続発生を受けて6月1日に臨時校長会を開く方針。赤堀文宣教育長は「事実を確認した上で、厳正に対処してまいります」と文書でコメントした。

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  • 不適切盛り土に11件追加 富士市がウェブで公表、違反改善狙い

     富士市は30日、市のウェブサイトに公開している市内の不適切な盛り土に関する情報に、新たに8カ所11件を追加した。市土砂埋め立て等規制条例に基づく公表事案は計16カ所19件になった。  土砂の埋め立て違反が見られる場所の是正勧告に応じなかった事業者の名前と住所、事業区域の所在地を記載した。期間は勧告の内容を履行し、現場の回復が確認されるまで。勧告を受けて是正の意思を示した6件は公表しなかった。  担当者は「事業者には安全確保に向けて動いてもらい、今後の違反の抑止につなげたい」(土地埋立対策室)と話している。  公表した事業者は次の通り。  日昇(富士市大淵)吉田久信(福井県鯖江市)Kプランニン

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  • ⚾吉原【高校野球チーム紹介2023夏】

     ボールに食らいつくような粘り強い守備に自信がある。主将で守備職人の尾崎や外野のまとめ役山橋が、抜かりないプレーで試合の流れを引き寄せる。打撃では、俊足の原田や器用な古屋が起点を作り、エースで4番の前嶋が長打を狙う。控え投手の山本はタイミングを外す投球が得意な成長株だ。例年を大きく上回る9人の1年生が春に入部したことで、競争意識が向上している。 部長 石川 雅俊 監督 石井 大助 ①前嶋 笙吾(3年、富士鷹岡) ②古屋 慶伍(2年、富士岩松) ③山本 大惺(2年、富士岩松) ④尾崎 勇希(3年、富士鷹岡) ⑤大畑蓮久人(1年、富士田子浦) ⑥原田 航多(2年、富士田子浦) ⑦山橋 拓真(2年

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  • 富士で住宅1棟全焼 けが人なし

     30日午後5時45分ごろ、富士市大淵の男性方から出火し、木造平屋建ての住宅1棟を全焼した。けが人はなかった。富士署によると男性は一人暮らしで、出火当時は建物にいなかったとみられる。約50分後に鎮火した。現場は新東名高速道路新富士インターチェンジから東に約4キロの茶畑などが広がる地区。同署などが出火原因を調べている。

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  • 事故不申告の疑い 沼津署が男逮捕

     沼津署は30日、道交法違反(安全運転義務違反、事故不申告)の疑いで中国籍、富士市入山瀬、無職の男(56)を逮捕した。逮捕容疑は29日午後4時ごろ、沼津市志下で乗用車を運転中、同市の加工業男性(77)宅のブロック塀に衝突する事故を起こしたが、報告しなかった疑い。同署によると、容疑者は事故後、車を置いて逃走したという。

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  • 富士の神社で鳥居など清掃 東電パワーグリッド

     東京電力パワーグリッド静岡総支社はこのほど、富士市本市場の米之宮浅間神社で美化活動を行った。社員13人が参加して参道を清掃した。  社員は、普段電線の工事などで使用する高所作業車に乗って鳥居を洗浄した。橋の欄干をタオルで拭いたり、落ち葉を拾ったりもした。  同支社は地域貢献を目的に、毎年同神社で清掃活動を行っている。担当者は「訪れる人に気持ちよく過ごしてもらいたい」と話した。

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  • 一橋大前身の初代学長 佐野善作を顕彰 富士で碑除幕

     一橋大の前身、東京商科大の初代学長佐野善作の顕彰碑が出生地である富士市の延命寺に建立されたのを受け、このほど同所で除幕式(一橋大同窓会如水会主催)が行われた。家族や関係者が偉人をたたえるモニュメントの完成を祝った。  顕彰碑には、佐野善作の経歴や研究内容などを記した。関東大震災の被災を受け、キャンパスを東京都国立市に移転し建物の設計や造園に携わったことを功績として強調している。  除幕式で一橋大の大月康弘副学長は「多くの学生が愛してきた国立キャンパスを作った大恩人だ」と話した。来賓で訪れた同大出身の小長井義正市長は「佐野先生の功績を富士市の子どもたちにも伝えていきたい」とあいさつした。  顕

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  • 細野豪志氏5区支部長就任へ了承 自民静岡県連、近く党本部上申

     自民党県連は29日の総務会で、衆院静岡5区支部長に細野豪志衆院議員(静岡5区)を選任する案を了承した。近く党本部に上申し、正式決定する見通し。細野氏は次期衆院選に党公認候補として臨む。早期の衆院解散・総選挙が取り沙汰される中、県内全8小選挙区で候補者の顔ぶれが固まった。  静岡5区の支部長ポストは吉川赳衆院議員(比例東海)の離党に伴い1年近く空席状態が続いていた。支部長を代行してきた城内実県連会長(衆院静岡7区)は総務会後の記者会見で、「地元の市町支部と一体となり、次の衆院選に向けて団結して取り組んでほしい」と挙党態勢の構築に期待した。細野氏は「非自民で戦った期間が長く、普通であれば『開かな

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  • 東部伊豆地域の持続的発展へ「医療田園都市」構想柱に支援 サンフロント懇話会

     静岡県東部・伊豆地域の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は29日、本年度総会を三島市内のホテルで開き、活動方針を決定した。地元の豊富な農林水産物や、ファルマバレープロジェクトによる「医療田園都市」構想を柱に持続的発展へ支援することを盛り込んだ。=関連記事15面へ  農業先端技術研究拠点「AOI―PARC」(沼津市)といった関係機関と連携し、多彩な業容の生産・販売を擁する県東部・伊豆地域の第1次産業の成長を後押しする。また、医療田園都市構想の具現化を進めて超高齢化社会の理想郷の実現に寄与するとした。高強度で軽量な新素材「セル

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  • 静岡人インタビュー「この人」 伊豆伊東高校の初代校長 池田将章さん(伊東市)

     伊東市内の3高校(伊東、伊東城ケ崎分校、伊東商)を統合して4月に開校した伊豆伊東高の校長に就いた。初任校は大仁高(現・伊豆総合)で、富士市立や清水東での副校長、伊東商の校長を経て現職。富士宮市出身。57歳。  ―新高校の様子は。  「各方面の皆さんの支援をいただき、無事に開校ができたことはありがたい。全日制と定時制を合わせ、非常勤を含め90人以上の教職員がいる。3校が合わさり、他校からの赴任者を加えて『新しい高校を良い学校に』と意欲あふれる職員がそろい、強力な体制ができた。約660人いる生徒からもワクワクしている雰囲気を感じる」  ―学校の特色は。  「全日制は普通科に特別進学やアートなど4

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  • 自転車で東海道ツアー 富士発着、御宿場印ゲット

     自転車で東海道の宿場を巡るツアーがこのほど、富士市を発着地に開かれた。自転車愛好家ら約30人が参加し、静岡市清水区を中心に街道の名所を訪ねた。  県信用金庫協会が作った各宿場の「御宿場印」を集める趣向で、東海道の往来を楽しんでもらう狙い。沼津、三島、富士、富士宮信用金庫が主催した。  参加者は地域の風情を感じながら、往復約60キロのルートを西へ出発。清水区の清見寺で折り返すと、興津宿の伏見たい焼き店、由比宿の東海道広重美術館、蒲原宿の旧和泉屋などで御宿場印を受け取った。  沼津市の会社員氏原渚さんは「坂や難所もあるコースだったが、歴史が感じられる建物や街並みを楽しめた。次は丸子や藤枝などにも

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  • 明治大マンドリン 11日、富士で演奏会

     明治大マンドリン倶楽部の演奏会(明治大学校友会富士地域支部主催)が6月11日午後4時半から、富士市のロゼシアター大ホールで開かれる。古典音楽や国内外の名曲を演奏する。現役学生35人のほか、地元の卒業生も演奏に加わる。 チケットは2千円。全席自由。問い合わせはロゼシアター<電0545(60)2510>へ。

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  • ごみ拾い楽しく競う 量や種類にポイント 富士でイベント

     配電盤製造などの「東名グループ」は27日、清掃活動に競技性をもたせた企画「スポGOMI大会」を富士市の鈴川海岸で開いた。社員やその家族、地元住民ら約280人が参加し、ゲームをしながらごみ拾いに熱中した。  参加者は3~5人のチームを組んで制限時間内に拾ったごみの量と種類をポイントに換算し競い合った。100グラムで10㌽の「燃えるごみ」を集中的に集めるチームもいれば、ひとつで50㌽になる粗大ごみを狙う子どもたちもいた。約3キロの海岸を1時間半かけて隅々まで歩き回り、ごみを探した。  「スポGOMI」は2008年に一般社団法人「ソーシャルスポーツイニシアチブ」(東京)が始めた企画。同企画のアンバ

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  • 登山ルート3776 達成者に限定バッジ 富士で懇話会

     海抜0メートルから富士山頂を目指す「富士山登山ルート3776」の利用促進策を協議する懇話会がこのほど、富士市役所で開かれ、本年度の事業計画を了承した。富士山の世界遺産登録10周年を記念し、達成者にプレゼントしているバッジに金色の限定バージョンを用意する。  限定バッジは700個ほど作る計画で、ルート利用のリピーター獲得につなげる。このほか、海外向けのプロモーション強化や、専用サイトでの最新情報の発信も新規事業として進める。  懇話会では、挑戦者が周囲から分かるようにするための工夫や、自転車用のバーチャルコース活用などについて意見が挙がった。  同ルートは2022年度、達成者が619人で過去最

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  • 石川県人会総会 地元料理で懇親 静岡

     静岡県内在住の石川県出身者でつくる静岡石川県人会は28日、2023年度総会・交流会を静岡市駿河区のホテルで開いた。会員ら約70人が、来賓に招いた加賀前田家19代の前田利宜氏や石川県関係者とともに、同県特産の生麩(ふ)を使用した料理や地酒で交流を深めた。 中村伸宏会長(石川県輪島市出身)は「会員それぞれが石川を出て活躍している。誇れるふるさとのため、支え合って行こう」とあいさつした。友好交流協定を結んでいる石川静岡県人会(石川県)との相互交流推進も確認した。同会の石川憲一会長(富士市出身)は金沢競馬に所属する島田市出身の甲賀弘隆騎手の活躍に触れ「両県人会が手を取り合い、引き続き発展してきたい」

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  • ひき逃げの疑い 富士署が男逮捕 国道1号で追突 

     富士署は28日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで静岡市葵区南瀬名町、解体工の男(21)を逮捕した。  逮捕容疑は27日午後11時ごろ、富士市田島の国道1号上りで軽乗用車を運転中、横浜市の無職男性(73)の軽乗用車に追突し、無職男性と助手席の男性会社員(44)=同市=にけがを負わせ、そのまま逃走した疑い。同署によると、2人は軽傷という。

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  • 移住検討者、富士の自然を堪能 田植え体験

     富士市は27日、同市内への移住検討者向けの田植え体験会を同市境南付近の田んぼで開いた。参加者に地元住民と交流しながら富士市の自然に触れてもらう目的。  東京都と神奈川県から移住を検討している子ども連れの2家族が参加した。田んぼを管理する「やまたか農場」の高橋梓さん(41)が田植え機への乗り方や手植えの方法をアドバイスした。参加者は富士山を望む自然を楽しみながら田植えに熱中した。  作業後には、高橋さんの自宅でバーベキューを行った。高橋さんは13年前に横浜市から移住したことから、検討者に自身の経験や富士市の魅力を紹介。交通アクセスの利便さや子育て環境のよさを伝えた。  富士市シティプロモーショ

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  • 防災人材「活用なし」半数超 静岡県「マッチング急務」【いのち守る 防災しずおか】

     新型コロナウイルス禍で3年間、訓練の中止や縮小が相次いだ地域防災活動。新型コロナの感染症法上の位置付けが5類になった本年度は活動が活発化している。昨年9月の台風15号で防災意識が高まっていることも相まって、実動訓練を積極的に取り入れようとしている自主防災組織(自主防)もある。一方で訓練の知識や経験の不足などの不安も否めない。静岡県は「ふじのくに防災士」などの防災人材を登録し、自主防の活動を支援する「地域防災人材バンク」を運営しているが、活用は低調だ。 自主防 台風で意識高まる  台風15号で浸水や断水の被害があった静岡市清水区の岡地区は12月の地域防災訓練で小中学生を交えたメニューを計画し

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  • 富士山麓5市町 自慢のグルメ集結 28日まで富士で「大博覧会」

     富士山周辺の5市町によるグルメイベント「富士のふもとの大博覧会」が27日、富士市のふじさんめっせで始まった。各市町が自慢の一品を紹介したり、体験会を開いたりして来場者を楽しませている。28日まで。  裾野市、富士宮市、御殿場市、小山町、富士市から約60団体が出店し、地元食材やご当地グルメ、スイーツなどを紹介した。JAふじ伊豆は、甘さが特徴のトウモロコシ「富士山麓わくわくコーン」を販売した。開場前から行列ができ、約5分で220本が売り切れた。  富士宮市の特産品であるニジマスのつかみ取り体験のブースもあった。子どもたちは素早く泳ぐニジマスを苦戦しながら追いかけた。捕まえた魚は塩焼きにして味わっ

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  • 起立性調節障害 理解深める 富士で家族ら対象にセミナー

     「起立性調節障害(OD)を地域で考える会in富士・富士宮」はこのほど、富士市内でセミナーを開き、当事者の家族ら約40人が障害に理解を深めた。 夜に寝られず朝に起きられないODは、中高生など思春期の発症が多く、怠けていると誤解されることが多い障害。考える会は障害や誤解に苦しむ当事者や家族を支援し、早期発見や周知を図るために3月に発足した。 セミナーは大阪で活動する家族会「Snow」のスタッフを招いた。講話や情報交換を通じ「ODは治る」「症状には個人差がある」など障害の特徴について話を聞いた。 考える会は体験談を共有する場や、症状を医学的見地から学ぶ機会を定期的に設ける。代表の小児科医飯泉哲哉さ

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  • 暴力団「桜井総家」が解散 静岡県東部・露店不正出店に関与

     静岡県東部の複数の祭り会場で不正に露店の出店権をだまし取った事件で総長が逮捕されていた富士市の暴力団「桜井総家」は26日、解散届を県警に提出した。  桜井総家は露店をなりわいとする的屋系組織で、県内唯一の暴力団の一次団体。総長の50代男性は、3月に県警に逮捕され不起訴処分となっていた。東部の各祭りで出店管理を担う県東部イベント商業協同組合を長年にわたって実質的に支配していたとされる。県警は事件を受け、解散届の提出に向けた作業を進めてきた。県内の暴力団による解散届の提出は1966年以来という。  富士署で行われた提出式で、総長は「本日をもちまして解散いたします。関係者に桜井総家を復活させること

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  • 5区支部長に細野氏、協議 29日に自民県連総務会

     自民党静岡県連は26日、静岡県庁で役員会を開き、空席状態が続く衆院静岡5区支部長に細野豪志衆院議員(静岡5区)を選任する案を29日の県連大会後の総務会に諮る方針を確認した。議論がまとまれば速やかに党本部に上申するとしている。  細野氏の5区支部長就任を巡っては地元6市町支部のうち、富士市富士、三島、裾野、小山、函南の5市町支部が容認する方針を示している。残る御殿場市支部は協議を継続しているものの、関係者によると、県連に対し文書で「29日の総務会で取りまとめることを理解している。他の支部と連携していく」との意向を示したという。  県連内には衆院解散が取り沙汰されていることを踏まえ、「早期に決着

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  • 季節外れのインフル流行、コロナ予防で免疫力低下? 静岡県内で学級閉鎖も

     季節性インフルエンザの流行が今年は5月になっても続いている。学校で集団感染が相次ぎ、学級閉鎖や休校となった例も。新型コロナウイルスの感染対策で2020年末以降インフルエンザがはやらなかったため、多くの人の免疫が低下したことが原因とみられる。専門家は「今年の冬には大流行する恐れがある」と警戒を呼びかける。  「こんなに感染者が出たのは初めてだ」。大分市の私立高校の担当者は驚きを隠さない。5月11~22日にかけ、全校生徒の約4分の1と教職員の計約500人がインフルエンザに感染した。体育祭の直後だった。  宮崎市の高校でも5月、体育祭の前後で約500人が感染したほか、東京都調布市の小学校でも約10

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  • 給食費の徴収と管理どうなっているの? 学校から行政へ移行進む【NEXT特捜隊】

     「不登校の娘が学校に行きたいと言うのですが、担任の先生から『給食費の支払いが止まっているので給食を食べられません』と言われました」。小学4年の娘を持つ静岡市駿河区の40代女性から静岡新聞社「NEXT特捜隊」に声が寄せられた。女性いわく「給食費の制度やお金の流れがどうなっているのかよく分からない」とのことだ。  女性が言うように、支払った給食費がどのように使われているのかまで意識することは、あまりないかもしれない。  給食の経費は学校給食法で定められていて、保護者が負担するのは食材費のみ。人件費や施設管理費などは学校設置者の市町が負担している。  不登校や病気で長期間欠席が続く児童生徒は給食を

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  • 北斎が描いた風景、看板に「茶園ノ不二」を紹介 富士市で除幕式

     富士市は25日、江戸時代の浮世絵師葛飾北斎が描いた同市の風景をPRする看板の除幕式を、同市の富士総合運動公園西側駐車場で行った。  富士市の風景が3点含まれるとされる「富嶽(ふがく)三十六景」のうち、広大な茶園での茶摘みや運搬の様子を題材にした「駿州片倉茶園ノ不二」を紹介する看板。設置場所近くには片倉の地名が残り、現在も富士山と茶園を一望できる。地域で活動する「富士市に残る北斎の足跡を辿(たど)る会」からの要望を受けて設置した。  除幕式では、同作が教材にも取り上げられている意義を市の担当者が説明し、地域の協力に謝意を述べた。同会発起人の木内陽子さん(77)は「作品の景色を身近に感じて共有す

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  • 教諭ら2人を免職 静岡県教委、計4人に懲戒処分

     静岡県教委は25日、公立学校の教諭ら4人を免職や停職の懲戒処分にしたと発表した。このうち、18歳未満の女性にわいせつ行為をしたとして静岡県警に逮捕され、不起訴処分となった2人は免職された。  免職処分を受けたのは、県教委教育施設課の主任(36)と県西部の小学校に勤める教諭(28)。主任は昨年12月、富士市内の路上で18歳未満の女性に強制わいせつ行為をした疑いで逮捕された。  教諭は昨年10月と12月、富山県内でSNSを通じて知り合った18歳未満の女性にわいせつ行為をしたとして逮捕された。女性とは真剣交際だったとし「未成年との交際は社会的に問題があるという自覚はあった」と話しているという。  

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  • 再生家庭紙促進協 展示や研修開催へ 富士で総会

     富士市と製紙会社などでつくる富士地域再生家庭紙利用促進協議会はこのほど、通常総会を開き、2023年度の事業計画案を承認した。 9月に国の環境経済担当者を招いてセミナーを開くほか、10月には富士市内での国際シンポジウムに合わせて紙やセルロースナノファイバー(CNF)製品を展示する。会長の小長井義正市長は、紙パルプ業界の需要構造の変化やエネルギー価格高騰などの現状に触れ「循環型経済の概念を以前から体現してきたことを本市の強みとして発信することが重要」と話した。 業界や経済団体の担当者ら約15人が出席した。

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  • 新病院、35年開院 富士市長が方針

     富士市は25日の市議会全員協議会で、市立中央病院の老朽化に伴い新設する新病院の開院時期について2035年を目指す方針を示した。 小長井義正市長が新病院の在り方を説明する中で開院時期に触れた。市はこれまで36年を開院予定とし、1年でも早くする意向を伝えてきた。 新病院が目指す姿には、2次救急患者の受け入れを断らない体制づくりを掲げた。病院の役割を確実にした上で、より重篤な3次救急患者も可能な限り対応するための体制強化を盛り込んだ。

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  • 路上にくつろぎの場 富士本町通り スケボー体験など

     路上で市民がくつろげる空間をつくり、市街地のにぎわい向上につなげる社会実験イベント「エキキタテラス」(富士市、実行委主催)がこのほど、同市の富士本町通りで開かれた。多数の家族連れが訪れ、車道に敷かれた人工芝で寝転んだり、ワークショップに参加したりして楽しんだ。 約300メートルの歩行者天国に人工芝やベンチ、ハンモックを設置し、「くつろぎスペース」とした。地元団体によるスケートボードの教室や道路にテープを貼って絵を描くワークショップ、シャボン玉作りなどを子ども向けに展開。地元住民による音楽ライブや本町通りの飲食店の出店もあった。 家族で訪れた主婦の高橋久子さん(35)は「普段はあまり行かない商

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  • 子どもの居場所 静岡県内201カ所 1年で6割増 物価高に苦慮、県は支援強化

     子どもへの食事の提供や学習支援を手がける静岡県内の「子どもの居場所」が昨年9月時点で201カ所に上り、1年前より6割増加したことが県などの実態調査で分かった。3割の施設が物価高騰の影響があると回答し、一部で食材変更などを余儀なくされた。調査後も食料品などの値上げが進み、県は「さらに多くの施設が影響を受けている可能性がある」とみて支援を強化する。  調査は昨年8月30日~9月16日に県と県社会福祉協議会が実施した。無償か安価で食事を提供する子ども食堂、勉強をサポートする学習支援施設、遊び場を提供する施設などを調べ、9月1日時点で201カ所が活動していた。  市町別にみると静岡市が54カ所で最

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  • ローラーに挟まれ男性死亡 富士の製紙会社

     23日午後7時45分ごろ、富士市久沢の丸井製紙で、作業していた富士市長通、会社員の男性(46)がローラーに挟まれたと119番があった。男性は24日、搬送先の病院で死亡した。富士署などによると、男性はローラーの汚れを取る作業中、右腕を巻き込まれたとみられる。同署が労災事故として原因を調べている。

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  • 5市の園や学校 学級・学年閉鎖 インフルエンザ

     静岡県は24日、小学校とこども園計5施設でインフルエンザに感染したとみられる患者計42人が確認され、学級閉鎖や学年閉鎖を行ったと発表した。  市区町別の施設の患者数は次の通り。  富士市の小学校9人、島田市の小学校9人、焼津市の小学校8人、藤枝市の小学校7人、磐田市のこども園9人。

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  • 富士見中高生徒 屋外で演奏披露 27日、富士・平垣公園

     富士市の富士見中高吹奏楽部による「サロンコンサート」(富士市振興公社主催)が27日午後2時から、同市の平垣公園芝生広場で開かれる。毎年恒例の企画で、同校の生徒が屋外で練習成果を披露する。 入場無料。雨天時は中止する。問い合わせは富士市交流プラザ<電0545(65)5523>へ。

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  • 保護犬や猫、富士で譲渡会 県内外の動物愛護3団体

     静岡県動物保護協会富士地区支部はこのほど、保護犬と保護猫の譲渡会を富士市入山瀬の富士西公園で開いた。  県内外の動物愛護ボランティア3団体が、飼い主のいない犬や猫18匹を持ち寄った。来場者はなでたり名前を呼んだりして触れ合った。スタッフは、狂犬病ワクチンの接種といった注意事項や動物の性格などを伝えた。  ボランティア団体の担当者は「来場者に飼育に関する知識を高めてもらうことを意識して説明した」と話した。  譲渡希望者には、面談や飼育のトライアルを経て後日、正式に譲渡する。

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  • 富士で保育しませんか 84施設 学生向け就職説明会

     富士市内の保育施設などによる学生や高校生向けの合同就職ガイダンス「就職・進学応援フェア~ふじで保育しませんか」(市主催)がこのほど、同市のふじさんめっせで開かれた。 保育園や幼稚園、認定こども園など計84の保育施設がブースを構えた。若手の保育士や幼稚園教諭らが、来場した学生に園の特徴や勤務形態を伝えた。学生は「仕事のやりがいは」「職場選びの際に参考にしたことは」などと積極的に質問した。 高校生年代からの保育人材の掘り起こしを目的に、保育士養成課程がある大学や専門学校のブースも設けた。県社会福祉協議会は保育士資格習得を目指す学生が対象の修学資金貸付制度の説明をした。 市保育幼稚園課の担当者は「

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  • キャンプフェス人気 テントでまったり♪音楽にうっとり 富士山麓で団らん【しずおかアウトドアファン】

     キャンプと音楽を野外で同時に楽しめる「キャンプフェス」が人気だ。豊かな自然に恵まれた県内は、有名アーティストが登場する大型フェスも毎年開かれる。13、14の両日、富士市桑崎の富士山こどもの国を舞台に開かれた「FUJI&SUN’23」(実行委主催)には2日間で延べ約4500人が来場。富士山麓の自然に親しみながら、思い思いに過ごした。  裾野市との市境付近に広がる富士山こどもの国。富士山と愛鷹山の谷間に位置し、普段は親子連れが遊びに訪れる広さ約94・5ヘクタールの広大な都市公園だ。  しかし、この日は趣が違った。比較的平らな芝生の広場に、音楽ライブ用の大型仮設ステージが出現。来場者が

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  • 刃物突き付け脅迫疑い 富士市

     富士署は23日、暴力行為処罰法違反の疑いで、富士市八代町、会社員の男(40)を逮捕した。逮捕容疑は17日午前2時ごろ、容疑者の自宅で富士宮市のパート従業員女性(25)に刃物を突き付けて脅迫した疑い。同署によると2人は知人関係という。

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  • 広島へ派遣 中学生募集 富士市 7月研修

     富士市は7月26、27の両日、市内の中学生を広島市に派遣する平和事業を初めて実施する。参加希望の生徒を6月9日まで募集している。 被爆地での研修を通じて若者に平和の尊さを改めて考えてもらい、市民全体の意識の醸成につなげる狙い。広島で原爆ドームや平和記念資料館を視察し、各学校や平和イベントで感想などを報告する。7月8日と8月2日に事前、事後研修がある。 定員17人。原則として私立を含む市内の中学から1人ずつ。参加無料。希望者は参加申込書に必要事項を記入して各校に提出する。 問い合わせは市シティプロモーション課<電0545(55)2736>へ。

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  • カーシェア、富士に拠点 災害時に迅速貸与へ 南海トラフ地震見据え新設

     被災地で車を無料貸与する日本カーシェアリング協会(宮城県石巻市)は22日、静岡支部を富士市岩淵に新設した。東海地方への進出は初めて。熱海土石流や台風15号の援助で培った静岡県住民との協力関係を生かし、南海トラフ地震を見据え迅速な支援を目指す。  静岡支部には個人や団体から譲り受けた乗用車や軽トラックなど37台を配備した。災害発生時に被災者らに無料で貸し出し、生活再建や災害ごみの搬出などに役立ててもらう。  同協会は2011年、東日本大震災を契機に発足した。その3年後に関東地方などで発生した「平成26年豪雪」以降は、全国で災害が起こるたび、宮城県から車を派遣してきた。本県ではこれまでに熱海市

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  • 雨の富士山麓、降り注ぐ音楽 FUJI&SUN’23 21組熱演

     富士市の富士山こどもの国で13、14の両日、野外フェスティバル「FUJI&SUN’23」(実行委員会主催)が開催された。雨が続く中、2ステージに21組が登場し、熱演を繰り広げた。静岡県内外から延べ約4500人が訪れた。  幕開けのネバー・ヤング・ビーチは、強まる雨の中集まった観客を「猛者」とあおり、キャッチーなギターサウンドで盛り上げた。  折坂悠太は新バンドを率いた。初期曲をギターの残響音を研ぎ澄ませたアレンジに刷新し、新たなサウンドの可能性を提示した。  ハナレグミは土砂降りに見舞われたが、コールアンドレスポンスや手拍子で観客を巻き込み、ダンサブルなステージを展開した。  エ

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  • ホームレス過去最少 静岡県内、1月時点47人

     静岡県はこのほど、県内の河川敷や公園で生活するホームレスが今年1月時点で47人だったと発表した。前年調査から2人減り、2003年の調査開始以降で最も少なかった。  内訳は男性41人、女性3人、不明3人。生活場所は河川が19人で最も多く、都市公園7人、道路3人などだった。市町別は浜松市が最多の17人。富士市8人、沼津市7人、静岡市6人が続いた。  県地域福祉課は「ホームレスの自立を促す支援事業などで減少傾向が続いている」と分析した。新型コロナウイルス感染拡大による大きな影響も見られなかったという。  市町の担当者が公園や路上などを巡回し、目視で確認した。全国のホームレスは383人減の3065人

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  • 楽しい!奥深い囲碁に挑戦 愛好家団体が富士・吉原小で教室

     囲碁の普及と子どもの健全育成を目指す愛好家団体「あすなろ囲碁県連合会」は22日、富士市の吉原小で「囲碁入門教室」を開いた。囲碁未経験の4~6年生16人がルールの基礎を学んだ。  同会のメンバーが黒板を使って、マグネット付きの碁石で打ち方や勝敗の付き方などを伝えた。「開始時に相手に『お願いします』と言おう」とマナーの大切さも説明した。  ルールを学んだ児童は、簡易的に楽しめる「9路盤」を使って友人同士で対局した。5年の男子児童は「よくやる将棋よりも悩んじゃう」と笑みを浮かべた。  同会の渡辺浩事務局長は「囲碁は打ち方の自由度が高く奥深い。小学生の教育にも役立ててほしい」と話した。  県内の小学

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  • 成川(東海大翔洋)雪辱の21秒03/加藤(浜松聖星)大台1メートル70/山城海(浜松北)ツインズ東海へ 静岡県高校総体・陸上

     静岡県高校総体陸上最終日は21日、エコパスタジアムで男女16種目の決勝を行い、男子200メートルは成川倭士(東海大翔洋)が21秒03の好記録で優勝した。女子走り高跳びは加藤那奈美(浜松聖星)が1メートル70を跳んで優勝。男子三段跳びは山城海来(浜松北)が14メートル64で頂点に立った。女子200メートルは小針陽葉(富士市立)が23秒84で制し、短距離2種目を大会新で連覇した。女子3000メートルの沢田結弥(浜松市立)も1500メートルに続き2年連続2冠を手にした。  成川 筋力アップ、進化の2冠 前日100メートルでミス  100メートルの手痛いミスを取り返すように、2年生スプリンターが疾

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  • 手もみ茶「天下富士」味わう 島田・ふじのくに茶の都ミュージアム

     ふじのくに茶の都ミュージアムは21日、明治期に名をはせた「天下一品茶」を再現した手もみ茶「天下富士」を味わう試飲体験会を島田市金谷富士見町の同ミュージアムで開いた。学芸課研究員らの解説を聞きながら、約50人が伝統的な茶の味を楽しんだ。  天下一品茶は1876年に比奈村(現富士市比奈)の野村一郎らが開発した独特の手もみ製法「天下一製法」で作られ、海外でも高く評価されたという。富士市茶手揉(もみ)保存会が2005年から再現を始めて13年によみがえらせ、「天下富士」として技術を継承している。  参加者は一~三煎目の味や香りの違いをはじめ、長さ6センチ以上の鋭い針のような形状の茶葉がひらく様子などを

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  • 広場の花壇整備 苗1500本を植栽 富士の誠信会

     富士市の社会福祉法人誠信会は21日、同市大淵の岩倉広場の花壇を整備する「植花祭」を開いた=写真=。同法人の福祉施設利用者や職員、地域住民ら約400人が参加した。 参加者はスコップで土を掘り、マリーゴールドやシバザクラなど約1500本の苗を次々に植えた。苗が均等な間隔になるよう互いに声をかけ合うなど協力しながら植栽した。 誠信会の長谷川文徳理事長は「地域住民との縁が広がるきっかけになれば」と話した。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となった。

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  • デジタル林業静岡県東部で実証へ ICT活用し生産と流通効率化

     静岡県や県森林組合連合会(県森連)は本年度から、東部地域をモデルに林業の生産、流通の効率化に乗り出す。浜松市天竜区の天竜材が有名な県内林業は“西高東低”とされるが、東部でも伊豆市の中間土場を拠点に木材の安定供給に向けた動きが進む。富士市の合板工場向けに木材の新たな需要が高まり、関係者はデジタル技術で生産現場と市場、工場を円滑に結ぶネットワークの構築を目指す。  県森連が1月に開設した伊豆市大平の中間土場で、伊豆半島の全域から運ばれたスギやヒノキが高く積み上げられていた。以前は生産者が丸太市場に個別出荷していたが、現在は中間土場で品質ごとに仕分けされ、用途に応じて合板工

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  • 4年ぶりミニロボ祭り 静岡市清水区 親子連れでにぎわう

     静岡市清水区の清水マリンターミナルで20日、「第5回ミニロボ祭り」が開かれ、工作や理科好きの親子連れでにぎわった。同区の産業用ロボットメーカーアイエイアイなどでつくる一般社団法人が主催し、会場にミニロボを使ったさまざまな遊びのブースを用意して好評を得た。  新型コロナウイルス感染拡大の影響で今回は4年ぶりの開催となった。ミニロボは子ども向けの組み立て式サッカーロボット。同区の市こどもクリエイティブタウンま・あ・るなどで販売している。合計20のブースが用意され、来場者はミニロボの操作や組み立てを楽しみながら体験した。  メインイベントの静岡市長杯ミニロボサッカー大会には、ボディーを軽量化するな

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  • 橋本(静岡雙葉)V 成長の6メートル05 静岡県高校総体陸上・女子走り幅

     静岡県高校総体陸上は19日、エコパスタジアムで開幕し男女11種目の決勝を行った。女子走り幅跳びは橋本詩音(静岡雙葉)が1本目に6メートル05を跳んで優勝した。400メートルは女子の磯貝唯菜(浜松市立)が55秒97で競り勝ち、男子は大石亮太(浜松開誠館)が47秒86の好記録で制した。  1500メートルは男子の辻本桜寿(浜松開誠館)が3分50秒80の大会新記録をマーク。女子は沢田結弥(浜松市立)が4分25秒52で連覇した。男子110メートル障害は宮本皓寿(浜松市立)が14秒52で優勝。女子100メートル障害は西村ほの夏(浜松市立)が14秒09で頂点に立った。 女子走り幅 大舞台での弱さと決別

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  • 時論(5月20日)「沼津茶」振興 中長期的視点で

     今期の一番茶生産がおおかた終了した静岡県東部。主産地の一つの沼津市などは長年の課題となっている地元産茶の消費拡大に向けた取り組み「沼津茶愛飲運動」を本格的に始める。イベントでの販促や、応援大使に任命した地元とゆかりのある著名人による発信などで需要喚起を目指す。ただ、これで消費が伸びるなら苦労はない。  沼津の茶生産は長年、第1次産業における主産業の一つとして地元を支えてきたが、近年は消費減や取引価格の低迷、生産者の高齢化と逆風だ。生産や流通現場の喫緊の課題に市はどう向き合うのか。沼津茶の消費者の認知度は県内の他産地と比べて高いとは言えない。産地としての独自色を打ち出す努力も欠かせない。  主

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  • 全国のスイマー熱海で力泳 マスターズ水泳短水路大会

     日本マスターズ水泳短水路大会熱海会場(日本マスターズ水泳協会主催)が19日、熱海市のマリンスパあたみで開幕した。全国から集まった18歳から85歳までの276チーム、1071人がエントリーし、21日までさまざまな種目で熱戦を繰り広げる。  新型コロナウイルス禍が落ち着いたこともあり、出場者が昨年より200人増えた。初日は男女800メートル自由形などの長距離種目が行われた。年齢を感じさせない力泳を披露する出場者に家族や仲間が声援を送った。  短水路大会は全国で展開されていて、県内では富士市、浜松市でも開催された。熱海市では全国の水泳愛好者を呼び込んで観光振興につなげようと毎年誘致している。20、

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  • 議長に小池智氏、副議長に小池義氏 富士市議会

     富士市議会は19日の臨時会で正副議長選を行い、議長に小池智明氏(64)=リスペクトふじ=、副議長に小池義治氏(45)=草の根ふじ=をそれぞれ選出した。  小池智明氏(こいけ・としあき)市フライングディスク協会長。5期。今泉  小池義治氏(こいけ・よしはる)元富士中央小PTA会長。4期。青葉町

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  • 委員会構成決まる 富士市議会

     富士市議会は19日、臨時会を開き、正副委員長を決めた後、一般会計補正予算案など6議案を原案通り承認、同意、可決した。 常任、特別の各委員会委員も選出され、議会運営委員会は委員長に太田康彦氏(真政会)、副委員長に鈴木幸司氏(リスペクトふじ)がそれぞれ決まった。 正副議長選(いずれも有効投票数32票)は、議長選では小池智明氏が27票、副議長選は小池義治氏が32票で選ばれた。 常任、特別委員会の正副議長は次の通り(正、副の順)。 【常任委】総務市民 山下いづみ(民主ふじ)望月徹(無会派)▽福祉保健 佐野智昭(心政富士)長谷川祐司(民主ふじ)▽産業教育 井出晴美(凜の会・公明党)吉川隆之(リスペクト

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  • 豊かな色彩 絵画89点 富士で美術協会展

     第75回富士市美術協会展が19日、同市のロゼシアター展示室で始まった。21日まで。 会員ら約60人による計89点。96歳や99歳の会員も水彩画などを出品したほか、会員が指導する中高生らの作品も並ぶ。 洋画は温かな木漏れ日や幻想的な星空などを題材に、豊かな色彩の作品が来場者を楽しませている。日本画はクレマチスやハスなど情緒ある作品がそろう。 午前10時から午後6時まで。最終日は3時まで。

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  • 創立50周年 音色華やか 富士交響吹奏楽団 記念公演第1弾

     富士交響吹奏楽団(平田浩一団長)はこのほど、第99回定期演奏会(静岡新聞社・静岡放送後援)を富士市のロゼシアター大ホールで開き、団員約50人が華やかな音色を響かせた。 第1部は全日本吹奏楽コンクール課題曲のほか、現代吹奏楽の名曲などを取り上げた。第2部のポップスプログラムでは、ディズニーやファンタジー映画などの楽曲を情感豊かに奏でた。 同楽団は1972年に結成し、今回は創立50周年記念公演第1弾との位置づけ。今年11月には100回目となる定演を予定している。

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  • 事業案承認 富士・田子の浦港振興会 12月の視察研修など

     富士市の田子の浦港振興会はこのほど定期総会を開き、2023年度の事業計画案などを承認した。他港湾の整備や利用状況を調査するための視察研修を12月に実施する。  事業計画ではこのほか、港湾と周辺地域の発展に向けた整備促進を国や県に要望することや、港のにぎわい創出を目的とした事業に参画することなどを盛り込んだ。会長の小長井義正市長は「富士山に一番近い安全、安心な港として利活用推進に積極的に取り組みたい」と話した。  港湾周辺の企業や団体の代表者ら約30人が出席した。

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  • 東京、富士の団体幹部共謀か 藤友会系恐喝事件

     指定暴力団山口組系2次団体幹部の男ら4人が、静岡県東部の40代男性から現金を脅し取ったとされる事件で、17日に富士署などに逮捕された容疑者(61)=富士市横割1丁目=は東京に本部を置く山口組系の2次団体の幹部で、他に逮捕された富士市の山口組藤友会系幹部らとは別の組織に所属しながら、恐喝に関与したとみられることが18日、静岡県警への取材で分かった。  静岡県警によると、容疑者は2021年3月下旬、指定暴力団山口組藤友会系幹部の男ら3人=いずれも富士市=と共謀し、市内の飲食店で男性に因縁を付け現金150万円を脅し取った。山口組内での地位や幹部の立場を利用して関与したとみられる。県警などは4容疑者

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  • 富士市議会 議長選2氏届け出 19日投票

     富士市議会は19日に臨時会を開き、正副議長選挙を行う。18日に立候補の届け出が締め切られ、議長選は2氏、副議長選は1氏の出馬が確定した。  議長選は、リスペクトふじの小池智明氏(64)=当選5回=と、真政会の太田康彦氏(68)=同6回=が名乗りを上げた。副議長選に立候補したのは草の根ふじの小池義治氏(45)=同4回=。  小池智氏と小池義氏の推薦人は、リスペクトふじ、草の根ふじ、心政富士、凜の会・公明党、民主ふじの議員が名を連ねた。太田氏は真政会の議員が推薦している。議員の投票による両選挙は、立候補者が1氏でも実施する。  臨時会では議会運営委員や常任委員も決める。

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  • 開通へ事前行事に協力 富士・かりがね橋 期成同盟会総会

     富士、富士宮両市と山梨県南部、身延両町でつくる新々富士川橋(富士川かりがね橋)建設促進期成同盟会は18日、富士市内で総会を開き、2023年度の事業計画などを承認した。 富士川かりがね橋は同市内の東名高速道路北側で建設工事が進み、本年度中の供用開始を予定している。事業計画では、事業促進に向けた関係機関への要望活動のほか、開通式とプレイベントへの協力などを盛り込んだ。 事業主体となる県の担当者が工事の状況や整備の効果などを説明した。富士高書道部の生徒が清書した文字を使う橋名板の製作工程も紹介した。 会長の小長井義正富士市長は「完成が間近に迫っていることを実感する。広く関心を持ってもらう活動を続け

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  • ⚽サッカーは障害の垣根なし J3沼津、子ども対象に大会 放課後デイサービス勤務の浜選手企画

     サッカーJリーグ3部(J3)アスルクラロ沼津はこのほど、障害のある子どもたちを対象にしたサッカー大会を沼津市内で開いた。企画したのはトップチームで活躍するDF浜託巳選手(26)。障害児向けの放課後デイサービスでの勤務をきっかけに「子どもたちに体を動かす楽しさを知ってもらいたい」と、垣根なくサッカーを楽しめる環境づくりを思い描く。  浜選手が富士市の放課後デイサービスで働き始めたのは2022年2月。週に2回ほど通う中で、子どもたちが外で遊ばず、ゲームをしたりユーチューブを見たりする姿を度々目にしたという。身体能力の維持だけでなく体を動かす楽しさを感じる機会を提供したいと考え、自閉症の子ども向

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  • 恐喝未遂の疑いで指定暴力団組員の男を逮捕 下田署

     下田署は17日、恐喝未遂の疑いで富士市中央町1丁目、指定暴力団六代目山口組系組員、無職の男(61)を再逮捕した。再逮捕容疑は3月28日、静岡県東部の60代男性の携帯電話に電話をかけ、「俺はヤクザもまだやっている」「金を返してくんねえか」などと現金を脅し取ろうとした疑い。同署によると、2人は知人関係。容疑を否認している。容疑者は4月27日、富士署に傷害容疑で逮捕されていた。

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  • 150万円恐喝容疑 指定暴力団幹部の男ら4人逮捕

     富士・富士宮両署組織犯罪対策推進本部と静岡県警捜査4課は17日、恐喝の疑いで富士市横割1丁目、指定暴力団山口組系幹部の無職の男(61)=傷害容疑で逮捕=、同市平垣本町、指定暴力団山口組藤友会系幹部の無職の男(52)、同市五貫島、同組員の無職の男(48)、同市蓼原、建築業の男(46)の4容疑者を逮捕した。4人の逮捕容疑は2021年3月下旬、市内の飲食店で、県東部の40代男性に「現役のやくざに囲まれて逃げられると思ってるのか」などと因縁を付け、150万円を脅し取った疑い。

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  • 横領の元課長 懲役7年求刑 地裁富士支部公判

     富士市の食品用素材製造業「日本食品化工」で会社の資金を着服したとして、業務上横領の罪に問われた岡山県倉敷市、同社の元財務課長で仕分け作業員の男(52)の論告求刑公判が17日、静岡地裁富士支部(西沢諒裁判官)で開かれ、検察側は懲役7年を求刑した。  検察は被告が立場を利用して犯行に及んだ悪質性を強調した。ギャンブルや借金返済に充てるため会社の資金に手を付け、発覚しないよう請求書を偽造していたことも指摘した。犯行の被害額は計約1億1590万円に及び、会社への影響など「生じさせた結果は極めて重大。一時的な快楽に溺れ、規範意識が欠如していると言わざるを得ない」と述べた。  弁護側は、被告が事実を認め

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  • 新会長に細沢氏選任 新理事長は油上氏 静岡県ハンドボール協

     静岡県ハンドボール協会はこのほど、役員改選を行い、新会長に細沢覚氏(富士宮市ハンドボール協会)を選任した。理事長には新たに油上智氏(藤枝東高)が就いた。  新役員は次の通り(○は新任)。  会長〇細沢覚(富士宮市ハンドボール協会)▽副会長 〇小池智明(富士市議)▽顧問 〇遠藤健夫(エンチョー)▽理事長 〇油上智(藤枝東高)▽事務局長 牧野貴之(清水桜が丘高)▽事務局 〇井上実奈子(小山高)  【常務理事】総務委員長 田中俊徳(天竜高)▽総務委員 鈴木健一(静清高)小柳津理奈(静岡西高)〇高井翔平(三島北高)▽競技委員長 〇松本匡平(富士宮東高)▽競技委員 田中康暁(県立吉田特別支援学校)筒井

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  • 岩本山見晴らし台に机と椅子 富士ロータリークラブが市に寄贈

     富士市の富士ロータリークラブ(RC)はこのほど、岩本山の見晴らし台に設ける木製のベンチとテーブルのセット1基を市に寄贈した。  ハイキングコース沿いの西側にある見晴らし台に、市との共同事業として設置した。同RCは2021年にも、コース東側にある見晴らし台の2基を贈っている。  新たな1基は実相寺と岩本山公園を結ぶコースの天満天神宮付近に位置し、ベンチに座ると眼下に茶畑が一望できる。贈呈式に参加した池田正明会長は「美しい景色や季節を市民の皆さんに眺めてもらうことには意義がある。ぜひ多くの人に使ってほしい」と話した。  同RCは約50年にわたって、岩本山での植樹や施肥、清掃などの奉仕活動を続けて

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  • 富士高球児 園児に教室 「ボールをよく見て打って」

     富士市の富士高野球部は15日、同市のすみれ認定こども園の園児を同校に招いて野球教室を開いた。高校球児が手本になって野球の基礎を教えた。 競技人口が減少傾向にあることを踏まえ、子どもに野球に触れる機会を増やしつつ地域貢献しようと企画した。部員34人が5歳児22人に投球やバッティングを手ほどきした。部員は「体をひねって投げよう」「ボールをよく見て打って」などと積極的に声をかけた。成功すると拍手をしたり褒めたりして交流を深めた。基礎練習の後には、園児がチームに分かれて、バッティング後に出塁を体験するゲームも楽しんだ。 企画のリーダーを務めた2年の中山誉斗さんは「園児の楽しげなプレーに元気をもらった

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  • 静岡ガス 袋井で営農型発電 静岡県内最大級、ソバ栽培 

     静岡ガスは、農地の上に太陽光パネルを設置して発電する営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)の普及に力を入れている。袋井市で16日、営農型で県内最大規模という発電容量1980キロワット、面積2万5千平方メートルの新施設を開所した。小規模を含め県内10カ所目。地域の再エネ拠点を増やしつつ、耕作放棄地など優良農地ではない土地の有効活用を目指す。  同市岡崎の新施設では、静岡ガス子会社の静岡ガス&パワーが発電事業を運営し、年間発電量は標準家庭約800世帯の年間使用量相当の約240万キロワット時を想定する。  農業生産法人の鈴生(静岡市)が年間収量約1・2トンのソバを生産する計画で、年内に初収穫を予

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  • 全国トップクラスの争いも 静岡県高校総体陸上19日開幕 小針(富士市立)全国3冠へ発進

     静岡県高校総体陸上は19~21日、エコパスタジアムで行われる。地区大会の上位とシード選手が出場し、各種目6位までの選手、チーム(競歩は5位、混成、女子棒高跳び、女子三段跳び、女子ハンマー投げは4位まで)が6月16~18日の東海総体(エコパスタジアム)の出場権を得る。 男子短距離 2年成川(東海大翔洋)今季急成長  【男子】短距離の2年成川倭士(東海大翔洋)が急成長した。今季は100メートルを昨年から0秒36縮め10秒41。200メートルも向かい風2・9メートルで21秒47と好記録を連発している。  110メートル障害は全国トップクラスの争いとなりそうだ。西部大会で宮本皓寿(浜松市立)が今季

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  • わいせつな行為した疑い 富士で23歳の男逮捕

     富士署は16日、強制性交の疑いで、富士市森島、自称飲食店店員の男(23)を逮捕した。逮捕容疑は2月8日、容疑者の自宅で、県西部在住の20代女性にわいせつな行為をした疑い。同署によると2人は知人関係。

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  • 人と貨物列車が衝突 1人死亡 JR東海道線、吉原―富士駅間

     16日午前1時55分ごろ、富士市蓼原のJR東海道線吉原-富士駅間の第1藤間踏切付近で、人が下り貨物列車と衝突して死亡した。富士署が身元や事故の原因を調べている。

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  • 400万円詐取被害 富士の80代女性 通帳やカードも

     富士市の80代無職女性が16日までに、息子をかたる男らに現金400万円と通帳4通、キャッシュカード4枚をだまし取られたと富士署に届け出た。同署が特殊詐欺事件とみて調べている。  同署によると、12日午前10時ごろ、女性宅に息子や郵便局員を名乗る男らから「仕事で機械の送り先を間違えた」「機械を受け取るのに400万円が必要」「通帳とキャッシュカードを貸して」などと電話があった。その後、女性宅付近を訪れた男に現金などを手渡したという。

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  • 富士市議会 モニター募集 22日まで

     富士市議会は22日まで、議会モニターを募集している。本会議や委員会を傍聴し、議会報告会やモニター会議で意見を述べる。 対象は18歳以上の市民で公務員は不可。任期は6月から2025年3月まで。所定の申込書は市役所2階総合案内で受け取れるほか、市議会ウェブサイトからダウンロードできる。問い合わせは議会事務局<電0545(55)2877>へ。

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  • 富士に外国客船初寄港 にぎわい創出の契機に【東部 記者コラム 湧水】

     富士市の田子の浦港に4月、米国企業チャーターの客船「スターブリーズ」が着岸した。1961年の開港以来初めてという外国客船の寄港を一目見ようと、港には多くの周辺住民が訪れ活気づいた。同港には10月にも国内クルーズ客船が発着する予定。東部地域の産業を支える工業港のイメージが強い同港だが、今回の寄港を契機に、周辺のにぎわい創出の役割も果たしてほしい。  2018年、市や商工会議所などでつくる官民組織「田子の浦港客船誘致委員会」が発足し、受け入れ態勢の構築や歓送迎事業の準備を進めてきた。田子の浦港は、港口航路が狭く大型船が入港できないため、受け入れできる客船には制限がある。今回寄港したスターブリーズ

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  • 移住者最高2634人 静岡県内、22年度 18市町が最多更新

     川勝平太知事は15日の定例記者会見で、行政の支援制度を利用して2022年度に静岡県外から県内に移住した人は前年度比41・0%増の2634人で、過去最多を更新したと発表した。最多更新は20年度から3年連続で、県内35市町のうち18市町で過去最高となった。知事は若年層が8割に上ることを強調し、「各地域のきめ細やかな支援の成果が表れた」と評価した。  移住者(世帯主)の年代別では、前年度に引き続いて20~40代が全体の83・6%を占めた。最多は20代で34・3%、30代32・0%、40代17・3%、50代8・7%と続いた。県によると、若年層を中心に地方移住への関心が継続する中でも新型コロナウイルス

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  • 自民5区支部長、富士、小山、三島は細野豪志氏就任に合意

     自民党富士市富士支部と小山町支部は14日、各市町で非公開の会合を開き、空席状態が続く党衆院静岡5区支部長に、党静岡県衆議院支部長の細野豪志衆院議員(静岡5区)が就任することを容認する方針を決めた。近く県連に上申する。既に三島市支部は面会をしない方針を決め、事実上容認する見通し。御殿場市支部は15日に細野氏と面談した。引き続き協議する。  富士市富士支部の会合では、執行委員や分会長ら約20人が細野氏と意見を交わした。出席者によると、支部長として受け入れる条件などを協議し決定に至ったという。石橋広明副支部長は「わだかまりはある程度は取れたと思っている。今後、支部の分会を通じて党員に説明していく」

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  • 体感治安よいまちに 富士署長・楠ケ谷良巳さん【新署長語る】

     -管轄する富士市の印象は。  「企業や人口が多くにぎやかなイメージ。一方、郊外を歩けば山や川、海に囲まれ自然豊かで調和の取れたまちだと思う。若い人から高齢の人までボランティアに参加する積極的な市民が多いのも印象的」  -課題と重点的に取り組みたい施策は。  「高齢者が関連する交通事故や特殊詐欺の防止を強化したい。取り締まりや検挙の徹底に加えて、民間団体などと協力しながら市民一人一人に行き届く啓発活動を行っていく。富士市は高速道路が通っていたり新幹線駅があったりと交通のアクセスが良い。全国的に増加している組織的な強盗などの広域犯罪に警戒したい。地震や噴火をはじめとした災害発生時の対応にも万全

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  • 富士山の麓 音楽にキャンプ...FUJI&SUN、計21組登場

     富士山麓の自然に囲まれて音楽やキャンプが楽しめるフェス「FUJI&SUN’23」(実行委主催)が13日、富士市の富士山こどもの国で開幕した。14日までの2日間で計21組が登場する。  メイン会場の「サンステージ」では、若者の支持を集めるバンドnever young beach(ネバーヤングビーチ)が開幕を飾った。滑らかなメロディーと脱力感のある歌声で会場を和やかなムードに包んだ。EGO-WRAPPIN’(エゴ・ラッピン)やcero(セロ)も会場を沸かせた。木々に囲まれた「ムーンステージ」では、地元のDJらを中心にパフォーマンスを届けた。  観客は体を揺らしたり、歌詞を

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  • 住居侵入や恐喝 富士の男を起訴 地検沼津支部

     静岡地検沼津支部は12日、強盗致傷、住居侵入、恐喝の疑いで逮捕、送検された富士市厚原の男(36)を、住居侵入、恐喝、傷害の罪で静岡地裁沼津支部に起訴した。  起訴状などによると、被告は2022年5月6日から7日にかけて、同市内の男性宅に侵入し、現金8千円を脅し取ったとされる。同13日にも、再び男性宅に侵入して現金3千円を脅し取った上、男性をモーターレンチのようなもので複数回殴り、全治1週間のけがを負わせたとされる。

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  • 19日に臨時会 富士市議会

     富士市議会は12日、会派代表者会議を開き、19日に臨時会を開催することを了承した。正副議長や常任委員などを選任する。 市提出の議案は5件。子育て世帯生活支援特別給付金の支給などに計10億5千万円を追加する2023年度一般会計補正予算案のほか、専決処分の承認などについて協議する。

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  • 合同研修会や活動発表承認 富士市PTA連総会

     富士市PTA連絡協議会は10日、市内で総会を開き、2023年度の事業計画案などを承認した=写真=。各校の役員による合同研修会や、代表校の実践活動発表などを実施する。 小中学校の校長やPTA会長ら約180人が出席した。服部英之会長は「新型コロナ禍ではPTAの在り方が問われた。再び活動が活発になる中、さまざまなアイデアをサポートしていきたい」とあいさつした。 退職校長や退任会長らに感謝状を贈った。

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  • 刀振りかざし鋭い動き 都内グループ 富士で演舞披露

     侍や忍者、試し斬り実演などを披露し日本文化を国内外に発信しているクリエティブグループ「志伝流」(東京都)による演舞が10日、富士市永田町の中央公園で実施された。  同日に同公園の「富士見の広場」に描かれた巨大なフレスコ画の前で「戦う力を平和に」をテーマに演舞を披露した。はかまと着物を着た演者2人が演技に挑み、高く跳びはねたり、刀を鋭く振りかざしたりした。  志伝流の青木朋一代表は「武士道を通して平和を願う活動に取り組んで国際社会に貢献できるように励んでいる。フレスコ画の前でできてうれしい」と話した。

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  • 繊細な手芸作品200点 富士でパッチワーク展 14日まで

     富士市のパッチワーク教室「フレンドシップ」による作品展が14日まで、同市の中央図書館市民ギャラリーで開かれている。講師や生徒が培ってきた繊細な技術を披露している。  ティッシュケースやペットボトルホルダーといった小物から、カーペットなどの大型作品まで約200点が並ぶ。建物や動物を描いたパッチワークを額縁に入れ、絵画のように展示した作品が来場者の目を引いている。  代表の塚本藤代さん(75)は「落ち着いた色の作品が多い。鑑賞して癒やされてほしい」と話した。

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  • 監禁致傷などの疑い 富士署が男逮捕

     富士署は11日、監禁致傷と恐喝未遂の疑いで富士市中島、建設作業員の男(20)を逮捕した。逮捕容疑は2022年10月13日、富士市内を走行する車両内などで、同市の土木作業員の男性(16)に暴行、監禁してけがを負わせた上、市内の駐車場で脅迫して金銭を要求した疑い。同署によると、2人は知人関係。

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  • 平和願う地上絵、富士の麓に完成 巨大フレスコ画 世界的芸術家「手をつなぎ連帯して」【動画あり】

     世界中の大地にフレスコ画を描くフランス人のランドスケープアーティストSAYPE(セイープ)さん(34)が富士市永田町の中央公園で制作を手がけていた巨大作品が10日、完成した。19日に広島で開幕する先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を前に、「手をつなぎ連帯し平和を実現したい」と訴えた。  作品テーマは、パリやドイツのベルリンなどでも制作してきたシリーズ「壁を乗り越えて」。4日から作業に取りかかり、人と人が手を取り合う様子をモチーフに、白黒で縦約25メートル、横約120メートルの大きさに仕上げた。  永遠の象徴と捉えた富士山を起点に構図を考え、片方の腕には新しさや若者を意味するタトゥーを入れ

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  • 医薬品無許可販売 男性に罰金20万円 富士簡裁略式命令

     富士簡裁は10日までに、許可を受けずに医薬品を販売した医療品医療機器法違反の罪で、富士市に住む30代の販売業男性に罰金20万円の略式命令を出した。男性は罰金を既に納付した。  略式命令によると、男性は医薬品販売業の許可を受けるなどせずに2022年1月19日ごろから4月6日ごろまでの間、静岡県内の個人など計3カ所に医薬品の錠剤計20袋を送り、計1万200円で販売した。  男性は今年1月、富士署が同容疑で書類送致し、4月14日に富士区検が富士簡裁に略式起訴した。

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  • 「死の川」にアユ遡上復活 不法投棄 再発危惧の声【サクラエビ異変 母なる富士川 未来につなぐ㊤】

     「死の川」と呼ばれた富士川に、アユが戻ってきた。4月下旬の富士市の四ケ郷えん堤。勢いよく遡上(そじょう)する稚アユを見ようと、解禁を待ちきれぬ太公望が殺到した。「こんな光景は十数年ぶり」。同市五貫島の篠原則尊さん(41)は興奮気味だ。  かつて「尺アユの川」として知られた富士川は異様な濁りで長い間、釣り人の姿が消えていた。「『アユが戻った』と言っても、信じてもらえない」と篠原さん。本流でアユ釣り大会を企画し、川の復活を知らせたいという。  富士川にアユの遡上が本格的に戻った今春、日本三大急流が注ぐ駿河湾奥ではサクラエビが“復活”した。  「春漁初日にこんなに並んだ記

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  • 工業の魅力を若者に ダイワ・エム・ティ社長/和久田恵子氏【サンフロント21懇話会~熱き地域人】

     -新型コロナウイルス禍を経た変化を。  「自動車業界は工場が閉まり、下請け企業の開発や生産も止まってしまった。インターンやセミナーなど採用面で苦しんだ社も多かったと思う。本社もコロナ後に後れをとらないよう、研修やDX、バーチャルの社内見学などに力を注いできた。業界は電気自動車(EV)シフトの大きな変革期だが、本社は外装や成形など従来の主力事業で工程の自動化を一気に加速させている。必要な人材の発掘にもつながった」  -富士市の産業の現状をどう見るか。  「多くの下請けを持つ裾野の広い企業を誘致すると共に、工業系の大学や専門学校の立地が望まれる。コロナ禍は人材確保を難しくした。プログラミングや

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  • 正しい薬の使用法説明 富士・吉原高で薬学講座

     富士市の吉原高は8日、薬学講座を同校で開いた。全校生徒が正しい薬の使用法について学んだ。  学校薬剤師の三浦正継さんと富士署生活安全課の落合亮介さんが講師を務めた。三浦さんは、自分の健康に責任を持って薬を使用する「セルフメディケーション」の姿勢を伝え、「自己判断で使わず医師や薬剤師に相談しよう」と呼びかけた。花粉症の治療法も紹介。体内にアレルゲンを少しずつ投与し体質を改善する「舌下免疫療法」の説明をした。  落合さんは、大麻や覚醒剤が心身に与える悪影響について伝えた。

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  • 富士で制作中のフレスコ画 10日完成へ 9日予定も雨で作業延長

     富士市永田町の中央公園で、大地に巨大なフレスコ画を描くランドスケープアーティストのSAYPE(セイープ)さんによる作品制作は、10日に完成する見通しとなった。  4日に始まった作業は、当初9日の完成予定としていたが、雨天が続いたため遅れた。

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  • ⚽静岡学園中心にV争い 静岡県高校総体男子サッカー 13日開幕

     静岡県高校総体の男子サッカーの組み合わせが8日、決まった。13日に開幕し、東中西各地区大会を勝ち上がった30校に、プレミアリーグ西地区の静岡学園とプリンスリーグ東海の4校を加えた計35校が全国切符を懸け、トーナメント戦を行う。 ※画像タップで拡大してご覧になれます  プレミアリーグ西地区で首位を走る静岡学園はリーグの試合日程の関係で準々決勝からの登場。攻撃陣が好調で、ドリブルとショートパスで仕掛ける伝統のスタイルを貫く。県新人大会は準優勝に終わったが、今年もタレント豊富で各校が打倒静学に意欲を燃やす。  対抗馬に挙がるのはシード校のプリンス勢。藤枝明誠と浜松開誠館はリーグ戦第6節を終え

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  • 最大会派はリスペクトふじ 富士市議会

     富士市議会の新たな会派構成が8日、決定した。会派数は5から6に増え、最大会派は6人で構成するリスペクトふじになった。 自民党籍を持つ議員ら10人の旧新政富士、労組系を含む8人の旧民主連合に所属した議員はそれぞれ複数の会派に分かれた。新人の3人など5人が無会派になった。 新たな会派は次の通り(〇は代表)。 【リスペクトふじ】〇一条義浩、小池智明、鈴木幸司、植松光徳、吉川隆之、新家大輔 【心政富士】〇下田良秀、川窪吉男、佐野智昭、藤田哲哉、荻田丈仁 【凜の会・公明党】〇望月昇、高橋正典、井出晴美、萩野基行 【民主ふじ】〇山下いづみ、長谷川祐司、杉山諭、佐藤菊乃 【草の根ふじ】〇笠井浩、関明美、小

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  • 富士・元吉原中生が田植え 木枠使い丁寧に

     富士市の元吉原中は8日、田植え体験学習を同市大野新田の田んぼで行った。生徒18人が地元農家の指導を受けながら農作業に熱中した。  生徒は、植える位置の目印になる道具「木枠(きわく)」を使いながら、約400平方メートルの田んぼに苗を次々と植えた。ぬかるむ泥に足を取られそうになる場面もあったが、友達と体を支え合いながら約1時間半かけて作業した。  地元農家やJAふじ伊豆の協力で、総合学習の一環として毎年実施している。

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  • 「旧稲垣家住宅」で工芸展示・体験 型染めや木彫り 富士、20日から

     富士市内の工芸団体による展示・体験イベント「かやぶき農家の工芸まつり」が20日から、同市の広見公園内の県指定有形文化財「旧稲垣家住宅」で開かれる。6月11日まで。 型染め、木彫りなど5団体が、会期を分けて作品を紹介する。27日は陶芸、6月4日は和紙、同10、11両日は竹を使った作品づくりが楽しめる。 午前10時から午後4時まで。和紙の体験会は午後1時で終了する。問い合わせは富士山かぐや姫ミュージアム<電0545(21)3380>へ。

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  • 細野氏 静岡県連大会出席へ 自民5区代表会議 支部長問題、面会し検討

     自民党衆院静岡5区支部代表者会議が7日、三島市内で開かれた。5区支部を構成する6市町支部の代表者は、2021年11月に入党した党静岡県衆議院支部長の細野豪志衆院議員(静岡5区)が、5月29日の党県連大会に出席することを了承した。空席状態が続く5区支部長については、2市町支部が細野氏就任に賛同、4市町支部は細野氏と直接、意見交換して検討することを決めた。城内実県連会長は同大会までに各支部の意向を確認した上で、一定の方向性を示す方針を明らかにした。  会議は非公開。細野氏の県連大会出席を巡っては、22年の大会に一部の県議らが細野氏出席を模索したものの、県連内部の反発もあって実現しなかった経緯があ

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  • 地域おこし隊に石井さん 伊豆市委嘱 「自転車の魅力発信」

     伊豆市はこのほど、都市地域から過疎地域に移住して地域活性化に取り組む市地域おこし協力隊に石井駿平さん(26)を委嘱した。任期は最長3年間で、サイクルスポーツイベントの企画や運営、情報発信に取り組む。  石井さんは富士市が拠点のプロサイクリングチーム「レバンテフジ静岡」に所属し、プロ選手として活動していた時に同協力隊の募集要項を目にした。当時、同市内で自転車競技に携わっていたことや、鹿児島県の大学に在学していた当時、地域に密着した活動をしてきたことから、それぞれにもう一度チャレンジしてみたいと思い応募した。「市や地域の人と協力しながら伊豆と自転車の魅力を発信したい。子どもたちの教育と自転車をつ

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  • 静岡県高校将棋 東部男子個人戦 片岡さん(沼津東1年)優勝 上位10人 県大会へ-三島

     第54回県高校将棋選手権大会(県高校文化連盟、静岡新聞社・静岡放送など主催)の東部地区大会2日目は7日、三島市の日大三島高で男子個人戦を行った。沼津東1年の片岡賢佑さんが優勝した。  11校から84人が出場し、トーナメント戦で真剣勝負を繰り広げた。上位10人が県大会出場権を獲得した。  県大会出場者は次の通り。  ②勝又諒介(日大三島2)③小宮山颯太(富士見3)④小倉伸之輔(富士3)⑤井手響介(富士市立3)⑥河野賢司(富士3)⑦関戸祐太(沼津東2)⑧谷口拓海(伊豆伊東3)⑨皆川育実(富士見3)⑩亀山草憲(富士見1)  

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  • 地域活性化へ連携 富士信金と県中小同友会

     富士信用金庫と県中小企業家同友会はこのほど、包括連携協定を締結し、富士市の同金庫で調印式を行った。 中小企業が抱える経営上の課題を解決し、各社の発展と地域経済の活性化を後押しする。中小企業への情報提供をはじめ、互いの研修への参加や講師の派遣、企業からの相談への対応などで協力する。同金庫の浅見祐司理事長と同会の簑威頼代表理事が調印書を交わした。 同会は三島、富士宮、沼津などの各信金と同様の協定を結んでいて、今回が県内6例目。 

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  • 色紙で工作熱中 富士

     紙皿を使って皿回しのおもちゃを作るワークショップが6日、富士市の「ふじ・紙のアートミュージアム」で開かれた。造形作家のあしざわまさひとさん(同市石坂)が講師を務め、小学生らが工作に熱中した。 子どもたちは、花形のおもちゃを製作。色紙を花弁の形に切って、紙皿に貼り付けていった。茎となる持ち手には、割り箸を使用し、葉を模した紙を付けた。あしざわさんは「色紙の色使いを考えよう」「花弁の大きさを変えてみて」などとアドバイスし、自由な発想を促した。おもちゃが完成すると子どもたちは、友達と皿回しの回転数を競い合うなどして楽しんだ。参加した丘小4年の堤あさひさんは「アイデア通りのかわいい花が作れてうれしい

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  • 大道芸などステージ盛り上げ 富士 ゲームコーナーや物販も

     富士、富士宮両市の団体などによるステージパフォーマンスが楽しめる「エンジョイフェスティバル」がこのほど、富士市中野の法蔵寺で開かれた。 大道芸集団やチアリーディングの小中学生グループなど4団体がステージに上がり、訪れた家族連れらを楽しませた。射的のゲームコーナーやキッチンカー、手づくり品の物販なども並んだ。 主催した太鼓演奏グループ「鼓ラボ」の原口蓮代表(24)は「コロナ禍で楽しみが少なかった子どもたちに思い出を届けたい」と話した。 

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  • 体験型アートなど プロアマ28人 富士で作品展

     富士・富士宮両市にゆかりのあるプロ、アマチュア芸術家らによる作品展「モモクリテン」が7日まで、富士市のロゼシアターで開かれている。  年齢や肩書を問わずに、芸術に関心のある人から参加者を募集。小学生から50代までの28人が、絵画や衣装など多様な作品を寄せた。「体験型アート」をテーマに活動する造形作家あしざわまさひとさん(富士市石坂)は、「鳥獣戯画」をモチーフにした立体作品を制作。来場者はカエルのかぶり物を装着して、写真撮影を楽しめる。  同展事務局の担当者は「参加のハードルが低いからこそ充実の内容になっている」と来場を呼びかけた。

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  • 富士見AがV 静岡県高校将棋 東部地区男子団体

     第54回静岡県高校将棋選手権大会(県高校文化連盟、静岡新聞社・静岡放送など主催)の東部地区大会が6日、三島市の日大三島高で始まった。初日の男子団体戦は、富士見A(小宮山颯太、小林修士、亀山草憲)が優勝した。  9校15チームがトーナメント戦に臨み、盤上で熱戦を繰り広げた。上位5チームが県大会に進む。7日には男子個人戦が行われる。  このほか、県大会に出場するのは次の通り。  ②沼津東(関戸祐太、宮根健宏、片岡賢佑)③日大三島(勝又諒介、室伏奏翔、河本龍青)④星陵(後藤秀明、鈴木森羅、芹沢和幹)⑤富士市立A(井手響介、神田翔哉、松下圭梧)

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  • きょうの富士山 5月6日午前7時45分ごろ

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  • 車と衝突、オートバイの男性死亡 富士市大淵の県道

     5日午前3時40分ごろ、富士市大淵の県道で、富士宮市宮原、会社員の男性(45)の軽乗用車と、富士市今泉、店員の男性(65)のオートバイが衝突した。店員の男性(65)は頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。富士署が事故原因を調べている。

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  • 富士山の自然 保全へ2000本植樹 富士市

     富士市はこのほど、同市大淵の市有林にブナやケヤキ、コナラなど約2千本を植樹した。富士山麓の自然環境保全のため、市民らが汗を流した。 家族連れや地元企業の社員、市職員など約400人が参加。協力しながら、約1万平方メートルにわたってスコップで地面を掘り、苗木を次々に植えていった。 同事業は今年で30回目。市環境保全課の担当者は「木は地下に水を蓄える重要な役割を果たしている。今後も継続し、富士山の豊かな自然を守りたい」と話した。

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  • 昔ながらの遊びに挑戦 富士・青葉台小で「こども祭り」

     小学生らが昔ながらの遊びを体験する「青葉のこども祭り」がこどもの日の5日、富士市の青葉台小グラウンドで開かれた。 同校に通う児童や家族約500人が訪れ、けん玉やお手玉、竹とんぼなど15種類の遊びに挑戦した。地域住民が手本を見せたり、こつを教えたりしてサポートした。 竹馬で遊んだ同校6年の秋山竜聖さんは「友達と乗っていられる時間を競えて楽しかった」と笑顔を見せた。 会場には約60匹のこいのぼりが設置された。クレープやハンバーガーなどのキッチンカーも並んだ。 青葉台地区福祉推進会が初開催した。吉田裕幸会長は「コロナでイベントが制限されていた分、これから地域の交流を活発にしていきたい」と話した。

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  • 平和の地上絵、富士で制作中 世界的芸術家がフレスコ画 9日お披露目へ

     大地に巨大なフレスコ画を描くランドスケープアーティストとして、世界を舞台に活躍するフランス出身のSAYPE(セイープ)さん(34)が4日、富士市永田町の中央公園で作品制作を始めた。平和を願い、紛争や衝突を対話で解決することを目指す団体「UNITED VOICES PROJECT(ユナイテッド・ボイセズ・プロジェクト)」が主催した。  セイープさんは同団体と協力し、19日から広島で開催される先進7カ国首脳会議に合わせ、4月末から「日本ツアー」に挑戦している。沖縄と長崎で作品を制作した後、日本を象徴する富士山が見え、核兵器廃絶平和都市宣言を行っている富士市を3カ所目の作品制作の場に選んだ。  作

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  • 色鮮やかなバラ見頃 ライトアップ 富士市の中央公園、7日にまつりも

     富士市の中央公園でバラが見頃を迎えた。愛好家団体「富士ばら会」が手入れする公園西側のバラ園では、14日までの予定でライトアップを実施し、光に照らされた鮮やかな姿が楽しめる。  同公園のバラは約1800本。赤や黄色、オレンジなどの花が咲き誇り、来園者が華やかな香りの中を散策している。地元オリジナルの品種「かぐや富士」は白い花を咲かせている。  公園を管理する市振興公社の担当者は「今年は暖かくて開花が早く、大型連休中がお薦め。バラ園のアーチから見える富士山もぜひ眺めてほしい」と話す。同所では7日、「富士ばらまつり」が開かれる。  ライトアップは新型コロナの影響で4年ぶり。日没から午後10時まで。

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  • 無免許で3人に衝突の疑い 富士署が男逮捕

     富士署は4日、道交法違反(無免許運転、安全運転義務違反)の疑いで、富士市中野、自称会社員の男(42)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前9時ごろ、富士市内で軽乗用車を無免許運転し、同市のコンビニ店駐車場で富士宮市のパート従業員(41)ら女性3人にぶつかった疑い。けが人はいなかった。同署によると3人は駐車場の車止めに、車側に背を向けて座っていて、容疑者は後ろ向きで駐車しようとしたとみられる。

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  • 女子児童 富士でミニバス熱戦 静岡県内外20チーム参加

     女子小学生のミニバスケットボールチームが交流する「薫風つつじ杯ミニバス招待大会」(静岡新聞社・静岡放送後援)が4日、富士市の富士川体育館で始まった。県内外20チームが5日まで、熱戦を展開する。  初日は3チームずつのブロックに分かれてリーグ戦を行った。選手は仲間や保護者らの声援を受けながら、ゴールを目指した。シュートを決めたり、華麗なドリブルが成功したりすると、コートの周りから拍手が湧き上がった。  大会は静岡市清水区の「辻江尻ミニバスケットボールクラブ」が主催し、今年で27回目を迎えた。最終日は順位決定戦を行う。

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  • 富士山×茶畑 絶景パチリ 富士・大淵笹場「お茶まつり」盛況

     富士市大淵の大淵笹場で3日、地元特産の茶をPRする「おおぶちお茶まつり」(大淵地区まちづくり協議会主催)が開かれた。富士山直下の茶畑に地元小中高校生らが扮(ふん)する茶娘が登場して撮影会を行った。本県を象徴する絶景を求め、県内外の写真愛好家が詰めかけた。  約2.8平方キロの茶畑が広がる大淵笹場は、人工物がほとんどない人気の撮影スポット。カメラマンは青空の下、くっきりと姿を見せた富士山と新芽輝く茶畑のバランスに気を配り、最高の1枚を求めて盛んにシャッターを切った。  写真クラブの仲間と訪れた大竹三代治さん(76)=御前崎市佐倉=は「素晴らしい景色。心が落ち着く」と笑顔を見せた。まつりは4年ぶ

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  • 高瀬、金丸 1600リレーで“レジェンド”対決 陸上・静岡国際

     陸上の日本グランプリシリーズ第6戦、第38回静岡国際陸上競技大会(静岡陸上競技協会主催、静岡新聞社など共催)は3日、エコパスタジアムで男女12種目を行った。男子オープン種目の1600メートルリレーで、日本選手権400メートル11連覇の金丸祐三ら1987年生まれの元トップ選手をそろえた「金丸世代」(大阪)が3分17秒93でマスターズM35(35~39歳)日本新記録をマークした。 大会ムード盛り上げ  男子短距離で五輪2大会を経験し、2021年に引退した高瀬慧=富士通、静岡西高出=が、1600メートルリレー(オープン種目)に1988年世代の「静岡チーム」で出場。400メートル日本選手権11連覇の

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  • 飯塚 男子200メートル3連覇ならず 陸上・静岡国際

     陸上の日本グランプリシリーズ第6戦、第38回静岡国際陸上競技大会(静岡陸上競技協会主催、静岡新聞社など共催)は3日、エコパスタジアムで男女12種目を行い、男子200メートルで3連覇を狙った飯塚翔太(ミズノ、藤枝明誠高出)は20秒45(追い風参考)で5位だった。 「失敗」でも若手から刺激  地元3連覇はならなかった。男子200メートルの飯塚は若手に先着を許して5位。それでも「今日はみんな速かった。モチベーションが上がった」と結果を前向きに捉えた。  優勝を狙った決勝は前半80メートルまでに、脚の回転や地面を踏み込む強度を上げすぎたという。混戦ながら上位でコーナーを抜けたが、余力はなかった。後半

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  • 女子200小針(富士市立高)4位 高校歴代3位 予選23秒52 陸上・静岡国際

     陸上の日本グランプリシリーズ第6戦、第38回静岡国際陸上競技大会(静岡陸上競技協会主催、静岡新聞社など共催)は3日、エコパスタジアムで男女12種目を行い、女子200メートルは予選で日本高校歴代3位の23秒52をマークした小針陽葉(富士市立高)が、決勝も23秒85の好記録で4位に入った。男子200メートルで3連覇を狙った飯塚翔太(ミズノ、藤枝明誠高出)は20秒45(追い風参考)で5位だった。  その他の県勢は、女子400メートルで岩田優奈(スズキAC)が54秒16の3位、臼井千晴(静岡雙葉高)が54秒97の7位に入った。女子走り幅跳びの橋本詩音(静岡雙葉高)も5メートル98(追い風参考)で8位

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  • 護憲派/9条生かそう 改憲派/自衛隊、戦力に 憲法記念日に静岡県内で集会

     憲法記念日の3日、静岡県内で護憲派と改憲派の集会が開かれた。それぞれに元自衛官らが登壇し、憲法9条や自衛隊のあり方で参加者と意見を交わした。  静岡市葵区では県憲法会議が市民の集いを開いた。主催者代表で県労働組合評議会の菊池仁議長は政府が閣議決定した安保関連3文書に触れ「9条に反する重大な方針転換。国会を通さず決めたことは大きな問題」と批判。「日本の憲法は過去の戦争の反省に基づいた国民の決意が込められたもの。生かす取り組みが必要」とした。  海上自衛隊に27年務め、依願退職して農家となった形川健一さん(54)が講演し、退職の経緯を振り返りつつ、「自衛隊は軍隊じゃない。災害派遣隊にすれば良い」

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  • 5区支部長に細野氏 議論へ 一部の自民県議推す 古参、反発根強く

     4月の統一地方選と衆参5補欠選挙を終え、静岡県内の自民党関係者の間では5月の大型連休を前後して、“空席”の衆院静岡5区支部長ポストを巡る動きが活発化しそうだ。2021年11月に自民入りした細野豪志衆院議員(静岡5区)を推し、5月末の党県連大会で支部長就任を求める声が県議の一部から上がる一方、旧民主党時代から細野氏と戦ってきた地元支部の古参党員らの反発は根強い。統一地方選前半戦の県議選では細野氏との距離を巡って自民系同士が争った選挙区があり、5区支部長問題は支部分裂や党員の離党を招く恐れもある。  「自民党入り、県連入りに道筋をつけていただいた恩がある。何があっても一緒

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  • ウルトラトレイルマウントフジ 富士山麓160キロを激走 国内外から2400人【しずおかアウトドアファン】

     静岡、山梨両県にまたがる富士山周辺の山野を走るトレイルランニング大会「ウルトラトレイルマウントフジ」(実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が4月21~23日の3日間にわたって行われた。「FUJI(フジ)」部門のコース延長は実に164・7キロ。4年ぶりの参加となった海外在住選手を含む約2400人が熱い戦いを繰り広げた。  FUJIは富士市の「富士山こどもの国」を21日午後に出発し、山梨県富士吉田市にある「富士急ハイランドコニファーフォレスト」のゴールを目指した。静岡県側では雄大な富士山を横目に山麓の林間地域を通過すると、富士山の西側に位置する天子山地の天子ケ岳(富士宮市、標高1330メートル

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  • 越前岳(裾野市、富士市) 迫力の富士山、火口眼前【山ある記】

     愛鷹山塊の最高峰、越前岳(1504メートル)に最短登山ができる裾野市の十里木高原駐車場にはトイレと靴の洗い場もあり、週末は早朝から混雑している。展望台まで階段状の道があるが、土が流されて崩れた箇所が多く、西側のススキの草原からの道がお薦め。展望台からは迫力のある宝永火口を抱えた富士山が目の前に迫る。登山道から振り返れば、この景色は最大の魅力だ。  クマザサの緩い傾斜を登り、電波塔を過ぎてベンチのある馬の背見晴台に着く。6月ごろには、登山道の左右に富士箱根の固有種で鮮やかなピンク色のサンショウバラが見られる。  馬の背からは樹林の傾斜のある登山道で、足元は滑りやすく木の根も出ているので注意が必

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  • 菜の花迷路出現 富士市大淵 園児がゴール目指して挑戦

     富士市大淵の約3千平方メートルの遊休農地に菜の花迷路が現れ、富士宮市の杉田幼稚園の年長、年中児47人が1日、迷路の攻略に挑んだ。  園児は高さ2メートルほどの菜の花の壁を見上げて出口の方角を確認し、2人一組で手をつないで進路を決めながら進んだ。最短5分足らずで出口を見つけると「ゴールだ」と勢いよく走り抜けた。迷路の中で立ち止まり、黄色く咲いた花をじっくりと観察する園児もいた。菅谷芽生ちゃん(5)は「いっぱい咲いていてきれいだった」と喜んだ。  迷路は遊休農地を管理する住民団体「次郎長ネットワーククラブ」が整備した。遊休農地活用策として2017年からヒマワリ畑を作っていて、緑肥作りを目的に今季

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  • ROTH BART BARON/三船雅也 ステージは大きな楽器 FUJI&SUN’23

     13、14日、富士山の麓でキャンプをしながら楽しめる野外音楽フェスティバル「FUJI&SUN’23」。2日間で20組が出演する。2日目は、シンガー・ソングライター三船雅也が率いるインディーロックバンド「ROTHBARTBARON(ロット・バルト・バロン)」で幕開け。昨年に続いて2度目の出演となる三船に、抱負を聞いた。  昨秋、最新アルバム「HOWL」を発表し、3月に全国ツアーを終えたばかり。フォーク音楽をルーツに、反復がもたらす高揚感と現代的なエレクトロニックサウンドが共鳴したアンサンブルが高評価を受ける。  「昨年の『FUJI&SUN』は霧に包まれた幻想的な雰囲気の中での演奏で

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  • 「うさぎのみみっく!!」 ボカロPと初アルバム 井出ちよの(富士出身)所属

     富士市出身のアイドル井出ちよの(21)が所属する4人組「うさぎのみみっく!!」が初アルバム「ムーンライトストリート」を発表した。音声合成ソフトを使って楽曲を発表する「ボカロP」のInagi[いなぎ]が、多様な音楽スタイルを駆使したポップな10曲を提供。軽やかさと深さが同居する作品に仕上がった。  富士山のご当地アイドルプロジェクト「3776[みななろ]」のメンバーとしても活動する井出。「うさぎの―」には2018年に加わった。メンバー変更を乗り越えて、ようやく初アルバム発表にたどり着いた。  「『うさぎの―』は、かわいさにパラメーターを振っている。3776とはコンセプト、楽曲が全然違っていて、

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  • 暴力団幹部に中止命令 富士署

     富士署と県警捜査4課は1日、暴力団対策法に基づき、指定暴力団山口組藤友会系の幹部で理容師の男(32)=富士市柚木=に中止命令を出した。同署によると、男は2月下旬、県東部の20代男性から請求された自動車の修理代金などの支払いを暴力団の威力を示して不当に免れようとしたとされる。男は4月11日に監禁容疑で同署などに逮捕された。

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  • 岡崎さん(静岡市葵区)篆刻全国展で最高賞

     兵庫県で31日から6月4日まで開催される「第39回日本篆刻(てんこく)展」(日本篆刻家協会主催)で、静岡市葵区の岡崎英雅さん(63)が最高賞の「梅舒適(ばいじょてき)賞」を受賞した。静岡県内の最高賞受賞は2019年(第35回)の名倉克彦さん(浜松市天竜区)以来。  同協会によると、全国から643点の応募があったという。岡崎さんの作品は、無心の境地を表した漢詩を、赤く細い字体が特徴の「円朱文」を使い仕上げた。岡崎さんは「受賞はまさか。大きな賞をいただき大変光栄」と喜んだ。指導する同市駿河区の黄教奇さん(72)は「長年真面目に研究してきた成果が花開き最高の栄誉に輝いた」と教え子の快挙をたたえた。

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  • バリアフリー化完了祝う 富士・吉原まちづくりセンター

     富士市の吉原まちづくりセンターのバリアフリー化に向けた改修工事がこのほど、終了した。同所で30日、開所式が行われ、関係者が地域の発展へ気持ちを新たにした。 昨年8月に着工した。高齢者や車いすの利用者に配慮し、エレベーターの設置や段差の解消を行った。外装を塗り直し、壁紙を張り替えたほか、電気・空調設備も新調した。 開所式で、吉原地区まちづくり協議会の藤田嗣会長は「地区の発展に向けて活用していきたい」とあいさつした。小長井義正市長は「多様な活動の拠点になってほしい」と話した。 

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  • 富士山の表情など 愛好家の写真37点 富士で展覧会

     富士市の写真愛好家を中心につくる「写真友の会」の展覧会が富士市の道の駅「富士川楽座」のフジヤマギャラリーで始まった。7日まで。  富士山や近隣地域の風景を撮影した計37点を展示。富士山はかさ雲をかぶる様子や夕陽に染まった幻想的な姿のほか、桜やサルスベリの花を写し込んだり、新幹線や渡し船と組み合わせたりした作品もある。風景写真はカワセミの躍動的な瞬間や豪快な花火を写した作品が並ぶ。  同会は2002年に設立。現在は女性2人を含む計13人が参加し、年1回の展覧会で腕を競っている。  展覧会は午前10時から午後5時まで。最終日は4時まで。問い合わせは米倉さん<電090(5874)5203>へ。

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  • ⚾聖隷完勝 富士市立に5-1 春季高校野球静岡県大会3回戦

     第70回春季高校野球静岡県大会は29日、草薙、清水庵原、あしたか、浜松の4球場で3回戦8試合を行った。日大三島、聖隷クリストファー、静岡、常葉大菊川、藤枝明誠、加藤学園、浜松開誠館、掛川西が今夏の全国選手権静岡大会のシード権を獲得した。  【評】序盤にリードを広げた聖隷クリストファーが富士市立を下した。  聖隷は初回2死三塁から山崎が先制二塁打。二回2死三塁で曽布川が左前打を放った。五回無死二、三塁で堀内が2点適時打を放ち、八回は2死二塁で山内が左前打を放ち5点目。  富士市立は相手の継投の前に4安打に抑え込まれ、七回に1点を返すにとどまった。  ▽3回戦(浜松第2試合) 聖隷クリストファ

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  • 富士「桜えびひつまぶし定食」 春の味 食べ方変えサクサク【道の駅 食探訪⑲】

     静岡県内で初めて「道の駅」に登録された富士市の国道1号富士由比バイパス沿いに立つ「富士」。2019年にリニューアルし、地元物産が充実した。県内外でそば店を展開する「鐘庵」が営む「富士山おふくろ食堂」は、駿河湾のサクラエビを使ったメニューを提供している。  中でも「桜えびひつまぶし定食」は、春漁まっただ中のサクラエビをさまざまに食せると好評だ。衣をごく薄くまとわせて揚げたエビと削りたての焼津産のかつお節がたっぷりのったご飯。口に運ぶと素材の甘みと風味が広がる。ご飯を4等分にし、まずはそのまま、2杯目はたれ入りの温玉をかけて、3杯目は薬味とだし汁で、最後は好みの食べ方で堪能するのがお勧めという。

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  • 「奉仕や交流 大きな価値」 富士、悠容ク連が総会

     富士市内の老人クラブでつくる悠容クラブ連合会の総会が27日、市消防防災庁舎で開かれ、2023年度の事業計画などを承認した。伊豆方面へのウオーキング事業のほか、清掃や演芸大会などを継続して実施する。 現在の会員は全65の単位クラブで2476人。会長のなり手不足から活動を休止するクラブもあるなど減少傾向が続き、昨年からは約500人減った。大原孝次会長は「健康寿命を延ばすための奉仕や交流は大きな価値がある。引き続き会員増加を掲げ、多くの人に事業に参加してほしい」と呼びかけた。 単位クラブの役員を長年勤めた功労者や会員を増やしたクラブを表彰した。

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  • 書作と陶芸 師弟が二人展 30日まで富士

     富士市の書家高橋三洲さんと、同市の陶芸家川崎松風さんの二人展が28日、富士市のロゼシアター特別展示室で始まった=写真=。30日まで。  2人は書道の師弟関係。高橋さんは宮沢賢治の詩や小林一茶の俳句など書いた色紙など約70点を出品した。川崎さんは名古屋市で開催中の東海伝統工芸展で大鉢が入選。二人展では花を描いた黄瀬戸の皿や、水差し、茶わんなど約100点を展示している。午前10時から午後5時まで。最終日は3時半まで。

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  • ⚾29日に3回戦 春季高校野球静岡県大会

     第70回春季高校野球静岡県大会第3日は29日、草薙、清水庵原、あしたか、浜松の4球場で3回戦8試合を行い、夏のシード校が決まる。静岡-知徳、常葉大菊川-御殿場西などの注目カードが予定されている。  知徳は原田、小船ら投手陣の状態が良い。静岡は主戦中野の復調が鍵になりそうだ。常葉大菊川は選抜で登板のなかった右腕内藤が静清打線を完封し、選手層の厚さを示した。初戦で完封勝ちした御殿場西の主戦竹上も制球が安定している。昨秋県準優勝の常葉大橘をコールドで破った掛川西と、個々の能力がある東海大翔洋の対決も楽しみだ。  掛川東、静岡商と実力校を連破した韮山は、昨年春夏甲子園の日大三島に挑戦する。藤枝明誠は

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  • 春の褒章 喜びの静岡県内関係受章者

     2023年春の褒章受章者(29日発令)が発表された。県内関係は9人。業務に精励した人に贈られる黄綬褒章が1人、公共的な職務に貢献した人に授与される藍綬褒章が8人だった。受章者が喜びを語った。 黄綬 業務精励(宅地建物取引業) 渡辺照芳(わたなべ・てるよし)さん 幸福の「すみか」提供 渡辺照芳さん  1971年に亡父と「住起産業」(三島市)を設立した。時代が望む住宅を約50年間、提供し続けた末の栄誉に「従業員や家族、お客さんの全てがあってこそ」と感謝する。  建設業から始まり、時代のニーズに合わせ、宅地造成開発やマンション事業にも進出した。一貫してこだわったのは、雨露をしのぐだけでは

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  • 強盗傷人の疑い、少年2人逮捕 富士署

     富士署と県警人身安全少年課は27日、強盗傷人の疑いで、いずれも静岡市葵区の14歳と15歳の中学生の少年を逮捕した。2人の逮捕容疑は共謀の上で3月下旬、富士市内の公園で、県東部の男子中学生(14)に刃物を突きつけて現金を要求し、腹を殴るなどの暴行を加えてけがをさせた疑い。

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  • コロナ患者搬送に静岡県が車検切れ車両 1度使用

     静岡県は27日、新型コロナウイルス患者の搬送用の車両1台を車検切れの状態で1度使用したと発表した。  企業から借り受けた車両で、4月10日が車検満了日だったが、搬送業務の委託先職員が12日、富士市内で34キロ走行した。新型コロナ対策企画課は原因について「借用車両についての運行管理者が明確でなかった」としている。  同様に借り受けている車両は県内に約10台あり、車検満了日についてのチェックは全て済んでいるという。借用期間はいずれも5月7日まで。

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  • 傷害の疑いで暴力団幹部ら逮捕 富士署

     富士署と県警捜査4課は27日、傷害の疑いで、富士市生まれ、住所不定、指定暴力団山口組系幹部の無職の男(61)、同市中央町1丁目、指定暴力団山口組系組員の無職の男(61)の両容疑者を逮捕した。2人の逮捕容疑は21日午後11時ごろ、同市内の飲食店で、県東部の40代男性の顔を殴る暴行を加え、顔面打撲のけがをさせた疑い。同署は何らかのトラブルがあったとみて調べている。

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  • 車で3人死傷 運転者在宅起訴 静岡地検富士支部

     静岡地検富士支部は27日、自動車運転処罰法違反(過失傷害と過失致死傷)の罪で、富士市の無職の男(85)を静岡地裁富士支部に在宅起訴した。  起訴状などによると、被告は昨年9月3日午後5時35分ごろ、同市内の道路で普通乗用車を運転し、別の車に衝突した。続けてブレーキとアクセルを間違えて踏み、同じ車にさらに衝突して、運転者の腰にけがを負わせた。その後、交差点角の歩道にいた男女2人に衝突し、男性を死亡させ女性に足の打撲などのけがを負わせたとされる。

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  • 2人に有罪判決 露店出店権不正取得 静岡地裁沼津支部

     静岡県東部の祭りで露店出店権を不正取得したとして、詐欺罪に問われた指定暴力団山口組藤友会組員の無職の男(77)=事件当時富士市中里=と露天商の女(55)=同=両被告の判決公判で、静岡地裁沼津支部は27日、男に懲役2年、執行猶予5年、女に懲役2年、執行猶予4年(それぞれ求刑懲役2年)を言い渡した。  明日利佳裁判官は、「売上金を生活費や所属する暴力団への上納金に充てるための利欲的で悪質な犯行で、両名の刑事責任は重い」とした。一方、2人とも罪を認めている点などを理由に執行猶予を付けた。  判決によると、両被告は昨年6~11月、富士宮市の富士山本宮浅間大社秋の例祭など三つの祭りで共謀し、暴力団関係

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  • 歴史ある五月人形並ぶ 富士宮

     日本人形文化研究所長の林直輝さん(43)=富士市=による「江戸から昭和の五月飾り展」が27日、富士宮市大宮町のたこまん長屋門で始まった。林さんの収集品のうち、伝統工芸の高度な技術が凝縮された14点が並ぶ。5月10日まで。9日は休館。 林さんによると、武者人形は平成ごろから実在した人物を模した作品が減り、健やかさの象徴である桃太郎や金太郎が主流になったという。展示されている「暫金時」は人間国宝の平田郷陽が20代で制作したとされ、鋭い表情と躍動感が感じられる。 ヒノキの薄板で作られた「檜兜」は魔よけの象徴として上級の公家で用いられてきたとされ、秋篠宮家の長男悠仁さまの初節句の際に上皇ご夫妻が贈ら

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  • 富士「大淵笹場」の景観守ろう 伊藤園社員ら 美化活動

     伊藤園(本社・東京)の静岡地区富士支店は25日、富士市の景勝地「大淵笹場」で美化活動を行った。  同社社員や、地元の景観保存会のメンバー、プロ自転車チーム「レバンテフジ静岡」の選手など約30人が参加し、1時間かけてごみ拾いや雑草の処理を行った。村松美佳支店長は「富士山と広大な茶畑が同時に楽しめる風景を守るため、今後も活動したい」と意気込んだ。  同社は「お茶で静岡を美しく。」キャンペーンとして人気商品「お~いお茶」の売り上げの一部を県に寄付し、各地での環境保全活動に充てている。

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  • 静岡県内7市議選 戦いの軌跡 沼津/三島/富士宮/富士/熱海/下田/湖西

     統一地方選後半戦の静岡県内10市町議選は24日未明までに、沼津、三島、富士宮、富士、熱海、下田、湖西の7市議選で計150議席、松崎、函南、清水の3町議選で計38議席が全て確定した。このうち、182人が激しい戦いを繰り広げた7市議選の軌跡を追った。  新顔台頭 下位は激戦 沼津  36人が28議席を争った沼津市議選は、新人12人のうち7人が当選する健闘を見せた。そのあおりで現職の大半が前回より票を減らし、大台の3千票超の当選者はゼロに。下位は数十票差で並ぶ激戦となった。女性は1増の5人で最多だった2003年と同数。投票率は39・54%で、前回に続き過去最低を更新した。  トップ当選は所属する

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  • 静岡県人口356万1252人 4月1日現在 10カ月連続減 転出、転入大幅超

     静岡県がこのほど公表した4月1日現在の推計人口は、356万1252人で前月と比べ7311人減少した。推計人口の減少は10カ月連続。新年度を迎え、人口の多い市を中心に、転出数が転入数を大幅に超過した。 ※画像タップで拡大してご覧になれます  転入数から転出数を引いた社会動態は、4859人減(転入2万4763人、転出2万9622人)。出生数から死亡数を引いた自然動態は2452人減(出生1615人、死亡4067人)だった。  市町別で人口が増加したのは熱海市の21人増のみ。1177人減の静岡市をはじめ、浜松市1058人減、沼津市539人減、御殿場市489人減、富士市397人減など34市町

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  • FUJI&SUN’23 ASIAN KUNG-FU GENERATION 後藤正文 地元、温かな気持ちで

     富士山の麓でキャンプしながら音楽を楽しむ野外フェスティバル「FUJI&SUN‘23」が5月13、14の両日、富士市の「富士山こどもの国」で開かれる。2日目の最後に演奏する4人組バンド「ASIAN KUNG―FU GENERATION」(アジアン・カンフー・ジェネレーション、以下アジカン)のボーカリストでギタリストの後藤正文(島田市出身)に、自身の“フェス観”、地元フェス出演への思いを語ってもらった。  アジカンの結成は1996年で、国内の野外フェスの草分けとされる「フジロックフェスティバル」の初開催は97年。メジャーデビューした2003年に同フェスに初出

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  • 新人19人出馬、9人初当選 富士市議選、関心は限定的【統一地方選しずおか 検証 後半戦㊤】

     「投票には必ず行ってきましたが、これまで決起集会や出陣式には行ったことはありません。皆さんも選挙を戦うには素人だと思います」  富士市議選(定数32)の投開票を翌日に控えた22日夜。新人候補の植松光徳氏(40)はマイク収めに集まった支援者を見渡した。同級生や職場の賛同者が選挙運動を支え「明日の当落はどのように知ればよいのか」などの素朴な質問も上がった。  東名高速道富士インターチェンジとJR新富士駅に挟まれた蓼原地区で地元候補は数十年ぶりといわれた。結果は42人の候補者のうち17番目の得票で初当選。初陣を飾った9人を含む19人の新人の中では、3番目の支持を得た。  ベテランを中心に現職9人が

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  • 夢の開業、低リスクで実現 トレーナーやセラピスト専用 沼津にレンタルスペース

     沼津市のJR沼津駅近くにこのほど、トレーナーやセラピスト専用のレンタルスペース「YELL(エール)」がオープンした。資金面などの理由ですぐに開業が難しい若者らの「スモールスタート」を後押しする。  駅から徒歩3分、マンション1階のテナント部分の約50平方メートル。トレーニングルームとエステなどに使える施術ルームを備える。トレーナーやセラピストが、それぞれの客とともに利用する。  トレーナーやセラピストとして開業するには多額の資金が必要だが、1時間2200円(税込み)で個室や最新器具を使える。運営する榊原昌哉さん(37)=静岡市清水区=は「リスクを抑えて事業をスタートできる。開業を夢見る人が

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  • スルガ銀行清水支店 次世代店舗で開店 8月までに4店舗統合

     スルガ銀行は24日、静岡市清水区相生町の同行清水支店を、従来の店舗内カウンターを廃した中部初の「次世代型店舗」として移転新築し、リニューアルオープンした。同日付で清水支店に同区真砂町の清水駅支店を統合し、6月19日に清水高橋支店、8月21日に興津支店も移転して区内4店舗が統合される予定。  同行の次世代型店舗のオープンは厚木支店(神奈川県厚木市)、富士吉原支店(富士市南町)に次ぎ3店舗目で、中部では初めて。次世代型店舗では窓口カウンターを極力廃し、案内役が顧客を出迎えて案件を聞き取り、内容に応じて対応する行員へと連絡する。  オープンに合わせて実施したテープカットの会場には、嵯峨行介社長のほ

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  • 10市町議選トップ当選者が決意 議会改革、信頼回復へ意欲/発信方法や関心向上模索 

     統一地方選後半戦の県内10市町議選の当選者は現職123、元職9、新人56。各市町で投票率が低迷する中、多くの信任を得たトップ当選者からは、新型コロナウイルス禍を経た有権者の意識変化に伴う自身の変革や、最も身近な政治の舞台である市町議会の改革、住民の政治への関心を高めたいとの声が聞かれた。  コロナ禍を経た初の統一地方選では、これまでの選挙活動から変化を模索する中堅やベテラン議員も少なくなかった。沼津市の深田昇氏は「ただ投票をお願いするだけではいけない。政策や実績を直接発信しないといけない」とユーチューブを始めたと明かした。  富士市の下田良秀氏はコロナ禍で有権者との接触が少ない点を指摘しつつ

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  • 吉原祇園祭 通常開催 6月10、11日 「笹みこし」も復活

     富士市の吉原祇園祭実行委員会は24日までに、6月10、11の両日に吉原祇園祭の開催を決めた。新型コロナウイルス対策で中止していた「笹(ささ)みこし」の練り歩きや本町通りの露店を復活させ、4年ぶりの通常開催とする方針。  同祭は東海一の祇園と称され、最大21町が個性豊かな山車を引き回す初夏の風物詩。今年は同祭の名物の一つ、大量の笹を取り付けた「笹みこし」の練り歩きを実施。昨年一カ所にまとめていた露店は、歩行者天国となる本町通りに出店する予定。  新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020、21年は中止し、昨年は規模を縮小して開催していた。  祭典委員長の山崎勝郎さん(79)は「コロナ禍で途絶

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  • よさこい華やか 4年ぶり大舞台 富士総合運動公園

     富士市の富士総合運動公園で23日、よさこいの祭典「あっぱれ富士」(実行委員会主催)が開かれ、県内25チームの約500人が華やかな演舞を繰り広げた。  20回目を迎えた今回は、新型コロナの影響で4年ぶりの本格開催になった。ステージには地元の書家宮久保胡蝶さんが「復活」と書き上げたパネルを掲げた。  園児から年配者までの出演者は、チームごとに着物や着流しなど鮮やかな衣装をそろえ、鳴子や扇子を手に息の合った踊りを見せた。チームの枠を超えた総踊りや、巨大な旗を優雅にはためかせるフラフショーも行った。会場には約2千人の観客が訪れ、迫力のパフォーマンスに手拍子や拍手を送った。

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  • 紙の立体作品 制作方法解説 富士で個展 作家 西村さんトークも

     富士市の「ふじ・紙のアートミュージアム」で開催中の個展「西村優子展」のアーティストトークが23日、同所で開かれた。作家の西村さん(神奈川県川崎市)が、紙を折って作り上げる立体作品の制作方法などを説明した。  西村さんは、学生時代に学んでいた建築デザインの知識を生かし、板などを折り曲げることで強度を増やす「折板構造」を取り入れた紙の作品を発表してきた。企画展には、縦長5メートルの紙を円状に折った壁かけの作品やトンネル型の大型作品など3点を出品した。  トークでは、小型作品を見せながら制作の流れを紹介。「土佐和紙」や「局紙」など使用する紙のこだわりについても話した。「建造物を作るようなイメージで

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  • 全10市町議選で期日前・前回比増 静岡県内統一地方選後半戦

     静岡県選挙管理委員会は23日、統一地方選後半戦の期日前投票の最終結果を発表した。富士宮市長選は選挙人名簿登録者数の15・17%に当たる1万6419人が投票し、2015年の前回選に比べ1・14ポイント増。19年は無投票だった。清水町長選は13・78%で19年の前回比2・19ポイント増、小山町長選は15・86%で同0・46ポイント増加した。  10市町議選は合計で選挙人名簿登録者数の12・63%に当たる9万1785人が投票し、12市町議選が行われた19年の前回選を1・67ポイント上回った。  内訳をみると、7市議選の合計は12・40%に当たる8万2262人、3町議選は15・11%に当たる9523

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  • 富士市議選 当選者一覧(定数32/立候補者42)

     統一地方選後半戦の静岡県内10市町議選は23日、投開票が行われ、未明までに全議席が確定した。市議選は沼津、熱海、三島、富士宮、富士、下田、湖西の7市。町議選は松崎、函南、清水の3町。約1カ月間に及んだ選挙戦が閉幕した。富士市議選の当選者は次の通り。  得票数順。経歴は氏名、年齢(投票日基準)、党派、現元新別、当選回数、職業・肩書、略歴、現住所の順。元の後は全て、以前の職業・肩書。 富士市議選 開票結果(選管最終)当3,928 下田 良秀 自現③ 当3,300 長谷川祐司 無現② 当2,943 荻田 丈仁 無現⑤ 当2,883 佐藤 菊乃 無新① 当2,862 佐野 智昭 無現③

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  • 3市町長選平均47・50%、過去最低の投票率

     23日に投開票された統一地方選後半戦の静岡県内投票率は、3市町長選が平均47・50%、7市議選は43・97%、3町議選は46・21%で、後半戦の全ての選挙で前回選を下回った。このうち、3市町長選はいずれも過去最低を更新し、富士宮市、清水町は首長選で初めて50%を切った。   ※画像タップで拡大してご覧になれます  現職と新人による8年ぶりの選挙戦となった富士宮市長選は45・80%で、2015年の前回選を9・68ポイント下回り、1968年に記録した過去最低(54・45%)を大幅に下回った。  現新の一騎打ちとなった清水町長選は、48・62%(前回比1・45ポイント減)、前回選と同じ

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  • 7市議選 期日前投票8.72% 第2回中間状況 前回選から1.17ポイント増

     静岡県選挙管理委員会は22日、統一地方選後半戦の県内7市議選(23日投開票)で実施されている期日前投票の第2回中間状況を発表した。17~21日の5日間で選挙人名簿登録者数の8・72%に当たる5万7839人が投票を済ませた。前回選の同時期に比べ1・17ポイント上昇。7市とも前回を上回った。  各市の投票率は次の通り。かっこ内は前回選比。  沼津市7・49%(1・06ポイント増)▽熱海市14・66%(1・75ポイント増)▽三島市8・87%(1・94ポイント増)▽富士宮市10・53%(1・00ポイント増)▽富士市6・27%(0・94ポイント増)▽下田市21・35%(2・53ポイント増)▽湖西市10

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  • ⚾富士市立 雪辱果たす 春季高校野球静岡県大会2回戦

    ▽2回戦(清水庵原第2試合) 駿河総合 000100100―2 14020000×―7 富士市立 ▽本塁打 松山(駿) ▽三塁打 伊藤駿、佐藤壮(富)▽二塁打 池田(駿)▽暴投 望月勘(駿)、小浜(富)▽捕逸 田中(富) ▽試合時間 2時間6分  【評】投打がかみ合った富士市立が、駿河総合を破った。  富士市立は初回、加藤朱、中森の連続安打で好機をつくり、佐藤壮の適時打で先制。二回にも佐藤壮が右翼フェンス直撃の走者一掃三塁打を放ち、加点した。先発小浜は要所を締め、9奪三振と好投した。  駿河総合は序盤の失点で主導権を失い、好機も生かせなかった。 ■佐藤壮が5打点 小浜は完投

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  • 富士宮、清水、小山の3市町長選 23日投票 10市町議選も 深夜に結果確定

     統一地方選後半戦の富士宮市長選、清水、小山両町長選と10の市町議選は23日、投票が行われる。市議選は沼津、熱海、三島、富士宮、富士、下田、湖西の7市。町議選は松崎、函南、清水の3町。選挙戦最終日の22日は各候補が街頭に立ち、最後の訴えに声を振り絞った。投票は一部を除き午前7時から午後8時までで、即日開票される。  各市町選管によると、富士宮市長選は23日午後11時ごろ、清水町長選は同10時半ごろ、小山町長選は同10時ごろに開票結果が確定する見通し。市町議選は松崎町が最も早く同9時ごろには開票が終わり、24日午前0時過ぎには大半の市町で大勢が判明するとみられる。富士宮市は同1時ごろ、富士市は同

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  • 富士山麓160キロ疾走 ウルトラトレイルマウントフジ開幕

     富士山麓を走破する山岳レース「ウルトラトレイルマウントフジ」(同実行委員会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が21日、開幕した。富士市の富士山こどもの国では、全長約160キロの種目「FUJI」がスタートし、国内外から集結した2574選手がゴール地点の山梨県の富士急ハイランドを目指して走り出した。  密集を避けるため、選手は4集団に出走時間を分けて出発した。家族や仲間の声援を浴びながら、カウントダウンに合わせて笑顔で駆け出した。コースは富士宮市を抜け、本栖湖、精進湖、山中湖など富士山麓を時計回りに進む。全長は164・7キロで、累積標高は6451メートル。選手は起伏が激しい登山道や林道を走り、23

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  • 車を傷つけた疑い 76歳の女逮捕 富士署

     富士署は21日、器物損壊の疑いで富士市神谷、無職の女(76)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前9時ごろ、同市内の駐車場で、裾野市の男性(66)が止めていた車を傷つけた疑い。同署によると、男性から同様の被害の相談を受け、張り込んでいた署員が取り押さえた。

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  • ATM隣客の詐欺被害防止 富士署 男性に感謝状

     富士署はこのほど、特殊詐欺を未然に防止したとして富士市大淵の岡村誠司さん(48)に署長感謝状を贈った。 岡村さんは3月30日、現金を下ろそうとJAふじ伊豆大渕支店に訪れた。隣のATMで60代の女性客が電話をしながら操作していたのを不審に思い、同支店の職員に報告した。職員が女性に声をかけて事情を聴き、警察に連絡した。 感謝状を受け取った岡村さんは「女性が敬語を使っていたことと、説明を受けているような会話が怪しかった」と説明した。 手口は還付金詐欺とみられ、同署が注意を呼びかけている。

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  • 豪の友達と伝言ゲーム 富士 吉原高生が交流授業

     富士市の吉原高でこのほど、オーストラリアの生徒を迎えた交流授業が行われ、国際科の生徒が日本の文化や作法、学校の決まりなどを紹介した。 サッカーに取り組む10代の27人が遠征で県内を訪れ、同校の各学年で交流した。3年生の授業で企画した伝言ゲームでは、日常会話や早口言葉などの文言をグループごとに伝え合い、正解すると歓声が上がった。進行役を務めた加藤杏菜さんは「明るい雰囲気で会話が弾んだ。共通の体験を通じて英語を話したり聞き取ったりするのは貴重な機会になった」と話した。 同校サッカー部との交流試合も実施した。

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  • 春季高校野球県大会 22日開幕 37校熱戦へ

     第70回春季高校野球静岡県大会は22日、開幕する。各地区大会の上位12校に選抜大会出場の常葉大菊川を加えた計37校が参加。上位8校に今夏の全国選手権静岡大会のシード権が与えられる。上位2校は東海大会(5月20~23日、草薙、清水庵原球場)に出場する。  22、23日は1、2回戦を行い、静岡-飛龍、浜名-知徳などの好カードが予定されている。選抜出場の常葉大菊川は23日の初戦で昨夏準優勝の静清と対戦する。昨秋3回戦では常葉大菊川が17-2で大勝したが、静清は佐山、浜田ら投手陣の成長が試される。  注目選手の筆頭は、U-18(18歳以下)日本代表候補強化合宿に参加した常葉大菊川の強肩捕手、鈴木叶。

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  • 静岡県職員2人懲戒処分 休職中接客業 人身交通事故

     静岡県は20日、休職中に飲食店の接客業に従事した経済産業部出先機関の女性主事(27)と、人身交通事故で刑事処分などを受けた健康福祉部出先機関の会計年度任用職員の女性(44)をそれぞれ減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。  女性主事は、2021年12月下旬から23年2月下旬、静岡市内の飲食店で接客業に従事した。このうち、11カ月間は病気を理由にした特別休暇と休職期間中だった。知人だった店主からの依頼があり、無報酬であれば問題ないとの認識だったという。県の調査で報酬を受け取った事実は確認できなかった。女性主事は退職の意向を示している。  会計年度任用職員の女性は22年8月、軽乗用

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  • 富士の中学校火災 調理主任懲戒処分

     富士市の岳陽中で発生した火災について、市教委は20日、女性調理主任(59)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。  市教委によると、調理主任は2月3日、給食室で調理中に釜の火を消し忘れ、油を入れた釜から自然発火して火災が発生した。全校生徒約740人が避難し、生徒と調理員約20人が病院で処置を受けた。  森田嘉幸教育長は「再発防止を徹底し、信頼回復に向けてまい進する」とコメントした。

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  • 富士の70代女性 600万円詐取被害 息子名乗る男らに

     富士市の70代女性が19日、息子を名乗る男らから600万円をだまし取られたと富士署に届け出た。同署は特殊詐欺事件とみて調べている。  同署によると、同日午後2時半ごろ、女性宅に息子や郵便局員を名乗る男から「大事な書類を郵送したが相手に届いていない」「会社に損失を出してしまう」などと電話があった。その後、女性宅を訪れた息子の会社関係者を名乗る男に2回にわたって現金を手渡したという。

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  • 働きやすさ向上へ モラハラ防止講座 富士・渡辺ブルドーザ

     富士市の土木工事業「渡辺ブルドーザ工事」は19日、安全大会を同市内で開いた。社員に向けたモラルハラスメント防止の講座や新たなロゴの発表などを行った。 同社は本年度から、ダンプのドライバーや重機オペレーターとして女性や外国人を積極的に採用する方針で、社員の働きやすさ向上を目指して企画した。講師は、からかいやプライベートへの過度な干渉などハラスメントに当たる例を紹介。渡辺敏弘社長は「みんなが安心できる職場をつくり、会社の発展につなげたい」と意気込んだ。 採用方針の転換を受け、ロゴや公式ホームページを一新したことや、新たな社屋の施工予定についても紹介した。 

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  • 市議選終盤情勢 富士宮/富士

     統一地方選後半戦の市議選は、23日の投開票に向けて最終盤に入った。各陣営とも地域課題の解決策を訴え、支持拡大に全力を挙げる。各地の情勢を探った。 富士宮市 前回の上位票散り混戦  富士宮市議選は定数22に対し現職16と元職1、新人8人の計25人が立候補した。出馬しなかった前回選の上位当選者数人の票が分散して当落線が1700票前後との見方があり、下位は混戦になっている。市長選と重なるものの県議選が無投票だったこともあって盛り上がりに欠け、投票率は前回選と2021年秋の市議補選の間の45%あたりか。  最多5人が集まった富丘地区では、植松健一氏は地域内をくまなく回り、仲亀恭平氏は広域に展開して

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  • 新会長に丹生氏(浜松東校長) 静岡県高体連

     静岡県高体連は19日、2023年度の学校代表者会兼評議員会を静岡市内で開き、新会長に丹生敬人[におはやと]・浜松東校長を選任した。丹生会長は「先生方の要望を吸い上げ、生徒が部活動に打ち込める環境をつくっていきたい。事故、体罰、暴言ゼロをしっかり守っていく」とあいさつした。  宮本宗明前会長は顧問に就任した。副会長には新たに桜井祥行・富士市立校長が就任。朝倉徹・相良校長、野村賢一・磐田南校長、安間元康・浜松修学舎校長は再任した。県高体連主催大会の新型コロナウイルス対策を規定したガイドラインは、5類移行に伴い想定される日本スポーツ協会や県の指針変更に従い、見直しを検討することも報告した。  その

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  • 富士市議選 選挙公報にミス 7万部再配布へ

     富士市選挙管理委員会は19日、市議選の選挙公報にミスがあったと発表した。市選管によると、候補者1人の記載内容の一部を表記されていない状態で印刷し、19日までに約7万部を配布した。本来は対象外の編集可能なデータで受け付けたため、ファイルの変換で文字が見えない状態になったという。選管担当者が複数回チェックしたが気付かなかった。18日に候補者からの指摘で発覚した。  市選管は修正版を再印刷し、同数を21日朝刊に折り込むなど再配布する。

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  • 静岡県内7市議選 期日前2・04% 前回比0・06ポイント増

     静岡県選管は19日、統一地方選後半戦の県内7市議選(23日投開票)で実施されている期日前投票の第1回中間状況を発表した。17、18日の2日間で7市の選挙人名簿登録者の2・04%に当たる1万3512人が投票を済ませ、4年前の前回選の同時点に比べ0・06ポイント上昇した。  投票率が最も高かったのは下田市の4・99%(前回選同時点5・27%)。熱海市4・23%(同3・97%)、沼津市2・40%(同1・96%)、湖西市2・19%(同1・68%)、三島市2・11%(同1・67%)、富士宮市1・97%(同2・47%)、富士市1・13%(同1・33%)が続いた。

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  • 盗撮の疑い 富士の会社員逮捕

     富士署は18日、静岡県迷惑防止条例違反の疑いで富士市岩淵、会社員の男(42)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後2時50分ごろ、同市内のパチンコ店で40代女性のスカート内をスマートフォンで撮影した疑い。

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  • 富士でバスに倒木 運転手ら2人軽傷

     富士市は18日、同市中野の富士総合運動公園の敷地内にあるクヌギが倒れ、県道を走っていた障害福祉サービス事業所「くすのき学園」の送迎バスに当たったと発表した。運転手の男性と補助員の女性が手や腰に軽傷を負った。  市によると、発生は17日午前8時10分ごろ。高さ約10メートルの木がマイクロバスの前面に倒れ、フロントガラスが割れた。バスは同事業所から利用者を迎えに行く途中で、運転手と補助員の2人が乗っていた。  市は虫食いによる枯れと風が原因とし、周辺の枯れ木を伐採した。今後、同公園や市内の他の公園で樹木を調査するとしている。

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  • 交通事故紛争処理 22年度は200件解決 静岡相談室

     自動車事故被害者と損害保険会社の和解を仲介する公益財団法人「交通事故紛争処理センター」の静岡相談室はこのほど、2022年度に静岡県内であっせん業務を行った259件のうち、200件が解決に至ったとの実績を発表した。  静岡相談室によると、あっせんの新規受付件数は新型コロナ禍に入った20年度の235件から減少傾向が続いている。22年度にあっせんを行った259件のうち、新規申し込みは223件(人身事故161件、物損事故62件)だった。市町別の最多は静岡市の57件で、浜松市48件、富士市15件と続いた。解決率は92・2%で、21年度(89・6%)と同水準だった。  15年10月の静岡相談室開設以降に

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  • 1200万円詐取疑い 長男装う 清水署が再逮捕

     清水署は17日、富士市の無職男性=当時(90)=から1200万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで東京都大和市桜が丘2丁目、会社役員の男(22)を再逮捕した。  再逮捕容疑は2月15日、共謀者が男性宅に長男を装って「株に投資するために集めた金を返さないといけない。金がないので用意してほしい」などとうその電話をした後、税理事務所職員を名乗って男性宅を訪れ現金1200万円をだまし取った疑い。  容疑者は3月27日、詐欺未遂の疑いで同署に逮捕されていた。

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  • ハーモニカ演奏 アジア連覇報告 知事に富士の小林さん

     ハーモニカのアジア大会シニア部門で2連覇を達成した元小学校教諭の小林正人さん(65)=富士市=がこのほど、県庁に川勝平太知事を訪ねて報告した。小林さんは「ハーモニカの魅力や文化を幅広い世代に伝えたい」と話した。  世界最大規模のハーモニカのコンテストとされる「アジア太平洋ハーモニカフェスティバル」の2018年中国大会に出場し、「10ホールズハーモニカ」ソロのシニア部門で1位に輝いた。コロナ下のため、演奏動画を主催者に送る形で開催された22年の同大会でも同じ部門で再び頂点に立った。  ハーモニカの演奏を始めて60年という小林さんは7本のハーモニカを駆使して軽快な演奏を披露した。川勝知事は演奏を

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  • 6月出演の団員募る 富士のシニア劇団

     富士市を拠点に活動するシニア劇団「フジシニアート」は、6月の公演などに出演する団員を4月末まで募集している。 舞台での表現に興味のある人で、週2回の市内での稽古に参加できることなどが条件。原則50歳以上で、居住地や経験は問わない。公演は本年度に3回、予定している。 問い合わせは事務局<電090(1295)7116>へ。

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  • 富士の魅力 乗客にPR 田子の浦港に初の外国客船 自転車ツアーや煎茶で一服も

     富士市の田子の浦港に初の外国客船「スターブリーズ」(1万2969トン)が寄港した17日、歓送迎イベントが同港で開かれた。地元関係者らが地域の文化や富士山の景観など観光資源を乗客にアピールした。 チャータークルーズは米国のタンデム自転車メーカー「サンタナサイクル」が手がけ、約300人の愛好家が自国から自転車を持ち込んだ。富士のプロサイクリングチーム「レバンテフジ静岡」は、選手が同行するツアーを組み、大淵笹場など富士山が望めるスポットに案内した。港では「吉原祇園祭」のおはやしの披露や煎茶の提供、富士高の生徒による書道パフォーマンスなども行った。 市の担当者は「富士の魅力を発信できた。次はリピータ

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  • 田子の浦港に初の外国客船 乗客が自転車で富士周遊

     富士市の田子の浦港に17日、外国客船「スターブリーズ」(1万2969トン)が寄港した。米国のタンデム自転車メーカーが愛好家向けに手がけたチャータークルーズで、同港に外国客船が来るのは1961年の開港以来初めて。乗客約300人は下船後、市内をサイクリングした。  午前9時ごろ、船からサイクルウエアを着た客が続々と港に降り立った。同市の観光大使「第37代かぐや姫クイーン」の山本怜奈さん(20)らが出迎え「良い一日を富士で過ごして」と英語で語りかけた。  乗客は自国から持ち込んだ自転車に乗り、海沿いや飲食店などを巡った。米ワシントンから訪れたシェリル・ダログさん(59)は「日本の自転車旅を紹介する

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  • 富士市議選 立候補者の一覧(定数32/立候補者42)

     16日告示された富士市議選の立候補者は次の通り。  上から届け出順。経歴は氏名、年齢(投票日基準)、党派、現元新別、当選回数、職業・肩書、略歴、現住所の順。元の後は全て、以前の職業・肩書。 ※画像タップで拡大してご覧になれます ▶統一地方選後半戦の開票速報はこちら

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  • トマトの魅力を発信 内山智孝さん(富士市)【自然の仕事人】

     田園地帯の富士市東部・境南で、農業用ハウス3棟でトマトを生産する内山園芸の内山智孝さん(37)を訪ねた。  内山さんは普通科高校を卒業後すぐに実家に入り、祖父や父とともに農業に従事し始めた。幼い頃から家族の仕事を見ていたために農業を身近に感じ、長男としての自覚から自然と実家に入ることを決めたそうだ。  就農当初は管理が行き届かずに病気や高温障害が発生し、トマトの収穫量が減少する厳しさを目の当たりに。しかし、この経験が内山さんの農業への意欲を駆り立てることとなった。ほ場で過ごす時間を増やして植物を細かく観察するとともに、農協の青年部に入って研修会に参加するなど技術向上に努めたり、他の生産者との

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  • 社説(4月16日)新素材CNF 地域活性化の切り札に

     木材などを主成分とする植物由来の新素材「セルロースナノファイバー(CNF)」。静岡県内では富士市をはじめ10年ほど前から、CNFの研究開発への動きが始まり、近年は工業製品向けの使用を中心に実用化が進んでいる。金属や化石燃料由来の素材の代替品として普及すれば環境負荷低減も期待できる。県内のCNF研究開発は全国的にも先駆と言え、官民で環境問題を前面に地域活性化の切り札にしたい。  CNFは植物繊維の主成分のセルロースを、肉眼では確認できないナノ(1ミリの100万分の1)レベルに微細化した素材。複合樹脂などと混ぜて使うが、製品の強度を高めたり、既存の樹脂材料を使うよりも軽量で製品化できたりする。こ

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  • 統一地方選後半戦きょう告示 富士宮市長選、7市議選

     統一地方選後半戦の富士宮市長選と7市議選が16日、告示される。届け出は午前8時半から各市の選挙管理委員会で受け付け、午後5時に締め切られる。富士宮市長選は、4選を目指す現職の須藤秀忠氏(76)と新人で市議の望月則男氏(44)が出馬を表明し、選挙戦となる公算が大きい。市議選は全7市で立候補者が定数を上回り、7日間の選挙戦に突入する見通し。18日には清水、小山、吉田の3町長選と6町議選も告示され、23日に一斉に投開票される。  富士宮市長選は仮称・郷土史博物館建設構想が主な争点に挙がる。構想を推進する須藤氏は、自民、公明両党や連合静岡が推薦。各種業界団体からも後押しを受ける。構想の白紙化を訴える

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  • 富士市総文祭が開幕 5月まで舞台部門 詩吟公演に7団体

     第55回富士市総合文化祭の春祭(富士市主催)が15日、同市のロゼシアターで開幕した。5月末までに舞台部門の計13演目を実施する。  開幕を飾った詩吟公演は、地元7団体の約140人が舞台に立った。出演者は尺八や琴に合わせ、漢詩や和歌の作品を高らかに吟じた。田子の浦や富士川など地域ゆかりの題材もあった。  春祭はマジックや邦楽、アンサンブルなどの公演をロゼシアターで行い、最終日の5月28日には民踊とハンドベルを予定。秋祭は10、11月に絵画や書道、フラワーデザインなど展示部門の発表がある。

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  • 富士宮市長選、7市議選 統一地方選後半戦 16日告示

     静岡県内統一地方選後半戦は16日、富士宮市長選と沼津市など7市議選が告示される。富士宮市長選は4選を目指す現職の須藤秀忠氏(76)と新人で市議の望月則男氏(44)が出馬を表明し、選挙戦となる公算が大きい。市議選は7市全てで立候補者が定数を超え、選挙戦となる見通し。特に沼津、富士の両市では10人を超える新人が立候補を予定し、定数を沼津は8、富士は10超える激戦が予想される。18日は清水、小山、吉田の3町長選と6町議選も告示され、23日に一斉に投開票が行われる。  ■富士宮市長選  現職須藤氏と新人望月氏の一騎打ちになる構図でほぼ固まった。仮称・郷土史博物館建設構想の賛否で主張が分かれ、少子化対

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  • 地元企業が仕事内容を紹介 富士で合同ガイダンス

     「富士地区合同企業ガイダンス」(同実行委員会主催)が14日、富士市のふじさんめっせで開かれた。地元企業がブースを構え、来春卒業予定の学生らが担当者の説明に耳を傾けた。  信用金庫や工務店、製紙会社など幅広い業種の企業が出展。用意したスライドや自社製品を見せながら、仕事内容を紹介した。就職活動の専門アドバイザーもスタッフとして参加し、学生の相談に乗りながら各ブースへ案内した。  日本大国際関係学部4年の女性は「地元での就職を希望している。社員の雰囲気などを気軽に質問できてよかった」と話した。  同実行委はオンライン企業説明会への参加も受け付けている。申し込みは公式サイト<https://fcc

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  • 静岡県内4市議会でシステム障害 掛川、富士、藤枝、島田 サイバー攻撃要因

     全国の地方議会の情報システムがサイバー攻撃を受けた問題で、県内は掛川と富士、藤枝、島田の4市議会でシステム障害が発生したことが14日、明らかになった。いずれも同日午後までに復旧した。  掛川市議会では12日午後から本会議の会議録検索システムが利用できない状態が続いていた。14日午前に2005年度以降の検索サービスが復旧し、同日夕に04年度以前の会議録も閲覧できるようになった。  委託先業者が利用しているIT企業「フューチャーイン」(名古屋市)のサーバーがサイバー攻撃を受けたことが要因。同事務局は復旧までの経緯について委託先から報告を受けるとしている。

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  • 新人続々活況の市議選 動機それぞれ 若者に参画示す 静岡県統一地方選後半戦 

     16日に告示される統一地方選の後半戦は、静岡県東部3市の市議選で新人が続々と名乗りを上げている。19人が初当選を目指す富士をはじめ、沼津の新人は12人、三島は9人。有権者からの支持は未知数でもある半面、関係者は「身近な人の出馬で政治への関心は高まる」と歓迎する。議員のなり手不足も叫ばれる今、立ち上がる立候補予定者の決意とは-。 富士 沼津 三島 投票率向上に期待  富士市内431カ所に設置された立候補者ポスターの掲示板には45区画が用意され、定数32に42人の出馬が見込まれる。市選管担当者は「実際の届け出数は、告示日にならないと分かりません」と身構える。現職9人が引退する見通しだが、&ldq

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  • 自民は過半数の40 静岡県議会会派構成決まる

     静岡県議会は14日、30日からの改選後の会派構成を発表した。定員68に対し、各会派の構成人数は自民改革会議が40人、ふじのくに県民クラブは18人、公明党県議団が5人となった。会派に所属しない無所属議員は5人。  会派と所属議員は次の通り。カッコ内は選挙区。  【自民改革会議】10期 天野一(静岡市葵区)▽8期 植田徹(富士市)中谷多加二(浜松市天竜区)▽7期 杉山盛雄(沼津市)鈴木利幸(浜松市北区)▽5期 宮沢正美(三島市)落合慎悟(藤枝市)竹内良訓(浜松市中区)中沢公彦(同市東区)▽4期 中田次城(伊東市)土屋源由(伊豆の国市)鳥沢由克(裾野市)和田篤夫(御殿場市・小山町)鈴木澄美(富士市

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  • 22年の静岡県内自殺者 前年比85人増 中高年や困窮者顕著

     静岡県内の2022年の自殺者数が668人となり、前年から85人(14・6%)増えたことが14日までに分かった。増加は2年ぶりで、17年(677人)以来の高水準。中高年男性や年金生活者、失業者らの増加が顕著で、新型コロナウイルス禍の長期化や物価高騰などが影響した可能性がある。  警察庁の自殺統計に基づき厚生労働省が取りまとめた。前年比の増減数は都道府県別で5番目に多かった。増減率も全国平均の4・2%増を大幅に上回った。本県の人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)は18・5人。  男女別は男性が90人増の486人と増加する一方、女性は5人減の182人と前年を下回った。年代別にみると、19歳以

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  • 静岡県内クラフトビール飲み比べ 22日三島・楽寿園に16社集結

     クラフトビール関係各社でつくる「静岡クラフトビール協同組合」(代表・片岡哲也柿田川ブリューイング社長)は22日午前10時から午後4時まで、県内のビール醸造所が集う祭典「第2回静岡クラフトビアジャンボリーin三島」を三島市の楽寿園で開く。  柿田川ブリューイング(沼津市)のほか、リパブリュー(同)、反射炉ビヤ(伊豆の国市)、フジヤマハンターズビール(富士宮市)など16社が参加。近年開業したHORSEHEAD LABS(静岡市清水区)、ラフ&ラフブリューイング(富士市)など5社も顔をそろえる。県東部の飲食店も出展し、味を競う。楽寿園の入場料300円が必要。ビールは各自購入する。雨天決行。詳細は「

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  • 建設産業の課題や実態巡り意見交換 富士 産官学協議会

     建設業界と行政などが意見交換する「富士市建設産業活性化協議会」は14日、市役所で発足式を開き、委員ら約20人が建設産業をめぐる課題や業界の実態を共有した。 業界の働き方改革や生産性向上、担い手確保、経営基盤の強化などの取り組みを、産官学の協働で効果的に推進するための組織。持続可能な体制をつくり、地域にある社会資本の維持につなげる。 会合には建設業界をはじめ、市幹部や担当課職員、静岡理工科大、国交省、富士商工会議所の関係者らが出席した。小長井義正市長は「災害対策などに大きな期待が寄せられる。他の自治体にとっても参考にもなる取り組みを一体となって進めたい」とあいさつした。 同大防災教育センターの

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  • 飯塚 男子200、3連覇へエントリー 5月3日 静岡国際陸上

     5月3日にエコパスタジアムで行われる陸上の日本グランプリシリーズ第6戦、第38回静岡国際陸上競技大会(静岡陸上競技協会主催、静岡新聞社など共催)の選手エントリーが13日までに発表された。男子200メートルは3連覇を狙う飯塚翔太(ミズノ、藤枝明誠高出)、昨年2位の犬塚渉(静岡陸協)、同3位で世界選手権代表の上山紘輝(住友電工)らが名を連ねた。  男女200メートル、400メートル、800メートル、400メートル障害に加え、男子の走り高跳びとハンマー投げ、女子の走り幅跳びと円盤投げの計12種目を実施する。  男子は400メートルの川端魁人(中京大ク)と佐藤風雅(ミズノ)、400メートル障害の黒川

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  • 建築廃材不法投棄の疑い 会社役員の男逮捕 富士署など

     富士署と県警生活保安課は13日、廃棄物処理法違反の疑いで富士市厚原、会社役員の男(48)を逮捕した。逮捕容疑は、2月、同市大淵にある他社所有の資材置き場に木材やガラス片などの建築廃材約16トンを不法投棄した疑い。同署によると、容疑者は富士宮市の産業廃棄物処理業者の代表。処理の委託を受けた廃材をトラックで数回にわたって無断で運び込んだとみられる。資材置き場を所有する企業から警察に通報があったという。

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  • 住居侵入と窃盗の疑い 会社員の男を逮捕 富士署

     富士署は13日、住居侵入と窃盗の疑いで富士市松岡、会社員の男(24)を逮捕した。逮捕容疑は11日から12日までの間に同市の無職女性(66)方に侵入し現金11万円を盗んだ疑い。同署によると女性宅は当時、留守だったという。

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  • 酒酔い運転の疑い 75歳の男逮捕 富士署

     富士署は13日、道交法違反の疑いで富士市中里、無職の男(75)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前11時半ごろ、同市内で軽乗用車を酒酔い運転した疑い。同署によると、同市のスーパーの駐車場で他の車に接触する事故を起こして発覚したという。

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  • 国際交流 経験基に助言 アドバイザー新設 3人任命 富士宮市

     富士宮市は本年度、市の国際交流事業に対して自身の経験を基に助言する「国際交流アドバイザー」を新設し、海外との親交が深い3人を任命した。13日に就任依頼式を市役所で開き、3人に依頼状とバッジを贈った。 アフターコロナにおける諸外国との交流活発化に向け、市は事業の企画段階から3人に人脈や知見を基に助言を受ける。 沖縄剛柔流空手道協会副会長の村松真孝さん(77)=同市=は、東京五輪スペイン空手チームのホストタウン登録に携わった。渡辺実さん(66)=同市=は平和を訴える「キッズゲルニカ」プロジェクトの先頭に立って活動を世界中に展開している。韓国出身のユ・ソンジュさん(61)=富士市=は韓国語講師とし

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  • 富士市総合体育館 開館に向け 建設工事 安全願う

     富士市総合体育館の開館に向けた建設・解体工事の安全祈願祭が12日、同市大淵の富士総合運動公園内の建設予定地で行われ、市職員や施工関係者ら約30人が工事期間中の無事を祈った。2025年4月に供用を始める計画。 建設や運営を担う特別目的会社「みんなのふじ」の代表企業担当者らがくわ入れをしたほか、市議会や地域の代表者らが神事に臨んだ。小長井義正市長は、アクセスやロケーションなど施設の優位性に触れ「スポーツ交流やスポーツツーリズムの拠点として交流人口の拡大を図りたい。工事には万全を期してほしい」とあいさつした。 総合体育館は、バスケットボールコート3面分のフロアと最大約3千の客席を持つメインアリーナ

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  • 保護猫 愛いっぱいの日常 飼い主66家族 写真パネル 20日まで 富士宮で展示

     富士市で保護猫活動に取り組むボランティア団体「子猫園ベルソーデシャトンズ」は20日まで、パネル展「中学生と猫が綴(つづ)るメッセージ」を富士宮市役所1階で開いている。保護猫が飼い主に託された後の様子を紹介している。 同団体の活動は2019年に始まった。富士中3年の赤石朔さん家族を中心に、殺処分手前まで衰弱した子猫を回復するまで面倒を見ながら飼い主を探している。保護した猫は約300匹を数える。 会場には飼い主66家族から寄せられた猫の近況写真を展示している。飼い主と一緒の布団で寝ている姿やピアノの鍵盤に乗っていたずらをする場面など、たくさんの愛情を受けている日常が伝わってくる。3匹引き取った岸

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  • 富士に外国客船 歓送迎イベント 4月17日と5月5日

     富士市の田子の浦港に初の外国客船「スターブリーズ」(1万2969トン)が寄港する17日と5月5日、歓送迎イベントが同港の富士埠頭(ふとう)1号岸壁で開かれる。  富士高の生徒による書道パフォーマンスや同市産の茶を販売する物産展、富士山の写真を集めた展示会などを企画し、日本文化や同市の観光資源をアピールする。市民の来場や送迎も可能。  同船は全長159・4メートルで乗客定員342人。東京港と神戸港を結ぶ二つのクルーズの寄港地として、17日は午前8時に入港し同日午後5時に出港、5月5日は午前7時に入港、同日午後4時に出港する。富士市の行政関係者などでつくる田子の浦港客船誘致委員会がイベントを主催

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  • 高校野球春季静岡県大会 17日抽選、22日開幕

     高校野球の春季静岡県大会の組み合わせ抽選会が17日、静岡市内で行われる。県大会は東部、中部、西部の地区大会を勝ち抜いた各地区12校に、選抜大会出場の常葉大菊川を加えた計37校が出場し、22日に開幕する。  県大会出場校は次の通り。  【東部】御殿場西、富士、日大三島、加藤学園、沼津東、富士市立、知徳、沼津市立、御殿場南、誠恵、飛龍、韮山  【中部】東海大翔洋、藤枝明誠、静岡商、静岡、島田商、清水桜が丘、駿河総合、静清、常葉大橘、島田工、清水東、静岡市立  【西部】常葉大菊川、浜松開誠館、掛川西、磐田東、聖隷クリストファー、浜名、天竜、浜松学院、磐田西、オイスカ浜松国際、掛川東、袋井、浜松市立

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  • 監禁疑いで富士宮の男2人逮捕 組員らと共謀か

     富士、富士宮両署と静岡県警捜査4課は12日、監禁の疑いで富士宮市村山、建築作業員(25)と同市中島町、自動車販売業の男(27)の両容疑者を逮捕した。2人の逮捕容疑は昨年10月17日、富士市内の駐車場で県東部在住の30代男性が乗る車を容疑者らの2台の車で取り囲み、「事務所に行くか」などと脅して監視の下、駐車場内のベンチに座らせて監禁した疑い。富士署などは11日、指定暴力団山口組藤友会系幹部の男ら4人を同容疑で逮捕していた。同署によると、6人が共謀して監禁したという。

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  • おはやしとファンクが融合 吉原祇園太鼓セッションズ 2枚目レコード発売

     富士市吉原の祇園祭のおはやしをベースにしたバンド「吉原祇園太鼓セッションズ」が12日、2枚目のレコードを発売した。メンバーが幼少期から体に刻んできたおはやしのリズムとファンクが融合した作品を完成させた。  レコードは12インチ盤2曲入りで、ジャマイカのバンド「スカタライツ」のファンクナンバーをカバー。メンバー間でセッションを重ねながら元の楽器を太鼓や笛、かねなどに置き換えた。原曲のグルーブを残しつつ、祭りの熱気を感じさせるアレンジに仕上げた。  バンドは幼少期から祭りに参加する友人らで2015年に結成。現在は30~40代の9人で活動する。昨年3月にレコードデビュー後、反響を受け県外の音楽フ

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  • 露店不正 組員ら懲役2年を求刑 地裁沼津支部公判

     静岡県東部の祭りで露店出店権を不正取得したとして、詐欺罪に問われた指定暴力団山口組藤友会組員の無職の男(77)=事件当時富士市中里=と露天商の女(55)=同=両被告の論告求刑公判(明日利佳裁判官)が12日、静岡地裁沼津支部で開かれ、検察側は2人に懲役2年を求刑した。判決は27日。  検察側は論告で女が露店営業を取り仕切り、売り上げを男が管理していたと説明。「暴力団の上納金を確保する目的もあった。出店した露店で高額な利益を得ていた」と指摘した。弁護側は執行猶予付きの判決を求めた。  起訴状などによると、両被告は昨年6~11月、富士宮市の富士山本宮浅間大社秋の例祭など三つの祭りで共謀し、暴力団関

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  • 知的障害児向けサッカー教室開校 NPO法人 エスパルスなどと連携

     知的障害者サッカーの普及に取り組むNPO法人静岡FIDサッカー連盟(瀬戸脇正勝理事長)が本年度、静岡市サッカー協会、Jリーグ2部(J2)清水エスパルスとの共催で障害児向けの教室「静岡・FID・エスパルスジュニアスクール」を開校した。このほど記念イベントを同市清水区のエスパルスドリームフィールド清水で開いた。  知的障害のある子どもを対象としたサッカー教室はこれまで「静岡スポーツを楽しむ会」などの名称で実施し、エスパルスから指導者派遣や会場提供などを受けてきた。協力態勢の強化や他のJリーグクラブとの連携などを図るため、今回新たに事業化した。  イベントには市内の小中学生約60人が参加し、エスパ

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  • 静新地域貢献顕彰「たんぽぽ賞」 信頼の新聞配達 街を見守る“番人”

     静岡新聞社と静岡新聞取扱販売店の店主で組織する静新会が選定する地域貢献顕彰「たんぽぽ賞」の受賞者が決まった。「たんぽぽ賞」の表彰は15回目。県内約4500人の新聞販売店スタッフが、今日も大切な新聞を届けながらあなたの街を見守っている。本年度の受賞事例の一部を紹介する。  トガワ新聞店(伊豆市)      トガワ新聞店では、社会貢献活動の一環で2012年からペットボトルキャップの回収を行っている。先月には回収の個数の累計が200万個を超えた。読者がビニール袋などにまとめたキャップを、新聞配達時に回収している。回収されたキャップはNPO法人エコキャップ推進協会(横浜市)を通じ

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  • 暴力団幹部ら4人 監禁容疑で逮捕 富士、富士宮署

     富士、富士宮両署と静岡県警捜査4課は11日、監禁の疑いで、指定暴力団山口組藤友会系幹部、無職の男(45)=富士市吉原3丁目=、同幹部、理容師(32)=同市柚木=、会社員(23)=富士宮市淀師=、建築作業員(25)=富士市松岡=の4容疑者を逮捕した。  4人の逮捕容疑は昨年10月17日、富士市内の駐車場で県東部在住の30代男性が乗る車を被疑者らの2台の車で取り囲み、「事務所に行くか」などと脅して監視の下、駐車場内のベンチに座らせて監禁した疑い。目撃した通行人から通報があった。富士署などは4人の目的などを捜査している。  また同署などは、今月11日午前6時ごろに自宅で乾燥大麻を所持していたとして

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  • リチウムイオン電池 再生事業強化 エンビプロ・HD茨城に新工場

     エンビプロ・ホールディングス(HD)は廃リチウムイオン電池(LIB)の再生事業強化に乗り出す。茨城県ひたちなか市で用地と建屋を取得し、2024年4月に連結子会社VOLTA(ボルタ、富士市)の新工場として稼働する。関東圏を中心に廃LIBの回収を進め、処理能力を現在の3倍に引き上げる。  新工場は敷地面積約1万5300平方メートル、延べ床面積は約8600平方メートル。廃LIBを乾燥や破砕するなどして、リチウム、コバルト、ニッケルのレアメタル(希少金属)を濃縮したブラックマスを製造する。廃LIB処理能力は年間5千トンを見込み、富士宮市の既存工場と合わせて同約7500トンに高める。  同HDは、ブラ

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  • 5月13、14日「FUJI&SUN’23」 音楽もキャンプも全部楽しむ DJ・TOPDOCAさんインタビュー

     富士山の麓でキャンプと音楽、各種野外活動を楽しむフェスティバル「FUJI&SUN’23」が5月13、14の両日、富士市の「富士山こどもの国」で開かれる。2019年の初開催以降毎回出演しているDJのTOP DOCA(トップ・ドカ)さん(46)=富士市=に、同フェスの特徴を語ってもらった。  いろんなフェスに行きますが、こんなにアットホームな雰囲気の会場は珍しいです。「フェス慣れ」していない子連れの方もかなりいらっしゃる。音楽とがっつり向き合う、というよりキャンプや遊び、ロケーションを全部楽しもう、というお客さんが多いのではないでしょうか。  会場では、メインステージの背後にドンと

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  • 車と衝突、歩行者死亡 富士

     10日午前5時10分ごろ、富士市伝法の県道で、同所の農業の男性(82)の軽四貨物車が、道路を歩いて横断していた同所の無職の男性(76)と衝突した。歩いていた男性は頭を打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。富士署によると、西進していた車が交差点を右折して男性と衝突した。同署が事故の原因を調べている。

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  • 5個人3団体に観光功労表彰

     静岡県観光協会は10日までに、2023年観光功労表彰の受賞者5個人3団体を選定した。表彰式は6月に開催予定の定時会員総会で行う。受賞者は次の通り。 会長感謝状 谷敦(前袋井市観光協会長)小倉豊寿(森町観光協会副会長)▽会長表彰状 小野俊幸(JR東日本横浜支社小田原・伊豆統括センター所長)彦坂晋也(遠州鉄道東ブロック長兼磐田営業所長)片山隼人(東海自動車バス営業部旅行営業課長)▽ふじのくにしずおか観光大賞 島田大祭保存振興会▽同奨励賞 富士市観光ボランティアガイドの会、裾野市スポーツツーリズム推進協議会

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  • 未就学児や園児に陽気な音色届ける 富士でコンサート

     富士市文化振興財団は8日、未就学児や園児などを対象にした「ロゼこどもスプリングコンサート」を同市のロゼシアターで開いた。  県内の音楽家ら6人がピアノやトランペット、バイオリンなどで陽気な音色を届けた。訪れた子どもたちは「となりのトトロ」や「山の音楽家」といったなじみ深い曲が演奏されると、手をたたいたり歌ったりして楽しんだ。  普段はコンサートに入場できない子どもに音楽鑑賞の機会を提供しようと同財団が年2回開催している。

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  • 富士山噴火避難、備え見直し 病院や学校、静岡県内230施設が計画作成へ

     3月に公表された富士山の噴火に備える避難基本計画。ハザードマップの改定を受けて、旧計画を見直し、病院や福祉施設の避難、学校などの休校、児童生徒の引き渡しなど対策を強化した。市町から避難促進施設に指定された場合、施設は迅速で円滑な避難のため、避難確保計画の作成が求められる。県内では新たに約230施設が計画を作る見込みとなっている。富士山火山防災対策協議会は施設ごとの計画作りの検討事項を詳しく示した。  基本計画によると、避難確保施設に指定されるのは、第3次避難対象エリアより内側の入院、入所型の医療機関、福祉施設と、第4次避難対象エリアより内側の教育関連施設。県のまとめでは、保育園や学校が83

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  • 膠原病の治療法 テーマに講演会 15日に富士

     富士市難病患者・家族連絡会は15日午後1時半から、膠原(こうげん)病に関する講演会を同市のフィランセ東館で開く。聖隷富士病院リウマチ・膠原病科の山田雅人医師が講師を務める。 同会は、患者や家族などを対象に、病気の治療法についての知識を伝える目的で年に1回、講演会を開催している。今回は、膠原病の治療薬が近年増加していることを受け、患者が選択しやすいよう、それぞれの有効性や副作用を解説する。 受講無料。先着順で定員は30人。申し込み、問い合わせは富士市難病連事務局<電090(8737)7952>へ。

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  • 横断歩道 手を上げて 富士の伝法小 PTA 新入生に交通指導

     富士市の伝法小PTAは7日、同校の入学式に合わせ、新入生に向けた交通啓発活動を行った。 富士署員や交通指導員が同校の昇降口付近の廊下に横断歩道を模したシートを敷いて児童を出迎えた。新入生は、署員らの指導を受けて手を上げながら歩いた。横断歩道を渡り切ると、PTA会員が文具セットや交通安全を促すチラシを手渡し「登下校時は車や自転車に気を付けてね」と呼びかけた。同PTAの遠藤祐佐会長は「学校や家族、近隣住民で力を合わせ安心安全な地域にしていきたい」と意気込んだ。

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  • 静岡県人口 356万8563人 3月1日現在 9カ月連続減

     静岡県がこのほど公表した3月1日現在の推計人口は356万8563人で、前月に比べて2882人減った。推計人口の減少は9カ月連続。社会動態は2カ月ぶりに、転出数が転入数を上回る社会減となった。 ※画像タップで拡大してご覧になれます  転入数から転出数を引いた社会動態は24人減(転入1万416人、転出1万440人)。出生数から死亡数を引いた自然動態は2858人減(出生1457人、死亡4315人)。  市町別で、人口が増加した市町はなかった。820人減の静岡市をはじめ、浜松市308人減、富士市172人減など全35市町で減少した。  社会動態は16市町で増加した。最も多かったのは浜松市の

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  • 富士山入山料 任意徴収の継続を報告 協議会

     静岡、山梨両県や両県市町の代表者でつくる富士山世界文化遺産協議会は6日までに書面開催し、富士山の入山料について、当面は現行の「富士山保全協力金」1人千円の任意徴収を続ける方針を報告した。  3月に富士市で開いた同協議会作業部会の会合で、入山料の義務化はコストや登山客管理の面から課題が多く、すぐに実現するのは困難との検討結果を報告していた。  協議会ではこのほか、おおむね5年ごとに内容を見直している富士山来訪者管理計画第3期(2025~29年)の策定スケジュール案や、同協議会の23年度事業計画案を全会一致で承認した。同年度予算額は2千万円で、富士山世界文化遺産登録10周年記念式典を6月22日に

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  • ポスター盗んだ疑いで再逮捕 富士署

     富士署は6日、窃盗の疑いで、富士市森島、無職の男(54)を再逮捕した。再逮捕容疑は2022年5月28日、JR富士駅構内で、ポスター1枚(時価2千円相当)を盗んだ疑い。容疑者は今年3月22日、同市内の別の駅で、壁に掲示された時刻表を盗んだ疑いで同署に逮捕された。

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  • 看護の道へ 40人決意 富士の専門学校入学式

     富士市立看護専門学校の入学式が6日、同市の同校講堂で行われ、入学生40人が看護の道へ第一歩を踏み出した。 誓いの言葉を述べた佐々木鈴音さん(18)=同市=は、新型コロナ禍にも懸命に責務を果たす医療従事者に感銘を受けたことに触れ「地域の医療で活躍したい思いが高まった。患者さんの立場になって物事を考え、思いやりのある看護師を目指したい」と語った。児島章校長は「初心を忘れず学び、協調性を身につけることを大切にしてほしい。人々が看護学生に向ける思いは非常に大きい」と激励した。 入学生は富士、富士宮市出身者が34人。3年間の課程で国家資格の取得を目指す。 

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  • 笑い文字練習帳 普及協会が寄贈 富士市に50冊

     笑顔のデザインを組み込んだ文字を書いて楽しむ「笑い文字普及協会」(東京都)がこのほど、笑い文字練習帳50冊を富士市に贈った。市内で活動する講師の千々輪典子さんと佐野笑子さんが市役所に届けた。 笑い文字は、文字の一部を輪郭に見立てて笑顔を描き込んだり、点を朱色のハートに置き換えたりして、手紙やメッセージを表情豊かに彩る筆文字。イベントなどでもPRしている千々輪さんらが小長井義正市長に練習帳を手渡し「さまざまな層のコミュニケーションに活用してもらい、心が和むお手伝いになればうれしい」と呼びかけた。 練習帳は市内のまちづくりセンターに置く予定。

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  • 社説(4月6日)富士山噴火対策 正しく恐れ、備えよう

     富士山の火山防災対策を話し合う静岡、山梨、神奈川の3県などの協議会は、新たな火山避難基本計画を策定した。警戒区域の3県27市町村の外へ広域避難する方針を見直し、溶岩流からの避難は自市町内や隣接市町を原則とした。静岡県と県内市町は地域防災計画の改定作業に入る。  協議会が2021年に示したハザードマップ(危険度地図)に基づき、必要な改定を行った。被害がより早く、より遠くに及ぶ可能性を踏まえ、基本計画は学校など教育関連施設の休校や病院、福祉施設での対策の必要性に踏み込んでいる。避難計画検討委員会の藤井敏嗣委員長は「逃げ遅れゼロを目指すためにはどのような避難方法が適切かを念頭に置いて作業に当たった

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  • 災害時のガス供給 円滑化へ覚書締結 富士、富士宮市、県LP協

     富士市と富士宮市はこのほど、県LPガス協会の富士、富士宮のそれぞれの地区会と、災害時の円滑なガス供給に向けた覚書を締結した。 同協会が県と結んでいる協定に基づき、災害時に市が必要とするLPガスを円滑に供給して被災者の生活基盤の確保につなげる。施設の対応に当たる事業所と供給量を記したリストを作成することを盛り込んだ。 富士市役所で行った締結式では、小長井義正市長と杉山勉富士地区会長が覚書に署名、押印した。優先的に供給支援を受ける「特定施設」に避難所など58施設を指定することなどを確認した。

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  • シニア人材は「即戦力」 人手不足で活用注目 富士の企業、技能見える化し派遣

     人手不足を背景に50~70歳代のシニア層の人材活用に注目が集まる中、富士市の人材派遣会社「アイ・ブロード」がシニア層に特化した人材派遣事業に取り組んでいる。シニア人材から経験を丁寧に聴き取って役立つ技能を引き出し、人手不足に悩む企業に即戦力として送り出している。担当者は「経験やスキルが明確になるとマッチングしやすい」と説明する。  配電盤を製造する「誠電機」(沼津市)に昨年7月から派遣されている長田淳さん(64)=裾野市=はパソコンで設計図を作る。電気関係の仕事が長く「体力的にも問題ない。60代のうちは働き続けたい」と意欲を燃やす。求人を出しても手応えがない状態が続くという誠電機の杉山周彌社

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  • 決意新た各地で辞令交付式 「全身全霊で運営」 富士市消防団

     富士市消防団の辞令交付式が2日、市消防防災庁舎で行われ、中村秀明団長が新任の幹部らに訓示した。 副団長や団本部員、分団長の昇任・異動対象者は約50人。1日に就任した中村団長が、さまざまな苦難を団員全員で乗り越える必要性に触れ「責務を自覚し、地域の安心安全のために全身全霊で運営に当たってほしい」と呼びかけた。3月末まで4年にわたって団長を務めた渡辺明夫さんに花束を贈った。

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  • 23年度事業計画案 富士商議所が承認

     富士商工会議所は30日、通常議員総会を富士市の同所で開き、温室効果ガス削減への理解促進などの重点事業を含む2023年度事業計画案を承認した。 重点事業は中長期的視点に基づくものと、喫緊の対応を図るものを合わせた8項目。インフラ整備に関する提言やデジタル化による所内の見える化、地域企業の経営安定に資する事業の実施などを盛り込んだ。浅見祐司会頭は「自社ブランドの確立や顧客目線など各事業所が意識する課題を踏まえ、商議所として役割を果たしていきたい」と呼びかけた。 永年勤続議員をたたえる日本商工会議所会頭表彰も伝達した。表彰を受けた議員は次の通り。 渡辺栄一(山大園)鈴木清久(旭商事)井出清徳(井出

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  • 学習ノート2000冊 新入生へ寄贈 富士信金

     富士信用金庫はこのほど、富士市教育委員会に学習ノート2千冊を寄贈した。新入生用に市内の小学校へ贈られる。 ノートは、表紙に同金庫のマスコットキャラクター「ふじ丸くん」のイラストを添え、表紙の裏には日本のお金に関するクイズを記した。 同金庫の浅見祐司理事長が「読み書きの学習に活用してほしい」と話し、小長井義正市長にノートを手渡した。 

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  • 小学生、荷物が重い!! 「置き勉」浸透道半ば 教科書と端末 併用影響

     小学生の通学の荷物が重い。心身への影響を懸念する声を受けて近年、教科書を学校に置いて帰る「置き勉」などの対策が県内でもある程度進む。一方、GIGAスクール構想で整備された電子端末の持ち帰りをはじめ、荷物が重くなる事情も新たに加わった。児童や保護者からは負担の訴えと諦めの声が入り交じる。 小学5年生、ある日の荷物 7.3キロ  教科書やノート計14冊、ノートパソコン(PC)、水筒。3月中旬、県中部の小学5年の女児にランドセルの中身を見せてもらった。ランドセル本体を含む重さは計7・3キロ。女児の学校では国語と算数以外の教材は「置き勉」可能だが、軽い日でも6キロ弱ある。中でも重いのは、1・6キロ

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  • 有形文化財に和楽器の音色 静岡県内奏者3人が披露 富士「旧稲垣家住宅」で音楽会

     富士市の広見公園内の県指定有形文化財「旧稲垣家住宅」でこのほど、「かやぶき農家の癒やしのおんがく会」(富士山かぐや姫ミュージアム主催)が開かれた。  県内の音楽家3人が琴や横笛の演奏を披露した。同公園でサクラが満開を迎えていることにちなんで春を想起させる曲を選んだ。日本文化を体験しようと訪れた外国人技能実習生のグループや家族連れなど約40人の来場者が、和楽器の優雅な音色を楽しんだ。

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  • 青春のかけら きらり輝く 宮島未奈さん(富士出身)デビュー 「成瀬は天下を取りにいく」発刊

     富士市出身の作家宮島未奈さんがデビュー作「成瀬は天下を取りにいく」(新潮社)を発刊した。過去に窪美澄さん、町田そのこさんらを輩出した同社主催「女による女のためのR-18文学賞」で大賞ほか全3冠を得た「ありがとう西武大津店」など6編からなる短編集。奇想天外な発案と揺るぎない行動力で周囲をあぜんとさせる女の子、成瀬あかりを中心に据えた連作は、地方都市の何げない日常にきらりと輝く「青春のかけら」を巧みにすくい上げる。  「島崎、わたしはこの夏を西武に捧げようと思う」。受賞作は「閉店が決まった百貨店に夏休みの間、毎日通う」という中学生成瀬の奇矯な宣言で始まる。幼稚園時代から運動、勉学、芸術に秀でなが

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  • ぷりぷりシラスに長蛇の列 富士・田子の浦港 「漁協食堂」営業開始

     富士市の田子の浦港で1日、恒例の「漁協食堂」が今季の営業を始めた。取れたてのシラスを求めて開店前から長蛇の列ができるなど、県内外から訪れた多くの人出で活気に包まれた。  漁協食堂はシラス漁の解禁に合わせてオープン。国の地理的表示(GI)保護制度に登録されている「田子の浦しらす」を眼前に海が広がる漁港で堪能できる人気スポットで、昨季は6万3千人以上が訪れた。  新鮮な生シラスが味わえる定番メニュー「ぷりぷり生しらす丼」や卵黄を載せた「赤富士丼」が人気。今季からは通常の3倍の生シラスを山盛りにした新メニュー「日本一丼」を用意する。茨城県から訪れた平山モルテザさん(24)は「食感が最高。写真を撮る

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  • 県議選無投票当選37%、戦後最大 盛り土、原発 地域課題語る場は? 機会喪失に嘆き

     31日に告示された県議選(定数68)は34選挙区のうち15選挙区で現職24人、新人1人の計25人が無投票で当選した。無投票選挙区は県内全選挙区の4割に上り、無投票当選者は議員定数の37%に達し戦後最大。浜松市天竜区は旧天竜市・磐田郡北部当時も含め7回連続、御前崎市は4回連続で選挙戦が行われていない。  1947年以降、無投票選挙区が最も多かったのは32選挙区(定数78)中、18選挙区25人が無投票当選した1979年。無投票当選者数の最多は95年で、29選挙区(同)のうち11選挙区で27人が無投票当選した。今回は立候補者数が92人と戦後最少となった一方、定数に占める無投票当選者の割合は戦後最も

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  • 無投票当選新議員の抱負 富士宮市/富士市 静岡県議選

    富士市 四本康久氏  四本康久[よつもとやすひさ]氏 (無現④、62歳) 生み育てやすい環境に  市議選に初当選してから20年間を「人と会って声を聞く事に徹した」と振り返る。新型コロナ禍で地域の結び付きが希薄になったと危惧し、つなぎ役を買って出る。苦手というSNSの運用も考える。  拍車のかかる人口減少に危機感を抱き、生み育てやすい環境の整備を柱に据える。ただ、自身の子育ては20年前に終えた。地元の子育て世代の会合に足を運び「現実を勉強しながら訴える立場」と強調する。  毎年数回は登る富士山の変化にも目を光らせる。川勝県政とのパイプを駆使して保全活動や、焼失した富士宮口5合目の拠点整備

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  • 6企業・団体に知事褒賞 健康づくり推進

     静岡県はこのほど、健康づくりに積極的に取り組む県内の6企業・団体を表彰した。川勝平太知事が県庁で代表者に褒状を手渡した。  従業員の食生活改善支援や健康診断の追加検査費用負担、受動喫煙防止対策などを進めた。職場内にとどまらず、従業員の家族や地域住民向けの健康増進に取り組む企業もあった。  川勝知事は「他の企業のモデルになる。今後も取り組みを続けてほしい」と激励した。県は企業・団体の取り組みを事例集として冊子にまとめ、県内の事業所に配布する。  健康づくり活動に関する知事褒賞制度は2012年度に創設され、受賞企業・団体は計81になった。  受賞企業は次の通り。  アミック(浜松市中区)小林製作

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  • 学園祭の収益 岳陽中へ寄付 富士市立高生徒会

     富士市立高生徒会は29日、2月に給食室で火災があった同市の岳陽中に浄財8万429円を寄付した=写真=。 昨年6月に開いた学園祭の売り上げから拠出した。岳陽中で行われた贈呈式で生徒会長の佐々奏多さんは「復旧のために役立ててもらえれば」と話し、原田和久校長に寄付金を手渡した。 岳陽中では火災後、外部の弁当業者や給食センターから昼食の配送を受けているという。原田校長は「地域の先輩からの温かな心遣いに感謝したい」と応えた。

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  • 商店街空き店舗 交流拠点に変身 富士市の支援事業活用 カフェ兼ライブ空間 28日から

     富士市吉原に4月28日、コミュニティースペース「アンテラ」がオープンする。市などによる開業支援事業「あなたも商店主事業」を活用し、吉原商店街の空き店舗に出店した。飲食店兼ライブスペースとして街の交流拠点を目指す。 地域住民が気軽に立ち寄れる空間にしようと、施設の1階でカフェを営業。2階のライブスペースでは、音楽ライブを中心にダンスや演劇、個人の誕生日会などさまざまなイベントを受け付ける。3月24日に関係者向けに開かれた内覧イベントで寺沢弘貴店長(36)は「誰でも訪れられるような日本一敷居の低いライブ空間にしたい」と意気込んだ。 営業時間は午前11時~翌午前0時まで。 同支援事業は中心市街地に

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  • 富士の女性書道家 大作中心に出品 2日までロゼシアター

     富士市の女性書道家でつくる「富士市女流書作会」による作品展(静岡新聞社・静岡放送後援)が2日まで、富士市のロゼシアターで開かれている。  会員26人が日頃の研さんの成果を披露した。縦3メートル横90センチの大作を中心に出品。漢字やかな、詩文などそれぞれが得意とする書体でダイナミックにしたためた書が楽しめる。  三ツ岡瑾流会長は「100歳を超える会員もいる。生涯を通して書道に向き合う女性たちの作品を見てほしい」と来場を呼びかけた。

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  • 静岡県内有権者302万4060人 静岡県選管発表 前回選比5万9950人減

     静岡県選管は30日、県議選の告示に合わせ、同日現在の県内選挙人名簿登録者数を発表した。有権者数は302万4060人(男性148万6179人、女性153万7881人)で、前回2019年の県議選に比べ5万9950人減った。  県議選の34選挙区別で有権者数が最も多いのは静岡市葵区(定数5)で21万159人。富士市(同4)の20万7337人、静岡市清水区(同4)の19万5697人、浜松市中区(同4)の19万3159人が続いた。最少は浜松市天竜区(同1)の2万3332人。

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  • 路線バス運賃 7月から上げ 富士急バス

     富士急バス(山梨県富士河口湖町)は30日、路線バスの運賃を7月1日から値上げすると発表した。平均改定率は13%。初乗り運賃は現行の160円から180円になる。  国土交通省関東運輸局に30日、許可を申請した。同社の本県運行エリアは富士市、富士宮市、御殿場市、小山町。  消費増税に伴う改定を除き、値上げは1995年以来28年ぶり。少子化や新型コロナウイルスによる乗客減、物価高騰、運転士の処遇改善などが理由。

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  • アーツカウンシルしずおか 文化活動支援 27件内定

     静岡県民のアート活動を支援する県文化財団内の組織「アーツカウンシルしずおか」は、2023年度の「文化芸術による地域振興プログラム」の対象27件を内定した。地域資源の活用や社会課題への対応を目指す取り組みに対し、経費の一部助成などを行う。  80団体から応募があり、審査会での審議を経て上限500万円の「地域クリエイティブ支援」19件、上限30万円の「地域はじまり支援」8件を決定した。  「地域クリエイティブ支援」は次の通り。  松崎まちかど花飾り実行委員会(松崎町)GAKKO PROJECT(伊東市)PROJECT ATAMI実行委員会(熱海市)熱海怪獣映画祭(同)熱海未来音楽祭(同)atam

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  • 朝起きられない=反抗期は誤解 「起立性調節障害」支援の会発足 富士

     朝に起きられなくなる障害「起立性調節障害(OD)」の当事者や家族を支援する「起立性調節障害を地域で考える会」が富士市を拠点に発足した。中高生の発症が多く、反抗期と誤解されることも多い障害。ODを扱う映画の自主上映会を開いた有志が「上映だけで終わらせてはいけない」と、医師らと共に支援の形を探る。  映画「今日も明日も負け犬。」は、ODの当事者でもある福岡県の女子高校生が監督を務めた作品。高校生の全国映画コンクールで最優秀賞に選ばれ、各地で上映会が開かれている。富士ではオンラインを含む計5回の上映に約1600人が参加し、参加者が障害や対策について意見を交わした。  上映会を企画した小児科医、飯

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  • 風水害避難で連携 富士市や小池区、蒲原病院組合 協定

     富士市と同市小池区、共立蒲原総合病院組合は30日、災害避難に関する協定を締結した。風水害の発生時に同区住民が同組合の介護老人保健施設「芙蓉の丘」への一時的な避難を可能とした。 同区の風水害時の早期避難場所は富士川まちづくりセンターに指定されている。高齢化により移動手段がない世帯が増えているため、同区が昨年11月、市に要望していた。パーティションなどで施設利用者と避難者のエリアを区切って使用することを検討している。 富士市役所で行った締結式で、小長井義正市長と関係者らが協定書に署名した。

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  • 富士の東名上りで多重事故 運転手の男性が死亡 一時通行止め

     30日午前3時45分ごろ、富士市中之郷の東名高速道上りでトラックなど3台が関連する事故があった。県警高速隊によると、埼玉県上尾市愛宕2丁目、運転手の男性(70)の軽トラックが横転した。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。  高速隊によると、現場は2車線。同隊が原因を調べている。この影響で清水ジャンクション-富士川サービスエリア間の上りが通行止めになった。

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  • 「三保の水族館」まだ見学できる 5月からネット予約 東海大海洋科学博物館

     累計来館者数1900万人以上―。31日で有料入館が終了する静岡市清水区三保の東海大海洋科学博物館は1970年の開館以来、県内外の多くの人々に愛されてきた。施設の老朽化のため有料入館の終了を決めたが、完全閉館ではなく、人気の海洋水槽を含む海洋科学博物館1階は5月から、指定の開館日程に沿ってインターネット予約の上で無料で見学を受け入れていく。  海洋科学博物館を含む東海大海洋学部博物館敷地内には、恐竜の全身骨格の展示が人気を集める自然史博物館もあり、それぞれ海の博物館、恐竜の博物館として親しまれてきた。2022年6月に有料入館終了を発表した後は「来場者が前年比で倍以上になった」と同館の担当者は話

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  • 富士市有林に植樹 市、県と静岡ガス 「未来の森」で協定

     静岡ガスと富士市、県は29日、官民が連携して森づくり活動に取り組む「しずおか未来の森サポーター協定」を締結した。富士市の市有林約10ヘクタールに同社員がヒノキ約1万5千本を植樹し、脱炭素の地域社会実現に貢献する。  県庁で開かれた協定締結式で、岸田裕之社長、小長井義正市長、県の高畑英治くらし・環境部長が協定書に署名した。岸田社長は「地域内のカーボンオフセットの取り組みに貢献したい」と話した。  育てたヒノキを建築用木材として地元で利用するなど長期的な活動を想定している。県によると、2006年度に始めた未来の森サポーター制度の協定締結は59例目。今回のような長期的な視点で森づくりに取り組む活動

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  • 自動車用変速機 ジヤトコが寄贈 静岡・科学技術高に

     ジヤトコ(富士市)は29日、静岡市葵区の科学技術高に自動車用のトランスミッション2台を寄贈した。制作に携わった社員4人が同校を訪れ贈呈式に参加した。機械工学科の授業や部活動での学習に役立てられる。  4速自動変速機と「CVTモデル」の2種類が贈られた。中の構造が見やすいように外側のカバーが一部カットされている。  2014年の同校の文化祭で同社がトランスミッションの分解組み立てを実践したことをきっかけに、同校同窓会が働きかけて実現した。  小野聡校長は「中身を見ることはなかなかできない。貴重な体験を通じて学びを深めてもらいたい」と期待を込めた。

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  • 富士の小中学生 情報誌創刊 “記者”15人 食文化を取材、編集 「地元の魅力 発掘できた」

     富士市の子どもたちによる地域情報誌「フジラ」の創刊号がこのほど完成した。小中学生15人が“記者”になって取材を重ね、地元の食文化を伝える一冊に仕上げた。 A4判16ページ。取材や執筆、写真撮影、レイアウトなど一連の作業を子どもたちが担った。昨年10月から活動をスタートし、地域の新聞記者やカメラマン、デザイナーから各分野のノウハウを学んできた。 取材では野菜農家の「ヤマタローファーム」や調味料製造の「福泉産業」など6カ所を訪問。会話を楽しみながら情報を引き出すことを意識したという。特集で紹介している同市の給食名物「サイダーかん」や「ピーナッツなます」は、実際に調理して作り方に理解を深めた。 参

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  • シラス丼の食堂 1日に営業開始 富士・田子の浦漁港

     富士市の田子の浦漁港で4月1日、「漁協食堂」が今季の営業を開始する。 同食堂は新鮮なシラス丼が味わえるとして毎年県内外から多くの来客でにぎわう。通常はシラス漁の解禁に合わせてオープンしているが、今年は不漁が予想され、解禁日も振るわなかったため開店を見合わせていた。3月下旬にかけて水揚げ量が回復傾向にあるとして営業開始を決めたという。営業は午前10時半~午後1時半で売り切れ次第終了。

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  • 中野新聞舗(富士宮)メイプル薬局(富士) 配達員 薬宅配へ提携 見守り維持

     富士宮市の中野新聞舗と富士市のメイプル薬局は29日、業務提携を発表した。1日から両市のエリアを対象に、新聞配達員が薬の宅配業務を担う。 提携は4月から静岡新聞の夕刊が廃止されることを受け、中野新聞舗が配達時の地域見守り機能の維持を目的にメイプル薬局に打診した。処方箋確認から即日で薬を届けられる薬局側の利点が合致した。 夕刊配達に充てていた午後2~7時に、薬局で薬を受けて各家庭へ届ける。当面は同新聞舗鷹岡支店の配達員が宅配を担当し、次第に業務を拡大する。 富士市内で締結式が行われ、両社の代表者が提携書に署名を交わした。中野新聞舗の中野雄貴代表は「日中の配達は自宅で倒れている高齢者を助けたことが

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  • ⚾プロ野球新時代へ 紅林、森、小沢ら静岡県勢に期待

     プロ野球はパ・リーグが30日、セ・リーグが31日に開幕する。パは日本ハム-楽天のみ30日に先行して開催し、残り2試合は31日に実施する。レギュラーシーズンは143試合。昨季はパがオリックス、セはヤクルトがともに連覇し、オリックスが26年ぶりの日本一に輝いた。ヤクルトの村上宗隆内野手が史上最年少で三冠王を獲得し、ロッテの佐々木朗希投手がやはり最年少で完全試合を達成するなど、新時代の幕開けを印象づけた。  静岡県関係選手は28人が登録されている。オリックスの日本一メンバーとなった紅林弘太郎内野手(駿河総合高出)がプロ4年目を迎え、本塁打20本超えを目指す。紅林と同じ21歳、DeNAの森敬斗内野手

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  • 女性に暴行容疑 70代の会社役員を逮捕 富士署

     富士署は28日、暴行の疑いで富士市入山瀬、会社役員の男(78)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後2時半ごろ、同市の会社内で、50代女性の胸部を殴る暴行をした疑い。

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  • 2022年個人破産1641件 4年連続前年下回る

     民間信用調査会社の静岡商工データがまとめた2022年の静岡県内個人破産(手続き開始決定)件数は前年比10・8%減の1641件だった。4年連続で前年を下回った。  22年は全国的に減少傾向で、新型コロナウイルス下での自治体などの支援策継続が背景にあるとみられる。一方で、同社は「エネルギー価格や物価高騰の影響を今後も注視する必要がある」と指摘する。  地区別は東部が61件減の584件、中部は24件減の621件、西部は114件減の436件と特に西部で減少幅が大きかった。市町別は静岡市417件、浜松市275件、富士市139件の順で、3市の合計で県内全体の約半数を占めた。  月別では6月が150件と最

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  • 不動産や贈与など3カ所で無料相談 5日、鑑定士協会

     静岡県不動産鑑定士協会は4月5日、県内3カ所で不動産鑑定士による無料相談会を開く。不動産の価格や賃料、借地、贈与など幅広い分野で相談を受け付ける。  会場は富士市の市交流センター、静岡市の市産学交流センター、浜松市の浜松商工会議所。浜松会場への参加は31日までに電話での事前予約が必要。いずれも午前10時~午後4時。  問い合わせは同協会<電054(253)6715>へ。

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  • 学校給食で朝食を 富士商議所青年部 市に提言

     富士商工会議所青年部はこのほど、富士市政に対する政策提言書を小長井義正市長に提出した。学校給食で朝食を提供する構想など3項目を軸にまとめている。 市が進めている第6次総合計画と共に、市内の高校生千人超に実施したアンケートの回答を踏まえて考案した。生産年齢人口を増やし、若い世代に選ばれるまちの実現につなげたい考え。 朝食提供は、ほとんどの学校が自校方式で出来たてが食べられる強みを生かす提言。働く世代の移住を促すため、新たな公共交通サービスの導入とインフラ整備を進めることも提案した。若者を呼び込む方策として、体育大学を誘致して居住、商業、宿泊などの施設がそろうまちをデザインする案も出した。 政策

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  • 佐野バレーボールスポーツ少年団 結成30年 初の県制覇 三島市長訪問

     三島市立佐野小を拠点に活動する佐野バレーボールスポーツ少年団が28日、三島市役所に豊岡武士市長を訪ね、結成30年で初めてとなる県大会優勝を報告した。 チーム結成2年目の男女混合チームが、2月に富士市で開かれた「第49回県小学生バレーボール選抜優勝大会」で頂点に立ち、東海小学生バレーボール連盟新人大会にも出場した。 本間勇次コーチは「新しい歴史を築いた選手を誇りに思う」と紹介。選手たちは「県大会で勝ててうれしかった」「みんなで支え合って優勝できた」などと報告した。 豊岡市長は「日頃から頑張ったからこその優勝。次の大会も報告に来てほしい」と期待した。 (三島支局・岡田拓也)

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  • エコドライブ 優秀者を表彰 富士市がコンテスト

     富士市はこのほど、環境に優しい運転を競う「エコドライブ・安全運転コンテスト」の表彰式を市役所で開き、チームと個人の上位入賞者に賞状などを贈った。 市が包括連携協定を結ぶあいおいニッセイ同和損害保険との共同事業。事業所に勤務する市民らを対象に、3人で組むチーム部門に56チーム、個人部門に181人が参加した。 コンテストは車両に取り付けるタグとスマホを連動させる同社の技術を使い、参加者の走行データを1カ月にわたって診断。急ハンドルや急ブレーキがあると減点される機能などで得点化した。 同社はコンテストで集めたデータを地図上に表示した交通安全マップを市に贈った。新年度から市のホームページなどで公開す

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  • SDGs推進 企業を登録 富士市

     富士市はこのほど、持続可能な世界の実現を目指す「SDGs未来都市推進企業」と応援団の登録証交付式を市役所で開いた。 推進企業にはアリメント工業を登録し、計45社になった。応援団は三井住友海上火災保険、静岡大、県富士健康福祉センターが加わり、計15団体になった。 登録制度は、専門的な知見を持つ機関などの応援団が推進企業に助言や支援をする。官民などの連携による市のプラットフォームで進めているプロジェクトは現在19事業。

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  • 静岡県人口357万1445人 2月1日現在 8カ月連続減

     静岡県がこのほど公表した2月1日現在の推計人口は357万1445人で前月から4009人減少した。推計人口の減少は8カ月連続。社会動態は2カ月ぶりに転入数が転出数を上回る社会増となった。  転入数から転出数を引いた社会動態は15人増(転入9891人、転出9876人)。出生数から死亡数を引いた自然動態は4024人減(出生1727人、死亡5751人)。  市町別で人口が増加したのは、14人増の菊川市のみ。829人減の静岡市をはじめ、浜松市758人減、沼津市350人減など33市町で減少した。小山町は同数だった。  社会動態は19市町で増加。最も多かったのは磐田市の111人増で、富士市84人増、伊東市

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  • ファミマと松岡紙業 医学生奨学金に寄付 古紙回収で270万円

     ファミリーマートと古紙リサイクル業の松岡紙業(富士市)はこのほど、静岡県の医学生向け奨学金事業に計270万8460円を寄付した。古紙回収の利益の一部を本県の医師確保対策に生かすカミカラドクター事業の取り組み。  ファミマの成田祥之執行役員中日本地域代表と松岡紙業の佐藤元彦社長が県庁を訪れ、川勝平太知事に目録を手渡した。  成田執行役員は「地域医療を支える医療従事者育成の一翼を担えることに誇りを感じる」とあいさつし、佐藤社長は「県民が安心して医療を受けられる体制を強くできれば」と話した。  ファミマ店舗に古紙回収ボックスを設置し、古紙1キロ当たり1円を寄付する仕組み。現在は県内36店舗に設置さ

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  • 富士で住宅全焼 1人の遺体発見 住人男性と連絡取れず

     27日正午ごろ、富士市中野、男性方から出火し、木造2階の住宅を全焼した。焼け跡から1人の遺体が見つかった。  富士署などによると、男性宅は4人暮らし。この家に住む70代男性と連絡が取れていないほか、70代の女性が病院に搬送された。火は隣家にも延焼した。同署などが遺体の身元の確認を急ぐとともに、出火の原因を調べている。  現場は東名高速道路富士インターチェンジから北に約1・5キロの住宅地。

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  • 新東名上りで車両火災 単独事故で出火 富士市

     27日午前7時45分ごろ、富士市木島付近の新東名高速道上りで静岡市葵区の男性(39)のトラックから出火したと通行人から110番があった。県警高速隊によると、男性は軽傷を負ったもよう。単独事故を起こし、路肩に停車していたところ火が出たという。同隊が出火原因を調べている。この影響で3車線のうち2車線の通行を一時規制した。

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  • 富士の住宅で火災、焼け跡から1遺体

     27日午後0時ごろ、富士市中野の木造2階建て住宅から出火し、焼け跡から1人の遺体が見つかった。

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  • 被災公共建築復旧 2建築団体と協定 富士市

     富士市はこのほど、「災害時における公共建築物の応急復旧工事の設計業務に関する協定」を二つの建築団体と締結した。 県内の約380事業所が加盟する県建築士事務所協会と、富士・富士宮地区の約190人が所属する富士建築士会。地震などの災害時に、被災した公共建築物の再使用の可能性や補修方法を判定するほか、応急復旧工事の設計を担う。 締結式では小長井義正市長と両会の会長が締結書に署名した。小長井市長は「公共建築は防災拠点としての機能の確保が必要。迅速な対策ができるのは心強い」と話した。

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  • 螺鈿細工「上手にできた」 幼児 蒔絵にも挑戦 静岡市美術館

     静岡市葵区の市美術館で開かれている企画展「東海道の美 駿河への旅」(静岡新聞社・静岡放送など主催)に合わせ25日、同館でアート体験会「しずびチビッこプログラム」が開かれた。2~5歳児8人が螺鈿(らでん)や蒔絵(まきえ)細工に挑戦した。  同館の入り口付近に常設されている漆芸作品「東海道五十三次ひとめ図」を参考に、同館職員や連携する保育支援スタッフに指導を受けて制作した。貝殻の内側にある真珠層を薄く加工したシートをはさみで富士山の形に切り取り、丸皿に貼った。さらに、専用ののりを使って思い思いに模様を表現し、金色の粉を上から振りかけて蒔絵を施した。  両親らと訪れた富士市の来住明橙ちゃん(5)は

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  • 岩本山のロウバイ 富士RCが施肥 留学生も参加

     富士ロータリークラブ(RC)はこのほど、富士市の岩本山公園で施肥作業に取り組んだ。 ロウバイや桜が植樹されている「慈愛の丘」周辺に約30人が集まり、つるはしなどを使って地面に肥料を入れた。RCの国際交流事業に参加している留学生も作業に汗を流した。 岩本山での景観保全は約50年にわたって続く事業。池田正明会長は「作業中に声をかけてもらえて交流も生まれている。多くの人に散策を楽しんでほしい」と話した。

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  • 犬関連グッズ販売 キッチンカー集う 富士でマルシェ

     マルシェやステージパフォーマンスが楽しめるイベント「フジヤマデイズライフスタイルフェスタ」が25日、富士市の富士中央公園で始まった。26日まで。 犬関連のグッズ販売や手づくりアクセサリーのブースなど約90店が並んだ。「フードトラックエリア」では、ハンバーガーやクラフトジンなどのキッチンカー23台が集い、来場者でにぎわった。犬が芸を披露する「わんわん大サーカス」によるショーも行われ、家族連れからは歓声が上がった。 26日は午前10時から午後5時まで。

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  • ひょうたん アイデア自由 富士で愛好家展

     富士市を中心とするひょうたん愛好家でつくる「富士天間ひょうたん会」による作品展が24日、同市の天間まちづくりセンターで始まった。26日まで。 会員16人による大小約160点が並ぶ。表面にカシの染料を施したひょうたんや砕いた卵の殻で模様をつくった作品など、会員らの自由なアイデアが楽しめる。遠藤恵久会長は「会員らが重ねてきた努力の成果がよく表れている」と話し来場を呼びかけた。 25日には、ひょうたんの表面を彫る技法の体験コーナーを設ける。 

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  • 岳鉄 グッズで盛り上げたい 社員の藤咲さん エクセル駆使しイラスト制作奮闘【動画あり】

     富士市の岳南電車(通称・岳鉄)に「エクセル職人」と呼ばれる社員がいる。吉原駅に勤務する藤咲拓也さん(35)。運行管理や改札対応といった業務の合間に表計算ソフトのエクセルを駆使し、グッズなどに使うイラストを制作する。4月に発売される分社化10周年記念乗車券セットの原案も手がけた。数千の図形を組み合わせた緻密な作品はまさに匠(たくみ)の技だ。  イラスト制作にはエクセルの図形機能を用いる。文字や数字を打ち込むためのマス目「セル」は無視して直線や四角形を重ねていく。モデルとする車両の写真を最背面に写しながら、図形の配置や角度を調節する。古い車体の文字は職人の手書きのため既存のフォントは使わず、曲線

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  • 介護の就業体験「1泊2日」提案 常葉大生がプログラム、静岡県庁

     介護施設のインターンシップ(就業体験)プログラムを考案した常葉大の学生がこのほど、県庁で報告会を開いた。高齢化の進展で介護業界の人材確保が急務となる中、若年層の就業促進を図ろうと県が主催した。学生は泊まりがけのインターンなど斬新なアイデアを披露し、「業界のリアルな情報を知ってもらうことが大切」と呼びかけた。  県が常葉大に協力を求め、教育学部と社会環境学部の2~3年生5人が公募に応じた。5人は2月2日に富士市の特別養護老人ホーム「かたくら明和園」でインターンに参加。利用者の介助体験などを踏まえ、独自プログラムを作った。  学生は友人らへのアンケートで一定の需要があったとして、1泊2日のインタ

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  • 富士の無職の男 脅迫容疑で逮捕

     富士署は23日、脅迫の疑いで富士市大淵、無職の男(49)を逮捕した。逮捕容疑は18日午後2時ごろ、同市で40代の知人女性に対し、女性の親族の生命や身体に危害を加える告知をして脅した疑い。

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  • 富士宮のチームクラス9 ハンドベル全国入賞喜び 特支学級の卒業生 調和抜群

     2月下旬に兵庫県で開かれた「ミュージックベルトーンチャイム全国コンテスト」で教育長賞を受賞した「チームクラス9」が23日、富士宮市役所を訪ね、須藤秀忠市長に喜びを語った。 クラス9は2017年から富士市の吉原二中特別支援学級の生徒や教諭の計5人で活動している。音楽の授業で取り組んだハンドベルの演奏を生徒たちが卒業後も継続したいと希望して結成した。現在は富士宮市西公民館を拠点に週2回、練習に励んでいる。 コンテストでは、テンポの速い「崖の上のポニョ」を奏でた。調和は抜群で、複数のベルを駆使して高難度の演奏を完成させた。 望月奈知さん(21)は「周りは上手な大人たちばかりで緊張したけれど、練習を

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  • 市境の東部地域活況/沼津 中心街引き合い強く/熱海【静岡県内公示地価 東部の取引状況】

     沼津市  住宅地は1・3%下落した。地域による明暗が拡大している。大岡や岡宮などの東部は長泉町や三島市の代替地として求める動きもあり引き合いは強い。岡宮は10万5千~12万円が中心で、強気の価格設定も。供給が限られる中心部も売り手に優位な状況が続く。西部は下落が続くが、下げ幅は縮小傾向。沿岸部の南部は依然低調。実勢価格が公示地価の半分以下になるケースもあるという。  商業地は1・5%下がった。沼津駅に近い高島町で16万5千円の売買事例があった。再開発の余地が大きい駅南口への関心が高まっている。  三島市  住宅地は交通手段や買い物の利便性に優れた市街地で人気が高い。三島田町駅に近い南田町や

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  • 息合った演奏 練習成果披露 富士の市民楽団

     富士市の市民楽団「富士川ウインドアンサンブル」はこのほど、定期演奏会「ファミリーコンサート」(静岡新聞社・静岡放送後援)を同市の富士川ふれあいホールで開いた。 仕事などの合間を縫って重ねてきた1年間の練習の成果を示した。富士市民になじみ深い「行進曲富士の山」やミュージカル映画の使用曲、演歌メドレーなどを披露。息の合った迫力ある演奏を来場者に届けた。

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  • スマホ操作 丁寧に指導 富士で高齢者向け教室

     富士市社会福祉協議会はこのほど、高齢者を対象にした「スマホ教室」を同市の社会福祉センター田子浦荘で開いた。 ソフトバンク東海北陸スマホ推進課の成田歩さん(42)が講師を務め、70代の男女15人が参加した。成田さんは、スマートフォンの画面をスクリーンに映しながら、マップの使い方や写真撮影時のピントの合わせ方などを伝えた。参加者は貸し出し機を操作しながら理解を深めた。 成田さんは「スマホのマップやカメラを活用して旅行の楽しみ方を広げてみて」と呼びかけた。 (富士支局・沢口翔斗)

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  • 44議案可決、同意 富士市議会閉会

     富士市議会2月定例会は22日、最終本会議を開き、2023年度一般会計補正予算案など追加提案された3件を含む計44議案を原案通り可決・同意して閉会した。

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  • 富士宮に自転車文化を レバンテ 市と協定 安全に乗れる環境作り

     富士宮市と、富士市が拠点のプロサイクリングチーム「レバンテフジ静岡」は20日、自転車を活用した地域づくりを進める連携協定を締結した。サイクルツーリズムの推進などを図る。 協定では、市民の健康づくりや安全な利用を促す啓発のほか、観光客が地域を散策できる環境形成事業などで積極的に協力すると定めた。レバンテは協定を受け26日、補助輪付き自転車に乗る子どもたちを対象に乗り方教室を同市錦町で開く。 締結式が市役所で開かれ、須藤秀忠市長と二戸康寛代表が署名を交わした。須藤市長は「多くの人が自転車に親しんでくれるように弾みを付ける」と協定の意義を述べ、二戸代表は「地域を元気にする活動に努める」と話した。

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  • 駅の時刻表盗む 富士署、男を逮捕

     富士署は22日、窃盗の疑いで富士市森島、自称会社員の男(54)を逮捕した。逮捕容疑は同日午前5時ごろ、市内の鉄道駅構内で、壁に掲示されている時刻表1枚を盗んだ疑い。

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  • 社説(3月22日)静岡県東部の活性化 新しい体育館を生かせ

     沼津市に、延べ床面積で静岡県内2番目の規模となる新体育館がオープンした。2年後には富士市にも同規模の体育館が誕生する。いずれも多様な競技に対応する仕様で、市民とプロアスリートが同時に利用できるよう複数の施設を擁するなど充実した設備だ。  ただ、建設して終わりではない。供用を開始した沼津市は利用する市民や競技団体の声に耳を傾け、利用者目線で価値を高めることが欠かせない。オープンまで時間がある富士市も、今からニーズを把握して計画に反映させるべきだ。スポーツによる活性化が加速する県東部・伊豆全体を考え、いずれも交流人口や経済面で効果をもたらす施設に成長させたい。  沼津市の新体育館は市役所と市民文

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  • 躍動の演奏 集大成飾る 星陵中高吹奏楽部が定演 富士

     富士宮市の星陵中高吹奏楽部の定期演奏会(静岡新聞社・静岡放送後援)が21日、富士市のロゼシアターで開かれた。 新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった。3年生は感染症対策でさまざまな制約を受けながら活動した世代。「音楽を楽しむ」をモットーに切磋琢磨(せっさたくま)してきた。ディズニーメドレーなどのポップスを中心に、観客になじみ深い曲を披露。躍動感のある演奏で集大成を飾った。

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  • 静岡県、富士に射出成形機 CNF製品 開発支援へ

     静岡県はこのほど、植物由来の新素材セルロースナノファイバー(CNF)を用いた製品開発支援の一環で、県富士工業技術支援センターに射出成形機1台を整備した。CNF混合樹脂の強度や射出成形に適した温度などを確かめる実験用機材として企業に貸し出す。用途開発を促進し、将来的には自動車部材などへの活用を目指す。  射出成形機は長さ4・6メートル、幅1・3メートル、高さ1・7メートル。シリンダーに原料を投入して熱で溶かし、金型に流し込んで成形する。CNFは加熱しすぎると特性が失われやすいため、0~400度まで微妙な温度調節が可能。試作用に「ダンベル型」や「短冊型」など三つの金型を用意し、CNFと樹脂の配合

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  • 子ども食堂へ 食料品を寄贈 富士地区労福協

     富士地区労働者福祉協議会(合田仁会長)はこのほど、富士市の市民活動センター「コミュニティf」に食料品を寄贈した。同センターを通して市内の子ども食堂や困窮家庭の支援団体などに届けられる。 寄贈したのは、缶詰やレトルト食品、菓子など約700品。同センターで行われた贈呈式には、子ども食堂を運営するNPO法人の代表者らが訪れた。合田会長は「少しでも困っている方の役に立てれば」と話し、食料品を代表者に手渡した。

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  • ミュージカル挑戦 富士の小中高生 21日発表会

     小中高生が対象の「ミュージカルワークショップ」(富士市文化振興財団主催)が18日、同市のロゼシアターで開かれた。  同市の市民ミュージカルで指導を行う3人が講師を務めた。参加者17人はミュージカル映画の使用曲「みんながスター」の歌詞や振り付けを教わった。講師は「ミスを恐れず笑顔で踊ろう」「体をできるだけ大きく動かして」などとアドバイス。舞台を意識して参加者の立ち位置や動きについても確認し、約4分間の曲を仕上げた。  小学3年生の男の子は「自信を持ってダンスできて楽しかった」と笑顔で話した。  21日には、同館の中ホールを使用して、保護者向けに成果発表会を行う。

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  • 5月19日に臨時会 富士市議会

     富士市議会議会運営委員会は20日、新型コロナウイルスワクチン接種費の追加に伴う2023年度一般会計補正予算案など3議案を22日の2月定例会最終本会議に追加上程することを了承した。  また、4月の市議会議員選挙後の臨時会と6月定例会の日程案を内定した。臨時会は5月19日に開催。6月定例会は6月13日から28日の16日間とした。初日に市提出の議案を上程し、16、19の両日に常任委員会を開いて審査する。

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  • ハンドボール部 全国選抜へ抱負 富士高女子

     富士高女子ハンドボール部の部員12人はこのほど、富士市役所に小長井義正市長らを訪ね、全国高校ハンドボール選抜大会への意気込みを伝えた。 同部は過去に全国総体にも出場。全国選抜は3年前に出場を決めていたが、新型コロナで大会が中止になった。今回は東海地区予選会で、全国出場の6枠のうち第5代表に入った。 主将の堀野瑞恵さんが出場の喜びを伝え「富士高らしく粘り強く戦い、まずは1勝を目指して頑張りたい」と抱負を述べた。小長井市長は「予選から注目していた。いい結果を楽しみにしている」と激励した。 全国選抜は23~29日に岐阜県で開催。初戦は山梨・日川高と対戦する。

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  • ディズニー招待で養護施設が感謝状 nattoku住宅

     富士市の児童養護施設「ひまわり園」は20日、子どもに東京ディズニーリゾートへの旅行をプレゼントした同市の住宅メーカー「nattoku住宅」へ感謝状を贈呈した。 同社は同施設の子どもに笑顔を届けようと2013年から毎年企画している。感染症対策のため、昨年11月から2月にかけて5回に分けて子ども約50人を招待。安全に配慮し同社の社員も同行した。 種田賢二園長が久保淳社長に感謝状を手渡した。代表生徒は「旅行が勉強の励みになっている」と伝えた。久保社長は「今後も継続して企画したい」と話した。

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  • ネットの安全利用 富士市教委に冊子 公衆電話会が寄贈

     公益財団法人「日本公衆電話会」はこのほど、中学生向けにインターネットの安全な利用を啓発する冊子約2千冊を富士市教育委員会に寄贈した。 冊子は、交流サイト(SNS)から「闇バイト」に応募してしまった事例や出会い系アプリを使用し、性的被害を受けたケースなどを紹介。「ルールやマナーを守ってスマートフォンを使用しよう」と呼びかけている。 同会静岡支部の渡辺栄一支部長らが市役所を訪ね、森田嘉幸教育長に冊子と目録を手渡した。4月に入学する市内の新入生に配布する予定。

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  • 個性が“化学反応” 共同でビール開発 富士・起業家講座で出会った3人 醸造担当、煎茶道講師、デザイナー 紅茶とブルーベリー香る

     富士市の起業家育成事業「まちなか創業塾」を本年度に受講した3人が共同でクラフトビールを開発し、19日に発表会を同市吉原の「14ゲストハウスマウントフジ」で開いた。異なる分野の3人が、中心市街地で事業を展開しようと塾で出会い、フルーティな1杯へと〝化学反応〟を起こした。  新商品はアルコール度数5・5%のセゾンスタイル。クラフトビール製造販売を目指す宮脇浩樹さん(28)が醸造を担った。煎茶道講師の望月希美さん(38)の意見で、県内産の紅茶「べにふうき」とブルーベリーを加え、香りを際立たせた。デザイナーの牧田美菜子さん(34)がラベルデザインを手がけた。  3人は昨年10月から同塾で各自の事業計

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  • 木材の魅力光る 指物家具や小物 富士で展示販売会

     伝統の指物家具を製作する森下木工所(静岡市駿河区)の展示販売会が22日まで、富士市伝法の富士パークホテルで開かれている。 タモやケヤキなどの木材を使った家具や小物約120点が並ぶ。ヤマザクラ材を使った4人用のダイニングテーブルは、職人による丁寧な研磨と、きめ細やかな材木が魅力。同社の担当者は「家族の食事に安らぎを与えてくれる」と話した。 会場では、ペルシャじゅうたんを販売するファルシュ(千葉県)による展示も同時開催している。

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  • 美術教室による絵画や立体並ぶ 富士で作品展

     富士市の美術教室「富士美術研究所」による作品展が18日、同市のロゼシアターで始まった。21日まで。 同教室に通う園児から80代までの生徒126人の絵画や立体作品約千点が楽しめる。園児と小学生ら約70人はサーカスをイメージした共同作品を制作。粘土で作ったピエロやパフォーマーの人形をタープテントに飾り付けた。 同教室の漆畑勇司代表は「サーカスに関する絵本を読んでもらうなど、教室では制作のきっかけ作りを大事にしている」と話した。

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  • 牛乳パックと交換 ぺるりんのトイレットペーパー 下田東急ホテル、24~26日

     下田東急ホテル(下田市)は24日から26日までの3日間、牛乳パックとオリジナルデザインのトイレットペーパーの交換会を開く。ご当地キャラクターの「ぺるりん」が描かれたデザイン。 季節ごとの4種類の衣装に身を包んだぺるりんの姿が愛らしい。牛乳パック6枚で1ロールと交換できる。1人最大5ロールまで。同ホテルの客室で使われている再生紙トイレットペーパーで、富士市の「くすの木学園」で製品化している。 午前11時から午後3時まで。26日には包装紙巻きの体験会を実施し、完成品は持ち帰れる。期間中の午前11時半から午後5時には、ペーパーアーティストの広井敏通さん(下田市)の作品展も館内で開かれる。 問い合わ

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  • 富士のほうじ茶スイーツどうぞ 市立高生が6種類選定 21日まで富士川楽座

     富士市立高の生徒が富士市産のほうじ茶の魅力を伝えるイベント「ほうじ茶学園」(市主催)が18日、同市の道の駅「富士川楽座」で始まった。21日まで。 同校ビジネス部の1、2年生16人が企画運営を担った。部員は試食を重ね、シフォンケーキやどら焼きなど市内事業者が製造するほうじ茶スイーツ6種類を選定。来場者に「香りを楽しんで」と購入を勧めている。同市産のほうじ茶の販売・試飲ブースや、輪投げや射的といった子ども向けのゲームコーナーも展開している。 部長の岩崎芽良さんは「スイーツはほうじ茶を普段飲まない人にこそ試してほしい」と強調した。 イベントは午前10時~午後3時まで。20日は、ほうじ茶の販売とゲー

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  • 静岡人インタビュー「この人」 演劇祭「YOSHIWARA EN:JOE」を初開催したフジシニアート代表 倉田純子さん(富士市)

     2018年に結成した富士市のシニア劇団「フジシニアート」の代表に加え、役者と広報を掛け持つ。同市吉原地区の妙祥寺で開いた演劇祭は、高校演劇部や若手ユニットなど7団体の約30人が出演した。63歳。  -どのような演劇祭か。  「地域のイベントやアートフェスと結びつき、響き合う企画として検討した。自分たちの劇団だけだと、公演はターゲット層や来場者数が限定的になってしまう。他の劇団とのコラボを演出家に提案したところ、構想が膨らんで演劇祭という形になった。単独の開催では食い足りない部分を満たしてくれることを期待した」  -当日を終えて。  「初回は開催にこぎ着けることで精いっぱいだったが、次回からは

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  • 自衛隊入隊・入校予定者 富士市で激励会

     自衛隊静岡地方協力本部(本部長・武田恭一1等空佐)はこのほど、富士市役所で開かれた令和5年度富士市自衛隊入隊・入校予定者激励会に参加した=写真=。  この激励会は同市が主催したもので、海上自衛隊幹部候補生、防衛大学校学生、陸・海・空一般曹候補生、自衛官候補生、高等工科学校生徒に合格し入隊・入校を決めた18人とその家族が参加し、富士市長や自衛隊家族会、自衛隊協力会、募集相談員東部連絡会、静岡県防衛協会の会員が見守った。  激励会では、市長が「国家の安全を守るとともに災害派遣に従事する任務に臨む上で、健康を第一に訓練に励んでほしい」とあいさつした。また、静岡地方協力本部長は「『Servicebe

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  • 福祉部長に田代氏 富士市人事 保健部長は増田氏

     富士市は17日、4月1日付の人事異動を内示した。異動するのは前年度より7人増の644人で、過去10年の平均より34人多い規模になる。  定年退職を迎える部長職は消防を含めて5人で、後任にはいずれも昇任者が就く。福祉部長は、児童福祉や子育ての分野などで実績のある田代鶴記・行政経営課長を起用。保健部長は病院での勤務経験もある増田晴美・保育幼稚園課長が登用される。産業交流部長は蓑木真一・建設総務課長、上下水道部長は落合知洋・企画課長が就く。消防長は清勇夫・消防次長兼警防課長。  一般行政職での女性職員の割合は、主幹職以上で16・9%と微増した。新たにデジタル推進室を設け、デジタル戦略課と情報システ

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  • 富士市人事異動(4月1日)

     【総括課長職】デジタル推進室長(デジタル推進課長)深澤安伸▽建設部技監(県職員)中野毅張▽会計室会計管理者兼室長(文化スポーツ課長)杉山幸宏  【課長級】防災危機管理課長(まちづくり課コミュニティ活動推進担当調整主幹)市川禎久▽デジタル戦略課長(デジタル推進課デジタル戦略室長)松村岳典▽情報システム課長(福祉総務課福祉政策担当調整主幹)小林重義▽企画課長(産業政策課長)岡利徳▽行政経営課長(行政経営課統括主幹)小山直樹▽総務課法務監(任期付採用)永盛雅子▽まちづくり課長(防災危機管理課長)佐野幸利▽市民課長(健康政策課長)渡邉浩仁▽文化スポーツ課長(文化スポーツ課文化担当統括主幹)渡辺哲成▽

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  • 人間関係 築き方説明 吉原工業高で講座

     富士市の吉原工業高は16日、生徒に良好な人間関係の築き方について伝える「コミュニケーション講座」を開いた。新型コロナウイルスの影響で、生徒間の交流が希薄になっているとして企画した。同校教育相談員の福岡直人さん(61)が講師を務め、1、2年生約230人が耳を傾けた。  福岡さんは、対人トラブルについて「自分の意見を押しつけたり、相手に対して思い込みがあったりすることが原因」と指摘した。  1年の望月陽香理さんは「友達と言い争いになった時、相手の立場からも考えることで冷静になりたい」と話した。

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  • 富士宮市人事 都市整備部長に湯沢氏

     富士宮市は17日、4月1日付の人事異動を内示した。規模は例年並み。部長級の退職者の後任に課長級を昇格させ、都市整備部長に湯沢智都市計画課長、監査委員事務局長に滝川由美子市民課長が就く。都市整備部技監に県交通基盤部の渡辺克仁技監を招へいした。  主な異動は次の通り。  【行政職部長級】 都市整備部長(都市計画課長)湯沢智▽同部技監(県交通基盤部政策管理局総務課技監)渡辺克仁▽教育部参事兼文化課長兼埋蔵文化財センター長(教育部参事兼文化課長兼埋蔵文化財センター長兼市史編さん室長)深沢哲治▽監査委員事務局長(市民課長)滝川由美子  【行政職課長級】 行政課長併選挙管理委員会事務局長(北山出張所長

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  • 移住促す「ふじマップ」 経験者と富士市が共同編集

     富士市はこのほど、同市への移住を検討する人に向け、街の魅力を伝えるフリーペーパー「ふじマップ」を完成させた。製作には実際に同市に移住した市民が参加し、転居後の暮らしをイメージしやすいよう工夫した。  20~40代の移住者9人と市の担当者が共同で編集した。タブロイド判で8ページ。結婚・子育て世代をターゲットに据え、「公共施設」「保育・教育施設」「生活を豊かにするスポット」をそれぞれ紹介する三つの地図を掲載している。  移住者の顔写真を積極的に使い、紙面は表情豊か。「バラエティー豊かな公園が多い」「キャンプやラフティングなど自然が充実している」など体験を交えたコメントを添えた。  市の担当者は「

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  • 富士かるた 小学生熱戦 札で郷土に親しむ

     富士市のご当地かるた「未来につなぐ富士かるた」を使う小学生富士かるた大会(実行委主催)がこのほど、同市のロゼシアターで行われ、市内の児童が熱戦を繰り広げた。 学年で分けた3部門に計約60人が出場した。3人と対戦して獲得枚数を点数化する形式で予選と決勝を行った。参加者は郷土に親しむ内容の札に勢いよく手を伸ばし、練習の成果を見せ合った。 上位の結果は次の通り。 1・2年生の部①福島彩(富士一1)②渡辺颯真(富士南1)▽3・4年生の部①遠藤健斗(富士一3)②三沢來未(原田3)▽5・6年生の部①清くるみ(岩松5)②小林大智(鷹岡5)

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  • 保守分裂の激戦 非自民選択肢も/御殿場市・小山町 無投票の公算/富士市、富士宮市、裾野市【静岡県議選の構図 統一地方戦2023しずおか④】

    保守分裂の激戦 非自民選択肢も 御殿場市・小山町 定数2  定数2に対し、自民系3人と非自民の1人の計4人が立候補を予定する。保守分裂による票の奪い合いに加え、非自民の選択肢も生まれたことで、予断を許さない激戦が予想される。  自民公認の和田篤夫氏は4選に向け、党支援者や自衛隊関係者を軸に支持を固める。  自民現職の勝俣昇氏は、親戚の支援が強み。県とのパイプ役として住民に寄り添った4年間の実績を強調する。  無所属で自民系の高橋靖銘氏は、若手自民党員らが支える。SNSも積極的に活用して現役世代への浸透を図る。  無所属の勝又英博氏は、県議会会派ふじのくに県民クラブ所属議員でつくる地域政党「新政

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  • 防災 女性がアイデア 富士で支援ネット発足 「お泊まり訓練」「料理学ぶ」

     富士市の女性有志がこのほど、防災について考えるグループ「富士市女性災害支援ネット」を発足させた。女性の視点で災害支援について話し合い、理解者の参画や情報の共有を図る。 第1回定例会にはまちづくりや子育て団体、保育園関係者ら約20人が集まった。日頃の防災意識について「実際に災害が起きた時、男性は地域にいないのではないかと不安」「防災訓練には参加したくなるような仕掛けがほしい」などと意見を出し合った。 有効な取り組みとしては「子どもたちのお泊まり訓練を実施する」「被災時にできる料理などで知識を増やす」などの提案があった。代表を務める防災士の杉山文香さんは「防災に関心のある女性をつなぎ、有効な対策

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  • 子ども用品 必要な人に 富士 服や絵本 地域でリユース

     富士市の子育て支援団体「ハッピーはぐハート」は14日、使用しなくなった子ども用品を持ち寄り、無料で持ち帰ることができる「リユース・ミニ・エコマーケット」を同市の新環境クリーンセンター循環啓発棟「ふじさんエコトピア」で開いた。 家庭内でSDGs(持続可能な開発目標)への関心を高めてもらおうと企画した。事前に約200人が子ども服や絵本、おもちゃなどを寄せた。イベントでは、物品を提供した人が優先的に入場し、サイズや好みに合った衣類を選んで持ち帰った。家族で訪れた30代の母親は「掘り出し物が多くて助かった。大切に使いたい」と感謝した。 残った物品は、子育て団体などへ寄贈する。同団体の大貫薫子共同代表

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  • 高齢者施設で手品 富士の望月さんに実行章 小さな親切静岡県本部

     「小さな親切」運動県本部はこのほど、ボランティアとして高齢者施設などで手品を披露している望月由紀子さん(73)=富士市伝法=に実行章を贈った。  望月さんは約30年前から月に3回程度、同市内の老人ホームなどを訪問。「地域に笑顔と元気を届けたい」との思いで観客参加型の手品を見せてきた。  同市国久保のデイサービスセンターひばりで、県本部富士中央地区の吉村重幸支部長(静岡銀行富士中央支店理事支店長)が実行章を手渡した。望月さんは「今後も練習を積み、地域に貢献していきたい」と意気込んだ。贈呈式の後には、紙片を麺に変える手品で会場を沸かせた。

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  • 2階建て住宅全焼 1人の遺体見つかる 富士市三ツ沢

     16日午後0時20分ごろ、富士市三ツ沢の男性方から出火し、木造2階建て住宅を全焼したほか、隣接する住宅2棟の外壁に延焼した。富士署などによると、現場から1人の遺体が見つかった。男性は妻と2人暮らしで、出火後に男性と連絡が取れていないという。  現場は、岳南電車岳南原田駅から北に約1・5キロの住宅街。近隣住民から「建物の1階に火が見える」と119番があった。同署が身元の確認を進めている。

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  • こちらは富士山 大胆な構図作品 富士で写真展

     静岡県内の写真愛好家でつくる「デジカメワークショップ」の作品展が19日まで、富士市の中央図書館分館で開かれている。 講師と会員計9人が県内外の風景を撮りためた27点が並ぶ。講師を務める大石朗紀さん(48)の作品は、日本平ホテル(静岡市清水区)から撮影した写真を縦1メートル、横6メートルの和紙に印刷。富士山を横長に切り取った大胆な構図が来場者の目を引いている。 大石さんは「写真には正解や不正解がない。撮った人の個性が光る作品を楽しんで」と来場を呼びかけた。

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  • レンズ越しに富士の魅力 スポット巡り写真撮影 市がツアー開催

     富士市内の文化や歴史が感じられるスポットを巡って写真撮影を楽しむ「フォトジェニックバスツアー」(富士市主催)がこのほど開かれた。10~70代の市民17人が参加し、同市の魅力を発見した。 訪れたのは、市内の街並みが望める風の宮公園展望台や、ひも製造の老舗「津田製紐」の工場など計6カ所。参加者は持参のカメラやスマートフォンで、構図を変えるなど試行錯誤して写真映えに挑戦した。 ツアーの最後には、参加者がそれぞれのお気に入りの1枚をスクリーンに映して発表した。「被写体をあえて斜めから撮った」「背景の隅に富士山が見えるのがポイント」などと出来栄えをアピールした。 参加した20代女性は「知らなかった場所

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  • 日商珠算1級 2人に合格証 富士商議所

     富士市の富士商工会議所は14日、日商珠算能力検定試験の合格証授与式を同所で開いた。1級に合格した広見小6年の館林遼君と岩松北小5年の鈴木瑛太君を表彰した。  2人は合格率3割ほどの難関を突破した。和久田恵子副会頭が「そろばんで培った集中力を今後の人生で生かしてほしい」と話し、合格証を手渡した。館林君は「毎日練習した成果が出てうれしい」と喜び、鈴木君は「暗算でも1級に合格できるよう努力したい」と抱負を語った。

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  • 夜空彩る卒業イベント 富士・大淵一小、二小、大淵中 220個のランタン放つ

     富士市大淵地区の3校がこのほど、合同の卒業イベントを大淵一小などで開いた。LEDをともしたスカイランタンを夜のグラウンドに浮かばせ、幻想的な情景で卒業を祝った。  新年度に統合する同小と大淵二小に大淵中を加えた3校のPTAが主催。新型コロナ禍にも楽しい思い出を残すために、2年前からさまざまな卒業イベントを実施してきた。  スカイランタンはPTAの役員らが和紙や風船、LEDを組み合わせて作った。照明を消したグラウンドに約220個のランタンを放つと、子どもや保護者らから大きな歓声が上がった。  大淵二小の山田ことはさん(6年)は「家族や地域の人たちとの関わりが深まる行事がたくさんあった。私たち

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  • 18歳門出祝いカード贈る 市出身者や市長がエール 富士市と市教委

     富士市と市教育委員会はこのほど、本年度中に18歳になる同市在住者へ門出を祝うメッセージカードを贈った。各分野で活躍する同市出身者による動画や小長井義正市長からの言葉でエールを送った。  昨年4月に成人年齢が18歳に引き下げられたことを受け、自覚を促すきっかけにしてもらうために企画した。対象者は約2500人で、3月初旬に発送を終えた。  カードに掲載されているQRコードからアクセスできる動画には、シンガー・ソングライター結花乃さんら同市出身の4人が登場。18歳当時の思い出を紹介し「やってみたいことに素直な気持ちで飛び込んで」などと応援した。小長井市長は、富士山の写真を背景に「自らの力を信じて、

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  • 豊かな漁場へ森林づくり 富士宮で田子の浦漁協漁師 土砂流出防止柵組み上げ

     富士市の田子の浦漁業協同組合は12日、富士宮市猪之頭で森林保全活動に取り組んだ。豊かな漁場の復活を目指し、海に栄養を供給する森林づくりに初めて汗を流した。  同漁協の漁師ら32人が井之頭小から北に約2・5キロの山林に入り、土留め柵を組み上げた。急な斜面に垂直に丸太を並べてくいを打ち、土砂流出の防止策を講じた。  保全活動は県の「森は海の恋人」水の循環研究会による実践活動の一環で行った。県によると、この山林は放置されていて土砂が流れ出る危険が高く、対策中という。県職員は、森林が安定して駿河湾に栄養物質を供給していることを参加者に説明した。  同漁協で主要なシラス漁は不漁が続く。芹沢豊組合長は

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  • 13自主防災会が津波避難要領確認 富士で対策訓練

     富士市で12日、津波対策訓練が行われ、津波避難対象区域内にある13自主防災会の約2200人が避難の要領を確認した。  元吉原地区の鈴川本町では、地震発生直後の大津波警報を受けた流れを実践。個人で定めている避難目標地点を踏まえ、安否確認や情報の集約を進めた。  約40人が集まった津波避難タワーでは、市や消防団の担当者が地域の被害想定などを説明した。地震の揺れを感知して開くキーボックスから倉庫の鍵を取り出し、組み立て式トイレや防寒用シートなどの備蓄状況を点検した。

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  • 青森など特産品集う 富士で12日まで道の駅フェア

     富士市の道の駅「富士川楽座」屋外ふれあい広場で11日、県外の特産品を販売する道の駅フェアが始まった。12日まで。  北海道や青森などの道の駅7店が、即席ラーメンや漬物、ドリンクなどを持ち込んだ。  「いかりがせき」(青森)は自然薯(じねんじょ)やりんごをPR。「越後川口」(新潟)のブースでは、笹(ささ)団子や切り餅が人気を集めている。  フェアは新型コロナの影響で4年ぶりの開催。12日は午前10時から午後3時まで。

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  • 小中生が柔道熱戦 浜松で静岡県内38チーム出場

     第51回県柔道スポーツ少年団西部浜北大会(県スポーツ協会など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が11日、浜松市浜北区の浜北総合体育館で開かれた。県内の小中学生チーム38団体がリーグ戦やトーナメント戦で競い、中学生の男子は静岡学園中、女子は小山町柔道連盟が優勝した。  このほかの主な結果は次の通り。  中学生男子 ②長岡中③浜北北部中A、育誠館道場▽同女子 ②藤枝柔道倶楽部③浜北北部中A、同B▽小学生高学年 ①育誠館道場②富士市柔道会③浜北柔道スポーツ少年団A、NPO法人武道学舎▽同低学年 ①藤枝柔道倶楽部②富士市柔道会③浜北柔道スポーツ少年団A、神士館▽同女子 ①育誠館道場②浜北柔道スポーツ少

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  • 写真で「卒業おめでとう」 富士に撮影スポット

     富士市の伝法地区まちづくり協議会は卒業シーズンに合わせて18日まで、伝法まちづくりセンター駐車場のベンチをフォトスポットとして飾り付けている。現像した写真にメッセージを添えて卒業生に祝意を伝えるサービスが好評だ。  同協議会の会員がベンチ付近のアーチや植木に、春をイメージしてサクラの造花などをつるした。専用カメラで撮影した写真は1枚100円でプリント可能。できた写真にペンで卒業生へ祝いの言葉を書き込むと、18日に行われる地元の伝法小と吉原一中の卒業式で校内に掲示される。  撮影やメッセージ作りを多くの児童生徒や地域住民が利用している。伝法小3年の太田妃菜子さんは「お兄ちゃんがもうすぐ卒業。喜

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  • 静岡学園中がV 浜松で静岡県柔道西部浜北大会

     第51回県柔道スポーツ少年団西部浜北大会(県スポーツ協会など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が11日、浜松市浜北区の浜北総合体育館で開かれた。県内の小中学生チーム38団体がリーグ戦やトーナメント戦で競い、中学生の男子は静岡学園中、女子は小山町柔道連盟が優勝した。  このほかの主な結果は次の通り。  中学生男子 ②長岡中③浜北北部中A、育誠館道場▽同女子 ②藤枝柔道倶楽部③浜北北部中A、同B▽小学生高学年 ①育誠館道場②富士市柔道会③浜北柔道スポーツ少年団A、NPO法人武道学舎▽同低学年 ①藤枝柔道倶楽部②富士市柔道会③浜北柔道スポーツ少年団A、神士館▽同女子 ①育誠館道場②浜北柔道スポーツ少

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  • 盗撮の疑い 御殿場署が男逮捕

     御殿場署は10日、県迷惑防止条例違反の疑いで自称富士市中里、配達業の男(30)を逮捕した。逮捕容疑は同日午後0時50分ごろ、御殿場市茱萸沢の空き地で、県東部の女子高校生(16)のスカート内にスマートフォンを差し向けて下着を撮影し、その映像を記録した疑い。同署によると、男は女子高校生に声をかけ、話をしながら盗撮行為を行ったとみられる。

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  • 岳鉄に誓う永遠の愛 富士 列車貸し切り結婚式

     富士市の岳南電車(通称・岳鉄)岳南江尾駅でこのほど、貸し切り列車を使った結婚式が行われた。車両を止めた線路で人前式を行い、特設の式場は大きな幸せに包まれた。  挙式したのは同市の田中彰さん(34)と遠藤文美さん(43)。通学などで岳鉄が身近にあったという文美さんが「皆が楽しめる結婚式に」と会社側に希望を伝え、臨時列車の設定などの協力を得て実現した。  列車は2人と参列者を乗せて吉原駅を出発。花やレッドカーペットに彩られた車内では、親族紹介やバイオリンの演奏が行われた。岳南江尾駅では、車両の前で指輪を交換し、駅員らを含む約70人が記念撮影を楽しんだ。  文美さんは「思い出の岳鉄に見守られて幸せ

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  • 沼津・片岡屋が創立記念式 売上高回復 決意

     建設関連商社の片岡屋は11日、創立86周年記念式を沼津市柳町の本社で開いた。秋元利之社長は2022年12月期決算が増収増益だったと報告した。25年12月期の売上高100億円回復を目標に掲げた。  秋元社長は営業利益率3%も目指すとし、「一人一人の任務と意義を再確認しながら行動することが会社全体の目標達成につながる」と呼びかけた。永年勤続者を表彰した。  入社式も実施した。多くの社員が集う創立記念式と合わせて行い、組織人としての自覚を高めてもらう狙い。今春入社する嘉茂みなみさん(富士市出身)らが紹介された。  新型コロナ対策を継続し、県内外の事業所にオンライン配信した。

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  • 富士市議会 38議案上程

     富士市議会2月定例会は10日、本会議を再開し、2023年度一般会計予算案など38議案を上程し、委員会付託した。  13、14日に総務市民と産業教育、15、16日に福祉保健と建設消防の各委員会を開く。

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  • 色彩が与える影響 保護者向けに解説 富士、子育て講座

     富士市社会福祉協議会は9日、未就学児の保護者を対象にした子育て支援講座を同市の市フィランセで開いた。子育て支援団体の代表で心理カウンセラーの西沢昇子さん(35)が講師を務め、色彩が人に与える影響について伝えた。  西沢さんは、「光の三原色」と「色の三原色」の違いなど、色彩の基礎知識を解説。「赤は活力を与えてくれる」「ピンクは精神を安定させる作用がある」などと色が持つ効果についても紹介し、「衣服やインテリアなどに活用して」と呼びかけた。  講座は、保護者の孤立を防ぐ目的。参加者は、自身に似合う色や好きな色を話し合うなどして交流を深めた。  

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  • 静岡人インタビュー「この人」 商店街とアーティストの交流創出に挑む 瀧瀬彩恵さん(富士市)

     吉原中央カルチャーセンター(YCCC)を2022年に設立し、富士市の吉原商店街に芸術家を短期滞在させて創作活動を支援する「アーティストインレジデンス」などを展開する。芸術家の感性を言語化して伝える翻訳活動にも取り組む。幼少期をアメリカで過ごし、同年7月に都内から富士市に移住した。33歳。  -なぜ吉原を選んだ。  「あらゆるものが集約されている都心部を離れたくて、面白そうなことをしている人がいる場所を探していた。音楽フェスの仕事で吉原の人と意気投合してすぐに商店街を訪ねると、ただの寂れた街ではないと直感した。個性豊かな店と元気いっぱいの同世代に引き寄せられた。地域が活発になり始めた時期での移

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  • 富士の住宅から出火、遺体発見

     9日午後2時ごろ、富士市中野の男性方から出火し、木造2階建て住宅を全焼した。市消防本部によると、焼け跡から1人の遺体が見つかった。男性の家族4人のうち、30代の女性と連絡が取れていないという。富士署などが出火原因を調べている。現場は茶畑に囲まれた住宅。通行人から「黒煙が見える」と通報があった。

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  • ポータブル鉄板 梅沢鋳工(富士市) 鋳物の風格、本格焼き肉【静岡ものづくり最前線】

     鋳造メーカーの熱意を込めた焼き肉用鉄板。加熱したら冷めにくい鋳物の特性を生かし、小型ながら本格的な焼き肉を堪能できる。  産業用機械を構成する鋳物部品の老舗。アウトドア好きの社員が社内にあった鉄板で試作したことがきっかけだ。「良い物ができそうなので商品化を」と梅沢伸英社長も初めてのBtoCに乗り気になった。  安定しない炭火などからも熱が均一に伝わり、厚いステーキも一気に焼ける。ざらざらした表層には食材が付きにくく、さびにくさから手入れも簡単だ。  一般的なキャンプ用のサイズでは重くなり過ぎることから、カセットこんろや七輪向けの小型に。五徳の形を選ばない滑り止めが裏面に付き、こんろの上でぐら

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  • 優秀安全運転に20事業所 静岡で県警など表彰式

     静岡県警と自動車安全運転センター県事務所は8日、同センターが発行している運転記録証明書を有効活用し、従業員の交通事故防止と安全意識の向上に努めている優秀安全運転事業所の表彰式を静岡市葵区で開いた。  表彰は金賞9事業所、銀賞6事業所、銅賞5事業所。このうち金と銀を受賞した事業所の代表者が静岡中央署で、県警の高橋敏文交通部長と同事務所の森田幸光所長から表彰状や盾を受け取った。  高橋部長は「今後も事故防止活動に尽力を」と期待し、森田所長は「従業員に根付いた安全意識が地域にも広がってほしい」と願った。  金賞、銀賞を受賞した事業所は次の通り。  【金賞】富士宮牛乳運輸本社営業所(富士市)ワイ・エ

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  • 模擬投票で制度理解 富士市選管 吉原工高で授業

     富士市選挙管理委員会は7日、講話や模擬投票を通して選挙制度について伝える出前授業を同市の吉原工業高で開いた。  同事務局の鈴木高行主査が講師を務め、2年生約100人が耳を傾けた。鈴木さんは、世界各国と比較しながら日本の投票率の低さを示した。選挙違反にあたる行為についても説明した。  模擬投票では、生徒が架空の候補者4人の公約を参考にしながら投票先を決めた。投票所での受け付けから、投票箱に投じるまでの流れを体験した。  鈴木主査は「社会や政治のことを他人任せにしないで」と呼びかけた。

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  • 研修で市政信頼守る 富士市長 市職員不祥事で

     富士市の小長井義正市長は9日、市議会一般質問の答弁で、市民からの信頼を守るための各部門の対応について説明した。職員の不祥事を受けた市政運営対策に関する下田良秀氏(新政富士)の質問への答弁。  市は本年度から、職員の危険予知トレーニングとして少人数グループでの研究会を実践。ミスにつながる恐れのあるリスクを明確にする意識付けを図っている。市立中央病院では、新年度から各部門の研修を横断的に担う人材育成センターを相談窓口に、院内や外部からのハラスメント対策に取り組むとした。  このほか、鳥居育世(無会派)、鈴木幸司(民主連合)、井出晴美(凜の会・公明党)の各氏が登壇した。

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  • 吉原高同窓会 富士市社協に浄財

     富士市の吉原高同窓会広見支部(小林昭子支部長)は8日、同市社会福祉協議会に30万円を寄付した。同市の市社協事務局で贈呈式が行われた。  浄財は会費の一部から拠出した。小林支部長は「地域福祉のために役立ててほしい」とあいさつし、同市社協の渡辺泰明会長に目録を手渡した。渡辺会長は「子どもや高齢者、困窮する人の支援に使いたい」と感謝した。

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  • 茶況(3月9日)茶文化振興にふるさと納税 クミアイ化学工業

     富士市に工場を置く農薬製造のクミアイ化学工業(東京都)がこのほど、静岡市の茶文化振興事業に企業版ふるさと納税で100万円を寄付した。同市は若年層に茶文化や歴史を伝えるための事業費に充てる。  化学研究所の藤田茂樹所長が8日、同市役所静岡庁舎を訪ね、田辺信宏市長から感謝状を受け取った=写真=。化学物質の含有量を減らした農薬開発などの自社の取り組みを紹介した藤田所長は「安全安心な農業のために、研究を重ねていきたい」と話した。

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  • 記者コラム「清流」 非日常の自転車

     富士市役所が職員の公務用に持っている自転車は10台。あまり他の市町と比べられることのない数字だが、本庁舎の約1000人で共有する。電動アシスト車なら片道4キロは行ける、というのが推奨値。荷物がある、複数人で移動する、など実行しづらい要因もある中、自転車の活用を掲げる市の施策を後押しする存在だ。  とあるパネル討論で、日頃の自転車利用を聞かれた会場の反応は寂しいものだった。環境配慮や健康増進への貢献をうたっても、生活のスピードや行動範囲に合わないという人が多いのも仕方なしか。  サイクリストが出かけた先で愛車を収めたSNSをチェックしていると、絵になるし味わいもある。普段遣いから遠ざかった身に

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  • キャリア教育の成果報告 富士市中小企業等振興会議

     富士市中小企業等振興会議は7日、第2回キャリア教育部会を同市のコワーキングスペース「ワークス富士」で開き、本年度の活動を振り返った。  同部会は地元企業の人材確保を目的に2019年に発足。小中高生に向けたキャリア教育の実践を企業に促している。  本年度は、市内の5企業と協力し職業講話や企業見学会を開催した。企業の代表者らは「子どもたちが楽しみながら会社への理解を深めてくれた」「キャリア教育の重要性が社内全体に浸透した」などと成果を述べた。  同部会は今後、連携企業を拡大させ、キャリア教育の機会増加を目指す。

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  • 富士・かりがね橋で移動時間短縮

     富士市の小長井義正市長は、富士川に建設中の「富士川かりがね橋」開通による市内の移動時間短縮について説明した。井上保氏への答弁。  富士川西岸の松野まちづくりセンター付近から市役所など市街地までは、現在は南側の富士川橋を渡って30分かかるところ、新橋の利用で24分になるとした。また、蒲原病院付近から市街地は23分かかるところ、同じルートでも渋滞緩和によって16分になるという。  この他、物流の効率化や防災活動への寄与などの効果も挙げた。2023年度の具体的な開通日については明言を避けた。

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  • 岩本山の活性化研究 富士市長 地元有志活動支援

     富士市議会2月定例会は8日、一般質問を行った。岩本山周辺の地域活性化を求める地元有志の活動について、小長井義正市長は「実現に向けて課題の整理や研究を行う」とする考えを示した。笠井浩氏(民主連合)への答弁。  昨年12月、「岩本山を観光拠点として活用する会」が、周辺への「富士市版・観光推進特区」の設定や、ハイウエーオアシス建設に向けて市が関わることなど提案した。小長井市長は答弁で「特区の設定は難しい」とした上で、会の活動には情報提供や助言などの支援をする姿勢を強調した。  休憩施設について市はこれまで、新東名高速道路の本線に直結する形や、スマートインターチェンジを設置して近隣地に建設する形を想

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  • 青葉台小新入生に防犯ブザーを寄贈 富士、地区防犯会

     富士市の青葉台地区防犯会(佐野勝会長)は7日、地元の青葉台小に防犯ブザー80個を寄贈した。同校は入学式に合わせて新入生に配布する予定。  佐野会長が同校を訪れ、「安心安全な地区になるようブザーを活用してほしい」と代表の児童に手渡した。  同会によるブザーの寄贈は3年目。今後も継続する方針だという。同校では、登下校中の不審者対策として、児童がランドセルに付けている。

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  • 消防団同報無線 重大火災は併用 富士市長が説明

     富士市議会2月定例会は7日、一般質問を行った。火災発生時にメールで対応している消防団員への指令について小長井義正市長は、大きな火災が発生した場合は同報無線を併用する運用方針を説明した。小野由美子氏(新政富士)への答弁。  同市ではこれまで、消防団出場要請に同報無線を使用してきた。ただ、メール使用の浸透から必要性を問う意見も寄せられ、今年から同報無線による要請を中止した。  小長井市長は、大規模な工場や木造住宅の密集地域が市内にあることを指摘し、大規模災害が起こる可能性について言及。「市民生活に与える影響が大きな火災が発生した場合は、今後も同報無線を使用してお知らせする」考えを強調した。  2

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  • 静岡県東部ブロックにサギ電話注意報

     静岡県警は7日、サギ電話が多発しているとして、東部ブロック(大仁、三島、沼津、裾野、御殿場、富士、富士宮各署管内)に注意報を発令した。9日までの期間中、各署員らがATM付近での警戒や注意啓発活動を強化する。  県警生活安全企画課によると、6日午前9時半~午後5時半ごろ、三島市と函南町で計6件、伊豆の国市で4件、富士市と富士宮市で各2件、裾野市で1件の不審電話を確認した。  親族をかたり「息子さんが救急で運ばれてきた」「病院で会社のカードと携帯電話を盗まれた」と電話してくる手口や、役所職員をかたり「保険料の払い戻しがある」とだましてくる内容もあった。

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  • 若手作家や高校生 絵画など作品展 富士ロゼシアター

     富士市文化振興財団主催の美術公募展「新進アーティスト作品展」(静岡新聞社・静岡放送後援)が12日まで、同市のロゼシアターで開かれている。  県内外の若手作家と県内の高校生から、絵画や立体など74点が寄せられた。優秀賞に輝いた山梨県在住の平尾早希さん(静岡市出身)の油彩画は、部屋を想起させる空間を抽象的に描いた。色彩の豊かさと画面構成が評価された。  隣接会場では、前回優秀賞を受賞した落合京さんの個展「愛情の依代」が開催されている。

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  • 暴力団総長、組合を長年支配 静岡県東部祭りで不正出店疑い 露店ごと場所代徴収

     静岡県東部各地の祭り会場での露店の出店権を暴力団組員らが不正に得ていたとされる詐欺事件で、静岡県警に詐欺の疑いで新たに逮捕された富士市今泉、暴力団桜井総家総長、無職の男(59)が、長年にわたって「県東部イベント商業協同組合」の実権を握っていたとみられることが6日、関係者への取材で分かった。  各祭りの主催者側との窓口役を担う同組合を介し、露店の「売り子」らに1店舗当たり数万円の「ショバ代(場所代)」も納めさせていたという。裾野、御殿場、沼津、三島、富士宮各署と県警捜査4課は容疑者が出店場所などの決定権を持っていたとみて捜査している。  桜井総家は、2005年に消滅した沼津市を本拠とする指定暴

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  • 16選挙区で無投票か 静岡県議選、総定数の4割26人 現職も心境複雑

     統一地方選の前半戦となる静岡県議選(31日告示、4月9日投開票)は3月6日時点で、全34選挙区のうち半数近い16選挙区で出馬予定者数が定数を上回らず、無投票になる可能性がある。このまま定数を超える数の立候補者がいなければ、4割に当たる26人が投票なしで当選が決まる。有権者の投票機会を奪う無投票に対し、無投票が見込まれる選挙区の現職も「地域の幅広い声が上がることが選挙の役割。無投票を喜べない」(伊豆地域の県議)と不安の声が上がる。  無投票が予想されるのは、伊東市(定数1)、熱海市(1)、伊豆の国市(1)、三島市(2)、清水町(1)、裾野市(1)、富士市(4)、富士宮市(2)、藤枝市(3)、牧

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  • 6選挙区で選挙戦か 静岡県議選・東部地区 説明会に30陣営

     静岡県選挙管理委員会は6日、静岡県議選(31日告示、4月9日投開票)の東部地区立候補予定者説明会を沼津市内で開いた。立候補を予定している県東部・伊豆の30陣営が出席し、これまで無投票とみられていた伊豆市選挙区を含む6選挙区で選挙戦の可能性が濃厚になった。  選挙区も含め立候補を検討している1陣営も参加した。伊東市、熱海市、伊豆の国市、三島市、清水町、裾野市、富士市、富士宮市の8選挙区は無投票の公算が大きくなった。  各選挙区の定数と出席陣営数は次の通り(カッコ内は定数)。検討中の1陣営は除く。  下田市・賀茂郡(1)2、伊東市(1)1、熱海市(1)1、伊豆市(1)2、伊豆の国市(1)1、函南

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  • 静岡人インタビュー「この人」 沼津の空きビル地下で期間限定ギャラリー開設 古地由莉香さん

     沼津市のまちなか居住促進事業の一環で、JR沼津駅近くの空きビルを利活用して居住促進を目指す「for now(フォーナウ)」の運営サポートに携わる。昨秋から運営する丸天ビルの地下に1月末、ギャラリー「スペース戯曲」を設けた。  -フォーナウとは。  「ビルの空き室を借り上げ、低価格で入居希望者に提供することで、トライアル出店や新規事業立ち上げを促進する期間限定のプロジェクト。企画運営する合同会社レイバー(同市)と勝亦丸山建築計画(富士市)が入居者と大家をつなぐ。2021年に実施した第1弾のビルには昨夏、参加者の1人がコーヒー店を正式に開業し、実際に空きビルの活用につながった」  -スペース戯曲

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  • 強盗致傷容疑 逮捕の男不起訴 地検沼津支部

     静岡地検沼津支部は6日までに、強盗致傷の疑いで逮捕、送検された富士市一色の無職男性(37)について、罪名を窃盗、傷害に切り替えた上で不起訴処分とした。支部は理由を明らかにしていない。1日付。  男性は2月8日午後1時ごろ、同市のスーパーで弁当など3点(計約500円相当)を盗み、店を出たところで呼び止めようとした店長の男性を転倒させ、左膝にけがを負わせたとして富士署に逮捕された。

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  • 「パートナーの子も家族」 富士市議会 市長が新制度説明

     富士市議会2月定例会は6日、小長井義正市長の施政方針に対する代表質問と一般質問を行った。小長井市長は、パートナーシップ宣誓制度を拡充するファミリーシップ宣誓制度について説明し「家族として認められ、困りごとが解消される」と期待を語った。小池義治氏(民主連合)の質問に答えた。  市は性的少数者や同性婚のカップルらを公認するパートナーシップ宣誓制度を2021年度に導入し、これまでに13組が宣誓している。今回の拡充はパートナー関係の2人に加えて、子どもや親なども家族として届け出ることができるようになる。制度導入によって、幼稚園などの入園や要介護認定申請などにかかる手続きが円滑になる。  施行は4月1

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  • 長泉町議会一般質問 公立幼稚園 定数50%割れ 

     長泉町は6日の町議会3月定例会で、町内の3公立幼稚園の園児数が総定員数に対して昨年5月時点で50%を下回っていると明らかにした。要因について、共働き世帯の増加で保育園希望者が急増し、「幼稚園離れ」が進んでいるとした。宍戸浩こども未来課長が石川美穂氏(新風)の一般質問に答えた。  町によると、3公立幼稚園の総定員数300人に対して在籍園児は計141人。2012年の計278人から10年間で約半分に減少した。町は本年度、未就園児童を持つ保護者を対象にアンケートを行ったほか、公立園再配置の取り組みを進める富士市と意見交換した。  宍戸課長は「保育ニーズを分析し、公立の幼稚園、保育園、こども園の設置バ

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  • ほうじ茶PR 36団体が出展 富士でマルシェ

     第2回富士のほうじ茶ブランドマルシェ(富士のお茶振興推進協議会主催)が5日、富士市の中央公園で開かれ、ほうじ茶や関連商品を扱うブースが並んだ。  富士のほうじ茶を扱う店舗をPRし、製品を広く知ってもらう企画。36団体が茶葉や総菜、ほうじ茶を練り込んだあんの団子などの甘味を販売した。焙煎(ばいせん)を体験するブースも人気を集めた。  隣接する公道で開かれた自転車レース大会「富士山サイクルロードレース2023」の来場者も多く訪れた。

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  • 詐欺被害防止 3人に感謝状 富士署

     高齢者を狙った特殊詐欺被害を未然に防いだとして、富士署はこのほど、富士信用金庫厚原支店の大塚純子さん(44)、今泉郵便局の大村匡さん(41)、広見郵便局の鈴木満奈已さん(42)に署長感謝状を贈った。  大塚さんは1月末、来店した高齢女性から「市役所から還付金があるという電話があった」と申し出を受け、富士市に事実確認をした上で同署に通報した。大村さんと鈴木さんも2月中旬、高齢女性の被害を防いだ。鈴木さんは「詐欺の手口を学び、今後も被害を防ぎたい」と話した。  井出清市署長は、同市内で特殊詐欺の被害が増加傾向にあることに触れ、「お客さんへの声かけを積極的にしてほしい」と呼びかけた。

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  • 軽乗用車が救急車に衝突 けが人なし 富士、6日午前10時ごろ

     6日午前10時ごろ、富士市川尻で同市の女性(74)の軽乗用車が、停車中だった市消防本部の救急車に衝突した。けが人はいなかった。富士署によると、現場は病院前の路上で、救急隊員が患者の搬送を終えたところだったという。

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  • パン工場で女性に暴行、傷害の疑い 男を逮捕 富士署

     富士署は6日、傷害の疑いで山梨県南部町南部、アルバイト作業員の男(45)を逮捕した。逮捕容疑は同日午前9時半ごろ、富士市内のパン工場で、山梨県内のパート社員の女性(64)に暴行し、頭に軽傷を負わせた疑い。同署によると、2人は勤務中にトラブルになったという。

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  • 文化活動担い手 つなぐ“見本市” 支援組織「ACしずおか」、静岡で12日に大規模イベント

     静岡県民の文化活動を支援する県文化財団内の組織「アーツカウンシル(AC)しずおか」は12日、2年間の活動や助成対象団体、支援アーティストを紹介する、初の大規模主催イベントを開催する。会場は静岡市駿河区のグランシップ。「創造的な地域づくりへの貢献」を掲げた事業の成果を、エンターテインメントを交えて披露する。  コンセプトは「しずおかアートプロジェクト見本市」。ACしずおかによる、県内各地の団体への助成▽関係人口創出の取り組み「マイクロ・アート・ワーケーション(MAW)」▽企業とアートの連携プロジェクト-を通じてつながりが生まれた表現者が集う。  2021年度は助成団体を集めた「活動報告会」を実

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  • 雨のレース 駆け引き熱く 富士の自転車ロード閉幕

     富士市の公道を自転車で走る「富士山サイクルロードレース2023」(実行委主催)は最終日の5日、メイン種目の「富士クリテリウムチャンピオンシップ」の決勝などを青葉通りで実施し、国内トップ選手が雨中のコースで激しい駆け引きを繰り広げた。  決勝は1・8キロのコース30周で競い、横塚浩平選手(VC FUKUOKA)がラスト1周で飛び出して優勝した。「力勝負に持ち込みたくて、迷いなく行った」と振り返り「見に来てくれた人が多くて、最後まで力が湧いてきた」と語った。  地元のプロチーム「レバンテフジ静岡」は、バトムンク・マラルエルデン選手が16位、高梨万里王選手が25位、エンクタイバン・ボローエルデン選

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  • 富士市の外国人支援 学校のルール案内 学びと生活、安心築いて【解説・主張しずおか】

     富士市が外国人の児童生徒と保護者の相談業務に力を入れている。小学校入学を控える親子への懇談会は15年にわたって実施し、日本の学校行事に不慣れな保護者の不安をすくい上げる場にもなっている。学習や進学に意欲を持つ子どもの思いに応え、日本での生活の安心感につなげたい。  「地震で危ない時、この座布団をかぶると頭を守ってくれます」「アレルギーや宗教などで食べられない物があったら学校に相談して」-。  2月下旬の懇談会は、外国人支援に取り組む市国際交流ラウンジ「FILS(フィス)」のボランティアが学校での決まりやルールを説明した。参加親子の国籍はインドネシア、ブラジルなどさまざまだ。  中国人の女性

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  • 教育実践論文表彰 富士一小が最優秀 市教委

     富士市教育委員会は2日、本年度の教育実践研究論文の表彰式を同市の市教育プラザで行った。市内の幼稚園、小中学校の教諭らから寄せられた18点から、富士一小の4人による合同論文が最優秀賞に輝いた。  同校の高田直樹、杉山樹保、小杉奏、宮本順子の4教諭は、5年生の総合学習の一環として、JR富士駅北側の活性化を目指す授業を企画した。児童は店舗へのインタビューを通して街の課題を見つけ、集客方法を考えたという。森田嘉幸教育長は「子どもが地域愛を育むきっかけになる授業だった」と講評した。  このほかの受賞者は次の通り。  優秀賞 畠山明子(吉原小)田形智(今泉小)秋山栄奈(富士中央小)▽優良賞 井出悠梨恵(

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  • トップ選手疾走に声援 富士で自転車レース開幕 5日まで

     富士市の公道を駆ける自転車レース「富士山サイクルロードレース2023」(実行委主催)が4日、市中心部をコースに開幕した。国内トップの選手が集う種目「第2回富士クリテリウムチャンピオンシップ」の予選などを実施し、市民やファンが声援を送った。  同予選には大学生を含む約170人が出場。ロゼシアターや市役所が並ぶ通称・青葉通りを往復する1・8キロのコース20周で競った。75人が出場する決勝には、同市のプロチーム「レバンテフジ静岡」から高梨万里王選手(富士宮市)ら3人が進んだ。高梨選手は「沿道から名前やチーム名を呼んでくれるのが分かった。声援が後押ししてくれた」と振り返った。  主催者によると、初日

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  • 静岡人インタビュー「この人」 キノコ写真展を開く静岡木の子の会の会長 小倉辰彦さん(富士市)

     ふじのくに地球環境史ミュージアム(静岡市駿河区)で19日まで開催中の「キノコ写真展」に、各地で撮影した作品を出展している。元は富士宮市の消防職員。富士山麓の森林を歩くうち、キノコの魅力にとりつかれた。一眼レフカメラを片手に、毎日のように自然の中を歩いている。山梨県南部町出身、70歳。  ―キノコとの出合いは。  「山で育ったので、花や鳥などの自然観察が好きだった。秋のキノコ狩りに誘われて行ったのが始まり。富士山の針葉樹林帯にはキノコが多い。コケの中に生えた姿がすごくきれいだと感じ、撮影を始めた。50歳の時にホームページを開設し、写真などを紹介してきた」  ―どんな魅力があるか。  「雨上がり

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  • 大学サテライトキャンパス誘致 26年度までに方向性 富士市

     富士市議会2月定例会は3日、小長井義正市長の施政方針に対する代表質問を行った。小長井市長は首都圏の大学など高等教育機関の誘致について、2026年度までに方向性を示す考えを述べた。荻田丈仁氏(新政富士)への答弁。  大学のサテライトキャンパス誘致は、JR新富士駅南地区の整備に合わせて検討している。決定には調整が必要とした上で「第6次総合計画の前期基本計画の期間中」とする見通しを説明した。大学に対して地域課題の解決に向けた研究フィールドを提供するほか、学生と市民が交流する機会の創出を合わせて進める。  市は本年度末までサテライトキャンパス設置に向けたマッチングに関する国の支援を受け、大学との接点

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  • 富士のほうじ茶 フランスのレストランなどで提供へ

     富士市の小長井義正市長は、富士のほうじ茶を使ったメニューがフランスで提供される見通しについて説明した。一条義浩氏の質問に答えた。  昨年9月の「富士のほうじ茶ビジネスフェア」で関心を示した国内企業が今夏、パリのレストランで関連メニューを1カ月にわたって提供する。市はバイヤーを招いた試飲会も合わせて開き、フランスでの取扱店舗の確保を図る。  今後は欧州や東南アジアなどにも販路を広げるため、商社への営業活動を強める方針。

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  • ヘルメット着用 レバンテが広報 富士で自転車利用者に

     富士市のプロサイクリングチーム「レバンテフジ静岡」の関係者が1日、自転車利用者のヘルメット着用の努力義務化を前に、富士、富士宮市内で街頭広報に立った。  JR富士駅北口前では、駐輪場を出入りする市民にヘルメット着用の効果などを伝え、富士署員らと共にチラシや反射材を配った。二戸康寛代表は「自転車の事故から身を守るためにヘルメットは最も有効。プロのチームがあるまちとして着用率が向上してほしい」と話した。  富士宮では選手らがあさぎりフードパークで着用を呼びかけた。

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  • 園の思い出、写真で展示 3月閉園の富士・原田幼稚園 住民呼びかけ1000枚超

     本年度末で閉園する富士市の原田幼稚園で3日、同校の歴史を写真で振り返る「思い出展」が始まった。4日は午前9時から正午まで公開する。  1925年に開園した原田幼稚園は3月末で98年の歴史に幕を下ろす。同園は地域住民に呼びかけるなどして千枚超の写真を収集。行事写真を中心に1953年から年代順に展示した。  小学生からお年寄りまで多くの来場者が訪れ、自身や家族が写った写真を探したり、再会した同窓生と当時の思い出を話し込んだりした。2010年度卒業生で富岳館高3年の山中レチシアナミエさんは「きょうだいそろって通った思い出がいっぱいの園。閉園前に来られてよかった」と話した。

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  • 若手育成へ15万円 静岡県ゴルフ連に寄付 県YEG連合会

     静岡県商工会議所青年部(YEG)連合会は1日、県内のジュニアゴルファー育成に役立ててもらおうと、親睦ゴルフ大会で集めた寄付金を県ゴルフ連盟(山本法生理事長)に贈った。  同連合会の石川靖会長(47)と富士商工会議所青年部の海野幸男会長(49)らが同日、静岡市駿河区登呂の静岡 新聞放送会館を訪れ、山本理事長に約15万円を手渡した。同連合会が昨年9月に富士市で開催したゴルフ大会内のチャリティーイベントで、参加したメンバーらに寄付を募った。  石川会長は「これから羽ばたく次世代ゴルファーの役に立てばうれしい」と話した。山本理事長は「ジュニア年代の育成に有効活用したい」と感謝した。

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  • 11月個人破産142件 前年比4件減 静岡商工データまとめ

     信用調査会社の静岡商工データがまとめた2022年11月の県内個人破産(手続き開始決定)件数は前年同月比4件減の142件だった。4カ月連続で前年同月を下回った。  地区別は東部が6件増の45件、中部は2件減の56件、西部は8件減の41件。市郡別では静岡市42件、浜松市28件、富士市8件だった。  同社は「件数は小康状態だが、物価高の影響を注視する必要がある」と指摘した。

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  • 自転車ロード 4日開幕 富士市街地で交通規制

     富士市中心部の公道を自転車で駆ける大会「富士山サイクルロードレース2023」(実行委主催)が4日、中央公園前を発着点に開幕する。5日までの競技時間帯、会場周辺では交通規制が行われる。  車両通行止め区間は、コースになるロゼシアター前交差点から錦町交差点までの通称・青葉通りと、富士商工会議所から中央公園東交差点付近までなど。規制時間は両日とも午前7時半から午後4時半。  大会は全国トップクラスのチームが出場する「第2回富士クリテリウムチャンピオンシップ」の予選を4日、決勝を5日に行う。このほか4日にU15、5日にマスターズなど年代別の種目を予定している。  昨年の第1回大会は約1万5千人が来場

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  • 記者コラム「清流」 カーナビの想定外

     富士市は交通量が多い割に幅が狭い道路が多く、事故が多発する場所がある。富士岡の県道22号(通称・根方街道)と同76号の交差点はその一つ。ここでの事故は南北の76号を県外の車が走っていた事例が多い。地元住民が避けるような道をなぜ選ぶのだろう。カーナビで実験してみた。  事故に遭ったある家族を参考に実験した。清水区で遊んで相模原市に帰る想定で、昼間に有名ナビアプリ3種類で検索した。2種類が国道1号から県道76号に入って愛鷹山北側を進むルートを示し、残り一つは裾野バイパスを薦めた。到着予定は数分違った。  見知らぬ土地を走る際にナビを頼るのは自然だ。だが、ナビの土地勘は鈍そう。さすがに危険は地図に

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  • ミニバイクと衝突、けが負わせた疑い 富士署が飲食店店員逮捕

     富士署は2日、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで、富士市一色、飲食店店員(34)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前10時ごろ、富士市今泉の市道交差点で、普通乗用車を運転中に同市の無職男性(52)のミニバイクと衝突し、男性の左足などに軽傷を負わせた疑い。同署は無免許で運転していた可能性もあるとみて調べている。

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  • 富士の80代女性 210万円詐取被害 息子かたる男らに

     富士市の80代の無職女性が2日、息子をかたった男らに210万円をだまし取られたと富士署に届けた。同署が特殊詐欺事件として調べている。  同署によると、1日午後、女性宅に息子をかたる男から「金を用意できないか」「会社の同僚の親族が取りにいく」などと電話があった。午後4時ごろ、自宅付近を訪れた男に現金210万円を手渡したという。

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  • 江戸から昭和のひな人形ずらり 15日まで富士宮

     日本人形文化研究所長の林直輝さん(43)=富士市=は1日、「江戸から昭和のおひなさま展」を富士宮市大宮町のたこまん長屋門で始めた。林さんの収集品のうち、時代の変化が分かる内裏びな9組を展示している。火曜休館。15日まで。  ひな人形は高貴な美男美女を象徴するといわれ、時代ごとに流行した顔立ちや服装の変化を感じられる。展示品の中で最も歴史のある「名古屋雛御殿飾り」は1806年に作られ、「名古屋節句飾」が国の伝統的工芸品に指定される判断資料になったとされる。  林さんは「時代や地域によって人形の表現様式は違っても、子どもの幸せを願う変わらない思いを感じてほしい」と話した。

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  • 立候補予定者 説明会に42陣営 富士市議選

     任期満了に伴う富士市議会議員選挙(4月16日告示、23日投開票)の立候補予定者説明会が2日、市内で開かれ、定数32に対して42陣営が出席した。  内訳は現職23、新人19。市選管担当者から届け出書類の作成や選挙運動の注意点について説明を聞いた。  市選管によると、1日現在の選挙人名簿登録者数は20万7337人(男10万2280人、女10万5057人)。

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  • 会社の資金着服 元財務課長起訴 地検富士支部

     静岡地検富士支部は1日、富士市の食品用素材製造業「日本食品化工」富士本社の口座から約3300万円を着服したとして、業務上横領の罪で岡山県倉敷市、同社の元財務課長で仕分け作業員の男(52)を静岡地裁富士支部に起訴した。  起訴状によると、被告は財務課長の立場を利用し、昨年1月11日から同年8月15日までの間、同社名義の預金口座から56回にわたり現金計約3300万円を引き出し、私的に使うために着服したとされる。  同社は被告が約10年間で計約3億800万円を着服していたと公表している。

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  • 50万円詐取疑い 指示役の男逮捕 富士署

     富士署は1日、詐欺の疑いで東京都港区三田2丁目、飲食店店員の男(28)を逮捕した。  逮捕容疑は、2021年10月25日、同署が逮捕済みの男らと共謀し、富士市内の80代男性の自宅に、男性の息子を名乗って「財布をなくした」「仕事で必要なので50万円を用意できるか」などとうそを言い、会社の上司を装った受け子役が男性宅で現金50万円をだまし取った疑い。同署によると、容疑者が男らに指示したという。

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  • 題材は富士山 書道作品並ぶ 富士で5日まで

     書の研究グループ「八天会」(薮崎天峯会長)の作品展「八天の富士」が5日まで、富士市の道の駅「富士川楽座」フジヤマギャラリーで開かれている。  小学生から90代までの会員約70人が富士山を題材に81点を出品した。「富」「頂」といった漢字や冠雪をうたった鎌倉時代の和歌など、さまざまな切り口で富士山を表現した。  同会事務局の望月勝久さん(66)は「作品を見ると、書き手が富士山をどう捉えているかが分かっておもしろい」と話した。

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  • だるま文化、根付いた理由は 富士市元吉原地区 妙法寺/毘沙門天大祭 

     富士市今井の妙法寺では、日本三大だるま市に数えられる「毘沙門天[びしゃもんてん]大祭」が毎年冬に開かれ、市内外から多くの参拝者が集まる。戦いや勝利の神である毘沙門天と「起き上がり小法師」のだるまは一見、接点が薄いように思われる。富士市元吉原地区を中心にだるま文化が根付いた理由を追った。  全日本だるま研究会の林直輝副会長(43)=同市=によると、だるま市の発祥は1890年代前半。静岡市葵区の張り子玩具店「沢屋」が、大祭に合わせて寺周辺に並ぶ露店の一つでだるまを店頭に並べた。大祭は江戸時代からの歴史があり、周辺住民にとって露店街は各地の製品が集結する年に一度の物産展と位置づけられていた。目当て

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  • 無免許運転の疑いで男逮捕 富士署

     富士署は28日、道交法違反の疑いで住所、職業ともに自称、富士市境、建設業の男(45)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後2時30分ごろ、市内の市道で準中型トラックを無免許運転した疑い。

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  • スマホ使い方 初心者が学ぶ 富士、講座最終回

     富士市教育委員会主催のスマホ講座がこのほど、松野まちづくりセンターで開かれた。  「超初心者向け」をうたい、デジタル格差の解消を目指す8回講座の最終回。参加者全員が内容を共有できるよう、対象をiPhoneに絞って講習を進めてきた。年配者中心の参加者は、アプリの選び方やルート検索、SNSでの交流方法など実用的な使い方を学んだ。  講師を務めた江川明美さんは「スマホありきのサービスが広がる中、怖くて使えないという声をよく聞く。安全な使い方で暮らしの向上につなげてほしい」と話した。

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  • 代表、一般質問 3日から23氏 富士市議会

     富士市議会2月定例会は3日から代表質問と一般質問を行う。9日までに23氏が登壇する。代表質問は小長井義正市長の施政方針に対して質問する。  【代表質問】3日 一条義浩(リスペクトふじ)荻田丈仁(新政富士)佐野智昭(同)稲葉寿利(同)◇6日 望月昇(凜の会・公明党)小池智明(ふじ21)小池義治(民主連合)山下いづみ(同)  【一般質問】  ◇6日 遠藤盛正(新政富士)市のスポーツ施設における指定管理者制度の運用の見直し◇7日 小野由美子(同)新環境クリーンセンター運営管理と廃棄物発電、ふじかぐやの湯▽望月徹(リスペクトふじ)定年延長に伴う人材の活用▽海野庄三(同)低迷を続ける市の選挙投票率の改

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  • パラ推進へ専任職員配置 23年度、情報発信を強化 静岡県議会・知事答弁

     静岡県議会2月定例会は27日、自民改革会議の鈴木啓嗣氏(浜松市西区)、鈴木利幸氏(同市北区)、公明党県議団の早川育子氏(富士市)、ふじのくに県民クラブの岡本護氏(浜松市中区)が一般質問を行った。川勝平太知事は、2023年度に県障害者スポーツ協会内に設置する「(仮称)ふじのくにパラスポーツ情報センター」に専任職員「(仮称)パラスポーツコンシェルジュ」を配置し、情報発信などを強化する方針を示した。早川氏への答弁。  川勝知事は「県内の大会や体験教室への参加は必ずしも多いと言えない。参加のきっかけとなる情報を届けることや、地域で支える人材育成が重要」との課題認識を示した。  パラスポーツコンシェル

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  • 業務上横領疑い 富士の男を逮捕 静岡中央署

     静岡中央署は27日、業務上横領の疑いで富士市宮島、無職の男(41)=別の事件で起訴勾留中=を逮捕した。  逮捕容疑は昨年11月下旬ごろ、当時代表取締役を務めていた静岡市葵区の社交飲食店と別の系列店舗から従業員約50人分の現金給料約470万円を着服し、横領した疑い。  同署によると、容疑者は当時、従業員の給料を現金で管理していた。1月に店側から被害届が出され、同署が捜査していた。  容疑者は昨年11月末に傷害容疑で富士宮署に逮捕され、その後は逮捕監禁致傷と強盗の疑いで再逮捕された。

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  • 窃盗の疑い 浜北署など男を再逮捕

     浜北署などは27日、窃盗の疑いで東京都江戸川区南葛西5丁目、会社員の男(43)を再逮捕した。再逮捕容疑は2021年4月8日、富士市のドラッグストアでビタミン剤や漢方薬など10点(6万7000円相当)を盗んだ疑い。容疑者は、浜松市浜北区のドラッグストアでビタミン剤などを盗んだとして7日に逮捕された。

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  • 富士宮の祭りで露店不正 組員ら3人追起訴 地検沼津支部

     静岡地検沼津支部は27日、富士宮市の「富士山本宮浅間大社の秋季例大祭」で露店の出店権を不正に取得したとして詐欺の罪で、指定暴力団山口組藤友会組員ら3人を静岡地裁沼津支部に追起訴した。  追起訴されたのは、組員の男(77)=富士市中里、無職=と男(66)=裾野市深良、無職=、露天商の女(55)=富士市中里=の3被告。  起訴状などによると、組員の男(77)と露天商の女(55)は共謀して2022年10~11月、暴力団員が実質経営する露店であることを隠して、祭りの運営委員会などに出店申込書や誓約書などを提出し不正に出店の権利をだまし取ったとされる。男(66)も同様の内容とされる。  3被告は「沼津

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  • 指摘2件など計8件 静岡県監査委員

     静岡県監査委員事務局は27日、2022年11月2日~23年1月26日に実施した定期監査などの結果、「指摘」などが計8件(前年同期比5件増)あったと公表した。  監査は、計92機関で実施した。重大な法令違反など不適切事項に当たる「指摘」は2件(同1件増)だった。児童福祉施設「吉原林間学園」(富士市)では、個人情報を含む心理検査報告書を31人に誤送付した。農林技術研究所森林・林業研究センター(浜松市浜北区)は、無登録農薬を使って生産した種子が販売・譲渡を禁じられているのに、県西部農林事務所から借りた母樹で無登録農薬を使って生産した種子を保管や処分をせず、同事務所に譲渡し、苗木生産者に販売された。

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  • 書道愛好家ら筆持ち寄り 富士市の米之宮浅間神社で供養祭

     富士書道連盟はこのほど、富士市の米之宮浅間神社で第30回筆塚供養祭を行った。  同連盟の関係者や書道愛好家らが日頃の練習で使い古した筆を持ち寄った。宮本暉篁会長は「手書き文字や伝統文化を守ることを改めて考える機会にしたい」とあいさつした。書道連盟の役員や県書きぞめ展の入賞者ら約100人が参列し、筆への感謝を込めて玉串をささげた。  第30回開催を記念する学生書道展を合わせて開いた。

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  • 携帯電話盗んだ疑い 無職の男逮捕 富士署

     富士署は26日、住居侵入と窃盗の疑いで富士市瓜島町、無職の男(23)を逮捕した。逮捕容疑は20日、同市の無職女性(23)宅に侵入し、携帯電話1台(時価5万円相当)を盗んだ疑い。

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  • 電車で「乾杯!」 富士の岳南鉄道 クラフトビール飲み放題、ご当地グルメも

     富士市の岳南電車(通称・岳鉄)などは25日夜、「ビール&グルメ電車」を運行した。  市内で作られたクラフトビール「富嶽(ふがく)麦酒」を飲み放題にした。食事はご当地グルメ「富士つけナポリタン」の他に、同市の総菜店「はんなりキッチン結」で人気なサーロインステーキを提供した。乗客36人は工場夜景を走る車両の中で地元の味を堪能した。  貸し切りの電車は対面座席の間にテーブルが置かれ、吉原-岳南江尾駅の9・2キロで運行した。乗客は出発早々にグラスを重ね合わせ、冷えたビールをのどに勢い良く流し込んだ。一部区間は消灯され、車窓を流れる夜景に見入った。  富士商工会議所と合同で企画した。

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  • 自転車レース支援 富士市に400万円 静岡の不動産業者

     不動産業のアイワマネージメント(静岡市駿河区)はこのほど、企業版ふるさと納税制度を活用して富士市の自転車活用事業に400万円を寄付した。3月4、5の両日に同市で開催される「富士山サイクルロードレース2023」の映像配信費用に充てられる。  レースは通称「青葉通り」の1周約1・8キロのコースで、全国トップクラスの選手がしのぎを削る。市は寄付金を活用し、5日の本戦の様子をユーチューブで中継する。4日の予選はコースに隣接する市中央公園の大型モニターに映す。  法月英明社長らが市役所を訪れ、小長井義正市長に目録を手渡した。小長井市長は「市の名物になるように世界へ発信したい」と述べて感謝状を贈った。法

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  • 新幹線の橋下にボルト36本落下 富士

     24日午後2時40分ごろ、東海道新幹線三島-新富士駅間の富士市比奈付近で、橋の下の歩道にボルトが落下しているのを通りかかった住民が見つけ、JR東海に通報した。けが人はいないという。  同社によると、落下したのは鋼鉄製で幅1・8センチ、長さ4・6センチのボルト計36本で、総重量は約1・2キログラム。橋げたの下に設置されている排水樋と橋の隙間をふさぐ板を固定していたボルトが、経年劣化して約5メートル下に落ちたとみられる。  24日に点検を実施し、構造上の問題や今後の運行に支障がないことを確認したとしている。

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  • 富士の安藤さん SSクラス優勝 日将連浜松2月大会

     日本将棋連盟浜松支部の2月大会がこのほど、浜松市東区の積志協働センターで開かれた。80人が参加し、SSクラスで富士市の安藤舜聖さんが優勝した。  上位入賞者は次の通り。  SS ①安藤舜聖(富士市)②宇藤敬行(磐田市)③高橋晴仁(掛川市)▽S ①鈴木佑一(中区)②河合健(浜北区)③菅沼優星(磐田市)▽A ①野中力也(中区)②香月真樹(掛川市)③杉田陽祐(中区)▽B ①佐藤粋聖(西区)②鈴木与四郎(同)③伊藤龍(浜北区)▽C ①志村正雄(袋井市)②片山久(東区)③杉山稔(中区)

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  • 競技振興に交流の視点 魅力的なまちづくり探る サンフロント21懇話会 富士山地区分科会

     静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」富士山地区分科会は24日、県スポーツ担当補佐官溝畑宏氏の基調講演に続き、「スポーツを通じた地域づくり-東京五輪・パラ遺産を起爆剤に考える」をテーマにパネル討論を行った。登壇者は競技の力を生かした魅力的な地域づくりへのヒントを探った。  小長井義正富士市長は生涯スポーツの推進やスポーツ環境の充実などまちづくりの方向性を説明した。経済効果も踏まえた競技振興の在り方を示し「交流の視点を取り入れた施策を進めていきたい」と述べた。  伊豆市地域おこし協力隊としてサイクル文化の定着を目指すファヴァロ・マルコ氏は、母国イタリアで行われている自転車レース大会の

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  • スポーツ生かし、地域振興へ議論 富士でサンフロント懇話会分科会

     静岡県東部地域の活性化策を提言する静岡新聞社・静岡放送の「サンフロント21懇話会」(代表幹事・清野真司静岡中央銀行社長)は24日、富士市で富士山地区分科会を開いた。県東部・伊豆は東京五輪・パラリンピック自転車競技会場となったほか、フェンシングやマウンテンバイク(MTB)などスポーツが盛んな土地柄を踏まえ、スポーツを地域振興へどう生かすか議論した。  第1部は基調講演を行った。県スポーツ担当補佐官で元観光庁長官の溝畑宏氏が「スポーツの可能性 地域活性化への生かし方」をテーマに、「スポーツをもっとビジネスにつなげるべき」などと訴えた。  第2部は「スポーツを通じた地域づくり~東京五輪・パラ遺産を

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  • 愛鷹山山麓に絶景古墳 眺望重視の造成 死生観探る鍵 富士

     愛鷹山山麓の富士市江尾で、駿河湾を望む古墳の発掘調査が進んでいる。周辺に約千基が集まる船津1古墳群の中では最も高い標高146メートルに位置する1基。絶景を選んだ埋葬は、死後の安らぎを祈る先人の思いを今に伝えている。  現場は新東名高速道路の中尾橋北側で、火山灰土のローム層が広がる地区。県埋蔵文化財センターが1月中旬、周辺の茶畑造成に先立つ詳細調査を実施し、運び込まれた岩を壁材にした石室などを確認した。床には拳大の河原石が敷き詰められ、谷を流れる川から運んだことが想像できる。  同センターによると、この古墳の造成は6世紀末から7世紀ごろ。石室は長さ4・1メートル、幅1・3メートルの標準的な大き

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  • 結婚23年、末永く幸せに 10組が富士山婚式 「富士山の日」多彩にイベント

     「富士山の日」の23日、結婚23年目を迎えた夫婦を祝う「富士山婚式セレモニー」(実行委主催)が富士市のタリーズコーヒー富士市中央公園店で行われた。静岡県内外の夫婦10組が末永く人生を二人三脚で歩むことを誓い合った。  夫婦に富士山が描かれた特別証明書が贈られた。支え合った23年間の思い出を振り返る10組を、地元ハンドベルグループの演奏と関係者の拍手が祝福した。  市は2人の23年間を「富士山(2・23)」となぞらえ、「富士山婚式証明書」を発行している。地元産の紙製品をプレゼントして、今後の結婚生活も円満にすると誓う夫婦を送り出した。  同市の大久保靖彦さん(52)と規子さん(51)夫妻は、子

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  • 東名でトラック無免許運転などの容疑 富士の男逮捕 静岡県警高速隊

     静岡県警高速隊は23日、有印私文書偽造・同行使と道交法違反の疑いで富士市今泉、自称建設作業員の男(29)を逮捕した。逮捕容疑は2021年1月12日午後4時ごろ、小山町桑木の東名高速道下りでトラックを無免許運転した上、同隊員から取り調べを受けた際に交通反則切符に兄の氏名を書き、自分の指印を押して文書を偽造した疑い。同隊によると、容疑者は当時、シートベルトの着用義務違反で停止させられ、免許不携帯を主張していた。容疑者の兄が昨年10月に運転免許証を更新した際、見覚えのない交通違反歴があるのに気付き、犯行が発覚した。

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  • 施設巡り絵画完成 富士川楽座・SAで感謝祭 26日まで

     富士市の道の駅「富士川楽座」や東名高速道富士川サービスエリア(SA)などは23日、「富士川ハイウエイオアシス 富士山の日感謝祭」を始めた。富士山画のスタンプラリーなどが26日まで楽しめる。  用紙に5種類のスタンプを重ね押すと、葛飾北斎「富嶽(ふがく)三十六景」の「神奈川沖浪裏」が浮かび上がる。参加者は両施設内や屋外広場、大観覧車フジスカイビューを巡って絵を完成させた。  富士山を望む広場では大道芸が披露され、多くの来場者が足を止めて見入った。登山用品の紹介ブースやスピードくじも人気を集めた。  24日は大道芸のみ休み。

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  • 2月23日は富士山の日 華やかな春の共演 宗清寺【動画あり】

     23日は富士山の日。富士市中之郷の宗清寺の梅園で紅白の梅が満開となり、世界遺産登録から10年を迎える霊峰と華やかに共演している。  高台に位置し、富士山から駿河湾まで見渡せる梅園では約80本が花盛り。22日は参拝者が「きれいだね」と愛らしい花を楽しんだ。メジロが蜜を求めて飛び交う様子も見られた。  同寺によると、見頃は3月上旬ぐらいまで。

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  • 「声だしボールつなぐ」御前崎バレー少年団 東海大会へ意気込み

     バレーボールの東海大会に出場する御前崎市の黒潮東バレーボールスポーツ少年団が21日、同市役所を表敬訪問し、柳沢重夫市長に健闘を誓った。  同少年団は12日に富士川体育館(富士市)で行われた県小学生バレーボール選抜優勝大会の女子の部に、西部地区1位チームとして出場し、準優勝した。東海大会は25日に愛知県で開かれる。  柳沢市長は「黒潮東は歴史のあるチーム。並々ならぬ努力の結果」とたたえ、主将の山本あいるさん(11)は「県大会では自分たちらしく粘り強いバレーができた。東海大会でも声を出し、ボールをつないで勝てるよう頑張りたい」と意気込みを語った。

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  • 自転車ヘルメット着用アピールへ 富士の会社、市に寄贈

     富士市の合同会社ビービーワークスは20日、富士市の職員用に自転車用のヘルメット10個を贈った。  4月の道交法改正で自転車のヘルメット着用が努力義務化されることを受けた寄贈。同社代表で、自転車競技のライターとして活動する中村浩一郎さんが市役所に10個を届けた。  中村さんは「自転車の活用を進める市の取り組みに役立てて」と話した。小長井義正市長は「市内で着用を促すPRにもつながる」と感謝した。

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  • 補正予算案を可決 富士市議会

     富士市議会2月定例会は21日、本会議を再開し、2022年度一般会計補正予算案など14議案を原案通り可決した。23年度一般会計予算案など38議案を一括上程し、市側が議案説明をした。

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  • 荷台に富士山、トラック出発 富士市PR

     富士市を全国でPRするシティプロモーショントラックの出発式がこのほど、同市の富士総合運動公園駐車場で行われ、荷台に富士山をあしらった新たな2台がお披露目された。  県トラック協会富士支部に加盟する企業の車両に、富士山の写真や市のブランドメッセージをプリントしてもらう事業。今回は丸富運輸と丸嶋運送富士営業所が、しだれ桜越しの富士山と日に染まる富士山のデザインで導入した。  式典では小長井義正市長らがテープカットに臨んだ。同支部の船村雅彦支部長は「注目されることが安全運転にもつながる。皆が郷土を愛する気持ちでハンドルを握っている」と話した。  シティプロモーショントラック事業は2016年にスター

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  • 高校生やシニア 演劇祭で競演 富士で初開催

     富士市吉原地区の妙祥寺で19日、演劇祭「YOSHIWARA EN:JOE 演劇上等!」が初開催された。高校生からシニアまで7組の約30人が出演し、個性豊かな舞台を繰り広げた。  富士宮北高の生徒は「注文の多い料理店」をユーモアを交えて上演し、会場から笑いや拍手が湧き上がった。若手劇団は、日没後に本堂の明かりを消す趣向で物語の世界へ誘った。作品の合間に出演者のトークなども盛り込んだ。  演劇祭を主催したシニア劇団「フジシニアート」は団員を募集している。問い合わせは事務局<電090(1295)7116>へ。

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  • ネイルサロン放火 元従業員を起訴 地検浜松支部

     静岡地検浜松支部は21日、勤務先のネイルサロン店内に火を付けたとして、現住建造物等放火などの罪で富士市、元従業員の無職の女(27)を静岡地裁浜松支部に起訴した。裁判員裁判の対象となる。  起訴状などによると、被告は2018年3月26日午後6時10分ごろ、当時袋井市内にあったネイルサロン事務室に何らかの方法で火を放ち、建物の一部を焼損させたなどとされる。店舗は2階建てで2階が住居部分だった。

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  • 社説(2月21日)「道の駅」30年 地域振興へ魅力向上を

     幹線道路沿いなどに設置されている「道の駅」の登録は1993年にスタートした。登録第1号は富士市の「富士」など全国103駅。毎年途切れることなく開業が続き、現在は約1200駅に上る。静岡県内では25駅を数える。   30年間で10倍以上増えたのは、道の駅がドライバーのトイレ休憩や食事の場だけではなく、地域振興の拠点としての存在価値が高まってきたからだろう。海辺と一体化した伊東市の「伊東マリンタウン」のように観光スポットになっている施設もある。地元の新鮮な農産物の販売が人気を呼ぶ道の駅は生産者の意欲を向上させる。  道の駅は今後も増加が予想される。浜松市は2023年度当初予算案に「道の駅」新設に

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  • 災害対策 アプリに集約 建設システム/重森渉社長(富士市)【キーパーソン】

     建設業界をIT技術で支えてきた知見を生かし、自然災害などのリスク対策を集約した防災アプリ「クロスゼロ」を開発した。企業向けから提供を始め、3月には家庭用の運用を見込む。  -どのようなシステムか。  「自動配信の安否確認をはじめ、SNSからAIが収集する発災情報、ユーザーの投稿を表示するリスク共有、掲示板などを一体的に利用できる。建設や土木など取引会社に無料プランから案内している。有事だけでなく、平時にも利用できる仕組みが特徴。日頃から機能に親しんでほしい」  -開発の経緯は。  「社員が増え始めた頃からBCP(事業継続計画)を強く意識し、有効なアプリを検討してきた。東日本大震災を体験した社

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  • ボランティア 携わる300人交流 裾野で集会

     静岡県ボランティア研究集会(県ボランティア協会、県労働者福祉基金協会主催)が19日、裾野市生涯学習センターで開かれた。県内でボランティア活動に携わる約300人が学習と親睦を深めた。  障害のある兄弟をサポートする「静岡きょうだい会」(富士市)の沖侑香里代表が基調講演。家族の介護やケアを担う若者のヤングケアラーが増えている現状について、「相談できる大人の存在や同じ経験をしている仲間とのつながりが大事になってくる」と伝えた。  「災害ボランティアの広域ネットワークについて」「子どもの居場所つくり」などをテーマに分科会も行った。

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  • 椎名さん(三島)のいす DIYグランプリ 富士で表彰

     手作りの家具や小物を募集した「DIYグランプリ」(エンチョー主催)の表彰式が19日、富士市のふじさんめっせで行われ、グランプリに輝いた椎名祐偉さん(44)=三島市=の「憩いのチェア」などが紹介された。  椎名さんの作品は、背板から側面、脚まで滑らかな曲線で仕上げたタモ材のいす。加工の美しさや温かさを感じる出来栄えなどが評価された。  プロダクトデザイン、アウトドア、ジュニアなど7部門に計513作品が寄せられた。受賞作品コーナーには、木目を生かしたホワイトボードや木製スモーカー、家でできるガチャガチャなどが並んだ。  表彰式は関連企業などが出展したイベント「DIY祭り」の中で実施。木工や革製品

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  • ふじのくに芸術祭が開幕 静岡で開会式

     静岡県内最大の総合芸術祭「ふじのくに芸術祭2023」(県など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が19日、開幕した。県内各地で1年間、美術、文学、音楽・舞台芸術などの催しを展開する。  静岡市駿河区のグランシップで開かれた開会式のオープニングでは、県中部を拠点に活動する「シズニー&ハルモニア」がダンスを披露した。  本県など日中韓の選定都市が文化イベントを集中的に実施する今年の「東アジア文化都市」事業の紹介動画に続き、県文化協会の鈴木寿美子顧問が「県内の文化の魅力を国内、海外に発信したい」と開会を宣言した。  同芸術祭2022の表彰式も行われ、受賞者を代表して焼津市の混声合唱団ジョイアの萩原博副

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  • 富士市久沢で住宅全焼、男性1人けが 19日午前

     19日午前4時10分ごろ、富士市久沢の男性(66)方から出火し、木造2階建ての住宅1棟を全焼した。  市消防本部などによると、男性が避難の際に足にけがを負った。出火当時、男性の妻と長男も家にいたが、逃げて無事だった。火に気付いた近隣住民が119番した。  現場は市立鷹岡中から東側に約50メートルの住宅地。同本部などが出火原因を調べている。

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  • 軽トラックを酒酔い運転疑い 男逮捕 富士署

     富士署は19日、道交法違反の疑いで住所、職業ともに自称、富士市森島、塗装工の男を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前2時ごろ、同市富士町の市道で軽トラックを酒酔い運転した疑い。建物のシャッターにぶつかる事故を起こして発覚した。

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  • 児童、勇気のダイブ 高飛び込み萩田選手ら教室 富士

     水泳高飛び込みで国体での優勝経験が豊富な萩田拓馬選手(32)=静岡ビル保善=らによる競技体験教室(県スポーツ協会主催)が18日、富士市の県富士水泳場で開かれた。小学生27人が恐怖心と闘いながら、高さ最大7メートルの台から勢いよくダイブした。児童はマットやトランポリンを使って空中での姿勢を身につけ、飛び込み台に立った。跳躍時に両手を振り上げると空中で安定することなどを萩田さんから教わり、高さ1メートルから合図で思い切って飛び込んだ。  普段味わえない高さにやや不安げな様子だった児童も徐々になれると、高い台に挑戦した。5メートルの台から飛び込んでいた天間小4年の高橋結冬君(10)は「足の裏への衝

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  • 静岡県産の花吟味 富士で大商談会

     静岡県内全域の鉢物・花壇苗の生産者が集う「花の都しずおか大商談会2023」がこのほど、富士市のふじさんめっせで開かれた。  生産者40社と全国の資材種苗会社16社が、マーガレットやクレマチスなど多様な草花を並べた。市場関係者やバイヤー約300人に商品の特徴をアピールした。  対面方式での開催は3年ぶり。バイヤーらは植物に顔を近づけて状態を吟味した。  近年人気が高い多肉植物にバイヤーが集中したほか、新型コロナウイルス禍で在宅時間が増えたことで観葉植物にも注目が集まった。開始10分で完売する人気商品もあった。  

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  • 事件「風化させない」 富士・タクシー運転手強殺24年

     富士市大淵で1999年、タクシー運転手の男性=当時(66)=が殺害され売上金を奪われた強盗殺人事件の発生から24年となる18日、男性が勤務していた「シンフジハイヤー」の社員らが遺体発見現場を訪れ、冥福を祈った。  三沢賢治社長は線香を上げ「発生から随分時間がたってしまったが、風化させてはいけない」と悔しさをにじませた。当時を知る社員は2人だけになった。同社は毎年、現場を訪れて社員に事件の記憶を語り継いでいる。  男性の25回忌となった今年は、前日に遺族が現場で手を合わせた。妻(75)は「どうして忠男さんでないといけなかったのか」と涙した。  事件は18日夜から19日早朝までの間に発生した。男

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  • 静岡福祉大と富士市が協定 地域発展、人材育成で協力

     富士市と静岡福祉大(焼津市)はこのほど、地域社会の発展と人材育成への寄与に向けた包括連携協定を締結した。  互いの知的、人的、物的資源を活用するほか、まちづくりに関する調査研究や福祉・保健の充実を協力体制の下で進める。子育て支援や健康づくりでも連携する。  両者はこれまで、介護保険事業や付属機関への委員就任を通じて関係を築いてきた。協定締結式で小長井義正市長は「健康と福祉の充実に向けた推進力になってくれると期待している」とあいさつ。増田樹郎学長は「さまざまな資源で社会のニーズに貢献していきたい」と語った。

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  • 浅井さん(岩松中)最高賞 富士・食育弁当 地元食材で彩る

     地元食材で栄養バランスに配慮した弁当を中学生が考える富士市の「食育弁当コンテスト」の表彰式が18日、同市のふじさんめっせで開かれた。6部門のグランプリの頂点となる総合グランプリには岩松中3年の浅井梨緒さん(15)が選ばれた。  市内の中学生から4130点の献立が寄せられた。彩り部門で入賞した浅井さんは、地元産の茶葉を衣に混ぜた唐揚げを考案。ニンジンや大根などで、市民の花であるバラを形作り、華やかに仕上げた。  浅井さんはピクニックに行く想定で献立を考えたといい「昨年は受賞を逃し悔しかった。最高賞は誇らしい」と喜んだ。  応募者の割合が最も高い学校に贈る学校賞には、約98%の生徒が応募した大淵

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  • 作業場のトラック焼く 富士の鉄工所

     18日午後6時15分ごろ、富士市今泉の鉄鋼業「野村鉄工所」から出火し、作業場の建物内に止めてあったトラック1台を焼いた。けが人はいなかった。富士署によると、従業員は夕方までに全員退社していて、出火当時、作業場は無人だったという。同署などが詳しい出火原因を調べている。

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  • 富士の渡辺さん 緑十字銀章報告 交通安全を啓発

     交通安全活動に長年尽力し、交通栄誉章緑十字銀章を受章した富士市の渡辺直さん(71)は16日、富士署に井出清市署長を訪ね、受章を報告した。  渡辺さんは同市のペット用シーツメーカー「コーチョー」の安全運転管理者を1992年から務めている。従業員が通勤する様子を抜き打ちで確認してシートベルトの着用を徹底させるなど、交通安全に対する意識向上に取り組んだ。  報告式で渡辺さんは「会社で長年、大きな事故を起こさずここまで来られた」と言葉に充実感をにじませた。井出署長は管内の交通事故がピーク時の約4割まで減ったことに触れ「安全運転の啓発に尽力いただいたおかげ」と述べた。

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  • プレミアムカルビ 富士で21日開店 焼き肉チェーン 静岡県内初出店

     神戸物産は21日、焼き肉チェーンのプレミアムカルビ富士店を富士市にオープンする。静岡県内初出店。  富士店は建物面積約350平方メートル。本格的な塊熟成肉やサイドメニューをそろえ、自家製ジェラートやデザートは季節替わりなどの商品を提供する。  同社は「プレミアムカルビ」を東京、神奈川、埼玉などで17店展開。首都圏以外への1店舗目として本県への出店を探っていた。担当者は「肉の他にデザートも食べ放題を用意している。ファミリー層や女性客にアピールしたい」と話す。

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  • 富士市立中央病院 薬剤師を懲戒免職 強制わいせつで有罪

     富士市は17日、エステ店の女性従業員にわいせつな行為をしたとして強制わいせつ罪で有罪判決を受けた市立中央病院の男性薬剤師(33)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。  静岡地裁沼津支部の判決によると、男性は2022年7月15日、市内の建物の一室で20代の女性からマッサージを受けていた際に、女性にわいせつな行為をしたとされる。同支部は16日、懲役2年、執行猶予3年の判決を下した。  小長井義正市長は17日、「安心安全を守る立場の市職員が不祥事を起こし、信頼を損なう結果となり深くおわびする。二度と起こすことのないよう、綱紀粛正に努め、信頼回復に向けて全力で取り組む」とコメントした。

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  • 沼川流域の治水対策「大規模特定河川事業に」 沼津、富士市長 国交省に要望

     沼津市の頼重秀一市長と富士市の小長井義正市長は17日、国土交通省で清水真人政務官と面会し、治水対策として整備する沼川新放水路の上流工区と支流の江尾江川の河川改修について、大規模特定河川事業として採択するよう要望した。  沼川流域は2021年7月の豪雨災害で約300戸が浸水し、対策が求められている。交付金事業で実施している両事業について、予算が優先配分される大規模特定河川事業での採択を通じ、着実な整備につなげたい考えだ。頼重市長は「毎年のように浸水被害が起こり、地域住民が心配している現状を伝えた」と述べ、小長井市長は「(清水氏には)必要性を十分理解してもらえた」と手応えを示した。  自民党の細

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  • 地域の風景鮮やか 力作の写真ずらり 19日まで富士

     富士市を拠点に活動する神戸写真クラブの作品展が19日まで、同市中央図書館分館市民ギャラリーで開かれている。  会員13人と講師の西ケ谷広和さんが計53点を出品した。岩本山のアジサイや田貫湖の逆さ富士など地域の自然を鮮やかに捉えた風景作品をはじめ、絶景を撮影したり釣り糸を垂れたりする人物も情感豊かに捉えている。木をテーマにしたコーナーは、建物に覆いかぶさる柿の木や、寄り添うように立つクスノキなどを写している。  午前9時から午後4時まで。

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  • 富士駅北口再整備 将来像の輪郭つくる【検証 富士市予算案㊦】

     文字がかすれて読めない看板、ビルのくすんだ窓ガラスに「入居者募集」の日焼けした張り紙-。JR富士駅北口前に立つと、ペデストリアンデッキには人よりもハトの方が数倍いる時もある。25万人都市の玄関の再生が叫ばれて久しい。市は約2ヘクタールに高層の複合ビルや公益施設などを整備して2028年度の供用開始を見据える。  23年度当初予算案には、公益施設の基本設計と街のデザイン提案委託費に3700万円、主に再開発ビルを手がける「富士駅北口第一地区市街地再開発準備組合」への事業補助金として1億8600万円を計上した。1年間かけて駅北の将来像を具体的に描き、市民に対して示す時が近づく。  駅北は十数年前に大

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  • 強制わいせつの薬剤師に有罪判決 地裁沼津支部

     強制わいせつの罪に問われた富士市立中央病院の薬剤師の被告(33)=同市=の初公判が16日、静岡地裁沼津支部(野沢晃一裁判官)で開かれ、起訴内容を認めた。即日結審し、検察側が懲役2年を求刑したのに対して地裁支部は懲役2年、執行猶予3年を言い渡した。  野沢裁判官は判決理由で「わいせつ行為は強度」とする一方、被害弁償に努めるなど反省の意思を示しているとして社会内での更生が相当とした。  判決によると、被告は昨年7月15日、県東部のエステ店で、20代の女性従業員にマッサージを受けた際、女性にわいせつな行為をした。

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  • ダンプで歩行者はねた疑い 富士署、男を逮捕

     富士署は16日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで富士市中之郷、自称土木作業員の男(71)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後2時45分ごろ、同市永田町2丁目の県道と市道の交差点で準中型ダンプを運転中、左折する際に横断歩道を歩いていた同市の介護士の女性(66)をはねて負傷させた疑い。同署などによると、女性は頭を打って重体のもよう。ダンプは市道を左折して交通量の多い県道に入る際に女性をはねたとみられる。

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  • 富士の90代男性 1200万円だまし取られる

     富士市に住む90代の無職男性が16日、息子をかたる男らに現金1200万円をだまし取られたと富士署に届けた。  同署によると、15日、男性宅に息子を名乗る男から「株で集めた資金を返さなきゃいけない。配当金も支払わなければいけない」などと電話があった。同日午後4時ごろ、男性宅を訪れた税理士事務所職員を名乗る男に現金を手渡した。

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  • 富士市 無料施設の有料化を検討 利用者団体、是非の協議求める 

     富士市は無料公共施設の有料化に関する検討を進めている。16日の市議会総務市民委員会では、まちづくりセンター利用者団体から是非の丁寧な協議を求める陳情を受け、減免すべき活動には個別の判断をしていく考えを示した。  市内の公共施設は、同じ活動の利用でも有料と無料の施設が併存し、不平等感の解消に向けて見直しを図っている。市内26カ所のまちづくりセンターは、市側が最短で10月にも有料化する方向性を1月までに示していた。  これを受けて文化やスポーツの50団体から、生涯学習や地域貢献の観点などを考慮するよう求める陳情が提出された。陳情者は委員会で「利用者はそれぞれの活動を通じて生きがいを見いだしている

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  • 「演劇上等!」熱い舞台に 若者からシニア出演 19日、富士でイベント

     富士市のシニア劇団「フジシニアート」は19日、演劇祭「YOSHIWARA EN:JOE 演劇上等!」を同市吉原地区の妙祥寺で初開催する。地元7組による舞台を通じて、地域の新たな魅力創出を図る。  富士・富士宮の高校生や若手、シニアなどの出演者を集め、人材発掘や世代間交流、地域資源の活用につなげる。さまざまな人の思いが交錯する映画「吉原炎上」を思わせる名称は、従来のまちづくり企画やアートイベントと響き合うイベントのイメージと重なる。  宮沢賢治の「注文の多い料理店」は原作を生かした2作を上演する。シニアは役者と語り手を分けた朗読劇に挑み、富士宮北高の生徒は若者目線で名作に突っ込みを入れる舞台を

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  • つけナポ「おいしい」 富士・岳陽中 市民団体が試食会

     富士市のご当地グルメで地域の活性化に取り組む市民団体「富士つけナポリタン大志館」は15日、岳陽中の代表生徒10人の前で調理を実演し、できたてを振る舞った。  大志館のメンバーは同校の調理室でレシピを紹介した。パスタとラーメンの中間のような麺にサクラエビで香り付けしたオリーブオイルをまとわせていることなどを教えた。  試食した生徒は「おいしい」「富士に生まれて良かった」などと頬を緩め、夢中で麺をすすった。  特命全権大志を務めるボンジョルノ小川さんは「料理を普及した先にまちの活性化がある。おいしいから富士に行ってみようと思ってもらいたい」と生徒に思いを伝えた。

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  • デジタル変革加速 技術活用へ態勢整備【検証 富士市予算案㊤】

     富士市が発表した2023年度当初予算案は、第6次総合計画に沿った関連施策を着実に進める。目指す都市像の実現に向けた戦略と課題を検証する。  官民の路線バスが乗り入れるJR新富士駅富士山口。運行状況や出発時刻を知らせるロケーションシステムの表示を、富士市の職員がのぞき込む。「乗り換え案内は既にスマホでも確認が可能。今後は予約システムも加えていきたい」。スマホを手にシステム向上の可能性を検討する。  市の23年度予算案では、次世代交通システム「MaaS(マース)」推進事業費に1900万円を付けた。将来的には、専用アプリの活用でバスや岳南電車などの効率的な接続をサポートし、需要に応じて運行するデマ

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  • 詐欺の実態 高校生熱演 身近な人にまず相談を 富士の4校

     特殊詐欺被害の実態を演劇で紹介する「FP(フジ・ポリス)演劇祭」(富士署主催)がこのほど、富士市のロゼシアターで開かれた。市内の高校4校の演劇部が、犯行に直面したときには身近な人に相談することの大切さを訴えた。  富士、富士東、富士見、吉原の4校がそれぞれの視点から犯行グループの巧妙な手口や電話を受けた人の心理状態を熱演した。若者が高収入をうたうアルバイトに応募し、犯行に加担する事例を取り上げた演目もあった。  最優秀に選ばれた富士高は、娘をかたる電話を信じて動揺する父を家族が「銀行の窓口で身内の不幸と説明させようとするのは詐欺の常とう手段」などと説得。娘に電話をかけ直し、だまされていたこと

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  • サギ電話注意報発令 東部ブロック 静岡県警

     静岡県警は15日、サギ電話が多発しているとして東部ブロック(大仁、三島、沼津、裾野、御殿場、富士、富士宮各署管内)に注意報を発令した。17日まで。  県警生活安全企画課によると、14日に沼津市で7件、御殿場市と富士市で各2件、長泉町で1件の不審電話があった。市役所職員をかたり、還付金の名目でATMに誘導する手口が多発したという。  県内では現在、中東遠ブロック(菊川、掛川、袋井各署管内)に警報、浜松北ブロック(天竜、細江両署管内)に注意報を発令中。60代の男女が特に狙われていて、県警が警戒を強く呼びかけている。

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  • 住居侵入と窃盗の疑い 富士署が男逮捕

     富士署は15日、住居侵入と窃盗の疑いで神奈川県生まれ、住所不定、解体工の男(49)を逮捕した。逮捕容疑は2022年11月2日、富士市の女性会社員(55)宅に侵入し、現金3万円のほか、ネックレスなど5点(計31万円相当)を盗んだ疑い。同署によると、2人に面識はないという。

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  • 駿河・伊豆の古代 沼津で3月に講演会

     沼津市と富士市は3月12日午後1時から、埋蔵文化財活用講演会「狩野川・富士川が作り出した古代社会」を沼津市立図書館で開く。受講無料。  東京医療保健大の三舟隆之教授が「駿河・伊豆の古代社会の成立 カツオがつなぐ都と駿河・伊豆」と題し、カツオなどの食文化から、奈良時代前後の沼津や富士地域について講演する。両市の職員も地元に関連する遺跡に関して解説する。講演の映像は後日、沼津市の公式ユーチューブチャンネルで公開予定。  講演会に合わせて3月6日から19日まで、沼津市文化財センター(同市志下)で、関連遺跡や出土物に関する特別展示も行う。11、12日は休館。  受講希望者は2月28日までに郵送、また

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  • 露店不正組員ら起訴内容認める 地裁沼津支部初公判

     暴力団員が実質経営する露店であることを隠し、「沼津夏まつり・狩野川花火大会」と三島市の「三嶋大祭り」での露店出店権を不正取得したとして、詐欺罪に問われた指定暴力団山口組藤友会組員の無職の男(77)=富士市中里=と露天商の女(55)=同=両被告の初公判が15日、静岡地裁沼津支部(谷本奈央裁判官)で開かれ、ともに起訴内容を認めた。  冒頭陳述で検察側は、男が複数の露店の経営に関わり売り上げを管理し、女は露店の営業に従事していたと指摘した。今後、追起訴する方針を明らかにした。

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  • 富士のハンバーガー店全焼 15日午後2時10分ごろ

     15日午後2時10分ごろ、富士市岩本のハンバーガーカフェ「ババルーイ」から出火し、木造平屋建て店舗を全焼した。けが人はいなかった。富士署などによると、店は定休日で出火当時、店内は無人だったという。同署などは詳しい出火原因を調べる。

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  • 傷害の疑い 富士宮署が男逮捕

     富士宮署は15日、傷害の疑いで富士市石坂、無職の男(44)を逮捕した。逮捕容疑は2021年6月3日午前11時ごろ、当時勤務していた富士宮市の養鶏場で同僚の男性会社員=当時(19)=に対し、顔を殴打する暴行を加えて顔に打撲や皮下出血させた上、同8月16日午後4時ごろ、男性の左の太ももにハサミを突き刺し、けがを負わせた疑い。

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  • 目指す都市へ「邁進」 富士市長 施政方針 少子化対策や地方創生

     富士市の小長井義正市長は14日、市議会本会議で施政方針を表明した。2023年度を「輝く未来を拓(ひら)く 生涯青春都市 富士市 邁(まい)進の年」と位置づけ、各施策の歩みを着実に進める姿勢を示した。  第6次総合計画(6次総)が目指す都市像の具現化に向けた取り組みは3項目。少子化対策は、結婚から妊娠、出産、子育てに至る切れ目ない支援のほか、柔軟な働き方の推進や移住定住の促進に力を入れる。  地方創生では、豪雨などの対策強化や企業立地の推進、魅力あふれる街中の形成を重点施策に挙げる。時代のニーズを捉えた取り組みでは、市民や事業者と連携したゼロカーボンシティーの実現などに意欲を見せた。  6次総

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  • 富士市議会が開会

     富士市議会2月定例会が14日、開会し、会期を3月22日までの37日間と決めた後、2022年度一般会計補正予算案など17議案を上程し、14議案と陳情1件を委員会付託した。専決処分2件を承認した。  補正予算案などの審査は、16日に総務市民と産業教育、17日に福祉保健と建設消防の各委員会を開く。

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  • 榛葉さん(東区)が最強Sクラス優勝 日将連浜北支部大会

     日本将棋連盟浜北支部の2月大会がこのほど、浜松市浜北区の浜北文化センターで開かれた。98人が参加し、最強のSクラスで東区の榛葉大樹さんが優勝した。上位入賞者は次の通り。  S ①榛葉大樹(東区)②安藤舜聖(富士市)③佐藤登(東区)④田中雅英(南区)⑤清水克真(静岡市)▽A ①須山佳宏(南区)②早津徳文(同)③佐原志依(浜北区)④渥美孝太郎(東区)⑤石川三余(西区)▽B ①野中力也(中区)②阿部久夫(磐田市)③宮城島捷翔(浜北区)④門奈光(東区)⑤高柳正芳(浜北区)▽C ①佐藤粹聖(西区)②塚本和芳(森町)③佐原向(浜北区)④武村岳史(同)⑤三輪勝次(東区)▽D ①五屋隆志(西区)②大角昌史(

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  • 静岡県人口357万5454人 1月1日現在 7カ月連続減

     静岡県がこのほど公表した2023年1月1日現在の本県推計人口は357万5454人で、前月に比べて3307人減少した。推計人口の減少は7カ月連続。社会動態は3カ月ぶりに転出数が転入数を上回る社会減となった。  転入数から転出数を引いた社会動態は573人減(転入9466人、転出1万39人)。出生数から死亡数を引いた自然動態は2734人減(出生1660人、死亡4394人)。  市町別で、人口が増加したのは17人増の清水町のみ。686人減の静岡市をはじめ、浜松市494人減、富士市228人減など34市町で減少した。  社会動態は13市町で増加。最も多かったのは磐田市と焼津市の50人増、伊東市42人増と

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  • 車と衝突、歩行者の80代女性死亡 富士市中之郷の県道

     13日午前10時50分ごろ、富士市中之郷の県道で、同所の会社員の男性(55)が運転する軽乗用車が、横断歩道を渡っていた静岡市清水区蒲原、無職女性(87)と衝突した。女性は頭を打ち、約6時間後に搬送先の病院で死亡が確認された。現場は信号のある丁字路交差点。富士署が事故原因を調べている。

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  • スキンケア商品 子育てに活用して 富士の企業、市に寄贈

     富士市のピジョンホームプロダクツがこのほど、赤ちゃん用のスキンケア商品を市に寄贈した。  同社が市内の工場で開発・製造しているベビーミルクローション108本やクリームとのセットなどを用意した。子育て相談や関連イベントで配るなど、市の子育て施策に役立ててもらう。矢作一朗社長は「商品開発に富士のきれいな水が生きている。土地の魅力を子育て世代にアピールできると思う」と説明。小長井義正市長は「赤ちゃんに優しい企業が富士にあることをさまざまな機会をとらえて伝えたい」と感謝の言葉を述べた。

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  • 商店街にグルメ集結 富士・吉原でマルシェ 3年ぶりにぎわい復活

     富士市の吉原商店街で12日、「吉原まるごとマルシェ」(実行委、同商店街振興組合など主催)が3年ぶりに開かれた。静岡県内外のグルメが歩行者天国の路上に並び、多くの来場者で商店街がにぎわった。  市内の飲食店など約40店が集まった。ご当地グルメの一画では地元の「富士つけナポリタン」のほかに西伊豆町の「西伊豆しおかつおうどん」、三重県四日市市の「とんてき」などが販売された。  商店街にはマルシェに合わせてセールや購入特典を用意する店もあった。各店内は値打ちになった商品を買い求める客であふれた。  同組合は新型コロナ禍でマルシェを中止にした2年間、代わりにプレミアム付き商品券を販売して客足の維持に取

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  • 夜の田子の浦港にシラスの絵“泳ぐ” 富士・塗り絵入賞作品投影

     国の地理的表示(GI)保護制度に登録されている「田子の浦しらす」の絵を建物に投影する企画が11日夜、富士市の「田子の浦港漁協食堂」で始まった。巨大なシラス作品が夜の港を泳いでいる。  田子の浦漁協が昨年8月に実施したシラスの塗り絵コンテストの入賞作品が、食堂の防風幕縦3・7メートル横6・6メートルに投影された。食堂南側の遊歩道から、魚体を潜水艦に見立てた絵など50種類がゆったりと動く様子を見ることができる。  企画は、地域課題解決策を考える「市役所プラン」に取り組む市立高2年生が市に提案して実現した。14日まで漁船のイルミネーションやキッチンカーを呼び、港周辺ににぎわいを生む。同校の松尾果南

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  • ものづくり技術が集結 11日まで富士でフェア 紙や化学などPR

     富士市の産業を支える技術や製品を紹介する「ものづくり力交流フェア2023」(市主催)が10日、富士市のふじさんめっせで始まった。市内に拠点を置く企業など約100社・団体が出展し、紙、化学、金属などの産業をPRしている。11日まで。  紙・パルプのゾーンでは、トイレ紙やペットシーツ、紙袋など、性質や機能に価値を持たせた製品が並ぶ。紙バンドを編んだティッシュボックスやロールペーパーカバーなどもある。  セルロースナノファイバー(CNF)関連では、パンをしっとりさせたり麺にコシを与えたりする特性を紹介。強度を持たせた紙でかぐや姫などの絵柄を付けたあんどんも見られる。電気自動車(EV)や航空機に使わ

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  • 富原橋で水質基準超過 静岡県の劇物調査 過去最高の濃度

     富士川水系での高分子凝集剤入り汚泥の不法投棄をきっかけに静岡県が継続している水質調査で、県生活環境課は10日、本流にかかる富原橋の調査地点で水質基準を上回る劇物アクリルアミドモノマー(AAM)を検出したと発表した。同地点では過去5回高い値を検出していて、今回が最も高かった。県は周辺にAAMを河川に排出している事業所がないか調査を開始した。  調査は7回目で、12月8日に同課が県内5カ所で実施。4カ所でAAMが検出され、富士宮市と富士市にまたがる富原橋では、世界保健機関(WHO)の「飲料水水質ガイドライン」の水質基準である1リットル当たり500ナノグラムを上回る同610ナノグラムを検出した。

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  • 75校・団体の企画採用 はごろも「夢」講演会

     公益財団法人はごろも教育研究奨励会(後藤康雄理事長)はこのほど、県内の幼稚園や学校が「夢づくり」のために開催する講演会経費を助成する「第19回はごろも『夢』講演会」の企画採用対象校を決定した。  書類選考を通過した75校・団体に対し、幅広い分野の講師を招く費用などとして上限20万円を助成する。  採用された学校や団体は次の通り。  【高校】伊豆中央、沼津城北、静岡農、浜松湖南、富士市立、静岡英和女学院、静岡北、藤枝順心、常葉大付属菊川  【中学校】静岡大付属静岡、伊東門野、三島錦田、三島中郷、沼津原、富士元吉原、富士須津、富士田子浦、静岡清水七、静岡清水八、藤枝岡部、浜松東部、浜松西部、浜

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  • 詐欺被害未然防止 静銀行員に感謝状 富士署

     富士署は8日、特殊詐欺被害を未然に防いだとして静岡銀行鷹岡支店の窓口係丸橋朗子さん(52)に署長感謝状を贈った。  丸橋さんは1月23日、窓口で「口座のロックを解除したい」という80代の男性に対応した。これまで男性との取引はなく、経緯を聞き取る中で3億円当たった旨のメールを受け取ったことを聞き出し、詐欺を見破った。  同署で贈呈式が開かれ、丸橋さんは井出清市署長から感謝状を受け取り「上司にすぐに報告して良かった」と振り返った。

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  • 「夢実現へすぐ行動」 富士・富士見台小 陸上・右代選手が講演

     陸上の十種競技リオ五輪などの日本代表、右代啓祐選手(国士舘クラブ)が8日、富士市の富士見台小で講演し、6年生約70人に夢をかなえる生き方について話した。  十種競技の選手は走・投・跳の10種目を一人でこなす「キング・オブ・アスリート」。右代選手は日々の過酷な練習や応援の意味などについて語った。  大会前のけがを努力で克服した経験に触れ「周りが無理と言っても、自分ができると思えば乗り越えられることはたくさんある」と説明。夢をかなえる生き方について「失敗してもすぐに行動を起こすこと。悔しさは成長のチャンス」とアドバイスした。  講演は県のオリンピック・パラリンピックレガシー教育推進事業の一環。陸

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  • 詐欺防止に演劇部“一役” 富士署、孫世代の訴え効果期待 4高校が披露

     特殊詐欺が増加傾向にあることを受け、富士市内4高校の演劇部は11日、市内の防犯ボランティアら向けの防犯啓発イベント「FP(フジ・ポリス)演劇祭」に出演する。演劇を通して手口や被害の実態を分かりやすく伝えられると期待し、富士署が初めて開催する。録画をボランティアによる地域の防犯講話に役立てる。  富士、富士東、富士見、吉原の4校はロゼシアターに集まる関係者250人の前で約15分の舞台をそれぞれ披露する。生徒は署員に聞くなどして被害実態を調べ、台本を用意した。オレオレや預貯金、還付金などの手口を題材に、犯行グループとの電話でのやりとりや家族の様子を再現する。作品の雰囲気が暗くならないように劇中の

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  • 3300万円横領疑い逮捕 日本食品化工元財務課長 富士署

     富士市の食品用素材製造業「日本食品化工」富士本社の口座から3300万円を横領したとして、富士署と県警捜査2課は9日、業務上横領の疑いで岡山県倉敷市児島通生、同社の元財務課長でアルバイト作業員の男(51)を逮捕した。同社は容疑者が約10年にわたって計約3億800万円を着服していたと県警に相談していた。  逮捕容疑は2022年1~8月までの間、同社の預金口座から複数回にわたって現金計約3300万円を引き出し横領した疑い。同署などによると、容疑者は課で管理する通帳やキャッシュカードなどで、およそ50万円ずつ繰り返し引き出していた。同署は現金全てを私的に使い込んだとみて調べている。  同社によると、

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  • ありがとうの手紙 中部・東海で青木さん(富士・神戸小)最優秀

     富士市の神戸小5年青木愛実さん(11)が「ありがとうの手紙コンテスト2022」(ファミリーマート主催)の中部・東海ブロック高学年の部で最優秀に選ばれた。通学路の歩数を数えながら住民との交流を描写した手紙が評価された。  青木さんは自宅から学校までの道のり534歩の間に出会う人への感謝をつづった。母親の「いってらっしゃい」で1歩目を踏み出し、130歩目で出会う近所のおばあさんは毎日「頑張ってね」と声をかけてくれる。文章からは、周囲から元気をもらい気持ちよく通学している青木さんの心情が伝わってくる。  青木さんは文中のおばあさんが最近亡くなったといい、「(手紙が)天国まで届くといいな」と話した

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  • 不用品ヤードの管理確認 静岡県内一斉パトロール

     静岡県や市町、警察などの関係機関でつくる県不用品回収拠点対策協議会は8日、使用済み家電や廃棄物など不用品の回収拠点(ヤード)で適切な保管や処分がされているか確認する一斉パトロールを、県内30カ所で実施した。  2018年の廃棄物処理法改正で、テレビや冷蔵庫など環境被害を及ぼすおそれのある有害物質を含む家電32品目の「有害使用済機器」について、保管や処分を業として行う場合、県への届け出が必要になっている。  富士市では県と市の職員6人が5カ所に立ち入った。届け出のない業者で有害使用済機器を確認した場合は、今後、取り扱わないか届け出を出すよう指導した。  県くらし・環境部の若尾晃一専門主査は「家

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  • 強盗致傷の疑い 無職の男を逮捕 富士署

     富士署は8日、強盗致傷の疑いで富士市一色、無職の男(37)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後1時ごろ、同市のスーパーで弁当など3点(計約500円相当)を盗み店を出たところで、呼び止めようとした店長の男性(60)を転倒させ左膝にけがを負わせた疑い。

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  • 地域防災計画 修正案を了承 富士市防災会議

     富士市防災会議の本年度会合が8日、市消防防災庁舎で開かれ、市地域防災計画に、ドローン映像共有システムの活用体制整備などの項目を追加する修正案を了承した。  デジタル技術を活用して情報を分析して共有するほか、防災教育や訓練にも取り入れることが盛り込まれた。  同市は2022年、被害のある現場からの映像を市役所の対策本部と共有し地図上で整理できるシステムを導入した。23年2月3日に発生した岳陽中給食室の火災で、消防隊が撮影した映像を市庁舎の市幹部に中継し対応検討に用いた実績がある。計画には県の修正に合わせ、自主防災組織への女性参画支援や浸水が想定される11の中小河川などが加えられた。

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  • 富士山と茶畑景観 保存へ160万円寄付 明治安田生命

     明治安田生命保険は8日、富士市の神戸地区まちづくり協議会今宮景観保存委員会に160万円を寄付した=写真=。富士山を望む茶畑の景観保存にかかる維持管理を支援する。  同地区の茶畑は富士山と合わせた撮影スポットとして知られる半面、茶価の低迷から栽培が中断し荒廃が進んでいる。地元では茶の木の剪定(せんてい)や下草の刈り取り、園路の保護などに取り組んでいる。  同社はこれまで同地区で健康や終活に関する講座を実施し、地域の課題解決に向けて寄付を提案した。寄付金を届けた今田孝司沼津支社長は「土地の魅力を守るために役立てて」と話した。  寄付金は茶畑の石垣修復のほか、看板やフェンスの設置などに使われる。

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  • 14日から定例会 市長の施政演説も 富士市議会

     富士市議会議会運営委員会は7日、2月定例会の会期を14日から3月22日の37日間とする日程案を了承した。初日には小長井義正市長が23年度の施政方針を述べる。  市は本年度補正予算案や一般会計に923億円を計上した23年度当初予算案など計56件を提出する。地区まちづくりセンター有料化検討に関する陳情も上程する。

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  • 記者コラム「清流」 夢の共演の裏に

     映画でしばしば、本来なら出会わない別作品の主役が対決する「企画もの」的な作品が話題になる。怪獣や怪盗など、どちらが格上か頂上決戦が見られる夢の共演。勝ち負けを決めてしまってはよろしくないからか、結末を濁して終わることもある。いろいろな事情があるのだろう。  創刊95年を迎えた幼児向けの雑誌「キンダーブック」(フレーベル館)の展示が富士市立中央図書館で開かれている。この中に桃太郎と赤ずきん、ピノキオが出会うオリジナルストーリーが載っていて、書き手の思惑を想像した。  日独伊のおとぎ話の主人公が相まみえる創作は戦争に向かう1941年の刊。こちらも時局や大人の事情が見てとれる。時を隔てて、現代のメ

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  • 富士市予算案 未来へステップアップ 6次総合計画の流れ確実に

     富士市の小長井義正市長は7日の定例記者会見で発表した2023年度当初予算案を「未来へつなぐステップアップ予算」と位置づけた。主な取り組みに挙げる86事業で、本年度にスタートした第6次総合計画の流れを確実にしていく態勢を整える。  少子化対策は、就労支援から結婚・出産・子育てをしやすい環境の整備、移住定住の促進まで、途切れないサポートに計27億2500万円を盛り込んだ。地方創生に向けた取り組みは、豪雨対策の強化や企業立地の推進などまちの魅力を高める基盤整備に32億3100万円を計上した。  ポストコロナ時代のニーズに応える事業として、SDGsやデジタル変革、ゼロカーボンシティに関する施策を加速

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  • 少子化対策など重点 一般会計923億円 富士市23年度予算案

     富士市は7日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計は前年度比3・6%増の923億円で過去2番目の予算規模となる。総合体育館建設事業の本格化や学校給食費の公会計化、新環境クリーンセンター建設に伴う公債費の増加などが増額の主な要因。施策では少子化対策や地方創生に向けた取り組みに重点を置いた。  13特別会計と3企業会計を合わせた総額は同1・7%増の1803億4200万円。予算案は14日に開会する市議会2月定例会に提出する。  一般会計の歳入は、市税が市民税の増額などによって前年当初比2・0%の増加。個人市民税は給与所得の増加を見込み、1・3%増の152億800万円。法人市民税は企業収益の改

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  • 仮想の富士で自転車レース トレーニング機で遠隔参加 絶景や傾斜リアルに 富士市23年度予算案

     富士市は2023年度、仮想空間に設けた市内のコースでの自転車レース「富士山バーチャルサイクルロードレース大会」を開催する。各地の愛好者にオンラインで参加してもらい、富士山を間近に望む魅力的なコースと景色を発信する。7日午後に発表する新年度当初予算案に関連費用110万円を計上する。  市は仮想空間上のコースとして、市街地や富士山スカイライン、富士川周辺など三つのルートを設定し、実際に走行して映像を撮影するなど準備を進めている。バーチャルサイクリングアプリの製作会社が素材にアバター(分身)を重ねるなどして、出場者によるレースをパソコンやスマートフォン上に再現する。  出場者は自転車を固定したトレ

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  • 野外フェス「FUJI&SUN'23」 5月に開催 富士山こどもの国 木村カエラ、スガシカオら出演

     キャンプと音楽ライブを中心に、アウトドアコンテンツを幅広く楽しむ野外フェスティバル「FUJI&SUN'23」(静岡新聞社・静岡放送、WOWOW共催)が5月13、14の両日、富士市の富士山こどもの国で開かれる。  出演は、木村カエラ、スガシカオwithFUYU、cero、ROTHBARTBARONら。主催者は「開放感あふれる空間で、家族や友人と非日常を過ごす〝ゆとりある余白〟を重視したフェス。期待してほしい」とコメントを寄せた。  同フェスは2019年に同じ会場で初開催。新型コロナ禍を受けた20年は中止したが21、22年は開催した。音楽ステージのほか、アウトドア関連の物販、野外活動に関するワー

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  • 静岡人インタビュー「この人」 ハーダンガー刺しゅうの魅力を伝える 上栫洋子さん(富士市)

     ノルウェーの伝統技法「ハーダンガー刺しゅう」による作品が、日本編物手芸協会が主催する本年度の「編物手芸新作コンクール」で最高賞の文部科学大臣賞を受けた。受賞は2回目。自宅で教室を開き、ハーダンガー刺しゅうの魅力を伝えている。60歳。  ―ハーダンガー刺しゅうとは。  「刺しゅうはさまざまあるが、ハーダンガー刺しゅうは布目を数えながら刺しゅうし、織り糸を切ってかがることで、繊細なレースのような作品に仕上がる。一方で、図面通りでなければ完成しない難しさもある。織りの細かさで完成品の印象も変わる」  ―きっかけは。  「40代の頃、夫の赴任先のメキシコで出合った。現地駐在員の家族はさまざまな趣味を

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  • 体の痛み地域ケア 医療従事者ら聴講 富士で協会総会

     体の痛みの改善で生き方の向上を目指す「地域疼痛(とうつう)ケア協会」の総会が5日、富士市内の会場からオンラインで開かれた。  基調講演に立った理学療法士の山崎瞬会長は「誰もがやりたいことができる体づくりに向けて、地域全体でケアする体制を考えたい」と呼びかけた。医療従事者らが配信を聴講した。  症例発表は、はりのように痛みを改善する「皮膚刺激パッチ」がテーマ。各診療科の医師らが、スポーツ選手の関節治療やふくらはぎの違和感、まぶたのけいれんなどに対する実践例を報告した。

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  • 多彩な絵本触れて 富士で企画展 布製や点字付き

     富士市の市立中央図書館で19日まで、多くの人に絵本を楽しんでもらう企画展「バリアフリー絵本展・キンダーブック展」が開かれている。  バリアフリー絵本は、視覚障害などで絵本が読めない人たちが触って楽しめる布絵本など。絵を樹脂で盛り上げたり、点字を付けたりした本もそろい、手にした人を物語の世界へ誘っている。虫や動物をテーマにした絵本は、ひもやボタン、ファスナーを使って隠れている生き物を見つける仕組みが見られる。  キンダーブックは創刊95周年を迎えたフレーベル館の保育絵本。原本や復刻版100冊が並ぶほか、静岡市出身で「日本幼児教育の父」といわれた倉橋惣三ら編集に関わった人物について紹介している。

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  • 物体版画、沼津で実験 山口源「能役者」 モンミュゼ沼津【美と快と-収蔵品物語(52)】

     約9カ月の休館を経て、新しい運営態勢で今年1月に再出発を果たしたモンミュゼ沼津(沼津市庄司美術館)は、世界的に評価の高い版画家山口源(1896~1976年)の作品約350点を収蔵する。現在の富士市で生を受け、40代後半から亡くなるまで沼津市江浦で創作に励んだ山口の「能役者」は、58年にスイスのルガノ国際版画ビエンナーレ展で日本人初となるグランプリに選ばれた。板や葉といった身近な素材をそのまま刷り出す「物体版画」の大きな成果として知られる。 「能役者」 1958年作 86.0センチ×46.5センチ(東部総局・山川侑哉)   多色刷りの画面にぽっかりと浮かぶ、木目が鮮やかな

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  • 障がい者競技、理解深めて 北沢豪さんらサッカー関係者 富士でトークイベント

     サッカー関係者のトークイベント「障がい者サッカーを知ろう!」(静岡新聞社・静岡放送主催)が5日、富士市立高で開かれ、元日本代表で日本障がい者サッカー連盟会長の北沢豪さんらが競技の現状や課題を探った。  障がい者スポーツを通じて誰もが輝く社会を目指す企画。北沢さんは「さまざまな障がいのある人が競技に参加している。社会の理解を進めてさらに発展させたい」と呼びかけた。  アンプティサッカーW杯トルコ大会に日本代表として出場した静岡市の2人も登壇。後藤大輝さんは強豪国に勝利した実績を紹介し「戦争で負傷した選手がいる国々がある。日本の活躍も含めて強く発信されることを願っている」と話した。仕事中の事故が

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  • 富士の古民家「旧藤田邸」 庭で光の演出 映像イベントも

     富士市の古民家「旧藤田邸」で4日、庭を光と映像で彩るイベント「冬の夜に咲く光り花」が始まった。5日まで。  会場には7台のプロジェクターを設置し、幻想的な光が流れたり回転したりする映像を家屋や庭木に映しだしている。竹に見立てたマイクに向かって声を出すと、かぐや姫が現れたかのように光が広がる演出も来場者を喜ばせている。  主催した事務機器販売「ヤツクラ」の谷津倉龍三社長は「豊かな自然の中に現れた不思議な世界を楽しんでほしい」と話している。  5日は午後5時から8時まで。

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  • 富士山頂目指し9キロ清掃 富士のジヤトコ 周辺地域に感謝込め

     富士市の自動車用変速機メーカー「ジヤトコ」の社員がこのほど、駿河湾沿岸部から富士山頂への道のりを清掃する「富士山クリーンルート3776 3rd」を実施した。  全42キロのコース「富士山登山ルート」の周辺地域に感謝して全行程を清掃する3度目のチャレンジ。ルートを5日間に分けて歩く日程の2日目として、社員43人が約9キロを歩いた。  市役所を出発した一行は、たばこの吸い殻や空き缶、空き瓶などを拾い、この日のゴールの大淵公園でまとめた。社員と共に参加した佐藤朋由社長は「地域の方からも声がかかるなど交流が生まれてうれしい。今後も続けたい」と話した。

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  • 国体スキー 静岡県選手団発表 旗手は大回転少年女子の秋山

     静岡県スポーツ協会は3日までに、岩手県で17~20日に開催される特別国体冬季大会スキー競技会の県選手団19人を発表した。大回転少年女子の秋山采花(加藤学園高)=写真=が旗手を務める。  選手、スタッフは以下の通り。  総監督 宮崎仁(県スキー連盟)▽総務 吉岡宣雄(県スキー連盟)  【大回転】監督 工藤健人(県スキー連盟)中南正克(県スキー連盟)▽成年男子A選手 山中怜(東農大)▽成年男子B選手 二本松稜(信州大付属病院)笠間桂太(スズキ)▽成年男子C選手 大鉢次郎(富士宮スキー協会)友井孝浩(共和レザー)山田健司(ヤマハ発動機)▽成年女子A選手 生田玲奈(日大)▽成年女子B選手 浜村美世(

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  • 調理員、火にかけたまま釜離れる 富士市の中学火災、市教委が陳謝

     富士市の岳陽中で発生した給食室の火災について富士市教育委員会は3日、記者会見を開き、調理員が油の入った釜に火を付けた状態で釜を離れていたことを明らかにした。  火災発生は同日午前9時ごろ。調理員が釜の水気を取るため釜に火を付けていたことを忘れ、油を入れてふたをしたまま放置したという。調理員2人が腕にやけどをしたほか、調理員と生徒計21人が体調不良を訴えて病院で処置を受けた。  江村輝彦教育次長は、火災が調理の過程で発生したことや、当面給食を提供できないことを説明し「多大なる迷惑とご心配をお掛けしました」と陳謝した。市教委は今後、火災の検証を元に再発防止策を講じるという。避難指示や誘導は適切に

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  • 市民参加のまちづくり 静岡県内5市の職員が議論

     焼津市役所で2日、焼津、牧之原、掛川、富士、磐田5市の職員が集まって地域交流会(Musubi主催)が開かれた。参加者はまちづくりの部署に所属する職員が中心で、地域社会への向き合い方や市民参加のまちづくりについて意見交換した。  冒頭に5市の代表職員がそれぞれの自治体の取り組みを発表した。磐田市の担当者は小規模多機能自治の一環で団体の統廃合を進め、事業の効率化を図ったことを説明した。掛川市は自治会運営のあり方を検討するのに当たり、対話重視の姿勢で臨んだと強調した。焼津市は、新たな地域コミュニティーの構築に向けた取り組みに本年度から着手したことを報告した。  地域社会のリーダー育成について、牧之

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  • 富士で2台目 移動スーパー マックスバリュ東海

     マックスバリュ(MV)東海は1日、商品を積んだ専用車が地域を巡る移動スーパーの5号車の運用を富士市のMV富士富士見台店を拠点に始めた。富士市内では2台目。  同店で扱う生鮮食品や加工品、日用品など約500品目を積んだ専用車で大渕、広見、青葉台、吉永北の各地区の公会堂や駐車場など計70カ所を巡回する。

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  • 富士・岳陽中の給食室焼く 女性調理員が腕にやけど

     3日午前9時ごろ、富士市伝法の岳陽中校舎から出火し、給食室の室内を焼いた。女性調理員(59)が腕にやけどをしたほか、調理員5人とグラウンドに避難した生徒のうち14人が体調不良を訴えた。約40分後に鎮火した。  同市消防本部などによると、当時は給食の調理中で、生徒は授業を受けていたという。同本部などが出火時の状況を調べている。

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