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プロ野球オープン戦(楽天 3-1 ヤクルト) 藤井(富士市立高出)、開幕ローテへ前進

◇ヤクルト―楽天(13時2分、神宮、16262人)
楽天
000012000―3
000000001―1
ヤクルト
[勝]藤井1試合1勝
[S]則本7試合3S
[敗]吉村4試合1勝1敗
[本]赤羽1号①(則本)
▽二塁打 青木、村上、田中和、岡島、村林▽盗塁 太田(1)中村(1)▽失策 村林、山田(ヤ)
▽試合時間 3時間2分


 【評】楽天は藤井(富士市立高出)がスライダーに切れがあり、6回⅔を5安打無失点、7三振で先発入りへ前進した。抑えに転向の則本は九回に本塁打を浴びて1失点。ヤクルトは吉村が力強い投球で5回1失点にまとめた。中村が1安打1盗塁をマーク。

代役で6回途中無失点 「全部出し切った」
ヤクルト戦に先発し、6回2/3を無失点の楽天・藤井=神宮
 舞い込んできたチャンスに快投で応えた。楽天4年目のサウスポー藤井が、右膝負傷で登板を回避した荘司の代役で先発して6回⅔を5安打無失点。開幕ローテーション入りへ前進し「全部出し切った」と息をついた。
 一回を6球で片付ける最高の入りを見せ、二回は4番村上をスライダーで、サンタナは低めの直球で見逃し三振に仕留めた。中盤以降も丁寧にコースを突いて無失点を継続。3-0の七回、2死一塁から長岡の遊撃へのライナーを村林が取り損ねたところで交代となったが、首脳陣に猛アピールの106球だった。
 当初は12日の2軍戦に登板予定だったが、その前日に方針転換を告げられ「緊急だったので、打たれてもしょうがないぐらいの気持ちで気負わずにいけたのがよかった」と自然体が功を奏した。
 先発争いは荘司の回復具合に加え、内や古謝ら他投手との比較になりそうな状況だが、今江監督は「こういうチャンスをものにした人はぐっと行く可能性もある。そういうのも踏まえて起用を考えたい」と好印象を口にした。

ダッグアウト
 楽天・永井投手コーチ(藤井に)「彼にとって大事な登板ですごくアピールしてくれた。次につながるいい投球だった」

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