プロ野球の記事一覧

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広島・会沢は1億1千万円 18年目へ「必死にやっていく」
広島の会沢翼捕手が11日、マツダスタジアムで契約交渉に臨み、3千万円減の年俸1億1千万円で更改した。出場試合が昨季の98から54に減り「悔しさはある。試合に出てなんぼ。必死にやっていきたい」と18年目となる来季へ決意を述べた。 今季から捕手に専念した坂倉の成長もあってベンチを温める時間が長くなったが、相手チームの監督の采配を分析できたそうで「監督の色が見えてすごく勉強になった」という。 オフは労働組合・日本プロ野球選手会会長の業務をこなしながらトレーニングに励む。「体も精神面もしっかり鍛え、いろいろなことに挑戦しながらやっていき
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オリックス山岡、9千万円で更改 先発と中継ぎで3連覇貢献
オリックスの山岡泰輔投手が11日、大阪市内の球団施設で契約交渉に臨み、9千万円で更改した。昨季から1千万円増で「先発、中継ぎで大変だったが、3連覇のために頑張ったと言ってもらえた」と納得顔を浮かべた。 31試合で2勝1敗3セーブ8ホールド、防御率2・30だった。シーズン途中で先発から中継ぎに回り、さまざまな場面で投げた。来季もチーム状況に応じて柔軟に投げられるように準備する。 中継ぎを経験して新たな武器の必要性を感じ、米大リーグに挑戦する山本由伸投手からコツを聞いたフォークボールの習得に取り組む。「キャンプで徐々に投げながら完成
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阪神・村上、6700万円で更改 大山は2億8千万円
阪神の村上頌樹投手が10日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉し、6千万円増の年俸6700万円で更改した。3年目の今季は10勝を挙げて最優秀防御率のタイトルを獲得。38年ぶりの日本一に貢献し、セ・リーグの最優秀選手(MVP)と新人王をダブル受賞した。「充実した1年。球団の最高のアップ率を更新させてもらった」と大幅増に笑みを浮かべた。 大山悠輔内野手は1億5千万円増の年俸2億8千万円でサイン。順調なら来季中に国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たす見通し。複数年契約は選択せず「いい条件を提示してもらったが、来年も単年で勝負したい」と決意を語った。
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⚾来季2軍「ハヤテ」本拠地・清水庵原球場で野球教室 往年のプロ選手が熱血指導
来季からプロ野球2軍ウエスタン・リーグに参入する「ハヤテ223(ふじさん)」ゼネラルマネジャー(GM)の山下大輔さん(71)=清水東高出=ら静岡市清水区ゆかりの元プロ野球選手による第30回清水少年野球教室(市まちづくり公社・清水庵原球場、県野球連盟清水支部主催)が9日、同区の清水庵原球場で開かれた。市内の少年野球チームに所属する小学生と指導者約110人が参加した。 山下さんのほかに、内田順三さん(76)=旧東海大一高出=、広瀬哲朗さん(62)=蒲原中、富士宮北高出=、鈴木平さん(53)=旧東海大一高出=が講師を務め、打撃や守備、投球の基本技術を指導した。 選手は打撃と守備それぞれのグル
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阪神・近本、3億2千万円で更改 日本一「その一員になれた」
阪神の近本光司外野手が9日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉し、1億5千万円増の年俸3億2千万円でサインした。1番打者として38年ぶりの日本一を果たしたチームを引っ張り「その一員になれた、その時のメンバーだったというのはよかった」と実感を込めた。 3年連続でベストナインとゴールデングラブ賞を受賞し、攻守で高いパフォーマンスを維持した。死球での離脱もありながら、129試合で143安打、打率2割8分5厘をマーク。「自分の中で新しい一面が見えた」と振り返った。 6年目を迎える来季は球団初の連覇が期待される。「強い時期は続くんじゃ
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藤浪と森が野球教室 大阪桐蔭高でバッテリー
米大リーグオリオールズからフリーエージェントになった藤浪晋太郎投手が9日、故郷の堺市内での野球教室に大阪桐蔭高時代のバッテリーで、後輩でオリックスの森友哉捕手と参加し、投げ方を指導するなど小学生約150人と触れ合った。「(大リーグでは)トップレベルの選手がすごい野球を楽しんでいる。野球が楽しいと思ってもらえるきっかけになれば」と語りかけた。 今季、阪神から大リーグに挑戦。主に中継ぎ投手として存在感を示した。「藤浪格好いいな、楽しんでいるな、という姿を見せられたら」と話した。 森はロングティーで柵越えを披露するなど、子ども達を沸か
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DeNA山崎は現状維持3億円 「来年はやり返したい」
DeNAの山崎康晃投手が9日、現状維持の年俸3億円でサインした。来季が6年契約の2年目。不振で後半戦は抑えを外れた今季は49試合の登板で3勝7敗20セーブ、防御率4・37に終わり「悔しい思いをした。来年は挑戦者としてやり返したい」と雪辱を期した。 来季は再び抑えを目指すといい「自信はある。もう一度変わった自分を見せる」と燃えている。今オフは早くも減量に取り組み、4キロ体重を落としたという。名球会入りの条件である通算250セーブまで残り23としており「何とか形にしたい。ただ、まずはチームの競争に勝たないといけない」と力を込めた。(金額は推定)
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ロッテ、フェルナンデス投手獲得 メジャー50戦登板
ロッテは9日、新外国人選手としてドミニカ共和国出身のジュニオール・フェルナンデス投手(26)=190センチ、106キロ、右投げ右打ち=を獲得したと発表した。 カージナルスなどで米大リーグ通算50試合に登板して1勝1敗、防御率5・17。吉井理人監督は「まだまだ伸びしろがあり、来日してからさらなる成長も期待できる選手。できれば長い回を投げる投手になってほしい」などとコメントした。
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交通遺児を観戦招待、広がる交流 プロ野球中日の柳投手
プロ野球中日の柳裕也投手(29)が、自動車などの事故によって親を失った交通遺児の支援活動に力を入れている。シーズン中に本拠地バンテリンドームナゴヤでの試合観戦に遺児らを招待。感謝の手紙が届くなど温かい交流の輪が広がる。 11月25日。ファン感謝イベントが行われた本拠地ドームで、9月の試合に招いた小学5年生の男児からの手紙を受け取った。感謝の言葉とともに「柳選手みたいに試合で活躍したい」とあり、うれしさで表情を緩めた。 遺児やその家族を試合に招く活動は2年目が終了。愛知県内に限った昨年から対象を広げ、今シーズンは中部地方から5度、
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柳田、5億7000万円で更改 ソフトバンク、5000万円減
ソフトバンクの柳田悠岐外野手(35)が9日、ペイペイドームで契約交渉し、5千万円減となる推定年俸5億7千万円プラス出来高払いで更改した。今季は日本野手最高額だったが、7年契約の4年目を終え、契約内容を見直した。「チームの優勝に貢献したい。まだまだ個人的には納得していない」と意気込んだ。 今季は163安打を放ち、2度目の最多安打のタイトルを獲得。プロ13年目ながら衰えを感じさせず、9年ぶりの全試合出場も果たした。打率2割9分9厘、22本塁打、85打点はいずれもリーグ上位。それでも「全部の数字で今年を上回りたい。背中で引っ張りたい」と意欲十分だった。
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⚾中日・鈴木(磐田東高出、ヤマハ出身) オリックス移籍 第2回現役ドラフト
プロ野球で出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させるために昨年初実施された現役ドラフトが8日、非公開で行われ、阪神の馬場皐輔投手は巨人移籍、オリックスの漆原大晟投手は阪神行きと、全12球団で選手の入れ替えが決まった。 広島の中村祐太投手は西武、DeNAの桜井周斗投手が楽天、巨人の北村拓己内野手がヤクルト、ヤクルトの梅野雄吾投手が中日、中日の鈴木博志投手(磐田東高出、ヤマハ出身)はオリックス、ロッテの佐々木千隼投手はDeNA、ソフトバンクの水谷瞬外野手が日本ハム、楽天の内間拓馬投手は広島、西武の愛斗外野手がロッテ、日本ハムの長谷川威展投手はソフトバンクにそれぞれ移籍が決まった。馬場と鈴木、
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馬場、漆原ら移籍 第2回現役ドラフト
プロ野球で出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させるために昨年初実施された現役ドラフトが8日、非公開で行われ、阪神の馬場皐輔投手は巨人移籍、オリックスの漆原大晟投手は阪神行きと、全12球団で選手の入れ替えが決まった。 広島の中村祐太投手は西武、DeNAの桜井周斗投手が楽天、巨人の北村拓己内野手がヤクルト、ヤクルトの梅野雄吾投手が中日、中日の鈴木博志投手はオリックス、ロッテの佐々木千隼投手はDeNA、ソフトバンクの水谷瞬外野手が日本ハム、楽天の内間拓馬投手は広島、西武の愛斗外野手がロッテ、日本ハムの長谷川威展投手はソフトバンクにそれぞれ移籍が決まった。馬場と鈴
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日ハム、新球場でソーセージ販促 新たな客層の開拓狙い
日本ハムが、今春開業したプロ野球日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」(北海道北広島市)などで定番ソーセージ「シャウエッセン」の販売促進に力を入れている。1985年から続くロングセラーだが、主要購買層の高齢化が課題になっている。球場でのホットドッグ販売などを通じ、新たな客層を開拓する狙いだ。 今年3月から、球場内で「シャウエッセンホットドッグ」を発売した。試合が開かれた9月25日、売り場は多くの観客でにぎわっていた。一日で2千本売れることもあるといい、10~12月にかけては、東京や大阪などでキッチンカーによる移動販売も実施している。
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⚾ハヤテ223が入団選手発表 前DeNA田中健二朗、池谷蒼大ら NPB経験者は10人
来季からプロ野球2軍ウエスタン・リーグに参入する静岡市拠点のハヤテ223(ふじさん)が7日、入団選手29人を発表した。DeNAで中継ぎとして活躍した田中健二朗投手(常葉菊川高出)や、同じ左腕の池谷蒼大投手(静岡高出、ヤマハ出身)、ソフトバンクやロッテでプレーした福田秀平外野手らが名を連ねた。 NPB経験者は10人。元DeNAで今季は社会人野球の日本新薬でプレーした倉本寿彦内野手や、ソフトバンクなど3球団で主に中継ぎを担った藤岡好明投手らも加わる。 県内関係の選手は、静岡高時代に同期の池谷とともに選抜大会に出場した群馬大医学部で準硬式野球部の竹内奎人投手ら、7人が加入する。竹内は来年2月
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ヤクルトがヤフーレ獲得 ベネズエラ出身の右投手
ヤクルトは7日、ベネズエラ出身のミゲル・ヤフーレ投手(25)=185センチ、97キロ、右投げ右打ち=を獲得したと発表した。年俸55万ドル(約8100万円)プラス出来高払いの1年契約で、背番号は99。 米大リーグで通算19試合に登板し、1勝3敗、防御率7・58。今季は米大リーグ、ジャイアンツ傘下のマイナー3Aでプレーした。球団を通じ「最大限の力をチームの勝利に向けて発揮し、一生懸命頑張る」とコメントした。(金額は推定)
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FAに代わる新制度目指す プロ野球選手会が定期大会
労働組合・日本プロ野球選手会は7日、大阪市内で定期大会を開き、現行のフリーエージェント(FA)に代わる新たな制度の創設を目指し、日本野球機構(NPB)と12球団に交渉を求めていくことを決めた。 これまではFA権取得までの年数の短縮や、人的補償の廃止などを訴えてきた。会沢翼選手会長(広島)は「今の制度をベースに手直しするやり方は限度がある。ゼロベースで(新ルールを)設計し、それをたたき台にして交渉を続けていく」と話した。今月下旬のNPBとの事務折衝で、正式に提案する。 また、前楽天の安楽智大投手のハラスメント問題を受け、NPBが相
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西武、新外国人選手獲得 アブレイユとコルデロ
西武は7日、アルバート・アブレイユ投手(28)=188センチ、86キロ、右投げ右打ち=と、フランチー・コルデロ外野手(29)=191センチ、102キロ、右投げ左打ち=を獲得したと発表した。ともにドミニカ共和国出身で今季は米大リーグ、ヤンキースでプレー。1年契約でアブレイユは年俸1億5千万円、コルデロは1億円。 アブレイユは全て救援で大リーグ通算108試合に登板し、今季は45試合で2勝2敗、防御率4・73。コルデロは今季24試合に出場して打率1割8分8厘、6本塁打、13打点だった。(金額は推定)
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中村晃、維持の1・5億円 ソフトバンク
ソフトバンクの中村晃外野手が7日、ペイペイドームで契約交渉し、現状維持の年俸1億5千万円プラス出来高払いでサインした。16年目の今季は136試合に出場し、打率2割7分4厘、140安打をマーク。「個人的には充実したシーズンだった」と話した。来季が2年契約の最終年。 一塁の守備では4年連続でゴールデングラブ賞を獲得。攻守でチームを支えたバットマンは、来季へ「自分のことをしっかりやる。優勝して喜びたい」と意気込んだ。 前回保留した谷川原健太捕手は200万円増の1500万円、尾形崇斗投手は100万円増の900万円で更改した。(金額は推定
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巨人、中川が1億円で更改 大勢は100万円減
巨人の中川皓太投手が7日、2500万円増の年俸1億円で契約を更改した。昨季はけがで登板がなかったが、今年5月に育成から支配下選手に復帰し、44試合登板で14セーブ、防御率2・08。8年目を終えて大台に到達し「プロに入ってここまで来るとは正直、想像してなかった。さらに頑張ろうという気持ちになった」と実感を込めた。 大勢投手は100万円減の5600万円でサインした。2年目の今季は抑えとして期待されたが、故障で長期離脱して27試合で14セーブ、防御率4・50に終わり「もう一度、クローザーを奪いにいくという気持ちでやりたい」と巻き返しを誓った。(金額は推定)
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ロッテ、上田「即戦力に」 新入団選手発表
ロッテは7日、東京都内のロッテ本社で育成を含む新入団10選手の記者会見を行い、ドラフト1位の上田希由翔内野手は「持ち味は打撃。1年目は最低でも80安打と50打点が目標。即戦力になりたい」と意気込みを語った。新入団選手は次の通り。 【ドラフト】1位 上田希由翔内野手(22)=明大、183センチ、96キロ、右投げ左打ち、背番号10▽2位 大谷輝龍投手(23)=日本海リーグ富山、180センチ、81キロ、右投げ右打ち、31▽3位 木村優人投手(18)=霞ケ浦高、185センチ、77キロ、右投げ左打ち、53▽4位 早坂響投手(18)=幕張総合高、176センチ、70キロ、右
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佐藤輝は1億5千万で更改 阪神、木浪は5千万円増
阪神の佐藤輝明内野手が7日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉し、6500万円増の年俸1億5千万円で更改した。今季は132試合出場で、3年続けて20本以上となる24本塁打を放ち、自己最多の92打点でリーグ優勝、日本一に貢献。「納得できる数字ではないけど、成長はできている。タイトルを取るような活躍を期待されていると思う」と意気込んだ。 新人年からポジションをつかみ、3シーズンで1億円の大台を突破。「将来的に家を買おうかな」と話した。 木浪聖也内野手は5千万円増の年俸7100万円でサイン。自己最多の127試合に出場、遊撃でベストナイ
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広島、九里は年俸1億4千万円 来季は3年契約最終年
広島の九里亜蓮投手が7日、マツダスタジアムで契約交渉し、現状維持の年俸1億4千万円プラス出来高払いで更改した。3年契約の最終年となる来季へ「チームを勝ちに導ける試合をもっとつくらないといけない。2位は悔しさしか残っていない。リーグ優勝、日本一に向けてしっかりやりたい」と意気込んだ。 10年目でオールスター戦に初出場した今季は26試合で8勝8敗。防御率2・53、3完封、両リーグ最多の投球回174回1/3はいずれも自己最高の数字だった。チームでただ一人、開幕から一度も離脱することなく先発ローテーションを守り切り、持ち味とするタフさを示した32歳の右腕。「イニング数
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炭谷「初心に返って頑張る」 西武復帰で記者会見
6年ぶりの西武復帰が決まった炭谷銀仁朗捕手が7日、埼玉県所沢市内の球団事務所で記者会見し「来季からまた初心に返って頑張ろうという思い」と意気込みを語った。1年契約で年俸は3500万円。 2006年に西武へ入団し、19年に国内フリーエージェント(FA)で巨人へ。21年シーズン途中から楽天に在籍し、今季限りで戦力外となった。36歳で古巣に戻り「可能性が低いのは承知だが、143試合全部自分が出るんだという気持ち」と定位置獲得へ気合をにじませた。 会見には中村剛也内野手、栗山巧外野手から復帰を歓迎する動画メッセージが寄せられた。炭谷は「
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オリ杉本、7500万円で更改 増額に感謝、巻き返し期す
オリックスの杉本裕太郎外野手が6日、大阪市内の球団施設で契約交渉に臨み、300万円増の年俸7500万円でサインした。今季はけがや不振に苦しみ、96試合出場で16本塁打、41打点にとどまった。32歳の選手会長は「上げてもらえるとは思わなかった。20、30本塁打と打てれば、もっとチームも勝てる」と来季の巻き返しを期した。 クライマックスシリーズで左足首を痛め、シーズン終了後に手術を受けた。この日からキャッチボールとティー打撃を再開したという。「まず、けがをしっかり治すことを優先したい」と話した。 今季取得した国内フリーエージェント(
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日ハム・山崎福「必死に腕振る」 移籍の決め手は熱意と縁
オリックスから国内フリーエージェント宣言して日本ハムに移籍した山崎福也投手(31)が6日、エスコンフィールド北海道で入団記者会見に臨み「日本一になれるよう必死に腕を振って頑張っていきたい」と抱負を語った。4年総額10億円の契約を結んだ。背番号は18。 6球団による争奪戦で、条件面で勝る球団は他にあったという。それでも「熱意を感じたし、一番成長させてくれると思った。長く野球をやりたいという夢を優先した」。強化方針などを丁寧に伝えられた交渉内容が決め手になったと明かした。 日本ハムは父章弘さんも在籍した「縁のあるチーム」で、北海道は
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奥川、600万円減で更改 1軍登板なし
ヤクルトの奥川が6日、600万円減の年俸2100万円で契約を更改した。今季は右肘痛からの復帰を目指し調整を重ねたが、7月に左足首を痛め1軍登板なしに終わった。来季へ「まずは浦添の(1軍の春季)キャンプに呼んでもらえるように準備したい。1軍で活躍することを目標に頑張る」と意気込んだ。 84試合に出場した武岡は400万円増の1100万円、7月にDeNAからトレードで加入した阪口は850万円でサインした。(金額は推定)
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巨人・岡本和、4億超えに笑顔 「めちゃくちゃいい評価」
巨人の岡本和真内野手が6日、東京都内の球団事務所で契約交渉し、1億5千万円増となる年俸4億2千万円でサインした。9年目の今季は自己最多41本塁打で3度目の本塁打王に輝き、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表では優勝に貢献。「めちゃくちゃいい評価をしてもらった。また来年も頑張りたい」と白い歯を見せた。 坂本勇人内野手から主将を引き継いだ今季はセ・リーグ4位に終わり「優勝したかったという気持ちが強い」と責任感の変化を口にした。来季の主将として門脇誠内野手の名前を挙げて推しつつも「本人が言ってこないので(自分が)やると思いますが」と冗談を交えて語った
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ロッテがコルデロ獲得 今季ヤンキースで3勝
ロッテは6日、ドミニカ共和国出身のジミー・コルデロ投手(32)=190センチ、111キロ、右投げ右打ち=を獲得したと発表した。 米大リーグでは今季ヤンキースで3勝を挙げるなど通算114試合で6勝(7敗)をマーク。吉井理人監督は救援として期待しているといい「動く速球にスライダー、チェンジアップ。いずれの球も一級品」とコメントした。
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中田翔の一問一答
中日に新加入した中田翔が球団カラーの青いネクタイを締め、落ち着いた様子で会見に臨んだ。 ―入団の決め手は。 「球団や監督からの気持ち。自分の中で火が付いた」 ―背番号6は。 「素晴らしい先輩がつけてきた番号。中日の6番は中田だと言われるようになりたい」 ―立浪監督からは何と声をかけられたか。 「一緒に頑張ろうと。よし、やろうという気持ちになった」 ―来季の目標は。
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広島・菊池は新たに2年契約 坂倉は初の1億円突破
広島の菊池涼介内野手が6日、マツダスタジアムで契約交渉し、5千万円減の年俸2億5千万円プラス出来高払いで新たに2年契約を結んだ。4年契約の最終年だった今季は120試合で打率2割5分8厘、5本塁打、27打点。「後半は離脱して、改めて1軍にずっといたいと思った。鍛え直す」と、13年目に向けて気持ちを新たにした。 坂倉将吾捕手は3千万円増で、初めて大台を突破する年俸1億2500万円でサインした。7年目の今季は120試合で打率2割6分6厘、12本塁打、44打点。攻守の要として、フリーエージェント(FA)権を行使してオリックスに移籍した西川の穴を補う働きも期待される。強
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ソフトバンク栗原は700万円減 年俸6300万円で契約更改
ソフトバンクの栗原が6日、700万円減の年俸6300万円で契約更改した。副主将を務めた今季は昨季序盤に負った左膝の大けがから復帰したが、8月に右手を骨折して手術を受け「本当につらかったし、チームが熱い戦いをしている時にいられなかった悔しさがある。とにかく優勝したい気持ちが強い」と覚悟を口にした。 5年目の野村大は1070万円でサイン。プロ初本塁打を放つなど自己最多の41試合に出場し「得点圏打率を3割3分以上にしたい」と目標を掲げた。(金額は推定)
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中田翔が中日入団会見 背番号6「一から頑張る」
中日入りした中田翔内野手(34)が6日、名古屋市内のホテルで入団会見に臨み「また戦える環境とチャンスを頂けてありがたい。フレッシュな気持ち。一から頑張りたい気持ちでいっぱい」と意気込みを語った。背番号は日本ハム時代と同じ「6」に決まった。 定位置が確約されない来季以降の出場機会を求め、巨人との複数年契約を解除して移籍。会見に同席した立浪和義監督は「ここ一番で打ってくれる選手として期待している」と話した。巨人でプレーした16年目の今季は92試合、打率2割5分5厘、15本塁打、37打点。通算1696試合、303本塁打、1062打点。
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⚾勇気与えるプレーを ドラフト4位 鈴木捕手(常葉大菊川高)が掛川市長に報告
プロ野球ドラフト会議で、ヤクルトから4位指名を受けた常葉大菊川高の鈴木叶捕手(17)=掛川市出身=が5日、掛川市役所を訪れ、久保田崇市長にプロ入りを報告した。鈴木捕手は「元気と勇気を与えるプレーで恩返ししたい」と地元への思いを語った。 強肩が武器で、二塁への送球と高い守備力が持ち味。西山口小、東中と掛川で過ごした。鈴木捕手は地元について「人が優しくてお茶がおいしい。あいさつや礼儀を教えてもらい今でも大切にしている」と語った。野球の技術面では「捕る投げるの基本の大切さを学んだ」と振り返った。 4日に終えた入団発表について「ファンのみなさんがたくさんいてプロ野球選手になる実感が湧いた」と明か
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日ハム・万波、4倍の8千万円 伊藤、松本剛は1億円突破
日本ハムの万波中正外野手が5日、エスコンフィールド北海道で契約交渉を行い、4倍となる年俸8千万円で更改した。5年目の今季は自己最多を大きく更新する25本塁打を放って日本代表も経験し「本当に長い1年だった。本当に幸せだった。間違いなく成長した」と充実感を漂わせた。 伊藤大海投手は2500万円増の1億1千万円でサイン。来季は自身初の開幕投手に決まっており「最多勝を目指して、1戦目から勝っていけるように」と意気込んだ。松本剛外野手も2400万円増の1億1千万円。大台に達し「一つの目標だったので素直にうれしい」とほほえんだ。 5年目で初
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楽天・則本、来季は抑えに 現状維持3億円で更改
楽天の則本昂大投手が5日、仙台市の球団事務所で契約交渉し、現状維持の年俸3億円プラス出来高払いでサインした。7年契約の6年目となる来季は、米大リーグ移籍を目指す松井裕樹投手の後任として抑えを務めることを明かし「松井が偉大すぎてしんどいが、その後をやってくれと言われるのはすごく光栄なこと」と実感を込めた。 今季はチーム最多の155回を投げ8勝8敗、防御率2・61。抑え転向は1カ月ほど前に今江敏晃新監督から打診されたといい、「監督に就任してから最初に考えたという言葉をいただいた。その気持ちに応えたい」と話した。 仙台で練習している松
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中日の柳投手、4千万円増で更改 保留経て「評価された」
中日の柳裕也投手(29)が5日、名古屋市の球団事務所で2度目の契約交渉に臨み、4千万円増の1億4800万円で更改した。前回は増額提示を保留したが、この日は「内容は十分評価されている。チームに勝ちが付かないところで年俸を上げてもらい感謝している」と満足感をにじませた。 交渉の場では、加入の決まった前巨人の中田翔内野手についても話が及び「(球団代表から)中田が来るから来年は点を取る」と言われたことを明かした。自身も「来年は投球内容だけではなく、誰が見てもいい成績だねと言われるようにしたい」と気を引き締めた。(金額は推定)
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西武の高橋、2億6500万円 3年連続2桁勝利
西武の高橋光成投手が5日、8500万円増の年俸2億6500万円で契約を更改した。今季は3年連続2桁となる10勝(8敗)を挙げ、防御率はリーグ2位の2・21。「平均球速が3~4キロ上がった。今までにない手応えを感じた一年だった。160キロは投げたい」と力強く言った。 今季は23試合の登板で155イニングを投げた。2018年の菅野智之投手(巨人)を最後に達成者がいない200イニングを来季の目標に掲げ「昔の投手の方々は難なくクリアしてきた数字だと思うので、絶対できる」とフル回転を期した。 外崎修汰内野手は4年契約2年目の来季を現状維持
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巨人・坂本、現状維持6億円 三塁転向「また一から」
巨人の坂本勇人内野手が5日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉し、現状維持の年俸6億円でサインした。2019年からの5年契約を結んだ後に年数の見直しがあり、来季が最終年になるという。シーズン終盤に遊撃から三塁へ転向し「新鮮な気持ちでまた一から野球が始まった感じだった」と振り返った。 昨年に続き故障離脱があり、負担軽減のためにコンバートされたが、打撃では22本塁打して健在を示した。「三塁がどうやったらうまくなるか、また楽しみができた。新しい目標ができた」と三塁でのゴールデングラブ賞などに意欲を見せた。 梶谷隆幸外野手は現状維持の2
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岩瀬氏ら野球殿堂の候補入り 新井、松井監督らも
野球殿堂博物館は5日、来年の野球殿堂入り候補者を発表し、選手としての功績を表彰するプレーヤー表彰では、通算1002試合登板のプロ野球記録を持つ元中日の岩瀬仁紀氏、通算2203安打を放った広島の新井貴浩監督、米大リーグでも活躍した西武の松井稼頭央監督ら7人が新たに候補となった。 育成ドラフトで巨人に入り最優秀中継ぎ投手に3度輝いた山口鉄也氏、中日で2045安打した荒木雅博氏と通算200ホールドの浅尾拓也氏、ソフトバンクなどで142勝を挙げた杉内俊哉氏も新たに名を連ねた。 指導者としての実績も加味するエキスパート表彰では、西武をリー
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前阪神・高山、新潟入り 2016年の新人王、外野手
来季から2軍公式戦に参加するオイシックス新潟アルビレックスBCは5日、今季限りで阪神を戦力外になった高山俊外野手(30)の入団を発表した。 高山は東京・日大三高から明大を経て2016年にドラフト1位で阪神に入団。1年目に打率2割7分5厘、8本塁打で新人王を獲得した。
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ローズ氏「マシンガン打線再現」 独立リーグで新監督、火の国
野球の独立リーグ、ヤマエグループ九州アジアリーグ、火の国サラマンダーズのロバート・ローズ新監督(56)が5日、熊本市で記者会見し、1998年にプロ野球横浜(現DeNA)で日本一に貢献した時に呼ばれた「マシンガン打線の再現をしたい。一人一人の打撃が伝染するような雰囲気をつくりたい」と意気込んだ。 米国出身で93年から8シーズン在籍した横浜時代に首位打者1度、打点王を2度獲得。「日本に戻って指導者をしたかった」とオファーを受けて即決したという。火の国は各独立リーグの優勝チームで争うグランドチャンピオンシップで2連覇を果たしている。
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ソフトB嶺井、7500万円更改 今季は44試合出場にとどまる
ソフトバンクの嶺井が5日、ペイペイドームで契約交渉し、年俸7500万円でサインした。DeNAから国内フリーエージェント(FA)権を行使して4年契約、総額3億円で加入し、来季2年目となる。今季は44試合の出場にとどまり「厳しさを知り、良さも経験できた。来年はもっと強くなりたい」と決意した。 8年目の川瀬は1千万円増の2700万円で更改。今季は自己最多の102試合に出場するなど、飛躍を遂げ「来年はショートのレギュラーを取る」と力強く宣言した。(金額は推定)
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⚾ヤクルト・鈴木(常葉大菊川高)、背番号65披露 1位西舘、「新人王取りたい」
ヤクルトは4日、東京都内で新人7選手(育成2人を含む)の入団発表を行った。ドラフト1位の西舘昂汰投手(専大、背番号14)は「僕の持ち味は角度のある直球とフォーク。一年間、けがなく終えて新人王を取りたい」と意気込みを語った。 育成を除く他の新人と背番号は次の通り。 ▽松本健吾投手(トヨタ自動車、28)▽石原勇輝投手(明大、35)▽鈴木叶捕手(常葉大菊川高、65)▽伊藤琉偉内野手(BCリーグ・新潟、67)
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前巨人の中田翔を獲得 6日に入団会見、中日発表
中日は4日、打点王に3度輝いた強打者で巨人から自由契約選手となった中田翔内野手(34)を獲得したと発表した。6日に名古屋市内で入団会見を行う予定。2年連続最下位から巻き返すため、中軸に固定できる強打者の補強が急務だった。 中田翔は定位置が確約されない来季以降の出場機会を求め、巨人との複数年契約を解除して移籍先を探していた。16年目の今季は故障などで92試合の出場にとどまり、打率2割5分5厘、15本塁打、37打点。通算1696試合、303本塁打、1062打点。
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松坂さんが投打で沸かす 横浜スタジアム45周年記念
横浜スタジアム45周年記念として3日、横浜高OBの松坂大輔さんら神奈川県内の高校野球出身者と、DeNAの歴代選手らが同球場で対戦し、松坂さんは投打の活躍で2万8115人の観衆を沸かせた。 最終の五回に大歓声を浴びて登板し、高校の後輩でDeNAからドラフト1位で指名された度会隆輝外野手(ENEOS)と対戦。118キロの球で左飛に打ち取った。「これだけ多くの方が見ている中で立つマウンドは最高に気持ちいい」と感慨に浸った。打っても逆転の2点二塁打と活躍し「5年後はもうちょっと肩を仕上げておくので楽しみにしておいて」と、早くも50周年に目を向けた。
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新人王・オリ山下は4千万円 来季は憧れの背番号11
オリックスの山下舜平大投手が3日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、3300万円増の年俸4千万円でサインした。3年目の今季は開幕投手としてデビューを飾り、9勝3敗、防御率1・61。剛速球で相手をねじ伏せる投球で新人王にも輝いた。「来年は1年間、中6日で回って、優勝に貢献すると約束した」と力強く話した。 来季は背番号が「11」に変わる。目標に掲げるダルビッシュや大谷が背負ってきた番号。決意も新たに「かっこいいし、ほしかった。責任感を感じてやりたい」と語り、2年連続の開幕投手に「今年以上にこだわりはあるのかな」と意欲を示した。
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安楽問題「球団として油断あった」 楽天の三木谷オーナー謝罪
楽天の三木谷浩史オーナーが3日、後輩選手へのハラスメント行為により楽天を自由契約となった安楽智大投手の問題についてX(旧ツイッター)に投稿し「ロッカールームや選手間でのやりとり等に関して、球団として油断があり、被害にあった関係者、選手、ファンの皆さまにおわび申し上げます」と謝った。 球団は今後、匿名で相談できる窓口の設置や継続的な教育研修などを行うとしており、オーナーは「このような事態を招かないよう、仕組みづくりとハラスメントに対する教育を強化するとともに、よりオープンなコミュニケーションができる雰囲気づくりに取り組みたい」などとつづった。
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中日、中田翔内野手を獲得へ 巨人から自由契約、打点王3度
中日が、打点王に3度輝いた強打者で巨人から自由契約選手となった中田翔内野手(34)を獲得することが3日、球団幹部への取材で分かった。本人からこの日、入団の意向が伝えられた。2年連続最下位から巻き返すため、中軸に固定できる長距離砲が補強ポイントだった。 中田翔は16年目の今季、92試合で打率2割5分5厘、15本塁打、37打点。定位置が確約されない来季以降の出場機会を求め、巨人との複数年契約を解除して移籍先を探していた。通算1696試合、303本塁打、1062打点。
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西武・増田は6千万円減 巻き返し期す
西武の増田が2日、6千万円減の年俸2億4千万円で契約更改した。今季は40試合の登板で19セーブ、防御率5・45と精彩を欠いた。来季が4年契約の最終年。「一年一年勝負だと思っているので頑張る」と巻き返しを期した。 救援で47試合に登板した佐藤隼は1400万円増の3千万円でサイン。盗塁阻止率が両リーグトップの4割1分2厘だった古賀は1300万円増の2800万円で更改した。(金額は推定)
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巨人、新人5人は1軍スタート 阿部監督「即戦力と思い指名」
巨人の阿部監督が2日、ドラフト1位の西舘(中大)ら支配下選手として入団する新人5人を来春のキャンプで1軍スタートさせる方針を示した。全員が大学生か社会人で「即戦力だと思って指名した。巨人のユニホームを着るとやっぱり疲れる。心と体の準備をして(キャンプに)来てもらえれば」と期待感を示した。 この日は東京都内で開かれた巨人OB会総会と懇親会に参加。「OB会で応援するんだという気持ちが伝わった。ありがたい気持ち」と話した。
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王貞治さん、台湾で始球式 初のドーム球場
【台北共同】日台の共通のスター、王貞治さん(83)(ソフトバンク球団会長)が2日、台湾初のドーム球場となる「台北ドーム」のオープンを記念する始球式に登場し、見事な投球を披露した。台湾メディアは「歴史的な第1球」と伝えた。 王さんは「野球はやる場所によってレベルが変わる。このドームを見て(台湾野球の)将来に明るい希望を持った」とあいさつ。「台湾野球に栄光あれ」と力を込めた。 式典に参加したショウ万安・台北市長は、王さんは健康状態が万全ではないにもかかわらず台湾を訪れてくれたと述べ、謝意を表明。日台の野球の発展に貢献したとして王さん
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井端監督、大学代表を視察 次回WBCへ「主力に」
野球日本代表の井端弘和監督が2日、松山市で行われている大学日本代表候補の強化合宿を視察し、選手を激励した。2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、28年のロサンゼルス五輪を見据え「皆さんが主力になってもらわないといけない」とエールを送った。 来年のドラフト1位候補に挙がる明大の宗山塁内野手には「守備力は十分で、言うことない」と絶賛。紅白戦で愛知工大の中村優斗投手が157キロをマークするなど、投手陣は高いレベルで「この時期に(多くの投手が)150キロを超えている。楽しみ」と笑った。 宗山が「将来、トップチームに入
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オリックス森、4億円でサイン 「まだまだ実力不足」
オリックスの森友哉捕手が2日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、1億9千万円増の年俸4億円でサインした。昨オフにフリーエージェントで加入し、4年総額18億円以上の大型契約を結んでいる。「最低限の活躍はできたが、まだまだ実力不足を感じた」と満足せず振り返った。 チームトップの18本塁打、64打点をマークしたが、左脚の負傷での離脱もあった。「キャリアハイには到底届かない。1年を通していい状態で臨める体づくりを」と話した。捕手としては同学年の若月と併用され「今年は若月に負けた感じ。もう一回捕手として勝負できたら」と意気込んだ。
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中村、1・5億円でサイン 今井8千万、隅田は倍増
西武の中村剛也内野手が2日、5千万円減の年俸1億5千万円で単年契約を結んだ。2年契約の2年目だった今季は右脇腹痛での離脱があり、2年連続で88試合の出場にとどまったが、チームトップの17本塁打を放った。8月で40歳となり、通算500本塁打まであと29本。「いっぱい打ちたい。その結果、30本ぐらい打てれば」と来季中の達成へ意欲満々だった。 自己最多の10勝(5敗)を挙げ、防御率2・30の今井達也投手は、3500万円増の8千万円でサイン。「2桁勝てたことで来年への自信にもなる。素晴らしい投手陣の中で一番を目指していかないと」と話した。
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阪神・森下、3800万円で更改 才木は2倍超の5千万
阪神の森下翔太外野手が2日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉し、2200万円増の年俸3800万円で更改した。ドラフト1位入団から主軸に定着し、日本シリーズでチーム最多7打点を挙げる活躍で38年ぶりの日本一に貢献。強烈な印象を残した新人年を「タイガースの歴史に名を残せてうれしい」と充実の表情で振り返った。 レギュラーシーズンは好不調の波が大きく、94試合出場、打率2割3分7厘、10本塁打。「成績には満足していない。来季は20本塁打が目標」と成長を誓った。 7年目で自己最多の8勝を挙げた才木浩人投手は3100万円増の年俸5千万円で
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巨人・戸郷、倍増の1・8億円 菅野は3年連続ダウンで契約更改
巨人の戸郷翔征投手が1日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉し、倍増の年俸1億8千万円でサインした。昨季に続いてチーム最多の12勝を挙げ、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも活躍。「日本一で銀座でパレードをしたい。個人としては、MVP(リーグ最優秀選手)を取れるようにいい成績を残したい」と貪欲に向上心を口にした。 早くも阿部慎之助新監督から来季の開幕投手に指名されており、10完投や200イニングと高い目標を掲げ「防御率や最多勝など(タイトルは)全部取りたい」と威勢が良かった。 故障で出遅れて自己最少の4勝に終わった菅
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田中将大「意識甘く反省」 安楽ハラスメント問題言及
楽天の田中将大投手が1日、後輩選手へのハラスメント行為が発覚して楽天を自由契約となった安楽智大投手の問題についてX(旧ツイッター)に投稿し「ハラスメントは許されないことです。チームの年長者として、もっと後輩たちの様子に気を配り、問題があれば率先して注意すべきであった、意識が甘かったと反省しています」などとして謝った。 日米通算197勝の実績を持つ35歳。楽天でプロ入りし、米大リーグから2021年に8年ぶりに復帰した。「自分としてはもう一度チーム一丸となってペナントレースを戦っていくことのできるよう、ファンの皆さんに安心して応援していただくことのできるよう、でき
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中日、中田翔の獲得に名乗り 球団代表「誠意見せる」
中日の加藤宏幸球団代表は1日、打点王に3度輝いた強打者で巨人から自由契約選手となった中田翔内野手について「誠意を見せる対応はしたい」と獲得に乗り出すことを表明した。打線強化のため中軸に固定できる長距離打者の補強が急務だった。名古屋市の球団事務所で取材に応じた。 通算303本塁打で来年4月に35歳になる中田翔は出場機会を求めて巨人との複数年契約の解除を選択し、この日自由契約選手として公示された。同代表は他球団と競争となった場合は「マネーゲームはなかなか難しい」と語った。 立浪和義監督は11月の秋季キャンプ中に「勝負強さはなかなか身
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西武の平良、2・5億円で更改 先発転向で11勝「想像以上」
西武の平良海馬投手が1日、8千万円増の年俸2億5千万円で契約を更改した。先発転向1年目で11勝7敗、防御率2・40で153奪三振。「想像以上だったので、個人的には100点」と満足げに自己採点した。 奪三振王を狙い、曲がりが小さくなったというスライダーの改良に加え、新球種の習得で170奪三振以上を目指す。「三振でアウトをしっかり取って、完璧な投球をしていきたい」と話した。 6本塁打と飛躍を期待させた渡部健人内野手は400万円増の1600万円。「とにかく打たないとレギュラーは取れない。打ち込んでいきたい」と意欲を示した。金子侑司外野
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広島の床田、2倍増で1億円到達 7年目で初の2桁勝利
広島の床田寛樹投手が1日、マツダスタジアムで契約交渉に臨み、2倍増の年俸1億円で更改した。7年目を終えて大台到達。「思ったより(増額が)多くてびっくりした。目標の一つを達成できてうれしい」と表情を緩めた。 今季は初めて規定投球回数をクリアし、24試合に登板して初の2桁となる11勝7敗、防御率2・19と飛躍した。左のエースとして「1年だけじゃ意味がない。何年も続けられるようにしないと」と自覚を口にした。 大道温貴投手は1700万円増の年俸3千万円でサイン。3年目で自己最多の48試合に登板して3勝1敗、防御率2・72。「試合数は多く
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オリ西川「最多安打狙いたい」 FAで加入、日本一奪還誓う
広島からフリーエージェント(FA)でオリックスに移籍した西川龍馬外野手が1日、大阪市内で入団記者会見を行い「自分が来て連覇を逃したと言われないように、結果で示したい。最多安打は狙いたい」と、チームのパ・リーグ4連覇と日本一奪還への貢献を誓った。4年契約で総額12億円。 広島での8年間で通算打率2割9分9厘をマーク。28歳の左打者は「天才」とも称されるバットコントロールが持ち味だ。背番号は、福井・敦賀気比高の先輩でもある吉田正尚(レッドソックス)が昨年つけていた「7」に決まり「ちょっと重たいかな」と苦笑い。入団決定後には連絡を取り合い「頑張れや」とエールをもらっ
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中日・岡林、7300万円で更改 8割増、来季高卒5年目
中日の岡林勇希外野手(21)は1日、名古屋市の球団事務所で契約交渉に臨み、およそ8割増となる年俸7300万円で更改した。高卒4年目の今季は初めてフルイニング出場を果たし、球団新記録の29試合連続安打をマークするなど主に1番打者として活躍。「調子の波をなるべく小さくして来年も頑張ろうと思う。一丸となって優勝に向かっていきたい」と意欲的に話した。 2年連続でベストナインとゴールデングラブ賞に輝き、11月のアジアプロ野球チャンピオンシップでは日本代表に選ばれた。(金額は推定)
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⚾ロッテ戦力外の福田秀平外野手 静岡市拠点ハヤテ入団の意向 プロ野球
プロ野球ロッテから戦力外通告を受けていた福田秀平外野手(34)が30日、来季から2軍ウエスタン・リーグに参入する静岡市拠点の「ハヤテ223」に入団する意向を固めたことを自身の後援会ホームページ上で明らかにした。 福田は多摩大聖ケ丘高(東京)から2006年の高校生ドラフト1巡目でソフトバンクに指名された。入団後は俊足好打の外野手として活躍し、日本一にも貢献した。20年シーズンからは出場機会を求めロッテへ移籍したものの、けがが重なり、23年シーズン終了後に戦力外通告を受けていた。
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坂本「守りで勝負」
ゴールデングラブ賞の表彰式が30日、東京都内で行われ、捕手として阪神の快進撃を支えた坂本は「光栄なこと。守ることで僕は勝負しないといけない」と守備の評価を喜んだ。 チームには2018年から3年連続で受賞した梅野がおり、これまで出場機会は多くはなかった。今季は梅野がけがで離脱してから先発出場が続き、自己最多の84試合に出場。日本シリーズもマスクをかぶった。自信を深める1年を送り「もっと練習しないといけない。もっとこうしたいというのがある」と高みを見据えた。
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阪神、二遊間そろって受賞
ゴールデングラブ賞の表彰式が30日、東京都内で行われ、阪神の遊撃、木浪と二塁の中野がそろって出席。センターラインの守りを重視してきたチームで仕事を果たし、木浪は「守備から入る野球と監督も常々言っていた。今年はチームに貢献できたと思う」と充実感に浸った。 中野は10年連続で受賞していた広島の菊池の牙城を崩した。走力を生かした広い守備範囲を誇り「正直コンバート1年目で(菊池の)記録を止めると思っていなかった。そこが一番うれしい」と喜んだ。
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楽天、安楽投手と来季契約せず ハラスメント「ほぼ事実」
プロ野球楽天の森井誠之球団社長は30日、後輩選手へのハラスメント行為が訴えられている安楽智大投手(27)を自由契約とし、来季は契約を結ばない方針を明らかにした。報道されている疑惑の内容について「ほぼ事実」と述べた。 楽天は同日、来季も引き続き独占的に契約の対象とできる選手をリストアップした「保留選手名簿」を日本野球機構(NPB)に提出。安楽投手は名簿から外れ、12月1日に自由契約選手として公示される。森井社長は「彼の将来を全て否定するものではない」としたが、2025年以降に再契約する可能性には明言を避けた。 楽天は疑惑が表面化し
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益田は現状維持2億円 ロッテ、西野は増額更改
ロッテの益田直也投手が30日、現状維持の年俸2億円で契約更改した。昨オフに複数年契約を結んで臨んだ今季は史上10人目の通算200セーブを達成するなど、58試合に登板して36セーブ。「(残り32セーブの)250セーブを目標にしたい」と威勢良く言った。 美馬学投手は2年契約2年目は現状維持の1億4千万円。昨季の10勝から今季は3勝9敗、防御率4・76と苦しんだ。体調が万全ではなく「本当に投げるのが精いっぱいな状態」の時期もあったという。先発再転向で8勝の西野勇士投手は3500万円増の8500万円で更改し「2桁勝ちたい思いがある。衰えている感覚はない」と33歳で迎え
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⚾清水東高時代、毎日続けたシャドーピッチング「原点」 阪神・岩崎優投手、今季を振り返る【動画あり】
プロ野球・阪神タイガースの18年ぶりセ・リーグ優勝、38年ぶり日本一に守護神として貢献した岩崎優投手(32)=静岡市清水区出身、清水東高出=がこのほど、静岡放送のインタビューに応じ、今季を振り返りました。 ―日本一おめでとうございます。2023年を締めくくる投手となりました。 「一番いい形で1年が終われて本当に良かったなという思いです」 ―今シーズン途中で守護神になりました。 「ポジションがコロコロ変わったけれど、どこでも自分のやることは一緒ですし一通りリリーフのポジションは経験してますので、焦りとかはなかったです」 ―その中で獲得したセーブ王のタイトル。 「自分一人の力では取れ
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阪神の岡田監督「何とか連覇を」 優勝祝賀会、地元政財界500人
18年ぶりのセ・リーグ優勝、38年ぶりの日本シリーズ制覇を果たした阪神が29日、大阪市内のホテルで優勝祝賀会を行い、岡田監督は「来季は連覇が懸かっている。今年以上に強いチームをつくって、何とか(球団史上)初めての連覇を達成したい」とあいさつした。 地元政財界を中心に約500人が集まり、喜びを分かち合った。選手会長の近本は「(前回のリーグ優勝から)18年という長い時間お待たせすることになったが、その間も支援をいただいた。1年間、いや18年間、ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。
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ソフトバンク、前田と合意 ドラ1「将来エースに」
ソフトバンクがドラフト1位で指名した大阪桐蔭高の前田悠伍投手(18)=180センチ、80キロ、左投げ左打ち=の入団が29日、決まった。大阪市内で入団交渉し、契約金1億円、年俸1千万円で合意した。 落差の大きいチェンジアップを自在に操り、制球力で勝負するサウスポーは「1年目から受け身にならず、将来はエースと呼ばれるように頑張りたい」と目標を掲げた。 今夏に行われたU―18(18歳以下)ワールドカップでは、主戦として日本を初優勝に導いた。2028年のロサンゼルス五輪では野球が追加競技として実施される。「日の丸は常に背負いたいと思って
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楽天、浅村が現状維持の5億円 小深田は8500万円で更改
楽天の浅村栄斗内野手が29日、仙台市内の球団事務所で契約交渉に臨み、現状維持の年俸5億円でサインした。来季が4年契約の2年目。8年連続で全試合出場した今季は26本塁打を放ち、3年ぶりに本塁打王に輝いた。チームは最終戦に敗れてパ・リーグ4位に終わり「最後でAクラスを逃したので、トータルで考えたら充実よりも悔しいシーズン」と主将の責任感をにじませた。 来季に向けては「打点が多ければ多いほど勝ちにつながる」と、2018年以来の打点王へ意欲を見せた。通算2千安打まで残り155本で「頑張り次第では来年達成できる。意識しながらやりたい」と頼もしかった。
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大リーグ守備シフト制限等記載へ 日本野球規則委、来季は採用せず
プロ、アマチュア合同の日本野球規則委員会が29日、東京都内で開かれ、米大リーグで導入されている守備シフトの制限、ベースの拡大化、延長戦を無死二塁から始めるタイブレーク制を公認野球規則に記載することを決めた。ただ注釈で来季は守備シフトとベース拡大は日本で採用しないことを明記する。タイブレーク制についてはプロ野球は導入しない方針。 日本ハムの新球場、エスコンフィールド北海道のファウルゾーンの狭さが規定に抵触していた問題を受け、本塁からバックネットまでの距離が60フィート(約18メートル)以上が「必要」と記載していた文言を「推奨」と見直すことも決めた。
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ソフトバンク板東は600万円増 来季170イニング登板が目標
ソフトバンクの板東が29日、ペイペイドームで契約交渉し、600万円増の年俸4千万円でサインした。5年目の今季は先発と中継ぎで自己最多の5勝。来季は開幕ローテーション入りへ意欲を示し「170イニングが目標」と語った。 2年目の野村勇は200万円減の2300万円で更改。腰のけがで出遅れ、50試合の出場にとどまり「来年は勝負の年」と焦りをにじませた。ドラフト3位入団の生海は50万円増の1050万円でサインし「ホームランを20本以上打つ」と宣言した。左投手の笠谷は100万円減の2千万円で更改し、谷川原は保留した。(金額は推定)
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日本ハム黒木「期待に応えたい」 オリックスからトレード
オリックスからトレードで日本ハムに加入した黒木優太投手(29)が29日、エスコンフィールド北海道で記者会見し「自分のことを必要としてくれるチームでプレーするのはすごくうれしいこと。北海道の地で期待に応えられるようにしたい」と抱負を語った。来季年俸は2500万円。 今季は先発、中継ぎ、ロングリリーフとあらゆる役割を果たし「いろいろなポジションで投げられるのは一つの強み」とアピール。オリックスで同僚だった伏見寅威捕手や山崎福也投手と再び同じユニホームを着ることとなり「知っている人がいるのはすごく心強い。2人の先輩は頼りにしています」と笑った。(金額は推定)
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41歳中島「またプレーできる」 中日への入団に喜び
中日に新加入した前巨人の中島宏之内野手(41)ら4選手が29日、名古屋市の球団事務所で記者会見した。中島は「すごくわくわくする。またプレーできる喜びが大きい」と心境を語った。年俸2千万円プラス出来高払いで、背番号は未定。 西武、オリックスなどでもプレーし、通算1928安打を誇る右の強打者。代打の切り札としての役割を期待され「勝利に貢献する打点を一つでも多く挙げられるように精いっぱいやりたい」と意気込んだ。 前ソフトバンクの上林誠知外野手(28)は年俸2千万円で「一度死んだ身を救ってもらった。レギュラーを狙う気持ちで頑張りたい」と
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オリックス吉田投手が移籍会見 「進化していきたい」
日本ハムからトレードでオリックスに加入した吉田輝星投手が29日、大阪市内の球団施設で入団記者会見に臨み「気持ちの整理がついて、思い切ってここで頑張ろうという気持ち」とすっきりとした表情で意気込んだ。背番号は23に決まった。 秋田・金足農高のエースとして2018年夏の甲子園大会で準優勝に貢献し、19年にドラフト1位で日本ハム入り。通算3勝9敗、22歳の右腕は力強い速球が持ち味で、オリックス投手陣には剛腕がそろい「オリックスに来たら(球速は)遅い方だと思う。僕もしっかり進化していきたい」と新天地での成長を誓った。 先発陣では米大リー
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日本ハム、来季のスローガン公募 新庄監督が選考、10日まで
日本ハムは29日、来季のスローガンを公募すると発表した。募集期間は12月10日までで、新庄監督自ら選考する。
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⚾プロ野球 NPBアワーズ 村上、歴史的MVP/山本 3年連続受賞 イチロー以来3人目/セ・リーグ最多セーブ 阪神・岩崎(清水東高出)
今季のプロ野球のタイトル獲得者らを表彰するNPBアワーズが28日、東京都内で開かれ、セ・リーグの最優秀選手(MVP)と最優秀新人(新人王)に阪神の村上頌樹投手が選ばれた。ダブル受賞は1980年の木田勇(日本ハム)、90年の野茂英雄(近鉄)に続き史上3人目。 パ・リーグではオリックスの山本由伸投手が一昨年、昨年に続き3度目のMVPに選出された。3年連続は76~78年の山田久志(阪急)、94~96年のイチロー(オリックス)に続く史上3人目の快挙。新人王にはオリックスの山下舜平大投手が選ばれた。 3年目の村上は4月22日の中日戦で完封してプロ初勝利を挙げ、先発の中心として活躍。10勝6敗、防御
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巨人、ウレーニャを再獲得 楽天から自由契約で
巨人は28日、楽天から自由契約となったエスタミー・ウレーニャ内野手(24)と育成契約で合意したと発表した。巨人には昨年まで所属し、計15試合に出場。今季は楽天の育成選手だった。
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阪神の村上、新人王にMVP オリックス山本、3年連続の快挙
今季のプロ野球のタイトル獲得者らを表彰するNPBアワーズが28日、東京都内で開かれ、セ・リーグの最優秀選手(MVP)と最優秀新人(新人王)に阪神の村上頌樹投手が選ばれた。ダブル受賞は1980年の木田勇(日本ハム)、90年の野茂英雄(近鉄)に続き史上3人目。 パ・リーグではオリックスの山本由伸投手が一昨年、昨年に続き3度目のMVPに選出された。3年連続は76~78年の山田久志(阪急)、94~96年のイチロー(オリックス)に続く史上3人目の快挙。新人王にはオリックスの山下舜平大投手が選ばれた。 3年目の村上は4月22日の中日戦で完封
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ロッテ、二保と吉田の両投手獲得 阪神で戦力外、育成選手契約
ロッテは28日、阪神を戦力外となった二保旭(33)、オリックスを戦力外となった吉田凌(26)両投手と育成選手契約を結んだと発表した。
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西武の松井監督「来季しっかり」 リーグ5位、オーナーに報告
西武の松井監督は28日、東京都内の西武ホールディングス本社を訪れ、後藤オーナーにリーグ5位に終わった就任1年目の報告を行った。「今年の反省もいっぱいある。その分、来季しっかりとやっていけるように」と表情を引き締めた。 オーナーは補強について「大砲クラスの打者が欲しい。それから抑え。外国人選手も含めて検討している」と説明した。
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ヤクルト中村、現状維持1・7億 小川も増減なしの1・6億円
ヤクルトの中村悠平捕手が28日、東京都の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸1億7千万円でサインした。今季は106試合で打率2割2分6厘、4本塁打、33打点にとどまり、チームも5位に低迷した。3年契約の3年目となる来季へ向け「バッテリーで勝ち試合を増やせるようにしたい」と強い口調で意気込んだ。 小川泰弘投手は現状維持の年俸1億6千万円で契約更改した。今季は3年ぶりの2桁勝利となる10勝8敗、防御率3・38の成績で、9月には通算100勝を達成した。来季は4年契約の4年目で「まだまだやれると思っている。毎年のことだが、先発の柱としてチームを支えていきたい
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巨人のオコエ、350万円増 「感慨深い」
巨人のオコエが28日、350万円増の年俸1200万円で契約更改した。昨年12月に初実施された現役ドラフトで楽天から加入し、開幕戦に先発するなど41試合に出場。「1年前の今ごろを考えると感慨深い。来年はより一層頑張ろうと、今からわくわくしている」と語った。 5年目で初の白星なしに終わった高橋は700万円減の2300万円でサインし「ラストチャンスだと思っている。次の一年に懸けたい」と話した。出場21試合で無安打だった松原は600万円減の2500万円、今村は4200万円、重信は3300万円で更改した。(金額は推定)
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広島・栗林、年俸1億円を突破 球団、WBC代表入りを考慮
広島の栗林良吏投手が28日、マツダスタジアムで契約交渉に臨み、2千万円増の年俸1億1500万円でサインした。大台突破に「今年の成績だけではここまで上がらない。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を考慮してもらった」と球団の配慮に感謝の面持ちだった。 3月のWBCでは腰を痛めて登板機会なく途中離脱し、シーズン開幕後も不調に苦しんだ。5月初めに右内転筋の負傷で離脱。復帰後は抑えから配置転換された中継ぎで登板を重ねて復調し、自己最多の55試合に登板して3勝7敗18セーブ、防御率2・92だった。 通算100セーブまであと14。「
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源田、現状維持の推定3億円 西武、5年契約2年目へ
西武の源田壮亮内野手が28日、5年契約2年目となる来季へ現状維持の年俸3億円でサインした。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で右手小指を骨折した影響で開幕から約2カ月出遅れ、出場は自己最少の100試合。チームも5位で「本来なら全部の試合に出て、もっといい数字を出して貢献しないといけなかった」と責任感をにじませた。 打率2割5分7厘に5盗塁と物足りなかった成績の中でも、主に1、2番を任されて3割7厘に終わった出塁率に言及し「攻撃面の課題。ずっと低いので、何とかしたい」。チーム得点数がリーグワーストだった今季から来季は「野手で勝ったという試合を増や
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高木が現役引退へ 巨人から戦力外
巨人を戦力外となった高木京介投手(34)が現役を引退することが28日、関係者への取材で分かった。今季は育成選手から7月に支配下選手登録されたが、登板1試合に終わった。 石川・星稜高から国学院大を経て2012年にドラフト4位で巨人に入団。左投げの救援として1年目から34試合に登板し、チームの日本一にも貢献した。16年に野球賭博への関与が発覚して1年間の失格処分となり、処分が明けた17年3月に巨人と育成で再契約。支配下に戻って18年に3試合、19年は自己最多55試合に投げるなどした。通算247試合登板で10勝3敗2セーブ、38ホールド、防御率3・47。
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西川「もうひと花咲かす」 ヤクルト入団会見
楽天を戦力外となり、ヤクルト入りした西川遥輝外野手が28日、東京都内の球団事務所で記者会見し「また野球ができることがすごくうれしい。もうひと花咲かせられるようにやっていけたら」と語った。日本ハムで盗塁王に4度輝いており、3球団目となる。年俸1600万円で背番号3。 ともにソフトバンクを戦力外となり加入した嘉弥真新也投手と増田珠内野手も同席。嘉弥真は年俸2千万円、背番号49に決まり「50試合以上登板とリーグ優勝、日本一を目指してチームに貢献できるように頑張りたい」と力強く語った。増田は年俸500万円、背番号63となり「声をかけてもらったので、プレーで恩返ししたい
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ソフトバンク又吉は現状維持
ソフトバンクの又吉が28日、ペイペイドームで契約交渉し、現状維持の年俸1億5千万円でサインした。中日から国内フリーエージェント権を行使して加入し、4年契約2年目の今季は不調で2軍生活が長かったが、32試合登板で2勝2敗10ホールド。回またぎやイニング途中の登板でピンチを救い「便利屋で生きていく覚悟が決まった。今までの経験でチームをつなぐのが僕の仕事」と力強く話した。 4年目で8試合の出場にとどまった海野は100万円減の1200万円で更改。正捕手甲斐、嶺井らとポジション争いは熾烈だが「先発で30試合以上出たい」と話した。(金額は推定)
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⚾オリックス・紅林(駿河総合高出)が初のベストナイン プロ野球
セ、パ両リーグのベストナインが27日に発表され、38年ぶりの日本一に輝いた阪神から近本光司外野手ら3人、パ3連覇のオリックスから主要タイトルと沢村賞に3年続けて輝いた山本由伸投手ら5人が選出された。近本、山本はともに3年連続3度目の栄誉。 阪神では近本のほかに、大山悠輔一塁手と木浪聖也遊撃手がそろって初受賞。オリックスでは頓宮裕真一塁手と紅林弘太郎遊撃手(駿河総合高出)がともに初選出された。宗佑磨三塁手は山本と同様に3度目、森友哉捕手は4度目受賞。 受賞回数の最多は8度が2人で、4年連続で輝いたソフトバンクの柳田悠岐外野手と、一塁手で1度受賞の楽天の浅村栄斗二塁手。初選出は大山らのほか
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中日・柳、上乗せ求めて保留 涌井は維持1億円で更改
中日の柳裕也投手が27日、ナゴヤ球場で契約交渉し、今季の1億800万円から増額と見られる年俸提示を保留した。7年目の今季は防御率2・44を残しながらも援護に恵まれず、4勝11敗と2年連続で黒星が先行。成績による査定は妥当とした上で「一年間、どういう思いで投げたかを伝えた」と孤軍奮闘に近い形で投げ続けたことについての上乗せを求めた。 移籍1年目の涌井秀章投手は現状維持の1億円で更改した。5勝13敗と大きく負け越し「もう少しできたのでは、という気持ち」と悔しそうに話した。代打を中心に52試合に出た後藤駿太外野手も今季と同じ2100万円でサインした。(金額は推定)
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ロッテ、沢村は現状維持 中村奨は4年契約2年目へ
ロッテの沢村拓一投手が27日、ZOZOマリンスタジアムで契約交渉し、現状維持の年俸2億円で更改した。3年ぶりに復帰した際に複数年契約を結んでおり、復帰1年目の今季は34試合登板で4勝3敗3セーブ、防御率4・91だった。重い頭痛を伴う「可逆性脳血管攣縮症候群」にも悩まされ、「チームを離れる時間が何回かあったので苦しかった」と悔やんだ。 中村奨吾内野手は昨オフに4年総額10億円近い契約を結んでおり、2年目となる来季へ現状維持で更改。規定打席に達した選手で両リーグワーストの打率2割2分と振るわず「悔しいシーズンになった。来年は頑張っていきたい」と巻き返しを誓った。(
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祝日本一、阪神監督ら招き報告会 西宮や尼崎で、来季はアレンパ?
プロ野球阪神タイガースがセ・リーグを制覇し日本一になったことを祝い、本拠地の兵庫県西宮市や尼崎市で27日、岡田彰布監督や選手らを招いた市民報告会が開かれた。岡田監督は「みなさんの応援あっての日本一。1年間ありがとうございました」とあいさつし、ファンから温かい拍手が送られた。 2025年に2軍本拠地の球場が移転する尼崎市の施設で午後0時半ごろから開かれた報告会には市民ら約1300人が参加。トークショーでは岡田監督が来季に目指す連覇に関し、佐藤輝明選手が(出演した)ニュースでいい言葉を言っていたと紹介すると、佐藤選手は「アレンパ(アレの連覇)です」と新フレーズを披
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DeNA今永のポスティング発表 今季は奪三振王
DeNAは27日、今永昇太投手(30)が米大リーグ球団と交渉するため、ポスティングシステムの申請を行ったと発表した。米大リーグ機構に受理されてから全30球団に契約可能選手として通知される。交渉期間は45日間で、契約が成立すれば契約金と年俸の総額に応じてDeNAへの譲渡金の額が決まる。 今永は福岡・北筑高―駒大から2016年にドラフト1位でDeNA入団。1年目から先発の一角を担い、19年に13勝を挙げるなどエースとして活躍した。今季は7勝4敗にとどまったが、174奪三振でタイトルを獲得した。日本代表でも3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)決勝に先発
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米目指す山本「大事な機会に」 球団オンライン面談の報道受け
ポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指すオリックスの山本由伸投手が27日、東京都内で取材に応じ、獲得を希望する球団と近日中にもオンラインでの面談を行うと報じられていることについて「まだ開催されるかは分からないが、ポスティングは期間が決まっているので、そういう機会もすごく大事になる。落ち着いて考えたい」と話した。 球団の所在地や日本選手の在籍の有無などは判断材料にはならないという認識を示し「何を重要視するかはまだ絞りきっていない」と語った。この日は若月健矢捕手と最優秀バッテリー賞の表彰式に出席。「キャッチャーのお手本のような方だった」と、長年支えてく
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DeNA東「チーム引っ張る」 最優秀バッテリー賞を初受賞
最優秀バッテリー賞を初めて受賞したDeNAの東と山本が27日、東京都内で表彰式に出席した。東は登板全24試合で組んだ山本にスーツを贈り、そろいの姿で登壇。エース今永とバウアーの去就が米大リーグ絡みで不透明なだけに、「もし抜けても、この2人でチームを引っ張っていく」と自覚を口にした。 3年連続受賞となったオリックスの山本と若月も出席。山本のメジャー球団移籍が濃厚で、若月は「さみしい気持ちもある。でもオリックスにはいい投手がたくさんいる。新しい相方と来年また受賞したい」と語った。
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阪神、ドラフト1位下村と合意 完成度の高い右投手
阪神がドラフト1位で指名した青学大の下村海翔投手(21)=174センチ、73キロ、右投げ右打ち=の入団が26日、決まった。横浜市内で入団交渉し、契約金1億円、年俸1600万円で合意した。1年目からの活躍が期待されており「まずは1年間けがなくやり切って、新人王も狙えたら」と目標を掲げた。 制球力と変化球の精度で勝負する完成度の高い右投手。取りたいタイトルに最優秀防御率を挙げ「壁は高いと思うけど、いずれはそういうところを目指せるように頑張りたい」と力を込めた。担当の吉野スカウトは「直球の強さもある。持っているものを出してもらえたらと思う」と話した。(金額は推定)
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ドラ1細野「160キロ目指す」 日本ハムが新入団選手8人発表
日本ハムは26日、エスコンフィールド北海道で育成選手を含む8人の新入団選手発表を行った。ドラフト1位の細野晴希投手は「エスコン初の160キロを目指して頑張りたい」と抱負を語った。新入団選手は次の通り。 【ドラフト】1位 細野晴希投手(21)=東洋大、180センチ、86キロ、左投げ左打ち、背番号29▽2位 進藤勇也捕手(21)=上武大、182センチ、90キロ、右投げ右打ち、33▽3位 宮崎一樹外野手(22)=山梨学院大、184センチ、84キロ、右投げ右打ち、36▽4位 明瀬諒介内野手(18)=鹿児島城西高、183センチ、87キロ、右投げ右打ち、65▽5位 星野ひ
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上田が入団「息の長い選手に」 ロッテのドラフト1位
ロッテがドラフト1位で指名した明大の上田希由翔内野手(22)=183センチ、96キロ、右投げ左打ち=の入団が26日、決まった。神奈川県内で交渉し、契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1600万円で合意した。即戦力の中軸候補は「たくさんの方に応援される息の長い選手になりたい」と意気込んだ。 愛知・愛産大三河高から進んだ明大では、1年秋のリーグ戦から4番を務めた。榎康弘アマスカウトグループディレクターは「シュアな打撃で打点を稼げる。開幕からレギュラーとして出てほしい」と期待する。本人は「いつか打撃でタイトルを取りたい。守備には自信があるわけではないのでレベル
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阪神の岡田監督「うれしいよ」 甲子園球場でファン感謝デー
阪神は25日、甲子園球場でファン感謝デーを行い、日本一の喜びをファンと分かち合った。この日は岡田彰布監督の66歳の誕生日。ファンからバースデーソングで祝福され「今までで人数は一番多いな。そらうれしいよ」と表情を崩した。 選手は日本一のペナントを持って、歓声に包まれながら入場。「(日本一には)1球団しかなられへん。こういう場で報告できた達成感はあるよ」と喜びをかみしめた。 来季から近本光司外野手に代わって、選手会長を務めることが決まった中野拓夢内野手が最後にあいさつ。「連覇に向かってチーム一丸となって全力で頑張る」とファンの前で誓
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楽天の荘司3000万円でサイン ドラフト1位で1年目
楽天の荘司が25日、1400万円増の年俸3千万円で契約更改した。ドラフト1位入団した今季は全て先発で19試合に投げて5勝3敗、防御率3・36。「1年目としては悪くなかった。来季は開幕ローテーションに入って、一年間投げ抜きたい」と力を込めた。 ドラフト3位入団から救援で8勝、25ホールドを挙げた渡辺翔は1800万円増の2800万円でサインし「予想以上の出来だった」と頬を緩めた。パ・リーグトップの61試合に投げた鈴木翔は3200万円、途中から遊撃の定位置をつかんだ村林が2700万円で更改した。(金額は推定)
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楽天、安楽投手に自宅待機を指示 後輩へのハラスメント疑いで
プロ野球楽天の森井誠之球団社長は25日、複数の後輩選手に対するハラスメント行為の疑いが発覚した安楽智大投手(27)に自宅待機を指示したことを明らかにした。同日に予定されていた同投手との契約更改交渉を急きょ取りやめ、無期限の延期とした。 森井社長は仙台市内で取材対応し「ファンの方にご心配とご不安を与えてしまって申し訳ございません」と陳謝。「事実確認を行っている」として安楽投手から24、25日と球団のコンプライアンス担当者らによる聞き取りを実施したという。所属選手やスタッフら約100人に情報提供を求めてアンケートを送付し「双方(の情報)を照らし合わせて適切な対応を
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中日の紅白戦で細川が活躍 マウンドに立ち柳を中飛
中日は25日、バンテリンドームナゴヤでファン感謝イベントを開催した。盛り上がったのは野手陣対投手陣の紅白戦。最後は今季加入し24本塁打を放った外野手の細川がマウンドに立ち、柳を中飛に打ち取って野手陣が勝利した。 細川は3万5千人超が集まった会場を沸かせて「楽しかった。来年は勝ちを多く見せられるように」と笑顔で話した。選手会長の柳は2年連続最下位の成績を踏まえ「これからも厳しい叱咤激励をお願いします」とファンにあいさつした。
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西武・蛭間、600万円増 今季56試合に出場
西武の蛭間が25日、600万円増の年俸2200万円で契約更改した。早大からドラフト1位入団した今季は56試合に出場し、打率2割3分2厘、2本塁打、20打点。「思ったより上がったので、びっくりした」と声を弾ませ、来季は外野の定位置獲得を期し「全試合出場するぐらいの気持ちで、この冬、準備したい」と意欲を示した。 右腕手術を受けた森脇は400万円減の3600万円、左肘手術の佐々木は現状維持の2千万円でともに育成選手契約を結んだ。(金額は推定)
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日ハム、山崎福也の獲得発表 オリックスからFA
日本ハムは25日、オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言した山崎福也投手(31)と入団合意に達したと発表した。 今季11勝(5敗)を挙げた左投手は推定年俸6千万円で、人的補償がいらないCランクとみられる。ヤクルト、巨人が監督同席で交渉するなど、残留を求めたオリックスを含む6球団による争奪戦となっていた。
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西武、外崎が新選手会長 高橋の後任
西武は25日、新選手会長に外崎が決定したと発表した。高橋の後任として来季から務める。外崎の「選手全員がより成長し、活躍できる環境を球団と共に整えられるよう努める。ライオンズに入って良かったと思ってもらえる選手を一人でも多く増やせれば」などとする談話を出した。
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中日と沖縄・北谷町が協定締結 スポーツ軸にまちづくり
中日は25日、キャンプ地の沖縄県北谷町と、スポーツ振興を基軸に個性豊かなまちづくりを推進するための包括連携協定を結んだ。中日からの申し入れで実現し、球団と町によるとプロスポーツチームと沖縄県内の自治体が同様の協定を締結するのは初めて。 バンテリンドームナゴヤで行われた調印式に出席した吉川社長兼オーナー代行は「地域のお役に立てるのは大変うれしい」と話した。渡久地町長は「キャンプ地となって今年で29年。関係を強固にしていけたら」とあいさつした。
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名物ラーメン「竜」、歴史に幕 中日選手ファンに愛され40年超
プロ野球中日の2軍本拠、ナゴヤ球場(名古屋市)近くのラーメン店「ラーメン専科 竜」が22日に閉店した。ファンだけでなく中日元監督の星野仙一さん(故人)にも愛された名物店。店主の体調を理由に42年に及ぶ歴史に幕を下ろした。 カウンターとテーブル2卓のこぢんまりとした店内に、懐かしい正統派の味。壁には選手のサインや紙面が飾られていた。店主の吉田和雄さん(81)は多くの交流を懐かしみ「選手たちとの思い出がたくさんある。それが財産」と振り返る。 営業最終日は開店前から常連客らが列をつくり、祖父江大輔投手ら選手も駆けつけた。10月中旬に営
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⚾静岡市長、川勝知事「球史に名刻んだ」 プロ球団「ハヤテ223」誕生に喜び
静岡市が拠点の野球球団「ハヤテ223(ふじさん)」の杉原行洋代表は24日、来季からのプロ野球2軍ウエスタン・リーグ参入が正式決定したことを難波喬司市長と川勝平太知事に報告した。両首長とも「日本プロ野球史に名を刻んだ」などと喜び、行政として球団運営を支援していくことを約束した。 市役所静岡庁舎を訪れた杉原代表は、プロ野球球団が新規2球団を加えても全国に14球団しかないことに触れ、「(サッカーJリーグの)清水エスパルスが(リーグ発足時加盟クラブの)『オリジナル10』を成し遂げたのと同じくらいの重みを感じている」と述べた。その上で、「球団の立ち上げは非常に困難を伴う」として支援を要請した。球団社
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楽天の安楽投手がハラスメントか 複数選手から訴え、事実関係調査
プロ野球楽天の複数の選手が、安楽智大投手(27)によるハラスメント行為を球団に訴えていることが24日、関係者への取材で分かった。森井誠之球団社長は「私の耳にも入ってきている。事実関係の調査はしっかりやる」とし、球団のコンプライアンス担当者も交えて安楽投手本人や周辺への聞き取りを行う。 選手らの証言によると、ロッカールーム内で若手選手の下着を脱がして下半身を露出させたり、食事の誘いを断った後輩に対して深夜にしつこく電話をかけたりする行為があったという。かつて楽天に在籍した元選手は、春季キャンプ中に頭部を平手打ちされ、むち打ちの症状が出たと明かした。
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ヤクルト、松本と合意 ドラフト
ヤクルトがドラフト2位で指名したトヨタ自動車の松本健吾投手(24)=180センチ、83キロ、右投げ右打ち=の入団が24日、決まった。契約金7千万円、年俸1500万円で合意した。(金額は推定)
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ソフトバンク、4位村田と合意 ドラフト
ソフトバンクがドラフト4位で指名した明大の村田賢一投手(22)=180センチ、92キロ、右投げ右打ち=の入団が24日、決まった。契約金5千万円、年俸1千万円で合意した。(金額は推定)
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常広「新人王が目標」 広島1位、入団合意
広島がドラフト1位で指名した青学大の常広羽也斗投手(22)=180センチ、73キロ、右投げ右打ち=の入団が24日、決まった。東京都内で交渉し、契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1600万円で合意した。先発の即戦力候補は「1年間、1軍に帯同できる実力を持った選手になっていきたい。新人王を目標に頑張っていきたい」と抱負を語った。 大分県出身で150キロ台の直球と落差のあるフォークボールが武器の本格派。三振が奪える持ち味をさらに磨くため、「バットに当たらないストレートを投げられる投球フォームを考えて練習している。まだまだ安定感は低い」と課題を挙げた。(金額は
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中日、辻本内野手と合意 ドラフト3位
中日がドラフト3位で指名した仙台大の辻本倫太郎内野手(22)=168センチ、73キロ、右投げ右打ち=の入団が24日、決まった。契約金5500万円、年俸900万円で合意した。(金額は推定)
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楽天・岸、2億1千万円で更改 チーム最多の9勝
楽天の岸孝之投手が24日、仙台市の楽天モバイルパーク宮城で契約更改交渉を行い、1千万円増の年俸2億1千万円でサインした。12月4日で39歳となるベテランは「(チーム最多の)9勝とはいえ、クライマックスシリーズに行けず離脱もあったのに、まさかの評価をしていただいた」と話した。 5月2日のロッテ戦で通算150勝を達成。8月11日のオリックス戦では、チームで今季唯一となる完投を、自身2年ぶりの完封で果たすなど衰えを感じさせない投球を見せた。 プロ18年目の来季に向け「2桁(勝利)にいってチーム内で一番になりたいし、若い子にも負けないよ
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楽天、古謝「先輩方の記録超す」 新入団選手発表
楽天は24日、仙台市のホテルで新入団選手発表を行い、ドラフト1位の古謝樹投手は「イーグルスの偉大な先輩方の記録を超せるように頑張っていきたい。1年目から皆さんに納得していただける数字を残していかないといけない」と意気込んだ。新入団選手は次の通り。 ドラフト1位 古謝樹投手(22)=桐蔭横浜大、182センチ、75キロ、左投げ左打ち、背番号17▽2位 坂井陽翔投手(18)=兵庫・滝川二高、186センチ、88キロ、右投げ右打ち、53▽3位 日当直喜投手(18)=東京・東海大菅生高、190センチ、105キロ、右投げ右打ち、54▽4位 ワォーターズ璃海内野手(18)=日
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DeNA度会、トリプルスリーを 新入団選手発表
DeNAは24日、横浜市内で育成選手を含む11選手の新入団発表を行った。ドラフト1位の度会隆輝外野手は「トリプルスリー(打率3割、30本塁打、30盗塁)ができるぐらいの選手になれたら。死に物狂いで頑張りたい」と意気込みを語った。新入団選手は次の通り。 【ドラフト】1位 度会隆輝外野手(21)=ENEOS、183センチ、83キロ、右投げ左打ち、背番号4▽2位 松本凌人投手(21)=名城大、185センチ、88キロ、右投げ右打ち、34▽3位 武田陸玖外野手(18)=山形中央高、173センチ、78キロ、左投げ左打ち、33▽4位 石上泰輝内野手(22)=東洋大、172セ
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日本ハム吉田輝星がトレード 黒木優太と交換でオリックスへ
日本ハムの吉田輝星投手(22)とオリックスの黒木優太投手(29)のトレードが成立したことが24日、両球団から発表された。 吉田は秋田・金足農高のエースとして2018年夏の甲子園大会で準優勝し、19年にドラフト1位で入団。昨季は主に中継ぎで51試合に登板したが、今季は3試合にとどまっていた。黒木は神奈川・橘学苑高から立正大を経て17年にドラフト2位で入団。今季は12試合に登板して1勝5敗、防御率6・58だった。 吉田は「5年間、優勝に貢献するような活躍ができず申し訳ないし、すごく悔しい。たくさんの方々に支えられて感謝しかありません
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火の国、新監督に元横浜ローズ氏 野球の独立リーグ
野球の独立リーグ、ヤマエグループ九州アジアリーグで熊本県を拠点とする火の国サラマンダーズは24日、プロ野球の横浜(現DeNA)の主軸打者として1998年の日本一に貢献したロバート・ローズ氏(56)が新監督に就任すると発表した。球団を通じ「非常にわくわくしている」などとコメントした。2022年シーズンから率いた馬原孝浩監督は退任していた。 火の国は今季、各独立リーグの優勝チームで争うグランドチャンピオンシップで2連覇を果たした。
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中日、前巨人の中島ら4選手獲得 前ソフトバンクの上林も
中日は24日、通算1928安打をマークしている前巨人の中島宏之内野手(41)、前ソフトバンクの上林誠知外野手(28)、ともに前阪神の山本泰寛内野手(30)と板山祐太郎外野手(29)の獲得を発表した。板山外野手は育成契約。いずれも今季限りで戦力外とされた。 中島は強打の内野手として活躍し、西武、米マイナーを挟んでオリックス、19年からは巨人でプレー。日米23年目の今季は8試合の出場にとどまった。上林は2018年に22本塁打をマーク。以降は出場機会が減り、10年目の今季は56試合で成績も低迷した。 内野をどこでも守れる山本は今季の1
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⚾常葉大菊川高・鈴木叶捕手「早くプレーしたい」 ドラフト4位指名ヤクルトと仮契約
プロ野球のヤクルトからドラフト4位指名を受けた常葉大菊川高の鈴木叶捕手(17)=181センチ、82キロ、右投げ右打ち=が23日、仮契約を結んだ。掛川市内で交渉し、契約金3500万円、年俸550万円(金額は推定)で合意。背番号は65となった。新入団者発表は12月初旬に行われる。 交渉を終え、「やっとプロ野球選手になるという感覚。早くプレーしたい気持ちになった」と表情を引き締めた。強く安定したスローイングと柔軟なリストワークを生かした守備力に高い評価を受ける鈴木。だが、先日見学したヤクルトの秋季キャンプでは打ち損じの少ない打撃練習を目の当たりにし、「自分にはない部分。打撃のほうもレベルアップし
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⚾Vパレード 100万人の歓喜 神戸と大阪 阪神 日本一/オリックス パ3連覇
18年ぶりにプロ野球セ・リーグを制覇した阪神と、パ・リーグ3連覇を果たしたオリックスの優勝記念パレードが23日、神戸、大阪両市で開催された。計4回のパレードに集まった人は延べ100万人。いずれの会場でも多くのファンが沿道を埋め尽くし、激戦を戦い抜いた選手らに声援を送りながら優勝の歓喜に再び酔いしれた。 午前は阪神が神戸市中心部、オリックスが大阪市のメインストリート「御堂筋」をバスに分乗してそれぞれ行進。両会場とも約2キロの大通りを1時間ほどかけてゆっくり進み、選手らがファンに手を振って喜びを分かち合った。午後は場所を入れ替えて行われた。 神戸市の会場では、オリックスの中嶋聡監督が「こんな
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長嶋さん、東京ドームに登場 肉声で激励「勝つ、勝つ、勝つ」
昨年9月に脳内出血のため入院した巨人の長嶋茂雄元監督が23日、東京ドームで開かれたファン感謝イベントに登場し、「来年は絶対勝とう。大いに勝とう。勝つ、勝つ、勝つ」と肉声でチームを激励した。 長嶋元監督はイベントの終盤、スーツ姿で車いすに乗ってグラウンドへ現れ、岡本和真内野手ら主力選手と握手を交わした。阿部慎之助新監督から「あの言葉をいただきたい」とお願いされると、監督時代の1994年にシーズン最終戦でリーグ優勝を決めた「10・8」決戦の際にチームを鼓舞したことで知られる「勝つ、勝つ、勝つ」のフレーズを披露した。
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中日の清水、5000万円で更改 勝野は倍増、7勝の小笠原は保留
中日中継ぎの清水達也投手が23日、ナゴヤ球場で契約交渉し、1800万円増の年俸5千万円で更改した。今季は終盤の継投を任され、昨年に続いて50試合に到達し25ホールドをマーク。7年目の来季に向け「満足せずに上を目指したい」とさらなる飛躍を誓った。 中継ぎに転向し、50試合で防御率2・01とフル回転した勝野昌慶投手は2100万円増の4千万円でサイン。「一年間、勝ちパターンで投げられるように」と来季について明るい表情で話した。 5年ぶりに開幕投手を務めて7勝12敗だった小笠原慎之介投手は6600万円から増額と見られる提示を「ふに落ちな
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ドラフト1位西舘「一年1軍に」 巨人が新入団選手発表
巨人は23日、東京ドームでのファン感謝イベントで新入団選手発表を行い、ドラフト1位の西舘勇陽投手は「一年間1軍にいることを目標に、少しでもチームに貢献できるように頑張りたい」と意気込みを述べた。新入団選手は次の通り。 【ドラフト】1位 西舘勇陽投手(21)=中大、185センチ、79キロ、右投げ右打ち、17▽2位 森田駿哉投手(26)=ホンダ鈴鹿、185センチ、88キロ、左投げ左打ち、47▽3位 佐々木俊輔外野手(24)=日立製作所、174センチ、80キロ、右投げ左打ち、44▽4位 泉口友汰内野手(24)=NTT西日本、178センチ、80キロ、右投げ左打ち、35
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日本ハム、来季開幕は伊藤 新庄監督がイベントで発表
日本ハムの新庄剛志監督が23日、エスコンフィールド北海道で行われたファン感謝イベントで、来季の開幕投手を伊藤大海投手が務めると発表した。日本ハムは3月29日に敵地でロッテと対戦する。 伊藤は今季終盤の9月下旬に監督から伝えられていたという。4年目で初の大役を担うことになり「来年絶対チームとして優勝するために、まず1勝目を全力でとりにいきます」とファンの前で宣言した。 また、新庄監督は来季のスローガンをファンから募集することも発表した。
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阪神、仙台育英・山田と合意 ドラフト3位指名の内野手
阪神がドラフト3位で指名した宮城・仙台育英高の山田脩也内野手(18)=177センチ、71キロ、右投げ右打ち=の入団が23日、決まった。契約金5千万円、年俸600万円で合意した。(金額は推定)
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西川「カープと戦いたい」 広島のファン感謝デー
広島から国内フリーエージェント(FA)権を行使してオリックス入りが決まった西川龍馬外野手が23日、マツダスタジアムで行われた広島のファン感謝デーに参加した。「FAを取れる選手になれたのも、いつも応援してくださるファンの皆さんのおかげです。日本シリーズでカープと戦いたい。8年間、お世話になりました」とあいさつした。 新井貴浩監督は西川にエールを送った。「さみしいですけど、頑張ってこいよ。来シーズンは選手全員で頑張って優勝して、龍馬がいるオリックスと日本シリーズを戦えるように頑張ってまいります」と語った。
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広島が新キャッチフレーズ 「しゃ!」
広島は23日、来季のキャッチフレーズが「しゃ!」に決まったと発表した。「勝しゃ」になる意思と「がむしゃら」に戦う決意を込めたという。
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DeNA森原は5700万円 2200万円増でサイン
DeNAの森原が23日、横浜市の球団事務所で契約交渉し、2200万円増の年俸5700万円でサインした。今季は後半戦から抑えを務め、46試合の登板で2勝1敗17セーブ、防御率2・32で「ある程度の仕事はできた。来季も(抑えを)目指していきたいし、年間通して投げ抜きたい」と話した。 柴田は今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず残留し、400万円減の5200万円でサイン。今季は86試合に出場したが守備固めでの起用が中心で「これで満足する選手はいない。レギュラーで優勝したい」と意気込んだ。(金額は推定)
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阪神・オリックスが優勝パレード 神戸と大阪、バスで行進
プロ野球で18年ぶりにセ・リーグを制覇し日本一を達成した阪神と、パ・リーグを3連覇したオリックスの優勝記念パレードが23日、開催された。午前は阪神が神戸市中心部、オリックスが大阪市のメインストリート「御堂筋」で、監督や選手らがパレード用のバスに乗って行進し、沿道に詰めかけたファンらの声援に手を振って応えた。 パレードは大阪府や兵庫県、経済団体などでつくる実行委員会が主催。午前11時から阪神は神戸市中央区の公園「東遊園地」前でオープニングセレモニーを実施した。岡田彰布監督は「タイガースとしては日本一の栄冠を勝ち取って初めてのパレード。熱い声援のお礼をしたい」とあ
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今永、週明けまでに申請か 米移籍へポスティング
【ロサンゼルス共同】プロ野球DeNAからポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指す今永昇太投手(30)の申請手続きが、週明けの27日までに行われる見込みだと22日、メジャー公式サイトが伝えた。大リーグ機構から全30球団に契約可能選手として通知されれば、45日間の交渉期間に入る。 左腕の今永は今季22試合に登板して7勝4敗、防御率2・80。174奪三振でタイトルを獲得した。日本が優勝した今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では決勝に先発した。 今オフの移籍市場で先発投手の需要は高く、複数球団が獲得に乗り出すとみられ
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度会「史上初の4割を」 DeNA1位が入団合意
DeNAからドラフト1位で指名されたENEOSの度会隆輝外野手(21)=183センチ、83キロ、右投げ左打ち=の入団が22日、決まった。横浜市内で入団交渉し、契約金1億円、年俸1600万円で合意した。即戦力の期待がかかる好打者は「目標は高く、史上初の打率4割を打てる打者になりたい」と宣言した。 チームカラーを意識し、青いスーツ姿で交渉に臨んだ。神奈川・横浜高時代の3年前のドラフト会議では指名漏れを味わい、社会人野球で力を伸ばした。最高評価でプロの世界に入ることになり「感謝しているの一言。結果で恩返ししたい」と話した。 ENEOS
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ヤクルト、伊藤と入団合意 ドラフト5位内野手
ヤクルトがドラフト5位で指名したルートインBCリーグ新潟の伊藤琉偉内野手(21)=180センチ、78キロ、右投げ右打ち=の入団が22日、決まった。新潟市内で交渉し合意した。
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巨人、又木と入団合意 ドラフト5位投手
巨人がドラフト5位で指名した日本生命の又木鉄平投手(24)=182センチ、92キロ、左投げ左打ち=の入団が22日、決まった。契約金5千万円、年俸1千万円で合意した。背番号は46。巨人が指名した全12選手の入団が決まった。(金額は推定)
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ソフトバンク、大山と入団合意 ドラフト6位投手
ソフトバンクがドラフト6位で指名した東日本国際大の大山凌投手(21)=180センチ、78キロ、右投げ右打ち=の入団が22日、決まった。契約金3千万円、年俸800万円で合意した。(金額は推定)
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長嶋氏「いずれ姿見せてくれる」 巨人オーナーが現状説明
巨人の山口寿一オーナーが22日、東京都内で取材に応じ、入院中の長嶋茂雄元監督の現状について「退院はしていないが、体調が悪いわけではない。いずれお姿を見せてくれると思っている」と語った。昨年9月に転倒し、脳内の出血のため入院となった。 長嶋元監督は今月、阿部慎之助新監督を電話で激励している。山口オーナーは「阿部監督に期待すると。新しい野球、面白い野球をやってくれるんじゃないかと言っていた」と説明した。
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Vパレード、元祖はどこ? 2チーム同時、23日開催
関西勢対決を制し日本一となったプロ野球阪神とオリックスが23日、大阪と神戸で優勝記念パレードを開く。シーズン終了後の風物詩だが、いつから始まったのか。各球団への取材や球団史などによると、日本一を祝うものでは1954年の中日が公式記録が残る範囲で最も古いことが判明。ただ、パレードなのか定かでない「行進」や、日本一以外のパレードの記録もあった。 中日新聞社(名古屋市)によると、54年に初の日本一となった中日の選手らは11月8日、オープンカーに乗り同社本社前や繁華街・栄など市内をパレードした。当時の写真は残っているが、実施の経緯を知る人物は見当たらず、球団史にも詳し
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銀次が引退表明「本当に感謝」 楽天一筋18年
楽天の銀次内野手(35)=本名赤見内銀次=が22日、仙台市内で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。岩手県出身で、生え抜きとして18年間プレー。2013年に球団初の日本一に貢献した巧打者は「本当に感謝の気持ちしかない」と実感を込めた。球団の「アンバサダー」に就くことも発表された。 6試合の出場にとどまった今季終了後に来季の構想外を伝えられ、現役続行への強い思いも募ったという。今オフに訪れた東日本大震災の被災地で「東北を離れてほしくない、ずっと楽天にいてほしい」という声を多くかけられたといい「やっぱり東北が好きで、生まれた場所。ここで恩返ししていきたいと思
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山本由伸に10球団以上が関心 代理人「これまでで最多」
【ロサンゼルス共同】プロ野球オリックスからポスティングシステムで米大リーグ移籍を目指す山本由伸投手の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が21日、オンラインで取材に応じ「これまでの選手の中で最も多くの球団が関心を示している。10球団以上15球団未満だ」と明かした。この日からメジャー球団との交渉が解禁された。 交渉期間は米東部時間2024年1月4日午後5時(日本時間同5日午前7時)までの45日間で、ウルフ氏は「締め切りよりも早く終わらせたい」と語った。山本は現在米国に滞在中で、近く帰国する。
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オリックス、広島の西川を獲得へ 国内FA、4年総額12億
オリックスが、広島から国内フリーエージェント(FA)権を行使した西川龍馬外野手(28)を獲得することが22日、関係者の話で分かった。近く球団から正式発表される。4年総額12億円以上の大型契約を結ぶとみられる。 大阪府出身の西川は、福井・敦賀気比高から社会人の王子を経てドラフト5位で2016年に広島に入団。通算8シーズン、821試合出場で815安打、打率2割9分9厘の成績を残した。今季はリーグ2位の打率3割5厘、チーム最多の56打点をマークした。 オリックスは主砲だった吉田正尚外野手が昨オフに米大リーグ・レッドソックスに移籍し、強
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ロッテの小島は1億500万円 チーム最多10勝で大台到達
ロッテの小島和哉投手が21日、千葉市のZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉を行い、3700万円増の年俸1億500万円でサインした。5年目の今季は開幕投手を務めて25試合に登板し、チーム最多に並ぶ10勝(6敗)を挙げ防御率3・47。3年連続で規定投球回をクリアし「(1億円の大台は)一つの目標にしていたので、すごくうれしい」と喜んだ。 今オフは、早大の先輩で42歳のソフトバンク・和田毅投手とともに練習を積む予定だ。来季に向けて「防御率2点台前半を目指すのは当たり前。自分のことだけではなく、周りもしっかり見られるようにしたい」と投手陣のリーダーとして決意を新たにし
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⚾阪神の岩崎(清水東高出)4年契約の2年目へ
阪神の岩崎優投手(清水東高出)が21日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉し、4年総額8億円の複数年契約の2年目にサインした。シーズン途中から抑えを務めて、35セーブで初の最多セーブに輝き、日本一のチームを支えた。「たくさんの方に喜んでいただいた。(タイトルは)チームのおかげ」と充実の1年を振り返った。 若手のサポートなど救援陣をまとめた。「成績で他のメンバーを引っ張っていきたい。ブルペン陣の中で、一番いい数字を出せるようにやっていきたい」と来季を見据えた。 梅野隆太郎捕手は現状維持の年俸1億6千万円で更改した。8月に死球で左手首を骨折して離脱。「来年は王者として見られる。連覇をするため
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返礼品に日ハム戦VIP席 ふるさと納税でエスコン北海道
プロ野球日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」の運営会社と北広島市などは21日、ふるさと納税の返礼品として、日ハムの応援グッズや観戦チケットなどの提供を始めたと発表した。最高額300万円の寄付には特別限定ルームで、球団OB田中賢介さん(42)の生解説付きで試合を観戦できるチケット。 返礼品は他にレプリカユニホームや球場内ホテルの宿泊券、チケット購入に使える電子クーポンなど。今後、返礼品のみの限定品や来季開幕戦のチケットも加える予定という。寄付は専用サイト「ファイターズふるさと納税」上で行う。 21日の記者会見で運営会社の小
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2005年完成の清水庵原球場、新たな歴史へ/名物「ちいちい餅」/三池平古墳とJ-STEP【わたしの街から】
東名高速道の清水インターチェンジ(IC)や新東名高速道の清水いはらICなど、車移動の要所を持つ静岡市清水区の庵原地区。かんきつ類などの農作物生産が盛んで自然豊かな同地区には、清水庵原球場や清水ナショナルトレーニングセンター(J―STEP)、県指定史跡の三池平古墳があり、スポーツや文化の地域資源も豊富だ。 静岡市清水区の新東名高速道清水いはらインターチェンジ(IC)のほど近く。走らせる車の窓を開けると聞こえてくる球音の元を探せば、高台の上にナイター照明の設備が見えた。同区初の市営球場として作られた清水庵原球場だ。完成以来、高校野球をはじめ多くの試合が行われてきた球場は、来季からプロ野球の2
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阪神の前川、350万円増で更改 年俸850万円
阪神の前川が20日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉し、350万円増の年俸850万円で更改した。2年目の今季は1軍デビューを果たし、33試合に出場して打率2割5分5厘。高い打力の一端を示し「来年勝負だと思うので気合を入れていきたい」と決意を語った。 開幕戦で先発出場を果たした小幡は、700万円増の2100万円でサイン。遊撃の定位置を確保しきれず「先発で出る機会があまりなかったのが悔しい部分」とレギュラーを目標に掲げた。 移籍1年目を終えた渡辺諒は250万円減の3750万円、岡留は120万円増の840万円、西純は1千万円増の38
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ロッテ、岡が7千万円で3年契約 山口は4300万円でサイン
ロッテの岡が20日、3400万円増の年俸7千万円で3年契約を結んだ。今季は109試合に出場し、打率2割8分2厘。90安打、7本塁打、33打点はいずれも自己最多で「いろんな人に助けられ、このような成績を収められた。もっともっと向上していきたい」と決意を新たにした。 山口は1500万円増の4300万円でサイン。5年目で初めて規定打席に達したものの打率2割3分5厘と確実性を上げられず、本塁打は目標とした30本の半分以下の14本に終わった。元タレントの多田愛佳さんと結婚したこともあり、「もっとやらないといけない」と気を引き締めた。 井上
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DeNA勝又「必死にやりたい」 野手転向で選手登録
支配下選手登録されることが決まったDeNAの勝又温史外野手が20日、横浜市内の球団事務所で記者会見し「ここからがスタート。一年一年が勝負という気持ちで必死にやりたい」と意気込みを語った。年俸は620万円。 東京・日大鶴ケ丘高から2019年にドラフト4位で入団時は投手だった。育成契約になったものの、今季イースタン・リーグで出場105試合で打率2割7分2厘、6本塁打、30打点。野手転向から好機をつかみ「2回、プロ野球選手になった気持ち。柔らかさのある打撃で勝負したい」と話した。(金額は推定)
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広島のケムナ、2700万円維持 契約更改、9月に手術
広島のケムナが20日、現状維持の年俸2700万円で契約更改した。今季は9月に右肘関節内遊離体と骨棘切除の手術を受けた。経過は良好だそうで「12月半ばにはキャッチボールで、7、8割ぐらいの力で投げられるようになれば」と話した。 塹江は2100万円、中村祐は1千万円でサインした。(金額は推定)
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侍ジャパン、来年3月に強化試合 欧州代表と京セラD大阪で
野球日本代表の事業会社「NPBエンタープライズ」は20日、日本代表「侍ジャパン」が来年3月6、7日に京セラドーム大阪で欧州代表と強化試合を行うと発表した。試合開始時間などの詳細は後日発表される。 日本代表はことし10月に就任した井端弘和監督の下、今月19日まで東京ドームで行われたアジアプロ野球チャンピオンシップで2017年の第1回大会に続く2連覇を果たした。欧州代表には今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で戦ったチェコ代表の選手などが加わるとみられる。
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⚾日本 延長サヨナラV アジアチャンピオンシップ
アジアプロ野球チャンピオンシップ最終日は19日、東京ドームで決勝が行われ、日本は韓国に延長十回タイブレークの末に4-3でサヨナラ勝ちし、2017年の第1回大会に続く連覇を果たした。10月に就任した井端監督は初陣を優勝で飾った。日本は1点を追う十回1死満塁から坂倉(広島)の犠飛で追い付き、その後の満塁機で門脇(巨人)が左前に殊勲打を放った。 先発の今井(西武)が三回に失策絡みで2点先制されたが、五回に牧(DeNA)のソロ本塁打で反撃し、六回に佐藤輝(阪神)の犠飛で同点とした。 3位決定戦は台湾がオーストラリアに4-3でサヨナラ勝ちした。 韓国 0020000001―3 日本 0000
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韓国2冠王、日本投手称賛 アジアプロ野球
19日、東京ドームでのアジアプロ野球チャンピオンシップ決勝で、今季の韓国プロ野球で本塁打と打点の2冠を獲得した4番盧施煥が三回に2点二塁打を放つなど、2安打。それでも勝利には届かず「(日本の)投手力に驚いた。制球力、変化球が素晴らしかった」と潔かった。 日本とは1次リーグに続いて接戦を演じた。「いい経験ができた。よりいい選手になれるように、やっていきたい」と前を向いた。
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日本、延長サヨナラで連覇 アジアプロ野球、韓国下す
アジアプロ野球チャンピオンシップ最終日は19日、東京ドームで決勝が行われ、日本は韓国に延長十回タイブレークの末に4―3でサヨナラ勝ちし、2017年の第1回大会に続く連覇を果たした。10月に就任した井端監督は初陣を優勝で飾った。 日本は1点を追う十回1死満塁から坂倉(広島)の犠飛で追い付き、その後の満塁機で門脇(巨人)が左前に殊勲打を放った。先発の今井(西武)が三回に失策絡みで2点先制されたが、五回に牧のソロ本塁打で反撃し、六回に佐藤輝(阪神)の犠飛で同点とした。 3位決定戦は台湾がオーストラリアに4―3でサヨナラ勝ちした。
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中日ブライトは50万円減 砂田は1200万円減
中日のブライトは19日、ナゴヤ球場で契約交渉し、50万円減の1350万円でサインした。2年目の今季は主に代打で33試合に出場し、打率は2割4分1厘。「今季は単打が多かった。体を強くして二塁打や本塁打を増やしたい」と来季の目標を口にした。 救援左腕砂田は、1200万円減の3800万円で更改した。移籍1年目は登板18試合。終盤にフォームを横投げに変更して試行錯誤を続けている。「ワンポイントリリーフとして出場試合数にこだわって、12球団で一番投げる投手を目指したい」との目標を掲げた。(金額は推定)
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巨人ドラフト1位西舘、活躍誓う 古里・岩手で児童と交流
プロ野球ドラフト会議で巨人にドラフト1位指名された中央大の西舘勇陽投手(21)が19日、生まれ育った岩手県一戸町を訪れ、子どもたちとキャッチボールで交流し、地元の人たちの前でプロでの活躍を誓った。 西舘投手は兄らとともに小学3年で野球を始めた。野球と並行して冬場はクロスカントリーに励み体を鍛えたという。中学の軟式野球部を経て、花巻東高に進学。速球を武器に活躍し、甲子園にも出場した本格派右腕。 この日は、同町が激励会を主催し、西舘投手が小中学生と1球ずつキャッチボール。子どもたちから練習方法などを問われ、西舘投手は「毎日のキャッチ
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ロッテ角中が6600万円で更改
ロッテの角中が19日、1100万円増の年俸6600万円で契約を更改した。17年目の今季は出場86試合で打率2割9分6厘、本塁打は7月の代打逆転サヨナラアーチを含めて自己最多の9本、39打点。「チームは後半戦からオリックスに力の差を見せつけられたが、個人的には悪くないシーズンだった」と満足げに振り返った。 東條は500万円減の5千万円でサイン。登板11試合と昨季から大きく減らし「チームの状態がいい中で、全然投げることができなかった」と悔やんだ。国吉は1千万円ダウンの5千万円で更改した。(金額は推定)
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鍵谷陽平、育成で日ハム復帰 巨人を戦力外
日本ハムは19日、巨人を戦力外となった鍵谷陽平投手(33)と育成選手契約を結んだと発表した。日本ハムには2019年途中まで在籍していた。 戦力外を通告した松岡洸希投手(23)、宮内春輝投手(27)、梅林優貴捕手(25)と育成契約を結んだことも発表した。
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楽天、山田遥楓を育成で獲得 日本ハムを戦力外
楽天は19日、日本ハムを戦力外となった山田遥楓内野手(27)の育成選手契約での獲得を発表した。2015年に佐賀工高からドラフト5位で西武に入団し、トレード加入した日本ハムで今季は29試合に出場して打率2割6分8厘、0本塁打、1打点だった。
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⚾阪神タイガース日本一祝う 静岡猛虎会、「六甲おろし」大合唱
プロ野球阪神タイガースの静岡県内ファンでつくる「静岡猛虎会」(丹治良介会長)は18日、38年ぶりの日本一に輝いた阪神の優勝祝賀会を静岡市葵区で開いた。ファン41人が応援歌「六甲おろし」を大合唱するなど優勝を喜んだ。 丹治会長(76)=同区=は優勝記念のシャツや帽子を身にまとい、「やっとの思いで優勝することができた。長い道のりだったが、今日は阪神の活躍を心から祝いたい」と喜んだ。会場では岡田彰布監督の大好物「パインアメ」が配られた後、祝杯を挙げて優勝の喜びに酔いしれた。 幼い頃からの阪神ファンで、同会メンバーから「トラばあちゃん」の愛称で親しまれている川口信子さん(86)=清水区=は「出身
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ドラ1横山「球界背負う活躍を」 オリックスと入団合意
オリックスからドラフト1位指名された長野・上田西高の横山聖哉内野手(18)=181センチ、85キロ、右投げ左打ち=の入団が18日、決まった。長野県内のホテルで入団交渉し、契約金8500万円、年俸700万円で合意。走攻守三拍子そろったスラッガー候補は「将来は日本代表として球界を背負って活躍したい」と意気込みを語った。 記者会見後には、昨季までオリックスでプレーした吉田正尚外野手(レッドソックス)のサインが入ったバットを贈られた。中学生の頃から打撃フォームを参考にするなど、目標にしてきた存在といい「豪快な打撃に驚かされてきた。地道なことをこつこつやる人間性も見習い
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日本3連勝、決勝は韓国戦 アジアプロ野球第3日
アジアプロ野球チャンピオンシップ第3日は18日、東京ドームで1次リーグが行われ、既に決勝進出を決めていた日本は第1試合でオーストラリアに10―0で八回コールドゲーム勝ちし、1次リーグを3戦全勝で1位通過した。2017年の第1回大会に続く連覇を懸け、19日の決勝で韓国と対戦する。 日本は一回に小園(広島)の適時打で先制し、三回は万波(日本ハム)の適時三塁打などで2得点。5―0の七回に藤原(ロッテ)の2点打などで3点、八回に2点を加えて10点差をつけた。早川(楽天)が5回を完璧に抑え、7奪三振。吉村(ヤクルト)ら救援陣も危なげなかった。1安打に終わったオーストラリ
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巨人、山崎福也と入団交渉 DeNAは4年契約提示か
巨人は18日、オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言した山崎福也投手と入団交渉したと発表した。同日に阿部慎之助監督も同席したとし、吉村禎章編成本部長の「伝えるべきことを伝え、最大限の誠意を示し、良い話し合いの場を持つことができたと思う」との談話を出した。 今季チーム防御率はリーグ5位の3・39で、計算できる左の先発投手が乏しい中、オリックスで今季11勝(5敗)を挙げた山崎福の獲得に動いた。 ヤクルトが16日に交渉した山崎福とはDeNAも初交渉を終え、4年程度の大型契約を提示したもようであることが関係者への取材で分かった
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⚾プロ野球・広島育成2位 静大・佐藤、入団合意 「プレーでファン魅了」
プロ野球ドラフト会議で広島から育成2位で指名された静岡大の佐藤啓介内野手(22)は17日、静岡市内のホテルで入団交渉に臨み支度金319万円、年俸300万円(いずれも推定)で合意した。 佐藤は「プロ野球選手として、求められる社会的責任も大きくなる。自覚を持って、一日一日を大切に準備する。積み重ねが結果につながる」と引き締まった表情を見せた。マツダスタジアムに立つ日をイメージし、「自分を見に行きたいと思わせるような、プレーでファンの皆さんを楽しませるような選手になりたい」と語った。 12月13日に入団発表が行われ、来年1月7日に入寮、翌日から新人合同自主トレに参加する。 (結城啓子)
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高橋、育成契約に 阪神―プロ野球
阪神は17日、高橋遥人投手(常葉橘高出)を育成契約とすると発表した。兵庫県西宮市の球団事務所で契約交渉し、600万円減の1850万円で更改。「良くなってくると前向きになれる。しっかり投げてまた支配下に戻れれば」と復活を誓った。背番号は129。 期待の高いサウスポーだが、けがに泣いて2年連続で1軍登板はなかった。 (金額は推定)
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日本、2―1で韓国下し決勝進出 アジアプロ野球第2日
アジアプロ野球チャンピオンシップ第2日は17日、東京ドームで1次リーグの2試合が行われ、2017年の第1回大会に続く連覇を目指す日本は韓国を2―1で下して2連勝とし、決勝進出を決めた。 日本は先発の隅田(西武)が7回を3安打無失点と好投。三回に併殺打の間の得点で先制し、四回に万波(日本ハム)がソロ本塁打を放った。韓国は1勝1敗。 第1試合は台湾が延長十回タイブレークの末に6―0でオーストラリアに勝ち、大会初勝利。オーストラリアは2連敗となった。 大会は4チームによる1回戦総当たりの1次リーグを経て
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30年熟成の泡盛で優勝祝い 韓国プロ野球、LGツインズ
【ソウル共同】韓国プロ野球で29年ぶり総合優勝を果たした首都ソウルのLGツインズが17日、祝勝会を開き、前回制覇の翌春にキャンプ地・沖縄で「次回優勝時に」と買ったかめ入り泡盛を開封した。30年近く熟成を続けた勝利の美酒で選手らが祝杯を挙げた。 泡盛はLGグループ会長を務めた具本茂氏が1995年に用意したが、チームは長く優勝から遠ざかり、具氏は2018年に他界。祝勝会では息子の具光謨会長が「先代もこの場を喜んで見ていると思う」と語った。 球団によると泡盛は蒸発などで多少減っており、関係者が優勝前に沖縄へ飛んで買い足した。
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ドラフト1位細野、日ハムと合意 「やってやるぞという気持ち」
日本ハムからドラフト1位で指名された東洋大の細野晴希投手(21)=180センチ、86キロ、左投げ左打ち=の入団が17日、決まった。東京都内で入団交渉し、契約金1億円プラス出来高払い、年俸1300万円で合意した。本格派サウスポーは「同世代の人たちに負けないよう、やってやるぞという気持ちはすごくある」と意気盛んだった。 来季の目標として「開幕1軍」と色紙に記した。最速158キロの剛球を誇る一方、制球にやや難が見られる。日本ハムではタイプは異なるものの同じ左投げの加藤貴が先輩となるだけに「すごくコントロールがいいイメージがあるので、いろいろ話を聞いてみたい」と弟子入
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小久保新監督、オフに期待 ソフトB、秋季キャンプ打ち上げ
ソフトバンクは17日、秋季キャンプを打ち上げた。野手陣が練習に励んだ宮崎市では、若手が最後までバットを振り込んだ。各自が課題を持って臨んだ姿に、小久保裕紀新監督は一定の評価をし「オフの過ごし方が差につながるので、トレーニングを積んできてほしい」と期待した。 練習終了後にはキャンプ参加者で野手最年長の周東佑京内野手が「いい姿で(来年の春季)キャンプに集まれるように」とあいさつ。ほとんどの時間を打撃に費やし、データを取るなど強化に努めた。来季に向け「フィジカルが弱い。バランスを考えながら体重を増やして、体を強くしたい」と意気込んだ。
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ヤクルトが西川を獲得 ソフトB戦力外の嘉弥真らも
ヤクルトは17日、楽天を戦力外となった西川遥輝外野手(31)の獲得を発表した。楽天移籍2年目の今季は出場35試合で打率1割8分1厘、1本塁打、4打点と振るわなかったが、日本ハム時代に盗塁王4度、ゴールデングラブ賞に4年続けて輝いた実績などを評価。外野手の層を厚くした。 ともにソフトバンクを戦力外となった嘉弥真新也投手(33)、増田珠内野手(24)との基本合意も発表。今季23試合に投げて防御率5・25と苦しんだ嘉弥真は昨季まで6年連続で50試合以上に登板した力があり、救援陣を補強した。
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広島、マクブルーム退団 デビッドソンも
広島は17日、マクブルーム内野手、デビッドソン内野手と来季の契約を結ばないと発表した。2年目のマクブルームは70試合の出場にとどまり打率2割2分1厘、6本塁打、31打点。1年目のデビッドソンは112試合で打率2割1分、19本塁打、44打点だった。
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広島が外国人内野手2人獲得 レイノルズとシャイナー
広島は17日、マット・レイノルズ内野手(32)=185センチ、95キロ、右投げ右打ち=と、ジェイク・シャイナー内野手(28)=185センチ、90キロ、右投げ右打ち=を獲得したと発表した。契約金と年俸はレイノルズが30万ドル(約4500万円)と55万ドル(約8300万円)、シャイナーが40万ドル(約6千万円)と80万ドル(約1億2千万円)で合意した。ともに背番号は未定。 米大リーグのレッズなどで225試合に出場したレイノルズは内野を全てこなし、通算打率2割2分9厘、7本塁打、42打点。メジャー経験のないシャイナーは今季マリナーズ傘下の3Aで30本塁打、105打点
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DeNAが森唯斗の獲得を発表 ソフトバンクで18年セーブ王
DeNAは17日、ソフトバンクを戦力外となった森唯斗投手(31)の獲得を発表した。37セーブで最多セーブに輝いた2018年から3年続けて30セーブをクリアした実力を高く評価した。 徳島・海部高―三菱自動車倉敷オーシャンズから14年にドラフト2位でソフトバンクに入団。プロ入りから7年連続で50試合以上に登板した。今季は先発で6試合に投げて2勝3敗、防御率4・60だった。通算470試合登板で25勝27敗127セーブ、防御率2・94。 オリックスを戦力外となった中川颯投手(25)との契約合意に加え、巨人を戦力外となった堀岡隼人投手(2
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アジアプロ野球、日本は白星発進 東京ドームで開幕、台湾に4―0
アジアプロ野球チャンピオンシップが16日、東京ドームで開幕し、2017年の第1回大会に続く2連覇を目指す日本は、井端監督の初陣として1次リーグ初戦で台湾と対戦し、4―0で勝って白星スタートを切った。 先発の赤星(巨人)ら投手陣が好投し、七回に3番森下(阪神)のソロ本塁打で均衡を破った。九回は坂倉(広島)の適時打などで3得点。2回を投げて3三振を奪った根本(日本ハム)ら救援陣も危なげなかった。 第1試合は韓国が延長十回タイブレークの末に3―2でオーストラリアにサヨナラ勝ちした。 大会は4チームが出場
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国学院大・武内、西武と入団合意 ドラフト1位、新人王獲得へ意欲
西武にドラフト1位で指名された国学院大の武内夏暉投手(22)=185センチ、90キロ、左投げ左打ち=の入団が16日、決まった。横浜市内のホテルで入団交渉し、契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1600万円で合意した。ドラフト会議で3球団が競合した即戦力候補は「新人王を取れるように」と決意を込めた。 目標にする西武の選手に、アジアプロ野球チャンピオンシップ日本代表の隅田知一郎投手を挙げた。同じ左投手で「真っすぐ、変化球ともにレベルが高いし、先発において完成されている」と背中を追いかけていく。潮崎哲也編成ディレクターは「体の不調さえなければ普通に(先発)ロー
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炭谷が西武復帰、6年ぶり 背番号27、今季まで楽天
西武は16日、今季まで楽天でプレーした炭谷銀仁朗捕手(36)を獲得したと発表した。プロ入りした2006年から18年まで所属した古巣への6年ぶりの復帰となる。球団を通じ「率直にうれしい。思い入れのあるベルーナドームで、ライオンズのユニホームをまとってファンの皆さまの前でプレーできることに特別な感情がある」とコメントした。背番号は27に決まった。 京都・平安高(現龍谷大平安高)から高校生ドラフト1巡目で西武入りし、19年にフリーエージェント(FA)で巨人に移籍。21年シーズン途中に楽天に加入した。 渡辺久信ゼネラルマネジャーは戦力と
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⚾プロ野球・広島、5位赤塚(中京学院大、磐田福田中出)と合意
広島がドラフト5位で指名した中京学院大の赤塚健利投手(22)=195センチ、109キロ、右投げ右打ち、磐田福田中出=の入団が15日、決まった。契約金3500万円、年俸700万円で合意した。 (金額は推定)
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⚾プロ野球・合同トライアウト 高山ら59人が参加 ハヤテGMが視察
プロ野球で戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウト(入団テスト)が15日、千葉県鎌ケ谷市の日本ハム鎌ケ谷球場で行われ、阪神を戦力外となった高山俊外野手や今季までロッテでプレーした福田秀平外野手ら59人が参加した。静岡県勢ではDeNAを戦力外となった田中健二朗投手(常葉菊川高出)や池谷蒼大投手(静岡高出―ヤマハ出身)らが臨んだ。 シート打撃形式で各投手が打者3人ずつと対戦した。広島で2017年に勝率第1位に輝いた薮田和樹投手や、16年にドラフト1位でソフトバンク入りした高橋純平投手が三振を奪ってアピールした。西武で18年に最多勝を獲得した多和田真三郎投手も登板した。 プロ、
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阪神、ノイジーが残留へ 岡田監督が明言、年棒は減額
阪神の岡田監督は15日、日本シリーズで優秀選手に輝いたノイジーが来季も残留すると明らかにした。秋季キャンプ中の高知県で取材に応じ「残留するよ。契約合意した」と話した。年俸は今季の約1億7900万円から減額するという。 ノイジーは来日1年目の今季は打率2割4分、9本塁打の成績に終わったが、ポストシーズンでは、日本シリーズで2本塁打を放った。6日に離日する際には「また来年も戻ってきたい」と語っていた。 岡田監督はパ・リーグ本塁打王となったロッテのポランコを例に挙げ「2、3年で日本の野球になじんで良くなる外国人も多い。まだ伸びしろはあ
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中日、前巨人の中島を獲得へ 41歳、前ソフト上林らも
中日が、通算1928安打をマークしている前巨人の中島宏之内野手(41)を獲得することが15日、球界関係者への取材で分かった。他に前ソフトバンクの上林誠知外野手(28)、前阪神の山本泰寛内野手(30)も入団する。近日中に発表される見込み。 中島は2001年にプロ入りし、強打の内野手として活躍。西武、米マイナーを挟んでオリックス、19年からは巨人でプレーした。日米23年目の今季は8試合の出場にとどまった。 上林は高卒5年目に22本塁打をマークした18年以降は出場機会が減り、昨年5月に右アキレス腱を断裂して手術。10年目の今季は56試
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アジアプロ野球、16日開幕 連覇狙う日本は台湾戦
アジアプロ野球チャンピオンシップが16日に開幕する。15日は会場の東京ドームで日本、韓国、オーストラリア、台湾の出場4チームが練習を行った。2017年の第1回大会に続く連覇を狙う日本は井端監督の初陣として16日の1次リーグ初戦で台湾と当たる。先発投手は赤星(巨人)と発表された。 日本は4番を務める牧(DeNA)や、宮崎キャンプでの練習試合で好調だった小園(広島)らが打撃練習で快音を響かせた。赤星はダッシュなどで調整した。 大会は原則24歳以下かプロ入りから3年以内の若手選手で争われ、オーバーエージ枠(29歳以下)が3人。日本は1
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中大・西舘「期待伝わった」 巨人1位、入団合意
巨人にドラフト1位で指名された中大の西舘勇陽投手(21)=185センチ、79キロ、右投げ右打ち=の入団が15日、決まった。東京都内のホテルで球団と交渉し、契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1600万円で合意した。即戦力との評価を伝えられ「期待されているのが伝わる。ファンの方に愛される選手を目標にやっていきたい」と語った。 会場近くの東京ドームでは同日、中大の先輩に当たる牧(DeNA)や森下(阪神)らがアジアプロ野球チャンピオンシップ日本代表として練習を行った。「将来的にはそこを目指したい」と先輩たちに続く代表入りにも意欲を示した。(金額は推定)
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巨人の中田翔が自由契約へ 本人が複数年破棄を要望
巨人は15日、中田翔内野手(34)からの申し入れを受け入れ、あと2年残っている複数年契約を解除し自由契約とすると発表した。昨季終了後に3年契約を結んだが、中田翔に契約を途中で終了できる選択権があった。 中田翔は同日、東京都内の球団事務所を訪れ契約終了を要望した。球団を通じ「野球を続けるチャンスを与えてくださった読売巨人軍の皆さまには感謝してもしきれません。今の自分は打席に立ち続けたい、グラウンドに立ち続けたい、その気持ちでいっぱいです」とコメントした。 今季は92試合で打率2割5分5厘、15本塁打、37打点。正一塁手としてスター
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松井裕樹、山川穂高ら権利行使 プロ野球FA、申請期間終了
プロ野球のフリーエージェント(FA)権行使の申請期間が14日で終了し、有資格者106選手のうち、今季取得した海外FA権で米大リーグ移籍を目指す楽天の松井裕樹投手、国内FA権を持つ西武の山川穂高内野手、広島の西川龍馬外野手、オリックスの山崎福也投手らが手続きを行った。15日にFA宣言選手として公示され、16日から全ての球団との交渉が可能となる。 DeNAの石田健大投手も今季取得した国内FA権を行使した。ロッテの田村龍弘捕手は宣言残留を表明しており、西武の平井克典投手は宣言残留を基本線としている。 日本ハムの加藤貴之投手、ヤクルトの
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西武・山川穂高が国内FA権行使 不祥事で今季出場17試合
西武は14日、山川穂高内野手(31)が今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使したと発表した。女性関係の不祥事により今季17試合の出場にとどまった山川は球団を通じ「これからの野球人生に対して重い責任を持ち続けることの覚悟であることをご理解いただけたら幸いです」などとコメントした。 5月に強制性交の疑いで書類送検され、8月下旬に不起訴処分となったが、不祥事の猛省を求めた球団から無期限の公式試合出場停止処分を科された。故障者特例措置により出場選手登録日数が加算され、FA資格取得条件を満たした。 沖縄県出身で、富士大から20
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楽天ドラフト1位の古謝、入団へ サウスポー、契約金1億円で合意
楽天がドラフト1位指名した桐蔭横浜大の古謝樹投手(22)=182センチ、75キロ、左投げ左打ち=の入団が14日、決まった。神奈川県内のホテルで入団交渉し、契約金1億円、年俸1600万円で合意。即戦力候補のサウスポーは「1年目から活躍し、新人王など自分の成長につながる賞を取れたら」と目標を語った。 神奈川・湘南学院高時代は無名だったが、球の出どころが見えにくいフォームと緩急を武器に大学日本代表に選ばれるまでに成長した。父が那覇市出身で、沖縄以外では珍しい名字。「現役中に結果を残し、引退後も名前を覚えてもらえるような選手になりたい」と理想を掲げた。(金額は推定)
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中日ドラフト1位、草加が合意 「新人王取れるよう頑張りたい」
中日からドラフト1位指名された亜大の草加勝投手(21)=182センチ、75キロ、右投げ右打ち=の入団が14日、決まった。東京都内のホテルで入団交渉し、契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1600万円で合意した。最速153キロの直球と制球力が持ち味で「新人王を取れるように、チームの力になれるように頑張りたい」と緊張した表情で意気込んだ。 球団OBで監督も務めた故星野仙一さんと同じ岡山出身。同郷の大先輩に「肩を並べるような結果を出せるように」と高い目標を掲げた。契約金の使い道については、女手一つで3兄弟を育てた母明美さんに「車をプレゼントしたい」とうれしそう
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DeNA、高見沢と合意 敦賀気比高、育成ドラフト1位
DeNAが育成ドラフト1位で指名した福井・敦賀気比高の高見沢郁魅内野手(17)=183センチ、85キロ、右投げ左打ち=の入団が14日、決まった。支度金300万円、年俸340万円で合意した。(金額は推定)
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西武、宮沢投手と合意 シンクレアや谷口らも
西武がドラフト5位で指名した四国アイランドリーグplus徳島の宮沢太成投手(24)=185センチ、95キロ、右投げ右打ち=の入団が14日、決まった。契約金3千万円、年俸900万円で合意した。 同じチームから育成ドラフト1位で指名したシンクレア・ジョセフ孝ノ助投手(22)=193センチ、94キロ、左投げ左打ち=は支度金350万円、年俸400万円で、同2位で指名した谷口朝陽内野手(19)=185センチ、85キロ、右投げ右打ち=は支度金350万円、年俸280万円で合意した。 同5位で指名した京都・北嵯峨高の木瀬翔太投手(18)=185
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日ハム、山梨学院大の宮崎と合意 ドラフト3位で指名
日本ハムがドラフト3位で指名した山梨学院大の宮崎一樹外野手(22)=184センチ、84キロ、右投げ右打ち=の入団が14日、決まった。契約金5千万円、年俸900万円で合意した。(金額は推定)
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巨人が三浦、平山と合意 育成ドラフトで指名
巨人が育成ドラフトで指名した2選手の入団が14日、決まった。1位で東京国際大の三浦克也投手(22)=179センチ、80キロ、左投げ左打ち=は支度金290万円、年俸400万円、7位でベイサイドリーグ千葉の平山功太外野手(19)=185センチ、82キロ、右投げ右打ち=も支度金290万円、年俸400万円で合意した。背番号は三浦が012、平山が033。(金額は推定)
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ヤクルト、高野内野手と合意 育成ドラフト2位、背番号026
ヤクルトが育成ドラフト2位で指名した島根・三刀屋高の高野颯太内野手(18)=176センチ、90キロ、右投げ右打ち=の入団が14日、決まった。支度金320万円、年俸280万円で合意した。背番号は026に決まった。(金額は推定)
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DeNA石田投手がFA行使 「後悔ない選択したい」
DeNAは14日、石田健大投手が今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使したと発表した。石田は球団を通じ「残留オファーを頂き悩みましたが、積み重ねて得た権利でもあるので、他球団の評価も聞いて、後悔のない選択をしたい」とコメントした。 広島工高―法大から2015年にドラフト2位で入団。先発も救援もこなし、通算239試合に登板した。今季は23試合に投げて4勝9敗、防御率3・97だった。
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正力松太郎賞に阪神・岡田監督 栗山英樹氏、大谷翔平は特別賞
今年のプロ野球の発展に最も貢献した監督や選手に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が14日、東京都内で開かれ、阪神を38年ぶりの日本一に導いた岡田彰布監督が初受賞した。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した日本代表を率いた栗山英樹氏、米大リーグ、エンゼルスで日本選手初の本塁打王に輝いた大谷翔平には特別賞が贈られた。 選考委員会の座長を務めた山本浩二氏は満場一致で選ばれた岡田監督について「四球を重要視したのは最近ではあまりないのではないか。内野手出身の監督として緻密さがあるという印象」と述べた。 栗山氏は大谷ら大リ
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アジアプロ野球、16日開幕 侍ジャパン連覇へ台湾と初戦
アジアプロ野球チャンピオンシップが16日に東京ドームで開幕する。初陣となる井端監督が指揮を執る日本代表「侍ジャパン」は2017年の第1回大会に続く連覇を狙う。 14日は投手陣の一部と、藤原(ロッテ)がZOZOマリンスタジアムで調整。16日の1次リーグ初戦の台湾戦での先発が見込まれる赤星(巨人)はブルペン入りした。監督は「(選手が)どれだけやってくれるか楽しみ」と高揚感を口にした。 大会は原則24歳以下かプロ入りから3年以内の若手選手で争われ、韓国とオーストラリアを加えた4チームが参加。1回戦総当たりの1次リーグを経て、19日に3
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中日・大島、目標は3000安打 現状維持の2・5億円で更改
中日の大島洋平外野手が14日、ナゴヤ球場で契約交渉し、現状維持の年俸2億5千万円でサインした。来季が2年契約の2年目。8月に達成した史上55人目の通算2千安打は通過点だと強調し「これで終わりではない。2500、3千安打を目標に持ってやっている」と意欲的に話した。 来季、狙うのは自身初の首位打者。9日に38歳となり、タイトル獲得となれば最年長記録の36歳を更新する。「一年を通した成績は満足していない。一からやり直すつもり」と貪欲だった。 チームは2年連続の最下位に沈んだ。巻き返しには全体の底上げが必要とし「今と同じだと同じ結果にな
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広島・西川が国内FA権行使 「パ・リーグでやってみたい」
広島の西川龍馬外野手(28)が14日、昨季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使することを表明した。「パ・リーグでやってみたい。環境を変えて新たな自分探しができたら」と話した。 福井・敦賀気比高から王子を経てドラフト5位で2016年に広島入団。今季は右脇腹負傷による離脱があって出場109試合にとどまったが規定打席数に到達し、リーグ2位の打率3割5厘をマークした。4番打者も務めるなど、巧みな打撃でチーム最多の56打点を挙げた。 昨年は「新井監督に必要だと言われたのが決め手」と残留し、推定年俸1億2千万円の単年契約を結んでい
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⚾広島育成1位、杉田(日大国際)入団合意 「誰よりも早く支配下へ」
プロ野球広島から育成1位で指名された日大国際の杉田健投手(22)=日大三島高出=が13日、三島市の日大国際関係学部で入団交渉し、支度金290万円、年俸300万円(いずれも推定)で合意した。指名あいさつと同日に行われた。 会見した杉田は「誰よりも早く支配下に上がり、チームの戦力として戦いたい」と意気込んだ。話してみたい広島の投手について問われると「大道(温貴)投手。直球が強い。自分も直球で押せる投手になりたい」と回答。目標の投手には黒田博樹さんを挙げ、「球の強さを追求しつつ(黒田さんのように)投球術も生かせたら」と将来像を描いた。 大学3年まで実績がなかった杉田。広島の松本有史スカウトは今
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DeNA今永の一問一答 「大谷選手に投げたい」
DeNAの今永は熱い思いを丁寧に語った。 ―このタイミングで挑戦を決めた理由は。 「侍ジャパンを経験するたびに、そういう思いが出てきたというところ。非常に他者の目を気にしてしまう性格で、そういう自分を変えたい。自分の生き方を変えるのは今しかないというのが、一番の理由でもある」 ―米国で成し遂げたいことは。 「子どもたちが僕のユニホームを着て球場に足を運んでくれる、それが一番はじめの目標。すごい成績を残して、優勝やいろんな記録も達成したい気持ちはあるが、まずは向こうに
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DeNA今永メジャー挑戦へ会見 自分の可能性信じる人に恩返しを
ポスティングシステムを利用して米大リーグ挑戦を目指すDeNAの今永昇太投手が13日、横浜スタジアムで記者会見を開き「自分の可能性を信じてくれる人たちに恩返しができるように、一生懸命プレーしているところを見てもらえたら」と真剣な表情で語った。 メジャーに興味を覚えたのは、日本代表として第1回アジアプロ野球チャンピオンシップにも出場した2017年という。19年のプレミア12や今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝に貢献し「米国の野球はどういうものか。そういった思いが出てきた」と説明した。 先発として安定した働きが見
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野球日本代表、キャンプ打ち上げ 井端監督「まとまれた」
アジアプロ野球チャンピオンシップ(16日開幕・東京ドーム)に臨む日本代表が13日、宮崎キャンプを打ち上げた。最終日は午前のみで軽めに体を動かし、中心打者として期待される牧(DeNA)や小園(広島)らが鋭い打球を飛ばして順調な調整をうかがわせた。 井端監督は「チームがまとまれたのは非常に良かった。あとは本番に向けてベストな状態に持っていければいい」と、6日から鍛えたキャンプを総括した。大会2連覇を目指す日本は16日に台湾との1次リーグ初戦を迎える。
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ソフトバンク風間、1千万円更改 「1年間戦える体づくりを」
ソフトバンクの風間が12日、福岡県筑後市のファーム施設で契約交渉し、80万円減の年俸1千万円で更改した。ドラフト1位で入団し2年目の今季は腰椎分離症で、リハビリに時間を費やし「1年間戦える体づくりをしたい」と話した。 5年目の杉山は100万円減の年俸1500万円でサイン。2月の春季キャンプで右肘を負傷するなど苦しみ、プロ入り後初めて1軍登板がなかった。「もう一回契約してもらったので、来年頑張りたい」と巻き返しを誓った。今季途中に支配下登録された木村光は現状維持の650万円。(金額は推定)
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野球日本代表、広島に逆転勝ち 阪神・森下が本塁打含む2打点
野球日本代表が12日、宮崎市清武SOKKENスタジアムで広島と練習試合を行い、6―3で逆転勝ちした。井端監督の初陣となるアジアプロ野球チャンピオンシップ(16日開幕・東京ドーム)に向けたキャンプでの対外試合を1勝1敗で終えた。 日本代表は1―3の六回に森下(阪神)の本塁打と万波(日本ハム)坂倉(広島)の適時打で3点を奪った。森下は七回も適時打を放ち2安打2打点の活躍だった。 チームは13日にキャンプを打ち上げ、16日に台湾との初戦を迎える。
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巨人・阿部監督、OBにあいさつ チーム再建へ気持ち新た
巨人の阿部慎之助監督が12日、静岡市で行われた球団OBと巨人女子チームによる慈善試合を訪れ、OBらに就任のあいさつをした。原辰徳前監督ら往年の名選手から激励を受け「巨人のいろいろな伝統がある。しっかり理解しつつ、新しいものも取り入れていかなくてはいけない」とチーム再建へ気持ちを新たにした。試合には出場しなかった。 中畑清OB会長は「わざわざ(秋季キャンプ中の)宮崎から来てくれたというだけでも、来年頑張れよ、応援するぜという気持ちになってすごく盛り上がった」と話し、江川卓氏は「OBも含めてみんなで応援していきましょうということになった」とサポートを約束した。
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阪神の佐藤輝明が快音を連発 野球日本代表キャンプ
野球日本代表が11日、宮崎市内でキャンプを行い、アジアプロ野球チャンピオンシップ(16日開幕・東京ドーム)で中軸として期待がかかる佐藤輝明(阪神)が打撃練習で快音を連発した。 大会で救援陣の一角を務める桐敷と及川(ともに阪神)はブルペン入り。井端監督が4番起用を明言している牧(DeNA)は、全体練習終了後に振り込んだ。 12日は広島と練習試合を行い、今井(西武)が先発する。13日にキャンプを終え、16日に台湾との初戦に臨む。
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日本ハム・加藤貴之が残留表明 「ファイターズが一番」
日本ハムの加藤貴之投手(31)が11日、今季資格を取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留することを表明した。エスコンフィールド北海道で記者会見し「正直悩んだが、やっぱりファイターズでプレーしたいのが一番だった」と話した。 FA権を行使していれば、複数球団による争奪戦が確実視されていたサウスポーは「一度きりの野球人生なので他球団の評価を聞いてみたい気持ちもあったが、それ以上にファイターズの皆さんが必要としてくれた。そこがうれしかった」と揺れた胸の内を明かした。来季へ向け「先頭に立って、もっと頑張っていこうと思う」と決意を新たにした。
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⚾オリ紅林、1票に泣く プロ野球Gグラブ、阪神最多5人
プロ野球の守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデングラブ賞が10日に発表され、1985年以来2度目の日本一に輝いた阪神から、3年連続3度目の近本光司外野手ら両リーグ最多の5人が選ばれた。坂本誠志郎捕手と大山悠輔一塁手、中野拓夢二塁手、木浪聖也遊撃手は初選出となった。 セはDeNAから東克樹投手が初受賞し、宮崎敏郎三塁手と桑原将志外野手が2度目の栄誉。中日の岡林勇希外野手は昨季に続いて選ばれた。広島の菊池涼介二塁手は中野に3票及ばず、連続受賞は10年で途切れた。 パはリーグ3連覇のオリックスの山本由伸投手と宗佑磨三塁手は3年連続で、若月健矢捕手が初選出。ソフトバンクからは近藤健介外野手と中村
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井端監督、初指揮は巨人に0―1 日本代表、宮崎で練習試合
野球日本代表が10日、宮崎市清武SOKKENスタジアムで巨人と練習試合を行い、0―1で敗れた。井端監督は初采配を白星で飾れなかったが「内容はみんな良かった」と振り返った。 先発赤星(巨人)や隅田(西武)ら投手陣が1得点に抑えたが、打線が7安打で零敗。その中で2安打をマークした1番の藤原(ロッテ)は、試合後に行われた無死一、二塁から攻撃が始まるタイブレークを想定した練習でも左前打を放った。 日本シリーズを戦った佐藤輝や森下ら阪神勢がチームに合流し、全26選手がそろった。
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ヤクルト2軍の施設移転へ 4年後、埼玉から茨城に
プロ野球のヤクルト球団や茨城県などは10日、2軍の球場や選手寮といった施設を茨城県守谷市に新設するとした協定を結んだ。埼玉県戸田市にある現施設の老朽化に伴い移転する。4年後の2027年2月ごろからの利用を予定する。 協定を締結したのはヤクルト球団とヤクルト本社、茨城県、同県守谷市の4者。守谷市が約20ヘクタールの総合公園を新設するとともに、球団側がうち7・3ヘクタールを新拠点として整備し、球場や屋内練習場、クラブハウスなどを建てる。 ヤクルト本社の成田裕社長は「ファンや地域の皆さまに愛されるような球団を育てていきたい」とコメント
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阪神から近本ら最多の5人選出 ゴールデングラブ賞
プロ野球の守備のベストナインを選ぶ三井ゴールデングラブ賞が10日に発表され、1985年以来2度目の日本一に輝いた阪神から、3年連続3度目の近本光司外野手ら両リーグ最多の5人が選ばれた。坂本誠志郎捕手と大山悠輔一塁手、中野拓夢二塁手、木浪聖也遊撃手は初選出となった。 セはDeNAから東克樹投手が初受賞し、宮崎敏郎三塁手と桑原将志外野手が2度目の栄誉。中日の岡林勇希外野手は昨季に続いて選ばれた。広島の菊池涼介二塁手は中野に3票及ばず、連続受賞は10年で途切れた。 パはリーグ3連覇のオリックスの山本由伸投手と宗佑磨三塁手は3年連続で、
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中日・大野雄大、現状維持3億円 4月に左肘手術、祖父江は1億円
中日の大野雄大投手が9日、ナゴヤ球場で契約交渉し、現状維持の年俸3億円でサインした。3年契約の最終年だったが、一定の条件をクリアしたため契約が1年延長された。今季は4月中旬に左肘手術を受け、登板は1試合に終わった。リハビリを経て9月下旬の2軍戦で復帰した。14年目の来季は開幕からフル回転が期待され「のんびりしている暇はない。しっかり競争を勝ち抜く」と意気込みを語った。 45試合に投げて6年連続40試合以上となった祖父江大輔は1億円、1勝に終わった松葉貴大は5千万円、32試合登板の田島慎二は3500万円で更改。いずれも複数年契約のために現状維持だった。(金額は推
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田村捕手がFA宣言残留を明言 「生涯ロッテで頑張る」
今季に海外フリーエージェント(FA)権を取得したロッテの田村龍弘捕手(29)が9日、FA宣言して残留すると明言した。「FAを行使して残留するのが誠意かなと思った。生涯ロッテで頑張りたい」と力強く語った。ZOZOマリンスタジアムで取材に応じた。 青森・光星学院高(現八戸学院光星高)時代に甲子園を沸かせ、2013年にドラフト3位でロッテ入団。昨季は2試合にとどまった出場が今季は78試合だった。 吉井理人監督は「よくやってくれたと思っている。チームに残ってくれて心強い」と歓迎した。
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平井、国内FA権行使表明 西武残留が基本線と強調
西武の平井克典投手が9日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権の行使を表明した。残留が基本線と強調した上で「もうちょっとライオンズとゆっくりと話がしたいので、時間をくださいという宣言。思いも条件面も話していきたい」と説明。他球団の評価を聞きたいかとの問いには「あまり考えてない」と話した。ベルーナドームで取材に応じた。 来月32歳になる救援投手はプロ入りから7年間で通算337試合に登板したタフさが持ち味。今季は54試合で4勝3敗、防御率2・55で、10月には通算100ホールドを達成した。
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巨人移籍の高橋礼と泉、貢献誓う ソフトバンクからの2投手
ソフトバンクからトレードで巨人に移籍した2投手が9日、宮崎市内で記者会見に臨み、先発に加えて中継ぎでも期待される高橋礼投手(28)は「阪神が日本一になり、手ごわい相手。(来季は)開幕戦がタイガース。開幕から倒して、優勝に貢献できるように頑張りたい」と意気込んだ。 救援起用が見込まれる泉圭輔投手(26)は「(プロ)初勝利が東京ドーム。いい印象もあるので、優勝に貢献できるようにたくさん投げられたら」と表情を引き締めた。 今季は阪神の大竹耕太郎、日本ハムの田中正義両投手ら、ソフトバンクから移籍した選手が光った。近年不振の高橋礼は「そう
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オリックス・杉本が左足首手術 CSで負傷、日本シリーズは出場
オリックスは8日、杉本裕太郎外野手が同日に神戸市内の病院で「左腓骨筋腱腱鞘形成術」を受けたと発表した。今後は状態を確認しながらリハビリを行うという。 10月21日のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第4戦で左足首を痛めて途中交代。痛みを抱えながらも、今月2日の日本シリーズ第5戦で復帰すると、第7戦まで先発出場した。
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巨人の浅野、1230万円で更改 新人で1軍24試合に出場
巨人のドラフト1位新人、浅野翔吾外野手が8日、東京都内の球団事務所で契約交渉し、30万円増の年俸1230万円で更改した。今季は8試合の先発を含む24試合で打率2割5分、1本塁打、2打点。オンラインでの記者会見で「1軍に上がって安打を打てるとは思っていなかった。思っていた以上の経験ができて自信がついた」と前向きに話した。 秋季教育リーグに出場中に腰痛が再発し、現在は回復を優先させる。「焦らず来年1軍に行けるように準備したい」と先を見据えた。 1軍出場なしで2年目を終えた山田龍聖投手は100万円減の1千万円でサインした。(金額は推定
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岡林、打撃練習で快音 野球日本代表キャンプ
野球日本代表が8日、宮崎市内で3日目のキャンプを行い、実戦形式の打撃練習ではアジアプロ野球チャンピオンシップ(16日開幕・東京ドーム)で1、2番打者として期待がかかる岡林(中日)が田口(ヤクルト)から安打を放った。 大会で先発を務める今井と隅田(ともに西武)は打撃練習に登板し、ともに無安打に抑える好投だった。全体練習終了後には井端監督が打撃投手を務め、岡林と秋広(巨人)が精力的に打ち込んだ。日本シリーズに出場していた野口(オリックス)が合流した。 9日は全体練習が休みで、10日に巨人と練習試合を行う。
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楽天の松井裕樹、米挑戦へ決意 海外FA権行使を表明
楽天の松井裕樹投手(28)が8日、仙台市の球団施設で、今季に資格を取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使しての米大リーグ挑戦を表明し「年齢も含め、このタイミングが一番いいと思った。高いレベルにトライしたいと思って決断した」と話した。 同僚の田中将大投手がヤンキースでプレーしていた時から自主トレーニングを一緒に行っていたのが今回の挑戦のきっかけになった。「毎年刺激を受けた中で、腕を磨いていつかはそのステージ(メジャー)に立てるようになりたい」という気持ちが徐々に芽生えていったと説明した。 神奈川・桐光学園高から入団して10
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セ・リーグ、来季3月29日開幕 交流戦は5月下旬から
セ、パ両リーグは8日、2024年のセ・リーグ公式戦と交流戦の日程を発表した。セは3月29日に巨人―阪神、ヤクルト―中日、DeNA―広島で開幕し、各球団143試合が組まれた。パの日程と、試合開始時間入りの詳細日程は後日発表される。 セは22年の上位3チームに開幕カードの開催権が与えられる。3位だった阪神は高校野球の甲子園大会が開催中であることと、京セラドーム大阪をオリックスが使用予定のため開幕カード開催を辞退。4位だった巨人に権利が移った。 交流戦は5月28日に始まり、各球団が違うリーグ6球団と3試合ずつ、計18試合を行う。
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ラミレスさん、殿堂入り祝う会 「特別な一日」、中畑氏ら参加
元DeNA監督のアレックス・ラミレスさんの野球殿堂入りを祝う会が7日、横浜市内のホテルで開かれた。DeNAでの現役時代に監督だった中畑清さん、ヤクルトでともにプレーした古田敦也さんら約300人が参加した中、49歳のラミレスさんは「素晴らしい気持ちでいっぱい。特別な一日」と感慨に浸った。 巨人時代も含め、外国出身選手最多の通算2017安打をマークした元強打者は、妻の提案で黒紋付きはかま姿で登場。「日本でのキャリアは私にとって重要。日本で2千本打ちたいと強く思っていた」と振り返った。 壇上で祝辞を述べた原辰徳前巨人監督は「彼は勉強家
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万波が打撃練習で快音連発 野球日本代表キャンプ2日目
野球日本代表が7日、宮崎キャンプ2日目を行い、アジアプロ野球チャンピオンシップ(16日開幕・東京ドーム)で中軸として期待がかかる万波(日本ハム)が打撃練習で快音を連発した。 現役時代に名手で鳴らした井端新監督は、守備練習で二遊間を務める門脇(巨人)、小園(広島)に実演を交えながら助言を送った。投手陣では大会で先発を務める今井(西武)早川(楽天)らが投球練習を行った。けがで代表を辞退した紅林(オリックス)に代わって選出された野村(日本ハム)が合流した。
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「オリ姫」が選手を後押し 女性ファン呼ぶオリックス
5日に閉幕したプロ野球の日本シリーズで惜しくも敗れたオリックスは今季、レギュラーシーズン主催試合で球団新記録となる約195万人を動員した。パ・リーグ3連覇の戦績はもちろん、「ファン目線で独自のものを」という地道な営業努力が、阪神が圧倒的人気を誇る関西で成果を上げている。 特に力を入れるのが若い女性ファン獲得だ。2014年から「オリ姫」と称してさまざまなイベントを行ってきたが、今年になって人気が急伸。きっかけは選手がアイドルばりの衣装やメークで撮影した写真を球団の交流サイト(SNS)などにアップしたことだ。 人気投票では山崎颯一郎
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オリ・山崎福が国内FA権を行使 「他球団の評価聞きたい」
オリックスの山崎福也投手(31)が7日、今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使した。大阪市内の球団事務所に申請書類を提出し、「一度、他球団の自分への評価を聞きたい。宣言残留も含めて動いていきたい。自分が活躍できる場所か、というのを一番に置いて考える」と話した。 埼玉県出身の左腕、山崎福は東京・日大三高、明大を経てドラフト1位で2015年に入団。今季は23試合に登板して自身初の2桁勝利となる11勝を挙げ、パ・リーグ3連覇に貢献した。通算では39勝45敗。 15日にFA宣言選手として公示され、16日から他球団と交渉できる
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⚾オリックス紅林(駿河総合高出)が日本代表辞退 左手けが、代役に日ハム・野村
オリックスの紅林弘太郎内野手(駿河総合高出)が左手の関節炎のため、アジアプロ野球チャンピオンシップ(16日開幕・東京ドーム)日本代表を辞退したことが6日、発表された。代わって日本ハムの野村佑希内野手が選出され、7日に宮崎市での代表キャンプに合流する予定。 紅林はクライマックスシリーズで左手首に違和感を訴えた。5日まで行われた阪神との日本シリーズでは全7試合に出場し、打率4割で敢闘選手に選ばれた。
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岡田監督「日本一勝ち取れた」 阪神球団オーナーに報告
38年ぶりに日本シリーズを制したプロ野球阪神の岡田彰布監督(65)が6日、大阪市の阪神電鉄本社で杉山健博オーナーに日本一を報告し「まずはリーグ優勝を目指してスタートして、最終的に日本一まで勝ち取ることができた」と勝利の余韻に浸った。 阪神では2008年以来の監督に復帰。就任1年目で日本一を達成した。「久しぶりにチームを預かった。開幕戦と最終戦はそれほど変わらないメンバーでできた。みんなが力を発揮して、ある程度固定できた」と理想のシーズンを送った。 大型連敗で苦しむ時期もなく「さらっと1年間いった印象。こんなに連敗をしないことはな
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山本由伸、満を持して米挑戦 温めた夢「世界で一番に」
プロ野球オリックスの山本由伸が今オフにポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦する。5日、日本シリーズ終了後に球団が発表。最多勝、最優秀防御率など主要タイトル4冠と沢村賞を3年続けて獲得した日本球界最高の投手が、満を持して海を渡る。 3度目の日本シリーズに際し「このタイミングで行くのが一番いい。世界一のリーグで一番になりたい」と語っていた。温めてきた夢の実現へ、機は熟していた。 プロ1年目を終えたオフ、練習を共にした当時DeNAの筒香嘉智の影響で関心を持ち、2年後、球団に初めて思いを伝えた。飛躍した2021年シーズン後、「
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井端ジャパン、宮崎で始動 対話重視、16日に初陣
野球日本代表「侍ジャパン」が6日、アジアプロ野球チャンピオンシップ(16日開幕・東京ドーム)に向け、宮崎市内でキャンプを開始した。初陣となる井端弘和新監督は若手主体のメンバーと積極的に対話する場面が見られ「ほとんどの選手と会話はできた。思いきって全力で戦ってくれればいい」と話した。 投手を含めた守備練習などが行われ、フリー打撃では主軸として期待される牧秀悟内野手(DeNA)や万波中正外野手(日本ハム)らが鋭い打球を飛ばした。日本シリーズを戦った阪神、オリックス勢は10日の練習から合流する予定。キャンプは13日まで行われる。 大会
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プロ野球FA、手続き期間始まる 松井裕樹、権利行使を伝達
プロ野球のフリーエージェント(FA)有資格者が権利行使できる手続き期間が6日、始まった。2年連続でパ・リーグセーブ王の松井裕樹投手は米大リーグへの移籍を目指し、今季資格を得た海外FAの権利を行使することを既に球団に伝えている。 新たに国内FAの資格を取得した西武の山川穂高内野手や日本ハムの加藤貴之投手、ヤクルトの田口麗斗投手、オリックスの山崎福也投手らに加え、引き続きFA権を保有している巨人の中田翔内野手や広島の西川龍馬外野手らの動向が注目される。 有資格者として公示されている106選手は14日までに在籍球団に意思を通知すれば、
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阪神ノイジー「まだふわふわ」 帰国前に、日本シリーズ優秀選手
阪神のノイジーが6日、帰国前に大阪空港で取材対応し「まだうれしい気持ちが続いている。ふわふわしているよ」と笑顔で話した。 日本シリーズでは2本塁打を放ち、優秀選手に輝いた。左翼の守備でつかんだウイニングボールはすぐにポケットにしまったそうだ。「持ち帰りたかった」というが、試合後の記者会見で岡田監督から「帰国する前に(自分のところに)持ってくると思う」と言われ、渋々渡したことを明かした。 第7戦の先制3点本塁打は強烈な印象を残した。「また来年も戻ってきたい」と語った。 ミエセス、ブルワー、ビーズリー
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DeNA宮崎は2億円で更改 来季が6年契約の3年目
DeNAの宮崎敏郎内野手が6日、横浜市の球団事務所で契約更改交渉し、現状維持の年俸2億円でサインした。来季が6年契約の3年目。今季は自己最高の打率3割2分6厘で2度目の首位打者に輝き「今年は個人としての目標は掲げていなかった中で、結果的にいただけたのはうれしく思う」と振り返った。 5年ぶりに20本塁打をマークするなど、34歳で充実のシーズンを送ったが、チームは3位に終わり「中軸を打たせてもらってこの順位にいるのは責任を感じている」と悔しさをにじませた。来季に向けても個人の目標は掲げず「チームとして上を目指して頑張る」と話した。
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関西、あちこちに「日本一」 阪神優勝一夜明け、お祝いムード
プロ野球の日本シリーズで阪神が59年ぶりの関西対決を制し一夜が明けた6日、大阪の街やゆかりの地は祝福ムード一色となった。大阪・梅田には「日本一」の巨大な垂れ幕が登場し、本拠地・甲子園球場の最寄り駅の看板も特別仕様になった。「感無量」「喜びを分かち合いたい」。ファンは38年ぶりの日本一をかみしめた。 早朝の阪神電鉄大阪梅田駅(大阪市)近くの複合ビルには、赤い文字で「覇」「日本一」と記された高さ約38メートルの黄金色の幕がお目見えした。セ・リーグ優勝時は球団カラーの黄色地だったが「今回は日本一なので」と担当者。 甲子園がある兵庫県西
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38年ぶり日本一の歓喜続く 阪神・岡田監督「長かった」
プロ野球阪神が38年ぶりの日本一に輝いた歓喜から一夜明けた6日、関西を中心に盛り上がりが続いた。大阪・梅田には「日本一」の巨大な垂れ幕が登場し、阪神百貨店梅田本店の優勝セールには開店前から約2千人が並ぶなど地元では祝福ムードが広がった。 5日、SMBC日本シリーズ2023で昨年覇者のオリックスに勝って対戦成績を4勝3敗とし、1985年以来2度目のシリーズ制覇を果たした。64年以来59年ぶりの関西対決を巧みな采配で勝利に導いたのは、38年前に主力選手として初の頂点を経験した岡田彰布監督(65)だった。「長かったですね。僕は27歳だったんですけど。選手の時に日本一
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ソフトB高橋礼ら2投手トレード 巨人・ウォーカーと
巨人のアダム・ウォーカー外野手(32)とソフトバンクの高橋礼投手(28)、泉圭輔投手(26)の1対2のトレードが成立し、両球団が6日に発表した。 高橋礼は2年目の2019年に12勝を挙げたが、昨季から2年連続で白星がなかった。「移籍をプラスに捉え、いろんな可能性を信じてプレーしたい」と話した。主に救援で通算118試合に登板した泉は「チャンスをつかみ、どこでも投げたい」と語った。 巨人での2年間で通算29本塁打をマークしたウォーカーは、ソフトバンクを通じ「ホークスの一員になれることにわくわくしている」などとコメントした。
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桂文枝さん「大阪を元気に」 上方ベテラン芸人ら阪神へ賛辞
プロ野球阪神がオリックスとの関西対決を制し、38年ぶりの日本一を成し遂げた快挙に、上方のベテラン芸人たちが賛辞を贈った。落語家の桂文枝さんは「あれよあれよという間につかんだ日本一。大阪を元気にしてくれた」と歓喜した。 落語家の月亭八方さんは岡田彰布監督に「采配日本一のホームラン!!」。オール巨人さんは「漫才師になって10年目で日本一を見られて!漫才師を引退するまでにまた日本一を見られる幸せ!」と興奮を隠さなかった。 タレントの西川のりおさんは、今季のナインは「初々しくハツラツとしてバランスが取れ、最高です」。これまで体験した阪神
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阪神日本一、セール開催 百貨店やスーパー
プロ野球阪神タイガースが日本シリーズを制し38年ぶりに日本一になったのを記念して、阪神百貨店梅田本店(大阪市北区)は6日、「祝・日本一 阪神タイガースご声援感謝セール」を開催した。10日まで。関西のスーパーでもセールを予定している。 開店前には優勝セレモニーを実施し、「38」や「1」にちなんだ特価商品や福袋を用意。 阪神百貨店ではほかに、兵庫県内の3店舗でも開催する。スーパーの阪急オアシスやイズミヤ、カナートは、12日までセールを展開する。
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亡き友・横田さんにささげる日本一 阪神同期・岩崎(清水東高出)、岩貞投手 「一番いい報告を」
早世した仲間へささげる日本一となった。7月に、元プロ野球阪神外野手の横田慎太郎さんが脳腫瘍のため28歳で死去した。2014年に阪神に同期入団した岩崎優投手(32)=清水東高出=や岩貞祐太投手(32)は、特別な思いを胸に戦ってきた。 横田さんは鹿児島実高からドラフト2位で入団。将来の主軸候補と目されていたが、17年の春季キャンプで体調不良を訴えて治療に専念。回復後も本来のプレーは取り戻すことができず、19年限りで現役を引退した。長い闘病の末、今年7月18日に亡くなった。 真摯(しんし)に野球に取り組む姿勢で、多くの人に愛された横田さん。突然の訃報に、チームは悲しみに包まれた。岩崎は「今でも
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西武、山川残留へ交渉 FA行使でも内容見直さず
西武の渡辺久信ゼネラルマネジャーは5日、山川穂高内野手の残留へ向けて交渉に入っていることを明らかにした上で、今年取得した国内フリーエージェント権を行使しても条件を見直さない考えを示した。「あとは山川の代理人からの連絡を待っている。(今後も)そのままの条件」と説明した。単年契約を提示しているとみられる。 山川は5月に強制性交の疑いで書類送検され、不起訴処分となったが、球団から無期限の公式試合出場停止処分を科されている。今季は17試合の出場で打率2割5分4厘、0本塁打、5打点。
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巨人、ソフトバンクがトレードへ ウォーカーと高橋礼ら
巨人のアダム・ウォーカー外野手(32)とソフトバンクの高橋礼投手(28)、泉圭輔投手(26)による1対2の交換トレードが成立する見通しであることが5日、球界関係者の話で分かった。ともに3年連続でリーグ優勝を逃し、巨人は投手力強化、ソフトバンクは外国人打者のてこ入れが課題だった。 下手投げの高橋礼は専大から入団2年目の2019年に12勝を挙げて新人王に輝き、同年の国際大会「プレミア12」で日本代表の初優勝に貢献したが、昨季から2年続けて白星なしに終わった。泉は金沢星稜大から19年に入団し、20年に40試合に登板した。 ウォーカーは
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山本が米大リーグ挑戦へ オリ、ポスティング容認
オリックスは5日、パ・リーグ3連覇の原動力となった山本由伸投手(25)がポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦することを承認したと発表した。山本は同日、阪神との日本シリーズが終了した後に「認めていただいた球団にすごく感謝している」と話した。日本球界を代表する剛腕に対しては、メジャーの複数球団による争奪戦が予想される。 山本は宮崎・都城高から2017年にドラフト4位で入団。21年からリーグ最多勝と最優秀防御率、最多奪三振、勝率第1位の4冠と沢村賞を3年続けて獲得し、3連覇と昨年の日本一の原動力となった。日本代表でも21年東京五輪金メダル、今春のワールド・
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「通用する選手に」 オリ山本、米大リーグ挑戦で
オリックスの山本は米大リーグ挑戦が決まり、引き締まった表情で話した。 ―今の気持ちは。 「まず認めていただいた球団にすごく感謝している」 ―オリックスに7年間在籍した。 「たくさんいい経験もさせてもらったし、すごく成長できた7年間だったので本当に感謝」 ―今季は好結果を残すとの思いがあったか。 「とにかくチームが優勝することが一番ということをずっと思ってプレーした」 ―悔
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日本一まで「長かった」 喜びかみしめる岡田監督
阪神の岡田監督は喜びをかみしめるように話した。 ―38年ぶり2度目の日本一。 「最初の日本一の時は27歳だった。長かった」 ―日本シリーズの相手はオリックスだった。 「最後の最後までどちらに転ぶか分からない展開だった。最後の締めくくりでいいゲームができて本当によかったと思う」 ―試合を振り返って。 「プロ野球で(今季)最後のゲームになった。全国の野球ファンが注目しているので、悔いのないゲームをしようとい
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バースさん「長旅だった」 38年ぶり阪神日本一祝福
プロ野球阪神が球団初の日本一になった1985年の中心選手、ランディ・バースさん(69)も38年ぶりの栄冠を喜んだ。「やっと勝てた。長旅だったね」と感慨もひとしおだ。 85年は三冠王と最優秀選手(MVP)に輝き、セ・リーグ制覇に貢献。掛布雅之、岡田彰布と組む中軸は強力だった。日本シリーズでも3本塁打を放った。「85年のチームは雰囲気がよかった。西武を倒す自信があった」と述懐する。 岡田監督とは家族ぐるみの仲で「奥さんの陽子さんは英語がペラペラでね。よく一緒に食事をしたな」と目を細める。今年3月に始球式のため米国から来日した際には「
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阪神、2度目の日本一 4勝3敗でオリックス破る
SMBC日本シリーズ2023は5日、京セラドーム大阪で第7戦が行われ、阪神がオリックスに7―1で快勝し、対戦成績を4勝3敗として1985年以来38年ぶり2度目の日本一に輝いた。 セ・リーグを18年ぶりに制した阪神は四回にノイジーの2戦連続本塁打となる3ランで先制。五回に森下と大山、ノイジーの3連続適時打で3点を加えた。先発の青柳が五回途中まで無失点の好投を見せ、救援陣も反撃を1点に抑えた。パ・リーグ3連覇のオリックスは先発宮城が五回途中5失点と打ち込まれ、2年連続日本一を逃した。 シリーズ最高殊勲選手(MVP)には阪神の近本が選
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阪神、38年ぶり2度目の日本一 プロ野球、オリックスに4勝3敗
プロ野球阪神が5日、京セラドーム大阪で行われたSMBC日本シリーズ2023の第7戦でオリックスを破って4勝3敗とし、1985年以来2度目の日本一となった。今季就任した岡田彰布監督(65)は主力内野手だった38年前に続き、阪神に栄冠をもたらした。 59年ぶりの「関西対決」となった今シリーズはセ、パ両リーグで独走した2チームが一進一退の攻防を繰り広げた。10年ぶりに3勝3敗ともつれた戦いに阪神が競り勝ち、熱狂的なファンと喜びを分かち合った。 岡田監督は85年にランディ・バース、掛布雅之らと強力打線の中核をなし、球団悲願の日本一を達成
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宮西、日ハム一筋17年目へ 海外FA権行使せず
日本ハムの宮西尚生投手(38)が5日、海外フリーエージェント(FA)権を行使せず、球団と来季の契約を結んだことを表明した。エスコンフィールド北海道で記者会見し「1軍でチームの勝利に貢献したい」と17年目となる来季へ意気込んだ。 3度目の左肘手術を経て臨んだ今季は31試合で防御率2・66と、昨季の不振からの脱却を印象づけた。史上初の通算400ホールドまであと7に迫っており「(記録に)こだわりは持ちたい」と意欲を示した。 中島卓也内野手(32)も残留を発表した。
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山本由伸は「引く手あまた」に MLB、米メディアも活躍を詳報
【ニューヨーク共同】プロ野球オリックスの山本由伸投手(25)が日本シリーズ第6戦で阪神相手に完投勝利を挙げたことについて4日、米メディアも詳報し、大リーグ公式サイトは、今オフの移籍市場の目玉と見込み「大谷翔平の次に引く手あまたの存在になり得る」と高く評価した。 公式サイトは山本の1試合14奪三振がシリーズ新記録であることを記し「132球目に98マイル(約158キロ)をマークした」とスタミナ面を称賛。「直近3シーズン、日本のトップに君臨した投手にとって最終章にふさわしい」と来季のメジャーでのプレーを期待した。 ニューヨーク・ポスト
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⚾紅林弾!オリ逆王手 3番起用、一発回答 プロ野球・SMBC日本シリーズ第6戦 オリックス5-1阪神
SMBC日本シリーズ2023は4日、京セラドーム大阪で第6戦が行われ、パ・リーグ3連覇のオリックスが18年ぶりにセ・リーグを制した阪神に5-1で快勝し、対戦成績を3勝3敗として第7戦に持ち込んだ。 2年連続6度目(阪急時代含む)の日本一を目指すオリックスは山本が1失点完投、シリーズ新記録の1試合14奪三振の力投で日本シリーズ初白星を挙げた。打線は1点を先制された直後の二回に若月の適時打と中川圭の犠飛で逆転。五回に紅林(駿河総合高出)の2点本塁打、八回は頓宮のソロで加点した。1985年以来2度目の頂点に挑む阪神は村上が5回4失点と崩れた。 第7戦は5日に京セラドーム大阪で開催。先発はオ
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日本一お預け、虎党落胆 望みつないだオリファン
4日に行われたプロ野球の日本シリーズ第6戦でオリックスが勝利し、日本一の行方は最終戦に持ち越された。悲願達成に王手をかけていた阪神タイガースファンは肩を落とし、望みをつないだオリックスファンからは喜びの声が上がった。 甲子園球場ではパブリックビューイング(PV)を開催。詰めかけた虎党が固唾をのんで見守ったが、最後の打者が打ち取られると落胆の声が漏れた。試合終了後には拍手と「頑張れタイガース」の大声援。家族と訪れた大阪市の看護師上田由貴さん(32)は「明日こそアレの日や!」と気合を入れ直した。 試合会場となった京セラドーム大阪。オ
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オリックス快勝で第7戦へ 山本がシリーズ新の14奪三振
SMBC日本シリーズ2023は4日、京セラドーム大阪で第6戦が行われ、パ・リーグ3連覇のオリックスが18年ぶりにセ・リーグを制した阪神に5―1で快勝し、対戦成績を3勝3敗として第7戦に持ち込んだ。 2年連続6度目(阪急時代含む)の日本一を目指すオリックスは山本が1失点完投、シリーズ新記録の1試合14奪三振の力投で日本シリーズ初白星を挙げた。打線は1点を先制された直後の二回に若月の適時打と中川圭の犠飛で逆転。五回に紅林の2点本塁打、八回は頓宮のソロで加点した。1985年以来2度目の頂点に挑む阪神は村上が5回4失点と崩れた。 第7戦
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オ5―1神(4日) 山本が1失点完投
オリックスの山本が1失点で完投し、日本シリーズ初勝利。9安打を許しながらも尻上がりに制球を安定させ、14三振を奪った。打線は0―1の二回に若月の適時打と中川圭の犠飛で逆転。五回に紅林の2ラン、八回は頓宮のソロでリードを広げた。 阪神は村上が要所で粘れず4失点。ノイジーのソロで先手を取った打線も好機で一本を欠いた。
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⚾プロ野球日本シリーズ きょう4日、第6戦
SMBC日本シリーズ2023は4日に京セラドーム大阪に舞台を移して第6戦が行われ、対戦成績3勝2敗で1985年以来2度目の日本一にあと1勝としているセ・リーグ覇者の阪神と、本拠地で巻き返しを期すパ・リーグ3連覇のオリックスが対戦する。 試合がなかった3日は両チームとも全体練習を行わず、一部の選手が調整した。発表された第6戦の予告先発は第1戦と同じエース対決となり、阪神の村上は甲子園球場でキャッチボールなどに取り組み、オリックスの山本は大阪市内の球団施設で汗を流した。第1戦では村上が7回2安打無失点と好投し、山本は六回途中7失点だった。 2年連続6度目(阪急時代を含む)の頂点を目指すオリッ
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阪神38年ぶり日本一なるか 4日に日本シリーズ第6戦
SMBC日本シリーズ2023は4日に京セラドーム大阪に舞台を移して第6戦が行われ、対戦成績3勝2敗で1985年以来2度目の日本一にあと1勝としているセ・リーグ覇者の阪神と、本拠地で巻き返しを期すパ・リーグ3連覇のオリックスが対戦する。 試合がなかった3日は両チームとも全体練習を行わず、一部の選手が調整した。発表された第6戦の予告先発は第1戦と同じエース対決となり、阪神の村上は甲子園球場でキャッチボールなどに取り組み、オリックスの山本は大阪市内の球団施設で汗を流した。第1戦では村上が7回2安打無失点と好投し、山本は六回途中7失点だった。
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「怪童」中西太さんしのぶ 母校OBらが追悼試合
今年5月に90歳で亡くなった元プロ野球西鉄(現西武)の強打者で、名指導者としても知られた中西太さんをしのび、母校の香川・高松一高のOB会などが3日、高松市のレクザムスタジアムで追悼試合を開催した。球場内には献花台が設けられ、往年のファンらが、豪打で「怪童」と呼ばれた生前の中西さんの活躍に思いをはせた。 試合前には関係者が黙とうをささげた。始球式をした香川県の池田豊人知事はあいさつで「県の野球界に大きな貢献をされた。楽しい追悼試合にしましょう」と述べた。 同日午後には高松市内のホテルでお別れの会が開かれる。セレモニーには、今春のワ
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神6―2オ(2日) 阪神、八回6点で逆転
阪神が八回に一挙6点を奪って逆転勝ちした。2点を追う八回無死一、三塁で近本が適時打。犠打で好機を広げた後、森下が2点三塁打を放ち、さらに大山の適時打などで突き放した。湯浅が八回を三者凡退に抑えて流れを呼び込んだ。 オリックスは2番手の山崎颯が誤算だった。第2戦から4試合連続登板の宇田川も勢いにのみ込まれた。
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阪神38年ぶり日本一に王手 日本シリーズ第5戦
プロ野球のSMBC日本シリーズ2023は2日、甲子園球場で第5戦が行われ、阪神がオリックスに6―2で逆転勝ちして対戦成績を3勝2敗とし、1985年以来で38年ぶり2度目の日本一へあと1勝とした。 阪神は0―2の八回、森下翔太外野手の2点三塁打や大山悠輔内野手の適時打などで一挙6得点し、試合をひっくり返した。 3日は試合がなく、4日の第6戦から舞台を京セラドーム大阪に戻す。関西の球団同士が日本シリーズで当たるのは南海(現ソフトバンク)が阪神に4勝3敗で競り勝った64年以来、2度目。
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小久保新監督、充実の表情 ソフトバンク秋季キャンプ始まる
ソフトバンクの秋季キャンプが2日から始まり、宮崎市では若手中心の野手が打撃練習などに取り組んだ。小久保裕紀新監督は「個人の課題に焦点を当てた練習ができた。自分のスキルを精いっぱい上げるためのキャンプにしてほしい」と充実した表情だった。 新監督は午後、5年目の渡辺陸捕手の打撃投手を務めた。鋭い日差しを受けながら30分間ほど、約160球を投じ「投げ手がいなかったからね。12月、来年1月と自分が何をするべきなのか、課題を見つける期間にできたらいい」と話した。 チームはキャンプを投手と野手に分けて実施。投手陣は福岡県筑後市のファーム施設
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西武ドラ1武内、背番号21選ぶ ソフトバンク和田に憧れ
西武からドラフト1位指名された国学院大の武内夏暉投手が2日、横浜市内のキャンパスで渡辺ゼネラルマネジャーらの訪問を受け、複数の背番号を提示された中で「21」を選んだ。憧れというソフトバンクの和田がつけている番号で「左のエースという印象もある」と声を弾ませた。 ヤクルト、ソフトバンクとの競合の末に西武が交渉権を得た。ロッテの佐々木朗、オリックスの宮城らと同世代。「本当にこの世代でトップになれるようにと思っているので、負けないように頑張っていきたい」と向上心たっぷりに言った。
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⚾阪神サヨナラ 2勝2敗 プロ野球・SMBC日本シリーズ2023 第4戦
SMBC日本シリーズ2023は1日、甲子園球場で第4戦が行われ、セ・リーグを18年ぶりに制した阪神がパ・リーグ3連覇のオリックスに4-3でサヨナラ勝ちし、対戦成績を2勝2敗の五分に戻した。 阪神は3-3の九回1死から四球と2暴投に乗じて攻め、満塁から大山が左前に殊勲打を放った。3-1の七回に追い付かれても、湯浅らの好救援で勝ち越しを許さず、4時間6分の熱戦の劇的勝利につなげた。 第5戦は2日に甲子園球場で行われ、予告先発は阪神が大竹、オリックスは田嶋と発表された。 ◇第4戦=2勝2敗(18時1分、甲子園、41050人) オリックス 010000200―3 110010001x―4 阪
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オリ山本、MLBで300億超も 日本選手最高、公式サイト
【フェニックス共同】ポスティングシステムでの米大リーグ移籍が取り沙汰されるプロ野球オリックスの山本由伸投手(25)について、メジャー公式サイトは1日、実現すれば6、7年契約で総額2億ドル(約302億円)を超える可能性があると伝えた。 これまで日本選手の米球界移籍時の最高額は、2014年に田中将大(現楽天)がヤンキースと結んだ7年総額1億5500万ドル。 山本は今季16勝6敗、防御率1・21で3年連続の沢村賞に輝いた。記事では、山本が申請されれば今オフの移籍市場で大谷翔平(エンゼルス)に次ぐ2番目のランクとする記者の評価も紹介。ヤ
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岡田監督、ファンへ感謝 声援に「選手たちは奮い立った」
4時間6分に及ぶ熱戦が終わると、阪神の岡田監督はゆっくりとベンチから歩き出した。サヨナラ打の大山とは笑顔でがっちりと握手。お立ち台では開口一番「遅くまですみません。すごい声援に選手たちは奮い立っています」とファンへ感謝の言葉を口にした。 2勝2敗の五分に戻し「きょうの勝ちを無駄にしない。あすは全員で絶対に勝ちたい」。ことし最後の甲子園となる第5戦へ、闘志を示した。
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過去、先に3勝目で75%V 「〇●●〇」のケースは7度
過去73度の日本シリーズで2勝2敗(引き分けがあるケースを含む)となったのは28度あり、そのうち75%の21度は先に3勝目を挙げたチームが日本一に輝いた。 第1戦から「〇●●〇」のケースは7度あり、第4戦で追い付かれた方が4度、追い付いた方が3度制覇している。阪神が2勝2敗になったのは過去4度で、球団史上唯一の日本一になった1985年は第5戦から2連勝した。オリックスの2勝2敗は過去に2度あり、78年は敗れたが昨年は日本一を勝ち取った。
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阪神サヨナラ、2勝2敗に 第5戦は大竹と田嶋が先発へ
SMBC日本シリーズ2023は1日、甲子園球場で第4戦が行われ、セ・リーグを18年ぶりに制した阪神がパ・リーグ3連覇のオリックスに4―3でサヨナラ勝ちし、対戦成績を2勝2敗の五分に戻した。 阪神は3―3の九回1死から四球と2暴投に乗じて攻め、満塁から大山が左前に殊勲打を放った。3―1の七回に追い付かれても、湯浅らの好救援で勝ち越しを許さず、4時間6分の熱戦の劇的勝利につなげた。 阪神は1985年以来2度目の日本一を目指し、オリックスは2年連続6度目(阪急時代を含む)の頂点を狙う。関西勢による頂上決戦は64年以来2度目。
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神4―3オ(1日) 阪神・大山がサヨナラ打
阪神が接戦を制しサヨナラ勝ち。3―3で迎えた九回1死から近本が四球で出ると、二つの暴投で三塁へ。2者連続の申告敬遠で満塁となり、大山が左前に決勝打を放った。シリーズ初登板で九回を無得点に抑えた岩崎に白星が付いた。 オリックスは12安打を放ったが、好機を生かし切れなかった。九回はワゲスパックが制球を乱し自滅した。
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阪神・佐藤輝、連日の3三振 三ゴロをファンブル
1日の日本シリーズ第4戦で、阪神の佐藤輝が七回守備の途中で交代となった。先頭打者のほぼ正面の三ゴロをファンブル。ここから2点リードを追い付かれ、再びピンチを招いた桐敷とそろって交代となった。 打順が一つ下がって6番で出場した今回もタイミングが合わずに3打席続けて三振を喫した。無安打3三振だった第3戦に続いて散々で、今シリーズの打率は1割3分3厘と苦しんでいる。
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ソフトバンクHCに奈良原浩氏 来季スタッフ発表
ソフトバンクは1日、小久保裕紀新監督となる来季のコーチ陣を発表した。ヘッドコーチに今季、楽天で育成総合コーチを務めた奈良原浩氏が就任し、松山秀明内野守備走塁コーチを2軍監督、斉藤和巳投手コーチを4軍監督に配置転換する。スタッフは次の通り。 【1軍】監督 小久保裕紀(52)=青学大 背番号90▽ヘッド 奈良原浩(55)=青学大 92▽投手兼ヘッドコーディネーター 倉野信次(49)=青学大 94▽投手 若田部健一(54)=駒大 72▽同 中田賢一(41)=北九州市大 71▽打撃 村松有人(50)=星稜高 93▽同 村上隆行(58)=大牟田高 78▽内野守備走塁兼作
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ラグビーW杯代表、稲垣が始球式 日本シリーズ第4戦
1日の日本シリーズ第4戦では、ラグビー日本代表でワールドカップ(W杯)フランス大会に出場した稲垣啓太(埼玉)が始球式を行った。大歓声の中で外角付近へ見事なストライク投球。「プロ野球最高峰の舞台で、選手や大勢の観客の皆さんから大きなエネルギーをもらえた。僕もラグビーを盛り上げていきたい」とコメントした。
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山崎福と才木が先発 日本シリーズ第4戦
SMBC日本シリーズ2023は1日、甲子園球場で第4戦が行われ、2勝1敗と先行するパ・リーグ3連覇のオリックスが山崎福、セ・リーグ王者の阪神は才木が先発登板した。 オリックスは頓宮が今シリーズ初本塁打を放った第3戦に続いて4番に入り、森は「3番・捕手」で出場。阪神は佐藤輝を6番に下げ、ノイジーを5番に入れ替えた。 阪神は1985年以来2度目の日本一を目指し、オリックスは2年連続6度目(阪急時代を含む)の頂点を狙う。関西勢による頂上決戦は64年以来2度目。
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楽天、田中将大が右肘手術 試合復帰まで4カ月
楽天は1日、田中将大投手(35)が10月下旬に神奈川県内の病院で、右肘関節鏡視下クリーニング術を受けたと発表した。球団によると、試合復帰まで4カ月を要する見込み。 米大リーグから日本球界に復帰して3年目となる今季は開幕投手を務めたものの、シーズンを通して好不調の波が大きく、24試合に登板して7勝11敗、防御率4・91だった。日米通算200勝にあと3勝に迫っている。
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⚾鈴木叶(常葉大菊川高)「神宮で活躍見せたい」 プロ野球ヤクルト4位 指名あいさつ
プロ野球ドラフト会議でヤクルトから4位指名を受けた常葉大菊川高の鈴木叶捕手が31日、同校で球団の指名あいさつを受けた。橿渕聡スカウトデスク、担当の中西親志スカウトの訪問を受けた鈴木は「身が引き締まる思い。早く1軍に上がり、神宮の舞台で活躍する姿を支えてくれた人たちに見せたい」と決意を語った。 二塁送球1・8秒台の強肩と、高校通算21本塁打の強打を武器とする世代屈指の捕手。橿渕スカウトデスクは「守備力に一番引かれた。リストワークが柔らかく、スローイングも一連の動作でスムーズに投げられる」と評価。「3年間の育成期間を踏まえ、4年目には1軍定着を目指しレギュラーになってもらいたい」と期待を寄せた
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オリックス連勝で2勝1敗 日本シリーズ第3戦
SMBC日本シリーズ2023は31日、甲子園球場で第3戦が行われ、パ・リーグ3連覇のオリックスがセ・リーグ王者の阪神に5―4で競り勝ち、2連勝で対戦成績を2勝1敗とした。 オリックスは0―1の四回に頓宮のソロ本塁打で同点。五回に宗の2点二塁打などで3点を勝ち越した。六回は若月の犠飛で加点。七回に阪神の森下の2点打で1点差に追い上げられたが、宇田川の好救援などで逃げ切った。 阪神は1985年以来2度目の日本一を目指し、オリックスは2年連続6度目(阪急時代を含む)の頂点を狙う。関西勢による頂上決戦は64年以来2度目。
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神4―5オ(31日) オリックス、継投決まり逃げ切り
オリックスは四回に頓宮のソロ本塁打で同点。五回に広岡の内野ゴロで1点を勝ち越し、宗の今シリーズ初安打となる2点二塁打で加点した。六回は若月の犠飛で1点。終盤に1点差に迫られたが、4番手の宇田川が1回1/3を無失点の好救援。平野佳が締め、逃げ切った。 阪神は伊藤将が本来の安定感を欠き、5回4失点だった。
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DeNAバウアー、米国に帰国 来季去就は不透明
DeNAのバウアーが31日、米国への帰国のため羽田空港を出発した。今季はけがもありながら来日1年目で10勝4敗、防御率2・76をマーク。「ジェットコースターのようなシーズンだった。素晴らしい瞬間がたくさんあり、悔しい瞬間もたくさんあった」とコメントした。 球団は来季残留へ努めているが、去就は不透明。ファンへ向け「世界最高の野球ファンであり、皆さんの前で1年間プレーできたことは光栄だった。特別な1年にしてくれてありがとう」と感謝を口にした。
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野球日本代表、宮崎で練習試合 11月に巨人、広島と
野球日本代表の事業会社「NPBエンタープライズ」は31日、アジアプロ野球チャンピオンシップ(11月16日開幕・東京ドーム)に臨む代表チームが宮崎市清武総合運動公園で11月10日に巨人、同12日に広島と練習試合を行うと発表した。 入場は無料だが、練習試合の実施日は整理券の抽選を行う。詳細は後日に発表される。
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ロッテ、石川歩と来季契約結ばず 育成契約打診へ
ロッテは31日、石川歩投手(35)に来季の支配下契約を結ばないことを通知したと発表した。球団は育成契約を打診するとみられる。24日に右肩の骨棘を取り除くなどの手術を受けていた。 富山・滑川高から中部大、東京ガスを経てドラフト1位で入団した2014年に10勝を挙げて新人王に輝き、16年に自己最多の14勝を挙げたほか、防御率2・16でタイトルを獲得した。10年目の今季は開幕投手を務める予定だったが、右腕の状態不良で回避。初めて1軍登板なしに終わった。
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フランク・ハワードさん死去 大リーグ通算382本塁打
米大リーグでレンジャーズの前身のセネタースなどで活躍し、1974年にはプロ野球の太平洋クラブ(現西武)に所属したフランク・ハワードさんが亡くなったと30日、AP通信が報じた。87歳だった。 メジャーでは68年と70年に本塁打王に輝くなど通算382本塁打を記録。鳴り物入りで来日したが、故障により1試合のみの出場に終わった。(共同)
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オリックス山本が3年連続沢村賞 金田以来、史上2人目
プロ野球草創期の名投手、故沢村栄治氏を記念しシーズンで最も活躍した先発投手を表彰する「沢村賞」の選考委員会が30日、東京都内で開かれ、オリックスの山本由伸投手(25)が3年連続3度目の受賞を果たした。3年連続は最長タイで1956~58年の金田正一(国鉄)以来、史上2人目。89年にパ・リーグにも選考対象が拡大されてからは初めて。 山本は今季23試合に登板して16勝6敗、防御率1・21、169奪三振、勝率7割2分7厘で、3年続けて最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、勝率第1位の4冠に輝き、リーグ3連覇の原動力となった。 沢村賞の選考基
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31日に甲子園で第3戦 関西対決の日本シリーズ
SMBC日本シリーズ2023は31日に甲子園球場に舞台を移して第3戦を行う。1985年以来2度目の日本一を目指す阪神と、2年連続制覇を狙うオリックスの対戦で、第2戦までは1勝1敗の五分。先発投手は阪神が伊藤将、オリックスが東と発表された。 30日は試合がなく、ともに甲子園球場で調整。阪神は軽めの全体練習を行い、オリックスは打撃練習をせずにシートノックで敵地の感触を確かめた。 日本シリーズは先に4勝したチームが日本一となる。第3~5戦は甲子園球場、第6、7戦は京セラドーム大阪で行われる。関西に本拠地を置く球団同士の対戦は、南海(現
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孫「一日も早く支配下に」 日ハム加入の台湾投手
日本ハムに加入した台湾出身の孫易磊投手が30日、本拠地エスコンフィールド北海道で入団記者会見し「一日でも早く支配下登録されるよう、チームのために頑張っていきたい」と抱負を語った。 最速156キロを誇る18歳の右投手は将来的な米大リーグ挑戦も視野に入れる。日本ハムからは大谷(エンゼルス)やダルビッシュ(パドレス)の資料を基に育成方針を丁寧に説明され「自分もこのチームを選んだら間違いないと思った」という。同席した新庄監督は「映像を見た時に、こんな良い投手を取れるわけないと思った。よく来てくれた」と大喜びだった。
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判定食い違いで岡田監督抗議 協議規則に「初めて聞いたわ」
球審と塁審で判定が食い違う場面があった。オリックス攻撃の一回1死一塁で森の一塁へのゴロを大山が捕球。球審はフェア、一塁塁審はファウルと判定。審判が集まって協議した結果、ファウルとなった。 阪神は併殺が狙えた打球だったことで、岡田監督が審判員に対して語気を強めて抗議。判定が分かれた場合は協議して決めるという規則があることに、岡田監督は「初めて聞いたわ」と話した。
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オリ打線目覚め、12安打8得点 オーダー変更奏功「やり返せた」
オリックス打線が目覚めた。わずか2安打で無得点だった初戦から打線を大胆に入れ替え、12安打で8得点。面目躍如といえる日替わりオーダーで、前日とは逆の8―0で1勝1敗とした。中嶋監督は「何とかやり返せて良かった」と頬を緩めた。 先制は三回だ。チーム初安打で出塁した9番広岡を2番西野が適時三塁打でかえした。前日は出番がなかった2人で先手をとった。四回には3番から1番に移った中川圭らの3連続適時打。七回には先発から外れたゴンザレスが代打で走者一掃の3点二塁打を放った。 状態の良さを重視し、毎日のようにオーダーを変えるのが中嶋監督の戦い
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追い付いた方がやや優勢 両チームとも1勝1敗は全て敗退
過去73度の日本シリーズで1勝1敗となったのは、引き分けがあるケースも含めて34度。そのうち先手を取ったチームの日本一は16度、追い付いたチームは18度で、後者がやや優勢となっている。 ただし、オリックスの1勝1敗は前身の阪急時代を含めて過去6度あるが、全て敗退している。阪神も1勝1敗が2度あり、いずれも頂点には立てなかった。
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オ8―0神(29日) オリックスが12安打で快勝
オリックスが12安打で快勝した。三回に西野が先制三塁打。四回は2死から好機をつくり、野口、広岡、中川圭が続けて適時打を放った。七回は2死満塁で代打ゴンザレスが走者一掃の二塁打。宮城が6回4安打無得点に抑え、救援陣も危なげなかった。 阪神は西勇が4失点で四回途中KO。4安打の打線は七回以降は走者も出せず、零敗を喫した。
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オリックス快勝で1勝1敗 日本シリーズ第2戦
SMBC日本シリーズ2023は29日、京セラドーム大阪で第2戦が行われ、パ・リーグ3連覇のオリックスがセ・リーグ王者の阪神に8―0で快勝し、対戦成績を1勝1敗とした。 オリックスは三回に西野の適時三塁打で先制し、四回は野口と広岡、中川圭の3連続適時打で3得点。七回は代打ゴンザレスの3点二塁打で突き放した。先発の宮城は6回4安打無失点と好投。阪神先発の西勇は4失点で四回途中に降板し、打線は4安打で零敗した。 阪神は1985年以来2度目の日本一を目指し、オリックスは2年連続6度目(阪急時代を含む)の頂点を狙う。関西勢による頂上決戦は
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西勇輝、背信の4失点降板 日本シリーズ、阪神第2戦先発
阪神の第2戦の先発を任されたのはベテラン右腕、西勇だった。今季の勝ち星は8にとどまったが、レギュラーシーズンを17イニング連続無失点で終えた好調を買われた。しかし、四回途中6安打4失点。期待に背き、ベンチでうなだれた。 三、四回とも、もったいない失点だった。三回は2死一塁からけん制悪送球で二進を許し、西野に右中間への適時三塁打。甘いスライダーを痛打された。四回も2死から、6番の宗に四球。続く紅林から4連打を浴びた。持ち前の制球がばらつき、首をかしげる場面も多かった。 2018年まで10年在籍したオリックスでは下位に沈むことが多く
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オリックス宮城、勢い止める好投 冷静に6回無失点、日本シリーズ
冷静に、そして時に熱く腕を振った。オリックスの宮城は、これが日本シリーズ4試合目の登板。「気持ちは日本シリーズでも変わらない」。前日に、エース山本が7失点を喫する衝撃的な敗戦を目の当たりにしても動じなかった。「チームに流れを持ってこられるように」。頼もしく話していたサウスポーが、阪神打線を6回無失点と封じ込めた。 阪神戦は過去2戦2敗と相性は良くなかった。「そういうのは捨てて、初対戦と思って」と臨んだマウンド。「初回から自分のリズムで投げることができた」と相手の勢いを止めた。際どい判定に泣かされる場面もあったが、集中力を失わなかった。根気強く厳しいコースに投げ
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阪神が日本シリーズ先勝 59年ぶり関西決戦
プロ野球のSMBC日本シリーズ2023は28日に京セラドーム大阪で開幕し、18年ぶりにセ・リーグ優勝を果たした阪神がパ・リーグ3連覇のオリックスに8―0で先勝した。関西の球団同士が頂上決戦でぶつかるのは、南海(現ソフトバンク)が阪神に4勝3敗で競り勝った1964年以来、2度目。 85年以来2度目の日本一を目指す阪神は五、六回に集中打を見せ、先発の村上頌樹投手は7回無失点と好投。2年連続6度目(阪急時代含む)の頂点を狙うオリックスはエースの山本由伸投手が崩れた。 第2戦の先発はオリックスが宮城、阪神が西勇と発表された。
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オ0―8神(28日) 阪神、山本攻略し快勝
阪神が集中打で山本を攻略し快勝した。0―0の五回に渡辺諒の中前打で先制し、近本が2点三塁打、中野も適時打で続いて計4得点。六回も木浪、坂本、中野の適時打で3点を加えた。村上は7回を2安打で三塁を踏ませず、救援陣は出塁を許さなかった。 オリックスは山本が10安打7失点と崩れた。打線もつながらず一方的な展開となった。
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日本ハム、上沢が米大リーグ挑戦 ポスティングシステムを利用
日本ハムの上沢直之投手(29)が28日、北海道北広島市で記者会見し、ポスティングシステムを利用して米大リーグに挑戦することを表明した。かねて球団に伝えていた希望が認められ「プロに入った時から後悔しない選択をしていくと決めた。やっぱり挑戦したい気持ちが強かった」と話した。 千葉・専大松戸高から2012年にドラフト6位で日本ハム入りし、21年には自己最多12勝をマーク。今季は9勝9敗、防御率2・96だった。通算173試合登板で70勝62敗、防御率3・19。 ポスティングシステムの申請期間は11月1日から12月15日まで。申請手続き後
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日本シリーズ今夜開幕 59年ぶり関西決戦
プロ野球のSMBC日本シリーズ2023が28日、京セラドーム大阪でのナイターで開幕し、18年ぶりにセ・リーグを制した阪神とパ・リーグを3連覇したオリックスが対戦する。関西を本拠地とする球団同士が頂上決戦でぶつかるのは、南海(現ソフトバンク)が阪神に4勝3敗で競り勝った1964年以来、59年ぶり2度目。 阪神は現役時代の岡田彰布監督(65)がバースや掛布雅之と中軸を組み、強力打線で球団初の日本一に輝いた85年以来の頂点を狙う。12球団で最も熱狂的なファンが期待を膨らませているが、岡田監督は若手が多いチームに過度の重圧はかけず、開幕前日の監督会議では「思い切ってい
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青学大の下村、日本Sは阪神応援 1位指名、早くもチーム愛
阪神から1位指名された青学大の下村は、28日から始まる日本シリーズで「阪神を応援します」と早くもチーム愛を示した。対するオリックスの杉本は大学の先輩。「対戦してみたい。カーブで翻弄したい」と意欲を燃やした。 阪神球団からは、岡田監督の座右の銘「道一筋」とサインが書かれたドラフト会議の入場パスを贈られた。「少しずつ実感が湧いてきている。早く戦力になれるように頑張る」とプロの舞台を心待ちにしていた。
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日本シリーズ、28日に開幕 阪神は村上、オリは山本が先発
プロ野球のSMBC日本シリーズ2023は28日に京セラドーム大阪で開幕し、18年ぶりにセ・リーグ優勝を果たした阪神と、パ・リーグ3連覇を達成したオリックスが対戦する。関西を本拠地とする球団同士が頂上決戦でぶつかるのは、南海(現ソフトバンク)が阪神に4勝3敗で競り勝った1964年以来、59年ぶり2度目。 27日は第1戦の予告先発が発表され、85年以来2度目の日本一に挑む阪神が最優秀防御率のタイトルを獲得した村上、2年連続6度目の頂点を目指すオリックスは主要4冠に3年続けて輝いた山本で、25歳の同学年の投げ合いとなる。両チームは京セラドーム大阪で調整し、初戦に備え
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⚾【写真特集】2023年静岡県勢ドラフト指名選手
【ヤクルト4位指名 鈴木叶捕手(常葉大菊川高)】 肩車で仲間から祝福される鈴木叶捕手(中央) 仲間から胴上げされる鈴木叶捕手(中央) ヤクルトから4位指名を受けて笑顔で写真撮影に応じる ヤクルトから4位指名を受けて笑顔で写真撮影に応じる ヤクルトから4位指名を受けて笑顔で写真撮影に応じる ヤクルトから4位指名を受けて笑顔で写真撮影に応じる 【広島5位指名 赤塚健利投手(磐田市出身、中京学院大)】 広島から5位指名を受けた赤塚健利投手 【DeNA5位指名 石田裕太郎投手(静清高出、中大)】 DeNAから5位指名を受け、記者会見で抱負を述べる石田裕太
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北海道大法学部の右腕、5位指名 独立リーグで鍛えた宮沢
26日に開催されたプロ野球のドラフト会議で、異例の経歴を持つ宮沢太成投手(24)が西武から5位指名を受けた。現役の北海道大生で、四国の独立リーグ「徳島インディゴソックス」所属。「しびれる場面で任せてもらえる選手になりたい」と早くも意気込んだ。 長野県随一の進学校、長野高出身。2年生の時にチームの投手が足りず、外野手から転向した。北海道大学法学部に進み、考えながら実践するスタイルで鍛えると昨年3月に球速が150キロを超え始め、プロを意識するようになったという。 そこで選んだのが徳島インディゴソックス。近年ドラフト指名選手を出し続け
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11球団が50選手を指名 育成ドラフト
プロ野球の育成ドラフトが26日に行われ、楽天を除く11球団が計50選手を指名した。育成選手は公式戦出場が2軍戦に限定され、7月末まで支配下選手枠への登録が可能。指名選手は次の通り。(丸数字は順位) ▽阪神(1)松原快投手(日本海リーグ富山)(2)福島圭音外野手(白鴎大) ▽広島(1)杉田健投手(日大国際関係学部)(2)佐藤啓介内野手(静岡大)(3)杉原望来投手(京都国際高) ▽DeNA(1)高見沢郁魅内野手(敦賀気比高)(2)清水麻成投手(樹徳高)(3)小笠原蒼内野手(京都翔英高)(4)庄司陽斗投
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度会、武内に3球団競合 プロ野球ドラフト会議
プロ野球のドラフト会議が26日、東京都内で開かれ、ENEOSの好打者、度会隆輝外野手に中日、DeNA、ロッテが1位指名で競合し、DeNAが抽選で交渉権を引き当てた。国学院大の左投げの武内夏暉投手もヤクルト、西武、ソフトバンクの3球団による抽選となり、西武が交渉権を射止めた。 巨人は日本ハムとの抽選を制し、中大の西舘勇陽投手の交渉権を獲得。青学大の常広羽也斗投手にも楽天、広島の2球団が競合し、広島が交渉権を手にした。阪神は青学大の下村海翔投手、オリックスは長野・上田西高の横山聖哉内野手を単独で1位指名した。 外れ1位の指名では、U
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新潟の新球団は「オイシックス」 来季からプロ野球2軍参加
来季からのプロ野球2軍公式戦参加が条件付きで承認されたルートインBCリーグ新潟が26日、都内で記者会見し、11月1日付で球団名を「オイシックス新潟アルビレックスBC」とすると発表した。 食品宅配会社「オイシックス・ラ・大地」(東京)がメインスポンサーになることを受けた変更で、略称は「オイシックス」。橋上秀樹監督は「高いレベルの野球をできるようになり、たくさんの方に応援してもらえるような試合を数多くやっていきたい」と抱負を述べた。 正式承認には選手確保や施設整備などが条件となっている。新潟の池田拓史社長はスポンサー契約について「大
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楽天・松井裕樹が米リーグ挑戦へ 海外FA権の行使伝える
通算236セーブの実績を持つ楽天の松井裕樹投手が25日、今季取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使する意思を球団に伝えた。森井誠之球団社長が明らかにした。30日に28歳となる左投手から米大リーグ挑戦への強い意欲を伝えられたそうで「海外にすごくチャレンジしたい、この年齢がチャンスという話だった」と語った。 快速球と鋭い変化球を武器に高い奪三振率を誇る。プロ入りから大きなけがもなく、10年間で通算501試合に登板。複数のメジャー球団から興味を示されている。 楽天は残留を求めて話し合いを重ねてきた。森井球団社長は「海外に挑戦し
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ドラフト会議、26日に都内で 武内に競合、常広も注目
プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が26日午後4時50分から東京都内のホテルで開かれる。西武とソフトバンクが国学院大の大型サウスポー武内夏暉投手、広島が青学大の常広羽也斗投手、中日がENEOSの度会隆輝外野手の1位指名を公表。巨人は中大の西舘勇陽投手を1位指名する方針を固めた。 武内らのほかにも大学生の投手に即戦力の1位候補が多い。東洋大の細野晴希投手は150キロ台後半の速球が魅力で、複数球団が競合する可能性もある。青学大で常広と二枚看板の下村海翔投手らも評価が高い。高校生では大阪桐蔭の左投げの前田悠伍投手に注目だ。 打
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上本氏が阪神コーチに 「全力で向き合っていきたい」
阪神は25日、球団OBの上本博紀氏(37)がコーチに就任すると発表した。担当、背番号は未定。11月1日に高知県安芸市で始まる秋季キャンプから指導に当たる。 兵庫県西宮市内で記者会見した上本氏は「お世話になったタイガースのために、毎日選手一人一人と全力で向き合っていきたい」と抱負を語った。現役時代は内野手として阪神一筋でプレーし、2020年に引退。今季は女子チーム「阪神タイガースWomen」の監督を務めていた。
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日本シリーズ、28日に開幕 関西球団同士、阪神25日は調整
SMBC日本シリーズ2023は28日に京セラドーム大阪で開幕し、18年ぶりにセ・リーグを制した阪神と、パを3連覇したオリックスが顔を合わせる。阪神は1985年以来38年ぶり2度目の日本一を狙い、オリックスは2年連続6度目の優勝を目指す。 関西に本拠地を置く球団同士の対戦は、南海(現ソフトバンク)が阪神を4勝3敗で退けた64年以来59年ぶり2度目。 25日は阪神が甲子園球場で調整し、大山や佐藤輝らがフリー打撃で快音を響かせた。岩貞や桐敷ら中継ぎ投手は本番を想定し、実戦形式の打撃練習に登板した。オリックスは全体練習を行わなかった。
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サヨナラ賞に門脇と万波 9・10月、年間大賞へ投票実施
セ、パ両リーグは25日、最も印象に残るサヨナラ打を放った打者を表彰する「スカパー!サヨナラ賞」の9、10月の受賞者に、巨人の門脇と日本ハムの万波を選んだと発表した。 門脇は9月17日のヤクルト戦で、2―2の九回2死一、二塁で中前打を放った。万波は同16日のソフトバンク戦で、1―1の九回に2点本塁打を放った。 また、今年の同賞を受賞した選手の中から年間大賞を決めるファン投票を11月12日まで実施する。詳細は日本野球機構(NPB)公式サイトで。
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海外在学野球選手の交渉期間延長 ドラフト指名後の契約交渉
日本野球機構(NPB)は25日、海外の学校に在学中の日本人選手をドラフト会議で指名した際、選手との契約締結交渉期間を会議翌年の7月末日までとすると発表した。これまでは会議翌年の3月末日までだった。12球団が規約の一部を改定することで合意した。26日のドラフト会議から適用される。 米国の大学は一般的に5、6月が卒業時期で、それに合わせた処置。例年6、7月に行われる米大リーグのドラフト会議の結果を待って、日米の球団から進路を決定することも可能になる。NPBの保科求己法規室長は「3月末だと在学中で支障が出る可能性がある。7月末にしておけば懸念が一つなくなる」と説明し
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バッテリー賞にオリの山本と若月 セはDeNAの東と山本
プロ野球最優秀バッテリー賞の選考委員会は24日、今季最も活躍したバッテリーとしてパ・リーグは優勝したオリックスから3年連続で山本と若月、セ・リーグはDeNAの東と山本を選んだと発表した。
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西武、武内の1位指名公表 国学院大の左投手
西武は24日、国学院大の武内夏暉投手を26日のドラフト会議で1位指名すると公表した。渡辺久信ゼネラルマネジャーは球団を通じ「ことしは武内君が最も実力があると評価した。左の先発をもう少し厚くしたいと考えている中で、即戦力の投手として合致している」などとコメントした。 大型サウスポーの魅力を「強いストレートと、変化球が多彩で、どの球でも決め球に使える制球力の高さ」と指摘した。
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阪神とオリックスで共通ロゴ 日本シリーズ、関西対決を強調
オリックスと阪神は24日、対戦する日本シリーズの「コラボレーション共通ロゴ」を発表した。関西対決を「THE GREAT KANSAI DERBY」と称し、両球団のマークを並べたものと、本拠球場のイラストを並べたものを作成した。
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ドラフト、常広や細野ら1位候補 東都大学リーグのエースに好素材
26日のプロ野球ドラフト会議で指名が予想される大学生、社会人の有力選手を探った。特に大学生投手は好素材が多く、東都大学リーグのエースクラスに1位候補がひしめく。全日本大学選手権を制し、春秋のリーグを連覇した青学大は常広羽也斗と下村海翔の二枚看板を擁する。 球威と鋭いフォークボールが武器の常広には既に広島が1位指名を公表。下村は速球、変化球とも質が高い。 150キロ台後半の速球が持ち味の左腕、細野晴希(東洋大)は複数球団指名もあり得る。身長185センチの大型サウスポー武内夏暉(国学院大)は将来性豊かで右腕の草加勝(亜大)は制球力と
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阪神・才木、シート打撃に登板 オリックスは紅白戦
阪神は24日、甲子園球場で全体練習を行った。日本シリーズ第3戦以降での先発が見込まれる才木が、実戦形式のシート打撃に登板。決め球のフォークボールには切れがあった。「いい実戦練習になった」と手応え十分に語った。 今季交流戦は3試合で21回無失点。「真っすぐは問題ない。あとは細かいところの確認だけ」と自信を漂わせた。 オリックスは京セラドーム大阪で紅白戦。クライマックスシリーズで登板がなかった山崎福は、敵地甲子園での先発も見据え、打席にも入って犠打を決め「本当は打ちたかったけど」と笑った。「(阪神は)勢いがある。のみ込まれないように
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東、山本、佐藤輝、周東が受賞 9、10月の月間MVP
セ、パ両リーグは24日、9、10月の月間MVP賞を発表し、セの投手はDeNAの東、打者は阪神の佐藤輝、パの投手はオリックスの山本、打者はソフトバンクの周東が選ばれた。東と周東はともに6年目での初受賞となった。佐藤輝は2021年5月以来2度目、山本は22年9、10月以来8度目の選出。 東は6試合に先発登板して防御率1・71、リーグトップの5勝を挙げた。佐藤輝はいずれもリーグ最多の36安打、9本塁打、29打点を挙げた。 山本は5試合に先発し、リーグ1位の防御率0・49、最多に並ぶ4勝。周東は打率3割3分、34安打、12盗塁とリーグ1
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DeNA関根は2600万円増 「自分にまだ可能性ある」
DeNAの関根が23日、横浜市の球団事務所で契約更改交渉し、2600万円増の年俸6100万円でサインした。今季は自己最多の140試合に出場し、打率2割6分1厘、4本塁打、31打点で「自分にまだ可能性があると思えた」と手応えも口にした。昨年に続きメキシコのウインターリーグに参加するため、25日に日本を離れる。 ルーキーの松尾は秋季教育リーグのため滞在している宮崎市内で、現状維持の1100万円でサイン。1軍出場はなかったが、イースタン・リーグでは104試合で打率2割7分7厘をマークし「来年は1軍の舞台に立てるよう頑張る」と話した。(金額は推定)
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ソフトバンク、来年は主将廃止へ 小久保新監督が方針
ソフトバンクの小久保新監督は選手らを集めたあいさつで「来年はキャプテンを置かない」と制度を廃止する方針を示した。2年間主将を務めた柳田は頂点に導けなかったとあって「ふがいない結果に終わって残念だった」と悔しさを募らせた。 小久保監督は主力選手として、自身の背番号9を継承した柳田の名前を真っ先に挙げた。3年ぶりに最多安打に輝いたスラッガーは「僕も残された野球人生は短い。来年も全試合に出て、優勝したい」と自覚をにじませた。
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阪神の大竹、日本S先発に決意 オリ杉本、グラウンドへ現れず
阪神は23日、甲子園球場で全体練習を行った。クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦で先発した大竹は5回7安打2失点の内容を「力みすぎていた」と反省。第3戦以降での先発が予想される日本シリーズに向けて「力みは体の使い方からくる。1週間で改めて修正していきたい」と決意を新たにした。 ソフトバンク時代に頂上決戦を経験している。2018年に中継ぎで登板。「今は試合を任されているので、しっかり投げたい」と語った。 オリックスは京セラドーム大阪で全体練習。CSファイナルステージ第4戦で、左足首を痛めて途中交代した杉本は、グラ
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ソフトバンク森「まだ勝負を」 嘉弥真、上林も現役希望
ソフトバンクの来季の戦力構想から外れた森唯斗投手が23日、ペイペイドームを訪れて取材に応じ「まだまだ勝負をしたい。体も元気」と現役続行に強い意欲を示した。2018年に最多セーブのタイトルを獲得した鉄腕は12球団合同トライアウトは参加しない方針でオファーを待つという。 昨季まで6年連続で50試合以上に投げた嘉弥真新也投手は「僕のこれまでの経験を見て拾ってくれる球団があれば」と語り、18年に22本塁打を放った上林誠知外野手は「どうなるか分からないが、自信はある」と話した。高橋純平投手、古川侑利投手も現役続行を希望した。
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王会長「レベルアップを」 ソフトバンク小久保新監督就任
ソフトバンクは23日、小久保新監督の就任会見後、ペイペイドームで秋季練習をスタートさせた。王球団会長は選手らを集め7分ほど訓示。「去年、今年と本当に悔しい思いをした。この気持ちを晴らすには、自分たちをレベルアップさせるしかない」と力を込めた。 チームは若返りを図るため、長年投手陣を支えてきたベテランの森と嘉弥真が戦力外になった。王球団会長は、選手は常に厳しい世界に身を置いている、と投げかけ「毎年ふるいにかけられる穴は大きくなる。そこに落ちないためには、うまくなるしかない」と一層の必死さを求めた。
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FA有資格者に日ハム・加藤貴ら 西武・山川は故障者特例で取得
日本野球機構(NPB)は23日、フリーエージェント(FA)有資格者として日本ハムの加藤貴之投手、西武の山川穂高内野手、楽天の松井裕樹投手、巨人の中田翔内野手ら106選手を公示した。 山川は5月に強制性交の疑いで書類送検され、不起訴処分となったが球団から無期限の出場停止処分を科された。出場選手登録日数が足りていないままシーズンを終えたが、4月にけがで登録を外れていた期間が故障者特例措置により加算され、資格取得条件を満たした。 新たに国内FAの資格を得たのは加藤貴や山川らの他に山崎福也投手(オリックス)、田口麗斗投手(ヤクルト)、石
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小久保新監督「優勝と日本一」 ソフトバンク、福岡で就任会見
プロ野球ソフトバンクは23日、福岡市内で小久保裕紀新監督(52)の就任記者会見を行った。2020年を最後に頂点から遠ざかるチームの再建を託された新監督は「パ・リーグ優勝と日本一が目標。精いっぱい勝つしかない」と来季への意欲を語った。背番号は今季まで務める2軍監督でつけている90のまま。 今季は3位で、クライマックスシリーズではファーストステージで敗退。雪辱を果たすため、小久保新監督は「主力が先頭に立って、その背中を若手が見て戦うのが大事」と、自身が選手時代に監督だった王貞治球団会長から感じた「王イズム」の継承や選手への浸透を図る意向を示した。会見に同席した王球
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小久保新監督の一問一答
ソフトバンクの小久保新監督は責任感をにじませながら決意を語った。 ―今の心境。 「1軍ヘッドコーチに就任した時の方が緊張している。2軍監督としてチームの中を知っているので、有利にスタートを切れる」 ―監督要請を受けた時の気持ち。 「2軍監督とは違う重責。勝つためにどうすればいいかを考える時期がきた」 ―今季の1軍の戦いをどう見ていたか。 「昨季も今季もあと一つ勝つ難しさを感じた。最後の詰めがクローズアッ
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阪神の岡田監督「挑戦する方」 日本シリーズに向け甲子園で練習
9年ぶりの日本シリーズ進出を決めた阪神が22日、甲子園球場で練習を行った。対戦相手が過去に指揮を執ったことがあるオリックスとなり、岡田監督は「こっちは久しぶり。立場は挑戦する方ちゃう。そういう気持ちやろうな」と心境を語った。 ホームゲームとして戦うことも多い、京セラドームで試合ができることは大きなメリットになる。今季はレギュラーシーズンで8戦全勝。ビジターチームとして三塁ベンチに入ることになるため、指揮官は「ベンチを間違えんように。一塁側に帰る可能性あるで」と笑わせた。 選手は打撃練習や投内連係などのメニューを消化。新人の森下は
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ソフトBの森、嘉弥真が戦力外 上林ら計7選手に通告
ソフトバンクは22日、森唯斗投手(31)、嘉弥真新也投手(33)、上林誠知外野手(28)ら7選手に来季の契約を結ばないと通告したと発表した。森は2018年に37セーブを挙げ、最多セーブのタイトルを獲得。4年契約最終年の今季から先発に本格転向したが、6試合で2勝3敗だった。 嘉弥真は左の救援投手として通算463試合に登板。2年契約2年目の今季は23試合で1勝0敗、防御率5・25と安定感を欠いた。18年に22本塁打をマークした上林は近年、けがなどで出場を減らし、今季56試合で打率1割8分5厘、9打点。 他に20年ドラフト1位入団の佐
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ロッテ吉井監督の続投発表 来季2年目「もっともっと勉強」
ロッテの吉井理人監督(58)が来季も引き続き指揮を執ることになった。来季が就任2年目。高坂俊介球団社長が21日に発表し「まずはリーグ優勝を勝ち取ってほしい。球団としてもサポートしたい」と語った。 今季は石川歩や高部ら主力を欠きながらも、昨季の5位から2位浮上とCSファイナルステージ進出に導いた。監督は米大リーグ32勝などの実績を持ち、投手育成の手腕に定評があるが「野手に関しては知らないことがたくさんあった。改めてもっともっと勉強していきたい」と、優勝を目指す来季に向けて決意を新たにした。
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MVP杉本、日本Sへ不安も 一塁まで走塁できず途中交代
プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ第4戦でオリックスの杉本が2―0の六回、左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、貴重な追加点をもたらした。「相手の守備位置も見ながら、冷静に打席に入ることができていた」と振り返った。レギュラーシーズンでは不振で2軍に降格した時期もあったが、今CSは4試合連続で快音を響かせ、打率4割2分9厘で最優秀選手に選ばれた。 日本シリーズに向けては不安も漂った。八回に遊ゴロを打った際に下半身を痛めたとみられ、一塁まで走塁できず途中交代した。
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日本Sの関西対決、64年以来 南海―阪神、東京五輪と重なる
1964年の日本シリーズは阪神と南海(現ソフトバンク)が対戦した。阪神がバッキーの力投などで3勝2敗と頂点にあと1勝としてから、南海がスタンカの連続完封で2連勝と巻き返して日本一に輝いた。 第7戦は東京五輪開会式の10月10日と重なった。国民の関心が東京に集まった中、甲子園球場の観客は約1万5千人にとどまった。
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オリックス、3年連続日本Sへ パ・リーグCSファイナル第4戦
プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)は21日、京セラドーム大阪でファイナルステージ(6試合制)第4戦が行われ、オリックスがロッテを3―2で下し、3年連続15度目(阪急時代を含む)の日本シリーズ進出を決めた。リーグ優勝による1勝のアドバンテージを加えて対戦成績4勝1敗で突破した。 セ・リーグCSは阪神が勝ち上がっており、1964年以来59年ぶりに関西球団同士が日本シリーズで顔を合わせることになった。当時は南海(現ソフトバンク)が阪神を4勝3敗で退けた。 オリックスは一回に森の2点本塁打で先制し、六回に杉本の適時二塁打
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オ3―2ロ(21日) オリックスが逃げ切り
オリックスが逃げ切った。一回に森が右越えに2ランを放って先制。六回は森の二塁打を起点に好機を広げ、杉本の左越え二塁打で加点した。宮城は緩急自在に球を操り、6回を4安打無失点と好投。阿部、山崎颯、平野佳とつないでリードを守った。 ロッテは八回に藤原、九回にポランコのソロで反撃したが、あと一歩及ばなかった。
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ソフトバンク小久保新監督を発表 2軍監督から昇格、23日に会見
プロ野球ソフトバンクは21日、新監督に小久保裕紀2軍監督(52)が昇格すると発表した。23日に福岡市内で記者会見を行う。チームは今季リーグ3位で、クライマックスシリーズのファーストステージで敗退。2022年から指揮し、今月16日に退任した藤本博史前監督(59)の後を受け、20年を最後に遠ざかっているリーグ優勝、日本一奪還を託された。 小久保新監督は和歌山・星林高から青学大を経て、1994年にソフトバンクの前身のダイエーに入団した。95年に本塁打王に輝くなど長年、看板選手として活躍。巨人でのプレーを挟み、通算2千本安打を達成した12年に現役引退した。13年に日本
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⚾トラ・トラ・トラ 3連勝 阪神がファイナル突破 いざ日本シリーズ
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は20日、セ、パ両リーグのファイナルステージ(6試合制)第3戦が行われ、セは阪神が広島を4―2で下して3連勝とし、リーグ優勝による1勝のアドバンテージを加えて対戦成績4勝で、2014年以来7度目の日本シリーズ進出を決めた。 パはオリックスがロッテに2―0で勝ち、アドバンテージを加えて対戦成績3勝1敗。21日の第4戦で勝つか引き分ければ、3年連続の日本シリーズ進出が決まる。 日本シリーズは28日にパの球団の本拠地で開幕する。 ◇第3戦=阪神3勝(18時、甲子園、42642人) 広 島 000110000―2 00020110×―4 阪
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ファン「絶対日本一に」 阪神勝利に歓喜の渦
18年ぶりのセ・リーグ優勝を決めた勢いそのままに、阪神タイガースがクライマックスシリーズも制した。最後の打者を打ち取ると、甲子園球場は歓喜の渦に。球場の周辺や大阪・ミナミでもファンが「絶対日本一になって」などの声を上げた。 肌寒い甲子園は、勝利が決まるとファンの熱気に包まれた。声援が周辺にまで響き渡る。阪神のユニホームを着て、スマートフォンを見ながら試合を見守っていたファンも勝利の瞬間、拍手して喜んだ。 大阪府豊中市の会社員高岸正和さん(55)は、娘の小学6年の心菜さん(12)と球場近くで応援。セ・リーグ制覇の瞬間は球場内で涙し
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神4―2広(20日) 阪神、3戦連続の逆転勝利
阪神が3戦連続の逆転勝ち。0―1の四回2死からノイジーと坂本の適時打で2点。同点の六回は2死から坂本の適時打で勝ち越し、七回は森下が押し出し四球を選んだ。大竹は5回2失点で耐え、桐敷が好救援。九回は3連投の岩崎が締めた。 広島は阪神を上回る10安打ながら12残塁。要所で相手の好守もあり、畳みかけられなかった。
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阪神がファイナル突破 CS、オリックスは王手
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は20日、セ、パ両リーグのファイナルステージ(6試合制)第3戦が行われ、セは阪神が広島を4―2で下して3連勝とし、リーグ優勝による1勝のアドバンテージを加えて対戦成績4勝で、2014年以来7度目の日本シリーズ進出を決めた。 パはオリックスがロッテに2―0で勝ち、アドバンテージを加えて対戦成績3勝1敗。21日の第4戦で勝つか引き分ければ、3年連続の日本シリーズ進出が決まる。 セは甲子園球場で行われ、阪神は2―2の六回に坂本が勝ち越し打を放った。パは京セラドーム大阪が舞台で、オリックスが0―0
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オ2―0ロ(20日) オリックス八回に均衡破る
オリックスが0―0の八回に均衡を破った。先頭杉本の二塁打を足場に攻め、2死三塁から若月のこの試合3安打目の左前打で点をもぎ取った。さらに代打頓宮の二塁打で加点した。東が5回を無得点に抑えた後も中継ぎ陣が踏ん張り、九回は平野佳が締めた。 ロッテは救援陣によるリレーで接戦に持ち込んだが、打撃陣にあと一本が出ずに零敗を喫した。
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阪神が王手、ロッテは逆転勝ち CSファイナル第2戦
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は19日、セ、パ両リーグのファイナルステージ(6試合制)第2戦が行われ、18年ぶり優勝の阪神が広島に2―1でサヨナラ勝ちし、2連勝を飾った。1勝のアドバンテージを含め3勝0敗とし、20日の第3戦で勝つか引き分ければ9年ぶりの日本シリーズ進出が決まる。パはロッテが3連覇のオリックスに6―5で逆転勝ち。対戦成績はアドバンテージを含めてオリックスの2勝1敗。 セは甲子園球場で行われ、阪神が1―1の九回に木浪が適時打を放った。パは京セラドーム大阪が舞台で、ロッテが4―5の九回に安田の適時二塁打などで2点を奪った。
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オ5―6ロ(19日) ロッテが九回に逆転
ロッテが1点を追う九回に逆転した。先頭の代打角中が四球で出て、代走和田が二盗を決める。安田の右翼線二塁打で追い付き、さらに1死三塁となって代打山口の犠飛で勝ち越した。九回は益田が締めた。 オリックスは3―4の七回に4番セデーニョの2ランで試合をひっくり返したが、抑え役を任された山岡で逃げ切れなかった。
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神2―1広(19日) 阪神、2戦連続逆転勝ち
阪神が2戦連続逆転勝ち。0―1の二回に2連打に失策が絡み同点。九回は大山の二塁打を足掛かりに2死満塁とし、木浪がサヨナラ打を放った。伊藤将が7回1失点と粘ると八回のピンチはブルワーがしのぎ、九回は岩崎が3人で抑えて流れを呼んだ。 広島は大瀬良が7回3安打1失点と力投したが、二回以降は逸機の連続。最後は栗林が崩れた。
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内海コーチが巨人に合流 指導者として古巣復帰
かつてのエースが5年ぶりに指導者として帰ってきた。巨人の内海哲也投手コーチが19日、川崎市のジャイアンツ球場で秋季練習に合流し、選手と体を動かした。「すごく身の引き締まる思い。投手陣をしっかりサポートできるようにしたい」と抱負を述べた。 スーツ姿であいさつした後、Tシャツに着替え投手にノックを打つなどした。初めて会う選手も多く「コミュニケーションをしっかり取って、互いを理解し合っていきたい」と話した。 2018年オフにフリーエージェントで巨人に加入した炭谷の人的補償で西武へ移籍。22年にコーチを兼任し、今季はファーム投手コーチを
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阪神、オリックスが先勝し2勝 セ、パCSファイナル開幕
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は18日、セ、パ両リーグのファイナルステージ(6試合制)が開幕し、18年ぶり優勝の阪神が2位広島に4―1で勝ち、パは3連覇のオリックスが2位ロッテを8―5で下した。ともに1勝のアドバンテージを加えて2勝とした。 セは甲子園球場で行われ、阪神は1―1の五回に投手の村上と近本の連続タイムリーで3点を勝ち越した。パは京セラドーム大阪が舞台で、オリックスは3年連続で主要4冠に輝いた山本が先発して7回5失点。紅林が六回に勝ち越し打を放つなど3打点を挙げた。 第2戦の先発は、セは阪神が伊藤将、広島が大
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オ8―5ロ(18日) オリックスが六回に逆転
オリックスは3―4の六回に4点を奪って逆転した。杉本の適時二塁打で追い付き、紅林の右前打で勝ち越し。その後も中川圭の適時打などが出た。山本は7回10安打5失点と苦しんだが白星を挙げた。 ロッテは一回に3点を挙げるなど打線は活発だった一方、先発の美馬が4回3失点、3番手の中村稔が1死も奪えず3失点と乱調だった。
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神4―1広(18日) 阪神、勝機を逃さず逆転
阪神が勝機を逃さず逆転勝ち。0―1の四回に森下が同点ソロ。五回は死球を足掛かりに1死一、三塁とし、村上の適時二塁打、近本の2点打で3点を勝ち越した。村上は要所を締めて6回を3安打1失点と好投。救援の4投手が危なげなく反撃を封じた。 広島は五回まで毎回走者を出しながらも犠飛の1点だけ。先発の九里は粘り切れなかった。
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ソフトバンク藤本監督の一問一答
ソフトバンクの藤本監督は退任会見で悔しさをにじませながら、選手にエールを送った。 ―勝利と世代交代の両立は難しかったか。 「そこまで勝つこともできなかったし、若手の起用もうまく辛抱できなかった」 ―若手への期待。 「練習量はすごく多い。ただ、闘争心をもっと出してほしい」 ―故障者も多かった。 「けがは野球の中でつきものというか。やりくりするのが監督」 ―主将を務めた柳田に
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ソフトバンク藤本監督が退任会見 「しんどく、楽しい」2年間
今季限りで退任したソフトバンクの藤本博史監督(59)が17日、ペイペイドームで記者会見を行い、指揮を執った2年間を「しんどかったし、選手が頑張ってくれて楽しい期間でもあった」と振り返った。今後は未定という。 1年目の昨季はレギュラーシーズン最終戦で敗れ、オリックスに逆転での優勝を許した。雪辱を期した今季は、7月に54年ぶりの12連敗をするなど3位。特に大型連敗の時期は「本当にしんどかった」と言い、「ここぞという時に勝てなかった」と言葉を詰まらせた。 クライマックスシリーズのファーストステージで敗退した16日に退任が発表された後、
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楽天の今江新監督の一問一答
楽天の今江新監督は就任会見では意欲的な言葉を重ね、監督初練習では柔らかい表情も見せた。 ―就任要請を受けた時の気持ちは。 「びっくりしたというのが一番。すごく戸惑いもあったが、時間がたつにつれて、ぜひチャレンジしたいという気持ちになった」 ―一番の強みは。 「楽天で選手、育成コーチ、2軍コーチ、1軍コーチと全てをやらせていただいているのが一番大きい。選手や環境をある程度把握できている」 ―来季は球団創設20年目のシーズン。
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「まだ正式には何もない」 昇格決定的の小久保監督
ソフトバンクの来季監督に昇格することが決定的となっている小久保裕紀2軍監督が17日、宮崎県内で行われている秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」の試合後に取材に応じ「まだ正式には何もない。現時点で答えられる話はない」と語るにとどめた。 今季リーグ3位の1軍は、16日のクライマックスシリーズファーストステージ第3戦で逆転サヨナラ負けし、ロッテに1勝2敗で敗退。2020年を最後に、頂点から遠ざかっており「悔しい思いをしているので(球団として王座奪還へ)やるしかない」と話した。
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ヤクルト高津監督がオーナー報告 「勝つには投手力」
ヤクルトの高津監督が17日、東京都港区のヤクルト本社を訪れ、成田オーナーにシーズン終了の報告を行った。昨年までのリーグ2連覇から今季は5位。「(席上、オーナーに)ずっとすみません、と言っていた。また鍛え直して来年、頑張りますと伝えた」と恐縮しきりだった。 就任5年目となる来季に向け「勝つには投手力というのが非常に大きなポイントだと思う。先発から抑えまでしっかり整備しないといけない」と話した。
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CSファイナル、18日開幕 阪神・村上、オリ山本らが先発
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は18日にセ、パ両リーグのファイナルステージが開幕する。セは18年ぶりにリーグを制した阪神が、レギュラーシーズン2位から勝ち上がった広島と甲子園球場で対戦。パはリーグ3連覇のオリックスが、2位ロッテを京セラドーム大阪に迎える。優勝チームが1勝のアドバンテージを持ち、6試合制で日本シリーズ進出を争う。 17日は各チームが調整し、第1戦の予告先発はセは阪神が村上、広島は九里、パはオリックスが山本、ロッテは美馬と発表された。 日本シリーズは28日にパの球団の本拠地で開幕する。
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王貞治さんが語るV9 不滅の偉業から半世紀
プロ野球巨人が9年連続日本一を成し遂げてから11月1日で50年。V9の偉業は高度経済成長期を背景にプロ野球人気の旺盛をもたらした。一本足打法で活躍した王貞治さん(現ソフトバンク球団会長)に当時の思いを語ってもらった。 ―V9を振り返って。 「監督が川上さんでなければ、V9はなかったと思っています。選手たちが緩みそうになった時は厳しかった。チームが夜行列車で東京に戻った日に多摩川(巨人の練習グラウンド)へ集合させ、選手たちに『何でこんな時に』と思わせた。V5ぐらいまでが一番強かった。V6からはぎりぎり勝った感じで、偉そうなことを言
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ソフトB森、来季の戦力構想外 2018年のセーブ王
プロ野球ソフトバンクの森唯斗投手(31)が来季の戦力構想から外れていることが17日、球団関係者の話で分かった。2018年に37セーブを挙げ、最多セーブのタイトルを獲得した右投手。4年契約最終年の今季から先発に本格転向し、6試合で2勝3敗、防御率4・60だった。 徳島県出身。徳島・海部高から三菱自動車倉敷オーシャンズを経て、14年にドラフト2位で入団。1年目から7年連続で50試合登板を果たし、18~20年は守護神として30セーブ以上を挙げた。プロ10年で通算470試合に登板し、25勝27敗127セーブ、105ホールド、防御率2・94。
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楽天・今江新監督「頂点狙う」 打撃コーチから昇格、40歳
プロ野球楽天は17日、新監督に今江敏晃打撃コーチ(40)が就任すると発表し、楽天モバイルパーク宮城で記者会見を行った。新監督は「やるからには頂点を狙う。コーチを4年間やらせていただき、監督をやってみたい気持ちもあった。びっくりしたが、ぜひチャレンジしたいという気持ちになった」と緊張の面持ちで話した。 チームは2年連続の4位でクライマックスシリーズ進出を逃し、2021年から指揮した石井一久監督(50)の今季限りでの退任を発表していた。 今江新監督はロッテ、楽天で計18年間プレーし、通算1682安打をマーク。19年限りで引退し、20
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ソフト藤本監督が退任 小久保2軍監督の昇格有力
プロ野球ソフトバンクは16日、藤本博史監督(59)が退任したと発表した。後任は小久保裕紀2軍監督(52)の昇格が有力となっている。 今季が2年契約の最終年だった藤本監督は3年ぶりのリーグ優勝と日本一を目指し、7月初旬までは首位と好調だった。その後、54年ぶりの12連敗を喫するなど失速。3連覇したオリックスに15・5ゲーム差をつけられ、3位から挑んだクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでは1勝2敗で敗退した。 藤本監督は1軍打撃コーチや2軍監督などを歴任。7年間チームを率いた工藤公康前監督の後任として、2022年から指
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ロ4―3ソ(16日) ロッテ3点差を逆転サヨナラ勝ち
ロッテが延長十回、3点劣勢をはね返してサヨナラ勝ちした。3点を勝ち越された直後のこの回、先頭の代打角中と荻野の連打で攻め、藤岡の3点本塁打で同点。2死後の一塁から安田の適時二塁打で決着した。 ソフトバンクは0―0の十回に周東の適時打で均衡を破り、川瀬、柳田もタイムリーで続いたが、7番手の津森、代わった大津が痛打された。
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ロッテがCSファイナル進出 延長戦で逆転サヨナラ勝ち
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は16日、ZOZOマリンスタジアムでパ・リーグのファーストステージ第3戦が行われ、2位ロッテが延長十回の末、3位ソフトバンクに4―3で逆転サヨナラ勝ちし、対戦成績を2勝1敗としてファイナルステージ進出を決めた。 ロッテは0―0の十回表に3点を奪われたが、その裏に藤岡の3ランで追い付き、安田の適時二塁打で決着をつけた。 ファイナルステージはセ、パ両リーグとも18日に開幕し、セは18年ぶり優勝の阪神が甲子園球場で広島と対戦。パは3連覇のオリックスが京セラドーム大阪でロッテと顔を合わせる。阪神と
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孫易磊投手、日本ハム入団会見 台湾出身の18歳投手
【台北共同】プロ野球日本ハム入りが決まった台湾・中国文化大の孫易磊投手(18)が16日、台北市内で入団記者会見に臨んだ。育成契約からの出発で、背番号196のユニホーム姿で「できるだけ早く支配下選手になって1軍に上がり、チームのために頑張りたい」と意気込みを語った。4年契約で契約金7500万円、年俸600万円。 150キロ超の速球を武器に、先に台湾で開催されたU―18(18歳以下)ワールドカップでも台湾代表として活躍した有望株。会見には報道陣や関係者ら約100人が集まった。米球界も含め複数チームから接触を受けたという中、「ファイターズには高校2年の頃から注目して
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DeNAのバウアー、去就に言及 「まだ何も決まっていない」
DeNAのバウアーが16日、神奈川県横須賀市の球団施設で取材に応じ、自身の去就について「まだ何も決まっていない。メジャーでも日本でも韓国でも、お話を頂いたところから考えたい」と話した。DeNAは残留を目指し、今後本格的に交渉していく方針。 バウアーはチーム選びの条件にも言及。優勝を狙えること、個人タイトルを狙わせてくれるチームであること、ファンが喜んでくれる選手になれる環境であることの3点を挙げた。10勝4敗、防御率2・76の好成績でチームを力強く支えた来日1年目のシーズンを「満点評価ではないが、合格点。B評価を自分にあげたい」と振り返った。
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広島・新井監督「目標ができる」 五輪競技、プロ野球から歓迎の声
2028年ロサンゼルス五輪で野球の復帰が決まったことを受け、プロ野球界から歓迎の声が上がった。08年北京大会に出場した広島の新井監督は「目指す最高の舞台ができて良かった。代表に入りたいという目標ができて、入ったらメダルを取りたいとなるだろうから、すごくうれしい」と喜んだ。 00年シドニー、北京両大会に出場経験のある巨人の阿部新監督も「どこの国もプロが参加するようになったし、それは決して悪いことではない。出たら素晴らしい経験になるし、野球界にとってもいいんじゃないか」と語った。 今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で
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カーネル人形の等身大パネル設置 阪神CS進出、KFC店舗
日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)は16日、プロ野球阪神タイガースが進出したクライマックスシリーズ(CS)を盛り上げようと、1985年のリーグ優勝時、大阪市の道頓堀川に投げ込まれたカーネル・サンダース人形の等身大パネルを甲子園球場近くの阪神甲子園店(兵庫県西宮市)に設置した。 パネルは高さ約180センチ。阪神がCS初戦を迎える18日まで店外に設置し、その後は日本シリーズ終了まで店内に展示する。 人形は85年優勝の立役者の一人、ランディ・バース選手に似ているとして道頓堀にいたファンらが胴上げした後に投げ落とした。行方不明
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経済効果1449億円と試算 日本シリーズ関西ダービーで
関西大の宮本勝浩名誉教授は16日、今年のプロ野球の日本シリーズが、阪神タイガースとオリックス・バファローズの「関西ダービー」となった場合、日本全体での経済効果が計約1449億円、関西地域では計約1304億円に上るとの試算を発表した。 阪神、オリックス双方がクライマックスシリーズを突破して、日本シリーズまで勝ち上がることを前提に、それぞれの本拠地球場を訪れた観客の消費額、関係する百貨店の祝賀セールの売り上げといった経済効果を足し合わせた。 宮本氏は試算で、阪神、オリックスのどちらが日本一になるかは考慮していない。
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広島、九里が第1戦先発へ CSファイナル、第2戦は大瀬良
広島はCSファイナルステージの第1戦に九里、第2戦に大瀬良が先発することが16日、関係者の話で明らかになった。 この日は、全体練習ではなく投手陣が練習を行った。ファーストステージの第1戦に救援登板した九里は状態に問題なさそうで「行けと言われたところで腕を振るだけ」と頼もしかった。大瀬良は「ベストのパフォーマンスができるように準備したい」と意気込んだ。
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ロ1―3ソ(15日) ソフトバンクが競り勝つ
ソフトバンクが競り勝った。1―1の三回に柳田の適時二塁打と中村晃の適時打で2点を勝ち越した。先発の有原はテンポよく打たせて取り、6回を投げて5安打1失点と好投。九回はオスナが締めた。 ロッテは西野が3回3失点と崩れた。打線は一回のポランコの犠飛による1点にとどまり、二回以降は二塁すら踏めなかった。
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広島がCSファイナル進出 パは16日の第3戦へ
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)は15日、セ、パ両リーグで第2戦が行われ、セはレギュラーシーズン2位の広島が3位DeNAに4―2で競り勝ち、2連勝でファイナルステージ進出を決めた。パは3位ソフトバンクが2位ロッテを3―1で下し、対戦成績を1勝1敗として16日の第3戦に持ち込んだ。 マツダスタジアムで開催されたセは、広島が2―2で迎えた八回に代打田中の適時打などで2点を勝ち越した。パはZOZOマリンスタジアムで行われ、ソフトバンクが1―1の三回に柳田の適時二塁打などで2点を加えた。 ファイナル
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広4―2D(15日) 広島が競り勝つ
広島が競り勝った。一回に西川のソロ本塁打で先制。六回は代打末包のソロ本塁打で加点した。2―2の八回に代打田中の適時打と秋山の犠飛で2点を勝ち越した。先発の森下が六回途中まで無失点と粘り、ピンチで大道が好救援した。八回は島内、九回は栗林が得点を許さなかった。DeNAは四回や六回の逸機が響いて、後手に回った。
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広島・矢崎が発熱で特例抹消 CS第1戦で登板
広島の矢崎が発熱のため、新型コロナウイルス感染拡大防止特例の対象選手として出場選手登録を外れた。 矢崎は14日のCS第1戦で登板し、1回無失点。
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広島とロッテが先勝 CS開幕
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は14日、セ、パ両リーグのファーストステージ(3試合制)が開幕し、セはレギュラーシーズン2位の広島が3位DeNAに3―2で競り勝ち、パは2位ロッテが3位ソフトバンクに8―2で快勝した。15日の第2戦でシーズン上位の広島、ロッテは勝つか引き分けでファイナルステージ進出となる。 マツダスタジアムで行われたセは広島が1点を追う八回に菊池のスクイズで追い付き、延長十一回に秋山がサヨナラ打を放った。パはZOZOマリンスタジアムが舞台でロッテは先発の佐々木朗が3回を投げ、一人の走者も許さない快投。荻野の初回先頭打者本塁打などで効果的
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ロ8―2ソ(14日) ロッテが8得点で快勝
ロッテが8得点して快勝した。一回に荻野とポランコのソロで主導権を握り、4―2の六回には安田の適時二塁打、藤原の2点打で突き放した。先発の佐々木朗は3回で一人の走者も許さず、4奪三振。救援5投手でつないだ。 ソフトバンクはスチュワートが三回途中4失点と崩れた。打線は柳田の2ランのみで計4安打に終わった。
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元中日外野手、中利夫さん死去 俊足巧打、監督も務める
プロ野球中日で俊足巧打の外野手として活躍し、監督も務めた中利夫(なか・としお)さんが10日、誤嚥性肺炎のため名古屋市内の病院で死去した。87歳。前橋市出身。葬儀・告別式は近親者で執り行った。14日、球団が発表した。 群馬・前橋高から1955年に中日入団。60年に50盗塁で盗塁王を獲得し、67年には打率3割4分3厘で首位打者に輝いた。高木守道と俊足の1、2番コンビを組み、通算81三塁打はセ・リーグ記録。守備範囲の広さでも知られた。72年に引退後はコーチを経て、78年から3年間の監督時代の最高は79年の3位。広島のコーチにもなった。
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広3―2D(14日) 広島が延長サヨナラ勝ち
広島が延長サヨナラ勝ち。1―2の八回に代走羽月の三盗で好機を広げ、菊池のスクイズで同点。延長十一回は2死一、三塁から秋山が中越えへサヨナラ打を放った。床田は六回途中2失点。救援6投手が無失点でつないで勝機を見いだした。DeNAは12安打を放ちながら11残塁の拙攻。得点は宮崎の2ランのみで、東の好投を生かせなかった。
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巨人、阿部新監督が始動 「僕も変わる、皆も変わって」
巨人の阿部慎之助新監督が14日、川崎市のジャイアンツ球場での秋季練習で始動した。冒頭、教育リーグ参加中の2軍を除く1、3軍の選手の前であいさつし「皆が悔しい思いをしたと思うので、僕も変わるし、皆も変わってほしい」と呼びかけた。 練習中はブルペンで投球を見守り、選手やスタッフと積極的に言葉を交わした。「話ができたのは収穫だし、初めて見る若い選手も何人かいた。とてもいい時間になった」と振り返った。 2年連続でセ・リーグ4位に終わり、若手を中心に戦力の底上げを図る機会となる。「チームとしてというよりは、個人が考えて動いていくことをメイ
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楽天新監督に今江氏就任へ 今季は打撃コーチで手腕
楽天が新監督として今江敏晃打撃コーチ(40)に就任を要請していることが13日、分かった。関係者によると受諾に支障はないもようで、近日中に就任が発表される見通し。今季限りでの退任を表明した石井一久監督(50)の後任となる。 今江コーチは今季途中に2軍から1軍に配置転換され、不振だった打撃陣を立て直した手腕などが評価されていた。大阪・PL学園高から2002年にドラフト3巡目でロッテに入団し、三塁手として勝負強い打撃と好守で活躍。フリーエージェントで16年に楽天に移籍し、19年限りで現役を引退した後は楽天でコーチ経験を積んできた。 森
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全試合をナイター開催 SMBC日本シリーズ
日本野球機構(NPB)は13日、パ・リーグの本拠地球場で28日に開幕するSMBC日本シリーズ2023は全ての試合がナイター開催と発表した。開始時間は開催の可能性がある各球場によって異なるが、午後6時か6時半のいずれか。 昨年に続いて予告先発の採用が事前に決められた。延長戦は十二回まで実施し、第8戦以降は制限を設けない。
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巨人、中島に戦力外通知 1928安打、現役希望
巨人は13日、通算1928安打の中島宏之内野手(41)に来季の契約を結ばないことを通知したと発表した。2019年から巨人でプレーし、20年には100試合に出場してリーグ優勝に貢献したが、その後は出場機会が減り今季は8試合で5安打だった。現役続行を希望している。 主に救援で通算419試合に登板した鍵谷陽平(33)、高木京介(34)、三上朋也(34)、田中豊樹(29)、堀岡隼人(25)の5投手、香月一也内野手(27)にも戦力外を通告した。
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プロ野球CS、14日に開幕 佐々木朗、床田ら先発
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は14日にセ、パ両リーグのファーストステージ(3試合制)が開幕する。セはレギュラーシーズン2位の広島が3位DeNAとマツダスタジアムでデーゲーム。パは2位ロッテがZOZOマリンスタジアムに3位ソフトバンクを迎えてナイターで実施される。 13日は各チームが調整し、第1戦の予告先発はセが広島の床田とDeNAの東、パはロッテの佐々木朗とソフトバンクのスチュワートと発表された。 ファーストステージの勝者はセ、パともに18日に始まるファイナルステージ(6試合制)で、リーグ優勝した阪神、オリックスと日
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広島の新井監督「挑戦者で」 DeNA三浦監督「日本一を」
CS開幕前日の13日、出場チームの監督らが記者会見し抱負を語った。セ・リーグのファーストステージが行われるマツダスタジアムでは、広島の新井監督が「挑戦者の気持ちで向かっていく」と意気込み、DeNAの三浦監督は「日本一を目指してやっていく」と力強く宣言した。 理想の試合運びについて、新井監督は「先制点を与えず、ロースコアで競った展開に」と思い描いた。三浦監督は今季最多勝の東をキーマンに挙げ「初戦で勢いをつけたい。しっかりと流れをつくってくれることを期待している」と話した。 18日からのファイナルステージで待つ阪神の岡田監督はリモー
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広島、常広の1位指名公表 青学大の右腕投手
広島は13日、本格派右腕、青学大の常広羽也斗投手をドラフト会議で1位指名することを公表した。マツダスタジアムでのスカウト会議後、白武スカウト部長は「先発、抑えどちらでもまだ伸びしろがある。球の質とかいろいろな面でナンバーワンの評価」と話した。 常広は150キロを超える直球とフォークボールが持ち味。今春の東都大学リーグでチームを17年ぶりの優勝に導いた。全日本大学選手権も制して、最高殊勲選手賞と最優秀投手賞に輝いた。
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楽天監督、今江氏の昇格軸に調整 打撃コーチの手腕評価
楽天が今季限りでの退任を表明した石井一久監督(50)の後任として、今江敏晃打撃コーチ(40)の昇格を軸に調整していることが13日、球団関係者への取材で分かった。今季途中に2軍から1軍に配置転換され、不振に陥っていた打撃陣を立て直した手腕などが評価されていた。 今江コーチは大阪・PL学園高から2002年にドラフト3巡目でロッテに入団し、三塁手として勝負強い打撃と好守で活躍した。フリーエージェントで16年に楽天に移籍。19年限りで現役引退した後は楽天でコーチ経験を積んできた。
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プロ野球志望届、311人が提出 大阪桐蔭・前田、東洋大・細野ら
日本高野連と全日本大学野球連盟は12日、プロ入り希望の選手に義務づけた「プロ野球志望届」提出を締め切り、午後5時の時点で311人(高校139人、大学172人)が公表された。26日のドラフト会議で指名対象となる。 高校生の投手では大阪桐蔭の前田悠伍が注目を集める。U―18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)では精度の高い変化球を武器に日本の初優勝に貢献した。同じ左腕では仙台育英(宮城)の仁田陽翔、履正社(大阪)の福田幸之介が150キロの直球を投げる。右腕では沖縄尚学の東恩納蒼、打力も非凡な霞ケ浦(茨城)の木村優人の評価が高い。 野
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巨人、元木コーチが退任 本人申し入れ
プロ野球巨人は12日、元木大介作戦兼内野守備コーチ(51)が今季限りで退任すると発表した。同コーチから退任の申し入れがあったという。
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野球日本代表、金子ヘッドら発表 11月のコーチ陣
井端弘和新監督を迎え、11月に東京ドームで行われるアジアプロ野球チャンピオンシップに臨む日本代表のコーチ陣が12日、発表された。ロッテの金子誠戦略コーチがヘッドコーチを務める。 バッテリーコーチには巨人の村田善則ブルペンコーチ、内野守備・走塁コーチにはオリックスで同じ役割を務める梵英心コーチ、外野守備・走塁コーチには巨人の亀井善行打撃コーチが就任。元中日の吉見一起氏が投手コーチとなった。
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クライマックスシリーズ開幕へ 14日から、広島やロッテが出場
プロ野球は14日、セ、パ両リーグともにクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが開幕する。 セは2位広島が3位DeNAとマツダスタジアムで対戦。パはレギュラーシーズン最終戦で2位に滑り込んだロッテが、ZOZOマリンスタジアムに3位ソフトバンクを迎える。
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楽天、石井監督の退任発表 2年連続でCS進出を逃す
プロ野球楽天は12日、石井一久監督(50)が契約満了に伴い今季限りで退任すると発表した。来季から球団取締役シニアディレクターに就任する。 石井監督は契約最終年だった3年目の今季、昨年まで兼任していたゼネラルマネジャー(GM)の職からは外れ監督業に専念して臨んだが、2年連続4位に終わり、クライマックスシリーズ(CS)進出を逃した。
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西武・山川、5カ月ぶり実戦 「いい緊張もした」
西武の山川穂高内野手が11日、秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」で5カ月ぶりに実戦復帰した。宮崎県日南市での巨人戦に「4番・三塁」で先発出場し、第1打席は初球を打って中飛、続く2打席はともに四球。代走を送られて交代した。「すごく楽しくというか、いい緊張もした」と振り返った。 5月に強制性交の疑いで書類送検され(後に不起訴処分)、球団から無期限の公式試合出場停止処分を科されたが、同リーグは公式戦ではなく出場可能と判断された。三塁守備では打球を軽快にさばく場面も見られた。同リーグは30日まで開催されており、「一つ一つのプレーを大切にしながらやっていく」
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骨折のオリ頓宮、1軍練習に復帰 紅白戦に指名打者で先発
左足薬指の疲労骨折でリーグ終盤を欠場したオリックスの頓宮が11日、京セラドームでの1軍練習に合流し、紅白戦に「2番・指名打者」で先発して実戦復帰した。山本と対戦し、第1打席は三振、第2打席は二飛。「打つのは痛くないので大丈夫」とうなずいた。 投高打低の傾向が顕著だったリーグの中で、安定感を示して首位打者に輝いた。驚異的な回復力で、不安視されたクライマックスシリーズでの出場も見えてきた。「完治はしないままになると思うけど、使ってもらえるならしっかりやっていきたい」と力強く話した。
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オリ山本、紅白戦で「腕振れた」 調整順調、最速157キロ
オリックスの山本が11日、京セラドームで行われた紅白戦に登板し、3回5安打2失点だった。失点こそしたが、最速157キロを記録するなど調整は順調のようで「思ったよりも腕を振って投げられたので、そこは良かった」と納得の表情だった。 中6日で、18日のクライマックスシリーズファイナルステージ第1戦の先発が見込まれる。「いつものように調整していけたら問題ない。一日一日を大切に頑張る」と頼もしく話した。
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楽天の石井一久監督が退任へ 2年連続でCS逃す
プロ野球楽天の石井一久監督(50)が今季限りで退任することが11日、球団関係者への取材で分かった。球団は後任選びに入っている。 石井監督は契約最終年だった3年目の今季、昨年まで兼任していたゼネラルマネジャー(GM)の職を外して臨んだが、2年連続4位に終わり、クライマックスシリーズ(CS)進出を逃した。 今季序盤から浅村、島内らの打撃不振が響いて下位で苦しんだ。夏場から盛り返し、最大13あった負け越しを9月末にはなくしてCS進出争いに加わったものの、残り1枠を争った今月10日のレギュラーシーズン最終戦でロッテに敗れた。
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ロッテ、福田秀平が戦力外 今季3試合出場、現役続行を希望
ロッテは11日、福田秀平外野手(34)に来季契約を結ばないことを通知したと発表した。現役続行を希望している。 ソフトバンクからフリーエージェント移籍して2020年からロッテでプレーしたが、けがなどで期待に応えられず、4年契約最終年の今季は出場3試合にとどまった。 ロッテ球団を通じ「今後のことはまだ何も決まっていないが、チャンスがあれば野球を続けたい」などとコメントした。
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建て替えか改修、マリン行方は? 老朽化の球場巡り、千葉市検討
完成から33年以上となり老朽化が目立つプロ野球ロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)を巡り、所有する市が「新球場への建て替えか、改修にとどめるか」の検討に入っている。施設の機能向上や周辺地域への経済波及効果が焦点で、供用開始は約10年後を見込む。ファンからは、それぞれの案を支持する声が上がる。 ペナントレースが大詰めを迎えた9月中旬、ロッテの公式戦があったスタジアムでは、東京湾からの強い風が吹いていた。プレーにも影響を与える海風は時に、試合結果を左右するだけでなく、塩害による施設劣化をもたらしてきた。 さらに観客
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パ・リーグ、CSの詳細日程発表 14日開幕で全てナイター
パ・リーグは11日、クライマックスシリーズ(CS)の詳細な日程を発表し、レギュラーシーズン2位のロッテと3位ソフトバンクが対戦するファーストステージ(3試合制)は14日にZOZOマリンスタジアムで始まり、3試合とも午後6時開始となった。 ファーストステージ勝者と、リーグ優勝したオリックスが戦うファイナルステージ(6試合制)は18日から京セラドーム大阪で全て午後6時開始で実施される。
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山本が3年連続4冠 パ・リーグ、個人タイトル確定
パ・リーグは10日、レギュラーシーズン全日程が終了して個人タイトルが確定し、オリックスを3連覇に導いた山本が16勝、防御率1・21、169奪三振、勝率7割2分7厘で、投手主要タイトル4部門を3年連続で独占した。プロ野球史上初だった連続シーズン4冠を3年に伸ばす偉業だった。 近藤(ソフトバンク)は26本塁打、87打点で主要打撃2冠を達成し、最高出塁率(4割3分1厘)も手にした。本塁打王は3年ぶり2度目の浅村(楽天)のほかポランコ(ロッテ)も獲得した。初めて首位打者に輝いた頓宮(オリックス)は打率3割7厘で、リーグ史上最も低い打率でのタイトルとなった。柳田(ソフト
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ロッテが2位でCS進出 今季最終戦で決着
プロ野球パ・リーグは10日、レギュラーシーズン最終戦を迎え、ロッテが残り1枠のクライマックスシリーズ(CS)進出を争った楽天戦を5―0で制し、2位でのCS進出を決めた。ソフトバンクは3位に後退し、楽天は4位に終わった。 14日に開幕するCSファーストステージ(3試合制)はロッテの本拠地ZOZOマリンスタジアムにソフトバンクを迎えて行われる。ロッテのCS進出は2年ぶりで、2004~06年のプレーオフを含めて9度目。 ファーストステージ勝者が18日に始まるファイナルステージ(6試合制)に進み、リーグ3連覇を果たしたオリックスと京セラ
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楽0―5ロ(10日) 小島快投、ロッテの2位浮上導く
ロッテが快勝で2位に浮上した。小島は緩急巧みに7回無失点で2年ぶりの2桁勝利。二回に岡の右前打で先制し、四回は安田の一発。七回は荻野の適時内野安打、八回は佐藤都の2点二塁打で突き放した。楽天は再三の拙攻が響いた。
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ソフトB、球団通算5000敗目 柳田「悔しいシーズンに」
リーグ3連覇を果たした王者に力の差を見せつけられた。ソフトバンクは9日のオリックスとのレギュラーシーズン最終戦で、打線が5安打1得点と振るわず球団通算5千敗目。主将の柳田は「優勝できず悔しいシーズンになった。もっと打っていれば…」と責任を負った。 22歳のルーキー、曽谷の速球と、沈む変化球に手を焼いた。6回を投げたサウスポーに、柳田の中前打が精いっぱい。八回1死満塁の好機では今宮が併殺に倒れ、反撃も九回の近藤の26号ソロだけにとどまった。 3年ぶりのリーグ優勝を強く誓ったが、7月には12連敗を喫した。後半戦は3連勝が一度もなく、
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中嶋監督の続投を発表 オリックス、来季4年目
オリックスは9日、今季チームをパ・リーグ3連覇に導き、続投が既定路線となっていた中嶋聡監督(54)が、来季も指揮を執ると発表した。来季が就任4年目になる。 監督代行から監督に就いた2021年に、前年まで2年連続最下位だったチームを立て直して25年ぶりのリーグ制覇に導くと、昨季はリーグ連覇と26年ぶりとなる日本一を達成。今季は高卒3年目の山下舜平大投手を開幕投手として1軍デビューさせるなど、大胆な起用で若手の成長を促しつつ、独走で優勝した。
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ソフトは2位決められず 楽天―ロッテは雨で順延
パ・リーグは9日、残り1枠のクライマックスシリーズ(CS)進出が懸かる楽天モバイルパーク宮城での楽天―ロッテ最終戦が雨天中止となり、10日に順延された。既にCS進出を決めているソフトバンクは京セラドーム大阪でオリックスに1―4で敗れ、2位を決められずレギュラーシーズン全日程を終えた。 ロッテは10日に勝てば2位、引き分けでも3位でCSに進む。楽天が勝てば3位に入り、ソフトバンクが2位となる。 CSはファーストステージが14日に開幕する。
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オ4―1ソ(9日) オリ、パ全球団に勝ち越し
オリックスがパ・リーグの全5球団に勝ち越した。新人の曽谷は6回無失点でプロ初勝利。打線は一回に杉本の内野安打で先制し、六回には若月のソロで加点した。ソフトバンクは近藤の26号ソロにとどまった。
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ロッテ・小島「フルパワーで」 CS懸け楽天戦先発
ロッテは先発予定だった小島が、10日の試合にスライド登板することになった。CS進出が懸かる最終戦に向けキャッチボールやダッシュで調整し「打者一人ずつ、全力で抑えることに集中したい。一回からフルパワーでいきたい」と意気込んだ。 2年ぶりの2桁勝利も懸かる大一番。吉井監督は「今年の開幕投手だし、最後は小島に締めてもらおうと。いつも通りに自分の力を出してほしい」と期待を込めた。(楽天モバイルパーク)
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楽天・則本スライド「影響ない」 10日ロッテ戦先発
逆転でのCS進出に向け勝利が必須の楽天は、9日に先発予定だった則本が10日の試合にスライドする。大一番を託されたエースは「特に僕自身は影響もないし、調整の部分でも変わることはない」と力強くコメントした。 先発で起用されてきたルーキー荘司の中継ぎ待機も取りざたされたが、石井監督は「リリーフは1イニングを抑えるプロとしてやってきているので、彼らのことを信じている。ころころ変えてもベストな布陣ではないと思う」と通常通りのブルペン陣で臨む考えを示した。(楽天モバイルパーク)
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中止のプロ野球
◇パ・リーグ 楽天―ロッテ(楽天モバイルパーク宮城)=降雨
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9日の予告先発
◇パ・リーグ 楽天・則本―ロッテ・小島(楽天モバイルパーク宮城) オリックス・曽谷―ソフトバンク・有原(京セラドーム大阪)
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ロッテと楽天で9日決着 パCS残り1枠懸け最終戦
プロ野球パ・リーグは9日にレギュラーシーズン最終戦を迎え、3位ロッテと4位楽天が残り1枠のクライマックスシリーズ(CS)進出を懸けて楽天モバイルパーク宮城で直接対決する。 ロッテは引き分けでもCS行きが決まり、地元で戦う楽天が逆転でCS切符をつかむには勝つしかない。今季の対戦成績はここまで12勝12敗。試合は午後2時開始予定でロッテは小島、楽天は則本がそれぞれ先発登板する。則本は8日、本拠地球場で調整した。 7日にCS進出とした2位ソフトバンクは9日はオリックスと京セラドーム大阪でナイターゲーム。ロッテが勝ち、ソフトバンクが負け
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ソフトバンク、2年連続でCSへ オリに続いて14度目
パ・リーグは7日、ソフトバンクが楽天と5―5で引き分けて、今季3位以内を確定させ2年連続14度目のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。2004~06年のプレーオフを含めると通算17度目。 既に優勝したオリックスが18日から始まるファイナルステージ(6試合制)進出を決めている。ロッテと楽天が9日の直接対決でCSへ進む残り1チームを争い、ファーストステージ(3試合制)は14日からスタートする。
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楽5―5ソ(7日) ソフトバンク3位以内確定
ソフトバンクが引き分け、3位以内を確定させた。0―2の三回に川瀬の三塁打と柳田の22号2ランで3得点し、四、五回にも加点。六回に辰己の9号3ランで追い付かれたが、救援陣がしのいだ。楽天は粘ったが、勝ち越せなかった。
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谷保さん、涙で引退あいさつ ロッテ、場内アナウンス担当
今季限りで引退するロッテの場内アナウンス担当、谷保恵美さんが7日、レギュラーシーズンの本拠地最終戦で涙ながらにあいさつをした。試合後には吉井監督らから花束をもらい「最後のあいさつで泣かないつもりだったが泣いちゃった。無事に公式戦を終えられてほっとしている」と語った。 1991年8月9日、川崎球場で行われた日本ハム戦がデビュー戦。応援団からは「谷保」コールを浴び「こんなことは来世でもないと思う。大事に心の中にしまっておきたい」と話した。(ZOZOマリン)
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床田がCS第1戦先発へ 広島、新井監督が明言
広島の新井貴浩監督は7日、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦の先発に、今季11勝をマークした床田寛樹投手の起用を明言した。「ペース配分は考えず、初回からどんどんいってくれればいい」と期待を寄せた。 床田はマツダスタジアムで行われた社会人のJFE西日本との練習試合に先発して、3回無失点だった。速度を落とし、曲がりを大きくしたスライダーを試して、手応えをつかんだ。「1人ずつ、1イニングずつの積み重ねで、飛ばせるだけ飛ばしていけたら」と自身初のCS登板へ意気込んだ。
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ロ1―4オ(7日) オリックスの山崎福が11勝目
オリックスは一回、失策で先制。直後に同点とされたが、四回に杉本のソロで勝ち越した。杉本は九回にもソロを放った。山崎福が6回1失点で11勝目、山岡が3セーブ目。ロッテは西野の7回2失点の力投を生かせなかった。
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ソフトバンクが5度目の優勝 4年ぶり、ファーム日本選手権
プロ野球のファーム日本選手権は7日、宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われ、ウエスタン・リーグ優勝のソフトバンクがイースタン・リーグ覇者の巨人に6―5で逆転勝ちし、4年ぶり5度目の優勝を果たした。 最優秀選手(MVP)には、3安打2打点をマークした育成選手の川村が選ばれた。 ソフトバンクは3―5の八回にリチャードのソロ本塁打で追い上げ、無死満塁から内野ゴロで追い付くと、渡辺陸の犠飛で勝ち越した。巨人は2番手の井上が3回5失点と崩れた。
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ロ12―1オ(6日) ロッテが21安打12得点
ロッテがともに今季最多の21安打12得点。一回に山口の適時打で先制し、三回も山口が適時打。四、五回に2点ずつ加点し、七回は打者11人の猛攻で一挙5点を奪った。8投手のリレーで1失点。オリックスは投手陣が崩れた。
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阿部新監督「強い巨人を」 原前監督の83番背負う
プロ野球巨人は6日、東京・大手町で阿部慎之助新監督(44)の就任記者会見を開いた。ヘッド兼バッテリーコーチから昇格した新監督は、今季まで指揮を執った原辰徳前監督(65)と並んだ壇上で「強い巨人軍、愛される巨人軍を必ずつくり、ファンにいい報告をすることを約束する」と述べた。3年契約で、背番号は原前監督がつけた83を引き継ぐ。 今季最終戦となった4日のDeNA戦後のセレモニーで監督交代が明かされ、新監督として今回初めて会見。昨季に続いて4位と低迷した名門の再建を託された。ヘッドコーチとして不振の責任を取ることも考えたと言うが「原監督に『(後任が)慎之助で良かった』
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7日の予告先発
◇パ・リーグ 楽天・岸―ソフトバンク・スチュワート(楽天モバイルパーク宮城 ) ロッテ・西野―オリックス・山崎福(ZOZOマリンスタジアム)
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スチュワート、次戦「わくわく」 ソフトバンク、CSかけ楽天戦
ソフトバンクは7日に敵地での楽天戦で勝つか引き分ければ2年連続のクライマックスシリーズ進出が決まる。先発予定のスチュワートは6日、ペイペイドームで調整し「わくわくするし、自分のできることをしたい」と気持ちを高ぶらせた。 今季の楽天戦では2試合に先発し、計12回で2失点。首脳陣は好相性を誇る23歳の右投手に、重要な一戦の先発を託した。チームは相手の本拠地で8連敗中。鬼門の地で勝利に導くべく「状態は上がっている。勝ちたい」と気合十分だ。
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バウアー、実戦形式で86球 CSでの復帰へ前進
DeNAのバウアーが6日、横浜スタジアムで行われた実戦形式の打撃練習に登板した。桑原、林らに計86球を投げ、最速は151キロだった。8月30日の阪神戦で股関節付近を痛めて離脱、レギュラーシーズンは10勝4敗で終えた。回復ぶりをアピールし、今月14日に始まるクライマックスシリーズ(CS)での復帰へ大きく前進し「先発で行けと言われたら投げられる」と自信を見せた。 負傷後、打者に投げるのは2度目という。当初は「足を上げるのもままならなかった」そうで、驚異的な回復を示し「完全に元通りの感覚だ」と話した。11日にも打撃練習で投げる予定で、三浦監督は「投げるごとに上がって
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中日、ロドリゲスの契約を解除 開幕前に無断離脱、プレーせず
中日がキューバ出身のジャリエル・ロドリゲス投手(26)との契約を解除した。6日、自由契約選手として公示された。2年契約の1年目だった今季開幕直前に無断でチームを離れ、1年間プレーしなかった。一部海外メディアでは米大リーグ移籍を視野に亡命したとの見方があった。 同投手は3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に同国代表として出場し、大会後に来日予定便に搭乗しなかった。昨季は56試合に投げて45ホールドポイントを挙げ、最優秀中継ぎに輝いた。
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楽天・松井裕、最多セーブ確定 2年連続3度目
楽天の松井裕樹投手が5日、日本ハム25回戦(楽天モバイルパーク宮城)で自己最多の今季39セーブ目を挙げ、他の投手に上回られる可能性がなくなり、2年連続3度目となる最多セーブのタイトル獲得が確定した。 松井裕は神奈川・桐光学園高から入団し10年目。4月に史上最年少の27歳5カ月で通算200セーブを達成した。
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楽5―3日(5日) 楽天が逆転勝ち
楽天が逆転勝ち。0―3の四回に浅村がリーグトップに並ぶ26号ソロを放ち、五回は浅村と岡島の連続2点打で4点を奪った。3番手の酒居が5勝目。松井裕が自己最多の39セーブ目を挙げた。日本ハムは根本が五回に制球を乱した。
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6日の予告先発
◇パ・リーグ ロッテ・沢村―オリックス・竹安(ZOZOマリンスタジアム)
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セ・リーグは1400万人超え 今季の観客動員数
セ・リーグは4日にレギュラーシーズンが終了し、今季の総観客数は1411万9723人で昨季より約200万人増えた。6球団全てが前年を上回り、球団別ではリーグ優勝した阪神が291万5528人で最多で、1試合平均で唯一、4万人を超えた。ヤクルトの197万6151人が最少だった。 3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)優勝が熱狂を生んだことや、新型コロナウイルス感染症の5類移行が追い風となり、過去最多の1486万7071人を記録した2019年以来となる1400万人台となった。
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中日、岡野らを戦力外 伊藤、松田も
中日は5日、岡野祐一郎投手(29)、伊藤康祐外野手(23)、育成選手の松田亘哲投手(26)に来季の契約を結ばないと通告した。岡野と伊藤は現役続行を希望、松田は未定。 岡野は4年間で32試合、3勝7敗、防御率7・23。名古屋市の球団事務所で「体はどこも痛くない。万全の状態」と話した。伊藤は34試合に出た今季を「打撃でチャンスをつかみ切れなかった」と振り返った。 名大出身初のプロ野球選手と注目された松田は4シーズンで支配下選手契約を勝ち取れず「思うような結果につながらなかった。苦しい日々が長かった」と語った。
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ソフトB奥村らと来季契約結ばず 育成選手の6人
ソフトバンクは5日、いずれも育成選手の奥村政稔投手(31)、中道佑哉投手(25)、岡本直也投手(26)、居谷匠真捕手(20)、舟越秀虎外野手(22)、中村宜聖外野手(23)と来季の契約を結ばないと通告したと発表した。 奥村は2019年に三菱日立パワーシステムズ(現三菱重工East)からドラフト7位で入団した。昨季は初先発するなど4試合に登板したが右肘を手術。今季は1軍での出場がなかった。
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オリックス、石岡諒太が戦力外 佐野如一、渡辺大樹らも
オリックスは5日、石岡諒太内野手(31)、佐野如一外野手(25)、渡辺大樹外野手(26)、育成契約の西浜勇星投手(20)、中川颯投手(24)に来季の契約を結ばないと通告したと発表した。
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薮田、岡田らが戦力外 広島、6選手に通告
広島は5日、薮田和樹投手(31)、岡田明丈投手(29)、三好匠内野手(30)、育成契約の行木俊投手(22)、木下元秀外野手(22)、中村来生投手(20)に来季の契約を結ばないと通告したことを発表した。三好は現役引退を表明し、5選手は現役続行を希望。 薮田は岡山理大付高、亜大を経てドラフト2位で2015年に入団、17年に勝率第1位に輝いた。岡田は大商大からドラフト1位で16年入団。17年は12勝を挙げるなどチームのリーグ制覇に貢献した。
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西武・山川穂高、教育L参加へ 性暴力疑いで出場停止中
強制性交の疑いで書類送検され、球団から出場停止処分を受けていたプロ野球西武の山川穂高内野手が、9日から宮崎県内で開催される秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」に参加することが5日、球団から発表された。 東京都内のホテルで知人女性に性的暴行をしたとして5月に書類送検され、8月に嫌疑不十分で不起訴処分となったが、球団は「猛省を促す」として無期限の公式戦出場停止処分を科した。5月中旬から試合には出場せず、球団施設で練習していた。 フェニックス・リーグは今月9~30日に宮崎県内各地で行われ、若手を主体としたプロ野球12球団と独
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阪神の岩崎(清水東高出) 最多セーブ王「みんなのおかげ」 プロ野球セ・リーグ全日程終了
セ・リーグは4日、レギュラーシーズン全日程が終了して個人タイトルが確定し、岡本和(巨人)が41本塁打で2年ぶり3度目の本塁打王に輝いた。宮崎(DeNA)が打率3割2分6厘で6年ぶり2度目の首位打者。牧(DeNA)が103打点で打点王になり、164安打で中野(阪神)とともに最多安打を分け合った。 村上(阪神)が防御率1・75で最優秀防御率、東(DeNA)が16勝で最多勝に輝いたほか、勝率8割4分2厘で13勝以上が対象となる勝率第1位を手にした。 近本(阪神)が28盗塁で2年連続4度目の盗塁王。174三振を奪った今永(DeNA)が最多奪三振をつかんだ。島内(広島)が42ホールドポイントで最優
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セ・リーグ動員200万人増 今季観客、阪神が最多
セ・リーグはレギュラーシーズンが終了した4日、今季の総観客数が昨季から約200万人増の1411万9723人だったと発表した。3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での優勝が熱狂を生んだことや、新型コロナウイルス感染症の5類移行が追い風となった。 球団別ではリーグ優勝した阪神の291万5528人が最多で、ヤクルトの197万6151人が最少だった。 今季の平均試合時間は3時間13分で、昨季より1分短くなった。
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巨人・岡本和が3度目の本塁打王 セ・リーグ個人タイトル
セ・リーグは4日、レギュラーシーズン全日程が終了して個人タイトルが確定し、岡本和(巨人)が41本塁打で2年ぶり3度目の本塁打王に輝いた。宮崎(DeNA)が打率3割2分6厘で6年ぶり2度目、牧(DeNA)が103打点で打点王になり、164安打で中野(阪神)とともに最多安打を分け合った。 村上(阪神)が防御率1・75で最優秀防御率、東(DeNA)が16勝で最多勝に輝いたほか、勝率8割4分2厘で13勝以上が対象となる勝率第1位を手にした。 近本(阪神)が28盗塁で2年連続4度目の盗塁王。174三振を奪った今永(DeNA)が最多奪三振を
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広島の2位が確定 セ・リーグCS開幕はマツダ
プロ野球セ・リーグは4日、レギュラーシーズン全日程が終了した。広島の2位、DeNAの3位が決まり、14日に開幕するクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)は広島の本拠地マツダスタジアムで行われることになった。ヤクルトの5位、中日の最下位も確定した。 ファーストステージの勝者は18日に始まるファイナルステージ(6試合制)に進み、リーグ優勝した阪神と甲子園球場で対戦する。
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ヤ5―4神(4日) ヤクルトがサヨナラ勝ち
ヤクルトがサヨナラ勝ちし、5位でシーズンを終えた。3―4の九回に代打内山の適時打で追い付き、山田の犠飛で試合を決めた。5番手の田口が3勝目。阪神は六回に1点を勝ち越したが、九回に登板の岩崎が踏ん張れなかった。
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オ3―6ロ(4日) ロッテが逆転勝ち
ロッテが逆転勝ち。1―3の七回に代打角中の2点二塁打で追い付き、続く藤岡の適時二塁打で勝ち越した。八回は中村奨の2点適時打で突き放した。2番手の中森が3勝目を挙げた。オリックスは横山が誤算だった。
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DeNA、三浦監督の続投発表 来季4年目「責任一層感じる」
DeNAは4日、三浦大輔監督が来季も指揮を執ると発表した。昨季終了後に複数年契約を結んでおり、この日までに南場智子オーナーからの続投要請を受諾した。来季が就任4年目となる三浦監督は「ありがたく感じると同時に、責任をより一層感じている」と話した。 就任1年目の2021年は最下位に終わったが、昨季は2位と躍進。今季も74勝66敗3分けの3位となって2年連続でのクライマックスシリーズ(CS)進出を果たした。南場オーナーは「コーチや選手との円滑なコミュニケーションにより、安定した成果を残せるチームづくりを着実に進められている」と評価した。
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巨人・原監督、今季限りで辞任 後任は阿部コーチ昇格
プロ野球巨人の原辰徳監督(65)が4日、今季最終戦となった東京ドームでのDeNA戦後のセレモニーでファンにあいさつし、今季限りで辞任することを表明した。後任が阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチ(44)であることも明言した。 原監督は監督通算17年目の今季、主力の故障や不調もあって優勝争いに加われず、2年続けての4位でクライマックスシリーズ(CS)進出を逃した。今季が3年契約の2年目だったが、不振の責任を取る。4日の試合は1―0で勝ち、巨人監督として歴代最多の通算勝利数は1291勝となった。 巨人の2年連続4位以下は2005、06
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巨1―0D(4日) DeNA、連勝止まり3位
DeNAの連勝は3で止まり、3位が決まった。東は1失点で完投したが、打線の援護なく3敗目を喫し、自身の連勝が12でストップ。巨人は3年ぶりのシーズン勝ち越し。山崎伊が無四球でのプロ初完封で10勝目を挙げた。
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侍ジャパン井端監督の一問一答
侍ジャパンの井端新監督は緊張した表情で、慎重に言葉を選びながら質問に応じた。 ―今の気持ちは。 「名前を挙げていただいたこと自体がとてもありがたい。今年のWBCで全国民が熱い思いになったと思う。侍ジャパンの結束力を最大限に生かして、全国の野球ファン、国民をまた熱くさせたい」 ―理想の野球は。 「これまで少年野球から社会人までさまざまな世代に携わってきた。侍ジャパンのトップチームはその集大成で、各世代の夢。今年はWBCで優勝したし(その財産は)必ず引き継がないといけな
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井端氏「魅力的な侍ジャパンを」 野球・日本代表、新監督に就任
プロ野球中日などで活躍した井端弘和氏(48)が4日、野球日本代表の新監督に就任した。東京都内のホテルで記者会見し「話を頂き、とても驚いたと同時にこんな光栄なことはないと思った。魅力的な侍ジャパンを築きたい」と緊張した面持ちで語った。 契約は来年11月に開催される「プレミア12」までが前提。2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の体制は固まっておらず、侍ジャパン強化委員会の井原敦委員長は「国際大会ごとに、その時点でのベストの日本野球を示すことが今後のあるべき姿」と検討を続ける意向を示した。 井端新監督は次回WBC
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5日の予告先発
◇パ・リーグ 楽天・早川―日本ハム・根本(楽天モバイルパーク宮城)
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片岡2軍監督が来季ヘッドコーチ 中日、井上氏が2軍監督に
中日の来季ヘッドコーチに、片岡篤史2軍監督(54)が昇格することが4日までに球団関係者への取材で分かった。2軍監督の後任には球団OBで前阪神ヘッドコーチの井上一樹氏(52)が就任する。立浪監督の3年契約3年目は指導役を入れ替え、巻き返しを図る。 井上氏は鹿児島商高から1990年にドラフト2位で中日入り。2009年までチーム一筋でプレーし、翌年から打撃コーチや2軍監督を務めて13年限りで退団した。
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立浪監督「信念持ってやりたい」 中日、オーナーに報告
中日の立浪和義監督が4日、名古屋市内で大島宇一郎オーナーに就任2年目のシーズン報告を行った。チームは最下位に沈んだ1年目に続き、今季も借金26と低迷。オーナーから若手を機能させてと要望されたという立浪監督は「結果を出さないといろいろと言われる。自分の信念はしっかり持ってやりたい」と、3年契約の3年目となる来季への抱負を語った。 大島オーナーは取材対応せず、広報を通じ「課題だった得点力向上は克服できなかった。チーム一丸となって優勝争いができるチームへの成長を期待している」とコメントした。
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プロ野球・DeNA 田中健二朗(常葉菊川高出)、池谷(静岡高出)が戦力外
DeNAは3日、田中健二朗投手(34)=常葉菊川高出=、宮国椋丞投手(31)、平田真吾投手(34)、笠原祥太郎投手(28)、池谷蒼大投手(24)=静岡高出―ヤマハ出身=、田中俊太内野手(30)、育成選手の加藤大投手(21)、スターリン・コルデロ投手(25)、東出直也捕手(20)、大橋武尊外野手(22)と来季の契約を結ばないと発表した。 田中健は2008年に高校生ドラフト1巡目で入団。16、17年は2年続けて60試合以上に登板するなど、通算274試合に登板した。
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ソ7―3楽(3日) 和田が8勝目
ソフトバンクがシーズンの勝ち越しを決めた。和田は5回1/3を3安打無失点で8勝目。打線は一回に柳町の2点二塁打などで3点を先取し、八回には4点を加えた。楽天は2連敗で自力でのCS進出の可能性が消えた。則本が7敗目。
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ロ1―4西(3日) ロッテ、連勝3で止まる
ロッテの連勝が3で止まった。4年ぶりに先発した唐川は二回に崩れ、3回5安打2失点で黒星。打線は毎回走者を出しながら攻めきれず1点に終わった。西武は今季最終戦で連敗を4で止め、豆田がプロ初セーブを挙げた。
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中1―3巨(3日) 赤星、好投で5勝目
巨人の赤星が好投で5勝目を挙げた。7回2/3を投げて7安打1失点、8三振を奪った。打線は一回に大城卓の適時二塁打で2点を先取し、八回に吉川の内野安打で1点を加えた。中日は八回につかんだ無死満塁から1点止まりだった。
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4日の予告先発
◇セ・リーグ 巨人・山崎伊―DeNA・東(東京ドーム) ヤクルト・高橋―阪神・大竹(神宮) ◇パ・リーグ オリックス・宮城―ロッテ・美馬(京セラドーム大阪)
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野球日本代表新監督に井端氏決定 中日・巨人で活躍、初陣は11月
野球日本代表の新監督に、プロ野球中日や巨人で活躍した井端弘和氏(48)の就任が決定したことが3日、分かった。同日までに条件面で合意し、侍ジャパン強化委員会で承認された。近日中に就任会見を行う見込み。 11月16日から東京ドームで行われるアジアプロ野球チャンピオンシップが初陣で、来年11月には前回大会を制した「プレミア12」が開催される。大会2連覇を狙うワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は2026年春に行われる予定だが、井端氏が指揮を執るかどうかは未定で、今後調整する。 今年3月に行われたWBCで優勝に導いた栗山英樹前監
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台湾の「宝」孫易磊が日ハム入り 米大リーグ挑戦も視野に育成へ
日本ハムが台湾出身の18歳、孫易磊投手を獲得した。現地のファンにとっては「宝物のような存在」(稲葉篤紀ゼネラルマネジャー)。将来的な米大リーグ挑戦も視野に入れ、大谷(エンゼルス)やダルビッシュ(パドレス)を育てたノウハウを生かして原石を磨いていく。 9月10日まで行われたU―18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)では台湾代表の主力として、日本との決勝にも登板。稲葉GMも現地で視察した。昨年まで野手に軸足を置きながら、150キロ台後半に達するなど潜在能力は抜群。映像を見た新庄監督も「一目ぼれするくらいの球を投げている」と絶賛した。
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阪神、高山と北條が来季構想外 今季1軍出場なし
プロ野球阪神の高山俊外野手(30)と北條史也内野手(29)が、来季の戦力構想から外れていることが3日、球団関係者の話で分かった。ともに今季は1軍での出場機会がなかった。 高山は東京・日大三高から明大を経て2016年にドラフト1位で入団。1年目に134試合に出場して136安打を放ち、65打点を挙げるなどして最優秀新人に輝いたが、近年は出場機会が減っていた。通算467試合出場で330安打、20本塁打、135打点。 北條は青森・光星学院高(現八戸学院光星高)から13年にドラフト2位で入団。通算455試合に出場し、308安打、18本塁打
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DeNAバウアーが女性と和解 米国時代の性的暴行疑いで
【ニューヨーク共同】プロ野球DeNAのトレバー・バウアー投手が、米大リーグ時代に性的暴行などの疑いで女性から訴えられていた問題で、AP通信は2日、和解が成立したと報じた。 バウアーはドジャースに所属していた2021年7月、女性の訴えを受け、大リーグ機構から制限リストに入れられてプレーできなくなった。22年2月に不起訴処分となったが、球団から戦力外となり、今年3月にDeNA入りした。 バウアーは別の女性からも20年に性的暴行を受けたと訴えられているが、この申し立てを否定して提訴している。
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⚾プロ野球2軍参戦内定「ハヤテ223」 杉原社長が静岡市役所表敬
日本野球機構(NPB)の新規球団として2軍ウエスタン・リーグへの参加が内定した静岡市を拠点とする「ハヤテ223(ふじさん)」の杉原行洋社長らが2日、静岡市役所を訪れ、大長義之副市長らに内定を報告した。 杉原社長は「まだ本決定ではない」と強調しつつ、「皆さまへ夢を与えられるような球団づくりにご一緒させていただけたら」とあいさつした。大長副市長は「プロ野球球団の誕生が現実味を帯びてきて大変うれしく思う。チームづくりをしっかりやっていただき、11月22日の(最終)決定を願っている」と期待を寄せた。
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広島、新井監督が来季続投へ 就任1年目でCS進出を評価
広島が新井貴浩監督(46)に来季も指揮を託すことが2日、分かった。球団は就任1年目で、チームを2018年以来のクライマックスシリーズ(CS)進出に導いた手腕を評価。5年を基本路線としてチームの強化を任せる方針だという。松田元オーナーはさらなる戦力の底上げを期待し「18から25歳の中で核になる選手が出てこないといけない」と話した。 今季、新井監督は伝統の機動力を復活させ、積極性を植え付けてチームを鼓舞した。7月下旬には10連勝で首位に立ち、阪神と優勝を争った。
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オリ・山本由伸が3年連続最多勝 2日に16勝目、投手4冠が濃厚
オリックスの山本由伸投手が3年続けてリーグ最多勝のタイトルを獲得することが2日、決まった。同日の日本ハム戦で今季16勝目(6敗)を挙げた。11勝の平良の西武は残り1試合。種市(ロッテ)ら10勝に6人が並ぶが、全球団が残り5試合以下となり、並ばれる可能性がなくなった。 山本は13勝以上が対象となる勝率第1位にも3年連続で輝くことがほぼ確実。防御率はリーグ唯一の1点台となる1・21、奪三振数も169でトップに立っており、3年連続となる投手タイトル4冠が濃厚となっている。
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平野佳寿が4人目の250S 39歳、日米通算で
オリックスの平野佳寿投手が2日、京セラドーム大阪で行われた日本ハム25回戦で今季29セーブ目を挙げ、日本選手4人目の日米通算250セーブを達成した。米大リーグでは8セーブをマーク。日米合わせて835試合目(日本685試合、米国150試合)、39歳で到達した。 元中日の岩瀬仁紀が日本だけで通算407セーブ。横浜(現DeNA)とマリナーズで活躍した佐々木主浩が381(日本252、米国129)、ヤクルト、ホワイトソックスなどでプレーした高津臣吾が313(日本286、米国27)のセーブを挙げた。 平野佳は京産大からドラフト希望枠で200
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ソ6―0楽(2日) ソフト、単独2位に
ソフトバンクが単独2位に立った。大関は六回途中無失点で、5月30日以来の白星となる5勝目。一回に柳田が先制適時打を放ち、その後も効果的に加点した。楽天は連勝が3で止まり、4位に転落した。田中将は5回3失点で11敗目。
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オ3―0日(2日) 平野佳寿が日米通算250S
オリックスの山本が7回無失点11奪三振で、リーグトップを独走する16勝目を挙げた。平野佳寿は日米通算250セーブを達成。二回に紅林の2点打で先手を取り、無失点リレー。日本ハムは序盤の好機を生かせなかった。
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ロ7―3西(2日) ロッテ、7月以来の3連勝
ロッテが7月下旬以来の3連勝。0―1の一回に石川慎の2ランで逆転し、三回にポランコがソロ。4―2の八回にポランコの2点二塁打などで3点を奪って突き放した。小島が7回2失点で9勝目。西武は4連敗を喫した。
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3日の予告先発
◇セ・リーグ 中日・小笠原―巨人・赤星(バンテリンドームナゴヤ) ◇パ・リーグ ロッテ・唐川―西武・松本(ZOZOマリンスタジアム) ソフトバンク・和田―楽天・則本(ペイペイドーム)
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現役ドラフトは12月8日 プロ野球実行委員会
日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会が2日、東京都内で開かれ、昨年から導入された現役ドラフトを12月8日に開催することを決めた。戦力外となった選手らを対象とした12球団合同トライアウト(入団テスト)は、11月15日に千葉県鎌ケ谷市の日本ハム鎌ケ谷球場で行う。 新型コロナウイルス感染対策として2020年から実施している出場選手登録人数と外国人選手登録枠、ベンチ入り人数の拡大を廃止するかどうかも議論したが、結論は出なかった。NPBの井原敦事務局長は「すぐに戻すのも、実務的に難しいところがある。年内には決めたい、という目標」と話した。
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守護神・岩崎(清水東高出)セーブ王 プロ野球・阪神、リーグV支え初タイトル
◇最終戦=阪神15勝9敗1分(14時、マツダスタジアム、31209人) 阪 神 001130100―6 002010002―5 広 島 [勝]岡留8試合1勝 [S]岩崎59試合3勝2敗35S [敗]床田24試合11勝7敗 [本]小園6号②(馬場)佐藤輝23号③(床田) ▽三塁打 秋山▽二塁打末包、森下▽盗塁 大山(3)▽失策 上本2、坂倉▽暴投アンダーソン▽与死球 大瀬良(森下) ▽試合時間 3時間40分 【評】阪神が連敗を3で止めた。2番手の岡留がプロ初勝利、岩崎(清水東高出)が35セーブ目を挙げた。打線は1-2の四回に近本の適時打で同点。五回に佐藤輝の3ランで勝ち越し、七回にも加点し
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巨人・松田、涙の引退セレモニー 「熱男という言葉にも感謝」
巨人の松田が1日の試合後に引退セレモニーに臨んだ。スピーチでは家族らへの思いに続き「熱男という言葉にも感謝の気持ちを伝えたい」と自身の代名詞になったソフトバンク時代のスローガンに言及。今季加入した巨人では実現できなかった本塁打後のパフォーマンスを呼びかけ、4万人超の観客とともに繰り出すと感極まり、顔を手で覆って号泣した。 現役最後の試合は「6番・三塁」で先発。一邪飛、右飛で2打席を終えた後、六回に守備位置に一度向かってから交代した。日本代表でも三遊間を組んだ坂本と抱擁し「もう二度とこの光景や声援は味わえない」と場内を見渡して引き揚げた。
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巨1―0ヤ(1日) 巨人が接戦勝利
巨人が無失点リレーで接戦を制した。グリフィンが7回を散発4安打に抑えて約2カ月ぶりの6勝目。船迫、中川とつなぎ、五回に岸田の一発で挙げた1点を守り抜いた。引退試合の松田は2打席無安打。ヤクルトは打線が精彩を欠いた。
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巨人2軍が5年ぶり優勝 イースタン全日程が終了
イースタン・リーグは1日、各地で今季最終戦が行われ、巨人が4―0で西武に勝って5年ぶり28度目の優勝を決めた。10月7日に宮崎市のひなたサンマリンスタジアム宮崎で行われるファーム日本選手権で、ウエスタン王者のソフトバンクと対戦する。 イースタン2位以下は楽天、西武、DeNA、日本ハム、ヤクルト、ロッテの順となった。 個人タイトルは次の通り。 首位打者 渡辺佳明(楽天)3割7分2厘▽最多本塁打 沢井廉(ヤクルト)18▽最多打点 和田恋(楽天)71▽最多盗塁 村川凪(DeNA)29▽最高出塁率 渡辺佳
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オ2―8楽(1日) 楽天が2位タイ浮上
楽天が3連勝で2位タイに浮上した。島内が一回に先制適時打、二回と四回には適時二塁打を放って計5打点を挙げた。5回2失点の荘司が5勝目。オリックスは3連敗。先発の黒木が2回5失点と崩れ、5敗目を喫した。
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広5―6神(1日) 岩崎が35セーブ目
阪神が連敗を3で止めた。2番手の岡留がプロ初勝利、岩崎が35セーブ目を挙げた。打線は1―2の四回に近本の適時打で同点。五回に佐藤輝の3ランで勝ち越し、七回にも加点した。広島は継投が裏目で、九回の反撃も届かなかった。
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ロ3―2西(1日) ロッテが勝率5割復帰
ロッテが勝率5割に復帰。1―2の七回2死走者なしから連打と四球で満塁と攻め立て、代打岡の左前への2点打で逆転した。3番手の中村稔が2勝目、沢田がプロ初セーブ。西武の隅田は完投実らず、負け数先行となる10敗目を喫した。
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D4―0中(1日) 大貫がプロ初完封
DeNAの大貫が5勝目をプロ初完封で飾った。テンポよく打たせて取り、許したのは2安打だけ。打線は一回に大田の適時打などで2点を先制し、二回は再び大田の適時打で追加点。中日は高橋宏が序盤に失点を重ね、4連勝ならず。
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2日の予告先発
◇パ・リーグ ロッテ・小島―西武・エンス(ZOZOマリンスタジアム) オリックス・山本―日本ハム・ロドリゲス(京セラドーム大阪) ソフトバンク・大関―楽天・田中将(ペイペイドーム)
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ソ3―4日(1日) 日本ハムが逆転勝ち
日本ハムが逆転勝ち。1―2の三回に田宮が3ランを放った。上沢は6回3失点で9勝目、田中正が25セーブ目を挙げた。ソフトバンクは石川が3回4失点と崩れた。打線は相手を上回る10安打を放ったが、3点止まりだった。
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⚾プロ野球2軍参入内定ハヤテ 11月トライアウト 清水庵原球場
日本野球機構(NPB)の新規球団として2軍ウエスタン・リーグへの参加が内定した静岡市を拠点とする「ハヤテ223(ふじさん)」は11月3、4の両日、清水庵原球場で選手のトライアウトを実施する。 3日の1次テストは30メートル走や遠投などの体力測定に加え、投手は投球練習、野手は守備、打撃練習を行う。1次テストの合格者が参加できる4日の2次テストは主にシート打撃を実施する。 書類選考での通過が参加条件。応募要項やエントリー情報は近日中に公開される。
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ロ5―4西(30日) 石川慎がサヨナラ打
ロッテは4―4の延長十回1死一、二塁で、代打石川慎が右中間に適時二塁打を放ちサヨナラ勝ちした。同点の九回1死満塁で2ボールの状況から救援した坂本が、2者連続三振でしのぎ勝機をつないだ。西武は4位以下が確定した。
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オ4―5楽(30日) 楽天が勝率5割復帰
楽天が4月以来の勝率5割復帰。一回に島内の犠飛で先制し、三回にも島内が適時打。四回、九回にも加点した。岸が6回無失点で9勝目、松井裕は自己最多に並ぶ38セーブ目。オリックスは拙守も響き、田嶋が6回4失点で4敗目。
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ヤ2―4D(30日) DeNAが競り勝つ
DeNAが競り勝った。0―2の七回に山本の適時打などで追い付き、九回にソトの2ランで勝ち越した。七回途中から1回2/3を無失点と好救援した上茶谷が5勝目を挙げた。ヤクルトは救援陣が打たれ、最下位に転落した。
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ソ3―2日(30日) 中村晃がサヨナラ弾
ソフトバンクがサヨナラ勝ち。1点を追う九回に柳田の21号ソロで追いつき、1死から中村晃が5号ソロを放って試合を決めた。4番手の甲斐野が3勝目を挙げた。日本ハムは田中瑛が好投したが、抑えの田中正が誤算だった。
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巨1―2中(30日) 石橋が勝ち越しソロ
中日が逆転勝ち。0―1の八回に代打・大島の適時打で追い付き、九回に石橋のソロで勝ち越した。根尾が6回1失点と力投し、4番手の松山がプロ初勝利。巨人は3連敗。救援陣が乱れ、戸郷の7回無失点の好投は報われなかった。
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広2―1神(30日) 広島の末包が勝ち越しソロ
広島が競り勝った。六回に会沢の適時打で先制。同点の八回に末包の11号ソロで勝ち越した。2番手の島内が3勝目を挙げた。阪神は3連敗。プロ初先発の門別は5回無失点。4番手の加治屋が一発を浴び、打線も低調だった。
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1日の予告先発
◇セ・リーグ 巨人・グリフィン―ヤクルト・山野(東京ドーム) DeNA・大貫―中日・高橋宏(横浜) 広島・大瀬良―阪神・馬場(マツダスタジアム) ◇パ・リーグ ロッテ・メルセデス―西武・隅田(ZOZOマリンスタジアム) オリックス・黒木―楽天・荘司(京セラドーム大阪) ソフトバンク・石川―日本ハム・上沢(ペイペイドーム)
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ハヤテ2軍参入内定 プロ野球オーナー会議承認 静岡本拠地、来季から
日本野球機構(NPB)は29日、来シーズンからのプロ野球2軍戦に静岡市に本拠地を置く「ハヤテ223(ふじさん)」の新規参入を内定した。都内で開かれたオーナー会議で承認した。ウエスタン・リーグに加わる。11月22日のオーナー会議で最終決定する。 ハヤテとともに「新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ」のイースタン・リーグ参加も内定した。ウエスタンは6球団、イースタンは8球団となる。 オーナー会議の議長を務めた西武の後藤高志オーナーは、会議後の記者会見で「野球のすそ野が拡大し、地域が発展していくことに期待している」と述べた。 2軍戦のみに参加する新規球団を募集した今回の公募には、3球団が
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静岡市、清水庵原球場改修へ 「ハヤテ」プロ野球2軍参入 受け入れ準備本格化
「ハヤテ223」のプロ野球2軍リーグ参入が29日に内定したことを受け、ハヤテ223と包括連携協定を結ぶ静岡市は、チームが本拠地とする市清水庵原球場(清水区)の改修など、受け入れ準備を本格化させる。 ハヤテ側は球場の設備について内外野のフェンスの強化や、ナイターに支障が生じないよう照明機能の向上などを求めている。市はシーズンが始まる2024年3月までのスケジュールを念頭に、早急に検討する。 駐車場の確保と交通渋滞対策も課題に挙がる。同球場の駐車場は200台分で、第2球場に約400台分の臨時スペースを設けたとしても週末などの試合では不足する可能性が高い。市の担当者は「渋滞対策は基本、興行側の
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静岡にプロ球団「喜び」ハヤテ2軍参入 静岡県内、期待と不安の声
日本野球機構(NPB)の新規球団として2軍ウエスタン・リーグへの参加が29日に内定した、静岡市を本拠地とする「ハヤテ223(ふじさん)」。静岡県内野球関係者からは、静岡県野球界の活性化につながるとして期待、歓迎の声が大勢を占めた。一方、2軍だけで球団経営が継続できるのかなど不透明な見通しを指摘する声もあり、今後の具体的な動きに注目が集まる。 県野球連盟の森村謙司専務理事(78)は「甲子園で活躍したスターらプロのプレーを間近で見られる。子どもたちにとって喜ばしいこと」と歓迎。選手やフロントを本県関係者中心に組織するなどして「地域密着で皆さんが応援できる球団になってほしい」と期待する。県野球協
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D5―3神(29日) DeNAが逆転勝ち
DeNAが逆転勝ち。今季の3位以内を確定させた。1―3の四回に関根の適時打と佐野の犠飛で追い付き、宮崎の適時二塁打で勝ち越した。救援陣が踏ん張り、4番手の伊勢が4勝目を挙げた。阪神は青柳が6敗目。
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DeNAがCS進出 セは3チーム出そろう
セ・リーグは29日、DeNAが阪神に5―3で勝って、今季3位以内を確定させ、2年連続5度目のクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。セは既に優勝した阪神と広島が進出を決めており、出場する3チームが出そろった。 10月14日から広島とDeNAがファーストステージ(3試合制)を戦い、勝者が阪神とファイナルステージ(6試合制)で対戦する。
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広1―4中(29日) 仲地、2カ月ぶり2勝目
中日の仲地が5回1/3を1安打無失点の好投で、約2カ月ぶりの2勝目を挙げた。打線は三回に細川とビシエドの適時打で2点を先行。五、七回に1点ずつ加点した。広島の森下は三回に連打を浴びるなど5回3失点で6敗目を喫した。
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ソ1―0西(29日) 有原、4年ぶり10勝到達
ソフトバンクが六回に近藤の先制の25号本塁打で挙げた1点を守り切り、2年連続西武戦の勝ち越しを決めた。有原は8回2安打無失点で4年ぶりに10勝到達。九回はオスナが締めた。西武は今井の7回1失点の好投を生かせなかった。
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30日の予告先発
◇セ・リーグ 巨人・戸郷―中日・根尾(東京ドーム) ヤクルト・サイスニード―DeNA・今永(神宮) 広島・九里―阪神・門別(マツダスタジアム) ◇パ・リーグ ロッテ・西野―西武・平良(ZOZOマリンスタジアム) オリックス・田嶋―楽天・岸(京セラドーム大阪) ソフトバンク・板東―日本ハム・田中瑛(ペイペイドーム)
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長嶋茂雄さん体調「悪くない」 巨人オーナーが現状説明
巨人の山口寿一オーナーは29日、長嶋茂雄元監督について「今なお病院ですが、体調は悪くない。退院して自宅に戻るためには万全を期さないといけない。そこに念入りに時間をかけている」と説明した。元監督は昨年9月に転倒し、脳内の出血のため入院した。 これまで足腰のリハビリ具合や微熱が出るなどしたため、退院が延期されてきた。「この間に何か状態が悪化したとかではない。最近もベイスターズとの3連戦は全部テレビで見ていたようで(勝ち越せず)申し訳ないと思っている」と話した。
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ハヤテと新潟が2軍戦参入 プロ野球オーナー会議で承認
プロ野球のオーナー会議が29日、東京都内で開かれ、来季からの2軍戦拡張について議論し、静岡市に本拠地を置く計画の「ハヤテ223(ふじさん)」と、独立リーグ、ルートインBCリーグ新潟の参加を選手確保や施設整備などの条件付きで承認した。11月22日に行われるオーナー会議で最終決定する。
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楽9―5オ(28日) 楽天、逆転勝ちで3位浮上
楽天が逆転勝ちで3位に浮上した。4―5の八回に岡島、村林、小郷の適時打など、打者11人の猛攻で一挙5点を奪った。三回から継投に入り、6番手の安楽が3勝目。七回に勝ち越したオリックスは、3番手の阿部が誤算だった。
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日9―2ロ(28日) 日本ハムが15安打で快勝
日本ハムが15安打で快勝した。1―1の二回に田宮の適時打で勝ち越し、3―1の四回には2死無走者から7連打で一挙5点を奪って突き放した。根本が6回4安打、7奪三振の1失点で3勝目。ロッテは種市が8失点と大誤算だった。
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「夢のような時間だった」 40歳松田が引退表明
巨人の松田宣浩内野手(40)が28日、東京都内のホテルで記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。巨人入りした今季は出場11試合で1安打にとどまり「1軍でプレーしても結果を出すことができなかった」と引き際を決断。昨季まで所属したソフトバンクで黄金時代を築くなどしたプロ18年間を振り返り「40歳まで現役でプレーする一番の目標はクリアした。夢のような時間だった」と涙ながらに語った。 最も印象に残る打席に2014年10月2日、レギュラーシーズン最終戦のオリックス戦の延長十回に放った、3年ぶりのリーグ優勝を決めるサヨナラ打を挙げ「18年間で一番の当たりだった。感触は
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29日の予告先発
◇セ・リーグ DeNA・石田―阪神・青柳(横浜) 広島・森下―中日・仲地(マツダスタジアム) ◇パ・リーグ ソフトバンク・有原―西武・今井(ペイペイドーム)
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一岡が今季限りで引退 広島のリーグ3連覇に貢献
広島は28日、一岡竜司投手(32)が今季限りで現役を引退すると発表した。切れのある直球とフォークボールを武器に2017年から2年連続で59試合に登板し、リーグ3連覇に貢献した。12年目の今季はここまで1軍登板がなかった。10月1日に本拠地で引退記者会見とセレモニーを行う。 球団を通じ「ジャイアンツから移籍してカープで10年間お世話になり、感謝しかありません。ファンの熱い声援も忘れることはない」などとコメントした。福岡県出身で、大分・藤蔭高から沖データコンピュータ教育学院を経て12年にドラフト3位で巨人に入団。14年に、巨人にフリーエージェント移籍した大竹寛投手
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セ・リーグ、CSの開催概要発表 10月14日からファーストS
セ・リーグは28日、クライマックスシリーズ(CS)の概要を発表し、10月14日に始まるファーストステージ(3試合制)は、広島がレギュラーシーズン2位の場合はマツダスタジアムで14、15の両日が午後1時、16日は午後6時開始で行われる。DeNAが2位なら横浜スタジアムで14、15日は午後2時、16日は午後6時開始で開催。 突破したチームがリーグ優勝の阪神と戦うファイナルステージ(6試合制)は18日から甲子園球場で始まり、21日と22日が午後2時、それ以外は午後6時開始となる。 パのCS日程は後日発表される。
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巨人が松田の引退発表、午後会見 今季1安打、昨季までソフトB
巨人は28日、松田宣浩内野手(40)が今季限りで現役引退すると発表した。本人から申し出があった。同日午後に記者会見を開く。昨季まで17年間プレーしたソフトバンクで強打の三塁手として黄金期を支え、巨人入りした今季は出場11試合で1安打にとどまっていた。 滋賀県出身で岐阜・中京高―亜大から2006年に大学生・社会人ドラフトの希望枠でソフトバンク入団。三塁手では歴代最多8度のゴールデングラブ賞を獲得した。13、17年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場するなど日本代表でも活躍。「熱男」のパフォーマンスでも人気を博した。
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巨人の松田、今季で引退へ ソフト黄金期支えた三塁手
巨人の松田宣浩内野手(40)が今季限りでの現役引退を決めたことが27日、球界関係者の話で分かった。近日中に発表される見通し。通算1832安打をマークし、昨季まで17年間プレーしたソフトバンクで三塁手として黄金時代を支えた。巨人入りした今季は出場11試合にとどまり、2日に出場選手登録を外れていた。 滋賀県出身で岐阜・中京高から亜大を経て2006年に大学生・社会人ドラフトの希望枠でソフトバンクに入団。強打と観客を沸かせる「熱男」のパフォーマンスで人気を博し、三塁手では歴代最多8度のゴールデングラブ賞獲得を誇るなど、看板選手として活躍した。13、17年のワールド・ベ
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阪神・岡田監督、ファンに感謝 「超満員の声援が、選手の力に」
阪神は本拠地最終戦を黒星で終えた。岡田監督は試合後、グラウンドで行われたセレモニーで「超満員のファンの声援が、選手の力になったことは間違いない」と感謝の言葉を口にした。 次に甲子園で試合が行われるのは、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ。監督が「おかげさまで18年ぶりのアレ(優勝)を成し遂げたので、まだ甲子園をホームとして試合をすることができる。最善の準備をして、またこの場に戻ってきたい」と宣言すると、球場は大きく沸いた。(甲子園)
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日2―4ロ(27日) ロッテ連敗脱出、3位浮上
ロッテが連敗を7で止め、3位に浮上した。0―1の三回にブロッソーの犠飛で追いつき、五回に和田の2点打と石川慎の適時打で3点を勝ち越した。カスティーヨが6回1失点で3勝目。日本ハムは2年連続の最下位が確定した。
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西2―1楽(27日) 佐藤龍が勝ち越し三塁打
西武は0―1の五回にマキノンの適時打で追い付き、八回に佐藤龍の適時三塁打で勝ち越した。平井が4勝目。九回はクリスキーが2死満塁をしのいだ。楽天は2番手の渡辺翔が粘れず、連勝が3で止まり4位に後退した。
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D3―11ヤ(27日) ヤクルトが大勝
ヤクルトが大勝した。1―1の四回にサンタナの2点本塁打で勝ち越し、五回は村上の押し出し四球とサンタナの2点打で加点。八回は4安打を集めて4得点した。吉村が6回3失点で4勝目。DeNAは投手陣が崩れ、守りも乱れた。
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神2―7中(27日) 細川が2本の2ラン
中日が快勝した。一回に細川の23号2ランで先制し、二回に岡林の適時打で加点。五回は細川の24号2ランで突き放した。メヒアが七回途中2失点で今季3勝目を挙げた。阪神先発の富田は5回5失点と崩れて2敗目。
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オ1―0ソ(27日) 山崎福也が初の10勝目
オリックスの9年目、山崎福が8回5安打無失点と好投し、自身初の10勝目を挙げた。無四死球と制球が良く、打たせて取った。平野佳が28セーブ目。二回に若月が5号ソロを放った。ソフトバンクは六、七回の併殺が響いた。
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DeNA東克樹の最多勝が確定 6年目で初のタイトル
DeNAの東克樹投手がプロ6年目で初タイトルとなるリーグ最多勝を獲得することが27日、決まった。ここまで自己最多の16勝(2敗)を挙げており、12勝をマークしている大竹耕太郎投手の阪神が残り4試合となり、上回られる可能性がなくなって確定した。 東は勝率8割8分9厘とリーグトップで、勝率第1位にも輝く可能性がある。
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28日の予告先発
◇パ・リーグ 日本ハム・根本―ロッテ・種市(エスコンフィールド北海道) 楽天・藤平―オリックス・東(楽天モバイルパーク宮城)
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谷保さんが今季限りで引退 ロッテ主催試合で場内アナウンス
ロッテの主催試合で場内アナウンスを担当する谷保恵美さんが27日、今季限りでアナウンス業務から引退すると話した。伸びやかな声による選手紹介で知られ、昨年には通算2千試合にも到達。「最後まで大好きなZOZOマリンスタジアムで業務を遂行し、マイクを置きたい」と意気込んだ。 北海道・帯広市出身。1991年8月9日、川崎球場で行われた日本ハム戦でのデビューからチームを支えてきた。今後については「野球関連ではないが、ずっとやってみたいと思っていたことがある」と語った。
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中日、育成選手と連絡取れず キューバ出身のレビーラ内野手
中日の加藤宏幸球団代表は27日、キューバ出身の育成選手、ペドロ・レビーラ内野手(24)と連絡が取れなくなっていることを明らかにした。遠征先の甲子園球場で取材に応じ「電話にも出ない状況。国内にいるのかどうか分からない」と話した。 同選手は26日、ナゴヤ球場での練習に参加せず、球団職員が1人暮らしの自宅を訪ねたが不在だった。管轄の警察署には相談したという。今季は全日程終了後の10月4日にキューバに帰国する予定だった。 昨季6月に育成選手として加入後、7月に支配下登録されて21試合に出場。今季は育成契約に戻り2軍での出場が続いていた。
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インドネシアが独立リーグへ 東南アジア初のプロ野球球団
野球の独立リーグ、ヤマエグループ九州アジアリーグは27日、インドネシアの新球団が来季から準加盟することを承認したと発表した。球団によると、東南アジアでプロ野球チームが発足するのは初めてといい、競技の裾野を広げるのが狙い。チームは佐賀県内に拠点を置く見込み。 年間の試合数は、現在リーグに所属している4球団の約3分の1に当たる24とする予定。2025年シーズンから正式加盟を目指す。インドネシア代表を中心とし、フィリピンやパキスタン、スリランカの選手で構成される。チーム名や監督は今後、発表される。 佐賀県武雄市で記者会見した福原佑二球
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山崎颯一郎が腸腰筋痛め抹消 オリックス
オリックスの山崎颯一郎が27日、出場選手登録を外れた。球団によると左腸腰筋を損傷し、今後は患部の状態を見ながらリハビリ、練習を行う。今季はここまで53試合に登板してリーグ優勝に貢献したが、26日の西武戦は九回から投げて6失点し、今季初黒星を喫していた。
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日本ハム、新庄監督の続投発表 来季3年目「奇跡起こす」と宣言
日本ハムは27日、新庄剛志監督(51)が来季も引き続き指揮を執ると発表した。来季は就任3年目。新庄監督はエスコンフィールド北海道で記者会見し「来年もことしのような成績であればユニホームを脱ぐという覚悟で、死ぬ気で選手を成長させながら戦っていきたい」と意気込みを語った。 昨年は最下位で、今季もここまで最下位に沈んでいるが、万波中正外野手が本塁打王を争うなど、球団側は若手の育成を評価した。巻き返しを期す人気監督は「新庄剛志はこのままじゃ終わらない、奇跡を起こすというところを見せつけたい」と宣言した。
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野球代表監督、井端氏に就任要請 中日や巨人で活躍
野球日本代表の次期監督として、プロ野球中日や巨人で活躍した井端弘和氏が正式に就任要請を受けたことが26日、分かった。受諾に支障はないとみられ、就任は確実。近日中に発表される見込み。 今年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝に導いた栗山英樹前監督が、5月31日に契約満了で退任。後任人事は難航していたが、選手として2013年のWBCに出場し、21年の東京五輪では日本代表コーチとして金メダルに貢献した井端氏の経験が評価され、既に新監督候補として一本化されていた。 11月16日から東京ドームで行われるアジアプ
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オ1―7西(26日) 代打中村が勝ち越し打
西武は1―1の九回に代打中村の適時打、栗山の3点二塁打など6長短打で6点を奪った。2番手の田村が1回無失点で2勝目。オリックスは山崎颯が誤算で連勝が7で止まった。新人の斎藤はプロ初登板で先発し、4回無失点だった。
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埼玉が信濃下し優勝 野球のルートインBCリーグ
野球の独立リーグ、ルートインBCリーグは26日、チャンピオンシップ第5戦が行われ、埼玉(南地区)が5―2で信濃(北地区)に勝ち、対戦成績を3勝1敗1分けとして優勝を決めた。
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広2―0中(26日) 床田、好投で11勝目
広島は床田が八回途中まで5安打無失点の好投で11勝目を挙げた。打線は一回に坂倉の適時二塁打などで2点を先行して継投で逃げ切った。九回を締めた栗林が17セーブ目。中日は打線が沈黙し、6回2失点の涌井を援護できなかった。
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日7―0ロ(26日) 日本ハムが快勝
日本ハムが11安打7得点で快勝。一回に万波の25号先頭打者本塁打で先制し、四回は5連打と押し出しで3得点。六回には細川がプロ1号となる2ランを放った。ポンセが7回無失点で4勝目。ロッテは5年ぶりの7連敗となった。