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力を結集「突破の年」 富士市長 施政方針 6次総の施策推進

 富士市議会2月定例会が15日開会し、小長井義正市長が2024年度施政方針を表明した。来年度を「輝く未来を拓(ひら)く 生涯青春都市 富士市 突破の年」と位置付け、さまざまな主体との力を結集して諸施策に当たる考えを示した。
 市第6次総合計画(6次総)が目指す都市像の具現化に向けた取り組みは、安心の子育てにつながる少子化対策を第一に挙げた。にぎわい創出や都市機能の高度化を目指す地方創生と、デジタル変革やSDGs(持続可能な開発目標)の推進など時代のニーズを捉えた事業も重点項目として取り上げた。
 基本目標は「安心できる暮らしを守るまち」「次代を担う人を育むまち」など7項目に分け、実施予定の関連施策を説明した。行政が市民協働で課題解決に当たる必要性に触れ「市民生活に豊かさを、企業活動に活力をもたらすよう市政運営に臨む」と述べた。
 市議会本会議は、23年度一般会計補正予算案など17議案を上程し、13議案を委員会付託した。専決処分2件を承認した。

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