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専門学校救急救命科が入居 富士駅北口ビル 29年度開校へ

 富士市は17日の市議会建設消防委員会協議会で、JR富士駅北口に再開発組合施行で整備される複合ビルに、専門学校の救急救命科が入る見通しを説明した。公募で優先交渉権者に決まった東洋育英会(栃木県)と2024年度にも基本協定を結び、29年度の開校を目指す。
 市によると、同学科は3学年で各学年定員は40人。本県と山梨県に救急救命士の養成学科がないため、広域から学生確保が想定されることなどが評価された。防災士の育成も視野に地域防災力の向上も期待されるという。市は常葉大富士キャンパスの撤退以降、高等教育機関の誘致を進めている。市街地での専門学校開設は、若年層によるにぎわい創出や周辺への消費効果なども見込む。

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