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ゴルゴ松本さん「命の授業」 漢字や熟語で人生語る 富士見中高

 静岡県教職員互助組合は18日、教育講演会としてお笑い芸人のゴルゴ松本さんによる「命の授業」を富士市の富士見中高で開いた。松本さんが全校生徒約1100人に漢字や熟語の成り立ちを説明しながら人生や夢、恋愛といったテーマでトークを繰り広げた。

漢字の由来を紹介するゴルゴ松本さん=富士市の富士見中高
漢字の由来を紹介するゴルゴ松本さん=富士市の富士見中高

 松本さんは「ごちそうさま」「ご苦労さま」という言葉について「日本語の『ご』と『さま』には感謝の気持ちが込められている」と説き、「周囲に『ありがとう』と伝えられる人になろう」と呼びかけた。
 生徒からの質問にも気さくに答えた。「愛とは何ですか」という問いには漢字の成り立ちを紹介した上で「手伝うこと、手を差し伸べること」と伝えた。生徒や教員と一緒にギャグも披露し、会場の笑いを誘った。
 富士見高2年の山口温哉さんは「これまでよく考えず使ってきた言葉の意味を知ることができた。自分の名前の漢字についても考えるきっかけになった」と話した。

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