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2024年本屋大賞、10作がノミネート

 全国の書店員が「一番売りたい本」を選ぶ「2024年本屋大賞」の候補作が発表された。昨年11月末までの1年間に刊行された日本の小説を対象に、全国の書店員736人が投票。その結果、宮島未奈さん(富士市出身)の「成瀬は天下を取りにいく」(新潮社)など上位10作がノミネートされた。2次投票を経て4月10日に大賞が発表される。
 その他の候補作は以下の通り。(五十音順)
 「黄色い家」(川上未映子、中央公論新社)▽「君が手にするはずだった黄金について」(小川哲、新潮社)▽「水車小屋のネネ」(津村記久子、毎日新聞出版)▽「スピノザの診察室」(夏川草介、水鈴社)▽「存在のすべてを」(塩田武士、朝日新聞出版)▽「放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件」(知念実希人、ライツ社)▽「星を編む」(凪良ゆう、講談社)▽「リカバリー・カバヒコ」(青山美智子、光文社)▽「レーエンデ国物語」(多崎礼、講談社)

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