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韓国で国際青少年フォーラム参加 吉原高生が活動報告 富士市

 世界各国の若者が国際的な社会問題を討論する「第14回済州国際青少年フォーラム」に参加した富士市の吉原高の生徒4人が27日、市役所を訪問し、活動内容や成果を報告した。富士市から同フォーラムへの参加は初めて。

フォーラムでの経験を語る生徒=富士市役所
フォーラムでの経験を語る生徒=富士市役所

 参加したのはいずれも国際科2年の飯塚ゆなさん、木下莉緒さん、前田理子さん、吉田ルナさんの4人。フォーラムは10月31日から5日間、韓国の済州島で開かれ、世界30都市から訪れた約150人が交流した。「コロナ禍による教育機会不平等の解消」「校内暴力の解決」などのテーマで議論したほか、K―POPのダンス講習や美術館訪問といった体験もした。宿舎では全て英語で会話し、他国の若者と共同生活した。
 飯塚さんは「普段から銃声を聞いている人たちと議論し、日本との環境の違いを実感した」と感想を語った。吉田さんは「今後も多文化理解に努め、将来は多国籍の人と関わる仕事に就きたい」と意気込んだ。

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