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スポーツで活性化新組織 富士市 地域盛り上げへ調整

 富士市議会11月定例会は6日、一般質問を行い、5氏が登壇した。小長井義正市長はスポーツのまちづくりを推進するため、スポーツコミッションの設置に向けて関連団体との調整を進める考えを述べた。新家大輔氏(リスペクトふじ)の質問に答えた。
 スポーツコミッションは自治体や競技団体、民間企業などが連携してスポーツによる地域活性化を目指す組織。県が昨年度、スポーツコミッション担当室を設置し、県内でも地域性や他地区との差別化を意識した取り組みがある。富士市はサイクルロードレースや女子駅伝、水泳大会など全国規模の大会を通じて交流人口の拡大を図っている。合宿やイベントの誘致には、観光や宿泊などの関連団体や企業が携わっている。
 小長井市長は、取り組みを加速させるためには総合的に担う組織が必要との認識を示した。2025年度に総合体育館の供用が始まるなど今を好機とし「富士は環境やアクセスなど好条件を有している。スポーツコミッションの効果は非常に大きい」と意欲を語った。

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