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富士川流域の歴史を解説 富士でトーク

 富士市の富士山かぐや姫ミュージアムで開かれている企画展「東海道にかける富士の橋」に合わせたミュージアムトークがこのほど、同館で始まった。初回は市教委文化財課の藤村翔さんが、古墳時代から飛鳥時代にかけた富士川流域の社会の姿について話した。

富士川周辺の歴史について解説したトークイベント=富士市の富士山かぐや姫ミュージアム
富士川周辺の歴史について解説したトークイベント=富士市の富士山かぐや姫ミュージアム

 この地域で民間信仰を始めた長官が都の役人に討たれた常世神(とこよのかみ)事件などを解説した。愛鷹山南麓に古墳群が造られた経緯や、都に運ばれたカツオの加工の様子なども説明し「遠く離れた都と関わりがあったことが分かる。富士川を舞台にした時代ごとの話を楽しんでほしい」と語った。
 企画展は富士川かりがね橋架橋と富士川橋開通100周年を記念して開催している。トークは23日、3月1日の午後6時半から、別の時代をテーマに実施する。希望者は直接会場へ。

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