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富士製紙協同組合が50周年 産業発展と環境保護 貢献

 富士市の製紙会社などでつくる富士製紙協同組合はこのほど、創立50周年記念式典を同市内で開き、関係者が産業の発展と自然環境の保護に貢献してきた組織の節目を祝った。

富士製紙協同組合の50周年を祝った記念式典=富士市内
富士製紙協同組合の50周年を祝った記念式典=富士市内

 同組合は1973年、中小の製紙業者が出資して結成した。製紙排水による水質汚染対策に取り組み、80年には排水浄化の工程で出る廃棄物ペーパースラッジの焼却処理を始めた。現在は焼却灰のリサイクルも進んでいる。
 式典には組合会員33事業所の代表者ら約80人が出席した。山田信英理事長は組合の歩みを振り返り「地域の製紙業発展のため今後も努力を続ける」とあいさつした。小長井義正市長は、脱炭素社会や循環型社会の実現に尽力する組合への期待を述べた。

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