テーマ : 防災対策

水害発生想定 救命ボート訓練 沼津市消防団 浮島、原方面隊

 沼津市消防団の浮島、原の各方面隊は3日、水害時を想定した救命ボートの操作訓練を同市の浮島小プールで初開催した。

ボートのこぎ方などを確認する消防団員ら=沼津市の浮島小
ボートのこぎ方などを確認する消防団員ら=沼津市の浮島小

 消防団員や地元自治会関係者など約40人が参加。団員複数人がボートに乗り、ほかの団員が水難救助用ロープで引っ張るなどして、操作方法を確認した。元市消防本部の水難救助隊長で、浮島地区連合自治会長の栗田武彦さん(69)は「緊急性の低い救助事案は消防団対応になる。使用機会は今後確実に訪れるため、使い方を共有したい」と話した。
 浮島、原の両地区はたびたび洪水被害が発生するため、本年度各地区に救命ボートが1隻ずつ配備された。今年6月にも豪雨で一帯が浸水し、車の中に人が取り残される事案があり、徒歩で救助したという。

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