テーマ : 防災対策

来室30万人を達成 焼津市消防防災センター 遊びながら学んで

 焼津市消防防災センター(同市石津)の防災学習室「しえ~る」が、来場者30万人を達成し、22日に記念式典が行われた。30万人目となった同市の稲森恵さん(38)家族と中野弘道市長がくす玉を割って、節目を祝した。

中野市長(左)から祝福を受けた来場者30万人目の稲森さん家族=焼津市石津の市消防防災センター
中野市長(左)から祝福を受けた来場者30万人目の稲森さん家族=焼津市石津の市消防防災センター

 稲森さんは長男陽ちゃん(4)、次男航ちゃん(2)を連れてほぼ毎日のように施設を訪れている。2人は展示しているミニ消防車を見るのが大好きで、最近は地震の体験コーナーにも触れ、遊びを通じて防災を学んでいるという。恵さんは「これからも利用します」と語った。中野市長は「地域防災力の向上につながれば」と述べた。
 同室は1999年4月にオープン。「学ぶ」「体験する」「備える」をコンセプトに、地震の揺れを立体的に再現できる装置や異常気象を3D映像で体験できる設備、過去の震災や防災のポイントを紹介するコーナーなどがある。

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