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煙だ、どうする 園児が避難体験 磐田・豊田西保育園で火災訓練

 磐田市池田の豊田西保育園は7日、火災を想定した避難訓練を同園で行った。年少、年中、年長の園児計45人が、火災発生時の煙に見立てたスモークの中を歩き、万が一の時の避難行動を確認した。

ハンカチで口や鼻を押さえ、低い姿勢で屋外に避難する園児=磐田市池田の豊田西保育園
ハンカチで口や鼻を押さえ、低い姿勢で屋外に避難する園児=磐田市池田の豊田西保育園

 市消防署豊田分遣所の協力で行った。園児は署員から避難行動を教わった後、教室に充満したスモークの中を、煙を吸わないように鼻や口をハンカチで押さえて低い姿勢で歩き、屋外へと避難した。署員は「今日教えてもらったことを忘れず、家族みんなにも伝えて」と呼びかけた。
 年長組の加藤心暖ちゃん(5)は「(煙の中は)ちょっと苦しかった。本当の火事が起きたら、しゃがんで歩きたい」と話した。
 このほか、職員を対象にした水消火器の取り扱い訓練や、救急車・消防車の見学も実施した。

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