テーマ : 防災対策

ペット同行避難、ポイントは 清水町で研修会 準備など確認

 清水町は12日、大規模災害発生に備えたペットの災害対策研修会を町防災センターで開いた。ペットを飼う町民ら9人が県動物愛護推進員や獣医師から同行避難について理解を深めた。

ケージへの順応訓練の方法を実演する茶谷さん(右)=清水町防災センター
ケージへの順応訓練の方法を実演する茶谷さん(右)=清水町防災センター

 参加者は講義形式で、ペット用の備えが5日分必要であることや持ち出すものの優先順位、日頃の健康管理の重要性などを学んだ。また、県動物愛護推進員の茶谷千穂さんが犬のケージへの順応訓練を実演。ペットの様子をよく見て訓練を進める必要があることを強調した。茶谷さんは「(避難所では)互いに協力しあってどのペットも困ることのない環境をつくることが大切」と話した。
 会社員の露木久代さん=沼津市=は「避難用品の準備が必要と分かった。ペットを飼っていない人にも同行避難への理解が広まってほしい」と話した。
 町では15の指定避難所のうち6カ所でペットの同行避難が可能で、屋外にスペースを設けて対応するという。

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