テーマ : 防災対策

要配慮者避難 あり方考える 浜松で防災セミナー

 浜松市西・南障がい者相談支援センターは16日、要配慮者に目を向けた「防災セミナー」を南区の可美公園総合センターで開いた。参加者約100人は東日本大震災の体験談を踏まえ、避難のあり方を考えた。

福祉避難所開設の動画を視聴する参加者=浜松市南区
福祉避難所開設の動画を視聴する参加者=浜松市南区

 宮城県名取市の障害者家族の団体「名取市手をつなぐ育成会」の山川美和子代表と、福島県南相馬市の障害者福祉施設の青田由幸代表が講師を務めた。山川さんは自身の被災体験を紹介。同会と福祉避難所が迅速に安否情報を共有できた経験から、「有事に備えた情報共有のあり方を事前に考えてほしい」と訴えた。福島第1原発30キロ圏内に残った要配慮者の支援を続けた青田代表は福祉避難所などの課題を解説した。

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