テーマ : 防災対策

黄色ハンカチ「無事」確認 浜松・東区の市野町北自治会が訓練

 浜松市東区の市野町北自治会(鈴木博会長)と同自主防災隊(内藤健行隊長)はこのほど、災害時に住民の安否を確認し、被災状況を把握するためのタオル訓練を初めて実施した。

軒先に掲げられた黄色いハンカチを確認する関係者=浜松市東区
軒先に掲げられた黄色いハンカチを確認する関係者=浜松市東区

 各世帯は自治会が用意した「無事です」と書かれた黄色いハンカチを軒先やベランダに掲げ、家族の無事を示した。約60人の班長らがそれぞれの受け持ち区域を巡回して安否を確認した後、組長が公会堂に設置した訓練本部に報告した。
 同地区ではこれまで、消火訓練に重点を置いて防災訓練を進めてきたが、近年の想定外の地震や台風、集中豪雨などの被害に備えようとの今回の訓練目標を立てた。鈴木会長は「万が一に備え、安全確認が取れない家庭の情報を収集することが重要。今後も継続したい」と話した。

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