テーマ : 防災対策

避難所運営学ぶ 12月訓練に向け 静岡・西豊田小で講座

 災害時の避難所の運営や生活について学ぶ講座「どうする防災」がこのほど、静岡市駿河区の西豊田小で開かれた。同学区地域支え合い体制づくり実行委員会が主催し、地域住民ら約100人が参加した。

避難所の運営や生活について解説する担当者=静岡市駿河区の西豊田小
避難所の運営や生活について解説する担当者=静岡市駿河区の西豊田小

 前半は駿河区地域防災係の職員が講師を務めた。避難所では受け身にならず避難者が主体的に運営に関わることが重要と解説した。避難所は収容人数が限られていることも説明し、できる限り自宅で生活することが望ましいとした。後半は昨年同小で行われた防災訓練を地域住民がそれぞれ振り返り、課題を共有した。
 12月に行われる避難所運営訓練に向けた事前研修の一環。車いすで参加した大川速巳さん(54)は「福祉避難所の開設や避難所へ行く方法など、まだ不安は残る。誰も取り残さない防災を目指したい」と話した。

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