テーマ : 防災対策

災害時の救護所 想定し応急処置 富士宮市医師会訓練

 富士宮市医師会と市は11日、災害時の医療救護所立ち上げ訓練を同市の上野中で行い、治療の優先度を判定するトリアージや応急処置の方法を確認した。

応急処置の流れを確認する参加者=富士宮市の上野中
応急処置の流れを確認する参加者=富士宮市の上野中

 医師と看護師計39人が4症例で優先度を判断した。地震で倒れた家具に両足を挟まれ、出血と骨折があるとの想定の患者には、病院での治療が必要として搬送用の応急処置を施した。
 処置は救護所の倉庫に保管されている物資を使った。複数の箱から必要な器材を発見するまでに戸惑い、対応に時間を要する場面があった。参加者からは「使い捨てできる道具は多めに備蓄しておくべき」などの意見が出た。

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