テーマ : 防災対策

災害復旧時に活用 資機材倉庫を設置 県社協など6団体

 静岡県社会福祉協議会や特別養護老人ホーム「小鹿苑」(静岡市駿河区小鹿)など6団体は28日、災害ボランティア活動用機器に関する覚書の締結式を同施設で行った。資機材の収納倉庫を同施設の敷地内に設置し、県内で発生した災害の復旧時に活用する。

覚書を交わした団体の代表者=静岡市駿河区小鹿の特別養護老人ホーム「小鹿苑」
覚書を交わした団体の代表者=静岡市駿河区小鹿の特別養護老人ホーム「小鹿苑」

 ほかに締結した団体は同市社協、西豊田学区自治会連合会、西豊田地区民生委員児童委員協議会、県ボランティア協会。赤い羽根共同募金の助成金を活用し、一輪車や発電機など約370点を用意した。東名高速道日本平久能山スマートインターチェンジに近く、県内各地にアクセスしやすいことから、同施設の敷地内を選定した。収納倉庫の設置は県内7カ所目。
 締結式では6団体の代表者が覚書を交わした。県社協の高橋邦典常務理事は「近年は県内で毎年自然災害が発生している。新たな拠点整備は心強く、資機材の提供がより円滑になる」と期待した。

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