テーマ : 防災対策

災害時のガス供給 円滑化へ覚書締結 小山町とLP協会地区会

 小山町はこのほど、県LPガス協会御殿場地区会と災害援助に必要なLPガスの供給に関する覚書を結んだ。

覚書を締結した込山町長(左)と中川地区長=小山町役場
覚書を締結した込山町長(左)と中川地区長=小山町役場

 県と同協会は2018年、避難所へのLPガス供給を円滑に行うための災害援助協定を締結した。各地域の事情に応じて支援内容や方法を具体化するため、災害援助を直接的に実行する市町と各地区会が覚書を結んでいる。今回の覚書では町と同地区会が情報共有し、避難所など優先的に支援を受ける「特定施設」と支援する「支援事業所」を対応させたリストを作成すことなどが盛り込まれた。
 町役場で開かれた締結式で、込山正秀町長と中川好大地区長が覚書に署名した。込山町長は「災害時の一層の支援をお願いし、平素から知見をいただいて町としての災害対応能力を高めたい」と述べた。中川地区長は「能登半島地震ではLPガスはいち早く復旧したとの報告もある。覚書が実効性の高いものになるよう町と意思疎通を図っていきたい」と話した。

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