2023年6月8日(木)

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小山町の記事一覧

  • 在宅療養支援に特化 御殿場に診療所開所

     御殿場市神山の神山復生病院を運営する一般財団法人神山復生会はこのほど、医師と看護師が自宅を訪問して必要な医療を提供する専門の診療所「在宅療養支援マリア診療所」を同病院横に開所した。要介護でも住み慣れた自宅で過ごすことができる地域包括ケアシステムの推進につなげる。  同市と小山町を訪問地域とし、医師2人と看護師2人が訪問診療などに当たる。病気の診察・状態の観察、医療的な処置、日常生活や終末期への支援などを行い、「退院後に自宅に戻って生活することに不安や心配がある」「がんになっても最後まで自宅で過ごしたい」といった声に対応する。現在は約15人が事業を利用しているという。  同法人は2017年に「

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  • 小山副町長に元職の室伏氏

     小山町議会は5日の6月定例会本会議で、前職の退任に伴って4月から空席となっていた副町長に、元職の室伏博行氏(68)を選任する人事案に同意した。任期は21日から4年間。  込山正秀町長は選任理由として、室伏氏が副町長在職中に湯船原地区や足柄サービスエリア周辺、小山パーキングエリア周辺の開発などを積極的に推進し、企業誘致による雇用確保や定住人口拡大などに貢献したことを強調。「人格高潔で豊富な行政経験と多くの人脈を有しており、最もふさわしい人材」と述べた。  室伏博行氏(むろふし・ひろゆき) 1979年、小山町採用。企画総務部長などを歴任し、2015年4月から19年5月まで副町長を務めた。同町竹

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  • 18議案を可決、承認 小山町議会開会

     小山町議会6月定例会は5日開会し、会期を21日までの17日間と決めた後、1億6970万円を追加する2023年度一般会計補正予算案など28議案を上程した。このうち副町長の選任や上野工業団地造成工事請負契約(変更)の締結など18議案を原案通り可決、承認、同意した。特別職の指定条例の制定など10議案を委員会に付託した。 特別職の指定条例では、町長の専任の秘書職として「政策監」を置き、特別職として指定する。町によると、町長のマニフェスト(公約集)推進に向けて渉外などを専門に担当する。質疑では町議から「地方公務員法の規定で認められているのは専任の秘書であり、次元の違う政策監を置くことは認められていない

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  • 土砂災害備え 各地で訓練 小山 鮎沢川氾濫想定 水防の基本学ぶ

     小山町は3、4の両日、豪雨による土砂災害警戒情報の発表や鮎沢川の氾濫などを想定した住民避難訓練と水防訓練を町内で実施した。住民が避難所運営の方法や水防の基本技術などを学び、住民同士で自主的に助け合いながら行政と連携して安全を確保する災害時対応に理解を深めた。 避難訓練は土砂災害の危険地帯が多い生土、音渕、落合の3区をモデル地区に設定して実施した。町からの避難指示を同報無線や広報車などで覚知した住民約60人は、小山中体育館に次々と避難。受け付けの実践や段ボールのパーティション組み立て、ブルーシートによる通路確保など避難所運営実習に取り組んだ。町危機管理局の職員から、災害に備えてあらかじめ行動を

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  • 入所外の児童に暴言や暴力 放課後クラブの男性支援員を懲戒解雇 小山町

     小山町の各小学校区の放課後児童クラブを運営する町放課後児童健全育成会は2日、クラブに入所していない児童に対する暴言や暴力行為が認められたとして50代の男性支援員を懲戒解雇処分にしたと発表した。処分は5月29日付。  同会によると、男性支援員は同月27日午後2時過ぎ、児童クラブの子どもを学校のグラウンドで遊ばせる「外遊び」の際、クラブに入所していない児童たちがスマートフォンで自身を撮影したと思い込み、腹を立てた。複数の児童に対し声を荒らげて暴言を吐いたほか、1人の尻を2回蹴り、毛髪をつかんで頭をたたいたとみられる。  被害児童の保護者から抗議を受けた男性支援員が同会に報告した。児童がけがをした

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  • 夏山登山 安全確保に重点 御殿場 対策協東富士支部総会

     静岡県山岳遭難防止対策協議会東富士支部は2日、御殿場市役所で総会を開いた。同市や小山町、警察、消防、山小屋運営、山岳団体などの関係者が出席し、富士山世界遺産登録10周年などに合わせて増加が見込まれる夏山登山者の安全確保に重点を置いた本年度事業計画を決めた。 支部長の勝又正美市長は「新型コロナウイルスの完全な終息には至っていないが、登山者が増えており、それに伴って遭難件数も大幅に増えている」と指摘。「国内だけではなく外国からの富士登山者の増加も予想される。登山知識の普及や安全に対する意識の啓発活動を一層強化していく必要がある」と述べた。 御殿場署は管内で昨年、31件の山岳遭難事故が起きたことを

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  • 小山町商工会 コロナ後対応推進 通常総会

     小山町商工会はこのほど、2023年度通常総会を同町で開き、本年度事業計画などを決めた。行政や金融機関、教育機関、町民などと連携して中小企業・小規模企業の振興に力を注ぐ方針を確認した。 会員は物価高騰や消費人口の減少、会員の高齢化、後継者不足などさまざまな課題が重なる厳しい状況を確認。小野寛幸会長はあいさつで、「地域経済の根幹を支える商工会としてアフターコロナを見据えた対応を推進し、行政および関係機関と連携・強調して庁内の事業所を盛り上げていきたい」と述べた。 本年度事業計画では、キャッシュレス決済について店側が学ぶ講習会の開催や決済用端末購入時の助成金交付などによる町内商工業者のデジタルトラ

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  • 静岡県大会前に救助訓練披露 御殿場・小山消防 15隊員

     御殿場市・小山町広域行政組合消防本部はこのほど、6日に静岡市で実施予定の県消防救助技術大会に向けた訓練成果を勝又正美市長に示す「消防救助隊管理者点検」を同市の御殿場消防署訓練施設で実施した。  御殿場消防署と小山消防署の救助隊員計15人が、ほふく救出、ロープブリッジ救出、障害突破の3種目で迅速かつ的確な連携を披露した。御殿場幼稚園の年長児も見学し、障害に立ち向かう隊員に声援を送った。  組合管理者の勝又市長は「住民の命と財産を守ろうと努力する若い隊員の一生懸命な姿に感動や勇気をもらっている。今後も訓練に精進して」と激励した。

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  • 地域の関心高め 犯罪抑止へ 御殿場署防犯協が理事会

     御殿場署防犯協会の理事会がこのほど、御殿場市役所玉穂支所で開かれた。地域安全活動の積極的な支援や自主防犯意識の啓発、青少年の健全育成と非行防止などを重点とした本年度事業計画を決めた。  会長の勝又正美市長は「隣近所の住民に関心を持ち、人と人とのつながりを大切にする心の持ち方で犯罪を防止できると思う」と述べ、副会長の込山正秀小山町長は「特殊詐欺被害が減らない。高齢者への出前講座などに引き続き協力してほしい」と呼びかけた。  理事会終了後には両市町の区長会役員でつくる自主防犯団体「あんぜん・あんしん まかせん会」の委嘱式も開かれた。同署の中西浩署長は「住民と警察の架け橋役。犯罪を認知した場合の迅

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  • 金時山(小山町、神奈川県箱根町、南足柄市) 富士山や箱根の眺め最高【山ある記】

     御殿場市の乙女駐車場に車を置き、乙女森林公園第2キャンプ場入り口から乙女峠ハイキングコースへと進み、車道を横断して乙女峠に向かう。林道に出たら案内標に従い石の多いガレ場のような道を登る。後ろを振り返ればスギ林の間から富士山がそびえ立っている。  中間点を過ぎると七曲がりとなる。これを過ぎれば乙女峠だ。展望デッキからの眺めは富士山と御殿場の街並みが見事である。乙女峠からは北へ尾根道を登る。丸太の階段とはげた赤土の道を登ると、展望が開けた広い頂上の長尾山に着く。この先はブナやヒメシャラなどの低木が続く。上り下りを繰り返し、鎖のある岩場を過ぎると金時山(1212メートル)の頂上だ。  山頂からは緑

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  • 副議長に鈴木氏 御殿場・小山組合議会

     御殿場市・小山町広域行政組合議会は30日、臨時会を開き、副議長と監査委員の改選を行った。副議長に鈴木豊氏(71)=無所属=、監査委員に牧野恵一氏(74)=無所属=をそれぞれ選出した。 組合議会を構成する小山町の議員の改選に伴い、欠員となっていたための措置。任期は鈴木氏が2年間で、牧野氏が2024年3月まで。新たに組合の副管理者に就任した込山正秀小山町長もあいさつした。

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  • 映像ロケ支援 22年度151本 小山町とNPO 経済効果8600万円

     小山町は30日、NPO法人「小山町フィルムコミッション」と協働した2022年度の映像作品のロケ支援実績を発表した。町内での撮影を中心に151本のロケ実施を支援し、経済効果は推定約8600万円となった。 町と同NPOは、映像制作支援などを通じた人口交流の促進や地域活性化を図る「スタジオタウン小山推進事業」を展開している。22年度は映像製作スタジオ「小山フィルムファクトリー」、豊門公園などで行われた映画やドラマ、テレビCM、ミュージックビデオなど多彩な作品のロケで宿泊場所や機材の提供、撮影許可手続き代行、エキストラ手配などを助けた。 同NPOによると、ロケ支援数は前年比46本増。新型コロナウイル

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  • 暴力団追放へ結束呼びかけ 御殿場市・小山町協議会

     御殿場市・小山町暴力追放推進協議会の理事会がこのほど、市役所玉穂支所で開かれた。暴力団が生活できない環境づくりや暴力団予備軍をつくらない運動の推進を基本目標とした本年度事業計画を承認した。 御殿場署の中西浩署長が県内や管内の暴力団情勢などについて解説した。管内で組事務所は確認されていないものの、暴力団構成員や準構成員を数人確認しており、昨年も暴力団に関連した暴力行為や強要、詐欺、窃盗などの事件が発生していることから「活発に活動しているという認識で警戒してほしい」と呼びかけた。覚醒剤や大麻などの違法薬物事件、オレオレ詐欺や振り込め詐欺などの特殊詐欺事件など資金源となる犯罪の取り締まりも強化して

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  • 細野豪志氏5区支部長就任へ了承 自民静岡県連、近く党本部上申

     自民党県連は29日の総務会で、衆院静岡5区支部長に細野豪志衆院議員(静岡5区)を選任する案を了承した。近く党本部に上申し、正式決定する見通し。細野氏は次期衆院選に党公認候補として臨む。早期の衆院解散・総選挙が取り沙汰される中、県内全8小選挙区で候補者の顔ぶれが固まった。  静岡5区の支部長ポストは吉川赳衆院議員(比例東海)の離党に伴い1年近く空席状態が続いていた。支部長を代行してきた城内実県連会長(衆院静岡7区)は総務会後の記者会見で、「地元の市町支部と一体となり、次の衆院選に向けて団結して取り組んでほしい」と挙党態勢の構築に期待した。細野氏は「非自民で戦った期間が長く、普通であれば『開かな

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  • 定例会5日開会 19議案を審議 小山町議会

     小山町議会は29日、議会運営委員会を開き、6月定例会の会期を5日から21日までの17日間と決めた。4月に当選した込山正秀町長のマニフェスト(公約集)推進に向けた渉外などを担う秘書の職として特別職「政策監」の設置や機構改革、2023年度一般会計補正予算などに関する19議案を審議する。 8日に2会派の代表質問、同日と9日に計9人の個人質問を予定する。 一般会計補正予算案は1億6970万円を追加する。特別職人件費780万円、住民税非課税世帯支援給付金4370万円、中小企業等物価高騰対策緊急支援金4490万円などを計上した。

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  • 会長に鈴木氏選出 小山町観光協会

     小山町観光協会はこのほど、2023年度定期総会を同町の町総合文化会館で開き、本年度事業計画などを決めた。会長に鈴木萬利子氏を選出した。 事務局から、11月までの法人化を目指すことや同協会60周年記念事業を展開することなどが報告された。 本年度は町から業務委託を受け、富士山須走口5合目に開所するインフォメーションセンターの案内業務を担う。ウィズコロナ時代に合わせて定例業務の富士山開山式や富士山の日の催し、共催イベントの富士山金太郎夏まつりなどにも力を注ぐ。

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  • 給食を完全無償化 静岡県内4市町 子育て世帯の負担軽減

     子育ての経済的な負担軽減の必要性の高まりを背景に、学校給食の無償化への関心が高まっている。静岡新聞社が県内全35市町の教育委員会に尋ねたところ、本年度当初の時点で小山町、御前崎市、西伊豆町が小中学校などで完全無償化していることが分かった。加えて4月に入り、河津町も国の地方創生臨時交付金を使って本年度の無償化を発表。同交付金を活用して無償化とする自治体が今後増える可能性もありそうだ。 他の自治体も動向を注視  県内他市町に先駆けて2019年度から完全無償化したのが小山町。子育て支援の充実、移住定住の促進、学校事務負担の軽減などが目的だった。本年度の対象は町内在住の3歳~中学3年生の計約167

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  • 過酷なヒルクライム果敢に挑む 国内外から89人 小山町でTOJ第6戦「富士山ステージ」

     国際自転車競技連合(UCI)公認の国内最大規模の自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)」の第6戦「富士山ステージ」が26日、小山町須走の静岡県道(通称ふじあざみライン)を舞台に開かれた。  富士山ステージは道の駅すばしりをスタート地点に、ふじあざみラインを上って富士山須走口5合目のゴールを目指す11・4キロの短距離決戦。標高差1160メートル、平均勾配10%、最大勾配22%と過酷なヒルクライムコースで、各ステージの中で最難関の「クイーンステージ」と称される。  国内外の16チームから計89人が出走し、歯を食いしばりながら急な上り坂を懸命に駆け上がった。地元の子どもたちも応援に駆

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  • 富裕層向けの宿 静岡県東部に続々 1泊2人10万円超も 観光業反転攻勢へ

     観光業が盛んな県東部、伊豆地域で、立地や地域資源を生かして高級路線化を進め、他にはない体験価値を提供する富裕層向けの宿泊サービスが相次いで登場している。訪日外国人や、国内の新型コロナウイルス禍からの「リベンジ需要」の取り込みを図る。  伊豆市の土肥温泉街に2021年開業した複合施設「LOQUAT(ロクワット)西伊豆」。名家の屋敷の蔵をリノベーションした1日2組限定の客室は、1泊2人11万円から。柱や屋根などは極力残し、歴史を感じられる空間にした。地元食材をふんだんに使った食事、名産の白びわを原料にしたせっけんなどのアメニティーを用意した。宿泊者限定のバーもある。  運営会社「ARTH(アー

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  • ヘルメット着用呼びかけ 高校生らが交通安全啓発活動 御殿場

     御殿場市交通安全対策委員会はこのほど、春の全国交通安全運動に合わせて交通ルール順守とマナー向上の啓発活動を御殿場高と御殿場南高で実施した。  御殿場南高では、同校の交通安全委員会の生徒と県交通安全協会御殿場地区支部、市の関係者が学校付近の交差点などで活動を展開した。のぼり旗を手に自転車通学の生徒にヘルメットの着用を促したほか、確実な一時停止や反射材の着用を呼びかけた。  同日には小山町のあしがら温泉でも御殿場署などが交通安全の広報を行い、主に高齢の利用者らに安全運転意識の向上や安全確認の徹底などを啓発した。

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  • 小山町「すばしり みくりやそば」 懐かしい“田舎の家庭の味”【道の駅 食探訪㉑】

     小山町の「すばしり」は富士山に最も近い道の駅。登山者や観光客に人気なのが、レストラン「ふじあざみ」で提供されている郷土食「すばしり みくりやそば」だ。  「みくりやそば」は昔から御殿場市周辺の各家庭で、祝い事の際や客人へのごちそうとして振る舞われてきたという。麺はつなぎに山芋や自然薯[じねんじょ]を使った地元産で、鶏肉でとっただし汁に、鶏肉やシイタケ、ニンジンなどの具材を入れるのが特長。「すばしり」では山芋を使用したのどごしの良いそばに、県産野菜を中心に、マイタケやエノキタケ、ナメコといったキノコ類をたっぷりのせ、“田舎の家庭の味”に仕上げている。  森政人駅長(53

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  • 子どもの「居場所」夢育む 御殿場のNPO、施設開所

     障害者就労支援や自立支援ホーム運営などを行う御殿場市のNPO法人ノースガイア(岡田真也理事長)はこのほど、家庭での孤立、発達特性や経済的理由による学習や生活上の困難などに直面している子どもたちの居場所となる施設「子ども第三の居場所ふっじ~」を同市萩原に開所した。同施設を核として誰一人取り残さない地域子育てコミュニティーの形成や子育て女性の負担軽減などを目指す。  困難に直面する子どもたちに居場所を提供し、未来の希望や自立して生きる力を育む日本財団の「子ども第三の居場所」事業の採択を受けた施設で、静岡県内では2例目。水、金曜日(午後1~8時)と土、日曜日(午前9時~午後6時)に営業し、元教職

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  • 人命救助の5人に感謝状 御殿場・小山消防

     迅速な救命救急の相互連携によって人命を救ったとして御殿場市・小山町広域行政組合消防本部はこのほど、リンガーハット富士小山工場(小山町)の職員の高久勉さん(54)と対馬勝美さん(54)、西松建設関東土木支社湯船原工事事務所(同)の職員の奈良聡さん(54)、永嶋勝彦さん(53)、丸山恵巳さん(45)の5人に感謝状を贈った。  高久さんは昨年12月31日午前11時40分ごろ、荷物を積む作業中に倒れたとみられる男性(53)を発見し、すぐに119番した。対馬さんがAEDを持って駆け付け、心肺停止状態だった男性に適切な救命措置を施して命を救った。2人とも年4回の救命講習で知識を養っていたという。  奈良

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  • 富士山麓歩いて楽しもう 小山町でスタンプラリー

     小山町は12月21日まで、富士山麓と箱根外輪山を結ぶトレッキングコース「富士箱根トレイル」のスタンプラリーを行っている。春から初夏は季候が良く、コースが多くの花々に彩られるとして同町の担当者が参加を呼びかけている。  富士山5合目から西丹沢と呼ばれる三国山稜、湯船山、不老山を経て足柄山系の金時山までを縦走する全長43キロのコース。5月中旬から6月にかけ、富士山麓周辺に自生するサンショウバラの群生を観察できる。  スタンプラリーは専用アプリ「ヤマスタ」で参加する。コース上の12カ所のチェックポイントでデジタルスタンプを獲得する。足柄峠では同町ゆかりの金太郎と熊が相撲を取る場面が描かれているなど

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  • 信号機新設など交通規制計画承認 御殿場署審議会

     2023年度の御殿場署交通規制審議会がこのほど、同署で開かれた。地域の要望に応えた小山町用沢地区の信号機新設、御殿場市のぐみ沢IC(インターチェンジ)交差点南北道路にある信号機の右折矢印の設置などを含む本年度の交通規制実施計画を承認した。 行政の代表者ら約20人が出席した。用沢地区では、北郷小の北東側にある新改築道路大胡田小山線と町道一色中日向線の交差点に信号機を新設する。ぐみ沢IC交差点付近では国道469号バイパスの開通によって交通量が増加し、渋滞が増加していることから右折矢印を設けて緩和を図る。 このほか、通学路となっている道路への歩行者用信号や横断歩道の新設、太陽光で信号が見えにくい交

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  • 環境に優しい木質板で作品展 小山 企業と高校、町が協力

     小山町湯船のENボードと同町、小山高は5月末まで、同社が製造する環境に優しい木質ボード「パーティクルボード(PB)」を使ったコラボ作品展を足柄駅前交流センター多目的交流スペースで開いている。 PBは、不要になった木材や木質製品を再資源化してつくられる木質板。住宅の下地材などに広く使用され、同社はアジア最大規模のPBプラントを有している。同町が国連の持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む地元企業と達成の担い手である生徒をつなぎ合わせて企画が実現した。 会場には同校総合文化部写真班に所属する生徒の作品をPBにレーザー彫刻加工で複写した作品が並んでいる。地元の景色や日常風景、動物などを捉えた写真

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  • 泥の感触 大はしゃぎ 小山で都内の児童が田植え

     小山町と同町湯船の中山間地域等直接支払制度会湯船地区は16日、グリーンツーリズムの一環として同地区の水田に、東京都港区の青南小5年生約100人を迎え、田植え作業の体験会を開いた。 都内に住む同校の児童の多くは田植えを経験できる機会が少なく、食や農業について学ぶきっかけにしたいと同町を訪れた。児童たちは泥に足を取られながらも「冷たくて気持ちいい」「こんなに足が埋まるなんて思わなかった」などと大はしゃぎ。地元の農家らの指導を受けて水田に2列に並び、中央から端に向かって順番に苗を手植えした。 児童たちは今後も同町を訪れ、夏に稲の生育調査、秋に稲刈りを体験する。

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  • 初夏の疾駆 スーパーGT「FUJI GT 450キロ RACE」

     排気音を響かせ疾走するレーシングカーや、大型連休にモータースポーツを楽しむ多くの観客。新緑に包まれた小山町の富士スピードウェイで、スーパーGT第2戦「FUJIGT450キロRACE」が開催された。  GT500のau TOM’S GR Supra(坪井翔、宮田莉朋)と、GT300のリアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ、名取鉄平)が勝利した決勝の1日を、さまざまな写真で振り返る。     ▲100周を走り抜きGT500を制したau TOM’S GR Supraが陽光を背に表彰台下の車両保管場所へと向かう=

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  • 息合わせ 大わらじ作り 御殿場、8月に祭り 高校生も体験、伝統に理解

     富士登山の最盛期に登山者の安全を祈願する8月の「御殿場わらじ祭り」に向け、祭り保存会のメンバーや市民有志がシンボルである大わらじの製作を御殿場市の東山コミュニティ共用施設で始めた。5月末まで土日に作業し、縦約3メートル、横約1・2メートルの1足を完成させる。14日は地元高校生が足にかける鼻緒作りを体験し、市の伝統行事に理解を深めた。 御殿場高と御殿場西高の計8人が市の観光人材育成事業の講座として参加した。3分縄計24本をより合わせて1本の縄にする行程では、保存会のベテランによる「せーの、よいしょ」のかけ声で全員が息を合わせて作業を進めた。小山町に住む比嘉正貴さん(16)は「祭りを見たことがな

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  • 工場施設の一部焼く 小山町湯船

     13日午前7時25分ごろ、小山町湯船の木質ボード製造「ENボード」の工場付近から出火し、工場にオイルや空気などを送る施設の一部を焼いた。御殿場署などによると、施設から工場にオイルを送るパイプが何らかの原因で破損してオイルが漏れ、電気系統の配線などに付着し、ショートが起きたことで発火したとみられるという。

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  • 議長に遠藤氏 副議長に岩田氏 小山町議会

     小山町議会は12日、臨時会で正副議長選を行い、議長に遠藤豪氏(74)、副議長に岩田治和氏(69)を選出した。  遠藤豪氏(えんどう・すぐる)[元]御殿場市職員。3期。用沢  岩田治和氏(いわた・はるかず)環境調査会社社長。4期。藤曲

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  • 木質バイオマスの関連費を専決処分 小山町議会

     小山町議会は12日に開いた臨時会で、湯船原地区の木質バイオマス発電事業における2022年度特別会計の歳入が歳出に対し不足したため、23年度の歳入から2500万円を繰り上げて充用するための特別会計補正予算の専決処分について、賛成多数で承認した。 討論では反対の町議から「事業では翌年度の予算から繰り上げて充用する会計処理を繰り返している。地方自治法の特例を何の反省もなく、連続使用している現状に警鐘を発す」と声を上げた。賛成の町議は「火災事故による長期の運営停止があり、売電収入が得られなかったことなどから不足が生じている。22年度は順調に稼働していて、今後の計画で歳入改善の見込みもある」と述べた。

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  • 記者コラム「清流」 水かけ菜漬け守って

     前任地の御殿場市・小山町で時々、親しい人にいただいた。「臭い物持ってって」「ちょっとにおうけど」。なぜかプレゼントする側が恐縮する不思議な食べ物、水かけ菜漬け。炊きたてご飯と一緒だと箸が止まらない。お酒にも合う。  富士山の湧水を掛け流して保温することから、その名が付いた。霊峰の恵みの一つだが、手に入りにくくなるかもしれない。漬物製造業が許可制になった改正食品衛生法施行が理由。許可を得るには施設を改修しなければならず、撤退を考える生産者が多い。  同じ問題を抱える「いぶりがっこ」産地の秋田県では行政が支援に乗りだした。御殿場、小山でもJAが説明会を開き、許可権者の保健所も「気軽に相談を。有効

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  • ヘルメット着用、法令順守を 静岡県東部で全国交通安全運動

     春の全国交通安全運動が始まった11日、静岡県東部の各地で出発式や街頭啓発活動が実施された。20日まで、行政や警察など関係機関が協力して事故防止や交通マナー向上に向けた多彩な取り組みを展開する。 ヘルメットや反射材着用啓発 御殿場  御殿場署管内では、御殿場市交通安全対策委員会や小山町交通安全対策協議会が一斉の広報啓発活動を行った。同署は管内を巡るパトカーの車載マイクで運動を周知。交通安全団体や市町の関係者らものぼり旗を持って交差点に立ち、車のドライバーや歩行者に安全対策の徹底、重点項目である反射材の着用などを啓発した。市役所付近の交差点では、署員や交通指導員が通学中の小中高生らを見守り、自

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  • 救助隊の訓練「かっこいい」 御殿場の園児が見学

     御殿場市・小山町広域行政組合消防本部は11日、管内の保育園、こども園の年長児を対象とした幼年消防クラブの防火教育の一環として、救助隊訓練の見学会を御殿場市の御殿場消防署訓練施設で開いた。  同市のとらのこ保育園と原里第1保育園の年長児計36人が参加し、同署と小山消防署の救助隊員15人、富士五湖消防本部(山梨県)の隊員による合同訓練を見学した。高さ10メートル、長さ20メートルのロープ渡りや高さ3メートルの障害物などを乗り越える障害突破、空気呼吸器を装着したほふく救助などの訓練が披露され、園児たちは「頑張れ」と大きな声援を送った。  原里第1保育園の鈴木悠矢君(5)は「(隊員同士が)協力して高

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  • 小富士・まぼろしの滝(小山町)霊峰の雪解け水、勢いよく【山ある記】

     富士山須走口5合目に立つ2軒の山小屋の前を抜けると、あずまやが右手にあり、すぐ先に小富士遊歩道への案内標がある。遊歩道沿いにはさまざまな高山植物があり、背の高いコメツガなどの原生林や広葉樹林が生い茂る中を歩く。溶岩がむき出したままの道や所々に木の根っこがあり、足元に注意しながらロープに沿って歩く。  森を抜けると二つのピークが目に入る。奥のピークが小富士(1975メートル)の頂だ。小富士は寄生火山の一つで、802年の延暦大噴火の時に誕生したと伝えられている。北は河口湖から南は愛鷹山まで一望でき、振り返れば富士山頂。帰りは来た遊歩道を5合目まで戻る。  標高2100メートル付近の「まぼろしの滝

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  • 静岡県内3施設で学年・学級閉鎖

     静岡県は8日、小学校とこども園の計3施設でインフルエンザに感染したとみられる患者計34人が確認され、学年閉鎖や学級閉鎖を行ったと発表した。  市区町別の施設の患者数は次の通り。  長泉町の小学校16人、小山町の小学校6人、静岡市葵区のこども園12人。

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  • 神輿行列 発展や健康祈願 小山の冨士浅間神社

     世界遺産富士山の構成資産である小山町須走の冨士浅間神社の例大祭が5日、同神社で開かれた。神社の門前にある通称・須走本通りを神輿(みこし)行列が行進し、地区の発展や疫病退散などを祈願した。 先頭の塩まき役が「豊年だ豊年だ」と声を上げながら塩をまき、地域の子どもたち、氏子らが引くきらびやかな神輿が続いた。須走中の生徒と町内の若者らもそれぞれ、富士山をかたどった「富士山神輿」を担いで勇壮に練り歩き、自然の恵みに感謝した。100人近い大行列によって須走本通りが活気にあふれた。 夜には悪疫退散などの願いが込められた祈願花火も打ち上げられた。

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  • 大人顔負け 釣り技術競う 小山で小中生大会

     小山町の須川フィッシングパークは5日、小中学生を対象とした釣り大会「ジュニア金太郎カップ」を同施設で初開催した。釣り好きな12人が参加し、大人顔負けの技術を競い合った。 20センチ前後のニジマスが放流された釣り場で制限時間内の釣果を競った。1対1の予選、準決勝に続き4人による決勝を行い、小学5年生の大村香樹さん(10)=御殿場市=が優勝した。 子どもたちはルアーのセッティングや投げ入れ、釣れた魚のネット入れ、リリースなどを1人でこなし、真剣な表情で魚との駆け引きを楽しんだ。大村さんは「魚がかかったときに最高にうれしい気分になる。もっと上達して大きな大会で優勝する」と力を込めた。

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  • スーパーGT会場 安全運転呼びかけ 静岡県警、御殿場署

     静岡県警交通企画課や御殿場署は4日、自動車レース「スーパーGT」の会場となった小山町の富士スピードウェイで広報啓発活動を実施した。県警ワンデー仕事体験に応募した高校生、大学生、社会人の8人も参加して啓発品を配り、交通事故防止などを訴えた。  ピット内とイベント広場にそれぞれブースを設け、白バイやパトカーを展示した。来場者は白バイにまたがったり、パトカーの運転席に乗り込んでハンドルを握ったりして楽しんだ。仕事体験の参加者は高速隊員らが着る乗車服に身を包み、自転車利用時のヘルメット着用の努力義務化を伝えるチラシなどを配布した。高速隊員に憧れているという大学4年の三枝来翔さん(22)は「連休中の事

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  • 小山で金太郎まつり 相撲、綱引き 力いっぱい

     小山町ゆかりの金太郎にちなんで、子どもの健やかな成長を願う「第59回富士山金太郎春まつり」(実行委主催)が3日、同町の金時公園で開かれた。わんぱく相撲御殿場・小山場所や綱引き大会が開催され、青空の下に力を振り絞る子どもたちの姿があふれた。  御殿場青年会議所が主催した相撲大会には御殿場、小山地域の小学3~6年生の22人が参加し、学年別で個人戦を繰り広げた。体格で劣る児童が大きな相手を倒すと、会場からは歓声と拍手が上がった。6年生の部の優勝者に贈られる「金太郎」の称号は、昨年にわんぱく相撲の全国大会に出場した御殿場南小の岩井拓真さんが手にした。  綱引き大会も白熱し、チームに分かれた子どもたち

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  • 5区支部長に細野氏 議論へ 一部の自民県議推す 古参、反発根強く

     4月の統一地方選と衆参5補欠選挙を終え、静岡県内の自民党関係者の間では5月の大型連休を前後して、“空席”の衆院静岡5区支部長ポストを巡る動きが活発化しそうだ。2021年11月に自民入りした細野豪志衆院議員(静岡5区)を推し、5月末の党県連大会で支部長就任を求める声が県議の一部から上がる一方、旧民主党時代から細野氏と戦ってきた地元支部の古参党員らの反発は根強い。統一地方選前半戦の県議選では細野氏との距離を巡って自民系同士が争った選挙区があり、5区支部長問題は支部分裂や党員の離党を招く恐れもある。  「自民党入り、県連入りに道筋をつけていただいた恩がある。何があっても一緒

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  • 神秘的な「まぼろしの滝」出現 富士山須走口5合目付近 雪解けのせせらぎ

     富士山の雪解けがピークとなる時期に見られる「まぼろしの滝」が須走口5合目付近に出現している。山肌に数時間だけ「川」が現れる神秘的な光景で、澄んだ水の流れる音が初夏の訪れを告げている。  山頂付近の雪解け水が溶岩流の跡を流れ落ちる現象で、例年は5月初旬から6月初旬ごろに現れるとされている。条件は富士山に積雪が十分に残っていて、気温が上がっていること。2日は午後1時ごろに水が流れ始め、県内外から訪れたハイカーたちがしきりにカメラのシャッターを切った。  須走口5合目駐車場から片道25分ほどの登山道が整備されている。山小屋の関係者によると、水量は午後2時前後に増すことが多い。今年は積雪量が少なく、

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  • 込山小山町長が就任 「聞く耳を持って対応」

     小山町は1日、任期満了に伴う町長選で4年ぶりの返り咲きを果たした込山正秀町長(75)の就任式を町役場で行い、込山町長は「職員と一緒に小山町の100年の計の礎を築いていきたい」と決意を述べた。  込山町長は約100人の職員を前に、「(選挙に伴い)小山町内をくまなく歩いて聞く耳を持つことの大切さを実感し、自分のものとして帰ってきた」とあいさつ。「今後もしっかりと聞く耳を持って対応していくことを約束する」と力を込めた。  選挙では、子育てや産業拠点整備など九つの柱に94事業を結びつけたマニフェスト(公約集)を訴えた。一丁目一番地は子育て・教育とし、「町では出生数が減り、このままだと小学校が統合にな

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  • インフルで学級閉鎖 小山の中学2クラス

     静岡県は1日、小山町の中学校でインフルエンザに感染したとみられる患者計13人が確認され、2クラスで学級閉鎖を行ったと発表した。

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  • ストーカー行為疑い自衛官不起訴 地検沼津支部

     静岡地検沼津支部は28日、ストーカー規制法違反などの疑いで逮捕、送検された小山町須走、陸上自衛隊富士駐屯地所属の男性自衛官(40)を不起訴処分とした。理由は明らかにしていない。  男性自衛官は昨年11月24日から12月24日までの間、数回にわたり県東部の20代女性の自転車に便を塗るなどのストーカー行為をしたとして御殿場署に逮捕された。

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  • 小山バス事故 県道に新看板「エンジンブレーキを」

     昨年10月、観光バスが横転し29人が死傷した小山町須走の県道(通称ふじあざみライン)に、エンジンブレーキによる減速を呼びかける看板が設置された。フットブレーキを多用して利かなくなる「フェード現象」が起きたことを踏まえ「危険 急な下り坂 エンジンブレーキを使いましょう」と記した。  富士山須走口5合目と麓を結び、つづら折りのカーブが続く道路。縦2メートル、横1・4メートルの看板を、急勾配でカーブがきつい5合目側の6カ所(うち3カ所は取り換え)に設置した。近くに「ギア 低速」との路面表示も設けた。  事故は昨年10月13日、5合目から下る途中のバスがカーブを曲がりきれずに横転し、乗客の女性1人が

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  • 山岳遭難対応 万全に 御殿場署 小山で訓練

     大型連休を前に、御殿場署は28日、小山町の金時山で山岳遭難救助訓練を実施した。県警指定と同署指定の山岳遭難救助隊員計6人が担架による負傷者搬送などの手順を確認した。2020年の豪雨被害から復旧し、3月に開通した足柄峠コースの危険箇所の把握にも努めた。 同署で行った出発式で、同署山岳遭難救助隊長の足立賢一警部補が出発申告した。中西浩署長は「登山初心者も訪れる金時山には険しい場所があり、滑落、病気、道迷いが起きる。しっかり訓練して救助の練度を高めてほしい」と訓示した。 同署管内で22年に発生した山岳遭難は31件(富士山の28件含む)だった。小山町によると、金時山には例年10万人以上が訪れる。過去

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  • 新型コロナ関連 27日 小山の小学校、1学級閉鎖

     小山町教育委員会は、町内の小学校の1学級で1人の感染者と複数の体調不良者を確認したと発表した。5月2日まで学級閉鎖とする。

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  • 小山の60代女性 50万円詐取被害

     小山町の60代の無職女性が26日、役場職員を名乗る男に現金約50万円をだまし取られたと御殿場署に届けた。  同署によると21日午前11時ごろ、女性宅に役場職員をかたる男から「青色の封筒でお知らせしていると思うが、戻ってくるお金がある」「本日までに手続きしてほしい」などと電話があった。同日午後2時ごろに町内の金融機関に向かい、スマートフォンで男の指示を聞きながらATMを操作し、現金をだまし取られたという。

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  • 子育て世帯給付金 補正予算専決処分 小山町、772万円追加

     小山町は26日、物価高騰対策の一環で低所得の子育て世帯へ児童1人当たり5万円を支給する特別給付金の費用として、2023年度一般会計に772万3千円を追加する補正予算を専決処分したと発表した。 国の方針に基づく対応で、事業費には国庫補助金を充てる。対象は児童扶養手当受給者ら低所得のひとり親世帯や住民税が非課税の子育て世帯など。同町こども未来課によると、約80世帯になる見込みという。 23年3月分の児童扶養手当の受給者は申請不要で、5月末までに支払い予定。公的年金などの受給で児童扶養手当を受給していない世帯や家計急変世帯は申請が必要になる。

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  • 木質バイオマス 2500万繰り上げ充用 小山町

     小山町は26日、2022年度木質バイオマス発電事業特別会計の歳入が歳出に対して不足するため、23年度の歳入から2500万円を繰り上げて充用するための特別会計補正予算を専決処分したと発表した。 同町上野にある発電所は町の単独事業。20年7月に火災が発生し、22年1月まで稼働を停止していたことなどによる収入不足の累積が発生しているという。発電所は再開以降は安定した稼働率を維持しているという。

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  • 元職が返り咲き 小山町長選 現町政への期待感薄れ【検証 統一地方選後半戦㊦】

     「5千票は取りたかった」。小山町長選が投開票された23日の深夜。歓喜を分かち合った支援者が帰宅し、人影がまばらになった選挙事務所で、開票結果報告書を手にした込山正秀氏(75)は勝者に似つかわしくない厳しい表情を浮かべた。目標の一つとした得票率6割にも届かなかった。  ふるさと納税を巡る国とのあつれきや都市計画税導入の是非が争点だった4年前に460票差の激戦を演じた2人が、今回は立場を入れ替えて臨んだ因縁の戦い。町議選が無投票となったことも影響し、投票率は過去最低の58・16%を記録した。込山氏の得票は4788票で前回より18票減とほぼ同数だったが、池谷晴一氏(73)は1815票減り、勝敗は覆

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  • 統一地方選後半戦 3首長選当選者 一夜明け抱負語る

     統一地方選後半戦の投開票から一夜明けた24日、小山町長選で返り咲いた込山正秀氏(75)は自宅で支援者からの祝福の電話に対応しながら、再び町政を担う高揚感をにじませた。富士宮市長選で4選した須藤秀忠氏(76)、清水町長選で再選した関義弘氏(69)は庁舎で公務に臨み、引き続き市政・町政のかじ取り役を務める決意を新たにした。 「エネルギーみなぎる」返り咲き 小山町・込山氏  小山町長選で4年ぶりに町長に復帰した込山氏は、同町一色の自宅で自らの当選を伝える新聞紙面に目を通した。「エネルギーがみなぎってくる。町職員と一緒に4年間を突っ走る」と力強く語った。  選挙戦で訴えた政策では子育て、産業拠点整備

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  • 「気を引き締めて公約実現」 小山町長選 込山氏に当選証書

     任期満了に伴う小山町長選で4年ぶりの返り咲きを果たした元職の込山正秀氏(75)は24日、町役場で開かれた当選証書付与式に臨んだ。「気を引き締めて公約を実現していく」と決意を新たにした。  当選証書を受け取った込山氏は「都市計画税導入や体調悪化などの4年前の印象を払拭しきれなかった」と厳しい選挙戦を振り返った。一方で「自分は現職批判をせずに戦った。町民が実績を評価して選んでくれた」と自信をのぞかせた。  今後については「町の元気をつくる源は職員。一緒に力を合わせて『小山町を元気に』という住民の期待に応える」と力を込めた。

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  • 全10市町議選で期日前・前回比増 静岡県内統一地方選後半戦

     静岡県選挙管理委員会は23日、統一地方選後半戦の期日前投票の最終結果を発表した。富士宮市長選は選挙人名簿登録者数の15・17%に当たる1万6419人が投票し、2015年の前回選に比べ1・14ポイント増。19年は無投票だった。清水町長選は13・78%で19年の前回比2・19ポイント増、小山町長選は15・86%で同0・46ポイント増加した。  10市町議選は合計で選挙人名簿登録者数の12・63%に当たる9万1785人が投票し、12市町議選が行われた19年の前回選を1・67ポイント上回った。  内訳をみると、7市議選の合計は12・40%に当たる8万2262人、3町議選は15・11%に当たる9523

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  • 現職池谷氏敗戦「多くの応援を頂いたが、残念な結果」 小山町長選

     統一地方選後半戦の静岡県内3首長選と10市町議選が23日行われ、即日開票された。小山町中島の池谷晴一氏の事務所に敗戦が伝わると集まった支援者たちから大きなため息が漏れた。ねぎらいの言葉に対して池谷氏は「多くの応援を頂いたが、残念な結果になってしまった」と深々と頭を下げた。  新型コロナウイルス下の難しいかじ取りを迫られた4年間を「町民の幸福度を高めるために多様な施策を打ち出せたと思う」と振り返った。今後の込山町政に対して「小山を清らかな水にふさわしい素晴らしい町にしてもらいたい」と述べた。

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  • 込山氏の実行力 選択 小山町長選解説

     小山町長選は豊富な実績に裏付けされた実行力を前面に押し出し、町の未来像を語った込山正秀氏が池谷晴一氏を振り切った。根強い批判票はあったが、この4年間で新しい町の姿を見られなかった住民は込山氏の「再登板」を選択した。  池谷氏は前回選同様、込山町政への批判票を集めたが、独自色の薄い町政運営は支持を広げられず、御殿場市へ転居したことへの町民の反発も大きかった。  込山氏の政策は子育て、産業拠点整備など九つの柱に94事業が結び付く。ただ、在職時は施策の推進過程に不満の声もあった。無投票となった町議選では込山氏に批判的な議員も複数当選した。議会との連携と住民合意の町政運営を実現できるかが焦点になる。

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  • 3市町長選平均47・50%、過去最低の投票率

     23日に投開票された統一地方選後半戦の静岡県内投票率は、3市町長選が平均47・50%、7市議選は43・97%、3町議選は46・21%で、後半戦の全ての選挙で前回選を下回った。このうち、3市町長選はいずれも過去最低を更新し、富士宮市、清水町は首長選で初めて50%を切った。   ※画像タップで拡大してご覧になれます  現職と新人による8年ぶりの選挙戦となった富士宮市長選は45・80%で、2015年の前回選を9・68ポイント下回り、1968年に記録した過去最低(54・45%)を大幅に下回った。  現新の一騎打ちとなった清水町長選は、48・62%(前回比1・45ポイント減)、前回選と同じ

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  • 小山町長選 投票率23・25%【午後1時現在】

     23日に投票が行われている小山町長選の午後1時現在の投票率は23・25%で、前回選を7・04ポイント下回った。期日前投票の投票率は15・86%だった。

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  • 富士宮、清水、小山の3市町長選 23日投票 10市町議選も 深夜に結果確定

     統一地方選後半戦の富士宮市長選、清水、小山両町長選と10の市町議選は23日、投票が行われる。市議選は沼津、熱海、三島、富士宮、富士、下田、湖西の7市。町議選は松崎、函南、清水の3町。選挙戦最終日の22日は各候補が街頭に立ち、最後の訴えに声を振り絞った。投票は一部を除き午前7時から午後8時までで、即日開票される。  各市町選管によると、富士宮市長選は23日午後11時ごろ、清水町長選は同10時半ごろ、小山町長選は同10時ごろに開票結果が確定する見通し。市町議選は松崎町が最も早く同9時ごろには開票が終わり、24日午前0時過ぎには大半の市町で大勢が判明するとみられる。富士宮市は同1時ごろ、富士市は同

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  • 富士宮/清水/小山の3市町長選、23日投票 10市町議選も

     統一地方選後半戦の富士宮市長選、清水町長選、小山町長選と10の市町(沼津、熱海、三島、富士宮、富士、下田、湖西、松崎、函南、清水)の議員選は23日、投票が行われ、即日開票される。3市町長選はいずれも一騎打ちとなっている。市町議選は7市の定数計150に182人、3町の定数計38に45人がそれぞれ立候補し、激しい選挙戦が繰り広げられている。  富士宮市長選は、4選を目指す現職須藤秀忠氏(76)と元市議の新人望月則男氏(44)の無所属2氏が争っている。須藤氏は知名度と組織票で勝り、望月氏は現役世代に支持を広げて追い上げる。  両氏ともに強調する子育て支援施策は、金銭や地域全体での教育など詳細で違い

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  • 大詰めの市町長選 富士宮市/清水町/小山町 統一地方選後半戦・終盤情勢

     統一地方選後半戦の富士宮市長選、清水町長選、小山町長選は23日の投開票に向け、いずれも一騎打ちの激戦が繰り広げられている。大詰めを迎えた3市町長選の終盤情勢を探った。  富士宮市  須藤氏/知名度と実績で優位 望月氏/高齢層への浸透苦戦  4選を目指す現職の須藤秀忠氏(76)と元市議の新人望月則男氏(44)の一騎打ちとなった富士宮市長選は、知名度と実績を前面に出す須藤氏が優勢を保ったまま終盤戦に入った。望月氏は高齢層への浸透がいまひとつで、苦戦を強いられている。  須藤氏は市政運営3期12年の実績を訴えつつ、自身が集大成と位置付ける4期目の政策展望を示す。遊説では富士山本宮浅間大社周辺の市街

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  • 小山町長選 立候補者アンケート

     小山町長選は一騎打ちの戦いを繰り広げている。候補者に町の諸課題に対する考えを聞いた。※届け出順 池谷晴一(いけや・せいいち)氏(無現①・73歳) 池谷晴一氏   小山町の将来像は  2030年度を目標とした小山町総合計画を町民の意見を伺いながら策定したが、本計画で町の将来像を「育てたい、暮らしたい、帰りたいまち 小山町」とした。この総合計画に基づきハード、ソフト両面で充実した施策を展開し、町民が幸せを感じてもらえる町を目指す。  健全な財政運営に向けた考えは  2035年度までの長期行財政運営計画で、将来の財政運営に支障をきたすレベルまで一時的に膨らんでいる、ふるさと納

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  • 東部2町長、3町議選 期日前投票スタート

     統一地方選後半戦の2町長選(清水、小山)と3町議選(松崎、函南、清水)の期日前投票が19日、各町で始まった。22日まで。 町長、町議のダブル選となった清水町では町役場1階住民ホールに投票所が設けられた。19日午前に訪れた男性介護士(69)=伏見=は「若者が集まり、にぎやかな町にしてほしい」との思いを票に託した。 町選管によると、期日前投票者数は日を追うごとに増える傾向にある。昼から夕方までが比較的すいているという。 小山町は町役場本庁舎302会議室、松崎町は町生涯学習センター、函南町は町役場1階町民ホールで行う。いずれも午前8時半~午後8時。 投開票は23日。

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  • 吉田町長田村氏7選 清水は現新、小山は現元の争い 統一地方選

     統一地方選後半戦の県内3町長選と6町議選が18日、告示された。清水町長選は新人の元町議山本文博氏(65)と現職の関義弘氏(69)、小山町長選は現職の池谷晴一氏(73)と元職の込山正秀氏(75)=自民推薦=が立候補し、それぞれ一騎打ちとなった。吉田町長選は現職の田村典彦氏(79)以外に届け出がなく、出直し選を含む7選を無投票で決めた。  町議選は定数計76に対し、計83人が立候補。定数を松崎は3、函南と清水は2上回って選挙戦に入った。東伊豆、小山、吉田は定数と立候補者が同数となり、無投票で当選が決まった。選挙戦の2町長選と3町議選は、16日告示の富士宮市長選や7市議選とともに23日に投開票さ

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  • 小山町長選告示 候補者第一声 23日投開票

     18日告示された県内3町長選のうち清水、小山の両町長選はいずれも一騎打ちの選挙戦に入った。候補者は街頭でマイクを握り、人口減少や経済停滞などの地域課題解決に向けた政策を訴えた。現町政の評価や政治姿勢も語り、相手候補との違いをアピールした。  池谷晴一(いけや・せいいち) 73 無現(1)  ▽現=町長、行政書士、県サッカー協会東部支部顧問。御殿場市二枚橋  込山正秀(こみやま・まさひで) 75 無元(2)  ▽現=まちづくり会社長▽元=町長、自民党県連総務会長。一色 町政私物化許さない  現職の池谷晴一候補(73)は小山町中島の広場で出陣式に臨んだ。込山町政でのふるさと納税の返礼品問題や町

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  • 6町議選に83人立候補 東伊豆、小山、吉田は無投票 統一地方選後半戦

     18日に告示された県内6町議選は定数計76に対し、83人が立候補した。4年前より3人少なく、全体の競争率は0・04ポイント下がって1・09倍。東伊豆と小山、吉田の3町が無投票となり、市部に比べて議員の担い手不足が顕著になった。  東伊豆は補選を除き2回連続で立候補者と定数が同じだった。前回より立候補者が2人減った小山は、電子データが残る1979年以降初めての無投票。吉田は1人減った。選挙戦になった清水は6町で唯一、前回より増加(1人)した。函南は前回と同数、松崎は1人減った。  女性候補者は15人で、全体に占める割合は18%と前回より6・4ポイント上昇した。新人に限ると20%だった。  党派

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  • 吉田町“トリプル”無投票 静岡県議に続き町長・町議選も

     18日告示の吉田町長選、町議選(定数13)は同日、いずれも立候補者の無投票当選が決まった。県選管によると、首長と議員選挙がいずれも無投票になったのは2004年の旧天竜市以来。識者や元町議からは首長の多選(7選)を念頭に、議会のチェック機能がこれまで以上に重要となる中で町議選も無投票の事態を憂える声が上がる。東伊豆町議選も連続で無投票となり、町民の政治への関心低下が懸念される。 チェック機能の担保憂慮、東伊豆町長選も2回連続  同日午後5時過ぎ、7選を決めた現職田村典彦氏(79)が選挙事務所前に姿を見せると、支援者たちが拍手で出迎えた。無投票は2回連続。田村氏は「対抗馬が出なかったということは

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  • 返り咲き 企業誘致意欲 込山正秀氏【小山町長選立候補者の横顔】

     在職中の2期8年で推し進めた産業拠点整備の「三来(みらい)拠点事業」。活気ある小山町の未来を描いたが、道半ばで町政から退いた。「総仕上げに取り組みたい」。「おやま、再稼働」をスローガンに、4年ぶりの返り咲きを狙う。  三来拠点事業の一環である富士スピードウェイ周辺や足柄サービスエリア周辺の開発は「止まってしまっている。停滞から前進に切り替える」と指摘。迅速な企業誘致で町に入る固定資産税を増やし、財政を支える。「都市計画税を導入しなくても市街化区域内に投資が可能になる」と語る。  「子どもは宝」と話し、子育てや教育環境の充実にも重点を置く。町民と一緒に勉強会を重ねて練り上げた駿河小山駅周辺の再

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  • 「心の幸福」 追求に思い 池谷晴一氏【小山町長選立候補者の横顔】

     1期目に掲げたマニフェスト55項目は「完了・着手・取り組み中は53項目、率にして96%」と堅実さをアピール。2期目もハード、ソフト両面のバランスを重視した町政運営を目指す。  新型コロナウイルス対応は「医師会と協力体制を築いて対応できた」と強調し、物価高も踏まえた町民生活支援、事業所支援を進める。安心・安全の基本である防災では、「小山町は火山灰の上にできたまち。水を含むと崩れやすい地質」と指摘し、対策として国直轄治山事業、県治山事業の促進に注力する考え。  SDGs(持続可能な開発目標)を念頭に「急峻(きゅうしゅん)な地形と豊富な水を生かし、小水力発電の研究を進めたい」と話す。DX(デジタル

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  • 吉田町長選、無投票7選 清水、小山町長選は一騎打ち 3町長選と6町議選告示、23日投開票

     統一地方選後半戦の県内3町長選と6町議選が18日、告示された。清水町長選は新人の元町議山本文博氏(65)と現職の関義弘氏(69)、小山町長選は現職の池谷晴一氏(73)と元職の込山正秀氏(75)=自民推薦=が立候補し、それぞれ一騎打ちとなった。吉田町長選は現職の田村典彦氏(79)以外に届け出がなく、出直し選を含む7選を無投票で決めた。  町議選は定数計76に対し、計83人が立候補。定数を松崎は3、函南と清水は2上回って選挙戦に入った。東伊豆、小山、吉田は定数と立候補者が同数となり、無投票で当選が決まった。選挙戦の2町長選と3町議選は、16日告示の富士宮市長選や7市議選とともに23日に投開票され

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  • 小山町議選 当選者一覧(定数13/立候補者13)

     18日告示の小山町議選は、立候補者数が定数と同数で無投票となった。当選者は次の通り。  上から届け出順。経歴は氏名、年齢(投票日基準)、党派、現元新別、当選回数、職業・肩書、略歴、現住所の順。元の後は全て、以前の職業・肩書。 ※画像タップで拡大してご覧になれます

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  • 自動車スーパーフォーミュラ開幕 富士スピードウェイ ローソン快走 第2戦に野尻

     自動車の全日本スーパーフォーミュラ選手権第1、2戦が小山町の富士スピードウェイ(1周4・563キロ)で開催された。  国内トップフォーミュラが始まって50周年の節目を迎えた今季、新型車両「SF23」が導入された最初のレースは、2戦とも41周の決勝で競われた。  開幕戦は序盤から終盤までアクシデントが多発しセーフティーカー(SC)が出る荒れた展開で進んだ。その中を今季初参戦のリアム・ローソン(TEAM MUGEN)が快走を見せた。中盤のタイヤ交換後、チームメートの野尻智紀から首位を奪うとリードを広げた。最後はクラッシュ発生によるSC先導のままトップチェッカーを受け、デビュー戦を勝利で飾った。

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  • 清水/小山/吉田の3町長選、6町議選 18日告示 統一地方選後半戦

     統一地方選後半戦の静岡県内3町長選と6町議選が18日、告示される。清水、小山の両町長選は一騎打ちの見通し。吉田町長選は現職の無投票7選(出直し選を含む)の公算が大きい。  町議選のうち松崎、函南、清水は選挙戦が見込まれる。東伊豆、小山、吉田は無投票の可能性が高い。立候補の届け出は午前8時半から各町選管で受け付け、午後5時に締め切る。  16日告示の富士宮市長選、7市議選とともに23日に投開票される。 清水町長選  清水町は再選を目指す現職の関義弘氏(69)と町議の山本文博氏(65)の2人が、いずれも無所属で立候補する見通し。町を二分する大きな争点はなく、現町政への評価が問われる。関氏は財政

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  • 小山町役場に安全運転事業所 御殿場署など指定

     御殿場署と御殿場地区安全運転管理協会はこのほど本年度の安全運転管理推進事業所として小山町役場に指定証を交付した。期間は来年3月末までの1年間。 同町によると、職員は計約460人、公用車は約60台。職員交通安全会を組織し、安全運転の推進に努めている。今回の指定を受け、課ごとに2カ月に1度の運転免許証の確認、公用車へのドライブレコーダーの取り付け促進などに取り組む方針という。 中西浩署長と同協会の長田忠臣会長が、同署を訪れた同町の小野一彦企画総務部長に指定証とドライブレコーダー2台を手渡した。中西署長は「ぜひ他の事業所の模範となっていただきたい」と協力を求めた。

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  • 自民は過半数の40 静岡県議会会派構成決まる

     静岡県議会は14日、30日からの改選後の会派構成を発表した。定員68に対し、各会派の構成人数は自民改革会議が40人、ふじのくに県民クラブは18人、公明党県議団が5人となった。会派に所属しない無所属議員は5人。  会派と所属議員は次の通り。カッコ内は選挙区。  【自民改革会議】10期 天野一(静岡市葵区)▽8期 植田徹(富士市)中谷多加二(浜松市天竜区)▽7期 杉山盛雄(沼津市)鈴木利幸(浜松市北区)▽5期 宮沢正美(三島市)落合慎悟(藤枝市)竹内良訓(浜松市中区)中沢公彦(同市東区)▽4期 中田次城(伊東市)土屋源由(伊豆の国市)鳥沢由克(裾野市)和田篤夫(御殿場市・小山町)鈴木澄美(富士市

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  • 荒廃農地に“菜の花じゅうたん” 小山

     小山町農業委員会が昨年10月に同町小山の荒廃化しつつある農地を再生して種まきした菜の花が美しく咲き、“黄色いじゅうたん”が住民を楽しませている。 すでに荒廃している、もしくはその恐れがある農地の有効活用を促進するモデル的な取り組み。菜の花が咲いたのは3年ほど前まで稲作が行われていた田んぼ計5375平方メートル。所有者の男性によると、体調面の理由などから手入れができずに雑草が伸び放題になってしまっていたという。 付近には養蜂家もいるため、安定した蜂蜜の採取に貢献できるよう、菜の花の後には夏から秋に咲く蜜源作物の種まきを行う計画。

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  • 「火遊びはしません」 御殿場の富岳保育園 “子ども消防隊”に30人

     御殿場市・小山町広域行政組合消防本部は13日、同市の富岳保育園で幼年消防クラブ任命式を開いた。年長児30人が1年間“子ども消防隊”として活動し、火の恐ろしさを学んだり防火を呼びかけたりする。 園児は御殿場消防署富士岡分署の職員から、防火を呼びかける法被を受け取った。声をそろえて「火遊びはしません」「マッチは持ちません」「危険な遊びはしません」「お父さん、お母さん、先生方の教えを守ります」と約束した。 園児は今後、救助隊の訓練の見学や花火教室などを通じて防火防災意識を高める。同本部は4月中に同市と小山町の計24保育園で任命式・発足式を開く。

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  • こいのぼり 大空すいすい 園児が手づくり 小山町・金時公園

     富士山金太郎春まつり実行委員会は5月9日まで、小山町の金時公園と町役場前の鮎沢川に約120匹のこいのぼりを掲げている。  同月3日に開催予定の第59回富士山金太郎春まつりに合わせた企画。金時公園では、地元のするがおやまこども園、すがぬまこども園の園児たちが色を塗った小さなこいのぼり31匹と地元企業が寄付した大きなこいのぼりが春風を受けて優雅に空を泳いでいる。11日に年長児がロープに結びつける作業などを手伝った。  鮎沢川では、両岸の間約50メートルに飾られたこいのぼり約60匹の影が巨大な魚のように水面に映し出され、来庁者らを楽しませている。

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  • 町長選に2陣営 町議選は13陣営 小山町、事前審査

     小山町選挙管理委員会は12日、任期満了に伴う町長選、町議選(いずれも18日告示、23日投開票)の立候補届け出書類の事前審査を町役場で行った。  町長選は出馬を表明している現職池谷晴一氏(73)と、4年ぶりの返り咲きを狙う元職込山正秀氏(75)の両陣営が出席した。  町議選には、立候補を予定している14陣営のうち13陣営が集まった。1陣営は諸事情により欠席し、同委員会が後日の個別対応などを検討するという。

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  • 御殿場市・小山町 分裂戦、自民2現職死守【静岡県議選 戦いの軌跡】

     保守分裂と自民対非自民の争いが絡み合う構図での激戦は、従来の支持層を堅実に守り抜いた自民現職の勝俣昇氏と和田篤夫氏が新人の2人を振り切った。  勝俣氏は親族や自民党支部、御殿場市職員OBらを通じて御殿場、小山両市町の基盤を固めた。1期4年の実績と、まめに発行した県政リポートによる知名度、親近感の向上などが奏功して無党派層も取り込み、細野豪志衆院議員と連携した選挙活動で支持を拡大した。  4選を果たした和田氏は御殿場市の市街地や富士岡地区南部などを中心に自民支持層の票を手堅くまとめた。若手支援者が新人の高橋靖銘氏の支持に回ったが、古参党員らが組織力で着実に票を固めた。自衛隊OBの協力で自衛隊票

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  • 漬物製造業許可制で説明会 専用室と流し2台必要 御殿場

     食品衛生法改正で漬物製造業が許可制になったことを受けた生産者向け説明会が10日、御殿場市のJAふじ伊豆御殿場地区本部で開かれた。法改正の影響により北駿特産の水かけ菜漬けの生産が危機に直面。御殿場保健所の担当者が説明に立ち、許可を出す最低限の要件として①専用の部屋②手洗い用と器具洗浄用の別々の流しを用意する-を挙げた。 営業許可の申請方法や申請後の流れも紹介した。申請書類に基づき製造現場を確認し、問題がなければ1週間程度で許可が下りるという。担当者は「今ある部屋や設備で許可が取れるか、保健所に気軽に相談してほしい。有効な提案ができるかもしれない」と呼びかけた。 2024年5月までは経過措置期間

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  • 静岡県議選 開票結果(選管最終)

     下田市・賀茂郡 1―2  選管最終 当13,532 加畑毅  自新①  12,605 橋本智洋 無新  伊東市 1―2  選管最終 当12,221 中田次城  自現④   5,014 犬飼このり れ新  伊豆市 1―2  選管最終 当7,869 野田治久 自現③  1,738 森良雄  無新  函南町 1―2  選管最終 当6,671 岩田徹也 自新①  5,371 広田直美 無現  長泉町 1―2  選管最終 当7,777 加藤祐喜 自新①  7,075 渡辺迅  無新  御殿場市・小山町 2―4   選管最終 当13,192 勝俣昇  自現② 当 8,077 和田篤夫 自現④

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  • フェラーリ・チャレンジ・ジャパンシリーズ 小山・富士スピードウェイで開幕 日本初の単独開催

     小山町の富士スピードウェイで8日、自動車レースのフェラーリ・チャレンジ・ジャパンシリーズが開幕した。  同シリーズは欧州や北米、アジア太平洋など世界各地域で実施され、今年初めて日本単独のシリーズが設けられた。競技車両のフェラーリ488チャレンジEVOによるワンメークレースで、今季は国内四つのサーキットで全5戦を行う。土、日曜日で2レースが行われ、計10レースでタイトルを争う。  開幕戦の第1レースは21台が出走し、30分間の激しい攻防がメインストレートやTGRコーナーなど各所で繰り広げられた。9日も第2レースが行われ、同スピードウェイでは7月1、2日にも開催される。  

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  • 御殿場男性暴行死 傷害致死罪で起訴 地検沼津支部

     静岡地検沼津支部は7日、殺人の疑いで逮捕、送検された小山町菅沼、とび職の男(26)を傷害致死罪で静岡地裁沼津支部に起訴した。地検支部は罪名変更について「捜査によって得られた証拠で判断した」としている。裁判員裁判の対象。  起訴状によると、被告は3月16日午後7時45分ごろ、御殿場市内の会社の資材置き場で、地面にひざまずいた状態の同市新橋、会社員の男性=当時(30)=の頭部に角材のようなものを振り下ろして殴る暴行を加え、脳挫傷により死亡させたとされる。

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  • 町長選に2陣営 町議選は14陣営 小山町選管説明会

     18日告示、23日投開票の小山町長選、同町議選の立候補予定者説明会が6日、町役場で開かれた。  町長選は現職の池谷晴一氏(73)と、4年ぶりの返り咲きを狙う元職込山正秀氏(75)の両陣営が出席し、一騎打ちになるとみられる。町議選には定数13に対し14陣営が集まり、選挙戦になる見通し。内訳は現職9人、新人5人。  御殿場署や町選挙管理委員会の担当者が、立候補届け出の手順や選挙活動の留意点などを説明した。  町選管によると、3月30日現在の選挙人名簿登録者数は1万4871人。

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  • 子どもの交通事故防げ 御殿場市、署 県民運動合わせ啓発 小山

     御殿場市や御殿場署などは4日、新入学(園)児を交通事故から守る県民運動(4~10日)に合わせた啓発活動を小山町の「道の駅ふじおやま」で実施した。 市職員や署員、県交通安全協会御殿場地区支部、地域交通安全活動推進員ら約15人が活動を展開した。来場者に対して「通学路を歩き慣れていない子どもたちがいるので車の運転は特に注意して」「歩行者がいたら速度を落として」などと呼びかけながら、啓発チラシや反射材などを配った。 市は運動のスローガンを「小さな手 つなげて広げて 事故ゼロへ」に定め、期間中に街頭広報や小中学校での交通教室などを行う予定。

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  • 御殿場市・小山町(定数2―4)立候補者の決意 静岡県議選

     静岡県議選は9日の投開票に向け、無投票を除く19選挙区の43議席を巡って67人が激しい選挙戦を繰り広げている。人口減少や新型コロナウイルス禍で落ち込む地域経済の活性化、防災対策など課題が山積する中、候補者は何を強調して支持を呼びかけているのか。人物像と合わせて紹介する。(届け出順。名前の右のかっこ内は党派、現元新の別、丸数字は当選回数、投票日基準の満年齢の順) 人口増のまちづくり軸 高橋靖銘氏  高橋靖銘(たかはしやすな)氏(無新、49歳)  「人口が増えるまちづくり」をぶれない軸として定める。「政治は一朝一夕ではない。自分の政策を見届ける時間も考えると49歳の今、挑戦しなくては

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  • 陸自富士学校長 中村陸将が着任「新時代の人材育成」

     陸上自衛隊富士学校長兼富士駐屯地司令に30日付で着任した中村裕亮陸将(57)の着任式が31日、小山町の同校で開かれた。  中村学校長は着任の辞で、ロシアによるウクライナ侵攻を例に「国際情勢はこれまでとは次元の異なるレベルで複雑性を増している」と指摘。陸上自衛隊も新たな時代に対応する変革期を迎え、富士学校がその中心となる意識を持つことを強調した。隊員たちに「諸職種協同による創造力の発揮と将来の戦い方の具現化」「新しい時代に対応した人材の育成」を求めた。  小山町や御殿場市の印象として「富士山麓の美しい自然に囲まれたすばらしい土地柄」と述べ、「自衛隊は地域の協力なくして成り立たない。地元の皆さま

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  • 金時山登山道が復旧 小山、迂回路を設置

     小山町はこのほど、2020年7月の大雨で土砂崩れが発生し、全面通行止めとなっていた金時山(標高1212メートル)の足柄登山道の復旧を完了し、供用を開始した。 土砂崩れは1040メートル付近で発生し、登山道に土砂が堆積した。復旧にあたり崩落箇所は二次災害の危険もあるため、迂回(うかい)路を設けるなどして登山者の安全を確保するルートに変更した。復旧を広く周知して誘客につなげるため、山頂の「金時茶屋」「金太郎茶屋」で記念タオルを数量限定で配布するキャンペーンも行っている。 金時山は神奈川県との県境に位置し、童話の英雄「金太郎」ゆかりの山として知られる。足柄登山道は19年度、2万2700人超が登山し

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  • 「小山町歌」最優秀に秋田さん 8月式典で披露へ

     小山町は30日、町制施行110周年事業の一環として一般募集した小山町歌について、同町菅沼のクリーニング会社経営の秋田悦夫さん(66)が作った曲を最優秀作品に選んだと発表した。町議会6月定例会に町歌制定の条例を提出する方針。 全国の7~84歳から64作品の応募があった。秋田さんは「雄々しき富士」「湧水がきらめく」「金時山より臨む峰々」「我が町おやま」など小山町の魅力と郷土への愛が伝わる歌詞を、ゆったりとしたテンポの分かりやすいメロディーに乗せた。子どもから高齢者まで誰でも口ずさみやすい曲であることなども高く評価された。 同日に町役場で表彰式が開かれ、秋田さんは「心を一つにする一つの道具として、

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  • 自転車レース 国内最大級 小山で5月にTOJ

     国際自転車競技連合(UCI)公認の国内最大規模の自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)」の組織委員会は30日、オンライン記者会見で今年の大会概要を説明した。県内では小山町で5月26日、第6戦の「富士山ステージ」が予定される。  4年ぶりに国内8カ所を転戦する本来の大会形式で実施する。小山町の富士山ステージは道の駅すばしりをスタート地点に、「ふじあざみライン」を通って富士山須走口5合目のゴールを目指す11・4キロのコース。標高差1160メートル、平均勾配10%、最大勾配22%と過酷なヒルクライムが繰り広げられる。  大会は5月21~28日の日程。富士山ステージ以外では「京都ステー

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  • 路線バス運賃 7月から上げ 富士急バス

     富士急バス(山梨県富士河口湖町)は30日、路線バスの運賃を7月1日から値上げすると発表した。平均改定率は13%。初乗り運賃は現行の160円から180円になる。  国土交通省関東運輸局に30日、許可を申請した。同社の本県運行エリアは富士市、富士宮市、御殿場市、小山町。  消費増税に伴う改定を除き、値上げは1995年以来28年ぶり。少子化や新型コロナウイルスによる乗客減、物価高騰、運転士の処遇改善などが理由。

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  • 小山町 長期見据え財政計画 35年度向け目標や戦略

     小山町は、長期的に安定した財政運営を続けるため、現時点での適正な財政規模や財政目標値などを定めた長期行財政運営計画(2023~35年度)を策定した。30日の定例記者会見で池谷晴一町長が発表した。 22年5月に行財政改革審議会に諮問し、23年3月に答申された方針を踏まえて決定した。町の適正な財政規模を110億円程度と見立て、大規模修繕を含む普通建設事業費を20億円、人件費21億5千万円、物件費17億5千万円などの目標値を定めた。達成に向けて公共施設再編や組織のスリム化、事業の選択と集中、ふるさと納税の推進などの戦略と行動方針をまとめた。 DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進による町民

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  • 荒井さん(須走中2) 初の「名誉博士」 小山町教委 地域貢献に得点「金太郎事業」 活動通じ「町の良さ広めたい」 駅伝にも参加

     地域と関わる活動に自主的に参加した児童生徒にポイントを付与し、顕彰する小山町教育委員会の「ふるさと金太郎博士事業」で、須走中2年の荒井美優さん(14)が最高位の「名誉博士」に認定された。2018年7月の同事業開始以来、名誉博士号の認定は初。 中学進学後、先輩が最高位に次ぐ「博士」に認定された際、名誉博士がまだいないことを知り「自分が最初になりたい」と思うようになったという。町や須走地区のイベントやボランティア活動に精力的に参加し、地域行事などを手伝うジュニアリーダーとしても活躍。新型コロナウイルスの影響下でも地道にポイントをためた。 荒井さんは県市町対抗駅伝に小学生のころから連続出場し、英語

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  • 富士山火山基本計画で対策追加 教育、福祉の現場に戸惑い 「逃げ遅れゼロ」へ入所者輸送、避難先確保

     静岡、山梨、神奈川の3県などでつくる富士山火山防災対策協議会が29日に示した富士山火山避難基本計画は「逃げ遅れゼロ」を目指すため、対象エリア内の高齢者施設や病院、学校での避難対策が追加された。入所者の輸送手段や避難先確保、休校措置、引き渡しなどの検討が求められる。「人員確保が課題」「学校の事情に応じた助言を」-。山麓の福祉施設や学校からは戸惑いと地元自治体に支援を求める声が目立った。  溶岩流が3時間以内に到達する第3次避難対象エリアに市街地の大部分が含まれる富士宮市。避難確保計画の作成が見込まれる施設も多い。中心部に位置する市立大宮小の水村裕子校長は児童の引き渡しについて「溶岩流の到達時間

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  • 「小山大沢橋」に名称決定 考案者に町など感謝状

     小山町のJR駿河小山駅近くで整備が進んでいる町道1689号で、鮎沢川の支流の大沢川に架かる橋の名称が「小山大沢橋」に決定した。28日に同町と工事を実施している丸善食品工業などから、名称の考案者に感謝状が贈られた。 名称は一般募集し、町内外から434件の応募があった。御殿場市の山屋希美さん(37)と小山町の間瀬好美さん(41)、柿島綾子さん(42)の3人が考案した小山大沢橋が採用された。池谷晴一町長と同社の春日靖史社長から感謝状や記念品を受け取った山屋さんは「ずっと残る橋の名称決定に携われたことは光栄」と喜んだ。 町道1689号は、同駅北側を走る約1・1キロ。町内2カ所に生産拠点を持つ同社やグ

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  • 駿河小山駅周辺 活性へ「ビジョン」 町が公表

     小山町は28日、JR駿河小山駅周辺のにぎわい創出による地域活性化を図る「駿河小山駅周辺活性化ビジョン」を公表した。 駅周辺に町の魅力や歴史の発信、国道246号を通るサイクリストらの休憩、水辺のにぎわい創出などの拠点を整備し、「観光客をもてなす機能」を高める。一方で地域の子どもたちの学びの場や町民同士が交流する憩いの場なども作り、「地域の和がつながり育つ機能」も備える計画。 ビジョンは2021年3月に策定。今後、民間事業者や住民らの意見を聞き、公民連携で具体化を図る方針。池谷晴一町長は「道路交通、鉄道交通の両方の利便性向上も図り、駅周辺のにぎわいを取り戻したい」と話す。

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  • ⚾プロ野球新時代へ 紅林、森、小沢ら静岡県勢に期待

     プロ野球はパ・リーグが30日、セ・リーグが31日に開幕する。パは日本ハム-楽天のみ30日に先行して開催し、残り2試合は31日に実施する。レギュラーシーズンは143試合。昨季はパがオリックス、セはヤクルトがともに連覇し、オリックスが26年ぶりの日本一に輝いた。ヤクルトの村上宗隆内野手が史上最年少で三冠王を獲得し、ロッテの佐々木朗希投手がやはり最年少で完全試合を達成するなど、新時代の幕開けを印象づけた。  静岡県関係選手は28人が登録されている。オリックスの日本一メンバーとなった紅林弘太郎内野手(駿河総合高出)がプロ4年目を迎え、本塁打20本超えを目指す。紅林と同じ21歳、DeNAの森敬斗内野手

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  • 静岡県人口357万1445人 2月1日現在 8カ月連続減

     静岡県がこのほど公表した2月1日現在の推計人口は357万1445人で前月から4009人減少した。推計人口の減少は8カ月連続。社会動態は2カ月ぶりに転入数が転出数を上回る社会増となった。  転入数から転出数を引いた社会動態は15人増(転入9891人、転出9876人)。出生数から死亡数を引いた自然動態は4024人減(出生1727人、死亡5751人)。  市町別で人口が増加したのは、14人増の菊川市のみ。829人減の静岡市をはじめ、浜松市758人減、沼津市350人減など33市町で減少した。小山町は同数だった。  社会動態は19市町で増加。最も多かったのは磐田市の111人増で、富士市84人増、伊東市

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  • 空き家対策で協定 小山町、県司法書士会

     小山町と県司法書士会はこのほど、空き家対策の推進に関する協定を締結した。相互に連携して相続登記の問題に対応し、町内の空き家の適切な管理、活用につなげる。 町は空き家の相続登記に関する相談を受けた際に司法書士会を紹介するほか、相談窓口の設置、総合的な相談会の開催などを行い、空き家が管理不全な状態にならないよう対策を進める。同会は相談会への会員派遣や町への空き家に関する情報提供などで協力する。 町役場で池谷晴一町長と白井聖記会長が協定書を交わした。池谷町長は「相談体制の強化を図り、空き家活用を促進する」と述べ、白井会長は「町と連携して住民への啓発活動を進めたい」とした。 総務省の2018年の住宅

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  • 災害ボランティア 町社協と協定締結 小山町

     小山町と町社会福祉協議会はこのほど、災害ボランティアセンターの設置や運営に関する協定を締結した。災害時に円滑なボランティア活動の展開を図り、被害者への迅速な支援につなげる。 同センターは災害時、必要な支援活動の把握、ボランティアの募集や調整、資機材の調達、情報収集と発信などを担う。協定ではセンターの開設・閉鎖の手続きや双方の情報共有のほか訓練や関係団体とのネットワーク整備など平時からの連携についても定めた。 町役場で開かれた締結式で池谷晴一町長は「協定は町との協力態勢をより強固にする。唯一無二のパートナーとして共に町民のために努力しましょう」と呼びかけ、同協議会の臼井光昭会長は「万一の災害時

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  • バス運転手を在宅起訴 小山・横転死傷事故 静岡地検沼津支部

     小山町須走の県道(通称ふじあざみライン)で2022年10月、観光バスが横転し29人が死傷した事故で、静岡地検沼津支部が運転手の男性(27)を自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪で在宅起訴したことが24日までの関係者への取材で分かった。在宅起訴は23日付。  県警は事故原因の特定に向け、ブレーキなどバス部品の解析を自動車メーカーに依頼。「性能や作動に問題はない」との結果を踏まえ、下り坂でフットブレーキを多用し、摩擦材が過熱して利きが悪くなる「フェード現象」が発生したと結論づけた。地検も運転手の操作ミスが事故につながったと判断したとみられる。  事故は富士山須走口5合目から県道を下る途中、バス

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  • 23年度予算案可決 御殿場・小山組合議会

     御殿場市・小山町広域行政組合議会3月定例会は24日、最終本会議を行い、2023年度一般会計予算案を可決し、閉会した。

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  • 脱炭素、防災強化 東電PGと協定 小山町

     小山町と東京電力パワーグリッド静岡総支社は24日、ゼロカーボンシティーの実現に向けた連携協定を締結した。脱炭素や災害に強いまちづくりに向け、エネルギーの地産地消や再生可能エネルギーの活用、環境教育などを協力して推進する。  小山町は昨年3月、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、環境政策に力を入れている。一方、同社を含む東京電力は昨年4月以降、カーボンニュートラルと防災を軸とした次世代の町づくりを通じて各地域に貢献することをスローガンに掲げて取り組んでいるという。  町役場で行われた協定締結式で、池谷晴一町長は「再生可能エネルギーの推進、

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  • 同僚の現金窃盗 3隊員を懲戒免職 陸上自衛隊

     陸上自衛隊は24日、同僚隊員の現金や衣類を盗んだとして、御殿場市と小山町の駐屯地所属の3隊員を同日付で懲戒免職にした。所属先の各駐屯地が発表した。  富士駐屯地によると、特科教導隊の20代の女性1等陸士は2022年8~9月、駐屯地内の隊舎居室で同僚の財布から現金計5万円を盗んだ。遊興費に使ったという。  滝ケ原駐屯地によると、普通科教導連隊の男性陸士長(22)は20年9月ごろから21年1月ごろまでの間、隊舎の更衣室で同僚の衣類など1万2千円相当を盗んだ。上司からの生活指導に対する不満が動機と説明しているという。  駒門駐屯地によると、機甲教導連隊の男性陸士長(23)は21年2月、隊舎の同じ部

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  • 勝又、高橋両市議 県議選出馬へ辞職 御殿場市議会

     御殿場市の勝又英博市議(66)と高橋靖銘市議(49)が23日、菅沼芳徳議長に辞職願を提出し、受理された。両氏は4月の県議選に御殿場市・小山町選挙区(定数2)から出馬意向を示している。 辞職は23日付で、同日の市議会3月定例会の最終本会議で許可された。市議会は定数21で、両氏の辞職により欠員3。補選は行わず、任期満了に伴う2024年2月の市議選が次回選となる見込み。

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  • 足柄コミュニティセンター完成 小山 ウィズコロナ、利便性向上

     小山町竹之下の足柄地区コミュニティセンターで22日、改修工事を終了した同施設の完成披露式が開かれた。 同センターは経年劣化などを理由に2022年7月から改修工事が進み、23年2月に完成した。多目的トイレの新設や施設内の段差の解消などバリアフリーな構造になったほか、各部屋にフリーWi-Fiを導入し、モニターも設置するなどウィズコロナ時代の利便性も向上した。 同地区の各区長やシニアクラブの関係者らが集った完成披露式で池谷晴一町長は「地域コミュニティー活動の拠点として多くの皆さんに利用してもらいたい」と述べた。

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  • 市境の東部地域活況/沼津 中心街引き合い強く/熱海【静岡県内公示地価 東部の取引状況】

     沼津市  住宅地は1・3%下落した。地域による明暗が拡大している。大岡や岡宮などの東部は長泉町や三島市の代替地として求める動きもあり引き合いは強い。岡宮は10万5千~12万円が中心で、強気の価格設定も。供給が限られる中心部も売り手に優位な状況が続く。西部は下落が続くが、下げ幅は縮小傾向。沿岸部の南部は依然低調。実勢価格が公示地価の半分以下になるケースもあるという。  商業地は1・5%下がった。沼津駅に近い高島町で16万5千円の売買事例があった。再開発の余地が大きい駅南口への関心が高まっている。  三島市  住宅地は交通手段や買い物の利便性に優れた市街地で人気が高い。三島田町駅に近い南田町や

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  • 軽油流出 再発防止を 御殿場市など 陸自に申し入れ

     陸上自衛隊駒門駐屯地から約300リットルの軽油が敷地外の河川に流出したとして御殿場、裾野両市と小山町、東富士演習場地域農民再建連盟は22日、南関東防衛局と陸上自衛隊富士、滝ケ原、板妻、駒門の各駐屯地に再発防止を申し入れた。 駒門駐屯地によると、13日午前9時ごろ、90式戦車の整備中に燃料パイプから軽油が漏れた。大部分は回収したものの、一部が排水溝を通って久保川支流に流れ出たという。同日中に市や消防が現地調査を実施し、環境への影響などについては問題なしとの見解を得たという。 申し入れは、燃料油などの保管施設及び取り扱い施設について総点検を実施し、再発防止策を講じることや、安全管理の再徹底、速や

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  • 「犯行を目撃」証言 御殿場殺人事件 敷地内の作業員

     御殿場市東山の建設資材置き場で一緒に作業していた男性の頭部を殴打して殺害したとして小山町菅沼、建設作業員の男(26)が逮捕された殺人事件で、同じ敷地内にいた作業員が犯行の瞬間を目撃したと証言していることが20日、関係者への取材で分かった。  御殿場署などによると、敷地内には当時、2人を含めて約10人の作業員がいた。このうち一人は、容疑者がいとこである御殿場市新橋、建設会社社員の男性(30)の頭部を現場の角材で殴る瞬間を目撃したと話しているという。  一方で同署などによると、事件の第一報は「現場の資材が落ちてきて頭に当たり、けがをした人がいる」という119番で、現場での作業員らによる説明も当初

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  • 硬い物で頭部を殴打か 御殿場の殺人事件 2人にトラブルの可能性

     同じ建設資材置き場で作業していた男性の頭部を殴打して殺害したとして小山町菅沼、建設作業員の男(26)が御殿場署に逮捕された殺人事件で、凶器として硬い物が使われた可能性があることが19日、関係者への取材で分かった。御殿場署は2人の間に何らかのトラブルがあったとみて調べを進めている。  関係者によると、容疑者は犯行を自供しているものの、犯意については否認しているとみられる。  同署によると、現場は、亡くなった御殿場市新橋、建設会社社員男性(30)の勤務する会社の資材置き場。容疑者は同社の社員ではないものの一緒に仕事をしている建設作業員で、2人は顔見知りという。当時は2人を含む10人ほどの作業員が

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  • 本社杯フットサル 児童9チーム熱戦 御殿場

     第27回静岡新聞社杯北駿少年フットサル大会(御殿場市サッカー協会、静岡新聞社・静岡放送主催)が19日、市体育館で開かれた。ファミーユU11が優勝した。 小学3年生から5年生で構成する同市と小山町の少年団、クラブチームの計9チームが熱戦を繰り広げた。試合は前後半各8分で、総当たりで順位を競った。選手は攻守を素早く切り替え、コートを縦横無尽に走り回った。切れのあるドリブルやパス回しで相手を揺さぶり、積極的にシュートを放った。 準優勝はファンスナールブルー、3位はファミーユU10だった。

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  • 殺人容疑で小山の男逮捕 御殿場署 資材置き場で男性殴打

     御殿場署は18日、殺人の疑いで小山町菅沼、建設作業員の男(26)を逮捕した。  逮捕容疑は16日午後8時ごろ、御殿場市内の資材置き場で同市新橋、会社員男性(30)の頭部を殴打する暴行を加え、殺害した疑い。

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  • 理事に湯山氏 小山町

     小山町は17日、4月1日付の人事異動を内示した。人口政策などを統括する理事に湯山博一都市基盤部長が就く。 都市基盤部長には清水良久都市基盤部建設課長を起用する。教育次長には大庭和広学校教育課長を登用する。 主な異動は次の通り。 【参事級】理事=部長級(都市基盤部長)湯山博一▽都市基盤部長(都市基盤部建設課長)清水良久▽教育次長=部長級(学校教育課長)大庭和広▽総務課参事=公共施設マネジメント担当(フロンティア推進課参事=未来拠点担当)山本尚毅▽くらし環境課長(観光スポーツ交流課長補佐兼観光スポーツ交流班長)鈴木新一▽商工振興課長(商工振興課長補佐兼商工振興班長)長田孝代▽都市整備課長(上下水

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  • ヤングケアラー 対応は? 小山で勉強会 発見、声かけ方法学ぶ

     日常的に家事や家族の世話をする子ども「ヤングケアラー」の支援者向け勉強会がこのほど、小山町健康福祉会館で開かれた。支援に関わる人がヤングケアラーの見つけ方や適切な声のかけ方を紹介し、民生委員らが耳を傾けた。 ヤングケアラー当事者だった「家庭教師のリスタ」代表の宮坂智恵子さんは、染髪やピアスなど外見の変化で兆候が読み取れると指摘。「大丈夫かと聞かれると大丈夫と答えてしまう。相談しやすい環境をつくってほしい」と話した。 ヤングケアラーの支援に当たる「ルミナス」の尾朝健太郎代表理事は、誇りを持って家事や家族の世話をしている場合があるとして「ケアを否定せず過度な評価もしないことが大事」と訴えた。支援

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  • 保守分裂の激戦 非自民選択肢も/御殿場市・小山町 無投票の公算/富士市、富士宮市、裾野市【静岡県議選の構図 統一地方戦2023しずおか④】

    保守分裂の激戦 非自民選択肢も 御殿場市・小山町 定数2  定数2に対し、自民系3人と非自民の1人の計4人が立候補を予定する。保守分裂による票の奪い合いに加え、非自民の選択肢も生まれたことで、予断を許さない激戦が予想される。  自民公認の和田篤夫氏は4選に向け、党支援者や自衛隊関係者を軸に支持を固める。  自民現職の勝俣昇氏は、親戚の支援が強み。県とのパイプ役として住民に寄り添った4年間の実績を強調する。  無所属で自民系の高橋靖銘氏は、若手自民党員らが支える。SNSも積極的に活用して現役世代への浸透を図る。  無所属の勝又英博氏は、県議会会派ふじのくに県民クラブ所属議員でつくる地域政党「新政

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  • 北駿水かけ菜漬け 生産岐路に 法改正で施設改修必須 負担大、廃業考える農家も

     富士山の伏流水で生産される北駿地域の特産品、水かけ菜漬けの生産が岐路に立たされている。食品衛生法の改正で漬物製造業が許可制となり、許可を得るには施設整備が求められるため。個人で生産を続けてきた農家がコスト負担を敬遠して生産をやめる懸念が高まっている。  改正法は2021年6月に施行され、24年5月までは経過措置期間。同年6月以降も生産を続けるには専用の製造室を用意し、手洗い用と器具洗浄用に別々の洗い台を設ける必要がある。  水かけ菜は米の裏作。生産者の多くは米農家で、1~3月に収穫し、農作業小屋の一角で漬け込み作業をしている。御殿場小山水かけ菜生産組合の鈴木平作組合長(72)によると、組合

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  • 消防組織の発展に貢献した職員表彰 御殿場市・小山町

     御殿場市・小山町広域行政組合消防本部はこのほど、消防組織の発展に功労、功績があった職員を表彰した。 勤続30年の功労者のほか、教育の充実、女性の活躍を推進する機運の醸成などに貢献した職員らをたたえた。県救助大会やセーフティードライバーコンテストで優秀な成績を収めた隊員も表彰した。 表彰を受けた職員は次の通り。 全国消防長会会長表彰 鈴木敏也、立道和文▽同組合消防長表彰 鈴木敏也、飯塚幸代、山口卓真、佐藤佳潔、坂元航星▽同組合小山消防署長表彰 勝又潤弥▽同組合御殿場消防署長表彰 渡辺晃里

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  • 30議案を可決 小山町議会閉会

     小山町議会3月定例会は15日、最終本会議を開き、2023年度当初予算案や追加提出された須走地区の無電柱化推進計画事業にかかる工事請負契約締結案など町提出の30議案を可決し、閉会した。 工事は町道富士学校線に電線共同溝を設置するため行い、契約金額は1億1660万円。完成期日は来年2月末の予定。健康保険法施行令等の一部を改正する政令が公布されたことに伴い、出産育児一時金をこれまでの42万円から50万円に改める町国民健康保険条例の一部改正案も追加提出された。

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  • 介護者交流会で心の負担を軽減 小山町

     小山町はこのほど、自宅で家族を介護している住民が集い、悩みや思いを共有する交流会を同町の「レストラン&優カフェ リーテンリュカ」で開いた。 要介護1以上の家族を介護する60~90代の6人が参加し、認知症地域支援推進員と一緒に食事を囲んだ。介護の状況や向き合う上で意識していることなどをざっくばらんに話し合った。「布団から車椅子への移動がスムーズにでき、着替えも『痛い』と言われずにサポートできるとうれしい」と日々の介護で感じる喜びを語り、共感を得た参加者もいた。 交流会は少なくとも15年以上、定期的に開催されているという。要介護3の夫を長年介護している参加者の女性(83)は「自分も年を取り、心身

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  • 渓流情報 鮎沢川(12日=解禁日)ほか

     鮎沢川(12日=解禁日) アマゴ、鮎沢川、足柄ふれあい公園前や新千束橋付近、向田橋、のんと橋付近などで25~35センチが0~3匹。竜良川の大えん堤付近や馬伏川の衛生センター前でも25~35センチが0~3匹。渇水と低水温で活性が低かった。水温が上がってくる今後に期待したい。  12日に行われた解禁あまご釣り大会(オンライン審査)は、39.6センチで菊池光太郎さん(御殿場市)が優勝。その他の入賞者は次の通り。  和気正倫(栃木)鈴木海斗(小山町)相川一実(東京)三輪英靖(御殿場市)白須聖人(山梨)渡辺健太郎(神奈川)望月城也太(富士宮市)杉山久(御殿場市)小宮山幸夫(同)西田樹(同)(鮎沢川漁協

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  • 自民候補の24人 公明静岡県本部が推薦 静岡県議選

     公明党県本部は13日、県議選(31日告示、4月9日投開票)で自民党県連公認の立候補予定者計24人を県本部として推薦すると発表した。公明候補者の空白選挙区で自公の選挙連携を強化する。  同本部は「推薦依頼を受けた立候補予定者について協議し、党中央幹事会で決定した」としている。  推薦する立候補予定者は次の通り。  加畑毅(下田市・賀茂郡)藤曲敬宏(熱海市)土屋源由(伊豆の国市)宮沢正美、伊丹雅治(三島市)加藤祐喜(長泉町)鳥沢由克(裾野市)和田篤夫、勝俣昇(御殿場市・小山町)木内満(富士宮市)良知淳行、松島和久(焼津市)西原明美(藤枝市)大石健司(牧之原市・吉田町)河原崎聖(島田市・川根本町)

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  • 補助輪外して自転車乗れた 小山で子ども教室

     小山町観光スポーツ交流課は12日、ブリヂストンサイクルと協力した「自転車の補助輪外し教室」を同町の町多目的広場で開いた。町内の6こども園の年長児19人が、自転車に乗るこつを覚えた。  自転車トラック種目で五輪3大会に連続出場した飯島誠さんを講師に招いた。同社が用意した子ども用の自転車を立って押すことから始め、またがって地面を蹴って進む、保護者のサポートを受けてこぐ-など段階を踏んで練習すると子どもたちはみるみる上達。わずか数時間で数十メートル乗ることができるようになった子どももいた。  教室では、保護者が練習のさせ方を学ぶこともテーマの一つ。子どもの目線の誘導、支え方などを学んだ。

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  • 中学生女子は小山町連盟V 浜松で柔道大会

     第51回県柔道スポーツ少年団西部浜北大会(県スポーツ協会など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が11日、浜松市浜北区の浜北総合体育館で開かれた。  県内の小中学生チーム38団体がリーグ戦やトーナメント戦で競い、中学生の男子は静岡学園中、女子は小山町柔道連盟が優勝した。

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  • 小中生が柔道熱戦 浜松で静岡県内38チーム出場

     第51回県柔道スポーツ少年団西部浜北大会(県スポーツ協会など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が11日、浜松市浜北区の浜北総合体育館で開かれた。県内の小中学生チーム38団体がリーグ戦やトーナメント戦で競い、中学生の男子は静岡学園中、女子は小山町柔道連盟が優勝した。  このほかの主な結果は次の通り。  中学生男子 ②長岡中③浜北北部中A、育誠館道場▽同女子 ②藤枝柔道倶楽部③浜北北部中A、同B▽小学生高学年 ①育誠館道場②富士市柔道会③浜北柔道スポーツ少年団A、NPO法人武道学舎▽同低学年 ①藤枝柔道倶楽部②富士市柔道会③浜北柔道スポーツ少年団A、神士館▽同女子 ①育誠館道場②浜北柔道スポーツ少

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  • 静岡学園中がV 浜松で静岡県柔道西部浜北大会

     第51回県柔道スポーツ少年団西部浜北大会(県スポーツ協会など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が11日、浜松市浜北区の浜北総合体育館で開かれた。県内の小中学生チーム38団体がリーグ戦やトーナメント戦で競い、中学生の男子は静岡学園中、女子は小山町柔道連盟が優勝した。  このほかの主な結果は次の通り。  中学生男子 ②長岡中③浜北北部中A、育誠館道場▽同女子 ②藤枝柔道倶楽部③浜北北部中A、同B▽小学生高学年 ①育誠館道場②富士市柔道会③浜北柔道スポーツ少年団A、NPO法人武道学舎▽同低学年 ①藤枝柔道倶楽部②富士市柔道会③浜北柔道スポーツ少年団A、神士館▽同女子 ①育誠館道場②浜北柔道スポーツ少

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  • 新ピアノでプロの音体感 小山中でお祝い会 生徒も合唱で共演

     小山町の小山中で10日、1月に新調した体育館のグランドピアノを使ったお祝い演奏会が開かれた。普段から合唱に精力的に取り組んでいる生徒約180人が、プロの歌声と演奏に聞き入った。  地元出身のソプラノ歌手長田真澄さんとピアニスト寺本佐和子さんが、季節の歌やイタリア語の本格的なアリアなどを披露した。生徒たちは“第2校歌”と位置づけるほど親しみを抱いている合唱曲「群青」で共演した。  同校は合唱による仲間づくりや豊かな心の育成などを推進している。これまで約67年間にわたり先代のピアノを使用してきたが、経年劣化が進み、同校後援会の寄付金を活用してピアノを新調した。生徒会長の稲

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  • 迅速な救命に感謝状 御殿場で4人が的確対応

     迅速な救命措置の相互連携によって人命を救ったとして御殿場市・小山町広域行政組合消防本部はこのほど、会社員関根龍之介さん(23)と妻心さん(24)=函南町=、警備員鎌野祐哉さん(27)=浜松市南区=、警備員岩瀬敏政さん(55)=御殿場市=の4人に感謝状を贈呈した。  御殿場市の御殿場プレミアム・アウトレットに車で買い物に訪れた関根さん夫婦は、駐車場で警備員の50代男性が突然倒れたのを目撃。すぐに降車して駆け寄り、元歯科衛生士で医療の心得がある心さんが意識や呼吸、脈がないことなどを確認し、龍之介さんは119番で的確に情報を伝えた。「無意識に体が動いた」と振り返る。  付近で警備をしていた鎌野さん

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  • 小山で火災 木造家屋を全焼

     9日午前0時25分ごろ、小山町菅沼の男性方から出火し、木造2階建て家屋を全焼した。約2時間半後に鎮火した。  御殿場署によると、男性は1人暮らしとみられ、家の外に避難してけがはなかった。付近の建物への延焼はないとみられる。同署などが出火原因を調べている。

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  • 静岡県内小中8校 学級・学年閉鎖 インフルエンザ

     静岡県は8日、小中学校8校でインフルエンザに感染したとみられる患者計128人が確認され、学級閉鎖や学年閉鎖を行ったと発表した。  市区町別の施設の患者数は次の通り。  御殿場市の中学校10人、同市の中学校11人、同市の小学校25人、小山町の小学校5人、静岡市駿河区の小学校40人、焼津市の小学校17人、牧之原市の小学校10人、掛川市の小学校10人。

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  • 新議長に中島氏 御殿場・小山組合議会

     御殿場市・小山町広域行政組合議会3月定例会は8日開会し、会期を24日までの17日間と決めた。2023年度一般会計当初予算案など2議案を上程し、22年度一般会計補正予算案を可決した。議長辞職に伴い議長が改選され、中島宏明御殿場市議(64)=至誠、永塚=が選任された。  23年度一般会計予算は前年度当初比3億1700万円増の歳入歳出総額35億9700万円。歳入は分担金が27億9400万円で、御殿場市が21億4千万円、小山町が6億5400万円となった。  歳出は、火葬炉増設や付帯設備の修繕を進めることなどから、衛生費を15億1千万円(前年度当初比1億4400万円増)とした。消防費は御殿場消防署富士

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  • マスク着用 小山町も個人判断 基本的対策は継続

     小山町の新型コロナウイルス感染症対策本部は7日、13日から来庁者のマスク着用を原則として個人の判断に委ねる方針を決定した。  役場本庁や町内公共施設において来庁者や職員にマスク着用を求めない。職員は窓口対応や混雑時などに着用を促す。出入り口での消毒液設置など基本的な感染予防対策は当面、継続するという。

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  • アマゴ釣り 3月12日に大会 鮎沢川漁協

     御殿場市、小山町の鮎沢川の渓流釣り解禁に合わせ、鮎沢川漁業協同組合は12日午前8時~正午、「第66回あまご釣り大会」を開く。  餌、ルアー、フライのさお釣りが対象。参加者は時間内に釣れたアマゴを専用の計測アプリを用いて撮影し、画像を同漁協にメール送信することで審査を受ける。計測アプリを使用するには「計測キーホルダー」が必要で、大会参加希望者に対して遊漁券取扱店で無料配布する。  優秀者には御殿場市商工会が発行する商品券などの賞品が贈られる。問い合わせは同組合<電090(8865)0414>へ。

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  • 不適切な指導で1等陸佐ら処分 陸上自衛隊富士駐屯地

     小山町の陸上自衛隊富士駐屯地は7日、威圧的な言動や暴力を交えた不適切な指導を行ったなどとして富士学校の50代の男性1等陸佐を停職2日、40代の男性3等陸尉を停職1日の懲戒処分とした。  同駐屯地によると、1等陸佐は2020年10月から22年6月ごろまでの間、執務室で複数人の部下隊員に対し「おまえは次の異動で飛ばされる」「消えろ」などの暴言を含む威圧的な言動で指導し、精神的苦痛を与えた。さらに、20年7月から21年11月ごろまでの間、休暇申請手続きを複数回怠り、登庁時間に遅れて出勤した。  3等陸尉は21年4月6日、演習場で事前の打ち合わせとは異なる行動を取った隊員の謝罪態度に立腹し、戦闘用ヘ

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  • 保守分裂、戦いの行方は? 焼津市/「構図崩れ」現元新混戦 御殿場市・小山町/衆院選遺恨三つどもえ【静岡県議選 注目区 統一地方選㊦】

     静岡県議会最大会派自民改革会議は川勝平太知事へのけん制を強め、議席の上積みを狙う。ただ、会派の思惑とは裏腹に焼津市選挙区や御殿場市・小山町選挙区は、定数を上回る自民党系出馬予定者が名乗りを上げ、保守分裂選挙の色合いを濃くしている。  前回選で2議席独占が崩れた焼津市選挙区の自民。雪辱を期して昨年11月、同市議(当時)の松島和久氏が立候補を表明した。現職の良知淳行、諸田洋之両氏との三つどもえの争いになるかに見えたが、今年に入り、前回落選した元職塚本大氏が現職時代に所属した自民からでなく、無所属での出馬を決定。現元新4人による混戦模様になった。  「当初思い描いた構図が崩れてしまった」。自民党幹

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  • 6選挙区で選挙戦か 静岡県議選・東部地区 説明会に30陣営

     静岡県選挙管理委員会は6日、静岡県議選(31日告示、4月9日投開票)の東部地区立候補予定者説明会を沼津市内で開いた。立候補を予定している県東部・伊豆の30陣営が出席し、これまで無投票とみられていた伊豆市選挙区を含む6選挙区で選挙戦の可能性が濃厚になった。  選挙区も含め立候補を検討している1陣営も参加した。伊東市、熱海市、伊豆の国市、三島市、清水町、裾野市、富士市、富士宮市の8選挙区は無投票の公算が大きくなった。  各選挙区の定数と出席陣営数は次の通り(カッコ内は定数)。検討中の1陣営は除く。  下田市・賀茂郡(1)2、伊東市(1)1、熱海市(1)1、伊豆市(1)2、伊豆の国市(1)1、函南

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  • 静岡県議選92人出馬見込み 過去最少、少数激戦か

     静岡県議選(3月31日告示、4月9日投開票)の告示まで1カ月を切り、各地の立候補予定者の顔ぶれがほぼ固まった。3月6日までに開催された県内3会場の立候補予定者説明会には、34選挙区に現職59人、元職3人、新人30人の計92人の陣営が出席した。これまで最少とされる2015年県議選(定数69)の95人を下回り、全選挙区の半数近くに相当する16選挙区で無投票の公算が大きい。  川勝平太知事と対抗する自民系が議席を積み増すか、知事に近い非自民系勢力が現有議席を維持できるかが最大の焦点になる。  総定数は前回選と同じ68。沼津市が1減り、長泉町・清水町が分区して定数1ずつの単独区となり、選挙区数は1増

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  • 作家と触れ合い、地元舞台の作品鑑賞 小山でマルシェと映画祭

     小山町の町総合文化会館で4日、クラフト市「おやぶんマルシェ」(同館主催)と映画祭「おやまムービーキャンプ」(実行委主催)が同時開催された。来場者は繊細な手芸品を出品した地元作家と親しんだり、町が撮影現場となった映画を鑑賞したりして小山町の魅力を満喫した。  両イベントとも、新型コロナウイルス感染症の影響などで開催は3年ぶり。マルシェでは編み物やアクセサリー、文具など多彩なハンドメード品を販売する15ブースに加え、和菓子、しらす丼など飲食7ブースが出展した。ハンドメードの楽しさを伝えるワークショップなども開かれ、家族連れでにぎわった。  映画祭では、マージャンに打ち込む女子高生の青春を描いた人

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  • データ扱いに不備 陸自5人懲戒処分 富士駐屯地

     陸上自衛隊は3日、秘密データに関する手続きや取り扱いに問題があったとして、健軍駐屯地(熊本市)の第5地対艦ミサイル連隊の40代幹部自衛官ら5人を減給、戒告の懲戒処分にした。富士駐屯地(小山町)が発表した。  同駐屯地によると、処分の対象となった事案はいずれも2020年3月から同5月に発生した。当時は5人とも富士駐屯地に勤務していた。  40代の男性幹部は3月11日、秘密データを作成する際の管理手続きを怠り、50代男性幹部は手続きの確認・指導をしなかった。同17日には30代の男性1等陸尉が同データを許可なく複製し、40代の男性1等陸曹は取り扱いが認められていないパソコンで扱った。1等陸曹はさら

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  • 富士山で疲労原因の遭難顕著 適正利用協、事前の体力づくり周知へ

     国や静岡、山梨の両県の関係者でつくる「富士山における適正利用推進協議会」の2022年度会合が2日、山梨県富士吉田市で開かれた。昨季は疲労が原因の遭難が多かったことが報告され、今季は登山者に対し早期からの体力づくりや見合った登山計画を促す方針を共有した。  会議で示されたデータによると、静岡県側で22年の開山期間に発生した遭難件数の44%(50件中22件)が疲労を訴え、21年の14%(14件中2件)を大きく上回った。事務局は原因として、新型コロナウイルス禍で準備運動が不十分なまま登山に臨んだことなどを挙げた。  今季はチラシや富士登山オフィシャルサイトなどで疲労遭難への注意と登山前の体力づくり

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  • 有権者数302万4720人 12月から7899人減 静岡県内1日時点

     静岡県選挙管理委員会が2日に公表した県内の選挙人名簿登録者数(基準日1日)は302万4720人(男148万6439人、女153万8281人)で、昨年12月の前回登録時と比べて7899人減った。  減少数が多かった市区部は、静岡市清水区656人、同市葵区580人、浜松市中区463人など。町部は小山町104人、長泉町83人、森町73人など。  増加した市区部はなく、町部は清水町19人だけだった。

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  • 産業拠点整備実績を強調 小山町長が代表質問答弁

     小山町議会3月定例会は2日、代表質問を行い、米山千晴氏(新生会)と渡辺悦郎氏(会派令明)が登壇した。池谷晴一町長と町議双方とも改選前最後の代表質問で、質問者は池谷町長の4年間の町政運営における成果を尋ねた。池谷町長は産業拠点整備を進める「三来(みらい)拠点事業」の着実な推進などの実績を強調した。  池谷町長は「三来拠点事業はおおむね当初計画に沿って進んでいる」と説明。工業団地の造成、工場建物の新設や設備投資が進んだことなどにより、町税全体の6割強を占める固定資産税は2023年度当初予算で前年度比14・7%増の約28億円を計上しているとした。米山氏に答えた。  渡辺氏への答弁では、「オール小山

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  • 小山町「ふるさと金太郎事業」 小学生で初 新山さん(須走小3年)博士認定

     地域と関わる活動に自主的に参加した児童生徒にポイントを付与し、顕彰する小山町教育委員会の「ふるさと金太郎博士事業」で、須走小3年の新山理央さん(9)が最高位に次ぐ「博士」に認定された。博士号認定は8人目で、小学生で初。積極的な図書館利用や地域行事への参加で認定要件を満たした。  本が大好きだという新山さんは一時期、町立図書館に毎日のように通っていたという。最近は土日に訪れて10冊近く借りるなど、非常に多くの本に親しんでいる。町内で開催されるマルシェやスポーツイベント、コンサートなどにも意欲的に参加し、博士号の認定要件である150ポイントがたまったという。  同校で1日、博士号贈呈式が開かれ、

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  • 小山町 DX、行政効率化【東部23年度予算案③】

     夜間や土日にスポーツ団体が利用する小山町立小中学校の体育館。利用する際は職員がいる時間に学校に出向いて予約する必要があり、仕事を休んで赴く人もいた。  2023年度からは予約から鍵の開閉までスマートフォンで完結する。町は当初予算案に施設予約と鍵管理システム費として260万円を盛り込んだ。  新システムでは、各団体がウェブ上で空き状況を確認して予約する。予約時に暗証番号が付与され、予約時間の前後30分以内に入力すると開く。町生涯学習課の瀬戸将貴副主任(32)は「町民の利便性が高まり、学校の負担軽減にもなる」と胸を張る。誰がいつ鍵を開けたか把握でき、施設管理の面でも役立つという。電話で受け付け、

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  • 同僚の私物盗む 3曹を懲戒免職 陸自富士駐屯地

     陸上自衛隊富士駐屯地(小山町)は28日、同僚の私物を盗んだなどとして、富士学校の3等陸曹の男性(29)を懲戒免職にしたと発表した。  駐屯地によると、2021年8月ごろから同年11月ごろまでの間、駐屯地内の共有倉庫から複数の同僚の私物28点(計40万円相当)を盗んだとされる。リサイクルショップで売却したという。  また、男性は22年3月6日から同月17日までの間、県内のパチンコ店で購入したコインを、換金率が高い別の店で繰り返し換金したとされる。計約1万3千円を得たという。  警察から連絡を受けて換金の不正が分かった。その調査中に私物を盗んだことを認めたという。

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  • 小山町 攻守替え再対決/清水町 現新対決/富士宮、吉田は無投票か【首長選の構図 統一地方選㊦】

     「停滞する町を前進させる」。小山町長選で4年ぶりの返り咲きを狙う元職込山正秀氏(75)は後援会事務所開きで、再選を目指す現職池谷晴一氏(72)を批判した。  ふるさと納税の高額返礼品などを巡り、込山氏批判を展開した池谷氏が接戦を制した前回選。攻守を入れ替え、2度目の対決の込山氏は町職員の士気低下や町基金残高減少を問題視する。  池谷氏は文化芸術イベントなどで「町民の幸福度は高まっている」と実績を誇示。草の根の力で組織力をはねのけた4年前の再現をもくろむ。  選挙戦の争点は「倫理」と設定。込山氏を念頭に「ルールを守らない町政を絶対に繰り返してはならない」と語気を強める。 清水町 関氏実績問わ

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  • 部下に暴行し2佐停職処分 陸自富士駐屯地

     陸上自衛隊富士駐屯地(小山町)は27日、部下に暴行を加え、けがをさせたなどとして、情報学校の50代の男性2等陸佐を停職13日の懲戒処分にしたと発表した。  駐屯地によると、2等陸佐は2019年1月18日、部下の顔や腹を複数回殴ったり蹴ったりして全治約1週間のけがを負わせた。20年4月9日には、別の部下を平手打ちしたとされる。  いずれも部下を指導中だった。「態度に立腹した」と説明しているという。

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  • 小山町長選 現職・池谷氏事務所開き

     任期満了に伴う小山町長選(4月18日告示、23日投開票)に立候補を表明している現職の池谷晴一氏(72)の後援会事務所開きが25日、同町中島で行われた。  池谷氏は主要施策に防災強化などを掲げ「町民が幸せと感じる町づくりに取り組む」と述べた。  町長選には元職の込山正秀氏(75)も立候補を表明している。

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  • 東名でトラック無免許運転などの容疑 富士の男逮捕 静岡県警高速隊

     静岡県警高速隊は23日、有印私文書偽造・同行使と道交法違反の疑いで富士市今泉、自称建設作業員の男(29)を逮捕した。逮捕容疑は2021年1月12日午後4時ごろ、小山町桑木の東名高速道下りでトラックを無免許運転した上、同隊員から取り調べを受けた際に交通反則切符に兄の氏名を書き、自分の指印を押して文書を偽造した疑い。同隊によると、容疑者は当時、シートベルトの着用義務違反で停止させられ、免許不携帯を主張していた。容疑者の兄が昨年10月に運転免許証を更新した際、見覚えのない交通違反歴があるのに気付き、犯行が発覚した。

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  • 3月定例会が開会 小山町長施政方針「地域課題積極的に」

     小山町議会3月定例会は22日開会し、会期を3月15日までの22日間と決めた後、2023年度当初予算案など町提出の46議案を上程した。このうち、22年度一般会計補正予算案など18議案を可決した。  池谷晴一町長が23年度当初予算の施政方針を示した。「持続可能なまちづくりを推進するため、公共施設の維持補修や長寿命化対策に取り組む。地域からの要望や地域課題に積極的に取り組む」と述べた。

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  • 欠勤470日で懲戒免職 陸自富士駐屯地

     陸上自衛隊富士駐屯地(小山町)は21日、正当な理由なく欠勤したなどとして特科教導隊の男性1等陸士(22)を懲戒免職にしたと発表した。  駐屯地によると、2021年7月4日、所定の帰隊時刻になっても帰隊せず行方不明になった。22年10月17日に埼玉県内の実家で保護されるまでの間、正当な理由なく470日欠勤したとされる。  「集団生活になじめなかった」と話しているという。

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  • 記者コラム「清流」 わが町に足りないものは

     「何もないところに来たね」。静岡市から御殿場市に赴任した5年前、何度かこう言われ、不思議に感じていた。  世界の宝である富士山が目の前にそびえ、豊かな自然が広がる。国内最大のアウトレットモールがある。全国から人を集める商店やイベントが増えている。足りないのは足元の魅力に目を向け、磨き、発信する気持ちではないか。  首都圏に近い立地を生かし社会の変化を捉えて、新たな試みをする人に数多く出会えた。木材に親しみ活用する「木育」や脱炭素と経済活動を連動循環させる共生圏など行政の方向性も明確になってきた。可能性は高まっている。  任地としては離れるが、引き続き生活拠点を置いて発展を見続けることにした。

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  • ヤマト運輸 作業中女性重傷 沼津労基署が書類送検

     沼津労働基準監督署は20日、労働安全衛生法違反の疑いで東京都のヤマト運輸と、同社御殿場営業所の男性副所長(47)を静岡地検沼津支部に書類送致した。  送致容疑は2022年5月24日、小山町の駿河小山営業所で、荷物を積んだかご台車をフォークリフトで大型トラックに積み込む際、作業の指揮を行わせなかった疑い。  労基署によると、副所長がフォークリフトの運転中に誤操作し、かご台車が転倒。トラックの荷台の上にいた下請けの運送会社の女性従業員(28)が下敷きになり、背骨を折る重傷を負った。台車を積み込む作業中にフォークリフトの操作は禁じられていた。  副所長は作業計画通りに指揮する「指揮者」を選任する立

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  • 地域活性化の成果発表 静岡県立大生 食やスポーツなど多彩

     静岡県立大「ふじのくに」みらい共育センターはこのほど、地域貢献などに取り組んだ学生グループ6組の成果発表会を静岡市駿河区で開いた。「小山町のスポーツ合宿推進」「焼津産カツオの新メニュー開発」をテーマにした2グループに対し、上位賞の「地域みらい研究賞」を贈った。  経営情報学部2年の小倉薫人さんらのグループは、小山町の「標高が高い」「坂が多い」などの特徴を生かせる陸上競技長距離種目の合宿誘致を検討した。高校陸上部が求める条件や同町の合宿受け入れ態勢を調査し、合宿地としてのPR動画を制作。同町に練習環境の整備や宿泊施設の充実、広報の強化を提案したことも報告した。  水産業活性化への貢献を目指した

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  • ふじおやま「金太郎バウム」 地元米の米粉で滑らか【道の駅 食探訪⑭】

     金太郎の生誕地とされる小山町の「ふじおやま」は、地元ブランド米の米粉を使用したバウムクーヘン「金太郎バウム」を販売している。  夏場の寒暖差が大きい同町と御殿場市で作られる「ごてんばこしひかり」は、炊き上がりの香りと甘み、粘りが特徴。バウムクーヘンはその米粉と、たっぷりの卵と蜂蜜を使って、隣接する農村活性化センター「ふじあざみ」で焼き上げる。しっとり、もっちりとした食感で、関東から訪れる客からも人気だという。武藤三夫常務(71)は「通常より細かく製粉するため、口溶けは滑らか。手間暇かけた一品を味わって」とPRする。  お土産にぴったりな箱入りのレギュラーホールは1500円、カットバウム10個

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  • 御殿場特支分校 名称は小山分校 小山高内に24年4月開校

     静岡県教委は17日、県立小山高(小山町)に設置する県立御殿場特別支援学校高等部の新たな分校について、名称を「小山分校」に決めたと発表した。2024年4月の開校に向け、23年度に小山高の空き教室で改修工事を行う。  御殿場特別支援学校と小山高の生徒や保護者らから案を募り、県教委が決定した。小山分校は御殿場、裾野両市と小山町に住む比較的軽度な知的障害の生徒が対象で、3学年6学級で50人程度の受け入れを見込む。御殿場特別支援学校の狭隘(きょうあい)化解消や、小山高生徒との交流による共生教育の推進を図る。

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  • 移動するミニ図書館 小山町、実証実験開始 デマンドバス活用

     小山町は16日、移動図書館の実証実験を始めた。町内を走るデマンドバスと同じサイズの車両をミニ図書館にして公園や支所に赴く。利用実績や利用者の声を把握し、将来的にデマンドバスの空き時間の活用法を考える際の参考にする。  後部座席部分を自由にレイアウトできる「マルチタスク車両」を使う。約300冊を並べ、本を読むためのベンチシートも置いた。  図書館利用者カードを持参するか、身分証明書を提示して仮登録すると本を借りられる。返却もできる。  デマンドバスの予約アプリを開発したモネテクノロジーズから、車両を使い実証実験しないかと打診を受けた。町民意識調査で図書館に対する満足度が低いことから、移動図書館

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  • 小山バス横転 メーカー「部品問題なし」 静岡県警、フェード現象と結論

     小山町須走の県道(通称ふじあざみライン)で昨年10月に観光バスが横転し乗客の女性1人が死亡、28人が重軽傷を負った事故で、発生原因の特定に向けたブレーキやギアなど関連部品の検証・解析結果について、自動車メーカー側が16日までに、「性能、作動確認に問題は認められなかった」と静岡県警に正式回答した。県警はバスには異常がなかったとの検証内容を基に原因を「フェード現象」の発生と結論付け、報告書を静岡地検沼津支部に送付した。県警交通指導課が16日、発表した。  検証・解析は、御殿場署からの照会依頼を受けたメーカー側が続け、シフトチェンジ、エンジン、ブレーキ、アクセルペダルの各部品の記録装置などを調べた

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  • 安全安心、DX推進に重点 小山町当初予算案 一般会計124億円

     小山町は15日、2023年度当初予算案を発表した。一般会計は22年度当初比0・6%減の124億8千万円。新型コロナウイルス禍で命や健康に対する意識が高まったことを受け、安全安心なまちづくりの推進に重点を置いた。デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進や脱炭素の取り組みにも注力する。  「安全安心なまち」推進には5億9800万円を計上した。要介護3~5の町民の個別避難計画策定、移転新築する小山消防署の用地造成設計、小山高生がデザインした反射材製作などを始める。先天的な病気の有無を調べる「新生児スクリーニング」の費用を助成して検査対象を拡大する。  DX推進は1億8400万円を投じる。体育

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  • Jアラート訓練 34市町正常受信 静岡県内、小山町は不参加

     静岡県は15日、全国一斉で実施された全国瞬時警報システム(Jアラート)の受信訓練で、県と県内34市町が国からの訓練報を正常受信したと発表した。小山町は受信機の改修作業中のため参加しなかった。  Jアラートは緊急地震速報や弾道ミサイル発射などの情報が国から発信された際に、人工衛星や各自治体の防災行政無線が連動して瞬時に国民に伝えるシステム。各市町は防災行政無線の屋外スピーカーなどを使い、サイレン音を鳴らして住民に情報発信した。

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  • 3月定例会 22日に開会 小山町議会

     小山町議会は15日、議会運営委員会を開き、3月定例会の会期を22日から3月15日までの22日間と決めた。一般質問は2、3の両日に行う。  町当局は新年度当初予算案など43議案を提出する。

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  • 淫行の疑いで会社員の男逮捕 下田署など

     下田署と静岡県警少年課は15日、東京都青少年健全育成条例違反の疑いで東京都町田市小山町、会社員の男(39)を逮捕した。逮捕容疑は2022年11月上旬、県東部の10代少女が18歳未満であると知りながら、自宅で淫行した疑い。同署によると、少女の親から同署に相談があった。2人はSNSで知り合ったという。

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  • 富士山周辺の特色探求 地元児童「登山口サミット」成果報告

     富士山の登山口に近い静岡、山梨両県の4小学校の児童はこのほど、地域の特色を考え自分たちにできることを探る「富士山登山口子供サミットプロジェクト」の成果報告会をオンラインで行った。  参加したのは富士宮市の大宮小、小山町の須走小、御殿場市の印野小、山梨県富士吉田市の吉田小の6年生。児童らは昨年4月から、富士山周辺の生き物や観光施設について探求してきた。  報告会で各校児童は、地元旅館で人気の食べ物を調査してパンフレットを作成したり、観光施設の清掃をして訪れた人の意見を聞いたりした活動を発表。野鳥の調査を通して、富士山の周辺では木の実などの食べ物や巣作りの材料が豊富で生き物が過ごしやすい環境が整

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  • 県議選 勝又氏出馬へ 御殿場市・小山町選挙区

     御殿場市議の勝又英博氏(66)=同市上小林=は13日、市内で記者会見し、任期満了に伴う県議選(3月31日告示、4月9日投開票)に同市・小山町選挙区(定数2)から無所属で出馬すると表明した。  自民系3氏が立候補を決めている同選挙区に非自民の選択肢をつくることが最大の出馬理由だと説明した。「医療体制の充実を急ぐため県との連携を担う」と述べた。  御殿場市出身。米国コロラド大を卒業し、証券会社などに勤務した。2012年の同市議選と15年の県議選で落選し、20年の同市議選で初当選した。  今回の県議選では地域政党「新政しずおか」の推薦を受ける。

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  • 足柄古道 ツバキ街道に 小山町観光協植栽、3月までに「30本」

     小山町観光協会は6日、同町竹之下の足柄古道にヤブツバキ5本を植えた。来年迎える設立60周年の記念事業。3月までに30本に増やし、その後も継続して植える予定。ヤブツバキの街道をつくり、新たな名所にする計画だ。  鷹嶋邦彦会長や池谷晴一町長、地元の足柄小児童らが、嶽之下宮奥宮近くの地蔵堂川沿いに植えた。  参加者によると、足柄古道は関東と関西を結ぶ主要街道で、700年ごろには人の往来があったとされる。現在は金時山に向かうハイキングコースとして親しまれている。  付近一帯は室町幕府誕生につながる「竹之下合戦」の舞台。敗れた武将が住みついた小屋の跡地にツバキが咲いたとの伝説があり、その場所は「椿ケ淵

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  • パトカーに衝突 公務執行妨害の疑い 御殿場署、男3人逮捕

     御殿場署は7日、公務執行妨害の疑いで男3人を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後6時45分ごろ、小山町須走の駐車場で同署員から職務質問を受けた際、乗っていた乗用車を発進して逃げようとし、パトカーに衝突して職務を妨害した疑い。同署によると、3人は20代とみられる。黙秘していて名前などは分かっていない。職務質問され、急に車を動かしたという。

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  • 富士ざくらホテル(小山町)小沢健男社長 訪日客と合宿客に照準【キーパーソン】

     2018年にオープンした小山町須走の富士ざくらホテルを運営する。当初ターゲットにしたインバウンド(訪日外国人)需要が新型コロナウイルス禍で消失し、富士山麓の準高地という立地を生かしてスポーツ合宿の誘致に乗りだした。回復基調にあるインバウンドとの2本柱で集客を図る。  ―スポーツ合宿の利用状況は。  「20年10月に誘致を始めてから増え続け、22年は5千人が宿泊した。23年は1万人を見込む。9割が陸上の団体で、箱根駅伝常連の順天堂大学も定期的に訪れる。利用者の目的は強くなること。須走は環境が整っている。周辺にトレーニング施設が多く練習内容に合わせて選択できる。富士山の存在は大きなモチベーション

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  • 富士山麓包む 炎と煙 東富士演習場 野焼き計画通り終了

     富士山麓に広がる陸上自衛隊東富士演習場(御殿場市、裾野市、小山町)の野焼き作業が4日、行われた。主催団体によると、計画通り作業を終えた。演習場全体の約3分の1に当たる約2745ヘクタールの下草やカヤを焼いた。  過去に積雪などの影響で延期になることが多かったため、天候の影響を受けないよう日程を例年より1週間前倒しし、当初の予定日に実施した。  地元関係者と自衛隊員の計約910人が4作業区39班に分かれて作業を進めた。午前9時半に着火すると瞬く間に燃え広がり、富士山麓は炎と煙に包まれた。  各作業区と統括本部で30分ごとに風速や湿度を測るなど、作業員3人が焼死した2010年の事故後に取り入れた

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  • 大正琴演奏や俳句展示 高齢者「創年のつどい」小山で

     第24回高齢者芸能発表大会「創年のつどい」が4日、小山町総合文化会館で開かれた。舞台発表と展示の2部門で、シニアクラブ連合会会員らが日頃の文化芸術活動の成果を披露した。  舞台発表には9団体が出演した。幕開けを飾った大正琴のグループは「北の国から」など2曲を演奏。美しい音色を響かせて聴衆を楽しませた。  展示部門は6団体が書や俳句などを出展した。「百寿会」会員が手がけた網代編みバッグとスクラッチ画が来場者の目を引いた。  同連合会などでつくる実行委員会が主催した。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催となった。

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  • 行方不明の男性に声掛け保護 御殿場署、小山町の親子に感謝状 

     行方不明になっていた高齢男性を保護したとして、小山町中日向の中学生高村獅穏(しおん)さん(14)と母の美郁(みか)さん(39)がこのほど、御殿場署長感謝状を受けた。車で帰宅途中、暗闇の人影に気付いて声をかけた。  1月14日午後7時40分ごろ自宅近くの路上で、獅穏さんが人影に気付いた。見慣れない人だったため心配になり美郁さんに伝えた。車を反転しライトを当てると男性が手を上げていた。「道に迷った。警察を呼んでほしい」と話した。2人は家族と共に男性を自宅に案内し、飲み物を渡して警察官の到着を待った。「安心した」という男性の言葉を聞き、獅穏さんも安心した。  男性は御殿場市在住の70代で、家族から

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  • 養生の仙薬 香り、効能 可能性広がる【令和の静岡茶㉚/終章 次代への胎動②】

     こはく色の液体は舌触りがなめらかで、ナッツのような芳香を放っていた―。創業100年の白形伝四郎商店(静岡市葵区)は、茶の種子を搾って作る「茶ノ実油 GOLD TEA OIL(ゴールド・ティー・オイル)」を2016年に売り出した。  健康増進効果のコエンザイムQ10やビタミンEを豊富に含み、当初は食用で販売した。肌に優しくべたつかない点が認められ、化粧品の材料にも用いられるようになった。用途は広がり、20年に繊維メーカーと共同でオイルを練り込んだ抗菌マスクを開発した。  茶の実は、生産者の高齢化などで管理できなくなった放棄茶園を活用し、閑散期の秋冬期に摘む。農家の収益確保と茶畑の景観維持につな

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  • 新東名小山SIC 27年度開通 小山町など予定

     小山町と中日本高速道路は3日、新東名高速道小山スマートインターチェンジ(SIC、仮称)を2027年度に供用開始する予定と発表した。新秦野インターチェンジ(IC、神奈川県秦野市)―新御殿場IC(御殿場市)間の開通と同時の供用開始を目指す。  小山SICは両IC間に位置する小山パーキングエリア(仮称)に接続する。トヨタ自動車などが展開する複合施設「富士モータースポーツフォレスト」や湯船原地区の工業団地に近い。供用開始により交流人口の拡大や工業団地への企業誘致促進が期待されている。

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  • 地域経済再生へ連携加速 駿豆地区商工振興懇 伊豆の国で定例会

     東部と伊豆の経済団体でつくる駿豆地区商工振興懇話会(会長・紅野正裕沼津商工会議所会頭)は3日、伊豆の国市で定例会を開いた。コロナ禍などで低迷する地域経済の再生に向け連携を加速していくことを確認した。  定期的に開催し、東部・伊豆地域をどう結び、活性化につなげるかについて議論している。紅野会長は「地域経済の振興へ事業所の支援を重ねていく」と強調した。開催地を代表して同市商工会の大沢秀光会長も「インフラが少しずつ整備され、互いが近くなっている」と話した。  懇話会は2商議所(沼津と三島)と8商工会(長泉町、函南町、沼津市、清水町、裾野市、御殿場市、小山町、伊豆の国市)で構成。商議所会頭や商工会長

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  • 小山町体育協会 会長に小野さん

     NPO法人小山町体育協会はこのほど開いた臨時理事会で、会長に小野照明副会長、理事長に臼井秀治副理事長を選んだ。会長を辞任した室伏武さん、理事長を退いた近藤勝正さんの後を継ぐ。任期は2024年5月まで。

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  • 福をつかみ取って 小山・冨士浅間神社で豆まき

     小山町須走の冨士浅間神社でこのほど、節分の豆まき(同神社氏子青年会主催)が行われた。  須走地区の年男と年女約20人が社殿前に並び、太鼓の音を合図に豆や菓子を投げた。「福」や「不二山」などの焼き印を押した福餅もまいた。集まった人たちは多くの福をつかみ取ろうと手を伸ばした。  同神社は3日午後1時半から、先着150人にお汁粉を振る舞う。

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  • 小山町の男性 詐取被害 電子マネー56万円

     小山町の40代の男性会社員が30日までに、パソコンのウイルス除去を名目に電子マネー約56万円分をだまし取られたと御殿場署に届けた。同署は特殊詐欺事件として調べている。  同署によると、男性のパソコンに「ウイルスに感染した」「マイクロソフトプロフェッショナルサポートに連絡を」などと表示された。示された連絡先に電話したところ、男から「ウイルスを治す費用をいただきたい」と言われ、指示通りに電子マネーを複数回購入し、カード番号を伝えたという。

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  • 「環境と経済を両立」共生圏認定3市町首長 富士山麓を先進地域に

     静岡県の「ふじのくにのフロンティアを拓(ひら)く取り組み」第3期の「ふじのくにフロンティア地域循環共生圏」に認定された北駿3市町(御殿場、裾野、小山)の首長が30日、御殿場市役所で記者会見し、申請を主導した勝又正美御殿場市長は「環境と経済が両立する先進都市というブランドを構築し、市民町民が古里を誇りに思えるようになる」と認定の意義を語った。  勝又市長は「富士山の麓で連携して持続可能なまちづくりを実現し、環境を世界に発信する」と意気込みを示した。村田悠裾野市長は「持続可能な未来に向け、より良い土俵をつくろうという方向性の表れ」と語った。池谷晴一小山町長は「協力すればアイデアが浮かび情報が入る

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  • 五輪使用の県産材を贈呈 静岡県から小山町へ 本棚とベンチに

     東京五輪・パラリンピックの選手村で使われた静岡県産材でできたブックラックとロングチェアが県から小山町に届いた。贈呈式が26日、町役場で行われた。  県が選手村の施設「ビレッジプラザ」建設のため提供し、返却された木材を再利用した。ブックラックは豊門公園の西洋館に、ロングチェアは足柄駅前交流センターに設置する。  贈呈式では、池谷晴一町長が県森林・林業局の浅井弘喜局長から贈呈証書を受け取った。ビレッジプラザで使われた証しとなる大会エンブレム入りの焼き印をロングチェアに押した。  県は大会のレガシー継承と県産材の活用促進を図るため、返却された木材の再利用方法を公募した。ブックラックなど六つのアイデ

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  • 統計グラフ全国コンクールで文科大臣賞 天野さんが知事に報告

     第70回統計グラフ全国コンクール(公益社団法人統計情報研究開発センター主催)で文部科学大臣賞を受賞した小山町立北郷中1年の天野克哉さんがこのほど、県庁を訪れ、川勝平太知事に喜びなどを語った。静岡県内からの同賞受賞は約30年ぶり2回目。  同コンクールは統計の表現技術の研さんを目的に実施され、全国の小中高生から6部門で計2万343点の応募があった。  パソコン統計グラフの部に出品した天野さんの「睡眠時間、見直しませんか?」は、タブレット端末を活用したアンケートで、全校生徒に睡眠時間とゲームやスマートフォンの使用時間、ストレスや集中力などを尋ね、表計算ソフトでグラフにまとめた。丹念な考察も記し、

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  • 小山町の町営住宅で火災 男性1人死亡 22日深夜

     22日午後11時半ごろ、小山町吉久保、町営吉久保北住宅の男性方から出火した。御殿場市・小山町広域行政組合消防本部によると、2階建て集合住宅の2階部分約20平方メートルを焼いた。室内にいた男性が心肺停止の状態で搬送され、病院で死亡が確認された。1人暮らしの男性と連絡が取れておらず、御殿場署は身元の確認を急いでいる。  男性方は6戸続きのメゾネットタイプの町営住宅の一つ。同本部によると、隣家の男性も煙を吸って搬送された。軽傷とみられる。  

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  • 新東名 ようやく全線開通へ 20→23→27年度に 静岡県内経済効果に期待

     首都圏と中京圏をつなぐ新東名高速道の全線開通が2027年度に決まった。トンネル工事が難航するなど2度にわたる延期の末、並行する東名高速道とのダブルネットワークがようやく実現するめどが立った。静岡県内の自治体や物流業界からはアクセス向上による経済効果に期待が高まる一方、「開通時期の遅れは痛手」と困惑の声も上がる。  新東名は現在、全体の9割が開通している。残る区間は新秦野インターチェンジ(IC、神奈川県)―新御殿場IC(御殿場市)間の約25キロ。山間地を貫く高松トンネルで脆弱(ぜいじゃく)な地盤が出現し、掘削工事が難航している。中日本高速道路は当初、20年度の開通を目指したが、23年度に延期。

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  • 込山氏事務所開き 小山町長選

     任期満了に伴う小山町長選(4月18日告示、23日投開票)に立候補を表明している元職の込山正秀氏(75)の後援会事務所開きが21日、同町菅沼で行われた。  込山氏は「町を停滞から前進させる。まずは職員の士気を上げる。財政を立て直す」と述べた。  町長選には現職の池谷晴一氏(72)も立候補を表明している。

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  • 自衛隊・普教連2中隊が総合V 小山町駅伝大会 一般の部は御西高

     小山町駅伝大会がこのほど、町内で開かれ、39チームが出場した。自衛隊の部1位の普教連2中隊が総合優勝を果たした。一般の部は御殿場西高が制し、総合でも2位に入った。  町多目的広場をスタートし、上野区のアグリインダストリーエリアの周回コースを経て同広場にゴールする20キロ。6人がたすきをつなぎ、沿道の声援を受けて力走した。  町内1周駅伝からコースと名称を変更した。例年同時開催する周回コース駅伝大会は、会場となる同広場が改修中のため中止した。

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  • エンジンブレーキ使え!! 小山バス横転事故の現場 注意看板刷新へ

     小山町で昨年10月に観光バスが横転して29人が死傷した事故を受け、県は現場の県道(通称・ふじあざみライン)に新たな注意喚起の看板を設置する方針を示した。県沼津土木事務所が18日、同町地域公共交通会議で計画案を説明した。  案によると、新たな看板は「危険 ここからキツい下り坂 エンジンブレーキを使え!!」と表記する。フットブレーキを多用して利きが悪くなる「フェード現象」が事故原因だったことから、エンジンブレーキの効果的な使用を呼びかける。  既設の看板3基を取り換え、さらに3基を新設する。2月に文言や設置場所を決定し、3~4月に作業する。国立公園内に位置するため、看板の色は環境省と協議して決め

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  • 小山町の米生産者 遠藤さん、小見山さん 全国コンテスト入賞「農業継承の一助に」

     小山町の米生産者が今期も全国規模のコンテストで入賞した。遠藤博雄さん(73)=用沢=と小見山益彦さん(63)=桑木=。16日、町役場に池谷晴一町長を訪ねて受賞を報告した。  従事者の高齢化など地域農業の継承に危機感を抱く遠藤さんは「この地域のお米はおいしいと評価を受ければ、次代の皆さんも続けてくれるのではないか」と願いを口にした。  遠藤さんは米・食味分析鑑定コンクール国際大会in小諸で「歓喜の風」が国際総合部門特別優秀賞、お米日本一コンテストinしずおかで「コシヒカリ」が最高金賞に輝いた。小見山さんは同コンテストで「歓喜の風」が最高金賞に選ばれ、静岡県産米で最高評価の県知事賞も受賞した。

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  • 公務員給与 静岡県が1位 静岡市は政令市2位 2年連続

     総務省がこのほど公表した2022年地方公務員給与実態調査結果によると、国家公務員給与を100として地方の給与水準を示すラスパイレス指数(22年4月1日時点)で、静岡県は前年と同じ102・2で都道府県別で2年連続トップだった。政令指定都市では静岡市が102・2(前年比0・1減)で全国20政令市の中で2位。浜松市は100・1(同)の10位で、前年から順位に変動はなかった。  同指数は基本給のみの比較で、諸手当が反映されていない。地域手当や時間外勤務手当など諸手当を加えた平均給与月額は、県が43万2321円で全国5位。静岡市は41万191円で政令市中17位。浜松市は39万7069円で19位だった。

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  • 難波氏推薦を党本部に上申へ 静岡市長選で自民県連

     自民党県連は12日、統一地方選の3次公認・推薦候補者を発表し、4月9日投開票の静岡市長選で元副知事の難波喬司氏(66)の推薦を党本部に上申することを決めた。11日付。  4月23日投開票の富士宮市長選で現職の須藤秀忠氏(75)を、小山町長選で元職の込山正秀氏(75)をそれぞれ推薦することも決定した。

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  • スポーツ合宿 小山町が誘致本腰 宿泊費支援や分宿後押し

     首都圏に近い立地や富士山麓の環境を売りに、小山町がスポーツ合宿の誘致に本腰を入れている。県内他市町に比べて手厚い助成制度を設けた。宿泊施設がノウハウを共有する機会を設け、複数の施設に分かれて宿泊する「分宿」を後押しするなど、地域一体で受け入れる態勢づくりを進める。  11月に開始した助成制度は、スポーツの技能向上を目的とした団体に町内の宿泊費を支援する。延べ宿泊者数10人以上を条件に、1人1泊2千円を補助する。同様の制度を設ける県内市町の助成額は千円が多く、違いを出した。これまで日帰りで訪れていた団体の滞在時間を増やし、町内の消費拡大につなげる狙いもある。既に高校の陸上部など12団体の利用申

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  • 小山消防署建設計画に意見募集 31日まで

     小山町は31日まで、老朽化のため移転新築する小山消防署庁舎建設基本計画案に対する意見を募集している。寄せられた意見は基本設計に反映する。  新たな小山消防署は同町棚頭の町道原向中日向線沿いで、庁舎と訓練塔、防災倉庫を建設する。2024年度半ばに工事を始め、25年度末に供用開始する。建物の配置やゾーニングには3案があり、有力なA案の概算工事費は20億3800万円。  町民の他、町内に在勤在学する人が意見提出できる。基本計画案の詳細は町ホームページで。問い合わせは危機管理局<電0550(76)5715>へ。

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  • 湯船原の工業団地 2022年に4社操業開始 小山町

     小山町はこのほど、湯船原地区に整備した2工業団地で2022年に4社が操業を始め、196人が新規雇用されたと発表した。新規雇用のうち町民は36人だった。  県が事業主体の「富士山麓フロンティアパーク小山」で、いずれも食品製造業のクレフォート東日本とクリエイティブが稼働した。町が事業主体の「新産業集積エリア」では、パーティクルボード製造のENボードとサーモン養殖のプロキシマーが事業を始めた。  両工業団地で操業開始した企業は計8社、新規雇用は308人(町民は80人)になった。他に5社の進出が決まっている。新産業では利便施設用地を含め3区画の企業誘致を進めている。  湯船原地区では町が事業主体の「

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  • 110番 適正利用を【御殿場/伊豆/裾野】

    御殿場は富士娘が呼びかけ  御殿場市の観光イメージガール「富士娘」が御殿場署の一日署長を務めた。同市と小山町で、110番の適正利用を呼びかける「ボイスパトロール」を行った。  第34代富士娘の菊地理江さんと芹沢春香さんが務めた。警察官の制服に身を包み「地域の安全を守っていただきありがとうございます」と署員にあいさつ。指揮棒を振ってパトロール出発を申告した。  パトカーで管内を巡回し、拡声器を使って「110番は事件事故など緊急時のもの」と訴えた。JR御殿場駅前で街頭広報も行った。 子ども警察官委嘱 大仁署 一日警察官に委嘱された佐藤蒼史君(左)と佐藤心さん(左から2人目)=伊豆市の土肥小中

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  • 希望胸に 二十歳の門出 東部各地で集い【御殿場/裾野/小山/長泉】

     静岡県東部の市町で8日、「二十歳の集い」が開かれた。人生の節目を迎えた若者らが式典や関連イベントに臨み、一層の飛躍を誓った。 御殿場 机を再利用したスマホ立て贈る 御殿場市は成人式から名称変更した「二十歳の集い」を市民会館で開いた。集まった704人は久々に会う友人との会話を楽しみ、記念撮影した。  出席者を代表し、市立南中出身の大学生山崎恒さん(19)=横浜市=が壇上で抱負を述べた。「自分の形成にお力添えくださった全ての人と古里御殿場に誇れる自分になることを強く志し精進する」と言葉に力を込めた。  市は記念品として小中学校の机の天板を再利用したスマートフォン立てを贈った。木に親しみ積極活用

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  • はしご乗り華麗な技披露 御殿場、小山の鳶職人 まとい振りも

     御殿場市と小山町の鳶(とび)職人でつくる御殿場鳶工業組合(鎌野和夫組合長)は5日、新春恒例の「はしご乗り」を両市町の事業所など30カ所で行った。御殿場若鳶会所属の若手職人が華麗な技を披露した。  はんてん姿の職人は、直立した高さ6・37メートルのはしごの最上部で「遠見」や「背亀」といった技を披露した。3人が同時に乗って技を決める「三階松」で締めくくった。  木遣(や)り歌に合わせて重さ数十キロのまといを振る「まとい振り」も繰り広げた。  同市東田中の建設資材販売業スギヤマでは、近くの市立東保育園児が見学に訪れた。「危ないよ」と心配そうな表情で上空を見つめ、技が決まると盛んに拍手を送った。

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  • 小山・バス横転事故 メーカー「故障なし」回答へ 運転手過失の可能性

     小山町須走の県道(通称ふじあざみライン)で昨年10月に観光バスが横転し乗客の女性が死亡、28人が重軽傷を負った事故で、発生原因の特定に向けた各種ブレーキやギアなど関連部品の調査・解析結果について、自動車メーカー側が「故障なし」と回答する方向で取りまとめを進めていることが4日、複数の関係者への取材で分かった。製造段階などに起因した異常や問題点は無かったと結論付けられれば、運転手の操作ミスや判断の誤りが事故に直結した可能性が高まる。  関係者によると、調査・解析は、静岡県警と静岡地検からの照会依頼を受けたメーカー側が続けている。関連部品を主に欧州に運んで故障の有無などを調べ、現在は報告文書を取り

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  • 普通貨物車を酒気帯び運転した疑い 男を逮捕 御殿場署

     御殿場署は1日、道交法違反の疑いで小山町吉久保、会社員の男(63)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後3時半ごろ、小山町内で普通貨物車を酒気帯び運転した疑い。同署によると、信号待ちの際に別の乗用車に衝突する事故を起こし、発覚した。

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  • 小山の山林で身元不明遺体 一部白骨化

     御殿場署は28日、小山町須走の山林で男性とみられる身元不明の遺体が見つかったと発表した。ランニング中の男性が23日午後、遺体を発見し同署に通報した。10~50代とみられ、一部白骨化している。身長や体格は不明。黒色薄毛の短髪で、白地に灰色の迷彩柄半袖Tシャツと黒色長袖Tシャツを着ていて、ジーパンに黒色の運動靴を履いていた。黒色のリュックサックを持っていたとみられる。

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  • 足柄峠初日の出 観賞客にバッジ 小山町観光協会

     小山町観光協会は2023年1月1日、足柄峠で初日の出を観賞した人に記念バッジを無料配布する。  町で生まれたとされる金太郎が熊に乗るデザイン。新羅三郎義光吹笙(すいしょう)之石付近で、初日の出に合わせて先着380人に配布する。日の出の予想時刻は午前6時50分ごろ。  同協会は毎年元旦に異なる絵柄のバッジを配布し、今回で44回目になる。問い合わせは28日に同協会<電0550(76)5000>へ。

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  • 東部発展へ連携確認 川勝知事と10市町長が意見交換

     静岡県東部6市4町の首長が川勝平太知事と意見交換する東部地域サミットが26日、富士市内で開かれ、各市町が持続的な発展に向けた挑戦などをテーマに連携と協働を確認した。  地域通貨や移住促進などさまざまな観点から経済振興や課題解決の手法を探った。安全な地域づくりについて富士市の小長井義正市長は、災害時に活用するドローンについて「迅速で的確な対策が可能になる中、情報を共有していくことが有効」と呼びかけた。  新たな挑戦としては、ゼロカーボンシティーの推進や環富士山循環共生圏の実現などについて話し合った。函南町の仁科喜世志町長と小山町の池谷晴一町長はデジタルディバイド(情報格差)対策を提案し、低所得

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  • 屋外園芸コーナーに車衝突 御殿場市ぐみ沢のホームセンター

     26日正午ごろ、御殿場市ぐみ沢のホームセンター「カインズ御殿場店」で、同市の男性(78)の乗用車が同市の男性(86)の軽乗用車に衝突し、屋外の園芸コーナーに突っ込んだ。客の86歳と62歳の女性=いずれも小山町=にも接触した。御殿場署によると、軽乗用車の男性は頭、客の女性は右肘や右腕を打ち、いずれも軽傷。乗用車の男性がブレーキとアクセルを踏み間違えたとみられ、同署が詳しい原因を調べている。

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  • 富士山噴出物、間近で観察 富士山世界遺産センター 火山学・防災エリア一新 被害予想マップ立体投影

     開館5周年に合わせて富士宮市の静岡県富士山世界遺産センターは23日、火山学・火山防災関連の展示エリア「受け継ぐ山」をリニューアルし、公開した。同エリアは過去の噴火などから富士山と人との未来を考える内容。新たに宝永噴火の噴出物を露出展示したほか、富士山周辺の赤色立体模型に改定版富士山ハザードマップを投影するプロジェクションマッピングを用意し、読み解き方を解説した。  火口付近で見つかった噴出物は宝永噴火初期から末期までの時間経過や火口からの距離で分類し、種類や大きさが異なる様相を視覚的に紹介した。最末期に噴出した重さ約80キロのアーモンド形の火山弾(富士砂防事務所寄贈)などが目を引く。宝永噴火

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  • 野球って楽しいよ 小山高部員が園児指導

     小山高(小山町竹之下)野球部は23日、近くの「菜の花こども園」で野球教室を開いた。野球人口拡大を目指した取り組みで、昨年に続き2回目。部員とマネジャー計16人が園児と触れ合い、野球の楽しさを伝えた。  年中、年長児計35人が参加。打撃、投球、捕球を体験した。ボールの握り方やバットの持ち方を教わった。  部員はサンタクロースの帽子などをかぶって指導に当たった。園児の好プレーが飛び出すと大げさな反応を示したり、ハイタッチしたりして喜ばせた。園児の一人は「褒めてもらえてうれしかった」と笑顔を見せた。  教室の内容は部員が考えた。芹沢統伍主将(17)は「園児と目線を合わせ、ゆっくり大きな声で話すこ

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  • 環境保全、美化で功績 小山自治協、3団体表彰

     小山町環境衛生自治推進協議会(山本幸雄会長)は22日、第4回環境衛生大会を町総合文化会館で開いた。町の環境保全や美化活動に功績を挙げた3団体を表彰した。  受賞したのは小山4区老楽会花の会、渋谷木工所、足柄ひまわり会。代表者が山本会長から表彰状を受け取った。道路のごみ拾いを25年間続け、緑綬褒章を受章した小野倍男さん(生土区)に花束が贈られた。  委員ら約80人が出席した。山本会長はあいさつで、町の優れた環境の維持には住民と行政、事業所の連携が大切だと強調した。  資源消費抑制や廃棄物減量、リサイクル推進などを誓う大会決議を採択した。

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  • 第24回「人と建築」写真コンテスト 木下さん(浜松)が金賞 

     静岡県建築士事務所協会(金丸智昭会長)はこのほど、「第24回『人と建築』フォトコンテスト」(同協会主催、静岡新聞社・静岡放送後援)の審査会を静岡市葵区の同協会で開き、最優秀の金賞に愛知県安城市の「安城産業文化公園デンパーク」で撮影した木下邦允さん(浜松市東区)の「子供天国」を選んだ。  県内外の建築と人の営みを捉えた115人による291作品を、審査委員長の川口宗敏・静岡文化芸術大名誉教授ら識者5人が審査した。入賞・入選の34点は来年3月7日から12日まで、静岡市役所市民ギャラリーに展示する。表彰式は同ギャラリーで11日に行う。  金賞以外の入賞者は以下の通り。  銀賞 福島耕司(静岡市駿河区

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  • クリスマス 施設入所者ら聖誕劇を披露 小山

     小山町須走の障害者支援施設「インマヌエル」は20日、クリスマス恒例の聖誕劇発表会を開いた。  入所者と職員計約100人が出演した。キリスト生誕の物語の主要場面を演じ、賛美歌を歌った。時折ユーモラスなアドリブを交え、保護者や地域住民ら招待客を楽しませた。

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  • 竹之下合戦 戦没者悼む 小山で供養祭、日本史の節目に思いはせる

     小山町竹之下で1335年に行われ、建武の新政崩壊と南北朝分裂につながったとされる竹之下合戦の戦没者供養祭(竹之下合戦供養奉賛会主催)がこのほど、同町の興雲寺で営まれた。参列者は日本史の節目となった戦いに思いをはせた。  大嶽俊明住職が読経、同会役員らが焼香し、命を落とした兵士や村人の霊を慰めた。同寺梅花講のメンバーが和讃(わさん)を唱えた。  奉賛会は前身組織から受け継ぎ、2016年から毎年合戦のあった12月12日に供養祭を続けている。会員は現在15人。鈴木順平会長は「合戦を認知してもらうためにも会員数を維持したい。来年こそは新型コロナが終息し、大きな供養祭にできれば」と話した。  竹之下は

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  • 同姓同名 2人の勝又正美さん対面 御殿場市長と「現代の名工」

     御殿場市長と「現代の名工」に選ばれた御殿場の宮大工。同姓同名、2人の勝又正美さんがこのほど、市役所で対面した。宮大工の勝又さんが受賞を報告し、厚生労働大臣から贈られた表彰状を披露。受賞者名を見た市長の勝又さんは「照れくさい。二重の喜び」と祝福した。  冒頭に行った記念撮影で市長が「ダブル」と切り出すと、周囲から「どっちがどっちか」「字まで一緒だから間違えちゃう」と冗談が飛び、和やかな雰囲気に包まれた。  歓談で市長は「(受賞が報道された際に)市長はすごい技術を持っていると、市民から言われた」と明かした。宮大工の勝又さんは自身が学院長、市長が運営組織の会長を務める駿東地域職業能力開発学院で「同

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  • 12月31日~1月3日 発熱外来を開設 御殿場市、小山町と共同

     御殿場市は19日、31日と1月1~3日に臨時発熱外来を開設すると発表した。新型コロナウイルスやインフルエンザ感染を疑われる症状がある人の診察、検査に当たる。  小山町と共同で市救急医療センター敷地内のプレハブ棟に設け、各日午前9時~正午に診療する。無症状で検査のみを目的とする受診はできない。  当日午前8時から同センター<電0550(83)1111>で予約を受け付ける。1月中の日曜は開設する方向で調整しているという。

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  • 健脚自慢 スピードウェイを疾走 小山でマラソンフェスタ

     小山町の富士スピードウェイを舞台にした富士マラソンフェスタ(実行委主催)が18日、開かれた。  県内外の約700人がハーフマラソンに挑んだ。時折雪が舞う寒さの中、間近にそびえる富士山に活力をもらい、東京五輪・パラリンピックの会場だったサーキットを走った。  前身大会を含めて43回目。町などでつくる実行委は、地場産野菜入りの豚汁を振る舞って参加者をもてなした。

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  • リンガーハット ちゃんぽん麺、規格外を安価で 小山工場に直売所

     長崎ちゃんぽん店を展開するリンガーハットはこのほど、小山町の富士小山工場内に直売所をオープンした。毎週日曜に営業する。同工場で店舗用に製造し、形や重さが規格外となった麺などを安価で販売する。  ちゃんぽんの冷凍麺5食(税込み150円)や皿うどんの麺5食(同)を販売する。別売りのスープ(200~250円)と一緒に調理すれば「店に近い味を楽しめる」という。  既存の冷凍食品や調味料も販売する。年内の営業は終え、新年は1月15日から営業する。

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  • 陸自富士学校のクラブが演奏会 御殿場

     陸上自衛隊富士学校(小山町須走)所属の隊員でつくる富士学校音楽クラブの演奏会(同学校主催)がこのほど、御殿場市民会館で開かれた。陸自の車両行進曲「陽光を背に」やディズニー映画の劇中歌など、御殿場南高吹奏楽部との合同演奏を含めて10曲を披露。美しい音色を響かせ聴衆を楽しませた。  3年ぶりに一般客を迎えた。テーマ「躍進~未来に向かって」に合わせ、気持ちが前向く楽曲を選んだ。陸自滝ケ原駐屯地(御殿場市)の隊員で構成する滝ケ原雲海太鼓も登場し、力強いばちさばきを披露した。  

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  • 仕事内容、心構え学ぶ 小山高 スルガ銀行員ら講師

     小山町の小山高はこのほど、町内に事業所を置く企業の従業員を招いたキャリア教育を行った。4社の担当者が仕事内容や自社の特徴、働く心構えを紹介した。2年生96人が聴講した。  スルガ銀行人事部アシスタントマネージャーの長谷川克己さん(29)は、銀行の役割を「お金の橋渡し役となり社会の豊かさや地域経済の発展を支える」と説明。同行による日本初の商品やサービスを複数紹介し、「社会の変化を敏感に察知して、お客さまが喜ぶ商品を生み出している」と話した。  進路選択を控える生徒に対し、自らの意思で行動することや人との関わりを大切にしてほしいと呼びかけた。このほか、アイリスオーヤマの社員らも講話した。

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  • 森村橋ゆかりの音楽家らライブ 小山でXマスイベント

     小山町民有志らでつくる「もりむらばしプロジェクト」はこのほど、同町小山の国登録有形文化財の森村橋でクリスマスイベントを開いた。高さ約3メートルのツリーを飾って音楽ライブなどを繰り広げ、普段は静かな橋が華やいだ雰囲気に包まれた。  森村橋の名前の由来になった実業家森村市左衛門のひ孫で、著名なアーティストに楽曲提供するピアニスト・音楽プロデューサーの森村献さんがライブに登場。裾野市のシンガー・ソングライター、フルヤトモヒロさんの歌に合わせてピアノで伴奏し、会場を盛り上げた。  都内在住の森村さんは1年ほど前に橋を訪れ、同プロジェクト主催のイベントポスターを目にして協力を申し出たという。

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  • 予算案など可決 小山町議会が閉会

     小山町議会12月定例会は14日、最終本会議を開き、上野工業団地造成事業の工期延長に伴う補正予算案など13議案を原案通り可決し、閉会した。  上野工業団地造成工事は2023年3月の完了を見込んでいたが、高圧電線管路地中化作業の追加や新型コロナウイルス禍による部材供給遅れの影響で同年7月末までとなった。これに伴い、22年度の同造成事業特別会計予算に計上していた歳入の土地売り払い金と歳出の元利償還金を削り、不足する約7千万円を一般会計から繰り入れた。土地売り払い金が入れば一般会計に戻すという。

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  • 米日本一コンテスト 最高金賞に小見山さん、遠藤さん(小山町)

     米のおいしさを競う「第19回お米日本一コンテストinしずおか」(同実行委主催)の最終審査会がこのほど、静岡市駿河区で開かれた。6点が選ばれる最高金賞に、県内からは小見山益彦さん(小山町)の「歓喜の風」と遠藤博雄さん(同)の「コシヒカリ」が選ばれた。  全国から539点の出品があり、県内の10点を含む75点が最終審査に進出した。「お米マイスター」や「ふじのくに食の都づくり仕事人」ら15人の審査員が試食して外観や食味、香りなどを評価した。県内最上位の県知事賞は小見山さんが受賞した。  審査員長を務めた米・食味鑑定士の江崎敦子さんは「生産者は気候変動など栽培が難しい中、品種も工夫していて熱意を感じ

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  • 過失致傷疑いを追加 小山バス事故の運転手 負傷者28人に

     小山町須走の県道(通称ふじあざみライン)で観光バスが横転し乗客の女性1人が死亡するなどした事故で、静岡県警は13日、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで静岡地検沼津支部に送致している運転手の男性(26)=処分保留で釈放=について、乗客乗員計28人に重軽傷を負わせた容疑が固まったとして、罪名を同法違反(過失致死傷)に切り替えた捜査書類を地検沼津支部に送付した。  書類は、負傷者の診断書や調書などを付けて送った。県警交通指導課は、罪名を変更した6日時点の負傷者数を、これまでから1人増加の計28人に変更して調べを終えた。内訳は重傷者が10人、軽傷者18人、けがなし6人に更新した。  県警は事故

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  • あんパンに金太郎焼き印 小山・足柄サービスエリア新店舗

     小山町桑木の東名高速道下り足柄サービスエリア(エクスパーサ足柄)に15日、ベーカリー・ピザ専門店「グラノ バリオ」がオープンする。町の象徴、金太郎の焼き印を入れた「金太郎の力もちあんぱん」を販売する。  北海道産小豆の粒あん80グラムと求肥(ぎゅうひ)を包んだパンに、笑顔の金太郎の焼き印を押した。サービスエリア内の他店舗に倣ってご当地商品の販売を考え、町のキャラクターの金太郎に着目した。焼き印のデザインは町から提供を受けた。  チョコカスタードを包んだ「あしあとパン」は金太郎の相棒の熊をイメージした。  同サービスエリアには一般道からの出入り口「ぷらっとパーク」が設けられている。

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  • 有権者303万2619人 静岡県内、12月1日時点

     静岡県選挙管理委員会がこのほど公表した県内の選挙人名簿登録者数(基準日1日)は303万2619人(男149万605人、女154万2014人)で、9月の前回登録時と比べて3376人減った。  減少数が多かった市区部は静岡市清水区478人、沼津市349人、静岡市葵区347人、熱海市307人など。町部は函南町81人、東伊豆町71人、南伊豆町44人などだった。  増加した市区部は袋井市119人、浜松市西区100人、同市東区66人などで、町部は小山町79人、長泉町66人だった。

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  • 障害者支援施設にコシヒカリ寄付 御殿場、小山の米農家ら

     御殿場市と小山町の米農家でつくる御殿場小山中核農業者協議会水稲部会はこのほど、両市町の障害者支援施設6施設に御殿場コシヒカリを寄付した。  おいしさを多くの人に知ってもらうのが目的。村上直行部会長(56)=写真=は「かめばかむほどうまみが出る」と出来栄えに胸を張った。  部員と事務局の行政職員が計265キロを各施設に届けた。施設で提供する食事に使われるという。

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  • 小山の森村橋でクリスマスイベント 11日、ライブやワークショップ

     小山町民の有志らでつくる「もりむらばしプロジェクト」は11日午後1時から、同町小山の国登録有形文化財の森村橋でクリスマスイベントを開く。入場無料。  午後3時半からのスペシャルライブは、森村橋の名前の由来になった実業家森村市左衛門のひ孫で、著名アーティストに楽曲提供するピアニスト・音楽プロデューサーの森村献さんと、シンガー・ソングライターのフルヤトモヒロさんが出演する。御殿場南中生徒の太鼓演奏(午後1時15分から)、松ぼっくりでクリスマスツリーを作るワークショップなども行う。  高さ約3メートルのクリスマスツリーを設置し、するがおやまこども園児が製作したペットボトル灯籠で囲む。  問い合わせ

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  • 静岡県関連4団体が受賞 厚労省など「健康寿命アワード」2分野で

     厚生労働省とスポーツ庁が主催する「健康寿命をのばそう!アワード」の表彰式がこのほど、都内で行われ、県内関連は2分野で計4団体が受賞した。  介護予防・高齢者生活支援分野は、県内17市町で健康相談会を開く中北薬品(名古屋市)が企業部門で、高齢者のごみ出しなどを手伝う生活支援組織を設立した浅羽・笠原まちづくり協議会生活支援ネットワーク(袋井市)が団体部門で、介護予防事業「元気塾」を展開する小山町地域包括支援センター「平成の杜」が自治体部門で、それぞれ老健局長優良賞を受賞した。母子保健分野は、子どもの居場所づくりに取り組むNPO法人「ゆめ・まち・ねっと」(富士市)が子ども家庭局長優良賞を受けた。

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  • 不適切な保育 有無調査 御殿場市・小山町、幼保の指導強化へ

     裾野市の保育園で保育士が園児を虐待したとされる問題を受け、御殿場市と小山町は7日までに、幼稚園と保育所の緊急調査に乗り出した。市町によると、これまでに不適切な保育の報告はない。  小山町は同日、臨時園長研修会を町役場で開いた。こども園6園の園長に対し、不適切な保育が行われていないか点検するよう求めた。  大森康弘副町長はあいさつで裾野市の問題に触れ「自らの出来事と捉えて保育の在り方を見つめ直す必要がある。子どもの安全安心確保のため保育の基本を再確認して日々の業務に関わるようお願いする」と述べた。  御殿場市は1~2日、市内35施設に対し不適切な保育を確認した場合は速やかに報告するよう通達した

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  • 小山町役場北郷支所 現在地に建て替えの方向 町長答弁

     小山町は5日、老朽化した町役場北郷支所を現在地で建て替える方向性を示した。町議会12月定例会で、池谷晴一町長が池谷弘氏の一般質問に答えた。町によると、本年度内に方針を正式決定するという。  役場の内部組織「公共施設等マネジメント委員会」が費用面や使用見込みなどを精査した結果、現支所の改修よりも規模を縮小して建て替えることが望ましいと判断した。池谷町長は答弁で、来年度当初予算に設計費を盛り込む考えを示した。  1981年に建築された北郷支所は2019年に法定耐用年数に達したが、15年度に実施した耐震診断で安全が確認され現在も使用している。一方、支所併設で22年に法定耐用年数を迎えたコミュニティ

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  • 傷害と器物損壊の疑い 捜査車両に車ぶつける 沼津署、男を逮捕

     沼津署は4日、傷害と器物損壊の疑いで、いずれも自称の小山町須走、無職の男(47)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後8時半ごろ、沼津市内の駐車場で富士市の無職男性(53)の顔面を踏みつけて軽傷を負わせ、その後、停車中の捜査車両に自身の車を衝突させた疑い。

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  • 要支援者の対応探る 地域防災の日 「訓練重ねることが大切」

     4日の「地域防災の日」の訓練では、近年の災害で犠牲者が相次ぐ高齢者や障害者など避難行動要支援者に重点を置いて避難誘導や安否確認を実践する地域があった。地域住民や福祉施設職員が要支援者を支援する手だてを試した。避難所に入りたがらない人の対応や、いかに迅速に避難してもらうかといった課題が浮き彫りになった。  小山町須走地区の障害者支援施設「インマヌエル」は町と連携し、入所者の避難訓練を実施した。富士山噴火の兆候があり、噴火警戒レベル4の「高齢者等避難」が発令された状況を想定。車椅子利用者を含む49人が職員の誘導でバスや乗用車に乗り込み、指定避難所まで移動した。避難呼びかけ開始から出発までに約30

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  • 小山町歌を募集 2023年1月末まで

     小山町は来年1月31日まで、町への親近感や愛着を高めるために制定する町歌を募集している。  町歌に求める要素として①町の魅力をイメージできる②子どもから高齢者まで親しめる③歌唱や演奏しやすい―を挙げている。オリジナル作品であることが条件。町民以外やグループでの応募も可能。歌詞だけ、曲だけの応募はできない。  町歌選定委員会が選考し、来年8月の町制施行記念式典でお披露目する予定。採用作品の応募者には賞金20万円を贈る。  応募方法などの詳細は町ホームページで。問い合わせは町総務課<電0550(76)6131>へ。

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  • 小山町 元青学陸上部、町職員の渡辺さん 地域に還元【市町対抗駅伝】

     12区で区間賞を獲得した小山町の渡辺大地選手(23)は、駅伝の名門青山学院大(東京)陸上部出身で今年4月に町役場に就職した。「大学生活で学んだことを地域に還元したい」と意気込む。  「町が地域振興にスポーツを取り入れていることもあり、やってきたことを生かせると思った」と地元に戻った理由を話す。現在は観光スポーツ交流課に勤務し、観光施設の整備やスポーツ選手の合宿誘致などの仕事をこなす。今後は「陸上に限らず、小中学生へのスポーツの取り組みを促進させていきたい」と見据えた。

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  • 工業団地進出企業の事業、待遇は? 小山で就職フェア

     小山町はこのほど、合同就職フェア(静岡新聞社・静岡放送後援)を町健康福祉会館で開いた。工業団地などへの企業進出が進む中、企業の採用難の解消を支援すると同時に移住定住を促進しようと初めて開催した。  長年事業展開する企業に加え、サーモン養殖のプロキシマーやパーティクルボード製造のENボードなど10~11月に事業を始めた企業も出展した。16社がブースを構え、担当者が事業内容や待遇を説明した。  事業所を巡るバスツアーや仮想現実(VR)ゴーグルを使った職場見学体験コーナーでは、参加者が職場の雰囲気を体感した。町が手がける分譲地や子育て支援事業を説明する「くらしの情報コーナー」も設けた。  町内企業

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  • 富士山噴火で埋没 集落の暮らしどうだった? 小山・須走地区の日向遺跡学ぶ

     江戸時代の富士山宝永噴火で火山灰に埋まった遺構や遺物が発見された小山町須走地区の日向(ひなた)遺跡について学ぶ講座がこのほど、同地区で開かれた。地元住民らが出土した片口や鉄鍋を手に取り、当時の暮らしや地区の歴史に思いをはせた。  2019年と22年の試掘調査を担当した町生涯学習課の金子節郎さんが講師を務めた。建造物の柱や畑の畝、すり鉢や急須などが見つかった調査現場2カ所を訪ね、調査の経過や発掘時の状況を紹介した。  1707年の宝永噴火では集落全体が火山灰に埋まり、その上に街が形成されたと考えられている。金子さんは遺構が見つかった場所などから、噴火当時と現在の表通りの位置は変わらないことが判

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  • 18分台目標、台風の目に 小山町選手団が壮行会【市町対抗駅伝】

     12月3日に静岡市で開かれる県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の小山町選手団は29日、壮行会を町総合文化会館で開いた。23大会連続で指揮を執る室伏剛監督(72)は「台風の目になる自信がある」と声を張り、2時間18分台を目標に掲げた。  室伏監督の指名でマイクを握った荒井美優選手(須走中2年)は「大好きな小山町に元気と希望を届けるため全員で全力を尽くす」と語った。池谷晴一町長らの激励を受けた。  他の代表選手は次の通り。  主将=綱村尚昭(陸上自衛隊富士学校)天野智弥(北郷小4年)徳丸龍希(須走小5年)妹尾晃聖(明倫小6年)守屋穂乃香(北郷小5年)込山桃歌(同6年)稲

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  • 24議案を上程 小山町議会開会 12月14日まで

     小山町議会12月定例会は29日開会し、会期を12月14日までの16日間と決めた後、24議案を上程した。このうち特別会計の補正予算案など14議案を原案通り可決、同意、承認した。一般会計補正予算案(第9号)など10議案を委員会に付託した。  同予算案は歳入歳出に1億9300万円を追加する。物価高騰対策費のほか、デマンドバス予約アプリの改修費165万円、工業団地「新産業集積エリア」で見つかった廃棄物処理費300万円などを盛り込んだ。

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  • 老舗民宿でワーケーション 小山の「山久荘」 30日に専用施設オープン

     主にスポーツ団体や大学のゼミの合宿を受け入れてきた老舗民宿「山久荘」(小山町桑木)は、敷地内にワーケーション専用施設を新設した。30日にオープンする。働き方の多様化を好機と捉え、首都圏に近く自然豊かな環境を生かしてビジネスパーソンを呼び込む。  コンセプトは「ふるさと回帰型ワーケーション」。場所の提供にとどまらず、農業やサイクリングなどの体験メニューを用意する。利用者と地元住民との交流の機会も設ける考え。3代目の小見山義史さん(40)は「新しい自分に出会い、人と人をつなぎ、化学反応が起きる場所にしたい」と言葉に力を込める。  専用施設「さくらぼ(39Lab)」は木造平屋の86平方メートル。土

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  • 2市1町の華道家 小山でいけばな展 27日まで

     小山町、御殿場市、裾野市の華道家による「2市1町 富士山いけばな展」が26日、同町総合文化会館菜の花ホールで始まった。27日まで。  さまざまな流派に所属する77人が出品した。ツルウメモドキや菊など秋の花材を上品に飾り付けた作品が多く、落ち着いた雰囲気と華やかさが共存する日本文化ならではの風情を楽しめる。水仙などを用いて春を先取りした作品も来場者を引き込んでいる。  実行委員長の斎藤宗千さんは「花を見て香りを確かめて、それぞれの作品の世界観を感じてほしい」と話す。27日は午前9時半から午後4時まで。

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  • 小山バス事故 運転手供述「自己流で操作」 フェード現象考えず

     小山町須走の県道(通称ふじあざみライン)で観光バスが横転し乗客の女性1人が死亡、27人が重軽傷を負った事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで送検された運転手の男性=処分保留で釈放=が、事故原因の一つとされる「フェード現象」に関する認識について、「(現象が起きている)考えもなく自己流で運転してしまった」と話していることが25日、関係者への取材で分かった。  ブレーキの利きが悪くなるフェード現象は、運転手が急な下り坂が続く状況下でフットブレーキを多用したことなどで発生したとみられる。運転手は調べに対して過失を全面的に認めているとされる。  その一方で、通常の運転時と同様にフットブレーキ

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  • 地域政党立ち上げ 静岡県議会ふじ会派議員「新政しずおか」

     静岡県議会第2会派ふじのくに県民クラブの所属議員が25日、地域政党「新政しずおか」を立ち上げ、県選挙管理委員会に同名の政治団体を届け出たと発表した。代表に就いた田内浩之氏(湖西市)は県庁で記者会見し、「国政政党に左右されない自律した地域を目指し、真の地方創生を実現する」と活動理念を述べた。  政治団体の届け出は10月27日付。同会派の議員17人の大半が参加する意向という。綱領に「開かれた地方政治」や「持続可能な地域経営」を掲げ、市町の議員にも党派を超えて参画を呼びかける。  活動の第1弾として2023年春の県議選で候補者を公募する。同会派の現職が立候補を予定していないか、複数の擁立を目指す三

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  • 小山バス事故 御殿場署が現場診断 緊急避難所の設置を提案

     小山町須走の静岡県道(通称ふじあざみライン)で観光バスが横転し、28人が死傷した事故を受け、御殿場署は25日、現場診断を実施した。関係者が道路状況を確認し、再発防止策を検討した。  全長約12キロで高低差約1160メートルのふじあざみラインは急勾配な上に険しいカーブが続く。横転したバスはフットブレーキを使いすぎて過熱し、利きが悪くなる「フェード現象」の発生が確認された。現場診断の参加者は「ブレーキ過熱注意」を呼びかける看板の増設や、トラブル発生時に減速・停止できる緊急避難所の設置を提案した。  地元自治会の代表者や道路を管理する県沼津土木事務所の担当者らが参加した。事故概要の説明を受け、道路

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  • 30年前のタイムカプセル開封 思い出の品に感慨 小山町住民

     小山町足柄地区区長会などは24日、同地区の合士ケ久保土地区画整理事業完成を記念して30年前に埋められたタイムカプセルを開封した。地元住民が懐かしの品を手に取って当時を思い起こした。  同町竹之下の足柄ふれあい公園で開いた式典で、池谷晴一町長らが円柱型のカプセルを開けた。中には当時の世帯主の名前が書かれた封筒があり、集まった住民はわが家の封筒を開けて中身を確認。子どもの美術作品を眺めたり、現金を見つけて驚いたりした。  北田京子さん(67)は昨年亡くなった義父、清さんの名前が書かれた封筒を開けた。家族写真に見入り「きれいに保存されていて驚いた。みんな若い」と感慨に浸った。  区画整理組合の理事

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  • 小山サーモン生産開始 陸上養殖施設、国内初 24年夏ごろ出荷

     ノルウェーの「プロキシマーシーフード」の日本法人は22日までに、小山町に建設した国内最大級のアトランティックサーモン陸上養殖施設「富士小山養殖場」で生産を始めた。富士山の恵みである地下水で育て、交通利便性を生かして高い鮮度のまま消費者に届ける。2024年夏ごろに出荷を始め、27年には年間5300トンの生産を目指す。  現地で記者会見したヨアキム・ニールセンCEOは「アジアへの輸出を視野に生産力強化を計画したい」と明かし、富士山麓という立地に「大きな価値がある」と述べた。同町を選んだ理由に町当局のサポートを挙げた。  国内初のアトランティックサーモンの商業生産。ノルウェーで一般的な屋内型の「閉

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  • 定例会29日から 小山町議会

     小山町議会は22日、議会運営委員会を開き、12月定例会の会期を11月29日から12月14日までの16日間と決めた。2022年度一般会計補正予算案など24議案を審議する。  一般質問は2、5の両日に行い、11人が質問に立つ。

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  • ピロール米の生産開始 御殿場、小山の農家 健康面に特化

     御殿場市と小山町の米農家が健康面に特化した「ピロール米」の生産に取り組んでいる。生産者の減少に危機感を抱き、ブランド米「御殿場コシヒカリ」の価値をさらに高める試み。消費者に選ばれ、米屋の商売が活性化し、生産者はもうかる「三方よし」の農業経営環境を目指す。  鶏ふんや米ぬかなどの肥料をまき、水田の土の酸素と有機物を増やす農法。出来上がった米は弱アルカリ性でミネラル豊富。通常の米にはない、血液をつくる「ビタミンB12」を含むという。  「ピロール農法研究会御殿場」所属の6人が今年初めて本格的に生産し、計100俵を収穫した。遠藤博雄会長(73)は「特別なことをせずに、毎日おいしい米を食べるだけで

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  • ごてんばこしひかり 今年もおいしく 市長にJA地区本部長PR

     JAふじ伊豆の田代幸男御殿場地区本部長はこのほど、御殿場市役所に勝又正美市長を訪ね、本年産の地元ブランド米「ごてんばこしひかり」を「おいしくできた。味で勝負できる」とアピールした。  ごてんばこしひかりは、同市と小山町産で品質と食味値が基準を上回るコシヒカリを同JAが認定する。今年は作況指数が97%だったものの、天候不良がなく順調に生育した。コシヒカリに占める「ごてんばこしひかり」の割合は約6割(昨年は4割弱)に達した。  同席した同JAの担当者は「コメ余りの状況だが販売は順調」と報告した。勝又市長は「厳しい審査をしてブランドを保っている」と評価し、PRの協力を約束した。田代地区本部長は、ご

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  • 小山高生が町に提案「高校生議会」 本番さながら議場で実施 交通安全や観光振興策、当局前向き答弁

     小山町の小山高生徒が町の課題解決策を提案する「高校生議会」がこのほど、町議会議場で開かれた。交通事故防止のため小中高生が身に着けたくなるデザインの反射材製作を求め、町は実現に前向きな姿勢を示した。  1~3年生8人が登壇した。観光振興と移動利便性向上を目的としたロープウエー設置、人口増加を目指した若者向け商業施設誘致や夜市開催などを発案した。  2年の込山千尋さんらは、夜間の交通事故を減らすには反射材の使用率を高めることが有効だと指摘した。小山高で反射材のデザインコンクールを開催し、優勝作品を製品にして配布してほしいと提言した。町の担当部長は「身に着けたくなる反射材があれば普及啓発促進に大き

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  • 学生や教員ら 広野海岸を清掃 静岡・鈴木学園

     静岡県内で専門学校を運営する学校法人鈴木学園は19日、学生と教職員による海岸清掃活動を静岡市駿河区の広野海岸で行った。SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みの一環で、同市の中央医療健康大学校など5校の約70人が参加した。  地元ボランティアグループ「広野海岸ビーチクリーン」との共同事業。主宰の押尾亜哉さん(51)と小野田由美子さん(56)が案内役を務め、河口が近い安倍川から流れ着いたペットボトルやプラスチックごみが多い現状を説明した。  海岸線を約1キロにわたって移動しながら、1時間ほどで45リットル袋に約30袋分を回収した。富士メカニック専門学校(小山町)1年の片岡拓海さんは「ごみの種

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  • 小山町須走地区 江戸時代は「富士講」拠点、自衛隊の街として活気

     富士山の東麓に位置する小山町須走地区。江戸時代には信仰の対象として登山する「富士講」の拠点となり、大いににぎわった。当時、登山の世話をしたのが「御師(おし)」と呼ばれる人々。宿舎や食事の提供だけでなく、道具の準備や馬の手配まで担う、いわばトータルコーディネーターだった。子孫は現在も旅館を営み、変わらぬ「おもてなしの心」で人々を迎えている。   御師(おし)の心宿す旅館 登山者支えた「おもてなし」今も    「ただいま」「お帰り」―。登山道の起点、冨士浅間神社近くの旅館「大申学(だいしんがく)」に常連客との掛け合いが響く。鎌倉時代から続き、須走の御師の草分けとされる。19

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  • 「紅葉祭」楽しむ 小山町・冨士浅間神社

     世界遺産富士山の構成資産、冨士浅間神社(小山町須走)でこのほど、紅葉祭が開かれた。  紅葉が見ごろとなった境内でパントマイムのステージや最大20本の「うまい棒」が当たる巨大棒みくじ抽選会などが行われた。  各所に隠されたキーワードを探すポイントラリーもあり、訪れた人たちはゆっくりと散策して秋のひとときを楽しんだ。

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  • 須走に初の福祉避難所 小山町「インマヌエル」指定へ

     小山町は、災害時に高齢者や障害者ら要配慮者の避難所になる「福祉避難所」に、同町須走の障害者支援施設「インマヌエル」を指定すると決めた。14日、施設を運営する社会福祉法人婦人の園(高橋頼太理事長)と協定を結んだ。  須走地区の福祉避難所確保は初めて。町内5地区全てで福祉避難所の開設が可能になった。  インマヌエルは災害時や災害発生の恐れが生じた場合、最大50人程度の避難者の受け入れが可能という。来年3月に改定する地域防災計画に盛り込み、正式に指定となる。  町役場で協定締結式を開き、高橋理事長と池谷晴一町長が協定書に押印した。高橋理事長は「福祉ニーズのある方々に対し、普段からできる準備を一生懸

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  • 優良従業員を表彰 小山町商工会

     小山町商工会はこのほど、会員事業所に長年勤務して産業発展に貢献した優良従業員49人を表彰した。  町総合文化会館で表彰式を開き、小野寛幸会長が出席者に表彰状を手渡した。勤続25年以上の受賞者には町から感謝状が贈られた。  小野会長は「今後も職場の模範となり、高い志を持って自己研さんに努めてほしい」と呼びかけた。  主な受賞者は次の通り。  勤続30年以上 川口茂樹(トップ)▽25年以上 芹沢雅貴(アイバイツ)後藤豊子(渋谷木工所)野口直人(トップ)▽20年以上 藤曲洋子(アイバイツ)中島礼子(須走給食)▽15年以上 安達加代(ふじおやま)勝間田知世(丸善食品富士小山工場)加藤健、梶富美江(ヤ

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  • ブレーキ不能 同業者「同じ経験」 2速が基本、技術不足指摘も 小山バス横転事故1カ月

     小山町の県道(通称ふじあざみライン)で観光バスが横転し1人が死亡、27人が重軽傷を負った事故は13日、発生から1カ月を迎える。現場は富士山5合目と麓を結ぶ道路で、急勾配な上に険しいカーブが続く。県警は事故原因についてフットブレーキを使いすぎて利きが悪くなる「フェード現象」が考えられると説明。過去に同じ現象を経験した地元ドライバーもいて、運送事業者らは事故を受けて、安全対策を強化している。  ふじあざみラインは全長約12キロで高低差が1160メートルに及ぶ「全国的に見ても珍しい道路」(県内のバス会社)。タクシー運転手歴40年の男性はかつてマイクロバスで走行中、フットブレーキが利かなくなったと振

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  • バイパス4車線化促進 国交政務官に要望 御殿場市長ら

     御殿場市や小山町など静岡、山梨両県の6市町村でつくる東名・中央連絡道路建設促進期成同盟は10日、国道138号須走道路・御殿場バイパス西区間と東富士五湖道路の一体での4車線化促進を国に要望した。会長の勝又正美御殿場市長らが、国土交通省に西田昭二政務官を訪ねた。  富士山麓地域の観光や産業の活性化、防災の観点から重要性を指摘。4車線化などの機能強化の早期実現により「広域的なストック効果が発現できる」と訴えた。道路予算確保や富士山の景観に配慮した整備も求めた。  勝又市長は面会後の取材に「観光の車の数が増えている。(西田氏から)前向きな回答があったので、期待している」と述べた。  自民党の細野豪志

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  • 来春の静岡県議選 高橋氏出馬へ 御殿場市・小山町選挙区

     御殿場市議の高橋靖銘氏(49)=同市川島田=は9日までに、任期満了に伴う来春の県議選に同市・小山町選挙区(定数2)から無所属で立候補する意向を固めた。  高橋氏は取材に対し「環境に関する取り組みと経済活性化を同時に推し進め、北駿地域の人口増加につなげたい。市議の経験を生かして県とのパイプ役を果たす」と述べた。スポーツツーリズム推進や教育環境の充実にも注力する考えを示した。  御殿場市出身、中央大卒。建設会社や保険会社の社員を経て、2016年の市議選で初当選し、現在2期目。

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  • モータースポーツの「森」花火が彩る 小山・富士スピードウェイ

     花火とモータースポーツを楽しむ「FUJI MOTORSPORTS FOREST Fireworks by 富士山花火」が5日、小山町の富士スピードウェイ(SW)で開かれた。  藤枝市の花火業者「イケブン」など3社が約1万発を打ち上げた。宇宙をテーマにしたプログラムで、月やブラックホールをイメージした大輪が夜空を彩った。打ち上がる花火の中を時速200キロを超えるスピードで駆け抜ける車も披露し、約6000人の来場者を魅了した。  花火業者や伝統文化継承に取り組む団体で作る実行委員会が、トヨタ自動車によるモータースポーツ文化の体験エリア「富士モータースポーツフォレスト」と連携して企画した。日中には

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  • 小山町 川野選手(競歩)に第1号スポーツ特別賞 世界陸上で銀

     小山町は3日までに、7月の世界陸上男子35キロ競歩で銀メダルを獲得した同町出身の川野将虎選手(24)に町スポーツ特別賞を贈った。2021年3月に制定した町スポーツ振興条例に基づく初めての顕彰。  町内に本社を置く「EN(エン)ボード」が手掛けたパーティクルボードにレーザープリントした顕彰状と町内産の御殿場コシヒカリを、町の担当職員が埼玉県内の練習拠点に届けた。  川野選手は「第1号で受賞でき大変うれしい。今後とも少しでも元気と勇気を与える姿をお見せできるよう取り組む」とコメントした。2023年世界陸上や24年パリ五輪に向けて練習を続けているという。町スポーツ特別賞は五輪・パラリンピックや世界

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  • 小山バス事故 制御不能1キロ以上「ジェイクブレーキ」利かず 運転手釈放、在宅捜査ヘ

     小山町須走の県道で観光バスが横転し乗客の女性1人が死亡、27人が重軽傷を負った事故で、制御不能に陥った状態のバスが走行した区間は1キロ以上に及ぶことが2日、関係者への取材で分かった。バスには「ジェイクブレーキ」という補助ブレーキシステムも搭載され、運転手が作動を試み続けたが、下り坂で加速する中、速度を抑制できなかったとみられる。  静岡地検沼津支部は同日、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで送検された運転手の男性(26)=埼玉県飯能市=を処分保留で釈放した。今後は在宅で捜査を続ける。  バスは10月13日午前11時40分ごろ出発。約10分後、約5・5キロ先の右カーブを曲がりきれず、道路左

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  • 金太郎像 にっこり登場 小山町の足柄駅前広場

     小山町で誕生したとされ、町のシンボルになっている金太郎の像が、同町竹之下の足柄駅前広場に完成した。相棒の熊の隣に座り、にっこり笑う姿。除幕式が1日開かれ、設置実行委員会の鈴木重利会長は「観光客に金太郎を知っていただくランドマークになり、住民の誇りになることを願う」とあいさつした。  硬質型発泡スチロール製で、金太郎は台座を含め高さ1・8メートル。熊は10センチ高い。原画を考案した小山高美術部3年の貝瀬美穂さんと芹沢玲音さんは除幕式で「金太郎は勇ましく力強いイメージが強い。今回は優しい一面を表す像にした」と説明した。  設置場所は金太郎ゆかりの足柄山の麓。近くにあった金太郎像が駅舎建て替えに伴

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  • 家康に思いはせ 磐田市見付地区、幻の城「城之崎城」

     磐田市のJR磐田駅から北東へ約2キロ。市街地に程近い見付地区の丘の上に磐田城山球場がある。その名が示すように、そこはかつて、徳川家康が居城にしようとした「城之崎城」の築造地だった。築城開始からわずか1年で家康は引馬城(後の浜松城)に拠点を移し、城之崎城は未完成のまま放棄された。もし完成していたら―。地元の歴史愛好家らは親しみを込めて「幻の城」と呼び、当時に思いをはせている。   戦国遺構、球児熱戦の舞台に    家康は1560年の桶狭間の戦いで、今川義元が織田信長に討たれたのを機に独立。家康はその後、遠江に進出し、義元の跡目を継いだ氏真が籠城する掛川城に攻め込んだ。20

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  • 横転バス 1分超制御不能 小山事故、直前速度は90キロ

     小山町須走の県道で観光バスが横転し乗客の女性1人が死亡、27人が重軽傷を負った事故で、バスは1分以上もの間、制御不能な状態を続けたとみられることが2日、関係者への取材で分かった。静岡県警は同日、横転直前のバスは制限速度(時速30キロ)の3倍に当たる約90キロまで加速していたことを明らかにし、事故原因について「フェード現象が考えられる」と説明した。  関係者によると、制御不能に陥った1分以上の間、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで送検された運転手の男(26)=埼玉県飯能市=はエンジンブレーキや補助ブレーキなどで車体の制御と減速を試みたが、十分な効果を得られなかったとみられる。サイドブレー

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  • 小山町長「観光面、風評被害気がかり」 バス事故原因特定を期待

     小山町の県道で観光バスが横転し乗客の女性が死亡した事故を受け、同町の池谷晴一町長は28日の定例記者会見で「観光面の風評被害が気がかり。早く事故原因を特定していただき、風評が広がらないようにお願いしたい」と述べた。  事故現場の「ふじあざみライン」がつながる富士山須走口5合目は有力な観光資源で、バスツアーの目的地になっている。町観光スポーツ交流課によると、事故を起こしたバスと同じ主催者のツアーは行われていないが、他のツアーは予定通り実施されている。  池谷町長は事故後、道路を管理する県沼津土木事務所に赴き、急カーブの拡幅を要望したと明らかにした。同様の要望は長年続けているという。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 富士山フォトコンテストで最優秀賞に選ばれた 稲朋和さん(小山町)

     静岡中央銀行(沼津市)が主催したコンテストで、応募者207人、総数608点の中から最高賞に輝いた。雪化粧した富士山と、手前に雪をかぶった樹木が「白いじゅうたん」のように広がる静寂とした風景を写した受賞作「春雪の朝」は、同銀行の2023年カレンダーに採用される。会社員。45歳。  ―撮影時の様子は。  「よく晴れた3月下旬の早朝、裾野市の水ケ塚公園で撮影した。ライブカメラで富士山がくっきりと見えるのを確認してから出掛けたが、雪道だったのでたどり着くのが大変だった。最初は公園の駐車場で撮影していたが、高台に展望台があることが分かり、雪の中を移動した」  ―応募した理由は。  「勤務先の会社に飾っ

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  • 兄を殺害未遂 男に有罪判決 地裁沼津支部

     同居する兄を包丁で刺して殺害しようとしたとして、殺人未遂の罪に問われた小山町、無職の男(34)の裁判員裁判判決公判で、静岡地裁沼津支部は25日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役5年)を言い渡した。  弁護側は、精神障害の影響で心神耗弱状態だったと主張していたが、野沢晃一裁判長は犯行時の行動や動機を踏まえ「心神耗弱状態にはなかった」と退けた。  判決理由で野沢裁判長は、心臓を狙い包丁で深さ13~14センチほど刺した行為は「強固な殺意に基づく危険性の高い犯行」と指摘。一方で「心神耗弱には至らずとも責任能力の低下は認められる。治療や更生に向け医療機関や家族の援助が見込める」など執行猶予の理由を挙げ

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  • 小山町須走の山中に白骨化遺体 性別、年齢など不明

     22日午前7時15分ごろ、小山町須走の山中に白骨化した遺体があるのを、キノコ狩りをしていた人が見つけた。御殿場署によると、遺体の性別、年齢などは不明。紺色の長袖と長ズボンを着用していた。同署が身元を調べている。

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  • 小山バス事故 出発直後は高速ギア 変速せず「フット」多用か

     小山町須走の県道で観光バスが横転し乗客の女性が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで送検された運転手の男(26)=埼玉県飯能市美杉台=が富士山須走口5合目から出発直後の一定区間、ギアを高速に入れていたとみられることが21日、関係者への取材で分かった。県警は、ギアを高速にしたまま下り坂でフットブレーキを多用したことが制御不能につながった可能性があるとみて運転操作の経過を調べている。  容疑者はエンジンブレーキを使って減速を試みたとされる。関係者によると、事故後のバスのギアはエンジンブレーキが利かないニュートラルの状態になっていた。容疑者が低速ギアに変更を試みたもののエンジンの

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  • 21カ所に妖精「ゴブリン」出現 小山町成美地区で芸術イベント

     小山町成美地区の中心部のあちこちに芸術作品を展示し、回遊してもらうイベント「アートウオークおやま」が22日始まる。21日までに作品の展示作業がほぼ終わった。主催する官民組織、町まちなか空間活性化協議会は「魅力的な店、地域を盛り上げようとする人の姿を見てほしい」と呼びかけている。  落合、音渕、駅前通りの各商店街と周辺の屋内外21カ所に、具現化された妖精「ゴブリン」が“出現”する。決まった姿形はなく、アーティスト小中大地さんが町の雰囲気などから着想を得てデザインした。外壁に目や口を付けて建物全体が顔に見えるゴブリン、商店の看板商品と同じ姿をしたゴブリンに出合える。  豊

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  • 下り坂 フットブレーキ頼りすぎ危険 基本は「低ギア低速」で

     13日に観光バスが横転し乗客の女性1人が死亡、26人が重軽傷を負った事故現場、小山町の静岡県道「通称ふじあざみライン」は急勾配でカーブが続く難路。バスは下り坂のカーブを曲がりきれず、左側ののり面に乗り上げて横転した。専門家は「下り坂の運転は、フットブレーキに頼りすぎると危険」と警鐘を鳴らす。  富士山須走口5合目と東富士五湖道路の須走インターチェンジ付近を結ぶふじあざみラインは全長約12キロ、高低差は1160メートル。平均勾配は約10%、最大勾配は22%に及ぶ。御殿場署によると、直近10年に今回を含めて8件の人身事故が発生した。  比較的長い下り坂の後に大きくカーブする事故現場は「最大の難所

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  • 重傷者は右側座席に集中 近く現場検証 小山バス事故

     小山町須走の静岡県道で観光バスが横転して乗客の女性が死亡、26人が重軽傷を負った事故で、重傷者8人のうち7人が、横転時に地面に接触した車両右側の座席に座っていたことが20日、関係者への取材で分かった。県警は事故原因を特定するため、来週にも運転手の立ち会いの下、事故現場の検証を実施する。  制御不能になったバスは、制限速度(30キロ)の2倍以上の速さで少なくとも数百メートル走行し続け、右カーブを曲がりきれずに車体の右側を下にして横転した。死亡した女性も右側に乗っていた。県警は車体右側の衝撃が大きかったとみて、当時の状況を調べている。  現場検証では、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで送検

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  • 富士山観光「負のイメージ」懸念 小山バス事故1週間 紅葉シーズンに影響

     小山町須走の県道でツアー中の観光バスが横転し、乗客1人が死亡、26人が重軽傷を負った事故は20日、発生から1週間を迎えた。現場は国内有数の観光資源、富士山の麓。観光需要喚起策の全国旅行支援が始まったばかりでの惨事に、新型コロナウイルス禍の影響で落ち込んだ団体客の回復を期待していた観光関係者は、誘客への影響を懸念している。  「事故の影響はないと信じたい」。富士山須走口の山小屋関係者の1人は慎重な口ぶりだった。「一切話したくない」とする関係者もいた。事故後、ツアーキャンセルなどの影響が出ているという。  事故現場は富士山須走口5合目と麓を結ぶ通称・ふじあざみライン。富士山の登山ルートは既に閉鎖

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  • 世界お茶まつり開幕 茶の魅力多面的に 23日まで静岡・グランシップ 

    画像タップで拡大  3年に1度開かれる世界最大級のお茶の祭典「世界お茶まつり2022秋の祭典」(県など実行委主催)が20~23日、静岡市駿河区のグランシップで開かれる。新型コロナウイルス禍やリーフ茶の消費低迷など茶業にとっての逆境が続く中、参加事業者は消費者目線で新たな楽しみ方を伝える。各国の喫茶風景紹介など学術・文化面でも連日行事が展開され、多面的に茶の魅力に触れる機会となりそうだ。     外国人旅行者へ発信 コロナ対策講じ準備 「ティーツーリズム」回復期待 さまざまな茶を試飲して違いを楽しむ外国人観光客=10月上旬、島田市道悦のカネイ一言製茶(写真部

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  • フェード現象の跡を確認 小山町バス事故 車内で複数の警告音

     小山町須走の県道で観光バスが横転して乗客の女性が死亡した事故を受け、静岡県警などが行った事故車両の検証で、ブレーキシステムに焦げたような跡が残り、変色していたことが19日、関係者への取材で分かった。県警はフットブレーキの多用などで高熱になり、ブレーキ機能が低下する「フェード現象」が起きた可能性が高いとみて、原因の特定作業を進める。制御不能に陥ったバスの車内で鳴った警告音は複数だったことも確認され、県警は運転手が試みた各種ブレーキ操作などとの関連性を慎重に調べている。  バスのブレーキは「ドラム式」と呼ばれるシステムで、フットブレーキを踏むたびに摩擦でブレーキが利く。急な下り坂で多用したことで

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  • 兄を殺害未遂 懲役5年求刑 地裁沼津支部公判

     同居する兄を包丁で刺して殺害しようとしたとして、殺人未遂の罪に問われた小山町、無職の男(34)の裁判員裁判論告求刑公判が19日、静岡地裁沼津支部(野沢晃一裁判長)で開かれ、検察側は懲役5年を求刑した。  被告には精神障害があり、争点は責任能力の程度。論告で検察側は、被告が事件の5年ほど前から包丁を購入し、兄を殺害する準備をしていたなどとし「殺人が悪いこととは常識的に分かり、思いとどまる能力は十分にあった」と指摘し、完全責任能力があったと主張した。  弁護側は「心神耗弱状態だった。反省し、兄に謝罪文を渡している」として懲役3年、執行猶予5年の判決が相当と訴えた。  起訴状などによると、被告は2

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  • 制限速度2倍超で走行か 小山バス事故、制御不能で数百メートル

     小山町須走の県道で観光バスが横転し、乗客の女性が死亡した事故で、制御不能に陥ったバスは制限速度(30キロ)の2倍以上の速さで、少なくとも数百メートル走行し続けたとみられることが18日、関係者への取材で分かった。静岡県警は同日午後も車両の検証を御殿場市の自動車メーカー工場で続け、各種ブレーキを中心に異常の有無などを調べた。今後行う現場検証や専門家からの意見も踏まえて原因を特定する。  バスはフットブレーキを下り坂で多用したことで利きが悪くなり、中央線からはみ出すなどしながら、制限速度を大幅に上回って走行。自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで送検された運転手の男(26)=埼玉県飯能市美杉台=

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  • 横転前、バス内で警告音か 小山の事故、ブレーキ関連捜査

     小山町須走の県道で観光バスが横転し、乗客の女性が死亡した事故で、制御不能に陥った車内で何らかの警告音が鳴っていたとみられることが18日、関係者への取材で分かった。静岡県警は事故原因の一つとして、「エアブレーキ」のタンク内の空気圧などが低下し、ブレーキの利きが悪くなった可能性もあるとみている。ドライブレコーダーなどの解析や乗客乗員への聴取を進め、警告音が空気圧低下と関連があるかどうかを慎重に調べる。  フットブレーキを下り坂で多用したことで利きが悪くなり、制御不能となったバスが中央線からはみ出すなどしながら高速で走行したとみられる。自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで送検された運転手の男(

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  • 小山バス事故 添乗員が座席ベルト着用再度促す 走行中異変後に

     小山町須走の県道で観光バスが横転し、乗客の女性が死亡した事故で、添乗員が高速走行中の車内でシートベルトの着用を呼びかけていたことが17日、関係者への取材で分かった。事故の約10分前の出発時にも着用を求めるアナウンスをし、乗客の大半は横転時にシートベルトをしていたとみられる。着用が徹底されていなかったら、さらなる惨事になった可能性があった。  フットブレーキを下り坂で多用したことで利きが悪くなり、運転手の男(26)=埼玉県飯能市美杉台=が「ブレーキが利かない」と話すなどの異変が起きた後、添乗員はシートベルト着用の徹底を改めて促したとみられる。静岡県警はバスが制御不能になった状況で万一の事態に備

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  • 兄殺人未遂の男 起訴内容認める 静岡地裁沼津支部初公判

     同居する兄を包丁で刺して殺害しようとしたとして、殺人未遂の罪に問われた小山町、無職の男(34)の裁判員裁判初公判が17日、静岡地裁沼津支部(野沢晃一裁判長)で開かれ、被告は起訴内容を認めた。  検察側は冒頭陳述で、日ごろから兄の生活音や言動に不満を募らせ、事件当時は食べていた飲食物のにおいを指摘され「悪態をつかれたことに立腹した」と動機を説明した。弁護側は「精神障害の影響で心神耗弱状態だった」として執行猶予付き判決を求めた。  起訴状などによると、被告は2021年9月6日午後10時ごろ、自宅で兄=当時(36)=の左脇腹を、殺意を持って包丁で刺し、約23日間のけがを負わせたとされる。

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  • 車両の検証、18日実施 不良箇所や操作を調査 小山バス事故

     小山町須走の県道で観光バスが横転し、乗客の女性が死亡した事故で、静岡県警は17日、事故車両の検証を18日に御殿場市内で実施すると発表した。損傷状態や不良箇所の有無に加え、専門家らの立ち会いの下、運転手の操作が適切だったかどうかなどを調べるとみられる。  県警は事故原因について、長い下り坂でフットブレーキを多用したことによる「フェード現象」の発生に加え、「エアブレーキ」のタンク内の空気圧などが低下しブレーキの利きが悪くなった可能性もあるとみている。検証ではドライブレコーダーなどを見てブレーキの詳細や事故に至るまでの運転操作、当時の車内状況も調べ、原因の特定を急ぐ。  事故は13日午前11時50

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  • 排気ブレーキで減速試みる 運転手、エンジンブレーキも タイヤ痕400メートル前から 小山バス事故

     小山町須走の県道で観光バスが横転し、乗客の女性が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで御殿場署に現行犯逮捕された運転手の男(26)=埼玉県飯能市美杉台5丁目=が高速で走行するバスを手動で制御するため、エンジンブレーキと補助ブレーキ(排気ブレーキ)の作動を試みていたことが15日、関係者への取材で分かった。  フットブレーキを下り坂で多用したことで利きが悪くなり、容疑者が「ブレーキが利かない」と話した直後、二つのブレーキを使って減速を試みたとみられる。  排気ブレーキは、大型車両に搭載される制動装置。県警は排気ブレーキなどの効果はみられず、高速で数百メートル走行したままカーブに

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  • 現場「二度と見たくない惨事」 小山バス事故、救助隊員振り返る

     地面に打ち付けられた窓ガラスは割れて散乱し、大破した前輪付近から軽油が漏れた。顔から血を流したり、手の痛みを訴えたりしながら搬送を待つ人。小山町須走の県道で観光バスが横転して乗客の女性が死亡し、20人が重軽傷を負った13日の事故。現場で活動したベテラン消防隊員が14日、取材に応じ、「二度と見たくない、ひどい現場。経験した中で一、二を争う惨事だった」と語った。  「バス横転、要救助者多数」。警察からの一報を受け、重大事案を意味する「非常救急」として出動指令が出された。「重症者はどれくらいか」。不安を抱えながら現場に急行した。  発生から約30分後に到着。先着隊が活動中で、既に多くの乗客らが車外

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  • 横転前、直線から制御不能? 小山バス事故、中央線越え高速走行か

     小山町須走の県道で13日に観光バスが横転して乗客の女性が死亡した事故で、バスは横転現場手前の直線道路100メートル以上を、中央線からはみ出すなどしながら高速で走行し続けていたとみられることが14日、関係者への取材で分かった。御殿場署に自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕されたバス運転手の男(26)=埼玉県飯能市美杉台5丁目=が制御不能を回避できないまま、その後のカーブを曲がりきれずにのり面に乗り上げて横転した可能性がある。  カーブ直後の横転現場付近で確認された事故車両によるものとみられるタイヤ痕は、加速した状態で曲がり、車両が横滑り状態になったために残った可能性がある。関係者

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  • 社説(10月15日)観光バス横転 安全最優先の徹底図れ

     楽しいバス旅行が一瞬で暗転してしまった。富士山須走口5合目につながる小山町の「ふじあざみライン」で観光バスが横転、乗客の70代女性1人が死亡した。乗員も含めて残る35人全員も重軽傷を負う惨事となってしまった。  政府が進める観光振興策「全国旅行支援」がスタートしたばかりで、列島中が沸き立っている。この2年半余、新型コロナウイルス感染症のために事業者は営業を縮小し、利用者は旅行を我慢してきた。観光再生に向けた動きが盛り上がるのは結構なことだが、だからこそ事業者は安全運転や運行管理の重要性を確認し、安全が最優先であることを徹底すべきだ。  観光バスに乗っていたのは旅行大手が募集した日帰りツアー客

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  • 運行会社を家宅捜索 小山町の観光バス横転事故 整備環境など調査

     小山町須走の県道での観光バス横転事故で、静岡県警は14日、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで、埼玉県飯能市のバス運行会社を家宅捜索した。バスの運行状況や整備環境、運転手の勤務実態などを調べる。  県警の捜査車両が午前9時ごろ、本社社屋とバス置き場に到着。捜査員約20人が捜索を始めた。  御殿場署は13日、同社に所属する運転手を自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕している。  観光ツアーを主催した旅行会社によると、運転手が横転直前に「ブレーキが利かない」と言うのを乗務員が聞いた。バス運行会社によると、事故当日の点検でバスに異常はなく、運転手も健康チェックで問題はなかったとい

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  • ブレーキ繰り返し踏む 横転直前の運転手 小山町のバス死傷事故

     小山町須走の県道で観光バスが横転して乗客の女性が死亡し、残る35人全員が重軽傷を負った13日の事故で、御殿場署に自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕されたバス運転手の男(26)=埼玉県飯能市=が事故直前の下り坂などで、フットブレーキのペダルを繰り返し踏んで車両の制御を試みていたとみられることが14日、関係者への取材で分かった。  容疑者は運転中、「ブレーキが利かない」と添乗員に話していたことが判明している。静岡県警は下り坂でフットブレーキを多用したことがブレーキの効きに影響を与えたことも視野に、事故原因を慎重に調べる。  県警は主な原因として、長い下り坂でフットブレーキを多用し

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  • 安全運行の徹底 国交相、全国のバス事業者に通知 小山のバス事故受け

     斉藤鉄夫国土交通相は14日の閣議後会見で、小山町須走の県道での観光バス横転事故を受け、全国のバス事業者に対して安全運行に万全を期すよう通知を出したことを明らかにした。「国交省として速やかに事実確認と原因究明を進め、このような悲惨な事故が二度と起きないよう、万全の対策を講じていきたい」と述べた。  通知では運転者の健康管理や車両の安全管理などの再確認を求めたという。国交省は13日の事故発生直後に対策本部を設置し、運行していた美杉観光バスへの特別監査などを実施した。斉藤氏は同社に法令違反がなかったかどうかも調べるとし「国民が安心してバスを使っていただく体制になるよう、全力を挙げて対応したい」と強

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  • 痕跡を確認 ふじあざみラインで捜査続く 小山町のバス横転事故

     小山町須走で観光バスが横転し1人が死亡、35人が重軽傷を負った事故から一夜明けた14日、現場になった県道「ふじあざみライン(足柄停車場富士公園線)」では県警の捜査が続いた。  捜査員が道路の痕跡を入念に確認した。3Dカメラを使い、付近の道路形状をチェックした。  ふじあざみラインは、標高約2千メートルの富士山須走口5合目と、麓の須走インターチェンジ付近を結ぶ全長約12キロ。カーブが続く片側1車線で、5合目を出発すると、高低差1160メートル、平均勾配約10%の急坂を一気に下る。  バスは麓方面に走行中、左側ののり面に乗り上げ、道路をふさぐ形で横転したとみられる。

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  • 小山町で観光バス横転 1人死亡、35人重軽傷 逮捕の運転手「ブレーキ利かない」

     13日午前11時50分ごろ、小山町須走の県道足柄停車場富士公園線(通称・ふじあざみライン)で観光バスが横転した。バスには運転手と乗務員各1人、乗客34人の計36人が乗車。乗っていたツアー参加者の無職女性(74)=埼玉県入間市東町5丁目=が死亡し、残る35人全員が重軽傷を負った。御殿場署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、バス運転手の埼玉県飯能市の男(26)を現行犯逮捕した。  同署によると、容疑者は「事故を起こしたのは間違いない」と容疑を認めている。バスは下り坂のカーブを過ぎた後、県道左側ののり面に乗り上げ、道路をふさぐ形で右側を下に横転したとみられる。亡くなった女性はバス右側の座席

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  • 会社社長「深くおわび」 小山町のバス横転事故 運転手、今回コースは初

     小山町須走の県道(通称・ふじあざみライン)での観光バス横転事故で、ツアーを企画実施した大手旅行会社(東京都新宿区)の社長と委託を受けて運行をしていた運行会社(埼玉県飯能市)の社長が13日、東京都内で記者会見した。両社長はツアー参加者や遺族ら関係者に対して「誠に申し訳なく、深くおわびする」と謝罪して頭を下げた。  両社によると、バスは2017年に初年度登録された。12日も運行したが問題はなく、13日朝の点検でも異常は確認されなかった。ドライブレコーダーが搭載されていたが、映像の確認はできていない。  運転手の男(26)=自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕=はトラック運行会社など

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  • 秋の富士山観光暗転 下りカーブ続く現場 小山町のバス横転事故

     バスは多くの乗客を乗せたまま道路をふさぐように倒れ、タイヤの周辺は大破し、乗り上げたとみられる道路脇ののり面は大きく削られた。小山町須走の県道で13日、首都圏から訪れた観光バスが横転し、乗客の女性1人が死亡、35人が重軽傷を負った事故。全国旅行支援が始まり、秋の富士山を楽しむはずのツアーは一瞬にして暗転した。  中等症と軽傷の26人が搬送された陸上自衛隊富士駐屯地内の自衛隊富士病院。事故の後、救急車両が次々と到着した。隊員によると、これほど多くの患者が一度に搬送されたのは初めてだという。普段は空きが目立つ病院前の駐車場は関係車両で埋まった。  中等症と診断された女性1人がそのまま入院し、軽傷

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  • 記者コラム「清流」 悪い知らせも地域のために

     「悪いことばかり書いている」と言われたことがある。一時期連続した行政の不手際をその都度取り上げた結果、そのような印象を与えてしまったようだ。  記者は御殿場市民の一人。取材エリアである同市と小山町で公私ともほとんどの時間を過ごす。わが町の暗部を記事にする時はいつも、わが身を切り裂くような心苦しさを覚える。  それでも、多くの人が課題に目を向けて解決や再発防止の取り組みが進めば地域の将来のためになると信じて書く。悪意や、何かを陥れる意図は断じてない。  「いい話題ないですか」が口癖だと思っている。前向きな記事は書く側も楽しい。「この地域に住んで良かった」と思ってもらえる記事をたくさん書きたい。

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  • 小山町長選出馬 込山氏が正式表明

     元小山町長の込山正秀氏(74)は13日、町内で記者会見し、任期満了に伴う来春の町長選に立候補すると正式に表明した。  「2023小山町再稼働」をキャッチフレーズに掲げ、まちづくりや観光振興施策など町長在任中に計画、着手しながら未完成の事業を進めると強調。「静岡県で一番元気のいい町にしたい」と述べた。スピード感のある行政運営や財政の立て直しも訴えた。前回選で敗れた直後に再挑戦を決めたと明かした。込山氏は町議、県議を経て2011年の町長選で初当選して2期務め、19年の町長選で敗れた。来春の町長選には現職の池谷晴一氏(72)も出馬を表明している。

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  • 小山町で観光バス横転 乗客1人心肺停止、重傷者複数 20代運転手を現行犯逮捕

     13日午前11時50分ごろ、小山町須走の県道で観光バスが横転した。36人が乗っていて、県警や消防によると乗客の女性1人が心肺停止、3人が重傷という。御殿場署は自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで運転手の男(26)=埼玉県=を現行犯逮捕した。  けが人は静岡と神奈川両県の病院にドクターヘリなどで搬送された。県警や消防が状況を調べている。  県警や消防によると、乗客は60歳以上の高齢者が中心の団体ツアー客とみられる。32人は歩行可能という。  現場は県道足柄停車場富士公園線(通称ふじあざみライン)の上り車線5・9キロポスト付近で、下り坂。

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  • 巨大カボチャ、名物に 資源生かし郷土盛り上げ 小山・明倫地区

     小山町の明倫地域まちづくり推進協議会が、資源を生かした地域づくりに意欲的に取り組んでいる。毎年栽培し教育施設などに配布するジャンボカボチャは名物になった。顧問の保坂進さん(82)は「自然豊かで子育てに適した地域。活動を通じて多くの人に知り、住んでもらいたい」と話す。  各地区の特色に合わせたまちづくりをする町の方針を受け、2015年に前身組織が活動をスタート。「谷戸山にいだかれて 水音ひびく やすらぎの郷」をキャッチフレーズに掲げ、谷戸山のハイキングコースやホタルの観賞ポイントを設定し、イベントを開く。  ジャンボカボチャ栽培は5年以上前、話題づくりを目的に始めた。会員がポットに種を植え、一

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  • 飲料製造工場を公開 丸善食品工業 小山で感謝祭

     小山町に生産拠点を置く丸善食品工業(長野県千曲市)はこのほど、グループ会社の信濃高原食品富士小山工場(同町小山)で感謝祭を開いた。従業員総出で多彩な催しを用意し、軽食を振る舞って地域住民をもてなした。  年間約2千万箱のペットボトル飲料を製造する工場を公開した。来場者は飲み物充塡(じゅうてん)やラベル装着の工程を見学し、その速さに驚きの表情を浮かべた。輪投げやパターゴルフなど従業員手作りのアトラクション、マス釣り体験は子どもたちの人気を集めた。  同工場と丸善食品工業富士小山工場(同町菅沼)は大手飲料メーカーの清涼飲料や自社ブランド「テーブルランド」の飲料水を製造している。

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  • 小山町代表が切磋琢磨 正選手目指し練習開始【市町対抗駅伝】

     静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の小山町チームは9日、代表選手の練習会を町多目的広場で始めた。12月3日の大会に向けて週1回集まり、それぞれの区間距離に合わせたタイムトライアルなどを行う。正選手の座を巡る戦いが激しくなりそうだ。  初日は池谷晴一町長や町議が激励に訪れた。池谷町長は「ここからギアを上げて本番はトップギアで走れるように」と呼びかけた。  選手は1人ずつ決意を述べた。一般男子区間の青山学院大陸上競技部出身の渡辺大地選手(小山町役場)は「本番で100%のパフォーマンスを出せるよう精進したい」と意気込んだ。

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  • 地元アメニティー満載 富士スピードウェイホテル 小山町に開業

     小山町の富士スピードウェイ(SW)に隣接する富士スピードウェイホテルが7日、オープンした。レストランの食材やアメニティーグッズに静岡県産や小山町産を多数採用し、訪れる人に地域の魅力を発信する。  レストランでは小山町特産の金太郎マスやアメーラトマトなどを提供し、県産食材のみを使うメニューも準備。客室には丸七製茶(藤枝市)のティーバッグを備える。温泉に用意するコーヒー牛乳や客室のバスソルトも県内産だ。  トヨタ自動車によるモータースポーツ文化の体験エリア「富士モータースポーツフォレスト」の中核施設。自動車ファンに加え、自然体験やリゾート体験を求める都会の人々をターゲットにする。  運営する日本

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  • 世界の料理レシピ紹介 小山で企画展

     世界各国の料理教室を続けている小山町国際友好協会などは10日まで、各国の料理のレシピを紹介する企画展を同町総合文化会館展示室で開いている。  食を通じて各国の文化を理解しようと2001年に始め、32回を数える教室で取り上げた料理のレシピを紹介している。ベトナムの生春巻きや韓国のチヂミなど22カ国の料理。来場者がスマホで撮影し家庭で役立てられるように、それぞれ複数枚だったレシピを1枚にまとめた。  トルコのお守り「ナザール・ボンジュウ」やベトナムの民族衣装「アオザイ」など各国固有の品々も展示した。

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  • 絵画や書写 力作ずらり 御殿場で児童作品展

     MOA美術館第29回御殿場・小山児童作品展(同館主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が9日まで、御殿場市印野の富士山樹空の森で開かれている。  同市と小山町の児童が手がけた絵画317点と書写172点が並び、一枚一枚から子どもたちの努力を感じ取れる。  最高賞には寺西璃音さん(富士岡小1年)の絵画「どうぶつえんで見たキリンのおやこ」と野口未夢さん(朝日小6年)の書写「情報」が選ばれ、全国展に出品される。  作品展は12月までに静岡県東部11会場で行われ、各地域の児童の作品が展示される。

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  • 小山町役場住所うたうサイトにご注意 フィッシング詐欺のおそれ

     小山町は4日までに、町役場の住所を所在地とうたう通販サイトが見つかったと明らかにした。町は一切関係なく、個人情報を不正に取得する「フィッシング詐欺」の可能性もあるとして注意を呼びかけている。  サイトは「helen store」。店舗情報の所在地が町役場の住所になっている。町が確認したところ、記載されている電話番号やファクス番号も第三者の番号だという。  県外の人から問い合わせがあり、発覚した。

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  • 富士スピードウェイホテル クルマの装飾と魅力随所に 7日オープン

     小山町の富士スピードウェイ隣接地で7日にオープンする富士スピードウェイホテルが3日、報道陣に公開された。トヨタ不動産が所有、経営し、日本ハイアットが運営する。車の部品やレースに関係するアート作品を随所に飾り、モータースポーツの魅力と上質なもてなしを同時に楽しめる施設にしたという。  地上9階、地下1階建てで全120室。いずれもベランダがあり、サーキット側の部屋からは最終コーナーとホームストレートを、反対側の部屋からは富士山を見渡せる。サーキットをかたどったオブジェ、車の模型、エンジンやマフラーを模したアート作品などを館内に展示している。  富士山を望む温泉施設、ジム、屋内プールを備える。レス

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  • 優れた立地、唯一無二の個性 富士SWホテル運営 日本ハイアット・坂村代表取締役一問一答

     富士スピードウェイホテルは、ハイアットのブランド「アンバウンド コレクション」の国内初施設。取材に応じた日本ハイアットの坂村政彦代表取締役(49)は「都会を離れて過ごすには距離的にもアクセス面も便利なロケーション。地域の魅力を幅広く知っていただくお手伝いをしたい」と語った。一問一答は次の通り。  ―ブランドのコンセプトは。  「唯一無二の個性を持ち、独自のストーリーを放つホテルのブランド。ハイアットブランドではなく場所の個性やコンセプトを前面に出す。日本の自然を象徴する富士山と、産業界を代表する企業のトヨタ自動車が融合する富士スピードウェイは唯一無二に合致し、第1号にふさわしい」  ―想定す

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  • 小山町行革審「歳出超過の抑制を」 運営計画の骨子答申

     小山町行財政改革審議会(湯山直文会長)は29日、2023年度からの町長期行財政運営計画の骨子について、「基金からの繰り入れが必要となる歳出超過を抑制し、適正規模の財政運営が求められる」と池谷晴一町長に答申した。  町の事業規模拡大により現状の支出が続けば「基金残高が大きく減少することが推測され、行政サービスの質の維持・向上や町政運営自体の持続可能性に懸念が生じてしまう」と指摘した。  町は答申を基に計画案をまとめ、審議会に諮問する。通常は計画案のみを諮問するが、委員の任期が9月末までのため、骨子について先行して諮問した。  町によると、基金の取り崩し額は2019年度が55億2400万円、20

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  • 芸術鑑賞、商店街でも 10月22日~11月6日、小山でイベント

     地域資源を活用して街中のにぎわいづくりに取り組む官民組織「小山町まちなか空間活性化協議会」は28日、町内で会合を開いた。10~11月に成美地区で初開催するイベント「アートウオークおやま」の内容を正式決定した。豊門公園や商店街の随所に芸術作品を展示し、来場者の回遊を促す。  会期は10月22日~11月6日。メイン会場の豊門公園には、世界10カ国の大学やグループが「共生」をテーマに制作した造形物「アートメダル」を展示する。  落合、音渕、駅前通りの各商店街では、森羅万象に宿る妖精「ゴブリン」を展示する。「ゴブリン博士」のアーティスト小中大地さんが制作した20体以上が店舗や事業所に出現する。ヒント

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  • 台風被災地に飲料水を輸送 御殿場市、小山町

     御殿場市と小山町は29日までに、台風15号の被害を受けた静岡市などにペットボトルの飲料水を送った。職員が現地まで運び、積み降ろし作業に当たった。  御殿場市は備蓄していた2リットルペットボトル720本を、静岡市清水区の静清浄化センターに届けた。  小山町は静岡市役所清水庁舎と川根本町役場にそれぞれ、2リットルペットボトル480本を届けた。指定給水拠点になっている同庁舎では、持ち込んだ町職員が市民に直接手渡した。

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  • デジタルサービス 2日にPRイベント 小山町

     小山町は10月2日午前9時から、デジタルサービスを紹介するイベント「DX(デジタル・トランスフォーメーション)DAY」を豊門公園で開く。  町が運行するデマンドバスの車両を展示し、予約アプリのダウンロードを支援する。行政手続きの場や移動販売車、移動図書館になる多機能車両が登場。マイナンバーカードの申請を受け付け、駄菓子を販売する。  プログラミングに関する講演(午前10時から)、ドローン操縦体験(同11時~正午)もある。  問い合わせは町企画政策課<電0550(76)6133>へ。

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  • クラブ対抗卓球 実力伯仲の熱戦 小山で大会

     小山町クラブ対抗卓球大会(町卓球連盟主催、静岡新聞社・静岡放送後援)がこのほど、町総合体育館で開かれた。一般の部はジョン・マイケル(沼津市)、中学男子の部は御殿場中、中学女子の部は北郷中(小山町)が優勝した。  3部門に15チーム99人が出場した。シングルス4戦とダブルス1戦のうち3戦先勝すれば勝利となる方式で行った。実力が伯仲し、終盤までもつれる試合が多かった。  3年ぶりの開催。一般の部は駿東地区、中学生の部は小山町と御殿場市のチームに限った。  各部門の準優勝は次の通り。  一般 御殿場西高▽中学男子 御殿場西中▽中学女子 御殿場中

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  • 小山町デマンドバス利用増 予約アプリ、利便性向上へ検討

     予約に応じて運行する小山町の乗り合いバス「デマンドバス」の利用者が増えている。御殿場市を含めて286カ所のバス停から乗降場所を選べるのが特徴で、4~8月の利用者は前年同期の1・5倍近くになった。予約が取りにくいとの声も上がり、町は利便性を高めるため予約アプリのバージョンアップを検討している。  町によると、4~8月の利用者(速報値)は5904人と前年同期から1922人増えた。新型コロナウイルスワクチン接種会場の送迎で初めて乗った人が、その後も利用しているとみられる。御殿場市内の高校近くにバス停を新設したのも一定の効果を生んだ。  利用者の少ない路線バスの代替として2020年に導入した。14人

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  • 初任科卒業式 87人第一線へ 県警察学校

     静岡県警は26日、初任科短期課程の卒業式を藤枝市の県警察学校で行った。4月に採用され、半年間の課程を修了した87人が辞令を受け、警察官としての一歩を踏み出した。  卒業証書の授与や成績優秀者の表彰後、畠山雅英警務部長が大原光博本部長の訓示を代読して「組織人としての自覚を持ちそれぞれの職務に専心を。若い力を存分に発揮し、県警を支える人材に育ってほしい」と求めた。  卒業生を代表し、大仁署に配属された前沢利光巡査(34)=小山町出身=が「厳しい訓練を乗り越えた同期とは家族同様の絆で結ばれ一生の宝となった。事件事故に積極的に立ち向かう」と誓った。  卒業生は約3カ月間交番勤務を中心に職場実習に臨み

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  • 税の種類、役割は 長泉小で教室

     沼津駿東地区租税教育推進協議会は22日、長泉町立長泉小の6年生を対象にした租税教室を同校で開いた。沼津間税会の会員が講師を務め、児童約160人に税の種類や役割を伝えた。  6年2組の授業では、臼幸産業(小山町)の臼井康晴社長が講師となり、クイズ形式で消費税や自動車税、所得税などさまざまな種類の税金があることを説明した。  児童は税金の役割について解説するアニメも視聴し、道路や公園といった公共施設の整備や消防、警察活動などに使われていることを学んだ。山口剛虎君(11)は「税金を納めるのは嫌だと思っていたけど、必要なものだとわかった。しっかり納めたい」と話した。

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  • トヨタ 安定のワンツー WEC富士で5連覇

     自動車のFIA世界耐久選手権(WEC)第5戦、富士6時間耐久レースがこのほど、小山町の富士スピードウェイ(1周4・563キロ)で開催された。  新型コロナウイルスの影響により、日本での開催は3年ぶり。最高峰のLMHクラスは、トヨタGR010ハイブリッド8号車(セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮)が制し、同7号車(マイク・コンウェイ、小林可夢偉、ホセ・マリア・ロペス)も2位に入ってトヨタが母国開催でワンツーフィニッシュを決めた。  レースはポールポジションの7号車が序盤をリードし、8号車が続いたが、中盤に8号車がトップを奪うと、トヨタがワンツー体制のまま安定した走りを続けて完

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  • 温泉施設「ヘルシーパーク裾野」 10月全面オープン

     裾野市須山の温泉施設「ヘルシーパーク裾野」が10月1日、グランドオープンする。一足早く8月6日に供用を開始した温泉施設に続き、レストラン営業とサウナの本格利用を始める。  グランドオープンに合わせ、同日から入湯税を導入する。12歳以上の市外在住者が対象で、1人150円を徴収する。プール利用と送迎バスサービスは今後も実施しない。  ヘルシーパーク裾野は富士山麓に位置する公設民営施設。前指定管理者の撤退で昨年10月から休館していたが、富士開発(小山町)が新しい指定管理者になって営業を再開した。

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  • オミクロン株対応ワクチン 小山町の接種、10月4日から

     小山町は10月4日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの接種を始める。22日発表した。  4日から町内4医療機関で個別接種を行う。町総合文化会館での集団接種は7日に始める。予約は28日午前9時から、町ワクチン接種予約相談センター<電0550(70)4446>か専用サイトで受け付ける。

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  • 補正予算案など32議案可決、認定 小山町議会閉会

     小山町議会9月定例会は22日、最終本会議を開き、委員会に付託していた2021年度決算認定案や追加提出された22年度一般会計補正予算案など32議案をいずれも原案通り可決、認定して閉会した。  一般会計は新型コロナウイルスのオミクロン株対応ワクチンの接種にかかる経費3500万円を追加した。総額は134億6300万円になった。

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  • 台風14号 小山町で倒木 静岡県内各地で停電、交通乱れも

     台風14号は20日未明、静岡県に最接近した。県内では山間地を中心に雨や風が強まった。小山町で倒木被害が発生し、県内の一部交通機関でも乱れが生じた。  小山町菅沼の町道では、木が倒れて電線にかかった。町民から通報を受けた町は付近を通行止めにした。須走地区でも倒木があり、町道が一時通行止めになった。  静岡地方気象台によると、17日午後7時の降り始めから20日午前5時までの総雨量は伊豆市天城山で273・5ミリ、静岡市井川で239ミリなど。最大瞬間風速は御殿場市で24・4メートル、南伊豆町で20・4メートルなどとなった。  静岡市は葵区井川や梅ケ島など北部に高齢者等避難情報を発表。5世帯7人が避難

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  • ハーレーパレード サーキット駆ける 小山で「ブルスカ」

     国内最大級のモーターサイクルイベント「ブルースカイヘブン2022」(ハーレーダビッドソンジャパン主催)が17、18の両日、小山町の富士スピードウェイで開かれた。  ハーレーダビッドソンの車両を持つ「ハーレーオーナー」をはじめ全国のオートバイ愛好家が集結した。人気アーティストやDJのライブ、最新車両の試乗、キャンプなどを楽しんだ。  ハーレーオーナーによるパレードも行った。約800台のマシンが迫力あるエンジン音を響かせて夕暮れのサーキットを駆け抜けた。

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  • 噴火で埋没の須走 地中の集落、解明へ一歩 小山町生涯学習課課長補佐/金子節郎氏【本音インタビュー】

     1707年の富士山宝永噴火で火山灰に埋まった集落が地中に残るとされる小山町須走地区。町教委による2019年と22年の試掘調査の中心を担い、家屋の柱や什器(じゅうき)などを発見した。調査の成果と今後の展望を聞いた。  -宝永噴火当時の須走の様子は。  「駿河、甲斐、相模の3カ国が交わる交通の要衝として栄えた。富士山須走口登山道の起点でもあり、観光業や宿泊業が盛んだった。冨士浅間神社の門前の本通り両脇に76軒の住宅や旅籠(はたご)が立ち並んでいた。噴火では約390センチの火山灰が積もった。39軒が重みでつぶれ、37軒が焼失した。除去できないほどの降灰量で、火山灰の上に新たな集落が形成されたと伝わ

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  • 社説(9月18日)公共交通の再構築 延命からの発想転換を

     人口減と新型コロナウイルス禍で経営危機に直面している公共交通の立て直しで、静岡県は2023年度末までに持続可能なサービスの全体計画を策定する。公共交通の活性化と再生に関する法改正で自治体に計画の再構築が要請された。地域が自ら、公共交通の将来像を描く取り組みが本格化する。  主軸のバス事業は都市部での収益で赤字を補填[ほてん]する内部補助が常態化している。人流が減るテレワークの普及は交通各社にとって経営のマイナス要因。公的支援に頼る延命策だけでは展望が開けず、地域の発展にも軸足を置く発想の転換が必要だ。住民も多難な局面を理解し、主体的に参画できるよう、計画策定の手続きを工夫したい。  各公共交

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  • 動物モチーフ 紙の立体作品展 小山で遠藤さん

     裁断した紙を使い動物をモチーフにした立体作品を制作する造形作家、遠藤良亮さん(30)=小山町出身=の個展「どうぶつたちのいるところ」が25日まで、同町総合文化会館展示室で開かれている。  細かく切った新聞紙やシュレッダーで裁断した紙にでんぷんのりを混ぜて形成した約30点を展示した。顔を上げ前に進むカバを表現した「躍進」など、動物の性格や考えを思い描きながら仕上げた作品が多い。  遠藤さんは幼少期から動物を題材にした立体作品を作っていた。多摩美術大学院在学中、シュレッダーで裁断した紙は焼却処分されると知り、「もったいない」と材料に採用した。遠くからは石像に見えるが近づくと紙でできていると分かり

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  • 富士山環境美化 官民組織に寄付 静岡新聞社・静岡放送から10万円

     静岡新聞社・静岡放送は14日、富士山の環境美化に取り込む官民組織「富士山をいつまでも美しくする会」に10万円を寄付した。新聞、テレビ、ラジオの3媒体で展開した広告企画「富士山クリーンキャンペーン」の協賛金の一部を充てた。  海野俊也東部総局長が同会会長の池谷晴一小山町長を町役場に訪ね、目録を手渡した。池谷町長は「有効に使わせていただく。世界遺産をしっかり守りたい」と話した。  同会は富士山周辺の県内5市町と企業、団体で構成する。8月の富士山一斉清掃や夏山シーズン中の登山道清掃を続けている。

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  • マシン疾走 放つ輝き モータースポーツ終盤戦【写真特集】

     国内外のモータースポーツはシーズン終盤戦を迎えた。国内有数の規模を誇るサーキット、小山町の富士スピードウェイでは4月から9月にかけて、全日本スーパーフォーミュラ選手権やスーパーGTなど国内レースのほか、世界各国を転戦する世界耐久選手権が開催され、トップドライバーらによる白熱の戦いが繰り広げられた。  スターティンググリッドで見せるドライバーの緊張感やレース後の歓喜の表情に迫り、疾走するマシンが放つ輝きをコースサイドから狙った。 写真特集   スーパーフォーミュラ第2戦決勝、スタートを前にポールポジションのグリッド上で集中を高める野尻智紀選手=4月10日、小山町の富士スピード

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  • 秋の富士山麓 自転車巡り 景色や地元グルメ堪能 御殿場など

     富士山麓の景観と地元グルメを楽しむサイクリングイベント「富士山グルメライド」が10日、御殿場市印野の富士山樹空の森を発着点に開かれた。市内外のサイクリスト約150人が同市と裾野市、小山町を走り、地域の魅力を五感で堪能した。  78キロの健脚コース、64キロのグルメコース、27キロのファミリーコースが設定された。いずれも東京五輪自転車ロードレースのコースをベースにした。富士山の稜線(りょうせん)を一望できる長尾峠などの景勝地を含めた。  参加者は10人程度のグループで走行した。各グループに帯同したガイドライダーから、コース周辺のビューポイントなどを聞いた。コース途中のエイドステーション(補給

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  • 富士山夏山シーズン終了 小山町須走口・冨士浅間神社で閉山式

     富士山の夏山シーズン最終日の10日、須走口登山道の起点となる小山町須走の冨士浅間神社で閉山式(町観光協会主催)が開かれた。今年の須走口は誘客策が奏功し登山者数は昨年より増えたが、新型コロナウイルス禍前の2019年の7割程度にとどまったとみられる。関係者が霊峰に感謝し、来夏の盛況を祈願した。  町の計測によると、7月10日~8月24日の登山者数は1万4293人で、前年同期に比べ5929人増えた。マイカー規制を例年の63日間から48日間に短縮し、規制中に設ける麓の駐車場を無料化したことが効果を発揮したとみている。一方、お盆時期の台風襲来やツアー客の減少が響き、コロナ禍前の19年比は1万90人減だ

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  • 会長に小宮山さん 国際ソロプチミスト御殿場

     国際ソロプチミスト御殿場はこのほど、第37期(9月~2023年8月)の役員を決めた。会長に小宮山敏子さん(御殿場市)が就いた。  他の役員は次の通り。  副会長 小野田由美(御殿場市)▽セクレタリー 渡辺光子(小山町)▽Cセクレタリー 塩川容子(御殿場市)▽トレジャラー 勝俣恵美子(小山町)▽1年理事 杉山美恵子(裾野市)▽2年理事 米山芳子(小山町)

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  • 小山町長選出馬 現職池谷氏が正式に表明

     小山町の池谷晴一町長(72)は8日、任期満了に伴う来春の町長選に再選を目指して立候補すると正式に表明した。町議会9月定例会代表質問で鈴木豊氏(新生会)に答えた。  池谷氏は「1期目で着手した施策を軌道に乗せ、町民の幸福度日本一を目指すにはもう少し時間が必要」と述べ、2030年度までの総合計画の具現化を進める考えを示した。込山正秀元町長(74)在任時に始めた産業拠点整備事業について「町の発展を左右する重要プロジェクト。優先的に取り組む」とした。  来春の町長選には込山氏も出馬する意向を固めている。

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  • 静岡人インタビュー「この人」 御殿場馬車鉄道の車両復元に尽力した 勝又祐介さん(御殿場市)

     明治から昭和初期まで御殿場市や小山町を走った御殿場馬車鉄道の客車を復元した御殿場馬車鉄道研究会の事務局長。昨年12月にお披露目会を開き、人を乗せて人力で動かした。43歳。  -御殿場馬車鉄道とは。  「1898年から1928年まで運行し、最盛期には現在の御殿場駅前と籠坂峠間の約18キロメートルを結んだ。多くの富士登山者が乗車した。当時の東海道線で御殿場に運ばれた物資を山梨県側に運んだ。運転手が鳴らすラッパの音『テトウテトウ』にちなみ『テト馬車』と呼ばれた」  -復元した理由は。  「御殿場馬車鉄道を知る人は減っている。地域の人が出資し苦労して作った歴史の継承を目指した。運営会社は経営難から『

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  • 池谷小山町長 再選出馬の意向

     小山町の池谷晴一町長(72)=御殿場市二枚橋=は6日までに、任期満了に伴う来春の町長選に再選を目指して立候補する意向を固めた。  池谷氏は取材に対し「(2021~30年の)総合計画に基づくまちづくりが始まったばかり。確実に進めて住民幸福度日本一の町をつくる」と意欲を語った。  小山町出身の池谷氏は御殿場市職員や同市議、県議を経て19年の町長選で初当選した。  来春の町長選には元町長の込山正秀氏(74)も出馬する意向を示している。

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  • 酒気帯び運転の疑い、山小屋経営者逮捕 御殿場署

     御殿場署は6日、道交法違反の疑いで御殿場市上小林、山小屋経営の男(64)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後2時ごろ、小山町の県道でトラックを酒気帯び運転した疑い。同署によると、バイクと衝突する事故を起こして発覚した。バイクを運転していた男性はヘリコプターで病院に搬送された。命に別条はないとみられる。容疑者は富士山の山小屋を経営している。同署によると、現場は須走口5合目と麓を結ぶ通称「ふじあざみライン」で、容疑者は5合目方向に向かっていたという。

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  • 小山中生、妖精の構想練る 制作アーティスト指導 芸術イベント展示へ

     小山町立小山中は5日、地元の成美地区中心部で10~11月に開かれる芸術イベント「アートウオークおやま」の展示作品の構想を練るワークショップを行った。作品の題材は、出現場所によって形や表情が違う妖精「ゴブリン」。全校生徒が町の環境や町民の人柄に着想を得て、作品にしてほしいゴブリンの姿を考えた。  ゴブリンは欧州に伝わり、森羅万象に宿るとされる妖精。特定の姿形はない。作品制作を担当するアーティストの小中大地さん(37)=茨城県つくば市=らが講師を務めた。  生徒はまず町の魅力や特色を思い描き、イメージを膨らませてゴブリンの姿を追い求めた。「豊かな自然に溶け込むゴブリン」「金太郎のようなゴブリン

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  • 高校生献血推進ボランティア 小山高生10人に委嘱

     小山高(小山町)の生徒10人がこのほど、静岡県の高校生献血推進ボランティア「アボちゃんサポーター」に委嘱された。来年2月まで、校内での広報活動やFMラジオ局の番組出演などを通じて献血の意義を伝え協力を呼びかける。  保健委員会の1、2年生。御殿場保健所の馬淵昭彦所長から委嘱状を受けた。馬淵所長は献血の必要な量の確保が「危機的状況」だとし、生徒の活動は「非常に重要な役割がある」と語りかけた。  アボちゃんは県の献血イメージキャラクターの名前。  

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  • 甘~いパフェ わさび最中でピリッ 小山のカフェで人気

     小山町藤曲の豊門公園内の「豊門カフェ」が提供する豊門パフェが人気を集めている。地元銘菓のわさび最中(もなか)をのせたのが特徴。富士山の湧水で育ったわさびがアクセントになり、「癖になる」と評判だ。  バニラアイスや白玉、抹茶ソースをかけた生クリームなどが入った和風のパフェ。老舗店「丸中わさび店」のわさび最中「山そだち」を1個まるごとのせた。  カフェ店主の徳島陽介さん(37)は2月までJR駿河小山駅前の観光案内所のスタッフだった。町外から訪れた人に山そだちを紹介して好評だったため、3月にオープンしたカフェのメニューに取り入れた。  豊門カフェは国登録有形文化財の西洋館の1階にある。現時点で来年

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  • 記者コラム「清流」 日本のポンペイにわくわく

     小山町須走地区で7月に、1707年の富士山宝永噴火で埋まった釜や急須などが出土した。現場は状態を変えずに土中で保存する。素人の記者は「もっと調査すれば何か出るはず。もったいない」と思ったが、誤った認識だった。  保存方法には、そのまま地中に残す現状保存と、発掘調査して書籍に記録する記録保存がある。記録保存は遺跡を壊してしまうことになり、現状保存が最善の選択という。  宝永噴火の火山灰で埋まった集落が土中に残るとされる須走地区は「日本のポンペイ」とも言われる。全容解明は100年後か200年後か。掘らなくても地中の遺物や遺跡の詳細を把握する技術が早期に誕生するかもしれない。  過去を教えてくれる

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  • 施策満足度、地区で差 小山町民意識調査 バランス取れた町政運営が課題

     小山町は2日までに、5~6月に行った町民意識調査の結果を公表した。町の施策全体に満足している住民の割合を地区別にみると10ポイント以上の差があった。町は「結果を分析しバランスの取れた町政運営をする」としている。  町の施策全体に「満足している」か「まあ満足している」と答えた割合が最も高かったのは足柄地区と須走地区の53%。最低は成美地区の42%で、北郷地区は50%、明倫地区は45%だった。昨年度の調査でも最大13ポイントの開きがあった。  本年度の他の結果は、「町に住み続けたい」と答えた割合は北郷87%、足柄85%、明倫81%、成美75%、須走59%。全体で満足度が高かったのは「感染予防に自

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  • 風水害の対処法検討 小山町

     小山町は、町総合文化会館などで訓練を実施した。これまでは地震に備える訓練が多かったが、近年被害が多発している風水害を想定した内容にした。  幹部職員と自衛隊員計25人が、県が推奨する災害対応訓練「イメージTEN」に取り組んだ。「台風上陸まで48時間。今やることは」「A地区に病弱な単身高齢者がいる。支援策は」など想定される事態への具体的な対応をグループごとに考えた。各グループが考えた対処法について意見を交わし、最善策を探った。  職員参集訓練も行った。午前7時過ぎに電話とメールで連絡を受けた職員は、災害対策本部が置かれる町総合文化会館など所定の場所に集まった。被害状況把握を担当する職員は公用車

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  • 宝永噴火で埋没、生活の跡 小山・須走地区、すり鉢や急須など30点出土

     小山町須走地区で、富士山の宝永噴火(1707年)で埋まったすり鉢や青銅器の急須などの遺物が30日までに出土した。公的な調査で当時の遺物が見つかるのは初めて。町は「噴火直前の人々の生活が分かる」と意義を語る。  現場は、世界遺産富士山の構成資産の冨士浅間神社に近いホテル米山館の東側の空き地。深さ約1・8メートル、人が生活して硬くなった面の上から、釜や片口など30点が出土した。深さ1・5メートルの土中からは屋根材のカヤや垂木が見つかった。  すり鉢は1600年代後半に作られた品で、宝永噴火の時期と合致する。片口や釜はふたが器にはまった状態。町の担当者は「噴火直前に食べていた煮物が残っているかもし

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  • デジタル活用「甲子園」小山町ベスト4 バス予約アプリで

     政府が掲げる「デジタル田園都市国家構想」実現に向け、地方自治体の優れたデジタル活用の取り組みを表彰するために初開催された「夏のDigi田甲子園」の実装部門(町村)で、小山町が「ベスト4」を受賞した。利用者が乗車と降車のバス停を選択すると最適なルートを選んで運行する「デマンドバスオンライン予約システム」が評価された。  Digi田甲子園は、自治体の規模別で3区分した実装部門と、アイデア部門の4カテゴリーに全国から計159件がエントリー。“本県代表”として小山町のほか、静岡、島田、藤枝の3市が出場した。  同町が2020年4月に導入した予約・乗車システムは、従来の定時定路

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  • 小山町がプレミアム商品券 50%上乗せ、9月5日発売

     小山町は9月5日、プレミアム付き商品券「おやま応援プレミアム商品券」の販売を始める。町内店舗で使える1万5千円分の商品券を1万円で販売する。町内経済の活性化が目的。30日発表した。  500円券30枚つづり。飲食店と宿泊施設専用の「お食事券」3千円分、小売店などで使える「お買物券」8千円分、大型店を含む全店舗で利用できる「全店共通券」4千円分がセットになっている。  役場本庁や各支所などで販売する。第1期(16日まで)は町民のみ1世帯3セットまで購入できる。第2期(20日から)は町民以外も含め1人5セットまで購入可能になる。

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  • 町教育委員会の人事案同意 小山町議会開会

     小山町議会9月定例会は29日開会し、会期を9月22日までの25日間と決めた後、5億6800万円を追加する本年度一般会計補正予算案など33議案を上程した。  このうち、町教育委員会委員に丹羽千絵さん(55)=同町竹之下=を任命する人事案など3議案を原案通り可決、同意した。

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  • 全国空手4度目V 稲さん(御殿場西高)小山町長に報告

     御殿場西高3年の稲璃岬(りみ)さん(17)=小山町竹之下=が、第64回全国空手道選手権大会の高校生個人戦女子形の部で優勝した。町役場でこのほど、池谷晴一町長に喜びを報告した。  大会は7月、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われた。稲さんは決勝で得意の「五十四歩小」を演武した。持ち味のキレと力強さのある形で、同大会4度目の頂点に立った。  稲さんは「プレッシャーはあったが、自信を持って臨めた。練習してきた成果を精いっぱい出し、自分の技を伸び伸び出した」と振り返った。  大学でも空手道を続ける。高いレベルに身を置き「より空手道に精進したい」と決意を述べた。  (御殿場支局・矢嶋宏行)

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  • 独立記念日に登頂「ウクライナに明るい日を」 在日大使館員、富士山頂で国旗掲げ誓う

     ウクライナの独立記念日で、ロシアによる侵攻開始から半年に当たる24日、在日大使館員が富士山に登頂した。登山を支援した町国際友好協会によると、登頂した大使館員は「戦争が始まって初めての独立記念日は特別」と、この日を選んだ意義を語った。御来光を拝み「ウクライナに明るい日が来ると信じている」と思いを強くしたという。  大使館員と家族が23日昼に須走口5合目を出発した。本8合目の山小屋に宿泊し、24日早朝に山頂に到達して御来光を拝んだ。同協会の会員や町職員が同行した。  同協会役員が6月に寄付金を届けるため大使館を訪問し、セルギー・コルスンスキー大使と面会した際、富士山の話題になった。その後、大使館

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  • 要支援者の避難実践 小山町が訓練、役割分担など課題に

     小山町はこのほど、災害時に自力での避難が難しい要支援者の避難訓練を町内で実施した。町職員や南藤曲区自主防災会員らが参加し、要支援者を自宅から避難所まで搬送した。  町危機管理局の担当者は、支援に当たる人の役割分担の明確化と、避難所での要支援者用スペース確保を課題に挙げた。  強い地震が発生して町営団地に亀裂が入り、1階に住む車椅子の50代男性の避難が必要-との想定で行った。支援者の住民は車椅子の前方に取り付けた補助具を引いたり、車椅子を押したりして約1・2キロ離れた小学校まで男性を運んだ。  町によると、災害時に支援が必要と申し出ている町民は約700人。町は今後、それぞれの支援の必要性を見極

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  • 抗原検査キット無料配布 小山町、24日から

     小山町は24日から、新型コロナウイルスの抗原検査キットを無料配布する。22日、発表した。発熱など軽度の症状がある人が対象。町ホームページからアクセスできる専用サイトで申し込み、町健康福祉会館裏側の駐車場で受け取る。  国から配布される検査キットを活用する。症状が重い人や基礎疾患のある人、妊娠中の人は医療機関を受診するよう呼び掛けている。問い合わせは町健康増進課<電0550(76)6668>へ。

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  • 29日に定例会開会 小山町議会

     小山町議会は22日、議会運営委員会を開き、9月定例会の会期を8月29日から9月22日までの25日間と決めた。町は2022年度一般会計補正予算案や21年度決算案など33議案を提出する。  一般質問は8、9の両日行い、10人が登壇する。

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  • 「県民の日」にクイズなど催し 小山・道の駅ふじおやま

     静岡県が誕生した「県民の日」の21日、小山町観光協会とボランティアガイドグループ「静岡おやま案内人四季の旅人」は、記念イベントを同町用沢の「道の駅ふじおやま」で開いた。  県に提案し、選定された「県民の日おもてなし体験イベント」。県の誕生年や県の鳥などに関するクイズを出題した。  開始前から多くの人が詰め掛けた。クイズに解答し、地元産野菜などが当たる抽選に挑んだ。  キッズコーナーもあり、子どもたちがヨーヨー釣りとスーパーボールすくいを楽しんだ。  

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  • フェネストラズ&宮田 最年少コンビ 初V スーパーGT第4戦

     自動車のスーパーGT第4戦「FUJIGT100LAPRACE」が、小山町の富士スピードウェイ(1周4.563キロ)で開催された。真夏の長距離戦を競い合い、GT500はKeePerTOM’SGRSupra(No.37、サッシャ・フェネストラズ、宮田莉朋)が、GT300はSUBARUBRZR&DSPORT(No.61、井口卓人、山内英輝)が制した。  GT500のNo.37は3番手スタートから2位で周回を続けると、2度目のピットイン後に首位に躍り出た。そのまま後続を寄せ付けず、逆転で今季初優勝を果たした。  今季からコンビを組み、2人ともレース前後に23歳の誕生日を迎えるため「勝って

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  • 沖縄の米海兵隊 キャンプ富士に 第1陣到着

     防衛省南関東防衛局は19日、東富士演習場(御殿場市、裾野市、小山町)で沖縄県道104号線越え155ミリりゅう弾砲実弾射撃訓練(104訓練)を実施する米海兵隊の第1陣約20人が御殿場市のキャンプ富士に到着したと発表した。  実施部隊は第12海兵連隊第3大隊で、人員は約330人。28日~9月6日のうちの8日間訓練を実施し、その前後はキャンプ富士に滞在する。

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  • 世界陸上競歩「銀」 川野選手を懸垂幕で祝福 小山町

     小山町は17日までに、陸上の世界選手権男子35キロ競歩で銀メダルに輝いた町出身の川野将虎選手をたたえる横断幕と懸垂幕を町内各所に掲げた。  池谷晴一町長は川野選手の快挙に「町民が喜びと誇りを強く感じ町全体が元気づけられた」とコメント。町スポーツ振興条例に基づき川野選手を顕彰する方向で調整している。  横断幕と懸垂幕は、役場本庁舎や町総合文化会館、川野選手の母校の須走小と須走中など5カ所に掲げた。「小山町初のメダリスト誕生!」と祝福している。  町は「これからも町を挙げて川野選手を支え応援する」としている。  (御殿場支局・矢嶋宏行)

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  • 「地元で自己実現」一考を 小山高生を対象にセミナー

     小山町は16日、小山高生徒を対象にしたライフデザインセミナーを同町の富士スピードウェイ(FSW)周辺で開いた。若者が人生設計を描く段階で故郷を見つめ直す機会をつくり、将来は町に住みながら自己実現を目指す選択肢を提示しようと企画した。生徒22人が町の変化を知り、自身の将来像を考えた。  生徒はトヨタ自動車の担当者から、トヨタグループがFSW周辺で進めるモータースポーツの体験型複合施設「富士モータースポーツフォレスト」事業について説明を受けた。FSW近くに新設されたガレージやホテルを見学した。  その後、自身の将来像を考えるグループワークに取り組んだ。友人やトヨタグループ社員との会話をヒントにそ

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  • 小山の道の駅 21日におもてなしイベント

     小山町のボランティアガイドグループ「静岡おやま案内人四季の旅人」は、県民の日の21日、おもてなしイベントを同町用沢の「道の駅ふじおやま」で開く。  県民の日にちなんだクイズを出題し参加者に景品を贈る。ヨーヨー釣りとスーパーボールすくいができるキッズコーナーも設ける。  開催時間は午前10時から正午まで。問い合わせは町観光協会<電0550(76)5000>へ。

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  • 平和への思い新た 富士/裾野/長泉/小山/清水町で追悼式

     終戦から77年となった15日、県東部の各地で戦没者を追悼する催しが開かれた。ロシアによるウクライナ侵攻が続き、台湾情勢が緊迫化する中、参列者はあらためて不戦を誓い、平和への思いを新たにした。  ■富士市  富士市のロゼシアターで営まれた戦没者追悼式は小長井義正市長ら約140人が出席。犠牲者3697人の霊を慰めた。遺族会の本多光雄副会長(85)は戦争で家族を失う悔しさをにじませ「戦争の愚かさ、平和の尊さをかみしめ、次の世代に語り継ぐ責務をみ霊の前で誓いたい」と慰霊の花をささげた。  (富士支局・宮城徹)  ■裾野市  裾野市は新型コロナウイルスの感染防止対策で参列者を約40人に限定し、市民

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  • 小山町 町歌制定へ 選考する委員を公募

     小山町は町制施行110周年を記念して町歌を制定する。公募し、有識者らでつくる町歌制定委員会が選考する。来年度にお披露目する。町内の行事などで歌い、町への親近感や愛着を高める。  池谷晴一町長は「親しみやすく元気が出る曲にして町民の一体感を醸成したい」と話す。制定委員会は町文化連盟会長や学校の音楽教諭、合唱団代表らと一般公募の3人で構成する。町歌公募の要綱を定め、制定後の活用方法も検討する。  町は8月19日まで、同委員会の委員を募集している。1日時点で18歳以上の町民か、居住歴があるなど「町にゆかりのある人」が対象。詳細は町ホームページで。  問い合わせは町総務課<電0550(76)6131

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  • 休日発熱外来11日から 御殿場市予約制 小山町民も対象

     御殿場市は8日、日曜祝日の発熱外来を11日から開設すると発表した。新型コロナウイルス感染が疑われる症状があり、抗原検査を希望する市民と小山町民を対象にする。診療時間は午前9時~正午と午後1~4時で完全予約制。  市救急医療センター(同市西田中)敷地内に設け、市医師会から医師と看護師の派遣を受ける。診察する患者は1日50人程度を想定している。同センターの診療は通常通り行う。  11、14、21、28日の4日間開設する。小山町が運営費の一部を負担する。9月以降は感染状況を見極めて設置有無を判断する。  予約は当日の午前8時から同センター<電0550(83)1111>で受け付ける。

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  • かき氷 手作りあんこたっぷり 駿河小山駅前で販売

     小山町小山の駿河小山駅前交流センターはこのほど、自家製のあんこをのせたかき氷の販売を始めた。  厨房(ちゅうぼう)担当の尾崎美智江さんが2日間かけて煮たつぶあんを、練乳とシロップをかけた氷の上にのせた。スタッフの岩田淳一さんは「暑い日の食後に食べると涼しくなる」と勧める。  1杯400円(税込み)。9月中旬ごろまで提供する予定。

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  • スカート下にスマートフォン 盗撮の疑いで男逮捕 御殿場署

     御殿場署は5日、県迷惑防止条例違反の疑いで山梨県韮崎市藤井町北下條、会社員の男(51)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日午後7時ごろ、小山町のコンビニで、動画撮影状態にしたスマートフォンを女性のスカートの下方に差し向けた疑い。

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  • 「夏のデジデン甲子園」4市町アピール 静岡、島田、藤枝、小山が出場

     デジタル活用の先進的な取り組みを表彰する「夏のDigi田(デジデン)甲子園」が開催中だ。15日までインターネット投票を受け付けていて、本県からは県予選を通過した静岡、島田、藤枝各市と小山町がエントリーしている。  デジデン甲子園は、岸田文雄政権が掲げる「デジタル田園都市国家構想」の実現に向け、政府が企画した。デジタル活用により地域課題を解決し、住民の暮らしの利便性向上や地域産業振興につながる取り組みを表彰する。インターネット投票と有識者による審査を経て、優秀な取り組みを選ぶ。  各自治体の取り組みはユーチューブで見ることができる。静岡市は道路通行規制情報をネットで提供する「しずみちinfo」

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  • 登山者の拠点建設進む 富士山須走口5合目に情報センター 小山町「誘客好機」

     小山町の富士山須走口5合目で、インフォメーションセンター(仮称)の建設が進んでいる。来年、オープンする予定。長年設置を求めてきた町は「須走口にとって大きなチャンス。有効活用し、誘客につなげたい」と期待を込める。  環境省が平屋建て117平方メートルの建物を建設している。今年11月に完成予定。町が管理運営を担い、周辺の見どころや登山情報を伝える。  町によると、構想が浮上したのは2016年ごろ。富士山の世界遺産登録を受け、登山者の拠点となる「ビジターセンター」設置を国に要望した。当初は東京五輪・パラリンピックに合わせ20年のオープンを見込んだ。  だが、国立公園内に位置するため関係機関の調整に

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  • 児童が共同生活 「寺子屋」で友情 小山・勝福寺

     小山町中島の勝福寺で4日、「夏休み寺子屋教室」が始まった。同町と御殿場市の児童25人ほどが9日までの日中、共同生活を送る。協調性や我慢強さを養い、学年を超えて友情を深める。  初日の朝は本堂で座禅を組んだ。約30分間、足を組んで背筋を伸ばし、一点を見詰めて心を静めた。静寂の中、「動かない」「顎を引いて」と鷹嶋邦彦住職(75)の鋭い声が響いた。ボランティアの中学生のサポートを受けて勉強に励んだ。  子どもたちに充実した夏休みを過ごしてもらおうと、同寺が45年前から無償で開催している。

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  • 大正ロマン×穏やか音楽 13日、小山・豊門公園でイベント 企画の徳島さん「ゆったり過ごして」

     小山町藤曲の豊門公園で13日、野外音楽イベント「豊門メローガーデン」が開かれる。大正ロマンを醸す公園に合う、スローテンポな曲調のミュージシャンらが出演する。企画したピーシィズ(同町)代表の徳島陽介さん(37)は「心地いい音楽を聞きながらゆったりとした時間を過ごしてほしい」と話す。  徳島さんが東京でDJをしていた時に知り合った仲間に声を掛け、ジャズやソウルなど多ジャンルのミュージシャンら8組ほどの出演が決定。キャンドルで装飾したステージでパフォーマンスする。  かつて富士紡績の保養施設だった公園は、町の事業でリニューアルされた。住民の憩いの場や新たな産業拠点になると考えた徳島さんは3月に公園

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  • 小山町110年「今後も発展」 町制施行記念式典

     小山町は1日、町制施行110周年記念式典を町総合文化会館で開いた。式に続き、1912(大正元)年に六合村と菅沼村が合併し町が誕生してから今日までの記録映像が放映された。出席者は町の歴史を振り返り、今後の発展を誓い合った。  池谷晴一町長は式辞で「さらに輝かしい歴史を刻み続けるために、積極的にまちづくりに取り組む」と述べた。相原弘昌さん(80)=小山=と渡辺光子さん(72)=大御神=を町政功労者として表彰した。相原さんは町国民健康保険事業の運営に関する協議会会長などを務め、社会福祉と民生の安定に寄与した。渡辺さんは町文化連盟会長などを歴任し学術や文化の進展に貢献した。町政運営のため金品を寄付し

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  • 大学生の実習受け入れ 千葉の淑徳大と地域創生で連携 小山町

     小山町は1日、淑徳大(本部・千葉市)と地域創生に関する連携協定を締結した。同大が2023年度に開設する地域創生学部(埼玉県三芳町)の学生の地域創生実習を受け入れる。大学の知見や学生のアイデアを得て、若者が住みたくなるまちづくりを加速する。  地域創生実習は25年度にスタートする。3年生が数週間程度滞在し、町の事業や地域課題について調査し提言する。小山高生徒ら住民との交流も図る。同学部長に就任予定の矢尾板俊平教授は実現可能な取り組みとして、ふるさと納税返礼品や体験型観光商品開発を挙げた。  池谷晴一町長は締結式で、「どのように若い方々の活躍の場をつくり、応援するか議論が深まれば」と期待を込めた

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  • 小山町 夏期練習スタート【市町対抗駅伝】

     静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の小山町チームの夏期合同練習が30日、町多目的広場で始まった。9月末までの週1回、代表候補選手が練習に励む。  この日は、小中学生を中心に21人が参加した。室伏剛監督(72)らの指導を受けて走り方のポイントを学び、年齢に応じて決められた距離を走った。  激励に訪れた池谷晴一町長は、世界陸上男子35キロ競歩で銀メダルを獲得した川野将虎選手(同町出身)を引き合いに、「目標を高く持ってチャレンジしてほしい」と呼びかけた。  練習でのタイムトライアルや各種大会の成績を基に代表選手を決める。

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  • e―bike試乗楽しむ 五輪1年、写真展示も 小山町

     小山町は30日、自転車ロードレース会場になった東京五輪のレガシーイベントを同町大御神の富士スピードウェイで行った。大会を思い出す機会をつくり、自転車の普及を推し進める目的。  電動アシスト付きスポーツバイク「eーbike」の試乗コーナーでは、訪れた人たちが独特の加速感を体験した。  大会の写真や映像が展示、放映され、来場者が1年前の興奮や感動を思い返した。  新型コロナウイルス感染拡大を受け、一部のプログラムを取りやめた。  (御殿場支局・矢嶋宏行)

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  • 自転車五輪コース快走 東京→小山115キロ 選手ら住民と交流

     東京五輪・パラリンピックから1周年を記念し、自転車ロードレースの五輪コースを走る「レガシーサイクリング」が30日、開かれた。大会関係者や選手ら30人が、各地で住民と交流しながら本県など4都県を走行。御殿場市を経由し、小山町の富士スピードウェイ(FSW)にゴールした。  大会組織委員会で会長を務めた橋本聖子さんが発案した。橋本さんはFSWで開かれたフィニッシュセレモニーで、「素晴らしいコース。これからも皆さんにかわいがり、育てていただきたい」と話した。「開催を信じ待っていた皆さんの力があったからこそゴールを迎えることができた」と異例続きだった祭典を振り返った。  橋本さんや五輪男子ロードレース

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  • バレーボール 東レアローズ選手が教室 御殿場・小山の小中学生

     バレーボールVリーグの東レアローズの選手が講師となるバレーボール教室がこのほど、御殿場市体育館で開かれた。同市と小山町の4チームに所属する小中学生105人が参加し、上達のこつをつかんだ。  峯村雄大主将や東京五輪に出場した李博選手らが講師を務めた。子どもたちは「レシーブは肘と肘をくっつけてしっかり伸ばす」などとポイントを聞き、レシーブやアタックの練習を繰り返した。  選手を交えてミニゲームも行った。北郷バレーボールクラブの加藤あかりさん(成美小6年)は「いい勉強になった。選手とゲームができて楽しかった」と笑顔を見せた。  市バレーボール協会と御殿場総合サービスグループが主催した。教室の後はサ

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  • 富士山麓の難工事6年半 新東名・湯船原トンネル貫通 小山で式典

     中日本高速道路が小山町で建設していた新東名高速道の湯船原トンネルが貫通し、28日にトンネル内で貫通式が開かれた。富士山麓特有の環境が影響し、工事は「困難を極めた」(同社)。関係者が貫通を祝い、トンネルを含む区間の早期開通に期待を寄せた。  トンネルは上り1598メートル、下り1604メートル。2016年1月に着工し、西側(名古屋側)から掘削を進めた。富士山噴火で噴出したスコリアが多い地盤の変状や湧水がたびたび発生。天井の補強を入念に行うなど慎重に作業を進めた。  式には町や地元関係者ら約130人が出席した。「貫通の儀」で池谷晴一町長らがスイッチを押すと、貫通点付近をふさいでいた幕が下がり、ト

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  • 小山高の4生徒 全国大会へ抱負 町役場を訪問

     7~8月の全国大会に出場する小山高の生徒4人がこのほど、池谷晴一町長を町役場に訪ね、抱負を語った。  全国高校ダンスドリル選手権(29日~、東京都)ヒップホップ女子部門スモール編成の部に出場するダンス部からは、部長の3年山下純奈さんと副部長の3年吉田優衣奈さんが訪れた。山下さんは「今までの練習を信じて全力で踊る」、吉田さんは「全国優勝できるよう笑顔で楽しんで踊る」と意気込んだ。  定時制4年でソフトテニス部の赤井悠輝さんと秋月優弥さんは、全国高校定時制通信制体育大会ソフトテニス大会(8月8日~、千葉県)の個人戦と団体戦に出場する。赤井さんは「爪痕を残して帰る」、秋月さんは「実力を出せるよう万

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  • ワクチン接種 3人キャンセル 小山、電源故障で使用不能

     小山町は28日、保管庫の電源トラブルにより新型コロナウイルスワクチンが使えなくなった影響で、町民3人が接種予約をキャンセルしたと明らかにした。希望していたファイザー製を接種できなくなったため。  トラブルでファイザー製の在庫はゼロになった。町はファイザー製の接種を予約していた80人のうち18歳以上にモデルナ製への変更が可能か尋ね、60代1人と70代2人が同意しなかった。  トラブル発生後に予約しようとしたものの、ファイザー製がないと聞いて見合わせた人もいるという。  モデルナ製を接種できない18歳未満には、県内他市町からファイザー製の提供を受ける。  トラブルは16日正午すぎに発生したとみら

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  • 地域経済再生へ 定例会で連携確認 駿豆地区商工振興懇話会

     静岡県東部の10の商工会議所と商工会で構成する「駿豆地区商工振興懇話会」(会長・紅野正裕沼津商議所会頭)はこのほど、第121回定例会を清水町商工会で開き、物価高や消費減退など厳しい局面にある地域経済再生へ連携していくことを確認した。定例会は年3回ほど持ち回りで開催。今回は各団体の22人が出席した。紅野会長は「物価高、コロナ、ロシアのウクライナ侵攻など経済情勢は不透明。行政との連携も深めたい」と強調。清水町商工会の仲田敏道会長は、小規模事業者は一層厳しい現状に置かれているとし、「情報交換など定例会を有意義な内容にしていきたい」と話した。  県東部地域局の板垣孝博局長の講話も行った。  懇話会の

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  • ホテル客室内 撮影目的でカメラ設置疑い 御殿場署が男逮捕

     御殿場署は26日、建造物侵入と県迷惑防止条例違反の疑いで小山町須走、会社員の男(31)を逮捕した。  逮捕容疑は5月26日、客室内の人を撮影する目的で御殿場市のホテルの客室に侵入し、小型カメラを動画撮影可能な状態にして設置した疑い。

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  • 小山町長が公務復帰 憩室炎で手術

     憩室炎の手術と療養のため公務を離れていた小山町の池谷晴一町長が25日、公務に復帰した。取材に「手術後の経過は良好。通常通り公務をこなせる」と述べた。  6月27日に富士宮市の病院で手術を受けた。7月10日に退院し、自宅で療養していた。「大変ご迷惑をおかけした。体力を回復させ、町民のために頑張ると意志を強くしている」と話した。

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  • ラブピアノ♪弾きに来て 小山「道の駅すばしり」7月27日まで

     小山町須走の「道の駅すばしり」にこのほど、ヤマハのアップライトピアノ「ラブピアノ」が設置された。27日まで、誰でも自由に演奏できる。  おやまアートビレッジ(実行委主催)の一環。5台のラブピアノのうち、イラストレーターの立川恵一さんと御茶の水美術専門学校の学生がデザインしたカラフルな1号機が置かれた。  町内では過去に3号機と4号機が設置され、遠方から演奏目的で訪れる人がいるほどの人気ぶりだった。今回は、富士山須走口に近く地場産品などを販売する道の駅すばしりを設置場所に選んだ。

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  • 手当不正受給で隊員を減給処分 陸上自衛隊富士駐屯地

     小山町の陸上自衛隊富士駐屯地は22日、手続きを失念して単身赴任手当を不正受給したとして、富士教導団の40代男性幹部隊員を減給15分の1(2カ月)の懲戒処分にしたと発表した。  駐屯地によると、単身赴任手当を受給していた幹部隊員は、要件を満たさなくなった2018年11月に必要な手続きを忘れ、同月から20年8月までの間、不正受給した。全額返済予定という。

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  • 準高地 スポーツ合宿、誘客に力 小山・富士ざくらホテル

     小山町須走の富士ざくらホテルがスポーツ合宿の誘客に力を入れている。コロナ禍で訪日外国人の需要が消失し、新たなターゲットに据えた。富士山麓の準高地という立地に加え、ニーズを捉えた設備やサービスも奏功し、箱根駅伝常連の大学駅伝部などを呼び込んでいる。  142室を設けた9階建てホテルの別棟に、ランニングマシンやバーベルなどを備えたトレーニングジムがある。同じ建物にはコインランドリーも。土産店だったスペースをリニューアルした。  2018年、訪日外国人向けのホテルとしてオープン。19年には客室稼働率が9割を超す盛況ぶりだったが、コロナ禍で客足は途絶えた。再建策を模索中、県東部でスポーツ合宿の受け入

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  • リベンジポルノ 陸士長停職処分 富士駐屯地

     知人女性の裸をSNSに投稿したなどとして、陸上自衛隊富士駐屯地(小山町)は21日、特科教導隊の男性陸士長(23)を停職8カ月の懲戒処分にしたと発表した。陸士長は同日、依願退職した。  駐屯地によると、元陸士長は今年1月上旬に知人女性の裸を動画で盗撮した。3月17日、応じなければ動画をSNSに投稿すると告げ、面会を強要した。女性に拒まれ、4月30日にSNSに投稿した。5月17日に強要未遂とリベンジポルノ防止法違反などの疑いで山梨県警に逮捕された。

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  • 裾野市、ヘルシーパーク再開前倒し「8月プレオープン」

     裾野市は8月上旬にも、休館中の温泉施設「ヘルシーパーク裾野」(同市須山)を再開する。当初の10月再開予定を前倒しし、夏山シーズンでの観光客の受け入れを目指す。  新たな指定管理者に選ばれた富士開発(小山町)の指定管理開始を10月から8月に変更。再開を夏休み期間に間に合わせることで、増収につながると判断した。期間延長による指定管理料の増額はない。8月初頭を見込む水質検査の結果を待ち、正式に再開日を決める。再開するのは、浴場や売店などで、レストランは当面休業する。プールや無料送迎バスも休止する。利用料は大人3時間700円に据え置く。村田悠市長は「8月の再開はプレオープンと位置付け、10月を本格再

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  • 小山町、ワクチン8646回分使用できず 保管庫の温度上昇

     小山町は19日、電源トラブルで新型コロナウイルスワクチンの保管庫内の温度が基準値を上回り、8646回分が使用できなくなったと発表した。  ファイザー社製7506回分と同社製の小児用が900回分、モデルナ社製が240回分。町によると、何らかの理由で電源ブレーカーが落ちた。予備のバッテリーも使い切り、17日午前6時ごろから保管庫内の温度が上昇した。19日午前8時半ごろ、職員が気付いた。  ファイザー社製は在庫がなくなった。同社製ワクチンを接種予定だった個別接種予約者80人には事情を説明し、モデルナ社製に変更できるか確認している。選択制にする予定だった集団接種は全てモデルナ社製にする。

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  • 運転技能審査 渡辺さん優勝 御殿場

     御殿場地区安全運転管理協会はこのほど、セーフティドライバーコンテスト御殿場地区大会を御殿場市中畑の御殿場自動車学校で開いた。加盟事業所の従業員14人が出場し、渡辺晃里さん(同市・小山町広域行政組合)が優勝した。  参加者は交通法規や安全運転の知識を問う学科審査と、車庫入れや坂道発進を含むコースを走行する技能審査に挑んだ。  上位3人は10月に静岡市で行われる県大会に出場する。  他の主な成績は次の通り。  ②勝又潤弥(広域行政組合)③坪井徹(オートアシスト&サトーレッカー)

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  • 足柄SA案内板に金太郎のイラスト 小山、生誕地PR

     小山町桑木の東名高速道下りの足柄サービスエリア(SA)にこのほど、金太郎のイラストが登場した。「生誕の地、小山町」をアピールする。  案内板や壁面の計4カ所に、それぞれ異なるデザインのイラストが掲示された。  イラストは町が制作し、ホームページで紹介している。SAを管理、運営する中日本エクシスが「地域を一緒に盛り上げたい」と町に使用申請した。  SAでは金太郎のグッズが販売されている。

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  • 小山高写真部員の自信作18点を展示 足柄駅前

     小山高総合文化部写真班(小池蓮部長)の作品展が15日、小山町竹之下の足柄駅前交流センターで始まった。部員の自信作から厳選した18点を展示する。27日まで。  2年井伊諒河さんの作品「夜戦」は、富士スピードウェイの24時間レースで夜間走行するマシンのテールライトの軌跡を捉えた。3年岩田倖河さんの「虹彩の影」は、雲海に浮かぶ富士山と夕日の神々しい情景を写した。  通年開催の芸術イベント「おやまアートビレッジ」(実行委主催)の一環。同町須走の「道の駅すばしり」では、今年3月まで町公認インスタグラマーを務めた赤木和敏さんの写真展を27日まで開催している。

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  • 維新倍増2位 首位は自民、立民・国民後退 参院選比例得票率

     10日に投開票された参院選で、比例代表の県内政党別得票は自民党が約61万9千票を獲得し、堅くトップを維持した。得票率は40・05%と前回の2019年参院選と比べ1・27ポイント上昇した。日本維新の会は前回から2倍超の得票を得て6位から2位に躍進。新興の少数政党、諸派勢力も得票を伸ばした。一方、立憲民主党は前回の2位から4位に、国民民主党は3位から5位へ後退した。  自民は全43市区町で政党別で最多得票となり、前回から3万7千票余り増やした。続く維新は約17万7千票を確保し、約10万票を上乗せした。得票率は6・30ポイント増の11・47%。43市区町のうち27市区町で立民を上回り、都市部で強

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  • ⚾日ハム、草薙戦制し6連勝 プロ野球

    ◇13回戦=楽天9勝4敗(18時、草薙、10449人) 楽天 000000000―0 00003003×―6 日本ハム [勝]加藤15試合4勝4敗 [敗]岸14試合6勝4敗 [本]石井5号②(岸) ▽三塁打 近藤▽二塁打 宇佐見、野村▽盗塁 浅間(11)▽失策 清宮 ▽試合時間 2時間48分  【評】日本ハムが連勝を6に伸ばした。五回に宇佐見のスクイズ、石井の2ランで3点を先行。八回は近藤の2点三塁打、谷内の適時打で突き放した。加藤は7回無失点で約1カ月ぶりの勝ち星となる4勝目。楽天は今季初の5連敗を喫した。  ■楽天・鈴木(小山出身)草薙で2安打  小山町出身の楽天・鈴木大

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  • ⚾草薙に熱パ到来 日ハム3年ぶり5連勝 ポンセ来日初勝利

     プロ野球パ・リーグ公式戦「北海道日本ハムファイターズ-東北楽天ゴールデンイーグルス」(静岡新聞社・静岡放送など主催)は13日、静岡市駿河区の草薙球場で行われた。日本ハムの主催試合で、今季就任した「ビッグボス」こと新庄剛志監督が来静。采配やパフォーマンスに注目が集まった。試合は日本ハムが3―2で競り勝った。14日も同カードが行われる。 ◇12回戦=楽天9勝3敗(18時1分、草薙、12535人) 楽天 000000110―2 00000030×―3 日本ハム [勝]ポンセ5試合1勝1敗 [S]堀30試合1勝2敗3S [敗]則本12試合6勝4敗 [本]木村1号③(則本) ▽二塁

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  • 小山町の今、一冊に 2年ぶりガイド発行

     小山町はこのほど、町の事業や制度などをまとめた「おやまガイド2022」を2年ぶりに発行した。  工業団地や集客施設などの開発事業、子育て支援や移住定住促進制度、福祉や介護施策を取り上げ「町の今が分かる」(地域振興課職員)。文化財、観光地、町出身の著名人も紹介している。  視察受け入れ時の資料として2018年に初めて製作した。視察が減少したため21年は作らなかった。  A4判24ページ。町役場の同課窓口で配布している。町ホームページで閲覧、ダウンロードできる。

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  • 小山中で火山防災教室

     小山町立小山中はこのほど、静岡県富士山世界遺産センターの小林淳教授を招いた火山防災教室を開いた。火山地質学が専門の小林教授は、実用に耐えられる富士山の噴火予測は難しいとして、平時にハザードマップをチェックしリスクを把握することが大切と説いた。  富士山の成り立ちや噴火によって起きる現象を紹介した。火山弾や火砕流などから身を守るには、噴火の兆候が表れた時点で火山から離れる必要があると指摘した。溶岩流については、流れる場所を見定めてから避難するよう求めた。  同校2年生は毎年、防災学習に取り組んでいる。地震を念頭にした内容が多い中、火山にも目を向けようと企画した。全校生徒が聴講した。

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  • 富士山開山 今夏の盛況願う 須走口で開通式

     小山町観光協会は、須走口5合目で開通式を開いた。行政関係者や山小屋経営者らが夏山の盛況を祈願した。  大森康弘副町長はあいさつで、登山初心者の増加と新型コロナウイルス禍を踏まえた安全配慮の必要性を指摘した。「登山者や関係者の安全を祈念する」と述べた。  観光案内所から古御嶽神社まで、冨士浅間神社の石橋良好宮司が登山道をおはらいしながら歩き、出席者が後に続いた。同神社前でテープカットした。  

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  • 富士スピードウェイホテル 10月7日開業 小山町

     トヨタ自動車グループのトヨタ不動産(名古屋市)は6日、小山町の富士スピードウェイ(FSW)隣接地に建設中の富士スピードウェイホテルを10月7日に開業すると発表した。  トヨタグループが開発するモータースポーツの体験型複合施設「富士モータースポーツフォレスト」の一翼を担う施設で、客室からサーキットや富士山を一望できるのが売り。吉川源太総支配人は記者会見で、レースの音や疾走感と富士山の静寂が融合する「唯一無二の場所」と語った。  日本初導入のハイアットのブランド「アンバウンドコレクション」のホテル。地上9階、地下1階建てで、別棟のヴィラを含め120室。「富士モータースポーツミュージアム」を併設す

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  • 富士山生かす街づくり研究 静岡・山梨の4小学校連携 発表目指し顔合わせ

     富士山の登山口に近い静岡、山梨両県の小学校の児童が連携し、地域課題の解決策を探る「富士山登山口子供サミットプロジェクト」を始めた。5日、オンラインによる「スタートの会」を開き、富士山周辺の魅力や課題を共有した。  参加するのは富士宮市の大宮小、小山町の須走小、御殿場市の印野小、山梨県富士吉田市の吉田小の6年生。4校の児童は総合学習の授業の中で富士山を生かした街づくりについて考え、9月ごろに途中経過を報告し合う。12月~来年1月に、研究成果を披露するサミットを開催する。  初顔合わせとなったスタートの会では、各校がスライドで富士山に関連した地域の魅力や課題を説明。須走小は富士山周辺の野鳥や観光

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  • 小山・須走まちづくり協議会 国の道路協力団体に 138号の美化評価

     昨年12月に国土交通省から「道路協力団体」に指定された小山町の須走まちづくり推進協議会への指定証交付式が3日、同町で開かれた。  富士山の世界遺産登録を契機に始め、今年で8年目となる国道138号の景観向上美化活動の実績が認められた。指定期間は5年間。国交省沼津河川国道事務所の幹部から指定証を受け取った外川利光会長(須走地区区長会長)は「今後も活動を継続したい」と決意を述べた。  須走地区には世界遺産富士山の構成資産の須走口登山道と冨士浅間神社がある。交付式後の作業には小学生を含む約150人が参加し、道路の除草や植木の剪定(せんてい)、ガードレールの塗り替えに汗を流した。  道路協力団体制度は

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  • 間伐材の薪、ふるさと納税返礼品に 小山町が追加

     小山町はこのほど、キャンプのたき火に使える「きこりの薪(まき)」を、ふるさと納税の返礼品に追加した。従来は使い道がなく山に放置されていた間伐材で作った製品で「もったいないから生まれたエコな薪」が売り。町の担当者は「SDGsにもつながる」と納税を呼び掛ける。  北田木材(同町竹之下)の製品。人工林の間伐材のうち、規格に合わず建築木材やバイオマス発電の原料にできない部分を薪にした。  キャンプ好きの町職員が同社に依頼し、返礼品のラインアップに加えた。薪ストーブに最適な薪も用意している。

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  • 富士登山の安全祈願 大わらじ入魂も 御殿場、裾野、小山で開山式

     世界遺産「富士山」の開山式が1日、御殿場と裾野、小山の3市町で開かれた。10日から始まる県内登山道の全面開通を前に、地元住民や観光関係者らが夏山シーズンの安全を祈願した。  裾野市観光協会や須山地区などは、旧登山道の起点になった同市の須山浅間神社で開山式を開いた。昨年に続いて神事のみとし、出席者も約50人に限定した。行動制限のない中で夏山シーズンを迎え、同協会の土屋祐一会長(51)は「今年は登山者や神社の参拝者が増えるのではないか。事故のないように祈りたい」とあいさつした。  御殿場口登山道の起点の新橋浅間神社(御殿場市新橋)では、御殿場わらじ祭り保存会が登山者の安全を祈願して作った全長3メ

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  • 参院選「防衛力強化」議論 基地周辺住民注視 浜松/御殿場/小山

     ロシアによるウクライナ軍事侵攻で活発化する日本の防衛力強化の議論を、県内の自衛隊基地周辺住民が注視している。「生活環境への影響はあるのか」「国際協調へ、かじ取りを担ってほしい」。混迷する世界情勢に不安を抱きながら、7月10日の参院選投開票に向け、政党や候補者の論戦に耳を傾ける。  ■生活影響や国際協調かじ取り  パイロットの教育を担う航空自衛隊浜松基地(浜松市西区)。長さ約2550メートルの滑走路では連日、ジェット練習機T-4などがごう音をとどろかせて離着陸訓練を繰り返す。すぐ近くには住宅や商業施設、工場、倉庫などが立ち並ぶ。  基地の運用方針については市内の24自治会でつくる基地周辺対策

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  • 陸自富士学校で行進や模擬戦闘 小山町で記念行事

     小山町の陸上自衛隊富士学校・富士駐屯地は7月2日午前8時半から、開設68周年記念行事を実施する。駐屯地を一般開放し、観閲行進や模擬戦闘などを行う。  観閲行進には、同学校のみに配備されている19式装輪自走155ミリりゅう弾砲や、20式5・56ミリ小銃などの最新装備品が登場する。模擬戦闘は富士学校長指揮下の部隊の主要装備品を用いて迫力ある訓練を披露する。戦車や装輪装甲車の体験搭乗もできる(戦車は抽選、装輪装甲車は先着順)。  駐屯地近くに駐車場を用意している。問い合わせは富士駐屯地広報班<電0550(75)2311>へ。

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  • 須走口麓の駐車場無料に 富士山マイカー規制期間中

     小山町は24日までに、富士山須走口5合目につながる「ふじあざみライン」の今夏のマイカー規制期間中、麓に設ける駐車場を無料にすると決めた。駐車場と5合目を結ぶバスの最終便の運行時刻を遅らせるなど利便性を高め、減少が続く須走口の来訪者の回復を図る。  無料にするのは5合目に向かうバス利用者用の乗り換え駐車場。例年は千円徴収していた。バス運賃は別途必要で負担感が大きく、駐車場無料の御殿場口に人が流れているとの見方が出ていた。  環境省のデータによると、須走口の2019年開山期間の登山者数は約2万200人で、11年から半減した。コロナ下の21年は約6400人で、直近10年で初めて御殿場口を下回ったと

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  • 五輪パラ選手村の木材活用 小山町役場のベンチ、受付台に

     小山町は、東京五輪・パラリンピックの選手村で使われ、返却された町内産木材で役場窓口のカウンターとベンチを作った。大会レガシーの一つにしようと、木材の活用方法を公募。町民の目に触れる機会が多く、長く利用できるアイデアを採用した。23日、提案者への表彰式を町役場で開いた。  材料にしたのは、選手村の交流施設「ビレッジプラザ」の一部になった「富士山-金時材」の杉。全国から木材を借りて同プラザを建設する大会組織委の取り組みに町が協力、提供していた。  カウンターは2台作り、町役場2階の農林課と観光スポーツ交流課窓口に設置した。8台のベンチは公共施設に置く。いずれも同プラザで使われた証しの焼き印が入っ

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  • 工業団地地中の廃棄物量を訂正 小山町

     小山町は24日、23日に公表した工業団地「新産業集積エリア」地中の廃棄物の量を約10立方メートルと訂正した。

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  • 小山の工業団地 再び廃棄物発見 処理費不足の可能性

     小山町は23日、町が開発した工業団地「新産業集積エリア」の地中から再び廃棄物が見つかり、処理に必要な予算が不足する可能性があると発表した。  新たに見つかったのは建築廃材のれんがやタイル計20立方メートル。現在、処理費用を精査している。不足する場合は町議会9月定例会に補正予算案を提出するという。  同エリアでは昨年9月に廃棄物が発見され、本年度一般会計予算に処理費1500万円を計上した。土地は民間事業者に売却済みだが、廃棄物があった場合は町が処理すると土地売買契約で定めていた。

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  • 憩室炎の小山町長「完治に向け手術」 大森副町長が職務代理

     憩室炎の手術と療養予定を発表した小山町の池谷晴一町長は23日の定例記者会見で、26日に入院し、27日に手術を受けると明らかにした。患部の切除と人工肛門の撤去を行う。町長は「完治に向けた手術」と説明した。  腸にできた憩室が炎症を起こして痛む病気で、正式な病名はS状結腸下行結腸憩室穿通(せんつう)。1月の手術で人工肛門を設け、炎症が治まり患部を切除できる状態になるのを待っていたという。  6月26日から7月24日まで公務を休み、大森康弘副町長が職務代理者となる。重要案件は電話やメールなどで報告を受け、指示を出すという。

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  • 池谷小山町長 26日から不在 憩室炎治療

     小山町は22日、池谷晴一町長が憩室炎の手術と療養のため26日から7月24日まで公務を休むと発表した。大森康弘副町長を職務代理者とする。  池谷町長は大腸にできた憩室が炎症を起こして痛み、1月末に手術を受けて一時的に人工肛門を設けた。静養を含め約4週間公務を休んだ。患部摘出と人工肛門閉鎖のため再び手術を受けると説明していた。

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  • 参院選 静岡県内各党かく戦う 代表者コメント

     参院選が22日に公示されるのを前に、県内に政党組織がある各党の代表者がコメントを発表した。  政治の安定不可欠  ■自民党県連・城内実会長 新型コロナやロシアのウクライナ侵攻により国民生活が影響を受け、国際的な平和秩序が脅かされる中で、日本がどう立ち向かうかをご判断いただく選挙。責任ある積極財政で国民を守り、経済回復を図るとともに、国民の生命と財産、国益を守る現実的な安全保障政策を推し進めるためには政治の安定が不可欠だ。丁寧かつ愚直に国民の皆さまに生活と安全を守り抜く政策を訴え、最後の最後まで戦い抜く。  比例票獲得へ活動  ■立憲民主党県連・渡辺周代表 「生活安全保障」という考え方のもと

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  • 町長減給案など14議案可決 小山町議会が閉会

     小山町議会6月定例会は21日、最終本会議を開き、特別職の給与減額条例案や追加上程した2022年度一般会計補正予算案など町当局提出の14議案を原案通り可決した。  給与減額は湯船排水路災害復旧工事の未精算問題を受けた措置。池谷晴一町長の7~9月分と大森康弘副町長の7月分給与を10%減額する。

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  • 「事務適正化」請願一部採択 小山町議会

     小山町議会は21日の最終本会議で、町民有志が提出した町役場の土地売買事務と会計処理の適正化を求める請願を一部採択した。  請願は、足柄サービスエリア周辺開発事業に関連した町有地処分で、議会で議決された事業者とは別会社を権利者として登記したと指摘。同事業などで会計処理の不祥事が続き、町民の怒りは大きいとした。  町議会は請願のうち、静岡地裁が無効と判断した民間業者への土地売却の真相究明については不採択とした。「主観的な表現は除く」との意見を付けて請願を町当局に送付し、対応を報告するよう要請する。

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  • 管理者候補に富士開発を選定 ヘルシーパーク裾野

     裾野市須山の温泉施設「ヘルシーパーク裾野」について、市は21日までに、新しい指定管理者候補に富士開発(小山町)を選び、開会中の市議会6月定例会に関連議案を追加提出した。  市は10月1日の営業再開を予定し、指定期間は同日から2025年3月までとした。同社は3月に設立した新会社で、温泉と食を組み合わせ、市民の健康増進と福祉の向上、地域活性化につながる計画案を提出した。  公設民営の同施設は市振興公社が運営していたが、来館者減少を受けて指定管理の取り消しを申請。昨年10月から休館している。市は新しい指定管理者を公募し、選定委員会の審査を経て候補者を決めた。

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  • ウクライナに140万円を寄付 小山町国際友好協会

     小山町国際友好協会はこのほど、ウクライナの人道支援のため140万円を同国政府に贈った。渡辺洋三会長らが東京都港区の在日大使館を訪れ、セルギー・コルスンスキー大使に届けた。  町の国際姉妹都市ミッション市のあるカナダにはウクライナ系住民が多いことなどに縁を感じ、役員や会員から寄付を募った。  渡辺会長らはコルスンスキー大使と約20分間懇談した。大使は謝意を示した。富士山が話題になったという。

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  • ハンセン病苦しみ知って 小山で企画展

     ハンセン病に関する企画展が17日、小山町総合文化会館で始まった。28日まで。隔離政策によって元患者が理不尽な仕打ちを受けた歴史などを伝える。主催する町の担当者は「歴史を学び、他者を尊重する気持ちを高めるきっかけになれば」と語る。18、19の両日、同館で関連イベントが行われる。  御殿場市の療養施設で動物介在活動を続けるボランティア団体「ぷらす」が企画した。県内外出身の元患者の足跡や暮らしぶりを説明文や写真で紹介している。故郷から遠く離れた療養所に入所し偽名を使って生活した-という記述が見られ、苦しみの一端が分かる。  国立駿河療養所(御殿場市)の入所者が撮影した富士山の写真、ハンセン病関連の

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  • ウクライナ救援金 日赤支部に寄託 県有功会小山町支会

     日本赤十字社県有功会小山町支会は13日、ウクライナへの救援金として26万500円を日本赤十字社県支部小山町分区に寄託した。  日本赤十字社に送られ、ウクライナや周辺国での人道支援活動に役立てられる。  会員44人に募り、寄せられた浄財。支会の岩田功会長と鈴木真夫副会長が町役場に分区長の池谷晴一町長を訪ね、目録を手渡した。岩田会長は「ウクライナの平和のためになれば」と話した。

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  • 富士宮 国道469号建設促進に力 22年度通常総会

     静岡、山梨両県の4市2町でつくる「国道469号建設促進期成同盟会」(会長・須藤秀忠富士宮市長)はこのほど、2022年度通常総会を富士宮市内で開いた。構成市町全ての首長や議長がそろい、国道469号(富士南麓道路)の建設促進に向け、国や両県関係機関に対する強力な要望活動の継続を誓った。  国道469号は国道246号中島インターチェンジから国道138号を経て富士山南麓地域などを横断し、国道52号に接続後、中部横断自動車道と結ぶ構想道路。両県の地域活性化や交流基盤として期待されている。会長の須藤市長はあいさつで「役員全員の出席は富士南麓周辺市町の結束の強さを表すもの。要望活動の強力な支援となる」と強

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  • 記者コラム「清流」 大好きな小山町へ

     小山町が発注した排水路の災害復旧工事費に未精算があった。見積額と実際にかかった費用の差額を精算せず、支払っていなかったという。  池谷晴一町長は記者会見で「組織の問題というより公務員としての個人の資質の問題」と述べた。担当職員に非があるのは確かだろうが、トップが個人の問題と断じてしまえば、組織としての自浄作用は望めない。再発防止のため、個人の問題を起こさないように組織の在り方を検証、再構築すべきではないか。  担当記者として、小山町が大好きだ。大きなイベントがあると、職員は役職に関係なく作業着を着て町民と一緒に汗を流す。町民からの要望への対応も早いと聞く。町民に身近な町政運営の基盤となる、町

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  • 小山・ふじあざみラインで大会 スポーツ合宿適地アピール

     富士山須走口5合目につながる県道「ふじあざみライン」を舞台にしたランニング大会「富士山須走五合目競走」が12日、小山町須走地区で初開催された。地元のホテルなどでつくる実行委が、スポーツ合宿に適した環境をアピールしようと企画した。県内や首都圏の愛好家415人が平均勾配10%の「激坂」に挑んだ。  全長11・8キロのふじあざみラインを登る部門と、往復の部の2部門。選手は標高約800メートルに位置するゼロキロポストをスタート。くっきりと姿を見せた富士山を仰ぎ見ながら、標高2千メートルの5合目まで懸命に駆け上がった。  須走地区で合宿を続けている会員制ランニングクラブ「リスタートランニングクラブ」(

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  • 町長「スポーツ合宿の誘致に力入れる」 小山町議会

     小山町の池谷晴一町長は10日、富士山麓の準高地を生かし、スポーツ合宿の誘致に力を入れる考えを示した。町議会一般質問で「将来、スポーツ合宿を基幹産業の一つに定着させ、交流人口拡大と地域活性化に結び付けるよう努める」と述べた。池谷弘氏への答弁。  町観光スポーツ交流課によると、町内には既に合宿誘致に注力する宿泊事業者がある。町は今後、こうした事業者のノウハウを共有する勉強会を開催する。誘致に取り組む事業者の組織化を主導する。池谷町長は答弁で、標高の高い須走地区は陸上長距離のトレーニングの適地だと指摘した。誘致の主なターゲットとして、駅伝やマラソンに励む学生や社会人の団体を挙げた。

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  • 「避難所運営」図上で体験 小山中で防災教室

     小山町立小山中で9日、2年生対象の防災教室が開かれた。生徒は避難所運営を体験するゲーム「HUG」などに取り組んだ。災害から身を守り、被災後の活動に加わるための知識や技術を身に付けた。  HUGはグループごとに実施した。避難所の配置図を囲み、「ペットを連れた避難者が来た」「ボランティア用の駐車場は」など、次々と出される課題への対応を考えた。町防災士連絡会の会員が各グループに付き、専門的見地から生徒に助言した。  生徒は段ボールを使い避難所の住居スペースの設置を体験した。地震体験車に乗り、南海トラフ巨大地震で想定される揺れを体感した。  防災教室は地域の防災リーダー育成が目的。須走中は10日に行

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  • 違反“やり得” 追跡限界 矢面に立つ東部市町【残土の闇 警告・伊豆山㉖/第5章 繰り返す人災③】

     未舗装の細い道を進むと、木立の奥に高さ十数メートルの残土の壁が見える。今月1日、富士山麓の富士市大淵。重機を操作する作業員は、訪れた市職員を「依頼されているだけ。何も分からない」とあしらった。市職員は「捜査権限のない僕らをなめている」と怒りをこらえた。  首都圏から本県に押し寄せる残土の矢面に立ったのは県東部の市町だった。1997年に小山町が許可制と罰則を盛り込んだ県内初の土砂条例を施行すると、同様の動きは富士山麓に広がった。現在は9市町に条例がある。法制化や県の規制強化が進まない一方、2010年代以降、市町の行政処分だけが急増した。  主戦場の一つは富士市。11年の条例施行後、市内の許可事

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  • 小山町長減給案 議会に再提出

     小山町議会6月定例会は6日開会し、会期を21日までの16日間と決めた後、池谷晴一町長らの減給に関する条例案など当局提出の20議案を上程した。このうち、本年度一般会計補正予算の専決処分承認案を承認した。  減給条例案は湯船排水路の河川災害復旧工事で未精算があった問題を受けた措置。池谷町長の7~9月の給与を10%、大森康弘副町長の7月の給与を10%、それぞれ減額する内容。  5月の臨時会で、町長、副町長とも1カ月分の給与を10%減額する内容の条例案が否決されていた。

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  • トヨタ社長 モータースポーツフォレスト「車の魅力 発信の場に」

     トヨタ自動車の豊田章男社長は3日、小山町で記者会見し、同町の富士スピードウェイ(FSW)を中心にしたモータースポーツ文化の体験型施設「富士モータースポーツフォレスト」について、「過去から変わらない車の魅力を発信でき、未来につながっていく場所」と位置付けを語った。  幼少期に父親に連れられてレース観戦に訪れたFSWを「車にあこがれた場所」とした。「車はかっこいい。エンジニアになってみたい。そんな、60年前に私自身が感じた原体験をこの場所で感じてほしい」と話した。  フォレストと次世代技術の実験都市「ウーブン・シティ」(裾野市)、自動運転などの研究開発拠点「東富士研究所」(同市、御殿場市)の3施

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  • 24時間レースで小山の魅力発信 ふるさと納税もPR

     小山町などでつくる町モータースポーツ協力会は4日、自動車のスーパー耐久シリーズ「富士スーパーテック24時間レース」会場の富士スピードウェイ(FSW)で、町のPRを行った。5日も実施する。  観客に町内回遊を促し消費拡大につなげる取り組み。イベント広場の一角にブースを設けて富士山のポストカードを配布し、町商工会が優良推奨品に認定する菓子や雑貨を販売した。  ふるさと納税のPRコーナーでは、その場で寄付を受け付けた。インターネットと町役場窓口以外では初めて。返礼品にFSWの施設利用券などを用意した。

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  • 願い加速? コラボ絵馬 富士SW24時間と小山の神社コラボ

     自動車レースと神社の異色のタッグが実現した。小山町の冨士浅間神社は、「富士スーパーテック24時間レース」とコラボした御朱印帳と絵馬を製作した。夜間走行するマシンなどをデザイン。石橋良弘宮司(36)は「レースのデザインの御朱印帳は他にないのでは。かっこよく仕上がった」。レース期間中、富士スピードウェイ(FSW)で授与する。  御朱印帳の裏表は漆で絵や文字を描く蒔絵(まきえ)。表紙にFSWのスタンドや朝日で赤く染まる富士山を描いた。裏表紙にはレースのロゴとサーキットのレイアウトをデザインした。絵馬は2種類ある。  神社はレース観戦者に町内周遊を促す町の取り組みに賛同、協力し、毎年観戦者向けに限定

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  • 富士SW会場で「ウーブン・シティ」実験解説 トヨタ自動車など

     富士スーパーテック24時間レースに合わせ、トヨタ自動車子会社のウーブン・プラネット・ホールディングス(東京)などは4、5日、会場の富士スピードウェイで、身近なエネルギーとしての水素の可能性を紹介する展示スペースを開設する。  二酸化炭素(CO2)排出削減につながる水素について、企業や研究機関、自治体の普及に向けた取り組みを紹介。ウーブンは初公開となる水素カートリッジの試作品を展示し、トヨタが裾野市で建設中の次世代技術の実験都市「ウーブン・シティ」で計画する実証実験について解説する。  水素の製造から貯蓄、運搬、実用までの流れが分かり、VRを使ったワークショップも企画する。

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  • 小山町民有志、花壇に植栽 五輪自転車ロードレース舞台

     小山町民有志はこのほど、同町の通称棚頭交差点付近の花壇にマリーゴールドを植えた。昨年の東京五輪・パラリンピック自転車ロードレースのコースの一角で、同じ花を植えて選手らを歓迎した場所。  トップ選手による激戦が繰り広げられた記憶を継承するとともに、大会コースを巡るサイクリストや近くの富士スピードウェイに向かう人を華やかに出迎え、町の印象を良くしようと企画した。  町花の会の会員と大会準備に携わった町職員が作業に当たった。肥料をまいた後、オレンジと黄色のマリーゴールド240株を丁寧に植えた。  花壇があった場所は元々、草が生い茂っていた。町は大会に合わせて同所を「花のおもてなしエリア」と命名し

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  • 行政相談で貢献 17人表彰、感謝状 静岡で全体会議

     総務省静岡行政監視行政相談センターはこのほど、行政相談委員全体会議を静岡市駿河区のグランシップで行った。業務に貢献した行政相談委員5人に表彰状、12人に感謝状を贈呈した=写真=。  行政相談委員は市民の要望や苦情を聞き取り行政とのパイプ役を担う民間のボランティア。全国に約5千人、県内には128人が配置されている。  表彰を受けた委員は次の通り。  中部管区行政評価局長表彰 飯田昌義(長泉町)滝口正(小山町)瀬本豊久(静岡市葵区)▽静岡行政監視行政相談センター所長感謝状 平川和代(河津町)山本秀樹(松崎町)藤井すわ子(西伊豆町)青山美貴(沼津市)佐野文紀(富士宮市)小林洋(藤枝市)杉原啓子(同

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  • 国内唯一の24時間耐久レース 富士スピードウェイで開幕

     国内唯一の24時間耐久レース「富士スーパーテック24時間レース」が3日、小山町の富士スピードウェイで開幕した。環境に優しい燃料を使ったチームが複数参戦。初日は決勝のスターティンググリッドを決める予選を行い、各マシンがタイムアタックした。  9クラスに56チームがエントリー。ドライバーはステアリングを巧みに操り、攻めの走りでタイムを競った。  トヨタ自動車の豊田章男社長のプライベートチーム「ルーキーレーシング」は昨年に続き、水素を燃やして走るエンジン車両で参戦した。カーボンニュートラル燃料やバイオディーゼル燃料を使うマシンも登場した。初出場のチームゼロワンは日産自動車などの人材育成プログラム「

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  • 水素 気軽に使える社会に トヨタが可搬容器開発、裾野で実験

     トヨタ自動車とIT子会社のウーブン・プラネット・ホールディングス(東京)は2日、水素を供給するカートリッジの試作品を開発したと発表した。持ち運びや交換に便利な小型で、脱炭素につながる水素エネルギーを日常生活のさまざまな場面で気軽に使用できる社会の実現を目指す。  トヨタは利用時に二酸化炭素(CO2)を排出しない水素を将来の有力なエネルギーに位置付け、裾野市で建設中の次世代技術の実験都市「ウーブン・シティ」で実用化に向けた実証実験に取り組む。家電やパーソナルモビリティーの動力エネルギーなど幅広い利用を想定する。  カートリッジは直径約18センチ、全長約40センチの円筒形。満タンにした場合の重さ

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  • 夏山遭難防止へ情報共有 対策協東富士支部が総会

     御殿場市と小山町の関係者でつくる県山岳遭難防止対策協議会東富士支部は2日、同市役所で本年度の総会を開いた。夏山シーズンを前に情報共有を図り、遭難事故防止に向けて決意を新たにした。  支部長の勝又正美御殿場市長はアウトドアブームを受けて初心者が富士登山に訪れると指摘し、「登山知識の普及や安全知識の啓蒙(けいもう)をより一層やらねばならない」と強調した。  御殿場署の担当者は、2021年の両市町の山岳遭難事故は15件で、このうち富士山では12件だったと報告した。富士山での発生要因として、健康状態や体力を考慮しない無理な登山や準備不足があるとの見方を示した。  総会では本年度の事業計画を決めた。富

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  • 小山町の工事費未精算 町長「担当職員個人の問題」 

     小山町の池谷晴一町長は30日の定例記者会見で、災害復旧工事費の未精算について「組織の問題というよりも(担当職員)個人の資質の問題」との認識を示した。自身の責任を問われ「職員の執行したことは全て私に責任がある。通常では考えられない事務処理が行われ、責任を感じている」と話した。  未精算が生じた原因として①現場での口頭やメールでのやり取りによって作業が進み、職員と業者側の間で契約などの認識に相違が発生した②上司が担当職員に任せきりにしていた③報告、連絡、相談が徹底されていなかった-を挙げた。  自身の給与を減額する条例案が19日の町議会臨時会で否決されたことを受け、内容を修正して6月定例会に再提

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  • 小山町の自転車事故、都内男性が重体

     小山町の県道「ふじあざみライン」で28日にロードバイク乗車中に転倒した男性について、御殿場署は29日、東京都八王子市の無職男性(74)と発表した。同署によると、頭部を強く打ち、意識不明の重体。

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  • 自転車転倒か、男性重体 小山町須走の県道「ふじあざみライン」

     28日午後4時ごろ、小山町須走の県道「ふじあざみライン」で、ロードバイクで下山中の男性が側溝に転倒したと、目撃者から119番があった。男性は意識不明の重体のもよう。ヘリコプターで病院に搬送された。御殿場署は男性の身元と事故原因を調べている。ふじあざみラインは富士山須走口5合目と麓を結ぶ。

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  • 「あつきさま」見守って 藤原光親遥拝殿、小山の国道沿いに完成

     承久の乱で鎌倉幕府執権北条義時討伐の文書を起草し、戦いに敗れて小山町須走地区の山中で処刑された公家藤原光親の遥拝(ようはい)殿が同地区に完成した。地区は27日、同所で竣工(しゅんこう)祭と慰霊祭を開き、無念の最期を遂げた光親の霊を慰めた。  須走地区区長会の高村裕久副会長は「多くの人に光親卿をしのび、思いをはせてほしい。光親卿には須走を見守っていてほしい」と願いを語った。  遥拝殿には高さ約2メートル40センチで朱色のほこらと鳥居を建てた。光親の没後800年を記念し、処刑された山中に立つ墓所から約1キロ離れた国道138号沿いの夕月公園隣接地に設けた。近くに駐車場があり墓所に比べて立ち寄りやす

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  • プレミアム付き商品券発行計画 小山町商工会が総会

     小山町商工会はこのほど、本年度の通常総会を町健康福祉会館で開いた。消費拡大を目的としたプレミアム付き商品券「おやま元気プレミアム地域振興券」発行を盛り込んだ事業計画案を承認した。あいさつに立った小野寛幸会長は町が制定した中小企業・小規模企業振興基本条例に触れ、「行政や関係機関と連携、協調して事業所を盛り上げ、地域経済の活性化に努める」と述べた。  事業計画の重点項目には、伴走型支援による事業者の経営力強化やデジタル地域通貨導入に向けた調査研究を盛り込んだ。  地域振興券はプレミアム率20%で、10月に販売開始予定。

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  • 鳥獣保護功労5人に感謝状 環境省表彰、静岡県が伝達

     静岡県はこのほど、環境省の「愛鳥週間野生生物保護功労者表彰」を受けた県内在住の受賞者に表彰状を伝達した。  県猟友会長の金沢俊二郎さん(79)=静岡市清水区=が林野庁長官感謝状を受けた。県内の林野庁長官感謝状受賞者は9年ぶり。金沢さんは27年間にわたり、違法な捕獲の取り締まりや狩猟者への安全指導などに取り組んだ点が評価された。  いずれも県鳥獣保護管理員の藤井建彦さん(68)=下田市=、岩堀博行さん(72)=吉田町=、勝間田栄さん(76)=小山町=、山本誠次さん(49)=富士市=の4人が環境省自然環境局長感謝状を受けた。  伝達式を県庁で開き、県くらし・環境部の高畑英治部長が受賞者に感謝状を

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  • 沿道から声援 盛り上げ企画さまざま 小山で国際自転車レース 

     小山町で20日に開かれた自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」富士山ステージ。町は自転車競技会場になった東京五輪・パラリンピックの記憶をつなぐ「レガシーレース」と位置付け、多くの人に観戦を楽しんでもらう企画を用意した。平日にもかかわらず町民やサイクリストが沿道に繰り出し、レースを盛り上げた。  町などでつくる実行委は、スタート地点付近に観戦用のスタンドを初めて設けた。地元団体「We are OYAMA」の協力を得て、同団体が製作したカウベルを来場者に貸し出した。コース沿道数カ所でオリジナルグッズを販売し、飲食ブースも出店した。  カウベルは競技の本場欧州で定番の応援グッズ。スタンドに詰

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  • 富士山麓を激走 小山で国際ロードレース

     国際自転車連合(UCI)公認の自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)」の富士山ステージが20日、小山町で開かれた。三島市拠点のチームブリヂストンサイクリングなど16チームの70人が富士山麓で激戦を繰り広げた。  標高約600メートルの富士スピードウェイ付近から、標高約2千メートルの富士山須走口5合目までの78・8キロ。選手は池谷晴一町長の号砲とともにスタート。東京五輪自転車タイムトライアルで使われた周回コースを4周半した後、麓から5合目につながる「ふじあざみライン」へ。平均勾配10%の「激坂」を懸命に駆け上がった。  TOJは国内最大規模のステージ制の自転車ロードレース。今年は

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  • 御殿場南高創立60周年 校風や歴史、3世代語る

     御殿場南高(御殿場市新橋、高橋健二校長)は19日、創立60周年記念行事を御殿場市民会館で開いた。卒業生と現役生の3世代4人による座談会を行い、歴史や校風を語り合った。  3期生で小山町長の池谷晴一さん(72)は「田んぼの中にぽつんと校舎が立っていた。サッカーのゴールがなく、木の枠を作ってゴールにした」と開校から間もない学校の様子を紹介した。同じく3期生で同窓会長の杉山信行さん(72)は「柔道部は廊下にマットを敷いて稽古した」と振り返った。  校風や生徒の気質の話題になると、池谷さんは「ライバル校に負けないという気概があった」。これに対し、29期生の辻弘延さん(46)は「がむしゃらにやった時に

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  • 未精算工事費専決「不承認」 小山町議会 町長減給案は否決

     小山町議会は19日、臨時会を開き、未精算だった災害復旧工事費を追加した2022年度一般会計補正予算の専決処分承認案を全会一致で不承認とした。未精算の責任を取って池谷晴一町長らの6月分給与を10%減額する条例案を賛成少数で否決した。  同専決処分は昨年度で完了した湯船排水路の河川復旧工事で、未精算だった工事費1億5800万円を追加した内容。反対討論に立った議員は「工事代金の精算をせずに工事を終えるなど聞いたことがない。無責任にもほどがある」と糾弾した。別の議員は「(補正予算案を)議会に諮る時間は十分あった。(担当職員の)懲戒処分を含む案件を議会の議論もなく専決処分したのは法の乱用」と指摘した。

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  • 除草剤散布で訴訟 小山町側争う姿勢 地裁沼津支部

     小山町が所有する緑地帯に周辺住民への告知なく除草剤を散布し健康被害を受けたなどとして、同町の住民が、町と大森康弘副町長、町職員に治療費など約1万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が17日、静岡地裁沼津支部(五島真希裁判官)で開かれた。町側は請求棄却を求める答弁書を提出し、争う姿勢を示した。  訴状などによると2021年8月、大森副町長が職員に「個人的な依頼」として、同町一色の緑地帯両側に全長約1・8キロ、幅約1メートルにわたり除草剤を散布したとしている。原告は散布を知らず同所を散歩し、飼い犬がけいれんを起こし動物病院を受診したほか、原告も下痢や皮膚疾患などに悩まされているという。原告側

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  • 小山町長ら減給へ 工事費未精算問題で引責

     小山町の池谷晴一町長は17日までに、災害復旧工事で未精算があった問題の責任を取るため、自らと大森康弘副町長の6月の給与を10分の1減額する意向を固めた。特別職職員の給与の特例に関する条例案を19日の町議会臨時会に提出する。  町は議案の詳細を明らかにしていない。池谷町長は問題発覚後、「町に対する信頼を損なうこととなり大変重く受け止めている」などとコメント。事実関係を確認した上で、自身の処分を検討する考えを示していた。  池谷町長は16日、当時の担当職員3人を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。臨時会には、未精算だった工事費を追加した2022年度一般会計補正予算の専決処分承認案なども提出

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  • 河川工事で未精算 小山町、職員が減給処分

     小山町は16日、昨年度完了した災害復旧工事の未精算があった問題で、不適切な事務処理があったとして当時の担当職員3人を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。  処分を受けたのは、ともに参事の50代男性2人と主任の40代男性。町によると、2019年10月の台風で被害を受けた湯船排水路の河川復旧工事で、不適切な事務で未精算を発生させ、町の信用を失墜させた。必要な報告なども怠った。参事2人は管理監督者としての責任も加味して処分内容を決めたという。  町は、問題の責任を取るため池谷晴一町長らの給与を減額する条例案を19日の町議会臨時会に提出する。  未精算だったのは町の見積額と実際にかかった費用の

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  • 記者コラム「清流」 関係者以外非公開の資料

     非公開で行われる小山町議会の議員懇談会。町当局が作成、配布する資料には「関係者以外非公開」と記されている。全てのページに、最も大きな活字で。関係者以外とは誰を念頭にしているのか。  表記が始まったのは2020年9月。町は「個人情報を含む人事案件や議論途中の案件があり公開できない」と説明する。だが、資料を見ると人事に関係のない報告案件もある。ある町議は「(非公開を)厳密に守ると専門家に相談したり町民の意見を聴いたりできない」と不満を語る。  そもそも町議会は当局が町政運営について町民の代表である町議に説明し、町議が審査する場だ。当局の説明は町民全員に向けられたものであるはずだ。非公開の議員懇談

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  • 自転車レース「お祭りに」 小山で20日、ツアー・オブ・ジャパン

     小山町で20日に開かれる自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)富士山ステージ」に向け、町などでつくる実行委の準備が大詰めを迎えている。レースを盛り上げようと、楽しみながら応援できるイベントを初開催する。  町が自転車競技会場になった東京五輪・パラリンピックのレガシー(遺産)を次代につなぐ「レガシーレース」と位置付ける。祭典の感動や興奮を呼び起こし、自転車を核にしたまちづくりを進める原動力にしたい考え。  イベントは地元団体「We are OYAMA(ウィーアーオヤマ)」の協力を得て実施する。同団体が作ったカウベルを無料で貸し出し、沿道で鳴らしてもらう。コースの激坂「ふじあざみラ

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  • 荒れたレース 野尻、福住組V スーパーGT第2戦 富士スピードウェイ

     自動車のスーパーGT第2戦「FUJI GT450km RACE」がこのほど、小山町の富士スピードウェイ(1周4.563キロ)で開催された。  決勝は激しいクラッシュが相次ぎ、2度の中断と日没による時間制限で100周のレースが62周で終了となる荒れた展開となった。GT500はARTA NSX-GT(№8・野尻智紀、福住仁嶺)、GT300はTANAX GAINER GT-R(№10・富田竜一郎、大草りき、塩津佑介)が今季初優勝を果たした。  レースは最終盤で波乱の幕切れとなった。日没まで残り10分ほどで2度目の中断が明け、セーフティーカー先導による隊列走行のままチェッカーが振られた。GT500は

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  • 義時討伐の文書起草 藤原光親の生涯知って 小山町に遥拝所整備

     承久の乱で鎌倉幕府第2代執権北条義時討伐の文書を起草し、小山町の山中で処刑された公家の藤原光親(1176~1221)をしのぶため、同町須走地区は遥拝(ようはい)所の整備を進めている。没後800年を記念した事業。光親が生きた時代を描く大河ドラマ放送も重なり、認知度向上を期待する。  標高約千メートル、山梨県との県境に近い矢筈(やはず)山。ブナ林の中にひっそりと光親の墓所の石碑が建つ。処刑された場所に1887(明治20)年に建てられた。地元住民によると、光親はかつて「天神様」として祭られ、今でも官職名にちなみ「あつきさん」と呼び親しまれている。  地区住民は交代で世話人を務め、毎年5月に墓所で慰

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  • 健康増進などで包括連携協定 小山町と日本生命

     小山町はこのほど、日本生命保険沼津支社(沼津市)と包括連携協定を結んだ。健康増進や子育て支援、スポーツ振興など幅広い分野で協力する。  町役場で締結式を行い、池谷晴一町長と十河健二支社長が協定書を取り交わした。今後、具体的な取り組みを決める。町によると、同支社によるスポーツイベントの運営支援や、保険外交員を通じた町の健康増進施策の周知などを検討するという。  町は第一生命保険、明治安田生命保険とも同様の協定を結んでいる。

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  • 20日に自転車ロードレース「富士山ステージ」 小山の中学生に見どころ紹介

     小山町で20日に開かれる自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)富士山ステージ」を紹介する特別講義が9日、町立北郷中で行われた。生徒約160人が見どころなどを知った。  自転車トラック種目で五輪3大会に出場し、同ステージのアンバサダーを務める飯島誠さんが講師を務めた。スタートの富士スピードウェイからゴールの富士山須走口5合目まで約1400メートル上ることから、「ずばり山」とコースの特徴を表現した。  今年のTOJは19~22日に4レースが行われ、16チームの80選手が合計タイムで順位を競う。講義には昨年のTOJで総合11位だったチームブリヂストンサイクリングの徳田優選手も登場し「

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  • 富士山5合目に「まぼろしの滝」出現 小山町の須走口

     富士山の雪解けがピークとなる時期に現れる「まぼろしの滝」が小山町の須走口5合目付近に出現した。川のない富士山で、澄んだ水が音を立て流れる神秘的な光景が見られ、10日、県内外から訪れたハイカーたちを喜ばせた。  山頂付近の雪解け水が集まり山肌に露出した溶岩上を流れ落ちる現象で、例年は5月中旬から6月中旬の気温の高い日に現れることが多い。須走口5合目の山荘「菊家」店主の渡辺昇さん(72)によると、今月4日に初めて滝の流れが確認された。今後の気候にもよるが、月末までは見られそうという。  まぼろしの滝までは、須走口5合目駐車場から片道20分ほどのハイキングコースが整備されている。

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  • 中学野球5チーム熱戦 御殿場で北駿大会

     北駿中学校野球大会が7日、御殿場市東運動場で始まった。8日まで。同市と小山町の5チームがトーナメントで頂点を目指す。  初戦は富士岡中と御殿場南中が対戦した。選手たちは一球ごとに集中し、攻守とも思い切りのいいプレーを見せた。大きな声を出してチームメートを鼓舞した。  開会式で、御殿場西中の勝間田遥希主将は「コロナ禍の中、練習や試合ができることに感謝し、一戦一戦全力で戦う」と宣誓した。

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  • 一流の芸術、いつでも 小山「アートビレッジ」通年開催始動

     小山町で一流の美術や音楽に触れる「おやまアートビレッジ」(実行委主催)が、本年度から通年開催になった。町総合文化会館で13日まで開催中の絵画展を皮切りに、来年2月まで町内各地で作品展やコンサートを繰り広げる。常に芸術に親しめる町、芸術家が集う町を目指している。  コロナ禍で芸術に触れる機会が減ったことを受け、町は2020年に「秋のアートビレッジ」を初開催した。町文化連盟などと実行委を組織した21年度は下半期に事業を計画したものの、コロナの影響を大きく受けた。満を持して開催する本年度は、トールペインティングの作品展やオペラコンサートなど多彩な催しを計画。ステンドグラス制作など体験型イベントも

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  • 小学生力士、白熱の取組 元幕内力士の磋牙司さん来場 小山

     第37回わんぱく相撲御殿場・小山場所(御殿場青年会議所主催)がこのほど、小山町中島の金時公園で開かれた。小3~6年生22人が出場。土俵際で攻防を繰り広げるなど好取組が相次いだ。  学年、男女別に優勝を争った。まわしを締めて土俵に上がり、行司の「はっけよい」の合図とともにぶつかり合った。4年生以上の優勝者は、6月に焼津市で開かれる県大会に出場する。  元幕内力士の磋牙司洋之さん(40)=三島市出身=が来場し、子どもたちに胸を貸した。町のキャラクター金太郎と対戦し、会場を沸かせた。  各部門の優勝者は次の通り。  須藤煌司(足柄小6年)内多歩(高根小6年)岩井拓真(御殿場南小5年)天野智弥(北郷

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  • 子どもの成長「金太郎のように」 小山で春まつり

     子どもたちの健やかな成長を願う「富士山金太郎春まつり」(実行委主催)が3日、小山町で開かれた。金太郎の生家の跡地に位置し、金太郎を祭る金時神社で、妊産婦と新入学児の健康祈願を行った。  申込者の名前を記した絵馬を神前に供え、神職の田代隆昭さんが祝詞を唱えた。町幹部と同神社の奉賛会員が出席し、金太郎のようにたくましい子どもの誕生や成長を祈った。  新型コロナ対策で綱引き大会などの催しは中止された。

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  • 富士山5合目 須走口にぎわうGW 標高2千メートル「別世界」

     最大10連休となるゴールデンウイーク中盤の3日、小山町の富士山須走口5合目には県内外から行楽客が詰め掛けた。標高2千メートルで非日常を味わい、英気を養った。  駐車場には県内のほか、湘南や多摩、川崎など関東圏のナンバーの車やバイクが並んだ。訪れた人たちは周辺のハイキングを楽しみ、眼下に広がる景色を堪能した。昨年に続き訪れたという会社員渡辺義夫さん(63)=神奈川県小田原市=は「見える景色や木々の高さが麓と違い、別世界。仕事の疲れを癒やせる」とすがすがしい表情を浮かべた。  きのこ料理を提供する2軒の山小屋には、昼時を中心に客が訪れた。東富士山荘の米山千晴代表(71)は「客足は少し戻ったが、コ

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  • 会長に常盤さん 小山町文化連盟 「活動拡大」決意

     小山町文化連盟は29日、本年度の総会を町総合文化会館で開いた。新役員を決め、洋楽部の常盤久美子さん(65)が会長に就任した。1年間の事業計画を決めた。  常盤会長は「コロナの感染拡大を防止しながら活動を拡大し、イベントも盛大にできたらと強く願っている」とあいさつした。事業計画では、3年ぶりに町民文化祭を開催し、3年目になる芸術イベント「おやまアートビレッジ」の振興に力を入れる。  副会長には山口千代子さん(民踊部)を選出し、山口琢也さん(写真部)を再任した。  芸術文化の振興に貢献したとして、2012年度から10年間にわたり会長を務めた渡辺光子さん(民踊部)、臼井睦恵さん(華道部)、岡本正雄

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  • 伊奈半左衛門の遺徳しのび例大祭 小山の神社

     富士山の宝永噴火後に困窮した人々を救った伊奈半左衛門を祭る伊奈神社(小山町須走)で29日、春季例大祭が開かれた。遺徳をしのび、地域の平穏を祈願した。  同町と御殿場市の各地区の代表者ら約30人が参列した。石橋良弘宮司が祝詞を奏上し、参列者は玉串を供えた。  1707年の宝永噴火で周辺の村々は埋没し、住民は飢えに苦しんだ。災害対策の指揮に当たった関東郡代の伊奈は、おきてを破って幕府の貯蔵米を住民に配ったとされる。  伊奈神社は1907年に小山町須走字西沢の王子ケ池に建立、57年に現在地に移設された。王子ケ池は東富士演習場内に位置し、神社があったことを示す碑が立っている。

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  • 工事費未精算陳謝 「報連相」欠如原因 小山町長

     小山町の池谷晴一町長は27日の定例記者会見で、昨年度に完了した災害復旧工事の未精算があった問題について「関係者や町民の皆さまにご心配、ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません」と陳謝した。  「基本的な報連相(報告、連絡、相談)が欠如していたことが第一の原因」との見方を示した。職員の聞き取り調査をするなど事実関係の詳細を確認中で、確認後に自身や関係職員の処分を検討するとした。  未精算があったのは2019年10月の台風で被害を受けた湯船排水路の河川復旧工事。町の見積額と実際にかかった費用の差額を精算していなかった。4月に入り、業者から報告を受けて発覚した。業者と協議の上、1億5800万円の支払

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  • 東部で4件停電 26日夜から27日朝

     沼津、裾野両市と小山町で26日夜から27日朝にかけて、4件の停電が発生した。いずれも約10分~3時間後に復旧した。東京電力パワーグリッド静岡総支社によると、配電設備への樹木の接触などが原因とされる。  26日午後9時20分ごろ、小山町須走の約20戸で、27日午前1時20分ごろには沼津市鳥谷と東原の約620戸で発生した。また、午前2時50分ごろに裾野市須山の約710戸で、7時ごろに沼津市春日町と蛇松町、千本港町、蓼原町の約210戸で停電した。

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  • 小山で住宅火災 家屋や小屋など全焼

     25日午後7時半ごろ、小山町湯船、男性方から出火した。御殿場署によると、木造平屋の家屋と木造の物置小屋、鉄骨の車庫をほぼ全焼し、約2時間後に鎮火した。同署などが出火原因を調べている。

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  • 復旧工事で未精算 小山町、1億5800万円

     小山町は25日、2021年度で完了した排水路の河川災害復旧事業で、精算していなかった費用があったと発表した。関連経費を盛り込んだ22年度一般会計補正予算を同日までに専決処分し、1億5800万円を請負業者に支払った。  未精算があったのは19年10月の台風19号で被災した湯船排水路河川復旧事業。町フロンティア推進課によると、仮設配水管の数量や木の伐採範囲などが積算を上回った。積算を超えた部分の工事費については協議の上、21年度末までに処理するとしていたが、年度内に協議がまとまらなかった。役場で事務の引き継ぎが行われず、4月に入って業者から報告を受けて発覚した。  関係職員への聞き取りや処分につ

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  • 東名高速道で無免許運転の疑い 少年を逮捕 静岡県警高速隊

     静岡県警高速隊は24日、道交法違反の疑いで横浜市の会社員の少年(19)を逮捕した。  逮捕容疑は同日午前10時半ごろ、小山町桑木の東名高速道で乗用車を無免許運転した疑い。同隊によると、車のナンバープレートに不審な点があったため、同町の東名高速道下り足柄サービスエリア(SA)で少年に職務質問し、無免許が判明した。

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  • 野球のこつ、児童に 工藤さん(ソフトバンク前監督)小山で教室

     プロ野球福岡ソフトバンクホークス前監督の工藤公康さんの野球教室が23日、小山町の小山球場で開かれた。同町の北郷ファイターズに所属する児童16人が、5度の日本一に輝いた名将の指導を受け、上達のこつを学んだ。  工藤さんは、数メートル先に置いたボールを的にしてボールを投げ、制球力を養う-など独自の練習法を次々と紹介。発泡スチロールのボールを投げる練習では、「強く握っては駄目。柔らかく握らないと手をうまく使えない」とアドバイスした。子どもたちは投球を繰り返し、腕の振り方を身に付け、ボールを離すポイントの感覚をつかんだ。  参加した北郷小6年田代朋輝さんは「いつもと違う練習で楽しかった。手首を使って

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  • お帰り♪の声響く駄菓子屋にぎわう 小山町・足柄小校門近く 高木さん「コロナ禍 楽しめる場に」と開店

     小山町の足柄小近くの駄菓子屋「BOO(ブー)」が、子どもたちでにぎわっている。地区出身の高木智恵さんが3月、新型コロナウイルス禍の影響を受ける子どもたちが楽しめる場所をつくろうとオープンした。  3坪の店内には、定番のうまい棒やヤッターメンなど100種類以上の駄菓子が並ぶ。放課後、お小遣いを握り締めた子どもが次々と来店し、高木さんは「お帰り」と笑顔で迎える。  親が所有する土地に「人が集まる店」を開こうと考えた。コロナ禍で行事がなくなり外出機会の減った子どもが気軽に立ち寄れる駄菓子屋を選んだ。店内外の装飾は自ら手掛けた。大人も楽しめるようバッグやアクセサリーなどの雑貨もそろえる。  コロナの

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  • 富士山麓名物グルメ 紹介動画を募集 静岡、山梨17市町村対象

     富士山麓エリアの名物グルメをPRする動画コンテスト「環富士山名物グルメグランプリ」(実行委員会、一般社団法人富士山フォーラム主催)の作品募集が始まった。富士山麓に位置する静岡、山梨両県計17市町村を募集エリアに名物グルメを紹介する動画作品を集めて、グランプリを決定する。応募は5月31日まで。  グランプリは3回目の開催。今年から「名物グルメ」に特化する形で名称を一部変更した。新たなロゴマークも製作した。4月26日には、初心者向けに無料の動画作成講座をオンラインで開催する。  募集する名物グルメの動画は30秒。集まった動画を6月1日からユーチューブ上で公開し、同30日までの動画の再生数で競う。

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  • 東名でトラック無免許運転容疑 神奈川県の男逮捕

     静岡県警高速隊は21日、道交法違反の疑いで神奈川県藤沢市湘南台2丁目、建設会社経営の男(74)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日午後3時ごろ、小山町内の東名高速道下りでトラックを無免許運転した疑い。同隊によると、免許取り消し処分を受けていた。

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  • 酒気帯び運転の疑い 御殿場署が男逮捕、事故起こし発覚

     御殿場署は21日、道交法違反の疑いで小山町用沢、無職の男(65)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午後2時半ごろ、同町の県道で、軽乗用車を酒気帯び運転した疑い。同署によると、駐車場に止まっていた車に衝突する事故を起こして発覚した。

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  • 留学・遠征を応援 小山町、子どもの挑戦費用の助成制度

     小山町は本年度、スポーツや文化芸術活動のスキルアップを目指して海外に留学、遠征する児童生徒らを対象に、費用の一部を助成する制度を設けた。世界に目を向ける機会をつくり、国際的に活躍するアスリートやアーティストの育成につなげる。  池谷晴一町長は、東京五輪男子50キロ競歩で一度倒れながらも立ち上がり6位入賞した川野将虎選手(須走地区出身)を引き合いに、「(町の子どもが)トップアスリートになって活躍すると町民は元気をもらえる」と意義を強調した。  青少年海外チャレンジ応援事業と銘打った。助成の対象は町内在住の小学生から高校3年生相当までと小山高生。個人には1回最大10万円、団体には1回最大20万円

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  • 小山町 市街地活性に本腰 産官学連携組織設立

     小山町は市街地の活性化に向けた取り組みをスタートする。このほど、産官学連携組織「まちなか空間活性化協議会」を設立した。本年度は町役場のある成美地区で芸術イベントを開き、誘客や来訪者の回遊を図る。効果を検証し、将来的には各地区で事業を展開する。  芸術イベント「アートウオークおやま@まなざしの庭」は10~11月に、豊門公園と町役場から駿河小山駅までの商店街を会場に実施する。各店舗や施設で芸術作品を展示し、クイズラリーを開催する。地元住民や事業者には会場づくりやオリジナル商品開発などの形で関わってもらう考えだ。  協議会は町の関係職員と町内主要団体のトップ、過去に豊門公園で開かれた芸術イベントに

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  • 小山の女性から95万円詐取容疑 静岡南署、男再逮捕

     静岡南署は18日、詐欺の疑いで住所不定、無職の男(24)を再逮捕した。  再逮捕容疑は3月2日、何者かと共謀して小山町の無職女性(86)宅に親族を名乗り「お金を貸してほしい。連れが行く」などと電話をし、同日、親族の知人をかたって現金95万円をだまし取った疑い。  容疑者は、静岡市駿河区の無職女性(80)から現金計約400万円をだまし取ったとして詐欺や詐欺未遂の疑いで逮捕され、今回の逮捕は3回目。

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  • スーパーフォーミュラ 富士スピードウェイ 開幕戦は平川、第2戦は野尻がV

     自動車レースの全日本スーパーフォーミュラ選手権第1、2戦がこのほど、小山町の富士スピードウェイ(1周、4.563キロ)で2日間にわたって開催され、2レースともに41周で決勝が行われた。  開幕戦を制したのは平川亮(carenex TEAM IMPUL)。スタート直後に上位陣の離脱で3番手から首位に躍り出ると、序盤はサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING)、終盤は野尻智紀(TEAM MUGEN)と好バトルを演じてトップでチェッカーを受けた。  第2戦はポールポジションから飛び出した野尻が、前年王者らしい盤石の走りで首位を守り続けた。終盤に平川の追い上げも寄せ付けず、ポール・トゥ・ウ

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  • 最新運動機器を導入 小山町健康福祉会館のスタジオ新装

     小山町健康福祉会館3階のリラクゼーションスタジオが15日、リニューアルオープンする。最新の運動機器を導入した。  ランニングマシンやフィットネスバイクなどの有酸素運動マシン8台とマッサージチェア2台を新しくした。筋力トレーニング用の機器も更新し、背中や横腹を鍛えるマシンを新たに導入した。  これまで月曜日だった休館日を当面の間、水曜日にする。町総合文化会館のトレーニング室と同じ休館日だったため、変更を求める声が寄せられていた。  利用時間は午前9時半~午後9時。料金は1回200円(3時間まで)。

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  • ⚾中学野球、北駿にチーム 御殿場、小山 競技力底上げへ

     御殿場市と小山町の中学生を対象にした野球のクラブチーム「北駿ベースボールクラブ」が始動した。中学の野球部の休部などが続く中、生徒にプレーの場を用意する。現存する野球部との共存を図り、地域全体の競技力の底上げにつなげたい考えだ。  10年以上前から野球の私塾を開き、県中学親善野球大会の御殿場選抜チームの監督を務める江藤旭典さん(36)=同市=が中心となり結成した。中学に野球部がなく、競技に打ち込む環境がないと嘆く子どもや保護者の声に背中を押された。  生徒の奪い合いを防ぐため、在籍する学校に野球部がある場合は同部の所属を条件にチームへの加入を認める。練習時間は部活動の時間と重ならないようにした

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  • 5月20日、静岡県議会臨時会開会 正副議長を選出へ 2特別委設置

     静岡県議会は13日、議会運営委員会を開き、正副議長を選出する臨時会を5月20日に開会することを正式に決めた。正副議長は慣例で1年交代。議席の過半数を握る最大会派自民改革会議の薮田宏行氏(御前崎市、4期)が議長に、和田篤夫氏(御殿場市・小山町、3期)が副議長に選出される見込み。  移住・定住の促進や関係人口の拡大による社会増の実現を調査する「移住・定住等促進」と、激甚化する自然災害に備え、安心して暮らせる社会の実現を調査する「自然災害対策」の両特別委員会を設置することも決めた。臨時会では7常任委員会と議会運営委員会、2特別委員会の正副委員長、委員の選任も行う。

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  • デジタル商社と協定 小山町、役場業務の変革へ

     小山町はこのほど、デジタルの総合商社「トランス・コスモス」(東京)と連携協定を結んだ。町役場業務のデジタル化の支援を受け、効率的な行政運営や町民サービスの向上に結び付けたい考え。  デジタル化が可能な業務の選定と具体的な手法に関して助言を受ける。行政手続きのデジタル化をはじめ、町デジタル・トランスフォーメーション(DX)ガイドラインの行動計画に掲げた35項目の具体化を探る。  町内のこども園の登園降園管理システム導入に同社が関わったことがきっかけで協定締結に至った。現時点で町の費用負担はない。  町役場で締結式を開き、池谷晴一町長と同社の高山智司常務執行役員が協定書を交わした。池谷町長は、町

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  • 再生した富士紡績施設 積極活用、活気の泉に【湧水】

     小山町の豊門(ほうもん)公園内に立つ国登録有形文化財の西洋館にオープンしたカフェを訪ねた。昭和初期に建てられたレトロな建物の一室で、地元専門店が監修したブレンドコーヒーを味わった。休息の後は美しい庭園を散策し、横浜の外国人居留地のような情緒を感じた。多くの人に訪ねてほしい。  同公園や西洋館、公園に立つもう一つの国登録有形文化財の豊門会館は、いずれも町の発展に寄与した富士紡績ゆかりの施設。所有する町は近年、ふるさと納税の寄付金などを財源に大規模な改修を行った。その後、建物全体を民間事業者に貸す計画だったが「コロナ禍で地域活性に結び付く提案は見込めない」と公募を見合わせた。町民や町議会からは施

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  • こいのぼり60匹 小山・鮎沢川上空

     小山町役場南側の鮎沢川の上空で、60匹のこいのぼりが気持ちよさそうに泳いでいる。  町職員らが11日に飾った。家庭で使われなくなったこいのぼりを、3本のロープに取り付け、川の両岸に渡した。  5月3日の富士山金太郎春まつりの一環。まつりの会場となる金時公園にも掲げた。いずれも同月8日まで。

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  • 1千本のソメイヨシノ圧巻 名所100選の小山町・冨士霊園

     日本さくら名所100選に選ばれている冨士霊園(小山町大御神)で、ソメイヨシノが満開になった。15日ごろまでが見ごろで、多くの人が詰め掛けている。  約1千本のソメイヨシノが園内を彩る。園の中心に位置する「桜中央通り」の約800メートルの桜並木では、一本一本が競うように咲き誇り、圧巻の光景が広がる。  来園者は桜並木を散策し、風に吹かれて出現する“花びらのシャワー”を浴びた。展望台から眼下に広がる春の景色に見入り、写真に収める人の姿もあった。

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  • マックスバリュ東海 ホテル米山館と隣接地に出店へ 小山町須走

     小山町が須走地区に誘致するスーパーの出店場所が、ホテル米山館と隣接地に決まったことが8日までの町への取材で分かった。マックスバリュ(MV)東海が小型店舗を出店し、2023年中にオープンする。  町は、生活利便性を高めて住民の定住を促す「須走地区活性化事業」で用地を取得する。地権者とは既に合意している。MV東海は町から土地を借りて店舗を建てる。ホテル米山館は地区のメイン通り「須走本通り」沿いに位置する。同地区は八百屋が閉店して以降、生鮮食品を購入できる店が限られ、スーパー出店を求める声が上がっていたという。

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  • トヨタの複合施設、今秋開業 モータースポーツの魅力発信 小山町・富士SW

     トヨタ自動車とグループの東和不動産は6日、小山町の富士スピードウェイ(FSW)と周辺を体験型複合施設「モータースポーツフォレスト」と位置付け、今年秋から新施設を順次開業すると発表した。まずは「富士スピードウェイホテル」をオープンし、車やモータースポーツの魅力発信に取り組む。年齢を問わず楽しめる施設にし、年間100万人の来場を目指す。  トヨタ自動車の佐藤恒治執行役員は記者会見で、「コンセプトは大人の遊び場、社交場。車やモータースポーツを愛する全ての人が集い、語り合って、童心に返って楽しめる場所でありたい」と構想を披露した。  エリアは約250ヘクタール。FSWや、東和不動産が「モータースポ

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  • 土地売却、再手続きも 小山町長、地裁の違法判断受け

     小山町による民間業者への土地売却を巡る住民訴訟で、土地売却は「違法で無効」とした静岡地裁の判断を受け、池谷晴一町長は5日、土地売却先の業者との協議の結果、改めて土地売却の手続きや契約を行う可能性があるとの認識を示した。  町議会全員協議会の答弁で「町が(売却金額の)1億6千万円を返して建物をどうするかというところまで発展する可能性がないわけではない」「ちゃら(土地売却前の状態)になった時点で入札やプロポーザルという方法をとることもあり得る」と述べた。業者が当該地での事業継続を望む場合は、土地を無償で貸す「使用貸借」にする方法もあるとの考えを語った。  静岡地裁が「違法で無効」との判断を示した

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  • 水彩連盟展の受賞者ら決定 都内で展示会

     水彩連盟はこのほど、6日から18日まで東京都の国立新美術館で開催する「第81回水彩連盟展」の入選者・受賞者を決めた。  静岡県関係者は、湯山千鶴さん(小山町)と渡辺甫三子さん(御殿場市)が入選したほか、田中美和子さん(島田市)が優秀賞を受賞した。会員推挙に福沢益由己さん(静岡市)が選ばれた。

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  • 御殿場JC理事長「最大限努力を」 2022年度会員お披露目

     御殿場青年会議所はこのほど、2022年度の会員お披露目式典を御殿場市で開いた。矢後芳昭理事長(40)は「新型コロナの影響で活動が制限されることも想定されるが、実施できる中で最大限の努力をする」と決意表明した。  22年度のスローガンは「JUST DO IT!」。同市と小山町の20~40歳の42人が所属し、わんぱく相撲大会をはじめとする青少年育成事業と、まちづくり事業に取り組む。会員同士の交流やビジネススキル向上を図る。  式典には関係団体のトップを招待した。勝又正美御殿場市長は「まちに明るさと元気をもたらす活動を継続してほしい」と期待した。  他の主な役員は次の通り。  副理事長 秋田大、戸

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  • 土地取引違法判断 町に「事実解明を」 小山町議

     小山町による民間業者への土地売却を巡る住民訴訟で、土地売却は「違法で無効」とした静岡地裁の判断を受け、町議3人が1日までに、事実を解明し町民や議会に説明するよう求める要望書を池谷晴一町長に提出した。  プロポーザルで予定買い取り価格の漏えいがあったと認められたことを踏まえ、町長や職員の守秘義務とコンプライアンスの徹底を要望した。静岡地裁の判断や町の見解を町民に示すことも求め、池谷町長は実行を明言した。  池谷町長は、町に損害はなく、職員は裁判で一貫して価格漏えいを否定したことなどから、町として調査する考えはないとしている。

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  • 地上80メートル 小山町内3高架橋連結 建設中の新東名高速道

     中日本高速道路が小山町内で建設している新東名高速道の湯船高架橋、柳島高架橋、中島高架橋がつながった。地上70~80メートルに位置し、湯船原トンネルから谷ケ山トンネルまでの約1・8キロを結ぶ。湯船高架橋で30日、連結式が行われた。  2015年7月の中島高架橋を皮切りに順次着工。まずは橋脚を造り、橋脚の上から橋桁を延ばす「片持張出工法」で作業を進めた。当初は重機の進入路さえなく、施工業者は「急峻(きゅうしゅん)な土地で難工事になった」と話す。各高架橋は22年度中に完成する予定。  連結式には町や地元関係者らが出席した。池谷晴一町長は「開通によって観光交流人口の拡大が期待され、地域活性化につなが

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  • 新東名の3橋連結 小山町の新御殿場―新秦野IC間 開通時期は未定

     中日本高速道路が小山町内で建設している新東名高速道の湯船高架橋、柳島高架橋、中島高架橋がつながった。地上70~80メートルに位置し、湯船原トンネルから谷ケ山トンネルまでの約1・8キロを結ぶ。湯船高架橋で30日、連結式が行われた。  2015年7月の中島高架橋を皮切りに順次着工。まずは橋脚を造り、橋脚の上から橋桁を伸ばす「片持張出工法」で作業を進めた。当初は重機の進入路さえなく、施工業者は「急峻(きゅうしゅん)な土地で難工事になった」と話す。各高架橋は22年度中に完成する予定。  連結式には町や地元関係者らが出席した。池谷晴一町長は「新東名の開通によって観光交流人口の拡大が期待され、地域活性化

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  • 小山町「ゼロカーボン」宣言 くらし環境課を設置

     小山町の池谷晴一町長は29日の定例記者会見で、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ宣言」を行った。4月1日付の町役場の組織再編で、くらし安全課をくらし環境課に変更する。職員1人を増員し、環境政策に力を入れる。  池谷町長は「世界遺産富士山麓の町として、国際社会の一員として町民や事業者と一体となって取り組みを加速する」と述べた。具体的な施策は今後検討する。  町はこれまで、湯船原地区に木質バイオマス発電所を設け、大規模な太陽光発電施設を誘致するなどの取り組みを進めてきた。

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  • 土地売却「違法」判断 再契約も調査もせず 小山町長が表明

     小山町による民間業者への土地売却は違法だと訴えた住民訴訟で、静岡地裁が土地売却は違法で無効との判断を示したことを受け、池谷晴一町長は29日の定例記者会見で、土地売買の再契約は行わない考えを示した。「(土地売却先の業者が)当該地で事業を継続していただけるよう協議を重ねる」と述べた。町によると、町の顧問弁護士は判断に法的拘束力はないと説明しているという。  静岡地裁は判決理由で、町が設定したプロポーザルの予定買い取り価格と業者の提案価格が「不自然なほど極めて近接している」と指摘し、町側からの価格漏えいがあったと認めた。  池谷町長は会見で、価格の近接について「すごくあいまい」と受け止めを語った。

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  • 「映える小山」原さんにお任せ 町の公認インスタグラマーに

     小山町はこのほど、インスタグラムで町の魅力を発信する2022年度の公認インスタグラマーに原彰悟さん(32)=一色=を認定した。  原さんは町内の風景やイベントの様子などを、ハッシュタグ「富士山頂と金太郎のまち」を付けて投稿する。カメラマンやSNS運用のコンサルタントとして活動し、5千人超のフォロワーを持つ。「町の魅力、町が好きという気持ちを発信し、観光客や居住者を増やしたい」と意欲を語った。  町は19年度から公認インスタグラマーを務め、今月末で退任する赤木和敏さん(36)=湯船=に感謝状を贈った。

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  • 私有パソコンで業務データ扱う 陸上自衛隊富士駐屯地、1佐停職

     陸上自衛隊富士駐屯地(小山町)は24日、私有パソコンで業務用データを取り扱ったとして、情報学校の50代の男性1等陸佐を停職5日の懲戒処分にしたと発表した。  駐屯地によると、1等陸佐は2020年3月20日から同月22日までの間に、帰省先の私有パソコンで業務用データを作成し、自衛隊の端末に送信した。「問題ないと思っていた」と話しているという。  作成されたデータを受け取った隊員が申告し、発覚した。

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  • 小山町土地売却「違法で無効」判決 静岡地裁「町側が価格漏えい」

     小山町による民間業者への土地売却は違法だとして、住民が町を相手取り土地の返還請求を怠っていることの違法確認などを求めた訴訟の判決で、静岡地裁は23日までに、土地売却について「事前に町側から予定買い取り価格の漏えいがあり、違法で無効」との判断を示した。  小山町は2015年、町内にあった全国労働金庫協会の研修センターの跡地を6千万円で購入。ホテルを整備するとして16年、跡地の北側半分程度を約1億6100万円で静岡市の業者に売却した。原告側は、町による跡地の取得を「真の目的は業者への転売で、違法で無効」と訴えていた。  増田吉則裁判長は判決理由で、プロポーザル手続きの予定買い取り価格と業者の提案

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  • オリパラ記念碑設置 小山町内5カ所に 自転車会場の価値活かす

     東京五輪・パラリンピック自転車ロード種目が開かれた小山町は、大会の記念モニュメントを町内5カ所に設置した。祭典の舞台になった象徴として記憶を後世につなぐとともに観光誘客などに役立てる。  21日、メイン会場になった富士スピードウェイの西ゲートに設けた記念碑のお披露目セレモニーを開いた。池谷晴一町長や佐藤広・大会組織委員会副事務総長らが除幕した。池谷町長は「町民や町を訪れる方々がSNSで発信していただくことで、東京2020大会開催のまちというブランディングに寄与する」と話した。  五輪男子ロードレースの勝負どころになった明神峠、おもてなしの一つとしてマリーゴールドで彩った棚頭交差点、五輪聖火リ

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  • 昭和レトロ感じる「豊門カフェ」 小山町・西洋館内にオープン

     小山町藤曲の豊門(ほうもん)公園内にある国登録有形文化財の西洋館に3月中旬、昭和レトロな雰囲気を生かした「豊門カフェ」がオープンした。合同会社ピーシィズ(同町、徳島陽介社長)が建物の一部を町から借りて運営する。地域の繁栄にかつて寄与した富士紡績ゆかりの風情ある建物でコーヒーなどを味わえるとあって、早くも町民らの人気を集めている。  1930(昭和5)年に建設された2階建ての西洋館は、かつて町内に工場を構えていた富士紡績のゲストハウスだった。カフェは1階のキッチンで営業する。御殿場市の専門店が監修したコーヒーや、地元の名店から仕入れた食材を組み合わせたホットドッグなどを提供する。  営業に当

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  • 小山町 住民福祉部長に長田氏を起用

     小山町は18日、4月1日付の人事異動を内示した。対象者は117人。機構改革に伴い例年に比べて大規模になった。住民福祉部長に長田忠典教育次長を充て、教育次長の後任に平野正紀生涯学習課長を起用する。  機構改革では経済産業部を経済産業スポーツ部に改称し、スポーツツーリズム推進に力を入れる。人口政策推進室を課に格上げする。  主な異動は次の通り。  【参事級】住民福祉部長(教育次長=部長級)長田忠典▽経済産業スポーツ部長(経済産業部長)高村良文▽教育次長=部長級(生涯学習課長)平野正紀▽理事兼都市基盤部技監(経済産業部兼都市基盤部技監)高柿弘義▽人口政策推進課長(人口政策推進室長=課長級)石田洋丈

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  • 事件事故情報いち早く 御殿場署 地元FMラジオ局と協定

     御殿場署はこのほど、管轄する御殿場市と小山町が可聴エリアのコミュニティーFM放送局「エフエム御殿場」と協定を結んだ。事件事故の発生状況や防犯・防災情報をタイムリーに伝える。真野義文署長は「放送によって住民が安心して暮らせる社会ができれば」と話す。  3月から毎日朝、昼、夜の定時に、同社が制作する番組内で情報発信する。特殊詐欺やひき逃げなどの重大事案が発生した際には定時を待たず速やかに周知し、被害拡大防止や犯人摘発に役立てる。同署で締結式を行い、真野署長と同社の関谷葉子代表取締役が協定書に署名、押印した。

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  • 警察活動に協力の11人8団体感謝状 御殿場署

     御殿場署はこのほど、警察活動に協力した御殿場市と小山町の11人と8団体に署長感謝状を贈った。贈呈式を同署で行い、真野義文署長が出席した個人と団体の代表者に手渡した。  感謝状を受けた個人と団体は次の通り。  杉山正吉、鈴木正和、菅沼要、山口和芳、勝間田茂、渡辺功、渡辺幸雄、高村秀幸、林一雄、長田忠臣、勝又幸範、榑林自動車、御殿場市役所企画部魅力発信課、小山町役場企画総務部地域振興課、御殿場駅構内タクシー組合、富士山御殿場口山内組合、富士山須走口山内組合、高齢者専門宅配弁当宅配クック123、配食のふれ愛御殿場店

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  • 予算案など可決 小山町議会閉会

     小山町議会3月定例会は16日、最終本会議を開き、2022年度当初予算案や追加提出された「すばしりこども園」建設工事契約締結案など29議案を可決し、閉会した。  同園の建設工事は既存の園舎(旧幼稚園)を約450平方メートル増築し、0~2歳児の保育室と一時預かり室、調理室を設ける。23年1月に完成し、4月に供用開始の予定。

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  • 予算案を訂正 小山町、事業名と継続費の支出額

     小山町は16日の町議会3月定例会本会議で、提出済みの2022年度一般会計予算案の一部を訂正した。17年度から継続している足柄サービスエリア周辺道路整備の事業名と継続費の支出額などを改めた。予算案は同日、可決された。  足柄SA周辺地区町道整備事業としていた事業名を同地区開発道路整備事業に直し、継続費の過年度分の支出額なども訂正した。  町は事業名について、町道の整備事業であると明確にするため変更しようとしたが、過去に議決された事業名は変更できなかったと説明。支出額などの誤りは計算ミスが原因とした。いずれも同定例会の総務建設委員会で委員から指摘を受けたという。  池谷晴一町長は本会議の冒頭で「

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  • 団地間連絡道路が全面開通 御殿場-裾野-小山総延長25キロ

     東富士演習場周辺の旧国有地「解放地団地」をつなぐ「団地間連絡道路」がこのほど、全面開通した。御殿場市、裾野市、小山町にまたがる総延長25キロ。沿道には工業団地や観光施設、スポーツ施設が立地し、産業振興や生活利便性向上につながると期待される。  正式名称は東富士演習場周辺団地間連絡道路で、小山町の大塚団地付近から、御殿場と裾野の両市にまたがるトウジコヤ団地付近までを結ぶ。未開通だった陸上自衛隊滝ケ原駐屯地(御殿場市)付近から丸尾パーク(同)付近までが供用開始され、全面開通になった。市町中心部から離れた場所に位置し、車両の分散によって中心部や国道246号の渋滞緩和も見込まれる。  御殿場市域の道

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  • 板妻南工業団地に大阪飲料メーカー 御殿場

     御殿場市と同市・小山町土地開発公社が造成を進める板妻南工業団地(第3期)に飲料メーカー「ライフドリンク カンパニー」(大阪市、岡野邦昭社長)の進出が決まった。富士山の伏流水を使い飲料水やお茶を製造する。このほど、土地売買仮契約書締結までの覚書を締結した。  進出区画は約5万1千平方メートルで、予定売買金額は1平方メートル当たり2万7270円。延べ床面積約1万9800平方メートルの工場を建築し、2024年に操業開始する予定。従業員は60人程度で、50人程度の新規雇用を予定している。  勝又正美市長は「水が育む御殿場の魅力をPRでき、市のブランド力の向上に大きく寄与すると確信している」と歓迎する

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  • 富士と小山で震度1

     12日午前1時1分ごろと同9時20分ごろ、山梨県東部・富士五湖のほぼ同じ場所を震源とする地震が2回発生し、いずれも富士市と小山町で震度1を観測した。静岡地方気象台によると、震源の深さはともに約20キロ、地震の規模はそれぞれマグニチュード(M)3・4、3・1と推定される。

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  • 遺体の身元判明 掛川市大坂の空き家

     掛川署は11日、掛川市大坂の空き家で2月9日に見つかった身元不明遺体について、小山町の50代男性と判明したと発表した。事件性はないとみている。

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  • 部下暴行の陸佐 停職2カ月処分 陸自富士駐屯地

     陸上自衛隊富士駐屯地(小山町)は11日、部下の隊員に暴行を加えたとして、富士教導団特科教導隊の男性3等陸佐を停職2カ月の懲戒処分にしたと発表した。  同駐屯地によると、3等陸佐は2021年11月17日夜、東富士演習場で部下の隊員1人に複数回平手打ちする暴行を加え、全治約1週間のけがを負わせた。男性3等陸佐のテントで寝てしまった部下の隊員を別の隊員が起こそうとしたところ、悪態をつき乱暴に腕を振り払った様子を見て、激高したという。

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  • 静岡高OB臼井さん 東大合格、野球部へ 3期連続輩出「やるからには勝てるように」

     静岡高野球部OBの臼井捷翔さん(20)=小山町在住=が10日、2年の浪人生活の末、東大理科一類に合格した。東京六大学リーグの野球部に入る予定で「やるからには試合に出て勝てるように頑張る」と意気込む。  臼井さんは2019夏の甲子園に出場した同校136期。春の地区大会初戦敗退から夏の頂点に上り詰めた世代だ。同校からの東大野球部入りは奥田(134期)、梅林(135期)に続いて3期連続。「2人の存在があって自分も挑戦してみようと思った」という。3人を送り出したのは同校野球部の栗林前監督(県教委健康体育課)だ。  臼井さんが「何度もくじけそうになった」と振り返る浪人生活。「栗林先生から言われた『日々

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  • 小山町役場でクラスター 町長「重く受け止め」

     静岡県は10日、小山町職員11人の新型コロナウイルス感染を確認し、クラスター(感染者集団)に認定したと発表した。  町によると、11人のうち9人は本庁舎1階勤務で、隣接する三つの課に在籍している。2日に1人の感染が判明し、付近に席のある職員は抗原検査を受けて全員陰性だったが、その後感染が広がった。11人の他にも複数人が体調不良を訴えているという。町は全職員に基本的な対策の徹底を指示し、11日までは出勤する職員数を削減する。業務はおおむね通常通り継続するとしている。  池谷晴一町長は「役場でのクラスター発生を重く受け止めている。さらなる住民サービスの低下を招くことがないよう努める」とコメントし

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  • 富士の給食サービス 施設新築で地鎮祭 小山の工業団地

     静岡県企業局が造成、分譲した小山町の工業団地「富士山麓フロンティアパーク小山」でこのほど、給食サービス業クリエイティブ(富士市)のセントラルキッチン新築工事地鎮祭が行われた。  同社は医療福祉事業を手がける静寿会グループの一員。新東名高速道に近い同工業団地に新たな生産拠点を設け、県東部の関係施設に給食を配送するとともに、首都圏での受注拡大を目指す。県企業局によると、投資予定額は土地、建物、設備などで計19億7300万円。  セントラルキッチンは10月末の完成、来年1月の本格操業を予定する。地鎮祭には静寿会とクリエイティブ、県企業局の幹部らが出席し、工事の安全を祈願した。

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  • 東部・伊豆20市町「推し」事業 22年度予算案

     コロナ禍が続く中での編成となった東部・伊豆地区20市町の2022年度当初予算案。各市町は新型コロナウイルス対策を図りながら、地域の課題解決や活性化などにつなげる事業を盛り込んだ。「推し」事業のポイントを担当者に聞いた。  ■富士市 仮想空間に自転車コース  プロチームと連携して自転車でにぎわいを創出します。遠隔地から仮想空間を走行できる「バーチャルライドコース」は海抜0メートルから富士山5合目を目指す絶景コースなどの魅力を発信し、コロナ後の誘客につなげます。市街地レースを通じて市民の関心も高め、自転車の利活用を進めたいです。(自転車関連整備事業=3560万円)  ■富士宮市 やさしい日本

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  • ウクライナ侵攻を非難 小山町議会が可決

     小山町議会は7日の本会議で、ロシアのウクライナへの軍事侵攻について「断じて容認できず断固として非難する」との決議案を発議し、全会一致で可決した。  決議は、ロシアの行動を「明白な国際法違反で国際秩序の根幹を揺るがす行為」と指摘。「直ちに戦闘を停止し軍を撤退するよう求める」とした。

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  • 小山町長選出馬へ 元町長の込山氏

     元小山町長の込山正秀氏(74)=同町一色=は5日までに、来春の町長選に立候補する意向を固めた。  産業拠点を整備する「三来(みらい)拠点事業」や林業振興などを挙げ「手掛けた事業をしっかり完成させ、元気な町にして次代に引き継ぐ」と述べた。JR駿河小山駅周辺の再開発と小山地区の空き家対策、民間活力を生かした町営住宅整備にも意欲を示した。  同町議や県議を経て2011年の町長選で初当選した。3選を目指した19年の町長選で敗れた。

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  • 不適切指導で男性陸佐を処分 陸自富士駐屯地

     陸上自衛隊富士駐屯地(小山町)は4日、部下隊員に不適切な指導をして精神的苦痛を与えたなどとして、富士学校諸職種協同センターの50代の男性陸佐を停職5日の懲戒処分にしたと発表した。駐屯地によると、男性陸佐は昨年6月中旬から10月下旬までの間、部下隊員5人に対し、威圧的な言動や人格否定する発言をした。「ばかじゃないか」と発言し、消毒液を床に投げ付けるなどしたという。「部下隊員の至らない点や能力が不足している点を指摘するため」と説明し、深く反省しているという。ハラスメント相談窓口に申告があり、発覚した。

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  • 小山町の80代女性 95万円詐取被害

     小山町の80代の無職女性が2日、親族を装った男に約95万円をだまし取られたと御殿場署に届けた。  同署によると、同日午前10時半ごろ、女性宅に男から「お金を貸してほしい。明日返す。俺が行けないから連れが行く」などと電話があった。女性は午後5時10分ごろ、自宅を訪ねてきた男に現金を手渡した。

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  • 上官に暴行 停職46日 陸上自衛隊富士駐屯地

     陸上自衛隊富士駐屯地(小山町)は1日、上官に暴行を加えたとして、開発実験団装備実験隊の40代の男性1等陸曹を停職46日の懲戒処分にしたと発表した。  同駐屯地によると、1等陸曹は2020年6月29日未明、自衛隊の駐屯地で上官2人の胸ぐらをつかみ胸を殴る暴行を加えた。業務の要領について日ごろから認識に違いがあり、私生活のストレスもあったと話しているとされる。外部で酒を飲み、駐屯地に戻った後だったという。

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  • 炎と煙 富士山麓包む 東富士演習場で野焼き

     本州最大の自衛隊演習場、東富士演習場(御殿場市、裾野市、小山町)に生い茂ったカヤなどを焼き払う野焼き作業が26日、行われた。昨年は天候の影響で中止され、2年ぶりの実施。統括団体の東富士入会組合によると、残雪のため作業できなかった区域を除き、予定した作業面積約2745ヘクタールの大半を焼いた。事故など不測の事態はなかった。  積雪の影響で当初予定から2週間遅れの実施になった。陸上自衛隊員や地元関係者ら約900人が4作業区39班に分かれて作業に当たった。ガスバーナーでカヤに着火すると勢いよく燃え広がり、熱風が吹いた。富士山の裾野は炎と煙に包まれた。作業員3人が焼死した2010年の事故の後に導入し

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  • 工業団地廃棄物 小山町長、損害賠償請求を視野

     小山町が開発した湯船原地区の工業団地「新産業集積エリア」の地中から廃棄物が見つかった問題で、池谷晴一町長は25日、処理にかかる費用に関し、町が土地を取得する以前の所有者への損害賠償請求を視野に「弁護士と相談しなければならない」との考えを示した。定例記者会見で述べた。  見つかった廃棄物はコンクリート片や陶器など約300立方メートルで、町は処理にかかる経費1500万円を2022年度一般会計当初予算案に盛り込んだ。池谷町長は、当該用地は専門業者による埋設物調査を実施し問題ないと報告を受けていたと明かした。廃棄物の発見を「大変残念」とした。  当該用地は既に民間事業者に売却している。

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