2023年1月30日(月)

あなたの静岡新聞
有料プラン申し込み
設定
あなたの静岡新聞
  • 有料プランに申し込む
  • 契約者マイページに進む
  • メールマガジンを受信する
  • 情報「追っかけ」機能を使う
  • あなたの静岡新聞について知る
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー
  • 著作権情報
  • 静岡新着
  • 知っとこ
  • 追っかけ
  • 全国新着
+ 追っかける
追っかけ中

伊豆市の記事一覧

  • 感想文と風景画表彰 井上靖顕彰「あすなろ忌」 伊豆

     伊豆市湯ケ島で幼少期を過ごした井上靖を顕彰する「あすなろ忌」(市など主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が29日、同市の天城会館で開かれた。小中高生を対象にした井上靖コンクールの表彰式などを行った。  読書感想文と風景画の2部門を設けたコンクールには、全国から447点の応募があった。最優秀賞は、読書感想文が小学生の部で鈴木悠里奈さん(天城6)、中学生の部で諏訪由季さん(筑波大付属3)、風景画の中学生の部で久保田彬元さん(修善寺3)、高校生の部で加藤木那白さん(知徳1)が選ばれた。鈴木さんと諏訪さんは作品を朗読した。  井上靖のひ孫の砂野友来さんによるピアノ演奏や作家椎名誠さんの講演会も実施した。

    速報NEWS
  • 早咲き「土肥桜」見頃 2月5日まで「まつり」 伊豆

     伊豆市土肥地区で、早咲きで知られる土肥桜が見頃を迎えている。市観光協会土肥支部は2月5日まで、観光施設「土肥金山」の駐車場で土肥桜まつりを開催している。  市内在住の紙切り作家水口千令さんが手がけたまつり限定の御朱印を地区内5カ所の寺院と神社で入手できる。駐車場では地場産品の販売や音楽ライブなどが行われ、観光客や地元住民でにぎわっている。  同施設の土肥桜は28日現在、五分咲き。濃いピンク色の花が青空に映え、来場者が写真を撮って楽しんでいた。同施設はまつり期間中の金、土、日曜に午後5時から、土肥桜のライトアップを行う。地元の伊豆総合高土肥分校の生徒が製作した竹灯籠も並ぶ。

    速報NEWS
  • 自転車トラック疾走 中高生、自己記録挑む 伊豆

     中高生を対象にした自転車競技大会「チャレンジ&エンジョイ ジュニアトラック」(県自転車競技連盟主催)が28日、伊豆市の伊豆ベロドロームで始まった。ジュニア世代の強化を目的に初めて開催した。29日まで。  男女年代別の5部門にそれぞれタイムトライアルやケイリンなど4種目を設け、県内外の38人がエントリーしてトラックを駆け抜けた。順位にとらわれずに個々の技術向上に集中するため、表彰は行わず、選手は自己記録の更新に挑んだ。  ランダムに鳴るスタートの合図を自転車に乗った状態で足を着かずにスタートラインの前で待つ新種目「ロンゲスト・ラップ」を29日に実施する。連盟の担当者は「大会にトレーニング要素を

    速報NEWS
  • みんな楽しい「インクルーシブ自転車」 伊豆総合高生 高齢者、障害者と乗車体験

     伊豆総合高(伊豆市)の選択授業「こころとからだの理解」を受講する3年生7人がこのほど、年齢や障害の有無にかかわらず楽しめる「インクルーシブ自転車」の乗車を校内で体験した。地域の高齢者施設と障害者施設の利用者計8人も参加し、交流しながら乗車を楽しんだ。  自転車の製造販売を手がける地元の「オートクラフト・IZU」が協力し、9台の多様な自転車を用意した。種類は車椅子ごと荷台に載せられるタイプや手こぎ式、4人乗りなどさまざま。参加者はいろいろな自転車の乗車を体験し、乗り心地を語り合った。  総合学科の望月来生さん(17)は「一緒に乗った人が笑顔で楽しんでくれてよかった。駅前の広場にあったら子どもた

    速報NEWS
  • ベアードブルーイング(伊豆市) キャンプ場に「乾杯」の声 年間40種 出来たて提供【クラフトビール群雄割拠 静岡/山梨/長野/新潟⑤】

     静岡、山梨、長野、新潟4県の県紙がリレー形式で地元のクラフトビールを紹介する連載企画「クラフトビール群雄割拠」の第5回。2巡目の第1弾は、醸造所併設のキャンプ場が人気の「ベアードブルーイング」を静岡新聞が取り上げる。  狩野川のほとり、広葉樹に囲まれた4階建て相当の醸造所の周辺に大小のテントが並ぶ。2018年6月開業の「キャンプベアード」(伊豆市)は、日本におけるアメリカンエール人気の火付け役の一つ「ベアードブルーイング」(同)が運営する。全国でも珍しいビールメーカー直営のキャンプ場だ。  最大の特徴は出来たてのビールが飲めること。同社はラガー、IPA、スタウトなど定番12種をはじめ、ミカン

    速報NEWS
  • 早春の西伊豆歩こう 駿河湾フェリーとJR東海、静岡駅でPR

     一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーとJR東海は28日から3月31日まで、西伊豆地域への誘客キャンペーン「早春の西伊豆ウオーキング」を実施する。企画が始まるのを前に両社などは27日、関連イベントをJR静岡駅構内で行った。  伊豆市土肥や西伊豆、松崎の観光協会職員ら約15人が駅利用者に観光パンフレットやグッズなどを配布した。人気スポットも映像で紹介し、「ぜひ旅行先に伊豆西海岸を選んで」と呼びかけた。  キャンペーンでは清水港(静岡市清水区)-土肥港(伊豆市)を結ぶ駿河湾フェリーと電車の利用を推奨。土肥港を徒歩で出発し、土肥金山や恋人岬などを巡る「土肥コース」と、土肥港から無料バスで松崎町に移動し

    速報NEWS
  • 西伊豆地域へ誘客 静岡駅でキャンペーン関連イベント

     一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーとJR東海は28日から3月31日まで、西伊豆地域への誘客キャンペーン「早春の西伊豆ウオーキング」を実施する。企画が始まるのを前に両社などは27日、関連イベントをJR静岡駅構内で行った。  伊豆市土肥や西伊豆、松崎の観光協会職員ら約15人が駅利用者に観光パンフレットやグッズなどを配布した。人気スポットも映像で紹介し、「ぜひ旅行先に伊豆西海岸を選んで」と呼びかけた。  キャンペーンでは清水港(静岡市清水区)-土肥港(伊豆市)を結ぶ駿河湾フェリーと電車の利用を推奨。土肥港を徒歩で出発し、土肥金山や恋人岬などを巡る「土肥コース」と、土肥港から無料バスで松崎町に移動し

    速報NEWS
  • 梅園継承へ意見交換 熱海で全国サミット開幕

     梅を観光や産業の資源としている全国13市町の首長らが一堂に会する第28回全国梅サミット(同サミット協議会主催)が27日、熱海市で開幕した。初日は「梅によるまちづくりの可能性について」と題し、首長らが意見交換した。28日まで。  熱海市でのサミット開催は4回目。同協議会長の斉藤栄熱海市長は、2021年7月に伊豆山地区で発生した大規模土石流の際に、加盟市町から多くの支援が寄せられたことに感謝した。その上で「梅を世界に広げ、加盟市町の発展につなげたい」とあいさつした。  意見交換では、各地の梅林管理の担い手不足が深刻化している状況などが報告された。神奈川県小田原市の守屋輝彦市長は次世代への継承策と

    速報NEWS
  • 天城高原登山 所要時間「推奨」未満が過半数 大仁署調査「余裕持った計画を」

     大仁署はこのほど、伊豆市菅引の天城高原登山道入り口で登山者を対象に実施したアンケート結果を公表した。予定所要時間を調査したところ、登山コースの推奨時間未満の回答が過半数だったため、同署は余裕を持った登山の計画、実施を呼びかけている。  調査は昨年10月29日に行い、195人から回答を得た。うち112人(57%)が推奨時間未満で、適切だったのは60人(31%)だった。所持品の調査では、コンパスとモバイルバッテリーの所持率が半数程度にとどまった。県外からの来訪者が76%だったため、加藤義之地域課長は「結果は市や消防と共有する。現地での注意喚起方策を検討したい」と話した。  同署でこのほど開いた署

    速報NEWS
  • 「“好き”が職業になる時代」 クイズ王・伊沢さん、デジタルハリウッド大・佐藤教授講演 伊豆の中学生と交流

     伊豆市は26日、市内の中学2年生約210人を対象に、「クイズプレーヤー」としてユーチューブやテレビに出演する伊沢拓司さんとデジタルハリウッド大学長補佐の佐藤昌宏教授を招いた講演を同市の修善寺総合会館で開いた。伊沢さんは「好きなことが職業になる時代。自分らしく生きるためにいろいろなことから学んで」と生徒に語った。  2人は「これからはどんな時代になるか」「どんな人になってほしいか」をテーマに対談した。伊沢さんは技術の進歩によってさまざまな情報があふれる中、取捨選択する力が必要だと指摘し「大人からいろいろなアドバイスが入ってくるが、どれが正しいのか、自分にふさわしいのか判断できる力を身に付けて」

    速報NEWS
  • 全面凍結 天然の氷アート出現 伊豆・湯ケ島の八丁池

     伊豆市湯ケ島の天城山中にある八丁池が26日、連日の厳しい冷え込みで全面凍結した。霧氷で白く染まったブナなどの自然林の中に美しい氷が広がる神秘的な光景が現れた。  池は標高約1200メートルに位置し、厳寒期には厚い氷に覆われる。毎年調査を続ける環境省自然公園指導員の土屋光示さん(63)によると、今冬は昨年12月下旬に最初の全面凍結を確認した。1月中旬に気温が上がったことで氷が溶け、24日時点で氷は池の3分の1程度しか覆っていなかったという。土屋さんは「この2日間の寒波で一気に凍っていて驚いた。ガラスのように透き通った氷でアートのよう」と話した。

    速報NEWS
  • 大自在(1月26日)最強寒波

     芭蕉、蕪村と並び江戸時代を代表する俳諧師の小林一茶は、信濃国・柏原(長野県北部)の農家に生まれた。15歳で江戸に奉公に出され、30代は関西、四国、九州の俳句修業の旅に明け暮れた。  51歳で豪雪地帯の郷里に永住を決意した。〈是[これ]がまあつひの栖[すみか]か雪五尺〉。150センチほどの積雪を前に、苦しい漂泊を経た一茶の「ここを安寧の場所たらしめようという覚悟、闘志の吐露」と、俳人で静岡県立大名誉教授の関森勝夫さんは説く(「時季[とき]のたまもの」)  雪は桜、月とともに日本の風雅の代表に挙げられる。しかし歳時記などでは、時に生命を奪う恐ろしい存在でもあるという文脈で語られることが多いようだ

    速報NEWS
  • 伊豆箱根鉄道、すべらない砂で合格祈願 修善寺駅で28日、受験生に配布

     伊豆箱根鉄道(三島市)は28日、電気機関車の車輪にまいて空転を防ぐ砂を袋に小分けした「すべらない砂」を、駿豆線修善寺駅(伊豆市)と大雄山線大雄山駅(神奈川県)で配布する。入試が間近に迫った受験生の合格祈願として各100個を用意する。  同社には1947年製の電気機関車が2機あり、現在も車両や重機などの輸送に使われている。運ぶ対象物が重いと車輪が空転する危険が高まるため、レールとの間に砂をまいてすべらないよう安全対策を行っているという。受験シーズンを前に「すべらない砂」を小さな袋に入れ、合格祈願の絵馬をデザインしたパッケージとともに受験生に配る。  28日午前10時から配布し、なくなり次第終

    速報NEWS
  • インフル感染で学年、学級閉鎖 伊豆、牧之原の小学校

     静岡県は23日、県内の小学校2施設でインフルエンザに感染したとみられる患者計16人が確認され、学年閉鎖や学級閉鎖を行ったと発表した。  市区町別の施設と患者数は次の通り。  伊豆市の小学校6人、牧之原市の小学校10人

    速報NEWS
  • 卒業作品の展示法学ぶ 伊豆総合高工業科3年生ら ファヴァロさん(イタリア出身 地域おこし協力隊)講師に

     伊豆市の伊豆総合高工業科の3年生と総合学科の1、2年生計7人がこのほど、卒業作品の展示方法を学ぶセミナーを同市のレンタルサイクルステーション「クランクベース」で受講した。  同所を拠点に自転車普及活動に取り組む市地域おこし協力隊のマルコ・ファヴァロさんが講師を務めた。今春卒業する工業科の坪内幹太さんと井上裕喜さんらが3Dプリンターを使って製作した同校公式キャラクター「伊豆ノ総介」のオブジェの展示方法を学んだ。  イタリア出身で自転車関連アパレルブランドのモデルも務めるファヴァロさんは「人の心を引きつけるために何が必要か」をテーマに指導した。色のバランスやライトの使い方などのポイントを説明し「

    速報NEWS
  • 情報発信学ぶ研修会 伊豆で24日

     静岡県のむらづくりワンストップ窓口(伊豆)を運営する伊豆市のNPO法人「NPOサプライズ」は24日午前10時から、情報発信研修会を同市のぬましんCOMPASS(コンパス)修善寺で開く。  地域情報を発信するニュースサイト「沼津経済新聞」の榎昭裕副編集長が講師を務め、プレスリリースの発信方法を指導する。定員10人。オンラインは定員なし。23日までに申し込む。  問い合わせは同NPO<電0558(99)9120>へ。

    速報NEWS
  • 大自在(1月22日)翔傑、46歳の生きざま

     19年前の大相撲初場所13日目。天城湯ケ島町(現伊豆市)出身の駒乃富士は、幕下優勝を懸けた一番に臨んだ。萩原と6連勝同士でぶつかった。  しかし、入門10年目の27歳は、17歳に寄り切られた。優勝した萩原は、同じ年の九州場所で新入幕を果たす。後の横綱稀勢の里である。一方、千載一遇の好機を逃した駒乃富士は、しこ名を翔傑に改めたが、関取(幕内、十両)に届いていない。  それでも、土俵に上がり続ける。46歳の今も。現役最年長力士は、1995年3月の初土俵以来の連続1154回出場、166場所が誇りだ。関取は1場所で15番相撲を取るが、幕下以下は7番。現役トップは玉鷲の1492回出場(21日現在)も、

    速報NEWS
  • 修善寺紙「寒すき」最盛期 伊豆の工房 大寒も作業

     伊豆市修善寺の紙谷和紙工房で、厳寒期に紙をすく「寒すき」作業が最盛期を迎えている。二十四節気の「大寒」にあたる20日も、山の冷たい湧水を使って地元の伝統和紙「修善寺紙」作りが行われた。  修善寺紙の継承を目指して活動する地域おこし協力隊の舛田拓人さん(30)が連日作業に励んでいる。コウゾやミツマタなどの繊維を水に溶き、専用の木枠ですくって水平に振るう。冷たい水を使うことで、材料のトロロアオイで作る液体の粘度が高くなり、良質な和紙ができるという。  舛田さんは「寒い日の方が良い和紙ができる。水の動きを注視して、全体が均一になるように気をつけている」と話した。  修善寺紙の起源は定かではないが、

    速報NEWS
  • 駿河湾海底でワイン熟成 伊豆 5月引き揚げ

     伊豆市商工会土肥支部事業部はこのほど、駿河湾の海底で熟成させるワイン「らぶ・まーれ」の設置作業を同市八木沢沖で行った。5月中旬に引き揚げる予定。  同市の中伊豆ワイナリー産の赤ワイン「伊豆ヤマ・ソービニオン2021」を90本用意した。伊豆漁協土肥支所や地元ダイバーの協力を得て、沖合約500メートル、水深約20メートルの海底に設置した。引き揚げ後は地元の観光施設「土肥金山」の坑道で追熟成させ、7月2日に開栓式を行う。  2015年から始まった事業。小長谷順二部長は「海底熟成ワイン自体の知名度が上がっている。土肥のブランドとして定着すれば」と期待した。

    速報NEWS
  • 切り絵の魅力 御前埼・浜岡中生徒に 作家の水口さん、即興パフォーマンスも

     伊豆市の切り絵作家水口千令(ちはる)さん(39)が18日、御前崎市の浜岡中(同市池新田)で講演し、はさみ1本で創り出す切り絵の魅力を全校生徒に伝えた。  約20年前、「目の前の人を喜ばせたい」との思いから切り絵を独学で始めた水口さん。風景や人物をモデルにしたこれまでの作品を紹介し、「はさみの切り口の線は丸みがあって手のぬくもりが伝わりやすい。これからも作品が多くの人の心に届くようになれば」と熱っぽく語った。  即興で男子生徒の横顔のシルエットを切り取るパフォーマンスも披露した。モデルになった同校1年の小笠原将太さん(12)は「とても貴重な経験になった。水口さんの作品は描かれた人の人生や人間関

    速報NEWS
  • 酒気帯び運転疑い 追突事故起こす 沼津署、男を逮捕

     沼津署は18日、道交法違反の疑いで伊豆市上白岩、会社員の男(39)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日午前6時ごろ、沼津市内の国道で乗用車を酒気帯び運転した疑い。追突事故を起こして発覚した。

    速報NEWS
  • 市職員と市議、手話学ぶ デフリンピック盛り上げへ 伊豆

     聴覚障害者の国際総合スポーツ大会「デフリンピック」の2025年夏季大会自転車競技が地元開催される伊豆市は17日、職員と市議を対象にした手話講座を同市の修善寺生きいきプラザで開いた。手話を学ぶとともに、デフリンピックについて理解を深めた。  同競技は東京五輪・パラリンピックも開催された同市の日本サイクルスポーツセンターで実施される。講座は聴覚障害者と円滑にコミュニケーションをとって大会を盛り上げるプロジェクトの第1弾として開催した。  伊豆ろうあ協会の西島伸夫会長と手話通訳士の荻島洋子さんが講師を務め、職員と市議約20人にあいさつや自己紹介、簡単な会話を指導した。市内の地名や道案内に使える単語

    速報NEWS
  • 緊急輸送路 道路ふさぐ恐れある建物 静岡県内300棟以上

     耐震性がなく大規模災害時に前面道路の半分以上をふさぐ恐れがある建築物が300棟以上あるとの調査結果が13日に公表された県内の緊急輸送ルート沿い。特に伊豆半島に約6割が集中している。南海トラフ巨大地震で建物が倒壊すれば緊急輸送ルートが覆われて救援が遅れるのは必至だ。多くの道路がふさがれ、道路沿いの建築物の耐震化の重要性を突き付けた阪神大震災から17日で28年を迎える中、緊急輸送ルート沿いの耐震性確保という喫緊の課題があらためて浮上している。  伊豆市の伊豆箱根鉄道修善寺駅前。県内有数の観光地の玄関口だが、緊急輸送ルートに指定されている県道沿いの建物の多くが「耐震性なし」と判断された。木造2階建

    速報NEWS
  • フットゴルフ 伊豆で体験会 参加者募集

     伊豆市は28日と2月5日、ニュースポーツ「フットゴルフ」の体験会を同市の湯ケ島ゴルフ倶楽部&ホテルリゾートで開く。  フットゴルフはゴルフとほぼ同じルールで、サッカーボールを蹴ってカップインを目指す競技。対象は市内在住、在学、在勤者で、4人一組で申し込む。定員は5組計20人。  時間は両日とも午後2~5時。参加費は1人500円。20日までに申し込む。  問い合わせは市社会教育課<電0558(83)5477>へ。

    速報NEWS
  • 砂金採り熱戦 伊豆・土肥金山で大会

     伊豆市の観光施設「土肥金山」は15日、第13回砂金採り大会を同施設で開いた。東京都八王子市のサービス業平良文義さん(40)が34粒を採って優勝した。  静岡県内外の中学生から70代までの60人が参加した。参加者は専用の皿を使い、水槽内の砂の中から砂金を30分間で何粒集められるかを競った。  2位以下は次の通り。  2位 山田茂幸(横浜市)3位 金井雄一(東京都小平市)

    速報NEWS
  • 37チーム力走 健脚競う 伊豆市駅伝大会

     伊豆市駅伝大会(市、市教委主催)が15日、市内で開かれた。37チームが出場し、市民の声援を受けながら地域を力走した。  地区対抗、一般、中学男子、中高女子、小学生の5部門で実施した。狩野グラウンド横の市道をスタートし、修善寺生きいきプラザまでの5区間計13・7キロのコースで競った。2021年の箱根駅伝に関東学生連合で出場した同市出身の大川歩夢さん(東京経済大4年)は1人で全区間を走った。  新型コロナウイルス感染拡大の影響で3年ぶりに開催した。友好都市の神奈川県平塚市チームも出場した。

    速報NEWS
  • 選挙の仕組み 生徒体験 伊豆総合高で模擬投票

     伊豆市選挙管理委員会はこのほど、選挙出前授業を同市の伊豆総合高で行った。新年度から有権者になる2年生110人が選挙の仕組みを学び、模擬投票を体験した。  市選管の担当者が選挙を実施する理由や投票先を選ぶための情報収集方法、若者の投票率が低い現状などを説明した。  同市に2025年度に開校する新中学校名を題材にした模擬投票では、実際の選挙で使われる投票箱などの道具を使って五つの候補名の中から選んで投票し、開票作業も体験した。工業科の井出諒さんは「若者が積極的に投票することが大事だと感じた」と話した。  小長谷隆二委員長は「しっかりと勉強し、落ち着いて投票できるようにして」と呼びかけた。

    速報NEWS
  • 耐震性ない建物 静岡県内337棟 災害時緊急輸送ルート沿い 6割強が伊豆半島

     静岡県は13日、耐震改修促進法に基づき、災害時に緊急車両が通行する緊急輸送ルート沿いにある建築物の耐震診断結果を公表した。1981年5月以前の旧耐震基準で建てられ、大規模地震で倒壊した場合に道路をふさぐ高さを有する公表対象の建築物は400棟あり、このうち耐震性がない建物が337棟(84%)に上った。6割強が伊豆半島に集中していた。  県は400棟について、それぞれの所在地や用途、名称、診断結果をホームページで公表した。用途別は住宅が最も多く63%。店舗・百貨店12%、庁舎・事務所11%と続いた。耐震性がある建物は61棟、耐震改修中2棟だった。  耐震性がない建物が最も多いのは浜松市で55棟。

    速報NEWS
  • あったか共同湯、湧く郷土愛 身近な温泉の価値見直す【NEXTラボ】

     豊富な温泉資源に恵まれた静岡県。特に源泉が集中する伊豆半島には、地域住民の手で管理・運営される共同湯や共同浴場が数多くあり、古くから暮らしの中に温泉がある。一般も入浴できる施設には、源泉かけ流しの「本物の温泉」を求めて遠方から訪れる人も。寒さが本格化したこの時季、身近な温泉の価値を見直したい。  伊東 住民の日常 観光資源に  伊東市桜木町の「岡布袋[ほてい]の湯(岡湯)」。午後2時前、営業開始を待ちわびる住民が次々にやってきた。「ほぼ毎日来ている。うちに風呂はあるが、まず沸かさない」と渡辺定則さん(85)。いつもの顔ぶれと会話を楽しむ社交の場でもある。  岡湯は地元の岡財産区が管理、運営す

    速報NEWS
  • 郷土料理ヒントに「森島おはぎ」 食感に米屋のこだわり 森島米店(伊豆市)【静岡ものづくり最前線】

     伊豆市の天城湯ケ島地区に伝わり、文豪の井上靖も愛したとされる「塩おはぎ」をヒントに開発した。米店としてもち米の調理方法にこだわり、粒をしっかりと残して米を食べている食感を得られるようにした。  開発のきっかけは新型コロナウイルスの感染拡大。団体活動やスポーツイベント向けに提供していた主力の仕出し弁当事業の需要が激減した。数百個単位の注文が入っていたこともあり売り上げはほぼ半減した。  苦境を乗り越えようと新商品の検討を始め、森嶋昭仁代表(43)が「米屋だから米をおいしく食べてもらいたい」との思いからおはぎの開発を思い付いた。全国各地の繁盛店を訪れ、販売ノウハウやブランディングを学んだ。構想開

    速報NEWS
  • 仕事に自習に 修善寺駅前に交流拠点 ぬましんCOMPASS開設

     沼津信用金庫は12日、伊豆市の伊豆箱根鉄道修善寺駅南口前にレンタルスペース機能を備えたまちづくり拠点施設「ぬましんCOMPASS(コンパス)修善寺」を開設した。仕事や会議での利用で人々の交流を促すほか、学生には自習スペースとして貸し出し、駅での待ち時間の有効活用を推進する。  ぬましんコンパスは起業家や地域住民らの活動拠点として同信金が運営していて、沼津、御殿場の2市に続き3カ所目。同信金が支店などの拠点を持たない自治体では初の開設になった。  同駅に隣接する建物の1階約120平方メートルに、カウンターテーブルやソファが使える立ち寄りスペースやミーティングルーム、スタンド式オンラインブースを

    速報NEWS
  • 新ごみ処理施設が稼働 クリーンセンターいず 伊豆で竣工式

     伊豆市伊豆の国市廃棄物処理施設組合は11日、伊豆市佐野に建設した新廃棄物処理施設「クリーンセンターいず」の竣工(しゅんこう)式を同所で開いた。両市の関係者ら約80人が出席し、構想開始から20年以上かかって完成した新施設の稼働を祝った。  両市が合併する前の旧町時代から構想が始まり、2015年に組合を設立した。19年9月に着工し、今月4日から正式稼働した。工事費は105億6100万円。  施設の敷地面積は約1万7千平方メートルで、地上4階、地下1階建て。1日最大82トンの処理能力がある。焼却時の熱を利用した発電システムや、臭気や排水を外部に出さない構造を採用し、周辺環境に配慮した。  式典で組

    速報NEWS
  • 松沢川砂防えん堤完成 伊豆

     国土交通省沼津河川国道事務所と伊豆市は11日、土石流対策で整備した同市佐野の松沢(まちざわ)川第1砂防えん堤の完成式を同市の廃棄物処理施設「クリーンセンターいず」で行った。  松沢川には土砂堆積物や倒木が散在していて、下流には民家30戸や伊豆縦貫自動車道、県道、避難所としても利用される同施設がある。1958年に伊豆地域に甚大な被害をもたらした狩野川台風を契機に同事務所が実施している直轄砂防事業の一環で整備した。えん堤は高さ14・5メートル、幅68メートルで、土砂2万8千立方メートルと流木530立方メートルの流出を防ぐ効果がある。今後上流部に第2えん堤を整備する予定。式典で国交省の三上幸三砂防

    速報NEWS
  • 消防ポンプ車4台公売 伊豆市 1月20日まで車両を展示

     伊豆市は市消防団が使用していて不用になった消防ポンプ車4台を一般競争入札で公売する。市役所天城湯ケ島支所で20日まで車両を展示している。  消防ポンプ車は20~25年程度で更新していて、新規車両の購入によって不用になった4台を売却する。走行距離は1万1265キロから19万3798キロで、最低売却価格は50万~85万円。3月中の引き渡しを予定している。  引き渡し後、車体の市名表示の消去などが必要。23日から2月3日に入札参加申し込み、2月6~17日に入札書を受け付ける。市危機管理課消防主任の梅原教宏さんは「地元消防団が大切に管理して引き継いできた。有効に活用してほしい」と話した。  詳細は市

    速報NEWS
  • 110番 適正利用を【御殿場/伊豆/裾野】

    御殿場は富士娘が呼びかけ  御殿場市の観光イメージガール「富士娘」が御殿場署の一日署長を務めた。同市と小山町で、110番の適正利用を呼びかける「ボイスパトロール」を行った。  第34代富士娘の菊地理江さんと芹沢春香さんが務めた。警察官の制服に身を包み「地域の安全を守っていただきありがとうございます」と署員にあいさつ。指揮棒を振ってパトロール出発を申告した。  パトカーで管内を巡回し、拡声器を使って「110番は事件事故など緊急時のもの」と訴えた。JR御殿場駅前で街頭広報も行った。 子ども警察官委嘱 大仁署 一日警察官に委嘱された佐藤蒼史君(左)と佐藤心さん(左から2人目)=伊豆市の土肥小中

    速報NEWS
  • 大人の一歩 若者堂々と 東部各地で「二十歳の集い」【伊東/下田/伊豆・伊豆の国/南伊豆】

     静岡県東部の市町で8日、「二十歳の集い」が開かれた。人生の節目を迎えた若者らが式典や関連イベントに臨み、一層の飛躍を誓った。 伊東 新たなスタート 名称「二十歳式」に 伊東市では名称を新たに「二十歳式(はたちしき)」とし、式典を市観光会館で開催した。該当する549人のうち398人が出席し、決意を新たにした。  各中学の校歌を流した後、実行委員長の日吉大成さんが「私たちには強い絆で結ばれた仲間がこんなにもいる。二十歳を新たなスタート地点として、それぞれの道に確かな一歩を踏み出していこう」と述べた。  小野達也市長は「世界に誇れる伊東市を築くために、まちづくりへの参画を期待している」と祝いの言

    速報NEWS
  • 富士で「招福展」 伝統技術に触れる 麦わら細工体験も

     伝統技術に触れる展示販売会「和でつながる日本のお正月 招福展」(伝統屋暁主催)が7日、富士市今泉のふじさん住宅モデルハウス「庭の棲」で始まった。15日まで(火・水曜休み)。初日は麦わら細工を体験するワークショップを開いた。  麦わら細工職人辻紀子さんと享子さん(伊豆市)はひし形に編み込む大森細工の技法で制作したウサギやだるまの作品などを出展。ワークショップでは享子さんが2種の編み方を使ったリースの作り方を来場者に教えた。  このほか伝統屋暁(富士宮市)は玉鋼や越前和紙のアクセサリーなどを並べた。日本人形や郷土玩具の収集家でもある凧(たこ)絵師林直輝さん(富士市)は自身のコレクションから招き猫

    速報NEWS
  • 路線バス、広報紙活用 「110番の日」啓発 大仁署

     大仁署は10日まで、「110番の日」に合わせて管内を走る路線バスを活用した啓発とミニ広報紙コンクールを行っている。  東海バスと伊豆箱根バスの協力で、回送中の路線バスの行き先表示器に110番の適切な利用を呼びかけるメッセージを表示する。 コンクールは同署の1階ロビーで実施していて、管内の交番と駐在所が作成したミニ広報紙を掲示し、来庁者による投票で優秀作品を選出する。  同署の加藤義之地域課長は「110番の適正利用を再認識してほしい」と話した。

    速報NEWS
  • 富士で招福展 伝統工芸品並ぶ 7日から

     伝統技術を使った工芸品や日用雑貨に触れる展示販売会「和でつながる日本のお正月 招福展」(伝統屋暁主催)が7日から、富士市今泉のふじさん住宅モデルハウス「庭の棲」で開催される。  富士宮市の伝統屋暁が玉鋼や越前和紙などのオリジナル商品を並べるほか、富士市の凧(たこ)絵師林直輝さんや伊豆市の麦わら職人辻紀子さんと享子さんが作品を出展する。7日午前10時から麦わら細工のワークショップ、8日午前11時からは凧絵師パフォーマンス、9日は午前11時と午後3時から射的大会の開催を予定。展示販売会は15日まで(火・水曜は休み)。入場無料。いずれも午前10時~午後6時。

    速報NEWS
  • 新中学校建設の工事契約を可決 伊豆市議会

     伊豆市議会は6日、臨時会を開き、修善寺、中伊豆、天城の3中学校を統合する新中学校の建築工事請負契約の締結案など3議案を原案通り可決した。  契約金額は52億4700万円。延べ床面積約9900平方メートルの2階建て校舎や体育館の建設、グラウンド造成などを行う。敷地面積は約3・8ヘクタール。新中学校は2025年4月に開校する。

    速報NEWS
  • 柿木川水質調査 環境基準に適合 伊豆市

     伊豆市大平柿木の宗教法人平和寺本山の敷地内から廃棄物交じりの土砂が近くを流れる柿木川に流出している問題で、市は5日、柿木川で昨年12月7日に採水した水質調査結果を発表した。全ての調査項目で環境基準に適合していた。市は引き続き、県と毎月交互に調査を実施する。

    速報NEWS
  • 高校生 地域の将来考える 意見出し合い発信力を養う 伊豆でまちづくり講座

     伊豆市は2月まで、「未来塾 高校生まちづくり探究講座」を市内で開いている。地元の高校1、2年生10人が計4回の講座に参加し、地域課題の解決に対するアイデアを出し合うとともにプレゼンなどの能力を身に付けている。  これまでの未来塾は社会人を対象に開催してきたが、市の未来を担う人材育成や若者の郷土愛醸成を目的に今回から対象を高校生にした。静岡大客員教授や県地域づくりアドバイザーなどを務める地元のNPO法人「NPOサプライズ」の飯倉清太代表が講師を務める。生徒は住民同士の交流や新たな特産品、名所のPRなど日頃地域の課題に感じているテーマを挙げ、グループに分かれて解決策を検討する。  昨年12月1

    速報NEWS
  • 詐欺被害を未然防止 コンビニ2店舗に感謝状 大仁署

     特殊詐欺被害を未然防止したとして、大仁署はこのほど、コンビニ2店と応対した店員らに署長感謝状を贈った。  伊豆市のファミリーマート修善寺温泉店では11月2日、高齢女性がメモを見ながら1万円分の電子マネーを購入しようとしたため、江刺家淳店長が聞き取りをして警察に通報した。伊豆の国市のミニストップ韮山南條店では今月11日、高齢男性が5万円分の電子マネーを動揺した様子で買おうとしたことを店員の小林久代さんが不審に思い、近藤精孝店長(当時)に報告して防いだ。  同署で高橋文典署長が感謝状を手渡した。江刺家店長は「手口が変わってきている中で適切に対応できた」と振り返り、小林さんは「まさか自分たちの店舗

    速報NEWS
  • 地域情報誌「KURURA」の制作紹介 伊豆で中高生発表

     伊豆市の小中学生が制作する地域情報誌「KURURA(くるら)」の運営に関わる子ども編集部の中高生3人がこのほど、田方地区退職者福祉共済会のメンバーに同市の中伊豆ワイナリーで活動内容を紹介した。  登壇したのは鈴木ちひろさん(田方農高2年)、高橋のの夏さん(天城中3年)、永田千怜さん(中伊豆中2年)。10年目となったこれまでの活動の歴史や制作の流れ、他市町への広まりなどを自分たちで作った資料を使って発表した。鈴木さんは「参加するまで知らなかった地域のことを知れて伊豆が好きになった」と語った。  同会は活動資金として、現金1万円を寄付した。

    速報NEWS
  • MTB技術向上へ小中学生も合宿 伊豆・日本サイクルスポーツセンター

     伊豆市の日本サイクルスポーツセンターは27日、小中学生を対象にしたマウンテンバイク(MTB)ヤングキャンプをセンター内の伊豆MTBコースで始めた。29日まで。  県内外の小学3年から中学1年までの10人が参加した。日本スポーツ協会公認自転車コーチの山田将輝さんと古郡今日史さんが講師を務め、東京五輪で使用された同コースで技術を磨く。リュージュ競技で冬季五輪に3回出場した小口貴久さんを招いた講話もプログラムに盛り込んだ。  参加者は初心者からレース経験者まで能力はさまざまなため、初日は乗車時の姿勢など基礎から学んだ。センターの担当者は「楽しみながら魅力を感じてほしい」と期待した。

    速報NEWS
  • 女子中高生が自転車合宿 伊豆ベロドローム 五輪会場で基礎磨く

     静岡県自転車競技連盟は24~26日、女子選手を対象にしたジュニアトレーニングキャンプを伊豆市の伊豆ベロドロームで開いた。  県内外の中学1年から高校2年の13人が参加した。東京五輪・パラリンピック自転車競技の会場になったバンクで練習を重ね、基礎技術を身に付けた。初日はバンクの傾斜に苦労したが、3日間の合宿でスムーズに走れるまで成長した選手もいたという。  期間中には日本代表の太田りゆ選手による講話や体調管理に関する講座を行い、アスリートとして活躍するための知識を学んだ。女子が少ないチームに所属している選手も多く、連盟の担当者は「同世代の選手同士でコミュニケーションをとる良い機会になった」と話

    速報NEWS
  • 「原動機研究部」イベント収益寄付 伊豆市に6万円

     静岡県東部の高校生らでつくる団体「原動機研究部」はこのほど、現金6万6460円を伊豆市に寄付した。  市内で開催したライダー誘致イベントの収益やメンバーの寄付を充てた。市は防災対策費に活用する。  加藤学園暁秀高2年の尾崎由徒部長は「県内では台風15号の被害が大きく、自宅が床上浸水した部員もいた。自分たちができることを考えた」と意図を話した。寄付金を受け取った菊地豊市長は「最大限有効活用させていただく」と感謝した。

    速報NEWS
  • 全国旅行支援1月再開へ準備 静岡県内観光業、追い風乗れるか

     12月末で休止し、2023年1月10日に再開する政府の全国旅行支援。事業を追い風に、静岡県東部で観光客が増加した一方、台風15号の爪痕が残る県中部ではかつての活気が戻らない状況が続く。新型コロナウイルス感染者数が再び増える中、各事業者は感染防止に注意を払いながら、年明けの事業再開に向けて準備を進める。  観光庁が26日発表した宿泊旅行統計調査によると、本県の10月の延べ宿泊者数は前年同月比19・3%増の148万3960人。コロナ禍前の19年同月比は12・7%減と、全国(11・6%減)よりも回復の足取りが鈍い。  「年明けの事業継続はありがたい。支援を追い風に利用客をさらに獲得したい」。土肥

    速報NEWS
  • 函南町の町道で軽傷ひき逃げ 男を逮捕 三島署

     三島署は26日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、伊豆市土肥、無職の男(69)を逮捕した。  逮捕容疑は21日午前11時ごろ、函南町の町道で軽乗用車を運転し、沼津市の男性会社員(36)の乗用車に追突して男性の首に軽傷を負わせ、そのまま逃走した疑い。

    速報NEWS
  • 伊豆半島ジオパーク 再認定祝う 「世界でも優良」関係者喜び

     伊豆半島ジオパークの国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界ジオパークの再認定を受け、美しい伊豆創造センター(美伊豆、会長・豊岡武士三島市長)は22日、伊豆市の伊豆半島ジオパークミュージアム「ジオリア」で記者会見を開き、10月に現地審査に訪れた海外審査員がユネスコに提出した報告書で「世界のジオパークの中でも優良な取り組み」と評価されたことを明らかにした。  報告書には「ジオガイドのスキルが高い」「解説板が優しい言葉で分かりやすい」などの表記もあった。審査で案内を担当した伊豆半島ジオガイド協会の仲田慶枝会長は「審査員とフレンドリーに接して説明できた。今後も地域住民とともに取り組みたい」と抱負を語っ

    速報NEWS
  • 正月飾りに園児にっこり シルバー人材センター、手作り品を寄贈

     伊豆市シルバー人材センターは22日、手作りした正月飾りを市内公共施設とこども園計16カ所に寄贈した。  会員が毎年手作りして寄贈している。宮本市夫理事長らが修善寺東こども園を訪れ、代表で年長児と菊地豊市長が正月飾りを受け取った。園児は声をそろえて「すてきなお飾りをありがとうございました」とお礼した。  宮本理事長は「子どもたちに喜んでもらえると毎年作りがいがある」と喜んだ。

    速報NEWS
  • 伊豆縦貫道 「天城越え」区間案了承 1月にも都市計画決定

     静岡県都市計画審議会は19日、県庁で会合を開き、伊豆縦貫自動車道月ケ瀬インターチェンジ(IC、伊豆市)から河津IC(仮称、河津町)までの「天城越え」区間の都市計画案を了承した。県は国土交通相の同意を得て、2023年1月末ごろに都市計画を決定する。  伊豆半島南部へのアクセス向上や幹線道路の渋滞緩和、災害時の緊急輸送路としての活用、救急搬送の迅速化といった効果が期待される。県や沿線自治体は国に対し、早期事業化へ働きかけを強める方針。  同区間は沼津市から下田市に至る伊豆縦貫道約60キロのうち、伊豆市から河津町までの約20キロ。片側1車線で、設計速度は時速80キロとしている。トンネル部分が半数超

    速報NEWS
  • 17案件を可決 伊豆市議会が閉会

     伊豆市議会12月定例会は20日、最終本会議を開き、追加提出された1議案と発議2件を含む計17案件を原案通り可決し、閉会した。

    速報NEWS
  • 木に衝突 軽トラックの男性死亡 伊豆市地蔵堂の県道

     19日午前7時5分ごろ、伊豆市地蔵堂の県道で軽トラックが道路脇の木に衝突しているのを通行人が発見し、110番した。運転していた同市貴僧坊の無職男性(81)が頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。大仁署によると、現場はカーブ。同署が原因を調べている。

    速報NEWS
  • 自転車こいで健康に 体力測定や筋トレ、五輪遺産継承も サイクルスポーツセンターで講座

     東京五輪・パラリンピック自転車競技の静岡県開催のレガシー(遺産)継承に取り組む静岡サイクルスポーツコミッション推進協議会は17日、自転車を活用した健康づくり講座を伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで始めた。来年2月末までに計4回の講座を実施するとともに、参加者それぞれの能力に合わせた運動プログラムを提供し、トレーニングの効果を確かめる。  伊豆、伊豆の国、伊東の3市から休日と平日の2コースに計26人が参加した。初日は据え置き型自転車トレーニング機器「ワットバイク」で現在の体力を測定し、年齢や身長、体重などを踏まえた約3カ月間の運動プログラムを作成。専用アプリでトレーニングの状況を管理し、講

    速報NEWS
  • チェーンソーの操作技術学ぶ 伊豆市消防団

     伊豆市消防団はこのほど、災害時の救助活動などに備えたチェーンソー講習を市内の山林などで行った。  労働安全衛生規則で定める「伐木等の業務に係る特別教育」として初めて実施した。三島鳶(とび)工業協同組合と伊豆若鳶会から講師を招き、チェーンソーの操作や点検、整備の方法を実技で体験したほか、学科で伐木作業の知識を学んだ。  参加した団員は「身に付けた技術をほかの団員にも伝えたい」と感想を語った。

    速報NEWS
  • サンタさんが夕刊お届け 伊豆のトガワ新聞店

     伊豆市のトガワ新聞店は19日、従業員がサンタクロース姿で新聞配達する恒例イベントを始めた。クリスマスイブの24日まで行う。  今年で11年目。伊豆、伊豆の国の両市内での夕刊配達時に従業員6人が赤色のコスチュームと白ひげを身に着け、バイクに乗って地域を回る。下校時間帯と重なり、毎年子どもたちを楽しませている。  外川啓介社長は「年末に向けて地域の皆さんに笑顔を届けられれば」と話した。

    速報NEWS
  • 警察犬所有者らに嘱託書交付 大仁署

     大仁署は19日、嘱託警察犬の所有者・訓練者に対する嘱託書を同署で交付した。  交付を受けたのは、ヤハト・フォン・マンヨーソウ号(雌、4歳)の所有者兼訓練者の高山亘さん(伊豆市)とデルント・オブ・ハウス・ベッケン号(雄、7歳)の所有者の名倉克己さん(伊豆の国市)。2頭はいずれもシェパードで、10月に県警鑑識課が行った審査会で合格した。嘱託期間は来年1年間。  2人に嘱託書を手渡した高橋文典署長は「有事の際は協力してもらい、地域の安全安心を確保したい」と話した。高山さんは「高齢者の行方不明などの事案があれば家族のために早期に発見したい」と述べ、名倉さんは「社会貢献のために活躍できれば」と話した。

    速報NEWS
  • 門松と正月飾りを作ろう 伊豆・横瀬区、世代超え交流

     伊豆市の横瀬区生涯学習委員会は18日、ミニ門松と正月飾りを製作するイベントを同市の横瀬公民館で開いた。  子どもから高齢者までさまざまな世代の区民約40人が参加した。一人一つずつ製作しながら区民同士の親睦を深め、新年の準備を整えた。  山田健次区長は「子育ては地域で支え合うことが大切。伝統文化を学びながら、顔の見える関係づくりができれば」と話した。

    速報NEWS
  • あなたの推しスイーツは? 伊豆・修善寺で総選挙&フォトコン

     伊豆市観光協会修善寺支部は2023年1月15日まで、地域周遊イベント「修善寺とスイーツ 総選挙&フォトコンテスト」を同市の修善寺温泉街を中心に実施している。  会員の16店舗が参加した。店舗でスイーツを味わった後、特設サイトから好みのスイーツへの投票や写真の投稿を行う。参加者の中から抽選で同温泉の宿泊補助券が当たる。  PR看板を温泉街など6カ所に設置した。イベントに合わせて新メニューを用意した店舗もあるという。担当者は「修善寺といえばスイーツと思われるように盛り上げたい」と話した。

    速報NEWS
  • 伊豆特産品PRへ看板 生産者写真も 修善寺駅に掲示

     伊豆市はシティーセールスの一環で、ふるさと納税の返礼品になっている市内特産食材をPRする看板を同市の伊豆箱根鉄道修善寺駅構内に掲示している。  看板は縦約1・6メートル、横約2・3メートルの2枚。「俺の『伊豆』を喰(く)らえ!」をキャッチコピーに、天城軍鶏(しゃも)と紅姫あまごの生産者の生き生きとした表情を捉えた写真を掲載した。  写真撮影を担当した市地域おこし協力隊の斎藤洋平さんは「自然豊かな伊豆の生産者のパワーを届けられれば」と期待した。

    速報NEWS
  • 感染者遺族の収骨可能に 静岡県内の火葬場 コロナ対応変更

     新型コロナウイルス感染者の遺体を火葬する際に感染拡大防止などを理由に遺族の収骨を認めていなかった静岡県内の一部火葬場が10月~11月中旬、いずれも対応を改めて認めたことが、16日までの一部事務組合などへの取材で分かった。  火葬場は、各市町または複数の市町でつくる一部事務組合が管理運営している。伊豆の国市、伊豆市、沼津市と、牧之原・御前崎両市、三島・函南両市町でつくる一部事務組合の計5団体は、9月末時点では遺族の立ち会いも収骨も認めていなかったが、いずれの団体も10月~11月中旬の間に容認に転じた。  このうち伊豆の国市と伊豆市は、入場者の人数制限もせず、遺体を火葬する時間帯も非感染者の火葬

    速報NEWS
  • 静岡人インタビュー「この人」 自転車まちづくりに取り組む マルコ・ファヴァロさん(伊豆市)

     東京五輪・パラリンピックの自転車競技会場になった伊豆市で11月から、地域おこし協力隊として活動する。サイクリングイベントのプロデュースなどの経験を生かし、五輪パラのレガシー(遺産)として自転車を活用したまちづくりや観光活性化を推進する。拠点は伊豆箱根鉄道修善寺駅前の自転車観光施設「クランクベース」。イタリア北部のパドヴァ出身。53歳。  -就任の抱負を。  「サイクリストは走りやすい道、美しい景色、文化を感じる場所を求めて走りにくる。サイクリストやインバウンド、サイクリングイベントの誘致に取り組みたい。学校などのセミナーで自転車文化を広めるほか、なぜヨーロッパが観光地として成功したのかも紹介

    速報NEWS
  • 伊豆半島ガイド 養成講座を公開 伊豆で1月8日

     美しい伊豆創造センタージオパーク推進部は来年1月8日午後1時から、伊豆市の修善寺総合会館で開く伊豆半島ジオガイド養成講座を一般公開する。  静岡大名誉教授の小和田哲男氏が「伊豆半島の武士(もののふ)」と題して講演する。聴講無料。22日までに伊豆半島ジオパークのホームページのフォームか電話で申し込む。  問い合わせは同推進部<電0558(72)0520>へ。

    速報NEWS
  • 記者コラム「清流」 食べ物への思い

     静岡県内各地で勤務していると、その土地それぞれで特産の食べ物と出合える。魅力や思いを語る生産者や地元住民はとてもかっこよく見える。  伊豆の国、伊豆の両市では地元に関連した食べ物が給食を通じて子どもたちに紹介された。伊豆の国市では舞台になっている大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にちなみ、鎌倉時代の食事や歴史上の人物が愛した献立を基に、地元食材も交えて提供した。伊豆市では「地元のおいしい物を味わい、地域の農家に感謝してほしい」との思いから市内産の新米を継続的に使っている。  クラスの仲間といろいろと話している様子が見られるかと期待し、取材で学校を訪れると、現在は「黙食」を実施中。子どもたちが食べ物

    速報NEWS
  • 宗教法人土砂流出 川の水質基準適合 伊豆市で静岡県が調査

     伊豆市大平柿木の宗教法人平和寺本山の敷地内から廃棄物混じりの土砂が柿木川に流出している問題で、静岡県は15日、11月に実施した水質調査の結果を発表した。調査項目全てで環境基準に適合していた。引き続き、県と伊豆市が毎月交互に調査を行う。

    速報NEWS
  • 伊豆で土肥桜開花 昨年比9日早く 例年1月中旬に見頃

     伊豆市観光協会土肥支部は14日、早咲きで知られる土肥桜の開花を同市土肥の万福寺で確認したと発表した。  十数輪が咲き、多くのつぼみが膨らんでいるのを確認した。昨年より9日早く、例年より少し早い開花という。土肥山川の堤防沿いや恋人岬でも開花が始まっている。  土肥桜は土肥地区内に約400本植えられていて、例年1月中旬に見頃を迎える。暖かい日が続いた11月には「狂い咲き」も見られたという。来年1月20日から2月5日には土肥金山駐車場で第8回土肥桜まつりを開く。

    速報NEWS
  • ヒンメリ飾り 伊豆市に寄贈 就労支援事業所

     伊豆市月ケ瀬の就労継続支援B型事業所「プラム」はこのほど、利用者と職員が手作りした北欧伝統の飾り「ヒンメリ」を市役所で菊地豊市長に寄贈した。  同事業所はライ麦のストローを制作していて、使わなかった部分を活用して飾りを作った。長さ約90センチ、幅約40センチで、約300本のライ麦を立体的につなげて完成させた。  飾りは市長室や市役所の玄関に飾る。北欧では幸せを呼ぶ飾りとされ、大城栄一所長は「市民に幸せが訪れれば」と願った。

    速報NEWS
  • 自転車で行く西伊豆の魅力 スルガ銀行と駿河湾フェリー、SNSで発信 共同事業「サイクリング223」

     スルガ銀行(沼津市)とふじさん駿河湾フェリー(静岡市清水区)はこのほど、共同シティープロモーション事業「サイクリング223」を始めた。清水港とフェリーで結ぶ伊豆半島西海岸を同銀行職員らが自転車で訪れ、交流サイト(SNS)を通じてその魅力を発信する。  駿河湾を横断するフェリー航路「県道223(ふじさん)号線」にちなんだ企画。花見の季節になる来春にかけて撮影し、自転車で訪れる伊豆半島西海岸の観光名所、富士山と駿河湾を望む絶景スポット、おすすめ店舗、フェリー乗船者限定の御朱印がある神社仏閣などを紹介する。  公開を始めた第1弾は「夕日の町」として知られる西伊豆町。第2弾は23年2月に伊豆市土肥地

    速報NEWS
  • 地元産米「きぬむすめ」給食に 伊豆市、児童「おいしい」

     伊豆市は今月から、市特別栽培米「伊豆の恵」の新たな品種に認定した「きぬむすめ」を学校給食で提供している。  特別栽培米事業は2013年度から地元JAと共同で始め、農薬と化学肥料の使用量を通常の半分以下で、市内で栽培している。品種はコシヒカリのみだったが、昨年度にきぬむすめも認定した。学校給食ではこれまで期間を決めてコシヒカリのみを提供していて、今月からきぬむすめも加えて継続的に地元産の米を子どもに味わってもらう。  天城小5年のクラスではこのほど、給食の前に市農林水産課の職員が市特別栽培米の説明を行った。味わった児童は「風味や甘みがいつもと違っておいしい」「おかずとの相性が良い」などと感想を

    速報NEWS
  • 伊豆の山口さん 市が大臣表彰伝達 幼児の口腔衛生尽力

     幼児の口腔(こうくう)衛生向上に長年尽力したとして、伊豆市土肥の歯科衛生士山口清美さん(59)がこのほど、本年度健やか親子21全国大会で厚生労働大臣表彰を受賞した。  山口さんは1983年に歯科衛生士の資格を取得。88年から同市や西伊豆町で母子保健事業に従事し、歯科教室での虫歯予防の指導などに取り組んでいる。市によると、市内の歯科衛生士が同表彰を受けるのは初めて。  市役所で菊地豊市長から表彰状を伝達された山口さんは「最近は虫歯予防の意識が高まっている。これからも市民の健康増進に貢献したい」と話した。

    速報NEWS
  • 国体自転車で活躍 山口、野寺両選手が成績報告 伊豆市

     第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」の自転車競技トラックレースで活躍したいずれも伊豆市在住の山口真未選手(31)=日本競輪選手会=と野寺梓選手(22)=法政大4年=がこのほど、市役所で菊地豊市長に成績を報告した。  山口選手は国体で初めて実施された女子500メートルタイムトライアルで優勝。山口選手と野寺選手のペアで出場した女子チームスプリントでは4位に入賞し、男女総合成績で本県チームの2位獲得に大きく貢献した。  賞状を披露した山口選手は「目指していた初代チャンピオンを達成できた。とにかく勝つことを狙った」と振り返り、野寺選手は「3回目の出場で入賞できて良かった。競輪選手を目指したい

    速報NEWS
  • 園児が大仁署にXマスツリー贈る 修善寺保育園

     伊豆市の修善寺保育園の年長児がこのほど、防犯や交通安全を願って手作りしたミニクリスマスツリーを大仁署に贈った。  サンタ帽をかぶった園児は同園を訪れた署員にミニツリーを手渡した。一人ずつ「みんなの笑顔を守って」「お仕事頑張ってください」と声をかけた。  ツリーは同署や交番、駐在所にクリスマスまで飾られる。

    速報NEWS
  • 小中生が取材、執筆 伊豆情報誌「KURURA」第10号完成

     伊豆市の魅力を地元の小中学生が取材、執筆する地域情報誌「KURURA(くるら)」の第10号が完成し、市内でこのほど、発表会が開かれた。  今回は「伊豆ブランド」をテーマに、小学4年から中学3年までの21人が参加した。グループに分かれて老舗旅館や伝統和紙の工房、温泉施設、カフェを訪れ、体験もしながら関係者に取材した。「伊豆できらり輝く人」の特集では、トレイルレースのプロデューサーや国内外で活躍する中学生サーファーにインタビューした。  情報誌はA4判18ページ。発表会で子どもたちは「見て聞いて体験して地元のすばらしさを知れた」「伊豆の良いところをもっといろいろな人に伝えたい」と感想を話した。活

    速報NEWS
  • 「ゆがしまさんぽ」 音声ガイドで散策 11日、伊豆

     伊豆市の湯ケ島地区地域づくり協議会は11日午前10時から、ウオークラリーイベント「ゆがしまさんぽ」を同地区のしろばんばの里公園周辺で開く。  スマートフォンの位置情報と連動した音声ガイドサービス「おともたび」を使い、地域を散策しながら魅力を再発見する。事前の申し込みは不要で、午前9時半から同公園で受け付ける。参加無料。雨天の場合は18日に延期する。協議会のフェイスブックで情報を発信している。

    速報NEWS
  • 狩野川の国直轄砂防事業促進 伊豆市長、国交省に要望

     伊豆市の菊地豊市長は9日、国土交通省で豊田俊郎副大臣と面会し、狩野川水系の国直轄の砂防事業促進を要望した。  加殿、上白岩、佐野、雲金、市山、青羽根の市内6地区を重点箇所に挙げた。周辺の医療施設、高齢者施設、廃棄物処理施設、緊急輸送路の幹線道路などを守るため、砂防ダムの早期完成や事業着手を求めた。  菊地市長は終了後の取材に「砂防施設が集落と市民の命を守っている。(豊田氏から)『しっかり進めていく』との回答があり、理解してもらえたと思う」と述べた。  自民党の勝俣孝明氏(衆院静岡6区)と若林洋平氏(参院静岡選挙区)が同席した。

    速報NEWS
  • 農福連携事業など評価 伊豆茅野地区 知事顕彰の喜び報告

     2022年度の静岡県の「ふじのくに美しく品格のある邑(むら)づくり」事業で知事顕彰を受賞した伊豆市の「いずのやね茅野」地区の関係者がこのほど、市役所で菊地豊市長に喜びを報告した。  地元の「はちくぼ会」のメンバーが中心となり、鉢窪山や天城山、浄蓮の滝、ワサビ田など自然豊かな地域で農福連携事業のライ麦を使ったストロー作りなどに取り組んでいる。同会の山本宗男代表は「長年の努力が認められた。後継者問題を解決して長く続けたい」と話した。  菊地市長は「自然豊かな地域にふさわしい賞。これからも頑張ってほしい」とたたえた。

    速報NEWS
  • 大仁署の名称「伊豆中央署」に 移転新築、2023年6月開所

     静岡県警は7日までに、伊豆の国市三福に移転建て替えする大仁署(同市大仁)の名称を、伊豆中央署に変更することを決めた。新庁舎の開所は、併設する射撃場の壁補強工事が完了する2023年6月になる見通し。  築46年の現庁舎の移転建て替えを契機に、管内(伊豆の国市、伊豆市)住民の意見を踏まえた新名称の検討作業を進めてきた。署協議会の答申などを踏まえ、「伊豆の国市と伊豆市の双方に偏らない」「観光地が数多く点在し、知名度が高い『伊豆』を冠する名称であれば、旅行者から認識しやすい」といった観点を重視して最終的に決定した。  新庁舎の開所と新名称への移行は当初、23年4月1日を予定していた。浜松西署敷地内の

    速報NEWS
  • 盗撮目的 露天風呂脱衣室にカメラ設置疑い 大仁署、男を逮捕

     大仁署は7日、建造物侵入と県迷惑防止条例違反の疑いで福岡市博多区博多駅南2丁目、会社員の男(32)を逮捕した。  逮捕容疑は9月14日午後8時ごろ、盗撮目的で伊豆市内の宿泊施設の女性用露天風呂脱衣室に侵入し、小型カメラを設置した疑い。

    速報NEWS
  • 伊豆市の新中学校名 5候補発表 1月投票

     伊豆市は6日、修善寺、中伊豆、天城の3中学校を統合する新中学校名の五つの候補を発表した。来年1月6~18日に市民による投票を行い、結果を参考に開校準備委員会が候補名を決めて市教育委員会に答申する。  候補は五十音順に、あゆみ、伊豆(いず)、狩野川(かのがわ)、清流(せいりゅう)、陽向(ひなた)。8、9の両月に児童生徒や保護者、教職員、市民に募集したところ、468案の応募があった。同委員会が協議し、五つの候補に絞り込んだ。  投票の対象者は修善寺、中伊豆、天城の3地区の小学4年から中学3年までの児童生徒や3地区の園児と児童生徒の保護者、教職員ら。一般市民の投票も可。市役所や学校に投票用紙と投票

    速報NEWS
  • 昭和東南海地震78年 市川さん(袋井出身)が体験絵本化 静岡県内犠牲295人

     静岡県内で犠牲者295人を出した1944年12月の昭和東南海地震から7日で78年。太平洋戦争中で惨事を伝える写真などは少ない上、体験者の高齢化で語り継ぐことが年々難しくなっている。被災した当時袋井町西国民学校(現・袋井市立袋井西小)3年生で、2009年に体験をまとめた絵本を著した市川和子さん(86)=東京都=は「思い出すと今でも震えるほど怖い。地震は繰り返されるので、今後の防災に役立ててほしい」と伝承の継続を願う。  絵本は「東南海地震 八歳の記憶」と題して自費出版した。A4判10ページで、市川さんによる水彩画の挿絵と体験談を掲載。約65年前の記憶を頼りに制作した市川さんは「今でもそこにいる

    速報NEWS
  • 田植えした米で餅つき 伊豆・熊坂小 児童ら「おいしい」

     伊豆市立熊坂小の4、5年生26人が2日、地元住民の協力で餅つきを同校で体験した。  もち米は5年生が種もみから育てて学区内の田んぼで田植えと稲刈りをした約200キロを使った。児童は地元の地域づくり協議会のメンバーらからきねの持ち方を教わって力いっぱい餅をつき、あんこやきなこ、大根おろしとともに味わった。西島優翔君(5年)は「もちもちでおいしい。おかわりしたい」と喜んだ。  協議会の梅原宏史会長は「育てて食べるまでの行程を学んでもらえれば」と話した。

    速報NEWS
  • 伊豆市 コーチ兼任太田選手「頑張る姿見せたい」【市町対抗駅伝】

     伊豆市の10区太田裕子選手(48)=明電舎=は、昨年からヘッドコーチを兼任して出場している。「チームの子どもたちの努力を褒めたい」とメンバーの力走に目を細めた。  チームに参加して10年目。近年はけがの影響で調子が上がらず、リベンジの思いを込めて駆け抜けた。「もう少し良いタイムが出せた」と自己評価し「練習の分だけ速くなる。これからも子どもたちに頑張る姿を見せたい」と意気込んだ。  2区の西巻颯馬選手(11)=伊豆土肥小中一貫校6年=は「(太田選手に)自信を持って走ってと言われて力になった」と感謝した。

    速報NEWS
  • 土砂流出問題で県措置命令 宗教法人が審査請求 伊豆市議会で副市長明らかに

     伊豆市の佐藤信太郎副市長は2日の市議会12月定例会の一般質問で、同市大平柿木の宗教法人平和寺本山の敷地内から廃棄物交じりの土砂が近くの柿木川に流出している問題について、静岡県から処理を求める措置命令を受けている宗教法人が不服だとして行政不服審査法に基づいて環境省に審査請求を提出したと明らかにした。下山祥二氏への答弁。  11月22日の平和寺環境汚染問題対策協議会で県が説明した。県が廃棄物処理法に基づき、昨年9月に宗教法人や法人役員に出した措置命令の履行期限の今年3月を過ぎても土砂や廃棄物の処理は行われていないが、行政代執行できるかは審査請求の採決を踏まえて検討される。  佐藤副市長は「敷地内

    速報NEWS
  • 3市町の広報紙 12月号に合同取材記事を掲載 田方広報研究会

     伊豆、伊豆の国、函南の3市町などの広報担当者でつくる田方広報研究会は、3市町が発行する広報紙12月号に合同で取材した共通記事を掲載した。  「身近にある野外アクティビティ」をテーマに、3市町のおすすめ屋外施設計9カ所を写真付きで紹介した。そのうち4施設で職員のインタビューを行い、特徴や魅力を伝えている。表紙は3市町で切り替え、伊豆は修善寺虹の郷、伊豆の国はメリダエックスベース、函南は川の駅伊豆ゲートウェイ函南の写真を採用した。  伊豆、伊豆の国の2市は1日、函南町は15日の発行。研究会は3市町のほか、JAふじ伊豆と伊豆保健医療センター(伊豆の国市)の担当者が所属している。

    速報NEWS
  • 伊豆縦貫道「天城越え」区間 来年度新規事業化を要望 期成同盟会など6団体

     伊豆縦貫自動車道建設促進期成同盟会(会長・川勝平太知事)など6団体は30日、天城峠を越える区間の2023年度新規事業化を含む同自動車道の早期全線開通を国土交通省に要望した。松木正一郎下田市長らが清水真人政務官と面会した。  伊豆市~河津町の「天城越え」区間約20キロは、県による都市計画・環境アセスメントの手続きが順調に進んでいると説明。「地元の期待はますます高まっている」と伝えた。  河津下田道路の事業促進も求めた。東駿河湾環状道路は愛鷹インターチェンジ(IC)以西の早期事業化と沼津岡宮IC~大場・函南ICの全線4車線化を図るよう訴えた。  松木市長は終了後の取材に対し「(清水氏から)『頑張

    速報NEWS
  • 操作習得へ 高齢者にスマホ無償貸し出し 伊豆市

     伊豆市は12月から、高齢者対象のスマートフォン普及事業を行う。スマホを一定期間無償で貸し出して操作技術の習得や苦手意識の解消を図り、地域のデジタル化を推進する。  市によると、スマホを無償貸し出しする普及事業は県内初で、全国的にも珍しいという。対象はスマホを所有していない65歳以上の市民で、定員は200人。スマホを3カ月程度無償で貸し出し、操作講習会や相談会を開催するほか、貸出期間中の問い合わせにも対応して支援する。  講習会では通話、カメラ、インターネット、SNS、防災に生かせるラジオアプリなどの操作方法を学ぶ。市内の旧土肥小に交流拠点を設置しているIT機器リサイクル業のリングロー(東京都

    速報NEWS
  • 地方経済活性化へ討論 IT情報や活用法紹介も 焼津

     ITの最新情報や活用法を紹介する「IT経営フォーラム2022」(焼津商工会議所、しずおか焼津信用金庫主催)が29日、焼津市三ケ名の焼津文化会館で開かれた。市が進めているデジタルトランスフォーメーション(DX)の事例を踏まえ、地方経済活性化をテーマにパネル討論を行った。  パネリストは市経済部の大本裕一部長、市の瀬戸伸亮CDO(最高デジタル責任者)、船井総研デジタルの斉藤芳宣執行役員。瀬戸氏は市のスマートシティ推進事業について紹介。大本氏は市のLINE(ライン)公式アカウントに触れ、「ほしい情報がほしいタイミングで届けることができる」と効果を強調した。  伊豆市の中村祥子CIO(最高情報責任者

    速報NEWS
  • 市議が手話学ぶ 伊豆で勉強会 「手話言語条例」基づき企画

     伊豆市議会はこのほど、議員勉強会「手話講座」を議場で開いた。2019年に議員発議で制定された「伊豆市民が共にあゆむ手話言語条例」に基づき、手話に触れる環境を設けようと企画した。  県聴覚障害者協会の小倉健太郎事務局長と前田智子事務局次長が講師を務め、実技を交えながら市議16人に手話を教えた。小倉事務局長は「目を合わせてうなずき、表情を出すのが大切。お互いが手話は言語であることを理解して」と求めた。  市議会教育厚生委員会の三田忠男委員長は「本会議などのあいさつで手話を使えるようにしたい」と話した。

    速報NEWS
  • 2023年度予算 自民伊豆市支部、菊地市長に要望書を提出

     自民党伊豆市支部は29日、来年度予算の要望書を市役所で菊地豊市長に提出した。  インフラ整備や活性化事業推進など市内旧4町ごとに設ける支部それぞれの要望をまとめた。共通要望として主要事業の着実な推進と持続可能な市政運営の確立の二つを求めた。三田忠男支部長が要望書を手渡した。

    速報NEWS
  • 卒業証書用に紙すき 修善寺小6年生7人、慎重に作業 伊豆

     伊豆市の修善寺小6年生7人がこのほど、地元の伝統和紙「修善寺紙」を製造する同市修善寺の紙谷和紙工房で自身の卒業証書用の紙すきに挑戦した。  児童は修善寺紙を再現する会のメンバーから木枠の動かし方などの指導を受け、慎重に作業に取り組んだ。紙は乾燥させた後、来年3月の卒業式で卒業証書として受け取る。赤池櫂舟君は「作業は難しかったが、いい紙に仕上がればうれしい」と話した。  児童は10月に修善寺紙の継承に取り組む地域おこし協力隊の舛田拓人さんから歴史や原材料などを学び、紙すきに臨んだ。

    速報NEWS
  • 人事案2件同意 伊豆市議会開会 12月20日まで

     伊豆市議会12月定例会は29日開会し、会期を12月20日までの22日間と決めた後、行政報告や議案の上程を行った。上程された16議案のうち、市監査委員の選任と市農業委員会委員の任命の人事案2件を原案通り同意した。ほかの14議案は12月7日の本会議で質疑を行う。

    速報NEWS
  • 三島信金野球部 少年チームを指導 伊豆

     三島信用金庫野球部はこのほど、伊豆市の白岩グラウンドで同市の少年野球チーム「伊豆ドリームツインズ」のメンバーを対象にした野球教室を行った。  高校や大学まで部活動で野球に打ち込んだ部員約20人が参加し、子どもたちとキャッチボールやノックをして捕球や送球のこつを指導した。バッティングでは見本として部員が軽々と柵越えする鋭い打球を放つと、子どもたちから歓声が上がった。  同部が野球教室で指導するのは三島市立北中に続き2回目。高橋現監督は「どの部員も地域貢献したいという気持ちが強い。野球の面白さを知ってもらえれば」と期待した。

    速報NEWS
  • 水と電気自給 箱型ホテル、沼津・戸田に12月開業 西伊豆リゾート開発着手

     全国で宿泊業や地方創生を手がける「ARTH」(東京)は、エネルギーと水を自給する設備を備えた箱型の建築物「WEAZER(ウェザー)」を開発した。12月10日に活用第1弾として、一棟貸しホテルを沼津市戸田の舟山地区で開業。高齢化や人口減が進む西伊豆エリアで電気、水を自給する自然を生かしたリゾート開発を展開する。  同社によると、電気は太陽光発電で、水は雨水で作り、二酸化炭素(CO2)の排出がない。特殊な浄化装置で汚水排水も出ないため、環境への負担が少ないのが特徴。場所に応じて形や大きさの組み合わせが可能で、設置工事が短期で完了する。インフラ未整備の場所にも設置可能で、災害時の避難場所としての活

    速報NEWS
  • 伊豆で自転車競技合宿 アジア若手選手 基礎技術向上へ

     伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで27日まで、アジア地域の若手自転車競技選手を対象にしたトレーニングキャンプが開かれている。選手育成を目的に同センターが運営するコンチネンタル・サイクリング・センター・修善寺(CCC修善寺)の取り組み。  新型コロナウイルスの影響で海外選手が参加するキャンプは2019年秋以来、3年ぶり。日本、香港、タイから計8人の選手とコーチらが参加し、東京五輪・パラリンピックの自転車競技会場になった伊豆ベロドロームなどで基礎技術を磨いている。東京パラに出場した川本翔大選手と藤井美穂選手も参加している。  最終日には同センター主催の記録会に出場し、トレーニングの成果を確か

    速報NEWS
  • 伊豆市12月定例会 29日から

     伊豆市議会は24日、議会運営委員会を開き、12月定例会を11月29日に開会すると発表した。会期は12月20日までの22日間。  4億1100万円を追加する本年度一般会計補正予算案など22案件を審議する。一般質問は12月1、2、5の3日間で、12人が登壇する。

    速報NEWS
  • 伊豆市商品券 期限は30日まで 利用呼びかけ

     伊豆市商工会は経済対策で発行したプレミアム付き商品券「いずっち券」の有効期限となる30日が近づき、期限内の利用を呼びかけている。期限後は失効し、返金不可。問い合わせは商工会<電0558(72)8511>へ。

    速報NEWS
  • 貸し切りバスの運行状況確認 小山横転事故受け 静岡運輸支局

     小山町須走で10月に発生した観光バスの横転事故を受け、国土交通省静岡運輸支局は24日、貸し切りバスの街頭指導を伊豆市の修善寺温泉街駐車場で行った。13台の法令順守状況を確かめ、全車両が適切に運行されていた。  駐車場を利用する貸し切りバスの運転手に対して職員が運行目的や行き先などを聞き取り、点呼や車両点検の状況を確認した。健康診断の受診日も聞き、健康状態を確かめた。  同支局が街頭指導を実施するのは小山町での事故後初めて。担当者は「運行や車両の管理を徹底し、輸送の安全を確保してほしい」と話した。  

    速報NEWS
  • 伊豆産のライ麦 美しいヒンメリに 静岡で27日まで展示

     伊豆市の住民グループと福祉事業所が育てたライ麦を使った北欧伝統の飾り「ヒンメリ」を展示する「ツナガルヒンメリ」展が27日まで、静岡市葵区両替町の三保原屋LOFT店で開かれている。  ライ麦は、伊豆市茅野地区で地域活性化を目指す「はちくぼ会」と福祉事業所プラム(同市)が2020年から遊休農地で栽培し、プラスチックごみの削減に向けて茎をストローに加工している。この工程で発生した余り部分を生かそうと、プラムの利用者約20人が、今年初めてヒンメリを制作した。  茎を糸で立体的につなげ、星形やリース状に仕上げた約50点を紹介している。

    速報NEWS
  • ⚽両国にとって大事な初戦 ドイツ出身ワルター・クリーゲルシュタイナーさん(伊豆)

     いよいよ開幕した4年に1度のサッカーの祭典ワールドカップ(W杯)。日本は23日からドイツ、コスタリカ、スペインとの1次リーグに臨む。静岡県内に住むそれぞれの国の出身者に試合への期待やお国柄、サッカー熱などを語ってもらった。        ◇  やはりサッカーはドイツで1番人気のスポーツ。W杯となればカタールへ観戦に行く人も多いでしょう。国内でも試合中は仕事を中断して応援しますし、レストランではビールが大量に飲まれます。  ただ、ドイツは前々回の優勝から一転、前回は1次リーグで敗退しました。私もショックでしたし、国内では批判や失望感があったといいます。ドイツにとっても負けられない大会です。  

    速報NEWS
  • 2023年度当初予算 2会派が要望書 伊豆市議会

     伊豆市議会の2会派が21日、2023年度当初予算に対する要望書を菊地豊市長に市役所で提出した。  IZU未来は市の部署ごとに具体的な要望事項を提示した。総合計画の着実な実行に向けた予算確保や新型コロナウイルス感染拡大による経済対策と貧困世帯への支援の継続などを求めた。  伊豆クラブは河川のしゅんせつや海洋資源の保護、婚活支援の拡充などを要望し、持続可能なまちの維持に向けた施策を要求した。

    速報NEWS
  • 縦貫道「異存なし」 伊豆市都計審答申 市内区間、市長に

     伊豆市都市計画審議会はこのほど、伊豆縦貫自動車道の延伸や市内区間のルートについて、「原案の通りで異存ない」と菊地豊市長に答申した。市は答申内容を静岡県に提出する。  対象のルートは開通済み区間南端の月ケ瀬インターチェンジから河津町との境の天城峠までで距離は約11・6キロ。審議会の委員からは特産のワサビ栽培に対する影響の回避や早期開通を求める意見が出たという。  市役所で菊地市長に答申書を手渡した遠藤護会長は「伊豆市は半島の中心にある。早期事業化してまちづくりが進めば」と期待した。菊地市長は「縦貫道は伊豆が一つになる原動力。一日でも早い完成に向け、大きなステップになる」と話した。

    速報NEWS
  • 天城越え「イズシカの極旨ボロネーゼ」 食感ほろほろ深い味わい【道の駅 食探訪⑩】

     今の時期は紅葉、春には桜と、四季折々の景色が楽しめる伊豆市の「天城越え」。敷地内の「山のレストラン緑の森」は地域で捕獲・加工されたジビエ(野生鳥獣肉)を使った料理を提供している。市内産鹿肉「イズシカ」のボロネーゼは、鹿肉の食感や深いうまみが堪能できる一皿。  丁寧に下処理された肉をミンチにし、スパイスや赤ワインなどで下味を付ける。ハンバーグ状にして焼き目を付け、多めの油で炒めた野菜とホールトマトを煮込んだソースの中で崩して、パスタと絡める。口に入れるとスパイスがさわやかに香り、大きめの肉の塊もほろほろとほぐれていく。  これまでミートソースを提供していたが、鹿肉をしっかり味わってもらおうとメ

    速報NEWS
  • 畳石式、伝統守り次代へ 天城山系の湧水でワサビ栽培 石井佑起さん(伊豆市)【自然の仕事人】

     日本有数の降水量を誇る伊豆半島の天城山系。その豊富な湧水を生かしてワサビの栽培を行うのは石井佑起さん(34)だ。  石井さんは伊豆市地蔵堂地区でワサビを生産している農家の長男で、子どもの頃から父親に付いてワサビ田に遊びに行ったり、手伝ったりしていた。中学生の頃には既に家業を継ぐことを意識していたそうで、大学卒業後すぐに就農、現在11年目を迎えている。  石井さんは世界農業遺産「静岡水わさびの伝統栽培」に認定されたワサビ田で、「畳石式」と呼ばれる伝統的な方法で栽培をしている。品種は高級品として人気の高い「真妻[まづま]」。ワサビの中でも特に風味や粘りが強く、辛みと甘みのバランスが優れているとい

    速報NEWS
  • スマホで伊豆の観光地案内 「おともたび」実証実験、住民が音声ガイド 2023年1月末まで

     伊豆市の修善寺、土肥、天城湯ケ島の3地区で、散策型音声ガイドサービス「おともたび」の実証実験が行われている。スマートフォンなどの位置情報を活用した仕組みで、観光スポットや店舗に近づくと地元住民の音声で魅力を紹介する。  おともたびは静岡市のベンチャー企業「Otono」が運営するサービス。スマホなどでポスターやパンフレットに掲載された2次元コードを読み込み、サイトにアクセスした状態でスポットに近づくと音声が流れる。観光施設や温泉宿、飲食店など3地区合計約150カ所を旅館の女将(おかみ)や地元ガイドらの声で案内する。  観光庁の補助金を活用した3地区の観光団体などの事業。現地に行って地元住民の声

    速報NEWS
  • 作業所「ブルービート」利用者作品展 伊豆市で20日まで

     伊豆の国市吉田の就労継続支援B型の作業所「ブルービート」は20日まで、利用者の作品展「詩と物語展」を伊豆市柏久保のギャラリースペースCotori(ことり)で開いている。  利用者5人の個性が光る点描画や水彩画のほか、イケヤシロウの名前でイラストレーターとして活動する池谷史郎施設長のアクリル画など約40点を展示した。一部の作品は展示即売している。池谷施設長は「利用者さんが持ち味ややりがいを見つけ、上達すると喜びを感じる」と話した。  19日午後3時からは利用者らによる作品の説明や音楽ライブ、20日午後3時からは来場者参加型のトークイベントを開催する。

    速報NEWS
  • 地域の大掃除継続 環境衛生表彰を受賞 伊豆総合高生徒会

     伊豆市の伊豆総合高生徒会が本年度県環境衛生自治推進協会連合会会長表彰を受賞し、市役所でこのほど、伝達式が開かれた。  生徒会は2011年11月から伊豆箱根鉄道修善寺駅周辺を清掃するボランティア活動「修善寺大掃除」を毎月1回継続している。地域のさまざまな団体から協力を得て参加者が増える中、生徒会は運営方法を検討しながら活動を重ねた。  生徒会の依田優人会長、斎藤連副会長、昆野伶音副会長が市役所を訪れ、菊地豊市長から表彰状を受け取った。依田会長は「伝統を守りつつ、今後も時代に合った開催方法を模索したい」と話した。菊地市長は「長年の活動に市民を代表して感謝したい」とたたえた。

    速報NEWS
  • 旧土肥小活用 体験型イベント 20日に伊豆市

     伊豆市の旧土肥小を活用した施設「土肥集(しゅう)学校」で20日午前10時から、体験型イベント「プレイパーク」が開かれる。  施設を運営するIT機器リサイクル業のリングロー(東京都)の主催。ものづくりやアームレスリングなどの体験ブースのほか、ステージイベントや飲食物販売を行う。近隣の観光施設「土肥金山」と連携した割引などの企画も実施する。  問い合わせは土肥集学校<電0558(79)3930>へ。

    速報NEWS
  • 東海バス 復刻デザインバス出発 昭和後期に“タイムスリップ”

     東海バス(伊東市)は創立105周年の記念企画として、昭和後期に運行していたデザインの復刻塗装を施した新車の中型路線バス1両を導入した。17日から主に伊豆市内で運行を始める。  バスは日野自動車製の最新車両。1960~70年代にかけて伊豆各地を走っていた路線バスのデザインを再現した。現行車両でもメインで使われるオレンジと黄色の2色を主体に、当時使用していたカラーでの塗装を施した。  乗降口ドアやホイールをボディー色と同一にするなど、懐かしさを感じさせるデザインに仕上げた。機能面ではドライバー異常時対応システム(EDSS)をはじめ最新装備を搭載した。  東海バス修善寺営業所(伊豆市)に所属し、天

    速報NEWS
  • 記者コラム「清流」 記憶に残る赤い月

     赤く色づき始めたモミジ越しに、丸い月が赤銅色に染まっていった-。好天に恵まれ、静岡県内各地で観測できた皆既月食。静まりかえった伊豆市修善寺のモミジ林で美しい天体ショーを満喫した。  1580年以来、442年ぶりに皆既月食と惑星食が重なった。望遠レンズを使用してファインダーをのぞくと、きらりと光る天王星が少しずつ月に接近し、隠れていく様子が途切れることなく観測できた。442年前は戦国時代。街灯もなく、肉眼で星々がはっきり見えていたかもしれないと想像した。  次に見られるのは2344年という。未来の人々も、2022年の自分たちに思いを巡らせるのかもしれない。宇宙の壮大さを感じるとともに、人生に一

    速報NEWS
  • ふじのくに新商品受賞報告 修善寺バーガーあまかつ/森島おはぎ

     静岡県内産農林水産物を生かした加工食品のコンクール「ふじのくに新商品セレクション」(静岡県主催)で金賞を受賞した伊豆市内の2事業者がこのほど、市役所に菊地豊市長を訪ね、受賞を報告した。  受賞したのは下山養魚場(下山明代表)の「修善寺バーガー あまかつ」と森島米店(森嶋昭仁代表)の「森島おはぎ」。修善寺バーガーは地元食材を使ったご当地バーガーとして昨年7月に誕生し、あまかつは特産のアマゴを具材にした。森島おはぎは天城地区に伝わり、井上靖も愛したとされる「塩おはぎ」を参考に昨年9月に発売。県産のもち米「葵美人」と天城山の伏流水で炊いた小豆を使用している。  下山代表は「ランチにぴったりの商品。

    速報NEWS
  • 住民の「誇り」醸成 伊豆の魅力 地域が認識を【記者コラム湧水】

     「『何でこんなとこに引っ越してきたの』と冗談交じりに言われました。でも半分は本気のような気がして。これでは子どもたちが地元に自信を持てない」。伊豆市で11月上旬に移住者の増加をメインテーマに開かれた会議で出た男性移住者の意見に強く同意した。人口減少や少子高齢化が長く叫ばれている伊豆地域。地元住民が魅力を認識し、誇りを持たなければ衰退の一途をたどるだろう。  3年前の春、この地域に赴任してきた際にあいさつ回りをしていると、男性と同じような場面に何度も出くわした。「何にもないところでね」「子どもを全然見なくなっちゃったよ」。今でも再三聞く話だが、自然、産業、歴史とさまざまな面で伊豆には魅力がある

    速報NEWS
  • ビールの沼津へ 5カ所目醸造所「マスターズブリューイング」誕生 併設飲食店開業

     JR沼津駅前に沼津市5カ所目のクラフトビール醸造所「マスターズブリューイング」が誕生した。15日に併設の飲食店を開業する。人口20万人規模の地方都市に醸造所が五つ共存するのは、国内では異例。市内の同業他社や関係者は“クラフトビールシティー沼津”の知名度向上に期待を寄せる。  「マスターズブリューイング」は13日、定番ビール3種の試飲会を開いた。代表で醸造責任者の益谷尚豪さん(56)は沼津市内で2007年から飲食店「さえ丸おじさんの店」を営業する。新醸造所には容量500リットルの発酵タンク4基を備え、缶飲料の通販にも力を注ぐという。  益谷さんは20代の頃から国内外のビ

    速報NEWS
  • 伊豆でソーラー計画 都内業者届け出 菊地市長は反対姿勢

     伊豆市の菊地豊市長は14日の定例記者会見で、上白岩地区の山間部で大規模開発を伴う太陽光発電施設の事業計画の届け出が都内の事業者から市に提出されたと明らかにした。菊地市長は「地元住民は不安視していて、環境保全を考えても市長としては歓迎しない案件」と事業に反対姿勢を示した。  市によると、10月27日に市自然環境等と再生可能エネルギー発電事業との調和に関する条例に基づき届け出書が提出された。開発エリアは国立公園に含まれない民有地で、面積は30ヘクタール以上とみられる。近隣に民家はないという。市長は60日以内に同意の可否を示す必要があり、市が慎重に審査している。  菊地市長は環境への影響をはじめ、

    速報NEWS
  • ファゴットとチェロ 四重奏の音色響く 伊豆・弘道寺でコンサート

     伊豆市湯ケ島の弘道寺でこのほど、秋の夕暮れコンサート(宿を語る会主催)が開かれた。湯ケ島地区で活動する地域おこし協力隊の佐藤亜弥さんと親交のあるプロ奏者を含む4人が出演した。ファゴットとチェロの四重奏を本堂内に響かせ、来場した地域住民ら約60人が落ち着いた音色を楽しんだ。  同寺ではこれまでも地域イベントを開催していたが、新型コロナ禍で中断していた。山居英明住職は「文化は心を耕してくれる。有意義な時間になれば」と話した。

    速報NEWS
  • 介護、みとり 経験者が語る 伊豆、26日に座談会

     伊豆市は26日午後1時半から、市民公開座談会「人生の最期の過ごし方」を市民文化ホールで開く。  同市の伊豆赤十字病院との共催。在宅での介護やみとりを経験した家族や医師、看護師らが登壇し、当時の体験を語る。定員は200人。18日までに市健康長寿課に申し込む。  問い合わせは同課<電0558(72)9860>へ。

    速報NEWS
  • 火災に気を付けて 田方防火協、小学校にファイルを配布

     秋季火災予防運動(9~15日)に合わせ、田方防火協会は伊豆の国、伊豆、函南の3市町の小学1年生に防火をPRするクリアファイルを配布している。  11日には石渡延人会長が伊豆市の修善寺東小を訪問。消防士と消防車のイラストなどがデザインされたクリアファイルを代表児童に手渡した。石渡会長は「寒くなって空気が乾燥し、火災が起こりやすい。気を付けるように家族と話し合って」と呼びかけた。

    速報NEWS
  • 柿木川の水質 環境基準に適合 伊豆市発表

     伊豆市大平柿木の宗教法人平和寺本山の敷地内から廃棄物交じりの土砂が柿木川に流出している問題で、伊豆市は11日、水質調査結果を発表した。調査項目全てで環境基準に適合していた。引き続き、市と県が毎月交互に調査を行う。

    速報NEWS
  • クロマグロの漁獲枠の増加要望 伊豆漁協、農水省に

     伊豆漁業協同組合の加藤紀久夫組合長は10日、農林水産省で勝俣孝明副大臣(衆院静岡6区)と面会し、中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)にクロマグロの漁獲枠増加を働きかけるよう要望した。漁業者の経営維持の観点から現状の漁獲枠では不十分と訴えた。  クロマグロ漁業者も同席し、現状を報告した。沿岸漁業者は計画的に漁獲するための自主ルールを作成しているが、法的拘束力はなく、無秩序な漁獲を懸念。個別漁獲割り当て(IQ)の導入の必要性に触れ、実効性のある制度設計を求めた。  違法な漁に対する罰金額が、ナマコやアワビに比べてクロマグロの方が少ないことから、違法・無報告・無規制(IUU)漁業に対する罰則強

    速報NEWS
  • イタリア出身ファヴァロさん 伊豆の地域おこし協力隊就任 自転車活用したまちづくり推進

     東京五輪・パラリンピックで自転車競技会場になった伊豆市は11月から、イタリア出身でサイクリングイベントのプロデュースなどを行うマルコ・ファヴァロさん(53)に「地域おこし協力隊」を委嘱した。五輪パラのレガシー(遺産)として、自転車を活用したまちづくりを推進する。  ファヴァロさんは1991年に留学で来日し、名古屋大教育学部を卒業した。サイクルスポーツジャーナリストやサイクルブランドのアンバサダーなどを務め、東京五輪では自転車競技イタリア代表チームをサポート。地域づくりに関するセミナーなども開催する。市によると、自転車業界では著名という。  同市の伊豆箱根鉄道修善寺駅前の自転車観光拠点施設「ク

    速報NEWS
  • 自転車レース白熱 伊豆・日本サイクルスポーツセンターでイベント

     東京五輪・パラリンピック自転車競技会場になった伊豆市の日本サイクルスポーツセンター(CSC)でこのほど、おもしろ自転車レースやお笑いライブなど多彩なイベントが開かれた。  自転車レースは大人と子どもそれぞれの部に計32人が出場し、4人ずつのレースで順位を競った。出場者はペダルに連動してサドルが上下するなど変わった特徴のある自転車を乗りこなし、懸命にゴールを目指した。お笑い芸人のサンシャイン池崎さんとワタリ119さんによるライブも盛り上がった。  センターの担当者は「今後も連休などに合わせてさまざまなイベントを企画したい」と話した。

    速報NEWS
  • 「津波警報」園児が避難 警察官先導し訓練 伊豆・土肥地区

     大仁署は8日、津波率先避難訓練を伊豆市土肥地区で行った。警察官が先導して住民に高台への避難を促す「率先避難」を実践した。  地元の土肥こども園の園児が地域を散歩中に地震による津波警報が発表されたとの想定で行った。園児16人は署員に避難するように言われると、伊豆総合高土肥分校の4階相当の高さにある避難スペースまで屋外の非常階段を使って駆け足で登った。同署の奈良大輔警備課長は「有事の際は坂道や階段に気を付けながら警察官に付いて避難してほしい」と呼びかけた。  同園では隣接する津波避難タワーに登る訓練を全園児が毎月行っているほか、市役所支所や旅館など地震発生時の状況に応じた避難場所を複数確保してい

    速報NEWS
  • 天城山遭難の男性 自力で下山、けがなし 東伊豆町で保護

     伊豆市の天城山で5日に行方不明になった函南町平井の飲食店員の男性(26)は6日、自力で下山した。けがはなかった。  大仁署によると、男性はスマートフォンの充電が切れたため、夜間は動かず、明け方から下山したという。同日午前10時40分ごろ、東伊豆町白田の民家で助けを求めて立ち寄った男性を同署員が発見し、保護した。

    速報NEWS
  • 伊豆「浄蓮の滝」で車転落 静岡の女性死亡、運転の夫重傷

     5日午後1時40分ごろ、伊豆市湯ケ島の「浄蓮の滝」近くの駐車場で、静岡市葵区上足洗2丁目の行政書士の男性(67)の乗用車が、約30メートル下の谷の斜面に転落した。乗用車の中から男性と助手席にいた妻で団体職員の女性(65)が救助されたが、女性は胸を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。男性は鎖骨などを折る重傷を負った。  大仁署によると、運転ミスにより、駐車場から車止めと歩道の段差を乗り越えて柵を突き破り、斜面を落ちたとみられる。斜面の下には滝に通じる遊歩道があるが、巻き込まれた歩行者はいなかった。同署が当時の状況や原因を調べている。  事故処理のため、遊歩道は閉鎖された。同所の関係者は「

    速報NEWS
  • 無免許運転の疑い 75歳男を逮捕 大仁署

     大仁署は5日、道交法違反の疑いで伊豆市筏場、無職の男(75)を現行犯逮捕した。  逮捕容疑は同日午後1時15分ごろ、同市八幡の主要地方道で乗用車を無免許運転した疑い。追突事故を起こして発覚した。

    速報NEWS
  • 天城山 登山中の20代男性不明 大仁署など捜索

     5日午後6時25分ごろ、伊豆市の天城山で函南町平井の飲食店員男性(26)と連絡がとれないと、一緒に登山していた20代の知人男性から110番があった。  大仁署によると、同日午前8時ごろから2人で入山し、下山中の午後2時ごろにはぐれたという。同署と駿東伊豆消防本部田方南消防署が捜索している。

    速報NEWS
  • 「浄蓮の滝」駐車場で車転落 伊豆市湯ケ島

     5日午後1時40分ごろ、伊豆市湯ケ島の浄蓮の滝の駐車場から乗用車が崖下に転落した。複数人が負傷したとみられ、病院に搬送された。

    速報NEWS
  • 住宅など2棟全焼 伊豆市湯ケ島 火元から飛び火

     4日午後0時5分ごろ、伊豆市湯ケ島の男性(68)方から出火し、木造2階建て住宅1棟をほぼ全焼した。火元から飛び火し、約100メートル離れた木造2階建ての空き家もほぼ全焼した。けが人はいなかった。大仁署によると、男性は1人暮らしで、当時在宅していたが逃げて無事だった。火元と空き家の間の住宅で庭の樹木が焦げる被害も確認された。消火活動のため、国道414号などの周辺道路が一時通行止めになった。

    速報NEWS
  • ペタンク楽しむ 伊豆で大会 6市の25チーム参加

     第16回しずおかスポーツフェスティバル伊豆ペタンク大会(県スポーツ協会、県主催)がこのほど、伊豆市の修善寺グラウンドで開かれた。  焼津、伊豆の国、御殿場、裾野、三島、伊豆の6市から25チームが出場した。1チーム3人一組で予選リーグと決勝トーナメントを戦い、順位を決めた。良いプレーが出ると、チームメートとたたえ合いながら競技を楽しんだ。  結果は次の通り。  ①伊豆協友会E(高野真知子、森恵子、佐藤ゆみ子)②伊豆の国B(下里久恵、與五沢和江、三枝孝子)③ふじさんすそのB(日山崇、日山和恵、加藤昭寿)

    速報NEWS
  • 津波避難施設の工事安全を祈願 伊豆・土肥

     伊豆市が土肥地区沿岸部の松原公園内に整備する津波避難複合施設建築工事の安全祈願祭が3日、現地で開かれた。来年12月の完成、2024年4月のオープンを予定している。  施工業者や地元、市などから約30人が出席し、神事を行って無事の完成を願った。菊地豊市長は「土肥の魅力をさらに高める事業。地域住民も観光客も楽しめる施設にしたい」とあいさつした。施設は鉄骨造り地上4階建てで高さ18・8メートル。海抜14メートル以上の避難スペースに最大1230人を受け入れられる。平時は商業施設や展望スペースとして利用する。

    速報NEWS
  • 五輪・パラ自転車 杉浦、大池両選手がトーク「応援が力になった」

     静岡県はこのほど、東京五輪・パラリンピック自転車競技に出場した杉浦佳子選手(掛川市出身)と大池水杜選手(島田市出身)によるトークショーを伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開いた。両選手は大会を振り返りながら「応援が力になった」と口をそろえた。  パラのロード種目で二つの金メダルを獲得した杉浦選手は「地元開催ならではの雰囲気だった。応援がなければ結果を残せなかった」と感謝し、「生きていて良かったと思えた大会」と話した。  五輪BMXフリースタイル・パークで7位に入った大池選手は「自転車競技の中でもマイナーだったが、五輪のおかげで声をかけてもらえるようになった」と競技の知名度向上を実感。「会

    速報NEWS
  • 河上さん(中伊豆中)全国V U16陸上 女子ジャベリックスロー

     伊豆市立中伊豆中3年の河上由奈さん(15)=伊豆長岡AC=が、10月のJOCジュニアオリンピックカップ第53回U16陸上競技大会(愛媛県)女子ジャベリックスローで50メートル86の大会新記録で優勝した。指導する父義一さん(46)と共にこのほど、市役所を訪れて菊地豊市長に快挙を報告した。  河上さんの出場は昨年に続き2回目。予選と決勝計5本の試技のうち、2本目で自己ベストの47メートル86を上回る大会新記録をたたき出した。15位だった昨年からの躍進に、河上さんは「去年の失敗があったから落ち着いて風を確認しながら投げられた。1位をとれてうれしい」と喜んだ。  ジャベリックスローはターボジャブと呼

    速報NEWS
  • 伊豆・柿木川水質 環境基準に適合 静岡県調査

     伊豆市大平柿木の宗教法人敷地内から廃棄物混じりの土砂が狩野川支流の柿木川に流出した問題で、静岡県は1日、9月に実施した柿木川の水質調査結果を発表した。全ての調査項目で環境基準に適合していた。  9月15日に土砂流出地点の下流など5カ所で採水し、カドミウムや鉛が含まれていないか測定した。  県と伊豆市は問題が発覚した2020年9月以降、毎月、水質調査を実施し、これまでに異常は見つかっていない。22年7月は天候不良のため調査しなかった。

    速報NEWS
  • 詐欺未然に防ぐ タクシー会社に下田署が感謝状

     高齢者の特殊詐欺被害を未然に食い止めたとして、松崎町と西伊豆町、伊豆市土肥が営業エリアのタクシー会社「伊豆土肥交通」(伊豆市)はこのほど、下田署から感謝状を受けた。  被害を防止したのは運転手の伊藤宇司さん(78)。10月1日に高齢夫婦を乗せた際、目的地が松崎町の郵便局で、「携帯にウイルスが入って手数料がかかる」などの発言を不審に感じた。到着後に警察に通報し、到着まで入金を引き留めていたという。インターネットの架空請求に現金約20万円を振り込もうとしていた。  山本和弘社長(74)と表彰された伊藤さんは「被害を防ぐごとができて何より」と安堵(あんど)感をにじませた。田代圭吾署長は「日頃から防

    速報NEWS
  • 伊豆市議会 議長に青木氏 副議長は下山氏

     伊豆市議会は1日の臨時会で、議長に青木靖氏(59)、副議長に下山祥二氏(67)を選出した。  青木靖氏(あおき・やすし)造園業、中大見地域づくり協議会理事。3期。八幡  下山祥二氏(しもやま・しょうじ)市リトルシニア理事長[元]損保会社営業所長。2期。佐野

    速報NEWS
  • 「地元応援募金」伊豆市に10万円余 明治安田生命が寄付

     明治安田生命保険は28日、同社の「私の地元応援募金」の一環で伊豆市に現金10万5千円を寄付した。  同社沼津支社の斎藤和広市場統括部長=写真左=らが市役所を訪れ、菊地豊市長に目録を手渡した。寄付金は市民の健康づくり事業に充てる。  斎藤部長は「活気あふれることを願って支援を続けたい」と話した。

    速報NEWS
  • 紙すき体験へ 「修善寺紙」学ぶ 伊豆の児童

     伊豆市の修善寺小の5、6年生22人はこのほど、地元の伝統和紙「修善寺紙」について学ぶ授業を同校で行った。児童は11月に学区内の工房で紙すきを体験する。  修善寺紙の継承活動に取り組む市地域おこし協力隊の舛田拓人さんが講師を務め、歴史や和紙のすき方を説明した。原材料や紙すきに使う道具を紹介し「生活に絶対必要な紙が地元で作られていた。皆さんもすてきな作品を作りましょう」と呼びかけた。  6年生は自身の卒業証書、5年生ははがきの製作を体験する。

    速報NEWS
  • シイタケ販売 11月3日にイベント 伊豆

     静岡県きのこ総合センター振興協議会などは11月3日午前9時から、第27回きのこ祭を伊豆市修善寺の県きのこ総合センターで開く。  生シイタケや干しシイタケ、加工品などを販売する。原木と菌床の生産工程や特徴などを紹介する。  問い合わせは同協議会<電0558(72)1135>へ。

    速報NEWS
  • 遭難防止へ登山者調査 天城高原、啓発活動に利用 大仁署

     山岳遭難事故の防止に向け、大仁署は29日、伊豆市菅引の天城高原登山道入り口で登山者を対象にアンケートを行った。装備やルートなどを調べ、統計結果を消防や市と共有して事故防止の啓発活動に活用する。  紅葉シーズンを迎え、登山客の増加が見込まれる休日に合わせて実施した。同署の山岳遭難救助隊員7人が登山客に行程や人数、年代、登山経験などを聞き取り、地図を使って足元が不安定など注意が必要な場所を説明した。登山を終えた人にも迷いそうになったポイントやかかった時間などを聞いた。  同署によると、今年に入って同日までに管内で発生した山岳遭難事故は昨年同期の5件から7件増の12件。そのうち6件が道迷いで、下山

    速報NEWS
  • MTB大会開幕 五輪コース快走 伊豆、31日まで

     伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで29日、国際大会「ジャパン・マウンテンバイク(MTB)・カップ」(実行委員会主催)が始まった。30日まで、国内外の選手が東京五輪で使用した伊豆MTBコースで白熱のレースを展開する。  東京五輪のレガシー(遺産)継承を目的とした国際自転車競技連合の公認レース。初日は17、18歳を対象にしたジュニア部門のレースを行い、男女8人が声援を受けながら起伏に富んだコースを駆け抜けた。  30日は23歳以上のエリート部門などのレースに海外有力選手も登場する。午後0時15分からは、東京五輪パラリンピック自転車競技で活躍したいずれも県勢の杉浦佳子、大池水杜の両選手によるト

    速報NEWS
  • 漁船から燃料油流出 伊豆・土肥漁港

     29日正午ごろ、伊豆市の土肥漁港で、漁船「第一八龍丸」(2・08トン)の係留作業中、船長が燃料タンクの清掃のために一時抜き取った燃料油をタンクに戻す際、誤って海上に流出させた。下田海上保安部によると、漁協職員が周辺をフェンスで囲み、拡散は防いだという。

    速報NEWS
  • 道路啓開の連携確認 伊豆の道の駅拠点に震災訓練

     国土交通省沼津河川国道事務所と静岡県、伊豆市は28日、南海トラフ巨大地震の発生を想定した現地合同調整所運営訓練を同市の道の駅「伊豆月ケ瀬」で行った。道の駅を前線拠点として活用し、道路啓開を担う関係機関との連携を確かめた。  行政のほか、消防、警察、自衛隊、地元建設業者ら約120人が参加した。同事務所によると、同様の訓練は県東部の道の駅では初の実施。  マグニチュード9、最大震度7の地震が発生し、沿岸部に大津波警報が発表されたとの想定。周辺のパトロールを終えた建設業者は道路の段差や土砂崩落などの被災状況を道路それぞれの管理者に伝えた。電話やネットの不通を想定し、行政から道の駅に派遣された職員に

    速報NEWS
  • 伊豆MTB大会 ポスターとメダル、デザインが決定 高校生の作品

     伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで29、30の両日に開かれる国際大会「ジャパン・マウンテンバイク(MTB)・カップ」を主催する実行委員会はこのほど、大会のPRポスターとメダルのデザインを決めた。  地域住民にも大会に関わってもらおうと、デザインは伊豆、伊豆の国、伊東の3市の高校と特別支援学校を対象に募集した。実行委メンバーによる選考の結果、いずれも伊東高城ケ崎分校美術部の荒居ゆずさんの作品がポスター、中島舞さんの作品がメダルのデザインに採用された。  大会は東京五輪で使用した伊豆MTBコースで実施し、海外トップ選手も出場する。

    速報NEWS
  • 歩行中の女性と衝突 大仁署、運転の女を逮捕

     大仁署は25日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで富士市中野、会社員の女(43)を現行犯逮捕した。逮捕容疑は同日正午ごろ、伊豆市市山の国道414号で軽ワゴン車を運転中、歩いて横断していた近所の無職女性(77)に衝突してけがを負わせた疑い。同署によると、女性は頭を強く打ち、重傷のもよう。

    速報NEWS
  • キャップ回収190万個超 伊豆・トガワ新聞店「長く続けたい」

     伊豆市のトガワ新聞店が社会貢献活動の一環で取り組むペットボトルキャップ回収の個数がこのほど、190万個を超えた。同新聞店は読者の社会貢献に協力しようと2012年から回収を始めた。キャップは定期的にNPO法人エコキャップ推進協会(横浜市)に送り、再生プラスチックの原料として換金されて医療支援などに充てられる。  外川啓介社長は「予想以上に活動が定着している。今後も長く続けたい」と話した。

    速報NEWS
  • 啓発と人材育成に注力 企業脱炭素化支援センター 三須敏郎センター長【キーパーソン】

     7月に本格稼働した県内中小企業の脱炭素化支援組織を率いる。円安や資源高騰で中小を取り巻く経営環境が悪化する中、脱炭素への道をどう描くか。戦略と課題を聞いた。  ―当面の主な取り組みは。  「情報提供と相談対応、人材育成を軸に展開する。『何から手を付けたらいいか分からない』との声は根強いため、自社の省エネや二酸化炭素(CO2)排出量の可視化など、基本的対応策から伝達する。関係機関と連携し、企業の相談、問い合わせにセンターがワンストップで対応する。企業内で脱炭素化策を担う人材に加え、中小企業診断士などの社外から指導できる人材も併せて育成する」  ―大手と異なり、中小企業にとって脱炭素は最優先課題

    速報NEWS
  • 議会運営に意見 モニターを募集 伊豆市議会

     伊豆市議会は12月末まで、議会運営に意見を寄せる議会モニターを募集している。  議会の傍聴やネット配信の視聴を通じて意見を出す。定員は10人以内で議員経験者は不可。任期は来年2月から1年間。  問い合わせは議会事務局<電0558(72)9906>へ。

    速報NEWS
  • 12月の伊豆市水泳大会 参加選手を11月12日まで募集

     伊豆市の中伊豆室内温水プールを指定管理する伊豆スイムサポートは12月4日に第17回市水泳競技大会兼第20回ふれっぷ水泳大会を同プールで開催する。参加者を11月12日まで募集している。  プールは短水路の25メートル。自由形や背泳ぎ、メドレーなど個人とリレーの種目を8歳以下から60歳以上まで10の年齢区分で実施する。出場はリレーを除き1人3種目以内。各種目6位までの入賞者に賞状を贈り、全参加者に記録証を授与する。参加費は1種目500円。  問い合わせは同プール<電0558(75)7575>へ。

    速報NEWS
  • 輝く鉄道「天の川」走る 伊豆・修善寺虹の郷でイルミネーション 23年3月26日まで

     伊豆市の観光施設「修善寺虹の郷」で22日夜、イルミネーションイベント「サンクスイルミ-想(おも)いを紡ぐ虹」が始まった。2023年3月26日まで。  「空の旅」をテーマにイギリス村やカナダ村、四季街道、ロムニー鉄道など園内各所に9カ所のスポットを設けた。ロムニー鉄道沿いの幅約70メートルの丘には、天の川をモチーフにした青色の電飾を施し、光り輝く鉄道が星座の上を走っているような景観を楽しめる。  時間は午後5~9時で昼営業から入れ替え制。12月までは火曜以外の毎日、1月以降は土、日曜と祝日に開催する。11月12日から12月4日まではモミジのライトアップを実施する。

    速報NEWS
  • 体育授業で五輪会場を疾走 伊豆総合高生が自転車競技体験

     伊豆市の伊豆総合高の生徒が11月2日まで、東京五輪・パラリンピック会場になった日本サイクルスポーツセンター(同市)の伊豆ベロドロームなどで自転車競技を体験している。  伊豆ベロドロームがオープンした2012年から実施している体育の選択授業の一環。本年度は2、3年生計13人が受講し、同センターの職員から学年ごとにそれぞれ計6回の授業で競技用自転車の乗り方の指導を受けている。  4回目となった19日の3年生の授業では、職員に自転車のサドルを支えてもらい、傾斜のあるバンクで転倒しないために走り出しから一気に加速する練習に取り組んだ。  最終回の授業では500メートルのタイムトライアルを行い、結果を

    速報NEWS
  • 公用自転車導入 交通ルールを再確認 伊豆市、職員向け講習

     伊豆市は20日、職員を対象にした自転車交通ルール講習会を市民文化ホールで開いた。  市のゼロカーボン戦略に伴い、職員にマイカー以外での通勤を呼びかける「エコ通勤推進デー」と公用自転車の導入に合わせた取り組み。自転車の利用機会の増加が見込まれることから、改めてルールを確認して安全運転を徹底しようと実施した。  自転車競技で五輪に3大会連続で出場したブリヂストンサイクルの飯島誠さんが講師を務め、基本的なルールや歩道を通行する際の注意点、ヘルメット着用の効果などを説明した。自転車の点検方法も実演した。  飯島さんは「ルールを守ることで多くのトラブルを未然に防げる」と注意を促した上で「行動範囲が広が

    速報NEWS
  • 伊豆市の新中学校舎や制服など説明 修善寺、天城、中伊豆の3校統合

     伊豆市は18日、修善寺、天城、中伊豆の3中学校を統合する新中学校の開校に向け、市内児童の保護者を対象にした説明会を、熊坂小を皮切りに始めた。26日までに新中学校学区内の全6小学校で実施する。  市学校教育課の担当者が校舎の整備スケジュールや、制服やジャージーなどの指定用品、通学手段と部活の検討状況を説明した。制服や校舎の模型を展示し、保護者はイメージを膨らませた。  新中学校の開校は2025年4月。開校時に全学年が同じ制服を着用できるように、23年度の新入生から3中学校で新制服を導入する。  梅原賢治教育長は「現在の小学5、6年生は中学校の校舎を引っ越すことになる。子どもたちの不安を期待に変

    速報NEWS
  • 富士山の時代背景紹介 江川英龍、功績もたどる 長泉のベルナール・ビュフェ美術館 「わたしたちの東海道」トークイベント

     長泉町のベルナール・ビュフェ美術館は16日、12月18日まで開催中の特別展「わたしたちの東海道-富士山のある風景の魅力」のトークイベントを同館で開いた。伊豆の歴史を研究するNPO法人伊豆学研究会理事長の橋本敬之さんが「江戸から現代までつづく“わたしたちの東海道”」をテーマに講演し、約20人が聴講した。  橋本さんは、東海道五十三次の成り立ちや宿場町が担った役割のほか、幕末期の幕臣で伊豆韮山代官の江川英龍が描いた「富士山画賛」を紹介。「韮山反射炉建設に尽力した一方、絵や漢詩などをたしなむ文人でもあった」と説明した。  伊豆市出身の写真家上田彦次郎が昭和30年代、ガラス乾

    速報NEWS
  • 地域おこし協力隊 大森さんに委嘱状 伊豆市

     伊豆市は17日、新たに地域おこし協力隊に就任する大森真琴さん(38)=千葉県出身=の委嘱状交付式を市役所で開いた。  大森さんはこれまで花関連資材の輸入販売や耕作放棄地の解消、ハーブや食用花の生産などの事業に関わってきた。知識や経験を生かし、畑ワサビを中心とした作物の複合的生産に取り組む。  菊地豊市長から委嘱状を受け取った大森さんは「珍しい作物の栽培に挑戦し、耕作放棄地を活用しながら事業を広めたい」と意気込んだ。菊地市長は「観光客も立ち寄れる事業になれば面白い」と期待した。

    速報NEWS
  • 「伊豆」の文化発信強化 川勝知事と半島10市町サミット

     川勝平太知事と伊豆半島地域5市5町の首長が地域課題を話し合う伊豆半島地域サミットが17日、熱海市内のホテルで開かれた。日中韓の3都市による文化芸術交流事業「東アジア文化都市」の2023年の国内開催都市に本県が選ばれたことなどを踏まえ、県と市町が連携して伊豆地域の文化発信を強化していくことを確認した。  伊豆の国市の山下正行市長は、伊豆半島の歴史文化や自然の魅力発信の拠点となる県立歴史文化博物館の設置を提案。伊豆市の菊地豊市長も、全国文学サミットを開催して伊豆半島から質の高い文化を発信したいと述べた。下田市の松木正一郎市長は伊豆半島に県営の運動公園の整備を要望した。  川勝知事は文学や温泉を活

    速報NEWS
  • 地下タンク貯蔵所、巡回し点検指導 田方防火協会

     田方防火協会は加盟する宿泊施設の地下タンク貯蔵所の巡回点検指導を実施している。今月中に32施設を回る。  このほど、協会の保安委員3人が伊豆市大平のラフォーレリゾート修善寺を訪問。施設の担当者とともに管理書類や重油の地下タンクの状況、掲示板の有無を確認した。  会員が相互連携して災害の防止や保安意識の高揚を図ろうと2017年から毎年実施している。

    速報NEWS
  • 議員報酬のあり方は 旧4町で市民と「語る会」 伊豆市議会

     伊豆市議会はこのほど、議員報酬のあり方を市民と考える「みんなで語る会」を旧4町ごと各地区で行った。議会事務局によると、報酬をテーマにした市民との意見交換は県内でも珍しいという。  市役所中伊豆支所で行った語る会には市民13人と全16市議が参加した。意見交換を前に、市議が議会の仕組みや年間スケジュール、全国的な議員のなり手不足の現状を説明した。同市は周辺市町よりも高齢な議員が多く、月額報酬が県内23市で最も少ない26万円であることも紹介した。  参加者はグループに分かれ、年齢、性別、職業に縛られず、志のある市民が議員を目指せる環境づくりに向けて市民に意見を求めた。市民からは「年間を通じて活動し

    速報NEWS
  • 下校時間帯 自転車で市内巡回 防犯、交通安全を啓発 伊豆

     大仁署は14日、自転車で走行しながら官民一体で防犯や交通安全を呼びかけるパトロール「CLAP Izu(クラッピーズ)」を東京五輪・パラリンピック自転車競技会場になった伊豆市内で実施した。  高橋文典署長と菊地豊市長をはじめ、署員や市職員、市民ら計16人が参加した。児童生徒の下校時間帯に合わせて同市青羽根の狩野ドーム付近を4チームに分かれて出発し、天城小や伊豆箱根鉄道修善寺駅、市役所などの周辺を見回った。  「自転車パトロールで伊豆を盛り上げよう」との思いから、サイクリング、レガシー、アクティブ、パトロールの頭文字を取って名付けた。高橋署長は「管内では各地でサイクリストを見掛け、『伊豆=自転車

    速報NEWS
  • コロナ水際対策緩和/全国旅行支援 初の週末に期待と不安 伊豆の観光業者、訪日客対応進む

     新型コロナウイルスの水際対策緩和と全国旅行支援が始まってから初の週末を迎える伊豆地域の観光地。宿泊関係者は、長らく途絶えていたインバウンド(訪日客)の迎え入れに向け体制を整えている。観光需要の復活に期待が高まる一方、旅行支援は「一時的な効果にとどまるのでは」と不安もにじませる。  「連泊や外国人の予約も入り始めているが、まだまだ爆発的ではない。インバウンドが完全復活するのは来年以降だろう」  伊豆市の修善寺温泉街でゲストハウス「ホステルノット」を営む山本涼平さん(29)はこう推測する。施設内には英語を併記した観光スポットや飲食店の案内板を設置。「今は割引やクーポンがあるから人が動く。元に戻っ

    速報NEWS
  • ジオパーク現地審査 「ガイドの活躍、印象的」 再認定へ訪問終了

     伊豆半島ジオパークの世界ジオパーク再認定に向けた現地審査を終えた海外の審査員2人が14日、伊豆市内で記者団の取材に応じた。国連教育科学文化機関(ユネスコ)から派遣された世界ジオパークネットワーク出納長のクリスティン・ランネス氏と地質学者のラサヌバリ・アスマ氏は「多くのジオガイドや地元住民が活動に参加してるのが印象的だった」と振り返った。  ランネス氏は「地元住民が熱心に取り組んでいた。誇りを持って活動することが大切」と総括した。ラサヌバリ氏は「ビジターセンターの数が多く、ジオガイドの努力がすばらしい」と評価した。  審査は11~13日の3日間に伊豆半島各地のジオサイトなど10カ所を訪問した。

    速報NEWS
  • 「わるいひとにきをつけてね」 園児が“お巡りさん” 大仁署

     大仁署と署管内防犯協会は12日、伊豆市月ケ瀬のあまぎ認定こども園で園児と協力して高齢者に対する防犯広報を行った。  年長児11人が「わるいひとにきをつけてね」とのメッセージカードを手書きした。手作りの警察官の帽子をかぶって「キッズお巡りさん」として、園に隣接する天城デイサービスの利用者にカードを示して犯罪に対する注意を呼びかけた。防犯通帳ケースも贈り、特殊詐欺への対策を促した。  全国地域安全運動の一環で企画した。

    速報NEWS
  • 施設名表示板の文字 児童が執筆 クリーンセンターいず

     伊豆市立天城小の6年生26人は13日、同市佐野で来年1月に稼働する新廃棄物処理施設「クリーンセンターいず」の施設名表示板に採用する文字の執筆を同校で行った。  同施設が学区内に新設されることから、同校が伊豆市伊豆の国市廃棄物処理施設組合から依頼を受けた。事前に練習を重ねた児童は、縦34・5センチ、横136センチの用紙に筆で「クリーンセンターいず」と丁寧に書いた。組合が選出した1作品を基に表示板を作り、年内に管理棟入り口のひさし部分に設置する。  組合の担当者は「小学生は社会科見学でも訪れる。身近な施設だと知ってもらいたい」と話した。施設は焼却試験の実施に向け、10日からごみ収集車による可燃ご

    速報NEWS
  • ウクライナ支援へ慈善コンサート 10月16日に伊豆で

     ウクライナ支援を目的としたチャリティーコンサート(実行委主催)が16日午後3時から、伊豆市の旧土肥小体育館で開かれる。  ウクライナ・キーウ州スィニャワ村出身のオペラ歌手オクサーナ・ステパニュックさんが出演する。チケットは1枚3千円。午後1時半からは中学生以下を対象にした無料ミニコンサートを行う。  問い合わせは鈴木幸子実行委員長<電080(1593)6038>へ。

    速報NEWS
  • 伊豆半島ジオパーク再認定向け現地審査開始 10カ所訪問、取り組み検証

     伊豆半島ジオパークの世界ジオパーク再認定に向けた現地審査が11日、伊豆の国市の世界遺産・韮山反射炉を皮切りに始まった。海外の審査員2人が14日まで伊豆地域に滞在し、ジオサイトなど10カ所を訪問して2018年の認定後の取り組みを検証する。  審査員はノルウェー国籍の世界ジオパークネットワーク出納長クリスティン・ランネス氏とマレーシア国籍の地質学者ラサヌバリ・アスマ氏。18年の認定時に示された域内事業者とのパートナー戦略構築など9項目の改善勧告を受け、取り組みを推進した箇所を中心に訪問する。現地審査後、早ければ年内にも国連教育科学文化機関(ユネスコ)・ジオパーク評議会で再認定の可否が決まる。  

    速報NEWS
  • 犯罪未然防止へ 修善寺駅利用者に手作り啓発品配布 大仁署

     大仁署は運動初日の11日、伊豆市の伊豆箱根鉄道修善寺駅で青色防犯パトロールの出発式を開いた。署地域安全協議会の渡辺公人会長は「犯罪の未然防止を推進し、安心して暮らせる地域社会を実現する」と宣言した。  啓発品には手縫いの通帳入れを用意。制作した同市の就労継続支援B型事業所「プラム」の利用者と署地域安全協議会女性部「大仁防犯レディース」のメンバーらが駅で配った。

    速報NEWS
  • 大塚、万感の初頂点 栃木国体・自転車少年男子スプリント

      第77回国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」第8日は8日、栃木県で行われ、自転車競技トラックは少年男子スプリントの大塚城(星陵高)、同ケイリンの熊谷海飛(静岡北高)、女子500メートルタイムトライアルの山口真未(日本競輪選手会)がそれぞれ優勝した。  ■自転車(宇都宮競輪場)  ▽成年男子スプリント3位決定戦  井出晃太郎 (中大) 2―0 中井琢(宮城・東北大職)  ▽女子500メートルタイムトライアル ①山口真未(日本競輪選手会)36秒820  ▽少年男子スプリント決勝  大塚城(星陵高) 2―0 松岡勇斗(愛媛・松山学院高)  ▽少年男子ケイリン決勝 ①熊谷海飛(静岡北高)10秒9

    速報NEWS
  • 伊豆・熊坂小5年生 稲刈り体験 12月に餅つき大会

     伊豆市立熊坂小の5年生9人がこのほど、学区内の田んぼでもち米の稲刈りを体験した。  地元の地域づくり協議会のメンバーから教わり、丁寧に刈り取った。コンバインでの収穫も見学した。収穫したもち米を使った餅つき大会を、12月に計画している。  協議会が協力し、毎年、田植えなども体験している。協議会の梅原宏史会長は「成長する過程を見て学んでほしい」と話した。

    速報NEWS
  • 絵本「のら猫のかみさま」原画を展示 伊豆、10日まで

     伊豆市柏久保のギャラリースペース「Cotori(ことり)」で10日まで、イヌとネコの心温まるやりとりを描いた絵本「のら猫のかみさま」の原画展が開かれている。  文のくすのきしげのりさんと絵の狩野富貴子さんの協力を得て、原画19枚を展示した。空と光を青や緑の癒やされる色で描いた作品が多く、イヌとネコの優しい表情とともに楽しめる。一般的には公開されない制作過程のラフ案も限定展示している。  坪内ちひろ店長は「命や優しさのつながりを感じ取ってほしい」と話した。

    速報NEWS
  • ママ記者「子育て」インスタで発信 情報誌「familyizu」

     伊豆市で子育て情報誌「family izu(ふぁみりいず)」を発行する母親グループが本年度、インスタグラムを使ったSNSでの情報発信を始めた。移住者やワサビ農家の妻、産休中の市職員など多様な市内在住の母親6人が「ママ記者」として取材活動に取り組んでいる。  情報誌は子育てを楽しむ家族向けに3カ月に1回のペースで発行していたが、新型コロナ禍の影響で2021年から一時休止した。本年度から年1回の発行に変更し、インスタグラムへの週1回の投稿を8月から始めた。  インスタグラムでは伊豆の自然を満喫する子どもの表情豊かな写真とともに、観光施設や温泉などのお薦めスポットを紹介。子育てや移住に関するコラム

    速報NEWS
  • 観光庁事業採択 関係者に感謝状 伊豆市

     伊豆市は5日、観光庁の補助事業に採択された地元関係者への感謝状贈呈式を市役所で行った。  感謝状を贈ったのはさんしんキャピタルの担当者2人と修善寺、土肥、天城湯ケ島3地域の温泉旅館の組合。観光庁の「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業」の採択に向け、地域の取りまとめ役を担った。  市産業振興協議会によると、全国で138地域が採択され、同一市内で複数地域が採択されたのは同市のみという。  事業の総括担当を務めたさんしんキャピタル投資事業課の坂本剛宏課長は「事業者が同じ方向を向けた。勝負はこれから。持続可能なまちづくりにつながれば」と話した。感謝状を手渡した菊地豊市長は「

    速報NEWS
  • シイタケの原木 購入支援継続を 静岡県協議会、農水省へ要望

     静岡県椎茸(シイタケ)産業振興協議会と県きのこ総合センター振興協議会の両会長を務める菊地豊伊豆市長は6日、農林水産省で勝俣孝明副大臣(衆院静岡6区)と面会し、原木シイタケ栽培の生産資材の導入支援を2023年度以降も継続するよう要望した。  農水省は、東日本大震災による東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質の影響を受けた生産者を支援するため、キノコの菌を培養した種駒や原木などの購入費を補助している。  伊豆地域では震災後、原木林やシイタケで暫定規制値を上回る放射性物質が検出された。現在は安全性が確認されているが、他地域と比べて市場価格は安く「風評被害はいまだにある。支援を継続してほしい

    速報NEWS
  • 静岡市と川根本町に土木職員派遣 県庁で壮行会 台風15号被害

     静岡県は5日、台風15号で被害を受けた静岡市と川根本町に「ふじのくに災害復旧支援隊」の土木技術職員計4人を派遣した。約2カ月間にわたり河川や道路などの公共土木施設の災害復旧に当たる。  県庁で壮行会があり、太田博文交通基盤部長は「近年まれに見る大きな災害で、いまだに全容がつかめていない。市町の職員と連携や情報共有を図り、地域住民に寄り添って業務を遂行してほしい」と激励した。  静岡市に派遣される沼津土木事務所都市計画課の河原崎武主幹(53)は「(被災者が)一日も早く以前の生活を取り戻せるよう災害復旧に全力を尽くす」と決意を述べた。被災箇所の調査や災害復旧に必要な査定設計書の作成業務などを担う

    速報NEWS
  • 八岳小跡地で多彩なイベント 伊豆

     伊豆市の八岳地域づくり協議会はこのほど、映画の上映など多彩なイベントを楽しむ「八岳小学校映画祭」を同市原保の旧八岳小で開いた。  2011年に閉校した学校の跡地を活用したイベントで、今回で3回目。芝生を張った校庭に高所作業車や消防車、ボンネットバスが並び、子どもたちが乗車して楽しんだ。キッチンカーも出店し、来場者は飲食を満喫した。  夜には24年に解体が予定されている校舎の壁面をスクリーンにし、映画を上映した。青田守弘会長は「今後は芝生のグラウンドを活用したイベントを考えたい」と話した。

    速報NEWS
  • 中伊豆温泉病院の隣接薬局の地鎮祭 伊豆

     伊豆市下白岩に新設するうさぎ薬局中伊豆店の新築工事地鎮祭が4日、現地で開かれた。来秋のオープンを予定している。  場所は新築移転するJA静岡厚生連リハビリテーション中伊豆温泉病院の隣接地。建物は鉄骨造り2階建てで、延べ床面積は約370平方メートル。ドライブスルーや無菌調剤室を導入する。  地鎮祭には薬局関係者や施工業者らが出席した。同薬局の白石誠一郎代表は「多職種が連携し、老後を安心して暮らせるように貢献できれば」と話した。

    速報NEWS
  • 地元生産者巡り食材の魅力学ぶ 伊豆市若手職員

     伊豆市職員の若手有志はこのほど、地元食材の魅力を知ることを目的にしたツアー「ディスカバー伊豆」を市内で行った。  20、30代の職員11人が休日を活用して参加した。伊豆のブランド鶏「天城軍鶏(しゃも)」を取り扱う堀江養鶏では日齢で分かれた鶏舎を見学し、堀江利彰代表から軍鶏の特徴や飼育方法、出荷先などの説明を受けた。  ツアーの企画にも協力した堀江代表は「職員は今後業務で関わる可能性もある。若手のうちに生産者から学ぶのは大切」と意義を話した。  職員は食肉加工センターや豆腐店なども回った。

    速報NEWS
  • 災害時 消防用水を支援 伊豆市、生コン3事業者と協定

     伊豆市はこのほど、災害時の消防用水支援協定を、生コンクリートを扱う3事業者と締結した。  協定を結んだのは古藤田生コン(伊豆市)、小野建設修善寺生コンクリート工場(同市)、伊豆工業西伊豆生コン仁科工場(西伊豆町)。消防用水のない場所で林野火災などの災害が発生した際に、生コン運搬車で水の運搬や資機材の支援などを行う。  市役所での締結式で菊地豊市長と3事業者の代表者が協定書に署名した。古藤田生コンの古藤田博澄社長は「地域の役に立つためにできることを精いっぱいやる」と述べ、菊地市長は「水の確保に力を貸してもらえるのは心強い」と感謝した。

    速報NEWS
  • 社説(10月3日)東部伊豆観光再生 留学生の知恵を生かせ

     静岡県東部・伊豆の市町や観光、商工団体で構成する静岡県東部地域コンベンションビューローは中国や台湾、香港、ベトナムなどアジア諸国のファン開拓に向け、県内留学生らの体験旅行に力を入れている。若者に名所旧跡や観光施設を回ってもらい、率直な感想を聞く。新型コロナウイルスの水際対策緩和をにらんだ外国人受け入れの戦略策定に生かす。  母国の家族や知人とつながる若者を引き込むことで、旅行サイトやパンフレットでは伝わらない魅力をSNSで母国に情報発信するインフルエンサーの役割を期待している。直近のツアーは中国とベトナム、マレーシア、インドネシアの約10人で実施した。体験型の動物園が好評で、名所の歴史的背景

    速報NEWS
  • 迫力の和太鼓響く 伊豆の国特支 伊豆総合高生演奏

     伊豆市の伊豆総合高郷土芸能部はこのほど、伊豆の国市の伊豆の国特別支援学校を訪れ、和太鼓の演奏を披露した。  小学部と中学部・高等部を対象に2部制で行い、5曲ずつ披露した。部員は全身を使って和太鼓の音色を体育館内に響かせた。特別支援学校の児童生徒は迫力ある音に驚きながらも、手拍子や足踏みをして演奏を楽しんだ。国府方北斗部長(2年)は「楽しんでもらえて満足」と喜んだ。伊豆中央ロータリークラブが交流や相互理解の促進を目的に企画した。

    速報NEWS
  • 都内で静岡産直マルシェ JR大井町駅前

     静岡県産品の魅力を首都圏に発信する「静岡産直マルシェ」が1日、東京都品川区のJR大井町駅前で始まった。2020年から定期的に続くイベントで、県内からの出店者が菓子や茶、富士山麓の有機野菜などを来場者に売り込む。2日まで。  今回は初めて、ベアードブルーイング(伊豆市)、反射炉ビヤ(伊豆の国市)、リパブリュー(沼津市)といった県内のクラフトビールを販売。品川区のクラフトビールも並び、飲み比べを楽しむ人の姿も目立った。  ベアードブルーイングの志沢勇太さんは「こうした場で消費者と直接話をできることは素晴らしい。ビール作りに込める思いなどを知ってもらい、次は工場にも足を運んでもらえれば」と話した。

    速報NEWS
  • 停止のごみ処理施設 解体費約5.5億円 土肥戸田センター

     沼津市は30日、12月末で稼働を停止するごみ処理施設「土肥戸田衛生センター」(伊豆市小土肥)について、施設解体費が約5億5200万円に上る見込みを市議会民生病院委員会で公表した。  市クリーンセンター管理課によると、施設が傾斜地にあり工事に時間を要するため、解体に約4億円、約2・9キロある送水管の撤去に約1億円かかるとした。沼津市と伊豆市との費用負担の割合は両市の協議で決定する。  同センターは両市による一部事務組合が運営している。旧戸田村域と旧土肥町域のごみ処理を担っているが、伊豆市と伊豆の国市が共同で新処理施設を建設したことから、12月末で稼働停止する。

    速報NEWS
  • 26案件、原案通り 伊豆市議会が閉会

     伊豆市議会9月定例会は30日、最終本会議を開いた。2021年度一般会計決算認定や本年度一般会計補正予算案など追加提出の3案件を含む計26案件を原案通り認定、可決、採択して閉会した。

    速報NEWS
  • 中伊豆室内温水プール 入場100万人達成 花束と記念品を贈呈

     伊豆市上白岩の中伊豆室内温水プール「ふれっぷ」の入場者数が100万人に到達し、29日に記念式典が同プールで行われた。  節目の来場者は同市姫之湯の小森博重さん(75)。膝を痛めたことをきっかけに6年半前からプールで水中歩行を始めた。無事に膝が完治した後も健康のために週4、5日程度訪れ、水泳教室にも参加しているという。  くす玉を割り、菊地豊市長と梅原賢治教育長から花束と記念品を受け取った小森さんは「高齢者にも優しく指導してもらってうれしい。これからも体を動かしたい」と喜んだ。菊地市長は「スイマーの育成、健康管理、教育と幅広く使われている。今後も多くの人に活用してもらいたい」と期待した。  同

    速報NEWS
  • プレミアム券 10月3日から販売 伊豆商工会

     伊豆市商工会は10月3日から、プレミアム付き商品券「いずっち券」の販売を始める。  プレミアム率は40%で7千円分を5千円で購入できる。購入対象は市民と市内在勤者。有効期限は11月30日までで、計2万7千冊を販売する。  2千円分は大型店では利用できない専用券になっている。販売場所は市内の三島信用金庫4支店、修善寺総合会館内の市商工会、修善寺駅構内のイズーラ修善寺。  問い合わせは市商工会<電0558(72)8511>へ。

    速報NEWS
  • 千葉・東京駅⇔修善寺温泉 直通バス運行 トイレ付き32人乗り

     千葉県の西船橋駅、東京駅と伊豆市の修善寺温泉街をつなぐ直通バスの運行が30日に始まる。  来年2月27日までの月、金、土、日曜に1日1往復する。料金に年齢区分はなく、片道1500円。事前予約制だが、空席があれば当日でも乗車できる。  観光庁の「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業」に採択された市産業振興協議会の取り組み。昨年度も運行していて、高齢客からの意見を踏まえてトイレ付きの32人乗りバスに変更した。  旅館関係者と車内を見学した修善寺温泉旅館協同組合の森孝夫理事長は「千葉や東京都の東部から直接来てもらえる。地元の人にも使ってもらいたい」と話した。

    速報NEWS
  • 伊豆箱根鉄道で一時見合わせ 28日夜

     28日午後6時20分ごろ、伊豆市柏久保の伊豆箱根鉄道駿豆線修善寺駅近くの線路に車両が進入して立ち往生した。このため全線で運転を見合わせ、約1時間40分後に再開した。同社によると、車両はグループ会社の伊豆箱根交通のタクシー。線路に隣接する同社修善寺営業所の駐車場で男性乗務員が運転操作を誤り、フェンスを破って線路に侵入したという。乗務員にけがはなかった。大仁署によると、駐車中にバックで進入したとみられる。

    速報NEWS
  • メンバー入りへ力走 伊豆市チームが記録会【市町対抗駅伝】

     静岡市で12月3日に開かれる県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に向け、伊豆市チームはこのほど、エントリー選手選考記録会を同市の修善寺グラウンドで行った。  小学生から一般まで26人が参加し、小学生は2キロ、中学生以上は3キロを懸命に走った。チームは記録を参考にエントリー選手を決める。亀山誠彦監督は「若手のコーチが増えてきている。自信を持って走れるように練習したい」と話した。  チームは7月から練習を始めた。市域が広いため、会場を2カ所設けて練習に励んでいる。修善寺中2年の田畑達朗さんは「いろいろな人と練習できて刺激になる。速くなるように頑張りたい」と意気込んだ。

    速報NEWS
  • 尾崎選手(浜松工)V報告 全国高校定通制自転車 静岡県勢29年ぶり

     伊豆市で8月に開かれた全国高校定時制通信制体育大会の自転車競技に出場し、県勢として29年ぶりの優勝を果たした浜松工業高定時制3年尾崎寿耶選手(18)=磐田市在住=が26日、同市役所を訪れ、草地博昭市長に快挙を報告した。  尾崎選手はトラック競技「1キロタイムトライアル」「4キロ速度競争」、山道を基調としたロード競技「30キロロードレース」の計3種目に出場した。トラック競技の2部門でいずれも県勢として29年ぶりの優勝。ロードレースでは準優勝した。  高校2年から本格的に競技を始めた。自宅から学校まで片道約12キロを自転車で通い、学校と仕事の合間を縫って浜名湖や天竜区の山道などで練習を重ねた。1

    速報NEWS
  • 新ごみ処理施設で火入れ式 伊豆市と伊豆の国市、共同整備 23年1月本格稼働

     伊豆市と伊豆の国市が共同で伊豆市佐野に整備している新廃棄物処理施設「クリーンセンターいず」で25日、安全を祈願する火入れ式が開かれた。  施設は一部鉄筋コンクリートの鉄骨造りで地上4階、地下1階建て。建築面積は約4100平方メートルで、1日82トンの処理能力を備える。10月にごみ収集車による可燃ごみの搬入を受け入れて焼却試験を行い、来年1月に本格稼働する。  式典には両市の市長や地元役員、施工業者ら約40人が出席した。神事を行い、両市長ら代表者が点火スイッチを押して焼却炉に火を入れた。施設組合管理者を務める菊地豊伊豆市長は「本当に長い道のりだった。両市民に活用してもらいたい」とあいさつした。

    速報NEWS
  • 認知症の治療や予防学ぶ 10月1日、伊豆で講演会

     伊豆市は10月1日午後3時から、認知症講演会を市民文化ホールで開く。  みしま岡クリニック(三島市)の岡考院長を講師に招き、認知症の治療や予防方法などを学ぶ。手話通訳を行う。対象は伊豆市民や近隣市町の住民で定員200人。当日の受け付けも可能だが、事前申込者を優先する。  申し込みは30日までに伊豆市健康長寿課<電0558(72)9860>へ。

    速報NEWS
  • 殉職警察官を慰霊 伊豆「治安の礎」で大仁署

     大仁署は22日、1980年の人質立てこもり事件で殉職した元同署刑事課長の山下啓一警視正=当時(54)=の慰霊祭を伊豆市門野原の慰霊碑「治安の礎」前で行った。  同署の警察官友の会や協議会、大仁警友会の代表者と署幹部計12人が参列した。黙とうと献花をして故人の冥福を祈った。高橋文典署長は「崇高な使命感を礎に、署員一丸となって住民の信頼に応える」と誓った。  山下警視正は旧天城湯ケ島町で発生した立てこもり事件で犯人を説得していた際に猟銃で撃たれて亡くなった。1895年に落石で命を落とした小林正吉巡査、1914年に火災で殉職した関根政蔵巡査の慰霊碑にも献花した。

    速報NEWS
  • デフリンピック静岡県開催「楽しみ」 ウクライナ選手が副知事表敬

     聴覚障害者の国際スポーツ大会「2025年夏季デフリンピック」自転車競技の本県開催が決まったことを受け、今年5月のブラジル大会の同競技で四つの金メダルを獲得したウクライナ代表選手が21日、県庁に森貴志副知事を表敬訪問した。  訪れたのは、日本ろう自転車競技協会の招待で来日しているエリザベス・トプチャニウク選手。「静岡県で自転車競技に出場するのが楽しみ。日本の子どもたちにスポーツや英語などさまざまなことを教えたい」と開催を心待ちにした。  ロシアによるウクライナ侵攻にも触れ、「気持ちはとても落ち込んでいるが、自転車競技によってウクライナの人たちに勇気を与えたい」と意気込みを示した。  デフリンピ

    速報NEWS
  • 静岡県 5団体選出、手法確立目指す 「関係人口」創出へ モデル事業本格化

     地域外で暮らしながら地域と関わりを持つ「関係人口」の創出を目指し、県が公募したモデル事業が9月から県内各地で本格化する。県内5団体の事業を採択し、新型コロナウイルス禍で急増したシェアスペースの利用者と地域の人たちとをつなぐ取り組みを展開する。ビジネス、アートなど多彩なプログラムを用意し、関係を深める機会に役立てる。  関係人口は、観光客などの「交流人口」と「定住人口」の中間にある概念。県総合計画では2020年度時点で推計約1万人の関係人口を25年度に2万人にする目標を設けた。  県はモデル事業を通して、地域の活性化や課題解決に取り組む人材の創出を狙い、戦略的に関係人口を獲得する手法の確立を目

    速報NEWS
  • 伊豆ブランド商品 道の駅などで販売 米やびわ茶など11種

     伊豆市産業振興協議会はこのほど、同市の認定ブランド「AMAGIFT(アマギフト)」の商品を同市の道の駅「伊豆月ケ瀬」などで販売を始めた。  認定商品は米やびわ茶、アマゴの加工品、卵、ところてんなど11種類。いずれも地元事業者が製造している。商品には統一の金色のシールを貼って販売する。  道の駅では、土産物店の一角に特設コーナーを設置した。同市の伊豆箱根鉄道修善寺駅構内の売店「イズーラ修善寺」でも販売している。

    速報NEWS
  • 正しいフォーム学ぶ 実業団元選手が児童指導 伊豆【市町対抗駅伝】

     12月3日に静岡市で開催される静岡県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の出場を目指す小学生を対象にした「ランニングクリニック」が17日、伊豆市の天城ドームで開かれた。  県東部8市町の小学3~6年生28人が参加し、第一生命グループ女子陸上競技部の元選手二宮美幸さんから指導を受けた。肩甲骨や股関節の周辺をほぐすストレッチに取り組んだ後、ラダー(縄はしご)を使った正しいフォームの練習を行った。体の姿勢を保ちながら膝を上げたり、リズムに合わせて歩幅を変えたりして手足のバランスやスムーズな走り方を学んだ。  二宮さんは児童の走りを見ながらアドバイスし、「自分で考えた通りに体を

    速報NEWS
  • 新中学校校舎どんなところ? 伊豆の6小学校 模型を巡回展示

     伊豆市は11月下旬まで、3中学校を統合して2025年4月に開校する新中学校の模型を市内6小学校で巡回展示している。新中学校に通う児童が新しい校舎のイメージを膨らませるのが目的。  新中学校は修善寺、中伊豆、天城の3中学校を統合して日向地区に新設する。校舎は2階建てで、ICTの活用など多様な学習様式に対応し、通常の教室や特別教室のほかに「コモンズ」と呼ばれる多目的スペースを各所に設ける。校舎と一体化させる体育館は有事の際、地域防災拠点として活用する。  16日まで展示している中伊豆小では、開校時に3年生として通学予定の6年生が模型を見て「広い校舎で勉強がはかどりそう」「クラスの数がどれくらいに

    速報NEWS
  • 100歳を迎える勝呂さん祝う 伊豆市長

     伊豆市の菊地豊市長は14日、本年度100歳の誕生日を迎える同市土肥の勝呂肇さん(99)宅を訪れ、長寿を祝った。  勝呂さんは土肥生まれ。定年まで測量士として勤め、退職後は旧土肥町議と民宿業を兼務した。地域からの信頼が厚く、近隣住民の相談をたびたび受けていたという。  菊地市長は祝い状や記念品を手渡し「これからもお元気で」といたわった。立って両手で表彰状を受け取った勝呂さんは「地域のみんなで励まし合い、助けてきてもらったおかげ。これからも頑張ります」と感謝した。  市によると、本年度100歳を迎える市民は24人。

    速報NEWS
  • 伊豆市長、国葬に参列明言 静岡県市長会長として

     伊豆市の菊地豊市長は12日の定例記者会見で、27日に予定されている安倍晋三元首相の国葬に県市長会長の立場で参列すると明らかにした。  県市長会長の公務として参列し、交通費などの費用は県市長会事務局が負担するという。菊地市長は「政府が決めた以上、市長会長として断る理由とほかの人にお願いする理由はなく、粛々と参列して喪に服す」と述べた。

    速報NEWS
  • デフリンピックで市長「共生社会を」 自転車競技開催の伊豆市

     聴覚障害者の国際総合スポーツ大会「デフリンピック」の2025年夏季大会自転車競技が伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開催されることを受け、同市の菊地豊市長は12日の定例記者会見で「共生社会の実現に貢献できるように関係者と連携して取り組む」と述べた。  ロードとマウンテンバイクの2種目を行う。同センターでは昨年、東京五輪・パラリンピックの自転車競技も実施された。菊地市長は「競技以外にも聴覚障害者に対する事業を考えたい。多様性や調和を育む契機になることを願う」と期待した。

    速報NEWS
  • 先生、国体頑張って! 野極さん(三島)競泳出場 教室生が激励、伊豆で壮行会

     栃木国体の競泳競技成年男子に県代表として出場する三島市の野極陽向さん(23)=伊豆スイムサポート=の壮行会がこのほど、勤務先の伊豆市の中伊豆室内温水プール「ふれっぷ」で開かれた。  野極さんは小学生の頃から同プールの教室に通い始め、コーチの水野航太さん(40)から指導を受けた。飛龍高(沼津市)と新潟医療福祉大(新潟県)時代には全国大会出場を経験した。大学卒業後に同プールを指定管理する伊豆スイムサポートに入社し、水泳教室での指導や監視業務をしながら自身も練習に励んでいる。  国体では4×50メートルフリーリレーに出場する。壮行会で教室生を代表して水野青波さん(伊東対島中2)が「みん

    速報NEWS
  • 伊豆・修善寺の施設、誘客促進へ 観光関係者対象にツアー

     伊豆市観光協会は9日、協会役員ら市内の観光関係者を対象に修善寺地区の施設を巡る視察ツアーを行った。  魅力を知って誘客促進につなげるとともに、市内他地域のブランド力向上に役立てるのが目的。約20人が参加し、伝統文化を継承する工房や観光庁の既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業で改修した宿泊施設などを見学した。  伝統和紙の修善寺紙を製造する紙谷和紙工房では、和紙の歴史や作業工程を学んだ。地域おこし協力隊員も含め、技術の継承や体験の受け入れに取り組んでいるとの説明を受け、参加者は「何人受け入れられるのか」「作品はどこで買えるのか」と質問した。  7月には天城地区で実施した。中伊豆、土肥の両地区

    速報NEWS
  • 乗用車が事故 国道414号ふさぐ 伊豆市、10日午後

     10日午後4時5分ごろ、伊豆市湯ケ島の国道414号で男性が運転する乗用車がガードレールに衝突し、近くの電柱が倒れて道路をふさいだ。事故処理のため、現場周辺の上下で通行止めになった。大仁署によると、現場は片側1車線のカーブ。

    速報NEWS
  • 伊豆総合高生 切り絵、丹念に ハロウィーン電車装飾へ

     伊豆市の伊豆総合高の2年生20人が8日、切り絵の体験を同校で行った。「商品開発」の授業の一環。  地元の紙切り作家水口千令さんを講師に招き、ハロウィーンをテーマにした作品を制作した。生徒は下書きしたデザインを基に、はさみを小刻みに動かしてお化けや菓子などをモチーフにした作品を仕上げた。  作品は17日から11月1日まで伊豆箱根鉄道が運行するハロウィーン電車の装飾として、水口さんの作品とともに車内を彩る。  水口さんは「どの作品もすてき。運行が始まったら車内で作品を見ていろいろなことを感じて」と呼びかけた。  (大仁支局・小沢佑太郎)

    速報NEWS
  • 修善寺、天城、中伊豆統合 新中学校名を募集、26日まで伊豆市

     伊豆市は26日まで、修善寺、天城、中伊豆の3中学校を統合する新中学校の校名を募集している。  応募は児童生徒を含めた市内在住・在勤者と、市外在住の3中学校の卒業生。①呼びやすさ②地域全体が愛着を持てる③校名を介して未来に希望が持てる-などの視点で選定する。応募の中から開校準備委員会が案を絞り込み、児童生徒や保護者、教職員、市民らの投票を経て選定し、市教委に答申する。  市役所や市内各学校に応募用紙と回収箱を設置している。ファクスや郵送、市ホームページのフォームでの応募も可。問い合わせは市学校教育課<電0558(83)5470>へ。

    速報NEWS
  • 自転車、伊豆聖地化へ整備加速 拠点施設開設/10月MTB国際大会

     東京五輪・パラリンピック自転車競技の開催地になった伊豆市で、レガシー(遺産)の継承や自転車の聖地化に向けた取り組みが進んでいる。2日に伊豆箱根鉄道修善寺駅前に自転車観光拠点施設がオープンし、10月には日本サイクルスポーツセンターでマウンテンバイク(MTB)の国際大会が開催される。関係者は「聖地化に向けて自転車が街の風景の一部になれば」と願う。  自転車観光拠点施設は同市の一般社団法人イズバウンドが運営する「Crank Base(クランクベース)」。電動アシスト付き自転車やクロスバイクなど約20台を用意し、時間制、1日、1泊2日の3プランで貸し出す。  市内の旅館宿泊客らを対象にしたオーダーメ

    速報NEWS
  • 八丁池周辺を巡る 伊豆で10月に自然観察会

     環境省関東地方環境事務所は10月1日、伊豆市の八丁池周辺を巡る天城山自然観察会を開く。19日まで参加者を募集している。  ガイドとともにブナやヒメシャラなどが混生する森を歩き、八丁池を目指す約6・2キロのコース。同市の伊豆箱根鉄道修善寺駅か道の駅「天城越え」に集合してバスで現地まで向かう。定員40人で対象は小学4年以上。小中学生には保護者が同伴する。参加無料。  メールかファクスで申し込む。問い合わせは月、水、金曜に市観光協会天城支部内の天城自然ガイドクラブ<電0558(85)1056>へ。

    速報NEWS
  • 訪日客回復 歓迎と懐疑 観光・宿泊業、受け入れ準備 政府の入国制限緩和

     1日当たりの入国者数上限を現行の2万人から5万人に引き上げるなど、政府の新型コロナウイルスの水際対策が7日に緩和されることを受け、静岡県内の観光・宿泊事業者が訪日観光客の受け入れ準備を急いでいる。6月以降、添乗員付き団体旅行に限っていた訪日条件を解除するなど、一段強い観光振興に踏み切った政府の対応に、業界から歓迎の声が上がる一方、「感染拡大が続く日本で実需が伴うのか」と訪日客の早期回復に懐疑的な見方も根強い。  東京五輪で自転車競技が行われた伊豆市。市内で自転車観光拠点施設「Crank Base(クランクベース)」を運営するイズバウンドの木村政彦代表(53)は、今回の政府対応を伊豆振興の好機

    速報NEWS
  • 地域おこし協力隊 松本さんに委嘱状 伊豆市

     伊豆市は5日、新たに地域おこし協力隊に就任する松本天太さん(24)=横浜市出身=の委嘱状交付式を市役所で開いた。  松本さんはかばんや靴を製作する革職人として活動していた。技術や経験を生かし、市内で有害鳥獣として捕獲されたシカの革などを使った製品づくりに取り組む。ふるさと納税の返礼品への展開やクラフト体験などの事業も検討している。  交付式で菊地豊市長から委嘱状を受け取った松本さんはこれまでに製作したかばんなどを紹介し、「狩猟にも挑戦して広い視野で商品開発したい」と抱負を語った。菊地市長は「市民にも新たな刺激を与えてほしい」と期待した。

    速報NEWS
  • 伊豆の業者1カ月入札参加停止に 静岡県発表

     静岡県は5日、工事請負契約に関する措置要綱に基づき、伊豆市の中伊豆設備工業を6日から1カ月間の入札参加停止にすると発表した。  建設業課によると、同社は営業所の届け出をせずに伊豆の国市の大仁営業所を営業していた。

    速報NEWS
  • 静岡県東部各地で防災訓練 地域結束、備え万全に

     静岡県東部の各地で4日、大規模地震を想定した防災訓練が行われ、被災時の行動や避難所運営などの手順を確認して有事に備えた。コロナ禍での避難想定や、地域の特性・課題を踏まえて実践的な訓練に取り組んだ。 倒壊家屋から「救出」 沼津  沼津市では金岡中部・西部地区連合自治会の会員120人が金岡中で訓練に臨み、防災意識の高揚を図った。駿東伊豆消防本部沼津北署員が、倒壊家屋から逃げ遅れた人を救出する訓練を実施した。 体育館には段ボール製のベッドなどを設置し、コロナ禍を踏まえた避難所の様子を確認した。  同自治会の土屋新一会長(75)は「高齢者が多くなってきているので、共助できれば」と話した。 ポリ袋給

    速報NEWS
  • 伊豆で震度1 3日午前11時55分ごろ

     3日午前11時55分ごろ、東京都23区を震源とする地震があり、伊豆市中伊豆グラウンドで震度1を観測した。気象庁によると、震源の深さは約80キロ。地震の規模はマグニチュード(M)4・2と推定される。

    速報NEWS
  • ポスター、メダルのデザイン 実行委が選考 10月伊豆でジャパンMTBカップ

     伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで10月28~30日に開かれる国際大会「ジャパン・マウンテンバイク(MTB)・カップ」に向け、主催する実行委員会は2日、同センターで会合を開いた。委員が大会の準備状況を確認し、ポスターとメダルのデザインを選考した。  競技は東京五輪で使用した伊豆MTBコースで実施する。国際自転車競技連盟の公認レースで、海外招待選手も含め110人ほどが出場する見込み。実行委は県や伊豆、伊豆の国、伊東の3市、県自転車競技連盟などで構成する。  会合では大会の運営方法や関連イベントなどの概要を確かめた。地域住民にも関わってもらおうと、3市の高校と特別支援学校を対象に募集したポス

    速報NEWS
  • 波に乗れ! 静岡県勢躍動 御前崎で初のサーフィン国際大会開幕

     御前崎市では初のサーフィン国際大会「ホワイトバッファロー御前崎プロ」が1日、同市の御前崎ロングビーチで開幕した。世界団体「ワールドサーフリーグ」公認のプロツアーで、成年女子と20歳以下(ジュニア)の男子、女子の3部門に国内外の選手延べ約90人が参加。4日まで熱戦を繰り広げる。  20分間の試合時間で波に乗り、技の精度や力強さなどを競う。初日は不規則に風が吹き荒れる難しい条件だったが、東京五輪女子銅メダリストの都筑有夢路選手(21)ら実力者が手堅く勝ち進んだ。  御前崎市からは女子の佐藤李(16)、池田美来(14)の両選手が出場した。成年とジュニアの両方で勝ち残った佐藤選手は「焦らず、でも波を

    速報NEWS
  • 24議案を上程 伊豆市議会開会

     伊豆市議会9月定例会が1日開会し、会期を30日までの30日間と決めた後、2021年度一般会計の決算認定など24議案を上程した。  21年度一般会計決算によると、歳入は241億2200万円、歳出は224億700万円。翌年度に繰り越す2億4500万円を差し引いた実質収支は14億6900万円だった。健全化判断比率の報告を行い、実質公債費比率が6・8%、将来負担比率が41・8%でいずれも早期健全化基準を下回った。  議事では、松原公園整備工事の請負契約締結の1議案を原案通り可決した。

    速報NEWS
  • 自転車選手 水で応援 伊豆の2業者、日本連盟と契約

     ミネラルウオーター製造販売のエムアイファクトリー(三島市、安孫子伸一社長)と東京油化(東京都、肥沼一光社長)はこのほど、伊豆市の伊豆ベロドロームを本拠地とする日本自転車競技連盟のトラック競技ナショナルトレーニングセンター「HPCJC」とオフィシャルサプライヤー契約を締結した。  富士宮市で採水し、両社が共同開発した独自技術で製造する高酸素濃度天然水「ふ・さ・み水」の500ミリリットル入りペットボトル500本と、エムアイファクトリーが伊豆ベロドロームに近い伊豆の国市田原野の伊豆工場で製造するミネラルウオーター1トンを毎月提供する。エムアイファクトリーは大会ごとにラベルのデザインを変えた記念ボト

    速報NEWS
  • 静岡人インタビュー「この人」 伊豆市CIO補佐官に就任 中村祥子さん

     伊豆市のCIO(最高情報責任者)を務める副市長をサポートし、市役所のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する。就任は7月21日付。日本マイクロソフトで業務システムの導入コンサルタントなどに従事するカスタマーサクセスマネジャーで、非常勤特別職として兼務する。同市の賃貸住宅とオフィスが一体になった街区「ドットツリー修善寺」と都内で2拠点生活中。山口県出身。  -就任の抱負を。  「一般企業のDXには関わってきたが、自治体は初めて。まずはDXとは何かを理解してもらい、成功事例をつくりたい。事例ができると他の業務にも広めやすくなる。市役所は数年で職員が異動するので、変化に対応する素養はある

    速報NEWS
  • 小学生駅員 運転台乗車や構内アナウンス 伊豆箱根鉄道で体験会

     伊豆箱根鉄道はこのほど、伊豆市の駿豆線修善寺駅で電車を身近に感じるイベント「いずっぱこ親子駅員体験」を開いた。  小学生12人が参加した。普段は入れない乗務員室や事務所の中で機器の説明を受け、実際に運転台の乗車や構内アナウンスを体験した。運転手に向けた合図や車椅子利用者の乗車補助にも挑戦し、駅員が利用客にどのように配慮しているかを学んだ。人材育成や教育を目的に2018年から開催している。  

    速報NEWS
  • 新ごみ処理施設 伊豆市、伊豆の国市の親子見学

     伊豆市伊豆の国市廃棄物処理施設組合はこのほど、伊豆市佐野に建設している新ごみ処理施設「クリーンセンターいず」で工事現場親子見学会を開いた。  両市の親子19組55人が参加した。施工業者の担当者からの説明で焼却炉やごみピットを見学し、施設の仕組みを学んで大きさを体感した。測量や重機の乗車など建設工事の業務も体験した。  同施設は10月から焼却試験を行う。来年1月の本格稼働を予定している。  

    速報NEWS
  • 1日から定例会 伊豆市議会、30日間

     伊豆市議会は26日、議会運営委員会を開き、9月定例会を1日に開会すると決めた。会期は30日までの30日間。  本年度一般会計補正予算案など26案件を審議する。一般質問は6、7の両日に行い、計7人が登壇する。

    速報NEWS
  • 麦わら細工品でウクライナ支援 ネッツトヨタ静岡1500個注文

     麦わら細工が縁でつながったウクライナの支援に向け、伊豆市修善寺の「民藝麦わらの店晨(あした)」が制作した麦わら細工のチャリティー商品がこのほど、県内企業から1500個の大口注文があった。26日、同店職人の辻享子さんらが、注文したネッツトヨタ静岡本社(沼津市)に商品を届け、感謝を伝えた。  チャリティー商品はウクライナ国旗の色や「∞」の形をモチーフにした麦わら細工(大森細工)のアクセサリー。日本の伝統技術を用いた商品の企画販売を手掛ける富士宮市の「伝統屋暁」(佐野翔平代表)の協力で、チャリティー企画として7月に期間限定販売した。130万円超の販売利益は全額ウクライナ大使館に贈った。

    速報NEWS
  • 五輪自転車会場で熱戦 伊豆で全日本選手権開幕

     東京五輪・パラリンピック自転車競技トラック種目の会場になった伊豆市の伊豆ベロドロームで26日、全日本選手権トラックレースが開幕した。29日まで、東京五輪・パラのメダリストなど国内のトップ選手が白熱のレースを展開する。  エリート、ジュニア、パラサイクリングの3部門に全国から約120人が出場する。初日はジュニアのスプリントや男子エリートの団体追い抜きなどの種目を実施。好記録が飛び出すと観客は拍手を送った。  27日は東京五輪女子オムニアムで銀メダルを獲得した梶原悠未選手が同種目に出場する。28日には東京パラロード種目で2冠に輝いた杉浦佳子選手(掛川市出身)が500メートルタイムトライアルに登場

    速報NEWS
  • 伊豆市 20周年へ「まずは職員満足度向上」 若手有志がチーム

     伊豆市は2024年の市制20周年に向けて若手職員有志が企画やアイデアを語り合うチーム「デザインラボ」を設立した。23日に第1回会合を市役所本庁別館で開き、「住民の満足度向上のためには、まずは職員の満足度向上が鍵」との共通認識を確認した。  ラボは20、30代を中心に所属部署や役職に関係なく集まった23人で構成する。市制20周年の記念イベント開催に向け、若手ならではの柔軟な発想でアイデアを出す。他市町での先行事例視察や外部講師による講演などを検討しているほか、グループワークや発表を通じて職員のプレゼン能力向上も目指す。  20人が参加した初会合では市の概況や人口動態、財政状況などを改めて確認し

    速報NEWS
  • 記者コラム「清流」 審判とコミュニケーション

     「野球の審判って意外と選手と会話しているんですよ」。今年の都市対抗野球大会決勝で塁審を務めた伊豆市職員の山下直哉さんが教えてくれた。特に球審は捕手とやりとりする場面が多いという。  サッカーJ1清水の権田修一選手の姿を思い出した。試合前、ハーフタイム、選手の負傷による中断中などピッチ内外でしきりに審判と会話している。最近はサッカーの審判経験者が判定の理由や基準を説明する動画が公開されていて、これまでは何となく選手の「敵」のイメージがあった審判だが、一緒に最高の試合を作り上げる仲間との印象が強くなったように感じる。  各スポーツの判定の場面で映像やITの活用が進んでいる。審判は今後、選手とのコ

    速報NEWS
  • コロナ抗原検査キット 伊豆市、25日から申し込み受け付け

     伊豆市は23日、新型コロナウイルス抗原検査キットの無料配布の申し込みを25日から受け付けると発表した。  対象は市内在住の18~39歳。市ホームページの専用フォームで受け付け、当日か翌日に発送する。申し込みは1人1回まで。  陽性でも軽症の場合は医療機関を受診せずに自宅療養する。問い合わせは市健康長寿課<電0558(72)9861>へ。

    速報NEWS
  • 協議再開求める決議可決 下田地区消防組合、駿東伊豆との広域化

     下田、河津、南伊豆、西伊豆、松崎の5市町で組織する下田地区消防組合議会8月定例会は23日、駿東伊豆消防組合との合流協議の再開を求める議員発議の決議案を全会一致で可決した。新型コロナウイルス禍で協議が中断していた。  下田消防本部によると、伊豆市が会場の一つだった東京五輪・パラリンピックの閉幕後に協議再開を見込んでいたが、コロナ禍で中断。決議書では「このままでは協議が十分に行われないまま風化していく危機に面している」と強調。「地域の将来へ強い危機感を持って広域化に向き合わなければならない」とした。組合管理者の松木正一郎下田市長宛て。  決議書などによると、2012年に12市町の広域化協議会が設

    速報NEWS
  • ペットボトルキャップ回収継続 トガワ新聞店(伊豆)に実行章

     「小さな親切」運動県本部は23日、ペットボトルキャップの回収活動を続ける伊豆市のトガワ新聞店に「小さな親切」実行章を贈った。  同新聞店は読者の社会貢献に協力しようと2012年にキャップの回収を始め、累計180万個に到達した。定期的にNPO法人エコキャップ推進協会(横浜市)に送付し、再生プラスチックの原料として換金されて医療や障害者支援、環境教育に役立てられている。  伊豆市の静岡銀行修善寺支店で開いた贈呈式で、同本部修善寺地区支部長の大石浩也支店長が外川啓介社長に実行章を贈った。外川社長は「お客さまの社会貢献のお手伝いをしようと始めた。継続することが大切」と話した。

    速報NEWS
  • 自転車競技、若手が合宿 伊豆・日本サイクルスポーツセンター

     伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで24日まで、自転車競技の若手選手を対象にしたトレーニングキャンプが開かれている。  選手育成を目的に同センターが運営するコンチネンタル・サイクリング・センター(CCC)・修善寺の取り組み。県内外の14~24歳の男女選手9人と指導者1人が参加し、19日から6日間の日程で合宿している。  22日は屋外トラックで時間を設定した集団走行やダッシュなどのトレーニングに取り組んだ。星陵高2年の大塚城さん(16)は「フォームを教えてもらい、質の高い練習ができている」と話した。  CCC修善寺は国際自転車競技連合が世界5大陸に8カ所設ける拠点の一つ。2002年からアジア

    速報NEWS
  • 温泉街に“光の滝” 修善寺で花火大会

     伊豆市の修善寺温泉街で21日夜、弘法大師奉納花火大会が開かれ、多くの見物客でにぎわった。  修禅寺の裏山から約1800発の花火が打ち上がり、夜空を彩った。温泉街を流れる桂川には「ナイアガラ花火」が仕掛けられ、水面に向かって落ちる“光の滝”に歓声が上がった。温泉街には露店が並び、地元住民や観光客が行き交った。  毎年8月21日に開催している。コロナ禍の影響で3年ぶりに実施した。

    速報NEWS
  • 小中生が和紙工房取材 伊豆ブランドの魅力発信 情報誌第10号発行へ

     伊豆市の魅力を地元の小中学生が取材、執筆する地域情報誌「KURURA(くるら)」の第10号の発行に向けた取材活動が18日、市内で始まった。初回は修善寺地区に伝わる和紙「修善寺紙」を製作する紙谷和紙工房を訪れた。  小中学生8人が取材と体験を行った。修善寺紙の継承活動に取り組む市地域おこし協力隊の舛田拓人さんから紙作りの歴史や原材料などの説明を受けた。体験するメンバーの様子や紙すきに使用する器具を写真撮影し、舛田さんに「なぜ和紙作りに挑戦しようと思ったのか」「作るのにどれくらいの時間がかかるのか」と質問した。  第10号のテーマは「伊豆ブランド」。人気のカフェや温泉施設なども取材する。  (

    速報NEWS
  • ジャイアント馬場さん 大きな夢と志 写真、手紙、絵画、愛用品… 伊豆、29日まで展示

     プロレスラーの故ジャイアント馬場さん(1938~99年)の生前の写真などを並べた企画展「ラブイズフォーエバー」が17日、伊豆市柏久保のギャラリースペース「Cotori(ことり)」で始まった。主催者は「一人の人間としての生きざまを知ってほしい」と話している。29日まで。  リングでの勇ましい姿のほか、ハワイでの挙式時に撮影した元子夫人(故人)とのツーショットなどプライベートも含めた数々の写真を掲示した。元子夫人と交わした直筆の手紙や大好きだったというハワイの海を描いた絵画など馬場さんの人柄を感じ取れる展示が並ぶ。サイズが34センチほどの愛用していたグッチの革靴は人並み外れた体格を実感させる。

    速報NEWS
  • 道路整備促進を国交省に要望 静岡県東部の首長

     静岡県東部の首長が17日、国土交通省を訪れ、伊豆地域の観光促進や防災力強化に向けた道路整備の促進を要望した。  県東部の自治体でつくる国道414号整備促進期成同盟会(会長・頼重秀一沼津市長)は、静浦バイパスの早期全線開通の必要性を訴えた。伊豆市湯ケ島や河津町河横の道路改良の早期完成も求めた。清水真人政務官と面会した頼重市長は「伊豆縦貫自動車道とのダブルネットワークを担保する重要性を認識し合えた」と述べた。  県東部と神奈川県西部の自治体や商工団体でつくる伊豆湘南道路建設促進期成同盟会(会長・斉藤栄熱海市長)は、伊豆湘南道路の早期実現を要請。具体的なルート検討に向けた予算確保を求めた。

    速報NEWS
  • 津波避難複合施設 23年12月に完成へ 伊豆・土肥地区

     伊豆市議会は15日、臨時会を開き、土肥地区沿岸部の松原公園内に整備する津波避難複合施設の建築工事請負契約締結の1議案を原案通り可決した。施設は来年12月までの完成を予定している。  施設は鉄骨造り地上4階建てで高さ18・8メートル。海抜14メートル以上の3、4階の616平方メートルを避難スペースとして、最大1230人の観光客や地元住民らを受け入れる。平時は1、3階に物販やレストランなどの商業スペースを設け、2階はフリースペース、4階は展望スペースとして活用する。  契約金額は11億6600万円で、松原公園の整備を含む総事業費は14億230万円。市は9月に地元説明会を開き、概要を説明する。

    速報NEWS
  • コロナ対策など事業3億6800万円 伊豆市発表

     伊豆市は15日、新型コロナウイルス感染拡大などに対応する総合緊急対策事業を発表した。事業は3本柱で、総額3億6800万円。  原油価格・物価高騰対策に2億1900万円、ウィズコロナを踏まえた将来投資に1億円、感染拡大防止に4700万円を計上した。燃料費高騰の影響を受ける事業者や農業者への支援に重点を置いた。  キャッシュレスの推進やテレワーク環境の整備など社会情勢に応じた投資にも予算を充てる。  予備費と補正予算で対応する。経済対策のプレミアム付き商品券事業の第2弾も実施する。

    速報NEWS
  • 100年前の絵の作者は? 「記念帖プロジェクト」手掛かり判明

     約100年前に日本の子どもたちが手掛けてイタリアに贈られた絵や書の作者を探す「記念帖(ちょう)1920プロジェクト」のメンバーで、同国在住のグラフィックデザイナー錦戸春海さん(45)=河津町出身=がこのほど帰国し、プロジェクトに協力する伊豆市の関係者と情報交換した。静岡県内に住んでいたとみられる作者の新たな手掛かりが判明し、錦戸さんは「作者の親族や関係者の情報が見つかれば」と協力を求めている。  166点の作品が記念帖としてまとめて贈られた。その中に、当時、東京都千代田区の番町小に通っていたとみられる浅山ゆう子さん(旧姓小林)の富士山の絵も収められていた。同校の同窓会関係者による卒業生記録の

    速報NEWS
  • しろばんばの里公園完成 伊豆・湯ケ島、旧営林署跡地

     伊豆市湯ケ島の旧営林署跡地に市が整備していた「しろばんばの里公園」が完成し、このほど園名石の除幕式が現地で行われた。  場所は文豪井上靖の母の実家「上の家」の横。広さ約4千平方メートルで、あずまややベンチなどを設置し、地元住民が協力して芝生を張った。名称は公募で集まった86件の中から井上靖の自伝的小説「しろばんば」にちなんで選定した。工事費は約6千万円。  除幕式で菊地豊市長は「心地よいふるさとづくりを進め、地域住民や観光客に立ち寄ってほしい」と期待した。式典後は地元の湯ケ島地区地域づくり協議会がオープニングイベントを開き、天城中吹奏楽部の演奏や飲食物の販売などを行って完成を祝った。

    速報NEWS
  • 伊豆縦貫道アセス ワサビ田への影響回避を 知事意見

     静岡県は12日、伊豆縦貫自動車道の「天城越え」区間(約20キロ、伊豆市月ケ瀬―河津町梨本)で進められている環境影響評価(アセスメント)に関する準備書への知事意見を公表した。事業者の国土交通省中部地方整備局に対し、特産のワサビ田への影響回避、低減措置を講じることなどを求めた。  ワサビ田に関し、工事の影響で湧水や水源の水質悪化の恐れがあるとして、道路排水の流入防止措置や、自然由来の重金属の地下水流出防止措置を要請した。  地下水や河川流量が減少した場合、動植物の生息・生育環境に影響を及ぼす可能性もあるとして、事後調査の実施や地域住民への丁寧な説明を求めた。  都市計画決定権者である県は今後、知

    速報NEWS
  • 元高校球児 伊豆市職員の山下さん、都市対抗決勝で審判 「緊張乗り越えた達成感」魅力

     伊豆市職員の山下直哉さん(35)が7月29日に東京ドームで行われた第93回都市対抗野球大会の決勝で、三塁の塁審を務めた。山下さんは元高校球児で、現役時代は思うような結果を残せなかったものの審判として社会人トップレベルの試合の舞台に立ち、「伊豆にいてもずっと続けていれば大きな大会に関われる。審判にも注目してほしい」と願った。  山下さんは小学3年から野球を始め、伊豆中央高(伊豆の国市)を卒業するまで打ち込んだ。高校卒業後にプロ野球の審判を目指して本格的に活動を始めて17年目。現在は神奈川県野球協会に所属し、主に関東で行われる社会人や大学生の試合で審判を務めている。  決勝のほか、ヤマハ(浜松市

    速報NEWS
  • なぜ一瞬?「錬金術」に挑戦 伊豆の児童が理科実験

     伊豆市教育委員会はこのほど、小学生を対象にした講座「伊豆塾」を同市の修善寺中で開いた。小学5、6年生25人が参加し、理科の実験に取り組んだ。  元理科教員らが講師を務め、実験の流れや原理を解説した。「錬金術にチャレンジしよう」の実験では、名前のイニシャルのアルファベットや星などの形に切り抜いた銅板を加熱した水酸化ナトリウムの水溶液に漬け、ガスバーナーで熱した。数秒で金色に変色すると児童は「なんで一瞬で変わるんだろう」と驚いた。  3、4年生を対象に、英語やジオパークをテーマにした講座も実施した。

    速報NEWS
  • 新廃棄物処理施設名を組合議会決定 「クリーンセンターいず」 

     伊豆市伊豆の国市廃棄物処理施設組合議会は10日、定例会を伊豆市議場で開いた。来年1月に稼働する伊豆市佐野の新廃棄物処理施設の名称を「クリーンセンターいず」とする条例制定案など4議案を原案通り可決、認定した。  名称は近隣市町の施設名などを参考に両市に共通する「いず」を使い、分かりやすさを重視して組合が決めた。10月からは可燃ごみを受け入れて焼却試験を行う。  議事では、昨年度組合会計決算の認定なども行った。組合管理者の菊地豊伊豆市長は「長期間の事業で深い思い入れがある。年内の完成に向けて作業が続くので、引き続き近隣住民の協力をお願いしたい」と述べた。

    速報NEWS
  • 伊豆市と沼信 地域発展へ協定

     伊豆市と沼津信用金庫は9日、地域社会の発展への貢献に向けたパートナーシップ協定を締結した。同信金が自治体とパートナーシップ協定を結ぶのは8市町目で、支店を置かない自治体とは初。  関係人口の拡大による地域活性化や課題の解決、人材育成、子育て支援などに連携して取り組む。市役所で開いた締結式で、紅野正裕会長と菊地豊市長が協定書に署名した。  紅野会長は「官民一体となり、他の金融機関とも連携を密にして活性化に貢献したい」と抱負を語った。菊地市長は「ネットワークやノウハウを活用させてほしい」と協力を求めた。

    速報NEWS
  • 「日本の名湯 修善寺」発売 伊豆市観光協とバスクリン 入浴剤を開発

     バスクリン(東京都)は8日、伊豆市観光協会修善寺支部と共同開発した入浴剤「日本の名湯 修善寺」を発売した。  「日本の名湯」シリーズは開発者が温泉地を訪れて湯質を分析し、現地の関係者による湯触りや香り、色の確認を経て「温泉地公認」を受ける商品。藤枝市の同社静岡工場で製造している。「修善寺」は「清らかな花菖蒲(はなしょうぶ)」の香りで、伊豆最古の温泉とされる歴史から色は上品さをイメージして紫にした。  三枚堂正悟社長らが同日、伊豆市の修善寺総合会館で概要を説明し、菊地豊市長や修善寺温泉旅館協同組合の森孝夫理事長、原啓之輔支部長に商品を贈呈した。三枚堂社長は「色や香りなどイメージの部分は地元の協

    速報NEWS
  • 講義、演習で学ぶ 地域活動のこつ 27日から伊豆の国

     静岡県コミュニティづくり推進協議会と県、伊豆の国市は27日と9月3日、講義や演習を通じて地域活動のこつを学ぶ「出張コミカレ」を同市の大仁くぬぎ会館で行う。  27日は一般社団法人「SACLABO(サクラボ)」(藤枝市)の渡村マイ代表と裾野市東地区おやじの会何にもしない合宿実行委員長の小田圭介さんが講義を行う。3日はNPOサプライズ(伊豆市)の飯倉清太代表が講師を務め、演習に取り組む。  対象は市内やその周辺で地域活動をしている人や、これから始めようと考えている人などで先着30人。問い合わせは伊豆の国市協働まちづくり課<電055(948)1412>へ。

    速報NEWS
  • 平和テーマ、パネル討論 伊豆市と市戦没者遺族会

     伊豆市と市戦没者遺族会は7日、平和を考えるシンポジウム(静岡新聞社・静岡放送後援)を市内で開いた。  パネル討論には、元陸上自衛隊西部方面総監で初代イラク復興支援群長の番匠幸一郎さん、企業経営研究所理事長の中山勝さん、フリーアナウンサーの石島さわかさんが登壇し、菊地豊市長がコーディネーターを務めた。ロシアのウクライナ侵攻について、番匠さんは「日本も決して人ごとではない。ロシアを許してはいけない」と話し、中山さんは「消費者物価指数が上がり、家計にも影響が出ている。ロシアの侵攻は原因の一つ」と述べた。2児の母の石島さんは「子どもたちにも今世界で起こっていることを知ってほしい」と求めた。  パネル

    速報NEWS
  • 源頼朝の側近 加藤景廉しのぶ 伊豆で供養祭

     平安末期から鎌倉初期の武将で源頼朝の側近として尽力した加藤景廉(かげかど)の供養祭がこのほど、伊豆市牧之郷の加藤景廉一族の墓で行われた。  新型コロナウイルス感染拡大の影響で、3年連続で規模を縮小して開催した。地元の顕彰会の会員ら約30人が出席し、読経に合わせて焼香をして手を合わせた。  日本三大山城の岐阜県恵那市岩村町の岩村城を築いた景廉は1221年8月3日に亡くなり、牧之郷地区に葬られた。コロナ禍前までは岩村町の関係者も供養祭に出席していた。顕彰会の土屋完治代表は「岩村町の関係者との交流を早く復活できれば」と願った。  

    速報NEWS
  • 電動バイク活用を 和歌山の会社、伊豆市職員に寄贈 

     マイクロモビリティ開発販売のグラフィット(和歌山県)は2日、伊豆市に電動バイクと自転車の機能を使い分けられるハイブリッドバイクと、立ち乗り型電動スクーターを1台ずつ寄贈した。市のゼロカーボン戦略に賛同した取り組みで、市は職員が公務で移動する際などに活用する。  同社の鳴海禎造代表が市役所を訪れて菊地豊市長に寄贈し、性能などを説明した。鳴海代表は「新たなモビリティとして注目されている。エコ活動の推進に貢献できれば」と期待した。寄贈後に菊地市長らが市役所敷地内で試乗し、乗り心地を確かめた。  同社からは同市の観光施設「修善寺虹の郷」にこれまで既に7台寄贈されていて、園内の移動手段として活用されて

    速報NEWS
  • 修善寺駅前まつり 盆踊りにぎわう 伊豆、3年ぶり

     伊豆市の修善寺駅前区は2日、「修善寺駅前まつり」を同駅などで開いた。地元の店舗や団体がさまざまな飲食物の販売ブースを設けた。夜には西口広場で盆踊りを行い、来場した老若男女が円を作って踊りを楽しんだ。地元の伊豆総合高の生徒もブースを構え、住民との親睦を深めた。  新型コロナウイルス感染拡大などの影響で3年ぶりに開催した。区の担当者は「暑い日だったが、多くの人が来場してくれてうれしい」と喜んだ。

    速報NEWS
  • 稲でくっきり「しろばんば」 伊豆の休耕田、井上靖の小説題材

     伊豆市の月ケ瀬学区地域づくり協議会が、井上靖の自伝的小説「しろばんば」を題材に同市矢熊の田んぼに制作した稲のアートが来場者を楽しませている。  場所は矢熊橋の東側。7種類の稲を使って色分けし、「しろばんば」の文字などを表現している。田んぼには観賞用のやぐらを設置している。  休耕田を活用した事業で、今回で4回目。6日午後4時からは観賞会を開き、ステージイベントや飲食物の販売を行う。情報は協議会のフェイスブックページで公開している。  (大仁支局・小沢佑太郎)

    速報NEWS
  • 伊豆市が報酬過払い 嘱託医と教育委員に

     伊豆市は2日、児童発達支援センター嘱託医と教育委員に対する報酬を2019~21年度に条例で定められた日額の上限を超えて支払っていたと発表した。過払い額は計14万6240円。  嘱託医はセンターでの相談業務、教育委員は会議の出席が1日に複数回あった日があり、それぞれの回に対して報酬を支払ったため日額の上限を超えたという。市は該当の嘱託医と教育委員計5人に謝罪し、過払い分を返金する了承を得た。

    速報NEWS
  • 記者コラム「清流」 伊豆の踊子号 再始動

     東海自動車(伊東市)のシンボル的存在の1964年式ボンネットバス「伊豆の踊子号」。オレンジ色を基調としたレトロな外観が味わい深い。このほど、愛知県内の企業によるリニューアル整備が完了し、戻ってきた。  近年は老朽化に伴い、あまり活用できていなかったと聞く。大規模な整備で生まれ変わり、8月には早速、複数のツアーを予定している。  お披露目に合わせた運行体験で、バスに乗せてもらった。旧型車両のため空調設備がないが、窓を開けた状態で走りだすと、心地よい風が車内に流れた。  伊豆市内を走行中、バスは多くの人の目を引いた。写真を撮影する人たちの姿もあった。これからも長く観光地の伊豆地域を走り、愛される

    速報NEWS
  • 「変化し続ける能力を」 伊豆市がDXセミナー開始

     伊豆市は2日、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進に向け、職員と市議を対象にしたセミナーを同市の修善寺生きいきプラザで始めた。  7月に市のCIO(最高情報責任者)補佐官に就任した日本マイクロソフトカスタマーサクセスマネジャーの中村祥子さんが講師を務めた。  中村さんはDXの目的について、情報システムを刷新することではなく、素早く変化し続ける能力を身に付けることだと指摘。時代の変化に合わせてビジネスモデルを変えてきたマイクロソフトの理念や取り組みなどを紹介し「仕事の生産性を高めて余力を作るのが大切」と呼び掛けた。  初日は80人が受講した。4、5の両日にも実施する。

    速報NEWS
  • 水難事故防止へ 大仁署、伊豆で注意喚起

     大仁署は31日、水難事故防止に向けた啓発活動を伊豆市湯ケ島の水恋鳥広場で行った。  本格的な夏の行楽期に合わせ、市観光協会天城支部の協力を得て実施した。地域課員5人が来場した家族連れにチラシを配布し、浅瀬でも子どもから目を離さないことやライフジャケットの着用などを呼び掛けた。  加藤義之地域課長は「安全に遊んで楽しい思い出を作ってもらうために注意してほしい」と話した。

    速報NEWS
  • おいしい梅干しになあれ 伊豆の組合、天日干し 8月中旬に発売

     伊豆市の伊豆月ケ瀬梅組合が同市の月ケ瀬農産物等加工場で梅干し用のウメの天日干し作業を行っている。今季は晴天が続く日が少なかったため、例年よりも作業がずれ込んでいるが、8月中旬に梅干しを発売する。  ウメは組合員が地元の梅林で手摘みした。6月上旬から順次、地元産のシソと塩に漬けて28日からビニールハウスで天日干しを始めた。三日三晩干し、今季は計950キロ分の梅干しを生産する。  29日は組合員が約100キロ分のウメをかごに広げてビニールハウスに並べた。梅干しは地元の直売施設「梅びとの郷」や道の駅「伊豆月ケ瀬」で販売する。皮が破けたウメは練りウメとして販売し、無駄がないようにする。  組合の梅干

    速報NEWS
  • マイカー自粛 月1回エコ通勤 伊豆市職員、8月から

     伊豆市は8月から、毎月第1水曜を市役所エコ通勤推進デーに設定し、職員にマイカー以外での通勤を呼び掛ける。  市のゼロカーボン戦略「かけがえのない地球を守る小作戦」に基づく取り組み。自動車やバイクで通勤しているフルタイム職員に対して徒歩や自転車、公共交通機関での通勤を促し、温室効果ガス削減の意識を高める。車に乗り合わせでの通勤も認める。  本年度を試行年度として実施状況や課題を検証し、来年度以降の事業に反映させる。

    速報NEWS
  • 五輪ソフト「金」山崎さん指導 伊豆で教室、中学生に技術や心構え

     伊豆市はこのほど、東京五輪ソフトボールで金メダルを獲得した山崎早紀さん(30)=掛川市出身=を講師に招いた中学生向けのソフトボール教室を同市の天城ドームで開いた。伊豆、伊豆の国、函南3市町の中学校のソフトボール部員計24人が金メダリストから技術や心構えを教わった。  山崎さんはノックをして、捕球ミスをした部員には「エラーをしてしまったらその後のプレーが重要だと意識して」と呼び掛けた。打撃ではバットを強く振って力を伝えることが大切だと伝え、部員の前でトスバッティングを披露して会場に快音を響かせた。  五輪や山崎さんに関するクイズ大会を行い、優勝した伊豆市立修善寺中1年の佐野安華里さんに山崎さ

    速報NEWS
  • 不法に無線局開設の疑い 伊豆市の男摘発 総務省東海総合通信局

     総務省東海総合通信局は27日、電波法違反の疑いで伊豆市の男(68)を摘発した。  摘発容疑は同日、小山町の国道で、トレーラーにアマチュア無線用の無線機を設置し、不法に無線局を開設した疑い。御殿場署と共同取り締まりを実施して発覚した。

    速報NEWS
  • 東京五輪・パラ1周年 競技自転車体験イベント 伊豆市のベロドローム

     伊豆市は24日、東京五輪・パラリンピック自転車競技会場になった同市の伊豆ベロドロームで市民を対象にした特別見学と試乗体験会を始めた。大会の開催から1周年を記念したイベント。  初回には8~73歳の幅広い年齢層の市民12人が参加した。五輪に3大会連続で出場した飯島誠さんや日本サイクルスポーツセンター職員の指導で、ブレーキが無く、ペダルと車輪が連動するトラックバイクの乗車を体験した。参加者は木製のバンクを走り、選手の気分を味わった。  家族で参加した石井杜和さん(中伊豆中1年)は「普通の自転車よりもスピードが出た。すごい場所で走れて良かった」と喜んだ。  12月までおおむね月1、2回のペースで

    速報NEWS
  • 「伊豆の踊子号」8月に記念ツアー 1964年式ボンネットバス

     東海自動車(伊東市)は同社のシンボル的存在の1964年式ボンネットバス「伊豆の踊子号」の大規模リニューアル整備が完了したのに伴い、8月に記念運行ツアーを行う。25日、生まれ変わったバスを伊豆市の東海バス修善寺営業所で披露した。  東海自動車の創立105周年に合わせて2月から7月にかけ、旧車のリニューアルを多数手掛けている新明工業(愛知県豊田市)が整備した。内外装のほかブレーキ回りなどを手入れし、レトロな雰囲気を残しながら安全に運行を続けられるようにした。  伊豆の踊子号は76年から天城路の観光路線バスとして活躍し、ボンネットバスブームの火付け、けん引役となった。近年は老朽化に伴い、利用機会が

    速報NEWS
  • 記者コラム「清流」 制服と性別

     通っていた公立の中学と高校は、男子生徒は詰め襟の「学ラン」だった。女子生徒はスカートが当たり前の時代だった。  最近は多様性への対応からスラックスを着用した女子生徒を見掛けるようになった。伊豆市の修善寺、天城、中伊豆の3中学校が統合する新中学校でも、女子生徒はスラックスを選択できるという。  自分の同級生の中でも見た目と心の性別が一致しないという人は少なくない。SNSで公表した人もいる。自認とは異なる性の制服を毎日着ていた同級生の苦痛は、当時の自分は考えられなかった。  社会が多様性を受け入れ、1人でも多くの人を苦しみから解放してほしい。そもそも話題に取り上げること自体がなくなるのが、目指す

    速報NEWS
  • 遊泳中の男性死亡 土肥海水浴場で遊泳中

     24日午前9時半ごろ、伊豆市土肥の土肥海水浴場で遊泳中だった横浜市南区大岡5丁目、団体職員男性(65)が溺れているのを一緒に泳いでいた親族が見つけた。  男性はライフセーバーに救助されて病院に搬送されたが、死亡が確認された。大仁署によると、死因は溺死。家族と親族計5人で訪れ、そのうち3人で泳いでいたという。

    速報NEWS
  • 軽ワゴン車横転 伊豆縦貫道、一時通行止め

     24日午後1時半ごろ、伊豆市大平の伊豆縦貫道下りで神奈川県南足柄市の男性(53)の軽ワゴン車が横転し、後続の三島市の女性(34)の乗用車が追突した。けが人はいなかった。  大仁署によると、軽ワゴン車は風にあおられたとみられる。事故の影響で、大平インターチェンジ(IC)-月ケ瀬IC間が上下線で一時通行止めになった。

    速報NEWS
  • 平和考えるシンポ開催 8月7日、伊豆

     伊豆市と市戦没者遺族会は8月7日午後2時から、平和を考えるシンポジウム(静岡新聞社・静岡放送後援)を同市の中伊豆ワイナリーシャトーT・Sで開く。  元陸上自衛隊西部方面総監で初代イラク復興支援群司令官の番匠幸一郎氏が記念講話を行う。番匠氏らが参加するパネル討論では、元自衛官の菊地豊市長がコーディネーターを務める。  事前予約制。27日までに名前、住所、電話番号を記載してメールアドレス<heiwa@city.izu.shizuoka.jp>に申し込む。参加無料。問い合わせは市秘書室<電0558(72)1187>へ。

    速報NEWS
  • 制服はブレザータイプに 伊豆市新中学、準備委が答申

     伊豆市の修善寺、天城、中伊豆の3中学校が統合する新中学校の開校準備委員会は22日、検討していた新しい制服などの答申書を梅原賢治教育長に提出した。制服はブレザータイプ。市教委の決定を経て来年度の新1年生から3中学校で導入し、2025年の新中学校開校時に全学年が同じ制服を着用できるようにする。  多様性に配慮し、女子生徒用はスカートとスラックスの2パターンを用意した。市内の豊かな自然をイメージし、ネクタイとリボンは緑色を基調にした。夏場はポロシャツを白と紺の2色から選んで着用する。  デザイン選定には保護者の意見を取り入れた。ブレザーは男女兼用で、異性の兄弟でも使い回せる。家庭用の洗濯機で洗える

    速報NEWS
  • 美しい伊豆創造センター 新デザインポロシャツ販売

     美しい伊豆創造センター(美伊豆)はこのほど、伊豆半島ジオパーク推進協議会との統合を記念した新しいデザインのポロシャツを製作した。伊豆市の修善寺総合会館内の伊豆半島ジオパークミュージアム「ジオリア」で販売している。  胸に伊豆半島ジオパークのロゴマーク、背に美伊豆のロゴマークなどをデザインした。ポロシャツは2014年から作り始め、今回で3作目。1枚2000円。美伊豆の構成市町数に合わせて15色用意し、サイズは8種類。5枚以上で予約ができ、9月末まで受け付ける。問い合わせはジオリア<電0558(72)0525>へ。

    速報NEWS
  • CIO補佐官に中村氏 伊豆市DX推進担当

     伊豆市は19日、庁内のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する最高情報責任者(CIO)補佐官に、日本マイクロソフトカスタマーサクセスマネジャーの中村祥子氏(山口県出身)を21日付で任命すると発表した。  中村氏は2000年に日立ソリューションズ入社。19年から日本マイクロソフトで、業務システムの導入コンサルタントなどに従事し、顧客企業のDX化に取り組んでいる。現在は都内と市内の2拠点生活で、現職と兼業でCIO補佐官を務める。  非常勤特別職として採用する。3月に策定した市DX推進方針の具体化や各種業務のDX化などに助言する。8月から市議も参加するDX推進職員研修で講師を務める。  

    速報NEWS
  • マイナポイント 手続き支援拡充 伊豆市

     マイナンバーカードの取得者に買い物などで使えるポイントを付与する国の「マイナポイント事業第2弾」に合わせ、伊豆市は市役所本庁や各支所で手続きの支援体制を拡充している。  本庁市民課と各支所窓口で職員の説明を受けながら申請できる。要望に応じて企業や地区にも出張する。19日には菊地豊市長が本庁市民課でポイントを申請した。  カード新規取得者への最大5千円分のポイント付与に加え、健康保険証機能の利用手続きや公金受け取り口座登録をすると、計1万5千円分のポイントが付与される。菊地市長は「今後の行政手続きを簡略化するための第一歩として活用してほしい」と話した。

    速報NEWS
  • 麦わら細工縁にウクライナ支援 アクセサリー利益、全額寄付 晨(伊豆)と伝統屋暁(富士宮)

     麦わら細工が縁でつながったウクライナの支援に向け、伊豆市修善寺の「民藝(げい)麦わらの店晨(あした)」が、日本の伝統技術を用いた商品の企画販売を手掛ける富士宮市の「伝統屋暁」の協力で、ウクライナ国旗の色や8の字状の「インフィニティー(∞)」の形をモチーフにした麦わら細工のアクセサリーを商品化した。利益の全額をウクライナに寄付するチャリティー企画として31日まで注文を受け付けている。  故・辻晨吾さんが立ち上げた同店は現在、麦わらをひし形が連なるように編み込む大森細工を受け継ぐ妻の紀子さん(72)と娘の享子さん(47)が営む。SNSで発信を始めた1年ほど前、知らない国の言葉でメッ

    速報NEWS
  • 「下田街道」道標 伊豆の団体再建 修善寺でお披露目

     伊豆市の修善寺横瀬史談会は、三島市の三嶋大社と下田市をつなぐ「下田街道」の道標の石碑を伊豆市修善寺の湯川橋交差点前ポケットパークに再建し、18日に現地でお披露目会を開いた。  道標は1889年、同街道と修善寺温泉につながる「修善寺道」の分岐点に建立された。1958年の狩野川台風の混乱や道路の拡幅工事の影響で取り外され、別の場所に移されていた。かつて地元住民や往来する人々を見守っていた道標を再建しようと同会が企画し、地元の水谷石材が無償で石碑を用意した。  石碑は縦21・5センチ、横24・5センチ、台座を含めた高さは2・5メートル。お披露目式には菊地豊伊豆市長や地元選出の野田治久県議、会員ら約

    速報NEWS
  • 「修禅寺物語」語り披露 伊豆で特別公演 頼家の命日に合わせ企画

     伊豆市の修善寺芸能処桂座委員会は17日、鎌倉幕府第2代将軍の源頼家をしのぶ語りの特別公演「修禅寺物語」を同市の修善寺総合会館で開いた。  「修禅寺物語」は岡本綺堂作の戯曲。語り手の古屋和子さんが、頼家の死を予見した面作り師の物語を情緒豊かに披露した。打楽器奏者の和田啓さんも出演し、物語の場面に合わせた演奏で雰囲気を盛り上げた。  頼家の命日(18日)に合わせて企画した。語りの前にはトークショーを開催。古屋さんは「『修禅寺物語』は語っていて面白い。その時代のことをいろいろと想像できる」と話した。

    速報NEWS
  • 登山・ネーチャーガイド研修生 31日まで募集 伊豆

     伊豆市の天城自然ガイドクラブは31日まで、登山・ネーチャーガイド研修生を募集している。  対象は伊豆地域在住で登山やハイキングの経験がある人。自家用車で移動でき、月2回の研修会に参加するのが条件。年齢は65歳くらいまで。市観光協会天城支部内の同クラブ事務局に電話で申し込む。受け付けは月、水、金曜。  問い合わせは同クラブ<電0558(85)1056>へ。

    速報NEWS
  • 就労事業所と啓発品を製作 大仁署管内防犯協会

     大仁署管内防犯協会はこのほど、伊豆市月ケ瀬の就労継続支援B型事業所「プラム」で詐欺被害防止に向けた防犯啓発品を利用者と共同で製作した。  地域安全推進員女性部「大仁防犯レディース」のメンバーや防犯指導員が同事業所を訪れ、利用者とともにワッペン付きの通帳入れを手縫いした。「特殊詐欺にご用心」とのメッセージを刺しゅうしたオリジナル品で、作業を分担して完成させた。啓発行事などで配布する。  製作前には同署生活安全課の署員による防犯講話を行い、特殊詐欺や空き巣に注意するように呼び掛けた。

    速報NEWS
  • 海水浴客の安全を祈願 伊豆・土肥海水浴場で海開き

     伊豆市観光協会土肥支部は16日、海開き式を同市の土肥海水浴場で行った。  観光関係者や地元住民らが出席し、砂浜で神事を行って海水浴客の安全や観光の発展を祈願した。後藤一之支部長は「安心安全が第一。事故が無いようにして観光を盛り上げたい」とあいさつした。  同地区の海水浴場は土肥と小土肥の2カ所で開設は8月25日まで。土肥海水浴場には、漁船を浴槽にして温泉を入れた「温泉丸」を3年ぶりに設置した。大仁署は臨時警備派出所を開所している。

    速報NEWS
  • 下校児童を走って見守り 大仁署員、声掛け巡回

     大仁署は13日、児童生徒の下校時間に合わせ、署員が通学路を走って見守る「ランニングパトロール」を伊豆の国市の大仁北、大仁両小周辺で行った。隊列を組んで巡回し、子どもへの犯罪や交通事故の抑止を図った。  各課の署員計10人が参加した。そろいのオレンジ色のビブスを身に着けてグループに分かれ、子どもたちに「気を付けてね」「さようなら」などと声を掛けながら走った。生活安全課の稲葉正人課長は「子どもたちの近くを走ることで細かな変化に気が付ける。安心して夏休みを迎えてほしい」と話した。  同署は毎週水曜を「下校見守り強化の日」に設定し、地域のボランティアや学校と連携して警戒する。20日は伊豆市修善寺地区

    速報NEWS
  • 住宅離れを全焼 伊豆、けが人なし

     13日午後3時半ごろ、伊豆市月ケ瀬の男性方から出火し、木造2階建ての離れ1棟を全焼した。出火当時、家族2人が主屋にいたが、逃げて無事だった。消火作業のため、周辺の道路が一時通行止めになった。大仁署が出火原因などを調べている。

    速報NEWS
  • 沓間水産社員が海水浴場を清掃 伊豆・小土肥

     「沼津魚がし鮨」を展開する沓間水産は12日、伊豆市の小土肥海水浴場周辺で海岸清掃を行った。  沓間大作社長をはじめ、社員約50人が参加した。海岸を歩いて回り、プラスチックごみや空き缶、ペットボトルなどを拾い集めた。防波堤の隙間に流れ着いてたまったごみも回収した。  小土肥産の海産物を取り扱っていることから、海水浴シーズンに合わせて毎年実施している。石井洋光営業本部長は「恩恵をいただいている海に感謝し、恩返しができれば」と話した。

    速報NEWS
  • 自販機売り上げ 介護施設に寄付 伊豆の薬局など

     伊豆市小立野のうさぎ薬局修善寺店と、同薬局前に冷凍ギョーザの自動販売機を設置している三島市のにしはらグループはこのほど、自販機の売り上げの一部5千円を伊豆市の介護施設「北狩野ケアセンター」に寄付した。  薬局の加治亜世代表と同社の西原洋平社長が施設を訪れ、池田貴則所長に手渡した。自販機の売り上げの一部は社会貢献事業の一環で毎月寄付する。

    速報NEWS
  • 災害救助の連携確認 大仁署、伊豆市建設業組合と訓練

     大仁署はこのほど、伊豆市建設業組合と連携した災害警備訓練を同市の小土肥海水浴場駐車場で行った。重機を使った要救助者の救出手順を確かめた。  同署の方面機動隊と地域課、県警災害対策課、同組合から約40人が参加した。大規模災害によって、人が倒壊した家屋の下敷きになっているとの想定で実施。110番を受けてから同組合に支援を要請する流れを確認し、クレーンを使って倒壊家屋に見立てたがれきを慎重に撤去した。  同署と同組合は昨年3月に災害時の活動支援協定を締結している。同署の奈良大輔警備課長は「建設業の皆さんの力を借り、現場で活動する署員が救助の知識や技術を身に付けられるようにしたい」と話した。

    速報NEWS
  • 土肥と小土肥の海水浴場 16日開設 伊豆

     伊豆市は8日、土肥と小土肥の2海水浴場を16日に開設すると発表した。開設は8月25日まで。  昨年は感染拡大の影響でライフセーバーを確保できず、遊泳エリアを縮小したが、今年は通常通りに開設する。土肥海水浴場には3年ぶりに、漁船を浴槽にして温泉を入れる「温泉丸」を3カ所に設置する。市営の海の家無料休憩所を設置し、シャワーと更衣室を無料で利用できる。  小土肥海水浴場は近くの岩場で磯遊びができるため、ファミリーに人気という。16日に松原公園前で海開き式を行う。

    速報NEWS
  • 山岳遭難に備え警察、消防が訓練 伊豆・天城山

     大仁署山岳遭難救助隊と駿東伊豆消防本部田方南消防署山岳救助隊は5日、山岳遭難救助の合同訓練を伊豆市の天城山で行った。  両隊から計15人が参加した。同市菅引の天城高原ハイカー専用駐車場から入山して約8キロのシャクナゲコースを歩き、救助の際の連携や負傷者の救護方法を確かめた。  出発式で大仁署の加藤義之地域課長は「これから登山客の増加も予想される。有意義な訓練にして」と呼び掛けた。

    速報NEWS
  • 一輪車で耐久レース 伊豆で大会 63チームが出場

     伊豆市の日本サイクルスポーツセンターでこのほど、第17回CSC3時間耐久一輪車レース大会(同センター、県一輪車連盟主催)が開かれた。  小学生や一般、ファミリーなど7部門に、県内を中心に63チームが出場した。3人一組のチームで交代しながら、5キロサーキット内に特設された1周約1・5キロのコースを3時間で合計何周できるかを競った。  同センターが東京五輪・パラリンピック自転車競技の会場になったため、3年ぶりに開催した。

    速報NEWS
  • タイヤをパンクさせた疑い 78歳男を逮捕 大仁署

     大仁署は7日、器物損壊の疑いで伊豆市大平柿木、無職の男(78)を逮捕した。  逮捕容疑は6日から7日までの間に、近所の男性会社役員(48)方の乗用車のタイヤ1本をパンクさせた疑い。

    速報NEWS
  • シイタケ生産 功労者を表彰 伊豆で大会

     静岡県椎茸(しいたけ)産業振興協議会はこのほど、第59回しいたけ生産者大会を伊豆市内で開き、功労者表彰などを行った。  長年シイタケ栽培に尽力した「椎茸産業功労者」として、森野弥寿次さん(伊豆市)と西原睦実さん(川根本町)を表彰した。乾シイタケと生シイタケの品評会の表彰も行った。会長を務める菊地豊伊豆市長は「品質は日本一と自信を持って言える。皆さんの苦労にふさわしい売値が付けられるようにしたい」とあいさつした。

    速報NEWS
  • 静大生がスマホ指導 地域の高齢者に防災情報 伊豆

     伊豆市の修善寺温泉街の交流スペース「居場所ののはな」はこのほど、地域の高齢者を対象にしたスマートフォンの講習会「防災サイトの使い方」を同所で開いた。  静岡大地域創造学環の2、3年生6人が講師を務め、国土地理院の「重ねるハザードマップ」などの使い方を教えた。学生はウェブサイトの検索方法から指導し、洪水や土砂災害など災害種別によって地図の表示が切り替わることを紹介。参加者は自宅周辺の危険度を確かめ、防災意識を新たにした。  3年の青木奏磨さん(20)は「自分たちができることをやって住民の悩み事の解決につなげ、地域貢献ができれば」と話した。

    速報NEWS
  • 高校生対象に夏休み福祉体験 伊豆市社協、参加者募集

     伊豆市社会福祉協議会は25日から、高校生を対象にした福祉体験を市内で開く。15日まで参加者を募集している。  対象は市内在住か市内の高校に通う生徒。8月22日までの間の計5日間の日程で、放課後児童クラブの支援や福祉施設の職場体験などを行う。規定時間参加すると、県青少年指導者級別認定の初級を取得できる。参加費は500円。問い合わせは市社協<電0558(83)3013>へ。

    速報NEWS
  • 園児の願い短冊に 七夕のササ飾り付け 伊豆

     伊豆市の修善寺保育園の園児が5日、七夕の飾り付けを同園で体験した。  同市のノスタルジックロマン修善寺推進委員会が用意したササに、「警察官になりたい」「アイス屋さんになれますように」といった思い思いの願い事や夢を書いた短冊をくくり付けた。ササは修善寺温泉街のギャラリーしゅぜんじ回廊に10日まで展示する。観光客らが願い事を書いて飾れるように、短冊を用意している。

    速報NEWS
  • 静岡人インタビュー「この人」 坪内ゆみさん 絵本を通じた交流促進に取り組む

     伊豆市内でギャラリーや交流スペース、古民家を改修した施設を運営する一般社団法人修善寺Cotori(ことり)の代表。元小中学校の教員で、早期退職して活動を始めた。教員時代は東京都御蔵島での勤務経験もある。絵本を通じて人々に癒やしを与え、交流を促すことを目的に活動する。東京都出身。60歳。  -施設開設の経緯は。  「大好きな絵本に囲まれたリフレッシュできる場が欲しいと思い、3年前にギャラリーと交流スペースを開設した。伊豆は豊かな自然は多いが、ギャラリーや交流施設は少ないので、自分でやろうと考えた」  -施設の活用方法は。  「ギャラリーでは絵本原画展や地元の高校生による写真展などを定期的に開催

    速報NEWS
  • 参院選静岡選挙区 主な遊説日程(5日)

     変更の可能性あり。  【舟橋夢人氏】未定  【鈴木千佳氏】午前11時半、浅羽ショッピングタウンパディ(袋井市)▽午後2時半、浜松市ギャラリーモール・ソラモ(浜松市中区)▽同4時半、セブン-イレブン磐田城之崎3丁目店付近(磐田市)  ◇選挙事務所<電054(245)2244>  【山本貴史氏】午後5時、修善寺駅前(伊豆市)▽同7時、伊豆長岡駅前(伊豆の国市)  【山崎真之輔氏】午前11時、イオン清水店前(静岡市清水区)▽午後2時、静岡東急スクエア(同市葵区)▽同6時、青葉イベント広場葵スクエア(同)  ◇選挙事務所<電054(204)2802>  【若林洋平氏】午前8時、御前崎市文化会館▽同1

    速報NEWS
  • カナダ建国日に姉妹都市紹介 7日まで伊豆市役所

     伊豆市交流協会は7日まで、姉妹都市のカナダ・ネルソン市を紹介する展示を市役所本庁舎正面玄関で行っている。  コロナ禍の前に現地を訪れて交流した様子の写真や先住民のアートをデザインしたタペストリーなどを並べた。交流を取り上げた現地の新聞も展示している。  姉妹都市交流は旧修善寺町時代から始まり、今年で35周年。コロナ禍で現地を訪問できないため、カナダの建国記念日(7月1日)に合わせて昨年から展示を企画した。

    速報NEWS
  • スケート強化に自転車活用 トヨタ自動車、伊豆でクロストレーニング

     冬季五輪や世界選手権に出場経験がある選手が所属するトヨタ自動車スケート部が1日まで、東京五輪・パラリンピック自転車競技会場になった伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで競技用自転車を活用したトレーニングに取り組んでいる。他競技を体験することで、体に普段と違う刺激や動きを与えるクロストレーニングの一環。  ショートトラックの選手7人や五輪に4度の出場経験のある寺尾悟監督らが6月27日から4泊5日の日程で滞在。同センター競技振興課の野田尚宏さん(48)から指導を受け、五輪パラ会場の伊豆ベロドロームなどで一定時間の周回やバンクの傾斜を一気に下ってスピードを保ったまま走るトレーニングを実施している。

    速報NEWS
  • 土石流教訓「風化させない」 熱海市消防長、伊豆で講演

     熱海市消防本部の植田宜孝消防長が28日、伊豆山地区で発生した土石流の教訓などを語る防災講話を伊豆市の修善寺生きいきプラザで行った。元自衛官で、発生直後から警察や自衛隊との調整役を担った植田消防長は「みなさんと教訓を共有し、風化させてはいけない」と強調した。  発生直後に次々と入る情報や通報から「当初は何が起きたか分からなかったが、ただごとではないと思った」と語り、写真を使いながら時系列で救助活動の様子を説明した。熱海市特有の急坂や狭い道、二次災害の危険性など活動を難航させた原因や問題点を示し「当時はだれがいないのか、何人探せばいいのか全く分からなかった」と混乱した状況を振り返った。教訓として

    速報NEWS
  • 7月4日から練習開始 伊豆市チームが説明会【市町対抗駅伝】

     静岡市で12月3日に開かれる県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)に向け、伊豆市チームは28日、練習説明会を市役所別館で開いた。30日は午後7時から市役所土肥支所で開く。  7月から始まる練習会に参加を希望する選手や保護者らを対象に、大会概要やコース、スケジュール、選手の選考方法などを説明した。  亀山誠彦監督は「駅伝は本番に向けて仲間と練習するときの気持ちが大切。他の選手も誘って練習会に参加して」と呼び掛けた。  修善寺、中伊豆、天城湯ケ島の3地区の住民を対象にした練習会は7月4日から、毎週月曜の午後7時半から修善寺グラウンド、土肥地区は同6日から、毎週水曜の午後7時

    速報NEWS
  • 9議案を可決 伊豆市議会閉会

     伊豆市議会6月定例会は28日、最終本会議を開き、本年度一般会計補正予算案など9議案を原案通り可決し、閉会した。3億1800万円を追加した補正予算には、伊豆総合高土肥分校の下宿運営事業補助金380万円やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に向けた外部人材の報酬90万円などを盛り込んだ。

    速報NEWS
  • 伊豆市資料館「埋甕」 縄文時代中-後期【美と快と-収蔵品物語㉛】

     旧中伊豆町の町立施設として1987年に建てられた伊豆市資料館。館内に掲示された市内の主な遺跡の地図には誰もが目を見張る。その数、116カ所。うち縄文時代が約80カ所を占める。狩野川支流の大見川流域、天城連峰の懐に抱かれた肥沃[ひよく]な地は、はるか昔から人の営みとともにあった。同館が収蔵する国指定史跡「上白岩遺跡」の「埋甕[うめがめ]」などの出土品は、3000~4000年前にこの地に生きた人々の確かな証しである。  ■集落営み 今に伝える  上白岩遺跡は1976年の予備調査を踏まえ、77年に本格的な発掘調査が開始された。調査は2004年までに計12回行われている。旧中伊豆町立中伊豆歴史民俗

    速報NEWS
  • ランニングバイクに挑戦 伊豆で5歳児対象 出前講座スタート

     伊豆市は24日、東京五輪・パラリンピック自転車競技地元開催のレガシー(遺産)事業の一環で、5歳児を対象にしたランニングバイク出前講座を市内で始めた。年度内に全7こども園・保育園で実施する。  初回は旧土肥小体育館で土肥こども園の園児12人を対象に行った。競技会場になった日本サイクルスポーツセンターの職員が講師を務め、ペダルとブレーキのないランニングバイクの乗り方を指導した。園児はコースの周回やスラロームの走行に挑戦し、運転に慣れるとハンドルを自在に操って駆け回る楽しさを体感した。2017年から実施していて本年度で6年目。市は自転車まちづくりの一環で「市民が自転車に乗れる率100%」を目指して

    速報NEWS
  • ガイドクラブ連絡会発足 伊豆市、情報共有で活性化

     伊豆市内で活動するガイド組織の活性化を目的とした「市ガイドクラブ連絡会」がこのほど発足し、同市の修善寺総合会館で設立会議と第1回会合を開いた。情報を共有し、各組織の課題解決を通じて観光振興に貢献する。  参加するガイド組織は伊豆半島ジオガイド協会、天城自然ガイドクラブ、修善寺ふるさとガイドの会、外国語ガイドを務める「SHUZENJI-SGG」。会員数は延べ80人で、四半期に1回のペースで会合を開き、活動状況を報告する。市産業振興協議会が事務局を務め、市観光協会も参加する。新たに設立したガイド組織は随時加盟できる。  第1回会合では各組織の代表者が活動概要や得意分野などを紹介した。協議会長を務

    速報NEWS
  • 特捜隊ノート  土肥金山「世界最大の金塊」【NEXT特捜隊】

     20億円の物を触ったことがありますか? 伊豆市の観光施設「土肥金山」に展示されている重さ250キロの金塊は金の価格高騰により、4月に時価が22億円を超え、現在も20億円台で推移しています。金塊はアクリル板の穴から手を入れて触ることができます。  土肥金山によると、2005年の公開当時は約4億円でした。「世界最大の金塊」としてギネス世界記録に認定され、土肥金山は誘客に活用しています。しかし、金の価格高騰は新型コロナウイルスの感染拡大やロシアのウクライナ侵攻といった不安定な世界情勢が背景にあるとされ、土肥金山は苦しんでいる人を思いやる心を忘れていません。  土肥金山の近所の松原公園には直径31メ

    速報NEWS
  • 伊豆・天城小児童 井上靖ゆかりの地巡る しろばんば像や石碑見学

     伊豆市の天城小6年生29人が23日、地元ゆかりの文豪井上靖を、同市湯ケ島地区を回りながら学ぶ総合学習「しろばんばの里めぐり」に取り組んだ。  児童は数人ずつの班に分かれ、井上靖資料室や井上靖の母の実家「上の家」、井上靖の墓などを訪れた。各所で井上靖ふるさと会のメンバーから説明を受け、メモを取ったり写真を撮影したりして学びを深めた。旧湯ケ島小を活用した市民活動センターでは「しろばんば」にちなんだブロンズ像や「地球上で一番清らかな広場」の石碑を見学した。  毎年6年生を対象に実施している。梅原啓司君(11)は「井上先生はいろいろな作品を書いていて、改めてすごいなと思った」と話した。  (大仁支

    速報NEWS
  • リモートワークの合間に自転車トレーニング 五輪パラ会場、新たな活用提案 伊豆・サイクルスポーツセンター

     東京五輪・パラリンピック自転車競技の静岡県開催のレガシー(遺産)継承を目指す静岡サイクルスポーツコミッション推進協議会は、競技会場になった伊豆市の日本サイクルスポーツセンター(CSC)のトレーニングビレッジ(自転車競技推進拠点)化に向けた活用方法を探っている。15~17日にはモデル事業として長野県を拠点に活動する自転車ロードレースチームをCSCに受け入れ、選手らはリモートワークをしながらトレーニングに臨んだ。協議会は選手だけでなく一般市民にも利用を促して収益化の可能性を検証する。  受け入れたのは日本実業団自転車競技連盟所属の「レガルスイ・イナーメ信濃山形」の選手やスポンサー企業の関係者計5

    速報NEWS
  • 大河出演俳優が撮影秘話 「鎌倉殿の13人」語り合う 伊豆市

     大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演する源範頼役の迫田孝也さんと足立遠元役の大野泰広さんによるトークライブ(伊豆市など主催)が19日、同市の修善寺総合会館で開かれた。2人は役に対する思いや撮影時のエピソードを語った。  演じる役については2人とも「実直で確実に仕事をする人」と表現した。撮影中に共演者と役の心境や時代背景を話し合ってすり合わせていることを紹介し、迫田さんは「台本を知っていても放送を見て驚く回が多い」と明かした。大喜利形式での質疑応答やフリートークも行い、会場の笑いを誘った。  同日は修善寺温泉街と伊豆箱根鉄道修善寺駅でマルシェなどの関連イベントが開かれ、地元住民や観光客でにぎわっ

    速報NEWS
  • 伊豆・柿木川の水質、環境基準適合 廃棄物流出で静岡県調査

     伊豆市大平柿木の宗教法人平和寺本山の敷地内から廃棄物交じりの土砂が狩野川支流の柿木川に流出した問題で静岡県は20日、5月に実施した柿木川の水質調査結果を発表した。調査項目全てで環境基準に適合していた。  5月24日に土砂流出地点の下流など4カ所で採水し、カドミウム、鉛、フッ素が含まれていないか測定した。  県と伊豆市は問題が発覚した2020年9月以降、毎月交互に水質調査を実施していて、これまでに異常は見つかっていない。

    速報NEWS
  • 伊豆市長がゼロカーボン宣言

     伊豆市の菊地豊市長は20日の定例記者会見で、ゼロカーボン戦略「かけがえのない地球を守る小作戦」宣言を行った。  化石燃料に頼らずに自然環境を守りながら新エネルギーを創出・消費する▽市内木材の活用を促進して良好な森林環境を維持する▽狩野川の源流を有する誇りを持ち、プラスチックごみを海洋汚染の原因としないように適正処理する-の3項目を掲げた。将来的な広域での取り組みを見据え、「小作戦」と表現した。  菊地市長は「美しい伊豆を守るため、狩野川流域や伊豆半島全体に取り組みを広めたい」と述べた。

    速報NEWS
  • 川端作品をより身近に 没後50年、河津の図書館に特集コーナー

     河津町笹原の町立文化の家図書館は、川端康成(1899~1972年)の没後50年の特集コーナーを設けている。河津は代表作「伊豆の踊子」の舞台の一つ。担当者は50年の節目に、伊豆に縁深い川端作品に触れるきっかけにしたいと来館を呼び掛けている。  館内の一角にブースを設け、「踊子」や人物伝など関連書籍のほか、川端の略歴をまとめたパネルも設置した。名作のせりふを抜粋したパネルも展示し、町民らに多角的にノーベル賞作家に触れてもらう狙い。  同館は「踊子」の読書感想文コンクールが2017年から始まったのに伴い、約60冊が並ぶ「伊豆の踊子コーナー」を設置している。没後50年企画は29日までだが、関連書籍は

    速報NEWS
  • ヤングケアラー早期発見、支援へ体制構築 副知事答弁【静岡県議会】

     静岡県議会6月定例会は17日、公明党県議団の牧野正史氏(静岡市駿河区)が代表質問を、無所属の山本隆久氏(浜松市南区)と自民改革会議の野田治久氏(伊豆市)が一般質問を行った。出野勉副知事は大人に代わって日常的に家事や家族の世話をするヤングケアラーを巡り、早期発見と支援につなげるための体制づくりを進める考えを示した。牧野氏への答弁。  県が県内の小学5年から高校3年まで25万人超を対象に初めて実施した調査では、「家族のケアをしている」と回答した児童生徒が全体の4・6%(22人に1人)に上った。出野副知事は調査結果から浮かんだヤングケアラーの特徴について、ケアの相手や内容が多岐にわたり、負担を十

    速報NEWS
  • 温泉効果データ検証 静岡県、3事業採択 伊豆旅行開発へ

     静岡県は15日、伊豆地域で温泉を核としたヘルスケア産業創出を図る「ICOIプロジェクト」で、実証事業3件を採択した。温泉に情報通信技術(ICT)や食、スポーツを組み合わせた事業を展開し、参加者計約90人の身体データを測定して健康増進効果を科学的に検証する。健康への数値的根拠を伴った伊豆発の新たな温泉旅行商品の開発を目指す。  竹屋旅館(静岡市清水区)は沼津市で、身体装着型の携帯端末を使ったスマートヘルスツーリズム事業を提案。温泉と健康食、軽運動などを組み合わせ、睡眠の質の向上やストレス軽減効果などを実証する。竹内佑騎社長は「分かりにくいとされる温泉の効果を『見える化』できれば、他の温泉地との

    速報NEWS
  • 「修善寺紙」紙すき挑戦 伝統和紙で高齢者に絵はがき 伊豆総合高生

     伊豆市の伊豆総合高3年生7人が15日、同市修善寺地区に伝わる和紙「修善寺紙」の紙すきを同市の紙谷和紙工房で体験した。和紙は市内の高齢者らに贈る絵はがきに使う。  選択授業の「書道」と「地域と産業」を受講する生徒が体験した。生徒は地域おこし協力隊の舛田拓人さんや修善寺紙を再現する会のメンバーに作業の手順を教わり、専用の木枠を丁寧に揺すった。作業前には舛田さんから和紙の歴史や材料の説明を受けた。  高齢者らに書を通じて人とのつながりを再認識してもらおうと企画した。市と連携して暑中見舞いとして高齢者らに届ける。塚田加愛さん(17)は「夏をイメージした花火などをデザインし、見て楽しい作品にしたい」と

    速報NEWS
  • 障害児の支援へ慈善コンサート 18日、沼津

     障害のある人の支援に取り組む認定NPO法人マム(沼津市)は18日午後6時から、第14回チャリティーコンサートを同市民文化センターで開く。  伊豆市を中心に活動する太鼓演奏表現チーム「喜酔会」と吹奏楽団「沼津ブラス・フロンティア」(沼津市)が出演する。  入場料千円。コンサートの収益は障害のある子どもたちの帆船乗船体験の費用に充てる。問い合わせはマム<電055(963)7806>へ。

    速報NEWS
  • 知的障害者支援 在り方を考える 静岡、大胡田さん講演

     静岡県知的障害者福祉協会(池谷修会長)の大会がこのほど、オンラインで開かれた。県内の知的障害者の施設職員ら約150人が参加し、事例報告や講演を通じて今後の障害者支援の在り方を学んだ。  磐田学園自立生活支援課の山崎さくらさんは、愛着障害のある児童への対応について話した。児童が落ち着きを取り戻した要因や今後の課題を説明した。  講演では全盲の弁護士大胡田誠さん(伊豆市出身)が実体験を交え、障害者差別解消法を解説した。大胡田さんは共生社会の実現に向けて「街中で障害のある人を見かけたら、その人のことに思いを巡らせてほしい」と呼び掛けた。  知的障害者施設に長年勤務した18人に表彰状が贈られた。

    速報NEWS
  • 伊豆の地域情報誌「KURURA」 記念10号へ小中生始動

     伊豆市の魅力を地元の小中学生が取材、執筆する地域情報誌「KURURA(くるら)」の第10号の発行に向けた第1回講座が12日、同市の修善寺生きいきプラザで開かれた。小学4年から中学3年までの21人が参加し、体験を通じた情報誌の制作に取り組む。  今年のテーマは「伊豆ブランド」。10周年記念で例年よりもページ数を増やし「伊豆でのんびり癒やされよう」「伊豆できらり輝く人」の二つの特集記事で魅力を紹介する。  子どもたちはプロのカメラマンやイラストレーター、ライターから技術を教わった後、夏休みを活用して市内の老舗旅館や日帰り温泉、人気のカフェなどを訪れて関係者に取材する。  初回講座では自己紹介を兼

    速報NEWS
  • 熱気球、仕組みどんな? 伊豆・熊坂小、児童が実験通し学ぶ

     伊豆市の熊坂小は9日、4~6年生対象のクラブ活動を校内で行い、科学実験クラブでは元工業高校長ら3人が講師を務めた。実験を通じて熱気球の仕組みを解説し、科学の面白さを伝えた。  所属する児童10人は切って広げたポリ袋を貼り合わせ、大きな袋を作った。グラウンドでドライヤーを使って熱気を送り込むと、みるみる膨らんで上昇し、3階建ての校舎より高い10メートル以上まで舞い上がった。実験後に原理について質問した児童に対し、講師陣は暖かい空気が上昇する仕組みを紹介し「身近でいろいろな仕組みに使われている。関心を持って勉強して」と呼び掛けた。  同クラブでは工業高校の元校長や沼津高専の教授が昨年から講師を務

    速報NEWS
  • 豚熱 野生イノシシ、当面受け入れ停止 伊豆の食肉センター

     伊豆市小土肥で捕獲された野生のイノシシが豚熱(CSF)に感染していることが10日に確認されたことを受け、市食肉加工センター「イズシカ問屋」は当面、野生のイノシシ個体の受け入れを停止する。

    速報NEWS
  • 友釣りの聖地「狩野川」 アユ釣り解禁、愛好家どっと

     静岡県東部、伊豆地域を流れ、アユの友釣りの聖地として知られる狩野川で11日、アユ釣りが解禁された。待ちわびた愛好家が続々とさおを繰り出した。  伊豆市の松ケ瀬橋付近では、釣り人が十数メートル間隔で並び、魚影を追った。狩野川漁協によると、今期は放流前から遡上(そじょう)が確認でき、5月上旬から活発になった。5月から今月初旬までに稚魚約2・4トンを放流した。  漁協はスマートフォンで遊漁券を購入できるアプリ「フィッシュパス」の活用を勧めている。

    速報NEWS
  • 裁判、現場対策を継続 伊豆市 廃棄物土砂流出問題

     伊豆市大平柿木の宗教法人平和寺本山の敷地内から廃棄物交じりの土砂が近くを流れる柿木川に流出した問題で、佐藤信太郎副市長は8日の市議会6月定例会の一般質問で、市は引き続き法人などを相手取った民事裁判や現場の流出対策に注力する方針を示した。下山祥二氏への答弁。  市によると、県が廃棄物処理法に基づいて昨年9月に法人や役員などに対して出した措置命令の履行期限の3月を過ぎても、土砂や廃棄物の処理がされていない。佐藤副市長は「県による行政代執行の検討状況を注視し、地元住民の不安を払拭(ふっしょく)するために最終的な解決に向けて全力で取り組む」と述べた。  市と県は柿木川の水質検査を毎月交互に実施してい

    速報NEWS
  • 西伊豆町議会 地域DMOを検討、観光体験の開発促進

     西伊豆町議会6月定例会は8日、最終本会議を開き、一般質問などを行った。町は町内の観光事業者らと連携し、観光地域づくり法人(DMO)の立ち上げを検討していることを明らかにした。仲田慶枝氏への答弁。  町は5月、首都圏の企業などと新規産業の創出を図る事業「森と海の6次産業化プロジェクト」の一環で、観光体験メニューの開発に取り組む組織「西伊豆観光プラットフォーム」を設立した。DMOはこのプラットフォームを核に立ち上げる方針で、将来的に広域連携DMOの登録を受ける美しい伊豆創造センター(伊豆市)との連携も視野に入れる。立ち上げに向け、本年度は組織の拡充や体験メニューの開発に力を入れるという。  定例

    速報NEWS
  • 川口さん最高賞 静岡で女流美術協会展

     第31回県女流美術協会展(静岡新聞社・静岡放送後援)が8日、静岡市駿河区のグランシップで始まった。12日まで。最高賞の県女流美術協会賞に、川口智美さん(神奈川県平塚市)の油彩画「吉報」が選ばれた。  平面、立体の2部門に、同協会会員や一般公募から絵画、版画、彫刻、工芸など81点が集まり、美術家の柳澤紀子さん(掛川市)が審査した。  画面中央に女性像を配した川口さんの作品は、女性の顔の表情が豊かで緊張感があり、巧みな画面構成と筆力が評価された。同協会の林のぶ代表は「出品数が例年より増え、各自が長年描いてきたテーマをさらに掘り下げた力作が多い」と話した。  主な入賞者は次の通り。  県知事賞 か

    速報NEWS
  • 絵本作家早川さん 2作品の原画展示 伊豆

     絵本作家で版画家の早川純子さんの絵本原画展が8日、伊豆市柏久保のギャラリーCotori(ことり)で始まった。13日まで。  「はやくちこぶた」と「おおかみのはなし」の原画計18枚を展示した。登場人物など関連のある2作品の原画を対比しながら楽しめる。制作過程の資料の閲覧もでき、早川さんは「登場人物の立場が逆転する様子などをゆっくりと楽しんでもらいたい」と話した。  ギャラリーと同じ一般社団法人修善寺Cotoriが運営する絵本画廊「コトリイロ」(同市修善寺)では「さんまいのおふだ」などの版画を展示している。期間中は早川さんが講師を務める版画のワークショップなども開催する。

    速報NEWS
  • 旧土肥小校舎活用し「文化祭」 伊豆

     伊豆市の旧土肥小を活用した施設「土肥集(しゅう)学校」でこのほど、物販や体験などのブースが並ぶイベント「文化祭」が開かれ、多くの来場者でにぎわった。  影絵やアームレスリングなどの体験のほか、地元事業者らが飲食物販売を行った。バンド演奏などのステージイベントも盛り上がった。施設を運営するIT機器リサイクル業のリングロー(東京都)が主催した。

    速報NEWS
  • 伊豆で240戸停電 小下田、八木沢地区

     6日午後11時25分ごろ、伊豆市小下田、八木沢の両地区の約240戸で停電が発生し、7日午後1時20分ごろまでに全戸で復旧した。東京電力パワーグリッド静岡総支社によると、設備への樹木などの接触が原因という。

    速報NEWS
  • もち米田植え体験 伊豆 熊坂小

     伊豆市の熊坂小5年生9人が7日、学区内の田んぼでもち米の田植えを体験した。  児童は水が張られてぬかるんだ田んぼに恐る恐る入ると、1列になって苗を植えた。地域づくり協議会のメンバーから「4、5本を、鉛筆を持つように握って植えて」などと説明を受け、慎重に作業を進めた。  10月ごろに稲刈りをして12月に餅つき大会を予定している。協議会の梅原宏史会長は「田んぼに来て稲を見て成長段階を勉強して」と呼び掛けた。  (大仁支局・小沢佑太郎)

    速報NEWS
  • 3校の歴史 新中学に展示 伊豆市

     伊豆市の新中学校開校によって閉校する3校(修善寺、天城、中伊豆)が所有する記念品などについて、小塚剛市教育部長は7日の市議会6月定例会の一般質問で、新中学校内に展示スペースを設けて保存する方針を示した。飯田大氏への答弁。  3校の歴史コーナーとして、記念品や賞状などを展示する。3校が保管する写真や動画のデジタル化も検討する。小塚部長は「在校生や先生に加え、保護者や地域住民、開校準備委員会などで備品の活用の方向性を考えたい」と述べた。  閉校する3校の校舎や体育館は老朽化の状況を踏まえ、解体や転用を検討する。

    速報NEWS
  • 参画阻むハラスメント 静岡県内の4割「経験ある」【地方議会と女性】

     女性議員へのハラスメントは、女性の政治参画に対する大きな障壁の一つ。昨年6月改正の政治分野の男女共同参画推進法は、国や地方自治体、政党に対し、議員や候補者がセクハラやマタハラ(妊娠出産にまつわる嫌がらせ)に遭わないよう、対策を義務付けた。県や市町には、研修の実施や相談体制の整備など対応強化を求めている。  袋井市議会は現在、議員の政治倫理規定に、ハラスメント行為の禁止を盛り込む方向で手続きを進める。4月には全議員対象の研修も実施した。ただ、こうした動きはまだ一部で、ほとんどの市町では具体的な取り組みがまだない。  静岡新聞社が5月上旬までに県議会と35市町議会の事務局に行った調査では、対策に

    速報NEWS
  • 伊豆の滝川さん オンラインで女性起業支援

     伊豆市大平の滝川万佑花さん(33)が子育てをしながらオンラインで女性の起業支援事業に取り組んでいる。同じような環境にある女性に対して「新しいことに挑戦する後押しができれば」と話す。伊豆の国市出身の滝川さんは結婚を機に伊豆市へ移住し、子育てをしながらできる仕事を探していた。マーケティングやSNSを活用した情報発信、集客方法などを学び、2017年からウェブ会議システムを使った起業支援を始め、21年に株式会社ユーモアイロを立ち上げた。  相手の都合に応じて1回1時間の講座をオンラインで実施している。これまでの受講生は、自宅を使った料理やピアノの教室、美容サロンなどの開業につながっているという。  

    速報NEWS
  • 伊豆・明徳寺「東司まつり」 8月開催へ

     伊豆市市山の明徳寺の護持会はこのほど開いた臨時総代会で、本年度の東司まつりを8月29日に3年ぶりに開催することを決めた。  コロナ禍の影響で中止していた。花火大会は午後7時半から、天城連峰太鼓の奉納演奏は同8時から行う。奉納相撲と子ども相撲は実施しない。

    速報NEWS
  • コンビニに車突っ込む 運転誤操作か 伊豆

     6日午後3時15分ごろ、伊豆市熊坂のコンビニ「ローソン伊豆熊坂店」に伊豆の国市の男性(83)の乗用車が突っ込み、店舗入り口のドアやガラス窓を壊した。けが人はいなかった。大仁署によると、男性が前進で駐車しようとした際に運転操作を誤ったとみられる。

    速報NEWS
  • 6月定例会開会 2議案承認、可決 伊豆市議会

     伊豆市議会6月定例会が3日開会し、会期を28日までの26日間と決めた後、上程した11議案のうち、本年度一般会計補正予算案など2議案を原案通り承認、可決した。  報告案件4件の説明も行った。菊地豊市長は行政報告で、整備中の新中学校南側に設置を予定する日向公園(仮称)について「用地買収を進め、2024年度の一部完成を目標に、本年度中に造成工事に着手する」と述べた。

    速報NEWS
  • 袋いっぱいにウメ拾い 伊豆・修善寺南小、地域交流で体験

     伊豆市立修善寺南小の1、2年生約80人が1日、同市修善寺の山竹種苗園の畑でウメの実拾いを体験した。  棒で揺らされた枝から次々と落ちてくる実を、児童は駆け回りながら拾い集めた。頭に落下して驚く児童もいたが、仲間と笑い合いながら買い物袋いっぱいに詰め込んだ。児童は「緑色の実がきれい」「たくさん拾えてうれしい」などと喜んだ。  地域交流の一環で毎年実施している。

    速報NEWS
  • 日本生命が国有林で草刈り 伊豆

     日本生命沼津支社とニッセイ緑の財団はこのほど、伊豆市湯ケ島の国有林「ニッセイ伊豆の森」で育樹活動を行った。  職員ら50人が参加し、スギの苗が生育する周辺の雑草などを鎌で刈り取った。コロナ禍や悪天候の影響で3年ぶりに実施した。  同社は46都道府県204カ所で森林づくりに取り組んでいる。県内は4カ所で、伊豆では2003年にスギ、クヌギ、コナラを計1万390本植樹した。間伐材を使った「学校の木のしおり」と「樹木名プレート」を学校に寄贈する活動も行っている。問い合わせは同支社<電055(962)8702>へ。

    速報NEWS
  • 修善寺の園児が食農体験 力込めジャガイモ収穫

     伊豆市の修善寺東こども園の園児約40人が1日、地元の同市加殿の畑でジャガイモの収穫を体験した。  園児は市シルバー人材センターのメンバーの手ほどきで、畑に1列に並んで収穫した。力いっぱいつるを引っ張り、土を掘り返して拳ほどの大きさのジャガイモを手に取ると、友達と見せ合って喜んだ。収穫したジャガイモは持ち帰った。  サツマイモのつる挿しも体験した。秋に収穫する予定という。

    速報NEWS
  • 宅地開発 最大1500万円補助 伊豆市、移住定住を促進

     伊豆市は1日、市内の対象地で宅地開発を行う民間事業者に最大1500万円を補助する制度を始めた。移住定住促進に向けた取り組みで、市によると、上限補助額の1500万円は静岡県内最大。  対象地は伊豆箱根鉄道修善寺駅から半径1キロ圏内、牧之郷地区将来まちづくり構想図の区域内、土肥小中一貫校・天城小・中伊豆小の周辺地区、市から払い下げを受けた土地。新規造成で面積1千平方メートル以上が対象になる。補助額は道路と調整池の整備が上限750万円、住宅地分譲が1区画50万円で上限750万円。  同市では、コロナ禍によるリモートワークが浸透する前から移住相談の件数や移住希望者は増加傾向にあったが、受け皿となる物

    速報NEWS
  • 伊豆にギョーザ自販機 にしはらグループ 売り上げの一部寄付

     飲食店「餃子の一番亭」を展開するにしはらグループ(三島市)は31日、冷凍ギョーザの自動販売機を伊豆市小立野のうさぎ薬局修善寺店に設置した。売り上げの一部は地域の社会貢献活動に寄付する。  うさぎ薬局修善寺店は地元飲食業者のキッチンカーを誘致する取り組みなどを展開している。伊豆市のNPO法人「NPOサプライズ」が仲介した。  にしはらグループの西原洋平社長は「たくさんの人に使ってもらい、地域に恩返しできれば」と期待。薬局の加治亜世代表は「地域の盛り上げに貢献したい」と話した。

    速報NEWS
  • 伊豆市議6月定例会 3日開会

     伊豆市議会は31日、議会運営委員会を開き、6月定例会を3日に開会すると決めた。会期は28日までの26日間。  本年度一般会計補正予算案など11議案を上程し、4件の報告を行う。一般質問は7、8の両日に9氏が登壇する。

    速報NEWS
  • ペットボトルキャップ 180万個に 伊豆・トガワ新聞店

     伊豆市のトガワ新聞店が読者から回収してNPO法人エコキャップ推進協会(横浜市)に送っているペットボトルキャップの個数がこのほど、180万個に到達した。  読者の社会貢献活動に協力しようと2012年から始め、10年が経過した。キャップは再生プラスチックの原料として換金され、医療や障害者の支援、環境教育などに活用される。外川啓介社長は「回収について問い合わせてくれる読者もいる。これからも長く続けたい」と話した。

    速報NEWS
  • 自衛官募集相談員に委嘱状 伊豆

     伊豆市はこのほど、自衛官募集相談員の委嘱状交付式を伊豆市役所で行った。  相談員は山下好之さん(貴僧坊)、相原修さん(大平)、斎藤恒蔵さん(湯ケ島)の3人。菊地豊市長と自衛隊静岡地方協力本部の五十嵐昭善副本部長が委嘱状と相談員証明書を手渡した。菊地市長は「志のある若者の育成に尽力してほしい」と期待した。

    速報NEWS
  • 生徒が校内花壇の花植栽 伊豆総合高土肥分校

     伊豆市の伊豆総合高土肥分校の全校生徒約40人はこのほど、校内花壇で花の植栽を行った。  数人のグループに分かれ、花の色のバランスを見て配置を考えながらサルビアやポーチュラカなど約150株を植えた。植栽前には土作りを体験し、ヒマワリの種もまいた。1年生はオリーブの苗木を植樹した。  学校の魅力化推進事業「オンリーワン・ハイスクール」の一環。

    速報NEWS
  • 絵本との違いは 河原さん原画並ぶ 伊東、31日まで

     伊豆市の絵本作家河原まり子さんの原画展が31日まで、伊東市八幡野の伊豆高原ローズテラスのギャラリーで開かれている。  昨年刊行した新作絵本「たまねぎぼうや」(至光社)の原作をはじめ約30点が並ぶ。来場者はクレヨン、水彩などで描かれた作品を、絵本と見比べながら鑑賞した。  河原さんは「デジタルの時代の中で、生の絵を見て感じてもらうことが大切。実際の絵本との違いも楽しんでほしい」と呼び掛ける。

    速報NEWS
  • 紀平会長を再任 静岡県医師会

     静岡県医師会は28日、臨時代議員会で役員改選を行い、紀平幸一会長(82)=伊豆市=を再任した。3期目。任期は6月18日から2年間。  紀平会長は昭和大医学部卒。伊豆市内で開業し、2008年から県医師会理事、12年から副会長を務めた。  副会長は加陽直実氏(浜松市北区)、斎藤昌一氏(御殿場市)、福地康紀氏(静岡市駿河区)を新任した。

    速報NEWS
  • 変更点や日程確認 伊豆地区10市町に説明会【市町対抗駅伝】

     静岡市で12月3日に開かれる県市町対抗駅伝(静岡陸上競技協会、静岡新聞社・静岡放送主催)の第1回伊豆地区担当者説明会が27日、伊豆市の修善寺生きいきプラザで行われた。  伊豆地区10市町の担当者に対し、事務局が大会概要や参加資格の変更点、当日までのスケジュールなどを説明した。今回は大会の発展や継続を目的に、各チームの監督による意見交換会を6月に開催する。コースに変更はなく、35市町37チームが出場する。

    速報NEWS
  • 金高騰 土肥金山「世界一の金塊」の価値は?【NEXT特捜隊】

     「金の価格が上がっています。『世界一』といわれる伊豆市の土肥金山の金塊の時価は今、どのくらいでしょうか」  ロシアによるウクライナ侵攻のニュースが伝えられ、不安定な世界情勢を実感する日々。食材など生活に身近な品が値上がりする中、金の価格も高値で推移している。「そういえば伊豆市の土肥金山には『世界一の金塊』があるが、時価はどうなったのだろう」。気になっていたところ、読者の疑問に答える静岡新聞社「NEXT特捜隊」に、静岡市の30代主婦から「どれだけ価値が上がっているのでしょうか」との疑問が寄せられ、土肥金山へ車を走らせた。   一時22億円 警備を強化    伊豆市唯一

    速報NEWS
  • 修善寺プリン 地元産食材にこだわり イズバウンド(伊豆市)【静岡ものづくり最前線】

     地元産食材の使用にこだわり、全て手作りで提供する「修善寺プリン」。こくのある甘さが若者を中心に人気で、店舗を構える伊豆市の修善寺温泉街のにぎわい創出に一役買っている。  市内の伊豆鶏業から仕入れる卵は、こだわりの飼料を使っていて臭みがないのが特徴。カラメルソースも手作りしている。賞味期限は短くなるが、添加物と保存料を使わないことで子どもでも安心して食べられるようにしている。  器は修善寺温泉街の観光スポット「竹林の小径」にちなんで輪切りの竹をイメージした。現在は6種類を販売していて、伊豆の国市産のイチゴ紅ほっぺや沼津市産の戸田塩など、トッピングもできる限り県内産食材を使用する。伊豆を舞台

    速報NEWS
  • バラ100種 色とりどり、見頃に 修善寺虹の郷

     伊豆市の観光施設「修善寺虹の郷」でバラが見頃を迎えている。赤や白、黄色など色とりどりの花が来園者を楽しませている。  約6千平方メートルの庭園「ロイヤル・ローズ・ガーデン」に約100品種2千株が植えられている。ピンクの「メアリーローズ」や黄色の「グラハムトーマス」など多様な種類のバラが花壇やアーチを彩っている。庭園は丘陵地の地形を生かした造りで、さまざまな角度から花を観賞できる。  同施設によると、バラは6月中旬まで楽しめる見込みという。

    速報NEWS
  • 土肥集学校で29日「文化祭」 体験や飲食物販売 伊豆市

     伊豆市の旧土肥小を活用した施設「土肥集(しゅう)学校」で29日午前11時から、体験や飲食物販売などを行うイベント「土肥集学校文化祭」が開かれる。  施設を運営するIT機器リサイクル業のリングロー(東京都)の主催。影絵と木工のワークショップやアームレスリング体験のほか、同社が展開する全国の「集学校」周辺の食材やスイーツの販売などを行う。  問い合わせは同施設<電0558(79)3930>へ。

    速報NEWS
  • 大仁署の高橋署長「住民に寄り添う」 就任の抱負語る

     今春の人事異動で就任した大仁署の高橋文典署長(55)が23日、同署で取材に応じた。山、川、海と多様な自然環境を有し、行楽期には観光客の来訪が多い管内の安心安全の確保に向けて「署員一人一人が地域住民に寄り添った業務を徹底する」と抱負を述べた。  全国的に被害が拡大している特殊詐欺の対策には、住民により危機感を抱かせる啓発の必要性を指摘する。4月には伊豆市の高齢女性から現金500万円をだまし取った容疑者を、女性からの通報を受けて署員一丸となって逮捕した。「住民がいつでも相談しやすい体制を整える」と組織に対する親しみやすさの重要性を訴える。  磐田市出身で1989年に県警入り。主に交通畑を歩み、交

    速報NEWS
  • 元同僚宅から現金盗んだ疑い 女を逮捕 大仁署

     大仁署は23日、住居侵入と窃盗の疑いで伊豆市下船原、派遣社員の女(53)を逮捕した。逮捕容疑は4月17日、元同僚の女性(76)が住む市内のアパートの部屋に侵入し、現金12万円を盗んだ疑い。

    速報NEWS
  • 源頼家テーマ 6月末まで写真展 伊豆・修善寺のギャラリー

     伊豆市観光協会修善寺支部は6月末まで、地元の写真家田口行央さん(80)の作品展「二代目鎌倉殿・源頼家 哀史の里」を同市修善寺のギャラリー「しゅぜんじ回廊」で開いている。  田口さんが数十年にわたって撮りためた写真の中から、修善寺ゆかりの頼家に関連した作品25点を展示した。頼家にまつわる戯曲「修禅寺物語」の舞台の一場面や毎年7月に開かれる「頼家祭り」の仮装行列の様子、国指定重要文化財の仏像などを収めた作品が並ぶ。  大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映に合わせて企画した。田口さんは「修善寺は頼家の最期の地。ゆかりが深いことを多くの人に知ってもらいたい」と期待した。

    速報NEWS
  • コロナワクチン4回目接種 伊豆市、6月10日から

     伊豆市は20日、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を6月10日から開始すると発表した。3回目と同様に、集団接種と個別接種を併用する。  対象は60歳以上の高齢者と、18~59歳の基礎疾患のある人。3回目から5カ月経過した人から順次、6月6日以降に接種券を発送する。基礎疾患のある人は接種券の交付に事前申請が必要で、同1日から受け付ける。接種予約は電話、ネット、特設窓口のいずれかで、同6日から受ける。

    速報NEWS
  • 事業計画など6議案を可決 伊豆市商工会総代会

     伊豆市商工会は18日、通常総代会を同市の修善寺総合会館で開き、本年度の事業計画など6議案を可決、承認した。  本年度の重点事業には、小規模企業施策の活用による経営力強化への支援など15項目を掲げた。  新型コロナウイルス感染拡大の長期化やロシアのウクライナ侵攻の影響による厳しい経営状況の中、事業承継や販路拡大などの支援に取り組む。商工会の運営基盤の強化も進める。

    速報NEWS
  • 沼津市立病院 処方薬取り違え 患者家族「あってはならない」

     沼津市立病院は20日、伊豆市の男性患者(65)に退院時に処方した薬剤の一部を取り違えて渡したと発表した。男性は服用したが、現時点で目立った副作用の症状はないという。  同病院や男性の家族によると、取り違えた薬剤は3月31日に28日分を処方した。尿意を促すため筋肉を収縮させる薬「ウブレチド」が取り違えられ、不整脈の薬「アミオダロン」が渡されたという。4月19日に男性が別の病院を受診した際に気付き、県東部保健所に報告した。男性は9日間分を服用したとみられる。  同病院は薬剤師が複数の錠剤を1回ごとにまとめる「自動錠剤分包機」の操作を誤ったことが原因としている。別の薬剤師がチェックした際に気付いた

    速報NEWS
  • 税額誤った通知 50事業所に送付 伊豆市再送付済み

     伊豆市は18日、本年度の市県民税特別徴収当初課税で、対象の50事業所に誤った税額を記載した課税通知書を送付したと発表した。  職員による課税額算出基礎データの誤入力が原因という。事業所からの指摘で発覚した。市は50事業所に謝罪し、正しい税額の書類を再送付した。  菊地豊市長は「庁内のチェック体制を強化し、市政の信頼が損なわれることがないようにする」とコメントした。

    速報NEWS
  • ふるさと納税寄付者へ感謝状 伊豆市長と職員直筆

     伊豆市は本年度、ふるさと納税の寄付者に菊地豊市長と職員が手書きで制作した感謝状を贈る。市のPRにつなげ、ファンや寄付のリピーターの獲得を目指す。  昨年度の寄付者から「お礼の手紙がもらえるとうれしい」との声が寄せられたことを受け、市企画財政課の大門千津さん(42)がのし紙をモチーフにしたデザインを考案した。「感謝」の文字とともに、市内の特産物や観光スポットを紹介する手書きの文章を掲載し、親しみやすい内容になっている。菊地市長のお礼の文章も似顔絵とともに載せた。  感謝状は寄付証明書に同封する。市は本年度、寄付額10億円を目標にしている。昨年度は目標額8億円に対し、8億7360万230円の寄付

    速報NEWS
  • 次代のMTB選手育成へ 伊豆で適性検査実施 静岡県競技連盟

     マウンテンバイク(MTB)の選手育成に向け、静岡県自転車競技連盟は14日、子ども向け練習会の参加者を選出する適性検査を伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで行った。  同センターでMTB競技が行われた東京五輪のレガシー(遺産)事業の一環。県東部、伊豆地域を中心に県内の小学3年から中学2年までの男女25人が参加した。子どもたちは乗車時のバランス感覚を調べるため、10メートルほどの直線をどれだけゆっくり進めるか競う「遅乗り」に取り組み、立ち乗りしながら前輪を小刻みに動かした。  シャトルランと垂直跳びの記録も計測し、基礎体力を調べた。検査に合格した10人程度が今月末から毎週1回、同センターでの練

    速報NEWS
  • 静岡県東部で停電5件発生 14~16日

     沼津、伊豆、伊東、下田の4市で14日未明から16日夕方にかけて、5件の停電が発生した。いずれも約1時間半~4時間後に復旧した。東京電力パワーグリッド静岡総支社によると、配電設備への鳥の巣の接触などが原因とされる。  14日午前1時35分ごろに沼津市戸田と伊豆市小土肥の約30戸で、午前7時ごろには伊東市岡広町、寿町、桜木町などの約480戸で発生した。また、午後5時25分ごろに同市岡、瓶山、川奈などの約630戸、15日午後4時45分ごろに下田市相玉、荒増、宇土金などの約970戸、16日午後3時35分ごろ、伊東市富戸の約450戸で停電した。

    速報NEWS
  • 特産ワサビの文化継承へ 伊豆市、拠点整備の方針

     伊豆市は特産ワサビの文化継承に向け、博物館機能を持たせた拠点施設の整備やワサビ田を自転車で巡るツアーの開催を目指す。13日に市役所中伊豆支所で開いた「わさびの郷構想」拠点施設検討ワーキングチームの会議で、詳細内容を盛り込んだ取りまとめ案が承認された。  施設の設置場所は旧JA伊豆の国原保支店の空き店舗を想定している。「五感で体感する博物館」をテーマに、10代の子どもとその親世代をメインターゲットにしてワサビ栽培の歴史を紹介する映像や伝統的な畳石式栽培の実物大の展示などを検討する。自転車ツアーの拠点施設としても活用する。  ワーキングチームには生産者、観光商工関係者、行政、地域おこし協力隊らが

    速報NEWS
  • 委員会構成が内定 静岡県議会、20日臨時会で正式決定

     静岡県議会は13日、議会運営委員会を開き、常任委員会、議会運営委員会、特別委員会の委員選任案を示した。20日に開会する臨時会で正式決定する。  議会運営委員会委員長は増田享大氏(自民改革会議、掛川市)、総務委員会委員長には野田治久氏(同、伊豆市)がそれぞれ就く見通し。本年度新設する移住・定住等促進特別委員会の委員長には盛月寿美氏(公明党県議団、静岡市清水区)、自然災害対策特別委員会の委員長は落合慎悟氏(自民改革会議、藤枝市)が内定した。  県当局は監査委員に鈴木澄美氏(同、富士市)と佐地茂人氏(同、静岡市駿河区)を選任する人事案、特別職の期末手当を0・1カ月分引き下げる条例改正案など臨時会に

    速報NEWS
  • 伊豆市 災害本部運営訓練 梅雨、台風シーズン前に

     梅雨や台風のシーズンを前に、伊豆市は13日、災害対策本部運営訓練を市役所で行った。災害対策室に集まった職員が有事に備えて自身の役割や事案対応の手段を確認した。  「土砂崩れで道路が通行止め」「福祉施設に数十人が孤立」など次々と入る情報に対し、幹部職員が概要を共有して対応する優先順位を迅速に判断した。警察、消防、消防団など連携が必要な機関とのやりとりの手順も確かめた。情報は壁に掲示した地図やホワイトボードに書き込んでまとめ、対応方法について意見を出し合う訓練を行った。  菊地豊市長は「人事異動があったばかりで役割の確認が大切。良い訓練ができた」と話した。

    速報NEWS
  • 伊豆・萬城の滝まつり中止決定 2023年は5月予定

     伊豆市観光協会中伊豆支部は、毎年8月上旬に同市地蔵堂地区で開催している「萬城の滝まつり」を今年も中止する。来年は5月に開催を予定している。問い合わせは同支部<電0558(83)2636>へ。

    速報NEWS
  • 林業の技術革新へ 静岡県と日本製紙協定

     静岡県と日本製紙、日本製紙木材は9日、県内林業と木材産業の技術革新推進に向けた協定を締結した。地元の森林でデジタル技術やドローンを活用した実証実験を行い、先端技術の現場普及を図る。  両社が富士宮市や伊豆市などに所有する森林約2700ヘクタールを実験フィールドとして提供する。  従来作業の効率化に向けたドローンによる苗木や資材運搬の他、レーザー計測器を用いて樹木の高さや太さから資源量を計測する実験などを行う予定。  県森林計画課の担当者は「先端技術を幅広く紹介する場にすることで、林業の持続的な発展につなげたい」と話した。

    速報NEWS
  • 松本幸四郎さん舞踊披露 伊豆・修善寺の旅館「あさば」

     歌舞伎役者の松本幸四郎さんが7日、伊豆市修善寺の旅館「あさば」で舞踊を披露した。宿泊客らが鑑賞を楽しんだ。  演目は安藤広重の江戸三十六景の風景描写を主とした舞踊「広重八景」。新内多賀太夫さんの弾き語りで、松本さんは情緒豊かに舞って江戸の風情や時間の流れを表現した。  演目前には出演中のテレビドラマや家族などをテーマにトークショーを行った。松本さんは「緑に囲まれた場所に呼んでもらえると心が洗われる」と伊豆の自然に感謝した。

    速報NEWS
  • 日大前国際関係学部長の佐藤さん 小説「八重姫の夢」出版 頼朝への愛描く

     日大国際関係学部(三島市)の前学部長で、現在は佐野日大短期大の学長を務める佐藤三武朗さん(78)=伊豆市=が、伊豆に配流された源頼朝を愛した末に自ら命を絶った八重姫の半生を描いた小説「八重姫の夢」を自費出版した。大河ドラマの舞台として伊豆地域に注目が集まる中、「いちずな愛を貫く八重姫の思いを感じてもらいたい」と語る。  豪族伊東祐親の娘として生まれた八重姫は伊豆に流刑となった頼朝との間に息子の千鶴丸をもうけたが、平家を恐れる祐親により3人の親子は引き離されてしまう。小説では、一途に思い続ける頼朝が北条政子と結ばれたと知り、八重姫は失意のうちに入水自殺で命を絶つ。侍女も次々と後を追い、壮絶な最

    速報NEWS
  • アユ釣り6月11日解禁 稚魚1・2トン放流 狩野川漁協

     狩野川のアユ釣りが解禁される6月11日を前に、狩野川漁協は5、6の両日、伊豆、伊豆の国の両市内の河川で稚アユ計1・2トンの放流を行った。  6日は伊豆市の狩野川記念公園付近の狩野川と、同市柏久保の大見川に重さ10~15グラム、体長8センチほどの海産稚魚計400キロを放流した。組合員がホースを使って次々と放つと、稚魚は勢いよく泳ぎ回った。井川弘二郎組合長は「今年は川の状態が良く、天然遡上(そじょう)が見られるので楽しんでもらえるはず」と話した。  5日は伊豆の国市の大門橋付近の狩野川に800キロを放流した。放流は6月1、2の両日も実施予定。解禁後にも川の状況を見ながら追加放流を計画している。

    速報NEWS
  • 梶井基次郎しのび「檸檬忌」 21日から伊豆・湯ケ島

     小説「檸檬(れもん)」で知られ、現在の伊豆市湯ケ島で執筆活動をした作家梶井基次郎をしのぶ行事「湯ケ島檸檬忌」が21、22の両日、湯ケ島地区で開かれる。  21日は午後8時から、前夜祭として梶井が「闇の絵巻」で題材に取り上げている湯本館から湯川屋までの道のりを散歩する。定員15人。参加無料。  22日は午前11時から、市役所天城湯ケ島支所で県立大国際関係学部の細川光洋教授(日本近代文学)が講演する。講演後には梶井の文学碑前に移動し、追悼の会を実施する。定員30人。参加費2千円。  梶井が滞在した湯川屋主人の故・安藤公夫さんの孫で実行委員長を務める神田航平さん(41)は「梶井の作品は音にまつわる

    速報NEWS
  • 公共施設再配置 伊豆市が説明会 10日から

     伊豆市は10日から、公共施設再配置計画案の市民説明会を市内4地区で行う。  計画案は、市公共施設等総合管理計画で掲げた2056年度までに公共施設の延べ床面積を40~57%削減するとの目標に向けた内容で、市内196施設の今後10年間の実行計画となる。それぞれの施設について、廃止、統合、継続などの方策を示した。  各地区で2日間ずつ開催する。修善寺は10、13日に市役所別館、天城湯ケ島は17、20日に天城湯ケ島コミュニティーセンター、土肥は24、26日に土肥支所、中伊豆は6月7、9日に中伊豆支所。いずれも午後7時から。  問い合わせは市資産経営課<電0558(72)1192>へ。

    速報NEWS
  • こいのぼり30匹手作り 地元園児ら「土肥集学校」に展示 伊豆

     端午の節句に合わせ、伊豆市の旧土肥小校舎を活用した施設「土肥集(しゅう)学校」に8日まで、子どもたちの手作り品などのこいのぼり約30匹が展示されている。  土肥集学校を運営するIT機器リサイクル業のリングロー(東京都)が企画した。地元の土肥こども園の園児と土肥小中一貫校の児童が、ポリ袋を材料に製作したカラフルなこいのぼりが並ぶ。市商工会土肥支部との共催で、好天時にはグラウンドに飾る。  3~5日の午前10時から午後5時まで、同社が扱う子ども向けリユースパソコンの体験会を開く。会場では工作も体験できる。担当スタッフの相磯恵一さん(36)は「土肥地区の住民だけでなく、ほかの地区の人にも土肥集学校

    速報NEWS
  • 自転車五輪・パラ 遺産継承へCSC利活用 推進協初会合

     東京五輪・パラリンピック自転車競技の本県開催のレガシー(遺産)継承に向け、会場になった伊豆市の日本サイクルスポーツセンター(CSC)の利活用促進を図る静岡サイクルスポーツコミッション推進協議会が27日、設立された。  所属団体は県、CSC、県自転車競技連盟、伊東、伊豆、伊豆の国の3市、美しい伊豆創造センター、NPO法人「NPOサプライズ」(伊豆市)。CSCを拠点にした自転車競技の普及やスポーツによる地域活性化を目的に、競技大会の開催や子どもを対象にした選手育成、住民向け健康事業などを実施する。財源や人材が安定的に確保できれば、法人化を検討する。  同日CSCで開いた初会合で、主催する国際大会

    速報NEWS
  • 500万円詐取容疑 大仁署が男逮捕

     大仁署と静岡県警捜査4課スピーディーなどは27日、詐欺の疑いで全て自称の住所不定、無職の男(38)を逮捕した。  逮捕容疑は26日、何者かと共謀して伊豆市の無職女性(83)宅に息子をかたって「仕事でどうしてもお金が必要」などと電話し、同日午後0時15分ごろに女性宅を訪れて現金500万円をだまし取った疑い。同署によると、受け子役とみられる。

    速報NEWS
  • 新婚生活を応援 伊豆市、補助金制度開始

     伊豆市は本年度、若者夫婦の生活を応援する結婚新生活支援事業補助金制度を始めた。夫婦ともに39歳以下の新婚世帯に新居の購入費や引っ越し費用などを助成する。  対象は今年1月から来年3月までに入籍し、夫婦の合計所得が400万円未満の世帯。補助額の上限は29歳以下が60万円で、それ以外は30万円。本年度当初予算に300万円を計上した。  必要書類を市地域づくり課に提出する。詳細は市の移住定住ホームページに掲載している。問い合わせは同課<電0558(74)3066>へ。

    速報NEWS
  • 大自在(4月23日)クラフトビール

     1516年のきょう、バイエルン公ウィルヘルム4世は「ビールは水、ホップと大麦だけで造ること」と定めた。世に言う「ビール純粋令」。ドイツビールの神髄とも言える法令は、今なおバイエルン州で生きている。  原料を厳格に規定するバイエルンとは対照的に、日本では香り付けや味付けに用いる副原料の規制緩和が進む。2018年の酒税法改正で、果実やハーブはもちろん、茶葉や牡蠣[かき]、かつお節もビールに使えるようになった・  背景には、近年のクラフトビール人気の高まりがある。県内には20超の小規模醸造所があり、今夏は三島、静岡の両市に新顔が。ファンいわく「ビール大国・静岡」は、決して大げさな評ではない。  連

    速報NEWS
  • 天城山で151ミリ観測  静岡県内 22日未明にかけ大雨

     前線を伴った低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、県内では21日夜から22日未明にかけて、伊豆を中心に大雨となった。静岡地方気象台によると、24時間雨量は伊豆市天城山で151・5ミリと同期間の全国1位を記録し、東伊豆町稲取は126・5ミリで同2位だった。  24時間雨量はこのほか、伊豆市湯ケ島で82ミリ、同市土肥で80・5ミリを観測した。湯ケ島の1時間降水量43ミリは4月の観測史上最大を更新した。  県下田土木事務所によると、南伊豆町伊浜の国道136号と観光施設「波勝崎モンキーベイ」を結ぶ県道波勝崎線で、道路脇の土砂が崩れて全面通行止めとなった。

    速報NEWS
  • 温泉の恵みに感謝 修善寺で湯汲み式 コロナ禍収束も願う

     伊豆市観光協会修善寺支部は21日、修善寺温泉発祥の地とされる独鈷(とっこ)の湯で春の風物詩「春季弘法忌 湯汲(く)み式」を行った。旅館関係者が出席し、温泉の恵みに感謝するとともに、コロナ禍の早期収束と世界平和を願った。  地元旅館の主人や女将(おかみ)が湯を木おけにくんだ。湯は修禅寺本堂に献湯し、その後、温泉街の旅館や温泉施設に分配して浴槽に注いだ。旅館「五葉館」の女将野田さとかさん(36)は「早く元のにぎわいが戻ってくれれば」と願いを込めた。  独鈷の湯を1200年前に発見した弘法大師と温泉への感謝を込めて毎年4月21日に開催している。例年約200人で温泉街のパレードを行っているが、感染対

    速報NEWS
  • 五輪パラ地元開催 記念誌で振り返り 伊豆市

     伊豆市はこのほど、東京五輪・パラリンピック自転車競技地元開催の概要をまとめた記念誌「Road to 2020 and beyond」を制作した。  2015年12月の開催決定以降、約5年間の事業や市民が参加したイベントの様子を写真付きでまとめた。市が独自に実施した開幕までのカウントダウン事業「デイ・カウンターリレー」の写真や都市ボランティアの活動も掲載した。  A4判フルカラー140ページ。市内の図書館、小中学校と義務教育学校、市役所各課に配布する。ホームページにも掲載する。  市観光商工課の担当者は「市民の記憶にとどめ、レガシー(遺産)を後世に継承できれば」と期待した。

    速報NEWS
  • 新型コロナ感染拡大防止支援 JKA、伊豆市に感謝状

     伊豆市の日本競輪選手養成所での新型コロナウイルス感染拡大防止を支援したとして、養成所を管理する公益財団法人JKAは18日、市に感謝状を贈った。競輪選手を目指して合宿生活を送る養成所では、1月末から多数の選手候補生の感染が確認された。陰性の選手候補生の緊急滞在先がないか市に相談したところ、天城ふるさと広場の宿泊施設の提供や民間施設の紹介を受けた。2月5~15日に計24人が養成所外に滞在したことで早期収束につながり、3月に予定通り卒業式を実施できたという。  JKA伊豆事業所の浅野史久理事や養成所の滝沢正光所長らが市役所を訪れ、菊地豊市長に感謝状を手渡した。競技用自転車2台と練習機材の目録も贈っ

    速報NEWS
  • 狩野川のごみ 現状報告 沼津 国交省と市町担当者会合

     国土交通省沼津河川国道事務所と狩野川流域の9市町などでつくる「きれいな狩野川実行委員会」は18日、本年度の会合を沼津市の同事務所で開いた。5月15日に狩野川全域で「狩野川クリーンアップ大作戦」が開かれる他、昨年度に狩野川で確認された不法投棄されたごみや漂着ごみの現状を報告した。  狩野川の主に中流部を管轄する同事務所伊豆長岡出張所では、昨年度管内で確認したごみのうち、49%が缶やペットボトルなどの家庭ごみ、ポリエチレン管やシートなどの産業・農業廃棄ごみが23%を占めた。  沼津市内のボランティアグループが独自の清掃活動で集めたごみが、一定期間そのままになった事例も報告され、同事務所や市町が民

    速報NEWS
  • 狩野川眺めテレワーク 伊豆市、無料スペース開設

     コロナ禍におけるテレワーク需要に対応しようと、伊豆市は修善寺図書館に隣接するログハウスを改修して「リバーサイドワークスペース」を整備した。20日から無料で貸し出しを始める。  狩野川など自然豊かな景観を望む10席を設けた。Wi-Fiと電源を備え、市民だけでなくワーケーションで訪れた観光客らも利用できる。換気向上目的の窓ガラス改良や防犯カメラの設置を含めた改修費は370万円。  利用は午前9時から午後4時半まで。利用日に修善寺図書館の窓口で申し込む。休館日は図書館と同じ毎週月曜、毎月第4金曜、年末年始。  市地域づくり課の山口吉久課長は「オンラインやテレワークは当たり前の時代。市民も観光客も気

    速報NEWS
  • 文学遺産、住民の温かさ 後世に 番外編/取材後記【伊豆に息づく 川端康成没後50年】

     川端康成没後50年の節目に、ゆかりのある伊豆の人々らを追った本連載の取材は、30代の記者にとって新たな発見の連続だった。川端と『伊豆の踊子』は今も地元に生き続けている。記者が取材を通じて抱いた伊豆への思いをつづった。  河津町の伊豆の踊子文学碑の建立に尽力した稲葉修三郎さん(95)の口からは、直接相対した文豪のエピソードが次々と飛びだした。これほどの逸話が広く知られていないのはもったいない-。心底そう感じた。  伊豆には多くの川端ゆかりの地が存在するが、こうした川端と直接関わった人々の言葉もまた、無形の遺産であり、後世に伝えていく必要がある。  一方、新型コロナウイルス禍の影響もあるだろう

    速報NEWS
  • 川端作品を再発見 伊豆の2図書館 没後50年で特別展

     伊豆に縁が深い文豪・川端康成の命日の16日、伊豆市は修善寺と天城の両図書館で没後50年の特別展示「川端康成と伊豆を巡る道」を始めた。5月31日まで。  所蔵する川端の著書や関連書籍、資料を修善寺は約100冊、天城は約30冊展示した。同市湯ケ島の温泉旅館「湯本館」を定宿にして代表作の「伊豆の踊子」を執筆したことなどを紹介している。担当者は「川端作品の魅力を再発見する機会になれば」と期待した。  特別展示に合わせ、市内在住の紙切り作家水口千令さんがデザインした文豪の絵はがきを市内4図書館でプレゼントする。修善寺は先着200人、ほかの3図書館は先着100人。職員に合言葉の「川端先生没後50年」を伝

    速報NEWS
  • 伊豆ゆかり川端康成、没後50年 東伊豆町立図書館、企画展開始

     伊豆地域にゆかりの深いノーベル賞作家の川端康成(1899~1972年)の書籍が並ぶ企画展が東伊豆町立図書館で開かれている。16日は川端の没後50年。担当者は「『伊豆』の名を世界に広めてくれた功績に感謝したい」と強調する。  ノーベル賞作家の節目に読書熱を高めようと、館内の一角に専用ブースを設けて所蔵する約40冊を並べた。代表作の一つ「伊豆の踊子」をはじめとした著書や、川端の研究書など多彩な作品を用意した。  内山淳子館長(59)は「『伊豆の踊子』は短編なので、多くの町民に気軽に読んでもらいたい」と呼び掛けている。5月末ごろまで展示予定という。  「伊豆の踊子」は川端自身の実体験から着想を得た

    速報NEWS
  • 伊豆観光振興 連携確認 台湾企業のCEO、三島訪問

     3月に美しい伊豆創造センター(会長・豊岡武士三島市長)と観光振興に関する包括連携協定を結んだオンライン旅行会社「KKday(ケイケイデイ)ジャパン」の陳明明(チン・ミンミン)CEOらが15日、観光つり橋の三島スカイウオーク(同市)を訪れ、豊岡会長らと今後の連携を確認した。  KKdayグループは台湾を拠点にアジア最大級のオプショナルツアー予約サイトを運営し、観光施設のチケットをネット販売するなどさまざまな事業を手がける。連携協定によりインバウンド(訪日外国人)向けに伊豆の観光資源を活用した商品を開発、販売し、双方の経済活性化と友好関係の発展を目指す。  三島を訪れた陳CEOは「旅行はコロナで

    速報NEWS
  • 移住の情報発信「コネクター」任命 伊豆市

     伊豆市は本年度、移住定住促進を目的に情報発信や移住希望者の相談に応じる市内移住者を「Izu you(移住)コネクター」に任命する制度を始めた。このほど修善寺生きいきプラザで任命式を行った。  移住者同士のネットワークを構築し、体験談や市内生活の現状を発信する。移住関連イベントへの参加や空き家対策、移住者の生活面の支援などを行い、市内への移住を促す。  12日現在のメンバーは22人。市内各地に住み、それぞれ飲食、宿泊、自然体験、地域おこし協力隊などさまざまな事業に取り組んでいる。修善寺地区に伝わる和紙「修善寺紙」の任命書を手渡した菊地豊市長は「経験に基づく生の声はとても有用なアドバイスになる。

    速報NEWS
  • 2議案を承認 伊豆市商工会女性部総会

     伊豆市商工会女性部はこのほど、本年度通常総会を同市の修善寺総合会館で開いた。前年度の事業報告と収支決算、本年度の事業計画と収支予算の2議案を承認した。  事業計画の基本方針は、「ウィズコロナ時代」の新しいスタイルの資質向上など、この時代だからこそできる事業への積極的な取り組み。女性ならではのおもてなしを学ぶ女性大学や視察研修などを実施する。

    速報NEWS
  • トレッキングで天城の新緑巡ろう 4月30日と5月3日、伊豆

     伊豆市の昭和の森会館は30日と5月3日、同市の道の駅「天城越え」を発着点に市内の天城地区などを巡る天城新緑トレッキングガイドツアーを行う。  道の駅内の天城グリーンガーデンで500種1万3千本のシャクナゲが見頃を迎えるのに合わせた行事。30日は八丁池を訪れる5・6キロ、3日は旧天城トンネルや河津七滝などを巡る8・6キロのコースで、天城自然ガイドクラブが案内する。  いずれも午前8時半からで定員は各日先着25人。参加費は2千円(別途バス代が必要)。募集締め切りは開催日の1週間前。  問い合わせは同会館<電0558(85)1110>へ。

    速報NEWS
  • 修善寺紙原料 ミツマタ植樹 伊豆

     伊豆市の「修善寺紙を再現する会」はこのほど、修善寺紙の原料になるミツマタの苗木を同市修善寺の休耕田に植樹した=写真=。  会員や地元住民、市地域おこし協力隊員ら計11人が参加した。同会の活動拠点の紙谷和紙工房に近接する休耕田に苗木35本を協力して植えた。3、4年経過すると材料として使えるようになる見込みという。  修善寺紙製作の技術習得や情報発信に取り組む協力隊員の舛田拓人さんは「地元で育った材料を使えばブランドに磨きが掛かる。今後も地域の人と協力して活動したい」と意気込んだ。同会はミツマタと同様に材料になるトロロアオイの植樹も計画している。

    速報NEWS
  • 「踊子」執筆 伊豆の湯本館 「第二の故郷」で名作誕生【伊豆に息づく 川端康成没後50年③】

     日常生活の中で四季の移ろいを間近で感じさせる風光明媚(めいび)な伊豆市湯ケ島地区。天城峠のふもとには老舗旅館が立ち並び、その一角の狩野川のほとりにあるのが川端康成の定宿で、代表作『伊豆の踊子』を執筆した「湯本館」だ。「踊子」の原型となった『湯ケ島での思ひ出』で「第二の故郷」と称した湯ケ島の温泉宿で、名作は生まれた。  「湯ケ島の二日目の夜、宿屋へ流して来た。踊子が玄関の板敷で踊るのを、私は梯子(はしご)段の中途に腰を下して一心に見ていた」(『伊豆の踊子』)。「踊子」の冒頭、湯本館は舞台として登場する。現在も湯本館の玄関に入ると、目の前には主人公の「私」が踊子を見ていた階段がそのままの形で残っ

    速報NEWS
  • 伊豆の地域情報誌「KURURA」 10年目の活動開始 小中学生執筆

     伊豆市の魅力を小中学生が取材、執筆する地域情報誌「KURURA(くるら)」の第10号の発行に向けた編集会議がこのほど、市内で始まった。開始から10年の節目で、これまでに活動を経験した子どもたちが運営を担う。  活動経験者の中学1年から高校3年の8人を「こども編集部」、経験者や地域活動に関心のある大学生6人が「コネクトチーム」として活動を支える。プロのカメラマンや記者らから指導を受けた後、市内各地を取材に訪れて年内の発行を目指している。  編集会議の初回は第10号のテーマや取材先を検討した。参加した学生は「地域貢献に関わりたい」「活動が楽しかったので運営に参加したかった」などと抱負を語った。

    速報NEWS
  • 静岡人インタビュー「この人」 野寺楓さん(伊豆市)日本競輪選手養成所を卒業した 

     日本競輪選手養成所(伊豆市大野)での約10カ月間の厳しい訓練生活を終え、競輪選手としての活動を始める。5日に養成所で開かれた卒業記念レースでも力走した。路上練習で訪れる沼津市の大瀬崎からの富士山と駿河湾の風景が好き。伊豆総合高、順天堂大出身。23歳。  -養成所生活の感想は。  「時間を守ることに厳しく、仲間と協力して充実した生活を送れた。長距離を走る訓練が多かったので、体力はかなり向上した。人の後ろに付いていく練習ではレース技術を磨けた。バイクが先導して走る練習が一番つらかった」  -自転車競技を始めたきっかけは。  「自転車ロードレースの選手だったおじの影響で小学4年から始めた。地元の高

    速報NEWS
  • 電動モビリティーを導入 伊豆・修善寺虹の郷 園内移動楽々 

     伊豆市の観光施設「修善寺虹の郷」は10日、施設内の新たな移動手段として電動モビリティーを導入した。  広さ約50万平方メートルの施設内の移動手段はこれまで、鉄道とバスだけだった。立ち乗り型スクーターやキックスケーター、バイクなどを採用した。機種選定には県東部・伊豆地域を中心に活動する団体「原動機研究部」が協力し、施設内での走行ルールなどを考えた。  10日の式典で、導入機種をお披露目し、カラーリングを担当した知徳高の生徒がデザインを説明して試乗した。山下篤統括支配人は「アクティビティーとしても楽しんで」と呼び掛けた。

    速報NEWS
  • 伊豆市 自転車購入費補助受け付け開始

     伊豆市は12日、市民を対象にした自転車購入補助金の申請の受け付けを始めた。  東京五輪・パラリンピック自転車競技の地元開催を受けたレガシー(遺産)事業の一環。自転車の利用促進によってコロナ禍の新しい生活様式への転換や健康増進につなげる。  昨年12月以降に購入した新車が対象で、3万円を上限に購入費の半額を補助する。予算額の300万円に達した時点で受け付けを終了する。  制度を開始した昨年度は予算を増額補正する好評ぶりで、128件の補助を行った。昨年度補助を受けた人は今回は対象外。申請書に領収書などを添付して市観光商工課に提出する。ホームページに詳細を掲載した。  問い合わせは同課<電0558

    速報NEWS
  • 自転車で駿河湾周遊 スルガ銀行と駿河湾フェリーが協定

     一般社団法人ふじさん駿河湾フェリーとスルガ銀行は11日、自転車振興に関するパートナーシップ協定を結んだ。フェリー航路を組み込んだサイクリングイベントの開催などを通じ、東京五輪・パラリンピックを機に本格化するサイクルツーリズムを盛り上げる。  協定に基づく事業として、駿河湾を1周する110キロのコース「するいち」を走るサイクリングイベントを5~9月に計3回開く。伊豆市のスルガ銀サイクルステーションを発着点に、狩野川沿いや太平洋岸自転車道を走る。清水港からフェリーに乗った後、土肥港から船原峠を巡る。定員は各回7人。アテネ五輪自転車ロードレースに出場した田代恭崇さんがガイドを務める。  スルガ銀は

    速報NEWS
  • クライミングの「穴場」 南伊豆の事故、断崖転落3人溺れたか 死亡男性は山岳ガイド

     南伊豆町妻良の断崖から男女3人が海に転落し、死亡した事故で、下田署は9日、身元の分かっていなかった男性は埼玉県新座市野寺5丁目、国際山岳ガイドの男性(66)と判明したと発表した。関係者によると、男性と富士市中野の女性(78)、息子(48)親子の遺体には目立った外傷がなく、3人は転落後に溺れて死亡したとみられるという。  静岡県警は同日、捜査員約10人で現場検証を行った。事故現場の岩壁には陸路で近づくことが難しいため、200メートルほど離れた海岸からドローンを使って状況を確認した。3人がたどったルートなどを調べたとみられる。  関係者によると、3人はロープでつながった状態で見つかった。下田署に

    速報NEWS
  • 3年ぶり「菜の花舞台」 俳優橋爪功さん、伊豆で朗読披露

     俳優の橋爪功さんと演劇集団「円」が朗読を披露する「第27回菜の花舞台 橋爪功とその仲間たち」(NPO豆州倶楽部・菜の花舞台実行委員会主催)が9日、伊豆市の旧土肥小体育館で始まった。10日まで。  初日は橋爪さんと円の役者3人が計5作品を朗読した。向田邦子の「かわうそ」を身ぶり手ぶりを交えて朗読した橋爪さんは「皆さんの前で披露できてうれしい」と喜んだ。役者は新美南吉の「でんでんむしのかなしみ」などを披露した。  橋爪さんは連続テレビ小説「青春家族」の撮影ロケで土肥地区を訪れたのをきっかけに、住民との親睦を深めて同市小土肥に稽古場を設けた。1994年から小土肥地区の菜の花に囲まれた野外舞台で演劇

    速報NEWS
  • 伊豆最福寺しだれ見頃 2001年に新種認定の桜

     伊豆市小下田の最福寺で固有種のしだれ桜「伊豆最福寺しだれ」が見頃を迎えている。  伊豆最福寺しだれは10枚程度の花弁を持つ花が、垂れ下がった枝先に密集して咲くのが特徴。咲き始めは白色で、散り際にはピンク色に変化する。2001年に日本花の会から新種と認定された。  境内に約40本植えられている。広沢智純住職によると、9日現在、花がピンク色になり始め、見頃は15日ごろまでの見込み。晴天時には富士山との共演も楽しめる。  開花中はライトアップや、本堂で地元住民の油絵などの作品展示を行っている。

    速報NEWS
  • 花栽培や土作り 園芸教室が開講 伊豆・修善寺虹の郷

     伊豆市の観光施設「修善寺虹の郷」は9日、園芸教室を同施設で始めた。11月まで月1回のペースで花の栽培や土作りを一般市民に紹介し、園芸を身近に感じてもらう。  初回は伊豆地域の6人が参加し、施設内の花の管理を担当している地元の園芸業者が植え替え用の土の作り方を指導した。土、腐葉土、牛ふん、石灰の配合割合を教え、市販の培養土よりも安価に必要量を確保する方法を伝えた。土は今後の教室でキンギョソウやキク、パンジーを育てる際に使用する。  5月21日の2回目以降からの参加も可能。問い合わせは同施設<電0558(72)7111>へ。

    速報NEWS
  • 東京五輪・パラ 自転車開催「レガシー銘板」披露 伊豆市

     伊豆市は7日、東京五輪・パラリンピック自転車競技の地元開催を後世に継承する目的で設置したレガシー銘板のお披露目式を同市の伊豆箱根鉄道修善寺駅と独鈷(とっこ)の湯公園で行った。  同駅の銘板は北口に設置した。大きさは縦41センチ、横60センチ。大会の概要とともに、五輪女子オムニアムで銀メダルを獲得した梶原悠未選手や会場の様子などの写真5枚を掲載した。  同駅で開いたお披露目式で、菊地豊市長や地元の野田治久県議、山田健次市商工会長らが除幕した。菊地市長は「後世に伝えることで、今後も自信を持って国際大会を迎えられる。子どもたちの記憶に残ってほしい」と期待し、地元の園児と銘板を眺めた。  独鈷の湯公

    速報NEWS
  • 狩野川のアユ 安全性をPR 伊豆市長ら試食

     伊豆市と狩野川漁協はこのほど、同市の伊豆箱根鉄道修善寺駅で開かれた地域イベントに出店し、狩野川で捕れたアユの塩焼きを無料配布した。菊地豊市長らが試食し、アユの安全性をPRした。  同市大平柿木の宗教法人平和寺本山の敷地内から狩野川支流の柿木川に廃棄物交じりの土砂が流出している問題を受けた取り組み。市と漁協は昨年11月、魚類の専門家の助言を基に、柿木川と、狩野川との合流点の上流部と下流部の計3カ所で捕ったアユの生体検査を行った。魚体中の鉛とカドミウムの濃度はいずれも基準値未満だった。  イベントでは菊地市長や井川弘二郎組合長らが試食したほか、50匹を来場者に無料配布した。市は県と柿木川の水質調

    速報NEWS
  • ひき逃げの疑い 大仁署が男逮捕

     大仁署は6日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで伊豆市土肥、会社員の男(68)を逮捕した。  逮捕容疑は同日午前5時ごろ、同市土肥の市道で軽トラックを運転中、歩いていた同市の男性会社員(54)と衝突してそのまま逃走した疑い。同署によると、男性は左足を骨折する重傷のもよう。

    速報NEWS
  • 卒業レースで成果披露 伊豆の日本競輪選手養成所 渡辺栞奈選手(富士宮出身)3着

     日本競輪選手養成所は5日、121回生(男子)と122回生(女子)の卒業記念レースを伊豆市大野の同養成所で行った。約10カ月間の厳しい訓練をともに耐え抜いた仲間同士が競い合い、成果を堂々と披露した。  出場選手は男子が67人、女子が19人で、予選や決勝などで順位を競った。静岡県勢では日高裕太(19)=静岡市出身=、野寺楓(23)=伊豆市出身=、渡辺栞奈(25)=富士宮市出身=の3選手が出場。日高、渡辺両選手が決勝に進出し、渡辺選手は3着に入った。  卒業記念レースは2月28日、3月1日に開催予定だったが、新型コロナウイルスの影響で日程を1日に縮小し、無観客で実施した。レースの模様はライブ配信し

    速報NEWS
  • 飲食販売にぎわう 狩野川アユ配布も 伊豆・修善寺

     伊豆箱根鉄道は3日、飲食物などを販売するイベント「いずっぱこスプリングフェスタ」を伊豆市の修善寺駅で開いた。地元飲食店の弁当や雑貨の販売のほか、狩野川産アユの配布もあり、家族連れでにぎわった。  「お弁当横丁」と銘打って駅周辺の飲食店が特製弁当を用意した。販売前から来場者が列をつくり、好みの弁当を買い求めた。

    速報NEWS
  • 交通安全宣言書 大仁署に提出 シニアクラブ会員

     春の全国交通安全運動を前に、伊豆、伊豆の国両市のシニアクラブの代表者が4日、大仁署を訪ね、会員とその家族が署名した交通安全宣言書を高橋文典署長に提出した。  伊豆市老人クラブ連合会(仲原一芳会長)は540世帯1224人分、シニアクラブ伊豆の国(海瀬常明会長)は490世帯1084人分の署名を両会長がそれぞれ高橋署長に手渡した。高橋署長は両市が作製した交通安全啓発用のシールを両会長に贈った。

    速報NEWS
  • 伊豆・修善寺バーガー発信へ新団体 「商標登録目指す」

     伊豆市の食材を使った修善寺バーガーの魅力発信や知名度向上を目指す任意団体「修善寺バーガー協会」がこのほど、発足した。発起人の下山養魚場(同市)の下山明代表は「みしまコロッケや佐世保バーガーのように地域の名前が入った商標登録を目指したい」と意気込んだ。  修善寺バーガーは下山代表が昨年7月、コロナ禍で落ち込んだ地域経済の再活性化につなげようと企画した。ワサビやシイタケ、アマゴなどを使ったバーガーを開発した。バンズには「修善寺」の文字と湯気が立ち上る温泉をイメージしたマークの焼き印を押して提供している。  修善寺バーガーは市内産の食材を使い、焼き印を押して市内の店舗で提供するのが条件。既に7店舗

    速報NEWS
  • 往年の名車 伊豆半島巡る 県内外20台「ツアー・イズ・ラリー」

     クラシックカーで伊豆半島をラリーするイベント「ツアー・イズ・ラリー」(実行委主催)が2日始まった。初日は伊豆市をたち、下田市を目指して競技が行われた。全長約260キロで、3日まで。  イベントは、指示されたコースを指定された速度やタイムで走り、正確性を競う。市街地や観光スポットは安全を考慮して記録は計測しない。県内外から約20台が参加し、自動車レースのダカール・ラリーを1997年に日本人で初めて総合優勝した篠塚建次郎さんも出場した。  初日は選択制のルートで、伊豆市の湯ケ島や伊東市の小室山などを経由し、旧下田ドック跡地に向けて南下。2日目は修善寺虹の郷(伊豆市)を目指す。

    速報NEWS
  • 伊豆市、窓口業務を民間委託 市民サービス維持へ 静岡県東部市町で初

     伊豆市は1日、市役所の窓口受け付け業務などの包括的な民間委託を始めた。人口減少が続き、将来的な職員確保の困難が予想される中、民間事業者のノウハウを活用して市民サービスの維持を目指す。市によると、包括委託は静岡県東部の市町では初めて。  本庁の市民、税務、環境衛生、総務の4課と3支所の窓口で、委託業者のシダックス大新東ヒューマンサービス(東京)のスタッフが制服を身に着けて来庁者に応対する。スタッフは30人で、3月に約2週間の研修を受けた。スムーズ移行のため、任期付きで市に採用されていた職員が転籍して業務にあたる。  菊地豊市長は「将来を見越し、今のうちに体制をスムーズに変えたい」と話した。同社

    速報NEWS
  • 統合の関連議案承認 ジオ推進協と美しい伊豆

     伊豆半島ジオパーク推進協議会と一般社団法人美しい伊豆創造センターは4月から統合する。28日に伊豆市の修善寺総合会館で開かれた同協議会の臨時総会、同法人の臨時社員総会と理事会で関連議案が承認された。  任意団体の協議会が法人格を取得することで、組織運営や財政基盤を強化するのが目的。ジオパークを活用した観光産業のさらなる推進など地域経済への効果拡大も図る。同法人の副会長に協議会長を務めた菊地豊伊豆市長、理事に協議会顧問を務めた静岡大の小山真人教授と伊豆半島ジオガイド協会の仲田慶枝会長が就く。  協議会は臨時総会で残余財産の同法人への寄付を承認した。同法人は臨時社員総会と理事会で、ジオパーク関連事

    速報NEWS
  • かんなみ仏の里美術館「阿弥陀如来及両脇侍像」 鎌倉時代 実慶作【美と快と-収蔵品物語㉒】

     箱根の南麓、静かな里山風景が続く函南町桑原地区。平安時代は箱根権現の神領に属し、平安時代から江戸時代までの仏像24体が地元の人々によって守り継がれてきた。中心となるのが阿弥陀如来及両脇侍[きょうじ]像(阿弥陀三尊像)と薬師如来坐[ざ]像。2012年4月には「かんなみ仏の里美術館」が開館し、町の美術品として展示されている。数々の苦難をくぐり抜けてきた道筋は、あつい信仰心に支えられた歴史でもある。  ■守り継ぐ信仰の文化 「阿弥陀如来及両脇侍像」 木造 鎌倉時代 実慶作  展示室の奥に座す阿弥陀如来は、玉眼の強いまなざしが前方を見つめる。脇侍を含め三尊の像内には「実慶」の銘がある。実慶は、鎌倉

    速報NEWS
  • 中伊豆小児童が市長と意見交換 人口減対策を提案

     伊豆市立中伊豆小の3年生約30人がこのほど、人口減少対策をテーマに菊地豊市長と同校で意見交換した。  児童が授業で第2次市総合計画を学んでいることから企画した。児童は人口減少対策のアイデアとして「伊豆市のいいところマップを作る」「伊豆市の良さを市外に伝える」などと提案した。  菊地市長は「伊豆市が住みやすいのか、自然環境はどうなのか考えることが大事。当たり前だと思っている良いところに目を向けてみて」と呼び掛けた。

    速報NEWS
  • 買い物通じ交流 家族連れ楽しむ 伊豆でマルシェ

     人とのつながりの創出を目的としたマルシェ「&(アンド)」(実行委主催)がこのほど、伊豆市瓜生野の古藤田商店で開かれた。家族連れらでにぎわい、買い物を通じた交流を楽しんだ。  レトロな食器や野菜、飲食物の販売など9店舗がブースを設けた。サッカーJ3のアスルクラロ沼津はキックターゲットの体験、山本被服(清水町)はデニムの展示を行った。実行委の担当者は「物を買うだけでなく、客同士、出店者同士のつながりが生まれた」と喜んだ。

    速報NEWS
  • 静岡県東部2地域に知事顕彰と奨励賞 品格ある邑づくり

     静岡県と県内35市町でつくる「ふじのくに美しく品格のある邑(むら)づくり連合」はこのほど、農村景観や地域資源の保全に取り組む県東部の2地域への知事顕彰と連合奨励賞の授与式を沼津市の県東部農林事務所で開いた。  同事務所管内では本年度、知事顕彰に函南町の丹那地区、連合奨励賞に伊豆市のいずのやね茅野地区が選ばれた。望月辰彦所長が顕彰状や表彰状を関係者に手渡した。  丹那地区は、酪農王国オラッチェと地元住民、JAが連携し、高齢者や障害者の雇用、後継者確保に向けた兼業畜産農家の育成など、農村環境を維持する地域経営に取り組んでいる。いずのやね茅野地区は、住民グループ「はちくぼ会」が福祉事業所や大学との

    速報NEWS
  • 33議案を可決 伊豆市議会閉会

     伊豆市議会3月定例会は23日、最終本会議を開き、2022年度一般会計当初予算案など33議案を原案通り可決し、閉会した。

    速報NEWS
  • マルシェを開催 人がつながる場に 伊豆、21日

     人とのつながりの創出を目的としたマルシェ「&(アンド)」(実行委主催)が21日午前10時から午後3時まで、伊豆市瓜生野の古藤田商店で開かれる。インスタグラムとフェイスブックで情報を発信している。  レトロな食器や野菜、飲食物の販売など9店舗がブースを設ける。本部には地元愛をテーマに伊豆の好きなところを用紙に書いてもらうコーナーを設置する。デニムのアイテムを着用して来場した人にはプレゼントを贈る。担当者は「人がつながる場を生み出し、ふるさとのような居場所を提供できれば」と話した。

    速報NEWS
  • 五輪コース体験しよう 伊豆・サイクルスポーツセンター 新装再開

     東京五輪・パラリンピック自転車競技会場になった伊豆市大野のサイクルスポーツセンター(CSC)が18日、リニューアルオープンした。再開を待ちわびたサイクリストらが続々と来園した。  五輪パラ開催に伴う整備工事のため、2019年から休業していた。再開後の目玉は五輪で使われた伊豆マウンテンバイク(MTB)コースの体験や新設のサイクル立体迷路。ロードレースの大会でも使用される5キロサーキットや珍しい形の自転車を集めた体験乗車、コースターなど休業前から親しまれてきたさまざまなアトラクションも楽しめる。  愛用の自転車を持ち込むサイクリストや家族連れが訪れた。先頭で入場した広島県の自営業鬼原積さん(68

    速報NEWS
  • 総務部長に滝川正樹氏 市民部長には佐藤達義氏 伊豆市人事

     伊豆市は16日、4月1日付の人事異動を内示した。機構改革があった前年度よりも小規模で、現状の組織体制を維持した異動となった。総務部長兼コンプライアンス担当部長には滝川正樹産業部長が就く。市民部長には佐藤達義教育部長、危機管理監兼危機管理課長は加藤博永市民部長が務める。  主な異動は次の通り。  【部長級】総務部長兼コンプライアンス担当部長(産業部長)滝川正樹▽市民部長(教育部長)佐藤達義▽産業部長(地域づくり課長)井上貴宏▽建設部長(建設課長)大村俊之▽危機管理監兼危機管理課長(市民部長)加藤博永▽教育部長(学校教育課長)小塚剛  【課長級】企画財政課長兼シティセールス担当課長(企画財政課主

    速報NEWS
  • 牧之原市副市長人事 大石氏(静岡県東京事務所長)選任へ 

     牧之原市は16日、昨年12月から空席になっている副市長について、県東京事務所長の大石勝彦氏(60)を充てる人事案を市議会常任委員会合同協議会で示した。24日の市議会2月定例会最終日に人事案を追加提出する。  大石氏は1984年に県庁入庁。2011年4月から3年間、伊豆市副市長を務めた後、商工業局長や西部地域局長を歴任し、2020年から現職を務めている。  同市の副市長は横山裕之前副市長が12月1日付で退任して以降、空席となっていた。

    速報NEWS
  • 伊豆・サイクルスポーツセンター 3月18日新装オープン 五輪MTBコース開放、立体迷路も新設

     東京五輪・パラリンピック自転車競技会場になった伊豆市大野の日本サイクルスポーツセンター(CSC)が18日、リニューアルオープンする。五輪で使われた伊豆マウンテンバイク(MTB)コースの体験や新設の遊戯施設が目玉で、担当者は「子どもから大人まで誰もが自転車で楽しく遊べる」と魅力をPRする。  五輪パラ開催に伴う整備工事のため、2019年から休業していた。伊豆MTBコースは初心者でも楽しめる1周1・1キロのコースを開放する。伊豆半島をかたどったエリアが中心で、坂道や連続したカーブでの走行を体験できる。  新施設として、サイクル立体迷路をオープンする。上空から見ると自転車の形をした木造3階層の迷路

    速報NEWS
  • 伊豆総合高生製作 特支学校に踏み台 伊豆中央RCが企画

     伊豆市の伊豆総合高の生徒がこのほど、手作りした木製の踏み台21個を伊豆の国市の伊豆の国特別支援学校に寄贈した。伊豆中央ロータリークラブ(RC)がロータリー奉仕デー事業の一環で企画し、両校を橋渡しした。  伊豆総合高の生徒は伊豆の国特別支援学校を訪問してニーズを調査し、教室や水道などさまざまな場所で使える踏み台の製作を決めた。昨年から製作を始め、2月末に完成品を寄贈した。  RCの土屋源由会長は「今後も両校が交流を継続するきっかけとなれば」と期待した。

    速報NEWS
  • ロシアの侵略非難 伊豆市議会が決議

     伊豆市議会は15日の3月定例会本会議で、ロシアのウクライナ侵略への非難と日本政府に対策の徹底を求める決議を全会一致で可決した。  ロシアには攻撃の停止と即時撤退を、日本政府にはウクライナ在住邦人の安全確保や国際社会との連携などを求めた。

    速報NEWS
  • 伊豆の国市に絵本など贈る 東芝テック

     伊豆の国市に事業所を置く東芝テックはこのほど、市立幼稚園・保育園、放課後児童教室へ児童図書321冊と木製パズル13点計50万円相当を寄贈した。1992年から続ける社会貢献活動の一環。  パズルは伊豆市の障害者施設「駿豆学園」の製品。鈴木学静岡事業所長らが伊豆の国市役所を訪れ、山下正行市長や増田貴史雄教育長らに寄贈品を手渡した=写真=。増田教育長は「絵本は相手の気持ちを考えることを学べる。子どもたちの心を育てたい」と感謝した。

    速報NEWS
  • 大自在(3月13日)桐生に勝った男

     かつて取材したスポーツ選手の現役引退が続いた。昨年の東京五輪が節目になったか。春は別れの季節。旅立ちの時でもある。SNSにうれしい報告があった。「陸上を引退して3年。新たなスタートラインに立つことができました」。伊豆市出身の日吉克実さんが、日本競輪選手養成所に合格した。26歳、3度目の挑戦だった。  2010年の全日本中学校陸上選手権。中学3年の日吉さんは男子200メートルを日本中学新記録で優勝した。記録はまだ破られていない。そのレースの2位が桐生祥秀選手。後に100メートルで日本人初の9秒台をマークするスプリンターを、全く寄せ付けなかった。  高校、大学時代は思うような結果を残せず、桐生選

    速報NEWS
  • 静岡市、個別のみ 浜松市は集団と併用 5~11歳コロナワクチン

     静岡県内では静岡市が個別接種のみ、浜松市は個別と集団会場の併用とし、対応が分かれた。接種は静岡市が12日に開始し、浜松市は14日にスタートする。県内では伊豆市など既に実施している自治体もある。  静岡市は小児科を中心とした約40の医療機関で個別接種を行う。現時点で集団接種を行う予定はない。対象者は約4万人で、2月末に約3万8千人に接種券を発送した。これから5歳になる児童約2千人には誕生月の翌月上旬に発送する。  浜松市は約4万9千人に上る対象者の接種を迅速に進めるため、個別と集団の両接種方式を併用する。個別は14日、集団は27日に開始する予定。集団接種会場の市東部保健福祉センター(南区)は1

    速報NEWS
  • 修善寺東小6年生 校内に桜苗木植樹 伊豆

     伊豆市立修善寺東小の6年生9人が10日、校内に桜の苗木3本を植えた。  場所は地元住民らが多く通る道路沿い。これまで植えられていた桜は倒木の危険があり撤去したため、代わりになる木を植えることを決めた。  児童は地元の園芸業者から植え方を教わり、分担して丁寧に土をかぶせた。7、8年後の児童が成人するころには見応えのある木になる見込みという。古見和香那さん(12)は「きれいに咲いて、これからもずっと東小に残ってほしい」と期待した。

    速報NEWS
  • パラサイクリング練習会 15日まで参加募集 伊豆のサイクルスポーツセンター

     静岡県と県障害者スポーツ協会は19日午前10時から、障害者とその家族らを対象にした「パラサイクリング大練習会」を伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開く。15日まで参加者を募集している。  2021年に東京パラリンピック自転車競技が県内で開催されたことを契機に、競技の普及拡大を図る狙い。タンデム、ハンドサイクル、クロスバイクなどを体験できる。申し込み、問い合わせは同協会<電054(221)0062>へ。

    速報NEWS
  • 津波避難施設を建設へ 伊豆市土肥地区、観光との複合型

     伊豆市は2022年度、土肥地区沿岸部の松原公園内で津波避難複合施設の建設に着手する。建設場所は全国で初めて指定された津波災害特別警戒区域(オレンジゾーン)内。地域の特性を生かし、防災と観光の両機能を持ち合わせた施設整備を目指す。  建設場所は土肥海水浴場に面したエリアで鉄骨4階建て。県の第4次地震被害想定で示される最大津波高10メートルに対応するため、海抜14メートル以上の高さに最大1200人を収容するスペース約600平方メートルを確保する。有事には海水浴客や公園利用者、地元住民らの避難を想定しつつ、平時は展望台などとして観光客を受け入れる。  22年度一般会計当初予算案に工事費6億5600

    速報NEWS
  • 海上自衛隊入隊 望月さんを激励 伊豆市

     伊豆市はこのほど、海上自衛隊に一般曹候補生として入隊する同市持越の望月翔太さん(32)の激励会を市役所で開いた。  望月さんは高校時代から自衛隊に憧れがあり、調理関係の職業に就いたが、海自にいる友人からの勧めもあって入隊を決めた。専門学生時代に経験した海外留学で日本の日常生活の安全性を痛感したといい、「国民に安全安心な生活を送ってもらうため、立派な自衛官になれるように努力したい」と抱負を語った。  菊地豊市長は「海がある日本にとって重要な組織。国の役に立って」と激励した。

    速報NEWS
  • 東部・伊豆20市町「推し」事業 22年度予算案

     コロナ禍が続く中での編成となった東部・伊豆地区20市町の2022年度当初予算案。各市町は新型コロナウイルス対策を図りながら、地域の課題解決や活性化などにつなげる事業を盛り込んだ。「推し」事業のポイントを担当者に聞いた。  ■富士市 仮想空間に自転車コース  プロチームと連携して自転車でにぎわいを創出します。遠隔地から仮想空間を走行できる「バーチャルライドコース」は海抜0メートルから富士山5合目を目指す絶景コースなどの魅力を発信し、コロナ後の誘客につなげます。市街地レースを通じて市民の関心も高め、自転車の利活用を進めたいです。(自転車関連整備事業=3560万円)  ■富士宮市 やさしい日本

    速報NEWS
  • 電動車いすで高台へ避難 高齢者が乗車体験 伊豆・土肥で津波訓練

     伊豆市は6日、土肥地区沿岸部の大藪区で電動車いすを使った津波避難訓練を行った。高齢の住民が乗車を体験し、急斜面を駆け上がる避難に活用できるか検証した。  使用したのはスズキのハンドル型電動車いす「セニアカー」。地元住民やスズキの社員、市職員ら約40人が参加し、海に面した大藪公園から海抜10メートル以上の高台への避難を実践した。  参加者は最高時速6キロのセニアカーで10度以上の傾斜がある避難路を登り、操作方法や乗り心地を確かめた。佐藤とめ子さん(85)は「怖さはなく、運転は難しくない。歩くのと比べたらとても楽」と感想を語った。  訓練に参加した市津波防災地域づくり推進協議会長を務める東京大生

    速報NEWS
  • 梅まつり実行委に高校生が椅子寄贈 伊豆の国・大仁梅林

     伊豆市の伊豆総合高工業科建築デザイン類型の3年生6人がこのほど、手作りした木製ベンチを伊豆の国市のおおひと梅まつり実行委員会に寄贈した。  市が推進する地域コミュニティーづくりの一環。生徒が昨年7月に地元住民のニーズを調査し、2、3人掛けのベンチ3基を製作した。実行委はベンチを大仁梅林に設置する。  梅林に隣接する大仁神社で寄贈式を行い、生徒は「触り心地がいいように細かいところまでやすりで磨いた」「もっと多くの人に梅林へ来てもらって使ってほしい」と思いを語った。金子佳史委員長は「ベンチが古くなっていたのでありがたい。長い歴史の一ページになる」と感謝した。

    速報NEWS
  • ロムニー鉄道、運行再開 伊豆・修善寺虹の郷、ファン来園

     伊豆市の観光施設「修善寺虹の郷」で枕木の老朽化によって運休していたロムニー鉄道が工事を終え、5日に運行を再開した。待ちわびたファンが来園し、約7カ月ぶりの“再出発”を喜んだ。  ロムニー鉄道は枕木が腐食して運行できなくなり、昨年8月から休止していた。枕木約千本の交換が必要で、市がガバメントクラウドファンディングで工事費1千万円を募り、全国各地から1064万5230円の寄付が集まった。  運行再開式典で、菊地豊市長は「寄付していただいた人から『小さな頃から何度も乗っている』などの声をもらい、改めて魅力を感じた」と述べた。山下篤統括支配人は「今後も親子3世代が楽しめる施設

    速報NEWS
  • MTBコース、五輪選手と散策 伊豆でイベント

     東京五輪自転車競技会場になった伊豆市の日本サイクルスポーツセンター(CSC)で5日、自転車体験イベント「静岡サイクルフェスタ」(静岡県主催)が開かれた。愛好家らが東京五輪のマウンテンバイク(MTB)種目で使用したコース散策などを楽しんだ。  コース散策では、東京五輪日本代表の山本幸平選手らが解説を担当し、参加者に急坂の「天城越え」や岩場が連続する「枯山水」など難所の攻略方法を紹介した。山本選手は事前の試走でルートを念入りに確かめる重要性を強調し「なかなか経験したことのない難易度だった。怖さはあるが、誰よりも速く走るという気持ちが勝った」と振り返った。  会場にはさまざまな自転車体験コーナーが

    速報NEWS
  • 伊豆市、5~11歳接種を開始 静岡県内市町で最も早く

     伊豆市は4日、5~11歳の子どもを対象にした新型コロナウイルスワクチンの接種を県内の市町で最も早く始めた。当面の間、市内2会場で集団接種を実施する。  初日は40人分の予約枠に39人の予約があった。市民文化ホールで小学生の娘2人の接種に付き添った母親(38)は「副反応など不安な部分があったので、家族で話し合って接種すると決めた。重症化を防ぐ安心材料になれば」と話した。  同市の対象者は約1100人。4月までの指定した水曜と金曜に接種を行う。市によると、3月の予約は4日現在で87・5%が埋まっていて、個別接種も実施できるか医療機関と調整している。

    速報NEWS
  • 静岡県の「関係人口」拡大へ モデル事業報告会

     静岡県は4日、地域と多様な形で関わる「関係人口」を増やすモデル事業の成果報告会を静岡市駿河区の静岡 新聞放送会館で開いた。基調講演の石山恒貴法政大大学院教授と、県内外の地域や人々をつなぐ仕掛けづくりに取り組む5団体が、将来の移住に結びつくような関係人口を広げる事例を、オンラインを併用して報告した。  県内でも人口減少や高齢化が進む中、主に県外から継続的に関わりを持つような関係人口を増やし、地域課題の解決や活性化を図ることが狙い。石山教授は「地域のサードプレイスのつくり方」と題し、家庭でも職場でもない心地の良い“第三の場所”としての地方の在り方を語った。  石山教授は地

    速報NEWS
  • 三島市ICT導入で業務効率化 政策立案にデータ活用【22年度予算案/東部・伊豆市町④】

     健康への関心と年間運動量の関係は―。市民意識調査で得られた複数のデータをパソコンに落とし込むと、クロス集計されたグラフが瞬時に映し出される。三島市は2022年度、市民の意向や社会情勢などの情報を分析するソフトウエアを導入し、勘や経験ではなく根拠に基づく効果的な政策立案に向けたデータ活用に乗り出す。  19年12月に「スマート市役所」を宣言し、人工知能(AI)やロボットの導入による業務の効率化、迅速化を進めてきた。デジタル化を加速させる22年度は、関連費用として前年度比で約5倍となる3700万円を計上。6月までに児童手当の受給や介護認定などの各種手続きをオンラインで受け付ける窓口も開設する予定

    速報NEWS
  • ビジネスチャンス探る静大セミナー 伊豆、18日にプレ

     伊豆市青羽根のサテライトオフィス「狩野ベース」に入所する静岡大東部サテライトは4月から月1回、ビジネスチャンスをテーマにした全8回の連続セミナーを同オフィスで開催する。  IT、交通、金融、インフラなどさまざまな業界からゲストを招き、講演やパネル討論を行うほか、参加者同士の交流の場を設ける。毎回午後1時から同2時半まで。定員は20人程度。  希望者は18日午後1時からの同オフィスでのプレセミナーに参加する。エコッツェリア協会・三菱地所の神田主税さんと同大未来社会デザイン機構の小山真人教授が講演する。4日までに申し込む。  問い合わせ、申し込みは同サテライト<電0558(79)3500>かメー

    速報NEWS
  • 八重姫と頼朝の悲恋 俳優大塚さんが朗読 26日に伊豆の国

     大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する八重姫と源頼朝の悲恋のストーリーを伊豆の国市内在住の俳優で、いずのくに大使の大塚良重さんが朗読する「八重姫哀歌」が26日午後5時から、同市の韮山時代劇場で開かれる。  ストーリーは大塚さんと市学芸員の荻野さおりさんが構成した。会場では朗読とともに伊豆市在住の紙切り作家水口千令さんが作品を披露する。朗読後は3人によるこぼれ話トークを行う。  定員200人で参加無料。往復はがきに氏名、住所、電話番号を記入して4日必着で市文化財課へ郵送する。問い合わせは同課<電055(948)1428>へ。

    速報NEWS
  • 五輪マウンテンバイクコース満喫 トップライダーが技術指導 トレーニングウィーク始まる

     東京五輪自転車競技のマウンテンバイク(MTB)が実施された伊豆市の日本サイクルスポーツセンター内の伊豆MTBコースで1日、トップライダーから技術を学ぶ「トレーニングウィーク」(静岡県主催)が始まった。県内外から集まった経験者が起伏のある難所を駆け抜け、五輪のコースを満喫した。  講師はいずれも全日本選手権優勝などの実績がある井手川直樹さんと清水一輝さん。参加者約20人は中級と上級の2プログラムに分かれ、「天城越え」や「箸」など日本や伊豆にちなんで名付けられた難所の走行に挑戦した。  参加者はMTBで走る前に難所を歩いて岩場の高低差やルート、ジャンプ後の着地位置などを確認した。講師から身のこな

    速報NEWS
  • 伊豆MTBコース散策 サイクルスポーツセンターで5日

     静岡県は5日午前10時~午後4時、静岡サイクルフェスタを伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開く。東京五輪後初のイベントとして、競技会場となった伊豆マウンテンバイク(MTB)コースを開放し、散策や試走の機会を提供する。  伊豆MTBコースの散策体験では、東京五輪に出場した山本幸平、今井美穂両選手らが案内役を務める。参加者と一緒にコースを歩き、伊豆地域にちなみ「天城越え」「浄蓮の滝」などと名付けられた難所を紹介する。参加は要予約。このほか、MTBやロードバイク、キッズバイクなど、さまざまな自転車を楽しめる親子向け体験会も開催する。  同フェスタの関連行事として、1~4日と6日に伊豆MTBコー

    速報NEWS
  • ロムニー鉄道復活、5日に式典 修善寺虹の郷、全国から支援集まる

     伊豆市の観光施設「修善寺虹の郷」で、線路の老朽化によって昨夏から運休していたロムニー鉄道が3月5日に復活する。市は工事費をガバメントクラウドファンディングで募り、目標金額を上回る寄付が集まった。同日に運行再開の記念式典を行う。  ロムニー鉄道は日本で唯一の15インチゲージ鉄道として1990年の開園当初から来園者に親しまれてきたが、枕木の劣化によって昨年8月から運休していた。市は枕木約千本を交換する工事費として昨年11月に目標金額1千万円のクラウドファンディングを始め、今年2月までに446人から1064万5230円の寄付が寄せられた。  市によると、寄付者の居住地は北海道から九州まで全国各地に

    速報NEWS
  • 「生産性革命取り組む」 伊豆市議会3月定例会 市長が施政方針

     伊豆市議会3月定例会が22日、開会した。菊地豊市長は施政方針演説を行い、「あらゆる活動の生産性革命に取り組む」と述べた。  市役所内外で生産性向上の必要性を訴えた菊地市長は「市民が生き生きと活動できるようにして、明るい好循環を生み出したい」と願い、議会にも協力を求めた。コロナ禍で落ち込む観光の再活性化については、行政区分に関係なく、伊豆地域全体で取り組む必要性を指摘した。  議事では、梅原賢治教育長(64)の再任など4件の人事案に同意した。会期は3月23日までの30日間。  市議会では、議会報告会が新型コロナウイルスの影響で中止になったため、議員が活動内容をまとめた動画をユーチューブで配信し

    速報NEWS
  • 富士山描いた少女どこに 100年前、イタリアへ渡った子どもたちの画集 日本人画家が作者探す

     約100年前に日本の子どもたちが手掛けてイタリアに贈られた絵や書の関係者を、同国在住の日本人画家道原聡さん(62)らが探している。作者の1人で富士山の絵を描いた小林ゆう子さん=当時(11)=は、現在の伊豆市に住んでいた記録が残っている。活動を進める道原さんたちは「1人でも多くの関係者を見つけて、歴史を次世代につなぎたい」と願う。  1920年5月、4人のイタリア人飛行士により、世界で初めてヨーロッパと日本を空路でつないだ「ローマ東京間飛行」が実現した。その偉業をたたえ、大正天皇の妃、貞明皇后の意向で子どもたちの絵と書を集めた記念帖(ちょう)が2冊制作された。東京都内の各学校の優秀作品が収めら

    速報NEWS
  • 伊豆市22年度予算案 将来見据えた事業重点 一般会計214億円

     伊豆市は21日、2022年度当初予算案を発表した。一般会計は214億3千万円で、過去最大だった21年度に次ぎ2番目の規模。直近の市民ニーズを踏まえつつ、人口減少社会に対応する第2次総合計画後期基本計画の推進に向け、将来を見据えた安心安全なまちづくり施策やインフラ整備への投資に重点を置いた。  土肥地区沿岸部の松原公園に設ける津波避難複合施設の整備には6億5600万円を充てる。海抜14メートルの避難場所や売店を設け、防災と観光の両機能を持ち合わせた施設にする。そのほか、新中学校と日向地区の公園の整備、助産施設と移転する中伊豆温泉病院の整備補助などを行う。  自転車競技の開催地になった東京五輪・

    速報NEWS
  • 大河関連キャラのスタンプ集めよう 伊豆・修善寺

     伊豆市の修善寺温泉街を周遊するモバイルスタンプラリー「北条と源氏ゆかりの史跡めぐり」が3月10日まで、修善寺地区で行われている。  北条義時や源頼朝など大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の登場人物のイラストが描かれたパネルを13カ所に設置した。パネルの2次元コードをスマートフォンで読み取ってスタンプを獲得する。獲得数に応じて景品が贈られる。景品の交換場所は修善寺総合会館内の修善寺温泉旅館協同組合かギャラリーしゅぜんじ回廊。  問い合わせは市観光協会修善寺支部<電0558(72)2501>へ。

    速報NEWS
  • 段ボールに描く 力作水彩画並ぶ 沼津で愛好家久島さん

     伊豆市土肥の絵画愛好家久島明さん(62)が、段ボールをキャンバスとして描いた水彩画の展示会を沼津市戸田の飲食店「想咲キッチンふかっちぇ」で開いている。  12年前に東京から伊豆市に移住したという久島さんは、ドラッグストアで働きながらごみとなる段ボールに着目した。好きだった人物の絵を描いてみると発色が良く、乾燥も早いことが分かったという。「画用紙よりも暖かみのある作品」と魅力を語る。  今回はA4判ほどの段ボールに人物を描いた水彩画11点を展示した。映画「男はつらいよ」の寅(とら)さんや米国の俳優故ジェームズ・ディーン、人気アニメ「鬼滅の刃」のキャラクターなどを色彩豊かに表現した。  当面は展

    速報NEWS
  • 「修善寺紙」製造、5年ぶり工房の看板復活 伊豆市修善寺

     伊豆市のノスタルジックロマン修善寺推進委員会はこのほど、伝統の「修善寺紙」を製造する同市修善寺の紙谷和紙工房の看板を5年ぶりに復活させた。修善寺和紙の里づくり事業の一環。  看板は縦2メートル、横35センチ。修善寺紙を再現する会の活動休止に伴って別の場所に移設されていたが、活動が本格的に再開したため、一部を補修して設置し直した。  再現する会は2020年、地元の小学校の卒業証書に使う和紙の紙すき体験活動を復活させた。現在は地域おこし協力隊も活動に加わり、技術の継承や情報発信に取り組んでいる。今後は工房の近くで原材料を栽培し、「100%修善寺産」の和紙づくりを目指す。  修善寺紙の起源は定かで

    速報NEWS
  • 自宅で♨楽しんで 温泉スタンド 伊豆に2月23日オープン

     温泉供給事業などを手掛ける誠商事(沼津市)は23日、伊豆市上白岩の伊豆営業所に温泉スタンドをオープンする。  ガソリンスタンドのようにホースを使って持参したタンクなどに50度ほどの温泉を注ぐことができる。価格は100リットル100円。スタンドに隣接する事務所で専用のコインを1枚100円で販売している。コインの販売は平日の午前8時半から午後5時半まで。スタンドはいつでも利用できる。  担当者は「自宅で温泉を楽しんでほしい」と話した。  問い合わせは同営業所<電0558(83)2744>へ。

    速報NEWS
  • 伊豆市 5~11歳のワクチン 3月4日から接種

     伊豆市は18日、5~11歳の子どもを対象にした新型コロナウイルスワクチンの接種を3月4日から始めると発表した。当面は市内2会場での集団接種で実施する。  会場は市民文化ホールと市役所土肥支所で、水曜と金曜に行う。接種券を2月21日に対象者約1100人に一斉発送し、同28日から予約を受け付ける。今後、個別接種が実施できるかは市内の医療機関と調整している。  予約はコールセンターや専用サイト、修善寺生きいきプラザと市役所各支所の特設窓口で受け付ける。支所の窓口は3月31日まで。  市子育て支援課の担当者は「医療機関との調整がスムーズに進んだ。市民が予約、接種できる環境をできるだけ早く整えられるよ

    速報NEWS
  • 新教育長に風間氏 裾野市議会が同意

     裾野市議会2月定例会は18日開会し、会期を3月25日までの36日間と決めた後、2022年度当初予算案や市長給料を30%削減する条例改正案など37議案を上程した。このうち、新教育長に風間忠純氏(70)を任命する人事案に同意した。任期は2024年3月末まで。  風間氏は、伊豆市立修善寺中校長や県東部地区校長会長、県教育会館理事長などを歴任し、13年12月~21年3月にも裾野市教育長を務めた。岩佐晃伸前教育長が任期途中で退任したため、市の教育行政に精通した風間氏が再登板することになった。

    速報NEWS
  • 1月公共工事 前年比45%増 東日本建設業保証静岡支店まとめ

     東日本建設業保証静岡支店がまとめた1月の静岡県内公共工事の請負金額(前払い金保証取扱高)は前年同月比45・7%増の138億7900万円だった。増加は2カ月連続。  発注者別は、国が14・6%増の26億4400万円、県9・4%増の22億8800万円、独立行政法人72・3%増の1億8800万円、市町13・6%減の30億400万円など。JA静岡厚生連リハビリテーション中伊豆温泉病院(伊豆市)の移転・新築工事に伴い、その他が約3・4倍の52億8300万円と大幅に伸びた。

    速報NEWS
  • 赤外線カメラ搭載ドローン活用 伊豆でシカの生息状況調査 静岡県、効率的な捕獲へ

     静岡県は16日、赤外線カメラ搭載のドローンを活用したニホンジカの生息状況調査を伊豆市の棚場山周辺で行った。食害によって農林業に大きな影響を与えるニホンジカの生息場所を把握し、効率的な捕獲に役立てる。  野生生物の調査を専門に行う委託業者がニホンジカの動きが活発になる夜間に備え、昼間の内に調査場所でドローンを飛ばして飛行可能な高度や障害物の有無を確かめた。夜間は昼間に記録したルートを自動で飛行し、人が簡単に入れない山間部を調査する。調査結果は県が狩猟者などと共有し、わなの設置場所の判断材料にする。  調査は本年度、伊豆地域と小山町で試行的に初めて行った。来年度以降、他地域での実施を検討する。県

    速報NEWS
  • 22日から定例会 伊豆市議会

     伊豆市議会は16日、議会運営委員会を開き、3月定例会を2月22日に開会すると決めた。会期は3月23日までの30日間。  2022年度当初予算案など37案件を審議する。一般質問は3月14~16日を予定している。

    速報NEWS
  • 防災拠点提供など協定締結 伊豆市と日本郵便、連携拡充

     伊豆市と日本郵便は15日、災害時協力などの包括連携協定を締結した。2017年に締結済みの協定に、災害時の防災拠点スペースの提供など新たな事業を追加し、連携を拡充した。  修善寺郵便局(同市柏久保)の駐車場を災害時の防災拠点として活用する。市によると、同様の連携は県内で初めて。このほか、市内10局が発災後の配達業務再開時の被災者情報提供や啓発ステッカーを貼り付けた郵便車両での地域の見守り、子ども向け職場見学などに取り組む。  市役所で行った締結式で菊地豊市長と小池定三島郵便局長、神田泰彦修善寺郵便局長が協定書に署名した。菊地市長は「郵便局は地域を熟知している。安全な地域づくりに役立ててほしい」

    速報NEWS
  • 研究や人材育成で連携協定を締結 伊豆ジオ推進協と静大

     伊豆半島ジオパーク推進協議会と静岡大はこのほど、包括連携協定を締結した。学術研究や人材育成などの分野で連携する。  協議会が大学と協定を結ぶのは初めて。両機関の資源や機能を活用し、伊豆半島の学術・文化の振興や地域資源の保全、防災力の向上などに取り組む。  会長を務める菊地豊伊豆市長は「持続可能な伊豆半島の地域づくりができれば」と期待し、日詰一幸学長は「県東部地域でのさまざまな連携をさらに進めたい」とコメントした。感染拡大により調印式は中止した。

    速報NEWS
  • 五輪・パラテーマ 広報写真が奨励賞 伊豆市

     東京五輪・パラリンピック自転車競技の地元開催をテーマにした伊豆市の広報紙、「広報伊豆」2021年11月号の表紙が、本年度県広報コンクール(県、県広報協会主催)の組み写真部門で奨励賞を受賞した。  「伊豆市の軌跡」として、五輪開幕の千日前からカウントダウンの数字を書いた紙を持った市民の写真を組み合わせた。2017年から始め、市民ら4700人が撮影に協力した。競技関係者や障害者、外国人など老若男女問わずさまざまな人の写真を採用して多様性や共生社会を表現した。同市の受賞は3年ぶり。

    速報NEWS
  • 伊豆の年長児28人 バスの乗り方学ぶ 運転席から「死角」確認

     伊豆市のなかいず認定こども園の年長児28人を対象にした路線バスの乗り方教室がこのほど、市役所中伊豆支所駐車場で開かれた。  4月から小学生になって通学でバスを利用する年長児がルールや安全な乗り方を学ぶのが目的。市内で路線バスを運行する東海バスの担当者がバス停での待ち方や整理券のルールなどを説明した。  園児は運転席に座ってバスの周囲に死角があることを確認し、遊んだり走り回ったりしないことを約束した。

    速報NEWS
  • モミジを代理植樹 小学生の卒業記念 伊豆

     伊豆市のノスタルジックロマン修善寺推進委員会はこのほど、小学6年生が卒業記念で植える予定だったモミジ19本を同市の修善寺自然公園に代理で植樹した。  修善寺地区の4小学校の6年生は毎年、卒業を控えたこの時期に記念植樹をしているが、感染拡大の影響で参加できなくなった。4校の卒業生計100人を代理して山田健次委員長がモミジ林に苗木を一本一本丁寧に植え、校名が記された札をくくり付けた。  記念植樹は委員会の主催で2000年から実施し、寒桜や梅なども植樹している。山田委員長は「次世代にも修善寺が名所として受け継がれるようになれば」と期待した。

    速報NEWS
  • 修善寺バーガー開発 地元食材たっぷり 伊豆市商工会女性部、バレンタインの贈り物に

     伊豆市商工会女性部が地元食材をふんだんに使った修善寺バーガーを開発した。部員がこのほど、試作品を同市柏久保の就労支援施設「フレンドワークかざぐるま」の利用者にバレンタインの贈り物として届けた。  同市の下山養魚場が修善寺バーガーの統一ブランドで飲食店の活性化を目指す活動に賛同した事業。パテには地元の天城軍鶏(しゃも)、木綿豆腐、シイタケを使い、バンズはパンと黒米の2種類を使った。試作を重ね、それぞれの食材の味を生かすとともに食感を重視したバーガーに仕上げた。  今後イベントなどで販売できるか検討する。利用者に手渡した土屋和子部長は「伊豆には改めて良い食材がたくさんあると知れた」と話した。

    速報NEWS
  • 伊豆・伊豆の国、共同棄物処理施設 10月から焼却試験 業者のごみ受け入れ

     伊豆市と伊豆の国市が共同で整備を進める廃棄物処理施設(伊豆市佐野)について、管理者の菊地豊伊豆市長は10日、10月から両市の収集業者や許可業者のごみを受け入れ、焼却試験を行うと明らかにした。  同日に伊豆市議場で開かれた同施設組合議会定例会の行政報告で説明した。土木建築とプラントの工事を並行して進め、8月に試運転を開始する。10月中旬に個人の直接搬入を除いた業者のごみを受け入れて焼却の試験を行い、来年1月からの正式稼働を目指す。  施設の名称は8月定例会に関連議案を提出して決める。昨年12月に工事車両の排ガスによる生活環境影響調査を実施し、目標値に適合していて影響がないことを確認した。来年度

    速報NEWS
  • 牧水の「足跡」たどる 沼津、歌碑解説する企画展

     晩年を沼津市で過ごした歌人若山牧水(1885~1928年)の歌碑を取り上げた企画展「牧水歌碑展」が、3月27日まで同市千本郷林の若山牧水記念館で開かれている。  牧水を顕彰している沼津牧水会(林茂樹理事長)と市教委が主催した。自治体や住民らが建立した県内にある歌碑28基、文学碑1基のすべてについて、碑に記された内容や大きさ、設置の経緯などを解説する資料を写真とともに展示した。碑の分布を示した地図も用意し、牧水が暮らした沼津をはじめ、裾野や伊豆市など県東部に集中していることが見てとれる。  林理事長は「牧水の足跡から、伊豆半島や富士山を愛していたことが分かる。展示を通して地元の魅力を再認識して

    速報NEWS
  • 自転車愛好家ら伊豆南部に誘致 スルガ銀行と川崎の企業が連携協定

     伊豆市にサイクルステーションを持つスルガ銀行と、南伊豆町にサイクリストに特化した宿泊施設を設けた「プレジャー」(川崎市、木村仁彦社長)は、伊豆半島を舞台に自転車による地域活性化へ連携する。10日、協定を締結し、両社の施設を拠点にしたイベント共催とサイクリスト誘致の促進を確認した。  イベントは、スルガ銀が昨年9月に伊豆市に設置したサイクルステーション「KANOBASE(カノベース)」と、プレジャーが昨年11月に開業した宿泊施設「JU―ZA(ジューザ)」を結ぶサイクリングを検討。上級者から初心者まで幅広い層が参加できる内容にする。  誘致を目指すのは、飲食や宿泊、休憩施設が限られサイクルツーリ

    速報NEWS
  • 新型コロナ 自宅療養者ら食料宅配で支援 伊豆市、3日分

     伊豆市は新型コロナウイルスの自宅療養者や濃厚接触者になった市民に、3日分の食料品支援を無料で行っている。  家族や親族から支援を受けられない市民が対象。県からの支援が届くまでの食料を支援し、不安の軽減や感染リスクの低減を図る。職員が自宅の玄関先に届ける。  問い合わせは市新型コロナウイルス感染症対策室<電0558(88)4567>へ。

    速報NEWS
  • コーヒー片手に名車談議交わす 伊豆でイベント

     伊豆市の土肥金山駐車場でこのほど、自動車イベント「ザ・ウインター・カーズ&コーヒー@西伊豆」が開かれ、最新モデルのスーパーカーや希少なビンテージカー計47台が集結した。  カーズ&コーヒーは週末に愛車で集まってコーヒーを飲みながら車談議を楽しむイベントで、海外では定着しているという。愛好家が所有するポルシェやフェラーリ、ベントレーなどの名車がずらりと並び、所有者同士で会話に花を咲かせて写真撮影を楽しんだ。西伊豆地域のドライブも満喫した。  デジタルメディア「ファースト・ドライブ」の運営会社が西伊豆土肥再生プロジェクトの一環で開催した。

    速報NEWS
  • スポーツのまちテーマに磐田市がシンポ 2月23日、参加者募集

     磐田市は23日、市に拠点を置くサッカーJ1・ジュビロ磐田やラグビー・静岡ブルーレヴズ関係者らを招き、スポーツのまちをテーマにしたシンポジウムを同市見付のワークピア磐田で開く。10日から市内に在住、在勤、在学する参加者70人(先着順)を募集する。  市のスポーツ資産を今後のまちづくりにどう生かすか考える。NPOサプライズの飯倉清太代表(伊豆市)の基調講演に続き、トークセッションを行う。パネリストは静岡ブルーレヴズから山谷拓志社長と五郎丸歩CRO、ジュビロの大石隆夫アカデミーマネジメント統括部育成部長と岡田隆トップチームマネジメント部兼企画部主査、高橋和子静岡産業大スポーツ科学部学部長、草地博昭

    速報NEWS
  • 子育て団体に補助金を交付 伊豆市が創設

     伊豆市はこのほど、子育て団体を対象にイベントや教室などの事業費を助成する子育て団体応援補助金を創設した。  対象は市内に拠点があり、構成員の過半数が市民の団体。報償費や消耗品費、印刷製本費などの経費に対し、10万円を限度に2分の1を補助する。幼稚園や保育所、こども園の運営団体は対象外。  問い合わせは市子育て支援課<電0558(72)9864>へ。

    速報NEWS
  • 江川酒仕込み「順調」 伊豆英龍公を広める会 4月完成へ

     江戸末期の韮山代官江川英龍の業績発信に取り組む「江川英龍公を広める会」が、江川家が江戸中期まで醸造していた日本酒「江川酒」の製造に取り組んでいる。昨年に続き2度目の仕込み。7日に会員らが伊豆市年川の万大醸造を訪れ、順調に進む作業を見学した。  江川酒造りは当時の製法書が見つかったことを機に始まったプロジェクト。昨年、約320年ぶりに復活させた。今回は会員が醸造に使う米作りを伊豆の国市の江川邸前の田んぼで行った。収穫した900キロのうち、600キロを酒造りに充てた。  仕込み作業は先月始まり、現在は発酵が始まったもろみの状態。杜氏(とうじ)の伊奈静夫さん(74)によると、通常の酒米よりも吸水具

    速報NEWS
  • 伊豆の山崎さん夫妻 地域ビジネス紹介「女性が相談できる場を」

     伊豆市はこのほど、起業や事業展開などを学ぶ未来塾の最終講座を、市若者交流施設9izuを拠点にオンラインで開いた。  昨年5月に同市の伊豆箱根鉄道修善寺駅前にアウトドアショップを開店した移住者の山崎翔悟さん、和可奈さん夫妻が講師を務めた。県外出身の2人は移住先に伊豆を選んだ理由や物件探しで苦労した点、クラウドファンディングを活用した資金調達の流れなどを紹介した。店長を務める和可奈さんは「女性ならではの相談ができる場所が必要だと考えた」と話した。  地域ビジネスをテーマに昨年11月から毎回異なる講師を招いて全4回の講座を行った。  

    速報NEWS
  • 高校生の写真 力作30点展示 7日まで伊豆

     静岡県東部高校写真連盟は7日まで、第13回優秀作品展を伊豆市柏久保のギャラリー&スペースCotori(ことり)で開いている。  県東部の生徒が校内の日常や風景などを撮影した30点を展示した。周囲の生徒をぼかした「ソーシャルディスタンス」や、グラウンドを走る人の足の筋肉をアップで撮影した「大腿(だいたい)二頭筋」など個性が光る力作が並ぶ。  感染対策で関係者以外の来場は不可。連盟のホームページで作品を公開している。

    速報NEWS
  • 伊豆の県道に不審物 一時通行止め、中身は生活ごみ

     3日午前8時ごろ、伊豆市徳永の県道に不審物があると通行人から大仁署に通報があった。同署によると、路肩にボストンバッグと紙袋が置かれていて、同署と静岡県警機動隊爆発物対策部隊が中身を調べた結果、空き缶などの生活ごみだった。調査の影響で現場周辺が約4時間半にわたって通行止めになった。

    速報NEWS
  • 伊豆市議会 モニター委嘱 30~70代10人

     伊豆市議会はこのほど、議会運営に市民目線で意見する議会モニターの委嘱状交付を議場で行った。議会モニターの委嘱は富士市に次いで県内2例目。  議会を傍聴し、市民に分かりやすい運営に向けて意見を出す。公募で集まった33~77歳の市内在住・在勤者10人で、任期は1年間。市議会によると、人口5万人未満の市で議会モニターを設置しているのは全国で8市のみという。  議会モニターに委嘱状を手渡した小長谷順二議長は「伊豆市独自のモニター制度を確立し開かれた議会を実現したい」とあいさつ。三田忠男議会運営委員会委員長は「皆さんの力をお借りして市民のためになる議会運営を目指す」と協力を求めた。

    速報NEWS
  • 厳寒の八丁池 全面凍結、一面白く 伊豆・天城山中

     伊豆市湯ケ島の天城山中にある八丁池が、厳寒期の冷え込みにより全面凍結している。ブナなどの自然林の中に白い氷が広がる神秘的な光景が現れている。  池は標高約1200メートルに位置し、毎冬、厚い氷に覆われる。天城自然ガイドクラブによると、今冬は昨年12月下旬に最初の全面凍結を確認したという。  同クラブの土屋光示さん(62)は「八丁池は水深が浅く、凍りやすい。登山は複数人で行い、冬の装備を整えて臨んでほしい」と話した。

    速報NEWS
  • 大河ドラマ、追い風に 北条義時にちなんだ酒続々 伊豆の国

     大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の舞台で、主人公の鎌倉幕府第2代執権北条義時の出身地でもある伊豆の国市で、義時に関連した日本酒やクラフトビールが続々と登場している。関係者は「伊豆の国の歴史を感じてもらい、地域を盛り上げるきっかけになれば」と期待している。  海老屋商店(同市古奈)、福田屋商店(同市長岡)、松井酒店(同)、和泉屋(同市南江間)の酒屋4店のおかみは純米吟醸酒「義時」(720ミリリットル、1650円)と、それぞれ300ミリリットルの吟醸酒、純米吟醸酒、本醸造酒をセットにした「義時の夢」(1980円)を販売した。  「義時」のラベルには、義時夫妻の墓がある北條寺(同市南江間)の関係者が筆

    速報NEWS
  • ミャンマーの現状知って カメラマン2人、沼津で展示会

     ミャンマーのクーデターから1年になる2月1日を前に、現地の様子を伝える「クーデターの前と後 2人のジャーナリストが見たミャンマー写真展」が30日、沼津市大手町の空きビル「加藤靴店 for now」で始まった。ミャンマーに住む日本人向け情報誌の製作に当たっていた2人が、現地で撮影した写真を通じ「ミャンマーを身近に感じるきっかけにしてほしい」と訴えている。  2人は伊豆市のフリーカメラマンで元全国紙写真部員の川口敏彦さんと、昨年、国軍によって起訴、収監され、5月に帰国した北角裕樹さん。2016年に、ヤンゴンで日本人向けフリーペーパーの製作に一緒に取り組んだ間柄だという。  昨年12月に再会し、ク

    速報NEWS
  • 伊豆、伊豆の国市に配管メーカー寄付 総額1200万円

     配管メーカーのイハラサイエンス(東京都)はこのほど、工場がある伊豆、伊豆の国両市に企業版ふるさと納税の寄付金を贈った。  伊豆市には200万円を寄付した。市は子どものICT教育事業に活用する。同市への企業版ふるさと納税の寄付は同社が初めて。  伊豆の国市には1千万円を贈った。市はかわまちづくり事業費に充てる。  伊豆の国市役所で山下正行市長に目録を手渡した長岡敏社長は「地域の人に支援してもらっている。役に立ててほしい」と話した。

    速報NEWS
  • 井上靖命日に墓参り 関係者、オンラインで連携 伊豆

     伊豆市湯ケ島で幼少期を過ごした文豪井上靖の命日の29日、井上靖ふるさと会の会員らが井上が眠る同市湯ケ島の熊野山墓地を訪れた。オンラインで全国のゆかりの施設をつなぎ、関係者が手を合わせてしのんだ。  23日に予定されていた追悼行事「あすなろ忌」が感染拡大によって2年連続で中止になったため、井上靖文学館(長泉町)の学芸員徳山加陽さんが中心になって企画した。墓前では、井上の次女黒田佳子さんと会員が線香を置いて手を合わせた。あすなろ忌で表彰式を実施する予定だった井上靖コンクールの感想文部門で最優秀賞に選ばれた中伊豆小6年の青木萌々香さんの作品が披露された。  全国各地にある井上の関連施設は小規模で、

    速報NEWS
  • 修善寺紙「寒すき」最盛期 伊豆・紙谷和紙工房

     伊豆市修善寺の紙谷和紙工房で厳寒期に紙をすく「寒すき」作業が最盛期を迎えている。28日も、山の冷たい湧き水を使って、地域に伝わる「修善寺紙」作りが行われた。  修善寺紙の継承を目指す地域おこし協力隊の舛田拓人さん(29)が作業に励んだ。ミツマタなどの材料を水に溶き、専用の木枠ですくって水平に振るった。工房では気温の下がる10月から3月ごろを中心に紙作りを行っている。冷たい水を使うと材料の液体に粘りが出やすく、良質な和紙ができるという。  舛田さんは「だんだん手の感覚がなくなるが、厚みにムラができないように集中して作業している」と話した。  修善寺紙の起源は定かではないが、平家物語に登場し、源

    速報NEWS
  • 2023年12月に移転開院 起工式で安全祈願 中伊豆温泉病院

     伊豆市下白岩に新築移転するJA静岡厚生連リハビリテーション中伊豆温泉病院の建設工事起工式が28日、現地で行われた。工期は来年6月まで。同年12月の開院を予定している。  厚生連や病院、地元、施工業者の関係者ら約40人が出席し、工事の安全を願った。厚生連経営管理委員会の青山吉和会長は「今まで以上に地域に貢献したい」とあいさつした。菊地豊伊豆市長は「美しい環境の中に完成するのを心待ちにしている。地域住民の命と健康を守ってほしい」と期待した。  1967年に開院しだ同病院は老朽化などを理由に同市上白岩から新築移転する。県道沿いの約3万6千平方メートルの敷地に4病棟228床を設ける。

    速報NEWS
  • 感染対策奨励金 申請期限を延長 伊豆市、3月まで

     伊豆市は26日、県のふじのくに安全・安心認証を取得した市内の飲食店と宿泊施設を対象に給付する感染症対策促進奨励金の申請期限を3月18日まで延長する。  当初は1月31日までだったが、オミクロン株の急拡大を受けて延長した。給付額は一律で、飲食店が10万円、宿泊施設が30万円。詳細は市のホームページに掲載している。  問い合わせは市観光商工課<電0558(72)9911>へ。

    速報NEWS
  • 井上靖コンクール 入賞11作品を決定 伊豆

     伊豆市はこのほど、本年度井上靖コンクールの入賞作品11点を決めた。井上作品の読書感想文と同市の湯ケ島地区を題材にした風景画を募集し、計581作品の応募があった。  入賞者は次の通り。  【感想文小学生の部】最優秀賞 青木萌々香(中伊豆6)▽優秀賞 芹沢暁之介(修善寺南6)  【同中学生の部】最優秀賞 鬼崎耀晴(筑波大付属3)▽優秀賞 寺本有沙(同2)  【風景画小学生の部】最優秀賞 小出勇太(中伊豆6)▽優秀賞 芹沢暁之介(修善寺南6)▽佳作賞 渡辺朋香(中伊豆6)杉本優芽羽(同)福井真那斗(修善寺南4)  【同中学生の部】最優秀賞 後藤美柚里(天城2)  【同高校生の部】最優秀賞 佐久間楓

    速報NEWS
  • 国保負担金巡り算定ミス 伊豆市、国・県に1445万円返還

     伊豆市は24日、2017~20年度国民健康保険特別会計の保険基盤安定負担金の算定に誤りがあり、国と県に計1445万2663円を返還すると発表した。市一般会計には繰り入れ分の481万7552円を返還する。  市が県を経由して国に提出する同負担金の基礎数値の算定段階で、帳票の転記期日を誤ったのが原因。対象者が増えて算定額が増額となり、過大交付に至ったいう。20年11月の国民健康保険会計検査で会計検査院に指摘された。菊地豊市長は「極めて遺憾で、心からおわびする。庁内のチェック態勢を強化する」とコメントした。

    速報NEWS
  • 3議案可決、承認 伊豆市議会臨時会

     伊豆市議会は24日、臨時会を開き、1億2千万円を追加する本年度一般会計補正予算案や新中学校敷地造成工事の請負契約など3議案を原案通り可決、承認した。  補正予算では、ふるさと納税寄付金の本年度目標金額の8億円を昨年末までに達成したため、目標を1億2千万円増額の9億2千万円とした。新中学校敷地造成工事は日向地区の建設予定地で8月31日まで、土地や調整池、排水施設などを整備する。契約金額は1億8300万円。

    速報NEWS
  • 道路や狩野川美化 伊豆・本立野3団体 県、市と連携

     静岡県沼津土木事務所と伊豆市、同市本立野の3団体は21日、しずおかアダプトロードプログラムとリバーフレンドシップの同意書に調印した。官民連携で道路と河川の美化活動に取り組む。  アダプトロードプログラムは本立野新井班(酒井新二代表)、リバーフレンドシップは本立野互近助(ごきんじょ)クラブ(同)と本立野リバーフレンドシップ(鈴木忠勝代表)の計3団体が参加する。県は用具支給、市は廃棄物処分の支援を行い、3団体は区内の国道136号や狩野川の美化に協力する。  市役所で行った調印式で、池ケ谷規文所長と菊地豊市長、酒井、鈴木両代表が同意書に署名した。市内の参加団体はアダプトロードプログラムが6団体、リ

    速報NEWS
  • ワクチン3回目前倒し 伊豆市

     伊豆市は21日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、現在の感染拡大状況を踏まえて前倒しすると発表した。  2回目の接種から、65歳以上の高齢者は6カ月後、一般市民は7カ月後に接種券を発送する。高齢者の接種は当初の予定から半月ほど早い12日から始まっていて、一般市民の接種は1カ月ほど早まって3月上旬から開始できる見込み。  予約はコールセンターと専用サイトのほか、修善寺生きいきプラザと市役所各支所の特設窓口で受け付けている。

    速報NEWS
  • あすなろ忌中止 伊豆

     伊豆市の天城会館で23日に開催する予定だった井上靖をしのぶ行事「あすなろ忌」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になった。

    速報NEWS
  • ジオリア休館 1月24~28日 伊豆

     伊豆市の伊豆半島ジオパークミュージアム「ジオリア」は24~28日、館内照明のLED化工事のため、臨時休館する。

    速報NEWS
  • 伊豆・土肥金山砂金採り大会 森町の岡本さん3位

     伊豆市の観光施設「土肥金山」はこのほど、第12回砂金採り大会を同施設で行った。埼玉県の会社員熊倉一樹さん(37)が連覇した。  県内外の中学生から70代までの49人が参加した。参加者は水槽内の砂に交じった砂金を専用の皿を使って30分間で何粒集められるか競った。71粒を獲得した熊倉さんは「今回も運に恵まれた」と喜び、純金5グラムのインゴットを受け取った。  2位以下は次の通り。  2位 牛島宏樹(川崎市)3位 岡本康司(森町)

    速報NEWS
  • 伊豆縦貫道 21日夜間通行止め 月ケ瀬-大平IC間

     国土交通省沼津河川国道事務所は21日午後9時から22日午前6時まで、伊豆市の伊豆縦貫道天城北道路月ケ瀬インターチェンジ(IC)-大平IC間を、道路整備工事のため上下線で通行止めにする。

    速報NEWS
  • 津波区域、指定18道府県 創設10年、活用進まず

     津波被害の恐れがある40都道府県のうち、避難対策の強化を促す「津波災害警戒区域(イエローゾーン)」を一部でも指定しているのは静岡県など18道府県にとどまることが15日、分かった。国土交通省が昨年8月末時点の調査結果を集計した。地価下落の懸念や「千年に1度」を想定する大津波への切迫感の乏しさもあり、9月以降も大きな進展はない。警戒区域の指定をしないまま避難計画の策定などを進めている地域もあり、創設から10年を迎えても制度の活用は進んでいない。  津波災害警戒区域は東日本大震災を教訓に2011年12月に始まった制度。都道府県が浸水による人的被害の恐れがあるエリアを指定し、建物の立地状況などを加味

    速報NEWS
  • 旧家再生の施設“見学” 大学生、配信で伊豆観光授業

     静岡県内の大学生が地域の観光資源を学ぶ単位互換授業「ふじのくに学」(ふじのくに地域・大学コンソーシアム主催)の本年度最終講義が15日、オンライン形式で開かれた。静岡大や県立大など6大学の約50人が参加した。  伊豆市土肥で旧家を改築して宿泊可能にした複合施設「LOQUAT(ロクワット)西伊豆」を運営する会社の執行役員、黄昌元さん(38)らが講師を務めた。  黄さんは、施設内の店舗や客室などを巡るバーチャルツアーをライブ配信。「元にあったものの良さを残し、きちんと演出することは商業利用上で大切」と述べた。学生たちはオンライン上で施設内を“見学”し、現代的な意匠を凝らした

    速報NEWS
  • ジオ推進協に7万円余寄付 伊東・東海自動車

     東海自動車(伊東市)はこのほど、伊豆半島ジオパーク推進協議会に7万3900円を寄付した。2016年から始めた取り組みで、今年で7回目。寄付の累計は83万8810円になった。  同社が販売するニューサマーオレンジの酒「新夏蜜柑酎うめえら!」の売り上げから1本につき10円を寄付する協定を15年、協議会と締結した。寄付金は協議会の保全・研究基金に繰り入れて活用する。  伊豆市役所で協議会長の菊地豊伊豆市長に寄付を手渡した金野祥治社長は「今後も末永く役に立ちたい」と述べた。

    速報NEWS
  • 後継者未定「7割」 伊豆市商工会 事業承継アンケート

     伊豆市商工会はこのほど、重要施策に掲げる事業承継の会員アンケートを行った。回答のあった会員の中で後継者が決まっているのは28%で、72%が後継者が決まっていない状況であることが分かった。担当者は「傾向をつかめた。相談会などの支援に生かしたい」としている。  約900会員のうち、11月末までに213会員から回答があった。56%は後継者候補もいなく、今後見つけられない場合は42%が「廃業」、14%が「廃業したくないがせざるを得ない」、15%が「第三者でも構わないので譲りたい」、29%が「考えがまとまらない」と答えた。  後継者が決まっている会員のうち、72%は承継時期を10年以内と回答。担当者に

    速報NEWS
  • 2023年度「土肥留学」開始へ 伊豆総合高分校、県外生徒募集

     静岡県教委は14日、伊豆総合高土肥分校(伊豆市)について、2023年度入学者選抜から県外生徒(土肥留学生)の募集を始める方針を決めたと発表した。22年4月から首都圏を中心とした全国の中学生に対し、地域連携や少人数教育、マリンスポーツなど同校の特色を広報し、年間5人程度の受け入れを目指す。  県外募集は川根高に続き県内2例目。地域住民と市、学校でつくる「土肥分校魅力化推進協議会」が7日、県外生徒の募集を県教委に要望していた。7月に行う23年度入学者選抜実施要領の策定で正式決定する。18年度入学から導入した川根高では受験生の進路が固まる夏以降に広報活動を始めた影響で初年度の入学生がゼロだったため

    速報NEWS
  • 田島征三さんの絵本原画展 伊豆のギャラリーで開催

     伊豆市柏久保のギャラリー&スペース「Cotori(ことり)」で23日まで、伊東市在住の絵本作家田島征三さんの絵本原画展が開かれている。  「ちきゅうがわれた!」と「とわちゃんとシナイモツゴのトトくん」の2作品を中心とした原画を展示した。命や平和、環境などをテーマにした力強いタッチの作品が並ぶ。坪内ゆみ代表は「自然あふれる伊豆で見てもらうことに価値がある」と語った。  火、水曜は休み。感染対策のため、来場は予約制。問い合わせは同施設<電070(2219)1232>へ。

    速報NEWS
  • 軽トラ盗んだ疑い 長泉の男逮捕 

     大仁署は14日、窃盗の疑いで長泉町の職業不詳の男(60)を逮捕した。逮捕容疑は同日午後2時ごろ、伊豆市の病院敷地内で同市の農業男性(81)の軽トラック1台(30万円相当)を盗んだ疑い。同署は男の刑事責任能力の有無などを慎重に調べている。

    速報NEWS
  • 伊豆、伊豆の国で出初め式 消防団員表彰

     伊豆、伊豆の国の両市消防団はこのほど、両市内でそれぞれ出初め式を開き、功労のあった団員の表彰などを行った。主な表彰団員は次の通り。  ○伊豆市  【消防庁長官表彰】鈴木俊雄、西川賀己、梅原教宏、遠藤航、遠藤修、高橋芳和、土屋雅司、土屋好文、安藤祐介、鈴木規彦、鈴木貴輝、井上大介、勝呂康大、山田卓  【県消防協会長表彰】功績賞、25年勤続功労章 鈴木太治▽特別功労賞、20年勤続功労章 池田亮哲、木口隆志▽功労章、15年勤続功労章 仲原正人、原康弘、井沢孝之、鈴木一輝、久保田裕紀、勝呂恭夫、梅原将行、関浩将、山田欣恒▽10年勤続功労章 夏目敏弘、山口貴弘、小川峻一、飯塚晃、植田恵輔、植田賢、野中

    速報NEWS
  • 社説(1月14日)野生鳥獣被害対策 人材育成とジビエ軸に

     イノシシやシカなど野生鳥獣が農林作物を食い荒らす被害が全国的に深刻だ。静岡県内でも2020年度、被害額は3億900万円に上った。  この状況が続けば、高齢化が進む農業者の営農意欲を減退させ、耕作放棄地や離農者の増加などにつながる。そして中山間地の管理や農山村の維持も難しくなる。  県内の被害額でみると、イノシシが42・7%、ニホンジカが25・8%と、この2種だけで7割近くを占める。21年度を最終年度とする県の行動計画は、被害額を2億9千万円以下にまで減少させることを目指した。しかし、現状では目標達成は厳しい。まず困難になった理由を幅広く検証し、次期計画で実効性を高める必要がある。  被害抑制

    速報NEWS
  • メッセージ大会と美術展入賞者表彰 静岡県すこやか長寿祭

     しずおか健康長寿財団と県は13日、県すこやか長寿祭の美術展と熟年メッセージ大会(いずれも静岡新聞社・静岡放送後援)の表彰式を静岡市駿河区のグランシップで開いた。  美術展では日本画、彫刻、書など6部門に計247点が寄せられ、60点が入賞した。長年の経験や培ってきた知識を社会に向けて発信する熟年メッセージ大会には、計63点の応募があった。同財団の佐古伊康理事長や県福祉長寿局の浦田卓靖局長らが受賞者に表彰状を手渡した。  美術展に寄せられた作品は16日まで、グランシップ6階に展示している。熟年メッセージ大会のグランプリや準グランプリ作品は、同財団のホームページで動画配信している。  主な入賞者は

    速報NEWS
  • 伊豆の文豪ゆかり 湯ケ島地区を巡る 30日から文学散歩

     伊豆市の天城湯ケ島温泉旅館組合は30、31の両日と2月3、4の両日、井上靖や川端康成など多くの文豪にゆかりのある湯ケ島地区を巡る2種類の文学散歩を実施する。  30、31の両日は老舗旅館の主人の案内で、白壁、湯本館、おちあいろうなどを訪れる。3、4の両日は井上靖の名作「しろばんば」のゆかりの地を巡る。  集合場所は天城会館で、30、31の両日は午前9時10分、3、4の両日は午前9時半から受け付けを始める。参加費は千円で、各日定員15人。組合加盟施設の宿泊者は無料。問い合わせは組合<電0558(85)1055>へ。

    速報NEWS
  • 伊豆市職員が考案 婚活自己PRにイズメンカード 22、23日「縁結びツアー」

     伊豆市は22、23の両日に市内で民間事業者とともに開催する婚活支援イベント「縁結びツアー」で、男性参加者が自身を紹介する「イズメンカード」を制作した。コミュニケーションツールとして活用して出会いのきっかけをつくり、将来的な少子化の解消につなげる。  参加する男性は20~40代の市消防団員15人。消防団の活動服を身に着けてポーズを決め、プロのカメラマンが撮影した写真を掲載した。裏面には愛称、年齢、職業などの基本情報とともに、キャッチコピー、特殊能力、先輩や後輩からの印象など会話のきっかけになりやすい内容を載せた。  プロ野球選手のカードを参考に市職員が考案した。地方暮らしを希望する女性を首都圏

    速報NEWS
  • 1月23日「あすなろ忌」 作家椎名さん講演 伊豆、井上靖しのぶ

     伊豆市湯ケ島ゆかりの文豪井上靖をしのぶ「あすなろ忌」(市、市教委、井上靖ふるさと会共催)が23日、同市の天城会館で開かれる。作家の椎名誠さんが「井上靖と椎名誠のあやしいつながり」と題して講演する。  講演は午後2時からで定員は218人。中高生の申し込みを優先し、残りは抽選する。読書感想文や風景画コンクールの表彰なども行う。  講演会の申し込みは<https://ssl.form-mailer.jp/fms/7993cda7726835>へ。

    速報NEWS
  • 泉頭城と柿田川公園モチーフ 「幻の御城印帳」発売 清水町観光案内所

     清水町観光案内所「わくら柿田川」が、町に存在した泉頭城と城跡に整備された柿田川公園をモチーフにした「幻の御城印帳」を発売した。御城印帳を通じ、城巡りのファンらに町の歴史と併せて柿田川湧水群など町の自然を紹介する。  泉頭城は戦国時代に北条氏が築き、武田軍との戦いの舞台になったとされる。城跡の景観を気に入った徳川家康が隠居城を築城しようとした史実もある。同案内所は昨年から泉頭城などの御城印を販売し、地域活性化の取り組みを始めた。  御城印帳の表紙は、同町のレーザー加工会社の須田安里代表が製作したセルロースナノファイバーを活用した台紙を使用。伊豆市の切り絵作家水口千令さんが、同公園の展望台から見

    速報NEWS
  • コロナ禍の自転車競技 伊豆で報告会 五輪パラ「無事開催」感謝

     静岡県は9日、本県が会場になった東京五輪・パラリンピック自転車競技の大会報告会を伊豆市の伊豆ベロドロームで開いた。出場選手と大会を振り返るとともに、都市ボランティアや関係市町の首長らに新型コロナウイルス禍の下で無事に開催できたことを感謝した。  五輪トラック女子オムニアム銀メダリストの梶原悠未選手(24)=筑波大院、伊豆の国市=や、パラロードレース2種目で金メダルに輝いた杉浦佳子選手(51)=楽天ソシオビジネス、掛川西高出=ら14人が登壇。川勝平太知事が「選手には1年延期を乗り越え、最高の姿を見せてもらった。ボランティアの方々には(感染対策に)苦心の上で2万人以上の観客を迎えてもらい、感動を

    速報NEWS
  • 静岡県外生徒の募集 地元協議会要望 伊豆総合高土肥分校

     伊豆総合高土肥分校(伊豆市)の入学者確保や活性化に取り組む「土肥分校魅力化推進協議会」のメンバーが7日、県庁を訪れ、2023年度入学の選抜から県外生徒を募集できるよう木苗直秀教育長に要望した。木苗教育長は「土肥の豊かな自然の中で伸び伸び学ぶことは県外の生徒にとって大きな魅力になる」と述べ、前向きに検討する考えを示した。実現すれば18年度入学から県外募集を開始した川根高に次いで県内2例目となる。  県教委は17年度に中山間地の小規模高で2年連続入学者が15人未満だった場合、翌年度の生徒募集を停止するとしている。土肥分校は18年度が6人、20年度が7人と2度募集停止の危機に陥っているが、いずれも

    速報NEWS
  • 犯罪被害者支援へ伊豆市が連携協定 大仁署とNPO

     伊豆市は6日、市犯罪被害者等支援条例が1日に施行したのに伴い、大仁署、認定NPO法人静岡犯罪被害者支援センターそれぞれと連携協力協定を締結した。  3機関の連携によって犯罪被害者らの支援を強化し、被害の軽減や早期回復などに努める。市役所で菊地豊市長が鈴木光弘署長と白井孝一理事長とそれぞれ協定書を取り交わした。  菊地市長は「市民を守る大切な施策。万が一の事案が起きた際は協力してケアしたい」と語った。鈴木署長は「連携をさらに深めて支援を充実させたい」と述べ、白井理事長は「市と連携できるのはありがたい」と感謝した。

    速報NEWS
  • 110番の適正利用 路線バスで啓発 大仁署

     大仁署は「110番の日」の10日まで、管内を走る路線バス事業者の協力を得て、バスの行き先表示器を活用して110番の適切な利用を呼び掛けている。  伊豆、伊豆の国の両市内を走る東海バスと伊豆箱根バスが回送運転時に、行き先表示器に啓発用の広報文を表示する。加藤義之地域課長は「見掛けたら110番の適正利用を再認識し、緊急でない相談やいたずらはやめてほしい」と話した。

    速報NEWS
  • コロナワクチン3回目 伊豆市、2月1日開始 予約は1月11日から

     伊豆市は4日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、65歳以上の高齢者は2月1日から始めると発表した。1月11日から予約の受け付けを始める。  予約はコールセンターのほか、修善寺生きいきプラザと市役所各支所の特設窓口で受け付ける。75歳以上には接種券に予約代行申し込みはがきを同封する。一般市民は接種券を3月中旬に発送し、4月上旬から接種を始める。医療従事者はすでに昨年12月下旬から接種を開始している。  市民文化ホールでの集団接種はモデルナ、市内医療機関約10カ所での個別接種はファイザーのワクチンを使用する。対象は昨年末までに2回目の接種を終えている約2万3200人を見込む。

    速報NEWS
  • 伊豆市仕事始め 菊地市長訓示「生産性向上を」

     伊豆市では、菊地豊市長が市民文化ホールで幹部職員約30人に「今年は生産性向上を重視する」と訓示した。  菊地市長は市民、国、県との丁寧な調整やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進、職員の心身健全などの重点事項を掲げ「(コロナ禍の)この2年を肥やしにして良い伊豆市にしよう」と呼び掛けた。

    速報NEWS
  • 駿河湾フェリー乗船者限定 御朱印が人気 久能山東照宮や浅間大社で頒布

     清水―土肥港間を結ぶ駿河湾フェリーで、静岡県中東部4市3町の神社仏閣から乗船者限定で頒布される御朱印が人気を集めている。2021年には新たに静岡、富士宮両市から久能山東照宮と富士山本宮浅間大社、静岡浅間神社が加わり、新型コロナウイルス禍で落ち込むフェリー利用の回復と地域の活性化を図っている。  船内で発行する乗船証明を持った参拝者にのみ、特別なデザインの限定御朱印を授与する。静岡市駿河区の久能山東照宮では通常の御朱印にはない徳川家家紋「葵の御紋」をあしらい、「駿河湾フェリー乗船記念」の文字を入れた。姫岡恭彦権宮司(62)は「コロナ禍の中で地域一帯を活性化するには、互いに手を取り合うことが大事

    速報NEWS
  • 3市長「かのいち」走ってみました 狩野川周辺、自転車コース紹介動画を公開 沼津/伊豆の国/伊豆

     沼津、伊豆の国、伊豆の3市でつくる狩野川周辺サイクル事業推進協議会はこのほど、狩野川周辺を巡るサイクリングコース「かのいち」の魅力を発信するため、3市の市長が実際にコースを巡るPR動画を制作した。31日まで沼津市の公式ユーチューブチャンネルで公開している。  かのいちは、沼津市口野のNUMAZUサイクルステーション静浦東を発着する約60キロと約100キロの2コースがあり、レベルに合わせて楽しめる。アプリを活用しながら全国のサイクリングコースを走破する「サイクルボール」に登録し、観光客の参加も狙う。  動画では沼津港をはじめ、伊豆の国市の韮山反射炉、伊豆市の修善寺温泉などの名所を各市長がリレー

    速報NEWS
  • 小中生が伊豆情報誌を制作 完成発表会、風景や歴史など魅力紹介

     伊豆市の子どもたちが地域の魅力を取材、執筆する地域情報誌「KURURA(くるら)」の第9号の完成発表会が26日、市内で開かれた。参加した小中学生が取材の感想や地元への思いを保護者らに語った。  市内の店舗や体験に、伊豆ならではの風景や歴史が加わることが魅力だと考え、テーマを「+IZU(プラス伊豆)」に決めた。小中学生20人がグループごとに市内各所を訪れて取材と写真撮影を行い、イラストをたくさん添えた冊子にまとめた。A4カラー判15ページ。  発表会では子どもたちが一人ずつ「伊豆にはすてきなところがたくさんある」「良い冊子ができたと自信を持って言える」などと話した。菊地豊市長は「ふるさとを分か

    速報NEWS
  • こども園など訪問 正月飾りを寄贈 伊豆市人材センター

     伊豆市シルバー人材センターは24日、手作りの正月飾りを市内の公共施設やこども園など16施設に寄贈した。  宮本市夫理事長と菊地直お飾り部会長が市役所を訪問。菊地豊市長とこども園を代表して修善寺東こども園の年長児10人が正月飾りを受け取った。宮本理事長は「良い年を迎えて楽しく過ごして」と園児に声を掛けた。普段から交流する子どもたちや作業に訪れる施設に感謝の思いを込め毎年寄贈している。

    速報NEWS
他の追っかけを読む

週間アクセスランキング

  1. コンビニ駐車場に車突っ込み4人重軽傷 会社員の男を逮捕 富士署
  2. 家康の正室 築山殿ってどんな人? 戦国の世に翻弄された悲劇の美女 今川に出自、「瀬名姫」とも
  3. Q&A 徳川家康の正室/側室ってどんな人? 何人いたの? それぞれの子どもは? 静岡市歴史博物館の学芸員さんに聞きました
  4. 「マウスピース矯正」診療所が突如閉鎖、健康被害の訴え続出 「実質0円」うたい拡大、多額ローンを抱えた患者が集団提訴
  5. ⚽J2磐田 3被弾完敗「強い球際、速い押し上げ必要」 大分と練習試合 ジュビロ磐田・鹿児島キャンプ(28日)
  6. ⚽清水エスパルス ディサロ猛アピール 中京大と練習試合、3ー0で勝利
  7. ザザ浜松にパチンコ店 西館 今春出店へ調整
  8. 救急救命士が不適切処置 富士山南東消防本部
  9. 今川氏真ってどんな人? 戦国大名・今川家の歴史に幕 後に出家して文化人に 晩年は家康と駿府で交流
  10. 露天風呂盗撮事件 公安調査庁職員を逮捕、入浴施設に侵入疑い 藤枝署など

SBSテレビチャンネル

  • 1月29日 静岡県内で1966人感染 11連続で前週下回る
  • 3000人の中高生が企業に新規プロジェクトを提案 シヅクリプロジェクト=静岡市
  • 浜松城を小学生の声で音声ガイド 2月からスマホで本格運用
  • 県内一覧
  • 全国一覧
  • あなたの静岡新聞のご案内
  • 記者名鑑
  • 利用規約
  • 推奨環境
  • プライバシーポリシー
  • 特定商取引法に基づく表記
  • お問い合わせ

Copyright The Shizuoka Shimbun and Shizuoka Broadcasting System., All rights reserved.