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空き家1棟撤去へ 伊豆市、初の略式代執行

 伊豆市は5日、倒壊の危険性がある同市湯ケ島の特定空き家1棟に対し、所有者らによる除去措置が実施されない場合、略式代執行に着手すると発表した。空き家対策特別措置法に基づく対応で、市内初の事例になる。期限は31日。
 空き家は木造2階建て、延べ床面積約116平方メートル。登記上の所有者は死亡し、相続人は存在しない。2022年11月に近隣で発生した火災の飛び火によって全焼した。以後も家屋の残骸が放置されていて、付近の住宅や市道へ飛散する危険性がある。
 市空家等対策協議会での協議を踏まえ、2月に特定空き家に認定した。
 略式代執行を実施する場合、地元住民への説明などを行う予定。

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