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三番叟稽古重ね、さあ本番 伊豆・狩野牧天神社 11月3日例大祭 児童ら12人出演

 伊豆市牧之郷の狩野牧天神社で3日に開かれる秋の例大祭に向け、保存会のメンバーが三番叟(さんばそう)の稽古に打ち込んでいる。コロナ禍の影響で同例大祭の通常開催は4年ぶりとなる。

三番叟の稽古に励む保存会のメンバー=伊豆市の狩野牧天神社
三番叟の稽古に励む保存会のメンバー=伊豆市の狩野牧天神社

 主な役として、翁(おきな)を木村謙心君(修善寺南小6年)、黒尉(くろじょう)を鈴木涼介君(同5年)、千歳(せんだい)を飯田貫太君(同2年)が務める。笛や太鼓、小鼓、地謡など総勢12人が出演する。
 千歳は若アユのように元気で生き生きと、翁は厳かに演じ、黒尉は地固め、もみ撒(ま)きを表現した二つの踊りを奉納する。約1カ月間練習を重ねた。黒尉役の鈴木君は「飛び跳ねる場面が難しいが、鈴を鳴らす楽しい動きもある。稽古の成果を本番で発揮したい」と目を輝かせた。
 三番叟は3日午後1時から同神社庁屋で奉納される。
 (大仁支局・小西龍也)

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