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ウクライナの郷土料理づくりに挑戦 伊豆で教室開催「食を通じて文化や実情知って」

 伊豆市交流協会は25日、ウクライナ料理教室を同市の修善寺生きいきプラザで開いた。三島市を中心に国際交流に取り組む原アンナさんが講師を務め、伊豆市内外の老若男女約40人がウクライナの郷土料理づくりに挑戦した。

ウクライナ料理作りに取り組む参加者ら=伊豆市の修善寺生きいきプラザ
ウクライナ料理作りに取り組む参加者ら=伊豆市の修善寺生きいきプラザ

 参加者は5、6人のグループに分かれ、トマトにナスを巻いた「ナスロール」、目玉焼きに似た「シャクシュカ」など5種類の調理を体験した。原さんによると、ウクライナ料理は野菜をたくさん使い、塩、こしょうでシンプルに味付けするのが代表的という。原さんのアドバイスを参考に、市内で生産された食材などを使って調理した。
 参加者は原さんの講話を聞きながら料理を味わい、「パンに合いそう」などと感想を語り合った。鈴木博美会長はロシアの軍事侵攻に触れ、「食文化を通じて外国の文化や実情を知ってほしい」と呼びかけた。
 教室は昨年原さんが市主催のシンポジウムで講演した縁で実施された。同協会が行う料理教室はコロナ禍の影響で4年ぶりの開催となった。

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