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豆つかみでにぎやかに 伊豆・修善寺小 創立150周年祝う

 今年創立150周年を迎えた伊豆市立修善寺小で19日、記念式典(同校150周年記念実行委主催)が開かれ、箸を使った豆つかみゲームなどで盛り上がった。在校生、卒業生らが節目を祝った。

「まめ―1グランプリ」で豆を箸で運ぶ出場者=伊豆市立修善寺小
「まめ―1グランプリ」で豆を箸で運ぶ出場者=伊豆市立修善寺小

 ゲーム名は「まめ―1グランプリ」で、現在のPTAが同校在学時にも同じゲームで遊んでいたことから復活させた。「在校生の部」と、在校生の家族と中学生以上の来場者が出場できる「一般の部」に計約50人が出場した。30秒間でおわんからおわんへどれだけ豆を運べるかを競った。
 各部で予選、さらに上位複数名で決勝も行い、優勝を決めた。8粒を運び、在校生の部で優勝した6年遠藤海来君(12)は「緊張したけど楽しかった」と喜んだ。一般の部では16粒を運んだ加藤学園暁秀中(沼津市)1年の田中珠里亜さんが優勝した。上位入賞者には地元の伝統和紙「修善寺紙」で作った表彰状や地元産の「桂流コシヒカリ」が贈られた。
 記念式典には在校生以外に、保護者や同校出身者など100人以上が訪れた。同校の歴史を振り返る動画を上映したり、修善寺の街や思い出をテーマに全校児童で取り組んだ切り絵のボードを紹介したりした。梅原教宏委員長は「笑いと活気があふれ、和気あいあいとしている学校や地域になってほしい」と願った。
 (大仁支局・小西龍也)

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