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観光施設運営の「こつ」 伊豆総合高生に指南 虹の郷統括支配人

 伊豆市の伊豆総合高で「マーケティング」の授業を選択する2年生13人がこのほど、同校で同市の観光施設「修善寺虹の郷」の山下篤統括支配人の講話に耳を傾けた。生徒は民間企業が請け負う施設管理の意義や運営のための考え方などを学んだ。

生徒を前に講話する修善寺虹の郷の山下統括支配人=伊豆市の伊豆総合高
生徒を前に講話する修善寺虹の郷の山下統括支配人=伊豆市の伊豆総合高

 虹の郷は2019年4月、同市振興公社からシダックス大新東ヒューマンサービスが運営を引き継いでいる。山下統括支配人は「行政にとっては税金の軽減、企業側には大きな資本投資がない」と指定管理制度のメリットに触れた。
 その上で、「歴史、伝統を引き継ぎつつ、時代に合った新たな運営方法を導入することが大切」と述べ、「古くからあるルールに疑問を抱き、物事を逆に考えてほしい」と民間企業ならではの運営のこつを手ほどきした。

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